JP2005234627A - 携帯型コンピュータのポインティング入力機構 - Google Patents

携帯型コンピュータのポインティング入力機構 Download PDF

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Abstract

【課題】携帯型コンピュータのスライド・パッド部分をマウスとしても利用できるような機構を提供する。
【解決手段】コンピュータ本体100とは着脱可能にしたポインティング・デバイス構造体300を設け、この構造体はコンピュータ本体に実装した状態ではスライド・パッドとして操作入力できるスライド・パッド入力手段を搭載すると共に、コンピュータ本体から分離した状態ではマウスとして操作入力できるマウス入力手段を搭載する。
2個の操作ボタン104、105を、スライド・パッド用とマウス用で共用にする機構、スライド・パッド入力手段またはマウス入力手段とコンピュータ本体との間のデータ授受はUSBインタフェース、IrDA赤外線インタフェース、またはBluetooth無線インタフェースで行うことを含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ノート型パーソナル・コンピュータなどの携帯型コンピュータのポインティング入力機構に関するものである。
現在、携帯可能なノート型のパーソナル・コンピュータはポインティング・デバイスとして、スライド・バッドと2つの選択ボタンを有しているのが一般的であり、デスク・トップ型で最も一般的であるマウスと同等の操作に用いている。このポインティング・デバイスは、現在一般に使用されているパーソナル・コンピュータのアプリケーション・ソフトウェアに於いて、画面上の選択ポイントを指示するために広く用いられており、コンピュータ操作の上では極めて重要な働きをするものである。
図11に、現在一般的に使用されているノート型パーソナル・コンピュータ(以下ノート型パソコンと略す。)の外観と各部の機能を示す。図11に於いて、100はノート型パソコンの本体、101は入力用のキーボード部であり、102が画面表示用のLCDディスプレイ部である。また、103がポインティング・デバイスとして使用されるスライド・パッド部、104が操作用の左ボタン・スイツチ、105が操作用の右ボタン・スイツチである。
103部のスライド・パッドは、操作者が指でそのパッドの上面に触れた後、そのパッド面を押しながらスライドさせるとその指の移動量と移動方向を検出してパソコンに内蔵されたCPUにこれを通知する機能を有する。このスライド・パッドから与えられる方向と移動量に従って、CPUが画面上のポインタを移動させることによって、操作者は画面上の必要な位置を指定することができる。
現状の一般的なノート型パソコンの内部回路の機能構成例を図12に示す。図に於いて、200の破線内がノート型パソコンの本体の全体、201は電源回路で外部のACアダプタからの直流電源を降圧して内部回路に与えたり、内蔵するバッテリの充放電管理を行う。
202は、パソコンとしての演算処理や制御を司る演算処理プロセッサ(CPU)である。203はCPUが各制御部との間でデータを授受するためのCPUBusである。204は、演算処理のプログラムが格納されるプログラム・メモリであって、不揮発性のFlashROMなどで構成される。205は演算処理中に使用される大容量のワーク・メモリであってSDRAMやDDRAMなどで構成される。
210は操作者によるキー操作を入力するためのキー入力コントロール回路であって、211はキーボードである。220は、ポインティング・デバイスの操作を入力するためのポインティング・デバイス・コントロール回路であって、221が本発明に係るポインティング・デバイス部分であり、この例では、スライド・パッドと付属された操作用のボタン・スイツチである。230は、画像表示用のLDC表示器のコントロール回路、231はLCDパネルである。
更に、ノート型パソコンでは各種の外部入出力インタフェースを持つことが普通で、240にこれらの入出力コントロール回路を一括して表現している。この外部インタフェースとしては、241のUSBインタフェース、242のIEEE1394インタフェース、243のIrDA(赤外線)インタフェース、244のその他インタフェース(BlueToothや旧来のRS−232−Cインタフェース、その他各種インタフェースが考えられる)などが設けられる。250は装置内外に設けられる大容量ストレージ・デバイスのコントロール回路であって、251のFDDドライブ、252のHDDドライブ、253のCD−RやD−R/Wのドライブなどを制御する。他の外部入出力インタフェースとして、テンキーがあり、このテンキーをスライド・パッドの裏面に設けて、その選択的な使用を可能にするものもある(例えば、特許文献1参照)。
260はカード・スロット・コントロール回路であって、261に示す、PCMCIAカード・スロットや、CardBusカード・スロット他、機能拡張用の各種カードを利用できるようになっている。
特開平11−015587号公報
さて、上述の通り、携帯可能なノート型パソコンのポインティング・デバイスとしては、本体に組み込まれたスライド・パッドと操作ボタンが一般的であり、ノート型パソコンを自由に持ち歩いて、どのような場所でも操作できるという点から考えると、このスライド・パッドは必要不可欠であることに間違いはない。しかし、通常、デスクトップのパソコンでマウスを使用している人間にとっては、このスライド・パッドは決して使いやすいポインティング・デバイスとは言えない。
これは、かなりの面積をもった指先だけで微細な位置を素早く指定することが困難であること(特に図の作画等をするのが極めて難しくなること)、操作ボタンの操作がマウスとは異なる指の操作を必要とし、場合によっては両手を用いる必要が出てくると言った点である。
この様な理由で、スライド・パッドの使い勝手の悪さは、その必需性と共に、多くが認めるところである。
そこで、使い勝手を重視する場合にはノート型パソコンでもポインティング・デバイスとしてマウスを使用すれば良い訳であり、通常のデスク・ワークではノート型パソコンでもマウスを利用している人は多いのであるが、いざこのパソコンを持ち歩いて、出張などに携帯する場合を考えると、本体とは別にゴロゴロとしたマウスを携行するのは邪魔となって、これもまた不便であると言わざるを得ない。
本発明の目的は、スライド・パッド部分をマウスとしても利用できるような機構を提供し、本体と別にマウスを携行しなくても、本体だけ持ち運べば、パソコンを使用する段階でマウスと同じ環境でポインティング操作を行うことを可能とする携帯型コンピュータのポインティング入力機構を提供することにある。
前記の課題を解決するための本発明は、以下の構成を特徴とする。
(1)携帯型コンピュータのポインティング入力機構であって、
コンピュータ本体とは着脱可能にしたポインティング・デバイス構造体を設け、この構造体はコンピュータ本体に実装した状態ではスライド・パッドとして入力操作できるスライド・パッド入力機構を搭載すると共に、コンピュータ本体から分離した状態ではマウスとして入力操作できるマウス入力機構を搭載したことを特徴とする。
(2)前記スライド・パッド入力機構で使用する2個の操作ボタンを、前記マウス入力機構で使用する操作ボタンと共用にし、
前記2個の操作ボタンは、前記スライド・パッド入力機構で使用する場合と前記マウス入力機構で使用する場合とでは、左右の操作入力信号を自動的に逆に切り換える手段を設けたことを特徴とする。
(3)前記ポインティング・デバイス構造体は、前記スライド・パッド入力機構または前記マウス入力機構と前記コンピュータ本体との間のデータ授受を行うUSBインタフェースを設け、
前記USBインタフェースのケーブルとコネクタを内部に収納できる構造としたことを特徴とする。
(4)前記ポインティング・デバイス構造体は、前記スライド・パッド入力機構または前記マウス入力機構と前記コンピュータ本体との間のデータ授受を行うIrDA赤外線インタフェースを設け、
前記IrDA赤外線インタフェースに電源を供給するバッテリと、このバッテリから前記IrDA赤外線インタフェースへの放電および前記コンピュータ本体に装着したときに該コンピュータ本体の電源で該バッテリを充電する充放電回路を内蔵したことを特徴とする。
(5)前記ポインティング・デバイス構造体は、前記スライド・パッド入力機構または前記マウス入力機構と前記コンピュータ本体との間のデータ授受を行うBluetooth無線インタフェースを設け、
前記Bluetooth無線インタフェースに電源を供給するバッテリと、このバッテリから前記Bluetooth無線インタフェースへの放電および前記コンピュータ本体に装着したときに該コンピュータ本体の電源で該バッテリを充電する充放電回路を内蔵したことを特徴とする。
携帯可能なノート型パソコンのポインティング・デバイスとしては、本体に組み込まれたスライド・パッドと操作ボタンをもつ構造が一般的であり、ノート型パソコンを自由に持ち歩いて、どのような場所でも操作できるという点から考えると、このスライド・パッドは必要不可欠であることに間違いはないが、通常、デスクトップのパソコンでマウスを使用している人にとっては、このスライド・パッドは決して使いやすいポインティング・デバイスとは言えない。
これは、かなりの面積をもった指先だけで微細な位置を素早く指定することが困難であること(特に図の作画等をするのが極めて難しい)、操作ボタンの操作がマウスとは異なる指の操作を必要とし、場合によっては両手を用いる必要が出てくると言った点による。
そこで、使い勝手を重視する場合にはノート型パソコンでもポインティング・デバイスとしてマウスを使用すれば良い訳であり、通常のデスク・ワークではノート型パソコンでもマウスを利用している人は多いのであるが、いざこのパソコンを持ち歩いて、出張などに携帯する場合を考えると、本体とは別にゴロゴロとしたマウスを携行するのは邪魔となって、これもまた不便であると言わざるを得ない。
本発明では、携帯型コンピュータに於いて、マウスがなくてもポインティング操作ができるようにスライド・パッドは用意するものの、この部分をマウスとしても利用できるようなポインティング・デバイス構造体を実現し、これをノート型パソコンと着脱できるような構造とすることによって、本体と別にマウスを携行しなくても、本体だけ持ち運べば、パソコンを使用する段階でマウスと同じ環境でポインティング操作を行うことが可能なる。
実施形態1では、ポインティング・デバイス構造体の中に、スライド・パッドの入力手段とマウス入力手段を取り込んだ上に、USBインタフェースで本体との間のデータ授受を行い、USBケーブルとコネクタまでをポインティング・デバイス構造体内部に収納できるようにする。この場合には、ケーブルの収納機構は複雑になるものの、一般的なUSBインタフェースを利用できる上、電源供給についてもこのインタフェースで行われるので、バッテリや充放電機構を設けなくても良い点がメリットである。
実施形態2では、ポインティング・デバイス構造体の中に、スライド・パッドの入力手段とマウス入力手段を取り込んだ上に、IrDA赤外線インタフェースで本体との間のデータ授受を行う。この場合には、本体と本構造体をケーブルで結ぶ必要がないため、ポインティング操作の自由度が高まると共に、ケーブルやコネクタの収納機構を設ける必要がない分、構造的には簡素化できる。但し、本体とは完全に分離して操作されるため、バッテリとその充放電回路を内蔵する。このバッテリへの充電は、本体に装着されている間に行われるようにすることによって、専用の電池の準備や特殊な充電器を用いなくても良く、電池の存在を意識させずに使用できる。
実施形態3では、ポインティング・デバイス構造体の中に、スライド・パッドの入力手段とマウス入力手段を取り込んだ上に、Bluetooth無線インタフェースで本体との間のデータ授受を行う。この場合のメリットは実施形態2のIrDA赤外線インタフェースの場合と同じであるが、更に、IrDA赤外線通信の場合に考慮が必要であった指向性を意識する必要がなくなる。
IrDA赤外線インタフェースの場合、光の指向性が強いために、赤外線LEDと赤外線受光部は右手操作の場合と左手の操作の場合で、取り付けの位置を変えたものを用意するか、両側にそれを用意して切り換えて用いる必要があったが、Bluetooth無線インタフェースの場合、このような指向性がないため、当該のノート型パソコンの近傍であれば、全く任意の位置で、右手も左手も意識することなく使用できる。
上述の通り、本発明では、図11に示すような、ノート型パソコンに於いて、マウスがなくてもポインティング操作ができるようにスライド・パッドは用意するものの、この部分をマウスとしても利用できるような機構を提供し、本体と別にマウスを携行しなくても、本体だけ持ち運べば、パソコンを使用する段階でマウスと同じ環境でポインティング操作を行うことを可能とする。
本発明の基本的な操作性について説明する。図1に本発明による方式を用いたノート型パソコンの外観を示す。図1(a)に於いて、100〜105は、図11の一般的なノート型パソコンの外観例と同じである。同図に於いて、300部は、103のスライド・パッド、104の右操作ボタン・スイツチ、105の左操作ボタン・スイッチ部分を本体から切り離せるようにしたポインティング・デバイス構造体である。
本体側は、この300のポインティング・デバイス構造体がぴったりと嵌るようにえぐれた形で構成され、太い矢印方向に300の構造体を前後させることによって、300の構造体がパソコン本体と着脱できるようにする。
この機構を実現するために、100のノート型パソコンの本体側には、111部のスライド・バー、112の脱落防止フック操作ボタン、113の脱落防止フック爪、114の本体側接続コネクタなどの構造を用意する。
また、300のポインティング・デバイス構造体側には、301部のスライド溝、303の脱落防止フックのラッチ溝、304のポインティング・デバイス側接続コネクタを設ける。
これらの構造により、111の本体側のスライド・バーが、301のポインティング・デバイスのスライド溝に嵌り、304のポインティング・デバイス側接続コネクタが、114の本体側接続コネクタに嵌り、113の本体側の脱落防止フック爪が303の脱落防止フックのラッチ溝に嵌ることによって、このポインティング・デバイス構造体が本体に嵌合して本来のノート型パソコンの形態と機能を満たすようにする。
図1の(b)は、この嵌合状態を示す。このような構造体とすることにより、図12に示す回路機能ブロックの中で、221部のスライド・パッド/操作用スイッチが本体と、分離、着脱可能となる。
本発明は、このように、ノート型パソコンに実装されているポインティング・デバイス機能部分を上述のように本体と分離・着脱可能な構造にした上で、このポインティング・デバイス構造体の中に、本来のスライド・パッド機能の他に、マウス機能も搭載してしまうことを特長とする。
つまり、通常使用時に、本体と嵌合されている場合には、スライド・パッド機能を有効として、一般的な使用方法で扱える上、このポインティング・デバイス構造体を本体から外した場合には、マウス機能を有効にして、この構造体をマウスとして利用できるようにする訳である。このようにすれば、持ち運びに不便となるマウスもノート型パソコンの本体に収納されているのと同じことになるため、このパソコン本体を携行する全ての環境で、使い勝手のよいマウス操作も可能にすることができる。
以下、本発明におけるポインティング・デバイス構造体に、マウスの機能を取り込んだ実施形態を説明する。
<実施形態1>
本実施形態は、当該のポインティング・デバイス構造体に取り込んだマウス機能を、USBインタフェースにてノート型パソコンの本体と接続する例である。
図2に、本実施形態によるポインティング・デバイス構造体の機構例を示し、(a)が表面側を俯瞰した図、(b)が裏面側を俯瞰した図である。
図2に於いて、400は、ポインティング・デバイス構造体の全体を示し、図1に於ける300と同じである。401は、このポインティング・デバイスをノート型パソコンの本体(図1に於ける100部分)と接続し、マウスの情報(移動方向、移動距離など)を授受するためのUSBインタフェース・コネクタである。402は、USBインタフェース・ケーブルであり、405部のように本構造体の内部に巻き込まれて収納できるものとする。
403は、402のUSBコネクタを収納するための窓であり、404はその窓のスライド式の蓋を表現している。401のUSBコネクタと402のUSBケーブルは、403部の窓から格納スペースに格納できるものとし、この蓋を開けてコネクタを引き出すと、ケーブルが伸びて実使用に適した長さに調整できるものとする。この部分の構造にはこだわらないが、近年の小型の巻尺(スケール)のように、一旦引き出すとその長さで停止され、もう一度引き出すとばねの力により自動的にケーブルを巻き込むような機構が適している。
次に、図2の(b)に示した裏面側であるが、この面には、光学式マウスの機構を実装する。410はLEDによる発光部であり、411はその受光部(光センサ)である。410による光を凹凸のある反射面に反射させて、411のセンサで読み込み、その操作の移動量と移動方向を算出する訳である。
このようにして、このポインティング・デバイス構造体をマウスとして利用する形態を図3に示す。図3から判るように、104の操作ボタン上には中指が乗り、105の操作ボタン上には人差指が乗ることになるので、この2つの操作ボタンの利用方法は、スライド・パッドを使用する場合とは左右の意味合いを逆転する必要がある。つまり、この例では、104側が右操作ボタン・スイツチ、105側が左操作ボタン・スイッチとなる。
ここで、本実施形態1によるポインティング・デバイス構造体の内部回路構成例を、図4に示す。同図に於いて、600(一点鎖線に囲まれた部分)は、ポインティング・デバイス構造体の全体を示す。
図に於いて、103は、図11と同様のスライド・パッドである。104と105は操作ボタン・スイツチであり、スライド・パッド機能(この構造体がノート型パソコンに実装された場合)で用いられる場合には、104が左操作、105が右操作スイッチとなるが、マウス機能(この構造体がノート型パソコンから分離された場合)で用いられる場合には、104が右操作、105が左操作用のスイッチになるようにする。この切り換えについては、この構造体を304のホストI/Fコネクタで本体に接続されているか否かで自動的に切り替えるものとする。
この構造体をノート型パソコンに実装して使用する場合、103のスライド・パッドは、601に示すスライド・パッド入力回路により電気信号として取り込まれ、その情報は、603のフォーマット変換/ホストI/F回路を介してパソコン本体に与えられる。また、104と105の操作ボタン・スイッチは、602のスイッチ入力回路にて電気信号として取り込まれ、この情報も603のフォーマット変換/ホストI/F回路を介してパソコン本体に与えられる。この場合に603のスライド・パッド・フォーマット変換/ホストI/F回路とノート型パソコン本体とを接続するコネクタが304のホストI/Fコネクタであって、この部分で本体から電源供給も受けることになる。この場合には、スライド・パッド用のインタフェース回路群のみが電源供給を受ける。この304部は、図1に示す304部と同じである。
次に、この構造体をノート型パソコンから分離して使用する場合、401のUSBコネクタと402のUSBケーブルを介して、この構造体を本体のUSBインタフェース(図12に示す241部)に接続する。この場合には、この401のコネクタを介して、USBインタフェースより電源が供給される。この場合にはマウス側のインタフェース回路群のみが電源の供給を受けるようにする。
604が光学式マウスの機能を実現するための光学式移動認識回路(通常専用のLSIにて機能が実現されている)であり、410が発光用のLED、411が反射を受光する光センサである。光学式移動認識回路によって得られた、マウスの情報を、USBインタフェースの情報にフォーマット変換するのが、605のマウス・フォーマット変換/USBインタフェース回路である。
以上のような、ポインティング・デバイス構造体とすることにより、この構造体をノート型パソコン本体に実装した場合には、スライド・パッドをポインティング・デバイスとして使用でき、これを本体から分離した場合には、USBインタフェースを持った光学式のマウスとして使用することができるようになる。
<実施形態2>
本実施形態2は、当該のポインティング・デバイス構造体に取り込んだマウス機能を、IrDA赤外線インタフェースにてノート型パソコンの本体と接続する例である。
図5に、本実施形態によるポインティング・デバイス構造体の機構例を示し、(a)が表面側を俯瞰した図、(b)が裏面側を俯瞰した図である。
図5に於いて、700は、本実施形態によるポインティング・デバイス構造体の全体を示し、図1に於ける300と同じである。701は、このポインティング・デバイスとノート型パソコンの本体との情報の授受を赤外線インタフェースで行う場合の赤外線LED部であり、702は同じく赤外線の受光部である。
次に、図5の(b)に示した裏面側であるが、実施形態1と同様に、この面には、光学式マウスの機構を実装する。410は、LEDによる発光部であり、411はその受光部(光センサ)である。410による光を凹凸のある反射面に反射させて、411のセンサで読み込み、その操作の移動量と移動方向を算出する訳である。
このようにして、このポインティング・デバイス構造体をマウスとして利用する形態を図6に示す。図6から判るように、104の操作ボタン上には中指が乗り、105の操作ボタン上には人差指が乗ることになるので、この2つの操作ボタンの利用方法は、スライド・パッドを使用する場合とは左右の意味合いを逆転する必要がある。つまり、この例では、104側が右操作ボタン・スイッチ、105側が左操作ボタン・スイッチとなる。
ここで、本実施形態2によるポインティング・デバイス構造体の内部回路構成例を、図7に示す。同図に於いて、900(一点鎖線に囲まれた部分)は、実施形態2によるポインティング・デバイス構造体の全体を示す。
図に於いて、103は、図11と同様のスライド・パッドである。104と105は操作ボタン・スイツチであり、スライド・パッド機能(この構造体がノート型パソコンに実装された場合)で用いられる場合には、104が左操作、105が右操作スイツチとなるが、マウス機能(この構造体がノート型パソコンから分離された場合)で用いられる場合には、104が右操作、105が左操作用のスイッチになるようにする。この切り換えについては、この構造体を304のホストI/Fコネクタで本体に接続されているか否かで自動的に切り替えるものとする。
この構造体をノート型パソコンに実装して使用する場合、103のスライド・パッドは、601に示すスライド・パッド入力回路により電気信号として取り込まれ、その情報は、603のフォーマット変換/ホストI/F回路を介してパソコン本体に与えられる。また、104と105の操作ボタンースイツチは、602のスイツチ入力回路にて電気信号として取り込まれ、この情報も603のフォーマット変換/ホストI/F回路を介してパソコン本体に与えられる。この場合に603のスライド・パッド・フォーマット変換/ホストI/F回路とノート型パソコン本体とを接続するコネクタが304のホストI/Fコネクタであって、この部分で本体から電源供給も受けることになる。この場合には、スライド・パッド用のインタフェース回路群のみが電源供給を受ける。この304部は、図1に示す304部と同じである。
次に、この構造体をノート型パソコンから分離して使用する場合、701の赤外線LEDと702の赤外線受光部を介して、ノート型パソコン本体側のIrDA赤外線インタフェース(図12に示す243部)との間でデータの授受を行うことができる。このポインティング・デバイス構造体の場合単純なマウス機能であれば情報は本体への送信方向のみであるので、702の赤外線受光部は不要である。
本ポインティング・デバイス構造体に於いて、この赤外線インタフェース(LEDと受光部)が操作時の親指側に付いているのは、通常マウスが右手で操作され、パソコン本体の右側で操作されることが多いためで、その一例として掲げているが、左手操作用に反対側にこれらを取り付けることも考えられる。
さて、この赤外線インタフェースの場合には、このポインティング・デバイス構造体と本体との間は完全に分離され、ケーブルで結ばれることがないので、極めて自由にポインティング操作ができるというメリットが大きいが、この場合には、ケーブルがないため、本体から直接電源を供給することができない。
このため、この実施形態2の場合には、この構造体がパソコン本体に接続されている状態で、304のホストI/Fコネクタから電源が供給されている間に、902のバッテリ充放電制御回路によって、903の充電用2次バッテリに充電を行い、この構造体が本体から分離されると、このバッテリが放電して電源の供給を行うようにする。これによって、マウス機能と赤外線インタフェース機能は、このバッテリ電源によって駆動する。
更に、図7に於いて、604が光学式マウスの機能を実現するための光学式移動認識回路(通常専用のLSIにて機能が実現されている)であり、410が発光用のLED、411が反射を受光する光センサである。光学式移動認識回路によって得られたマウスの情報を、赤外線インタフェース用のシリアル情報にフォーマット変換するのが、901のマウス・フォーマット変換/IrDA(赤外線)インタフェース回路である。
以上のような、ポインティング・デバイス構造体とすることにより、この構造体をノート型パソコン本体に実装した場合には、スライド・パッドをポインティング・デバイスとして使用でき、これを本体から分離した場合には、赤外線インタフェースを持った光学式のマウスとして使用することができるようになる。
<実施形態3>
本実施形態3は、当該のポインティング・デバイス構造体に取り込んだマウス機能を、Bluetooth無線インタフェースにてノート型パソコンの本体と接続する例である。
図8に、本実施形態によるポインティング・デバイス構造体の機構例を示し、(a)が表面側を俯瞰した図、(b)が真面側を俯瞰した図である。
図8に於いて、1000は、本実施形態によるポインティング・デバイス構造体の全体を示し、図1に於ける300と同じである。
この例では無線のアンテナがこのポインティング・デバイス構造体の中に組み込まれてしまうため、表面的には本体との間にデータを授受するための機構を見出すことはできない。
次に、図8の(b)に示した裏面側であるが、実施形態1と同様に、この面には、光学式マウスの機構を実装する。410は、LEDによる発光部であり、411はその受光部(光センサ)である。410による光を凹凸のある反射面に反射させて、411のセンサで読み込み、その操作の移動量と移動方向を算出する訳である。
このようにして、このポインティング・デバイス構造体をマウスとして利用する形態を図9に示す。図9から判るように、104の操作ボタン上には中指が乗り、105の操作ボタン上には人差指が乗ることになるので、この2つの操作ボタンの利用方法は、スライド・パッドを使用する場合とは左右の意味合いを逆転する必要がある。つまり、この例では、104側が右操作ボタン・スイツチ、105側が左操作ボタン・スイッチとなる。
ここで、本実施形態によるポインティング・デバイス構造体の内部回路構成例を、図10に示す。同図に於いて、1200(一点鎖線に囲まれた部分)は、ポインティング・デバイス構造体の全体を示す。
図に於いて、103は、図11と同様のスライド・パッドである。104と105は操作ボタン・スイツチであり、スライド・パッド機能(この構造体がノート型パソコンに実装された場合)で用いられる場合には、104が左操作、105が右操作スイツチとなるが、マウス機能(この構造体がノート型パソコンから分離された場合)で用いられる場合には、104が右操作、105が左操作用のスイッチになるようにする。この切り換えについては、この構造体を304のホストI/Fコネクタで本体に接続されているか否かで自動的に切り替えるものとする。
この構造体をノート型パソコンに実装して使用する場合、103のスライド・パッドは、601に示すスライド・パッド入力回路により電気信号として取り込まれ、その情報は、603のフォーマット変換/ホストI/F回路を介してパソコン本体に与えられる。また、104と105の操作ボタン・スイッチは、602のスイッチ入力回路にて電気信号として取り込まれ、この情報も603のフォーマット変換/ホストI/F回路を介してパソコン本体に与えられる。この場合、603のスライド・パッド・フォーマット変換/ホストI/F回路とノート型パソコン本体とを接続するコネクタが304のホストI/Fコネクタであって、この部分で本体から電源供給も受けることになる。この場合には、スライド・パッド用のインタフェース回路群のみが電源供給を受ける。この304部は、図1に示す304部と同じである。
次に、この構造体をノート型パソコンから分離して使用する場合、1202のBluetooth用の無線アンテナと1203の無線受信部を介して、ノート型パソコン本体側のBluetooth無線インタフェース(図12に示す244部)との間でデータの授受を行うことができる。このポインティング・デバイス構造体の場合、単純なマウス機能であれば情報は本体への送信方向のみであるので、1203の無線受信部は不要である。
さて、このBluetooth無線インタフェースの場合には、このポインティング・デバイス構造体と本体との間は完全に分離され、ケーブルで結ばれることがないので、極めて自由にポインティング操作ができるというメリットが大きいが、この場合には、ケーブルがないため、本体から内接電源を供給することができない。
このため、この実施形態3の場合には、実施形態2の場合と同様にこの構造体がパソコン本体に接続されている状態で、304のホストI/Fコネクタから電源が供給されている間に、902のバッテリ充放電制御回路によって、903の充電用2次バッテリに充電を行い、この構造体が本体から分離されるとこのバッテリが放電して電源の供給を行うようにする。これによって、マウス機能とBluetoorh無線インタフェース機能は、このバッテリ電源によって駆動する。
更に、同図に於いて、604が光学式マウスの機能を実現するための光学式移動認識回路(通常専用のLSIにて機能が実現されている)であり、410が発光用のLED、411が反射を受光する光センサである。
光学式移動認識回路によって得られたマウスの情報を、赤外線インタフェース用のシリアル情報にフォーマット変換するのが、1201のマウス・フォーマット変換/IrDA(赤外線)インタフェース回路である。
以上のような、ポインティング・デバイス構造体とすることにより、この構造体をノート型パソコン本体に実装した場合には、スライド・パッドをポインティング・デバイスとして使用でき、これを本体から分離した場合には、Bluetoothインタフェースを持った無線式のマウスとして使用することができるようになる。
本発明によるノート型パソコンの外観例。 実施形態1によるポインティング・デバイス構造体の機構例。 実施形態1によるポインティング・デバイス構造体の使用状態。 実施形態1によるポインティング・デバイス構造体の内部回路構成例。 実施形態2によるポインティング・デバイス構造体の機構例。 実施形態2によるポインティング・デバイス構造体の使用状態。 実施形態2によるポインティング・デバイス構造体の内部回路構成例。 実施形態3によるポインティング・デバイス構造体の機構例。 実施形態3によるポインティング・デバイス構造体の使用状態。 実施形態3によるポインティング・デバイス構造体の内部回路構成例。 一般的なノート型パソコンの外観図。 一般的なノート型パソコンの内部回路の機能構成例。
符号の説明
100 ノート型パソコンの本体
103 スライド・パッド部
104 左操作ボタン・スイッチ
105 右操作ボタン・スイッチ
300、400、700 ポインティング・デバイス構造体
401 USBインタフェース・コネクタ
402 USBインタフェース・ケーブル
603 フォーマット変換/ホストI/F回路
604 光学式移動認識回路
605 マウス・フォーマット変換/USBインタフェース回路
701 赤外線LED部
702 赤外線の受光部
901 マウス・フォーマット変換/IrDA赤外線I/F回路
902 バッテリ
903 充放電制御回路
1201 マウス・フォーマット変換/Bluetooth無線インタフェース回路

Claims (5)

  1. 携帯型コンピュータのポインティング入力機構であって、
    コンピュータ本体とは着脱可能にしたポインティング・デバイス構造体を設け、この構造体はコンピュータ本体に実装した状態ではスライド・パッドとして入力操作できるスライド・パッド入力機構を搭載すると共に、コンピュータ本体から分離した状態ではマウスとして入力操作できるマウス入力機構を搭載したことを特徴とする携帯型コンピュータのポインティング入力機構。
  2. 前記スライド・パッド入力機構で使用する2個の操作ボタンを、前記マウス入力機構で使用する操作ボタンと共用にし、
    前記2個の操作ボタンは、前記スライド・パッド入力機構で使用する場合と前記マウス入力機構で使用する場合とでは、左右の操作入力信号を自動的に逆に切り換える手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の携帯型コンピュータのポインティング入力機構。
  3. 前記ポインティング・デバイス構造体は、前記スライド・パッド入力機構または前記マウス入力機構と前記コンピュータ本体との間のデータ授受を行うUSBインタフェースを設け、
    前記USBインタフェースのケーブルとコネクタを内部に収納できる構造としたことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯型コンピュータのポインティング入力機構。
  4. 前記ポインティング・デバイス構造体は、前記スライド・パッド入力機構または前記マウス入力機構と前記コンピュータ本体との間のデータ授受を行うIrDA赤外線インタフェースを設け、
    前記IrDA赤外線インタフェースに電源を供給するバッテリと、このバッテリから前記IrDA赤外線インタフェースへの放電および前記コンピュータ本体に装着したときに該コンピュータ本体の電源で該バッテリを充電する充放電回路を内蔵したことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯型コンピュータのポインティング入力機構。
  5. 前記ポインティング・デバイス構造体は、前記スライド・パッド入力機構または前記マウス入力機構と前記コンピュータ本体との間のデータ授受を行うBluetooth無線インタフェースを設け、
    前記Bluetooth無線インタフェースに電源を供給するバッテリと、このバッテリから前記Bluetooth無線インタフェースへの放電および前記コンピュータ本体に装着したときに該コンピュータ本体の電源で該バッテリを充電する充放電回路を内蔵したことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯型コンピュータのポインティング入力機構。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007257394A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Meidensha Corp ノート型パソコンの入力機構
KR101867407B1 (ko) * 2017-01-11 2018-06-14 금오공과대학교 산학협력단 탈착 가능한 마우스 겸용 터치패드와 컴퓨터 주변기기 수납을 위한 수납공간을 포함하는 랩탑 컴퓨터
KR20180126965A (ko) * 2017-05-19 2018-11-28 대구가톨릭대학교산학협력단 탈착가능한 패드형 마우스가 구비된 노트북

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KR101955932B1 (ko) * 2017-05-19 2019-03-08 대구가톨릭대학교산학협력단 탈착가능한 패드형 마우스가 구비된 노트북

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