JP2007273091A - プリズム導光板、照明装置および電子機器 - Google Patents

プリズム導光板、照明装置および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】表示パネルとの位置がずれても輝度低下が少なく品質の良い平面光源を提供する。
【解決手段】入光端3cから入射された光を反射する複数のプリズムPが設けられたプリズム面3aと、該プリズム面に対向し、前記入射された光を全反射して伝播すると共に、前記各プリズムで反射された出射光を出射する出射面3bと、を有するプリズム導光板3であって、前記出射光が高密度で出射する前記出射面の領域に該出射光を拡散して光の視野角を広げる拡散部30を設けるように構成する。
【選択図】図13

Description

本発明は、プリズム導光板および照明装置に関し、特に、携帯電話やデジタルカメラ等の液晶表示装置に使用されるプリズム導光板および照明装置に関する。
従来、携帯電話,デジタルカメラ,パーソナルコンピュータ(PC)などに多数使われている液晶表示装置の表示部は、液晶パネルおよび平面光源ユニットにより構成されている。
ところで、例えば、液晶パネルには発光能力が無いため、液晶パネルだけでは暗くて殆ど画像を認識することが困難である。そのため、液晶パネルに表示された画像を認識するためには、液晶パネルに対して照明装置(平面光源ユニット)からの光を透過もしくは反射させることが必要である。すなわち、平面光源ユニットは、大きく2つの形式に分かれている。
図1は本発明が適用される照明装置の一例であるバックライト方式の平面光源ユニットを概略的に示す斜視図であり、図2は本発明が適用される照明装置の他の例であるフロントライト方式の平面光源ユニットを概略的に示す斜視図である。図1および図2において、参照符号1は点状光源、2は導光部材、3は導光板(プリズム導光板)、4は透過型液晶パネル、そして、4’は反射型液晶パネルを示している。
図1に示されるように、一般的に多く使用されている照明装置(平面光源ユニット)は、バックライト方式のものであり、例えば、発光ダイオード等の点状光源1、点状光源からの光を線状光に変換する導光部材2、導光部材2により変換された線状光を面状光に変換するプリズム導光板3を備える。ここで、プリズム導光板3において、複数のプリズムが形成されたプリズム面3aは図1中の下側となり、且つ、導光部材2からの線状光を全反射して伝える鏡面が設けられた出射面3bは図1中の上側となっている。
バックライト方式の平面光源ユニットは透過型液晶パネル4の裏面(図1における下側)に配置され、プリズム導光板3からの出射光L11は透過型液晶パネル4を裏面から照射し、ユーザは透過型液晶パネル4を通った透過光L12を表面(図1における上側)から観察して透過型液晶パネル4に表示された画像を認識する。なお、図1に示されるように、点状光源1の代わりに、線状光源10を使用することもできる。
図2に示されるように、フロントライト方式の平面光源ユニットは、基本的にバックライト方式の平面光源ユニットと同様の構成を有し、フロントライト方式の平面光源ユニットは反射型液晶パネル4’の表面(図2における上側)に配置される。ここで、プリズム導光板3において、プリズム面3aは図2中の上側となり、且つ、出射面3bは図2中の下側となっている。
プリズム導光板3からの出射光L21は、反射型液晶パネル4’を表面から照射する。ユーザは、反射型液晶パネル4’(反射型液晶パネル4’の裏面)により反射された反射光L22がプリズム導光板3を通過した透過光L23を観察することにより反射型液晶パネル4’に表示された画像を認識する。
ところで、例えば、電子機器の一例である携帯電話機は、近年、カメラ付きのものが一般的になっている。そして、撮影パターンとしては、主に撮影者が他の対象を撮る場合と撮影者が自分自身を撮る場合の2通りあるが、それらの場合に応じて、例えば、二つ折り携帯電話機では、カメラが表裏両面を向くように回転可能なものや同様に表示パネルが回転するもの、或いは、可動側部の表裏両面に表示パネルが設けられたもの等が提供されている。
上述した可動側の表裏両面に表示パネルがある二つ折り携帯電話機において、表示部の基本構造としては、バックライトユニットと液晶パネルのモジュールを2つ背中合わせに構成するのが一般的であるが、高価格の液晶パネルを1枚にして、その両面に平面光源ユニットを設けるようにしたものが提案されている。
図3は本発明が適用される照明装置のさらに他の例を概略的に示す斜視図であり、1つ液晶パネル40の表裏両方の面にそれぞれフロントライト方式の平面光源ユニット(プリズム導光板31および32)をバックライト方式の平面光源ユニットとして配置し、高価格の液晶パネル40をその表裏両方から観察するようにしたものが提案されている。
すなわち、透過型液晶パネル40に表示された画像を、図3における下側から観察する場合、透過型液晶パネル40の表面(図3における上側)に配置された第1のフロントライト方式の平面光源ユニット(第1のプリズム導光板31)からの出射光L31を透過型液晶パネル40の表面から照射する。透過型液晶パネル40を通った透過光L32は、さらに第2のフロントライト方式の平面光源ユニット(プリズム導光板32)を通り、ユーザは、この第2のプリズム導光板32を通った透過光L33を裏面(図3における下側)から観察して透過型液晶パネル40に表示された画像を認識する。
さらに、透過型液晶パネル40に表示された画像を、図3における上側から観察する場合、透過型液晶パネル40の裏面に配置された第2のプリズム導光板32からの出射光L34を透過型液晶パネル40の裏面から照射する。透過型液晶パネル40を通った透過光L35は、さらに第1のプリズム導光板31を通り、ユーザは、この第1のプリズム導光板31を通った透過光L36を表面から観察して透過型液晶パネル40に表示された画像を認識する。
このような、フロントライト方式の平面光源ユニットで液晶パネルを挟み込み構造やフロントライト方式の平面光源ユニットを単なるバックライト方式のものとして利用する構造の場合には、プリズム導光板31,32による光強度(輝度)の低下が問題になる。
ところで、従来、光出射面に凸状ドットパターンを有し、高転写率で且つバラツキが少なく、高輝度でバックライトなどに好適な導光板を用いたバックライトとして、脂環式構造を有する樹脂を含む成形材料の導光板において、光出射面に底部の直径が1μm〜50μmで且つ高さが0.5μm〜30μmの凸部を複数個有する導光板の光反射面に反射シートを積層し、光出射面に下向きプリズムシートおよび光拡散シートを積層したものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、輝度が高く、ドット見えが少ない導光板と下向きプリズムシートを備えるバックライトとして、熱可塑性樹脂を成形した導光板の光出射面に、平均底面積が0.8μm2〜78μm2で平均高さが0.5μm以上5μm未満の凸部、または、平均開口部面積が0.8μm2〜78μm2で平均深さが0.5μm以上5μm未満の凹部を設けた導光板の光反射面に反射シートを積層し、光出射面に下向きプリズムシートおよび拡散シートを積層したものも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、従来、暗所等での利用を可能としながら表示部の厚みを薄くした照明装置として、光源からの光を側端面から内部に導入し、内部を伝搬する光を導光板により出射面から出射させ、導光板の表裏両面に出射面を形成して、各出射面に導光板内部の伝搬光を反射させて表面側の出射面および裏面側の出射面から光を出射させるためのプリズム部を形成したものも提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2005−293940号公報 特開2005−209558号公報 特開2004−127622号公報
図4はプリズム導光板における光の伝播を模式的に説明するための図であり、図5はプリズム導光板における光の収束を模式的に説明するための図であり、そして、図6はプリズム導光板における光の伝播位置と出射光の視野特性を説明するための図である。
図4に示されるように、例えば、フロントライト方式の平面光源ユニットとして使用されるプリズム導光板3は、薄さを求められる一方、光を面状に出射する機能が必要なため、概ね、その形状は薄い板状になる。導光部材2(光源1)からの光は、プリズム導光板3の中を鏡面(出射面3b)で全反射されて伝播し、順次プリズム面3aの各プリズムP1,P2,P3,…で反射されて出射面3bからそれぞれ出射光L111,L112,L113,…として出射される。
図5に示されるように、この伝播光の特徴として、プリズム導光板3内を伝播するのに従って、すなわち、図5中の入光端3cから遠ざかる右側ほど、光の伝播方向が出射面3bと平行な方向に収束する。
そのため、図6に示されるように、プリズム導光板3の入光端3cに近い領域では、伝播光がまだ出射面3bと平行な方向に収束していないため視野特性が広い(ブロードな)出射光L101となり、また、プリズム導光板3の入光端3cに対向する反入光端3dに近い領域では、伝播光が出射面3bと平行な方向に収束しているため視野特性が狭い(ピーキーな)出射光L103となる。なお、プリズム導光板3の入光端3cと反入光端3dとの中間の領域では、ブロードな出射光L101とピーキーな出射光L103との間の視野特性を持った出射光L102となる。
図7はプリズム導光板における光出射エリアを微視的に見た図であり、図8はプリズム導光板における出射光を概略的に示す図である。
図7に示されるように、プリズム導光板3からの出射光は、出射面3b全体から均一な分布で出射するのではなく、厳密に言えば、伝播光がプリズム面3aの各プリズムP1,P2,P3,…で反射され、プリズム導光板3の出射面3bから微細間隔の縞状(帯状)の出射光L111,L112,L113,…として出射される。そして、図8に示されるように、密集した微細間隔の帯状の出射光(L111,L112,L113,…)により擬似的な面状光LPが構成される。
図9は液晶パネルの一例を拡大して示す図である。図9に示されるように、液晶パネル(例えば、透過型液晶40)を拡大して画素400のレベルで観察すると、1つの画素(ピクセル)400は、例えば、R(赤色),G(緑色)およびB(青色)のカラーフィルタを有するR用液晶部(サブピクセル)401,G用液晶402およびB用液晶403と、これら各液晶部401〜403を囲むブラックマトリックスBMで構成される。
図10はプリズム導光板を使用した表示装置(液晶モジュール)の出射光を説明するための図であり、図9におけるSL1−SL1に沿って切断した断面図を示している。ここで、図10に示す液晶モジュールは、図9に示す液晶パネル(40)およびプリズム導光板3(平面光源ユニット)で構成されるが、図10では、G(緑色)用液晶402に対応するカラーフィルタGおよびそれを囲むブラックマトリクスBMに注目して描いている。
液晶モジュールは、各カラーフィルタをプリズム導光板3からの面状白色光が透過すると、そのカラーフィルタに対応する着色光となってカラー画像に見えるようになっているが、透過する光量はカラーフィルタを囲むブラックマトリックスBMの開口率により変化する。
すなわち、図10に示されるように、例えば、プリズム導光板3の入光端3c側と反入光端3d側とでは、ブラックマトリックスBMの位置による透過光量への影響は大きく異なり、反入光端3d側に行くほど影響が大きくなる。これは、前述したように、導光板の反入光端3d側ほど出射光の視野特性が狭くピーキーになるため(図6中の出射光L103を参照)、液晶のブラックマトリックスBMが帯状の出射エリア上に被さると、そこで遮光されるため急激に透過光量が低下する。
これに対して、入光端3c側では、出射光の視野特性が広くブロードであるため(図6中の出射光L101を参照)、出射面に垂直な光だけではなく斜めからも或る程度の光が出ているため、ブラックマトリックスBMが出射エリア上に被さっても全ての出射光が遮られずに、例えば、斜めからカラーフィルタGに入射する出射光も多くあるため、透過光量の低下は比較して小さい。フラットパネルディスプレイ(FPD)組立ての観点から考えて問題となるのは特に反入光端3d側である。
図11はプリズム導光板と液晶モジュールが適切な位置関係にある場合の出射光を説明するための図であり、図12はプリズム導光板と液晶モジュールが不適切な位置関係にある場合の出射光を説明するための図である。
図11に示されるように、ブラックマトリックスBMの開口部(カラーフィルタG)がプリズム導光板3(平面光源ユニット)から微細間隔で出射される出射光と適切な位置関係にある場合には、たとえプリズム導光板3の反入光端3d側におけるピーキーな出射光L103に対してもそれなりに十分な透過光量を確保することができる。
しかしながら、図12に示されるように、ブラックマトリックスBMの開口部がプリズム導光板3から微細間隔で出射される出射光と不適切な位置関係にある場合、すなわち、例えば、位置ずれによって液晶のブラックマトリックスBMが帯状の出射エリア上に被さるような場合、特に、プリズム導光板3の反入光端3d側におけるピーキーな出射光L103では、殆どの光がブラックマトリックスBMに遮られて、十分な透過光量(輝度)を確保することが困難になる。
このように、ブラックマトリックスBMの開口部(カラーフィルタG)の位置とプリズム導光板3から微細間隔で出射される出射光の位置(≒プリズム導光板3のプリズム面3aにおけるプリズム位置)とが不適切な位置関係にある場合、すなわち、例えば、位置ずれによって液晶のブラックマトリックスBMが帯状の微細間隔の出射光の位置に被さるような場合、カラーフィルタGを透過する光量(輝度)は、プリズム導光板3の入光端3c側と反入光端3d側とでは大きく異なり、安定した輝度スペック(面内の輝度均一性)を保証することができない。
従って、例えば、液晶モジュールを組み立てる場合、平面光源ユニットと液晶パネルとの位置合わせを高精度に行うために、CCDカメラ等を利用して位置調整および組み立てを行う比較的大きな投資の設備が必要になり、或いは、部材寸法のバラツキ等をさらに低減させる等が必要になっていた。
本発明は、上述した従来技術の課題に鑑み、表示パネルとの位置がずれても輝度低下が少なく品質の良い平面光源を提供することができるプリズム導光板、照明装置および電子機器の提供を目的とする。
本発明の第1の形態によれば、入光端から入射された光を反射する複数のプリズムが設けられたプリズム面と、該プリズム面に対向し、前記入射された光を全反射して伝播すると共に、前記各プリズムで反射された出射光を出射する出射面と、を有するプリズム導光板であって、前記出射光が高密度で出射する前記出射面の領域に該出射光を拡散して光の視野角を広げる拡散部を設けたことを特徴とするプリズム導光板が提供される。
本発明の第2の形態によれば、光源、並びに、該光源からの線状光を面状光に変換する、入光端から入射された光を反射する複数のプリズムが設けられたプリズム面と、該プリズム面に対向し、前記入射された光を全反射して伝播すると共に、前記各プリズムで反射された出射光を出射する出射面と、を有するプリズム導光板であって、前記出射光が高密度で出射する前記出射面の領域に該出射光を拡散して光の視野角を広げる拡散部を設けたプリズム導光板と、を備えることを特徴とする照明装置が提供される。
本発明の第3の形態によれば、光源、並びに、該光源からの線状光を面状光に変換する、入光端から入射された光を反射する複数のプリズムが設けられたプリズム面と、該プリズム面に対向し、前記入射された光を全反射して伝播すると共に、前記各プリズムで反射された出射光を出射する出射面と、を有するプリズム導光板であって、前記出射光が高密度で出射する前記出射面の領域に該出射光を拡散して光の視野角を広げる拡散部を設けたプリズム導光板と、を有する照明装置と、該照明装置によって照明される表示パネルと、を備えることを特徴とする電子機器が提供される。
本発明によれば、表示パネルとの位置がずれても輝度低下が少なく品質の良い平面光源を提供することができるプリズム導光板、照明装置および電子機器を提供することができる。
以下、本発明に係るプリズム導光板、照明装置および電子機器の実施例を、添付図面を参照して詳述する。
図13は本発明に係るプリズム導光板の第1実施例を説明するための図であり、図14は図13に対応する従来のプリズム導光板の一例を説明するための図である。図13および図14において、参照符号3はプリズム導光板、3aはプリズム面、3bは出射面、3cは入光端、30は拡散部、40は液晶パネル(LCD)、41および42はガラス基板、43は偏向板、44は液晶、Gは緑色のカラーフィルタ、そして、BMはブラックマトリクスを示している。
図13に示されるように、本第1実施例では、プリズム導光板3の出射面3bに拡散部30が設けられている。拡散部30は、プリズム導光板3のプリズム面3aに設けられたプリズムPで反射された出射光Lを高密度で出射するプリズム導光板3の出射面3bの領域に設けられ、この拡散部30によって出射光Lを拡散して光の視野角を広げるようになっている。
すなわち、光源(導光部材2)からの光は、入光端3cの入光面から垂直に入射してプリズム導光板3内を矢印のように伝播し、プリズム面3aに設けられたプリズムPで反射され、出射面3bの方向に向かう。この出射面3bの方向に向かった出射光Lは、出射面3bに設けられた拡散部30で拡散される。これにより、例えば、ブラックマトリックスBMがプリズムPで反射された出射光Lを遮るような位置にある場合でも、拡散部30によって出射光Lが拡散されることで、ブラックマトリックスBMの開口部(カラーフィルタG)に出射光(拡散された出射光)が照射され、十分な透過光量を確保することができるようになっている。
一方、図14に示されるように、従来のプリズム導光板3は、その出射面3bに拡散部30が設けられておらず、図12を参照して説明したように、プリズムPによって反射されて出射面3bの方向に向かった出射光Lは、そのままブラックマトリックスBMにより遮断され、特に、プリズム導光板3の反入光端3d側においては、殆どの光がブラックマトリックスBMに遮断され、カラーフィルタGには十分な出射光Lが照射されないことになる。
ここで、拡散部30は、光を拡散させる機能を持っており、メカニズム的に入光端3c側近傍の出射光の状態(ブロード)と似たような出射光にすることができる。また、出射面3b上の拡散部30は、図13に示されるように、プリズムPで反射された出射光Lが出射する範囲のみに形成されていて、例えば、フロントライト方式の平面光源ユニット等として使用する場合、このプリズム導光板3自体を透過して画像を見る場合でも表示画像(像)が歪まないようになされている。
図15は本発明に係るプリズム導光板の第1実施例における拡散部を全体的に示す斜視図である。
図15(a)に示されるように、拡散部30は、プリズム導光板3の出射面3bに対して、プリズム面3aに形成されたプリズムPと同様に連続的に形成することもできるが、図15(b)に示されるように、プリズム導光板3の出射面3bに対して、不連続に形成することもできる。
図16は本発明に係るプリズム導光板の第2実施例を模式的に示す図である。
図16に示されるように、本第2実施例のプリズム導光板は、プリズム導光板3に対して拡散部30を直接形成するのではなく、予め拡散部30が形成された部材(拡散部形成シート)300をプリズム導光板3の出射面3b上に貼り合わせて一体化するようになっている。なお、プリズム導光板3と拡散部形成シート300との密着方法は、接着,溶着或いは静電気力等の知られている様々な手法を適用することができる。
図17は本発明に係るプリズム導光板の第3実施例を模式的に示す図である。
図17に示されるように、本第3実施例のプリズム導光板は、プリズム導光板3の出射面3b上に凸プリズム形状の拡散部30を形成するようになっている。なお、凸プリズム形状の拡散部30は、前述した図15(a)のように、連続した帯状に形成してもよいが、図15(b)のように、不連続に形成してもよい。
図18は本発明に係るプリズム導光板の第4実施例を模式的に示す図であり、る。
図18に示されるように、本第4実施例のプリズム導光板は、プリズム導光板3の出射面3bに凹プリズム溝形状の拡散部30を形成するようになっている。
図19は本発明に係るプリズム導光板の第4実施例における拡散部を全体的に示す斜視図である。
図19(a)に示されるように、凹プリズム溝形状の拡散部30は、プリズム導光板3の出射面3bに対して、プリズム面3aに形成されたプリズムPと同様に連続的に形成することもできるが、図19(b)に示されるように、プリズム導光板3の出射面3bに対して、不連続に形成することもできるのはいうまでもない。
図20は本発明に係るプリズム導光板の第5実施例を模式的に示す斜視図である。
図20に示されるように、本第5実施例のプリズム導光板は、プリズム導光板3の出射面3bに凸円錐形状の拡散部30を形成するようになっている。このように、拡散部30を凸円錐形状とすることにより、凸プリズム形状よりも出射光を幅広く拡散することが可能になる。
図21は本発明に係るプリズム導光板の第6実施例を模式的に示す斜視図である。
図21に示されるように、本第6実施例のプリズム導光板は、プリズム導光板3の出射面3bに凹円錐形状の拡散部30を形成するようになっている。このように、拡散部30を凹円錐形状で、図20に示す凸円錐形状とした第5実施例と同様に、凹プリズム溝形状(凸プリズム形状)よりも出射光を幅広く拡散することができる。
図22は本発明に係るプリズム導光板の第7実施例を模式的に示す斜視図である。
図22に示されるように、本第7実施例のプリズム導光板は、プリズム導光板3の出射面3bに形成する拡散部の形状を、該プリズム導光板3の入光端3c側(領域R1)では小さな形状の拡散部30aとし、且つ、反入光端3d側(領域R2)では大きな形状の拡散部30bとするようになっている。すなわち、出射光の視野角がピーキーになるのはプリズム導光板3の反入光端3d側であるため、反入光端3d側の領域R2において出射光を広げる効果の大きい形状(大きな凸プリズム形状)の拡散部30bとしている。
なお、図22に示す第7実施例では、プリズム導光板3における光伝播方向の中心付近を境にして領域R1およびR2を設定し、領域R1では小さい形状の拡散部30aを形成し、且つ、領域R2では大きい形状の拡散部30bを形成しているが、2つの領域ではなく、多段階的に(グラデーション的に)拡散部の大きさを変化させ、或いは、連続な形状や異なる形状の組み合わせ等により、プリズム導光板の入光端側からの距離が遠ざかるに従って出射光を大きく拡散するように構成することができる。
図23は本発明に係るプリズム導光板の第8実施例を模式的に示す斜視図である。
図23に示されるように、本第8実施例のプリズム導光板は、プリズム導光板3の出射面3bに形成する拡散部30の分布密度を、該プリズム導光板3の入光端3c側(領域R1)では低くし、且つ、反入光端3d側(領域R2)では高くするようになっている。すなわち、出射光の視野角がピーキーになるのはプリズム導光板3の反入光端3d側であるため、反入光端3d側の領域R2において拡散部30を多く(緻密に)形成するようになっている。
なお、図23に示す第8実施例においても、拡散部30の分布密度を変化させるのは、2つの領域R1,R2ではなく、多段階的に拡散部の分布密度を変化させてもよく、また、プリズム導光板の入光端側では、拡散部を省略することも可能である。
図24は本発明に係る照明装置の一実施例を模式的に示す図である。
図24に示されるように、本実施例の照明装置は、プリズム導光板3の上方に液晶パネル40が配置され、たとえ拡散部30の真上にブラックマトリックスBMが位置するような場合でも、プリズムPで反射された出射光を拡散部30によって拡散してブラックマトリックスBMの開口部(カラーフィルタG)に出射光(拡散された出射光)を斜め方向から照射するようになっている。ここで、液晶パネル40は、ガラス基板41,42、偏向板43、液晶44、カラーフィルタ(G)およびブラックマトリクスBMで構成されている。なお、図24では緑色のカラーフィルタGだけを示しているが、実際には、R(赤色),G(緑色)およびB(青色)のカラーフィルタが設けられているのはいうまでもない。
図25は図24に示す照明装置における拡散部30を説明するための図である。
図25に示されるように、カラーフィルタG(B,R)は、ブラックマトリクスBMの開口部に配置され、拡散部30の形状は、各カラーフィルタ(ブラックマトリクスBMの開口部)R,G,Bより小さく形成されている。すなわち、例えば、拡散部30の形状が各カラーフィルタR,G,Bを100%全て占拠してしまうような大きさだと、各カラーフィルタと拡散部30との位置が一致したときに、真上に出射する光が減ってしまって好ましくないからである。
このように、本発明に係るプリズム導光板および照明装置によれば、プリズム導光板3のプリズムPと液晶パネル(LCD)のブラックマトリックスBMの開口部(カラーフィルタ)との組み立て上の相対的位置のミスマッチによる反入光端3d側の輝度低下を小さく抑えることができ、液晶モジュールとして安定した面内輝度の均一性を確保することが可能になる。
図26は本発明に係るプリズム導光板による光拡散を概略的に説明するための図である。
まず、図26に示されるように、一般的に、光源からの光(導光部材2からの線状光)は、プリズム導光板3の入光端3cから垂直に入射し、プリズム導光板3内を矢印のように伝播し、その伝播光がプリズム面3aに設けられたプリズムPに反射されてその出射光Lが出射面3bの方向に向かう。出射光Lは、プリズム導光板3の出射面3bに設けられた凸プリズム形状の拡散部30に入射し、屈折して出射面3b(拡散部30)から斜めに出射する。一方、凸プリズ形状の拡散部30ではなく平らな出射面3bに入射した光は、矢印(破線)のように出射面3bに対して垂直に近い角度で出射する。
図27は本発明に係るプリズム導光板による光拡散を論理的に説明するための図、図28は本発明に係るプリズム導光板によるシミュレーションモデルを説明するための図、そして、図29および図30は図28に示すシミュレーションモデルによる光度分布および出射角度を出力としたシミュレーション結果を示す図である。
図27に示されるように、プリズム導光板3の出射面3bに形成された拡散部(凸プリズム形状)30を、断面の頂角がAの二等辺三角形であると仮定し、且つ、プリズム導光板3の屈折率をN,空気中の屈折率を1とし、さらに、図28に示されるように、プリズム導光板3のプリズム面3aに形成されたプリズムの形状、並びに、凸プリズム形状および凹プリズム溝形状の拡散部30の形状を規定してシミュレーションを行った。なお、プリズム導光板3のプリズム面3aにおける隣接するプリズム間のピッチは0.5mm,各プリズムの角度は、44.5°および2.5°、さらに、プリズム導光板3は、例えば、幅が30mm,入光端3cの厚みが1mm,反入光端3dの厚みが0.5mm,そして,入光端3cから反入光端3dまでの長さが40mmのものとしてシミュレーションを行った。
図29および図30において、縦軸は光度(cd)を示し、横軸は出射光の出射角度(度:deg)を示している。なお、出射面に垂直な角度は0°であり、図29および図30におけるシミュレーション曲線S10およびS20は平坦モデル(プリズム導光板3の出射面3bに拡散部30が設けられていないもの)のものであり、0°(垂直)を中心にした幅10°程の山なりの光度分布を示している。
まず、図29に示されるように、凸プリズム形状の拡散部に関しては、例えば、拡散部30の凸プリズム形状の頂角が160°のもの(シミュレーション曲線S12)が適度に光を拡散して出射することができて適当なものと考えられる。もちろん、使用する液晶パネルの特性やブラックマトリクスBMの開口部のサイズ等の様々な条件によって、170°のもの(シミュレーション曲線S11)や150°のもの(シミュレーション曲線S13)が好ましい場合もあり得る。
また、図30に示されるように、凹プリズム溝形状の拡散部に関しては、例えば、拡散部30の凹プリズム溝形状の頂角(溝の先端の角度)が170°のもの(シミュレーション曲線S21)或いは160°のもの(シミュレーション曲線S22)が適度に光を拡散して出射することができて適当なものと考えられる。なお、凹プリズム溝形状の拡散部に関しても、条件によって他の角度のものが好ましい場合もあり得るのはいうまでもない。
以上のように、プリズム導光板3の出射面3bに凸プリズム形状または凹プリズム溝形状の拡散部30を設けることによって、また、凸または凹プリズムの頂角を調整することによって、出射光Lを出射面3bに対して斜めに出射させることが光学的にも確認された。従って、たとえ照明装置(プリズム導光板)と表示装置(液晶パネル)との相対位置が最適位置からずれたとしても、或いは、プリズム導光板の反入光端に近いピーキーな出射光しか得られないような場合でも、出射光をブロードな光として出射することができ、ブラックマトリックスの出射光干渉(遮光)による輝度低下を小さく抑え、品質の良い平面光源を提供することが可能になる。
図31は本発明に係るプリズム導光板の第9実施例を模式的に示す図であり、図32は図31に示すプリズム導光板における拡散部を拡大して示す図である。
図30および図31に示されるように、本第9実施例のプリズム導光板3の拡散部30は、凸プリズム形状の頂部(先端部)が平面になっていて、プリズムPで反射された出射光を分散することなく、そのまま出射するようになっている。すなわち、例えば、図29に示す凸プリズム形状の拡散部によるシミュレーション結果では、例えば、凸プリズム形状の頂角が160°のもの(シミュレーション曲線S12)では、拡散部の真上に出射される光の強度が少な過ぎる場合も考えられる。このような場合、拡散部30の頂部を平坦化することによって、拡散部の真上に出射する光を強くすることができる。このとき、拡散部による拡散光の強度は多少弱くなる。なお、拡散部が凹形状の場合も凹形状の頂部(溝の先端部)を平坦化することによって同様の効果が得られるのはいうまでもない。
図33は本発明が適用される電子機器の一例としての携帯電話を模式的に示す斜視図であり、図34は図33に示す携帯電話における可動側の外面を模式的に示す図である。
図33および図34に示されるように、本発明に係る照明装置は、例えば、二つ折り携帯電話機500のディスプレイ501として適用することができる。ここで、二つ折り携帯電話機500は、テンキー等の操作キーが設けられた本体側510と、ディスプレイ501が設けられた可動側511がヒンジ512で回転可能に取り付けられており、ディスプレイ501は、可動側511を開いた状態で各種の情報を表示すると共に、可動側511を閉じた状態で、例えば、カメラ(レンズ)513により操作者自身を撮影する場合に、そのカメラ513がとらえた画像を、可動側511を開いたときとは反対側のディスプレイ501’に表示させるようになっている。もちろん、可動側511を閉じたときのディスプレイ501’には時刻表示等の様々な表示を行わせることができるのはいうまでもない。
このような、二つ折り携帯電話機500のディスプレイ501(501’)は、例えば、前述した図3に示されるような1つ液晶パネルの表裏両面にそれぞれフロントライト方式の平面光源ユニット(プリズム導光板)をバックライト方式の平面光源ユニットとして配置し、高価格の液晶パネルをその表裏両方から観察するようにしたものを適用することができる。
このとき、本発明に係るプリズム導光板3は、例えば、図3におけるプリズム導光板31および32の両方に適用されることになる。
(付記1)
入光端から入射された光を反射する複数のプリズムが設けられたプリズム面と、該プリズム面に対向し、前記入射された光を全反射して伝播すると共に、前記各プリズムで反射された出射光を出射する出射面と、を有するプリズム導光板であって、
前記出射光が高密度で出射する前記出射面の領域に該出射光を拡散して光の視野角を広げる拡散部を設けたことを特徴とするプリズム導光板。
(付記2)
付記1に記載のプリズム導光板において、前記プリズムは、前記プリズム面に対して所定の間隔で帯状に設けられることを特徴とするプリズム導光板。
(付記3)
付記2に記載のプリズム導光板において、前記拡散部は、前記プリズムが設けられる所定の間隔に対応して前記出射面に設けられることを特徴とするプリズム導光板。
(付記4)
付記3に記載のプリズム導光板において、前記拡散部は、表示ユニットのブラックマトリクスの開口部に対応して設けられることを特徴とするプリズム導光板。
(付記5)
付記4に記載のプリズム導光板において、前記拡散部は、前記表示ユニットのブラックマトリクスの開口部に対して少なくとも1つが含まれるように形成されることを特徴とするプリズム導光板。
(付記6)
付記3に記載のプリズム導光板において、前記拡散部は、凸プリズム形状であることを特徴とするプリズム導光板。
(付記7)
付記3に記載のプリズム導光板において、前記拡散部は、凸円錐形状であることを特徴とするプリズム導光板。
(付記8)
付記3に記載のプリズム導光板において、前記拡散部は、凹プリズム溝形状であることを特徴とするプリズム導光板。
(付記9)
付記3に記載のプリズム導光板において、前記拡散部は、凹円錐形状であることを特徴とするプリズム導光板。
(付記10)
付記6〜9のいずれか1項に記載のプリズム導光板において、前記拡散部は、頂部が平面になっていることを特徴とするプリズム導光板。
(付記11)
付記6〜10のいずれか1項に記載のプリズム導光板において、前記拡散部は、該プリズム導光板の入光端側では形状が小さくなっており、且つ、反入光端側では形状が大きくなっていることを特徴とするプリズム導光板。
(付記12)
付記6〜10のいずれか1項に記載のプリズム導光板において、前記拡散部は、該プリズム導光板の入光端側では分布密度が低くなっており、且つ、反入光端側では分布密度が高くなっていることを特徴とするプリズム導光板。
(付記13)
付記1〜12のいずれか1項に記載のプリズム導光板において、前記拡散部は、前記プリズム導光板と一体的に形成されることを特徴とするプリズム導光板。
(付記14)
付記1〜12のいずれか1項に記載のプリズム導光板において、前記拡散部は、前記プリズム導光板と別体の拡散部形成シートに形成され、該拡散部形成シートを前記プリズム導光板に貼り合わせて該プリズム導光板と一体化することを特徴とするプリズム導光板。
(付記15)
光源と、該光源からの線状光を面状光に変換する付記1〜14のいずれか1項に記載のプリズム導光板と、を備えることを特徴とする照明装置。
(付記16)
付記15に記載の照明装置において、さらに、点光源である前記光源からの光を線状光に変換して前記プリズム導光板に供給する導光部材を備えることを特徴とする照明装置。
(付記17)
付記15または16に記載の照明装置と、該照明装置によって照明される表示パネルと、を備えることを特徴とする電子機器。
(付記18)
付記17に記載の電子機器において、前記照明装置は、前記表示パネルの一方の表示面に設けられた第1の照明装置、および、前記表示パネルの他方の表示面に設けられた第2の照明装置を備え、
前記一方の表示面における画像は、前記第2の照明装置から出射する光により表示され、且つ、前記他方の表示面における画像は、前記第1の照明装置から出射する光により表示されることを特徴とする電子機器。
(付記19)
付記18に記載の電子機器において、前記表示パネルは、透過型の液晶表示パネルであることを特徴とする電子機器。
(付記20)
付記17〜19のいずれか1項に記載の電子機器において、該電子機器は、二つ折り携帯電話機であり、前記表示パネルに表示される画像を前記第1および第2の照明装置を切り換えて可動側部の表裏いずれかで表示するようにしたことを特徴とする電子機器。
本発明は、液晶パネルを始めとして様々な表示装置の照明装置として適用することができ、特に、フロントライト方式の平面光源ユニット、或いは、バックライト方式として使用するフロントライト方式の平面光源ユニットとして好適なものである。
本発明が適用される照明装置の一例を概略的に示す斜視図である。 本発明が適用される照明装置の他の例を概略的に示す斜視図である。 本発明が適用される照明装置のさらに他の例を概略的に示す斜視図である。 プリズム導光板における光の伝播を模式的に説明するための図である。 プリズム導光板における光の収束を模式的に説明するための図である。 プリズム導光板における光の伝播位置と出射光の視野特性を説明するための図である。 プリズム導光板における光出射エリアを微視的に見た図である。 プリズム導光板における出射光を概略的に示す図である。 液晶パネルの一例を拡大して示す図である。 プリズム導光板を使用した表示装置(液晶モジュール)の出射光を説明するための図である。 プリズム導光板と液晶モジュールが適切な位置関係にある場合の出射光を説明するための図である。 プリズム導光板と液晶モジュールが不適切な位置関係にある場合の出射光を説明するための図である。 本発明に係るプリズム導光板の第1実施例を説明するための図である。 図13に対応する従来のプリズム導光板の一例を説明するための図である。 本発明に係るプリズム導光板の第1実施例における拡散部を全体的に示す斜視図である。 本発明に係るプリズム導光板の第2実施例を模式的に示す図である。 本発明に係るプリズム導光板の第3実施例を模式的に示す図である。 本発明に係るプリズム導光板の第4実施例を模式的に示す図である。 本発明に係るプリズム導光板の第4実施例における拡散部を全体的に示す斜視図である。 本発明に係るプリズム導光板の第5実施例を模式的に示す斜視図である。 本発明に係るプリズム導光板の第6実施例を模式的に示す斜視図である。 本発明に係るプリズム導光板の第7実施例を模式的に示す斜視図である。 本発明に係るプリズム導光板の第8実施例を模式的に示す斜視図である。 本発明に係る照明装置の一実施例を模式的に示す図である。 図24に示す照明装置における拡散部を説明するための図である。 本発明に係るプリズム導光板による光拡散を概略的に説明するための図である。 本発明に係るプリズム導光板による光拡散を論理的に説明するための図である。 本発明に係るプリズム導光板によるシミュレーションモデルを説明するための図である。 図28に示すシミュレーションモデルによる光度分布および出射角度を出力としたシミュレーション結果を示す図(その1)である。 図28に示すシミュレーションモデルによる光度分布および出射角度を出力としたシミュレーション結果を示す図(その2)である。 本発明に係るプリズム導光板の第9実施例を模式的に示す図である。 図31に示すプリズム導光板における拡散部を拡大して示す図である。 本発明が適用される電子機器の一例としての携帯電話を模式的に示す斜視図である。 図33に示す携帯電話における可動側の外面を模式的に示す図である。
符号の説明
1 点状光源
2 導光部材
3;31,32 プリズム導光板
3a プリズム面
3b 出射面
3c 入光端
3d 反入光端
4 透過型液晶パネル
4’ 反射型液晶パネル
40 液晶パネル
500 二つ折り携帯電話機
501,501’ ディスプレイ
510 本体側
511 可動側
512 ヒンジ
513 カメラ(レンズ)

Claims (5)

  1. 入光端から入射された光を反射する複数のプリズムが設けられたプリズム面と、該プリズム面に対向し、前記入射された光を全反射して伝播すると共に、前記各プリズムで反射された出射光を出射する出射面と、を有するプリズム導光板であって、
    前記出射光が高密度で出射する前記出射面の領域に該出射光を拡散して光の視野角を広げる拡散部を設けたことを特徴とするプリズム導光板。
  2. 請求項1に記載のプリズム導光板において、前記プリズムは、前記プリズム面に対して所定の間隔で帯状に設けられることを特徴とするプリズム導光板。
  3. 請求項2に記載のプリズム導光板において、前記拡散部は、前記プリズムが設けられる所定の間隔に対応して前記出射面に設けられることを特徴とするプリズム導光板。
  4. 光源と、該光源からの線状光を面状光に変換する請求項1〜3のいずれか1項に記載のプリズム導光板と、を備えることを特徴とする照明装置。
  5. 請求項4に記載の照明装置と、該照明装置によって照明される表示パネルと、を備えることを特徴とする電子機器。
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