JP2007257108A - 自動販売機を利用した屋外監視システム - Google Patents
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Abstract
【課題】通学路などにビデオカメラを設置するためのスペースを容易に確保でき、ビデオカメラが悪戯されたり、破損させられたりしても迅速な対応ができて、しかもビデオカメラの電源を低コストで確保可能な監視システムを提供する。
【解決手段】ビデオカメラが収納された監視機器5を自動販売機3の上に設置する。そして、筐体の蓋の裏面にQRコードの印刷物を貼り付けておく。巡回作業員が、監視機器5のビデオカメラの映像を見たり監視機器5の動作状態をチェックし、チェック結果を、コードを読み取ってそこに含まれるメールアドレス宛(管理サーバ29)に送信して報告する。管理サーバ29の管理者は報告内容を見て監視機器5の修理者を派遣したりする。
【選択図】 図1
【解決手段】ビデオカメラが収納された監視機器5を自動販売機3の上に設置する。そして、筐体の蓋の裏面にQRコードの印刷物を貼り付けておく。巡回作業員が、監視機器5のビデオカメラの映像を見たり監視機器5の動作状態をチェックし、チェック結果を、コードを読み取ってそこに含まれるメールアドレス宛(管理サーバ29)に送信して報告する。管理サーバ29の管理者は報告内容を見て監視機器5の修理者を派遣したりする。
【選択図】 図1
Description
本発明は不審者の監視システムに係り、特に屋外に監視手段を設置した屋外監視システムに関するものである。
最近は児童が犯罪の犠牲になる事件が頻発しており社会問題化している。このため、小学生の登下校時には父兄が通学路に立って児童の安全を図るなどの対策が検討されているが、人的負担が大きく実現が困難な地域が多い。
そこで、通学路などに防犯用にビデオカメラを設置し、監視対象領域を監視するシステムを採用しているところもある。
そこで、通学路などに防犯用にビデオカメラを設置し、監視対象領域を監視するシステムを採用しているところもある。
しかしながら、通学路にビデオカメラを設置するためのスペースを確保することが困難であるという問題がある。また、無人の屋外にビデオカメラを設置した場合、ビデオカメラが悪戯されたり、破損させられたりするおそれがある。
さらに長時間撮影をするとなると、ビデオカメラを外部電源に接続しなければならないが、そのために電源工事をするとなると費用が嵩むことになる。
さらに長時間撮影をするとなると、ビデオカメラを外部電源に接続しなければならないが、そのために電源工事をするとなると費用が嵩むことになる。
それ故、本発明は、上記課題を解決し、経済的に採算の合う効率的な屋外の監視に利用できる監視システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、通学路などにビデオカメラを設置するためのスペースを容易に確保でき、ビデオカメラが悪戯されたり、破損させられたりしても迅速な対応ができて、しかもビデオカメラの電源を低コストで確保可能なことを見出し、本発明の監視システムを提案するに至った。
請求項1の発明は、自動販売機の上に設置された筐体と、屋外を撮影可能な状態で前記筐体に収納された監視用ビデオカメラと、割り当てられた識別情報がコード化されたコードを表示するコード表示手段とを含む監視機器と、前記監視用ビデオカメラにより撮影された監視映像を出力する映像出力手段と、コードを読み取って監視機器の識別情報を記録するコード読取り手段と、前記監視機器の作動状態のチェック結果の記入を促す記入画面を表示する記入画面表示手段と、記入画面に従って記入されたチェック結果を前記監視機器の識別情報とリンクさせて記録内容として記録する記録手段とを含む、前記監視機器の管理機器と、を備えることを特徴とする自動販売機を利用した屋外監視システムである。
請求項2の発明は、請求項1に記載した自動販売機を利用した屋外監視システムにおいて、自動販売機用の電源を監視用ビデオカメラの電源として使用することを特徴とする屋外監視システムである。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載した自動販売機を利用した屋外監視システムにおいて、さらに、管理機器は記録内容を通信回線経由で報告する報告手段を備えることを特徴とする屋外監視システムである。
請求項4の発明は、請求項3に記載した自動販売機を利用した屋外監視システムにおいて、コードにはさらにメールアドレスが含まれており、記入画面表示手段はメール作成画面を表示し、報告手段はメール送信の指令を受けると記録内容をそのメールアドレス宛に送信して報告することを特徴とする屋外監視システムである。
請求項5の発明は、請求項3に記載した自動販売機を利用した屋外監視システムにおいて、コードにはさらにホームページアドレスが含まれており、記入画面表示手段はコードを読み取るとそのホームページアドレスにアクセスしてWeb画面を受け取り、報告手段はWeb送信の指令を受けると記録内容を送信して報告することを特徴とする屋外監視システムである。
本発明によれば、通学路にビデオカメラを設置するためのスペースを容易に確保できて、しかもビデオカメラの電源を低コストで確保できる。また、ビデオカメラが悪戯されたり、破損させられたりしても迅速な対応ができる。
従って、通学路のような屋外の監視に利用できる、実用的な屋外監視システムを提供できる。
従って、通学路のような屋外の監視に利用できる、実用的な屋外監視システムを提供できる。
以下に、本発明の第1の実施の形態に係る自動販売機を利用した屋外監視システムを図面に従って説明する。
図1は自動販売機を利用した屋外監視システム1の全体の説明図である。
図1、図2に示すように、自動販売機3の上に監視機器5が設置されている。
自動販売機3の上面は従来において全く利用されていない空きスペースであるので、監視機器5の設置スペースとして有効に活用できる。また、自動販売機は通りに面して配置されているので、屋外監視システム1の設置場所に適している。
以下、監視機器5の構成を説明する。
図1は自動販売機を利用した屋外監視システム1の全体の説明図である。
図1、図2に示すように、自動販売機3の上に監視機器5が設置されている。
自動販売機3の上面は従来において全く利用されていない空きスペースであるので、監視機器5の設置スペースとして有効に活用できる。また、自動販売機は通りに面して配置されているので、屋外監視システム1の設置場所に適している。
以下、監視機器5の構成を説明する。
符号7は筐体を示し、この筐体7の前面には2つの開口9a、9bが形成されている。また、筐体7の上面は開口しており、蓋11により開閉自在になっている。また、この筐体7と蓋11には図示しない鍵機構が備られており、蓋11をロックできる構成となっている。
筐体7の内部には監視用ビデオカメラ13が収納されている。監視用ビデオカメラ13には2つのレンズ15a、15bが備えられている。これらのレンズ15a、15bは筐体7の開口9a、9bにそれぞれ対向して配置されており、筐体7の外部を撮影できる。レンズ15a、15bは左方向と右方向へそれぞれ傾いた姿勢となっており、かなり広い視野で撮影ができる構成となっている。
筐体7の内部には監視用ビデオカメラ13が収納されている。監視用ビデオカメラ13には2つのレンズ15a、15bが備えられている。これらのレンズ15a、15bは筐体7の開口9a、9bにそれぞれ対向して配置されており、筐体7の外部を撮影できる。レンズ15a、15bは左方向と右方向へそれぞれ傾いた姿勢となっており、かなり広い視野で撮影ができる構成となっている。
監視用ビデオカメラ13には再生用モニター(映像出力手段)は接続されておらず、図3に示すように、ビデオ映像の再生時にはハンディタイプの再生用モニター15がコード17を介して監視用ビデオカメラ13に接続される。
監視用ビデオカメラ13は自動販売機3用に設けられた図示しない電源に接続されて動作し、屋外を常時撮影して、その撮影画像を監視映像として蓄積する。
監視用ビデオカメラ13は自動販売機3用に設けられた図示しない電源に接続されて動作し、屋外を常時撮影して、その撮影画像を監視映像として蓄積する。
符号19はコード印刷物(コード表示手段)を示し、このコード印刷物19は筐体7の蓋11の裏面に貼り付けられている。コード印刷物19にはQR(二次元)コード)が印刷されている。コード化されているものは、監視用ビデオカメラ13の識別情報、具体的には設置されている地点を特定するための巡回コース、監視ポイント(地点)と、メールアドレスである。このメールアドレスは、屋外監視システム1における管理会社の管理サーバ29の備えるメールサーバのメールアドレスである。
なお、メールアドレスは、(abcd@xxx.com)で構成されており、「abcd」は監視機器5の識別情報(巡回コース、監視ポイント)になっている。従って、受信したメールアドレスからどこに設置された監視機器5かを判別することができる。
なお、メールアドレスは、(abcd@xxx.com)で構成されており、「abcd」は監視機器5の識別情報(巡回コース、監視ポイント)になっている。従って、受信したメールアドレスからどこに設置された監視機器5かを判別することができる。
以下、管理機器21の構成を説明する。
符号23はPDAを示し、このPDA23には、図4に示すように、クレードル24を介して、コード印刷物19に表示されたQRコードのペン型スキャナ(コード読取り手段)25が着脱自在に接続されている。ペン型スキャナはマニュアルタイプなので大きなコードでも読み取ることができる。ペン型スキャナは市販されているが、携帯している人は業務に必要な人を除けば少ないので、ペン型スキャナに対応したコードに印刷することで、悪戯を未然に防止することができる。また、PDA23には携帯電話機27も着脱可能に接続される。
PDA23には制御部と管理プログラムの格納された記録部が備えられている。携帯電話機27には制御部と表示部と入力部と記録部とメール通信部とが備えられている。また、携帯電話機27にはカメラ部も備えられている。
符号23はPDAを示し、このPDA23には、図4に示すように、クレードル24を介して、コード印刷物19に表示されたQRコードのペン型スキャナ(コード読取り手段)25が着脱自在に接続されている。ペン型スキャナはマニュアルタイプなので大きなコードでも読み取ることができる。ペン型スキャナは市販されているが、携帯している人は業務に必要な人を除けば少ないので、ペン型スキャナに対応したコードに印刷することで、悪戯を未然に防止することができる。また、PDA23には携帯電話機27も着脱可能に接続される。
PDA23には制御部と管理プログラムの格納された記録部が備えられている。携帯電話機27には制御部と表示部と入力部と記録部とメール通信部とが備えられている。また、携帯電話機27にはカメラ部も備えられている。
この実施の形態では、スキャナ25がQRコードを読み取ると、PDA23の制御部がその情報を取得し、そこに含まれるメールアドレス宛のメール作成画面を作成して、携帯電話機27の表示部に表示する。メール作成画面は、当該監視機器5の動作状態のチェック結果の記入を巡回作業員に促す記入画面である。従って、記入画面表示手段はPDA23と携帯電話機27とによって構成されている。
また、携帯電話機27の入力部の操作により記入画面に従って記入されたチェック結果は、監視機器5の識別情報とリンクされて記録内容として携帯電話機27の記録部に記録される。従って、記録手段は携帯電話機27によって構成されている。この記録内容は、携帯電話機27のメール通信部を利用して送信される。報告手段は携帯電話機27によって構成されている。
なお、メールには携帯電話機27のカメラ部の操作により撮影された監視機器5の破損状況を撮影したカメラ画像を添付して送信することもできる。
また、携帯電話機27の入力部の操作により記入画面に従って記入されたチェック結果は、監視機器5の識別情報とリンクされて記録内容として携帯電話機27の記録部に記録される。従って、記録手段は携帯電話機27によって構成されている。この記録内容は、携帯電話機27のメール通信部を利用して送信される。報告手段は携帯電話機27によって構成されている。
なお、メールには携帯電話機27のカメラ部の操作により撮影された監視機器5の破損状況を撮影したカメラ画像を添付して送信することもできる。
以下に、屋外監視システム1の利用方法と、利用時の管理機器21などの動作内容を、図5のフローチャートに従って説明する。
巡回作業員は、再生用モニター15、管理機器21(PDA23、クレードル24、スキャナ25、携帯電話機27)を所持して、所定の巡回コースを回り、この監視システム1用の巡回監視を行う。
巡回作業員は、巡回コース(TMコース)の監視地点(1)に到着すると、以下の手順で監視作業を行う。
巡回作業員は、再生用モニター15、管理機器21(PDA23、クレードル24、スキャナ25、携帯電話機27)を所持して、所定の巡回コースを回り、この監視システム1用の巡回監視を行う。
巡回作業員は、巡回コース(TMコース)の監視地点(1)に到着すると、以下の手順で監視作業を行う。
(1)監視機器5の筐体7の外観を検査する。
(2)図2に示すように、監視機器5の筐体7の蓋11を開けて監視用ビデオカメラ13を取り出し、監視用ビデオカメラ13に再生用モニターをコードで接続して、録画された監視画像を再生して見て、正常に録画されているかをチェックする。
(2)図2に示すように、監視機器5の筐体7の蓋11を開けて監視用ビデオカメラ13を取り出し、監視用ビデオカメラ13に再生用モニターをコードで接続して、録画された監視画像を再生して見て、正常に録画されているかをチェックする。
(3)次に報告処理作業に入る。
監視機器5のチェック結果はレベルで分類する。レベル0は破損や悪戯がなく、所定の動作状態(即ち、監視用ビデオカメラ13が所定の撮影方向で撮影を継続できる状態)であること意味する。レベル1は破損や悪戯があるが、所定の動作が可能な状態を意味し、レベル2は破損、悪戯などがあり、所定の動作が不可能な状態を意味する。例えば、筐体7が落書きされている程度であれば、レベル1に相当し、監視用ビデオカメラ13のレンズにペンキが塗られており撮影できない状態であれば、レベル2に相当する。
監視機器5のチェック結果はレベルで分類する。レベル0は破損や悪戯がなく、所定の動作状態(即ち、監視用ビデオカメラ13が所定の撮影方向で撮影を継続できる状態)であること意味する。レベル1は破損や悪戯があるが、所定の動作が可能な状態を意味し、レベル2は破損、悪戯などがあり、所定の動作が不可能な状態を意味する。例えば、筐体7が落書きされている程度であれば、レベル1に相当し、監視用ビデオカメラ13のレンズにペンキが塗られており撮影できない状態であれば、レベル2に相当する。
図6のフローチャートに従って、報告手順を詳細に説明する。巡回作業員はPDA23にスキャナ25と携帯電話機27とが接続されてなる管理機器21を取り出し、先ず、スキャナ25を操作してコード印刷物19のQRコードを読み取る。
QRコードが読み取られると、携帯電話機27の表示部にメール作成画面が表示されるので、巡回作業員は悪戯や破損がある場合には、図7に示すように、題名の入力欄に、レベル1を意味する“1”か、或いはレベル2を意味する“2”を携帯電話機27の入力部の操作により入力する。また、必要により、本文の入力欄に、同様の操作により、簡単な説明、例えば、レンズにペンキが塗られているなどを入力する。なお、レベル0の場合には何も入力せず、空メールとする。
QRコードが読み取られると、携帯電話機27の表示部にメール作成画面が表示されるので、巡回作業員は悪戯や破損がある場合には、図7に示すように、題名の入力欄に、レベル1を意味する“1”か、或いはレベル2を意味する“2”を携帯電話機27の入力部の操作により入力する。また、必要により、本文の入力欄に、同様の操作により、簡単な説明、例えば、レンズにペンキが塗られているなどを入力する。なお、レベル0の場合には何も入力せず、空メールとする。
次に、巡回作業員は管理サーバのメールアドレス宛に、携帯電話機27のメール通信部の操作により送信し、蓋11を閉める。次に、図8に示す所定の記録シート(巡回コース点検確認表)に点検済みを記載する。この記録シートは勤怠記録シートであり、所定の巡回ルートの巡回を終了した後に、巡回作業員が所定の部署に提出する。
上記の作業を終了すると、巡回作業員は次の地点に向かって移動し、その地点に到達すると同様の作業を繰り返す。
上記の作業を終了すると、巡回作業員は次の地点に向かって移動し、その地点に到達すると同様の作業を繰り返す。
一方、巡回作業員によりメール送信されると、QRコードの読み取りにより得られた監視用ビデオカメラ13の識別情報はチェック結果とリンクされて記録内容として、携帯電話機27の記録部に記録されると共に、管理サーバ29の記録部に記録される。
メールを受信した管理サーバ29の管理者は、その内容をチェックして対応する。まず、メールの発信元のメールアドレスをチェックする。そして、管理サーバ29は登録外のメールアドレスを発信元とするメールを受信したときには、管理サーバ29の管理者は、現場に修理者を向かわせ監視機器5に異常がないかどうかを確認させる。そして、異常有りの場合には修理したり監視機器5を回収したりすると共に、その監視機器5に割り当てられたQRコードを変更する。なお、異常無しの場合でも、QRコードは変更する。今度の悪戯によるメール送信を未然に防止するためである。
メールを受信した管理サーバ29の管理者は、その内容をチェックして対応する。まず、メールの発信元のメールアドレスをチェックする。そして、管理サーバ29は登録外のメールアドレスを発信元とするメールを受信したときには、管理サーバ29の管理者は、現場に修理者を向かわせ監視機器5に異常がないかどうかを確認させる。そして、異常有りの場合には修理したり監視機器5を回収したりすると共に、その監視機器5に割り当てられたQRコードを変更する。なお、異常無しの場合でも、QRコードは変更する。今度の悪戯によるメール送信を未然に防止するためである。
なお、巡回作業員が送信したメールの情報によって、巡回ポイントを抜かして巡回した場合には、管理サーバにおいて警報が発せられる。この警報に気づいた管理者が巡回作業員に電話をかけて、抜けた巡回ポイントを伝える。或いは管理サーバに電話を接続しておき、巡回ポイントを抜かして巡回した場合には、巡回作業員に自動的に電話をして、その旨をアナウンスするシステム構成としてもよい。
次に、記録内容をチェックする。
例えば、レベル1の場合には、後日、専門の修理者を現場に出動させてその場で修理できる場合にはその監視機器5を修理し、その場で修理が不可能な場合にはそれを回収し代替の監視機器5を設置しておく。
レベル2の場合で、破損が故意によるものと判断した場合には警察署に連絡したり、警備員による当該巡回コースの巡回を行ったりする。また、監視機器5が所定の状態で作動できない場合には、修理者を現場に出動させて上記と同様に対応させる。
例えば、レベル1の場合には、後日、専門の修理者を現場に出動させてその場で修理できる場合にはその監視機器5を修理し、その場で修理が不可能な場合にはそれを回収し代替の監視機器5を設置しておく。
レベル2の場合で、破損が故意によるものと判断した場合には警察署に連絡したり、警備員による当該巡回コースの巡回を行ったりする。また、監視機器5が所定の状態で作動できない場合には、修理者を現場に出動させて上記と同様に対応させる。
以下に、本発明の第2の実施の形態に係る自動販売機を利用した屋外監視システムを、図9のフローチャートに従って説明する。
この屋外監視システムでは、携帯電話機を使用せずにWeb通信機能を有するPDAを利用している。そして、QRコードにはホームページアドレスが含まれており、メール送信ではなく、Web通信を利用している。
QRコードが読み取られると、管理サーバにWeb画面の送信要求がなされ、PDAはその画面を受け取ると表示部にWeb画面を表示する。
この屋外監視システムでは、携帯電話機を使用せずにWeb通信機能を有するPDAを利用している。そして、QRコードにはホームページアドレスが含まれており、メール送信ではなく、Web通信を利用している。
QRコードが読み取られると、管理サーバにWeb画面の送信要求がなされ、PDAはその画面を受け取ると表示部にWeb画面を表示する。
このWeb画面はログインページであり、パスワードを入力して送信すると、管理サーバが認証を行い、OKの場合には管理サーバから記入画面としてのWeb画面を受け取れる。従って、巡回作業員は、第1の実施の形態と同様に所定の記入欄に記入する。
次に、スキャナを操作して、監視用ビデオカメラの識別情報を読み取ると、その識別情報がWeb画面上に表示される。
最後に、Web画面を送信し、さらにログアウトして作業を終了する。
このシステムではWeb送信を利用しており、セキュリティを高く設定できる利点がある。
次に、スキャナを操作して、監視用ビデオカメラの識別情報を読み取ると、その識別情報がWeb画面上に表示される。
最後に、Web画面を送信し、さらにログアウトして作業を終了する。
このシステムではWeb送信を利用しており、セキュリティを高く設定できる利点がある。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の具体的構成が上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨から外れない範囲での設計変更があっても本発明に含まれる。
例えば、上記の実施の形態では、携帯電話機、PDAと言った現在使用されている機器を用いてシステムを構成しているが、所定の機能を達成できれば、PCなどを利用してもよい。
また、データを対象に送る場合などは、携帯電話機を通信機能のみに利用してもよい。さらに、スキャナとして携帯電話機の備えるスキャナ部を利用してもよい。
上記実施の形態では本発明の監視機器を通学路に配置する例を示したが、本発明はこれに限定されず、商店街等、通学路以外の箇所に設置できることは勿論である。
例えば、上記の実施の形態では、携帯電話機、PDAと言った現在使用されている機器を用いてシステムを構成しているが、所定の機能を達成できれば、PCなどを利用してもよい。
また、データを対象に送る場合などは、携帯電話機を通信機能のみに利用してもよい。さらに、スキャナとして携帯電話機の備えるスキャナ部を利用してもよい。
上記実施の形態では本発明の監視機器を通学路に配置する例を示したが、本発明はこれに限定されず、商店街等、通学路以外の箇所に設置できることは勿論である。
本発明の自動販売機を利用した屋外監視システムによれば、自動販売機やその電力供給用の外部電源を利用できるので設置費用を低く抑えることができる。
1‥‥自動販売機を利用した屋外監視システム
3‥‥自動販売機 5‥‥監視機器 7‥‥筐体 9‥‥開口
11‥‥蓋 13‥‥監視用ビデオカメラ
15‥‥再生用モニター 17‥‥コード
19‥‥コード印刷物 21‥‥管理機器
23‥‥PDA 24‥‥クレードル 25‥‥スキャナ
27‥‥携帯電話機 29‥‥管理サーバ
3‥‥自動販売機 5‥‥監視機器 7‥‥筐体 9‥‥開口
11‥‥蓋 13‥‥監視用ビデオカメラ
15‥‥再生用モニター 17‥‥コード
19‥‥コード印刷物 21‥‥管理機器
23‥‥PDA 24‥‥クレードル 25‥‥スキャナ
27‥‥携帯電話機 29‥‥管理サーバ
Claims (5)
- 自動販売機の上に設置された筐体と、屋外を撮影可能な状態で前記筐体に収納された監視用ビデオカメラと、割り当てられた識別情報がコード化されたコードを表示するコード表示手段とを含む監視機器と、
前記監視用ビデオカメラにより撮影された監視映像を出力する映像出力手段と、コードを読み取って監視機器の識別情報を記録するコード読取り手段と、前記監視機器の作動状態のチェック結果の記入を促す記入画面を表示する記入画面表示手段と、記入画面に従って記入されたチェック結果を前記監視機器の識別情報とリンクさせて記録内容として記録する記録手段とを含む、前記監視機器の管理機器と、
を備えることを特徴とする自動販売機を利用した屋外監視システム。 - 請求項1に記載した自動販売機を利用した屋外監視システムにおいて、自動販売機用の電源を監視用ビデオカメラの電源として使用することを特徴とする屋外監視システム。
- 請求項1または2に記載した自動販売機を利用した屋外監視システムにおいて、さらに、管理機器は記録内容を通信回線経由で報告する報告手段を備えることを特徴とする屋外監視システム。
- 請求項3に記載した自動販売機を利用した屋外監視システムにおいて、
コードにはさらにメールアドレスが含まれており、記入画面表示手段はメール作成画面を表示し、報告手段はメール送信の指令を受けると記録内容をそのメールアドレス宛に送信して報告することを特徴とする屋外監視システム。 - 請求項3に記載した自動販売機を利用した屋外監視システムにおいて、
コードにはさらにホームページアドレスが含まれており、記入画面表示手段はコードを読み取るとそのホームページアドレスにアクセスしてWeb画面を受け取り、報告手段はWeb送信の指令を受けると記録内容を送信して報告することを特徴とする屋外監視システム。
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