JP2007260868A - ワークの連続切断方法及び連続切断装置 - Google Patents

ワークの連続切断方法及び連続切断装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 所定の寸法に仕上げたワークを連続して細い角棒に切断する装置の提供。
【解決手段】 駆動モータ9によって回転するカッター2,2・・を有し、複数のワーク1,1・・を連続して送り出す為にテーブル面と同一面を成すコンベヤ3を設け、該カッター2の付近にはワーク1の浮上を防止する為の押え装置5を取付け、そして切断されたワーク1の先頭面に当って押えると共に該ワークの前進と共に後退するプッシャー6を設け、ワーク1をガイドする為にテーブル面の前後には背面ガイド42と正面ガイド43を起立し、テーブル面にはセラミックなどから成り交換可能な表面板を被覆し、そして切断したワーク1を落下する底蓋7を開閉可能に取付けている。
【選択図】 図1

Description

本発明は所定の寸法に仕上げたワークを連続して小さく切断する方法、及び切断装置に関するものである。
縦・横及び高さが所定の寸法に仕上げられたワークを細い角棒に切断することが行われているが、この場合、ワークはカーボンやセラミックで出来ているトレイ(受け台)に接着・固定される。すなわち、トレイにワーク底面を固定し、この状態で該トレイを切断機のテーブル面に位置決めして切断加工が行われる。ところで、ワークをトレイに接着・固定する場合、ポットプレートの上に該トレイとワークを置いて温め、接着剤(ワックス)を接着面に塗布して該ワークをトレイ上面に位置決め・固定する。
この際にワークを接着する力加減やワックスの塗布方法、ワックスの塗布厚さによってワークの位置決め精度が左右される。ワークが固定したトレイはマグネットテーブルに載せて位置決め・固定されるが、マグネットが効かないセラミックトレイなどはテーブル面に固定するに際して特別な治具が必要となる。又、磁気を嫌うワークであれば、マグネットテーブルの利用は出来ないので、治具を用いての位置決め・固定方法が採用される。
そして、ワークが切断された後はトレイから取り除かなくてはならず、その為に高温に加熱して行われ、切断された部材からワックスが洗浄される。一方、トレイにワークを固着して切断する場合、トレイ面にもカッターの切断溝が形成され、該トレイの寿命も短くて、新たなトレイと度々交換しなくてはならない。このように、従来の切断加工には加工前の準備工程並びに加工後の後処理工程が必要となり、コスト高になってしまう。
このように、従来の切断加工には上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこれら問題点であり、ワークをトレイに接着・固定することなく、多数のワークを連続して切断することが出来る切断方法及び切断装置を提供する。
本発明の切断方法は所定の寸法に仕上げられたワークを連続して切断することが出来るように構成され、中央には主軸に取付けた円盤カッターが配置され、該カッターの前には押え装置が設けられ、さらにその前にはコンベヤなどの送り装置を備えている。そこで、複数のワークは送り装置に載って送り出され、カッターにて切断することが出来る。
ここで、上記送り装置には上方からの押圧力を付勢する補助送り装置を有し、該送り装置とで上下面を挟み込んだ状態で送り出すことが出来る。カッター付近には切断面を冷却する為の冷却液の供給ノズルを有し、又カッター後方には切断されるワーク先端に当って該ワークを押圧すると共に後退するように作動するプッシャーを有している。そして、カッターの後方底には開閉底蓋を設けて切断されたワークを落下することが出来、該底蓋の下方には排出コンベヤを備えている。
そして、送り装置に載って供給されるワークは、押え装置によって上方から押圧されることで、切断加工に際してテーブル面から浮上することはないが、正面側には正面ガイドを設けており、背面ガイドとの間にガイドされる。しかもガイドの前方には押えを設けて切断直前のワークを正面又は背面側から押圧する構造としている。すなわち、ワークは正しく位置決めされた状態で切断が行われる。
ところで、本発明では、送り装置に載って送り出されるワークは、押え装置によって押圧されると共にガイドされてカッターで切断され、ワークの切断と共にワーク先端に当っているプッシャーは後退し、所定の位置まで後退したならば底蓋が開いて切断されたワークは落下する。そして、切断ワークは排出コンベヤに載って排出される。
このように、本発明では数多くのワークを送り装置に載せて連続して送り出し、そしてカッターにて連続切断することが出来る。従って、従来のようなトレイに接着・固定した方法に比較して効率よく切断でき、準備作業及び後処理作業は不要となる。その為に、切断に要する作業工数は極端に少なくなり、切断されるワークは安くなる。又、ワックスの塗布量や塗布方法が切断精度に影響されることもなく、高精度の切断が効率よく行われる。
図1、図2、図3は本発明に係る切断装置を表している実施例である。同図の1はワーク、2はカッター、3はコンベヤ、4は補助コンベヤ、5は押え装置、6はプッシャー、7は底蓋をそれぞれ表している。切断装置の本体フレーム8には駆動モータ9を備え、該駆動モータ9の主軸10に複数枚のカッター2,2・・が取付けられている。
そして、本体フレーム8の正面側にはテーブルフレーム11が取付けられ、該テーブルフレーム11は本体フレーム8に取着しているガイドレール12に沿って上下動することが出来る。テーブルフレーム11は2本のスクリューネジ13,13によって支持され、ハンドル14を廻すことでギア機構15,15を介して上記スクリューネジ13,13は上下方向に移動することが出来る。
ここで、テーブルフレームは本体フレーム8の正面に取着した2本のガイドレール12,12に沿ってスライドし、そして2本のスクリューネジ13,13は同調して上下動することが出来るように、ハンドル14から水平に延びる連結棒16によって両ギア機構15,15が繋がっている。
又、本体フレーム8の上部に取付けられている駆動モータ9の高さ並びに前後位置の調整が可能な構造となっている。すなわち、ベース17の後方に調整ボルト18を取付け、この調整ボルト18を廻すならばスライダーベース19は前後方向(図2では左右方向)へ移動し、駆動モータ9の前後位置を変えることが出来る。
そして、上記スライダーベース19の上には傾斜スライダー20を設け、調整ボルト21を廻すならば傾斜スライダー20はスライドする。そして、傾斜スライダー20の上に載っているベース22が上下動して、駆動モータ9の高さを変えることが出来る。このように、駆動モータ9の前後位置及び上下位置が調整されたならば、ナット23,23・・を締付けて該駆動モータ9の位置を固定することが出来る。同図において、斜線はガイドレール24,24を表している。
ところで、テーブルフレーム11にはコンベヤ3を備えていて、このコンベヤ3に載ってワークが送られ、カッター2へ送り出される。コンベヤ3は両端にプーリー25a,25bを有し、両プーリー25a,25bの間には4個の中間プーリー26,26・・が取付けられている。そして、両プーリーにはベルト27が巻き掛けられ、ベルト27が途中で撓まないように間に配置している中間プーリー26,26・・によって支持されている。
そして、上記プーリーの一方には駆動力を与えて回転することでベルトは移動し、該ベルト上に載っているワーク1が移動することが出来る。コンベヤ3の後方(図1の左側)にはベルト27と同一面に成るようにテーブル28が設けられ、コンベヤ3によって送られるワーク1はテーブル28へ移動し、テーブル面をスライドする。
コンベヤ3の後方側には上方に補助コンベヤ4を装着していて、上記コンベヤ3とでワーク1を挟み込んでいる。すなわち、補助コンベヤ4は両プーリー29a,29bとその間に中間プーリー30を有し、これら3個のプーリー29a,20b、30は上記コンベヤ3のプーリー25a,26,26と対を成して取付けられている。補助コンベヤ4のプーリー29a,29b及び中間プーリー30はフレーム31に設けた軸に軸支され、そして該フレーム31から上方へ延びるスライド棒32,32は本体フレーム8に固定した支持部45に設けているガイドパイプ33,33に嵌って上下動可能となっている。
そして、支持部45との間にはコイルスプリング34が取付けられ、このコイルスプリング34のバネ力によって補助コンベヤ4を下方へ押し下げてワーク1を押圧することが出来る。従って、コンベヤ3と補助コンベヤ4とで挟まれたワーク1はカッターへ送り出される。複数個のワーク1,1・・はコンベヤ3に載って配列され、個々のワーク1,1・・はコンベヤ3によって送り出される。図4はコンベヤ3と補助コンベヤ4とでワーク1を挟んでいる状態を表している。ここで、コンベヤ3及び補助コンベヤ4は本発明の送り装置の1具定例に過ぎず、別の送り出し方法を採用する場合もある。
このように、コンベヤ3にてワーク1,1・・は連続して送り出され、所定の位置で回転しているカッター2,2・・にて細い角棒に切断される。すなわち、コンベヤ3と補助コンベヤ4にて挟み込まれたワーク1,1・・が、該コンベヤ3の駆動に伴って送り出され、高速回転するカッター2,2・・によって順次切断される。
ワーク1を切断する際の発熱を抑制するために冷却液を供給するが、この冷却液の供給ノズル35をカッター2,2・・の付近に設けている。そして、カッター2,2・・による切断に際してワーク1が浮き上がらないように押え装置5を備えている。押え装置5は図5に示しているように、フレーム37には複数の押えローラ36,36・・を軸支し、該フレーム37から上方へ延びるスライド棒38がガイドパイプ39に嵌ってガイドされ、上下動することが出来る。
本体フレーム8から支持板40が水平に延びていて、該支持板40にガイドパイプ39が固定され、そして、ガイドパイプ39の下端とフレーム37との間にはコイルスプリング34が介在している。そこで、フレーム37及び該フレーム37に取付けている押えローラ36,36・・は降下してワーク1にバネ力を付勢して押圧することが出来る。
そして、本発明に係る切断装置にはプッシャー6が備わり、該プッシャー6はカッター2,2・・にて切断したワーク1の先頭面に当って押圧する機能を有している。プッシャー6はエアシリンダー41のピストンロッド先端に取着されて、切断されたワーク1の前進移動に伴ってピストンロッドが収縮して後退するが、該ワーク1の先頭を押圧することで浮上しないように拘束する働きを行う。
切断されたワーク1がプッシャー6の後退に伴ってさらに前進するならば、底蓋7が開いて落下するようになっている。プッシャー6を備えていることで、テーブル28を長く延ばして落下させることは出来ず、本発明の装置は切断されたところで落下することが出来るように底蓋7を取付けている。
図6、図7はカッター部分の正面図と平面図を表している。ワーク1,1・・は背面ガイド42と正面ガイド43の間をガイドされて前進し、切断されたワーク1はカッター2,2・・にて切断されるが、ワーク1は正面から押え44にて押圧される構造としている。すなわち、背面ガイド42と正面ガイド43にてガイドされるが、正面側に押え44を設けてワーク1の位置決めをより正確ならしめている。
そして、ワーク1が移動するテーブル28はその上面にセラミック層を形成し、該セラミック層は取り外し可能な構造としている。図6に示すようにワーク1に切り込んだカッター2はテーブル28のセラミック層も切り込んでキズ付く為に、ある程度キズが多くなったところで交換することが出来る。
本発明に係る切断装置の正面図。 本発明に係る切断装置の側面図。 テーブルフレームの上下動装置。 補助コンベヤ装置の断面図。 押え装置の断面図。 カッター部分の正面図。 カッター部分の平面図。
符号の説明
1 ワーク
2 カッター
3 コンベヤ
4 補助コンベヤ
5 押え装置
6 プッシャー
7 底蓋
8 本体フレーム
9 駆動モータ
10 主軸
11 テーブルフレーム
12 ガイドレール
13 スクリューネジ
14 ハンドル
15 ギア機構
16 連結棒
25 プーリー
26 中間プーリー
27 ベルト
28 テーブル
29 プーリー




















Claims (3)

  1. 所定の寸法に仕上げたワークを切断する方法において、複数のワークをコンベヤなどの送り装置にて連続して送り出し、該ワークを円盤状カッターによって連続して切断すると共に、カッターの前側にてワークが浮上しないように押え、そして切断されたワークの先頭面にはプッシャーを押し当ててワークの前進と共に後退し、切断したワークを底蓋を開いて落下させることを特徴とする切断方法。
  2. 所定の寸法に仕上げたワークを切断する装置において、駆動モータによって回転するカッターを有し、複数のワークを連続して送り出す為にテーブル面と同一面を成すコンベヤなどの送り装置を設け、該カッターの付近にはワークの浮上を防止する為の押え装置を取付け、そして切断されたワークの先頭面に当って押えると共に該ワークの前進と共に後退するプッシャーを設け、ワークをガイドする為にテーブル面の前後には背面ガイドと正面ガイドを起立し、テーブル面にはセラミックなどから成り交換可能な表面板を被覆し、そして切断したワークを落下する底蓋を開閉可能に取付けたことを特徴とする切断装置。
  3. 上記送り装置としてコンベヤと補助コンベヤを備えてワークを挟み込んで送り出す構造とした請求項2記載の切断装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103264404A (zh) * 2013-05-22 2013-08-28 广州珠江恺撒堡钢琴有限公司 一种钢琴弦槌自动切割机及切割弦槌的方法
CN103818708A (zh) * 2014-02-25 2014-05-28 芜湖顺成电子有限公司 电线切断机下料装置
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