JP2007265579A - 位置検出回路、情報記録装置及び磁気ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ロータリーアクチュエータによる磁気ヘッド(H)の軌跡が、磁気ディスク媒体(M)の径方向軸に対して有する位相遅れから、媒体(M)を回転させたときにサーボパターンが読み出されるまでの遅延時間を半径位置に対して求め、サーボ読み出し時に使用するサーボゲート信号の生成遅延時間に反映させる(1、10、12)。
【選択図】図1
Description
この情報記録装置は、例えば磁気ディスクや光ディスクなどの記録ディスク媒体を内蔵し、この記録ディスク媒体上の所定アドレスへ情報を記録したり、そこから情報を読み出して再生したりする。
昨今では、装置の小型化などの利点により、磁気ディスク装置にロータリアクチュエータを使用した位置決め機構が採用されるケースが多くなっている。
本発明の位置検出回路の態様の一つは、サーボ領域が形成されている二つ以上のトラックを有し且つ所定の速さで回転する記録ディスク媒体と、該記録ディスク媒体上の各トラックを所定の軌跡で横切り且つ上記記録ディスク媒体の回転により各トラック上を走査するヘッドとを備える情報記録装置の、上記記録ディスク媒体の回転時に上記ヘッドが位置するトラックのサーボ領域から上記記録ディスク媒体上の位置を検出する位置検出回路であって、上記記録ディスク媒体上の一つのトラックにおいてサーボ領域の第一検出タイミングを生成する第一検出タイミング生成手段と、上記第一検出タイミングが生成されたトラックとは異なるトラックにおいて、該トラック上のサーボ領域の上記第一検出タイミングにおける位置と上記トラック上のヘッドの位置との間の上記記録ディスク媒体の回転の速さに基づく回転移動時間に応じて第二検出タイミングを生成する第二検出タイミング生成手段と、を有するように構成する。
本発明の情報記録装置の態様の一つは、請求項1乃至3の何れか一つに記載の位置検出回路を備えるように構成する。
また、更に、上記記録ディスク媒体上のサーボ領域は、リニアアクチュエータに接続されたヘッドで形成されている、ことが望ましい。
図1は、本発明の位置検出回路の構成及びその周辺機構を示した図である。
同図には、表面上のセクタの配列を明示的に示した記録ディスク媒体と、この記録ディスク媒体上を横切るヘッドの移動軌跡が相対的に示されている。
同図は、説明しやすいように、記録ディスク媒体Mの中心に最も近いトラックTr1におけるサーボパターンの開始位置とヘッドH1の移動軌跡が一致するところで記録ディスク媒体Mの回転を静止した状態を示している。
ここで、アームH2の回転軸H2´の座標を(X(Xは定数)、0)、アームH2の回転軸H2´からヘッドH1までの距離を定数Lとすると、ヘッドH1がアームH2の回転軸H2´を中心とする半径Lの回転軌道上にあることから、ヘッドの座標を(x、y)として次の関係式が得られる。
また、記録ディスク媒体Mの回転軸からヘッドH1までの距離を変数r、記録ディスク媒体Mの回転軸からアームH2の回転軸H2´を見たときの記録ディスク媒体Mの回転方向のヘッドH1の位置を変数θとすると、記録ディスク媒体M上のヘッドH1の位置Qの座標は、三角関数を用いて、次のように示せる。
(1)の式に(2)のそれぞれの式を代入すると、次のようになる。
r2 − 2Xrcosθ + X2 = L2 ・・・(3)
この式(3)から、磁気ディスク媒体Mの半径rの位置におけるヘッドH1の角度を示す関数が次のように導かれる。
・・・(4)
ここで、記録ディスク媒体Mの回転周波数をfとすると、ヘッドH1が位置する半径rの位置がその角速度でx軸上に移動するまでの時間は、次のように示せる。
更に、サーボパターンが書き込まれているあるトラック位置(例えば記録ディスク媒体Mの中心に最も近いトラック位置など)が基準時刻となるように、その位置を定数r0として式(5)をT0=G(r0)のように示すと、ヘッドH1が半径rnの位置に位置する場合の上記移動時間を基準時刻からの時間差に置き換える事ができる。
この時間差Tnは、半径r0の位置でサーボパターンを得たときの記録ディスク媒体一回転内でカウントされる時間を基準とし、半径rの位置でサーボセクタが得られるまでに上記記録ディスク媒体一回転内でカウントされる上記基準時間からの遅延時間に相当する。
これより、式(5)´をT´0=G´(r0)のように示すと、ヘッドH1が半径rの位置に位置する場合の上記移動時間を基準時刻からの時間差に置き換える事ができる。
よって、各ロータリアクチュエータによるヘッドの移動軌跡の差から生じるサーボパターンの引き込みタイミングの時間差は、式(6)と式(6)´の差分(Tn−T´n)で与えられる。
本図では、一例として、r0=磁気ディスク媒体の最内周半径(14mm)、f=70Hz、X=38mm、及びL=35mmとした場合のデータを示している。
以下に、磁気記録装置への適用例を示す。
図5は、磁気ディスク装置の全体構成図である。
同図の上図は、磁気ディスク装置の内部構成を真横から模式的に示した図であり、同図の下図は、各部を制御する回路ブロック図である。
同回路には、ハードデイスクコントローラ(HDC)60、RAM(Random Access Memory)61、ROM(Read Only Memory)62、マイクロコントローラ(MCU)63、スピンドルモータ(SPM)駆動回路64、ボイスコイルモータ駆動回路65、リード/ライト(R/W)回路66、及び位置検出回路67がバス68に接続されて構成されている。
HDCは、ATAやSCSI等のインターフェイスIFを介してホストと通信を行い、ホストからのデータ記録やデータ再生命令に基づき、所定セクタのデータ領域へのデータの記録またはそのデータ領域からのデータ再生を制御する。例えばMCUにプログラムの実行命令を出し、磁気ヘッドが目的のセクタ番号に移動した際にR/W回路にデータの記録や読み取りを指示する。なお、このときにやり取りされるデータは、RAMに一時的に格納される。
MCUは、ROMの制御プログラムが実行されるなどして、スピンドルモータ(SPM)駆動回路や、ボイスコイルモータ駆動回路や、位置検出回路などを起動して制御する。
リード/ライト(R/W)回路は、下側の磁気ディスク媒体に対応する磁気ヘッドでの情報の読み取りや書込みを制御する。
なお以下の説明の中で、「サーボパターンの再生信号」という用語が出てくるが、これは図10(f)に示されるような波形信号を指している。これらの波形信号は、図10(f)の左のプリアンブルパターンから、サーボ同期パターン、及び位置変調パターンの順に、再生される。
磁気ディスク媒体50-1は、その中心軸はスピンドルモータの回転軸52に固定され、そのスピンドルモータの駆動に基づいて図中の反時計回り(同図の実線矢印方向)に回転する。また、同図の磁気ヘッド53-1は、そのアーム54-1の回転軸55に固定されたロータリアクチュエータの駆動により、磁気ディスク媒体50-1の表面上を円弧を描くように移動する。なお、言うまでもないが、これらは位置検出回路67の外部に構成されている。
本位置検出回路67には、プリアンプ670、スイッチ671、サーボクロック発振器672、サーボ同期パターン検出回路673、遅延時間演算回路674、遅延回路675、逓倍回路676、PLL(Phase Locked Loop)回路677、位置復調回路678、及び遅延時間補正回路679が構成されている。
本例では、サーボ同期パターン検出回路673からの同期パターン検出トリガ信号の出力が真にサーボ同期パターンを検出したことにより出力されたものであるかどうかを判断するための構成としている。
SPM制御回路641から出力される回転インデックス信号及びサーボ同期パターン検出回路673から出力されるサーボ同期パターン検出トリガ信号は、アップカウントタイマ700及び制御回路702に共に入力される。
制御回路702は、これもまたアップカウントタイマ700と同様に回転インデックス信号により起動され、入力されるサーボ同期パターン検出トリガ信号の時間間隔をカウントしてこのトリガ信号の正当性をチェックする。この回路では、連続して入力されるサーボ同期パターン検出トリガ信号の時間間隔が連続して2回以上等しかった場合に、そのサーボ同期パターン検出トリガ信号は真にサーボ同期パターンを検出したことにより出力されたものであると判定し、その時にアップカウントタイマ700で保持されているデジタル値を遅延時間レジスタ701に記録するように遅延時間演算終了トリガ信号を出力する。この遅延時間演算終了トリガ信号は、その出力を例えばLOWレベルからHIGHレベルに切り替えることで遅延時間レジスタ701や遅延時間演算回路の外のスイッチ671及び遅延時間補正回路679へ伝えられる。 なお、そのサーボ同期パターン検出トリガ信号が真にサーボ同期パターンの検出により出力されたものであるかどうかをより正確に判定するために、1回目のサーボ同期パターン検出トリガ信号の検出後、同一トラック上の隣り合うサーボ領域の間隔に相当する時間だけ待機し、この待機後にそのトリガ信号が1回検出されるかどうか、または、その待機を繰り返すたびに1回そのトリガ信号が検出されるかどうかを確かめるような構成としても良い。
遅延回路675の内部には、ダウンカウントタイマ800、コンパレータ801、及びパルスジェネレータ802が構成されている。
パルスジェネレータ802は、上記コンパレータ801からトリガ信号が入力されると、一つのトリガ信号に対して1つのパルス信号を出力する。
逓倍回路676では、サーボ同期回転インデックス信号を一トラック内のサーボ領域数で逓倍し且つ所定のクロック幅をもたせ信号(サーボゲート信号と呼ぶ)を生成し、このサーボゲート信号をPLL回路677に出力する。
図9は、遅延時間補正回路679の内部の構成例である。
位置復調回路678から出力されたトラック位置情報は補正時間演算回路900に入力され、また、遅延時間演算回路674から出力された遅延時間演算終了トリガは基準補正時間レジスタ901に入力される。
遅延時間補正回路679から出力された補正時間データTnは、遅延時間演算回路674から出力された遅延時間データにデジタル的に加算される。そしてこの加算によって得られた値が新たな遅延時間データとして遅延回路675のダウンカウントタイマ800にセットされる。
位置検出回路の起動時、磁気ディスク媒体の回転により未知のトラック上を磁気ヘッドが走査する。このときに磁気ヘッドから得られる再生信号の中のサーボパターンの再生位置は不明である。
先ず、スイッチは、参照クロック信号を選択し、サーボ同期パターン検出回路にその信号を供給する。本スイッチでは、参照クロック信号が選択された場合、位置復調回路に参照クロック信号を出力しないものとする。よって、この段階では、位置復調回路は動作しない。
同図(a)が、磁気ディスク媒体の一回転ごとに出力される回転インデックス信号であり、同図(b)のt0の位置に示すパルス信号が、同一トラック内の各サーボ領域でサーボ同期パターンが検出されたときに出力される同期パターン検出トリガ信号である。前のサイクルではこのトリガ信号の数は少なかったが、このサイクルではトラック内の全サーボ領域数に一致する数のトリガ信号が出力される。
図10(c)は、上記サーボ同期回転インデックス信号のタイミング図である。ただし、同図は、同期パターン検出トリガ信号の正当性をチェックする時間を省いて示している。同図に示されるように、サーボ同期回転インデックス信号は、回転インデックス信号が同期パターン検出トリガ信号に位相合わせされた信号である。同図に示される時間の差分tが、遅延時間演算回路から設定される遅延時間データに相当する。
図10(e)、(f)、及び(g)は、PLL回路に入力されるサーボゲート信号及び再生信号中のサーボパターンの再生波形信号、PLL回路から出力される外部クロック信号のタイミングチャートである。なお、同図(e)の一クロックは、同図(d)のサーボゲート信号の一クロックに相当し、同図(f)及び(g)、更に加えて後述の(h)及び(i)は、同図(e)の時間尺で示されている。
サーボ同期パターン検出回路では、同図のサーボ同期パターンを検出し、位置変調パターンが始まるタイミングでサーボ同期パターン検出トリガ信号を出力する。
同図に示されるように、位置復調回路では、サーボゲート信号の立下りの後にその位置データを出力する。
その後の逓倍回路、PLL回路、位置復調回路の動作は上述した動作に従う。
同図のt0の位置の信号は、これまで説明した磁気ヘッドの最初のトラック位置を示すタイミングであり、その隣に追加的に示したt1の位置の信号が、補正時間データが反映された場合に出力されるサーボ同期回転インデックス信号のタイミングである。
サーボ領域が形成されている二つ以上のトラックを有し且つ所定の速さで回転する記録ディスク媒体と、該記録ディスク媒体上の各トラックを所定の軌跡で横切り且つ上記記録ディスク媒体の回転により各トラック上を走査するヘッドとを備える情報記録装置の、上記記録ディスク媒体の回転時に上記ヘッドが位置するトラックのサーボ領域から上記記録ディスク媒体上の位置を検出する位置検出回路であって、上記記録ディスク媒体上の一つのトラックにおいてサーボ領域の第一検出タイミングを生成する第一検出タイミング生成手段と、上記第一検出タイミングが生成されたトラックとは異なるトラックにおいて、該トラック上のサーボ領域の上記第一検出タイミングにおける位置と上記トラック上のヘッドの位置との間の上記記録ディスク媒体の回転の速さに基づく回転移動時間に応じて第二検出タイミングを生成する第二検出タイミング生成手段と、を有することを特徴とする位置検出回路。
(付記2)
上記第二検出タイミング生成手段は、上記トラックごとに回転移動時間を示す関数を有し、上記第一検出タイミングが生成されたトラックの回転移動時間を基準とする他のトラックの回転移動時間の差分を上記関数を基に求め、上記第一検出タイミングを上記回転移動時間の差分ずらして上記第二検出タイミングを生成する、ことを特徴とする付記1に記載の位置検出回路。
(付記3)
上記ヘッドが位置するトラックの位置は、上記サーボ領域から復調された上記トラックの位置を示す情報から検出する、ことを特徴とする付記1または2に記載の位置検出回路。
(付記4)
付記1乃至3の何れか一つに記載の位置検出回路を備えた情報記録装置。
(付記5)
上記記録ディスク媒体上のサーボ領域は、記録ディスク媒体の中心から外周に向けて放射状に配列されており、上記ヘッドは、上記記録ディスク媒体上のトラックを円弧状に横切るように構成されている、ことを特徴とする付記4に記載の情報記録装置。
(付記6)
上記ヘッドは、ロータリアクチュエータに接続されている、ことを特徴とする付記5に記載の情報記録装置。
(付記7)
上記記録ディスク媒体上のサーボ領域は、リニアアクチュエータに接続されたヘッドで形成されている、ことを特徴とする付記5または付記6に記載の情報記録装置。
(付記8)
上記ヘッドは、上記記録ディスク媒体上のトラックを円弧状に横切るように構成されており、上記記録ディスク媒体上のサーボ領域は、上記ヘッドの円弧状の移動軌跡よりも曲率半径が大きい円弧状の配列に形成されている、ことを特徴とする付記4に記載の情報記録装置。
(付記9)
磁気ヘッドによって記録又は再生を行なう磁気ディスク装置であって、放射状にサーボ領域が形成された磁気ディスク媒体と、上記磁気ヘッドを上記磁気ディスク媒体上で円弧に移動制御して上記サーボ領域に位置決めする回転位置決め機構と、上記磁気ヘッドから上記サーボ領域の情報を読み出すタイミングをとる検出タイミング生成手段と、を有し、上記検出タイミング生成手段は、上記磁気ヘッドが位置する上記磁気ディスク媒体上の半径位置に応じて上記サーボ領域の情報を読み出すタイミングを遅延させる、ことを特徴とする磁気ディスク装置。
(付記10)
上記サーボ領域の情報を読み出すタイミングは、サーボ領域内のプリアンブルパターンが検出できるタイミングである、
ことを特徴とする付記9に記載の磁気ディスク装置。
(付記11)
ロータリーアクチュエータにより所定軌跡を移動する磁気ヘッドで、磁気ディスク媒体の径方向軸上に書き込まれたサーボ情報を読み出す磁気記録装置の製造方法であって、上記磁気ディスク媒体の径方向軸に対する上記磁気ヘッドの軌跡の位相遅れから、上記磁気ディスク媒体を回転させたときに上記サーボ情報が読み出されるまでの半径位置ごとの遅延時間を算出し、上記遅延時間に基づいて上記半径位置ごとに上記サーボ情報の読み出しタイミングを調整する回路を組み込む、ことを特徴とする記録装置の製造方法。
H ヘッド部
1 位置検出回路
10 第一検出タイミング生成手段
12 第二検出タイミング生成手段
Claims (10)
- サーボ領域が形成されている二つ以上のトラックを有し且つ所定の速さで回転する記録ディスク媒体と、該記録ディスク媒体上の各トラックを所定の軌跡で横切り且つ前記記録ディスク媒体の回転により各トラック上を走査するヘッドとを備える情報記録装置の、前記記録ディスク媒体の回転時に前記ヘッドが位置するトラックのサーボ領域から前記記録ディスク媒体上の位置を検出する位置検出回路であって、
前記記録ディスク媒体上の一つのトラックにおいてサーボ領域の第一検出タイミングを生成する第一検出タイミング生成手段と、
前記第一検出タイミングが生成されたトラックとは異なるトラックにおいて、該トラック上のサーボ領域の前記第一検出タイミングにおける位置と前記トラック上のヘッドの位置との間の前記記録ディスク媒体の回転の速さに基づく回転移動時間に応じて第二検出タイミングを生成する第二検出タイミング生成手段と、
を有することを特徴とする位置検出回路。 - 前記第二検出タイミング生成手段は、
前記トラックごとに回転移動時間を示す関数を有し、
前記第一検出タイミングが生成されたトラックの回転移動時間を基準とする他のトラックの回転移動時間の差分を前記関数を基に求め、前記第一検出タイミングを前記回転移動時間の差分ずらして前記第二検出タイミングを生成する、
ことを特徴とする請求項1に記載の位置検出回路。 - 前記ヘッドが位置するトラックの位置は、前記サーボ領域から復調された前記トラックの位置を示す情報から検出する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の位置検出回路。 - 請求項1乃至3の何れか一つに記載の位置検出回路を備えた情報記録装置。
- 前記記録ディスク媒体上のサーボ領域は、記録ディスク媒体の中心から外周に向けて放射状に配列されており、上記ヘッドは、上記記録ディスク媒体上のトラックを円弧状に横切るように構成されている、
ことを特徴とする請求項4に記載の情報記録装置。 - 前記ヘッドは、ロータリアクチュエータに接続されている、ことを特徴とする請求項5に記載の情報記録装置。
- 前記記録ディスク媒体上のサーボ領域は、リニアアクチュエータに接続されたヘッドで形成されている、ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の情報記録装置。
- 前記ヘッドは、前記記録ディスク媒体上のトラックを円弧状に横切るように構成されており、前記記録ディスク媒体上のサーボ領域は、前記ヘッドの円弧状の移動軌跡よりも曲率半径が大きい円弧状の配列に形成されている、ことを特徴とする請求項4に記載の情報記録装置。
- 磁気ヘッドによって記録又は再生を行なう磁気ディスク装置であって、放射状にサーボ領域が形成された磁気ディスク媒体と、前記磁気ヘッドを前記磁気ディスク媒体上で円弧に移動制御して前記サーボ領域に位置決めする回転位置決め機構と、前記磁気ヘッドから前記サーボ領域の情報を読み出すタイミングをとる検出タイミング生成手段と、を有し、前記検出タイミング生成手段は、前記磁気ヘッドが位置する前記磁気ディスク媒体上の半径位置に応じて前記サーボ領域の情報を読み出すタイミングを遅延させる、ことを特徴とする磁気ディスク装置。
- 前記サーボ領域の情報を読み出すタイミングは、サーボ領域内のプリアンブルパターンが検出できるタイミングである、
ことを特徴とする請求項9に記載の磁気ディスク装置。
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