JP2007272880A - アイコン生成装置、アイコン生成プログラムおよびアイコン生成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】記憶蓄積されたデータファイルの存在をアイコン画像によって表示する場合に、そのアイコン画像からデータファイルのデータ内容を容易に把握し得るようにする。
【解決手段】データファイルのデータ内容に基づいて当該データ内容を反映させたアイコン画像を生成するとともに、一つのデータファイルについて複数態様のアイコン画像を生成し得るアイコン生成部13と、前記複数態様のいずれかを選択する表示態様決定手段14と、前記データファイルの存在を示すアイコンとして、前記アイコン生成部13が生成したアイコン画像で、前記表示態様決定手段14で選択された態様のものを表示する表示部15と、を備えてアイコン生成装置を構成する。
【選択図】図1
【解決手段】データファイルのデータ内容に基づいて当該データ内容を反映させたアイコン画像を生成するとともに、一つのデータファイルについて複数態様のアイコン画像を生成し得るアイコン生成部13と、前記複数態様のいずれかを選択する表示態様決定手段14と、前記データファイルの存在を示すアイコンとして、前記アイコン生成部13が生成したアイコン画像で、前記表示態様決定手段14で選択された態様のものを表示する表示部15と、を備えてアイコン生成装置を構成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、データファイルの存在を示すためのアイコン画像を表示するアイコン表示装
置、アイコン生成プログラムおよびアイコン生成方法に関する。
置、アイコン生成プログラムおよびアイコン生成方法に関する。
近年、GUI(Graphical User Interface)技術が広く利用されているが、その中でも特に利用されてものとして、アイコン画像によるオブジェクト表示が挙げられる。すなわち、GUI環境下では、データファイルやこれを格納するフォルダ等のオブジェクトが「アイコン」と呼ばれる小さな画像によって表現されることが一般的である。このようなアイコン表示は、コンピュータのみならず、様々な製品分野に適用されている。
その一例として、例えば、波形の測定結果をアイコン画像として抽出し表示する機能を有したデジタル・オシロスコープがある(例えば、特許文献1参照)。このデジタル・オシロスコープによれば、波形の測定結果が記憶蓄積されている場合に、その測定結果の小型レンダリングがアイコン画像としてディスプレイ上に表示されるので、その表示を参照しつつ所望するアイコン画像(所望する測定結果の小型レンダリング)を選択すれば、そのアイコン画像に対応する測定結果がフルサイズでディスプレイ表示されるようになっている。
その一例として、例えば、波形の測定結果をアイコン画像として抽出し表示する機能を有したデジタル・オシロスコープがある(例えば、特許文献1参照)。このデジタル・オシロスコープによれば、波形の測定結果が記憶蓄積されている場合に、その測定結果の小型レンダリングがアイコン画像としてディスプレイ上に表示されるので、その表示を参照しつつ所望するアイコン画像(所望する測定結果の小型レンダリング)を選択すれば、そのアイコン画像に対応する測定結果がフルサイズでディスプレイ表示されるようになっている。
ところで、GUI環境下では、記憶蓄積されたデータファイル等をその記憶蓄積領域から取り出す場合に、所望のデータファイル等を容易に見つけ出せ得ることが望まれている。この点、上述したデジタル・オシロスコープによれば、波形の測定結果の小型レンダリングがアイコン画像として表示されるので、そのアイコン画像を参照することによって、対応する測定結果の概要を把握することが可能となる。
しかしながら、記憶蓄積されるデータファイル等の中には、一つの表示態様のみではそのデータ内容を容易に把握し得ないものも存在する。例えば、ある事象やトラブル等を解析するためのシミュレーションの結果をデータ内容とするデータファイルは、そのデータ内容が複雑であるため、複数態様の表示に拠らなければ、そのデータ内容を的確に把握し得ないこともある。つまり、アイコン画像として単にデータ内容の小型レンダリングを一つの表示態様のみで表示しても、そのアイコン画像がデータ内容を的確に反映させたものであるとは限らない。したがって、従来におけるアイコン画像の表示技術では、必ずしも所望のデータファイル等を容易に見つけ出せるとは言えない。
そこで、本発明は、記憶蓄積されるデータファイル等が複雑なデータ内容のものであっても、所望のデータファイル等を容易に見つけ出すことを可能とし、これによりGUI操作者(ユーザ)にとっての利便性を向上させることのできるアイコン生成装置、アイコン生成プログラムおよびアイコン生成方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために案出されたアイコン生成装置で、複数の表示態様から、各データファイルに対して1つの表示態様をユーザが選択できるようにする態様選択部と、前記各データファイルのアイコンを各データファイルに対して選択された表示態様で表示するための前記各データファイルのアイコンデータを生成するアイコン生成部とを備え、前記アイコン生成部は各データファイルの生成された前記アイコンデータを出力することを特徴とする。
また、本発明は、上記目的を達成するために案出されたアイコン生成プログラムで、コンピュータを複数の表示態様から、各データファイルに対して1つの表示態様をユーザが選択できるようにする態様選択部と、各データファイルのアイコンを各データファイルに対して選択された表示態様で表示するための各データファイルのアイコンデータを生成するアイコン生成部と、前記アイコン生成部は前記各データファイルの生成されたアイコンデータを出力するように機能させることを特徴とする。
また、本発明は、上記目的を達成するために案出されたアイコン生成方法で、複数の表示態様から、各データファイルに対して1つの表示態様をユーザが選択できるようにする態様選択ステップと、各データファイルのアイコンを各データファイルに対して選択された表示態様で表示するための各データファイルのアイコンデータを生成するアイコン生成ステップと、アイコン生成部は各データファイルの生成されたアイコンデータを出力するステップとを備えることを特徴とする。
上記構成のアイコン生成装置およびアイコン生成プログラム並びに上記手順のアイコン生成方法によれば、データファイルのデータ内容を反映させたアイコン画像を生成して表示するが、そのアイコン画像の生成にあたり一つのデータファイルについて複数態様のアイコン画像を生成し得るとともに、これら複数態様の中から選択された態様のものを表示するようになっている。「複数態様」としては、例えばXY前記空間におけるシミュレーション解析結果をデータ内容とするデータファイルについてのものであれば、XY断面についての解析結果を表示する態様、Y前記断面についての解析結果を表示する態様、X前記断面についての解析結果を表示する態様等が挙げられる。つまり、複数態様によるアイコン画像の表示に対応し得るとともに、選択によって当該アイコン画像の表示態様を可変させ得るのである。しかも、表示される態様は、いずれも、データファイルのデータ内容が反映されたものである。したがって、一つの表示態様のみではそのデータ内容を容易に把握し得ない場合であっても、アイコン画像の表示態様を適宜可変させることで、そのデータ内容を的確に把握し得るようになる。
以上のように、本発明では、データファイルのデータ内容を反映させたアイコン画像を表示しつつ、そのアイコン画像の表示態様を適宜可変させ得るようになっているので、データファイルのデータ内容が複雑なものであっても、表示されたアイコン画像を参照することで、所望のデータファイルを容易に見つけ出すことが可能となる。したがって、GUI操作者(ユーザ)にとっては、非常に利便性の高いものとなる。
以下、図面に基づき本発明に係るアイコン生成装置、アイコン生成プログラムおよびアイコン生成方法について説明する。
先ず、本発明の実施形態に係るアイコン生成装置の概略構成について説明する。なお、本実施形態では、熱流体計算シミュレーションを行う熱流体計算シミュレータにアイコン生成装置を適用した場合、すなわち当該熱流体計算シミュレータがアイコン生成装置である場合を例に挙げて説明する。図1は、熱流体計算シミュレータの概略構成例を示すブロック図である。
図1(b)は本実施形態の熱計算シミュレータのブロック図である。図1(b)に示すように、本実施形態の熱流体計算シミュレータは、熱流体計算シミュレーションの解析結果であるデータファイルを記憶蓄積するデータ保存装置1と、熱流体計算シミュレータの操作者(ユーザ)に対する情報出力を行うためのディスプレイ装置からなる表示装置2と、そのユーザが熱流体計算シミュレータに対する情報入力を行うためのキーボードやマウス等からなる入力装置3と、熱流体計算シミュレーションを行う計算実行装置4と、を備えて構成されている。データ保存装置1はハードディスク(HDD)、RAM、フラッシュメモリなどによって実現される。計算実行装置4は例えばCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等を有するコンピュータである。
また、図1(a)は図1(b)に示された計算実行装置4の機能ブロック図である。計算実行装置4は、図1(a)に示すように、シミュレーション部11およびオペレーティングシステム12に加えて、アイコン生成部13、表示態様選択部14および表示部15を備えている。
シミュレーション部11は、データ保存装置1に記憶されたデータやパラメータ及び/または入力装置3で入力されたデータやパラメータ等を基にしつつ、熱流体計算シミュレーションを行う。この熱流体計算シミュレーションについては、公知技術を利用して実行すればよいため、ここではその詳細な説明を省略する。また、シミュレーション部11が行う処理は、必ずしも熱流体計算シミュレーションである必要はない。例えば、シミュレーション部11は強度解析シミュレーションや材料物性解析シミュレーションといった他の公知技術によるシミュレーション処理を行ってもよい。
オペレーティングシステム12は、計算実行装置4全体の動作制御を行う。このオペレーティングシステム12が行う動作制御の一例としては、データ保存装置1、表示装置2または入力装置3との間のデータ授受に関する制御が挙げられる。
アイコン生成部13は複数の表示態様でアイコンを生成可能とする。データ記憶装置1に記憶されたそれぞれのデータファイルに対して、表示態様選択部14は該複数の表示態様の少なくとも1つの表示態様を選択する。表示態様選択部14は入力装置3を介して入力された情報、すなわち入力装置3を操作するユーザによって入力された指示に基づいて該選択を行ってもよい。言い換えると、表示態様選択部14はデータ記憶装置1に記憶されたそれぞれのデータファイルに対して、複数の表示態様から少なくとも1つの表示態様をユーザに選択させてもよい。かわりに、表示態様選択部14は予めの設定(デフォルト設定)に基づいてこの選択を行ってもよい。例えば、データ記憶装置1にデータファイルが記憶される時、すなわちデータファイルが閉じられる時、表示装置2が現在データファイルを表示している表示態様をデフォルト設定として扱ってもよい。この場合、表示態様選択部14は表示装置2が現在データファイルを表示している表示態様を選択する。また、デフォルト設定はデータファイルのデータフォーマットごとに予め設定されていてもよい。
データ保存装置1が記憶蓄積する各データファイルのデータ内容及びデータファイルごとに選択された少なくとも1つの表示態様に基づいて、そのデータ内容を反映させたアイコン画像を生成する。言い換えると、アイコン生成部13はデータファイルごとに選択された少なくとも1つの表示態様で各データファイルのアイコンを表示する各データファイルのアイコンデータを生成する。そして、アイコン生成部13は生成したアイコンデータ(アイコン画像)をオペレーションシステム14へと出力してもよい。また、アイコン生成部13は生成したアイコンデータ(アイコン画像)を計算実行装置4のRAM及びデータ記憶装置1のいずれかに記憶してもよい。データ内容を反映させたアイコン画像としては、詳細を後述するように、例えば当該データ内容によって特定される画像の全体を縮小した縮小画像や、該データ内容によって特定される画像の要部の倍率を変更した要部拡縮画像が挙げられる。ただし、アイコン生成部13では、一つのデータファイルについて、複数態様のアイコン画像を生成し得るようになっている。複数態様は、それぞれが互いに異なる態様である。ここで、データファイルがXY前記空間におけるシミュレーション解析結果をデータ内容として有しているとする。この場合、XY断面についての解析結果を表示する表示態様、Y前記断面についての解析結果を表示する表示態様、X前記断面についての解析結果を表示する表示態様等を複数の表示態様の例として挙げられる。また、複数の表示態様の別の例として、解析結果を等高線表示する表示態様、解析結果をベクトル表示する表示態様、解析結果を粒子分布表示する表示態様、解析結果を粒子軌跡表示する表示態様、解析結果を散布図、線グラフ、棒グラフ、円グラフ、レーダーチャート等各種グラフ表示する表示態様も挙げられる。表示態様選択部14がデータファイル(解析結果)ごとに前者の例から1つの表示態様を、後者の例から1つの表示態様を選択し、アイコン生成部13が選択された両方の表示態様で各データファイルのアイコンを表示する各データファイルのアイコンデータを生成してもよい。この例においては、前者の例のいずれの表示態様と後者の例のいずれの表示態様であっても互いに相容れることができる。また、シミュレーション部11が2次元平面上のシミュレーションを行う場合、表示態様選択部14は後者の例から1つの表示態様を選択するものの、前者の例からは選択しない。
表示部15は、データ保存装置1におけるデータファイルの存在を示すアイコンとして、アイコン生成部13が生成した各データファイルのアイコン画像を、表示態様選択部14で選択された表示態様で、表示装置2のディスプレイ画面上に表示させるアイコン生成部によって生成された各データファイルのアイコンデータに基づいてオペレーションシステム12が各データファイルのアイコンを表示できる場合、計算実行装置4に表示部15を設けなくてもよい。例えば、データファイルのアイコンデータが静止アイコン画像を表しており、オペレーションシステム12に適合している場合、オペレーションシステム12はこのアイコンデータに基づいてデータファイルのアイコンを表示できる。これに対して、アイコン生成部が動画のように時間とともに画像を変化させるアイコンを表すアイコンデータを生成する場合(このようなアイコンデータの生成については後述)、既存のオペレーションシステムの大半はこのようなアイコンデータをサポートしてない。この場合、表示部15が計算実行装置4に設けられる。
以上に説明したシミュレーション部11、オペレーティングシステム12、アイコン生成部13、表示態様選択部14および表示部15は、計算実行装置4におけるコンピュータとしての機能が、所定プログラムを実行することによって実現されるものである。その場合に、当該所定プログラムは、計算実行装置4へのインストールに先立ち、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されて提供されるものであっても、または有線若しくは無線による通信手段を介して配信されるものであってもよい。つまり、本実施形態で説明するアイコン生成装置は、熱流体計算シミュレータにおける計算実行装置4にインストール可能なアイコン生成プログラムによって実現することが可能である。
次に、以上のような構成の熱流体計算シミュレータ(すなわちアイコン生成装置、アイコン生成プログラムによって実現される場合を含む)における処理動作例、すなわち本発明に係るアイコン生成方法について説明する。
熱流体計算シミュレータでは、シミュレーション部11が熱流体計算シミュレーションを行うと、そのシミュレーション処理の結果であるデータファイルをデータ保存装置1が記憶蓄積する。このとき、データファイルには、固有のファイル名を付与してもよい。そして、データ保存装置1がデータファイルを記憶蓄積すると、その後の時点で、記憶蓄積されたデータファイルをデータ保存装置1から取り出して表示装置2を通じて出力することで、例えばユーザがそのデータファイルの内容についてより詳細に検討するといったことを行い得るようになる。このとき、ユーザがデータ保存装置1からの取り出しを所望するデータファイルについての指定は、表示装置2のディスプレイ画面上に各データファイルに対応するアイコン画像を一覧表示し、その中からいずれかのアイコン画像を入力装置3の操作を通じてユーザに選択させることで行うものとする。
図2は、アイコン画像の表示具体例を示す説明図である。図例では、ディスプレイ画面上に表示されるウインドウ画面内の所定領域に、「case1」、「case2」、「case3」というファイル名のデータファイルのそれぞれに対応する三つのアイコン画像A〜Cを一覧表示している場合を示している。
図2のようなアイコン画像A〜Cの表示を行う際には、先ず、アイコン生成部13がデフォルトの表示態様でアイコン画像それぞれを表示する「case1」〜「case3」のデータファイルのアイコンデータを生成する。シミュレーション部11がシミュレーション結果として各データファイルを出力した後で、アイコン生成部13は各データファイルのアイコンデータ(例えばアイコン画像A〜C)を生成し、生成したアイコンデータを対応するデータファイルに埋め込み、データファイルをデータ記憶装置1に記憶する。生成したアイコンデータを埋め込むかわりに、アイコン生成部13は生成したアイコンデータを対応するデータファイルと関連づけて、データ記憶装置1に記憶してもよい。また、表示装置2のディスプレイ画面上へ表示するウインドウ画面の生成に合わせてアイコン生成部13がアイコンデータ(例えば、アイコン画像A〜C)を生成してもよい。いずれの場合でも、シミュレーション部11がシミュレーション結果として新しいデータファイルを出力すると、新しいデータファイルのアイコン画像が表示されるべきウインドウ画面が生成される前に、アイコン生成部13が新しいデータファイルのアイコンデータを生成する。
また、データ内容がアイコンデータに反映されるように、データファイルのデータ内容に基づいてアイコン生成部13はアイコンデータを生成する。具体的には、アイコン生成部13は以下のようアイコンデータを生成する。例えば、データ保存装置1内に記憶蓄積されたデータファイル取り出し、開く時、シミュレーション部11は必要に応じてデータファイルに処理を施し、データファイルを表示装置2のディスプレイ画面上に表示する。このときのシミュレーション部11がデータファイルを表示画面上に表示する表示態様は、シミュレーション部11のアプリケーション種類に依存する。一般には、シミュレーション部11はデータファイルのデータ内容を図表化して表示することが多い。したがって、アイコンデータを生成する際にも、データファイルのデータ内容を図表化して出力する(表示する)場合と同様の手法を用いて、アイコン生成部13はデータ内容に基づいてビットマップ画像を生成してもよい。生成するビットマップ画像は、データ内容によって特定される画像(図表化される出力画像)の全体を縮小した縮小画像であってもよい。また、生成するビットマップ画像は当該出力画像の要部(図表の特徴的な部分)の倍率を変更した要部拡縮画像(特に、要部拡大画像)であってもよい。アイコン性西部13がこのようなビットマップ画像を生成することで、その生成結果であるアイコン画像には、それぞれが対応するデータファイルのデータ内容が反映されたる。具体的には、生成されたアイコン画像は当該データ内容の概要または特徴をユーザが視認し得るようにする。なお、生成するアイコン画像は、必ずしもビットマップ画像である必要はなく、他のデータ形式のものであってもよいことは勿論である。
さらに、アイコン生成部13は一つのデータファイルに対して複数の表示態様でアイコン画像を表示するアイコンデータを生成してもよい。例えば、データ保存装置1からデータファイルを取り出し、表示装置2のディスプレイ画面上で表示する場合、一般にシミュレーション部11は互いに異なる複数の表示態様で取り出したデータファイルを表示できることが多い。具体的には、例えばデータ内容として、データファイルがXY前記空間におけるシミュレーション解析結果を有しているとする。この場合、上記の複数の表示態様は、XY断面についての解析結果を表示する表示態様、Y前記断面についての解析結果を表示する表示態様、X前記断面についての解析結果を表示する表示態様を含む。したがって、これと同様の考え方で、アイコン生成部13が複数の表示態様でアイコン画像を表示するためのアイコンデータを生成できてもよい。
ただし、一つのデータファイルについて、アイコン生成部11がアイコン画像を複数の表示態様で表示するためのアイコンデータを生成可能であると、どの表示態様でアイコン画像を表示装置2のディスプレイ画面上に表示すべきか決定する必要が生じる。各アイコン画像は対応するデータファイルの存在を示しているため、一つのデータファイルに一つのアイコン画像がすべきである。
どの表示態様でデータファイルのアイコン画像が表示されるかは、(i)アイコンデータが生成される前に表示態様が選択される第1の方法及び(ii)アイコンデータが生成された後に表示態様が選択される第2の方法のいずれかによって決定されてもよい。第1の方法では、表示態様選択部14はユーザが複数の表示態様から各データファイルに対して1つの表示態様を選択できるようにし、それからアイコン生成部13が各データファイルに対して選択された表示態様で各データファイルのアイコンを表示する各データファイルのアイコンデータを生成する。表示態様選択部14のインターフェース画面の具体例については後述する。アイコンデータの生成前にユーザが表示態様選択部14を介して複数の表示態様のいずれをも選択していない場合、アイコン生成部13はデフォルト表示態様(デフォルト設定)でアイコン画像を表示するアイコンデータを生成する。第1の方法では、アイコン生成部13は一つのデータファイルに対して、選択された表示態様でアイコン画像を表示する一つのアイコンデータを生成する。
第2の方法では、表示態様選択部14は、アイコン生成部13によって既に複数のアイコン画像が生成されているデータファイルに対して、複数の表示態様から一つの表示態様を選択する。表示態様選択部14はユーザの指示またはデフォルト設定に基づいて表示モードを選択してもよい。第2の方法では、アイコン生成部13が複数の表示態様それぞれで一つのデータファイルのアイコン画像を表示する複数のアイコンデータを生成し、それから表示態様選択部14は複数のアイコンデータから一つのアイコンデータを選択する、すなわち、複数の表示態様から一つの表示態様を選択する。選択がなされた後に、アイコン生成部は選択されたアイコンデータ以外の残りのアイコンデータを削除する。
図3は、データファイル別に個別の表示態様が予めユーザによって指示されている例を示している。ここで、データファイル別の表示態様は、ユーザが任意に指示してもよい。かわりに、予めデフォルトとなる態様が設定されていてもよい。例えば、表示態様選択部14は前回のデータ内容が閲覧された時に最後に表示された図表化画像の縮小画像をデフォルト設定として採用してもよい。また、一度も表示出力されたことのないデータファイルであれば、表示態様選択部14はデータ形式に応じてデフォルト表示態様として設定された表示態様を自動で選択してもよい。さらには、表示態様選択部14は複数の表示態様からデフォルト表示態様をユーザが選択できるようにしてもよい。
次に、表示態様選択部14のインターフェース画面の例を説明する。ユーザが表示態様を選択できるようにするために、図4に示すように表示態様選択部14は表示装置2の表示画面上にインターフェース画面50を表示する。ユーザは入力装置3を介してインターフェース画面50を操作することができる。ユーザインターフェース画面50は、サブ画面51、「OK」ボタン52、「キャンセル」ボタン53、「Display Style」用のプルダウンメニュー54、「Data Field」用のプルダウンメニュー55、「Surface」用のプルダウンメニュー56、「Show Icon View」ボタン57、「Set Icon View」ボタン58及びスライドバー59を有している。プルダウンメニュー54は複数の表示スタイルから1つの表示スタイルを選択するために用いられる。この例では、複数の表示スタイルは(i)等高線表示、(ii)ベクトル表示、(iii)粒子分布表示、(iv)粒子軌跡表示及び(v)グラフ表示を含んでいる。プルダウンメニュー55は、アイコン画像の設定が行われているデータファイルが座標フィールドに加えて複数の種類のデータフィールドを含む場合に、少なくとも1つの種類のデータフィールドを選択するために用いられる。例えば、シミュレーション部11が熱流体シミュレーションを実行する場合、シミュレーション結果のデータファイルの複数の種類のデータフィールドは流速、圧力、温度、粘土及び比重を含む。シミュレーション部11が構造解析シミュレーションを実行する場合、複数の種類のデータフィールドは例えば、変位、ヤング率及びポアソン比を含む。また、シミュレーション部11が電界解析シミュレーションを実行する場合、複数の種類のデータフィールドは例えば、電位、電荷密度、導電率及び誘電率を含む。シミュレーション結果のデータファイルの具体例については後述する。プルダウンメニュー56は複数の面から1つの面を選択するために用いられる。サブ画面51は選択された面に沿って切断されたデータファイルの断面を表示する。例えば、シミュレーション部11があるシミュレーションをXY前記空間で行う場合、複数の断面はXY平面、Y前記平面、X前記平面を含む。スライドバー59はアイコン画像を生成するデータ点の濃度を指定するために用いられる。
データファイルのアイコンデータを生成する際には、まずユーザが図示されていないユーザインターフェース(表示態様選択部14によって提供されていてもよい)を介して、データ記憶装置1に記憶されている1つのデータファイルを選択する。ここで、既に生成されたアイコンの表示態様を現在の表示態様から別の表示態様に変更するために、ユーザは既に生成されたアイコンを選択してもよい。この場合、表示態様選択部14はデータ記憶装置1から選択されたアイコンに対応するデータファイルを読み出す。
そして、ユーザはプルダウンメニュー54から1つの表示スタイルを選択し、プルダウンメニュー55から1つのデータフィールドを選択し、プルダウンメニュー56から1つの面を選択する。その後に、ユーザが「Show Icon View」ボタン57を押すと、選択された表示スタイル、データファイルの座標フィールド、データファイルの選択された種類のデータフィールド及び選択された面に基づいて、アイコン生成部13が選択されたデータファイルの一時的なアイコン画像を生成する。言い換えると、一時的なアイコン画像は、選択された表示スタイルで、データファイルの選択された種類のデータフィールドを選択された面で切断した断面を表示している。そして、表示態様選択部14は選択されたデータファイルの一時的なアイコン画像をサブ画面51に表示する。例えば、ユーザが表示スタイルとして「等高線表示」を、データフィールドとして「速度」を、面として「XY平面」を選択した場合、図4に示す一時的なアイコン画像が表示態様選択部14のサブ画面51に表示される。この一時的なアイコン画像は等高線表示(選択された表示スタイル)で、速度(選択された種類のデータフィールド)のXY断面(選択された面で切断された断面)を表示している。図4に示される状態でユーザがさらに「Set Icon View」ボタン58を押すと、アイコン生成部13は一時的なアイコン画像を選択されたデータファイルと関連付け、選択されたデータファイルのアイコンデータとして一時的なアイコン画像をデータ記憶装置1に記憶する。関連付けるかわりに、アイコン生成部13はアイコンデータ(一時的なアイコン画像)を選択されたデータファイルに埋め込み、該データファイルをデータ記憶装置1に記憶してもよい。また、アイコン生成部13はデータファイルから座標フィールド(後述)及び選択された種類のデータフィールドを抽出して、抽出したデータをアイコンデータとしてデータ記憶装置1に記憶してもよい。すなわち、「アイコンデータ」はbitmap、jpeg、gifなどの画像データに限られるものではなく、アイコンを生成するのに必要とされるデータ(上記抽出データ)でもよい。
データファイルのアイコンデータが生成された後で該データファイルを含むフォルダが開かれると、表示部15が図5に示される画面を表示装置2に表示する。すなわち、表示部15はデータファイルのアイコンデータによって表されるアイコン画像を表示する。この例では、図5に示されるアイコン画像は図4のサブ画面51に表示された一時的なアイコン画像全体の縮小画像である。しかし、アイコン生成部13によって生成されるアイコン画像(アイコンデータ)はこの例に限定されず、図4に示される一時的なアイコン画像の主要部分60の拡大または縮小画像であってもよい。さらに、表示態様選択部14はサブ画面内の主要部分60の範囲をユーザが任意に設定できるようにしてもよい。
一方、ユーザが表示スタイルとして「ベクトル表示」を、データフィールドの種類として「速度」を、面として「XY平面」を選択して「Show Icon View」ボタン57を押すと、サブ画面51に図6に示される選択されたデータファイルの一時的なアイコン画像が表示される。図6の状態でユーザが「Set Icon View」ボタン58を押すと、アイコン生成部13は一時的なアイコンデ画像を選択されたデータファイルと関連付け、選択されたデータファイルのアイコンデータとして一時的なアイコン画像をデータ記憶装置1に記憶する。このデータファイルを含むフォルダが開かれると、表示部15は図7に示されるような画面を表示装置2に表示する。
図6に示される状態において、ユーザがスライドバー59を右端(データ点の密度が最も高い)から中央の位置へとスライドさせ、「Show Icon View」ボタン57を押すと、図8に示されるような選択されたデータファイルの一時的なアイコン画像が表示される。図8において、一時的なアイコン画像は図6よりも少ないデータ点で描かれている。
アイコン生成部13によって生成されるアイコン画像の別の例を図9に示す。図9Aは表示スタイルとして「等高線表示」を、データフィールドの種類として「速度」を、面として「XY平面」を選択して生成されたアイコン画像である。すなわち、図4のサブ画面51に示される一時的なアイコン画像と同一のアイコン画像である。図9Bは表示スタイルとして「ベクトル表示」を、データフィールドの種類として「速度」を、面として「XY平面」を選択して生成されたアイコン画像である。図9Bに示されるアイコン画像は、図9Aに示されるアイコン画像と表示スタイルが異なっている。図9Cは表示スタイルとして「等高線表示」を、データフィールドの種類として「温度」を、面として「XY平面」を選択して生成されたアイコン画像である。図9Cに示されるアイコン画像は、図9Aに示されるアイコン画像と選択されたデータフィールドの種類が異なっている。図9Dは表示スタイルとして「等高線表示」を、データフィールドの種類として「圧力」を、面として「XY平面」を選択して生成されたアイコン画像である。図9Eは図9Bに示されるアイコン画像の一部を拡大して生成されたアイコン画像である。すなわち、表示態様選択部14を介してユーザが図9Bに示される主要部分60’を設定すると、アイコン生成部13は図9Bに示されるアイコン画像に基づいて、図9Eに示されるアイコン画像を生成する。図9Fは表示スタイルとして「等高線表示」を、データフィールドの種類として「圧力」を、面として「Y前記平面及び2つの平行な平面」を選択して生成されたアイコン画像である。この例では、表示態様選択部14はユーザがY前記平面に平行な2つの平面を指定できるようにしてもよい。
次にデータファイルの具体例を、図10を参照して説明する。図10に示されるデータファイルは座標フィールド(x、y、前記座標を含む)及び7種類のデータフィールド(すなわち、流速、圧力、温度、粘度、比重、熱伝導率及び比熱)を有する。ユーザがこのデータファイルを選択すると、プルダウンメニュー55には上記の7種類のデータフィールドが一覧表示され、プルダウンメニュー56には少なくとも3つの面すなわちXY平面、Y前記平面、X前記平面が一覧表示される。
ユーザがプルダウンメニュー54から「等高線表示(contour)」を、プルダウンメニュー55から「温度」を、プルダウンメニュー56から「XY平面」を選択し、「Set Icon View」ブタン58を押した時、アイコン生成部13はアイコンデータの生成するための最小限のデータを少なくとも含む、例えば図11に示すようなサブデータファイルを生成し、サブデータファイルをアイコンデータとしてデータ記憶装置1に保存してもよい。図11に示されるサブデータファイルは座標フィールドと選択されたデータフィールド(すなわち「温度」フィールド)を含んでいる。アイコン生成部13はサブデータファイルをアイコンデータ(bmp、jpeg、gifなどの画像データ)とは異なるファイルとして生成してもよい。
第2の方法では、表示態様選択部14は、アイコン生成部13によって既に複数のアイコン画像が生成されているデータファイルに対して、複数の表示態様から一つの表示態様を選択する。表示態様選択部14はユーザの指示またはデフォルト設定に基づいて表示モードを選択してもよい。第2の方法では、アイコン生成部13が複数の表示態様それぞれで一つのデータファイルのアイコン画像を表示する複数のアイコンデータを生成し、それから表示態様選択部14は複数のアイコンデータから一つのアイコンデータを選択する、すなわち、複数の表示態様から一つの表示態様を選択する。選択がなされた後に、アイコン生成部は選択されたアイコンデータ以外の残りのアイコンデータを削除する。
図3は、データファイル別に個別の表示態様が予めユーザによって指示されている例を示している。ここで、データファイル別の表示態様は、ユーザが任意に指示してもよい。かわりに、予めデフォルトとなる態様が設定されていてもよい。例えば、表示態様選択部14は前回のデータ内容が閲覧された時に最後に表示された図表化画像の縮小画像をデフォルト設定として採用してもよい。また、一度も表示出力されたことのないデータファイルであれば、表示態様選択部14はデータ形式に応じてデフォルト表示態様として設定された表示態様を自動で選択してもよい。さらには、表示態様選択部14は複数の表示態様からデフォルト表示態様をユーザが選択できるようにしてもよい。
次に、表示態様選択部14のインターフェース画面の例を説明する。ユーザが表示態様を選択できるようにするために、図4に示すように表示態様選択部14は表示装置2の表示画面上にインターフェース画面50を表示する。ユーザは入力装置3を介してインターフェース画面50を操作することができる。ユーザインターフェース画面50は、サブ画面51、「OK」ボタン52、「キャンセル」ボタン53、「Display Style」用のプルダウンメニュー54、「Data Field」用のプルダウンメニュー55、「Surface」用のプルダウンメニュー56、「Show Icon View」ボタン57、「Set Icon View」ボタン58及びスライドバー59を有している。プルダウンメニュー54は複数の表示スタイルから1つの表示スタイルを選択するために用いられる。この例では、複数の表示スタイルは(i)等高線表示、(ii)ベクトル表示、(iii)粒子分布表示、(iv)粒子軌跡表示及び(v)グラフ表示を含んでいる。プルダウンメニュー55は、アイコン画像の設定が行われているデータファイルが座標フィールドに加えて複数の種類のデータフィールドを含む場合に、少なくとも1つの種類のデータフィールドを選択するために用いられる。例えば、シミュレーション部11が熱流体シミュレーションを実行する場合、シミュレーション結果のデータファイルの複数の種類のデータフィールドは流速、圧力、温度、粘土及び比重を含む。シミュレーション部11が構造解析シミュレーションを実行する場合、複数の種類のデータフィールドは例えば、変位、ヤング率及びポアソン比を含む。また、シミュレーション部11が電界解析シミュレーションを実行する場合、複数の種類のデータフィールドは例えば、電位、電荷密度、導電率及び誘電率を含む。シミュレーション結果のデータファイルの具体例については後述する。プルダウンメニュー56は複数の面から1つの面を選択するために用いられる。サブ画面51は選択された面に沿って切断されたデータファイルの断面を表示する。例えば、シミュレーション部11があるシミュレーションをXY前記空間で行う場合、複数の断面はXY平面、Y前記平面、X前記平面を含む。スライドバー59はアイコン画像を生成するデータ点の濃度を指定するために用いられる。
データファイルのアイコンデータを生成する際には、まずユーザが図示されていないユーザインターフェース(表示態様選択部14によって提供されていてもよい)を介して、データ記憶装置1に記憶されている1つのデータファイルを選択する。ここで、既に生成されたアイコンの表示態様を現在の表示態様から別の表示態様に変更するために、ユーザは既に生成されたアイコンを選択してもよい。この場合、表示態様選択部14はデータ記憶装置1から選択されたアイコンに対応するデータファイルを読み出す。
そして、ユーザはプルダウンメニュー54から1つの表示スタイルを選択し、プルダウンメニュー55から1つのデータフィールドを選択し、プルダウンメニュー56から1つの面を選択する。その後に、ユーザが「Show Icon View」ボタン57を押すと、選択された表示スタイル、データファイルの座標フィールド、データファイルの選択された種類のデータフィールド及び選択された面に基づいて、アイコン生成部13が選択されたデータファイルの一時的なアイコン画像を生成する。言い換えると、一時的なアイコン画像は、選択された表示スタイルで、データファイルの選択された種類のデータフィールドを選択された面で切断した断面を表示している。そして、表示態様選択部14は選択されたデータファイルの一時的なアイコン画像をサブ画面51に表示する。例えば、ユーザが表示スタイルとして「等高線表示」を、データフィールドとして「速度」を、面として「XY平面」を選択した場合、図4に示す一時的なアイコン画像が表示態様選択部14のサブ画面51に表示される。この一時的なアイコン画像は等高線表示(選択された表示スタイル)で、速度(選択された種類のデータフィールド)のXY断面(選択された面で切断された断面)を表示している。図4に示される状態でユーザがさらに「Set Icon View」ボタン58を押すと、アイコン生成部13は一時的なアイコン画像を選択されたデータファイルと関連付け、選択されたデータファイルのアイコンデータとして一時的なアイコン画像をデータ記憶装置1に記憶する。関連付けるかわりに、アイコン生成部13はアイコンデータ(一時的なアイコン画像)を選択されたデータファイルに埋め込み、該データファイルをデータ記憶装置1に記憶してもよい。また、アイコン生成部13はデータファイルから座標フィールド(後述)及び選択された種類のデータフィールドを抽出して、抽出したデータをアイコンデータとしてデータ記憶装置1に記憶してもよい。すなわち、「アイコンデータ」はbitmap、jpeg、gifなどの画像データに限られるものではなく、アイコンを生成するのに必要とされるデータ(上記抽出データ)でもよい。
データファイルのアイコンデータが生成された後で該データファイルを含むフォルダが開かれると、表示部15が図5に示される画面を表示装置2に表示する。すなわち、表示部15はデータファイルのアイコンデータによって表されるアイコン画像を表示する。この例では、図5に示されるアイコン画像は図4のサブ画面51に表示された一時的なアイコン画像全体の縮小画像である。しかし、アイコン生成部13によって生成されるアイコン画像(アイコンデータ)はこの例に限定されず、図4に示される一時的なアイコン画像の主要部分60の拡大または縮小画像であってもよい。さらに、表示態様選択部14はサブ画面内の主要部分60の範囲をユーザが任意に設定できるようにしてもよい。
一方、ユーザが表示スタイルとして「ベクトル表示」を、データフィールドの種類として「速度」を、面として「XY平面」を選択して「Show Icon View」ボタン57を押すと、サブ画面51に図6に示される選択されたデータファイルの一時的なアイコン画像が表示される。図6の状態でユーザが「Set Icon View」ボタン58を押すと、アイコン生成部13は一時的なアイコンデ画像を選択されたデータファイルと関連付け、選択されたデータファイルのアイコンデータとして一時的なアイコン画像をデータ記憶装置1に記憶する。このデータファイルを含むフォルダが開かれると、表示部15は図7に示されるような画面を表示装置2に表示する。
図6に示される状態において、ユーザがスライドバー59を右端(データ点の密度が最も高い)から中央の位置へとスライドさせ、「Show Icon View」ボタン57を押すと、図8に示されるような選択されたデータファイルの一時的なアイコン画像が表示される。図8において、一時的なアイコン画像は図6よりも少ないデータ点で描かれている。
アイコン生成部13によって生成されるアイコン画像の別の例を図9に示す。図9Aは表示スタイルとして「等高線表示」を、データフィールドの種類として「速度」を、面として「XY平面」を選択して生成されたアイコン画像である。すなわち、図4のサブ画面51に示される一時的なアイコン画像と同一のアイコン画像である。図9Bは表示スタイルとして「ベクトル表示」を、データフィールドの種類として「速度」を、面として「XY平面」を選択して生成されたアイコン画像である。図9Bに示されるアイコン画像は、図9Aに示されるアイコン画像と表示スタイルが異なっている。図9Cは表示スタイルとして「等高線表示」を、データフィールドの種類として「温度」を、面として「XY平面」を選択して生成されたアイコン画像である。図9Cに示されるアイコン画像は、図9Aに示されるアイコン画像と選択されたデータフィールドの種類が異なっている。図9Dは表示スタイルとして「等高線表示」を、データフィールドの種類として「圧力」を、面として「XY平面」を選択して生成されたアイコン画像である。図9Eは図9Bに示されるアイコン画像の一部を拡大して生成されたアイコン画像である。すなわち、表示態様選択部14を介してユーザが図9Bに示される主要部分60’を設定すると、アイコン生成部13は図9Bに示されるアイコン画像に基づいて、図9Eに示されるアイコン画像を生成する。図9Fは表示スタイルとして「等高線表示」を、データフィールドの種類として「圧力」を、面として「Y前記平面及び2つの平行な平面」を選択して生成されたアイコン画像である。この例では、表示態様選択部14はユーザがY前記平面に平行な2つの平面を指定できるようにしてもよい。
次にデータファイルの具体例を、図10を参照して説明する。図10に示されるデータファイルは座標フィールド(x、y、前記座標を含む)及び7種類のデータフィールド(すなわち、流速、圧力、温度、粘度、比重、熱伝導率及び比熱)を有する。ユーザがこのデータファイルを選択すると、プルダウンメニュー55には上記の7種類のデータフィールドが一覧表示され、プルダウンメニュー56には少なくとも3つの面すなわちXY平面、Y前記平面、X前記平面が一覧表示される。
ユーザがプルダウンメニュー54から「等高線表示(contour)」を、プルダウンメニュー55から「温度」を、プルダウンメニュー56から「XY平面」を選択し、「Set Icon View」ブタン58を押した時、アイコン生成部13はアイコンデータの生成するための最小限のデータを少なくとも含む、例えば図11に示すようなサブデータファイルを生成し、サブデータファイルをアイコンデータとしてデータ記憶装置1に保存してもよい。図11に示されるサブデータファイルは座標フィールドと選択されたデータフィールド(すなわち「温度」フィールド)を含んでいる。アイコン生成部13はサブデータファイルをアイコンデータ(bmp、jpeg、gifなどの画像データ)とは異なるファイルとして生成してもよい。
このようにして、一つの表示態様(表示スタイル、データフィールドの種類、面、データ点の密度および主要部分60の一つの組み合わせ)が表示態様選択部14を介して各データファイルに対して選択され、設定されると、表示部15は、各データファイルに対して選択された表示態様で各データファイルのアイコン画像を表示する。すなわち、表示部15は表示装置2に表示されるウインドウ画面内の所定領域に、アイコン生成部13が生成し、各データファイルのアイコン画像を表示態様選択部14で選択された表示態様で表示するためのアイコンデータに基づいて、各データファイルのアイコン画像を表示する。表示されたアイコン画像はデータ保存装置1に対応するデータファイルが存在することを示す。これにより、例えばデータ保存装置1に三つのデータファイルが存在していれば、これらに対応する三つのアイコン画像A〜Cが一覧表示されることになる。
ところで、一覧表示されるアイコン画像A〜Cは、表示態様選択部14で選択された表示態様で表示される。しかし、必ずしも全てのアイコン画像に対して同一の表示態様が選択されるとは限らない。その一方で、それぞれのデータファイルにおけるデータ内容が相互に関係する場合には、アイコン画像A〜Cの表示態様が統一されていると、ユーザがデータファイル間の相互関係を容易に把握できることがある。
そこで、複数のアイコン画像A〜Cを一覧表示する際に、表示部15がアイコン画像A〜Cの表示態様を統一して、アイコン画像を表示装置2上に表示してもよい。図2では、アイコン画像が統一された表示態様で表示されている。すなわち、図2は、「case1」、「case2」、「case3」のデータファイルに対応するアイコン画像が同一の表示態様で表示されている。
アイコン画像A〜Cの表示後に、ユーザが入力装置3を介して所定操作を行った時に、その所定操作に応じて表示部15がアイコン画像A〜Cの表示態様を統一してもよい。必要であれば、表示部15は統一した表示態様で各データファイルのアイコン画像を表示するためのアイコンデータを生成するようアイコン生成部13に要求してもよい。また、アイコン画像A〜Cの表示前に、既にユーザが表示態様を統一するよう入力装置3を介して設定している場合には、表示部15はアイコン画像A〜Cを表示する際に表示態様を統一してもよい。例えば、表示部15はWindows(登録商標)のExplorerの「表示」メニューに「アイコンの表示態様を統一する」を追加してもよい。この場合、ユーザが「アイコンの表示態様を統一する」機能を選択すると、表示部15はアイコン画像の表示態様をどの表示態様(例えば、表示スタイル、データフィールドの種類、面およびデータ点の密度)に統一するか入力するようユーザに要求する。
また、表示部15は、入力装置3を操作するユーザからの指示に従って、一覧表示されるアイコン画像A〜Cの表示態様のいずれか一つの表示態様に統一してもよい。すなわち、アイコン画像A〜Cのいずれかをユーザが入力装置3を操作して選択すると、表示態様選択部14は、アイコン画像A〜Cの表示態様を選択されたアイコン画像の表示態様に統一する。ユーザが表示態様を統一するよう指示または設定しているにも拘らず、表示態様を選択していない場合、表示部15は所定の表示態様にアイコン画像の表示態様を統一してもよい。例えば、所定の表示態様は左端に表示されたアイコン画像の表示態様であってもよい。また、所定の表示態様は予めデフォルト表示態様として設定されていてもよい。
このように、各アイコン画像A〜Cは、表示後においても、その表示態様を変更することが可能である。ただし、表示態様の変更は、必ずしも各アイコン画像A〜Cの表示態様を統一する場合のみには限られない。すなわち、表示態様を統一しない場合であっても、アイコン画像A〜Cの表示後における表示態様を変更できるようにしてもよい。その場合、一覧表示されたアイコン画像A〜Cから、入力装置3を操作するユーザがいずれかを選択し、かつ、新しい表示態様を指示すると、アイコン生成部13がアイコン画像A〜Cから選択された一つに対応するデータファイルのアイコン画像を新たな表示態様で表示するためのアイコンデータを再生成する。
また、表示部15はGIFアニメーションのように、あるデータファイルに対する一のアイコン画像を時間とともに別のアイコン画像に変更してもよい。アイコン画像をアニメーションのように表示するために、ユーザは異なる表示態様(すなわち、表示スタイル、データフィールドの種類、面、データ点の密度および主要部分60の異なる組み合わせ)を表示態様選択部14を介して予め選択して、アイコン画像生成部13が該データファイルに対して複数のアイコンデータを生成するようにする。例えば、ユーザが図4を1つの表示態様として選択し、図6を別の表示態様として選択すると、アイコン画像生成部13は1つのデータファイルに対して2つのアイコンデータを生成する。この場合、表示部15は該データファイルに対する2つのアイコン画像を時間とともに切り替える。
なお、アイコン生成部はアイコンデータとして画像データ(例えば、bitmap、jpg、gifなど)を生成せず、上記のサブデータファイルを生成してもよい。例えば、ユーザがデータファイルのアイコンを、流速分布と温度分布を時間とともに切り替えながら表示することを望んでいるとする。この場合、ユーザはプルダウンメニュー55から「流速」及び「温度」を選択する。アイコン生成部13は例えば図10に示されるデータファイルから座標フィールド、「流速」フィールド、「温度」フィールドを抽出して、図13に示されるサブデータファイルを生成し、生成したサブデータファイルをデータ記憶装置1に記憶する。データファイルのアイコンを表示する際、表示部15はアイコン生成部13にサブデータファイルからデータファイルのアイコンを生成するように要求し、アイコン生成部13によって生成されたアイコンを表示部2の表示画面に表示する。
また、表示態様選択部14が、アイコン画像の表示態様についての選択を、時間経過に伴って所定規則に沿いつつ自動的に変化させるものであれば、アイコン生成部13は表示態様選択部14の自動選択に従ってアイコンデータを生成し、表示部15は、データファイルの存在を示すアイコン画像として動画を表示する。
なお、アイコン生成部はアイコンデータとして画像データ(例えば、bitmap、jpg、gifなど)を生成せず、上記のサブデータファイルを生成してもよい。例えば、ユーザがデータファイルのアイコンを、流速分布と温度分布を時間とともに切り替えながら表示することを望んでいるとする。この場合、ユーザはプルダウンメニュー55から「流速」及び「温度」を選択する。アイコン生成部13は例えば図10に示されるデータファイルから座標フィールド、「流速」フィールド、「温度」フィールドを抽出して、図13に示されるサブデータファイルを生成し、生成したサブデータファイルをデータ記憶装置1に記憶する。データファイルのアイコンを表示する際、表示部15はアイコン生成部13にサブデータファイルからデータファイルのアイコンを生成するように要求し、アイコン生成部13によって生成されたアイコンを表示部2の表示画面に表示する。
また、表示態様選択部14が、アイコン画像の表示態様についての選択を、時間経過に伴って所定規則に沿いつつ自動的に変化させるものであれば、アイコン生成部13は表示態様選択部14の自動選択に従ってアイコンデータを生成し、表示部15は、データファイルの存在を示すアイコン画像として動画を表示する。
ところで、表示態様選択部14が所定の規則に従って表示態様を選択してアイコン画像A〜C(図1、2参照)の表示態様を時間とともに変化させる場合、表示態様選択部14が自動的に選択する度に、アイコン生成部13がアイコンデータを生成することになる。そのため、表示態様の変更頻度が高くなると、アイコン生成部13に対する処理負荷が増大してしまうことが懸念される。このことから、アイコン生成部13は次のようにアイコンデータを生成してもよい。
例えば、アイコン生成部13がアイコンデータとしてビットマップ画像を生成すると、アイコン生成部13はそのビットマップ画像を保存して再利用してもよい。ビットマップ画像の再利用を図るようにすれば、アイコン生成部13でのアイコン画像生成の処理負荷軽減が可能となる。ところが、表示態様選択部14が上記の自動選択を行い、ビットマップ画像を保存して再利用する場合、アイコン生成部13は時間とともに表示態様を変更することに容易に対応することができない。そこで、時間とともに表示態様を変更することに対応するために、アイコン画像生成部13はアイコン画像を生成するのに必要となる最小限データをデータファイルから抽出して保持してもよい。
具体的には、アイコン生成部13がアイコン画像を生成するのに必要となる最小限データをデータファイルから抽出するデータ抽出部と、データ抽出部が抽出した最小限データを保持するデータ保持部とを備えるように熱流体計算シミュレータを構成する。例えば、データ抽出部は上記所定の規則によって特定されるデータ点の密度に従ってデータファイルから少なくとも最小限のデータを抽出してもよい。表示部15がアイコン画像を表示する際に、データ保持部によって保持されている最小限のデータを用いてアイコン生成部13がアイコン画像を生成するアイコン生成部13。つまり、表示態様選択部14が所定の規則に従って自動的に表示態様を選択し、アイコン画像の表示態様が時間とともに変化される場合、画像再作成のためのアイコン生成部13に対する負荷を軽減すべく、例えばデータファイルを構成する元のデータを間引いて得られるアイコン作成用の最小限データを保持する機能をアイコン生成部13に設けておく。
このようにすれば、アイコン画像の表示態様を時間とともに変化させることに容易かつ柔軟に対応することを可能にしつつ、そのアイコン画像の再作成のためのスキャンデータ量が削減される。その結果、アイコン画像再作成のためのアイコン生成部13に対する処理負荷軽減を図ることができる。なお、データ抽出手段およびデータ保持部は、他の各部11〜15と同様に、所定プログラムの実行により実現すればよい。また、最小限データの保持領域も特に限定されることはなく、元のデータファイルとの関連が明確化されていれば、当該データファイルに付随して保持してもよいし、当該データファイルとは全く別に保持してもよい。さらに、最小限データとして抽出するデータ内容についても、アイコン画像を生成するのに必要となる最小限のものであれば、特に限定されるものではない。
以上に説明したように、本実施形態における熱流体計算シミュレータ(すなわちアイコン生成装置、アイコン生成プログラムによって実現される場合を含む)およびその処理動作例(すなわちアイコン生成方法)によれば、複数態様によるアイコン画像の表示に対応し得るとともに、選択によって当該アイコン画像の表示態様を可変させ得るようになっており、しかも表示される態様はいずれもデータファイルのデータ内容が反映されたものであることから、一つの表示態様のみではそのデータ内容を容易に把握し得ない場合であっても、アイコン画像の表示態様を適宜可変させることで、そのデータ内容を的確に把握し得るようになる。つまり、例えば熱流体計算シミュレーションの解析結果といったようなデータファイルのデータ内容が複雑なものであっても、表示されたアイコン画像を参照することで、所望のデータファイルを容易に見つけ出すことが可能となる。したがって、ユーザ(GUI操作者)にとっては、非常に利便性の高いものとなる。
特に、本実施形態で説明したように、アイコン画像として縮小画像または要部拡縮画像を生成すれば、データファイルのデータ内容を反映させたそのデータ内容の把握を容易化する上で非常に好適なものとなる。縮小画像はデータファイルのデータ内容を全体的に反映させたものであり、また要部拡縮画像はそのデータ内容の要部に着目して反映させたものだからである。
さらに、本実施形態で説明したように、複数のアイコン画像の表示態様について統一化を行った場合には、それぞれのデータファイルにおけるデータ内容が相互に関係していても、その相互関係について容易に把握し得るようになるので、データ内容把握の容易化を図る上でより一層好適なものとなる。このことは、本実施形態で説明したような動画によるアイコン画像の表示を行う場合についても、全く同様のことが言える。
また、本実施形態で説明したように、アイコン画像を表示する際に、そのアイコン画像の生成を、最小限データを用いて行うようにすれば、アイコン画像の表示態様の可変に容易かつ柔軟に対応することが可能になる。その上、アイコン画像の作成のための処理負荷の軽減を図ることもできるようになる。
なお、本実施形態では、本発明の好適な実施具体例について説明したが、本発明はその内容に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、本実施形態では、熱流体計算シミュレーションを行う熱流体計算シミュレータに本発明を適用した場合を例に挙げて説明したが、熱流体計算シミュレーション以外のシミュレーション解析処理を行うものは勿論、各種診断処理を行う診断装置や、各種測定を行う測定装置であっても、処理結果(診断結果や測定結果等)についてのデータファイルの存在をアイコン画像によって表示する機能を有したものであれば、全く同様に本発明を適用することで、そのアイコン画像によるデータ内容の把握容易性を向上させることが可能である。
1…データ保存装置、2…表示装置、3…入力装置、4…計算実行装置、11…シミュレーション部、12…オペレーティングシステム、13…アイコン生成部、14…表示態様選択部、15…表示部、A,B,C…アイコン画像
Claims (21)
- 複数の表示態様から、各データファイルに対して1つの表示態様をユーザが選択できるようにする態様選択部と、
前記各データファイルのアイコンを各データファイルに対して選択された表示態様で表示するための前記各データファイルのアイコンデータを生成するアイコン生成部とを備え、
前記アイコン生成部は各データファイルの生成された前記アイコンデータを出力するアイコン生成装置。 - 前記各データファイルのアイコンは前記各データファイルに基づいて生成されたグラフを含む請求項1に記載のアイコン生成装置。
- 前記複数の表示態様は、
前記各データファイルを等高線表示するための第1の表示態様と、
前記各データファイルをベクトル表示するための第2の表示態様と、
前記各データファイルを粒子分布表示するための第3の表示態様と、
前記各データファイルを粒子軌跡表示するための第4の表示態様と、
前記各データファイルをグラフ表示するための第5の表示態様と
を含む請求項1に記載のアイコン生成装置。 - 前記各データファイルは座標値と複数の種類のデータ値を含み、
前記態様選択部は表示態様として、複数の種類のデータ値からユーザが前記各データファイルに対して1つの種類のデータ値を選択できるようにし、
前記アイコン生成部は前記各データファイルの座標値及び前記各データファイルに対して選択された前記1つの種類のデータ値に基づいてアイコンデータを生成する請求項1に記載のアイコン生成装置。 - 前記態様選択部は、表示態様として表示されるべきデータ点の密度を前記各データファイルごとにユーザが入力できるようにし、
前記アイコン生成部は前記各データファイルに対して入力された密度で前記各データファイルのアイコンを表示するための各データファイルのアイコンデータを生成する請求項2に記載のアイコン生成装置。 - 前記態様選択部は前記複数の表示態様から、1つの生成されたアイコンデータに対して別の表示態様をユーザが選択できるようにし、
前記アイコン生成部は前記1つの生成されたアイコンに対応するデータファイルの表示態様を選択された別の表示態様へと変更する請求項1に記載のアイコン生成装置。 - 前記各データファイルは座標値及びデータ値を含んでおり、
前記アイコン生成部は前記各データファイルの座標値及びデータ値を前記各データファイルに対して入力された前記密度に従って間引き、
前記各データファイルのアイコンデータが間引かれた座標値及び間引かれたデータ値を含むようにアイコン生成部は各データファイルのアイコンデータを生成する請求項1に記載のアイコン生成装置。 - 表示部を更に備え、
前記態様選択部は複数の表示態様から前記各データファイルに対して2つ以上の表示態様を選択できるようにし、
前記アイコン生成部は選択された表示態様で前記各データファイルのアイコンを表示するための前記各データファイルのアイコンデータを生成し、
前記アイコン生成部は前記各データファイルのアイコンデータを表示部へ出力し、
前記表示部は前記各データファイルのアイコンの1つを表示装置上に表示し、時間とともに各データファイルの現在表示されているアイコンを、各データファイルの別のアイコンへと変更する請求項1に記載のアイコン生成装置。 - 前記各データファイルのアイコンデータが前記各データファイルのアイコンを選択された2つ以上の表示態様で表示するために必要となるデータ値を含むように前記アイコン生成部は前記各データファイルのアイコンデータを生成する請求項8に記載のアイコン生成装置。
- コンピュータを
複数の表示態様から、各データファイルに対して1つの表示態様をユーザが選択できるようにする態様選択部と、
各データファイルのアイコンを各データファイルに対して選択された表示態様で表示するための各データファイルのアイコンデータを生成するアイコン生成部と、
前記アイコン生成部は前記各データファイルの生成されたアイコンデータを出力するように機能させるアイコン生成プログラム。 - 前記各データファイルのアイコンは前記各データファイルに基づいて生成されたグラフを含む請求項10に記載のアイコン生成プログラム。
- 前記複数の表示態様は、
前記各データファイルを等高線表示するための第1の表示態様と、
前記各データファイルをベクトル表示するための第2の表示態様と、
前記各データファイルを粒子分布表示するための第3の表示態様と、
前記各データファイルを粒子軌跡表示するための第4の表示態様と、
前記各データファイルをグラフ表示するための第5の表示態様と
を含む請求項10に記載のアイコン生成プログラム。 - 前記各データファイルは座標値と複数の種類のデータ値を含み、
前記態様選択部は表示態様として、前記複数の種類のデータ値からユーザが各データファイルに対して1つの種類のデータ値を選択できるようにし、
前記アイコン生成部は各データファイルの座標値及び各データファイルに対して選択された前記1つの種類のデータ値に基づいてアイコンデータを生成する請求項10に記載のアイコン生成プログラム。 - 前記態様選択部は、表示態様として表示されるべきデータ点の密度をデータファイルごとにユーザが入力できるようにし、
前記アイコン生成部は各データファイルに対して入力された密度で各データファイルのアイコンを表示するための前記各データファイルのアイコンデータを生成する請求項10に記載のアイコン生成プログラム。 - 複数の表示態様から、各データファイルに対して1つの表示態様をユーザが選択できるようにする態様選択ステップと、
各データファイルのアイコンを各データファイルに対して選択された表示態様で表示するための各データファイルのアイコンデータを生成するアイコン生成ステップと、
アイコン生成部は各データファイルの生成されたアイコンデータを出力するステップを有するアイコン生成方法。 - 複数の表示態様から1つの表示態様を選択する表示態様決定部と、
データファイルのデータ内容に基づいて選択された表示態様でグラフを表すアイコン画像を生成し、該アイコン画像には当該データ内容を反映されているアイコン生成部と、を備えるアイコン生成装置。 - アイコン生成部によって生成され、選択された表示態様のグラフを表すアイコン画像を前記データファイルの存在を示すアイコンとして表示する表示部を更に備える請求項16に記載のアイコン生成装置。
- 前記アイコン生成部は、前記データファイルのデータ内容を反映させたアイコン画像として、当該データ内容によって特定される画像の全体を縮小した縮小画像を生成する請求項17記載のアイコン生成装置。
- 前記アイコン生成部は、前記データファイルのデータ内容を反映させたアイコン画像として、当該データ内容によって特定される画像の要部の倍率を変更した要部拡縮画像を生成する請求項17記載のアイコン生成装置。
- 前記表示部は、複数のデータファイルについてのアイコン画像を同一画面上に表示する場合に、各アイコン画像の表示を、当該各アイコン画像のうちのいずれか一つの態様または所定態様に統一して行うことを特徴とする請求項18記載のアイコン生成装置。
- 前記表示態様決定分は、前記複数態様についての選択が時間経過に伴って変化するように、当該選択を行い得るものであり、
前記表示部は、前記表示態様決定手段での選択が時間経過に伴って変化するように行われた場合に、前記データファイルの存在を示すアイコン画像として動画を表示する請求項18記載のアイコン生成装置。
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