JP2007267085A - 通信システム、受信装置及び同期検出プログラム - Google Patents

通信システム、受信装置及び同期検出プログラム Download PDF

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幹 早川
Tateshi Morokuma
立志 諸隈
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Abstract

【課題】同期検出における検出精度を向上させ、通信効率のよい通信システムを提供する。
【解決手段】アンテナ10で受信されたデータは受信RF回路11で復号され、シフトレジスタ12に格納される。レジスタ13はプリアンブルのビット列を記憶し、レジスタ23はSOFのビット列を記憶する。プリアンブル検出回路14は、シフトレジスタ12に格納されたビット列と、レジスタ13で記憶されるプリアンブルのビット列又は該ビット列とハミング距離が1のビット列の何れかと一致するかを判定する。SOF検出回路24は、シフトレジスタ12に格納されたビット列と、レジスタ23で記憶されるSOFのビット列又は該ビット列とハミング距離が1のビット列の何れかと一致するかを判定する。制御部30は、プリアンブル検出回路14及びSOF検出回路の検出結果に基づいてパケットの同期検出を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、パケット転送を行う通信システム、受信装置及び転送されたパケットの同期検出を行う同期検出プログラムに関する。
一般にデータ通信では、符号化された0/1のビット列を変調したデータをパケットと呼ばれる一定量のデータに分割して転送される。パケットは、図13に示すような構造をしており、プリアンブル及び該プリアンブルに後続する通信データとから構成される。受信装置は、受信したビット列からパケットのプリアンブルと通信データの先頭を示すSOF(Start of Frame)を認識することで同期検出を行う。
パケット転送においては、外来ノイズや媒体の乱れ等により一定のビット誤りが生じる。従来の通信システムでは、BCH(Bose-Chaudhuri-Hocquenghem)符号やリードソロモン符号等に代表される誤り訂正符号を用いることで、図13のヘッダー及びペイロードにビット誤りが生じた場合においても、そのビット誤りを検出し、正しいデータを復元する方法が採用されている。
特開平07−095189号公報 特開2002−246999号公報 特開2003−060632号公報 特開平07−169200号公報
しかし、上記従来の通信システムで用いられる誤り訂正符号は、送信するデータの同期検出を行うことができなければ誤り訂正を行うことはできず、図13のプリアンブルやSOFにビット誤りが生じた場合、受信装置はそのパケットを認識することができない。このような場合、送信装置からパケットを再送する等の処理が必要となり、通信効率を著しく悪化させるという課題があった。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、同期検出における検出精度を向上させ、通信効率のよい通信システムを提供することにある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、プリアンブルと該プリアンブルに後続する通信データとからなるパケットを受信する受信手段と、前記プリアンブルのビット列を記憶するプリアンブル記憶手段と、前記プリアンブルのビット列とハミング距離がN(Nは1以上の整数)以内のビット列を生成する第一のビット列生成手段と、前記受信手段で受信したビット列が、前記プリアンブル記憶手段で記憶される前記プリアンブルのビット列又は前記第一のビット列生成手段で生成されたビット列の何れかと一致するか否かを判定するプリアンブル一致判定手段と、前記プリアンブル一致判定手段で一致と判定した場合に前記パケットの同期検出を行うことを特徴とする受信装置である。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記通信データに格納され、該通信データの先頭識別に用いられる先頭識別データのビット列を記憶する先頭識別データ記憶手段と、前記先頭識別データのビット列とハミング距離がM(Mは1以上の整数)以内のビット列を生成する第二のビット列生成手段と、前記受信手段で受信したビット列が、前記先頭識別データ記憶手段で記憶される前記先頭識別データのビット列又は前記第二のビット列生成手段で生成されたビット列の何れかと一致するか否かを判定する先頭識別データ一致判定手段とをさらに備え、前記先頭識別データ一致判定手段で一致と判定した場合に前記通信データの先頭を識別することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、周期構造を持つプリアンブルと該プリアンブルに後続する通信データとからなるパケットを送信する送信装置と、前記送信装置から送信されたパケットを受信する受信手段を有する受信装置とからなる通信システムであって、前記受信装置は、前記プリアンブルを構成する一周期のビット列を記憶するプリアンブル記憶手段と、前記受信手段で、前記プリアンブルを構成する一周期のビット列を受信したか否かを判定する第一の一致判定手段とを備え、前記プリアンブルの周期の連続した二周期以上において、前記第一の一致判定手段で一致と判定された場合にプリアンブル検出として前記パケットの同期検出を行うことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記通信データに格納され、該通信データの先頭識別に用いられる先頭識別データのビット列を記憶する先頭識別データ記憶手段と、前記受信手段で、前記先頭識別データのビット列を受信したか否かを判定する第二の一致判定手段とをさらに備え、前記第一の一致判定手段で一致と判定された後に連続して前記第二の一致判定手段で一致と判定された場合に先頭識別データ検出として前記通信データの先頭を識別することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、周期構造を持つプリアンブルと該プリアンブルに後続する通信データとからなるパケットを送信する送信装置と、前記送信装置から送信されたパケットを受信する受信手段を有する受信装置とからなる通信システムであって、前記受信装置は、前記プリアンブルを構成する一周期のビット列を記憶するプリアンブル記憶手段と、前記プリアンブルを構成する一周期のビット列とハミング距離がN(Nは1以上の整数)以内のビット列を生成する第一のビット列生成手段と、前記受信手段で受信したビット列が、前記プリアンブル記憶手順で記憶される前記プリアンブルを構成する一周期のビット列又は前記第一のビット列生成手順で生成されたビット列の何れかと一致するか否かを判定する第一の一致判定手段とを備え、前記プリアンブルの周期の連続した二周期以上において、前記第一の一致判定手段で一致と判定された場合にプリアンブル検出として前記パケットの同期検出を行うことを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記受信装置は、前記通信データに格納され、該通信データの先頭識別に用いられる先頭識別データのビット列を記憶する先頭識別データ記憶手段と、前記先頭識別データのビット列とハミング距離がM(Mは1以上の整数)以内のビット列を生成する第二のビット列生成手段と、前記受信手段で受信したビット列が、前記先頭識別データ記憶手段で記憶される前記先頭識別データのビット列又は前記第二のビット列生成手段で生成されたビット列の何れかと一致するか否かを判定する第二の一致判定手段とをさらに備え、前記第一の一致判定手段で一致と判定された後に連続して前記第二の一致判定手段で一致と判定された場合に先頭識別データ検出として前記通信データの先頭を識別することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、プリアンブルと該プリアンブルに後続する通信データとからなるパケットを受信する受信手段と、前記プリアンブルのビット列を記憶するプリアンブル記憶手段とを備えた受信装置に実行させるための同期検出プログラムであって、前記プリアンブルのビット列とハミング距離がN(Nは1以上の整数)以内のビット列を生成する第一のビット列生成手順と、前記受信手段で受信したビット列が、前記プリアンブル記憶手段で記憶される前記プリアンブルのビット列又は前記第一のビット列生成手順で生成されたビット列の何れかと一致するか否かを判定するプリアンブル一致判定手順と、前記プリアンブル一致判定手順で一致と判定した場合に前記パケットの同期検出を行う同期検出手順とを実行させることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記受信装置は、前記通信データに格納され、該通信データの先頭識別に用いられる先頭識別データのビット列を記憶する先頭識別データ記憶手段をさらに備え、前記先頭識別データのビット列とハミング距離がM(Mは1以上の整数)以内のビット列を生成する第二のビット列生成手順と、前記受信手段で受信したビット列が、前記先頭識別データ記憶手段で記憶される前記先頭識別データのビット列又は前記第二のビット列生成手順で生成されたビット列の何れかと一致するか否かを判定する先頭識別データ一致判定手順と、前記先頭識別データ一致判定手段で一致と判定した場合に前記通信データの先頭を識別する先頭識別手順とをさらに実行させることを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、周期構造を持つプリアンブルと該プリアンブルに後続する通信データとからなるパケットを受信する受信手段と、前記プリアンブルを構成する一周期のビット列を記憶するプリアンブル記憶手段とを有する受信装置に実行させるための同期検出プログラムであって、前記受信手段で、前記プリアンブルを構成する一周期のビット列を受信したか否かを判定する第一の一致判定手順と、前記プリアンブルの周期の連続した二周期以上において、前記第一の一致判定手段で一致と判定された場合にプリアンブル検出として前記パケットの同期検出を行う同期検出手順とを実行させることを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明において、前記受信装置は、前記通信データに格納され、該通信データの先頭識別に用いられる先頭識別データのビット列を記憶する先頭識別データ記憶手段をさらに備え、前記受信手段で、前記先頭識別データのビット列を受信したか否かを判定する第二の一致判定手順と、前記第一の一致判定手順で一致と判定された後に連続して前記第二の一致判定手順で一致と判定された場合に先頭識別データ検出として前記通信データの先頭を識別する先頭識別手順とをさらに実行させることを特徴する。
本発明によれば、受信したビット列を、プリアンブルのビット列だけでなく該プリアンブルのビット列とハミング距離がNのパタンとも比較して一致するかの判定を行うため、プリアンブルにN個のビット誤りが生じた場合においても、受信装置でプリアンブルを検出することが可能である。
同様に、受信したビット列を、先頭識別データ(SOF)のビット列だけでなく該先頭識別データのビット列とハミング距離がMのパタンとも比較して一致するかの判定を行うため、先頭識別データにM個のビット誤りが生じた場合においても、受信装置で先頭識別データを検出することが可能である。
本発明は、プリアンブルや先頭識別データにビット誤りが生じた場合においても、受信装置でエラーとしてパケット全体を廃棄することなく、正常に検出することが可能であるため、受信エラーとなるパケット数が減少し、通信効率の向上を図ることができる。
また、プリアンブルを所定のビット列の周期構造とし、その二周期以上の検出によりプリアンブル検出と判定することで、一周期のみで検出判定を行っていた従来の受信装置に比べて、プリアンブルの検出精度を高めることができる。
さらに、受信装置がそのプリアンブルの一周期と先頭識別データ(SOF)とが連続して検出された場合にのみ先頭識別データ検出と判定することで、先頭識別データを誤検出する可能性を低減することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態にかかる通信システムの構成を示す構成図である。図1において、受信装置1は電源を内蔵したアクティブ型のRFID(Radio Frequency IDentification)受信機であり、送信装置2と無線通信を行う。送信装置2はパケットに誤り訂正符号を加えた上で、受信装置1に送信する。
受信装置1内のアンテナ10(受信手段)は、送信装置2から送信された電波を受信し、受信RF回路11へと出力するものである。受信RF回路11は、アンテナ10からの信号を入力して復調処理を行い、8ビットのシフトレジスタ12へと出力する。レジスタ13(プリアンブル記憶手段)はプリアンブルパタンを記憶し、レジスタ23(先頭識別データ記憶手段)はSOFパタンを記憶する。
プリアンブル検出回路14(プリアンブル一致判定手段)は、シフトレジスタ12に格納された8ビットのビット列とレジスタ13のプリアンブルパタンとが一致しているかを判定する回路し、プリアンブル検出信号Y1を出力する回路である。SOF検出回路24(先頭識別データ一致判定手段)は、シフトレジスタ12に格納された8ビットのビット列とレジスタ23のSOFパタンとが一致しているかを判定し、SOF検出信号Y2を出力する回路である。
プリアンブル検出信号Y1及びSOF検出信号Y2は、検出に成功した時にHigh、検出に失敗した時にLowの論理となる。制御部30は、プリアンブル検出信号Y1及びSOF検出信号Y2を入力し、アンテナ10で受信したデータの処理を行うものである。
次に、上述した第一の実施形態の動作を、図2及び図3のフローチャートを参照して説明する。
図2において、データの受信が開始されると、制御部30はプリアンブル検出信号Y1及びSOF検出信号Y2を入力して同期検出を行う(ステップS201)。
図3が同期検出の手順を示すフローチャートである。図3において、アンテナ10で1ビットのデータを受信しシフトレジスタ12にそのデータが格納されると(ステップS301)、制御部30はプリアンブル判定信号Y1の論理を判定する(ステップS302)。
プリアンブル判定信号Y1の論理がHighである場合には、制御部30はプリアンブル検出成功と判定する(ステップS303:Yes)。一方、プリアンブル判定信号Y1の論理がLowである場合には、制御部30はプリアンブル検出失敗と判定し(ステップS303:No)、ステップS301に戻って次の1ビットを受信する。
続いて、制御部30はSOFの受信が終了するまで1ビット受信するたびにステップS301〜ステップS303と同様の手順を行う(ステップS304〜ステップS306)。SOFの受信が終了してステップS306の判定でプリアンブルパタンが検出されなくなると(ステップS306:No)、制御部30はSOF検出信号Y2の論理を判定する(ステップS307)。
SOF検出信号Y2の論理がHighである場合には、制御部30はSOF検出成功と判定し(ステップS308:Yes)、同期検出の処理が終了する。一方、SOF検出信号Y2の論理がLowである場合には、制御部30はSOF検出失敗と判定し(ステップS308:No)、ステップS301に戻って再びデータの受信を行う。
図2に戻って、同期検出が成功すると、制御部30はヘッダーを受信してパケットの種類を認識する(ステップS202)。続いて制御部30はペイロードを受信し(ステップS203)、さらにエラー検出コードを受信する(ステップS204)。エラー検出コードは、パケット全体のデータから一意に計算される値であり、例えば、CRC(巡回冗長検査)やチェックサム等で計算される値である。
制御部30は、誤り訂正符号に基づいてエラー訂正処理を行い(ステップS205)、
エラー訂正後のデータからエラー検出コード(CRC値、チェックサム値等)を計算し、受信したパケットに格納されたエラー検出コードと照合する(ステップS206)。
ステップS206における照合が一致し、受信したパケットに誤りはないと判定された場合は(ステップS207:No)、制御部30は該パケットの受信に成功する(ステップS208)。この後、制御部30は該パケットのペイロードに格納されたデータに基づいて所定の処理を行う。
一方、ステップS206における照合が一致せず、受信したパケットに誤りがあると判定された場合は(ステップS207:Yes)、制御部30は該パケットの受信に失敗する(ステップS209)。
続いて、図1の受信装置1において、受信したデータからプリアンブル検出信号Y1及びSOF検出信号Y2を出力する動作に関して、図4及び図5を参照して説明する。
図4は、受信装置1のプリアンブル検出回路14の詳細な構成を示す図である。図4において、符号15、符号16a〜16k及び符号17が図1のプリアンブル検出回路14に相当する。なお、SOF検出回路24の回路構成はプリアンブル検出回路14と同様であり、図4においてはSOF検出に関わるレジスタ23及びSOF検出回路24は省略している。
誤り予測回路15(第一のビット列生成手段)は、レジスタ13に記憶されたプリアンブルパタンとのハミング距離が1であるデータを出力する回路である。誤り予測回路15内のXOR(Exclusive OR)回路15bは、プリアンブルパタンと「00000001」を入力とし、プリアンブルパタンの1ビット目を反転させたパタンを出力する。
同様に、XOR回路15cは、プリアンブルパタンと「00000010」を入力とし、プリアンブルパタンの2ビット目を反転させたパタンを出力する。XOR回路15dは、プリアンブルパタンと「00000100」を入力とし、プリアンブルパタンの3ビット目を反転させたパタンを出力する。
XOR回路15eは、プリアンブルパタンと「00001000」を入力とし、プリアンブルパタンの4ビット目を反転させたパタンを出力する。XOR回路15fは、プリアンブルパタンと「00010000」を入力とし、プリアンブルパタンの5ビット目を反転させたパタンを出力する。
XOR回路15gは、プリアンブルパタンと「00100000」を入力とし、プリアンブルパタンの6ビット目を反転させたパタンを出力する。XOR回路15hは、プリアンブルパタンと「01000000」を入力とし、プリアンブルパタンの7ビット目を反転させたパタンを出力する。XOR回路15kは、プリアンブルパタンと「10000000」を入力とし、プリアンブルパタンの8ビット目を反転させたパタンを出力する。
パタンマッチング回路16aは、シフトレジスタ12に格納されたビット列とプリアンブルパタンとが一致するかを判定し、一致した場合にHighを出力し、一致しなかった場合にLowを出力する回路である。同様に、パタンマッチング回路16bは、シフトレジスタ12に格納されたビット列とXOR回路15bの出力とが一致するかを判定する回路である。
パタンマッチング回路16cは、シフトレジスタ12に格納されたビット列とXOR回路15cの出力とが一致するかを判定する回路である。パタンマッチング回路16dは、シフトレジスタ12に格納されたビット列とXOR回路15dの出力とが一致するかを判定する回路である。
パタンマッチング回路16eは、シフトレジスタ12に格納されたビット列とXOR回路15eの出力とが一致するかを判定する回路である。パタンマッチング回路16fは、シフトレジスタ12に格納されたビット列とXOR回路15fの出力とが一致するかを判定する回路である。
パタンマッチング回路16gは、シフトレジスタ12に格納されたビット列とXOR回路15gの出力とが一致するかを判定する回路である。パタンマッチング回路16hは、シフトレジスタ12に格納されたビット列とXOR回路15hの出力とが一致するかを判定する回路である。
パタンマッチング回路16kは、シフトレジスタ12に格納されたビット列とXOR回路15kの出力とが一致するかを判定する回路である。パタンマッチング回路16a〜16kは図5に示す回路構成であり、入力される2つのビット列IN1,IN2のそれぞれのビットをXNOR(Exclusive NOR)回路160〜167の2つの入力端子に入力し、XNOR回路160〜167の出力を8入力AND回路168に入力する。
2つのビット列IN1,IN2が完全に一致した場合はXNOR回路160〜167の出力が全てHighとなり、AND回路168の出力はHighとなる。2つのビット列IN1,IN2が1ビットでも異なる場合は、XNOR回路160〜167の何れかの出力がLowとなり、AND回路168の出力はLowとなる。
図4に戻って、8入力OR回路17は、パタンマッチング回路16a〜16kの出力を入力とし、プリアンブル検出信号Y1を出力する。プリアンブル検出信号Y1は、パタンマッチング回路16a〜16kの何れか1つの出力がHighである場合にHighとなり、パタンマッチング回路16a〜16kの出力全てがLowである場合にLowとなる。
以上述べたように、シフトレジスタ12に格納されたビット列は、パタンマッチング回路16a〜16kによって、プリアンブルパタン及び該プリアンブルパタンとハミング距離が1の全てのパタンと一致判定がなされ、何れかのパタンと一致するとプリアンブル検出信号Y1はHighとなり、全てのパタンと一致しなかった場合にはプリアンブル検出信号Y1はLowとなる。
すなわち、アンテナ10でパケットのプリアンブルを受信した際に1ビットのビット誤りが生じた場合においても、パタンマッチング回路16b〜16kの何れか1つの回路で一致判定がなされ、プリアンブル検出信号Y1の論理はHighとなる。このため、制御部30は図3のステップS303の判定に成功し、プリアンブルを認識することができる。
同様に、アンテナ10でパケットのSOFを受信した際に1ビットのビット誤りが生じた場合においても、SOF検出信号Y2の論理はHighとなる。このため、制御部30は図3のステップS308の判定に成功し、SOFを認識することができる。
このように、第一の実施形態の通信システムでは、パケットのプリアンブル及びSOFに1ビットのビット誤りが生じた場合においても、受信装置1でプリアンブル及びSOFの認識が可能であるため、このようなパケットを破棄して再送を行っていた従来の通信システムと比べて通信効率を高めることができる。
第一の実施形態では、1ビットのビット誤りを許容するために、誤り予測回路15でプリアンブルパタンとハミング距離が1のデータを出力する構成としたが、一般にN(N=1,2,…)ビットのビット誤りを許容するために、誤り予測回路15でプリアンブルパタンとハミング距離がN以下のデータを出力する構成としてもよい。
第一の実施形態では、プリアンブル判定(ステップS302)及びSOF検出(ステップS307)をハードウェア(プリアンブル検出回路14及びSOF検出回路24)により行う形態であるが、制御部30がソフトウェアの処理で行うことも可能である。
制御部30がプリアンブル検出及びSOF検出をソフトウェア処理で行う方法に関して、図6及び図7を参照して説明する。
図6は、プリアンブルの検出をソフトウェア処理で行う際の手順を示すフローチャートである。図6において、プリアンブルの判定手順では、制御部30はまず過去に受信したMpビット(Mpビットはプリアンブルのビット数。本実施形態では8ビット。)のビット列とプリアンブルパタンとが一致するかを判定する(ステップS601)。
ステップS601の判定で一致した場合には(ステップS602:Yes)、制御部30はプリアンブル検出成功と判定し(ステップS603)、プリアンブル検出の手順を終了する。一方、一致しなかった場合には(ステップS602:No)、制御部30は変数Nを1にセットする(ステップS604)。
続いて、制御部30はプリアンブルパタンのNビット目を反転させ、この反転させたパタンと上記受信したビット列とが一致するかの判定を行う(ステップS605)。この判定で一致した場合には(ステップS606:Yes)、制御部30はプリアンブル検出成功と判定し(ステップS603)、プリアンブル検出の手順を終了する。一方、一致しなかった場合には(ステップS606:No)、制御部30は変数Nのインクリメントを行う(ステップS607)。
続いて、制御部30はインクリメント後の変数NがMp(本実施形態では8)より大であるか否かを判定する(ステップS608)。変数NがMp以下であれば(ステップS608:No)、制御部30はステップS605に戻って処理を行う。一方、変数NがMpより大であれば(ステップS608:Yes)、制御部30はプリアンブル検出失敗と判定し(ステップS609)、プリアンブル検出の手順を終了する。
このように、受信したビット列とプリアンブルパタンとが一致しなかった場合には、制御部30は変数Nをインクリメントさせながら、受信したビット列と、プリアンブルパタンとハミング距離が1のパタンとを順次比較することで、受信したビット列に1ビットのビット誤りが生じた場合にもプリアンブルパタンとして認識することができる。
図7は、SOFの検出をソフトウェア処理で行う際の手順を示すフローチャートである。図7において、SOFの判定手順では、制御部30はまず過去に受信したMsビット(MsビットはSOFのビット数。本実施形態では8ビット。)のビット列とSOFパタンとが一致するかを判定する(ステップS701)。
ステップS701の判定で一致した場合には(ステップS702:Yes)、制御部30はSOF検出成功と判定し(ステップS703)、SOF検出の手順を終了する。一方、一致しなかった場合には(ステップS702:No)、制御部30は変数Nを1にセットする(ステップS704)。
以下、図6と同様の手順で、制御部30は変数Nをインクリメントさせながら、受信したビット列と、SOFパタンとハミング距離が1のパタンとを順次比較し(ステップS705〜ステップS708)、受信したビット列が何れかのパタンと一致した場合にはSOF検出成功と判定し、何れのパタンとも一致しなかった場合にはSOF検出失敗と判定する。
図6及び図7に示した手順では、1ビットのビット誤りを許容するためにプリアンブルパタン及びSOFパタンとハミング距離が1のパタンと比較するが、2ビット以上のビット誤りを許容するためにハミング距離が2以上のパタンと比較してもよい。
次に、本発明の第二の実施形態について図8から図10を参照して説明する。
図8は、本発明の第一の実施形態にかかる受信装置の構成を示した構成図である。図8において、図1と同様のものに関しては同じ符号を付与し、その詳細な説明は省略する。
第二の実施形態では、送信装置2から送信するパケットのプリアンブルに周期性を持たせる。受信装置1は、その二周期以上を使用してプリアンブルパタンを検出し、SOF検出の判定は、プリアンブルパタンとSOFパタンとを連続して受信したか否かで判定を行う。
図8の受信RF回路11から出力されるビット列は、8ビットのシフトレジスタ12,40に格納される。シフトレジスタ12は直前に受信した8ビット分の受信データを格納し、シフトレジスタ40は更にその前8ビット分の受信データを格納する。
パタンマッチング回路16m〜16qは図5に示す回路構成である。パタンマッチング回路16mは、シフトレジスタ40に格納されたビット列と、レジスタ13に格納されたプリアンブルパタンとが一致するかを判定し、一致する場合にHighを一致しない場合にLowを出力する。
パタンマッチング回路16nは、シフトレジスタ12に格納されたビット列と、レジスタ13に格納されたプリアンブルパタンとが一致するかを判定し、一致する場合にHighを一致しない場合にLowを出力する。
パタンマッチング回路16pは、シフトレジスタ40に格納されたビット列と、レジスタ13に格納されたプリアンブルパタンとが一致するかを判定し、一致する場合にHighを一致しない場合にLowを出力する。
パタンマッチング回路16qは、シフトレジスタ12に格納されたビット列と、レジスタ23に格納されたSOFパタンとが一致するかを判定し、一致する場合にHighを一致しない場合にLowを出力する。
AND回路41は、パタンマッチング回路16m及びパタンマッチング回路16nの出力を入力とし、プリアンブル検出信号Y1を出力する。プリアンブル検出信号Y1の論理は、パタンマッチング回路16m及びパタンマッチング回路16nの双方の出力がHighである場合にのみHighとなり、パタンマッチング回路16m及びパタンマッチング回路16nの何れか一方の出力がLowである場合にはLowとなる。
同様に、AND回路42は、パタンマッチング回路16p及びパタンマッチング回路16qの出力を入力とし、SOF検出信号Y2を出力する。SOF検出信号Y2の論理は、パタンマッチング回路16p及びパタンマッチング回路16qの双方の出力がHighである場合にのみHighとなり、パタンマッチング回路16p及びパタンマッチング回路16qの何れか一方の出力がLowである場合にはLowとなる。
続いて、受信したビット列からプリアンブル判定信号Y1及びSOF判定信号Y2を出力する具体的な動作に関して、図8及び図9を参照して説明する。
図9はパケットのプリアンブル及びSOFのビット列の一例を示す図である。図9において、送信装置2から出力されるパケットのプリアンブルは「01010011」を一周期とする周期パタンであり、SOFは「10101100」のパタンである。すなわち、レジスタ13には「01010011」が、レジスタ23には「10101100」が格納される。
図9(a)に示すように、受信装置1のアンテナ10で「01010011」のパタンが二周期分受信されると、シフトレジスタ12,40の双方に「01010011」が格納される。
このとき、パタンマッチング回路16mでは、シフトレジスタ40の「01010011」とレジスタ13の「01010011」とが一致するため、その出力はHighとなる。パタンマッチング回路16nでは、シフトレジスタ12の「01010011」とレジスタ13の「01010011」とが一致するため、その出力はHighとなる。よって、AND回路41の出力であるプリアンブル検出信号Y1の論理はHighとなり、制御部30はプリアンブル検出成功と判定する。
一方、パタンマッチング回路16pでは、シフトレジスタ40の「01010011」とレジスタ13の「01010011」とが一致するため、その出力はHighとなる。パタンマッチング回路16qでは、シフトレジスタ12の「01010011」とレジスタ40の「10101100」とは一致しないため、その出力はLowとなる。よって、AND回路の42の出力であるSOF検出信号Y2の論理はLowとなる。
この後、アンテナ10でさらに8ビットを受信すると、SOFのパタン「11001010」がシフトレジスタ12に格納される(図9(b)参照)。このとき、シフトレジスタ40には「01010011」が格納される。
パタンマッチング回路16mでは、シフトレジスタ40の「01010011」とレジスタ13の「01010011」とが一致するため、その出力はHighとなる。パタンマッチング回路16nでは、シフトレジスタ12の「10101100」とレジスタ13の「01010011」とは一致しないため、その出力はLowとなる。よって、AND回路の41の出力であるプリアンブル検出信号Y1の論理はLowとなる。
一方、パタンマッチング回路16pでは、シフトレジスタ40の「01010011」とレジスタ13の「01010011」とが一致するため、その出力はHighとなる。パタンマッチング回路16qでは、シフトレジスタ12の「10101100」とレジスタ40の「10101100」とが一致するため、その出力はHighとなる。よって、AND回路の42の出力であるSOF検出信号Y2の論理はHighとなり、制御部30はSOF検出成功と判定する。
このように、プリアンブルの周期性を利用し、受信装置1がその周期の二周期以上を利用してプリアンブルの検出を行うことで、プリアンブル全体を一周期として検出する従来の受信装置と比較して、プリアンブルの検出精度を高めることができる。
さらに、受信装置1がそのプリアンブルの一周期とSOFとが連続して検出された場合にのみSOFの検出成功と判定することで、SOFを誤検出する可能性を低減することができる。
なお、第一の実施形態と同様、同期検出の処理は制御部30がソフトウェア処理で行うことも可能である。プリアンブル及びSOFの検出をソフトウェア処理で行う際の手順について、図10を参照して説明する。
図10において、アンテナ10で1ビットのデータを受信しシフトレジスタ12にそのデータが格納されると(ステップS1001)、制御部30は過去に受信したMビット(Mはプリアンブルを構成する一周期のビット数であり、かつSOFのビット数)とプリアンブルを構成する一周期のパタンとが一致するか否かを判定する。(ステップS1002)。
ステップS1002の判定で一致した場合にはプリアンブル検出と判定し(ステップS1003:Yes)、続いて連続してMビットを受信する(ステップS1004)。一方、一致しなかった場合には(ステップS1003:No)、ステップS1001に戻って処理を行う。
Mビットの受信が終了すると、制御部30はステップS1002と同様の手順でプリアンブルの一致判定を行う(ステップS1005)。一致した場合には(ステップS1006:Yes)、ステップS1004に戻って次のMビットを受信する。本実施形態ではプリアンブルは周期構造であるため、制御部30はその周期の回数だけステップS1004〜S1006の処理を行うことになる。
一方、ステップS1005の判定で一致しなかった場合には(ステップS1006:No)、制御部30はステップS1004で受信したMビットとSOFパタンとが一致するか否かを判定する(ステップS1007)。一致した場合にはSOF検出成功と判定し(ステップS1008:Yes)、制御部30は同期検出の手順を終了する。一方、一致しなかった場合にはSOF検出失敗と判定し(ステップS1008:No)、ステップS1001に戻って処理を行う。
図10のフローチャートでは、ステップS905の一致判定でプリアンブルの一周期のパタンと一致しなくなった受信ビット列に対して、制御部30がSOF検出の判定を行うため、周期構造のプリアンブルに後続するSOFパタンのみを検出することができる。このため、SOFの誤検出する可能性を低減することができる。
最後に、上述した第一の実施形態と第二の実施形態とを組み合わせる例について図11を参照して説明する。
図11においては、パタンマッチング回路部53a〜53dはそれぞれ、図4のパタンマッチング回路16a〜16kの8回路及び8入力OR回路17で構成される。また、誤り予測回路51,52は、図4の符号15で示した回路構成である。
第一の実施形態と第二の実施形態とを組み合わせてパケットの同期検出を行うことで、誤り予測回路51,52によりプリアンブル及びSOFの検出確率を向上させながら、プリアンブルの周期性を利用することで誤検出を防止することが可能であり、より精度の高いパケット検出を可能にする。
以上、本発明の実施形態を詳述してきたが、具体的な構成は本実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、本発明は、無線通信のシステムに限られることはなく、有線通信にも適用可能である。さらに、図13に示したのと同様のデータ構造を記録する、磁気テープ等の記憶媒体から情報を読み取る情報読み取り装置にも適用可能である。
図12が情報読み取り装置の構成を示す構成図であり、磁気ヘッド部61で磁気テープ62に記録されたプリアンブル及びSOFを検出する過程において上述した第一及び第二の実施形態を適用できる。
本発明は、無線又は有線で通信を行う通信システムや磁気テープ等の記憶媒体から情報を読み取る情報読み取り装置に用いて好適である。
本発明の第一の実施形態にかかる通信システムの構成を示した構成図である。 パケットを受信する際の、図1の制御部30で行われる処理を示すフローチャートである。 図2のステップS201の処理を示すフローチャートである。 図1の受信装置1において、プリアンブル検出回路14の詳細な構成を示す図である。 図4のパタンマッチング回路16a〜16kの詳細な構成を示す図である。 図1の制御部30が、プリアンブルの検出をソフトウェア処理で行う場合の手順を示すフローチャートである。 図1の制御部30が、SOFの検出をソフトウェア処理で行う場合の手順を示すフローチャートである。 本発明の第二の実施形態にかかる受信装置の構成を示した構成図である。 第二の実施形態における、パケットのプリアンブル及びSOFのビット列の一例を示す図である。 図9の制御部30が、プリアンブル及びSOFの検出をソフトウェア処理で行う場合の手順を示すフローチャートである。 第一及び第二の実施形態を組み合わせた通信システムの構成図である。 情報読み取り装置の構成を示す構成図である。 パケットのデータ構造を示す図である。
符号の説明
1 … 受信装置
2 … 送信装置
10 … アンテナ(受信手段)
11 … 受信RF回路
12 … シフトレジスタ
13 … レジスタ(プリアンブル記憶手段)
14 … プリアンブル検出回路(プリアンブル一致判定手段)
15 … 誤り予測回路(第一のビット列生成手段)
16m,n,p … パタンマッチング回路(第一の一致判定手段)
16q … パタンマッチング回路(第二の一致判定手段)
23 … レジスタ(先頭識別データ記憶手段)
24 … SOF検出回路(SOF一致判定手段)
30 … 制御部
S605 … 第一のビット列生成手順
S705 … 第二のビット列生成手順

Claims (10)

  1. プリアンブルと該プリアンブルに後続する通信データとからなるパケットを受信する受信手段と、
    前記プリアンブルのビット列を記憶するプリアンブル記憶手段と、
    前記プリアンブルのビット列とハミング距離がN(Nは1以上の整数)以内のビット列を生成する第一のビット列生成手段と、
    前記受信手段で受信したビット列が、前記プリアンブル記憶手段で記憶される前記プリアンブルのビット列又は前記第一のビット列生成手段で生成されたビット列の何れかと一致するか否かを判定するプリアンブル一致判定手段と、
    前記プリアンブル一致判定手段で一致と判定した場合に前記パケットの同期検出を行うことを特徴とする受信装置。
  2. 前記通信データに格納され、該通信データの先頭識別に用いられる先頭識別データのビット列を記憶する先頭識別データ記憶手段と、
    前記先頭識別データのビット列とハミング距離がM(Mは1以上の整数)以内のビット列を生成する第二のビット列生成手段と、
    前記受信手段で受信したビット列が、前記先頭識別データ記憶手段で記憶される前記先頭識別データのビット列又は前記第二のビット列生成手段で生成されたビット列の何れかと一致するか否かを判定する先頭識別データ一致判定手段と
    をさらに備え、
    前記先頭識別データ一致判定手段で一致と判定した場合に前記通信データの先頭を識別することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 周期構造を持つプリアンブルと該プリアンブルに後続する通信データとからなるパケットを送信する送信装置と、
    前記送信装置から送信されたパケットを受信する受信手段を有する受信装置とからなる通信システムであって、
    前記受信装置は、
    前記プリアンブルを構成する一周期のビット列を記憶するプリアンブル記憶手段と、
    前記受信手段で、前記プリアンブルを構成する一周期のビット列を受信したか否かを判定する第一の一致判定手段と
    を備え、
    前記プリアンブルの周期の連続した二周期以上において、前記第一の一致判定手段で一致と判定された場合にプリアンブル検出として前記パケットの同期検出を行うことを特徴とする通信システム。
  4. 前記通信データに格納され、該通信データの先頭識別に用いられる先頭識別データのビット列を記憶する先頭識別データ記憶手段と、
    前記受信手段で、前記先頭識別データのビット列を受信したか否かを判定する第二の一致判定手段と
    をさらに備え、
    前記第一の一致判定手段で一致と判定された後に連続して前記第二の一致判定手段で一致と判定された場合に先頭識別データ検出として前記通信データの先頭を識別することを特徴とする請求項3に記載の通信システム。
  5. 周期構造を持つプリアンブルと該プリアンブルに後続する通信データとからなるパケットを送信する送信装置と、
    前記送信装置から送信されたパケットを受信する受信手段を有する受信装置とからなる通信システムであって、
    前記受信装置は、
    前記プリアンブルを構成する一周期のビット列を記憶するプリアンブル記憶手段と、
    前記プリアンブルを構成する一周期のビット列とハミング距離がN(Nは1以上の整数)以内のビット列を生成する第一のビット列生成手段と、
    前記受信手段で受信したビット列が、前記プリアンブル記憶手順で記憶される前記プリアンブルを構成する一周期のビット列又は前記第一のビット列生成手順で生成されたビット列の何れかと一致するか否かを判定する第一の一致判定手段と
    を備え、
    前記プリアンブルの周期の連続した二周期以上において、前記第一の一致判定手段で一致と判定された場合にプリアンブル検出として前記パケットの同期検出を行うことを特徴とする通信システム。
  6. 前記受信装置は、
    前記通信データに格納され、該通信データの先頭識別に用いられる先頭識別データのビット列を記憶する先頭識別データ記憶手段と、
    前記先頭識別データのビット列とハミング距離がM(Mは1以上の整数)以内のビット列を生成する第二のビット列生成手段と、
    前記受信手段で受信したビット列が、前記先頭識別データ記憶手段で記憶される前記先頭識別データのビット列又は前記第二のビット列生成手段で生成されたビット列の何れかと一致するか否かを判定する第二の一致判定手段と、
    をさらに備え、
    前記第一の一致判定手段で一致と判定された後に連続して前記第二の一致判定手段で一致と判定された場合に先頭識別データ検出として前記通信データの先頭を識別することを特徴とする請求項5に記載の通信システム。
  7. プリアンブルと該プリアンブルに後続する通信データとからなるパケットを受信する受信手段と、前記プリアンブルのビット列を記憶するプリアンブル記憶手段とを備えた受信装置に実行させるための同期検出プログラムであって、
    前記プリアンブルのビット列とハミング距離がN(Nは1以上の整数)以内のビット列を生成する第一のビット列生成手順と、
    前記受信手段で受信したビット列が、前記プリアンブル記憶手段で記憶される前記プリアンブルのビット列又は前記第一のビット列生成手順で生成されたビット列の何れかと一致するか否かを判定するプリアンブル一致判定手順と、
    前記プリアンブル一致判定手順で一致と判定した場合に前記パケットの同期検出を行う同期検出手順と
    を実行させるための同期検出プログラム。
  8. 前記受信装置は、前記通信データに格納され、該通信データの先頭識別に用いられる先頭識別データのビット列を記憶する先頭識別データ記憶手段をさらに備え、
    前記先頭識別データのビット列とハミング距離がM(Mは1以上の整数)以内のビット列を生成する第二のビット列生成手順と、
    前記受信手段で受信したビット列が、前記先頭識別データ記憶手段で記憶される前記先頭識別データのビット列又は前記第二のビット列生成手順で生成されたビット列の何れかと一致するか否かを判定する先頭識別データ一致判定手順と、
    前記先頭識別データ一致判定手段で一致と判定した場合に前記通信データの先頭を識別する先頭識別手順と
    をさらに実行させるための請求項7に記載の同期検出プログラム。
  9. 周期構造を持つプリアンブルと該プリアンブルに後続する通信データとからなるパケットを受信する受信手段と、前記プリアンブルを構成する一周期のビット列を記憶するプリアンブル記憶手段とを有する受信装置に実行させるための同期検出プログラムであって、
    前記受信手段で、前記プリアンブルを構成する一周期のビット列を受信したか否かを判定する第一の一致判定手順と、
    前記プリアンブルの周期の連続した二周期以上において、前記第一の一致判定手段で一致と判定された場合にプリアンブル検出として前記パケットの同期検出を行う同期検出手順と
    を実行させるための同期検出プログラム。
  10. 前記受信装置は、前記通信データに格納され、該通信データの先頭識別に用いられる先頭識別データのビット列を記憶する先頭識別データ記憶手段をさらに備え、
    前記受信手段で、前記先頭識別データのビット列を受信したか否かを判定する第二の一致判定手順と、
    前記第一の一致判定手順で一致と判定された後に連続して前記第二の一致判定手順で一致と判定された場合に先頭識別データ検出として前記通信データの先頭を識別する先頭識別手順と
    をさらに実行させるための請求項9に記載の同期検出プログラム。
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