JP2007264705A - コード入力装置、認証装置、電子機器、および、コード入力方法 - Google Patents

コード入力装置、認証装置、電子機器、および、コード入力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コードを入力するための入力装置をより小型化できるようにする。
【解決手段】車載オーディオ装置1が備えるコード入力部17は、コードを構成する色を含む複数の色を切り替えて発光する発光部19と、この発光部19の発光色の選択を指示するボタン18とを備え、ボタン18が操作されると、操作時の発光部19の発光色をコード入力制御部16によって取得し、取得した色からコードを生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コードを入力するコード入力装置、このコード入力装置を備えた認証装置、電子機器、および、上記コード入力装置におけるコード入力方法に関する。
従来、予め設定された暗証番号等のコードの入力を要求することで、盗難防止を図った装置が知られている。例えば、車輌に搭載される車載用電子機器において、いったん車輌から取り外されると、暗証コードを入力しなければ操作できないようにするものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
特開平4−21373号公報
上記従来の装置では、暗証コードを入力するための入力装置が、暗証コードを構成する要素を含む複数の要素が一覧可能に配列され、かつ、これらの要素から任意の要素を選択するためのスイッチ等を備えていた。このような構成は、複数の要素からなるコードの入力を必要とする機器においては一般的である。ところが、車輌に搭載される機器をはじめとして、設置スペースの面で厳しい制約を受ける機器においては、常に小型化が要求される。コードを入力するための装置についても、より一層の小型化が求められていた。
本発明は、上述した事情に鑑み、コードを入力するための入力装置を、より小型化することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、1または複数の要素からなるコードを入力するコード入力装置であって、前記コードを構成する要素を含む複数の要素を切り替えて出力する出力手段と、前記出力手段により出力される要素の選択を指示する指示手段と、前記指示手段による指示が行われる毎に、当該指示時に前記出力手段により出力中の要素を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された要素からコードを生成するコード生成手段と、を備えることを特徴とするコード入力装置を提供する。
この構成によれば、複数の要素を出力する出力手段と、この出力手段により出力中の要素の選択を指示する指示手段とを用いれば、コードを入力できる。出力手段は複数の要素を切り替えて出力するものであるから、全ての要素を一覧させる必要はなく、指示手段は単純な指示ができればよい。このため、極めてシンプルに構成され、容易に小型化が可能なコード入力装置を実現できる。
上記構成において、前記コードは1または複数の色を要素として構成され、前記出力手段は、複数の色を所定時間毎に切り替えて出力する発光部を備えた構成としてもよい。
この場合、1または複数の色からなるコードを用いることができるので、ユーザが正規のコードを記憶する際の利便性および興趣性を高めることができる。また、出力手段が備える発光部は、出力する色が判別できればよいので、より一層の小型化が期待できる。
また、上記課題を解決するため、本発明は、上記コード入力装置と、正規のコードを記憶したコード記憶手段と、前記コード入力装置が備えるコード生成手段により生成されたコードと、前記コード記憶手段に記憶したコードとを比較することで、前記コード入力装置により入力されたコードが正規のコードか否かを判別する判別手段と、を備えたことを特徴とする認証装置を提供する。
この構成によれば、シンプルな構成により容易に小型化が可能なコード入力装置を用い、このコード入力装置により入力されたコードに基づいて認証を行うことができる。これにより、多様な機器について、その設置スペースを消費したり大型化を招いたりすることなく、コードの認証が可能となる。
また、上記構成において、前記判別手段によって前記コード入力装置により入力されたコードが正規のコードでないと判別した場合に警告動作を行う警告手段をさらに備えた構成としてもよい。この場合、警告動作を行うことで不正なコードの入力を抑制し、より確実性の高い認証を行うことができる。
さらに、前記コード入力装置においてコードを入力した回数を計数する計数手段と、前記判別手段により前記コード入力装置により入力されたコードが正規のコードであると判別するまでに前記計数手段により計数された回数が上限を超えた場合に、その後の前記コード入力装置によるコードの入力を制限する制限手段とをさらに備えた構成としてもよい。この場合、予め定められた上限を超えない範囲で正規のコードを入力する必要があるので、正規のコードを知らない者がコードを探し当てようとする操作を阻止できる。これにより、より確実性の高い認証を行える。
また、上記課題を解決するため、本発明は、上記認証装置と、設置状態から外れた後に再び設置された場合に、通常動作を制限する制限モードに移行するとともに、制限モードにおいて前記認証装置により正規のコードが入力された場合に前記通常動作の制限を解除する制御装置とを備えたこと、を特徴とする電子機器を提供する。
この構成によれば、設置状態から外されると、再び設置されても通常動作が制限され、正規のコードが入力された場合に通常動作の制限が解除されるので、盗難等による不正な取り外しおよび持ち出しを防止でき、盗難を抑止する効果が期待できる。また、この構成における認証装置は、上述のようにシンプルな構成で小型化が可能なコード入力装置を用いるので、設置スペースの制限を受けにくい。このため、多様な電子機器に適用することで、様々な機器の盗難を抑止する効果が期待できる。
上記構成の電子機器は、車輌に搭載され、設置状態において前記車輌から電源の供給を受ける車載機器として構成されたものとしてもよい。この場合、設置スペース等が強く制約された車載機器において、その設置スペースを消費することなく、盗難を防止する効果が期待できる。また、上記構成の電子機器は、音源から出力される音声信号をスピーカから出力させるオーディオ装置として構成されたものとしてもよい。
上記課題を解決するため、本発明は、1または複数の要素からなるコードを入力するためのコード入力方法であって、前記コードを構成する要素を含む複数の要素を切り替えて出力するとともに、要素の選択が指示される毎に、当該指示時に前記出力手段により出力中の要素を取得し、取得した要素からコードを生成すること、を特徴とするコード入力方法を提供する。
本発明によれば、極めてシンプルで、かつ容易に小型化が可能な構成を用いてコードの入力が可能となる。
[第1の実施の形態]
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用した第1の実施の形態に係る車載オーディオ装置1の構成を示すブロック図である。
電子機器および認証装置としての車載オーディオ装置1は、ユーザが操作部23を操作することにより、音源22から出力される音声信号を音声出力部21によって処理し、スピーカ33に出力することで、車輌に搭載されたスピーカ33から音声を出力するものである。
音源22としては、AM/FM放送等を受信するチューナ、CDドライブ、DVDドライブ、カセットテープ再生装置の他、半導体記憶素子を用いた記録媒体やハードディスク装置から音声データを読み出して復調し、音声信号を出力する装置等が挙げられる。
また、車載オーディオ装置1は、車載バッテリ31から供給されるバックアップ電源が断たれた場合に盗難防止モードに移行する。すなわち、車輌に搭載された状態の車載オーディオ装置1には常にバックアップ電源が供給されており、車載オーディオ装置1が車輌から取り外された場合、車載オーディオ装置1に対するバックアップ電源の供給が断たれる。車載オーディオ装置1は、バックアップ電源の供給が断たれたことを検出すると、盗難防止モードに移行する。盗難防止モードでは、再びバックアップ電源等が接続されて電源がONにされても、操作部23の操作が受け付けられず、車載オーディオ装置1を動作させることは不可能になる。そして、コード入力部17において正規のコードが入力された場合に、盗難防止モードが解除されて通常動作モードに移行し、操作部23による操作が可能となる。
この第1の実施の形態において、盗難防止モードを解除するためのコードは、色の組み合わせからなるものであり、具体的な例としては、「青」、「白」、「赤」の3色からなるコードである。正規のユーザは、盗難防止モードを解除するための正規のコードとして、1または複数の色の組み合わせを記憶しておけばよい。
車載オーディオ装置1が設置された車輌は、車載バッテリ31およびアクセサリスイッチ(ACC−SW)32を備えており、車載バッテリ31から車載オーディオ装置1に対して、バックアップ(B/U)電源が常時供給される。さらに、アクセサリスイッチ(ACC−SW)32がONのとき、車載オーディオ装置1に対して車載バッテリ31からメイン電源が供給される。
車載オーディオ装置1において、音声出力部21を含む各部を制御する制御部11には、車載オーディオ装置1から供給されるメイン電源が電源スイッチ14を介して供給され、電源スイッチ14がONのとき、車載オーディオ装置1は動作可能となる。また、制御部11には電圧保持回路15を介してバックアップ電源が供給され、さらに、車載オーディオ装置1からのバックアップ電源の供給状態を検出するために、バックアップ電源ラインが接続されている。
制御部11には、盗難防止モードにおいてコードの入力を受け付けるコード入力制御部16が接続される。コード入力制御部16は、コードの入力時にユーザが操作するコード入力部17に接続され、コード入力部17とともにコード入力装置を構成する。すなわち、コード入力制御部16は取得手段およびコード生成手段として機能し、コード入力部17が備える指示手段としてのボタン18の操作状態を検出するとともに、コード入力部17が備える発光部19の発光状態を制御する。また、コード入力制御部16は、コード入力部17の操作により入力されたコードを一時的に記憶するメモリ16Aを備える。
制御部11は、上述した盗難防止モードにおいて入力されるべき正規のコードを記憶するコード記憶手段としてのメモリ12を内蔵し、このメモリ12に記憶したコードと、コード入力制御部16により取得されたコードとが一致するか否かを判別する。ここでコードが一致した場合には、上記盗難モードを解除して、通常の動作が可能な状態に移行する。また、制御部11は計時を行うタイマ13を内蔵している。
図2は、車載オーディオ装置1が有するコード入力部17の構成を示す要部外観図である。また、図3は図2中のA−A線における断面視図である。
図2および図3に示すように、コード入力部17は、エスカッション41の表面に露出するボタン18および発光部19を備える。これらボタン18および発光部19は、エスカッション41の裏面側に形成される空間に収容され、その上端はエスカッション41の表面に露出している。
図3に示すように、エスカッション41の裏側には基板42が配設され、この基板42にタクトスイッチ45が実装されている。タクトスイッチ45は、上部の移動片46が押し込まれることでONになるスイッチである。タクトスイッチ45の上方には、エスカッション41の表面に突出するボタン47が配設される。このボタン47は、図中矢印で示すように上下に移動可能に構成され、移動片46に向けて突出するリブ48を備える。このため、ボタン47が押下されると、ボタン47が降下してリブ48が移動片46を押圧し、タクトスイッチ45がONとなる。なお、ボタン47は、非操作状態においてタクトスイッチ45をONにさせないため、上方に向けて付勢されていてもよい。
また、タクトスイッチ45から離隔した位置において、基板42にはLEDパッケージ43が実装されている。LEDパッケージ43は、それぞれ赤、青、緑に発光する図示しない3個のLED(発光ダイオード)を内蔵し、これら3個のLEDを点灯させる。このLEDパッケージ43においては、各LEDの照度を変化させることが可能である。このため、LEDパッケージ43は、赤、青、緑、白(全点灯)に限らず様々な中間色でも発光できる。LEDパッケージ43の上方には導光体44が配設される。導光体44の上端はエスカッション41と面一となるよう露出する。導光体44は、ポリカーボネート、アクリル等の透光性を有する合成樹脂、好ましくは無色または淡色の透明な合成樹脂からなり、図中矢印で示すようにLEDパッケージ43から上方に放射された光を透過させる。これにより、エスカッション41の表面においては、導光体44が、LEDパッケージ43の発光色と同じ色で光って見える。
図4は、車載オーディオ装置1の動作を示すフローチャートである。
この図4に示す動作を行う際に、制御部11は、判別手段、警告手段、計数手段、制限手段として機能する。
車載オーディオ装置1の電源スイッチ14がONにされると(ステップS11)、制御部11は、現在の動作状態が盗難防止モードであるか否かを判別し(ステップS12)、盗難防止モードでなければ、後述するステップS21に移行して通常動作を行う。
一方、盗難防止モードの場合、すなわち、一端バックアップ電源の供給が断たれた後にバックアップ電源が接続された状態である場合(ステップS12;Yes)、制御部11は、音声出力部21に対し、通常の動作を禁止する設定を行う(ステップS13)。ここの設定の後、音声出力部21は、操作部23からの操作を受け付けず、動作できない状態に移行する。
続いて、制御部11はコード入力制御部16を制御して、ボタン18の操作を受け付ける状態に移行し、コードの入力開始を指示する操作があるまで待機する(ステップS14)。
そして、例えばボタン18が1回押下され、コードの入力開始が指示されると(ステップS14;Yes)、制御部11は、メモリ12に記憶しているコードの入力回数の計数値を+1する(ステップS15)。車載オーディオ装置1においてコードの入力を試行する回数には上限が定められ、この上限回数に達するまでに正規のコードが入力されない場合、すなわち上限回数に達するまで入力されたコードが全て誤ったコードであった場合には、その後のコード入力を行えないようになっている。ここで、入力の回数としては、後述するステップS18の処理の実行回数が計数される。
制御部11は、メモリ12内のコードの入力回数が上限を超えたか否かを判別し(ステップS16)、上限を超えた場合には、警告を出力して(ステップS17)、ステップS14に戻る。このステップS17における警告とは、例えば、コード入力部17が備える発光部19を警告色(例えば、赤)で点滅させるなど、発光部19によって出力しても良い。また、音声出力部21からスピーカ33に対して、予め用意された警告音の音声信号を出力して、スピーカ33から警告音を出力させてもよい。
また、コードの入力回数が上限を超えていなければ(ステップS16;No)、制御部11は、コード入力部17におけるコードの入力を受け付ける(ステップS18)。この処理の詳細については後述する。そして、制御部11は、コード入力部17において入力されたコードが、メモリ12に記憶している正規のコードと一致するか否かを判別し(ステップS19)、一致しない場合はステップS17に移行して警告を出力する。
また、コード入力部17により入力されたコードが正規のコードと一致した場合(ステップS19;Yes)、制御部11は、音声出力部21に対して通常の動作を可能とする設定を行い(ステップS20)、ステップS21に移行して通常動作を行う。
図5は、図4のステップS18における処理を詳細に示すフローチャートである。
この処理において、コード入力制御部16は、まず、LEDパッケージ43(図3)を発光させる発光色を決定し(ステップS31)、決定した色でLEDパッケージ43を発光させる(ステップS32)。このステップS32で、コード入力制御部16は、LEDパッケージ43が備える各色のLEDの輝度を決め、この輝度に対応する電流を各LEDに供給する。
続いて、コード入力制御部16は、ボタン18の押下操作によりタクトスイッチ45(図3)がONになったか否かを判別する(ステップS33)。ここでタクトスイッチ45がONになっていない場合、コード入力制御部16は、予め定められた発光時間が経過したか否かを判別する(ステップS34)。この発光時間とは、一つの色を発光する時間であり、例えば、1秒と定められている。発光時間が経過していない間は(ステップS34;No)、コード入力制御部16はステップS32に戻って同じ色の発光を続け、発光時間が経過したら(ステップS34;Yes)、発光色を変更して(ステップS35)、ステップS32に戻ってLEDパッケージ43を発光させる。
また、ボタン18が押下操作されてタクトスイッチ45がONになった場合(ステップS35;Yes)、コード入力制御部16は、LEDパッケージ43の発光色をメモリ16Aに記憶する(ステップS16)。
続いて、コード入力制御部16は、メモリ16Aに記憶した発光色の数をもとに、ボタン18の操作回数が上限に達したか否かを判別する(ステップS37)。ここで上限に達していなければステップS35に戻り、発光色を変更して処理を継続する。また、ボタン18の操作回数が上限に達した場合には(ステップS37;Yes)、コード入力制御部16は発光部19の発光を停止して(ステップS38)、メモリ16Aに記憶した1または複数の発光色をもとにコードを生成して制御部11に出力し、処理を終了する。
図6は、発光部19の発光色の遷移について、その一例を示す図である。この図6に示す例では、発光部19が「赤」、「緑」、「青」、「アンバー」、「黄緑」、「紫」、「白」の7色で、この順に繰り返し発光する。発光部19は各色で1秒間発光した後に発光色を切り替える。
このように7色が切り替えられる間にボタン18が操作されると、図7に示すように、ボタン18が操作された時点の発光部19の発光色が特定される。図7に示す例では、「青」の発光中に1回目の操作があり、「白」の発光中に2回目の操作があり、「赤」の発光中に3回目の操作が行われている。この場合にコード入力制御部16により生成されるコードは、「青、白、赤」である。
従って、メモリ12に記憶されていた正規のコードが「青、白、赤」であれば、入力されたコードと正規のコードとが一致するので、通常動作、すなわち操作部23における操作に従った音声出力部21の動作が可能となる。
ここで、コード入力制御部16は、このコードをそのまま制御部11に出力してもよいし、あるいは、「青」、「白」、「赤」の各々に予め対応づけられた符号(数字など)を配列したコードを制御部11に出力してもよい。さらに、コード入力制御部16が生成するコードは、「青」、「白」、「赤」の操作の順序を反映したコードとしてもよいし、順序を反映しないコードとすることも可能である。
また、車載オーディオ装置1においては、コード入力部17を用いてコードの設定を行うことができる。この設定動作で、制御部11は、操作部23またはコード入力部17の操作によって設定モードに移行し、この設定モードで発光部19の発光色を切り替えてボタン18の操作を受け付けることで正規のコードを取得する。取得した正規のコードはメモリ12に記憶され、さらに、この正規のコードが、確認のために発光部19により出力される。このように設定を行うことで、ユーザが任意のコードを設定できる上、新たに設定用の操作部を設ける必要がない。
以上のように、本発明を適用した第1の実施の形態によれば、コードを構成する色を切り替えて出力する発光部19と、この発光部19に隣接して、発光部19により発光中の色の選択を指示するボタン18とを用いて、コードの入力が可能となる。ここで発光部19は全ての色を同時に発色する必要はなく、複数の色を切り替えて表示できればよいので、例えば上述したように3色のLEDを備えたLEDパッケージ43に導光体44を被せた構成により実現できる。また、ボタン18は単純な指示を行えるものであればよいので、タクトスイッチ45を用いて容易に構成できる。このように、極めてシンプルに構成され、容易に小型化が可能なコード入力装置を実現できる。このコード入力部17を用いれば、小さい設置スペースを使うだけで盗難防止の効果が期待できるので、車載オーディオ装置1のように設置スペースが限られた装置において非常に有用である。また、上記車載オーディオ装置1では色の組み合わせまたは順列によりコードが構成されているので、ユーザが正規のコードを記憶する際の利便性および興趣性が高いという利点がある。
そして、コード入力部17により入力されたコードについて、制御部11が正規のコードか否かを判別する。この動作において、制御部11は、入力されたコードが正規のコードでない場合には警告動作を行うので、不正なコードの入力を抑制し、より確実性の高い認証を行うことができる。また、正規のコードが入力されるまでに入力回数が上限を超えた場合には、それ以後の入力を制限するので、正規のコードを知らない者がコードを探し当てようとする操作を阻止でき、より確実性の高い認証を行える。
、この構成における認証装置は、上述のようにシンプルな構成で小型化が可能なコード入力装置を用いるので、設置スペースの制限を受けにくい。このため、多様な電子機器に適用することで、様々な機器の盗難を抑止する効果が期待できる。
なお、上記第1の実施の形態においては、コード入力部17における発光色に基づいてコードを入力する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、コード入力部17により数字を出力してコードを入力させることもできる。この場合について、以下、第2の実施の形態として説明する。
[第2の実施の形態]
図8は、本発明を適用した第2の実施の形態に係る車載オーディオ装置1が有するコード入力部17の構成を示す要部外観図である。本第2の実施の形態において、上記第1の実施の形態と同様に構成される各部については同符号を付して図示および説明を省略する。
図8に示すように、本第2の実施の形態では、コード入力部17は、ボタン18とともに、エスカッション41に露出するセグメント表示部49を備えている。セグメント表示部49は、いわゆる7セグメント表示により「0」から「9」までの10個の数字を表示する表示パネルを備え、このセグメント表示部49に表示する数字はコード入力制御部16により制御される。
図9は、セグメント表示部49における表示の遷移について、その一例を示す図である。この図9に例示するように、セグメント表示部49は、「0」から「9」の10個の数字を、1秒ずつ切り替えて、繰り返し表示する。
このセグメント表示部49を用いた場合、図5を参照して説明した処理において、発光色を切り替える動作に代えて、セグメント表示部49に表示する数字を切り替えることにより、上記第1の実施の形態と同様の動作によって、1または複数の数字で構成されるコードを入力できる。
例えば、セグメント表示部49において「1」の表示中にボタン18を操作し、次に「5」の表示中にボタン18を操作し、その後に「9」の表示中にボタン18を操作すれば、「1」、「5」、「9」の数字を入力できる。従って、車載オーディオ装置1において、盗難防止モードの解除に、「0」から「9」の数字からなるコードを使用できる。
このように、車載オーディオ装置1は、数字を表示するセグメント表示部49を備えたコード入力部17により、コードの入力を受け付けることができる。この場合も、上記第1の実施の形態と同様に、非常に小さい設置スペースに設置可能なコード入力部17を用いて、コードを容易に、かつ正確に入力できる。また、数字により構成されるコードの入力を、テンキー等の公知の入力装置に比べて非常に小さいスペースで行うことができるという利点がある。
なお、上述した各実施の形態は本発明の一実施態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用可能であることは勿論である。例えば、上記実施の形態に係る車載オーディオ装置1は、車載バッテリ31から供給されるバックアップ電源の供給状態を検出することで、盗難防止モードに移行するものとしたが、本発明はこれに限定されず、例えば、車載オーディオ装置1の筐体に加わる振動等を検出することで、車載オーディオ装置1が車輌から取り外されたことを検出するものとしてもよい。また、制御部11が直接コード入力部17を制御して、発光部19の発光またはセグメント表示部49の表示を制御するようにしてもよい。さらに、上記実施の形態においてコード入力部17により入力されたコードが正規のコードと一致しなかった場合に、発光部19の点滅やスピーカ33からの音声出力により警告を行うものとして説明したが、例えば、例えば、音声出力部21により再生中の楽曲名や楽曲の番号、音源22の種類、現在時刻等を表示するために車載オーディオ装置1が備える表示装置において、警告メッセージ等を表示してもよい。
また、上記第1の実施の形態において、発光部19をボタン18の隣に設けた構成を図示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、エスカッション41から遠く離れた箇所にLEDパッケージ43を配置し、このLEDパッケージ43から放射された光を導く光ファイバを配設し、この光ファイバの末端面がエスカッション41の表面に達するようこうせいしてもよい。この場合、エスカッション41の表面でLEDパッケージ43の発光色を視認できるので、上記第1の実施の形態と同様の効果が得られる上、LEDパッケージ43をエスカッション41の奥に設ける等の実装上の工夫により、より一層の小型化が期待できる。
さらに、上記第2の実施の形態においては、ボタン18の隣に、エスカッション41に露出するセグメント表示部49を設けて、このセグメント表示部49により数字を表示する場合について説明したが、例えば、音声出力部21により再生中の楽曲名や楽曲の番号、音源22の種類、現在時刻等を表示するために車載オーディオ装置1が備える表示装置に、数字を表示することで、同様の効果を得ることも可能である。また、セグメント表示部49をエスカッション41の内部に配設し、このセグメント表示部49の表示状態を、鏡等を用いてエスカッション41の表面で視認可能な構成としてもよい。
また、例えば、上記実施の形態に係る車載オーディオ装置1は、車両に搭載される車載オーディオ装置として説明したが、建物内に設置されたスピーカから音声を出力する家庭用または業務用オーディオ装置等に本発明を適用することも可能である。さらに、音源22として、ネットワークを介してオーディオ装置1に接続されたコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録されたデータを、ネットワークを介して取得し、このデータを復調して音声信号を出力する装置を用いてもよい。
その他、エスカッション41におけるボタン18、発光部19およびセグメント表示部49の配置位置や、ボタン18および発光部19の具体的形状、スピーカ33の数等の具体的な細部構成については、本発明の趣旨を損なうことのない範囲において任意に変更可能である。
本発明を適用した第1の実施の形態に係るオーディオ装置の概略構成を示すブロック図である。 車載オーディオ装置が有するコード入力部の構成を示す要部外観図である。 図2中のA−A線における断面視図である。 車載オーディオ装置の動作を示すフローチャートである。 図4のステップS18における処理を詳細に示すフローチャートである。 発光色の遷移の一例を示す図である。 コード入力の一例を示す図である。 本発明を適用した第2の実施の形態に係るコード入力部の構成を示す要部外観図である。 表示状態の遷移の一例を示す図である。
符号の説明
1 オーディオ装置(認証装置、電子機器)
11 制御部(判別手段、警告手段、計数手段、制限手段)
12 メモリ(コード記憶手段)
14 電源スイッチ
15 電圧保持回路
16 コード入力制御部(コード入力装置、取得手段、コード生成手段)
17 コード入力部(コード入力装置)
18 ボタン(指示手段)
19 発光部
21 音声出力部
22 音源
23 操作部
31 車載バッテリ
32 アクセサリスイッチ
33 スピーカ
49 セグメント表示部

Claims (9)

  1. 1または複数の要素からなるコードを入力するコード入力装置であって、
    前記コードを構成する要素を含む複数の要素を切り替えて出力する出力手段と、
    前記出力手段により出力される要素の選択を指示する指示手段と、
    前記指示手段による指示が行われる毎に、当該指示時に前記出力手段により出力中の要素を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された要素からコードを生成するコード生成手段と、
    を備えることを特徴とするコード入力装置。
  2. 前記コードは1または複数の色を要素として構成され、
    前記出力手段は、複数の色を所定時間毎に切り替えて出力する発光部を備えたこと、を特徴とする請求項1記載のコード入力装置。
  3. 請求項1または2記載のコード入力装置と、
    正規のコードを記憶したコード記憶手段と、
    前記コード入力装置が備えるコード生成手段により生成されたコードと、前記コード記憶手段に記憶したコードとを比較することで、前記コード入力装置により入力されたコードが正規のコードか否かを判別する判別手段と、
    を備えたことを特徴とする認証装置。
  4. 前記判別手段によって前記コード入力装置により入力されたコードが正規のコードでないと判別した場合に警告動作を行う警告手段をさらに備えたこと、を特徴とする請求項3記載の認証装置。
  5. 前記コード入力装置においてコードを入力した回数を計数する計数手段と、
    前記判別手段により前記コード入力装置により入力されたコードが正規のコードであると判別するまでに前記計数手段により計数された回数が上限を超えた場合に、その後の前記コード入力装置によるコードの入力を制限する制限手段とをさらに備えたこと、
    を特徴とする請求項3または4記載の認証装置。
  6. 請求項3から5のいずれかに記載の認証装置と、
    設置状態から外れた後に再び設置された場合に、通常動作を制限する制限モードに移行するとともに、制限モードにおいて前記認証装置により正規のコードが入力された場合に前記通常動作の制限を解除する制御装置とを備えたこと、
    を特徴とする電子機器。
  7. 車輌に搭載され、設置状態において前記車輌から電源の供給を受ける車載機器として構成されたことを特徴とする請求項6記載の電子機器。
  8. 音源から出力される音声信号をスピーカから出力させるオーディオ装置として構成されたことを特徴とする請求項6または7記載の電子機器。
  9. 1または複数の要素からなるコードを入力するためのコード入力方法であって、
    前記コードを構成する要素を含む複数の要素を切り替えて出力するとともに、
    要素の選択が指示される毎に、当該指示時に前記出力手段により出力中の要素を取得し、
    取得した要素からコードを生成すること、
    を特徴とするコード入力方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009146376A (ja) * 2007-11-22 2009-07-02 Fanuc Ltd 移設検出機能を備えた数値制御装置
JP2016071718A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 能美防災株式会社 光警報装置
CN109002698A (zh) * 2018-05-31 2018-12-14 北京奇艺世纪科技有限公司 一种用户密码的安全输入方法及装置

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