JP2007261751A - コンテナダメージチェック方法及びチェックシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】コンテナターミナルの搬入ゲートにおけるコンテナダメージチェックに要する時間を短縮する。
【解決手段】コンテナターミナル4外にコンテナダメージチェック専用施設2を設け、そこでのコンテナダメージチェックの結果等の情報を記録媒体1に記録してコンテナ5に取り付け、搬入ゲート3において当該情報を読み取る。
【選択図】図1
【解決手段】コンテナターミナル4外にコンテナダメージチェック専用施設2を設け、そこでのコンテナダメージチェックの結果等の情報を記録媒体1に記録してコンテナ5に取り付け、搬入ゲート3において当該情報を読み取る。
【選択図】図1
Description
本発明は、コンテナターミナルに搬入されるコンテナの損傷(コンテナダメージ)のチェック方法及びチェックシステムに関し、詳しくは読み書き可能な記録媒体を利用したコンテナダメージチェック方法及びチェックシステムに関する。
コンテナターミナルの入口には、コンテナヤードに搬入されるコンテナの確認・検査を行う搬入ゲートが設置されている。この搬入ゲートには複数のレーンが設けられており、各レーンごとにコンテナはトレーラーに積載された状態で種々の確認・検査を受ける。
この確認・検査の項目の1つに、コンテナ外観の損傷の確認(コンテナダメージチェック)がある。これは各レーンごとに配置された複数のゲート要員がコンテナの外観を五感で検査することによりコンテナダメージの有無及び程度を確認するものである。コンテナダメージチェックの結果、クレーンよるコンテナ船への積み込み等には適さないと判断されたコンテナは必要な補修を受けることが義務づけられる。
しかし、上記のコンテナダメージチェックにおいては、一台のコンテナ当たり約5分以上の作業時間を要するため、搬入ゲート前で順番を待つトレーラーによる交通渋滞が発生しやすく、近隣の道路交通の妨げになるという問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、効率的に短時間でダメージチェックを行うことができるコンテナダメージチェック方法及びチェックシステムを提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の本発明は、コンテナターミナルに搬入されるコンテナの損傷状態を確認するコンテナダメージチェック方法であって、前記コンテナターミナル外において、前記コンテナを識別する第1情報と前記コンテナの損傷状態を表す第2情報とを記録手段に記録して前記コンテナに取り付け、前記コンテナターミナル内において、前記記録手段に記録された前記第1情報と前記第2情報とを読み取るコンテナダメージチェック方法である。
請求項2に記載の本発明は、前記コンテナターミナル外において、前記第1情報と前記第2情報とともに前記コンテナの損傷状態の確認時刻も前記記録手段に記録する請求項1に記載のコンテナダメージチェック方法である。
請求項3に記載の本発明は、コンテナターミナルに搬入されるコンテナの損傷状態を確認するコンテナダメージチェックシステムであって、前記コンテナに取り付け可能であって読み書き可能な記録媒体と、前記コンテナターミナル外に備えられた前記記録媒体の書込装置と、前記コンテナターミナル内の搬入ゲートに備えられた前記記録媒体の読取装置とからなるコンテナダメージチェックシステムである。
請求項4に記載の本発明は、前記記録媒体は、無線により外部から非接触で情報を読み書き可能な無線ICタグである請求項3に記載のコンテナダメージチェックシステムである。
本発明によれば、コンテナターミナル外の専用施設においてコンテナダメージチェックを実施して、その結果を記録媒体に記録して、コンテナターミナル内の搬入ゲートにおいて読み取るようにしたため、搬入ゲートにおけるコンテナダメージチェックを短時間で効率的に行うことができる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
本発明のコンテナダメージチェック方法を実施するためのコンテナダメージチェックシステムを図1に示す。図1はコンテナダメージチェックシステムの構成を示す斜視図である。
本発明のコンテナダメージチェック方法を実施するためのコンテナダメージチェックシステムを図1に示す。図1はコンテナダメージチェックシステムの構成を示す斜視図である。
コンテナダメージチェックシステムは、読み書き可能な記録媒体である無線ICタグ1、コンテナダメージチェック専用施設(以下、「専用施設」という。)2、及び搬入ゲート3から構成される。
無線ICタグ1は外部端末によりワイヤレスで情報を読み書きすることができるとともに、書き込まれた情報を電波により外部に通信する機能を有している。
専用施設2はコンテナターミナル4外に位置し、コンテナ5を積載したトレーラー6を収納する複数のレーン7を備えている。また、専用施設2内には、図2の断面図に示すように、無線ICタグ1にワイヤレスで情報を書き込むことができる書込装置8が設置されている。
搬入ゲート3は従来からのものを使用するが、図3の断面図に示すように、無線ICタグ1からワイヤレスで情報を読み取ることができる読取装置9が新たに設置されている。
このような構成を有するコンテナダメージチェックシステムの作用を以下に示す。
まず、コンテナ5を積載したトレーラー6のみを、搬入ゲート3に到着する前に専用施設2のレーン7に導いて停車させる。そして、書込装置8の受信範囲内のコンテナ5表面に、無線ICタグ1を装着する。このとき第三者により無線ICタグ1を容易に取り外されることがないように、例えばナンバー式の錠前などを用いて、コンテナ5表面の固定物に装着することが望ましい。
まず、コンテナ5を積載したトレーラー6のみを、搬入ゲート3に到着する前に専用施設2のレーン7に導いて停車させる。そして、書込装置8の受信範囲内のコンテナ5表面に、無線ICタグ1を装着する。このとき第三者により無線ICタグ1を容易に取り外されることがないように、例えばナンバー式の錠前などを用いて、コンテナ5表面の固定物に装着することが望ましい。
次に、複数の作業員によりコンテナダメージチェックを実施する。このコンテナダメージチェックの対象としては、例えばコンテナ5外壁の損傷、水漏れ及び異臭などがある。コンテナダメージチェック後に、書込装置8を用いて無線ICタグ1に情報をワイヤレスで書き込む。このとき記録する情報の内容としては、コンテナ5を識別可能な番号及びコンテナダメージチェックの結果である必要があるため、例えば図3に示すように、「コンテナ番号」及び「損傷状態」(例えば、損傷種類や損傷程度など)とすることができる。また、それらに付帯する情報として、コンテナダメージチェックを行った時刻を「確認時刻」として書き込んでもよい。
そして、専用施設2から搬入ゲート3に到着したトレーラー6は、レーン10において読取装置5を用いて無線ICタグ1に書き込まれた情報が読み取られた後に、複数のゲート要員により種々の検査・確認作業が行われる。このときコンテナダメージチェックについては、事前に読み取られた情報を参考にするため短時間で効率的に実施することができる。
具体的には、ゲート要員はコンテナ番号を照合した後に、コンテナの損傷箇所を再確認する。
また、書き込まれた情報に「確認時刻」が含まれている場合には、読取装置9により情報を読み取った時刻との差が所定の期間(例えば10分など)よりも短い場合には、移動中に事故等がなかったものと判断して、搬入ゲート3におけるコンテナダメージチェック自体を省略することもできるため、更に待ち時間の短縮を図ることができる。
なお、無線ICタグ1は、搬入ゲート3における確認・検査後に取り外して専用施設2に送り返し、別のコンテナ5に取り付けて再利用する。
また、無線ICタグ1の「コンテナ番号」情報をもとにして、ゲート受付処理自体を行うことも可能である。すなわち、一般的には搬入ゲート3におけるコンテナ5のゲート受付は、トレーラー6の運転手が持参する搬入票の内容を受付端末に手入力することにより行われるが、無線ICタグ1の「コンテナ番号」情報を読み取ることにより、手入力の必要なく搬入コンテナ5の番号を認識することができる。ここで、搬入されるコンテナ5は当該コンテナターミナル4から以前に搬出されたものであることが多いので、「コンテナ番号」を認識することにより、ゲート受付に必要なコンテナサイズやタイプなどの基本情報から輸出に用いられるコンテナ船12の情報までを検索することができ、搬入ゲート3におけるゲート受付を自動化することが可能となる。
1 無線ICタグ 2 専用施設 3 搬入ゲート
4 コンテナターミナル 5 コンテナ 6 トレーラー
7 専用施設のレーン8 書込装置 9 読取装置
10 搬入ゲートのレーン 11 コンテナヤード 12 コンテナ船
4 コンテナターミナル 5 コンテナ 6 トレーラー
7 専用施設のレーン8 書込装置 9 読取装置
10 搬入ゲートのレーン 11 コンテナヤード 12 コンテナ船
Claims (4)
- コンテナターミナルに搬入されるコンテナの損傷状態を確認するコンテナダメージチェック方法であって、
前記コンテナターミナル外において、前記コンテナを識別する第1情報と前記コンテナの損傷状態を表す第2情報とを記録手段に記録して前記コンテナに取り付け、
前記コンテナターミナル内において、前記記録手段に記録された前記第1情報と前記第2情報とを読み取るコンテナダメージチェック方法。 - 前記コンテナターミナル外において、前記第1情報と前記第2情報とともに前記コンテナの損傷状態の確認時刻も前記記録手段に記録する請求項1に記載のコンテナダメージチェック方法。
- コンテナターミナルに搬入されるコンテナの損傷状態を確認するコンテナダメージチェックシステムであって、
前記コンテナに取り付け可能であって読み書き可能な記録媒体と、
前記コンテナターミナル外に備えられた前記記録媒体の書込装置と、
前記コンテナターミナル内の搬入ゲートに備えられた前記記録媒体の読取装置とからなるコンテナダメージチェックシステム。 - 前記記録媒体は、無線により外部から非接触で情報を読み書き可能な無線ICタグである請求項3に記載のコンテナダメージチェックシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006089082A JP2007261751A (ja) | 2006-03-28 | 2006-03-28 | コンテナダメージチェック方法及びチェックシステム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009143580A (ja) * | 2007-12-12 | 2009-07-02 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | コンテナターミナルゲートにおけるコンテナ状態確認システム |
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2006
- 2006-03-28 JP JP2006089082A patent/JP2007261751A/ja not_active Withdrawn
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JP2009143580A (ja) * | 2007-12-12 | 2009-07-02 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | コンテナターミナルゲートにおけるコンテナ状態確認システム |
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