JP2007272657A - メモリコントローラ、フラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法 - Google Patents

メモリコントローラ、フラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007272657A
JP2007272657A JP2006098774A JP2006098774A JP2007272657A JP 2007272657 A JP2007272657 A JP 2007272657A JP 2006098774 A JP2006098774 A JP 2006098774A JP 2006098774 A JP2006098774 A JP 2006098774A JP 2007272657 A JP2007272657 A JP 2007272657A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sector
written
data
position information
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006098774A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4497124B2 (ja
Inventor
Naoki Mukoda
直樹 向田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2006098774A priority Critical patent/JP4497124B2/ja
Publication of JP2007272657A publication Critical patent/JP2007272657A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4497124B2 publication Critical patent/JP4497124B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】物理ブロックのデータが書き込まれていないセクタ領域の先頭を検索するための検索回数を少なくし、検索速度を向上させる。
【解決手段】検索範囲の先頭セクタ領域の番号を示すスタートポインタXと、検索範囲の末尾セクタ領域の番号を示すエンドポインタYを設定し、その中間点のセクタ領域にデータが書き込まれているか否かを判断することにより検索対象のセクタ領域を検出する検索処理で、その中間点のセクタ領域にデータが書き込まれていないと判断した場合は、エンドポインタYの値をその中間点のセクタ領域の番号に変更し、その中間点のセクタ領域にデータが書き込まれていると判断した場合は、スタートポインタXの値をその中間点のセクタ領域と対応する冗長領域に書き込まれているセクタポインタ情報SPに基づいた値に変更する。
【選択図】図5

Description

本発明は、フラッシュメモリに対するアクセスを制御するメモリコントローラ、フラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法に係り、特に、フラッシュメモリに対する書き込み処理において、書き込み先の物理ブロックのデータが書き込まれていないセクタ領域の先頭を検索する機能を有するメモリコントローラ、フラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法に関するものである。
メモリカードやシリコンディスク等の記憶媒体である半導体メモリとして、NAND型フラッシュメモリが多く用いられている。このフラッシュメモリは、複数のメモリセルを有し、各メモリセルが消去状態のとき論理値「1」とされ、書き込み状態のとき論理値「0」とされる。
ところで、これらのメモリセルを消去状態から書き込み状態に変化させる場合には、メモリセル単位で行うことができるが、メモリセルを書き込み状態から消去状態に変化させる場合には、メモリセル単位で行うことができず、所定数のメモリセルからなるブロック単位で一括消去することが行われる(ブロック消去)。
また、所定数のメモリセルからなるブロック(物理ブロック)は、書き込み及び読み出しのアクセス処理単位である複数のページで構成されている。すなわち、小ブロックでは32ページ、大ブロックでは64ページである。また、小ブロックでは、1個のページが1セクタ(512バイト)のユーザ領域と16バイトの冗長領域とによって構成されている。
また、大ブロックでは、1個のページが、4セクタ(2048バイト)のユーザ領域(以下、512バイト単位のユーザ領域をセクタ領域という)と、64バイトの冗長領域とで構成され、ユーザ領域と冗長領域とがそれぞれ4分割して使用される(以下、大ブロックでは、冗長領域を4分割したものを部分冗長領域という)。よって、小ブロックでは1個のページが1個のセクタ領域に対応し、大ブロックでは1個のページが4個のセクタ領域に対応している。
このようなフラッシュメモリに対する書き込み処理を制御するメモリコントローラは、ホストシステムから与えられるコマンド等に従って、ホストシステムから与えられるデータをフラッシュメモリに書き込む。ここで、ホストシステムから与えられるコマンド等が、複数セクタのデータを書き込む指示するものであった場合、ホストシステムから与えられる複数セクタのデータが一連データとして取り扱われ、この一連データがフラッシュメモリに連続的に書き込まれる。
また、一連データの書き込み処理を開始するときに、その一連データの書き込み先の物理ブロックに既にデータが存在する場合には、その物理ブロックのデータが書き込まれていないセクタ領域の先頭を検索する検索処理が行われ、検出されたセクタ領域が一連データの書き込みを開始するセクタ領域より前であれば、その物理ブロックに対して一連データの書き込み処理を開始する。一方、検出されたセクタ領域が一連データの書き込みを開始するセクタ領域より後であれば、別のブロック消去されている物理ブロックに一連データが書き込まれる。つまり、データが書き込まれていないセクタ領域の先頭を検索する検索処理は、既にデータが存在する物理ブロックに対して、一連データを書き込むことができるかどうかを判別するために行われる。
このようなデータが書き込まれていないセクタ領域の先頭を検索する方法として、たとえば特許文献1に示されているようなスタートページ情報を用いた検索方法がある。この検索方法を、たとえば図9に示すような1ブロック分の書き込み状態を示す概略図を用いて説明する。なお、図9は、1個の物理ブロックが256個のセクタ領域で構成されているとみなすことができる大ブロックの場合を示している。
また、図9に示すS#0〜S#255はセクタ領域に付けられた通番であり(以下、セクタ番号SNという)、SP#16,SP#33,SP#83・・・はスタートページ情報である。このスタートページ情報は、一連データが最後に書き込まれるセクタ領域のセクタ番号SNに1を加えた番号を示すものである。なお、特許文献1においては、1個のページが1個のセクタ領域に対応する小ブロックのフラッシュメモリを想定して記述されているため、スタートページ情報は、一連データが最後に書き込まれるページのページ番号に1を加えた番号を示していたが、ここでは大ブロックに適用するためにページをセクタ領域に置換えている。
同図においては、セクタ番号SNがS#0〜S#15のセクタ領域には第1の一連データが書き込まれ、セクタ番号SNがS#16〜S#32のセクタ領域には第2の一連データが書き込まれ、以下同様に、セクタ番号SNがS#178〜S#200のセクタ領域には第7の一連データが書き込まれている。
また、セクタ番号SNがS#0〜S#15のセクタ領域に対応する部分冗長領域にはスタートページ情報としてSP#16が書き込まれ、セクタ番号SNがS#16〜S#32のセクタ領域に対応する部分冗長領域にはスタートページ情報としてSP#33が書き込まれ、以下同様に、セクタ番号SNのS#178〜S#200のセクタ領域に対応する部分冗長領域にはスタートページ情報としてSP#201が書き込まれている。
そして、データが書き込まれていないセクタ領域の先頭を検索する検索処理では、部分冗長領域に書き込まれているスタートページ情報が参照され、スタートページ情報が書き込まれているか否かで、その部分冗長領域と対応するセクタ領域にデータが書き込まれているか否かを判断する。検索処理では、図10に示すように、まず、セクタ番号SNがS#0のセクタ領域に対応する部分冗長領域のスタートページ情報を参照する(検索回数:1)。次に、セクタ番号SNがS#0のセクタ領域に対応する部分冗長領域にスタートページ情報が書き込まれていた場合は、そのスタートページ情報のSP#16に基づいて、セクタ番号SNがS#16のセクタ領域に対応する部分冗長領域のスタートページ情報を参照する(検索回数:2)。次に、セクタ番号SNがS#16のセクタ領域に対応する部分冗長領域にスタートページ情報が書き込まれていた場合は、そのスタートページ情報のSP#33に基づいて、セクタ番号SNがS#33のセクタに対応する部分冗長領域のスタートページ情報を参照する(検索回数:3)。
このように、部分冗長領域に書き込まれているスタートページ情報に基づいて、部分冗長領域を順次参照していき、参照した部分冗長領域にスタートページ情報が書き込まれていない場合は、その部分冗長領域に対応するセクタ領域が、データが書き込まれていないセクタ領域の先頭であると判断する。したがって、図10に示した例では、セクタ番号SNがS#16、S#33、S#83、S#125、S#150、S#178及びS#201のセクタ領域に対応する部分冗長領域を順次参照していき、セクタ番号SNがS#201のセクタ領域に対応する部分冗長領域にスタートページ情報が書き込まれていないので、セクタ番号SNがS#201のセクタ領域が、データが書き込まれていないセクタ領域の先頭であると判断する(検索回数:8)。
また、データが書き込まれていないセクタ領域の先頭を検索する方法として、二分木検索を用いた検索方法がある。この二分木検索について、図9及び図11を用いて説明する。なお、以下においては、セクタ領域を検索する範囲の先頭を示す先頭位置情報をスタートポインタXとし、その末尾を示す末尾位置情報をエンドポインタYとして説明する。
この検索処理では、まずスタートポインタXに最初のセクタ領域のセクタ番号SNに対応する0が設定され、エンドポインタYに最後のセクタ領域のセクタ番号SNに1を加えた256が設定される。続いて、スタートポインタXに設定されている値(0)とエンドポインタYに設定されている値(256)の中間点のセクタ番号SNがS#128のセクタ領域に対応する部分冗長領域に書き込まれている付加情報(セクタ領域にデータが書き込まれているか否かを判断することができる付加情報)を参照し、セクタ番号SNがS#128のセクタ領域にデータが書き込まれているか否かを判断する(検索回数:1)。ここで、データが書き込まれていると判断した場合には、スタートポインタXの設定値を参照したセクタ領域のセクタ番号SNの値に変更する。一方、データが書き込まれていないと判断した場合には、エンドポインタYの設定値を参照したセクタ領域のセクタ番号SNの値に変更する。この例では、セクタ番号SNがS#128のユーザ領域にデータが書き込まれているので、スタートポインタXの設定値を128に変更する。
次に、スタートポインタXに設定されている値(128)とエンドポインタYに設定されている値(256)の中間点のセクタ番号SNがS#192のセクタ領域に対応する部分冗長領域に書き込まれている付加情報(セクタ領域にデータが書き込まれているか否かを判断することができる付加情報)を参照し、セクタ番号SNがS#192のセクタ領域にデータが書き込まれているか否かを判断する(検索回数:2)。この例では、セクタ番号SNがS#192のユーザ領域にデータが書き込まれているので、スタートポインタXの設定値を192に変更する。
次に、スタートポインタXに設定されている値(192)とエンドポインタYに設定されている値(256)の中間点のセクタ番号SNがS#224のセクタ領域に対応する部分冗長領域に書き込まれている付加情報(セクタ領域にデータが書き込まれているか否かを判断することができる付加情報)を参照し、セクタ番号SNがS#224のセクタ領域にデータが書き込まれているか否かを判断する(検索回数:3)。この例では、セクタ番号SNがS#224のユーザ領域にデータが書き込まれていないので、エンドポインタYの設定値を224に変更する。
以下同様に、スタートポインタXに設定されている値とエンドポインタYに設定されている値の中間点に対応する部分冗長領域に書き込まれている付加情報(セクタ領域にデータが書き込まれているか否かを判断することができる付加情報)の参照と、スタートポインタX又はエンドポインタYの更新を順次行っていき、スタートポインタXに設定されている値とエンドポインタYに設定されている値の差が1になったときにエンドポインタYに設定されている値を、データが書き込まれていないセクタ領域の先頭のセクタ番号SNであると判断する。
特開2002−196977号公報
ところが、上述した特許文献1のようなスタートページ情報を用いた検索処理では、一連データが書き込まれているセクタ領域に対応する部分冗長領域に書き込まれているスタートページ情報に基づいて、一連データの先頭データが書き込まれているセクタ領域に対応する部分冗長領域を順次参照していくため、書き込まれている一連データの数が多くなると検索回数が多くなってしまうという問題があった。
一方、二分木検索を用いた検索処理では、検索回数がセクタ領域の数によって決まってしまい、たとえば、セクタ領域の数が2n個の場合には常にn回の検索を行わなければならないという問題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解決することができるメモリコントローラ、フラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法を提供することを目的とする。
本発明のメモリコントローラは、ブロック単位で記憶データの消去が行われるフラッシュメモリに対するアクセスを制御するメモリコントローラであって、一連データの書き込み処理でデータが最後に書き込まれるセクタ領域の番号を示すセクタポインタ情報を、前記一連データの書き込み処理でデータが書き込まれるセクタ領域に対応する冗長領域に書き込むセクタポインタ情報書込み手段と、前記ブロック内の検索範囲を特定する情報として、検索範囲の先頭セクタ領域の番号を示す先頭位置情報と検索範囲の末尾セクタ領域の番号を示す末尾位置情報とを保持する検索範囲保持手段と、前記検索範囲保持手段に保持されている先頭位置情報が示す番号と末尾位置情報が示す番号の中間点のセクタ領域にデータが書き込まれているか否かを判断し、データが書き込まれていないと判断した場合は、前記検索範囲保持手段に保持されている末尾位置情報を前記中間点のセクタ領域の番号に変更し、データが書き込まれていると判断した場合は、前記検索範囲保持手段に保持されている先頭位置情報を前記中間点のセクタ領域と対応する冗長領域に書き込まれているセクタポインタ情報が示す番号の値に変更するセクタ領域検索手段とを有することを特徴とする。
本発明のメモリコントローラは、ブロック単位で記憶データの消去が行われるフラッシュメモリに対するアクセスを制御するメモリコントローラであって、一連データの書き込み処理でデータが最後に書き込まれるセクタ領域の番号に1を加えた番号を示すセクタポインタ情報を、前記一連データの書き込み処理でデータが書き込まれるセクタ領域に対応する冗長領域に書き込むセクタポインタ情報書込み手段と、前記ブロック内の検索範囲を特定する情報として、検索範囲の先頭セクタ領域の番号を示す先頭位置情報と検索範囲の末尾セクタ領域の番号を示す末尾位置情報とを保持する検索範囲保持手段と、前記検索範囲保持手段に保持されている先頭位置情報が示す番号と末尾位置情報が示す番号の中間点のセクタ領域にデータが書き込まれているか否かを判断し、データが書き込まれていないと判断した場合は、前記検索範囲保持手段に保持されている末尾位置情報を前記中間点のセクタ領域の番号に変更し、データが書き込まれていると判断した場合は、前記検索範囲保持手段に保持されている先頭位置情報を前記中間点のセクタ領域と対応する冗長領域に書き込まれているセクタポインタ情報が示す番号の値から1を減じた値に変更するセクタポインタ情報更新手段とを有することを特徴とする。
また、前記先頭位置情報が示す番号と前記末尾位置情報が示す番号との差が1となったときに、前記先頭位置情報が示す番号から前記ブロック内のデータが書き込まれているセクタ領域の末尾を判別する第1のセクタ領域判別手段を有するようにすることができる。
また、前記先頭位置情報が示す番号と前記末尾位置情報が示す番号との差が1となったときに、前記末尾位置情報が示す番号から前記ブロック内のデータが書き込まれていないセクタ領域の先頭を判別する第2のセクタ領域判別手段を有するようにすることができる。
本発明のメモリコントローラは、ブロック単位で記憶データの消去が行われるフラッシュメモリに対するアクセスを制御するメモリコントローラであって、一連データの書き込み処理でデータが最後に書き込まれるセクタ領域の番号に1を加えた番号を示すセクタポインタ情報を、前記一連データの書き込み処理でデータが書き込まれるセクタ領域に対応する冗長領域に書き込むセクタポインタ情報書込み手段と、前記ブロック内の検索範囲を特定する情報として、検索範囲の先頭セクタ領域の番号を示す先頭位置情報と検索範囲の末尾セクタ領域の番号を示す末尾位置情報とを保持する検索範囲保持手段と、前記検索範囲保持手段に保持されている先頭位置情報が示す番号と末尾位置情報が示す番号の中間点のセクタ領域にデータが書き込まれているか否かを判断し、データが書き込まれていないと判断した場合は、前記検索範囲保持手段に保持されている末尾位置情報を前記中間点のセクタ領域の番号に変更し、データが書き込まれていると判断した場合は、前記検索範囲保持手段に保持されている先頭位置情報を前記中間点のセクタ領域と対応する冗長領域に書き込まれているセクタポインタ情報が示す番号の値に変更するセクタポインタ情報更新手段とを有することを特徴とする。
本発明のメモリコントローラは、ブロック単位で記憶データの消去が行われるフラッシュメモリに対するアクセスを制御するメモリコントローラであって、一連データの書き込み処理でデータが最後に書き込まれるセクタ領域の番号を示すセクタポインタ情報を、前記一連データの書き込み処理でデータが書き込まれるセクタ領域に対応する冗長領域に書き込むセクタポインタ情報書込み手段と、前記ブロック内の検索範囲を特定する情報として、検索範囲の先頭セクタ領域の番号を示す先頭位置情報と検索範囲の末尾セクタ領域の番号を示す末尾位置情報とを保持する検索範囲保持手段と、前記検索範囲保持手段に保持されている先頭位置情報が示す番号と末尾位置情報が示す番号の中間点のセクタ領域にデータが書き込まれているか否かを判断し、データが書き込まれていないと判断した場合は、前記検索範囲保持手段に保持されている末尾位置情報を前記中間点のセクタ領域の番号に変更し、データが書き込まれていると判断した場合は、前記検索範囲保持手段に保持されている先頭位置情報を前記中間点のセクタ領域と対応する冗長領域に書き込まれているセクタポインタ情報が示す番号の値に1を加えた値に変更するセクタポインタ情報更新手段とを有することを特徴とする。
また、前記先頭位置情報が示す番号と前記末尾位置情報が示す番号が一致したときに、該番号から前記ブロック内のデータが書き込まれていないセクタ領域の先頭を判別する第2のセクタ領域判別手段を有するようにすることができる。
本発明のフラッシュメモリシステムは、請求項1〜7のいずれかに記載のメモリコントローラと、このメモリコントローラによりアクセスが制御されるフラッシュメモリとを備えることを特徴とする。
本発明のフラッシュメモリの制御方法は、ブロック単位で記憶データの消去が行われるフラッシュメモリに対するアクセスを制御するフラッシュメモリの制御方法であって、一連データの書き込み処理でデータが最後に書き込まれるセクタ領域の番号を示すセクタポインタ情報を、前記一連データの書き込み処理でデータが書き込まれるセクタ領域に対応する冗長領域に書き込むステップと、前記ブロック内の検索範囲を特定する情報として、検索範囲の先頭セクタ領域の番号を示す先頭位置情報と検索範囲の末尾セクタ領域の番号を示す末尾位置情報とを保持するステップと、前記保持されている先頭位置情報が示す番号と末尾位置情報が示す番号の中間点のセクタ領域にデータが書き込まれているか否かを判断し、データが書き込まれていないと判断した場合は、前記保持されている末尾位置情報を前記中間点のセクタ領域の番号に変更し、データが書き込まれていると判断した場合は、前記保持されている先頭位置情報を前記中間点のセクタ領域と対応する冗長領域に書き込まれているセクタポインタ情報が示す番号の値に変更するステップとを有することを特徴とする。
本発明のフラッシュメモリの制御方法は、ブロック単位で記憶データの消去が行われるフラッシュメモリに対するアクセスを制御するフラッシュメモリの制御方法であって、一連データの書き込み処理でデータが最後に書き込まれるセクタ領域の番号に1を加えた番号を示すセクタポインタ情報を、前記一連データの書き込み処理でデータが書き込まれるセクタ領域に対応する冗長領域に書き込むステップと、前記ブロック内の検索範囲を特定する情報として、検索範囲の先頭セクタ領域の番号を示す先頭位置情報と検索範囲の末尾セクタ領域の番号を示す末尾位置情報とを保持するステップと、前記保持されている先頭位置情報が示す番号と末尾位置情報が示す番号の中間点のセクタ領域にデータが書き込まれているか否かを判断し、データが書き込まれていないと判断した場合は、前記保持されている末尾位置情報を前記中間点のセクタ領域の番号に変更し、データが書き込まれていると判断した場合は、前記保持されている先頭位置情報を前記中間点のセクタ領域と対応する冗長領域に書き込まれているセクタポインタ情報が示す番号の値から1を減じた値に変更するステップとを有することを特徴とする。
また、前記先頭位置情報が示す番号と前記末尾位置情報が示す番号との差が1となったときに、前記先頭位置情報が示す番号から前記ブロック内のデータが書き込まれているセクタ領域の末尾を判別するステップを有するようにすることができる。
また、前記先頭位置情報が示す番号と前記末尾位置情報が示す番号との差が1となったときに、前記末尾位置情報が示す番号から前記ブロック内のデータが書き込まれていないセクタ領域の先頭を判別するステップを有するようにすることができる。
本発明のフラッシュメモリの制御方法は、ブロック単位で記憶データの消去が行われるフラッシュメモリに対するアクセスを制御するフラッシュメモリの制御方法であって、一連データの書き込み処理でデータが最後に書き込まれるセクタ領域の番号に1を加えた番号を示すセクタポインタ情報を、前記一連データの書き込み処理でデータが書き込まれるセクタ領域に対応する冗長領域に書き込むステップと、前記ブロック内の検索範囲を特定する情報として、検索範囲の先頭セクタ領域の番号を示す先頭位置情報と検索範囲の末尾セクタ領域の番号を示す末尾位置情報とを保持するステップと、前記保持されている先頭位置情報が示す番号と末尾位置情報が示す番号の中間点のセクタ領域にデータが書き込まれているか否かを判断し、データが書き込まれていないと判断した場合は、前記保持されている末尾位置情報を前記中間点のセクタ領域の番号に変更し、データが書き込まれていると判断した場合は、前記保持されている先頭位置情報を前記中間点のセクタ領域と対応する冗長領域に書き込まれているセクタポインタ情報が示す番号の値に変更するステップとを有することを特徴とする。
本発明のフラッシュメモリの制御方法は、ブロック単位で記憶データの消去が行われるフラッシュメモリに対するアクセスを制御するフラッシュメモリの制御方法であって、一連データの書き込み処理でデータが最後に書き込まれるセクタ領域の番号を示すセクタポインタ情報を、前記一連データの書き込み処理でデータが書き込まれるセクタ領域に対応する冗長領域に書き込むステップと、前記ブロック内の検索範囲を特定する情報として、検索範囲の先頭セクタ領域の番号を示す先頭位置情報と検索範囲の末尾セクタ領域の番号を示す末尾位置情報とを保持するステップと、前記保持されている先頭位置情報が示す番号と末尾位置情報が示す番号の中間点のセクタ領域にデータが書き込まれているか否かを判断し、データが書き込まれていないと判断した場合は、前記保持されている末尾位置情報を前記中間点のセクタ領域の番号に変更し、データが書き込まれていると判断した場合は、前記保持されている先頭位置情報を前記中間点のセクタ領域と対応する冗長領域に書き込まれているセクタポインタ情報が示す番号の値に1を加えた値に変更するステップとを有することを特徴とする。
また、前記先頭位置情報が示す番号と前記末尾位置情報が示す番号が一致したときに、該番号から前記ブロック内のデータが書き込まれていないセクタ領域の先頭を判別するステップを有するようにすることができる。
以上のように、本発明のメモリコントローラ、フラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法では、検索範囲の先頭セクタ領域の番号を示す先頭位置情報と、検索範囲の末尾セクタ領域の番号を示す末尾位置情報を設定し、その中間点のセクタ領域にデータが書き込まれているか否かを判断することにより検索対象のセクタ領域を検出する検索処理で、その中間点のセクタ領域にデータが書き込まれていないと判断した場合は、末尾位置情報が示す値をその中間点のセクタ領域の番号に変更し、その中間点のセクタ領域にデータが書き込まれていると判断した場合は、先頭位置情報が示す値をその中間点のセクタ領域と対応する冗長領域に書き込まれているセクタポインタ情報SPに基づいた値に変更する。
ここで、セクタポインタ情報に基づいた値は、一連データの末尾データが書き込まれたセクタ領域に対応する番号、又は一連データの末尾データが書き込まれたセクタ領域の次のセクタ領域に対応する番号のいずれであってもよい。
また、セクタポインタ情報が示す値は、一連データの末尾データが書き込まれたセクタ領域に対応する番号、又は一連データの末尾データが書き込まれたセクタ領域の次のセクタ領域に対応する番号のいずれであってもよい。
また、セクタポインタ情報に基づいた値を、一連データの末尾データが書き込まれたセクタ領域に対応する番号とした場合は、先頭位置情報が示す番号と末尾位置情報が示す番号との差が1となったときに、先頭位置情報が示す番号からブロック内のデータが書き込まれているセクタ領域の末尾を判別し、末尾位置情報が示す番号からブロック内のデータが書き込まれていないセクタ領域の先頭を判別する。
また、セクタポインタ情報に基づいた値を、一連データの末尾データが書き込まれたセクタ領域の次のセクタ領域に対応する番号とした場合は、先頭位置情報が示す番号と末尾位置情報が示す番号が一致したときに、先頭位置情報及び末尾位置情報が示す番号からブロック内のデータが書き込まれていないセクタ領域の先頭を判別する。
本発明のメモリコントローラ、フラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法によれば、先頭位置情報が示す番号と末尾位置情報が示す番号の中間点のセクタ領域にデータが書き込まれていると判断した場合、先頭位置情報を中間点のセクタ領域と対応する冗長領域に書き込まれているセクタポインタ情報が示す番号の値に変更するようにしたので、物理ブロック内でのデータが書き込まれていないセクタ領域の先頭を検索する平均的な検索速度を向上させることができる。たとえば、セクタ領域の数が2n個の場合、通常の二分木検索であれば、常にn回の検索を行わなければならないが、本発明のメモリコントローラ、フラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法によれば、n回以下の検索回数で、検索対象のセクタ領域を検出することができる。また、検索対象のセクタ領域を検出するまでの検索回数は、一連データの書き込み状況によって変化するが、書き込まれている一連データの数が多くなった場合でも、検索回数がn回より多くなることはない。
本実施形態では、検索範囲の先頭セクタ領域の番号を示す先頭位置情報と、検索範囲の末尾セクタ領域の番号を示す末尾位置情報に基づいて参照するセクタ領域を決定し、参照したセクタ領域にデータが書き込まれていた場合は、一連データの書き込み処理でデータが最後に書き込まれるセクタ領域の次のセクタ領域の番号を示すセクタポインタ情報に基づいて先頭位置情報を更新することにより、物理ブロック内でのデータが書き込まれていないセクタ領域の先頭を検索するようにした。つまり、先頭位置情報が示す番号と末尾位置情報が示す番号の中間点のセクタ領域にデータが書き込まれているか否かを判断し、データが書き込まれていないと判断した場合は、末尾位置情報を中間点のセクタ領域の番号に変更し、データが書き込まれていると判断した場合は、先頭位置情報を中間点のセクタ領域と対応する冗長領域に書き込まれているセクタポインタ情報が示す番号の値に変更するといった手順を繰り返すことで、物理ブロック内でのデータが書き込まれていないセクタ領域の先頭を検索するようにした。
これにより、たとえばセクタ領域の数が2n個の場合には、一連データの数に関わらず、n回以下の検索回数で物理ブロックのデータが書き込まれていないセクタ領域の先頭を検出することができる。
以下、本発明の詳細を図面に基づいて説明する。図1は、本発明のフラッシュメモリシステムの一実施例の概略を説明するためのブロック図である。図1に示すように、フラッシュメモリシステム1は、フラッシュメモリ2と、それを制御するメモリコントローラ3で構成されている。また、フラッシュメモリシステム1は、外部バス13を介してホストシステム4と接続される。
ホストシステム4は、ホストシステム4の全体の動作を制御するためのCPU(Central Processing Unit)と、フラッシュメモリシステム1との情報の授受を担うコンパニオンチップ等とから構成される。ホストシステム4は、たとえば文字、音声、あるいは画像情報等の種々の情報を処理するパーソナルコンピュータやデジタルスチルカメラをはじめとする各種情報処理装置であってもよい。
フラッシュメモリ2は、不揮発性メモリであり、レジスタとメモリセルとの間でデータの複写を行って、データの書き込み又は読み出しを行う。
メモリセルアレイは、複数のメモリセル群と、ワード線とを備える。各メモリセル群は、複数のメモリセルが直列に接続されたものである。ワード線は、メモリセル群の特定のメモリセルを選択するためのものである。このワード線を介して選択されたメモリセルとレジスタとの間で、データの複写、すなわち、レジスタから選択されたメモリセルへの複写又は選択されたメモリセルから後述の各種レジスタへのデータの複写が行われる。つまり、メモリコントローラ3から与えられたデータは、レジスタを介してメモリセルアレイに書き込まれ、メモリセルアレイに記憶されているデータはレジスタを介してメモリコントローラ3に供給される。
メモリセルアレイを構成するメモリセルは、上下にゲートを備えたMOSトランジスタによって構成される。ここで、上側のゲートはコントロールゲート、下側のゲートはフローティングゲートとそれぞれ呼ばれている。フローティングゲートに電荷(電子)を注入若しくはフローティングゲートから電荷(電子)を排出することによって、データの書き込み若しくはデータの消去が行われる。
このフローティングゲートは、周囲が絶縁体で囲まれているので、注入された電子は長期間にわたって保持される。なお、フローティングゲートに電子を注入するときは、コントロールゲートが高電位側となる高電圧がコントロールゲートとフローティングゲートとの間に印加される。また、フローティングゲートから電子を排出するときは、コントロールゲートが低電位側となる高電圧がコントロールゲートとフローティングゲートとの間に印加される。
ここで、フローティングゲートに電子が注入されている状態が書き込み状態であり、論理値「0」に対応する。また、フローティングゲートから電子が排出されている状態が消去状態であり、論理値「1」に対応する。
このようなフラッシュメモリ2のアドレス空間は、“ページ”及び“ブロック(物理ブロック)”で構成されている。ページは、フラッシュメモリ2にて行われるデータ読み出し動作及びデータ書き込み動作における処理単位である。物理ブロックは、フラッシュメモリ2にて行われるデータ消去動作における処理単位であり、複数個のページで構成されている。
ここで、図2は、フラッシュメモリ2のアドレス空間の構造を概略的に示すものであり、1個のページが、4セクタ(2048バイト)のユーザ領域25と、64バイトの冗長領域26とで構成され、1個の物理ブロックは64個のページで構成されている。またここでは、1バイトがビットb0〜b7からなる8ビットである場合を示している。また、ユーザ領域25と冗長領域26とはそれぞれ4分割して使用される(以下、ユーザ領域25を4分割した512バイトの領域をセクタ領域といい、冗長領域26を4分割した16バイトの領域を部分冗長領域という)。また、1個のセクタ領域には1個の部分冗長領域がそれぞれ割り当てられている。つまり、このフラッシュメモリ2は、1ブロックあたり、256個のセクタ領域(図9参照)と各セクタ領域に割り当てられた256個の部分冗長領域とで構成されているとみなすことができる。
また、物理ブロックには、図3(c)に示したように、それぞれに固有の物理ブロックアドレス(PBA)が割り当てられている。さらに、記憶領域を複数のゾーンに分割して管理する場合には、複数個の物理ブロックで物理ゾーンを構成し、各物理ゾーンに固有の物理ゾーン番号(PZN)を割り当てている。各物理ゾーンに含まれる物理ブロックの、各物理ゾーン内での通番を物理ゾーン内ブロック番号(PZIBN)と呼んでいる。
一方、ホストシステム4側のアドレス空間は、図3(a)に示したようにセクタ(512バイト)単位で分割した領域に付けた通番であるLBA(Logical Block Address)で管理されている。さらに、複数個のセクタをまとめたものを論理ブロックと呼び、複数個の論理ブロックをまとめたものを論理ゾーンと呼んでいる。また、図3(b)に示したように論理ブロックに付けられた通番を論理ブロック番号(LBN)と呼び、論理ゾーンに付けられた通番を論理ゾーン番号(LZN)と呼んでいる。また、各論理ゾーンに含まれる論理ブロックの、各論理ゾーン内での通番を論理ゾーン内ブロック番号(LZIBN)と呼んでいる。
また、各論理ゾーンにはそれぞれ1個の物理ゾーンが割り当てられ、論理ゾーンに含まれる各論理ブロックに対応するデータは、その論理ゾーンに割り当てられた物理ゾーンに含まれる物理ブロックに書き込まれる。したがって、1個の論理ブロックに含まれるセクタ数は、1個の物理ブロックに含まれるセクタ領域の個数に応じて設定される。但し、1個の論理ブロックを複数個の物理ブロックに割り当てる場合には、その複数個の物理ブロックを1個の物理ブロックとみなして1個の論理ブロックに含まれるセクタ数を設定する。
図3に示した例では、1個の物理ブロックが256個のセクタ領域で構成されたフラッシュメモリを想定しているため、256セクタが1個の論理ブロックに対応している。したがって、LBN#0〜#499の500個の論理ブロックで構成されたLZN#0の論理ゾーンは、LBA#0〜#127999の128000セクタの領域に対応している。
以下同様に、LZN#1の論理ゾーンは、LBA#128000〜#255999の128000セクタの領域に対応し、LZN#2の論理ゾーンは、LBA#256000〜#383999の128000セクタの領域に対応し、LZN#3の論理ゾーンは、LBA#384000〜#511999の128000セクタの領域に対応している。
また、LBN#0〜#499の500個の論理ブロックで構成されたLZN#0の論理ゾーンは、PBA#0〜#511の512個の物理ブロックで構成されたPZN#0の物理ゾーンに割り当てられている。以下同様に、LZN#1の論理ゾーンは、PZN#1の物理ゾーンに割り当てられ、LZN#2の論理ゾーンは、PZN#2の物理ゾーンに割り当てられ、LZN#3の論理ゾーンは、PZN#3の物理ゾーンに割り当てられている。
ここで、物理ゾーンに含まれる物理ブロックの個数を、論理ゾーンに含まれる論理ブロックの個数より多くしているのは、同一の論理ブロックに対応する新データと旧データが別々の物理ブロックに並存する場合や、データを正常に書き込むことができない不良ブロックが発生した場合等を考慮したものである。
また、各物理ブロックには、その物理ブロックに割り当てられた論理ブロックのデータがLBAの順番で書き込まれるので、物理ブロックと論理ブロックとの対応関係を管理することにより、ホストシステム4から与えられるLBAとフラッシュメモリ2内のアクセス領域の対応関係を管理することができる。
なお、物理ブロックと論理ブロックとの対応関係は、データの書き込みや消去が行われる毎に変化する。このため、個々の時点における両者の対応関係を管理するためアドレス変換テーブルが作成され、対応関係が変化する毎にアドレス変換テーブルが更新される。また、論理ゾーンと物理ゾーンとの対応関係は予め設定されており、アドレス変換テーブルは論理ゾーン毎に作成することができる。
このアドレス変換テーブルは、物理ブロックの先頭ページの冗長領域26に書き込まれる論理ブロックを示す情報(以下、論理アドレス情報という)に基づいて作成される。冗長領域26に書き込まれる論理アドレス情報としては、LBN等の論理ブロックを特定する情報が用いられる。なお、論理ゾーンと物理ゾーンとの対応関係は予め設定されている場合は、LZIBNに基づいてアドレス変換テーブルを作成することができるので、LBNよりデータ量の少ないLZIBNを用いることが好ましい。
また、物理ブロックの先頭ページの冗長領域26には、その物理ブロックが不良ブロックであるか否かを示すブロックステータス(フラグ)が書き込まれる。各セクタ領域に対応する部分冗長領域には、それぞれ対応するセクタ領域に書き込まれたユーザデータのエラーコレクションコード(ECC)と、セクタポインタ情報SPとが書き込まれる。
次に、フラッシュメモリ2に対してアクセス処理を行うメモリコントローラ3について説明する。メモリコントローラ3は、フラッシュメモリ2にデータ、アドレス情報、内部コマンド等を供給することにより読み出し処理、書き込み処理、ブロック消去処理等の各処理を行う。
ここで、内部コマンドとは、メモリコントローラ3がフラッシュメモリ2に処理の実行を指示するためのコマンドであり、フラッシュメモリ2はメモリコントローラ3から与えられる内部コマンドに従って動作する。一方、ホストシステム4からメモリコントローラ3に与えられるコマンドを外部コマンドという。
メモリコントローラ3は、図1に示すように、マイクロプロセッサ6と、ホストインターフェースブロック7と、ワークエリア8と、バッファ9と、フラッシュメモリインターフェースブロック10と、ECC(エラー・コレクション・コード)ブロック11と、ROM(Read Only Memory)12とを備えている。これら機能ブロックによって構成されるメモリコントローラ3は、一つの半導体チップ上に集積される。
マイクロプロセッサ6は、ROM12に記憶されているプログラムに従って、メモリコントローラ3の全体の動作を制御する。
また、マイクロプロセッサ6は、ROM12に記憶されているプログラムを読み込むことで、セクタポインタ情報書込み手段、検索範囲保持手段、セクタ領域検索手段、セクタポインタ情報更新手段、第1のセクタ領域判別手段、第2のセクタ領域判別手段を実現している。
また、マイクロプロセッサ6は、各種処理等を定義したコマンドセット(以下、シーケンスコマンドという)をROM12から読み出し、このシーケンスコマンドに従ってフラッシュメモリインターフェースブロック10に処理を実行させる。
ROM12は、不揮発性の記憶素子であり、上記のシーケンスコマンド等を記憶している。ワークエリア8は、フラッシュメモリ2の制御に必要なデータが一時的に格納される作業領域であり、複数のSRAM(Static Random Access Memory)セルによって構成される。上述のアドレス変換テーブルは、このワークエリア8上に作成される。
バッファ9は、フラッシュメモリ2から読み出されたデータ及びフラッシュメモリ2に書き込むべきデータを一時的に蓄積する。すなわち、フラッシュメモリ2から読み出されたデータは、ホストシステム4が受け取り可能な状態となるまでバッファ9に保持され、フラッシュメモリ2に書き込むべきデータは、フラッシュメモリ2が書き込み可能な状態となるまでバッファ9に保持される。
ECCブロック11は、フラッシュメモリ2に書き込むデータに付加されるエラーコレクションコードを生成するとともに、読み出しデータに付加されたエラーコレクションコードに基づいて、読み出したデータに含まれる誤りを検出・訂正する。
ホストインターフェースブロック7は、ホストシステム4との間で、外部バス13を介し、データ、アドレス情報、外部コマンド等の授受を行う。ホストシステム4よりフラッシュメモリシステム1に供給されるデータ等は、ホストインターフェースブロック7を入口としてフラッシュメモリシステム1の内部(たとえば、バッファ9)に取り込まれる。
また、フラッシュメモリシステム1からホストシステム4に供給されるデータ等は、ホストインターフェースブロック7を出口としてホストシステム4に供給される。フラッシュメモリインターフェースブロック10は、内部バス14を介して、フラッシュメモリ2とデータ、アドレス情報、ステータス情報、内部コマンド等の授受を行う。
ホストインターフェースブロック7及びフラッシュメモリインターフェースブロック10は、図4に示すような各種レジスタを備える。すなわち、ホストインターフェースブロック7は、コマンドレジスタR1、セクタ数レジスタR2及びLBAレジスタR3等を備えている。また、フラッシュメモリインターフェースブロック10は、物理ブロックアドレスレジスタR11、セクタ番号レジスタR12、カウンタR13、セクタポインタレジスタR14等を備えている。
コマンドレジスタR1、セクタ数レジスタR2及びLBAレジスタR3には、ホストシステム4から与えられる情報が書き込まれる。コマンドレジスタR1には、書き込みコマンド、読み出しコマンド等の外部コマンドが書き込まれる。セクタ数レジスタR2にはアクセス対象領域のセクタ数が書き込まれる。LBAレジスタR3には、アクセス対象領域の先頭のLBAが書き込まれる。
物理ブロックアドレスレジスタR11、セクタ番号レジスタR12、カウンタR13には、セクタ数レジスタR2及びLBAレジスタR3に書き込まれた情報に基づく、フラッシュメモリ2内のアクセス対象領域を指示する情報が書き込まれる。
たとえば、LBAが連続する256セクタの領域を、フラッシュメモリ2(1ブロックが64ページで、1ページが4セクタの場合)の1個の物理ブロックに割り当てた場合、図3で説明したLBAの下位8ビットがセクタ番号SNに対応し、この下位8ビットを除いた上位側のビットが論理ブロック番号(LBN)に対応する。
つまり、LBAが連続する256セクタの領域を1個の論理ブロックとした場合、LBAの下位8ビットが論理ブロック内の各セクタに付けた通番であるセクタ番号SN(0〜255)を示し、このLBAの下位8ビットを除いた上位側のビットが論理ブロック番号(LBN)を示している。なお、LBA、論理ブロック番号(LBN)及びセクタ番号SNのビット数については、フラッシュメモリ2の容量や仕様等に応じて決定される。
次に、物理ブロックアドレスレジスタR11、セクタ番号レジスタR12、カウンタR13に設定される情報について説明する。セクタ番号レジスタR12には、LBAレジスタR3に書き込まれたLBAのセクタ番号SNに対応する部分が書き込まれる。
ここで、各物理ブロックにはLBAの順番でユーザデータが書き込まれるので、上記のセクタ番号SNは、各物理ブロックに含まれるセクタ領域に付けられた通番に対応する。一方、物理ブロックアドレスレジスタR11には、LBAレジスタR3に書き込まれたLBAの論理ブロック番号(LBN)を示す部分に基づいて特定された論理ブロックと対応する物理ブロックの物理ブロックアドレス(PBA)又は空きブロックの物理ブロックアドレス(PBA)が書き込まれる。
つまり、特定された論理ブロックに対応する物理ブロックからユーザデータを読み出す場合、又は、その物理ブロックに追加書き込みをする場合には、特定された論理ブロックと対応する物理ブロックの物理ブロックアドレス(PBA)が物理ブロックアドレスレジスタR11に書き込まれる。また、特定された論理ブロックに対応するユーザデータを空きブロックに書き込む場合には、その空きブロックの物理ブロックアドレス(PBA)が物理ブロックアドレスレジスタR11に書き込まれる。カウンタR13には、セクタ数レジスタR2に設定されたセクタ数が書き込まれる。
なお、LBAレジスタR3及びセクタ数レジスタR2に設定された情報に基づいて特定されるアクセス対象領域が複数の論理ブロックに跨っている場合、アクセス対象領域の物理ブロックも複数の物理ブロックに跨っているので、物理ブロックアドレスレジスタR11、セクタ番号レジスタR12、カウンタR13に対する情報の設定は論理ブロック毎に行い、カウンタR13には各論理ブロックに書き込まれるユーザデータのセクタ数を設定する。
したがって、LBAレジスタR3及びセクタ数レジスタR2に設定された情報に基づいて特定されるアクセス対象領域が複数の論理ブロックに跨っている場合、ホストシステム4から与えられる1回の書き込みコマンドに基づいて複数回(たとえば、2個の論理ブロックに跨っている場合は2回)のシーケンス書き込み処理が実行される。
書き込み処理の場合には、セクタポインタレジスタR14にそのシーケンス書き込み処理で最後にユーザデータが書き込まれるセクタ領域の次のセクタ領域の番号が設定される。つまり、セクタポインタレジスタR14には、セクタ番号レジスタR12に設定された値にカウンタR13に設定された値を加えた値が設定される。
また、シーケンス書き込み処理では、1セクタのユーザデータがバッファ9からフラッシュメモリ2に供給される毎にセクタ番号レジスタR12に設定されている値がインクリメント(1ずつ増加)され、カウンタR13に設定されている値がデクリメント(1ずつ減少)される。カウンタR13に設定されている値が0になったときにシーケンス書き込み処理が終了する。
たとえば、セクタ番号レジスタR12に「10」を設定し、カウンタR13に「8」を設定してシーケンス書き込み処理を開始した場合、SN#10〜#17のセクタ領域にユーザデータが書き込まれる。また、セクタポインタレジスタR14には「18(10+8)」が設定されるので、このシーケンス書き込み処理でユーザデータが書き込まれたセクタ領域に対応する部分冗長領域にはセクタポインタ情報SPとして「18」が書き込まれる。
また、シーケンス書き込み処理で連続的に書き込まれるデータを、一連データと呼んでいる。したがって、一連データのセクタ数はカウンタR13に設定された数値によって決まり、一連データが書き込まれたセクタ領域に対応する部分冗長領域には、同一のセクタポインタ情報SPが書き込まれる。
また、一連データの書き込み処理を開始するときに、その一連データの書き込み先の物理ブロックに既にデータが存在する場合には、一連データを書き込むことができるかどうかを判別する。つまり、一連データの先頭データの書き込み先に対応するセクタ領域が、その物理ブロックのデータが書き込まれていないセクタ領域の先頭より前であれば一連データを書き込むことができないと判断し、前でなければ一連データを書き込むことができると判断する。この判断をするため、データが書き込まれていないセクタ領域の先頭を検索する検索処理が行われる。
次に、このようなデータが書き込まれていないセクタ領域の先頭を検索する検索処理を、図5、図6及び図9を用いて説明する。なお、図9は、上述したように、1個の物理ブロックが256個のセクタ領域で構成されているとみなすことができる大ブロックの場合を示している。また、以下では、セクタ領域を検索する範囲の先頭を示す先頭位置情報をスタートポインタXとし、その末尾を示す末尾位置情報をエンドポインタYとして説明する。
まず、スタートポインタXに最初のセクタ領域のセクタ番号SNに対応する0を設定し、エンドポインタYに最後のセクタ領域のセクタ番号SNに1を加えた256を設定する(ステップS1)。続いて、スタートポインタXに設定されている値とエンドポインタYに設定されている値の中間点のセクタ番号SNの値nを算出する(ステップS2)。このnを算出するときは、エンドポインタYの値からスタートポインタXの値を引いて得られた値を2で割り、小数点以下を切り捨てる。
次に、セクタ番号SNがnのセクタ領域にデータが書き込まれているかどうかを判断する。本実施例では、セクタ番号SNがnのセクタ領域に対応する部分冗長領域を参照し、セクタポインタ情報SPが書き込まれていた場合は、セクタ番号SNがnのセクタ領域にデータが書き込まれていると判断し、セクタポインタ情報SPが書き込まれていない場合は、セクタ番号SNがnのセクタ領域にデータが書き込まれていないと判断する(ステップS3)。
セクタ番号SNがnのセクタ領域に対応する部分冗長領域にセクタポインタ情報SPが書き込まれていた場合(ステップS3:Yes)、スタートポインタXの値をそのセクタポインタ情報SPが示す値から1を減じた値に変更する(ステップS4)。
セクタ番号SNがnのセクタ領域に対応する部分冗長領域にセクタポインタ情報SPが書き込まれていない場合(ステップS3:No)、エンドポインタYの値をそのセクタ領域のセクタ番号SNであるnに変更する(ステップS5)。
ステップS4又はステップS5で、スタートポインタXの値又はエンドポインタYの値を変更した後に、エンドポインタYの値とスタートポインタXの値の差が1であるかどうかを判断する(ステップS6)。エンドポインタYの値とスタートポインタXの値の差が1より大きい場合(ステップS6:No)、ステップS3に戻り検索を続行し、エンドポインタYの値とスタートポインタXの値の差が1の場合(ステップS6:Yes)、検索を終了する。
ここで、検索を終了したときにスタートポインタXに設定されている値を、データが書き込まれているセクタ領域の末尾と判断し、エンドポインタYに設定されている値を、データが書き込まれていないセクタ領域の先頭と判断する。
なお、上述の説明では、セクタポインタ情報は、一連データの書き込み処理でデータが最後に書き込まれるセクタ領域の次のセクタ領域の番号を示す情報であるが、一連データの書き込み処理でデータが最後に書き込まれるセクタ領域の番号を示す情報であってもよい。セクタポインタ情報が、一連データの書き込み処理でデータが最後に書き込まれるセクタ領域の番号を示す情報の場合は、ステップS4でセクタポインタ情報SPが示す値をそのままスタートポインタXに設定すればよい。
次に、図9に示したように一連データが書き込まれている場合の検索について図6を参照して具体的に説明する。
まず、スタートポインタXに最初のセクタ領域のセクタ番号SNに対応する0を設定し、エンドポインタYに最後のセクタ領域のセクタ番号SNに1を加えた256を設定する(ステップS1)。続いて、スタートポインタXに設定されている値(0)とエンドポインタYに設定されている値(256)の中間点のセクタ番号SNがS#128のセクタ領域に対応する部分冗長領域を参照する(検索回数:1)。参照した部分冗長領域にセクタポインタ情報SP(SP#150)が書き込まれているので、スタートポインタXの値をそのセクタポインタ情報SP(SP#150)の値から1を減じた149に変更する。
スタートポインタXに設定されている値(149)とエンドポインタYに設定されている値(256)の差が1より大きいので、その中間点のセクタ番号SNがS#203のセクタ領域に対応する部分冗長領域を参照する(検索回数:2)。参照した部分冗長領域にセクタポインタ情報SPが書き込まれていないので、エンドポインタYの値を参照した部分冗長領域に対応するセクタ番号SN(S#203)の値である203に変更する。
スタートポインタXに設定されている値(149)とエンドポインタYに設定されている値(203)の差が1より大きいので、その中間点のセクタ番号SNがS#176のセクタ領域に対応する部分冗長領域を参照する(検索回数:3)。参照した部分冗長領域にセクタポインタ情報SP(SP#178)が書き込まれているので、スタートポインタXの値をそのセクタポインタ情報SP(SP#178)の値から1を減じた177に変更する。
スタートポインタXに設定されている値(177)とエンドポインタYに設定されている値(203)の差が1より大きいので、その中間点のセクタ番号SNがS#190のセクタ領域に対応する部分冗長領域を参照する(検索回数:4)。参照した部分冗長領域にセクタポインタ情報SP(SP#201)が書き込まれているので、スタートポインタXの値をそのセクタポインタ情報SP(SP#201)の値から1を減じた200に変更する。
スタートポインタXに設定されている値(200)とエンドポインタYに設定されている値(203)の差が1より大きいので、その中間点のセクタ番号SNがS#201のセクタ領域に対応する部分冗長領域を参照する(検索回数:5)。参照した部分冗長領域にセクタポインタ情報SPが書き込まれていないので、エンドポインタYの値を参照した部分冗長領域に対応するセクタ番号SN(S#201)の値である201に変更する。
スタートポインタXに設定されている値(200)とエンドポインタYに設定されている値(201)の差が1になったので検索を終了し、スタートポインタXに設定されている値に対応するセクタ番号SNがS#200のセクタ領域を、データが書き込まれているセクタ領域の末尾と判断し、エンドポインタYに設定されている値に対応するセクタ番号SNがS#201のセクタ領域を、データが書き込まれていないセクタ領域の先頭と判断する。
次に、エンドポインタYの値とスタートポインタXの値が一致したときに検索を終了する検索処理について図7、図8及び図9を用いて説明する。
まず、スタートポインタXに最初のセクタ領域のセクタ番号SNに対応する0を設定し、エンドポインタYに最後のセクタ領域のセクタ番号SNに1を加えた256を設定する(ステップS7)。続いて、スタートポインタXに設定されている値とエンドポインタYに設定されている値の中間点のセクタ番号SNの値nを算出する(ステップS8)。このnを算出するときは、エンドポインタYの値からスタートポインタXの値を引いて得られた値を2で割り、小数点以下を切り捨てる。
次に、セクタ番号SNがnのセクタ領域にデータが書き込まれているかどうかを判断する。本実施例では、セクタ番号SNがnのセクタ領域に対応する部分冗長領域を参照し、セクタポインタ情報SPが書き込まれていた場合は、セクタ番号SNがnのセクタ領域にデータが書き込まれていると判断し、セクタポインタ情報SPが書き込まれていない場合は、セクタ番号SNがnのセクタ領域にデータが書き込まれていないと判断する(ステップS9)。
セクタ番号SNがnのセクタ領域に対応する部分冗長領域にセクタポインタ情報SPが書き込まれていた場合(ステップS9:Yes)、スタートポインタXの値をそのセクタポインタ情報SPが示す値に変更する(ステップS10)。
セクタ番号SNがnのセクタ領域に対応する部分冗長領域にセクタポインタ情報SPが書き込まれていない場合(ステップS9:No)、エンドポインタYの値をそのセクタ領域のセクタ番号SNであるnに変更する(ステップS11)。
ステップS10又はステップS11で、スタートポインタXの値又はエンドポインタYの値を変更した後に、スタートポインタXの値とエンドポインタYの値が一致しているかどうかを判断する(ステップS12)。スタートポインタXの値とエンドポインタYの値が一致していない場合(ステップS12:No)、スタートポインタXの値とエンドポインタYの値が一致している場合(ステップS12:Yes)、検索を終了する。
ここで、検索を終了したときにスタートポインタX及びエンドポインタYに設定されている値を、データが書き込まれていないセクタ領域の先頭と判断する。
なお、上述の説明では、セクタポインタ情報は、一連データの書き込み処理でデータが最後に書き込まれるセクタ領域の次のセクタ領域の番号を示す情報であるが、一連データの書き込み処理でデータが最後に書き込まれるセクタ領域の番号を示す情報であってもよい。セクタポインタ情報が、一連データの書き込み処理でデータが最後に書き込まれるセクタ領域の番号を示す情報の場合は、ステップS10でセクタポインタ情報SPが示す値に1を加えた値をスタートポインタXに設定すればよい。
次に、図9に示したように一連データが書き込まれている場合の検索について図8を参照して具体的に説明する。
まず、スタートポインタXに最初のセクタ領域のセクタ番号SNに対応する0を設定し、エンドポインタYに最後のセクタ領域のセクタ番号SNに1を加えた256を設定する。続いて、スタートポインタXに設定されている値(0)とエンドポインタYに設定されている値(256)の中間点のセクタ番号SNがS#128のセクタ領域に対応する部分冗長領域を参照する(検索回数:1)。参照した部分冗長領域にセクタポインタ情報SP(SP#150)が書き込まれているので、スタートポインタXの値をそのセクタポインタ情報SP(SP#150)の値である150に変更する。
スタートポインタXに設定されている値(150)とエンドポインタYに設定されている値(256)が一致していないので、その中間点のセクタ番号SNがS#203のセクタ領域に対応する部分冗長領域を参照する(検索回数:2)。参照した部分冗長領域にセクタポインタ情報SPが書き込まれていないので、エンドポインタYの値を参照した部分冗長領域に対応するセクタ番号SN(S#203)の値である203に変更する。
スタートポインタXに設定されている値(150)とエンドポインタYに設定されている値(203)が一致していないので、その中間点のセクタ番号SNがS#176のセクタ領域に対応する部分冗長領域を参照する(検索回数:3)。参照した部分冗長領域にセクタポインタ情報SP(SP#178)が書き込まれているので、スタートポインタXの値をそのセクタポインタ情報SP(SP#178)の値である178に変更する。
スタートポインタXに設定されている値(178)とエンドポインタYに設定されている値(203)が一致していないので、その中間点のセクタ番号SNがS#190のセクタ領域に対応する部分冗長領域を参照する(検索回数:4)。参照した部分冗長領域にセクタポインタ情報SP(SP#201)が書き込まれているので、スタートポインタXの値をそのセクタポインタ情報SP(SP#201)の値である201に変更する。
スタートポインタXに設定されている値(201)とエンドポインタYに設定されている値(203)が一致していないので、その中間点のセクタ番号SNがS#202のセクタ領域に対応する部分冗長領域を参照する(検索回数:5)。参照した部分冗長領域にセクタポインタ情報SPが書き込まれていないので、エンドポインタYの値を参照した部分冗長領域に対応するセクタ番号SN(S#202)の値である202に変更する。
スタートポインタXに設定されている値(201)とエンドポインタYに設定されている値(202)が一致していないので、その中間点のセクタ番号SNがS#201のセクタ領域に対応する部分冗長領域を参照する(検索回数:6)。参照した部分冗長領域にセクタポインタ情報SPが書き込まれていないので、エンドポインタYの値を参照した部分冗長領域に対応するセクタ番号SN(S#201)の値である201に変更する。
スタートポインタXに設定されている値(201)とエンドポインタYに設定されている値(201)が一致したので、スタートポインタX及びエンドポインタYに設定されている値に対応するセクタ番号SNがS#201のセクタ領域を、データが書き込まれていないセクタ領域の先頭と判断する。
以上に説明したように、本実施例では二分木検索に基づいて参照したセクタ領域にデータが書き込まれていた場合、つまり、そのセクタ領域に対応する部分冗長領域にセクタポインタ情報SPが書き込まれていた場合、そのセクタポインタ情報SPに基づいてスタートポインタXの値を変更するようにしたので、通常の二分木検索で検索を行った場合よりも平均的な検索回数を少なくすることができる。
たとえば、1個の物理ブロックに含まれるセクタ領域が256(2)個の場合、通常の二分木検索であれば、常に8回の検索を行わなければ検索対象のセクタ領域を検出することができなかったが、本実施例では8回以下の検索回数で検索対象のセクタ領域を検出することができる。
なお、参照したセクタ領域にデータが書き込まれていた場合にスタートポインタXに設定する値は、そのセクタ領域に書き込まれているデータが属する一連データの末尾データが書き込まれたセクタ領域に対応するセクタ番号SNの値、又はその末尾データが書き込まれたセクタ領域の次のセクタ領域に対応するセクタ番号SNの値のいずれであってもよい。
また、セクタポインタ情報SPが示す値は、一連データの末尾データが書き込まれたセクタ領域に対応するセクタ番号SNの値、又は一連データの末尾データが書き込まれたセクタ領域の次のセクタ領域に対応するセクタ番号SNの値を求めることができる情報であれば特に限定されることはない。
また、上記の実施例では、各物理ブロックに、その物理ブロックに割り当てられた論理ブロックのデータをLBAの順番で書き込むため、一連データの書き込み処理を開始するときに、一連データを書き込むことができるかどうかを判別したが、データをランダムに書き込む場合には、データが書き込まれていないセクタ領域の先頭を検出した後、そのセクタ領域以降のセクタ領域に順次データを書込んでいってもよい。
本発明のフラッシュメモリシステムの一実施例の概略を説明するためのブロック図である。 図1のフラッシュメモリのアドレス空間の構造を概略的に示す図である。 図1のフラッシュメモリシステムにおけるアドレス変換の概要を説明するための図である。 図1のホストインターフェースブロック及びフラッシュメモリインターフェースブロックの詳細を示すブロック図である。 図1のフラッシュメモリシステムにおける物理ブロック内での複数の一連データが書き込まれていないセクタ領域の先頭の検索方法を説明するためのフローチャートである。 図1のフラッシュメモリシステムにおける物理ブロック内での複数の一連データが書き込まれていないセクタ領域の先頭の検索方法を説明するための図である。 図1のフラッシュメモリシステムにおける物理ブロック内での複数の一連データが書き込まれていないセクタ領域の先頭の他の検索方法を説明するためのフローチャートである。 図1のフラッシュメモリシステムにおける物理ブロック内での複数の一連データが書き込まれていないセクタ領域の先頭の他の検索方法を説明するための図である。 従来のフラッシュメモリにおける1ブロック分の書き込み状態を示す概略図である。 従来のスタートページ情報を用いた物理ブロック内での複数の一連データが書き込まれていないセクタ領域の先頭の他の検索方法を説明するための図である。 従来の二分木検索を用いた物理ブロック内での複数の一連データが書き込まれていないセクタ領域の先頭の他の検索方法を説明するための図である。
符号の説明
1 フラッシュメモリシステム
2 フラッシュメモリ
3 メモリコントローラ
4 ホストシステム
6 マイクロプロセッサ(セクタポインタ情報書込み手段、検索範囲保持手段、セク タ領域検索手段、セクタポインタ情報更新手段、第1のセクタ領域判別手段、第 2のセクタ領域判別手段)
7 ホストインターフェースブロック
8 ワークエリア
9 バッファ
10 フラッシュメモリインターフェースブロック
11 ECCブロック
13 外部バス
14 内部バス
25 ユーザ領域
26 冗長領域
R1 コマンドレジスタ
R2 セクタ数レジスタ
R3 LBAレジスタ
R11 物理ブロックアドレスレジスタ
R12 セクタ番号レジスタ
R13 カウンタ
R14 セクタポインタレジスタ

Claims (15)

  1. ブロック単位で記憶データの消去が行われるフラッシュメモリに対するアクセスを制御するメモリコントローラであって、
    一連データの書き込み処理でデータが最後に書き込まれるセクタ領域の番号を示すセクタポインタ情報を、前記一連データの書き込み処理でデータが書き込まれるセクタ領域に対応する冗長領域に書き込むセクタポインタ情報書込み手段と、
    前記ブロック内の検索範囲を特定する情報として、検索範囲の先頭セクタ領域の番号を示す先頭位置情報と検索範囲の末尾セクタ領域の番号を示す末尾位置情報とを保持する検索範囲保持手段と、
    前記検索範囲保持手段に保持されている先頭位置情報が示す番号と末尾位置情報が示す番号の中間点のセクタ領域にデータが書き込まれているか否かを判断し、データが書き込まれていないと判断した場合は、前記検索範囲保持手段に保持されている末尾位置情報を前記中間点のセクタ領域の番号に変更し、データが書き込まれていると判断した場合は、前記検索範囲保持手段に保持されている先頭位置情報を前記中間点のセクタ領域と対応する冗長領域に書き込まれているセクタポインタ情報が示す番号の値に変更するセクタ領域検索手段とを有する
    ことを特徴とするメモリコントローラ。
  2. ブロック単位で記憶データの消去が行われるフラッシュメモリに対するアクセスを制御するメモリコントローラであって、
    一連データの書き込み処理でデータが最後に書き込まれるセクタ領域の番号に1を加えた番号を示すセクタポインタ情報を、前記一連データの書き込み処理でデータが書き込まれるセクタ領域に対応する冗長領域に書き込むセクタポインタ情報書込み手段と、
    前記ブロック内の検索範囲を特定する情報として、検索範囲の先頭セクタ領域の番号を示す先頭位置情報と検索範囲の末尾セクタ領域の番号を示す末尾位置情報とを保持する検索範囲保持手段と、
    前記検索範囲保持手段に保持されている先頭位置情報が示す番号と末尾位置情報が示す番号の中間点のセクタ領域にデータが書き込まれているか否かを判断し、データが書き込まれていないと判断した場合は、前記検索範囲保持手段に保持されている末尾位置情報を前記中間点のセクタ領域の番号に変更し、データが書き込まれていると判断した場合は、前記検索範囲保持手段に保持されている先頭位置情報を前記中間点のセクタ領域と対応する冗長領域に書き込まれているセクタポインタ情報が示す番号の値から1を減じた値に変更するセクタポインタ情報更新手段とを有する
    ことを特徴とするメモリコントローラ。
  3. 前記先頭位置情報が示す番号と前記末尾位置情報が示す番号との差が1となったときに、前記先頭位置情報が示す番号から前記ブロック内のデータが書き込まれているセクタ領域の末尾を判別する第1のセクタ領域判別手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のメモリコントローラ。
  4. 前記先頭位置情報が示す番号と前記末尾位置情報が示す番号との差が1となったときに、前記末尾位置情報が示す番号から前記ブロック内のデータが書き込まれていないセクタ領域の先頭を判別する第2のセクタ領域判別手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のメモリコントローラ。
  5. ブロック単位で記憶データの消去が行われるフラッシュメモリに対するアクセスを制御するメモリコントローラであって、
    一連データの書き込み処理でデータが最後に書き込まれるセクタ領域の番号に1を加えた番号を示すセクタポインタ情報を、前記一連データの書き込み処理でデータが書き込まれるセクタ領域に対応する冗長領域に書き込むセクタポインタ情報書込み手段と、
    前記ブロック内の検索範囲を特定する情報として、検索範囲の先頭セクタ領域の番号を示す先頭位置情報と検索範囲の末尾セクタ領域の番号を示す末尾位置情報とを保持する検索範囲保持手段と、
    前記検索範囲保持手段に保持されている先頭位置情報が示す番号と末尾位置情報が示す番号の中間点のセクタ領域にデータが書き込まれているか否かを判断し、データが書き込まれていないと判断した場合は、前記検索範囲保持手段に保持されている末尾位置情報を前記中間点のセクタ領域の番号に変更し、データが書き込まれていると判断した場合は、前記検索範囲保持手段に保持されている先頭位置情報を前記中間点のセクタ領域と対応する冗長領域に書き込まれているセクタポインタ情報が示す番号の値に変更するセクタポインタ情報更新手段とを有する
    ことを特徴とするメモリコントローラ。
  6. ブロック単位で記憶データの消去が行われるフラッシュメモリに対するアクセスを制御するメモリコントローラであって、
    一連データの書き込み処理でデータが最後に書き込まれるセクタ領域の番号を示すセクタポインタ情報を、前記一連データの書き込み処理でデータが書き込まれるセクタ領域に対応する冗長領域に書き込むセクタポインタ情報書込み手段と、
    前記ブロック内の検索範囲を特定する情報として、検索範囲の先頭セクタ領域の番号を示す先頭位置情報と検索範囲の末尾セクタ領域の番号を示す末尾位置情報とを保持する検索範囲保持手段と、
    前記検索範囲保持手段に保持されている先頭位置情報が示す番号と末尾位置情報が示す番号の中間点のセクタ領域にデータが書き込まれているか否かを判断し、データが書き込まれていないと判断した場合は、前記検索範囲保持手段に保持されている末尾位置情報を前記中間点のセクタ領域の番号に変更し、データが書き込まれていると判断した場合は、前記検索範囲保持手段に保持されている先頭位置情報を前記中間点のセクタ領域と対応する冗長領域に書き込まれているセクタポインタ情報が示す番号の値に1を加えた値に変更するセクタポインタ情報更新手段とを有する
    ことを特徴とするメモリコントローラ。
  7. 前記先頭位置情報が示す番号と前記末尾位置情報が示す番号が一致したときに、該番号から前記ブロック内のデータが書き込まれていないセクタ領域の先頭を判別する第2のセクタ領域判別手段を有することを特徴とする請求項5又は6に記載のメモリコントローラ。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載のメモリコントローラと、このメモリコントローラによりアクセスが制御されるフラッシュメモリとを備えることを特徴とするフラッシュメモリシステム。
  9. ブロック単位で記憶データの消去が行われるフラッシュメモリに対するアクセスを制御するフラッシュメモリの制御方法であって、
    一連データの書き込み処理でデータが最後に書き込まれるセクタ領域の番号を示すセクタポインタ情報を、前記一連データの書き込み処理でデータが書き込まれるセクタ領域に対応する冗長領域に書き込むステップと、
    前記ブロック内の検索範囲を特定する情報として、検索範囲の先頭セクタ領域の番号を示す先頭位置情報と検索範囲の末尾セクタ領域の番号を示す末尾位置情報とを保持するステップと、
    前記保持されている先頭位置情報が示す番号と末尾位置情報が示す番号の中間点のセクタ領域にデータが書き込まれているか否かを判断し、データが書き込まれていないと判断した場合は、前記保持されている末尾位置情報を前記中間点のセクタ領域の番号に変更し、データが書き込まれていると判断した場合は、前記保持されている先頭位置情報を前記中間点のセクタ領域と対応する冗長領域に書き込まれているセクタポインタ情報が示す番号の値に変更するステップとを有する
    ことを特徴とするフラッシュメモリの制御方法。
  10. ブロック単位で記憶データの消去が行われるフラッシュメモリに対するアクセスを制御するフラッシュメモリの制御方法であって、
    一連データの書き込み処理でデータが最後に書き込まれるセクタ領域の番号に1を加えた番号を示すセクタポインタ情報を、前記一連データの書き込み処理でデータが書き込まれるセクタ領域に対応する冗長領域に書き込むステップと、
    前記ブロック内の検索範囲を特定する情報として、検索範囲の先頭セクタ領域の番号を示す先頭位置情報と検索範囲の末尾セクタ領域の番号を示す末尾位置情報とを保持するステップと、
    前記保持されている先頭位置情報が示す番号と末尾位置情報が示す番号の中間点のセクタ領域にデータが書き込まれているか否かを判断し、データが書き込まれていないと判断した場合は、前記保持されている末尾位置情報を前記中間点のセクタ領域の番号に変更し、データが書き込まれていると判断した場合は、前記保持されている先頭位置情報を前記中間点のセクタ領域と対応する冗長領域に書き込まれているセクタポインタ情報が示す番号の値から1を減じた値に変更するステップとを有する
    ことを特徴とするフラッシュメモリの制御方法。
  11. 前記先頭位置情報が示す番号と前記末尾位置情報が示す番号との差が1となったときに、前記先頭位置情報が示す番号から前記ブロック内のデータが書き込まれているセクタ領域の末尾を判別するステップを有することを特徴とする請求項9又は10に記載のフラッシュメモリの制御方法。
  12. 前記先頭位置情報が示す番号と前記末尾位置情報が示す番号との差が1となったときに、前記末尾位置情報が示す番号から前記ブロック内のデータが書き込まれていないセクタ領域の先頭を判別するステップを有することを特徴とする請求項9又は10に記載のフラッシュメモリの制御方法。
  13. ブロック単位で記憶データの消去が行われるフラッシュメモリに対するアクセスを制御するフラッシュメモリの制御方法であって、
    一連データの書き込み処理でデータが最後に書き込まれるセクタ領域の番号に1を加えた番号を示すセクタポインタ情報を、前記一連データの書き込み処理でデータが書き込まれるセクタ領域に対応する冗長領域に書き込むステップと、
    前記ブロック内の検索範囲を特定する情報として、検索範囲の先頭セクタ領域の番号を示す先頭位置情報と検索範囲の末尾セクタ領域の番号を示す末尾位置情報とを保持するステップと、
    前記保持されている先頭位置情報が示す番号と末尾位置情報が示す番号の中間点のセクタ領域にデータが書き込まれているか否かを判断し、データが書き込まれていないと判断した場合は、前記保持されている末尾位置情報を前記中間点のセクタ領域の番号に変更し、データが書き込まれていると判断した場合は、前記保持されている先頭位置情報を前記中間点のセクタ領域と対応する冗長領域に書き込まれているセクタポインタ情報が示す番号の値に変更するステップとを有する
    ことを特徴とするフラッシュメモリの制御方法。
  14. ブロック単位で記憶データの消去が行われるフラッシュメモリに対するアクセスを制御するフラッシュメモリの制御方法であって、
    一連データの書き込み処理でデータが最後に書き込まれるセクタ領域の番号を示すセクタポインタ情報を、前記一連データの書き込み処理でデータが書き込まれるセクタ領域に対応する冗長領域に書き込むステップと、
    前記ブロック内の検索範囲を特定する情報として、検索範囲の先頭セクタ領域の番号を示す先頭位置情報と検索範囲の末尾セクタ領域の番号を示す末尾位置情報とを保持するステップと、
    前記保持されている先頭位置情報が示す番号と末尾位置情報が示す番号の中間点のセクタ領域にデータが書き込まれているか否かを判断し、データが書き込まれていないと判断した場合は、前記保持されている末尾位置情報を前記中間点のセクタ領域の番号に変更し、データが書き込まれていると判断した場合は、前記保持されている先頭位置情報を前記中間点のセクタ領域と対応する冗長領域に書き込まれているセクタポインタ情報が示す番号の値に1を加えた値に変更するステップとを有する
    ことを特徴とするフラッシュメモリの制御方法。
  15. 前記先頭位置情報が示す番号と前記末尾位置情報が示す番号が一致したときに、該番号から前記ブロック内のデータが書き込まれていないセクタ領域の先頭を判別するステップを有することを特徴とする請求項13又は14に記載のフラッシュメモリの制御方法。
JP2006098774A 2006-03-31 2006-03-31 メモリコントローラ、フラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法 Active JP4497124B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006098774A JP4497124B2 (ja) 2006-03-31 2006-03-31 メモリコントローラ、フラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006098774A JP4497124B2 (ja) 2006-03-31 2006-03-31 メモリコントローラ、フラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007272657A true JP2007272657A (ja) 2007-10-18
JP4497124B2 JP4497124B2 (ja) 2010-07-07

Family

ID=38675384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006098774A Active JP4497124B2 (ja) 2006-03-31 2006-03-31 メモリコントローラ、フラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4497124B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008046727A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Tdk Corp メモリコントローラ、フラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04112249A (ja) * 1990-09-03 1992-04-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd メモリ管理方式
WO2002052416A1 (fr) * 2000-12-27 2002-07-04 Tdk Corporation Systeme de memoire flash
JP2003203007A (ja) * 2002-01-07 2003-07-18 Nec Corp 携帯電話機のメモリの不揮発エリア管理方法
JP2005018490A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Tdk Corp メモリコントローラ及びメモリコントローラを備えるフラッシュメモリシステム
JP2006040264A (ja) * 2004-06-21 2006-02-09 Toshiba Corp メモリカードの制御方法および不揮発性半導体メモリの制御方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04112249A (ja) * 1990-09-03 1992-04-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd メモリ管理方式
WO2002052416A1 (fr) * 2000-12-27 2002-07-04 Tdk Corporation Systeme de memoire flash
JP2003203007A (ja) * 2002-01-07 2003-07-18 Nec Corp 携帯電話機のメモリの不揮発エリア管理方法
JP2005018490A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Tdk Corp メモリコントローラ及びメモリコントローラを備えるフラッシュメモリシステム
JP2006040264A (ja) * 2004-06-21 2006-02-09 Toshiba Corp メモリカードの制御方法および不揮発性半導体メモリの制御方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008046727A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Tdk Corp メモリコントローラ、フラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法
JP4539621B2 (ja) * 2006-08-11 2010-09-08 Tdk株式会社 メモリコントローラ、フラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4497124B2 (ja) 2010-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7870328B2 (en) Memory controller and flash memory system
JP4501881B2 (ja) メモリコントローラ及びフラッシュメモリシステム
JP4235646B2 (ja) メモリコントローラおよびフラッシュメモリシステム
JP4488048B2 (ja) メモリコントローラ、メモリコントローラを備えるフラッシュメモリシステム、並びにフラッシュメモリの制御方法
JP4661497B2 (ja) メモリコントローラ、フラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法
JP4153535B2 (ja) メモリコントローラ及びメモリコントローラを備えるフラッシュメモリシステム、並びに、フラッシュメモリの制御方法
JP4661191B2 (ja) メモリコントローラ、フラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法
JP4609406B2 (ja) メモリコントローラ、メモリコントローラを備えるフラッシュメモリシステム、並びに、フラッシュメモリの制御方法
JP4497124B2 (ja) メモリコントローラ、フラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法
JP4513782B2 (ja) メモリコントローラ、フラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法
JP4434171B2 (ja) メモリコントローラ及びフラッシュメモリシステム
JP4241741B2 (ja) メモリコントローラ及びフラッシュメモリシステム
JP4539621B2 (ja) メモリコントローラ、フラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法
JP4000124B2 (ja) メモリコントローラ及びメモリコントローラを備えるフラッシュメモリシステム、並びに、フラッシュメモリの制御方法
JP4697146B2 (ja) メモリコントローラ及びメモリコントローラを備えるフラッシュメモリシステム、並びにフラッシュメモリの制御方法
JP4661748B2 (ja) メモリコントローラ及びメモリコントローラを備えるフラッシュメモリシステム、並びにフラッシュメモリの制御方法
JP3934659B1 (ja) メモリコントローラ及びフラッシュメモリシステム
JP4254933B2 (ja) メモリコントローラ及びフラッシュメモリシステム
JP2005292925A (ja) メモリコントローラ、フラッシュメモリシステム、並びに、フラッシュメモリの制御方法
JP4194518B2 (ja) メモリコントローラ、フラッシュメモリシステム、並びに、フラッシュメモリの制御方法
JP4213166B2 (ja) メモリコントローラおよびフラッシュメモリシステム
JP4569554B2 (ja) メモリコントローラ及びメモリコントローラを備えるフラッシュメモリシステム、並びにフラッシュメモリの制御方法
JP4254930B2 (ja) メモリコントローラ、フラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法
JP4366283B2 (ja) メモリコントローラ及びメモリコントローラを備えるフラッシュメモリシステム
JP4227989B2 (ja) メモリコントローラ及びフラッシュメモリシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100323

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100405

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4497124

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140423

Year of fee payment: 4