JP2007264564A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】発光素子を駆動する駆動用トランジスタのしきい値電圧と電流増幅率の両方に対して補正をして、より均一な表示をすることができる表示装置を提供する。
【解決手段】有機EL素子15と、この有機EL素子15を駆動する駆動用トランジスタ16と、この駆動用トランジスタ16のしきい値電圧を補正するしきい値電圧補正回路17とを含む複数の画素GSが配置されている。これらの画素GSの各駆動用トランジスタ16の電流増幅率βの補正値を記憶する補正メモリ21と、表示データVsigに応じた電圧と補正値とを掛け算する演算回路22と、を備え、演算回路22の出力を複数の画素GSに供給する。
【選択図】図1
【解決手段】有機EL素子15と、この有機EL素子15を駆動する駆動用トランジスタ16と、この駆動用トランジスタ16のしきい値電圧を補正するしきい値電圧補正回路17とを含む複数の画素GSが配置されている。これらの画素GSの各駆動用トランジスタ16の電流増幅率βの補正値を記憶する補正メモリ21と、表示データVsigに応じた電圧と補正値とを掛け算する演算回路22と、を備え、演算回路22の出力を複数の画素GSに供給する。
【選択図】図1
Description
本発明は、発光素子と、この発光素子を駆動する駆動用トランジスタとを含む複数の画素を備えた表示装置に関する。
近年、CRTやLCDに代わる表示装置として、有機エレクトロルミネッセンス素子(Organic Electro Luminescent Device:以降、「有機EL素子」と略称する)素子を用いた有機EL表示装置が開発されている。特に、有機EL素子に駆動電流を供給する駆動用トランジスタを画素毎に備えたアクティブマトリックス型の有機EL表示装置が開発されている。
しかしながら、各画素の駆動用トランジスタの電流特性のばらつきにより、駆動電流にばらつきが生じ、表示パネルに表示ムラが発生するという問題があった。そこで、駆動用トランジスタの電流特性のばらつきを補正するために、画素毎に駆動用トランジスタに流れる一定電流に対応した表示データVsigを測定し、その測定データに従って、表示データVsigに補正をかけるようにした(二次元補正)有機EL表示装置が知られている。
また、駆動用トランジスタのしきい値電圧のばらつきも駆動用トランジスタの電流特性に大きく影響することから、しきい値電圧を一定に補正するしきい値電圧補正回路を備えた有機EL表示装置も知られている。
特開2005−326828号公報
しかしながら、上述の二次元補正は補正値を表示データVsigに加算する補正であり、一点補正であることから、駆動用トランジスタの電流特性曲線について全体的な補正をすることはできない。また、しきい値電圧補正によっても、駆動用トランジスタの電流特性曲線の傾き(電流増幅率)について補正をすることはできないという問題点があった。
そこで本発明は、発光素子と、この発光素子を駆動する駆動用トランジスタと、この駆動用トランジスタのしきい値電圧を補正するしきい値電圧補正回路とを含む複数の画素と、前記複数の画素の各駆動用トランジスタの電流増幅率の補正値を記憶する補正メモリと、表示データに応じた電圧と前記補正値とを掛け算する演算回路と、を備え、前記演算回路の出力を前記複数の画素に供給することを特徴とするものである。
本発明の表示装置によれば、発光素子を駆動する駆動用トランジスタのしきい値電圧の電流増幅率の両方に対して補正ができるので、より均一な表示をすることができる。
本発明の実施の形態に係る表示装置について図面を参照して説明する。図1は表示装置のブロック図である。この表示回路は、表示パネル10とこの表示パネル10を駆動する駆動LSI20を備えている。表示パネル10には、画素選択トランジスタ11と画素回路12を備えた画素GSがマトリクス配置されている。画素選択トランジスタ11のゲートにはゲートラインGLが接続され、そのドレインにはドレインラインDLが接続されている。ドレインラインDLには水平スキャナー13から、補正された表示データVsigが出力される。ゲートラインGLには垂直スキャナー14から、画素選択信号(垂直スキャン信号)が出力される。
駆動LSI20は、各駆動用トランジスタの電流増幅率の補正値(デジタル値)を記憶する補正メモリ21と、表示データVsigに応じた電圧(デジタル値)と補正値とを掛け算する演算回路22と、演算回路22のデジタル出力をアナログ変換するDA変換器23を備え、演算回路22の出力をDA変換器23によってアナログ値に変換した後に、表示パネル10の水平スキャナー13、画素選択トランジスタ11を通して、各画素GSの画素回路12に供給する。
画素回路12は、図2に示すように、有機EL素子15、有機EL素子15のアノードにドレインが接続され、ソースに正の電源電圧PVddが供給された駆動用トランジスタ16、駆動用トランジスタ16のしきい値電圧Vtを補正するしきい値電圧補正回路17を備えている。しきい値電圧補正回路17は、具体的には、例えば特開2005−326828号公報に開示された回路を用いることができる。
次に、上述の表示装置の動作について説明する。図3は駆動用トランジスタ16の電流特性を示す図である。縦軸は駆動用トランジスタ16のソースドレイン間に流れる電流、横軸はソースゲート間電圧Vgsである。基準とする画素(以下、基準画素という)の駆動用トランジスタ16に合わせ込み電流I0を流した時のゲートソース間電圧をVgs1とし、補正すべき画素(以下、補正画素という)の駆動用トランジスタ16に同じ合わせ込み電流I0を流した時のゲートソース間電圧をVgs2とする。
ここで、駆動用トランジスタ16のしきい値電圧Vtは、しきい値電圧補正回路17によって0Vに補正されているとする。すると、駆動用トランジスタ16は飽和領域で動作することから、基準画素の基準曲線はI1=β1×Vgs2によって近似的に表すことができ、補正画素の補正曲線はI2=β2×Vgs2によって近似的に表すことができる。ここで、β1、β2は電流増幅率である。
すると、I0=β1×Vgs12=β2×Vgs22より、β2=β1×(Vgs1/Vgs2)2である。よって、Vgs2/Vgs1を補正値として補正メモリ21にデジタル値として記憶しておき、この補正値をゲートソース間電圧Vgs(=Vsig−PVdd)に掛けることによって電流増幅率の補正をすることができる。つまり、Vgs×(Vgs2/Vgs1)という演算を演算回路22によって行う。
補正画素について考えると、例えば、Vgs=Vgs1のとき、Vgs×(Vgs2/Vgs1)=Vgs2となり、補正曲線の式I2から、I2=I0となり、基準画素の電流I0と一致することがわかる。このような掛け算により、Vgsの全ての値において、基準画素にある表示データVsigを与えたときの電流値とほぼ一致した電流値が補正画素において得られる。
なお、図3では1つの基準画素の基準曲線に基づいて、1つの補正画素の補正を行う場合について説明したが、同様にして、1つの基準画素の基準曲線に基づいて、残りの多数の画素について補正を行うことができる。
10 表示パネル 11 画素選択トランジスタ
12 画素回路 13 水平スキャナー
14 垂直スキャナー 15 有機EL素子
16 駆動用トランジスタ 17 しきい値電圧補正回路
20 駆動LSI 21 補正メモリ
22 演算回路 23 DA変換器
DL ドレインライン GL ゲートライン
GS 画素
12 画素回路 13 水平スキャナー
14 垂直スキャナー 15 有機EL素子
16 駆動用トランジスタ 17 しきい値電圧補正回路
20 駆動LSI 21 補正メモリ
22 演算回路 23 DA変換器
DL ドレインライン GL ゲートライン
GS 画素
Claims (4)
- 発光素子と、この発光素子を駆動する駆動用トランジスタと、この駆動用トランジスタのしきい値電圧を補正するしきい値電圧補正回路とを含む複数の画素と、前記複数の画素の各駆動用トランジスタの電流増幅率の補正値を記憶する補正メモリと、表示データに応じた電圧と前記補正値とを掛け算する演算回路と、を備え、前記演算回路の出力を前記複数の画素に供給することを特徴とする表示装置。
- 前記演算回路の出力をアナログ変換するDA変換器を備えることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記補正値は、基準とする画素の駆動用トランジスタにある電流I0を流した時のゲートソース間電圧をVgs1とし、補正すべき画素の駆動用トランジスタに電流I0を流した時のゲートソース間電圧をVgs2とすると、Vgs2/Vgs1であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
- 前記発光素子は有機EL素子であることを特徴とする請求項1、2、3のいずれかに記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006093259A JP2007264564A (ja) | 2006-03-30 | 2006-03-30 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006093259A JP2007264564A (ja) | 2006-03-30 | 2006-03-30 | 表示装置 |
Publications (1)
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JP2007264564A true JP2007264564A (ja) | 2007-10-11 |
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ID=38637570
Family Applications (1)
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JP2006093259A Pending JP2007264564A (ja) | 2006-03-30 | 2006-03-30 | 表示装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009294371A (ja) * | 2008-06-04 | 2009-12-17 | Hitachi Displays Ltd | 画像表示装置 |
US8294696B2 (en) | 2008-09-24 | 2012-10-23 | Samsung Display Co., Ltd. | Display device and method of driving the same |
-
2006
- 2006-03-30 JP JP2006093259A patent/JP2007264564A/ja active Pending
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US8294696B2 (en) | 2008-09-24 | 2012-10-23 | Samsung Display Co., Ltd. | Display device and method of driving the same |
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