JP2009015128A - 立体画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】、高輝度化、高効率化および小型化を図ることができる「立体画像表示装置」を提供すること。
【解決手段】複数の二次元画像を個別に輝度の調整がなされた状態としてそれぞれ生成する複数個の二次元画像生成装置11,14であって、互いに相手方が生成した二次元画像を投影するための光路上から外れた位置に配置されている二次元画像生成装置11,14と、複数の二次元画像の焦点距離を互いに異ならせる焦点距離調整用光学素子15と、焦点距離を互いに異ならせた後の複数の二次元画像を同一光軸上に合成する画像合成用光学素子16と、合成後の複数の二次元画像が、ユーザの視線方向に沿って結像位置が互いにずらされた複数の虚像として投影される表示用光学素子19とを備えたこと。
【選択図】図1
【解決手段】複数の二次元画像を個別に輝度の調整がなされた状態としてそれぞれ生成する複数個の二次元画像生成装置11,14であって、互いに相手方が生成した二次元画像を投影するための光路上から外れた位置に配置されている二次元画像生成装置11,14と、複数の二次元画像の焦点距離を互いに異ならせる焦点距離調整用光学素子15と、焦点距離を互いに異ならせた後の複数の二次元画像を同一光軸上に合成する画像合成用光学素子16と、合成後の複数の二次元画像が、ユーザの視線方向に沿って結像位置が互いにずらされた複数の虚像として投影される表示用光学素子19とを備えたこと。
【選択図】図1
Description
本発明は、立体画像表示装置に係り、特に、立体画像を表示するのに好適な立体画像表示装置に関する。
従来から、画像表示装置の1つとして、表示対象物が立体的に見えるような画像(以下、立体画像と称する)を表示する立体画像表示装置が採用されていた。
この種の立体画像表示装置では、従前は、ユーザが専用のメガネを着用することによって立体画像を視認するいわゆるアナグリフを用いたものが数多く実用化されていたが、近年は、専用のメガネの着用を要することなく立体画像を視認することができる立体画像表示装置の開発が進展している。
このような専用のメガネの非着用状態(例えば、裸眼)における立体画像の視認が可能とされた立体画像表示装置の一例としては、視差バリアを利用してユーザの左右の目に互いに異なる画像を見せることによって、立体画像を視認させるものが知られている。
しかし、このような視差バリアを用いたものでは、立体画像を視認する際の目の疲労が著しくなり、長時間の使用には耐えられないという問題がある。
そこで、最近では、輝度が異なる同一内容の2つの画像を重ねて表示することによって、表示される画像に奥行き感を出して立体画像を視認させる立体画像表示装置が採用されるようになった。
このような立体画像表示装置は、ユーザの左右の目に同じ画像を見せるため、両目の視線の交点と画像の表示面とをほぼ一致させることができ、長時間の使用においても疲労感が少ないといった利点がある。
ところで、前述した2つの画像を重ねて表示する立体画像表示装置の一例としては、例えば、図4に示すように、バックライト1を光源とした2枚の液晶表示パネル2,3を、バックライト1から出射される光の進行方向に沿って配置したものがある。
この図4に示す立体画像表示装置5では、バックライト1から出射された光は、まず、第1の液晶表示パネル2による画像の生成のために第1の液晶表示パネル2を透過した後に、第2の液晶表示パネル3による画像の生成のために第2の液晶表示パネル3を透過するようになっている。
このとき、バックライト1から出射された光は、第1の液晶表示パネル2を透過することによって光量が1/10に低減され、さらに、第2の液晶表示パネルを透過することによって光量がさらに1/10に低減されていた。
したがって、図4に示した立体画像表示装置5では、1枚の液晶表示パネルを用いる場合に比べて輝度が1/10に低下してしまうため、立体画像の高輝度化を、バックライト1からの出射光量を増加させずに効率的に実現することが困難であるといった問題が生じていた。
また、前述した2つの画像を重ねて表示する立体画像表示装置の他の一例としては、図示はしないが、偏光選択反射機能を備えたスクリーンの前面側から、第1のプロジェクタによって第1の画像を投影してスクリーン上で反射させるとともに、スクリーンの背面側から、第2のプロジェクタによって第1の画像と輝度が異なる同一内容の第2の画像を投影して透過させることによって、第1の画像と第2の画像とを重ね合わせた画像を表示して立体画像を視認させるものがあった。
しかしながら、このようなプロジェクタを用いた立体画像表示装置では、装置が大型化してしまうといった問題が生じていた。
そこで、本発明は、このような問題点に鑑みなされたものであり、立体画像の高輝度化、立体画像の表示の高効率化および装置の小型化を図ることができる立体画像表示装置を提供することを目的とするものである。
前述した目的を達成するため、本発明に係る立体画像表示装置は、複数の二次元画像を互いに個別に輝度の調整がなされた状態としてそれぞれ生成する複数個の二次元画像生成装置であって、任意の1個の二次元画像生成装置が、他の二次元画像生成装置によって生成された二次元画像を投影するための光路上から外れた位置に配置された複数個の二次元画像生成装置と、これら複数個の二次元画像生成装置によってそれぞれ生成された前記複数の二次元画像の焦点距離を互いに異ならせる焦点距離調整用光学素子と、この焦点距離調整用光学素子によって前記焦点距離を互いに異ならせた後の前記複数の二次元画像を同一光軸上に合成する画像合成用光学素子と、この画像合成用光学素子によって合成された後の前記複数の二次元画像が、ユーザの視線方向に沿って結像位置が互いにずらされた複数の虚像として投影されることによって、立体画像の表示を行う表示用光学素子とを備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、複数個の二次元画像生成装置を、互いに相手方が生成した二次元画像を投影するための光路上から外れた位置に配置したことにより、1つの二次元画像を投影するための光が他の二次元画像の生成・投影にも用いられるような構成を回避することができる。これにより、立体画像の高輝度化を効率的に実現することができる。さらに、本発明によれば、立体画像の表示を、焦点距離調整用光学素子、画像合成用光学素子および表示用光学素子といった小型化に適した各種の光学素子を用いることによって実現することができるので、立体画像表示装置の小型化を図ることができる。
また、前記表示用光学素子は、凹面鏡とされていることが好ましい。
このような構成によれば、表示用光学素子として凹面鏡を用いることにより、画像合成用光学素子によって合成された複数の二次元画像を虚像として適切に投影させることができるので、簡易かつ安価な構成によって立体画像を適切に表示することができる。
さらに、前記焦点距離調整用光学素子は、レンズとされていることが好ましい。
このような構成によれば、焦点距離調整用光学素子としてレンズを用いることにより、複数の二次元画像生成装置によってそれぞれ生成された複数の二次元画像の焦点距離を簡易な構成によって確実に異ならせることができるので、更なる小型化およびコストの削減を図りつつ、立体画像を適切に表示することができる。
さらにまた、前記二次元画像生成装置は、液晶表示パネルとされていることが好ましい。
このような構成によれば、厚みが薄い液晶表示パネルを備えた二次元画像生成装置を用いることにより、さらなる小型化を図ることができる。
また、前記二次元画像生成装置は、透過型または半透過反射型の液晶表示パネルと、この液晶表示パネルに対して光を供給する光源とを備えることが好ましい。
このような構成によれば、液晶表示パネルおよび光源を備えた二次元画像生成装置を用いることにより、立体画像の輝度をさらに向上させることができる。
さらに、本発明の立体画像表示装置は、前記光源から出射された前記光を分光し、分光された前記光を互いに異なる前記液晶表示パネルに供給する分光用光学素子を備えることが好ましい。
このような構成によれば、分光用光学素子を備えることにより、1個の光源から出射された光を、複数の二次元画像の生成および投影に用いることができるので、液晶表示パネルを備えた複数個の二次元画像生成装置の間で光源を共有することができ、光源の個数を削減してさらなる小型化およびコストの削減を図ることができる。
さらにまた、前記分光用光学素子は、ハーフミラーとされていることが好ましい。
このような構成によれば、分光用光学素子としてハーフミラーを用いることにより、さらなる小型化を図ることができる。
また、前記分光用光学素子は、偏光ビームスプリッタとされていることが好ましい。
このような構成によれば、分光用光学素子として偏光ビームスプリッタを用いることにより、さらなる小型化を図ることができる。
さらに、前記画像合成用光学素子は、偏光ビームスプリッタとされていることが好ましい。
このような構成によれば、画像合成用光学素子として偏光ビームスプリッタを用いることにより、複数の二次元画像を適切に合成することができ、立体画像をさらに適切に表示することができる。
さらにまた、前記画像合成用光学素子は、ハーフミラーとされていることが好ましい。
このような構成によれば、画像合成用光学素子としてハーフミラーを用いることにより、さらなる小型化を図ることができる。
また、本発明の立体画像表示装置は、前記二次元画像生成装置を2個備えることが好ましい。
このような構成によれば、二次元画像生成装置を2個備えることにより、2つの二次元画像からなる立体画像を表示することができるので、さらなる小型化およびコストの低廉化を図ることができる。
さらに、本発明の立体画像表示装置は、車両に搭載されることが好ましい。
このような構成によれば、車載用のヘッドアップディスプレイに適用した場合においても、高輝度化、高効率化および小型化を図ることができる。
さらにまた、前記表示用光学素子は、前記車両のフロントガラスに形成された凹面鏡とされていることが好ましい。
このような構成によれば、表示用光学素子として、車両のフロントガラスに形成された凹面鏡を用いることにより、既存の設備を利用することができるので、コストをさらに削減することができる。
また、前記フロントガラスにおける前記凹面鏡が形成された部位は、ハーフミラーとされていることが好ましい。
このような構成によれば、車両のフロントガラスにおける凹面鏡が形成された部位を、ハーフミラーとすることにより、立体画像を適切に表示しつつ運転中の視界を妨げないようにすることができ、運転の安全性を確保することができる。
本発明によれば、立体画像の高輝度化、立体画像の表示の高効率化および装置の小型化を図ることができる。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る立体画像表示装置の第1実施形態について、図1を参照して説明する。
以下、本発明に係る立体画像表示装置の第1実施形態について、図1を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態における立体画像表示装置7は、二次元画像生成装置の一部を構成する光源8を備えており、この光源8は、P偏光およびS偏光の各直線偏光を含む光を出射するようになっている。この光源8は、例えば、蛍光ランプやメタルハライドランプ等であってもよい。
光源8に対して光の出射側の位置には、分光用光学素子としての第1の偏光ビームスプリッタ(PBS:polarization beam splitter)(以下、第1偏光ビームスプリッタ9と称する)が配設されており、この第1偏光ビームスプリッタ9には、光源8から出射された光が入射するようになっている。
そして、第1偏光ビームスプリッタ9は、光源8側から入射した光のうち、P偏光については、光源8側からの光の入射方向と同方向に透過させるとともに、S偏光については、光源8側からの光の入射方向に直交する方向へと反射させるようになっている。
第1偏光ビームスプリッタ9に対してP偏光の透過側の位置には、第1平面鏡10が配設されており、この第1平面鏡10には、第1偏光ビームスプリッタ9を透過したP偏光が入射するようになっている。
そして、第1平面鏡10は、第1偏光ビームスプリッタ9側から入射したP偏光を、このP偏光の入射方向に直交する方向へと全反射させるようになっている。
第1平面鏡10に対してP偏光の反射側の位置には、光源8とともに1個の二次元画像生成装置を構成する透過型の第1の液晶表示パネル(以下、第1液晶表示パネル11と称する)が配設されており、この第1液晶表示パネル11には、第1平面鏡10によって全反射されたP偏光が入射されるようになっている。
第1液晶表示パネル11は、図示はしないが、透明電極を備えたパネル基板間に封入されている液晶層に対して、透明電極によって所定の表示情報にしたがった液晶駆動電圧を印加して液晶分子の配列を変化させることによって、第1平面鏡10側から入射した光を部分的に透過させるようになっている。これにより、第1液晶表示パネル11は、表示情報にしたがった二次元画像(以下、第1二次元画像と称する)を生成して出射するようになっている。なお、表示情報には、第1二次元画像の輝度に関する情報(輝度情報)も含まれており、第1二次元画像の輝度の調整は、輝度情報に基づく液晶駆動電圧の調整によって行われるようになっている。
一方、第1偏光ビームスプリッタ9に対してS偏光の反射側の位置には、第2平面鏡12が配設されており、この第2平面鏡12には、第1偏光ビームスプリッタ9によって反射されたS偏光が入射するようになっている。
そして、第2平面鏡12は、第1偏光ビームスプリッタ9側から入射したS偏光を、このS偏光の入射方向に直交する方向へと全反射させるようになっている。
第2平面鏡12に対してS偏光の反射側の位置であって、第1二次元画像を投影するための光路上(換言すれば、P偏光の光路上)から外れた位置には、光源8とともに1個の二次元画像生成装置を構成する透過型の第2の液晶表示パネル(以下、第2液晶表示パネル14と称する)が配設されている。
この第2液晶表示パネル14には、第2平面鏡12によって全反射されたS偏光が入射されるようになっている。
第2液晶表示パネル14は、第1液晶表示パネル11と同様の構造を有しており、第1液晶表示パネル11と同様の原理に基づいてS偏光を部分的に透過させることにより、第1二次元画像と同一内容の二次元画像(以下、第2二次元画像と称する)を生成して出射するようになっている。また、第2液晶表示パネル14は、第1液晶表示パネル11とは個別に輝度の調整を行いつつ第2二次元画像を生成するようになっている。なお、第2二次元画像の輝度は、第1二次元画像の輝度よりも高くてもよいし、または、低くてもよい。あるいは、第2二次元画像のうちの特定の画素の輝度のみを第1二次元画像の輝度よりも高くまたは低くしてもよい。
なお、図1に示すように、第1液晶表示パネル11の配設位置は、第2液晶表示パネル14において生成された第2二次元画像を投影するための光路上(換言すれば、S偏光の光路上)から外れた位置となっている。
第2液晶表示パネル14に対して第2二次元画像の出射側の位置、すなわち、S偏光の透過側の位置には、焦点距離調整用光学素子としての焦点距離調整用レンズ15(図1においては両凸レンズ)が配設されており、この焦点距離調整用レンズ15には、第2液晶表示パネル14から出射された第2二次元画像が入射するようになっている。
そして、焦点距離調整用レンズ15は、第2液晶表示パネル14側から入射した第2二次元画像を収束させることによって、投影位置(後述する表示用凹面鏡19)における第1二次元画像の焦点距離と第2二次元画像の焦点距離とが互いに異なるように、第2二次元画像の焦点距離を調整し、調整後の第2二次元画像を出射するようになっている。
第1液晶表示パネル11に対して第1二次元画像の出射側の位置であって、焦点距離調整用レンズ15に対して第2二次元画像の出射側の位置には、画像合成用光学素子としての第2の偏光ビームスプリッタ(以下、第2偏光ビームスプリッタ16と称する)が配設されている。
この第2偏光ビームスプリッタ16には、第1液晶表示パネル11から出射された第1二次元画像および焦点距離調整用レンズ15から出射された第2二次元画像が、互いに直交する入射方向からそれぞれ入射されるようになっている。
そして、第2偏光ビームスプリッタ16は、第1液晶表示パネル11側から入射したP偏光をともなう第1二次元画像については、入射方向と同方向に透過させ、焦点距離調整用レンズ15側から入射したS偏光をともなう第2二次元画像については、入射方向に直交する方向、すなわち、第2偏光ビームスプリッタ16における第1二次元画像の透過方向と同方向に向かって反射させるようになっている。これにより、第2偏光ビームスプリッタ16は、焦点距離調整用レンズ15によって互いに焦点距離を異ならせた後の第1二次元画像と第2二次元画像とを、同一光軸上に合成するようになっている。
第2偏光ビームスプリッタ16に対して第1二次元画像の透過側の位置であって、第2二次元画像の反射側の位置には、反射用凹面鏡17が配設されており、この反射用凹面鏡17には、第2偏光ビームスプリッタ16による合成後の第1二次元画像および第2二次元画像が、同一方向から入射するようになっている。
そして、反射用凹面鏡17は、偏光ビームスプリッタ16側から入射した合成後の第1二次元画像および第2二次元画像を、互いに同一光軸上に合成された状態を維持させながら同一方向に反射させるようになっている。
反射用凹面鏡17に対して第1二次元画像および第2二次元画像の反射側の位置には、表示用光学素子としての表示用凹面鏡19が配設されており、この表示用凹面鏡19には、反射用凹面鏡17によって反射された合成後の第1二次元画像および第2二次元画像が入射するようになっている。
表示用凹面鏡19には、反射用凹面鏡17側から入射した合成後の第1二次元画像および第2二次元画像が、ユーザの視線方向に沿って結像位置が互いにずらされた2つの虚像として結像・投影されるようになっており、これにより、立体画像の表示が行われるようになっている。なお、図1には、このことを分かりやすくするために、第1二次元画像に対応する第1の虚像21と、第2二次元画像に対応する第2の虚像22とが、ユーザの視線L方向における互いに異なる位置に結像された状態が示されている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態においては、まず、光源8から光を出射させるとともに、第1液晶表示パネル11および第2液晶表示パネル14のそれぞれの液晶層に対して、表示情報に基づいた液晶駆動電圧を印加する。また、このとき、各液晶表示パネル11,14に対する液晶駆動電圧を個別に調整することによって輝度調整を行う。
次いで、光源8から出射された光は、第1偏光ビームスプリッタ9に入射され、この第1偏光ビームスプリッタ9によってP偏光とS偏光とに分光されて互いに直交する方向へと出射される。
次いで、第1偏光ビームスプリッタ9から出射されたP偏光は、第1平面鏡10に入射し、この第1平面鏡10によって入射方向に直交する第1液晶表示パネル11の方向へと全反射された後に、第1液晶表示パネル11を透過することによって、第1二次元画像として第1液晶表示パネル11から出射される。そして、この第1液晶表示パネル11から出射された第1二次元画像は、第2偏光ビームスプリッタ16に入射する。
一方、第1偏光ビームスプリッタ9から出射されたS偏光は、第2平面鏡12に入射し、この第2平面鏡12によって入射方向に直交する第2液晶表示パネル14の方向へと全反射された後に、第2液晶表示パネル14を透過することによって、第2二次元画像として第2液晶表示パネル14から出射される。そして、この第2液晶表示パネル14から出射された第2二次元画像は、焦点距離調整用レンズ15において焦点距離の調整がなされた後に、第2偏光ビームスプリッタ16に入射する。
次いで、第2偏光ビームスプリッタ16に入射した第1二次元画像および第2二次元画像は、第2偏光ビームスプリッタ16における透過または反射によって互いに同方向に出射されることによって、同一光軸上に合成される。
次いで、第2偏光ビームスプリッタ16から出射された合成後の第1二次元画像および第2二次元画像は、反射用凹面鏡17に入射し、この反射用凹面鏡17によって、同一光軸上に合成された状態を維持されたまま互いに同一方向に反射される。
次いで、反射用凹面鏡17によって反射された合成後の第1二次元画像および第2二次元画像は、表示用凹面鏡19に入射する。
この表示用凹面鏡19に入射した第1二次元画像および第2二次元画像は、焦点距離調整用レンズ15を用いた焦点距離の調整によって互いに焦点距離が異なっているため、これら第1二次元画像および第2二次元画像は、ユーザの視線L方向に沿って結像位置が互いにずらされた2つの虚像21,22として表示用凹面鏡19に結像・投影される。
そして、このような虚像21,22が投影された表示用凹面鏡19を所定の視線L方向から見たユーザは、第1二次元画像と第2二次元画像との結像位置および輝度の違い等による錯覚によって、立体画像を視認することができる。
ここで、本実施形態においては、第1液晶表示パネル11と第2液晶表示パネル14とが互いに相手方が生成した二次元画像を投影するための光路上から外れるような位置に配設されていることによって、1つの二次元画像を投影するための光が他の二次元画像の生成・投影にも用いられることが回避されているため、高輝度の立体画像の表示を、光源8の出射光量の増加を要せずに効率的に行うことができる。
また、本実施形態においては、立体画像の表示を、偏光ビームスプリッタ9,16、平面鏡10,12、焦点距離調整用レンズ15および凹面鏡17,19といった小型化に適した光学素子と、厚みが薄い液晶表示パネル11,14とを用いて行うため、装置の小型化を図ることができる。
さらに、本実施形態においては、1個の光源8を用いて第1二次元画像用および第2二次元画像用の2系統の光路を形成することができるため、光源8の個数を抑えることができ、さらなる小型化およびコストの削減を図ることができる。
なお、本発明を車載用のヘッドアップディスプレイとして用いる場合には、表示用光学素子としては、車両のフロントガラス(表示用凹面鏡19)あるいはルームミラーといった既存の設備を用いて立体画像の表示を安価に行うことが好ましい。また、表示用凹面鏡19としてフロントガラスを用いる場合には、フロントガラスにおける表示用凹面鏡19として機能させる部位については、運転中の視界を妨げないために、ハーフミラーとすることが好ましい。さらに、光源8、第1液晶表示パネル11および第2液晶表示パネル14は、車両に搭載されたバッテリを電源として駆動すればよい。なお、ヘッドアップディスプレイとして表示する立体画像としては、例えば、スピードメータ等の計器を示す立体画像や、ナビゲーションのルート案内中における交差点の右左折を促す矢印を示す立体画像であって、これを運転席から見た場合に実際の道路上に重なっているように見えるもの等が考えられる。
また、分光用光学素子としては、前述した第1偏光ビームスプリッタ9の代りにハーフミラーを用いるようにしてもよい。さらに、画像合成用光学素子としては、前述した第2偏光ビームスプリッタ16の代りにハーフミラーを用いるようにしてもよい。このような場合には、光量のロスは多少大きくなるものの、従来に比べれば十分に高輝度の立体画像を効率的に表示することができ、また、さらなる小型化を図ることができる。
さらに、液晶表示パネルは、透過型のものに限る必要はなく、半透過反射型のものであってもよい。
さらにまた、表示用光学素子は、表示用凹面鏡19に限る必要はなく、例えば、レンズであってもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る立体画像表示装置の第2実施形態について、図2を参照しながら第1実施形態との差異に重点を置いて説明する。
次に、本発明に係る立体画像表示装置の第2実施形態について、図2を参照しながら第1実施形態との差異に重点を置いて説明する。
なお、第1実施形態と基本的な構成が同一もしくはこれに類する箇所については、同一の符号を用いて説明する。
図2に示すように、本実施形態における立体画像表示装置24は、光源8から第2偏光ビームスプリッタ16に至るまでの光路上の構成は、第1実施形態における立体画像表示装置7と全く同様である。
ただし、本実施形態においては、第2偏光ビームスプリッタ16に対して第1二次元画像の透過側の位置であって、第2二次元画像の反射側の位置には、第1実施形態における反射用凹面鏡17の代りに、集光レンズ25(図2においては両凸レンズ)が配設されている。
さらに、本実施形態において、表示用凹面鏡19は、集光レンズ25に対して光の出射側の位置に配設されており、第1実施形態とは配設位置および向きが異なっている。
そして、このような構成を有する本実施形態における立体画像表示装置24においては、第1実施形態と同様に、第2偏光ビームスプリッタ16から同一光軸上に合成された第1二次元画像および第2二次元画像が出射されると、これら第1二次元画像および第2二次元画像は、集光レンズ25に入射し、この集光レンズ25において集光された後に、表示用凹面鏡19に入射する。
ここで、本実施形態においても、表示用凹面鏡19に入射した第1二次元画像および第2二次元画像は、焦点距離調整用レンズ15を用いた焦点距離の調整によって互いに焦点距離が異なっているため、これら第1二次元画像および第2二次元画像は、ユーザの視線方向に沿って結像位置が互いにずらされた2つの虚像21,22として表示用凹面鏡19に結像・投影される。
そして、このような虚像21,22が投影された表示用凹面鏡19を所定の視線L方向から見たユーザは、第1実施形態と同様に、高輝度な立体画像を視認することができる。
このような本実施形態における立体画像表示装置24においても、第1実施形態と同様の理由により、高輝度化、高効率化および小型化を図ることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明に係る立体画像表示装置の第3実施形態について、図3を参照して説明する。
次に、本発明に係る立体画像表示装置の第3実施形態について、図3を参照して説明する。
なお、第1実施形態と基本的な構成が同一もしくはこれに類する箇所については、同一の符号を用いて説明する。
図3に示すように、本実施形態における立体画像表示装置27は、光を出射する第1の光源(以下、第1光源28と称する)を有している。
第1光源28に対して光の出射側の位置には、第1液晶表示パネル11が配設されており、この第1液晶表示パネル11には、第1光源28から出射された光が入射するようになっている。ただし、本実施形態においては、第1液晶表示パネル11に入射する光は、第1実施形態のような偏光成分に基づく分光がなされていないので、P偏光以外の光(例えば、S偏光)をも含んでいる。
第1液晶表示パネル11は、第1実施形態と同様の原理によって入射光を透過させることによって、第1二次元画像を輝度の調整がなされた状態として生成して出射するようになっている。
さらに、本実施形態における立体画像表示装置27は、第1光源28から出射される光に直交する光を出射するように配置された第2の光源(以下、第2光源29と称する)を有している。
第2光源29に対して光の出射側の位置には、第2液晶表示パネル14が配設されており、この第2液晶表示パネル14には、第2光源29から出射された光が入射するようになっている。ただし、本実施形態においては、第2液晶表示パネル14に入射する光は、第1実施形態のような偏光成分に基づく分光がなされていないので、S偏光以外の光(例えば、P偏光)をも含んでいる。
第2液晶表示パネル14は、第1実施形態と同様の原理によって入射光を透過させることによって、第2二次元画像を、第1二次元画像とは個別に輝度の調整がなされた状態として生成して出射するようになっている。
第2液晶表示パネル14に対して第2二次元画像の出射側の位置には、焦点距離調整用レンズ15が配設されており、この焦点距離調整用レンズ15は、第1実施形態と同様に、第2液晶表示パネル14側から入射した第2二次元画像を、その焦点距離を調整した上で出射するようになっている。
第1液晶表示パネル11に対して第1二次元画像の出射側の位置であって、焦点距離調整用レンズ15に対して第2二次元画像の出射側の位置には、画像合成用光学素子としてのハーフミラー30が配設されている。
このハーフミラー30には、第1液晶表示パネル11から出射された第1二次元画像および焦点距離調整用レンズ15から出射された第2二次元画像が、互いに直交する入射方向からそれぞれ入射されるようになっている。
そして、ハーフミラー30は、第1液晶表示パネル11側から入射した第1二次元画像のうち、一部を入射方向と同方向に透過させ、一部を入射方向に直交する方向に反射させるようになっている。また、ハーフミラー30は、焦点距離調整用レンズ15側から入射した第2二次元画像のうち、一部を入射方向と同方向に透過させ、一部を入射方向に直交する方向、すなわち、ハーフミラー30における第1二次元画像の透過方向と同方向に向かって反射させるようになっている。これにより、ハーフミラー30を透過した一部の第1二次元画像と、ハーフミラー30によって反射された一部の第2二次元画像とが、同一光軸上に合成されるようになっている。
なお、図3に示すように、本実施形態においても、第1液晶表示パネル11と第2液晶表示パネル14とは、互いに相手方が生成した二次元画像を投影するための光路上から外れるような位置に配設されている。
ハーフミラー30に対して第1二次元画像の透過側の位置であって、第2二次元画像の反射側の位置には、第1実施形態と同様に、反射用凹面鏡17が配設されており、この反射用凹面鏡17には、ハーフミラー30による合成後の第1二次元画像および第2二次元画像が、同一方向から入射するようになっている。
そして、反射用凹面鏡17は、ハーフミラー30側から入射した合成後の第1二次元画像および第2二次元画像を、互いに同一光軸上に合成された状態を維持させながら同一方向に反射させるようになっている。
反射用凹面鏡17に対して第1二次元画像および第2二次元画像の反射側の位置には、第1実施形態と同様に、表示用光学素子としての表示用凹面鏡19が配設されており、この表示用凹面鏡19には、反射用凹面鏡17によって反射された合成後の第1二次元画像および第2二次元画像が入射するようになっている。
ここで、表示用凹面鏡19に入射した第1二次元画像および第2二次元画像は、第1実施形態と同様に、焦点距離調整用レンズ15を用いた焦点距離の調整によって互いに焦点距離が異なったものであるため、これら第1二次元画像および第2二次元画像は、図3に示すように、ユーザの視線L方向に沿って結像位置が互いにずらされた2つの虚像31,32として表示用凹面鏡19に結像・投影される。
そして、このような虚像31,32が投影された表示用凹面鏡19を所定の視線L方向から見たユーザは、第1実施形態と同様に、高輝度な立体画像を視認することができる。
このような本実施形態における立体画像表示装置27においても、第1実施形態と同様の理由により、高輝度化、高効率化および小型化を図ることができる。
なお、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
7 立体画像表示装置
8 光源
9 第1偏光ビームスプリッタ
11 第1液晶表示パネル
14 第2液晶表示パネル
15 焦点距離調整用レンズ
16 第2偏光ビームスプリッタ
19 表示用凹面鏡
8 光源
9 第1偏光ビームスプリッタ
11 第1液晶表示パネル
14 第2液晶表示パネル
15 焦点距離調整用レンズ
16 第2偏光ビームスプリッタ
19 表示用凹面鏡
Claims (14)
- 複数の二次元画像を互いに個別に輝度の調整がなされた状態としてそれぞれ生成する複数個の二次元画像生成装置であって、任意の1個の二次元画像生成装置が、他の二次元画像生成装置によって生成された二次元画像を投影するための光路上から外れた位置に配置された複数個の二次元画像生成装置と、
これら複数個の二次元画像生成装置によってそれぞれ生成された前記複数の二次元画像の焦点距離を互いに異ならせる焦点距離調整用光学素子と、
この焦点距離調整用光学素子によって前記焦点距離を互いに異ならせた後の前記複数の二次元画像を同一光軸上に合成する画像合成用光学素子と、
この画像合成用光学素子によって合成された後の前記複数の二次元画像が、ユーザの視線方向に沿って結像位置が互いにずらされた複数の虚像として投影されることによって、立体画像の表示を行う表示用光学素子と
を備えたことを特徴とする立体画像表示装置。 - 前記表示用光学素子が、凹面鏡とされていること
を特徴とする請求項1に記載の立体画像表示装置。 - 前記焦点距離調整用光学素子が、レンズとされていること
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の立体画像表示装置。 - 前記二次元画像生成装置が、液晶表示パネルを備えたこと
を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の立体画像表示装置。 - 前記二次元画像生成装置が、
透過型または半透過反射型の液晶表示パネルと、
この液晶表示パネルに対して光を供給する光源と
を備えたことを特徴とする請求項4に記載の立体画像表示装置。 - 前記光源から出射された前記光を分光し、分光された前記光を互いに異なる前記液晶表示パネルに供給する分光用光学素子を備えたこと
を特徴とする請求項5に記載の立体画像表示装置。 - 前記分光用光学素子が、ハーフミラーとされていること
を特徴とする請求項6に記載の立体画像表示装置。 - 前記分光用光学素子が、偏光ビームスプリッタとされていること
を特徴とする請求項6に記載の立体画像表示装置。 - 前記画像合成用光学素子が、偏光ビームスプリッタとされていること
を特徴とする請求項8に記載の立体画像表示装置。 - 前記画像合成用光学素子が、ハーフミラーとされていること
を特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の立体画像表示装置。 - 前記二次元画像生成装置を2個備えたこと
を特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の立体画像表示装置。 - 車両に搭載されること
を特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の立体画像表示装置。 - 前記表示用光学素子が、前記車両のフロントガラスに形成された凹面鏡とされていること
を特徴とする請求項12に記載の立体画像表示装置。 - 前記フロントガラスにおける前記凹面鏡が形成された部位が、ハーフミラーとされていること
を特徴とする請求項13に記載の立体画像表示装置。
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