JP2007255373A - スロットル制御装置 - Google Patents

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JP2007255373A JP2006083444A JP2006083444A JP2007255373A JP 2007255373 A JP2007255373 A JP 2007255373A JP 2006083444 A JP2006083444 A JP 2006083444A JP 2006083444 A JP2006083444 A JP 2006083444A JP 2007255373 A JP2007255373 A JP 2007255373A
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雄介 藤田
Shuji Sukai
周史 須貝
Satoshi Aida
聡士 会田
Ken Yamamoto
謙 山本
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Abstract

【課題】合成樹脂製のスロットルボディに対するモータ発熱の影響を抑え、スロットルボア部の真円精度悪化を防止する。
【解決手段】スロットル制御装置1は、スロットルバルブ2をモータ4によって開閉駆動する。スロットルボディ5は合成樹脂にて形成され、スロットルバルブ2が収容されるボア部5aを備え、スロットルシャフト3が回転自在に支持される。スロットルボディ5にはカバー6が装着される。カバー6内には、モータ4の回転を減速してスロットルシャフト3に伝達する減速機構11が格納される。カバー6にはモータ4が取り付けられる。モータ4は、ボア部5aに対し、減速機構11を挟んでカバー6の反対側の位置、好ましくは、ボア部5aの対角位置に配置される。モータ4の外面は、外気中に露出した状態となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンのスロットル制御装置に関し、特に、スロットル制御装置のモータ配置構造に関する。
近年、自動車部品の電子化に伴い、エンジンのスロットルバルブをモータにて駆動するいわゆる電子制御式のスロットル装置が広く用いられている。そこでは、従来のアクセルワイヤによる機械的動作に代えて、電気信号によってスロットルバルブが制御される。アクセル踏み込み量はポテンショメータ等によって電気的に検出され、その値に応じてモータが駆動されてスロットルバルブの開閉が行われる。
図2は、従来の電子制御式のスロットル制御装置の構成を示す説明図である。図2のスロットル制御装置51では、モータ52の回転を、ギヤ列を介してスロットルシャフト53に伝達し、スロットルバルブ54の開閉を行っている。モータ52の出力軸にはギヤ55が固定され、アイドルギヤ56が噛み合っている。アイドルギヤ56には、スロットルシャフト53に固定されたギヤ57が噛み合っている。スロットルシャフト53は、スロットルボディ58に固定されたベアリング59a,59bによって回動自在に支持されている。スロットルボディ58の図2において上部には、カバー61が取り付けられている。スロットルボディ58やカバー61には、車両の軽量化やコスト低減を図るべく合成樹脂が用いられている。
スロットルシャフト53には、図示しないねじりコイルばねが取り付けられている。このねじりコイルばねによってスロットルシャフト53は所定の回転方向に付勢され、その付勢力によってスロットルバルブ54が全閉位置まで自動的に復帰する。モータ52が作動すると、アイドルギヤ56を介してスロットルシャフト53が回転し、スロットルバルブ54が開閉する。スロットルバルブ54の開度はホールIC62によって検出され、モータ52は、アクセル開度や走行速度、バルブ開度等に基づきフォードバック制御される。
特開2001-132495号公報 特開2004-162679号公報
一方、スロットル制御装置51では、制御状態によってはスロットルシャフト53を一定位置に保つ必要が生じる。この場合、バルブ開度を維持すべく、モータ52には電流が流れ続け、それに応じてモータ52も発熱する。ところが、合成樹脂製のスロットルボディ58の場合、ボア部58aも樹脂化されているため、モータ52の発熱によりボア部58aが変形し真円度が低下するおそれがある。特に、図2のスロットル制御装置51では、ボア部58aに隣接してモータ52が配置されているため、モータ52の発熱の影響を受け易い。また、スロットルボディ58が合成樹脂化されると、ボディ自体の熱伝導性が低いため、モータ52の熱がスロットルボディ58外に放熱されず、モータ52が過熱するおそれもあった。
本発明の目的は、合成樹脂製のスロットルボディに対するモータ発熱の影響を抑えることにある。
本発明のスロットル制御装置は、エンジンの吸気通路に配置されたスロットルバルブをモータによって開閉駆動させるスロットル制御装置であって、前記スロットルバルブが固定されたスロットルシャフトと、前記スロットルバルブが収容されるボア部を備え、前記スロットルシャフトが回転自在に支持される合成樹脂製のスロットルボディと、前記スロットルボディに装着され、前記モータが取り付けられるカバーと、前記カバー内に格納され、前記モータの回転を減速して、前記スロットルシャフトに伝達する減速機構とを設けると共に、前記モータを、前記ボア部に対し、前記減速機構を挟んで前記カバーの反対側の位置に配置したことを特徴とする。
本発明にあっては、ボア部に対し減速機構を挟んでカバーの反対側の位置にモータを配置したので、モータとボア部との間の距離を、従来のスロットル制御装置よりも大きく設定できる。このため、従来装置に比して、モータにて発生した熱がボア部に伝わりにくくなり、ボア部に対するモータ発熱の影響が抑えられる。
前記スロットル制御装置において、好ましくは、前記減速機構を挟んで前記ボア部の対角位置に前記モータを配置しても良く、モータを対角位置に配置することにより、モータとボア部との間の距離をより大きく取ることができる。また、外面を外気中に露出させた状態で前記モータを前記カバーに取り付けても良く、これにより、モータの放熱性が向上する。
本発明のスロットル制御装置によれば、エンジンの吸気通路に配置されたスロットルバルブをモータによって開閉駆動させるスロットル制御装置にて、スロットルバルブが収容されるボア部を備えスロットルバルブが固定されたスロットルシャフトを回転自在に支持する合成樹脂製のスロットルボディと、スロットルボディに装着されモータが取り付けられるカバーと、カバー内に格納されモータの回転を減速してスロットルシャフトに伝達する減速機構とを設けると共に、ボア部に対し減速機構を挟んでカバーの反対側の位置にモータを配置したので、モータとボア部との間の距離を、従来のスロットル制御装置よりも大きく設定することが可能となる。このため、従来装置に比して、モータにて発生した熱がボア部に伝わりにくくなり、ボア部に対するモータ発熱の影響を抑えることが可能となる。従って、モータ発熱によるボア部の真円精度悪化が抑えられ、スロットルボディの耐久性向上を図ることが可能となる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態であるスロットル制御装置の構成を示す断面図である。図1のスロットル制御装置1はエンジンの吸気通路に配置され、スロットルバルブ2の開度によりエンジンの吸入空気量を制御している。スロットルバルブ2はスロットルシャフト3(以下、シャフト3と略記する)に固定されており、減速機構11を介してモータ4によって駆動される。
シャフト3は、スロットルボディ5に固定されたベアリング12a,12bによって回動自在に支持されている。スロットルボディ5は合成樹脂にて形成されており、断面円形状のボア部5aが形成されている。ボア部5aは高真円度に形成された孔であり、その内部には円板状のスロットルバルブ2が配置されている。シャフト3にはスロットルギヤ13が固定されており、シャフト3には図示しないねじりコイルばねが取り付けられている。このねじりコイルばねによってシャフト3は所定の回転方向に付勢され、その付勢力によってスロットルバルブ2が全閉位置まで自動的に復帰する。
スロットルボディ5の上部には、合成樹脂製のカバー6が取り付けられている。カバー6内には、減速機構11や、スロットルバルブ2の開度を検出するセンサ部7などが収容されている。減速機構11は、スロットルギヤ13、アイドルギヤ14及びモータギヤ15から構成されている。モータギヤ15は、モータ4の出力軸に取り付けられており、アイドルギヤ14の大径ギヤ16と噛合している。アイドルギヤ14はアイドルギヤシャフト17に回転自在に支持されており、大径ギヤ16と小径ギヤ18が一体に形成されている。小径ギヤ18は、シャフト3に固定されたスロットルギヤ13と噛合しており、この減速機構11により、モータ4の回転が減速されてシャフト3に伝達される。
センサ部7は、リングマグネット19が取り付けられたセンサロータ21と、リングマグネット19に対向して配置されたホールIC22とから構成されている。センサロータ21は、スロットルギヤ13の先端部に固定されており、スロットルバルブ2と共に回転作動する。ホールIC22は、カバー6内に取り付けられた基板23に固定されており、リングマグネット19の対向する磁極の変化に伴ってパルス信号を出力する。ホールIC22の出力信号は図示しないエンジン制御装置に送られる。エンジン制御装置は、ホールIC22からの出力信号に基づいてバルブ開度を算出し、アクセル開度や走行速度等に基づきモータ4をフォードバック制御する。エンジン制御装置からの制御信号は、ドライバ24に送られ、このドライバ24によってモータ4の動作が適宜制御される。
カバー6の図1において左方上部には、モータ4が取り付けられている。ここでは、モータ4として、直流のブラシ付モータが使用されている。図1に示すように、モータ4は、スロットルボディ5のボア部5aに対し、減速機構11等を挟んでカバー6の反対側(対角位置)に配されている。すなわち、当該スロットル制御装置1では、モータ4とボア部5aとの間の距離が、従来のスロットル制御装置(図2)よりも大きく設定されている。このため、従来装置に比して、モータ4にて発生した熱がボア部5aに伝わりにくくなり、ボア部5aがモータ4の発熱の影響を受けにくくなる。従って、スロットル制御装置1では、モータ発熱によるボア部5aの真円精度悪化が抑えられ、スロットルボディ5の耐久性向上が図られる。
また、モータ4は、合成樹脂製のカバーやケース等に収容されることなく、ヨーク25の外面が外気に露出する形でカバー6上に固定されている。このため、モータ4は放熱性が良く、電流が長時間流れ続ける状態でも、モータ内で発生した熱が効率良く外気中に放熱される。従って、モータ4の過熱が抑えられ、所望のモータ特性を維持することが可能となり、スロットル制御装置1の性能や耐久性向上が図られる。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、前述の実施例では、モータ4をボア部5aの対角位置、すなわち、図1において破線にて示した四角形と想定した場合、互いに向かい合う角の位置にモータ4を取り付けた構成となっているが、反対側のボア部対向位置(シャフト3の延長方向の位置)にモータ4を配置しても良い。但し、対角位置の方がモータ4とボア部5aとの間の距離が大きくなるため、熱伝導の観点からは有利である。カバー反対面におけるシャフト3の延長方向の位置ではなく、カバー反対面のシャフトから離れた位置に
また、前述の実施例では、モータ4にブラシ付モータを使用しているが、これに代えてブラシレスモータを使用することも可能である。さらに、カバー6は必ずしも合成樹脂製である必要ななく、これをアルミダイカスト等により金属にて形成しても良い。
本発明の一実施の形態であるスロットル制御装置の構成を示す断面図である。 従来の電子制御式のスロットル制御装置の構成を示す説明図である。
符号の説明
1 スロットル制御装置
2 スロットルバルブ
3 スロットルシャフト
4 モータ
5 スロットルボディ
5a ボア部
6 カバー
7 センサ部
11 減速機構
12a,12b ベアリング
13 スロットルギヤ
14 アイドルギヤ
15 モータギヤ
16 大径ギヤ
17 アイドルギヤシャフト
18 小径ギヤ
19 リングマグネット
21 センサロータ
22 ホールIC
23 基板
24 ドライバ
25 ヨーク
51 スロットル制御装置
52 モータ
53 スロットルシャフト
54 スロットルバルブ
55 ギヤ
56 アイドルギヤ
57 ギヤ
58 スロットルボディ
58a ボア部
59a,59b ベアリング
61 カバー
62 ホールIC

Claims (3)

  1. エンジンの吸気通路に配置されたスロットルバルブをモータによって開閉駆動させるスロットル制御装置であって、
    前記スロットルバルブが固定されたスロットルシャフトと、
    前記スロットルバルブが収容されるボア部を備え、前記スロットルシャフトが回転自在に支持される合成樹脂製のスロットルボディと、
    前記スロットルボディに装着され、前記モータが取り付けられるカバーと、
    前記カバー内に格納され、前記モータの回転を減速して、前記スロットルシャフトに伝達する減速機構とを設けると共に、
    前記モータを、前記ボア部に対し、前記減速機構を挟んで前記カバーの反対側の位置に配置したことを特徴とするスロットル制御装置。
  2. 請求項1記載のスロットル制御装置において、前記モータは、前記減速機構を挟んで前記ボア部の対角位置に配置されることを特徴とするスロットル制御装置。
  3. 請求項1または2記載のスロットル制御装置において、前記モータは、その外面を外気中に露出させた状態で前記カバーに取り付けられることを特徴とするスロットル制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010196709A (ja) * 2009-02-20 2010-09-09 Johnson Electric Sa スロットル制御モジュール
JP2012197685A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Denso Corp 吸気バルブ装置
JP2012197774A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Honda Motor Co Ltd 鞍乗型車両
CN116291905A (zh) * 2021-12-20 2023-06-23 爱三工业株式会社 电子节气装置的劣化估计装置

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