JP2007268629A - 円盤カッター - Google Patents

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Abstract

【課題】 回転式の円盤カッターを用いて、生地等のシート材を高速回転で切断加工する際に、カッター刃先部に熱が発生し、切れ味が悪くなる。
【解決手段】 回転式の円盤カッターにおいて、その中心部にベース部と、内周部に貫通孔として形成される放熱部と、半径方向の断面形状が先端に行くにしたがって薄くなるように形成された刃先部を設ける。高速回転で生地等のシート材を切断する際に発生する熱を該放熱部より効率的に放熱させ、カッターの切れ味の低下を防ぐ。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回転式の円盤カッターに関するものである。
生地等の薄いシート材を切断をする場合に、円盤状のカッターを用いて、所定の形状に切断する場合がある。(特許文献1参照)
また段ボール等の紙製品を切断する場合に、円盤状のカッターの外周部に放熱部を設けて、切れ味の低下を防ごうとする案がある。(特許文献2参照)
特開2001―121482 実開平6―63295
上記回転式の円盤カッターとしては、図3に示すような生地用の円盤カッターがある。この円盤カッターを高速度で回転運動させることによって生地等のシート材を切断しようとするものである。このようなカッターを用いて化繊等の生地を切断する場合、刃先が高温になり、溶着物が付着したりして、切れ味の悪化を引き起こし、カッター寿命の低下をもたらす。
また、段ボール等の紙製品の切断時に、放熱しやすくするために外周部に半径方向に凹陥部を形成してなる放熱部を有する回転式の円盤カッターを利用する場合がある。しかしながらこのようなカッターを用いて、細い糸で編まれたような生地等のシート状部材を切断する場合、糸がカッターの凹陥部に引っ掛かり生地を持ち上げたり、正確に切断できない。そこで、このような問題点を解決するために、生地等の切断時に、放熱に優れ、生地の持ち上げ等を防止できる円盤状のカッターを提案する。
本発明では、上記目的を達成するために、次の技術的手段を講じた。
即ち、本発明に係る円盤カッターにおいては、その中心部にはベース部を有し、かつ半径方向の断面形状が先端部に行くに従って薄くなるように形成されており、その内周部には1個または複数個の貫通部より形成される放熱部を設ける。
このように、円盤カッターの放熱手段として外周部に放熱部を設けるのでなく、円盤カッターの内周部に貫通部より形成される放熱部を設けるので、生地に編みこまれた糸を引っ掛けることはなく、放熱にもよい。
また放熱部となる貫通部を円形状にすることにより、切断時にカッターに負荷がかかった場合、応力が分散されて、強度的に安定化が図れる。
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を有する。
円盤カッターの外周部でなく内周部に放熱部を配置しているので、生地等の糸を引っ掛けることなく、高速回転にて生地等のシート状部材を切断する場合、効果的に放熱が行なわれる。
また放熱部となる貫通部を円形状にすることにより、切断抵抗により発生する応力の分散を図れ、カッター強度の安定化を図れる。
発明の実施の形態に基づき図面を参照して説明する。本例の構成は、図1に示すごとき、基本的に円盤状をなし、その中心部には、回転軸(図示せず)等への取付部をなす取付穴3の設けられたベース部1を有し、その外周部にはナイフ状の形態からなる刃先部2が形成され、外周部近傍の内周部には複数個の円状の貫通部より形成される放熱部4を有する形態からなるものである。そして、これら構成からなる本回転式円盤カッターは、炭素工具鋼、合金工具鋼、焼結金属等により形成されている。
このような構成からなる本実施例においては、上記ベース部の具体的構成は、図に示すごとく約1mm〜3mmからなるものである。また、刃先部は、図2の断面形状に示すように、刃先に行くにしたがって徐々に薄くなるように形成されている。このような形態からなる刃先部2を、綿糸や化繊糸で編みこまれた生地等に高速度で連続的に押し付けることによって、カッティングするものである。なお、本刃先部は、両刃のものであっても、または、片刃のものであっても、いずれのものであってもかまわない。また貫通部形状は四角形状等の円以外の形状であっても良い。
次に、このような構成からなる本実施例の作用について説明する。例えば、本カッターが、図1に示すベース部に設けられた取付穴3を介して回転軸(図示せず)等に取りつけられ、高速度で回転運動すると、刃先部2は生地等の加工物を高速度でカッティングする。
また本実施例にかかる回転式の円盤状のカッターにおいては、図1に示す如く、カッター内周部に、外周と交差しないように円状の貫通部よりなる放熱部4が設けられている構成からなるものである。このことは、円周上に設けられた上記刃先部2による生地の高速カッティングによって、上記刃先部にて発生し蓄積されることになった熱が、効率よく上記円状の放熱部4から放熱されることになり、溶着異物等の付着を防止でき、カッターの切れ味の低下を防ぐことができる。
特に本実施例においては、当該カッターの材料をベース部1、刃先部2を含めて炭素工具鋼等の鉄系金属にて形成することとしているので、熱伝導率が良く、放熱効果が十分に発揮されることになる。
また圧縮エアーや冷却液等をカッターに吹き付けて、さらに放熱の効果を高めても良い。
本発明の実施例における円盤カッターである。 本発明の実施例における円盤カッターの断面図である。 従来の生地等のシート材を切断する回転式円盤カッターである。
符号の説明
1 ベース部
2 刃先
3 取付穴
4 放熱部























Claims (2)

  1. 円盤状の形態からなるものであって、その中心部にはベース部を有し、かつ半径方向の断面形状が先端部に行くに従って薄くなるように形成されており、その内周部には1個または複数個の貫通部より形成される放熱部を有することを特徴とする回転式の円盤カッター。
  2. 該放熱部は、円形状の貫通部より形成される請求項1記載の回転式の円盤カッター。

































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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023068095A1 (ja) * 2021-10-19 2023-04-27 株式会社ミマキエンジニアリング 印刷装置および切断装置

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