JP2007255149A - 緊張材定着具及び緊張材定着方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 内周面及び外周面にネジ山を有する長ナット12の内側に、緊張材1の端部に設けられたネジ部を、長ナット2の長さの約半分までねじ込む。この長ナット2の外周面のネジ山は、定着ナット13に螺合し、定着ナットを支圧板3に係止する。定着ナットの外周面は、先端に近くなるほど断面が縮小された楔状となっており、内周面が対応する傾斜角となった貫通孔内に嵌め入れて係止される。
【選択図】図1
Description
このような定着具を用い、引張力が導入された状態で緊張材101をコンクリート構造体100に定着すると、緊張材101の引張力がナット102を介して支圧板103に作用し、この支圧板103からコンクリート構造体100内に圧縮力として伝達される。
緊張材101の先端には、図21に示すように緊張ロッド104を接続し、この緊張ロッド104にラムチェアー105とセンターホールジャッキ106を装着する。そして、センターホールジャッキ106の後端部に緊張ロッド104を係止する。緊張ロッド104をセンターホールジャッキ106に係止する構造は、緊張ロッド104の後端部に螺合されたナット107と支圧板108とを用い、緊張材101をコンクリート構造体100に定着するのと同じ構造を採用することができる。なお、上記緊張ロッド104に代えて、緊張材101の先端部にカプラーを介して延長鋼棒を接続し、この延長鋼棒の後端部をセンターホールジャッキの後部に係止するものであってもよい。
緊張力が導入された緊張材の定着端部は、図22に示すようにコンクリート構造体100の表面から支圧板103の厚さ、座金の厚さ、ナット102の厚さ及び緊張材101の先端部が突き出した状態となる。緊張材101の先端部は、緊張作業の終了時には緊張ロッド104を接続するための接続余長及び引張力の導入によって緊張材が伸びた分が、ナットの後端から突き出している。この突き出し長は、ナット102を確実に係止するために必要な余長を残して、定着後に切断することができるが、支圧板103の厚さとナット102の厚さとを加えた突き出し長は大きくなる。このため、防錆のためにこれらをコンクリートで被覆保護しようとすると、保護コンクリートの層厚を大きくしなければならない。
緊張材の径はコンクリート構造体100内に設けられたシース孔径に比べ小さくなっており、緊張前においては緊張材が設計等において定められた本来配置すべき位置(計画中心線)から偏っていることがある。特に緊張材を水平又は水平に近い方向に配置したときには、緊張材が自重によりシース内の下面に内接して、偏心量が大きくなっている。従って緊張時には、緊張材等の中心線を調整する必要があり、この作業は緊張材、ラムチェアー105及びジャッキ等を所定の位置に人力で支えながらジャッキを駆動し、緊張材に引張力を導入することになる。このような作業は、一般に効率が悪くなるだけでなく、危険を伴う。また、緊張材及び定着具の中心線を厳密に調整することは難しく、薄い板状の部材では緊張材の位置が所定の計画中心に配置されていないと、コンクリート構造体に導入される応力分布が偏り、ひび割れ等の原因となることもある。
緊張材に引張力を導入した後は、緊張材とコンクリート構造体100を一体化するために、図23に示すように支圧板に設けられた注入孔103aよりシース内にグラウトを注入する。しかし、図23に示すように従来の緊張材定着具では、支圧板103の貫通孔内で緊張材101との間には空隙が生じており、グラウトの注入時に空気が残留してグラウトが充填されにくくなる。特に緊張材が鉛直方向又はこれに近い方向に配置されたときには、上端側の定着具内でグラウトが充填されにくい。このため、グラウトが充填されずに残留空間となることがあり、水分が浸透して緊張材が劣化する原因となる。
このように緊張材が定着された状態で、上記定着ナットは支圧板に設けられた貫通孔内に楔状に嵌め入れられているので、支圧板の表面から定着ナットが突出する量は小さく抑えることができる。また、緊張材は長ナット内にねじ込まれ、長ナットはこの定着ナット内に螺合されているので、長ナットや緊張材を定着ナットより突出させることなく定着することができる。したがって、平坦な端面を有するナットを平坦な支圧板の表面に当接して定着する従来の定着具より、構造体の表面から定着具及び緊張材端部が突出する量を大幅に低減することが可能となる。
また、楔状部の先端は支圧板の背面とほぼ同じであることにより、楔状部の周面を貫通孔の内周面の広い範囲に当接させることができる。また、定着ナットの外周面の径及び支圧板の貫通孔の径を小さくすることができ、支圧板の十分な強度を確保し、広い面積で構造体に当接させることができる。
なお、上記発明において、楔状部の先端が支圧板の背面よりわずかに突出している状態とは、先端が支圧板の背面より突出することによって定着ナットとシースとの間でグラウトの充填が困難にならない程度に突出量が抑えられているものである。また、楔状部の先端が支圧板の背面よりわずかに後退している状態とは、貫通孔内に生じた凹部へのグラウトの充填が困難に成らない程度とするものである。
しかし、上記保護ボルトがねじ込まれていることにより、長ナットの内側に異物が入ったりネジ山が損傷するのが防止される。特に、緊張材に引張力を導入し、緊張材定着具をコンクリート等で被覆して構造物を完成した後、構造物の増設等によってさらに緊張材を延長配置するときには、上記保護ボルトを抜き取り、長ナットの内側に他の緊張材を接続することができる。そして、他端で引張力を導入して増設した構造物にプレスストレスを導入することができる。
また、緊張材が定着された状態では、緊張材、長ナット、定着ナット及び支圧板の貫通孔の中心が一致するので、支圧板を構造体の所定の位置に正確に配置することにより、緊張材がシース内で偏心することなく、正確に配置することができる。
また、緊張材に螺合したナットを支圧板の貫通孔内に嵌め入れることによって、緊張材の中心と支圧板に設けられた貫通孔の中心を正確に一致させることができる。したがって、支圧板が所定の位置に正確に配置されていると、緊張材に引張力を導入する前に、緊張材を正確な位置に配置し、この状態で引張力を導入して定着することができる。
図1は、本願に係る発明の一実施形態である緊張材定着具を示す概略断面図である。
この緊張材定着具は、緊張材11を用いてコンクリート構造体10にプレストレスを導入するものであり、内周面及び外周面にネジ山が形成された長ナット12と、内周面にネジ山が形成され、外周面は軸線方向に断面が縮小されて円錐楔状となった定着ナット13と、中心部に貫通孔14aが設けられ、貫通孔の内周面が定着ナット13の外周面に対応して傾斜した支圧板14とを備えている。そして、緊張材端部のネジ部11aが長ナット12にねじ込まれ、長ナット12の外周面に設けられたネジ山12aが定着ナット13内にねじ込まれ、この定着ナット13の外周面が前記支圧板14に設けられた貫通孔内に嵌め入れられ、楔状に係止されている。緊張材11の引張力は、長ナット12および定着ナット13を介して支圧板14に伝達され、さらにコンクリート構造体10と支圧板14との接触面からコンクリート構造体10に作用して、プレストレスが導入されるものとなっている。
緊張材11は、PC鋼棒の他に、PC鋼線、PC鋼より線、アラミド繊維等を樹脂で棒状に固めたロッド等を用いることもできるが、端部にねじ切りが可能となるように鋼からなる円筒状の部材を、圧着又はくさびで連結したり、接着剤、モルタル又は溶融金属等によって円筒状の部材を緊張材に固着して用いられる。
この定着ナットの外周部は、楔状部13aと工具係合部13bから構成される。楔状部13aの外周面の断面形状は円形となっているが、先端側つまり緊張材が構造体内に伸びた方向に断面が縮小されている。これにより、支圧板14の貫通孔内に嵌め入れられて、楔状に係止されるものとなっている。この、楔状部13aの軸線方向の長さは、下記支圧板14の厚さとほぼ同じに設定されている。つまり、支圧板14の貫通孔内に嵌め入れられたときに、貫通孔14aの内周面の全域に圧接され、応力の集中を生じることなく係止されるものとなっている。また、外周面の径は、十分な強度及び剛性を有する範囲で、できるだけ小さく寸法が設定され、貫通孔14aの内径が過大とならないように設定されている。
支圧板14の貫通孔の周辺部には、グラウト注入孔14bが複数設けられている。この
グラウト注入孔14bは支圧板14の表面から支圧板14の背面つまりコンクリート構造体10に接触する支圧面に貫通するものとし、支圧面側でシース15の拡径部15bに開口している。
まず、図5に示すように、緊張材11および支圧板14をコンクリート構造体10の所定の位置に設置する。支圧板14は予めコンクリート構造体10に埋め込んでおいてもよいし、コンクリート構造体10の表面に当接して支持してもよい。支圧板14は、貫通孔14aの中心が緊張材11を配置すべき中心線と正確に一致するように配置する。緊張材11は、所定の引張力を導入したときの伸び量を考慮した長さに切断されており、端面は支圧板14より構造体側のシース15内に位置している。この緊張材11の端部に設けられたネジ部11aに長ナット12を螺合し、緊張材11を長ナット12の軸線方向における長さの約半分までねじ込む。そして、長ナット12の反対側には、延長鋼材16をねじ込んで、緊張材11と延長鋼材16とを連結する。その際、あらかじめ延長鋼材16には、ガイドナット18を螺合し、さらにこのガイドナット18の外側に定着ナット13を螺合しておく。ガイドナット18は、長ナット12と内径及び外径が同じものであり、長ナット12と同様に内周面と外周面との双方にネジ切りがなされている。
緊張材11に引張力が導入されると、図7に示すように緊張材11に伸びが生じて長ナット12は徐々に支圧板14の貫通孔14a内まで引き出される。その状態において、定着ナット13を回転させて長ナット12の外周面のネジ山12aと螺合させる。このとき、ガイドナット18は延長鋼材16に螺合された状態のまま定着ナット13のみを回転させるため、ガイドナット18と定着ナット13との螺合は解除される。
なお、定着ナット13と長ナット12とは中心線が一致しているため、両者の螺合は容易におこなうことができる。
そして、図10に示すように、支圧板14及び緊張材定着具を覆うように保護コンクリート23を打設する。
この緊張材定着具は、外周面が円錐曲面となった楔状のナット32と、中心部に貫通孔が設けられ、その内周面が上記ナット32の外周面に対応して傾斜している支圧板33とを有するものである。そして、緊張材31の端部のネジ部31aがナット32にねじ込まれ、このナット32の外周面が前記支圧板33の貫通孔内で楔状に係止される。緊張材31の引張力は、ナット32を介して支圧板33に伝達され、さらにコンクリート構造体10の支圧面に伝達されてプレストレスを導入するものとなっている。
工具係合部32bは、楔状部32aを形成する円錐曲面の延長面より内側に形成され、支圧板33の平坦な表面とは係合しないようになっている。
また、この支圧板33には、グラウト注入孔33bが複数設けられている。グラウト注入孔33bは、支圧板33の表面における貫通孔33aの周辺から、支圧板33の背面側における貫通孔の周辺へ貫通し、シース34内に連通するものとなっている。
まず、緊張材31および支圧板33をコンクリート構造体10の所定の位置に配置する。支圧板33は、コンクリート構造体10の表面に当接するものであってもよいし、図15に示すように、コンクリート構造体10に埋め込んでおいてもよい。この支圧板33は、貫通孔33aの中心を緊張材31が配置されるべき中心線に一致させ、正確に配置する。
緊張材31は、コンクリート構造体10に埋め込まれたシース34内に挿通し、定着する端部31aがコンクリート構造体10内から支圧板33の貫通孔に挿通されて、端部31aがコンクリート構造体から突出するように長さが設定されている。そして、支圧板33の貫通孔33aから突出した端部31aには、ネジ部が設けられており、このネジ部にナット32を螺合する。このナット32は、支圧板33の貫通孔内に嵌め合わされる位置までねじ込み、緊張材31の位置を固定する。これにより、ナット32は貫通孔33aの内周面に沿って所定の位置に係止され、ナット32の中心線つまり緊張材31の中心線が貫通孔33aの中心と一致し、緊張材31は所定の計画中心線上に位置するものとなる。
31:緊張材、 32:ナット、 32a:楔状部、 32b:工具係合部、 33:支圧板、 33a:貫通孔、 33b:グラウト注入孔、 34:シース、 35:緊張ロッド、 36:ラムチェアー、 37:センターホールジャッキ、 38:ナット、 39:グラウトの注入管、 40:保護コンクリート
100:コンクリート構造体、 101:緊張材、 102:ナット、 103:支圧板、 104:緊張ロッド、 105:ラムチェアー、 106:センターホールジャッキ、 107:ナット、
Claims (8)
- 緊張材の端部に装着され、該緊張材に導入される引張力の反力が構造体に伝達されるように該緊張材を定着する緊張材定着具であって、
前記緊張材が挿通される貫通孔を有し、前記構造体に当接して配置される支圧板と、
前記緊張材の端部に形成されたねじ部が内側に螺合され、外周面にもねじ山が形成された長ナットと、
前記長ナットの外周面に螺合され、前記支圧板に係止されて緊張材の引張力を前記支圧板に伝達する定着ナットとを有し、
前記支圧板に設けられた貫通孔の内周面は、前記緊張材の定着される端部側から該緊張材が伸びた方向に向かって断面が縮小するように、該緊張材の軸線に対して傾斜しており、
前記定着ナットは、外周面が前記貫通孔の内周面の傾斜に対応して傾斜し、前記貫通孔内でくさび状に係止されるものであることを特徴とする緊張材定着具。 - 前記定着ナットは、前記緊張材の端部側の外周部に、軸線周りに回転させるための工具係合部が形成され、
該定着ナットを前記支圧板の貫通孔に装着したときに、前記工具係合部は、該支圧板の表面より前記緊張材の端部側に突出し、
外周面が傾斜した楔状部は、前記支圧板の前記構造体に当接される支圧面と先端がほぼ同一平面上に位置するか又は支圧面からわずかに先端が突出もしくは後退するものであることを特徴とする請求項1に記載の緊張材定着具。 - 前記長ナットには、前記緊張材がねじ込まれた側と反対側から保護ボルトがねじ込まれ、該保護ボルトは、後端面が前記長ナットの端面と同一又は該長ナットの端面より奥までねじ込まれていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の緊張材定着具。
- 前記支圧板の貫通孔の周辺部に、表面から支圧面となる背面側に貫通する複数のグラウト孔を有し、
前記背面側の開口部は、該支圧板に接合され緊張材が挿通されるシースの内側に設けられていることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の緊張材定着具。 - 緊張材に導入される引張力の反力が支圧板を介して構造体に伝達されるように、該緊張材を構造体に定着する方法であって、
前記構造体の所定の位置に前記緊張材と前記支圧板とを配置する工程と、
内周面と外周面との双方にネジ山が形成された長ナットの内側に、前記緊張材の端部に形成されたネジ部を螺合する工程と、
前記支圧板に設けられた貫通孔に延長鋼材を挿通し、該延長鋼材の端部に形成されたネジ部を前記緊張材と反対側から前記長ナットの内側に螺合して、前記緊張材と前記延長鋼材とを連結する工程と、
外周面が楔状に傾斜し、前記支圧板の貫通孔内に嵌合される定着ナットを、前記長ナットの外周部のネジ山と螺合する工程と、
前記延長鋼材にセンターホールジャッキを装着し、前記支圧板に反力を作用させて前記延長鋼材を牽引して緊張材に張力を導入する工程と、
前記緊張材に所定の引張力を導入するともに、前記定着ナットを回転して前記支圧板の貫通孔内に締め込み、前記定着ナットの傾斜した外周面を、対応するように傾斜した貫通孔の内周面に当接させる工程と、
前記センターホールジャッキによる牽引力を解除し、該センターホールジャッキ及び延長鋼材を撤去する工程とを含むことを特徴とする緊張材定着方法。 - 前記定着ナットを前記長ナットに螺合する工程は、
外側に前記定着ナットが螺合可能なガイドナットを、前記延長鋼材のネジ部に螺合しておき、このガイドナットの外周面に形成されたネジ山に前記定着ナット螺合し、
該定着ナット又はガイドナットを回転させて、前記支圧板に形成された貫通孔に前記定着ナットを嵌め入れ、
その後に、緊張材に引張力を導入した状態で前記定着ナットを長ナットに螺合することを特徴とする請求項5に記載の緊張材定着方法。 - 緊張材の端部に装着され、該緊張材に導入される引張力の反力が構造体に伝達されるように該緊張材を定着する緊張材定着具であって、
前記緊張材が挿通される貫通孔を有し、前記構造体に当接して配置される支圧板と、
前記緊張材の端部に形成されたネジ部と螺合され、前記支圧板に係止されて緊張材の引張力を前記支圧板に伝達するナットとを有し、
前記支圧板に設けられた貫通孔の内周面は、前記緊張材の端部側から該緊張材が伸びた方向に向かって断面が縮小するように、該緊張材の軸線に対して傾斜しており、
前記ナットは、外周面が前記貫通孔の内周面に対応して傾斜し、前記貫通孔内でくさび状に係止されるものであることを特徴とする緊張材定着具。 - 前記ナットは、前記緊張材の端部側に、軸線周りに回転させるための工具係合部が形成され、
該ナットを前記支圧板の貫通孔に装着したときに、前記工具係止部が前記支圧板の表面より突出するものであることを特徴とする請求項7に記載の緊張材定着具。
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