JP2007257394A - ノート型パソコンの入力機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】テンキー信号およびマウス信号を、操作性を高めてノート型パソコンに外部入力する。
【解決手段】テンキー/マウス・デバイス600は、301等のテンキー入力手段および601〜604等のマウス入力手段の両方を内蔵する。テンキー入力信号またはマウス入力信号を1本のケーブル302とUSBコネクタ303を通してノート型パソコンに入力する。テンキー入力信号とマウス入力信号の一方または両方を、無線/光通信でノート型パソコンに入力する機構、テンキー/マウス・デバイスにはバッテリとその充放電制御回路を内蔵し、ケーブルを通してバッテリを充電し、無線/光通信用の電力をバッテリから放電させる機構、テンキー/マウス・デバイスの内部にケーブルを巻き込み収納できる機構を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯可能なノート型パソコンの入力機構(数値入力デバイスおよびポインティング・デバイス)に関するものである。
現在、携帯可能なノート型パソコン(パーソナル・コンピュータ)は、ポインティング・デバイスとして、スライド・パッドと2つの選択ボタンを有しているのが一般的であり、デスク・トップ型で最も一般的であるマウスと同等の操作に用いている。このポインティング・デバイスは、現在一般に使用されているパソコンのアプリケーション・ソフトウェアに於いて、画面上の選択ポイントを指示するために広く用いられており、コンピュータ操作の上では極めて重要な働きをするものである。
図8に、現在一般的に使用されているノート型パソコンの外観と各部の機能を示す。同図に於いて、100はノート型パソコンの本体、10lは入力用のキーボード部であり、l02が画面表示用のLCDディスプレイ部である。また、103がポインティング・デバイスとして使用されるスライド・パッド部、l04が操作用の左ボタン・スイッチ、105が操作用の右ボタン・スイッチである。
また、106部は外部入力インタフェースを拡張する際などに用いられるカード用のスロット、107部はUSB高速シリアル・インタフェース用のコネクタ部であり、外付けのシリアル制御デバイスなどを接続することができる。
現状の一般的なノート型パソコンの内部回路の機能構成例を図9に示す。図に於いて、200の破線内がノート型パソコンの本体の全体、201は電源回路で外部のACアダプタからの直流電源を降圧して内部回路に与えたり、内蔵するバッテリの充放電管理を行う。
202は、パソコンとしての演算処理や制御を司る演算処理プロセッサ(CPU)である。203はCPUが各制御部との間でデータを授受するためのCPUBusである。204は、演算処理のプログラムが格納されるプログラム・メモリであって不揮発性のFlashROMなどで構成される。204は演算処理中に使用される大容量のワーク・メモリであってSDRAMやDDRAMなどで構成される。
210は操作者によるキー操作を入力するためのキー入力コントロール回路であって、211はキーボードである。220は、ポインティング・デバイスの操作を入力するためのポインティング・デバイス・コントロール回路であって、221が今回注目しているポインティング・デバイス部分であり、この例では、スライド・パッドと付属された操作用のボタン・スイッチである。230は、画像表示用のLDC表示器のコントロール回路、231はLCDパネルである。
更に、ノート型パソコンでは各種の外部入出力インタフェースを持つことが普通で、240にこれらの入出力コントロール回路を一括して表現している。この外部入力インタフェースとしては、241のUSBインタフェース、242のIEEE1394インタフェース、243のIrDA(赤外線)インタフェース、244のその他インタフェース(BlueToothや旧来のRS−232−Cインタフェースその他各種インタフェースが考えられる)などが設けられる。
250は装置内外に設けられる大容量ストレージ・デバイスのコントロール回路であって、251のFDDドライブ、252のHDDドライブ、253のCD−RやCD−R/Wのドライブなどを制御する。260はカード・スロット・コントロール回路であって、261に示す、PCMClAカード・スロットや、CardBusカード・スロット他、機能拡張用の各種カードを利用できるようになっている。
さて、上述の通り、携帯可能なノート型パソコンのポインティング・デバイスとしては、本体に組み込まれたスライド・パッドと操作ボタンが一般的であり、ノート型パソコンを自由に持ち歩いて、どのような場所でも操作できるという点から考えると、このスライド・パッドは必要不可欠であることに間違いはない。しかし、通常、デスクトップのパソコンでマウスを使用しているユーザにとっては、このスライド・パッドは決して使いやすいポインティング・デバイスとは言えないため、通常、机上でノート型パソコンを使用する場合には、やはり一般的にマウスが使用されることが多い。
一方、ノート型のパソコンでは、小型化の目的で、数値入力用のテンキー部分は標準のキーパッド部分に搭載されていないことが一般的である。テンキー部分については、数値入力の多い表計算などのアプリケーションでは非常に有効であるため、ノート型パソコン用に外付けの入力デバイスとして、一般に市販されている。
ここで、ノート型パソコンを使用する際に、外付けのテンキー・デバイスとマウスを利用することを考える。現状、これら2種類のデバイスは、ノート型パソコンに標準的に用意されているUSB高速シリアル・インタフェース(図9の241部)に接続されることが多い。また、これらが同時に使用されることも多いのであるが、パソコン側にUSBインタフェースが1チャネルしかないことも多いので、外付けのテンキー・デバイスがUSBインタフェースのHUB機能を持って、このテンキーを経由してマウスを接続することができるようになっているのが一般的である。
図10に、USBHUB機能付きのテンキー・デバイスの製品形態例を示す。同図に於いて、300はUSBHUB機能付きテンキー・デバイスの本体、301はそのテンキー部、302はUSB仕様のインタフェース・ケーブル部、303部はパソコン本体とこのテンキー・デバイスを接続するためのUSBコネクタ部である。また、304部がHUB機能によって、USBポートを更に拡張するためのインタフェース・コネクタ部であって、この例では、USBポートを2つに拡張している。
次に、図11に、USBHUB機能付きのテンキー・デバイスを用いて、ノート型パソコンを実際に使用する形態を示す。ここでは、図8に示したノート型パソコンと、図10に示したUSBHUB機能付きのテンキー・デバイス、そして、USBインタフェースを持ったマウスを使用する場合を想定している。図11に於いて、401はUSBインタフェースを持ったマウスの本体、402はUSBインタフェース・ケーブル、403はUSBコネクタである。
この場合には、USBHUB機能付きのテンキー・デバイスのUSBコネクタ(303部)は、ノート型パソコンのUSBインタフェース・コネクタ(l05部)に接続し、USBマウスのUSBコネクタ(403部)は、USBHUB機能付きのテンキー・デバイスのUSBポートコネクタ(304部の内の何れか一方)に接続する。
この例では、l00のノート型パソコン本体にUSBポート105部が1つしかない場合を想定しているが、ノート型パソコン本体にUSBポートが2つ以上ある場合には、300のテンキー・デバイスはUSBのHUB機能付きでなくても良く、USBマウスはノート型パソコンのUSBポートに直接接続することができる。
上記のマウスや数値入力用のテンキーをインタフェース・ケーブルによって外部接続する構成に代えて、入力信号を光信号によってパソコン本体に一括送信するものもある(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−222290号公報
前記のように、インタフェース・ケーブルによってノート型パソコン+テンキー・デバイス+マウスを使用する場合、次のような不都合(問題)が生じる
(1)図11に破線矢印Aで示すように、マウスとテンキー・デバイスが隣接(密接)するため、マウス操作時に操作する手がテンキー・デバイスに触れて鬱陶しいこと、また場合によってマウス操作時にテンキーを誤って押下してしまうことが発生する。
(2)上記の(1)のような問題を回避するために、テンキー・デバイスとマウスを極力離すようにすると、図11に破線矢印Bで示すように、本体とマウスの操作位置がかなり離れてしまうことになり、本体のキーとマウスを交互に使用する状態では、操作者の右手の移動量が大きくなり過ぎ、マウス操作に違和感を与える。また、USBマウスの場合、USBのケーブルは比較的短いため、このように本体からマウスを遠ざけるとマウスの操作範囲が狭まり、自由な操作が困難になる。
(3)図11に破線矢印Cで示すように、本体←→テンキー・デバイス、テンキー・デバイス←→マウスのケーブルが接触して渾然とし易く、マウスの自由な操作を阻害することが多くなる。このインタフェース・ケーブル同士の接触による問題は前記の特許文献1では解消されるが、上記の(1)、(2)の問題が残る。
本発明の目的は、上記の各課題を一挙に解決したノート型パソコンの入力機構を提供することにある。
本発明は、前記の課題を解決するため、外付けのテンキー・デバイスとマウスの双方を同時に利用する入力機構を設ける。この入力機構は、テンキー・デバイス機能およびマウス機能の両方を1つの構造体に内蔵し、これら機能による入力信号をパソコン本体に伝達するための情報伝達手段として、1本のインタフェース・ケーブルを使用して有線によりパソコン本体に伝達する有線インタフェース、または無線もしくは光通信によりパソコン本体に伝達する無線/光通信インタフェースを設け、さらには一方の入力信号を有線インタフェースにより伝達し、他方の入力信号を無線/光通信インタフェースにより伝達するようにしたもので、以下の構成を特徴とする。
(1)テンキー信号およびマウス信号を外部入力するための外部入力インタフェースを備えたノート型パソコンの入力機構であって、
テンキー入力手段およびマウス入力手段の両方を内蔵した構造体と、前記テンキー入力手段によるテンキー入力信号または前記マウス入力手段によるマウス入力信号を前記外部入力インタフェースを介してノート型パソコンに入力する情報伝達手段とを備えたことを特徴とする。
(2)前記情報伝達手段は、前記テンキー入力信号とマウス入力信号の両方を、1本のインタフェース・ケーブルによって前記外部入力インタフェースに有線で情報伝達する有線インタフェースを備えたことを特徴とする。
(3)前記情報伝達手段は、前記テンキー入力信号とマウス入力信号の一方または両方を、前記外部入力インタフェースに無線または光通信で情報伝達する無線/光通信インタフェースを備えたことを特徴とする。
(4)前記構造体はバッテリとその充放電制御回路を内蔵し、前記充放電制御回路は、前記有線インタフェースにより情報伝達するときに前記インタフェース・ケーブルを通して前記バッテリを充電し、前記無線/光通信インタフェースにより情報伝達するときに該無線/光通信インタフェース用の電力を前記バッテリから放電させる構成にしたことを特徴とする。
(5)前記構造体は、その内部に前記インタフェース・ケーブルを巻き込み収納できる機構を備えたことを特徴とする。
以上のとおり、本発明によれば、以下の効果がある。
(1)テンキー入力機能とマウス機能を内蔵した1つの構造体を使用して、テンキー入力操作およびマウス入力操作を行うことができ、テンキー入力デバイスとマウスをそれぞれパソコン本体の近傍に配置する従来の入力機構における、テンキー・デバイスとマウスとの物理的なぶつかりや近接による誤操作、パソコンとマウスが離れてしまうことによる使いにくさ、インタフェース・ケーブル同士の接触による自由な操作の阻害などの問題点を一挙に解決することができる。
(2)テンキー入力信号とマウス入力信号の両方を1本のインタフェース・ケーブルを使用してノート型パソコン本体に有線により情報伝達することができ、テンキー入力デバイス用インタフェース・ケーブルとマウス用インタフェース・ケーブルをそれぞれパソコン本体に接続する従来の入力機構に比べて、インタフェース・ケーブルの接触、交錯による煩雑さを解消できる。
(3)テンキー入力信号とマウス入力信号の両方又は一方を、共通のBluetooth無線インタフェースやIrDA赤外線インタフェース等の無線/光通信インタフェースでノート型パソコンへの情報伝達を行うことにより、テンキー入力操作およびマウス操作の自由度を高めることができる。
(4)有線インタフェースまたは無線/光通信インタフェースの両方でテンキー入力とマウス入力ができる入力機構とする場合、バッテリとその充放電制御回路を内蔵し、パソコン本体と有線状態で接続される場合にはインタフェース・ケーブルを通したバッテリの充電を行い、無線状態で使用する場合にはバッテリの放電でテンキー入力手段およびマウス入力手段を電池駆動でき、こられ入力手段の電源として充電可能なバッテリを使用できる。
(5)パソコン本体と入力機構を接続するインタフェース・ケーブルを入力機構内に収納できるようにすることで、インタフェース・ケーブルの紛失を防ぐことができ、また持ち運び、収納時の利便性を高めることができる。
以下に詳細に説明する実施形態では、図8に示すような、ノート型パソコンに於いて、外付けのテンキー・デバイスとマウスの双方を同時に利用する入力機構を設ける。この入力機構は、テンキー・デバイス機能およびマウス機能の両方を1つの構造体に内蔵し、これら機能による入力信号をパソコン本体に伝達するための情報伝達手段として、1本のインタフェース・ケーブルを使用して有線によりパソコン本体に伝達する有線インタフェース、または無線もしくは光通信によりパソコン本体に伝達する無線/光通信インタフェースを設け、さらには一方の入力信号を有線インタフェースにより伝達し、他方の入力信号を無線/光通信インタフェースにより伝達することにより、実際に起こり得る前記(1)〜(3)の問題を解決するものである。
(実施形態1)
先ず、現状のUSB接続テンキー入力デバイスの内部回路構成例を図12に示す。図12に於いて、300はテンキー・デバイスの全体、301はテンキーのスイッチ・マトリクス部、302はUSBのインタフェース・ケーブル、303はパソコン本体と接続するためのUSBコネクタ部であり、図10で示したものと同一である。
更に、図12では、311がテンキー・スイッチ・マトリクス入力回路であり、どのスイッチが押下されたのかを検出するための回路である。また、312は311で検出されたテンキーの入力情報をノート型パソコンに通知するためにシリアル・データにフォーマット変換するための「テンキー入力情報フォーマット変換回路」、313はパソコンの持つUSBポートとデータの授受を行うためのUSB(スレーブ)インタフェース回路、314はテンキー・デバイスがUSBのHUB機能を持つ場合のUSBHUB回路、304は同USBHUBポートのコネクタである。
図1は、本実施形態になる、マウス機能付きのテンキー入力デバイス(以下テンキー/マウス・デバイスと呼ぶ)の構造体の外観を示す。同図に於いて、301と302は図10と同じである。
図1(a)の表面側に於いて、600は当該テンキー/マウス・デバイスの全体であり、ここにマウス用の左右のクリック・ボタン(スイツチ)とスクロール・ボタンを追加している。601は、マウス機能の左クリック・ボタン(スイッチ)、602は同じく右クリック・ボタン(スイッチ)、603は、ロータリ・エンコーダを用いた回転式のスクロール・ボタンである。
一方、図1(b)の裏面側の面には、光学式マウスの機構を実装する。604は、LEDによる発光部であり、605はその受光部(光センサ)である。604による光を凹凸のある反射面に反射させて、605のセンサで読み込み、その操作の移動量と移動方向を算出する訳である。また、606は本構造体をマウスとして使用する場合に移動をなめらかにするための、低摩擦係数の材料でできた突起物(構造体)である。
次に、図2にこのテンキー/マウス・デバイスを実際に使用する際の使用状態を示す。この図から判るように、この構造体の上に右手を乗せた形で、601の左クリック・ボタン上には人差指、602の右クリック・ボタン上には中指が乗る形で使用し、構造体全体は親指と薬指で挟む形で移動させる。603の回転式のスクロール・ボタンは一般的には人差指で操作する(この操作は、一般のスクロール機能付きマウスと全く同じであり、違和感はない)。
ここで、本実施形態1における有線インタフェース(情報伝達手段)を実現するための、テンキー/マウス・デバイスの内部回路構成例を図3に示す。同図に於いて、600(一点鎖線に囲まれた部分)は、テンキー/マウス・デバイスの全体を示す。301〜304および311,312,314は、図12と同等である。
図3に於いて、601はマウス機能の左クリック・ボタン(スイッチ)、602は同じく右クリック・ボタン(スイッチ)、603はロータリ・エンコーダを用いた回転式のスクロール・ボタンであり、604はLEDによる発光部、605はその受光部(光センサ)である。601〜605は図1の外観で説明した機能と等しい。
更に、図3に於いて、611は601と602のマウス用クリック・ボタン(スイッチ)の押下状態を読み込むためのスイッチ入力回路、612は603のスクロール・ボタン(ロータリ・エンコーダ)の変化状態を読み込むためのロータリ・エンコーダ入力回路である。また、614は光学式マウスの機能を実現するための光学式移動認識回路(通常専用のLSIにて機能が実現されている)であり、604の発光用LEDで発光したレーザ光を、605の光センサで受光してマウスの物理的な移動量を計数する働きをする。
613は611、612および614回路から得られるマウスの状態変化情報をノート型パソコンに通知するためにシリアル・データにフォーマット変換するための「マウス入力情報フォーマット変換回路」である。
615は、312の「テンキー入力情報フォーマット変換回路」と613の「マウス入力情報フォーマット変換回路」から得られるシリアル・データをUSBインタフェース仕様に変換してパソコン側に伝送するための「USBスレーブ・インタフェース回路」である。
このような内部回路構成により、テンキー入力情報と、マウス操作による入力情報を、同じUSBインタフェースを介して、ノート型パソコン本体に伝達することができるようになる。
このような方法で実現されるテンキー/マウス・デバイスを実際のノート型パソコンに接続して使用する場合の使用例を図4に示す。
同図から明らかなように、図11で説明したような3つの問題は、全て解決される。つまり、(1)テンキー・デバイスとマウスが接触したり、テンキーの誤入力が発生する危険がなくなり、(2)ノート型パソコンとマウスが離れすぎて操作しにくくなることがなくなり、(3)テンキー・デバイスとマウスのケーブルが接触したり絡んだりして操作をしにくくする危険もなくなる。
つまり、テンキー・デバイスとマウスをそれぞれ、単体で使用するのと同じ環境で、両機能の入力操作が可能となる。
〈実施形態2)
本実施形態2では、実施形態1と同様に、テンキー・デバイスとマウスの双方の機能を一つの構造体にまとめることは同じであるが、パソコン本体へのテンキー入力およびマウス入力の情報伝達手段として、無線または光通信による無線/光通信インタフェースを設けることにより、有線インタフェースに必要なケーブルの介在を無くし、操作性を一層向上させる。
すなわち、実施形態1と同じテンキー/マウス・デバイス構造体に、更に、Bluetooth無線インタフェースと内蔵アンテナ(またはIrDA赤外線インタフェースとlrDA赤外線LED)を組み込んで、USBインタフェースまたはBluetooth無線インタフェース(またはIrDA赤外線インタフェース)のいずれかを使用してパソコン本体に情報を伝達できるようにするものである。
図5に、本実施形態によるテンキー/マウス・デバイスの内部回路構成例を示す。同図は、Bluetooth無線インタフェースを組み込む例を示しているが、この部分をIrDA赤外線通信インタフェースに置き換えることもできる。
図5に於いて、1000が、本実施形態2によるテンキー/マウス・デバイスの全体を示している。301〜304,311,312,314,601〜605,611〜615は、図3と同じである。
また、1001は、312の「テンキー入力情報フォーマット変換回路」と613の「マウス入力情報フォーマット変換回路」から得られるシリアル・データをBluetooth無線インタフェース仕様に変換してノート型パソコン側に伝送するための「Bluetooth無線インタフェース回路」、1002はその信号を電波で出力するための内蔵アンテナである。このような内部回路構成により、テンキー入力情報と、マウス操作による入力情報を、同じUSBインタフェースまたは、Bluetooth無線インタフェースやIrDA赤外線インタフェースを介して、ノート型パソコン本体に伝達することができるようになる。
ノート型パソコン側は、図9の241部のUSBインタフェースまたは、243部のIrDA赤外線インタフェース、244部のBluetooth無線インタフェースなどを介してこれらの情報を取り込む。
また、図5に於いて、1003はこのデバイスを無線で使用する場合の電源駆動用バッテリ、1004は、1003のバッテリに対して充放電を行うための「バッテリ充放電制御回路」である。1003とl004を用いて、このテンキー/マウス・デバイスは、パソコン本体とUSBインタフェースで接続する場合にはバッテリへの充電を行い、Bluetooth無線インタフェースを使用する場合には、バッテリから放電して動作することができる。
この構成の場合、このテンキー/マウス・デバイスをUSBインタフェースで用いる場合には、302のUSBケーブルと303のUSBコネクタが必要となるが、Bluetooth無線インタフェースまたはIrDA赤外線インタフェースを用いる場合には、この302,303は不要で邪魔なものになる。このため、302のUSBケーブルと303のUSBコネクタは着脱可能にしておくことが必要である。
本実施形態2によるテンキー/マウス・デバイスをUSBインタフェースを用いてノート型パソコンに接続して使用する場合の使用例は、図4と全く同じである。(600のデバイスが、1000のデバイスに置き換わるだけで外観的には変わらない。)
一方、本実施形態2によるテンキー/マウス・デバイスをBluetooth無線インタフェースまたはIrDA赤外線インタフェースを用いて使用する場合には、302のUSBケーブルと303のUSBコネクタを取り外して、図6に示すような使用形態で利用できる。
ここで、ノート型パソコンが、図9における243部のIrDA赤外線インタフェースまたは244部のBluetooth無線インタフェースなどを有する場合には、aの矢印のようにノート型パソコンに向けて直接情報を伝達できる。ノート型パソコン側に243部のIrDA赤外線インタフェースまたは244部のBluetooth無線インタフェースが無い場合には、1101部に示すようにUSBインタフェースに接続可能な、IrDA赤外線インタフェースまたはBluetooth無線インタフェースを外付けすることによって、同等の機能を実現できる。この場合、bの矢印のように無線情報が伝達される。
つまり、本実施形態2によるテンキー/マウス・デバイスを用いることによって、テンキーとマウスの両機能を全くの無線状態でも使用できるようになる。
バッテリの残量が少ない場合や充電時には、302のUSBケーブルと303のUSBコネクタを取り付けて、図4の状態でUSBインタフェースを用いて使用すればよく、この場合の機能切り換えはUSBインタフェース接続条件を用いて行えばよい。USBインタフェースに接続されている場合にはUSBインタフェースとして使用し、このインタフェースから切り離されている場合には無線インタフェースを駆動するようにする。
なお、本実施形態2では、テンキー入力信号とマウス入力信号の両方を無線/光通信インタフェースによってパソコン本体に伝達する場合を示すが、一方の入力信号を有線インタフェースにより伝達し、他方の入力信号を無線/光通信インタフェースにより伝達することもできる。この場合、パソコン本体およびテンキー/マウス・デバイスでの入力信号の混合/分離/復号処理を簡単化できる。
(実施形態3)
実施形態2の場合では無線インタフェース利用時には取り外さなければならなかった、302のUSBインタフェース・ケーブルと、303のUSBコネクタを、本実施形態3では、自動的に巻き込みの可能な巻尺と同じ構造によって、本体内に収納することもできる構造とする。このようにすれば、このUSBインタフェース・ケーブルの紛失を防ぐこともでき、また持ち運び、収納時の利便性が極めて高いものとなる。
本実施形態3によるテンキー/マウス・デバイスの外観構成例を図7に示す。この構成例によって、USBケーブルを引き出してUSBインタフェースで使用する場合の使用例は図4に示す状態と等しく、このケーブルをデバイス内に収納して無線インタフェースで使用する場合の使用例は図6に示す状態と等しくなる。
本発明の実施形態1を示すテンキー/マウス・デバイスの外観図。 テンキー/マウス・デバイスの使用状態を示す図。 テンキー/マウス・デバイスの内部回路構成例。 テンキー/マウス・デバイスのノート型パソコンへの接続例。 本発明の実施形態2を示すテンキー/マウス・デバイスの内部回路構成例。 テンキー/マウス・デバイスのノート型パソコンへの接続例。 本発明の実施形態3を示すテンキー/マウス・デバイスの外観図。 一般的なノート型パソコンの外観と各部の機能構成図。 一般的なノート型パソコンの内部回路の機構構成例。 市販されているUSBHUB機能付きテンキー・デバイスの形態。 現状のノート型パソコンでのテンキー・デバイスとマウスの使用例。 現状のテンキー・デバイスの実現回路例。
符号の説明
100 ノート方パソコン
301 テンキーのスイッチ・マトリクス部
302 USBのインタフェース・ケーブル
303 パソコン本体と接続するためのUSBコネクタ部
600、1000 テンキー/マウス・デバイス
601 マウス機能の左クリック・ボタン
602 マウス機能の右クリック・ボタン
603 マウス機能のスクロール・ボタン
604 マウス機能の発光部
605 マウス機能の受光部

Claims (5)

  1. テンキー信号およびマウス信号を外部入力するための外部入力インタフェースを備えたノート型パソコンの入力機構であって、
    テンキー入力手段およびマウス入力手段の両方を内蔵した構造体と、前記テンキー入力手段によるテンキー入力信号または前記マウス入力手段によるマウス入力信号を前記外部入力インタフェースを介してノート型パソコンに入力する情報伝達手段とを備えたことを特徴とするノート型パソコンの入力機構。
  2. 前記情報伝達手段は、前記テンキー入力信号とマウス入力信号の両方を、1本のインタフェース・ケーブルによって前記外部入力インタフェースに有線で情報伝達する有線インタフェースを備えたことを特徴とする請求項1に記載のノート型パソコンの入力機構。
  3. 前記情報伝達手段は、前記テンキー入力信号とマウス入力信号の一方または両方を、前記外部入力インタフェースに無線または光通信で情報伝達する無線/光通信インタフェースを備えたことを特徴とする請求項1に記載のノート型パソコンの入力機構。
  4. 前記構造体はバッテリとその充放電制御回路を内蔵し、前記充放電制御回路は、前記有線インタフェースにより情報伝達するときに前記インタフェース・ケーブルを通して前記バッテリを充電し、前記無線/光通信インタフェースにより情報伝達するときに該無線/光通信インタフェース用の電力を前記バッテリから放電させる構成にしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のノート型パソコンの入力機構。
  5. 前記構造体は、その内部に前記インタフェース・ケーブルを巻き込み収納できる機構を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のノート型パソコンの入力機構。
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