JP2007271771A - 画像表示システム及びその制御方法 - Google Patents

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弘之 三宅
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Abstract

【課題】精度よく表示する画像の明暗の分布を補正できる画像表示システムを提供する。
【解決手段】所定の領域内補正基準画像を表示してスクリーン13上の複数の部分領域をそれぞれ撮像した部分領域画像を取得し、各部分領域画像に基づいて各部分領域に対して画像の明暗の分布を補正するための部分補正データをそれぞれ生成し、所定の領域間補正基準画像を各部分補正データに基づいて補正した補正後基準画像を表示して、隣接する少なくとも二つの部分領域をそれぞれ少なくとも一部含む隣接領域を撮像した隣接領域画像を取得し、隣接領域画像と各部分補正データとに基づいて、隣接領域に含まれる各部分領域の全体を含む全体領域に表示される画像の明暗の分布を補正するための全体補正データを生成し、当該全体補正データに基づいて入力画像を補正して表示する画像表示システムである。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力画像をスクリーン上に表示する画像表示システム及びその制御方法に関する。
スクリーン上に画像を表示する画像表示システムなどにおいては、装置の画像表示特性等により、例えば画像全体の明度が同じ入力画像を表示させた場合であっても、スクリーン上の明暗の分布が一様にならない場合がある。一例として、プロジェクタ等の複数の画像投影手段がそれぞれ対応するスクリーン上の投影領域に画像を投影することにより入力画像を表示する画像表示システム(リアプロジェクションディスプレイ等)の場合、画像投影手段の個体差によって複数の投影領域ごとに明度の差が生じてしまうことがある。また、1つの投影領域の範囲内においても、画像投影手段の特性によって例えば中心部と周辺部とで明度の差が生じてしまうことがあり得る。
このような問題に対して、スクリーンに投影される映像を測定して得られる初期XYZ三刺激値と、各カラー画像表示部(プロジェクタ)が投影する画像の光強度とに基づいて、色補正係数を算出して表示する画像の色を補正する技術がある(特許文献1参照)。
特開2003‐174651号公報
しかしながら、上記従来例の技術においては、プロジェクタ単位での補正についてしか考慮されていない。そのため、1つのプロジェクタが投影する画像の明暗の分布まで含めた画像全体の補正を行うことができない。
また、スクリーン全体をビデオカメラ等の撮像手段が撮像して得られる撮像画像に基づいて、各プロジェクタが投影する画像の内部も含めた画像全体の明暗の分布を補正することも考えられる。この方法によれば、ユーザの視点に近い位置からスクリーンを撮像して得られる画像に基づいて、表示される画像全体の補正を行うことができる。しかし、この方法においては、特に大型のスクリーンを用いる画像表示システム等の場合、スクリーン全体を撮像して得られる撮像画像の解像度は入力画像の解像度に対して十分に高いものとならない。そのため、入力画像の明暗の分布を精度よく補正することができない。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的の一つは、精度よく表示する画像の明暗の分布を補正できる画像表示システム及びその制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明に係る画像表示システムは、入力画像をスクリーン上に表示する表示手段を備える画像表示システムであって、前記スクリーン上の複数の部分領域のそれぞれについて、当該各部分領域に表示される画像の明暗の分布の情報を取得する基準となる所定の領域内補正基準画像を前記スクリーン上に表示した状態で、前記各部分領域をそれぞれ撮像して得られる複数の部分領域画像を取得する部分領域画像取得手段と、前記取得した各部分領域画像に基づいて、前記各部分領域に対して、表示される画像の明暗の分布を補正するための部分補正データをそれぞれ生成する部分補正データ生成手段と、前記複数の部分領域のうち隣接する少なくとも二つの部分領域に表示される画像の明暗の差の情報を取得する基準となる所定の領域間補正基準画像を前記生成した各部分補正データに基づいて補正した補正後基準画像を、前記スクリーン上に表示した状態で、前記隣接する少なくとも二つの部分領域をそれぞれ少なくとも一部含む隣接領域を撮像して得られる隣接領域画像を取得する隣接領域画像取得手段と、前記取得した隣接領域画像と、前記各部分補正データとに基づいて、前記全体領域に表示される画像の明暗の分布を補正するための全体補正データを生成する全体補正データ生成手段と、前記全体補正データに基づいて前記入力画像を補正する入力画像補正手段と、を含むことを特徴とする。
上記構成によれば、複数の部分領域をそれぞれ撮像して得られる部分領域画像と、隣接する複数の部分領域をそれぞれ少なくとも一部含む隣接領域を撮像して得られる隣接領域画像とに基づいて、複数の部分領域を含む全体領域の明暗の分布を補正する補正データを生成することができる。これにより、スクリーンに表示される画像全体を撮像して得られる撮像画像のみに基づいて補正を行う場合と比較して、精度よく表示する画像の明暗の分布を補正できる。
また、上記画像表示システムにおいて、前記表示手段は、前記入力画像を複数の分割画像に分割し、当該各分割画像を複数の画像投影手段によりそれぞれ前記スクリーン上の複数の投影領域に投影させることにより、前記入力画像を前記スクリーン上に表示し、前記部分領域画像取得手段は、前記複数の部分領域として前記各投影領域をそれぞれ撮像して得られる複数の部分領域画像を取得することとしてもよい。
また、上記画像表示システムにおいて、前記領域内補正基準画像は、前記各部分領域内の明暗が所期の分布を有する画像であることとしてもよい。さらに、前記領域内補正基準画像は、前記各部分領域内の明暗が一様な分布を有する画像であることとしてもよい。
また、上記画像表示システムにおいて、前記領域間補正基準画像は、前記隣接領域に含まれる、前記少なくとも二つの部分領域の前記各一部の明度が所期の関係を有する画像であることとしてもよい。さらに、前記領域間補正基準画像は、前記隣接領域に含まれる、前記少なくとも二つの部分領域の前記各一部の明度が等しい画像であることとしてもよい。
また、上記画像表示システムにおいて、前記部分補正データ及び前記全体補正データは、補正の対象となる領域に含まれる複数の単位領域のそれぞれに対して、当該各単位領域に表示される画像の明暗に関するパラメタを補正する補正値からなることとしてもよい。さらに、前記明暗に関するパラメタは、前記表示手段が表示する画像の各成分色の画素値であることとしてもよい。
また、上記画像表示システムは、当該画像表示システムの制御に基づいて撮像倍率と、撮像方向と、の少なくとも一方を変化させることにより、前記スクリーンの少なくとも一部の撮像範囲を撮像する撮像装置と接続され、前記部分領域画像取得手段及び前記隣接領域画像取得手段は、前記撮像装置が撮像して得られる撮像画像を前記部分領域画像又は前記隣接領域画像として取得することとしてもよい。
さらに、上記画像表示システムにおいて、前記部分領域画像取得手段は、前記各部分領域を画定するための領域画定用画像を前記スクリーン上に表示した状態で、前記撮像装置が前記スクリーンの少なくとも一部を撮像して得られる撮像画像を取得し、当該撮像画像に基づいて前記撮像装置の撮像倍率と、撮像方向と、の少なくとも一方を変化させることにより、前記各部分領域を撮像範囲に含んだ撮像画像を前記各部分領域画像として取得することとしてもよい。
さらに、上記画像表示システムにおいて、前記部分領域画像取得手段は、前記領域画定用画像として前記各部分領域の位置を表すマーカー画像を含む画像を前記スクリーン上に表示した状態で、前記撮像装置が前記スクリーンの少なくとも一部を撮像して得られる撮像画像を取得し、当該撮像画像に含まれる前記マーカー画像の位置又は大きさに基づいて前記撮像装置の撮像倍率と、撮像方向と、の少なくとも一方を変化させることにより、前記各部分領域を撮像範囲に含んだ撮像画像を前記各部分領域画像として取得することとしてもよい。さらに、前記マーカー画像は、前記部分領域の外周線の位置を表すL字型の画像であることとしてもよい。
また、本発明に係る画像表示システムの制御方法は、入力画像をスクリーン上に表示する表示手段を備える画像表示システムの制御方法であって、前記スクリーン上の複数の部分領域のそれぞれについて、当該各部分領域に表示される画像の明暗の分布の情報を取得する基準となる所定の領域内補正基準画像を前記スクリーン上に表示した状態で、前記各部分領域をそれぞれ撮像して得られる複数の部分領域画像を取得するステップと、前記取得した各部分領域画像に基づいて、前記各部分領域に対して、表示される画像の明暗の分布を補正するための部分補正データをそれぞれ生成するステップと、前記複数の部分領域のうち隣接する少なくとも二つの部分領域に表示される画像の明暗の差の情報を取得する基準となる所定の領域間補正基準画像を前記生成した各部分補正データに基づいて補正した補正後基準画像を、前記スクリーン上に表示した状態で、前記隣接する少なくとも二つの部分領域をそれぞれ少なくとも一部含む隣接領域を撮像して得られる隣接領域画像を取得するステップと、前記取得した隣接領域画像と、前記各部分補正データとに基づいて、前記全体領域に表示される画像の明暗の分布を補正するための全体補正データを生成するステップと、前記全体補正データに基づいて前記入力画像を補正するステップと、を含むことを特徴とする。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。本発明の一実施形態に係る画像表示システム1は、図1に示すように、画像表示装置10と補正データ生成装置20とを含んで構成されている。また、補正データ生成装置20は、撮像装置2に接続される。さらに、画像表示装置10は、画像処理部11、複数のプロジェクタ12、スクリーン13、及び補正データ記憶部14を含んで構成されている。
画像処理部11は、画像表示装置10による表示対象となる入力画像を表す画像データを受け入れる。そして、受け入れた画像データに対して、プロジェクタ12の画像特性等に応じた画像処理を行う。例えば画像処理部11は、画像データに含まれる各画素に対して色変換処理などを行う。また、画像処理部11は、複数のプロジェクタ12が画像を投影するスクリーン13上の投影領域の位置及び大きさに応じて、入力画像を複数の分割画像に分割する。そして、各分割画像をそれぞれ対応するプロジェクタ12に対して出力する。また、特に本実施の形態においては、補正データ記憶部14に記憶されている補正データに基づいて、入力画像の明暗の分布を補正する明暗分布補正処理を行う。この明暗分布補正処理の詳細については、後述する。
プロジェクタ12は、画像処理部11が出力した分割画像をそれぞれスクリーン13上の対応する投影領域に対して投影する。画像表示装置10は、プロジェクタ12A,12B,12C及び12Dの4つのプロジェクタを含んでおり、それぞれスクリーン13の投影領域PA,PB,PC及びPDに対して画像を投影する。プロジェクタ12A,12B,12C及び12Dがそれぞれ対応する投影領域に分割画像を投影することにより、スクリーン13は全体として入力画像の画像データに応じた画像を表示することができる。
なお、ここでは一例として4つのプロジェクタ12A,12B,12C及び12Dにより画像をスクリーン13に投影する例について説明しているが、本発明の実施の形態に係る画像表示システムはこのようなものに限られない。すなわち、図1の例とは異なる配置や数のプロジェクタにより画像を投影するものであってもよいし、またプロジェクタによらずに他の表示手段により画像をスクリーンに表示するものであってもよい。
補正データ記憶部14は、例えばNVRAM(不揮発性RAM)等のメモリ素子であって、補正データ生成装置20が生成して出力した補正データを記憶する。記憶された補正データは、画像処理部11による明暗分布補正処理に用いられる。
補正データ生成装置20は、画像処理部11が明暗分布補正処理に用いる補正データを生成する補正データ生成処理を実行する。補正データ生成装置20は、例えば画像表示装置10及び撮像装置2に接続されたパーソナルコンピュータ等により実現できる。具体的に補正データ生成装置20は、撮像装置2を制御することで、撮像装置2がスクリーン13の少なくとも一部の撮像範囲を撮像して得られる撮像画像を取得する。そして、取得した撮像画像に基づいて、補正データを生成し、出力する。補正データ生成装置20は、この補正データ生成処理を例えば画像表示システム1の使用を開始した際に実行してもよい。また、画像表示システム1を一定期間以上使用し、プロジェクタ12等の経時変化の影響によりスクリーン13上に表示される画像の明暗に変化が生じていると考えられる場合に実行してもよい。補正データ生成装置20が実行する補正データ生成処理の詳細については、後に説明する。
撮像装置2は、例えばビデオカメラ等であって、スクリーン13を撮像可能な位置に設置され、スクリーン13の少なくとも一部の撮像範囲を撮像して得られる撮像画像を補正データ生成装置20に対して出力する。特に、通常ユーザがスクリーン13に表示される画像を閲覧する位置に近い位置に撮像装置2を設置することにより、撮像装置2はユーザの視点に応じた撮像画像を取得することができる。このような撮像画像を用いることで、補正データ生成装置20は、実際にユーザがスクリーン13上の画像を閲覧する状況に近い環境において、明度の差が少なくなるような補正データを生成することができる。
また、撮像装置2は、補正データ生成装置20の出力する制御信号に基づいて、撮像方向と、撮像倍率と、の少なくとも一方を変化させるパンチルトズーム機能を有する。これにより、撮像装置2はスクリーン13上の様々な撮像範囲を撮像することができる。
ここで、補正データ生成装置20が実現する機能について説明する。補正データ生成装置20は、機能的には、図2に示すように部分領域画像取得部21、部分補正データ生成部22、隣接領域画像取得部23、及び全体補正データ生成部24を含んで構成されており、これらの機能が連携して補正データ生成処理を実現する。これらの機能は、例えば補正データ生成装置20の備えるCPU等の制御部(不図示)がコンピュータ可読な記憶媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現できる。
部分領域画像取得部21は、所定の領域内補正基準画像をスクリーン13上に表示した状態で、スクリーン13上の複数の部分領域をそれぞれ撮像して得られる複数の部分領域画像を取得する。ここで、複数の部分領域は、それぞれスクリーン13上の所定の範囲を占める領域であって、例えばスクリーン13の画像表示面全体を分割して得られる複数の領域である。以下の説明においては、スクリーン13上の複数の部分領域は、プロジェクタ12が画像を投影する投影領域PA,PB,PC及びPDに一致するものとする。例えば画像表示装置10及び撮像装置2の設置場所が固定されている場合、部分領域画像取得部21は、撮像装置2の撮像方向及び撮像倍率を予め定められた設定情報に基づいて制御することで、スクリーン13上の所定の部分領域を撮像した撮像画像を取得することができる。
しかしながら、この方法においては、撮像装置2の位置やスクリーン13の位置が変わってしまうと、撮像装置2は所定の部分領域を撮像することができなくなってしまう。そこで、例えば部分領域画像取得部21は、所定の領域画定用画像をスクリーン13に表示させた状態で撮像装置2がスクリーン13を撮像して得られる撮像画像に基づいて、撮像装置2の撮像範囲が取得しようとしているいずれかの部分領域を含むように、撮像装置2の撮像方向と、撮像倍率と、の少なくとも一方を変化させることで、部分領域を撮像した撮像画像を取得することとしてもよい。
この場合、部分領域画像取得部21は、例えば以下のようにして部分領域画像を取得する。すなわち、まず画像処理部11に各部分領域を画定するための領域画定用画像の画像データを出力することにより、スクリーン13上に領域画定用画像を表示させる。ここで領域画定用画像は、例えば所定のマーカー画像を所定の位置に含む画像である。マーカー画像は、スクリーン13上の各部分領域の位置を表す画像であって、例えば複数の部分領域の外周線の位置や隣接する部分領域との間の境界線の位置などを表す画像である。一例として、補正データ生成装置20は、図3に例示するような領域画定用画像をスクリーン13に表示させる。ここで、図中の二点鎖線及び破線は複数の部分領域及び後述する隣接領域の境界線を表すものであって、実際にはスクリーン13に表示されない。図3の例においては、領域画定用画像は、所定のマーカー画像として背景領域の色と異なる色のL字型の画像を16個含んでいる。これらの16個のマーカー画像は、各部分領域の外周線である、図中の二点鎖線の位置及びスクリーン13の表示面の外周線を示している。
次に部分領域画像取得部21は、撮像装置2がスクリーン13の少なくとも一部である撮像範囲を撮像して得られる撮像画像を取得する。そして、撮像画像に対してパターン認識処理を実行することにより、撮像画像に含まれるマーカー画像の位置又は大きさを特定する。さらに部分領域画像取得部21は、特定したマーカー画像の位置又は大きさに基づいて、撮像画像に含まれるマーカー画像の位置又は大きさが所定の条件を満たすように、撮像装置2のパンチルトズーム機能を制御する。これにより、部分領域画像取得部21は、撮像装置2がスクリーン13上の部分領域を撮像して得られる撮像画像を取得できる。一例として、図3の例の場合、部分領域画像取得部21は、マーカー画像が撮像画像の隅の4箇所の所定範囲に含まれるように撮像装置2の撮像方向及び撮像倍率を変化させる。これにより、図4の例に示すような、複数の投影領域の一つを撮像範囲に含んだ撮像画像を取得できる。
なお、部分領域画像取得部21は、複数の部分領域の一つを含む撮像画像を取得する際に、どの部分領域を含む撮像画像であるかを識別する必要がある。部分領域画像取得部21は、例えば撮像画像を解析して、撮像しようとする部分領域の周囲の部分領域のマーカー画像の位置や、スクリーン13の外周線の位置を検出することにより、部分領域の識別を行ってもよい。あるいは、領域画定用画像に含まれるマーカー画像の色や形状を部分領域ごとに変化させ、撮像画像に含まれるマーカー画像の色や形状を識別することにより、部分領域の識別を行うこととしてもよい。
ここで、取得した撮像画像は、必ずしもスクリーン13に対して撮像方向が垂直な状態で撮像したものであるとは限らない。また、撮像画像がスクリーン13に対して傾いている場合もあり得る。そこで部分領域画像取得部21は、取得した部分領域を含む撮像画像に対して、画像の傾きや歪みを補正する幾何補正パラメタを算出する。具体例として、部分領域画像取得部21は、領域画定用画像の画像データに含まれるマーカー画像に対して、撮像画像に含まれるマーカー画像に生じている傾きや形状の歪みに基づいて、画像全体の幾何補正パラメタを算出できる。
さらに部分領域画像取得部21は、画像処理部11に領域内補正基準画像の画像データを出力することにより、スクリーン13上に領域内補正基準画像を表示させる。ここで、領域内補正基準画像は、スクリーン13上の複数の部分領域のそれぞれについて、当該各部分領域に表示される画像の明暗の分布の情報を取得する基準となる画像であって、例えば各部分領域内の明暗が所期の分布を有する画像である。ここで、所期の分布としては、例えば各部分領域内の明暗が一様な分布などがある。具体例として、領域内補正基準画像は、スクリーン13に表示させることのできる最大の明度に対応する最大画素値の画素が一様に分布する画像であってもよい。この場合、領域内補正基準画像は、画像に含まれる全ての画素について、各画素の全ての成分色の画素値が最大となる白色の画像となる。また、プロジェクタ12が投影する光の成分色に対応する各成分色(例えば赤、緑、青)のうち、一つの成分色のみが最大画素値を持ち、他の成分色の画素値は0であるような画像であってもよい。この場合、領域内補正基準画像は、それぞれ赤、緑、青の単色の画像となる。
部分領域画像取得部21は、領域内補正基準画像をスクリーン13上に表示させた状態で、撮像装置2が部分領域を撮像して得られる撮像画像を取得する。そして、取得した撮像画像に対して、予め算出した幾何補正パラメタに基づいて、画像の傾きや歪みを補正する幾何補正処理を行う。この幾何補正処理は、例えばアフィン変換等の公知の画像処理方法により実現できる。これにより、部分領域画像取得部21は部分領域画像を取得する。
また、領域内補正基準画像は、領域画定用画像と同一のものであってもよい。この場合、例えば領域画定用画像として、マーカー画像の領域を除いた背景領域の明暗の分布が一様な画像を用いることとする。これにより、部分領域画像取得部21は、領域画定用画像をスクリーン13に表示させた状態で部分領域を撮像して得られた撮像画像を、そのまま部分領域画像として用いることができ、処理を簡略化できる。
部分補正データ生成部22は、部分領域画像取得部21が取得した各部分領域画像に基づいて、各部分領域に対して、表示される画像の明暗の分布を補正するための部分補正データをそれぞれ生成する。
部分補正データは、補正の対象となる部分領域内において、表示される画像の明るさのむらを低減するように、入力画像に含まれる画素の画素値を補正するためのデータである。具体例として、部分補正データは、各部分領域に含まれる複数の単位領域のそれぞれに対して、当該各単位領域に表示される画像の明暗に関するパラメタを補正する補正値からなる。ここで、単位領域は補正値を決定する単位となる領域であって、例えば入力画像に含まれる各画素であってもよいし、2行2列などの隣接する複数の画素の集合であってもよい。また、画像の明暗に関するパラメタは、例えば各成分色の画素値である。この場合、部分補正データは赤、緑、青などの成分色ごとの補正値からなる。あるいは、画像の明暗に関するパラメタは、入力画像の各成分色の画素値から算出される輝度値であってもよい。この場合、部分補正データは輝度値に対する補正値からなり、この補正値に基づいて輝度を変化させるように各成分色の画素値が補正される。一例として、部分補正データ生成部22が生成する部分補正データは、図5に例示するようなデータである。図5の例においては、部分補正データは、補正対象となる部分領域に含まれる各単位領域を特定する単位領域の位置座標と、当該位置座標により特定される単位領域に対応づけられた各成分色の補正値とを含んでいる。
具体的に、部分補正データ生成部22は、例えば領域内補正基準画像における部分領域内の明暗の分布と、撮像画像の明暗の分布とを比較することにより、部分補正データを生成する。一例として、領域内補正基準画像が部分領域内の明暗が一様な分布を有する画像である場合、部分補正データ生成部22は以下のようにして部分補正データを生成する。すなわち、まず部分領域画像取得部21が取得した部分領域画像に基づいて、補正の対象となる各単位領域に対応する部分領域画像内の画素の画素値(以下、撮像画素値という)を取得する。ここで、各単位領域に対応する部分領域画像内の画素が複数ある場合には、当該複数の画素の画素値の代表値(例えば平均値や最頻値など)を算出することにより、算出された代表値を撮像画素値として取得する。
なお、ここで撮像画素値を取得する対象となる単位領域は、補正対象となる部分領域に含まれる全ての単位領域でなくともよい。例えば領域内補正基準画像としてマーカー画像を含む画像を用いる場合、マーカー画像が表示された位置に対応する単位領域は、撮像画素値を取得する対象から除外してもよい。あるいは、例えば縦及び横方向のそれぞれについて所定の間隔おきに選択した選択単位領域についてのみ、撮像画素値を取得することとしてもよい。
さらに、部分補正データ生成部22は、所定の条件に基づいて、明暗の分布を補正する必要があるか否かの判定を行う。例えば、取得した撮像画素値のヒストグラムの分布幅が所定の値以上の場合、すなわち撮像画素値の最大値と最小値との差が所定の値以上の場合、表示位置による明暗の差が生じており、補正が必要であると判定する。
補正の必要があると判定した場合、部分補正データ生成部22は、補正の対象となる単位領域を所定の条件に基づいて決定する。具体的に、例えば部分補正データ生成部22は、撮像画素値の大きな順に、所定の割合の単位領域を補正の対象として決定する。あるいは、部分補正データ生成部22は、所定の方法で得られる基準値より大きな撮像画素値を持つ単位領域を補正の対象としてもよい。ここで基準値は、予め定められた値であってもよいし、取得した各単位領域の撮像画素値の代表値(例えば平均値や中央値など)であってもよい。また、撮像画素値の最大値と最小値との平均値であってもよい。
続いて部分補正データ生成部22は、補正の対象として決定した各単位領域について、撮像画素値に基づいて補正値を決定することにより、部分補正データを生成する。具体例として、部分補正データ生成部22は、前述した基準値と当該単位領域の撮像画素値との間の差に基づいて補正値を決定する。あるいは、取得した撮像画素値の最小値と、当該単位領域の撮像画素値との間の差に基づいて補正値を決定してもよい。また、撮像画素値を取得する対象とした単位領域であって、補正の対象として決定されなかった単位領域については、補正値を0に決定する。ここで、例えば領域内補正基準画像として白色の画像を用いた場合、各単位領域の輝度値に対する補正値からなる部分補正データを生成する。また、領域内補正基準画像として各成分色の画像を用いた場合、それぞれの成分色の画素値に対する補正値を決定することにより、部分補正データを生成してもよい。
また、撮像画素値を取得する対象から除外した単位領域については、既に補正値を決定した領域であって、当該単位領域に隣接する単位領域、又は当該単位領域に近い位置にある単位領域の補正値に基づいて、補正値を決定することとしてもよい。この場合、例えば隣接する単位領域の補正値と同じ値に補正値を決定する。あるいは、当該単位領域に近い位置にある所定の数の単位領域を選択し、選択された単位領域と当該単位領域との位置関係と、選択された単位領域の補正値とに基づいて、所定の補間関数により補正値を決定することとしてもよい。
隣接領域画像取得部23は、部分補正データ生成部22が生成した各部分補正データに基づいて所定の領域間補正基準画像を補正した補正後基準画像をスクリーン13上に表示した状態で、複数の部分領域のうち隣接する少なくとも二つの部分領域をそれぞれ少なくとも一部含む隣接領域を撮像して得られる隣接領域画像を取得する。
隣接領域は、複数の部分領域をそれぞれ少なくとも一部含むスクリーン13上の領域であって、部分領域の数及び配置に応じて予め定められた領域である。隣接領域はスクリーン13上に一つだけであってもよいし、複数あってもよい。また、隣接領域は、部分領域の全部を含んでもよい。具体例として、隣接領域は、隣接領域を経由して一つの部分領域から隣接する他の部分領域に移動できることとした場合に、任意の部分領域から他の全ての部分領域に移動できるように決定される。このように隣接領域を決定することで、部分補正データ生成部22が各部分領域について生成した部分補正データと、隣接領域画像とに基づいて、複数の部分領域を含む全体領域に表示される画像の明暗の分布を補正することができる。
具体的に、隣接領域画像取得部23は、例えば以下のようにして隣接領域画像を取得する。すなわち、まず部分領域画像取得部21と同様に、隣接領域を画定するためのマーカー画像を含む領域画定用画像をスクリーン13上に表示した状態で、撮像画像に含まれるマーカー画像の位置及び大きさが所定の条件を満たすように、撮像装置2のパンチルトズーム機能を制御する。これにより、隣接領域画像取得部23は、撮像装置2がスクリーン13上の隣接領域を撮像して得られる撮像画像を取得できる。一例として、図3の例の場合、隣接領域画像取得部23は、4つのマーカー画像が撮像画像の中央の所定範囲に含まれるように撮像装置2の撮像方向及び撮像倍率を変化させる。これにより、図6の例に示すような、投影領域PA,PB,PC及びPDの一部をそれぞれ含む隣接領域NAを撮像範囲に含んだ撮像画像を取得できる。なお、ここでは領域画定用画像として部分領域画像取得部21が部分領域の画定に用いた領域画定用画像と同じ画像を用いる場合の例について示したが、隣接領域画像取得部23は部分領域画像取得部21とは異なる領域画定用画像を用いてもよい。例えば隣接領域画像取得部23は、部分領域画像取得部21が用いた領域画定用画像に対して、隣接領域の位置を表すマーカー画像を追加した画像を領域画定用画像として用いてもよい。
ここで、隣接領域画像取得部23は、隣接領域を撮像した撮像画像を取得する場合に、以下のようにして撮像装置2のパンチルトズーム機能を制御してもよい。すなわち、まず隣接領域画像取得部23は、撮像しようとしている隣接領域に含まれる複数の部分領域について、当該各部分領域を撮像した撮像画像を部分領域画像取得部21が取得した際の、撮像装置2の撮像方向を表すパラメタをそれぞれ取得する。次に、このパラメタにより表される複数の撮像方向の重心を算出する。そして、当該算出した撮像方向の重心の方向を撮像するように、撮像装置2の撮像方向を制御する。例えば図6の例に示す撮像画像を取得する場合、隣接領域画像取得部23は、投影領域PA,PB,PC及びPDをそれぞれ撮像した際の4つの撮像方向の重心を算出し、算出した方向に基づいて撮像装置2の撮像方向を制御する。これにより、隣接領域画像取得部23は、容易に隣接領域を含んだ撮像範囲を撮像装置2に撮像させることができる。また、このようにして得られた撮像画像に対して、さらにマーカー画像の位置及び大きさを特定する画像解析を行って、隣接領域を撮像範囲に含むように撮像装置2の撮像方向及び撮像倍率の微調整を行うこととしてもよい。
次に隣接領域画像取得部23は、所定の領域間補正基準画像を部分補正データに基づいて補正して得られる補正後基準画像をスクリーン13上に表示させる。具体的に、隣接領域画像取得部23は、領域間補正基準画像の画像データに対して明暗分布補正処理を実行した結果得られる画像データを画像処理部11に対して出力することにより、スクリーン13上に表示させてもよい。あるいは、一時的に部分補正データを補正データ記憶部14に記憶させて、領域間補正基準画像の画像データを画像処理部11に対して出力することにより、画像処理部11に明暗分布補正処理を実行させ、その結果得られる補正後基準画像をスクリーン13上に表示させることとしてもよい。いずれの場合においても、結果としてスクリーン13上に表示される画像は、各部分領域内の明暗の分布が補正された画像となる。なお、ここで所定の領域間補正基準画像は、隣接領域に含まれる各部分領域に表示される画像の明暗の差の情報を取得する基準となる画像であって、例えば隣接領域に含まれる各部分領域の一部又は全部の明度が所期の関係を有する画像である。ここで、所期の関係としては、例えば明度が互いに等しい関係などがある。具体例として、領域間補正基準画像は、隣接領域の明度の分布が一様になる画像であってもよい。このような領域間補正基準画像としては、例えば隣接領域に含まれる全ての画素の画素値がスクリーン13に表示させることのできる最大の明度に対応する最大画素値となる画像がある。また、領域間補正基準画像は、部分領域画像取得部21が用いた領域内補正基準画像と同じ画像であってもよいし、異なる画像であってもよい。
この状態において、隣接領域画像取得部23は、撮像装置2がスクリーン13を撮像して得られる撮像画像を取得することにより、隣接領域画像を取得する。なお、隣接領域画像取得部23は、部分領域画像取得部21と同様に取得した撮像画像に対して幾何補正を行うことにより、画像の歪みや傾きを補正した画像を隣接領域画像として取得してもよい。
全体補正データ生成部24は、隣接領域画像取得部23が取得した隣接領域画像と、部分補正データ生成部22が生成した各部分補正データとに基づいて、隣接する少なくとも二つの部分領域の全体を含む全体領域に対して、表示される画像の明暗の分布を補正するための全体補正データを生成する。補正データ生成装置20は、この全体補正データを最終的な補正データとして画像表示装置10の補正データ記憶部14に対して出力する。
全体補正データは、部分補正データと同様に、表示される画像の明るさのむらを低減するように、入力画像に含まれる画素の画素値を補正するデータである。ただし、補正の対象となる領域は、部分補正データの場合と異なり、隣接領域に含まれる部分領域の全体を含む全体領域となる。具体例として、全体補正データは、全体領域に含まれる複数の単位領域のそれぞれに対して、当該各単位領域に表示される画像の明暗に関するパラメタを補正する補正値からなる。
具体的に、全体補正データ生成部24が全体補正データを生成する処理の例について、以下に説明する。なお、ここでは隣接領域がスクリーン13上に一つだけ存在する場合について説明することとし、隣接領域が複数ある場合の全体補正データ生成処理の例については、後述する。
例えば領域間補正基準画像として、隣接領域内の明暗が一様な分布を有する画像を用いた場合、まず全体補正データ生成部24は、隣接領域画像に基づいて、当該隣接領域に含まれる各単位領域の撮像画素値を取得する。次に、隣接領域に含まれる複数の部分領域のそれぞれについて、撮像画素値の代表値(例えば平均値や最頻値など)を算出する。そして、算出した各部分領域の撮像画素値の代表値を比較し、所定の値以上の差がある場合に、補正を行うこととする。また、例えば領域間補正基準画像が隣接領域内の各部分領域に含まれる一部の画像領域の明度が所期の関係を有する画像である場合には、当該画像領域に含まれる単位領域の撮像画素値のみから各部分領域の撮像画素値の代表値を算出することとしてもよい。具体例として、図3の隣接領域NAの例において、投影領域PA,PB,PC及びPDのそれぞれについて代表値VA,VB,VC及びVDが得られたとする。この4つの代表値の最小値に対して、所定の値以上に大きな代表値を持つ部分領域を、補正の対象となる補正対象領域として決定する。ここで、全体補正データ生成部24は、当該補正対象領域のうち隣接領域に含まれる領域だけではなく、補正対象領域全体に含まれる各単位領域の補正値を決定する。これにより、隣接領域画像に基づいて、複数の部分領域を含む全体領域に対する補正データを生成できる。
具体例として、全体補正データ生成部24は、部分補正データに含まれる補正値に対して所定の方法で算出した隣接領域修正値を減算することにより、全体補正データを生成する。例えば全体補正データ生成部24は、補正対象領域のそれぞれについて、当該補正対象領域の代表値と、代表値の最小値との差に基づいて隣接領域修正値を算出する。そして、当該補正対象領域の部分補正データに含まれる全ての補正値に対して、この隣接領域修正値を減算することにより、全体補正データに含まれる補正値を算出する。また、補正対象領域以外の部分領域については、部分補正データに含まれる補正値をそのまま全体補正データの補正値として採用する。このようにして得られた補正値を用いることにより、全体補正データ生成部24は、補正対象領域の全体を、隣接するより暗い部分領域の明度に近づけるような全体補正データを生成することができる。
次に、補正データ生成装置20が実行する補正データ生成処理全体のフローの一例について、図7のフロー図に基づいて説明する。
まず、部分領域画像取得部21が、領域内補正基準画像が表示された状態で、複数の部分領域のうち一つの対象部分領域を撮像して得られる部分領域画像を取得する(S1)。次いで、S1で取得された部分領域画像に基づいて、部分補正データ生成部22が対象部分領域の部分補正データを生成する(S2)。
さらに、この図7のフローの例においては、部分領域画像取得部21は、S2で生成した部分補正データに基づいて補正された領域内補正基準画像をスクリーン13上に表示させる(S3)。そして、再び対象部分領域を撮像して得られる部分領域画像を取得する(S4)。続いて、部分補正データ生成部22は、S4の処理で取得された部分領域画像に基づいて、対象部分領域について部分補正データを再生成する必要があるか否かを判定する(S5)。具体的に、対象部分領域の明度の差が十分小さくなっていない場合に、部分補正データを再生成する必要があると判定する。この場合、部分補正データ生成部22は、S2の処理に戻って部分補正データの再生成を行う。一方、S5の判定処理において再生成の必要はないと判定した場合、S6の処理に進む。
このS3からS5の処理によれば、生成した部分補正データにより実際に部分領域内の明暗の分布が十分補正されていることを確認してから、隣接領域画像に基づく全体補正データの生成を行うことができる。
次に、部分補正データ生成部22は、全ての部分領域について部分補正データの生成を行ったか否かを判定する(S6)。全ての部分領域について部分補正データの生成を行っていない場合、まだ部分補正データの生成を行っていない部分領域を新たな対象部分領域として、S1に戻って部分補正データの生成を行う。一方、全ての部分領域について部分補正データの生成を行った場合、S7の処理に進む。
次に、隣接領域画像取得部23が、補正後基準画像が表示された状態で隣接領域を撮像して得られる隣接領域画像を取得する(S7)。そして、全体補正データ生成部24が、S7で取得された隣接領域画像に基づいて、全体補正データを生成する(S8)。
さらに、S3の処理と同様に、隣接領域画像取得部23は、S8で生成した全体補正データに基づいて補正された領域間補正基準画像をスクリーン13上に表示させる(S9)。そして、再び隣接領域を撮像して得られる隣接領域画像を取得する(S10)。続いて、全体補正データ生成部24は、S10の処理で取得された隣接領域画像に基づいて、全体補正データを再生成する必要があるか否かを判定する(S11)。具体的に、隣接領域の明度の差が十分小さくなっていない場合に、全体補正データを再生成する必要があると判定する。この場合、全体補正データ生成部24はS8の処理に戻って全体補正データの再生成を行う。一方、S11の判定処理において再生成の必要はないと判定した場合、全体補正データ生成部24は、S8の処理で生成した全体補正データを補正データ記憶部14に出力し(S12)、補正データ生成処理を終了する。
また、上述したフローの例において、S9の処理の後に、全体補正データ生成の際に補正の対象となった部分領域について、再び部分領域画像を取得して明度の差が生じていないか判定することとしてもよい。この場合、部分領域画像取得部21が、S8の処理で生成された部分補正データに基づいて補正された領域内補正基準画像をスクリーン13上に表示させ、補正の対象となった部分領域の部分領域画像を取得する。そして、部分補正データ生成部22が取得された部分領域画像に基づいて部分補正データ再生成の必要があるかを判定する。この判定により、当該部分領域内の明度に差が生じていて再生成の必要があると判定した場合、S2の処理に戻って部分補正データ生成部22が部分補正データの再生成を行う。一方、再生成の必要はないと判定した場合には、前述したS10の処理に進んで隣接領域画像の取得を行う。これによれば、全体補正データ生成後に全ての部分領域画像及び隣接領域画像において明度の差が十分小さな状態になるまで処理を繰り返すことにより、最終的に生成した全体補正データにより明暗の分布が十分補正されていることを確認できる。
ここで、これまで説明した補正データ生成処理により補正データ記憶部14に記憶された補正データに基づいて、画像処理部11が実行する明暗分布補正処理の一例について説明する。
まず画像処理部11は、入力画像の画像データに含まれる各単位領域について、補正データ記憶部14に記憶されている補正データに含まれる、当該単位領域に対応づけられた補正値を読み出す。そして、当該単位領域に含まれる画素の画素値に対して、読み出した補正値に基づいて決定される画素補正値を加算することにより、画素値の補正を行う。これにより、入力画像を全体補正データに基づいて補正した補正後入力画像が得られる。画像処理部11は、この補正後入力画像をプロジェクタ12に対して出力することにより、明暗の分布を補正した画像を表示させることができる。
次に、スクリーン13上に隣接領域が複数ある場合に、それぞれの隣接領域を撮像して得られる隣接領域画像に基づいて、全体補正データ生成部24が全ての隣接領域に含まれる部分領域の全体に対する全体補正データを生成する処理の例について説明する。
まず全体補正データ生成部24は、隣接領域画像取得部23が取得した最初の隣接領域画像に基づいて、当該隣接領域画像に含まれる複数の部分領域の全体を含む中間領域に対して、明暗の分布を補正する中間補正データを上述した方法で生成する。次に、当該中間領域については中間補正データに、またそれ以外の部分領域については部分補正データに、それぞれ基づいて領域間補正基準画像を補正した補正後基準画像が表示された状態で、隣接領域画像取得部23が次の隣接領域画像を取得する。そして、取得した次の隣接領域画像に含まれる部分領域のうち、現時点の中間領域に含まれない部分領域を中間領域に追加して新たな中間領域とする。さらに、中間補正データを当該新たな中間領域に対する補正データに更新する中間補正データ更新処理を行う。この時点で、中間補正データによる補正の対象となる中間領域は、これまでに隣接領域画像を取得する対象とされた隣接領域に含まれる全ての部分領域の全体を含む領域となる。これを全ての隣接領域について繰り返すことにより、最終的に全ての部分領域を含む全体領域に対する全体補正データを生成できる。
ここで全体補正データ生成部24は、上述した中間補正データ更新処理を例えば以下のようにして実行する。すなわち、まず取得した隣接領域画像に基づいて、当該隣接領域画像に含まれる複数の部分領域のうち、補正の対象とする補正対象領域を決定する。補正対象領域が中間領域に含まれない場合、全体補正データ生成部24は当該補正対象領域に対する補正データを生成し、中間補正データに追加する。一方、補正対象領域が中間領域に含まれる場合、全体補正データ生成部24は、補正対象領域だけでなく中間補正データの全体を更新する。例えば、補正対象領域について前述した方法で算出した隣接領域修正値を、中間補正データを構成する全ての補正値から減算する。これにより、既に明暗の分布を補正する補正値が決定されている中間領域全体を再調整して、新たに取得した隣接領域画像に含まれる部分領域との間の明度の差を補正することができる。なお、補正の対象としないと決定した部分領域のうち、中間領域に含まれない領域については、部分補正データをそのまま中間補正データに追加することにより、中間領域に追加する。
具体例として、スクリーン13が図8に例示するような3つの部分領域PE,PF及びPGを含む場合の例について、説明する。ここで、二点鎖線は各部分領域の境界線を表しており、破線は隣接領域の境界線を表している。隣接領域NBは部分領域PE及びPFをそれぞれ一部含む領域であって、隣接領域NCは部分領域PF及びPGをそれぞれ一部含む領域である。
この場合、全体補正データ生成部24は、まず隣接領域画像取得部23が取得した隣接領域NBに対する隣接領域画像に基づいて、部分領域PE及びPFを含む中間領域に対する中間補正データDを生成する。次に、隣接領域画像取得部23が、中間領域に含まれる部分領域PE及びPFについては中間補正データD、中間領域に含まれない部分領域PGについては当該領域に対する部分補正データを用いて、領域間補正基準画像に対して補正を行った補正後基準画像をスクリーン13上に表示させる。そして、この状態で隣接領域NCを撮像して得られる隣接領域画像を取得する。
さらに全体補正データ生成部24は、取得された隣接領域画像に基づいて、部分領域PF及びPGに対する補正を行うか否かを判定する。ここで、補正は不要であると判定した場合、中間補正データDに部分領域PGの部分補正データを追加して全体補正データを生成する。また、部分領域PGを補正対象領域として決定した場合、隣接領域画像に基づいて算出した隣接領域修正値に基づいて部分領域PGの部分補正データを更新する。そして、更新された部分領域PGの部分補正データを中間補正データDに追加することで、全体補正データを生成する。また、部分領域PFを補正対象領域として決定した場合、隣接領域画像に基づいて算出した隣接領域修正値を、中間補正データDに含まれる全ての補正値から減算する。そして、これにより得られる更新された中間補正データDに、部分領域PGの部分補正データを追加して、全体補正データを生成する。
以上説明した本実施の形態によれば、複数の部分領域をそれぞれ撮像して得られる部分領域画像と、隣接する複数の部分領域をそれぞれ少なくとも一部含む隣接領域を撮像して得られる隣接領域画像とに基づいて、複数の部分領域を含む全体領域に表示される画像の明暗の分布を補正する全体補正データを生成することができる。これにより、スクリーン13に表示される画像全体を撮像して得られる撮像画像のみに基づいて補正を行う場合と比較して、精度よく表示する画像の明暗の分布を補正できる。特に複数の部分領域を含む全体領域がスクリーン13の表示面全体である場合には、表示面全体の明暗の分布を精度よく補正することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば画像表示装置10と補正データ生成装置20とは、一体として構成されていてもよい。また、画像表示装置10は、補正データを保持し、入力画像に対する明暗分布補正処理を実行して補正後入力画像を出力する画像処理装置と、画像処理装置が出力した補正後入力画像をスクリーンに表示する表示装置とを含んで構成されるものであってもよい。
本発明の実施の形態に係る画像表示システムの概略の構成を表すブロック図である。 補正データ生成装置の機能を表す機能ブロック図である。 スクリーンに表示される領域画定用画像の一例を表す図である。 補正データ生成装置が取得する部分領域を含む撮像画像の一例を表す図である。 補正データ生成装置が生成する部分補正データの一例を表す図である。 補正データ生成装置が取得する隣接領域を含む撮像画像の一例を表す図である。 補正データ生成処理の一例を示すフロー図である。 スクリーンに含まれる部分領域の一例を表す図である。
符号の説明
1 画像表示システム、2 撮像装置、10 画像表示装置、11 画像処理部、12 プロジェクタ、13 スクリーン、14 補正データ記憶部、20 補正データ生成装置、21 部分領域画像取得部、22 部分補正データ生成部、23 隣接領域画像取得部、24 全体補正データ生成部。

Claims (13)

  1. 入力画像をスクリーン上に表示する表示手段を備える画像表示システムであって、
    前記スクリーン上の複数の部分領域のそれぞれについて、当該各部分領域に表示される画像の明暗の分布の情報を取得する基準となる所定の領域内補正基準画像を前記スクリーン上に表示した状態で、前記各部分領域をそれぞれ撮像して得られる複数の部分領域画像を取得する部分領域画像取得手段と、
    前記取得した各部分領域画像に基づいて、前記各部分領域に対して、表示される画像の明暗の分布を補正するための部分補正データをそれぞれ生成する部分補正データ生成手段と、
    前記複数の部分領域のうち隣接する少なくとも二つの部分領域に表示される画像の明暗の差の情報を取得する基準となる所定の領域間補正基準画像を前記生成した各部分補正データに基づいて補正した補正後基準画像を、前記スクリーン上に表示した状態で、前記隣接する少なくとも二つの部分領域をそれぞれ少なくとも一部含む隣接領域を撮像して得られる隣接領域画像を取得する隣接領域画像取得手段と、
    前記取得した隣接領域画像と、前記各部分補正データとに基づいて、前記全体領域に表示される画像の明暗の分布を補正するための全体補正データを生成する全体補正データ生成手段と、
    前記全体補正データに基づいて前記入力画像を補正する入力画像補正手段と、
    を含むことを特徴とする画像表示システム。
  2. 請求項1に記載の画像表示システムにおいて、
    前記表示手段は、前記入力画像を複数の分割画像に分割し、当該各分割画像を複数の画像投影手段によりそれぞれ前記スクリーン上の複数の投影領域に投影させることにより、前記入力画像を前記スクリーン上に表示し、
    前記部分領域画像取得手段は、前記複数の部分領域として前記各投影領域をそれぞれ撮像して得られる複数の部分領域画像を取得する
    ことを特徴とする画像表示システム。
  3. 請求項1又は2に記載の画像表示システムにおいて、
    前記領域内補正基準画像は、前記各部分領域内の明暗が所期の分布を有する画像である
    ことを特徴とする画像表示システム。
  4. 請求項3に記載の画像表示システムにおいて、
    前記領域内補正基準画像は、前記各部分領域内の明暗が一様な分布を有する画像である
    ことを特徴とする画像表示システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像表示システムにおいて、
    前記領域間補正基準画像は、前記隣接領域に含まれる、前記少なくとも二つの部分領域の前記各一部の明度が所期の関係を有する画像である
    ことを特徴とする画像表示システム。
  6. 請求項5に記載の画像表示システムにおいて、
    前記領域間補正基準画像は、前記隣接領域に含まれる、前記少なくとも二つの部分領域の前記各一部の明度が等しい画像である
    ことを特徴とする画像表示システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像表示システムにおいて、
    前記部分補正データ及び前記全体補正データは、補正の対象となる領域に含まれる複数の単位領域のそれぞれに対して、当該各単位領域に表示される画像の明暗に関するパラメタを補正する補正値からなる
    ことを特徴とする画像表示システム。
  8. 請求項7に記載の画像表示システムにおいて、
    前記明暗に関するパラメタは、前記表示手段が表示する画像の各成分色の画素値である
    ことを特徴とする画像表示システム。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の画像表示システムにおいて、
    当該画像表示システムの制御に基づいて撮像倍率と、撮像方向と、の少なくとも一方を変化させることにより、前記スクリーンの少なくとも一部の撮像範囲を撮像する撮像装置と接続され、
    前記部分領域画像取得手段及び前記隣接領域画像取得手段は、前記撮像装置が撮像して得られる撮像画像を前記部分領域画像又は前記隣接領域画像として取得する
    ことを特徴とする画像表示システム。
  10. 請求項9に記載の画像表示システムにおいて、
    前記部分領域画像取得手段は、前記各部分領域を画定するための領域画定用画像を前記スクリーン上に表示した状態で、前記撮像装置が前記スクリーンの少なくとも一部を撮像して得られる撮像画像を取得し、当該撮像画像に基づいて前記撮像装置の撮像倍率と、撮像方向と、の少なくとも一方を変化させることにより、前記各部分領域を撮像範囲に含んだ撮像画像を前記各部分領域画像として取得する
    ことを特徴とする画像表示システム。
  11. 請求項10に記載の画像表示システムにおいて、
    前記部分領域画像取得手段は、前記領域画定用画像として前記各部分領域の位置を表すマーカー画像を含む画像を前記スクリーン上に表示した状態で、前記撮像装置が前記スクリーンの少なくとも一部を撮像して得られる撮像画像を取得し、当該撮像画像に含まれる前記マーカー画像の位置又は大きさに基づいて前記撮像装置の撮像倍率と、撮像方向と、の少なくとも一方を変化させることにより、前記各部分領域を撮像範囲に含んだ撮像画像を前記各部分領域画像として取得する
    ことを特徴とする画像表示システム。
  12. 請求項11に記載の画像表示システムにおいて、
    前記マーカー画像は、前記部分領域の外周線の位置を表すL字型の画像である
    ことを特徴とする画像表示システム。
  13. 入力画像をスクリーン上に表示する表示手段を備える画像表示システムの制御方法であって、
    前記スクリーン上の複数の部分領域のそれぞれについて、当該各部分領域に表示される画像の明暗の分布の情報を取得する基準となる所定の領域内補正基準画像を前記スクリーン上に表示した状態で、前記各部分領域をそれぞれ撮像して得られる複数の部分領域画像を取得するステップと、
    前記取得した各部分領域画像に基づいて、前記各部分領域に対して、表示される画像の明暗の分布を補正するための部分補正データをそれぞれ生成するステップと、
    前記複数の部分領域のうち隣接する少なくとも二つの部分領域に表示される画像の明暗の差の情報を取得する基準となる所定の領域間補正基準画像を前記生成した各部分補正データに基づいて補正した補正後基準画像を、前記スクリーン上に表示した状態で、前記隣接する少なくとも二つの部分領域をそれぞれ少なくとも一部含む隣接領域を撮像して得られる隣接領域画像を取得するステップと、
    前記取得した隣接領域画像と、前記各部分補正データとに基づいて、前記全体領域に表示される画像の明暗の分布を補正するための全体補正データを生成するステップと、
    前記全体補正データに基づいて前記入力画像を補正するステップと、
    を含むことを特徴とする画像表示システムの制御方法。
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