JP2007271709A - 画像表示装置 - Google Patents

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田中  敦
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能広 芦崎
Manami Naito
麻奈美 内藤
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Abstract

【課題】偏光板を用いて特定の表示が視認できるだけではなく偏光板を用いない場合でも表示部に表示効果を持たせた画像表示装置を得る。
【解決手段】本画像表示装置は、第一描画データ1を表示する表示部3と、表示部3から出射された光のうち第1の偏光面を有する偏光のみを透過させる偏光板4と、偏光板4を透過した偏光の偏光方向を変化させる液晶フィルタ6と、液晶フィルタ6を制御して第二描画データ2に基づいた領域を透過する偏光の偏光面を第2の偏光面に変化させる偏光方向制御手段5と、液晶フィルタ6を透過した偏光のうち第2の偏光面を有する偏光のみを透過させる偏光板10とを備えている。
【選択図】図2

Description

この発明は、複数の画像データを同時に表示させる画像表示装置に関するものである。
従来の偏光を用いて特定の表示を行う技術は、光の特性、即ち横波でありかつ任意の偏光に分離できるという性質を用いて、ある特定者のみに表示内容が認知できるような表示を実現していた(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1記載の液晶表示装置は、液晶ディスプレイの最前面の偏光板を外した表示装置を、一般市販の偏光眼鏡を用いて見る特定者にのみ表示内容が認知できるという手法である。具体的には、表示部最背面に配する光源の光が、前記光源の前面に配する偏光板により任意の偏光面へと偏光し、前記偏光板の前面に配する液晶表示板にて前記偏光がそのまま透過、または元の偏光面と垂直になるように偏光面が変えられ透過する。前記表示部をそのまま見ても内容を認知することはできないが、前記2種類の直交する偏光の片方を透過させるような偏光眼鏡を装着した特定者は、どちらか一方の偏光面を持つ光のみを視認できるため、ある特定の表示内容が認知できる。
また、特許文献1記載の液晶表示装置を用いれば、同一のディスプレイを見る際に、意味のある情報を特定者(偏光眼鏡使用者)にのみ認知可能にし、それ以外の不特定者には認知不可能にさせることができる。
特開平05−173126号公報
従来の画像表示装置は、以上のように構成されていたので、偏光眼鏡を用いた場合にはある特定の表示が可能であるが、偏光眼鏡を用いずに表示を見た場合には液晶表示部により光の偏光面は変わっているものの、視覚的には偏光面の差は認知できないために光源からの光をそのまま視認することしかできなかった。
即ち、偏光眼鏡を用いない場合には表示部は光源としての機能しかなく、特定の表示を行うことができないという課題があった。
この発明は上記のような課題を解消するためになされたもので、偏光板を用いて特定の表示が視認できるだけではなく、偏光板を用いない場合でも表示部(光源自体)に表示効果を持たせた画像表示装置を得ることを目的とする。
この発明に係る画像表示装置は、第1の描画データを表示する第1の表示部と、前記第1の表示部の表示方向に配置され、第1の表示部から出射された光のうち第1の偏光面を有する偏光のみを透過させる第1の偏光板と、前記第1の偏光板の出射方向に配置され、第1の偏光板を透過した偏光の偏光方向を変化させる液晶フィルタと、前記液晶フィルタを制御して、第2の描画データに基づいた領域を透過する偏光の偏光面を第2の偏光面に変化させる偏光方向制御手段と、前記液晶フィルタの出射方向に配置され、液晶フィルタを透過した偏光のうち第2の偏光面を有する偏光のみを透過させる第2の偏光板とを備えたものである。
この発明によれば、液晶フィルタ越しに見れば、第1の描画データを見ることができ、それに加えて第2の偏光板を介して見れば、第2の描画データを見ることができる。従って、第1の表示部(光源)に表示効果を持たせているので、1つの表示部で2つの表示内容を見ることができる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1について説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係る画像表示装置の構成を模式的に示した図である。
図1において、実施の形態1に係る画像表示装置は、表示部3と、偏光板4と、偏光方向制御手段5と、液晶フィルタ6と、表示部8と、ハーフミラー9と、偏光板10を備えている。
表示部3は、その表示面から光を出射して第一描画データ1を表示する表示装置である。
偏光板4は光学素子であり、表示部3の表示面に対して平行かつ光の進行方向(対向する位置)に配置される。そして、偏光板4は、表示部3の表示面から出射された光のうち、自身の偏光面に一致する(平行な)偏光面を有する偏光のみを透過させて直線偏光とする。
偏光方向制御手段5は、液晶フィルタ6と接続され、第二描画データ2に基づいて偏光制御を行う。具体的には、液晶フィルタ6を制御して液晶の一部に対して電圧を加え、液晶分子の向きを電界方向に沿って変化させる。
液晶フィルタ6は光学素子であり、偏光板4の表示面に対して平行かつ光の進行方向(対向する位置)に配置される。そして、液晶フィルタ6は、偏光方向制御手段5により上記のように制御され、入射した第一描画データ1の直線偏光をそのまま透過させる。或いは、光の振動方向を90度捻ることにより、入射した直線偏光の偏光面を元の偏光面に対して垂直に変化させて透過させる。
表示部8は、背景データ7を表示する表示装置であり、その表示面の垂線が、液晶フィルタ6と後述の偏光板10とを結ぶ線分と直交するように配置される。
ハーフミラー9は光学素子であり、表示部8の表示面の垂線と後述の偏光板10の垂線とが直交する交点に配置される。また、ハーフミラー9は、表示部8の表示面に対して光の進行方向に45度傾けて配置されている。
ハーフミラー9は、表示部8で背景データ7を表示する際に表示部8の表示面から出射される光と、液晶フィルタ6を透過した光について、それぞれを半分透過させ、半分を反射させる。従って、表示部8の表示面から出射される光の半分は、反射角45度(=入射角)で反射され、後述の偏光板10に入射する。また、液晶フィルタ6を透過した光の半分も、ハーフミラー9を透過して偏光板10に入射する。
偏光板10は光学素子であり、液晶フィルタ6の表示面に対して平行かつ光の進行方向に配置される。また、偏光板10、偏光板4の偏光面同士は直交するものとする。
偏光板10は、液晶フィルタ6及びハーフミラー9を透過した、2つの直交した偏光のうち、自身の偏光面と一致する(平行な)偏光面を有する方を透過させる。また、表示部8の表示面から出射され、ハーフミラー9で反射された光を透過させる。
次に動作について説明する。図2は、図1の画像表示装置の動作を説明するための図である。
図2において、一例として、表示画面サイズが1600×1200ピクセルであり、その座標系は、左上端を(0,0)、右下端を(1599,1199)としている。
第一描画データ1の内容は、中心座標(500,600)で半径300の丸と、3点(1200,250),(900,950),(1500,950)を結んだ三角形をそれぞれ第1のカラー色、第2のカラー色で塗り潰した図形である。
第二描画データ2の内容は、第一描画データ1の図形の範囲に含まれるような大きさの文字列“AB”である。図2では、文字“A”は上記丸の範囲に含まれ、文字“B”は上記三角形の範囲に含まれている。また、第二描画データ2は2値画像であり、“AB”が描かれている領域の画素値を“1”、それ以外の領域の画素値は“0”と表現されているものとする。
先ず、表示部3により第一描画データ1を表示する。偏光板4では、表示部3の表示による光を直線偏光にして透過させる。液晶フィルタ6は、第二描画データ2を制御信号として偏光方向制御手段5により部分的に偏光面を変える。図2では、第二描画データ2の文字列“AB”の書いてある領域は画素値“1”であるため、文字列“AB”に対応する液晶フィルタ6の部分領域を透過する偏光の偏光面を90度回転させ、またそれ以外の領域に関してはそのまま透過させる。液晶フィルタ6を透過した光は、2つの偏光面が直交する光であるが、人間の目は偏光を識別できないため、この時点での画面の視認者には第一描画データ1と同様の内容が見える(図2中の「液晶フィルタ6透過後の表示内容」を参照)。
ハーフミラー9は、入射した光を半々に透過、反射するため、液晶フィルタ6を透過した光と、表示部8での背景データ7の表示による光を透過、反射する。即ち、液晶フィルタ6を透過した光の半分はハーフミラー9を透過して偏光板10に入射し、表示部8での表示による光の半分はハーフミラー9で反射されて偏光板10に入射する。
偏光板10は、入射した液晶フィルタ6からの光と表示部8からの光を直線偏光する。この際、偏光板10の偏光面は偏光板4の偏光面と直交しているので、液晶フィルタ6を透過した偏光板10の偏光面に直交する光、即ち、文字列“AB”に対応する領域以外を透過した光を遮断する。また、偏光板10の偏光面に平行な光、即ち、文字列“AB”に対応する領域を透過した光はそのまま透過させる。
その結果、偏光板10を透過する光は、第二描画データ2の文字列“AB”の領域の光と背景データ7を表示した表示部8の光となり、偏光板10を通して表示部3を見ることにより、第1のカラー色で塗り潰された文字“A”と第2のカラー色で塗り潰された文字“B”とそれ以外の領域が背景データ7で塗り潰された表示を見ることができる(図2中の「偏光板10透過後の表示内容」を参照)。これは第二描画データ2と同様の内容を表現していることになる。
以上のように、この実施の形態1によれば、液晶フィルタ6越しに見れば第一描画データ1が、それに加えて偏光板10を介して見れば第二描画データ2が見えるので、1つの表示画面で2つの表示内容を見ることができる。
また、ハーフミラー9を用いて背景データ7の半分の光を反射により取り入れることで、偏光により光の透過しない黒く見える部分が背景データ7により代替されるので、光の透過しない部分にも任意の描画データを表示させることができる。
なお、表示部8の変わりに自然光、光源の光等を取り入れ、周辺環境を背景部にする等のことも可能である。
また、液晶フィルタ6にて第二描画データ2の文字列“AB”の書いてある領域はそのまま透過させ、その他の領域は偏光面を90度回転させることで、文字列“AB”のみ背景データ7を表示させ、その他の領域は第一描画データ1を表示させて、第二描画データ2を表現することも可能である。
実施の形態2.
以下、この発明の実施の形態2について説明する。実施の形態1では、偏光の特性を利用して、液晶フィルタ6越しに見れば第一描画データ1が、更に偏光板10を介して見れば第二描画データ2が見えるようにしたものである。
それに加えて、実施の形態2では、各種の画像遷移方法を用いて第一描画データ1を切り替える場合を示す。
図3は、この発明の実施の形態2に係る画像表示装置の構成を模式的に示した図である。
図3において、実施の形態2に係る画像表示装置は、図1の構成に加えて、時間計測手段103と、画像遷移手段104と、描画データ更新手段105を備えている。なお、図1と同一の構成については説明を省略する。
旧第一描画データ101、新第一描画データ102はそれぞれ切り替える前と後の第一描画データ1である。
時間計測手段103は、任意のタイミングで時間(時刻)を取得して、時間信号として送信する。
画像遷移手段104は、旧第一描画データ101を新第一描画データ102に遷移させる。
描画データ更新手段105は、画像遷移手段104により遷移された描画データ1を、時間計測手段103の時間信号のタイミングで描画データ1を更新する手段である。
次に、動作について説明する。画像遷移方法の一例として、第一描画データ1が画面右から左にスクロールする場合について説明する。
先ず、画像遷移手段104では、旧第一描画データ101から新第一描画データ102へ右から左へのスクロールを使用して遷移させる。
図4は、図3中の画像遷移手段の動作を説明するための図である。図4では、一例として、画像遷移手段104の表示領域を6×4ピクセルとする。また、表示領域の座標系は左上端を(0,0)、右下端を(5,3)とする。
図4(a)は初期状態を示しており、旧第一描画データ101が4点(0,0),(0,3),(5,3),(5,0)で囲まれる領域に位置し、新第一描画データ102が4点(6,0),(6,3),(11,3),(11,0)で囲まれる領域に位置するものである。
図4(a)の状態から、旧第一描画データ101が表示領域から消えるまで左に平行移動する。即ち、点(5,0),(5,3)がそれぞれ点(−1,0)、(−1,3)に移るまで任意の速度で平行移動する。それと同様の速度で、表示領域外にあった新第一描画データ102が表示領域内に全て入るまで左に平行移動する。即ち、点(6,0),(6,3)がそれぞれ点(0,0),(0,3)に移るまで平行移動する。
図4(b)は、上記スクロールを半分行った状態を示したものである。この時、旧第一描画データ101の点(5,0),(5,3)が点(2,0),(2,3)に移るように平行移動し、また新第一描画データ102の点(6,0),(6,3)が点(3,0),(3,3)に移るように平行移動した状態である。
図4(c)は、表示領域に新第一描画データ102が全て移動した状態を示しており、旧第一描画データ101が4点(−6,0),(−6,3),(−1,3),(−1,0)で囲まれる領域に位置し、新第一描画データ102が4点(0,0),(0,3),(5,3),(5,0)で囲まれる領域に位置するものである。
次に、描画データ更新手段105は、時間計測手段103から入力される時間信号のタイミングで、画像遷移手段104にて旧第一描画データ101から新第一描画データ102へ遷移された画像を取得して更新し、最終的な第一描画データ1を生成する。
なお、以降の動作は実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
以上のように、この実施の形態2によれば、画像遷移手段104で右から左へと画像がスクロールして遷移させることにより、描画データ更新手段105でその遷移画像を取得して、第1描画データを容易に更新することができる。即ち、画像遷移を用いた描画データの表示切替が可能である。
なお、第二描画データ2、背景データ7に対して、それぞれ2つの(新旧)描画データを用意し、第一描画データ1と同様にスクロールによる遷移を行って切替更新をすることも可能である。
また、右から左へのスクロールだけでなく、2枚の描画データを用いて行うワイプ(画面の割り込み)やディゾルブ(オーバーラップ)等の画像遷移方法を適用することもできる。
実施の形態3.
以下、この発明の実施の形態3について説明する。実施の形態1では、偏光の特性を利用して、液晶フィルタ6越しに見れば第一描画データ1が、更に偏光板10を介して見れば第二描画データ2が見えるようにしたものである。更に、ハーフミラー9を用いて背景データ7の半分の光を反射により取り入れることで、偏光により光の透過しない黒く見える部分を背景データ7により代替している。
それに加えて、実施の形態3では、第二描画データ2を表示する際の第一描画データ1と背景データ7のハーフミラー9による重ね合わせにおいて、光度の自動調整を行うものである。
図5は、この発明の実施の形態3に係る画像表示装置の構成を模式的に示した図である。
図5において、実施の形態3に係る画像表示装置は、実施の形態1の構成に加えて、描画データ合成手段11と、光度計算手段14,16と、光度比較手段17と、背景生成手段18を備えている。なお、図1と同一の構成については説明を省略する。
描画データ合成手段11は、第一描画データ1と第二描画データ2を入力して、偏光板10を通したときに見える表示である、合成描画データ12を出力する。
表示発光効率データ13は、表示部3、偏光板4及び液晶フィルタ6を総合した際のディスプレイ(表示装置)の発光効率データであり、予め規定されている。
光度計算手段14は、合成描画データ12と表示発光効率データ13から、偏光板10を透過する範囲(実施の形態1であれば第二描画データ2の文字列“AB”の領域)のディスプレイでの平均光度を計算して、光度比較手段17に出力する。
表示発光効率データ15は、表示部8の発光効率データであり、予め規定されている。
光度計算手段16は、背景データ7と表示発光効率データ15より表示部8で背景データ7を表示する際の平均光度を計算し、光度比較手段17に出力する。
光度比較手段17は、光度計算手段14,16から出力された2つの平均光度を比較する。
背景生成手段18は、光度比較手段17から出力された光度比較結果を入力して、背景データ7の変換を行う。
次に、動作について説明する。一例として、表示部3、偏光板4及び液晶フィルタ6を総合したディスプレイの発光効率(表示発光効率データ13)と、表示部8の発光効率(表示発光効率データ15)が同じであるものとする。
また、合成描画データ12の光の透過領域の平均光度に対して、背景データ7の平均高度が大きい場合に、背景データ7の表示部8での表示光度を、液晶フィルタ6透過後の光度より小さくするように光度の自動調整を行うものとして説明する。
先ず、描画データ合成手段11は、第一描画データ1と第二描画データ2を用いて、合成描画データ12を生成する。
次に、光度計算手段14は、合成描画データ12の輝度データと、表示発光効率データ13から、液晶フィルタ6を透過した後の偏光板10を透過する領域の平均光度、即ち、第二描画データ2の文字列“AB”にあたる領域の平均光度を計算する。
一方、光度計算手段16は、背景データ7と表示発光効率データ15を利用して、表示部8で背景データ7が表示される際の全画面の平均光度を計算する。
次に、光度比較手段17は、光度計算手段14と光度計算手段16からの2つの平均光度を比較して、両者の大小関係及びその差分(光度差)を取得する。
最後に、背景生成手段18は、光度比較手段17での比較の結果、表示部8での平均光度が液晶フィルタ6透過後の平均光度より大きい場合、平均光度の差分を利用して背景データ7の輝度を小さくするように変換して、新たな背景データを生成する。
その結果、合成描画データ11の光の透過領域の表示光度と、背景データ7の表示光度に差をつけることが可能となる。
以上のように、この実施の形態3によれば、表示部3、偏光板4及び液晶フィルタ6を総合したディスプレイでの平均光度と、表示部8での平均光度を算出し、またその差分を利用して背景データ7を再生成するので、ハーフミラー9での重ね合わせの光度の自動調整が可能となる。
なお、実施の形態3では、表示部8での平均光度が小さくなるように調整したが、逆に平均光度を大きくすることも可能である。
この発明の実施の形態1に係る画像表示装置の構成を模式的に示した図である。 図1の画像表示装置の動作を説明するための図である。 この発明の実施の形態2に係る画像表示装置の構成を模式的に示した図である。 図3中の画像遷移手段の動作を説明するための図である。 この発明の実施の形態3に係る画像表示装置の構成を模式的に示した図である。
符号の説明
1 第一描画データ、2 第二描画データ、3 表示部、4 偏光板、5 偏光方向制御手段、6 液晶フィルタ、7 背景データ、8 表示部、9 ハーフミラー、10 偏光板、11 描画データ合成手段、12 合成描画データ、13 表示発光効率データ、14 光度計算手段、15 表示発光効率データ、16 光度計算手段、17 光度比較手段、18 背景生成手段、101 旧第一描画データ、102 新第一描画データ、103 時間計測手段、104 画像遷移手段、105 描画データ更新手段。

Claims (4)

  1. 第1の描画データを表示する第1の表示部と、
    前記第1の表示部の表示方向に配置され、第1の表示部から出射された光のうち第1の偏光面を有する偏光のみを透過させる第1の偏光板と、
    前記第1の偏光板の出射方向に配置され、第1の偏光板を透過した偏光の偏光方向を変化させる液晶フィルタと、
    前記液晶フィルタを制御して、第2の描画データに基づいた領域を透過する偏光の偏光面を第2の偏光面に変化させる偏光方向制御手段と、
    前記液晶フィルタの出射方向に配置され、液晶フィルタを透過した偏光のうち第2の偏光面を有する偏光のみを透過させる第2の偏光板とを備えた画像表示装置。
  2. 背景データを表示する第2の表示部と、
    前記液晶フィルタと前記第2の偏光板との間に配置され、前記第2の表示部から出射された光を反射させて前記第2の偏光板に入射させると共に、前記液晶フィルタから出射された偏光を透過させて前記第2の偏光板に入射させる光学素子とを備えることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. 時間を任意のタイミングで取得して、時間信号として出力する時間計測手段と、
    複数の画像間の遷移を行う画像遷移手段と、
    前記時間計測手段から出力される時間信号に従って、前記画像遷移手段から画像を取得して前記第1の描画データを更新する描画データ更新手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  4. 前記第1の描画データと前記第2の描画データとを入力し、合成描画データを生成する描画データ合成手段と、
    前記第1の表示部と前記第1の偏光板と前記液晶フィルタとを総合した表示装置の特性データと、前記合成描画データとを入力し、該表示装置で合成描画データを表示する際の光度を算出する第1の光度計算手段と、
    前記第2の表示部の特性データと前記背景データとを入力し、第2の表示部で背景データを表示する際の光度を算出する第2の光度計算手段と、
    前記第1の光度計算手段から出力される光度と前記第2の光度計算手段から出力される光度とを比較して光度差を算出する光度比較手段と、
    前記光度比較手段から出力された光度差に基づいて、前記第2の表示部で表示される背景データを再生成する背景生成手段とを備えることを特徴とする請求項2記載の画像表示装置。
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