JP2007274156A - マナー違反管理システム - Google Patents

マナー違反管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007274156A
JP2007274156A JP2006095102A JP2006095102A JP2007274156A JP 2007274156 A JP2007274156 A JP 2007274156A JP 2006095102 A JP2006095102 A JP 2006095102A JP 2006095102 A JP2006095102 A JP 2006095102A JP 2007274156 A JP2007274156 A JP 2007274156A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
violation
manner
smoking
management system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006095102A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4665814B2 (ja
Inventor
Yumiko Kuboki
由美子 久保木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2006095102A priority Critical patent/JP4665814B2/ja
Publication of JP2007274156A publication Critical patent/JP2007274156A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4665814B2 publication Critical patent/JP4665814B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】禁煙エリアで喫煙しているマナー違反者を特定して、マナー違反者に確実に注意等を行い、喫煙マナーの向上をはかる。
【解決手段】マナー違反管理システム10は、携帯電話端末210の識別情報と、当該携帯電話端末210の保持者の情報とを対応付けて記憶するユーザ情報記憶部116を含む。マナー違反管理システム10は、禁煙エリアに設けられたセンサ302から喫煙の検出通知を受け付け当該センサ302の位置情報を取得するとともに位置情報取得部400から、禁煙エリア内における携帯電話端末210の位置情報および当該携帯電話端末210の識別情報を取得する。マナー違反管理システム10は、これらの情報に基づき、マナー違反を行った保持者を特定し、当該保持者に関する違反情報を記憶する。
【選択図】図2

Description

本発明は、マナー違反管理システムに関する。
近年、社会で禁煙ムードが高まっており、路上での禁煙区域が設定され、違反者を取り締まるようにしている地域もある。従来、違反者の取り締まりは、警察官や自治体の監視委員が禁煙区域での路上喫煙者を見つけると、注意または罰金の督促をすることにより行われている。しかし、このような人による取り締まり方法だけでは充分でなかった。また、禁止区域での喫煙に周囲の人が気がついても、なかなか注意できず、見過ごす状態であった。そのため、いまだに禁煙区域での路上喫煙者が多く見受けられる。
特許文献1には、公共場所の複数場所でその利用者が守るべき公共のマナーに対しそのマナー違反の有無を検出するマナー違反検出手段と、公共場所の複数場所の映像を撮像する撮像手段と、マナー違反検出手段により利用者によるマナー違反が検出されたときに撮像手段により撮像される複数場所の映像のうちの利用者によるマナー違反が行われている場所の映像を公共場所の係員が認知可能に表示させる制御させる制御手段とを含む公共場所のマナー違反検出システムが開示されている。
特許文献1に記載の技術では、たとえば鉄道の駅構内等で、鉄道利用客が喫煙コーナー以外の場所でたばこを吸ったりしたときにセンサがたばこの煙を検知した場合、その場所に最も近い場所のカメラを選択し、そのカメラで得られる映像をPCディスプレイ上に表示するようになっている。これにより、駅員が、駅構内の所定場所でマナー違反である喫煙を起こっている鉄道利用客がいることがわかり、その利用客に直ちに注意を促すことが可能となる、とされている。
また、特許文献2には、遠隔地の映像情報を求める会員に、遠隔地の現在の映像情報を提供するサービスの提供を行う技術が開示されている。
特開2002−232871号公報 特開2004−328310号公報
しかし、特許文献1に記載の方法を用いても、最終的にはマナー違反者に駅員が注意する必要があるため、従来と同様、取り締まりを充分に行うことは困難である。たとえば、カメラで得られた映像がPCディスプレイ上に表示されても、駅員がいなかったり、他の仕事で手を離せないような場合は、マナー違反者に注意を促すことができない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、禁煙エリアで喫煙しているマナー違反者を特定して、マナー違反者に確実に注意等を行い、喫煙マナーの向上をはかることにある。
本発明によれば、
禁煙エリアに設置され、喫煙を検出するセンサと、前記禁煙エリア内において、識別情報が割り当てられた携帯物の位置情報を当該携帯物の識別情報とともに取得する位置情報取得部とにネットワークを介して接続されたマナー違反管理システムであって、
前記携帯物の識別情報と、当該携帯物の保持者の情報とを対応付けて記憶するユーザ情報記憶部と、
前記センサから喫煙の検出通知を受け付けるとともに、当該センサの位置情報を取得するマナー違反検出部と、
前記位置情報取得部から、前記禁煙エリア内における前記携帯物の位置情報および当該携帯物の識別情報を取得する識別情報取得部と、
前記マナー違反検出部が喫煙の検出通知を受け付けた前記センサの位置情報および前記識別情報取得部が取得した前記携帯物の位置情報を照合するとともに、前記ユーザ情報記憶部に記憶された前記携帯物の識別情報および当該携帯物の保持者の情報との対応関係に基づき、マナー違反を行った前記保持者を特定する違反者特定部と、
前記違反者特定部が特定した前記保持者に関する違反情報を記憶する違反情報記憶部と、
を含むマナー違反管理システムが提供される。
このようにすれば、喫煙禁止区域等の禁煙エリアでの喫煙をセンサが感知し、喫煙を感知したセンサの位置情報と携帯物の保持者の位置情報とを照合するとともに携帯物の識別情報に基づいてマナー違反者を特定することができる。これにより、マナー違反者の情報をデータベース化することができる。これにより、マナー違反者を把握することができ、悪質な場合には注意勧告等を行うことができる。
本発明のマナー違反管理システムは、前記違反情報記憶部に記憶された前記違反情報を所定の端末に送信する違反情報送信部をさらに含むことができる。
ここで、所定の端末は、たとえば自治体や警察署等の監督部門により管理されるものとすることができる。これにより、監督部門が注意勧告(場合によっては罰金督促)を実施することができ、喫煙マナー向上を実現することができる。
本発明のマナー違反管理システムは、当該センサ近傍の画像を取得するカメラから、前記センサが喫煙を検出した際の当該センサ近傍の画像を取得する画像取得部をさらに含むことができ、前記違反情報記憶部が記憶する前記違反情報は、前記画像取得部が取得した前記画像を含むことができる。
これにより、喫煙時の状況が映像として記憶されるので、その映像を証拠として用いたり、喫煙の有無の判断材料に用いたりすることができる。
本発明のマナー違反管理システムにおいて、前記携帯物は、携帯電話端末とすることができる。また、本発明のマナー違反管理システムにおいて、前記ユーザ情報記憶部は、前記携帯電話端末の識別情報に対応付けて当該携帯電話端末のメールアドレスを記憶することができ、前記マナー違反管理システムは、前記携帯電話端末に注意メールを送信する送信部をさらに含むことができる。
これにより、禁煙エリアで喫煙を行っているマナー違反者に略リアルタイムで注意を行うことができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、禁煙エリアで喫煙しているマナー違反者を特定して、マナー違反者に確実に注意等を行い、喫煙マナーの向上をはかることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、本実施の形態におけるマナー違反管理システム10を含むネットワーク構成を示すブロック図である。マナー違反管理システム10は、管理サーバ100および位置情報サーバ150により構成される。管理サーバ100と位置情報サーバ150とは、別々のサーバにより構成されてネットワークを介して接続されてもよく、一つのサーバ内に設けられた構成とすることもできる。
本実施の形態において、禁煙エリアには、喫煙を感知・検出するセンサ302が設置される。センサ302は、たとえば煙センサ等とすることができる。禁煙エリアには、そのエリア全体で喫煙を検出できるように、エリアの大きさに応じて複数のセンサ302が設けられる。管理サーバ100は、センサ302とネットワークを介して接続される。禁煙エリアで喫煙している喫煙者200がいると、センサ302が喫煙を検出し、喫煙の検出通知を管理サーバ100に送信する。なお、センサ302は、喫煙を検知すると、自己の位置情報とともに、喫煙の検出通知を管理サーバ100に送信することができる。また、他の例として、センサ302は、喫煙を検知すると、自己の識別情報とともに、喫煙の検出通知を管理サーバ100に送信することができる。この場合、管理サーバ100はセンサ302の識別情報と位置情報とを対応付けて記憶する記憶部を有しており、センサ302から送信される識別情報に基づき、当該センサ302の位置情報を取得することができる。これにより、管理サーバ100において、禁煙エリアで喫煙をしているマナー違反者がいること、およびその位置を把握することができる。
また、センサ302近傍には、携帯電話端末210等の携帯電話端末の位置情報を携帯電話端末の識別情報とともに取得する位置情報取得部400が設けられる。位置情報取得部400が携帯電話端末210の位置情報を取得する手法はとくに限定されず、種々の方向で携帯電話端末210の位置情報を取得することができる。位置情報取得部400は、たとえばGPS等の位置取得技術を用いて携帯電話端末210の位置情報を取得することができる。また、位置情報取得部400は、たとえば複数のロケーションレシーバにより構成することができ、複数のロケーションレシーバと携帯電話端末210との相対位置情報に基づき、携帯電話端末210の位置情報を取得することができる。位置情報取得部400は、取得した携帯電話端末210の位置情報および識別情報を、無線LAN402経由で位置情報サーバ150に送信する。
詳細には後述するが、位置情報サーバ150は、携帯電話端末の識別情報と、その携帯電話端末の保持者の情報とを対応付けて記憶するユーザ情報記憶部を有する。携帯電話端末の識別情報は、たとえば、携帯電話端末の電話番号とすることができる。保持者の情報は、たとえば、保持者の氏名や保持者を識別する識別情報等とすることができる。位置情報サーバ150は、位置情報取得部400から送信される携帯電話端末の識別情報に基づき、その保持者の情報を取得し、保持者の情報を位置情報とともに管理サーバ100に送信する。
管理サーバ100において、センサ302からの喫煙の検出通知およびセンサ302の位置情報、ならびに位置情報サーバ150からの保持者の情報および位置情報に基づき、マナー違反者を特定することができる。
さらに、センサ302近傍には、監視カメラ304が設置される。監視カメラ304は、センサ302とともに設けられてもよいが、センサ302近傍の画像を取得できれば、センサ302から離れた場所に設けられていてもよい。監視カメラ304は、各センサ302それぞれに1つずつ設けられてもよいが、複数のセンサ302に対して1つ設けられた構成とすることもできる。このような配置により、監視カメラ304は、禁煙エリアで喫煙しているマナー違反者の映像を撮像、撮影する。監視カメラ304は、撮影したマナー違反者の映像をネットワークを介して管理サーバ100に送信する。
管理サーバ100は、マナー違反者を特定すると、そのマナー違反者の保持者の情報と監視カメラ304からの喫煙者の映像とを統合し、違反者に関する違反情報として記憶する。これにより、マナー違反者に関する違反情報がデータベース化される。このようなデータベースを加工することにより、常習者リスト、注意勧告書類、罰金支払依頼書等の作成を行うことができる。
また、管理サーバ100は、予め登録されたクライアント端末(クライアントCL1・・・クライアントCLn)に、マナー違反者に関する情報を電子メール等により送信することもできる。クライアント端末は、マナー違反者を取り締まる監督者の端末とすることができる。これにより、監督者が、路上等の禁煙エリアで喫煙しているマナー違反者へ注意勧告や罰金の督促を実施することができる。
さらに、管理サーバ100は、喫煙者の携帯電話端末210に注意メールを送信することもできる。これにより、略リアルタイムで喫煙者に注意を行うことができ、禁煙エリアでの喫煙をやめさせることができる。
以上のように、本実施の形態において、管理サーバ100が種々の情報を分析し、喫煙者を特定するため、オンラインによる路上喫煙者への監視・取り締まりを行うことができる。
図2は、本実施の形態におけるマナー違反管理システム10の構成を示すブロック図である。
ここでは、管理サーバ100と位置情報サーバ150とが一つのサーバ内に設けられた構成を示す。マナー違反管理システム10は、通信制御部102、マナー違反検出部104、画像取得部106、識別情報取得部108、違反者特定部110、違反情報生成部112、違反情報送信部114、ユーザ情報記憶部116、および違反情報記憶部118を含む。センサ302および監視カメラ304は、路上システム300として構成される。
図2に示したマナー違反管理システム10の各構成要素は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。マナー違反管理システム10の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
マナー違反管理システム10は、ネットワーク500を介して、路上システム300、位置情報取得部400、クライアント端末CL、携帯電話端末210等とデータの送受信を行う。ここで、ネットワーク500は、無線LAN402(図1参照)その他の種々のネットワークを統合して示す。たとえば、マナー違反管理システム10は、インターネット等のネットワークを介してクライアント端末CLと通信することができ、携帯電話網を介して携帯電話端末210と通信することができる。通信制御部102は、ネットワーク500を介した他の端末との通信を制御する。
ユーザ情報記憶部116は、携帯電話端末210の識別情報と、当該携帯電話端末210の保持者の情報とを対応付けて記憶する。携帯電話端末210の識別情報は、たとえば電話番号とすることができる。保持者の情報は、たとえば、氏名や保持者を識別する識別番号等とすることができる。また、ユーザ情報記憶部116は、保持者が喫煙者か否かの情報や、保持者の年齢、性別等の情報を含んでもよい。
本実施の形態において、マナー違反検出部104は、センサ302から、喫煙の検出通知を当該センサ302の位置情報とともに受け付ける。識別情報取得部108は、位置情報取得部400から、禁煙エリア内における携帯電話端末210の位置情報および当該携帯電話端末210の識別情報を取得する。識別情報取得部108は、ユーザ情報記憶部116を参照して、位置情報取得部400から取得した携帯電話端末210の識別情報に対応する保持者の情報を取得する。識別情報取得部108は、携帯電話端末210の位置情報と、当該携帯電話端末210の保持者の情報とを対応付けて違反者特定部110に通知する。
違反者特定部110は、マナー違反検出部104がマナー違反を検出すると、マナー違反検出部104が取得したセンサ302の位置情報と、識別情報取得部108が取得した携帯電話端末210の位置情報とに基づき、マナー違反者を検出・特定する。
他の例として、識別情報取得部108は、携帯電話端末210の位置情報と当該携帯電話端末210の識別情報とを対応付けて違反者特定部110に通知することもできる。この場合、違反者特定部110は、マナー違反検出部104がマナー違反を検出すると、マナー違反検出部104が取得したセンサ302の位置情報と、識別情報取得部108が取得した携帯電話端末210の位置情報とに基づき、マナー違反者の携帯電話端末210の識別情報を検出する。つづいて、違反者特定部110は、ユーザ情報記憶部116を参照して、マナー違反者の携帯電話端末210の識別情報に対応する保持者の情報を取得して、マナー違反者を特定する。
画像取得部106は、センサ302近傍の画像を取得する監視カメラ304から、センサ302が喫煙を検出した際の当該センサ302近傍の画像を取得する。違反情報生成部112は、違反者特定部110が特定したマナー違反者の情報と、画像とを対応付けて違反者に関する情報を生成する。違反情報生成部112は、生成した違反者に関する情報を違反情報記憶部118に記憶する。違反情報送信部114は、予め設定されたクライアント端末CL等の端末に、違反者に関する情報を送信する。
また、一例として、ユーザ情報記憶部116は、携帯電話端末210の識別情報に対応付けて、当該携帯電話端末210のメールアドレスを記憶することができる。この場合、違反情報送信部114は、マナー違反者と特定された保持者の携帯電話端末210に、注意を促す注意メールを送信してもよい。これにより、禁煙エリアで喫煙を行っているマナー違反者に略リアルタイムで注意を行うことができる。
なお、違反者特定部110がマナー違反者を特定する際に、以下の手順を行うこともできる。一例として、たとえばユーザ情報記憶部116に、保持者が喫煙者か否か等の情報が記憶されている場合、違反者特定部110は、ユーザ情報記憶部116を参照して、保持者が喫煙者か否かに応じて、マナー違反者を特定してもよい。また、他の例として、違反者特定部110は、違反情報記憶部118を参照して、保持者が過去にマナー違反者として記憶されているか否かを考慮して、マナー違反者を特定してもよい。たとえば、あるセンサ302が喫煙を検出した場合に、そのセンサ302付近に携帯電話端末210を保持した人が複数人いるような場合、どの保持者が喫煙者なのかを判断するのが困難なことがある。このような場合に、保持者が喫煙者なのか否か、またはマナー違反を行う確率が高い人なのか否かに基づき、喫煙者を特定することにより、精度よくマナー違反者を特定することができる。
図3は、本実施の形態におけるマナー違反管理システム10の処理手順の一例を示すフローチャートである。
識別情報取得部108は、位置情報取得部400から、禁煙エリア内を通過する携帯電話端末210の識別情報をその位置情報とともに取得している(S100)。識別情報取得部108は、ユーザ情報記憶部116を参照し、位置情報取得部400から取得した携帯電話端末210の識別情報に対応する保持者の情報を取得する(S102)。いずれかのセンサ302から喫煙の検出通知があり、マナー違反検出部104がマナー違反を検出すると(S104のYES)、違反者特定部110は、識別情報取得部108が取得した携帯電話端末210の位置情報と喫煙の検出通知を行ったセンサ302の位置情報とに基づき、マナー違反者を特定する(S106)。画像取得部106は、監視カメラ304からマナー違反者の画像データを取得する(S108)。違反情報生成部112は、違反者特定部110により特定されたマナー違反者の情報と画像取得部106が取得した画像データとを対応付けて違反情報を生成する(S110)。違反情報生成部112は、生成した違反情報を違反情報記憶部118に記憶してデータベース化する。また、違反情報送信部114は、違反情報を所定のクライアント端末CLに送信する(S112)。
図4は、本実施の形態におけるマナー違反管理システム10の処理手順の他の例を示すフローチャートである。
識別情報取得部108は、位置情報取得部400から、禁煙エリア内を通過する携帯電話端末210の識別情報をその位置情報とともに取得している(S200)。いずれかのセンサ302から喫煙の検出通知があり、マナー違反検出部104がマナー違反を検出すると(S202のYES)、違反者特定部110は、識別情報取得部108が取得した携帯電話端末210の位置情報と喫煙の検出通知を行ったセンサ302の位置情報とに基づき、マナー違反者の携帯電話端末210の識別情報を特定する(S204)。違反者特定部110は、ユーザ情報記憶部116を参照し、マナー違反者の携帯電話端末210の識別情報に対応する保持者の情報を取得し、保持者を特定する(S206)。画像取得部106は、監視カメラ304からマナー違反者の画像データを取得する(S208)。違反情報生成部112は、違反者特定部110により特定されたマナー違反者の情報と画像取得部106が取得した画像データとを対応付けて違反情報を生成する(S210)。違反情報生成部112は、生成した違反情報を違反情報記憶部118に記憶してデータベース化する。また、違反情報送信部114は、違反情報を所定のクライアント端末CLに送信する(S212)。
以上のように、本実施の形態におけるマナー違反管理システム10によれば、喫煙を検出するセンサ/携帯電話端末210の位置情報サービス/監視カメラ/を連携させることにより、喫煙禁止区域等の禁煙エリアでの喫煙をセンサが感知し、位置情報サービスと携帯電話端末利用者情報により喫煙者を特定し、喫煙者の映像を取得することができる。これらの情報が監督部門(自治体・警察署等)に送付され、監督部門が注意勧告(場合によっては罰金督促)を実施することにより、喫煙マナー向上を実現することができる。
このように、本実施の形態におけるマナー違反管理システム10によれば、それぞれの情報を分析し、マナー違反者を特定するため、オンラインによる路上喫煙者への監視・取り締まりを行うことができる。これにより、監視作業の効率化を図ることが可能となる。そのため、今まで自治体、警察署等が充分監視しきれていなかった路上喫煙禁止区域等の禁煙エリアでの喫煙を日々管理することができるので、禁煙エリアでの喫煙を低減することができる。これにより、たとえば路上喫煙者を減少させることができ、美しいまちづくり、地球にやさしい環境づくりに貢献することができる。また、過去のマナー違反者をデータベース化することにより、マナー違反常習者リスト等を作成可能となるほか、データベースの情報を他自治体(他管轄の警察署)間で共有することもでき、たとえば路上喫煙者の減少に貢献することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
以上の実施の形態では、位置情報取得部400が携帯電話端末の識別情報および位置情報を取得する例を説明したが、位置情報取得部400は、携帯電話端末に限らず、たとえばRFID(Radio Frequency Identification)等の無線ICタグの識別情報および位置情報を取得することができる。この場合、マナー違反管理システム10のユーザ情報記憶部116は、無線ICタグの識別情報と、その保持者の情報とを対応付けて記憶する。このような無線ICタグを用いたシステムとして、たとえば2.45GHz帯アクティブタグを用いるWi-Fi Location Systemを用いることもできる。
本発明の実施の形態におけるマナー違反管理システムを含むネットワーク構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態におけるマナー違反管理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態におけるマナー違反管理システムの処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるマナー違反管理システムの処理手順の他の例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 マナー違反管理システム
100 管理サーバ
102 通信制御部
104 マナー違反検出部
106 画像取得部
108 識別情報取得部
110 違反者特定部
112 違反情報生成部
114 違反情報送信部
116 ユーザ情報記憶部
118 違反情報記憶部
150 位置情報サーバ
200 喫煙者
210 携帯電話端末
300 路上システム
302 センサ
304 監視カメラ
400 位置情報取得部
402 無線LAN
500 ネットワーク

Claims (5)

  1. 禁煙エリアに設置され、喫煙を検出するセンサと、前記禁煙エリア内において、識別情報が割り当てられた携帯物の位置情報を当該携帯物の識別情報とともに取得する位置情報取得部とにネットワークを介して接続されたマナー違反管理システムであって、
    前記携帯物の識別情報と、当該携帯物の保持者の情報とを対応付けて記憶するユーザ情報記憶部と、
    前記センサから喫煙の検出通知を受け付けるとともに、当該センサの位置情報を取得するマナー違反検出部と、
    前記位置情報取得部から、前記禁煙エリア内における前記携帯物の位置情報および当該携帯物の識別情報を取得する識別情報取得部と、
    前記マナー違反検出部が喫煙の検出通知を受け付けた前記センサの位置情報および前記識別情報取得部が取得した前記携帯物の位置情報を照合するとともに、前記ユーザ情報記憶部に記憶された前記携帯物の識別情報および当該携帯物の保持者の情報との対応関係に基づき、マナー違反を行った前記保持者を特定する違反者特定部と、
    前記違反者特定部が特定した前記保持者に関する違反情報を記憶する違反情報記憶部と、
    を含むマナー違反管理システム。
  2. 請求項1に記載のマナー違反管理システムにおいて、
    当該センサ近傍の画像を取得するカメラからネットワークを介して前記センサが喫煙を検出した際の当該センサ近傍の画像を取得する画像取得部をさらに含み、
    前記違反情報記憶部が記憶する前記違反情報は、前記画像取得部が取得した前記画像を含むマナー違反管理システム。
  3. 請求項1または2に記載のマナー違反管理システムにおいて、
    前記携帯物は、携帯電話端末であるマナー違反管理システム。
  4. 請求項3に記載のマナー違反管理システムにおいて、
    前記ユーザ情報記憶部は、前記携帯電話端末の識別情報に対応付けて当該携帯電話端末のメールアドレスを記憶し、
    前記マナー違反管理システムは、前記携帯電話端末に注意メールを送信する送信部をさらに含むマナー違反管理システム。
  5. 請求項1から4いずれかに記載のマナー違反管理システムにおいて、
    前記違反情報記憶部に記憶された前記違反情報を所定の端末に送信する違反情報送信部をさらに含むマナー違反管理システム。
JP2006095102A 2006-03-30 2006-03-30 マナー違反管理システム Expired - Fee Related JP4665814B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006095102A JP4665814B2 (ja) 2006-03-30 2006-03-30 マナー違反管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006095102A JP4665814B2 (ja) 2006-03-30 2006-03-30 マナー違反管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007274156A true JP2007274156A (ja) 2007-10-18
JP4665814B2 JP4665814B2 (ja) 2011-04-06

Family

ID=38676525

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006095102A Expired - Fee Related JP4665814B2 (ja) 2006-03-30 2006-03-30 マナー違反管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4665814B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101176994B1 (ko) 2011-11-25 2012-08-27 (주)휴먼케어 금연 안내 방송 시스템
KR101314279B1 (ko) * 2012-03-26 2013-10-02 (주)케이웍스 금연 구역 모니터링 시스템 및 방법
JP2015047300A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 大都販売株式会社 遊技場喫煙管理システム
JP2016116907A (ja) * 2016-02-17 2016-06-30 大都販売株式会社 管理コンピュータ
JP2016120319A (ja) * 2016-02-17 2016-07-07 大都販売株式会社 台間機組込装置
WO2017047007A1 (ja) * 2015-09-14 2017-03-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 証拠映像管理システム及び証拠映像管理方法
KR20180126187A (ko) * 2017-05-17 2018-11-27 국민대학교산학협력단 흡연 관리 장치
CN112839200A (zh) * 2020-12-25 2021-05-25 朗坤智慧科技股份有限公司 基于5g技术的电厂违章行为识别方法、系统和网络服务端
WO2021187012A1 (ja) * 2020-03-16 2021-09-23 日本電気株式会社 情報処理システム、情報処理方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体
JP7007026B1 (ja) 2020-11-05 2022-01-24 Necプラットフォームズ株式会社 喫煙監視システム、喫煙監視方法、及びプログラム
KR20220020701A (ko) * 2020-08-12 2022-02-21 경북대학교 산학협력단 금연구역 관리 서비스 방법 및 시스템

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000099857A (ja) * 1998-09-18 2000-04-07 Yoshio Mizuno 喫煙防止・事故防止・暴飲防止等の警告携帯発信受信機及び警告携帯発信受信システム
JP2002232871A (ja) * 2001-02-06 2002-08-16 Toshiba Corp 公共場所のマナー違反検出システム、公共場所の遠隔監視システム、駅構内のマナー違反検出システム、及び駅務遠隔監視システム
JP2002252879A (ja) * 2001-02-23 2002-09-06 Toshiba Corp 旋回カメラを用いたイベント連動型駅務監視システム
JP2005142690A (ja) * 2003-11-05 2005-06-02 Hitachi Ltd 情報処理装置及びその報知方法
JP2006013980A (ja) * 2004-06-28 2006-01-12 Hitachi Ltd 携帯電子機器及び携帯電子機器の機能制限システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000099857A (ja) * 1998-09-18 2000-04-07 Yoshio Mizuno 喫煙防止・事故防止・暴飲防止等の警告携帯発信受信機及び警告携帯発信受信システム
JP2002232871A (ja) * 2001-02-06 2002-08-16 Toshiba Corp 公共場所のマナー違反検出システム、公共場所の遠隔監視システム、駅構内のマナー違反検出システム、及び駅務遠隔監視システム
JP2002252879A (ja) * 2001-02-23 2002-09-06 Toshiba Corp 旋回カメラを用いたイベント連動型駅務監視システム
JP2005142690A (ja) * 2003-11-05 2005-06-02 Hitachi Ltd 情報処理装置及びその報知方法
JP2006013980A (ja) * 2004-06-28 2006-01-12 Hitachi Ltd 携帯電子機器及び携帯電子機器の機能制限システム

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101176994B1 (ko) 2011-11-25 2012-08-27 (주)휴먼케어 금연 안내 방송 시스템
KR101314279B1 (ko) * 2012-03-26 2013-10-02 (주)케이웍스 금연 구역 모니터링 시스템 및 방법
JP2015047300A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 大都販売株式会社 遊技場喫煙管理システム
WO2017047007A1 (ja) * 2015-09-14 2017-03-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 証拠映像管理システム及び証拠映像管理方法
JP2016116907A (ja) * 2016-02-17 2016-06-30 大都販売株式会社 管理コンピュータ
JP2016120319A (ja) * 2016-02-17 2016-07-07 大都販売株式会社 台間機組込装置
KR20180126187A (ko) * 2017-05-17 2018-11-27 국민대학교산학협력단 흡연 관리 장치
KR101961126B1 (ko) * 2017-05-17 2019-03-25 국민대학교산학협력단 흡연 관리 장치
WO2021187012A1 (ja) * 2020-03-16 2021-09-23 日本電気株式会社 情報処理システム、情報処理方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体
KR20220020701A (ko) * 2020-08-12 2022-02-21 경북대학교 산학협력단 금연구역 관리 서비스 방법 및 시스템
KR102375686B1 (ko) * 2020-08-12 2022-03-16 경북대학교 산학협력단 금연구역 관리 서비스 방법 및 시스템
JP7007026B1 (ja) 2020-11-05 2022-01-24 Necプラットフォームズ株式会社 喫煙監視システム、喫煙監視方法、及びプログラム
JP2022074636A (ja) * 2020-11-05 2022-05-18 Necプラットフォームズ株式会社 喫煙監視システム、喫煙監視方法、及びプログラム
CN112839200A (zh) * 2020-12-25 2021-05-25 朗坤智慧科技股份有限公司 基于5g技术的电厂违章行为识别方法、系统和网络服务端
CN112839200B (zh) * 2020-12-25 2023-01-24 朗坤智慧科技股份有限公司 基于5g技术的电厂违章行为识别方法、系统和网络服务端

Also Published As

Publication number Publication date
JP4665814B2 (ja) 2011-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4665814B2 (ja) マナー違反管理システム
US8624727B2 (en) Personal safety mobile notification system
JP6750998B2 (ja) 監視システム及び監視方法
US7236798B2 (en) Systems and methods for object location notification
US8768294B2 (en) Notification and tracking system for mobile devices
US20110130112A1 (en) Personal Safety Mobile Notification System
US20150230072A1 (en) Personal safety mobile notification system
JP2018061216A (ja) 情報表示システム及び情報表示方法
JP2005228197A (ja) 監視システム及び監視方法
CN109255937B (zh) 报警处理方法及终端设备
WO2008120971A1 (en) Method of and apparatus for providing tracking information together with environmental information using a personal mobile device
WO2006112246A1 (ja) 監視装置および管理装置
JP2009206617A (ja) 顔認証を用いた防犯システム
JP2023089295A (ja) 監視制御装置、監視方法および監視プログラム
JP2014044641A (ja) 犯罪情報管理装置および犯罪情報管理システム
JP7281505B2 (ja) 捜査支援システム及び捜査支援方法
CN113962577A (zh) 一种多体系智慧园区平台
KR101314810B1 (ko) 승객 보호 시스템 및 그 방법
US20210281886A1 (en) Wearable camera system for crime deterrence
KR102093650B1 (ko) 클라우드 기반 보안 서비스 시스템 및 방법
US7386151B1 (en) System and method for assessing suspicious behaviors
JP2017076201A (ja) 屋外設置用の防犯用監視カメラ及び該防犯用監視カメラを備えた防犯システム
GB2568678A (en) Method of monitoring video
US9479881B2 (en) Wireless communication apparatus, wireless communication system, and data processing method
TWI606426B (zh) 個人週遭環境安全通報系統與方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20090212

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101214

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20101227

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees