JP2007256679A - 投射型画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子が発する光の利用効率が良好であり、照度が良好な投影画像を表示することが出来る投射型画像表示装置を提供する。
【解決手段】投射型画像表示装置10は、赤色、緑色及び青色の光をそれぞれ発光するLED1R、LED1G、及びLED1Bをフィリップスプリズム4の周囲三面に備える。フィリップスプリズム4は、第1ダイクロイック膜が形成された第2面4cを有する第1プリズム4aと、第2ダイクロイック膜が形成された第5面4gを有する第2プリズム4eと、第3プリズム4iとを備える。3色の光は、フィリップスプリズム4により略同一の光軸上に合成され、DMD6における光の利用効率が良好である。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光素子が発する光の利用効率が良好であり、照度が良好な投影画像を表示することが可能である投射型画像表示装置に関する。
従来、フロントプロジェクション方式として光源により生成した画像に係る変調光をスクリーンに投影してスクリーン上に画像表示を行うプロジェクタ(投射型画像表示装置)が存在する。また、このような投射型画像表示装置の構成は、リアプロジェクションテレビに代表されるリアプロジェクション方式にも適用されている。投射型画像表示装置は光源としてランプを用いるものと、レーザ及びダイオード等の発光素子を用いるものがあり、一方、投影対象の元画像を生成する空間光変調素子(ライトバルブ)の種類で区別した場合、DMD(Digital Mirror Device:登録商標)を用いるものと、液晶表示パネルを用いたものとに分かれる。
図6は、光源にランプを用いると共にライトバルブにDMDを用いた従来の投射型画像表示装置30(DLP方式:Digital Light Projector)の構成を示す概略図である。投射型画像表示装置30は、光源のランプ32に対向するようにカラーホイール33を配置し、ランプ32から出射した光線の進行方向においてカラーホイール33より下流となる側にロッドインテグレータ34、計3組のコンデンサレンズ35a〜35c、及びミラー36を配置し、ミラー36で光線をDMD37へ向くように反射させ、DMD37で生成された画像の変調光を投射レンズ38から投影する。
ランプ32は、HID(High Intensity Discharge Lamps)ランプで総称される放電ランプであり、ランプ32の中央に設けられた発光管32aから出射した光線は、主に硝子基材からなる楕円面や双曲面により形成されたリフレクタ(反射鏡)32bで反射して、所望の方向及び領域を照射するように進行する。
カラーホイール33は、少なくとも赤(以下、Rと称す)色,緑色(以下、Gと称す),及び青色(以下、Bと称す)の光線を透過させるダイクロイックミラーが形成された3つのセグメントに分割されている。なお、カラーホイール33の回転は図示しない制御部により制御されている。
カラーホイール33の出射側に配置されたロッドインテグレータ34は主に硝子基材で柱状に形成されており、入射面34aから所望の広がり角で入射した光線群を、硝子基材と周囲の空気との屈折率の差により硝材基材の内側界面で全反射を繰り返して硝子基材内部を効率良く伝播させる。その結果、ロッドインテグレータ34の出射面34bでは、光線群の入射角度が維持されたままで光源の多重反射像が生じ、照度が均一化される。
次に、投射型画像表示装置30の投影制御を説明すると、図示しない制御部はDMD37の同期信号によりカラーホイール33の位相回転制御を行い、この制御により、例えば、DMD37へR色画像データが入力されている時間帯にランプ32の出射光線がカラーホイール33のR色セグメントを通過するようにカラーホイール33の回転が行われる。
そのため、ランプ32の出射光線はカラーホイール33を通過することで、順にR色、G色、及び、B色の光線となり、それと同期してDMD37も順にR、G、B用の画像を形成するので、R、G、B光線がDMD37に入出射されることにより順にR、G、B画像の光線が生成される。これらR、G、B画像の光線が投射レンズ38からスクリーン(図示せず)へ投影されることで、スクリーンにR、G、B画像が表示される。
図7は、光源に発光素子を用いると共にライトバルブに1枚の液晶パネルを用いたLCD1枚方式の投射型画像表示装置40の構成を示す概略図である。発光素子には、アイセーフ性を持たせたレーザ、レーザダイオード、及び発光ダイオード(LED)等の固体半導体発光素子の適用が可能である。
投射型画像表示装置40は、R光線を発光するLED41R、G光線を発光するLED41G、及びB光線を発光するLED41Bにそれぞれ対向して、各LED41R、41G、41Bからの出射光の広がり角度を制御するレンズ42R、42G、42Bを配置すると共に、レンズ42R、42G、42Bを通過した光線が入射するようにダイクロイックミラー43R、43G、43Bを配置している。また、ダイクロイックミラー43R、43G、43Bの下流側にはレンズ44、第1フライアイレンズ45a、PS分離合成ユニット46、第2フライアイレンズ45b、液晶パネル47、及び投射レンズ48をそれぞれ配置している。
投射型画像表示装置40では、各LED41R、41G、41Bからの出射光を液晶パネル47上又は近傍で結像させるために、各LED41R、41G、41Bから液晶パネル47までの光路長を揃えている。そのため、LED41Bからダイクロイックミラー43Bまでの距離が一番長く、以下、LED41Gからダイクロイックミラー43Gまでの距離が二番目に長く、LED41Rからダイクロイックミラー43Rまでの距離が一番短くなるように各LED41R、41G、41Bを配置すると共に、ダイクロイックミラー43R、43G、43Bの大きさもそれぞれ相異させている。
投射型画像表示装置40では、液晶パネル47上又は近傍で各LED41R、41G、41Bからの出射光を結像させるので、各LED41R、41G、41Bの発光ムラが直接的にそのまま照度ムラへと繋がる。このため、投射型画像表示装置40は、液晶パネル47の上流側に位置するPS分離合成ユニット46を第1、第2フライアイレンズ45a、45bで挟み込み、液晶パネル47上でのLED光(LED像)を多重結合化して照度ムラの改善を図っている。
図8は、光源にLEDを用いると共にライトバルブに1枚のDMDを用いたDMD1枚方式の従来の投射型画像表示装置50の構成を示す概略図である。
立方体状の合成プリズムとしてのクロスダイクロイックプリズム54の周囲三面には、R色の光を発光するLED51R、G色の光を発光するLED51G、及びB色の光を発光するLED51Bが配置されている。各LED51R、51G及び51Bとクロスダイクロイックプリズム54との間には、集光レンズ52R及び53R、52G及び53G、52B及び53Bがそれぞれ配置されている。クロスダイクロイックプリズム54の出射側には、TIR(Total Internal Reflection:全反射)プリズム55、DMD56及び投射レンズ57が配置されている。
クロスダイクロイックプリズム54は、R光を反射する一方、G、B光を透過するダイクロイックミラー54R、及びB光を反射する一方、R、G光を透過するダイクロイックミラー54Bを対角線上に設けている。なお、各ダイクロイックミラー54R、54Bは、クロスダイクロイックプリズム54を構成するプリズム部材を貼り合わせて一体的に形成されている。
LED51Rで発光し、レンズ52R及び53Rを通過したR光は、ダイクロイックミラー54Rで反射し、クロスダイクロイックプリズム54を出射してTIRプリズム55へ向かう。また、LED51Bで発光し、レンズ52B及び53Bを通過したB光は、ダイクロイックミラー54Bで反射し、クロスダイクロイックプリズム54を出射してTIRプリズム55へ向かう。LED51Gで発光し、レンズ52G及び53Gを通過したG光は、光軸がダイクロイックミラー54Rと54Bとの交点を通る状態で、ダイクロイックミラー54R及び54Bを透過して、クロスダイクロイックプリズム54を出射し、TIRプリズム55へ向かう。LED51R、LED51G及びLED51Bは、時分割駆動により順次点灯され、各色の光は、このクロスダイクロイックプリズム54において、同一の光軸上に合成された上で、クロスダイクロイックプリズム54を出射する。
TIRプリズム55は、平面視が図の如く、一角が鋭角のプリズムである第1プリズム55aと、平面視が直角三角形である第2プリズム55bとを備える。第1プリズム55aに入射した光は、第1プリズム55aを通過して、第2プリズム55bに入射し、第2プリズム55bを通過して、DMD56に入射する。DMD56に入射した光は、電気的にオン・オフされるDMD56のマイクロミラーの傾き角度に応じて変調され、第2プリズム55bに入射して、第2プリズム55bの反射面55cで反射して、投射レンズ57に入射する。R,G,B光が順次DMD56に入射されることにより、順次R,G,B画像の光が生成され、該光が第2プリズム55bの反射面55cで全反射し、投射レンズ57を介してスクリーンに投射されて、スクリーンにR、G、B画像が表示される。スクリーン上に表示されたR,G,B画像は、各々が人間の色分解能以上の速さで切り換えられるため、錯覚的にカラー画像として視認される。
特許文献1には、クロスダイクロイックプリズムの3入射面にR、G及びB光の各LEDから発光し、第1フライアイレンズ及び第2フライアイレンズを通した出射光を入射し、出射面からR、G及びB光の合成照明光を出射し、第1フライアイレンズの各素子レンズの出射瞳の拡大像を、この素子に対応する第2フライアイレンズ、及び以後の照明レンズを通して、DMDパネルにやや大きめに結像する光学系を有し、DMDパネル上の画素のオン画素から反射した光のみが投射レンズを通過してスクリーンに結像する投射型画像表示装置の発明が開示されている。
特許文献2には、LEDから発する光を半円形の開口部を有する放物面反射鏡により反射して略平行光束化し、2つの台形プリズムの底面同士が接合され接合面に半透鏡特性の薄膜が施されている六角形プリズムに略平行光束を入射させ、前記薄膜により2分割させて、プリズム出射後の光束が円形断面の照明光となり、インテグレータ系のフライアイレンズに導かれるように構成された光源装置を有する投射型画像表示装置の発明が開示されている。
特許文献3には、複数のR色LEDの中にY色LEDが少なくとも1つ混在するR色光源ユニットと、複数のG色LEDからなるG色光源ユニットと、複数のB色LEDからなるB色光源ユニットとをクロスダイクロイックプリズムの3面と対向させてそれぞれ配置し、G色の発光時にY色LEDを同時に発光させ、両者から発せられた光の合成光がG色光としてライトバルブに照射されるように構成された投射型画像表示装置の発明が開示されている。
特開2003−186110号公報 特開2004−53949号公報 特開2005−189277号公報
図6の投射型画像表示装置30は、ランプ32aから出射した光、及びランプ32aから出射し、リフレクタ32bにて反射した光を、カラーホイール33で集光しているが、光のロスが多く、光の利用効率が悪いという問題がある。また、光路が長く、装置全体が大型化するという問題がある。
図7の投射型画像表示装置40においては、ダイクロイックミラー43R,43G,43Bが平行平板であるために、光学的な収差、特に非点収差が大きく発生し、集光光学系及び合成系に各LEDの光を効率よく導くことが出来ず、投射光がにじむという問題がある。
また、図8及び特許文献1の投射型画像表示装置の場合、LEDから出射した光をクロスダイクロイックプリズムにより合成しているが、これらの投射型画像表示装置のライトバルブはDMDであり、ランダム偏光が使用されている。
図9は、図8のクロスダイクロイックプリズム54の分光特性を示したグラフである。図9中、Bave:B光の自然光(ランダム偏光)に対する分光特性、Bs:B光のS偏光に対する分光特性、Bp:B光のP偏光に対する分光特性、Rave:R光のランダム偏光に対する分光特性、Rs:R光のS偏光に対する分光特性、Rp:R光のP偏光に対する分光特性を示す。図9より、クロスダイクロイックプリズム54においては、P偏光とS偏光とで分光特性に大きな差が生じていることが分かる。従って、理想的なダイクロイック特性が得られず、DMD56における光の利用効率が悪いという問題がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、合成プリズムとしてフィリップスプリズムを用いることにより、発光素子が発する光の利用効率が良好であり、照度が良好な投影画像を表示することが出来る投射型画像表示装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、LEDを光軸方向に移動させる手段を備えることで、所望の色の光の光路長を調整することが出来、各色のぼやけ具合等を揃えることが出来るとともに、装置全体の小型化を図ることが出来る投射型画像表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る投射型画像表示装置は、少なくとも2以上の異なる色の光を各別に発する発光素子と、各発光素子が発する光を集光する集光レンズと、各集光レンズが発する光を入射し、該光を全反射又は通過させ、各色の光を略同一の光軸上に合成する合成プリズムと、該合成プリズムから入射した光を、画像情報に基づきオン状態とオフ状態とに切り替えて反射させるマイクロミラーを有するDMDと、該DMDが反射した光を被投射体へ投射する投射レンズとを備える投射型画像表示装置において、前記合成プリズムが、フィリップスプリズムであることを特徴とする。
本発明においては、P偏光とS偏光とで分光特性の差が少ないフィリップスプリズムを合成プリズムとして用いるので、ランダム偏光を用いるDMDにおいて、フィリップスプリズムにより合成された光を有効に利用することが出来る。従って、投射光の照度が良好である。
そして、各発光素子が発した光の光路を短くすることが出来、装置全体を小型化することが出来る。
本発明に係る投射型画像表示装置は、第1色、第2色及び第3色の光を各々発する第1発光素子、第2発光素子及び第3発光素子を備え、前記フィリップスプリズムは、前記第1発光素子が発する第1色の光が入射する第1面と、該第1色の光を反射させ、前記第2色及び第3色の光を透過させる第1誘電体多層膜が形成された第2面と、前記第1色、第2色及び第3色の光が出射する第3面とを有する第1プリズムと、前記第2色の光が入射する第4面と、前記第2色の光を反射させ、前記第3色の光を透過させる第2誘電体多層膜が形成された第5面と、前記第2色及び第3色の光が出射する、前記第1プリズムの第3面に空気層を介して対向する第6面とを有する第2プリズムと、前記第3色の光が入射する第7面と、前記第5面に対向し、前記第3色の光が出射する第8面とを有する第3プリズムとを備えることを特徴とする。
本発明においては、第1発光素子が発した第1色の光は、第1プリズムの第1面に入射し、第3面で反射し、さらに第2面の第1誘電体多層膜で反射して、第3面を出射する。第2発光素子が発した第2色の光は、第2プリズムの第4面に入射し、第6面で反射し、さらに第5面の第2誘電体多層膜で反射して、第6面を出射し、第2面の第1誘電体多層膜を透過して、第3面を通過する。第3発光素子が発した第3色の光は、第3プリズムの第7面に入射し、第8面から出射し、第5面の第2誘電体多層膜を透過して第6面から出射し、第2面の第1誘電体多層膜を透過して、第3面から出射する。
本発明においては、以上のようにして、効率良く、光路長を短くして、3色の光を合成することが出来るので、装置全体をさらに小型化することが出来る。
本発明に係る投射型画像表示装置は、前記フィリップスプリズムが、前記第3面から出射した各色の光が入射する第9面と、第9面から入射した光が出射する第10面とを有する第4プリズムを備えることを特徴とする。
本発明においては、P偏光とS偏光との分光特性の差がさらに減じ、光の利用効率がさらに良好になる。
本発明に係る投射型画像表示装置は、第1色、第2色及び第3色の光を各々発する第1発光素子、第2発光素子及び第3発光素子を備え、前記フィリップスプリズムは、前記第1発光素子が発する第1色の光が入射する第1面と、該第1色の光を反射させ、前記第3色の光を透過させる、第1誘電体多層膜が形成された第2面と、前記第1色及び第3色の光が出射する第3面とを有する第1プリズムと、前記第2色の光が入射する第4面と、前記第2色の光を反射させ、前記第1色及び第3色の光を透過させる第2誘電体多層膜が形成され、前記第3面に対向する第5面と、前記第1色、第2色及び第3色の光が出射する第6面とを有する第2プリズムと、前記第3色の光が入射する第7面と、前記第2面に対向し、前記第3色の光が出射する第8面とを有する第3プリズムとを備えることを特徴とする。
本発明においては、第1発光素子が発した第1色の光は、第1プリズムの第1面に入射し、第3面で反射し、さらに第2面の第1誘電体多層膜で反射して、第3面を出射する。そして、第2プリズムの第5面の第2誘電体多層膜を透過して、第6面から出射する。第2発光素子が発した第2色の光は、第2プリズムの第4面に入射し、第6面で反射し、さらに第5面の第2誘電体多層膜で反射して、第6面から出射する。第3発光素子が発した第3色の光は、第3プリズムの第7面に入射し、第8面から出射し、第2面の第1誘電体多層膜を透過して第3面から出射した後、第5面の第2誘電体多層膜を透過して、第6面から出射する。
本発明においては、以上のようにして、効率良く、光路長を短くして、3色の光を合成することが出来るので、装置全体をさらに小型化することが出来る。
本発明に係る投射型画像表示装置は、前記フィリップスプリズムは、前記第3面から出射した各色の光が入射する第9面と、第9面から入射した光が出射する第10面とを有する第4プリズムを備えることを特徴とする。
本発明においては、P偏光とS偏光との分光特性の差がさらに減じ、光の利用効率がさらに良好になる。
本発明に係る投射型画像表示装置は、前記フィリップスプリズムは、第1プリズムと第2プリズムとの平面視の寸法が略同一であることを特徴とする。
本発明においては、第1プリズムと第2プリズムとの平面視の寸法が略同一であるので、使用する硝子の量が減じ、加工設備を共通化することが出来るので、装置のコストダウンが図られる。
本発明に係る投射型画像表示装置は、前記第1色、第2色及び第3色は、それぞれ赤色、青色及び緑色であることを特徴とする。
本発明においては、3原色を良好に合成することが出来る。
本発明に係る投射型画像表示装置は、前記発光素子が、面発光型LEDであることを特徴とする。
本発明においては、LEDの形状とDMDの開口形状とを一致させることが出来るので、結像倍率の観点から各LEDからの出射光の全てを有効に利用することが出来る。
本発明に係る投射型画像表示装置は、少なくとも一のLEDを光軸方向に移動させる手段を備えることを特徴とする。
本発明においては、LEDを所定距離移動させることによって、所望の色の光の光路長を調整することが出来、各色のぼやけ具合等を揃えることが出来る。
また、フィリップスプリズムの各構成プリズムの光軸方向の長さを変えて各色の光の光路を変える場合と比較して、装置全体をより小型にすることが出来る。
本発明によれば、フィリップスプリズムを合成プリズムとして用いるので、ランダム偏光を用いるDMDにおいて、フィリップスプリズムにより合成された光を有効に利用することが出来、投射光の照度が良好である。
本発明によれば、集光レンズを所定距離移動させることで、所望の色の光の光路長を調整することが出来、各色のぼやけ具合等を揃えることが出来る。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る投射型画像表示装置の構成を示す概略図であり、図中、10が投射型画像表示装置である。
投射型画像表示装置10は、光源の発光素子として、R色の光を発光するLED1R、G色の光を発光するLED1G、及びB色の光を発光するLED1Bを備える。LED1R、LED1G及びLED1Bは、フィリップスプリズム4の周囲三面に、それぞれ配置されている。LED1R、LED1G及びLED1Bは面発光型のLEDであり、時分割駆動により順次点灯される。
フィリップスプリズム4は、平面視が三角形状である第1プリズム4a,第2プリズム4eと、平面視が台形状である第3プリズム4iとを備える。
第1プリズム4aは、LED1Rが発する光が入射する第1面4bと、LED1Bと対向し、内側に第1ダイクロイック膜(誘電体多層膜)が形成された第2面4cと、斜辺に対応する第3面4dとを備える。ダイクロイック膜は、屈折率がそれぞれ異なる誘電体の多層膜からなり、2以上の波長域の光を分離するものである。第1ダイクロイック膜は、R光を反射させ、G光及びB光を透過させる。
第2プリズム4eは、LED1Bが発する光が入射する第4面4fと、LED1Gと対向し、内側に第2ダイクロイック膜(誘電体多層膜)が形成された第5面4gと、第2面4cに所定間隔を隔てて対向する第6面4hとを備える。第2ダイクロイック膜は、B光を反射させ、R光及びG光を透過させる。
第3プリズム4iは、LED1Gが発する光が入射する第7面4jと、第5面4gと接合された第8面4kとを備える。
なお、第1ダイクロイック膜が形成される面は、第2面4cに限定されるものではなく、第6面4hに設けてもよく、第2ダイクロイック膜が形成される面は、第5面4gに限定されるものではなく、第8面4kに設けてもよい。
LED1Rと第1プリズム4aの第1面4bとの間には、集光レンズ2R及び3Rが配置されている。同様に、LED1Bと第2プリズム4eの第4面4fとの間には、集光レンズ2B及び3Bが配置され、LED1Gと第3プリズム4iの第7面4jとの間には、集光レンズ2G及び3Gがそれぞれ配置されている。フィリップスプリズム4の出射側には、TIRプリズム5、DMD6及び投射レンズ7が配置されている。
LED1Rが発したR光は、第1プリズム4aの第1面4bに主光線を略垂直として入射し、第3面4dで反射し、さらに第1ダイクロイック膜が形成された第2面4cで反射して、第3面4dを出射する。
LED1Bが発したB光は、第2プリズム4eの第4面4fに主光線を略垂直として入射し、第6面4hで反射し、さらに第5面4gの第2ダイクロイック膜で反射して、第6面4hを出射し、第1プリズム4aの第2面4cの第1ダイクロイック膜を透過して、第3面4dから出射する。
LED1Gが発したG光は、第3プリズム4iの第7面4jに主光線を略垂直として入射し、第8面4kから出射し、第2プリズム4eの第5面4gの第2ダイクロイック膜を透過して第6面4hから出射し、第1プリズム4aの第2面4cの第1ダイクロイック膜を透過して、第3面4dから出射する。
R光は、第1ダイクロイック膜にて反射した後、光路がG光の光路に略一致した状態で、第3面4dを出射する。B光は、第2ダイクロイック膜にて反射した後、光路がG光の光路に略一致した状態で、第6面4h及び第3面4dを出射する。以上のようにして、各色の光は、光路が略一致するように合成された状態で、フィリップスプリズム4を出射する。
TIRプリズム5は、平面視が図の如く、一角が鋭角のプリズムである第1プリズム5aと、平面視が直角三角形である第2プリズム5bとを備える。フィリップスプリズム4を出射して、TIRプリズム5の第1プリズム5aに入射した各色の光は、第1プリズム5aを通過して、第2プリズム5bに入射し、第2プリズム5bを通過して、DMD6に入射する。DMD6に入射した光は、電気的にオン・オフされるDMD6のマイクロミラーの傾き角度に応じて変調され、第2プリズム5bに入射し、第2プリズム5bの反射面5cで全反射して、投射レンズ7に入射する。
LED1R,1G及び1Bの発光部の形状と、DMD6の開口形状とは、ともに、縦:横=3:4の矩形状であり、一致している。
フィリップスプリズム4からTIRプリズム5を介して、R,G,B光が順次DMD6に入射されることにより、順次R,G,B画像の光が生成され、該光が第2プリズム5bの反射面5cで全反射して、投射レンズ7を介してスクリーンに投射されて、スクリーンにR、G、B画像が表示される。
図2は、フィリップスプリズム4の分光特性を示したグラフである。縦軸は反射率(%)、横軸は波長(nm)であり、B光及びR光についてのランダム偏光、P偏光及びS偏光に対する分光特性(反射率)を示している。図2中、Bave:B光の自然光(ランダム偏光)に対する分光特性、Bs:B光のS偏光に対する分光特性、Bp:B光のP偏光に対する分光特性、Rave:R光のランダム偏光に対する分光特性、Rs:R光のS偏光に対する分光特性、Rp:R光のP偏光に対する分光特性を示す。図2より、図9のクロスダイクロイックプリズム54の分光特性のグラフと比較して、フィリップスプリズム4においては、P偏光とS偏光との分光特性の差が減じていることが分かる。従って、ランダム偏光を用いるDMD6において、フィリップスプリズム4にて合成された光の利用効率が高くなることが分かる。よって、投射レンズ7により投射される光の照度が高くなる。
また、本実施形態においては、上述したように、LED1R,1G及び1Bの形状とDMD6の開口形状とが一致しているので、結像倍率の観点から各LEDからの出射光の全てを有効に利用することが出来る。
実施の形態2.
図3は、本発明の実施の形態2に係る投射型画像表示装置の構成を示す概略図であり、図中、20が投射型画像表示装置である。図中、図1と同一部分は同一符号を付してあり、詳細な説明は省略する。
投射型画像表示装置20のフィリップスプリズム14は、第1面14b、第2面14c及び第3面14dを有する第1プリズム14aと、第4面14f、第5面14g及び第6面14hを有する第2プリズム14eと、第7面14j及び第8面14kを有する第3プリズム14iと、平面視が略直角三角形状であり、第9面14n及び第10面14pを有する第4プリズム14mとを備える。
図1の投射型画像表示装置10と同様に、フィリップスプリズム14の第1プリズム14aの第3面14dを光路を一致させた状態で出射した各色の光は、第4プリズム14mの第9面14nに入射し、第10面14pを出射する。
図4は、フィリップスプリズム14の分光特性を示したグラフであり、縦軸は反射率(%)、横軸は波長(nm)である。図4中、Bave:B光の自然光(ランダム偏光)に対する分光特性、Bs:B光のS偏光に対する分光特性、Bp:B光のP偏光に対する分光特性、Rave:R光のランダム偏光に対する分光特性、Rs:R光のS偏光に対する分光特性、Rp:R光のP偏光に対する分光特性を示す。図4より、図2のフィリップスプリズム4の分光特性のグラフと比較して、P偏光とS偏光との分光特性の差がさらに減じていることが分かる。従って、DMD6において、フィリップスプリズム14にて合成された光の利用効率がさらに高くなり、投射レンズ7により投射される光の照度がさらに高くなる。
実施の形態3.
図5は、本発明の実施の形態3に係る投射型画像表示装置の構成を示す概略図であり、図中、21が投射型画像表示装置である。
投射型画像表示装置21は、光源の発光素子として、R色の光を発光するLED11R、G色の光を発光するLED11G、及びB色の光を発光するLED11Bを備える。LED11R、LED11G及びLED11Bは、フィリップスプリズム16の周囲三面に対向させて、それぞれ配置されている。LED11R、LED11G及びLED11Bは砲弾型のLEDであり、時分割駆動により順次点灯される。
フィリップスプリズム16は、平面視が三角形状である第1プリズム16a、第2プリズム16e、第3プリズム16i及び第4プリズム16mを備える。
第1プリズム16aは、LED11Rが発する光が入射する第1面16bと、LED11Gと対向し、内側に第1ダイクロイック膜が形成された第2面16cと、斜辺に対応する第3面16dとを備える。第1ダイクロイック膜は、R光を反射させ、G光を透過させる。
第2プリズム16eは、LED11Bが発する光が入射する第4面16fと、第3面16dに所定間隔を隔てて対向する、第2ダイクロイック膜が形成された第5面16gと、斜辺に対応する第6面16hとを備える。第2ダイクロイック膜は、B光を反射させ、R光及びG光を透過させる。
第3プリズム16iは、LED11Gが発する光が入射する第7面16jと、第2面16cと所定間隔を隔てて対向、又は接合された第8面16kとを備える。
第4プリズム16mは、第6面16hに所定間隔を隔てて対向する第9面16nと、第10面16pとを備える。
なお、第1ダイクロイック膜が形成される面は、第2面16cに限定されるものではなく、第8面16kに設けてもよく、第2ダイクロイック膜が形成される面は、第5面16gに限定されるものではなく、第3面16dに設けてもよい。
LED11Rと第1プリズム16aの第1面16bとの間には、集光レンズ12R、13R及び15Rが配置されている。同様に、LED11Bと第2プリズム16eの第4面16fとの間には、集光レンズ12B、13B及び15Bが配置され、LED11Gと第3プリズム16iの第7面16jとの間には、集光レンズ12G、13G及び15Gがそれぞれ配置されている。第4プリズム16mの出射側には、TIRプリズム17、DMD18及び投射レンズ19が配置されている。
LED11Rが発したR光は、第1プリズム16aの第1面16bに入射し、第3面16dで全反射し、さらに第2面16cの第1ダイクロイック膜で反射して、第3面16dを出射する。そして、第5面16gの第2ダイクロイック膜を透過して、出射面16hから出射し、さらに第9面16nに入射し、第10面16pから出射する。
LED11Bが発したB光は、第2プリズム16eの第4面16fに入射し、第6面16hで全反射し、さらに第5面16gの第2ダイクロイック膜で反射する。そして、第6面16hから出射し、さらに第9面16nに入射して、第10面16pから出射する。
LED11Gが発したG光は、第3プリズム16iの第7面16jに入射し、第8面16kから出射し、第2面16cの第1ダイクロイック膜を透過して第3面16dから出射する。そして、第5面16gの第2ダイクロイック膜を透過して、第6面16hから出射し、さらに第9面16nに入射して、第10面16pから出射する。
R光は、第1ダイクロイック膜にて反射した後、光路がG光の光路に略一致した状態で、第3面16dを出射する。B光は、第2ダイクロイック膜にて反射した後、光路がG光の光路に略一致した状態で、第6面16hを出射する。以上のようにして、各色の光は、光路が略一致するように合成された状態で、フィリップスプリズム16を出射する。
TIRプリズム17は、平面視が図の如く一角が鋭角のプリズムである第1プリズム17aと、平面視が直角三角形である第2プリズム17bとを備える。フィリップスプリズム16を出射して、第1プリズム17aに入射した各色の光は、第1プリズム17aを通過して、第2プリズム17bに入射し、第2プリズム17bを通過して、DMD18に入射する。DMD18に入射した光は、電気的にオン・オフされるDMD18のマイクロミラーの傾き角度に応じて変調され、第2プリズム17bに入射し、第2プリズム17bの反射面17cで反射して、投射レンズ19に入射する。
フィリップスプリズム16からTIRプリズム17を介して、R,G,B光が順次DMD18に入射されることにより、順次R,G,B画像の光が生成され、該光がTIRプリズム17の第2プリズム17bで全反射して、投射レンズ19を介してスクリーンに投射されて、スクリーンにR、G、B画像が表示される。
本実施形態の投射型画像表示装置21は、LED移動手段及び制御部23を備えており、制御部23により制御されて、LED移動手段がLED11R、11G及び11Bを光軸方向に各別に移動させることが出来るように構成されている。
図5においては、LED11GのLED移動手段のみ示す。
LED11Gの下側及び上側には、LEDカバー11a,11bが被覆されている。LEDカバー11aの下側には、ギア22が配されており、LEDカバー11aの下部に設けられた歯11cとギア22に設けられた歯22bとが噛合されている。LEDカバー11aとギア22とでLED移動手段を構成する。図示しないモータによってギア22の軸22aが回転し、歯22bが回転すると、これに噛合された歯11cが光軸方向の入射側、又は出射側に移動して、LED11Gが光軸方向の入射側、又は出射側に移動するように構成されている。LED11R及び11Bも同様にして光軸方向の入射側、又は出射側に移動するように構成されている。
この構成により、各色の光の光路長を調整することが出来、各色のぼやけ具合等を一致させることが出来る。この一致の有無は、解析ソフトウエア等で判断することが出来る。
前記実施形態1乃至3においては、発光素子としてLEDを適用した場合につき説明しているがこれに限定されるものではなく、アイセーフ性を有するレーザ、レーザダイオード等の他の固体半導体素子を用いてもよい。
そして、発光素子は、R色、G色及びB色の光を発するものに限定されない。
本発明の実施の形態1に係る投射型画像表示装置の構成を示す概略図である。 実施の形態1に係る投射型画像表示装置のフィリップスプリズムの分光特性を示したグラフである。 本発明の実施の形態2に係る投射型画像表示装置の構成を示す概略図である。 実施の形態2に係る投射型画像表示装置のフィリップスプリズムの分光特性を示したグラフである。 本発明の実施の形態3に係る投射型画像表示装置の構成を示す概略図である。 光源にランプを用いると共にライトバルブにDMDを用いた従来の投射型画像表示装置の構成を示す概略図である。 光源に発光素子を用いると共にライトバルブに1枚の液晶パネルを用いたLCD1枚方式の投射型画像表示装置の構成を示す概略図である。 光源にLEDを用いると共にライトバルブに1枚のDMDを用いたDMD1枚方式の従来の投射型画像表示装置の構成を示す概略図である。 図8の投射型画像表示装置に係るクロスダイクロイックプリズムの分光特性を示したグラフである。
符号の説明
10、20、21 投射型画像表示装置
1R、11R、1G、11G、1B、11B LED
2R、3R、12R、13R、15R、2G、3G、12G、13G、15G、2B、3B、12B、13B、15B 集光レンズ
4、14、16 フィリップスプリズム
4a、14a、16a 第1プリズム
4e、14e、16e 第2プリズム
4i、14i、16i 第3プリズム
14m、16m 第4プリズム
4b、14b、16b 第1面
4c、14c、16c 第2面
4d、14d、16d 第3面
4f、14f、16f 第4面
4g、14g、16g 第5面
4h、14h、16h 第6面
4j、14j、16j 第7面
4k、14k、16k 第8面
14n、16n 第9面
14p、16p 第10面
5、17 TIRプリズム
6、18 DMD
7、19 投射レンズ
22 ギア
23 制御部

Claims (9)

  1. 少なくとも2以上の異なる色の光を各別に発する発光素子と、各発光素子が発する光を集光する集光レンズと、各集光レンズが発する光を入射し、該光を全反射又は通過させ、各色の光を略同一の光軸上に合成する合成プリズムと、該合成プリズムから入射した光を、画像情報に基づきオン状態とオフ状態とに切り替えて反射させるマイクロミラーを有するDMDと、該DMDが反射した光を被投射体へ投射する投射レンズとを備える投射型画像表示装置において、
    前記合成プリズムは、フィリップスプリズムであることを特徴とする投射型画像表示装置。
  2. 第1色、第2色及び第3色の光を各々発する第1発光素子、第2発光素子及び第3発光素子を備え、
    前記フィリップスプリズムは、
    前記第1発光素子が発する第1色の光が入射する第1面と、該第1色の光を反射させ、前記第2色及び第3色の光を透過させる第1誘電体多層膜が形成された第2面と、前記第1色、第2色及び第3色の光が出射する第3面とを有する第1プリズムと、
    前記第2色の光が入射する第4面と、前記第2色の光を反射させ、前記第3色の光を透過させる第2誘電体多層膜が形成された第5面と、前記第2色及び第3色の光が出射する、前記第1プリズムの第3面に空気層を介して対向する第6面とを有する第2プリズムと、
    前記第3色の光が入射する第7面と、前記第5面に対向し、前記第3色の光が出射する第8面とを有する第3プリズムと
    を備える請求項1に記載の投射型画像表示装置。
  3. 前記フィリップスプリズムは、
    前記第3面から出射した各色の光が入射する第9面と、第9面から入射した光が出射する第10面とを有する第4プリズムを備える請求項2に記載の投射型画像表示装置。
  4. 第1色、第2色及び第3色の光を各々発する第1発光素子、第2発光素子及び第3発光素子を備え、
    前記フィリップスプリズムは、
    前記第1発光素子が発する第1色の光が入射する第1面と、該第1色の光を反射させ、前記第3色の光を透過させる、第1誘電体多層膜が形成された第2面と、前記第1色及び第3色の光が出射する第3面とを有する第1プリズムと、
    前記第2色の光が入射する第4面と、前記第2色の光を反射させ、前記第1色及び第3色の光を透過させる第2誘電体多層膜が形成され、前記第3面に対向する第5面と、前記第1色、第2色及び第3色の光が出射する第6面とを有する第2プリズムと、
    前記第3色の光が入射する第7面と、前記第2面に対向し、前記第3色の光が出射する第8面とを有する第3プリズムと
    を備える請求項1に記載の投射型画像表示装置。
  5. 前記フィリップスプリズムは、
    前記第3面から出射した各色の光が入射する第9面と、第9面から入射した光が出射する第10面とを有する第4プリズムを備える請求項4に記載の投射型画像表示装置。
  6. 前記フィリップスプリズムは、
    第1プリズムと第2プリズムとの平面視の寸法が略同一である請求項4又は5に記載の投射型画像表示装置。
  7. 前記第1色、第2色及び第3色は、それぞれ赤色、青色及び緑色である請求項1乃至6のいずれか1つに記載の投射型画像表示装置。
  8. 前記発光素子は、面発光型LEDである請求項1乃至7のいずれか1つに記載の投射型画像表示装置。
  9. 少なくとも一のLEDを光軸方向に移動させる手段を備える請求項1乃至8のいずれか1つに記載の投射型画像表示装置。
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