JP2007253299A - 切削インサートのクランプ機構、切削インサート及びインサート着脱式切削工具 - Google Patents

切削インサートのクランプ機構、切削インサート及びインサート着脱式切削工具 Download PDF

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Abstract

【課題】切削インサートが切削時の切削抵抗によって取付座から抜け落ちることがない切削インサートのクランプ機構を提供する。
【解決手段】ホルダ10の先端部に形成され、互いに対向して延びる押圧面19と台座面21とを備えた取付座11に、切削インサート30をクランプする切削インサート30のクランプ機構であって、切削インサート30には、押圧面19と当接される被押圧面37と台座面21と当接される着座面38とが設けられるとともに、切削インサート30の長手方向の少なくとも一端には切刃部33が形成されており、台座面21及び着座面38の一方に突起部22が形成され、他方に突起部22が収容可能な収容凹部39が形成されており、切削インサート30をクランプしていない状態では、突起部22が収容凹部内39に保持されずに、切削インサート30をクランプした状態では、突起部22が収容凹部39内に保持されることを特徴とする。
【選択図】図8

Description

本発明は、例えば被削材の溝入れや突っ切りに用いられるインサート着脱式工具において、切削インサートをクランプして着脱可能に取り付けるための切削インサートのクランプ機構、このクランプ機構によってクランプされる切削インサート及びこのクランプ機構を備えたインサート着脱式切削工具に関するものである。
溝入れ加工や突っ切り加工に用いられるインサート着脱式切削工具として、ホルダの先端に一対の顎部が弾性変形可能に形成されて、一方の顎部に押圧面が、他方の顎部に台座面が設けられ、これら互いに対向するように配置された押圧面と台座面によって切削インサートをクランプして固定することにより構成されるものが知られている。
そして、上記顎部を弾性変形させて切削インサートをクランプする場合には、例えば特許文献1、2に記載のクランプ機構のように、一方の顎部に挿通されたクランプネジを他方の顎部にねじ込むことにより、この一方の顎部を他方の顎部に向けて撓ませて接近させる手段が採られている。つまり、顎部の付け根部分を支点として、クランプネジを力点として、上記一方の顎部の押圧面を作用点として、該一方の顎部を他方の顎部に向けて弾性変形させて切削インサートをクランプするものである。
上記のクランプ機構を有するインサート着脱式工具は、切削インサートをホルダの先端部に形成された一対の顎部で挟み込むことで固定し、旋盤又はマシニングセンタ等の工作機械に把持されて、高速に回転するワークに切削インサートが押し付けられた状態でワークに対して相対的に移動させられることで、切削インサートの切刃によってワークの外面や端面を切削するものである。
特表2001−515795号公報 特開2001−62608号公報
ところで、特許文献1、2に記載されたクランプ機構では取付座の延びる方向(切削インサートの長手方向)においては切削インサートは摩擦力によって固定されているのみであるため、このクランプ機構を備えたインサート着脱式切削工具による溝入れ加工や突っ切り加工時において、特に加工終了後に切削工具を引き抜く際には、切削インサートが抜け落ちてしまうおそれがあった。また、切削加工時において切削インサートの切刃にトラブルが生じて、切削インサートがワーク側に引き込まれて抜け落ちてしまうおそれもあった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであって、切削加工時や加工終了時において切削インサートが取付座から抜け落ちることがない切削インサートのクランプ機構、このクランプ機構によってクランプされる切削インサート及びこのクランプ機構を備えたインサート着脱式切削工具を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の切削インサートのクランプ機構は、ホルダの先端部に形成され、互いに対向して延びる押圧面と台座面とを備えた取付座に、棒状をなす切削インサートを挿入して挟み込むことによりクランプする切削インサートのクランプ機構であって、前記切削インサートには、前記押圧面と当接される被押圧面と前記台座面と当接される着座面とが設けられるとともに、前記切削インサートの長手方向の少なくとも一端には切刃部が形成されており、前記台座面及び前記着座面の一方に突起部が形成され、他方に前記突起部が収容可能な収容凹部が形成されており、前記切削インサートをクランプしていない状態では、前記突起部が前記収容凹部内に保持されずに、前記切削インサートをクランプした状態では、前記突起部が前記収容凹部内に保持されることを特徴としている。
また、本発明の切削インサートは、前述したクランプ機構にクランプされて固定される切削インサートであって、外形が棒状をなして、その長手方向の少なくとも一端に切刃部が形成されるとともに、前記押圧面と当接される被押圧面と前記台座面と当接される着座面とが設けられ、前記着座面には、前記突起部あるいは前記収容凹部のどちらか一方が形成されていることを特徴としている。
さらに、本発明のインサート着脱式切削工具は、前述した切削インサートのクランプ機構を備えたことを特徴としている。
この構成の切削インサートのクランプ機構、切削インサート及びインサート着脱式切削工具によれば、切削インサートの着座面及び取付座の台座面の一方に突起部が形成され、他方に収容凹部が形成されており、前記押圧面によって切削インサートの被押圧面を押圧してクランプした状態において、前記突起部が前記収容凹部内に保持されているので、切削加工時や加工終了時に切削インサートが取付座から抜け落ちる方向に移動した場合に突起部と収容凹部とが互いに係合することになって、切削インサートの抜け落ちを防止できる。また、切削インサートをクランプしていない状態では、前記突起部が前記収容凹部に保持されていないので、切削インサートを取付座にスライドさせて移動することができ、切削インサートの抜き出しや挿入を簡単に行うことができる。
ここで、切削インサートのクランプ状態において、前記収容凹部と前記突起部とを前記切削インサートの厚さ方向において非接触としたり、前記切削インサートの長手方向において非接触としたりすることにより、切削インサートのクランプ状態において、前記突起部と前記収容凹部とが不必要に強く押圧されることがなく、切削インサートの破損等を防止することができ、切削インサートの寿命延長を図ることができる。
また、このように突起部と収容凹部とを非接触とした場合であっても、切削インサートが抜け落ちる方向に移動した際には前記突起部と前記収容凹部とが確実に係合して切削インサートの抜け落ちを防止できる。
さらに、収容凹部と突起部とが不必要に係合することがないので、クランプしていない状態で切削インサートをスライドさせて容易に移動させることができる。
また、前記収容凹部を前記突起部側に向けて広がるように形成したり、前記突起部を前記収容凹部側に向かって漸次小さくなるように形成したりすることにより、切削インサートを取付座に着脱する際に突起部と収容凹部とが係合することをさらに確実に防止でき、切削インサートの取付座への着脱作業を容易に行うことができる。
さらに、前記突起部及び前記収容凹部を、前記取付座の延びる方向及び前記切削インサートの長手方向に複数形成することにより、複数の箇所で突起部と収容凹部とが互いに係合することになり、切削インサートの抜け落ちをさらに確実に防止することができる。
ここで、前記切削インサートを、前記長手方向の両端に切刃部が形成されたものとして、前記突起部又は前記収容凹部を前記長手方向の中心線に対して線対称となるように配置することにより、切削インサートの長手方向の一端に形成された切刃部によって切削加工した際に、前記突起部又は前記収容凹部が摩耗や破損した場合であっても、他端に形成された切刃部によって切削することができるとともに、中心線に対して線対称に配置された突起部または収容凹部によって前述した抜け落ち防止効果を奏することができる。
このように、本発明によれば、切削加工時や加工終了時において切削インサートが取付座から抜け落ちることがない切削インサートのクランプ機構、このクランプ機構によってクランプされる切削インサート及びこのクランプ機構を備えたインサート着脱式切削工具を提供することができる。
本発明の実施形態について添付した図面を参照にして説明する。図1に、本実施形態である切削インサートのクランプ機構を備えたインサート着脱式切削工具を示す。また、図2にホルダを、図3、図4に切削インサートを示す。
このインサート着脱式切削工具は、概略四角柱状をなすホルダ10と、ホルダ10の先端側に形成された取付座11にクランプされて固定される切削インサート30とを備えている。
ホルダ10は、図1、図2に示すように後端側(図1、図2において右上側)に向けてホルダ10の軸線Lに沿って延びる四角柱状のシャンク部12を有し、シャンク部12の先端側には、シャンク部12の上面12Aから盛り上がるように突出したヘッド部13が形成されている。
このヘッド部13には、その先端側からシャンク部12の上面12Aの延長面に沿うようにスリット14が形成されていて、このスリット14よりも上側の上顎部15は、スリット14の下側の下顎部16よりも前記延長面に直交する方向の厚さが薄くされている。
また、スリット14により画定される上顎部15とシャンク部12側との接続部分の断面積についても、下顎部16とシャンク部12との接続部分の断面積より小さくされていて、上顎部15はこの接続部分を支点として下顎部16側に向けて撓むように弾性変形可能とされている。このヘッド部13には、前記上顎部15を下顎部16側に向けて弾性変形させる手段として、上顎部15側から下顎部16側に向けてクランプネジ17が螺着されている。
下顎部16のシャンク部12の一側面12B側の先端部には、ホルダ10の軸線Lに平行に方形平板状に延びる台座20がシャンク部12と一体に形成され、この台座20の上面が台座面21とされ、下顎部16の先端からホルダ10の軸線L方向に延びて前記スリット14の中程までに達するように形成されている。この台座面21は、軸線Lに垂直な断面において、上方に向かうにしたがい互いに近づく一対の斜面21A、21Aによって凸V字状に形成されており、一対の斜面21A、21Aの交差稜線部分には前記押圧面19に対して対向するように平坦部21Bが形成されている。
一方、上顎部15のシャンク部12の一側面12B側の先端部には、ホルダ10の軸線Lに平行に延びて先端側に向かうにしたがい下方に向かう斜辺を備えた三角形板状をなす押圧部18がシャンク部12と一体に形成され、ただしその先端は下顎部16の先端よりも後退させられており、この押圧部18の台座20側を向く面が押圧面19とされ、下顎部16の台座面21の長手方向中央部よりも先端側寄りから台座面21の後端よりも僅かに先端側にまで延設されている。この押圧部18に形成された押圧面19は、下方に向かうにしたがい互いに近づく一対の斜面によって凸V字状に形成されている。
このように、軸線Lと平行に延びる台座20に形成された台座面21と、同じく軸線Lと平行に延びる押圧部18に形成された押圧面19とが、互いに対向するように配置されて取付座11を構成している。つまり、本実施形態においては、取付座11の延びる方向はホルダ10の軸線L方向と一致しているのである。
そして、台座20に形成された台座面21には、図2に示すように、上方に向けて突出した突起部22が形成されている。取付座11の延びる方向において同一位置に配置されてそれぞれの斜面21Aに形成された一組の突起部22が、取付座11が延びる方向に2組並ぶように配置されている。つまり、この台座面21には4つの突起部22が形成されているのである。
詳述すると、一組の突起部22はそれぞれの斜面21Aから上方に向けて突出して前記平坦部21Bに向かうにしたがい漸次その突出高さが小さくなっていき、平坦部21Bにおいては突出高さが0となるように形成されている。これにより平坦部21Bは台座面21の先端から後端にかけて同一平面上に延びるように形成されている。
また、突起部22は、上方に向かうにしたがい漸次取付座11の延びる方向の長さが短くなるように形成されており、取付座11の延びる方向において軸線Lに対して傾斜する傾斜面を備えている。
次に、前記取付座11に取り付けられる切削インサート30について説明する。この切削インサート30は、超硬合金等の硬質材料で構成されるとともに、その外形が略角棒状に形成されており、インサート本体31と切刃部33とを有する。インサート本体31は長手方向で幅が一定とされ、長手方向中央部に上方に突出した凸部32が備えられ、凸部32の両端側にそれぞれ切刃部33が配置されている。この切削インサート30は、その長手方向の中心線Cに対して線対称となるように形成されたドッグボーン形インサートである。
切刃部33の上面端部には、インサート本体31の長手方向に直交する方向に延びる切刃34がそれぞれ形成されており、これらの切刃34に連なり長手方向の一方の端部および他方の端部を向く面は切刃34の逃げ面35とされて、図4に示すようにインサート本体31の下側に向かうにしたがいインサート本体31の長手方向の中央部側に近づくように傾斜させられていてポジの逃げ角が与えられている。
また、切刃34に連なり切削インサート30の上面側に延びる面がすくい面36とされており、このすくい面36は、図1に示すように切刃34側に向かうにしたがいインサート本体31の幅よりも広幅になるような等脚台形状に形成されており、このすくい面36には、切屑を短く分断するためのブレーカ溝が形成されている。なお、この切刃部33の前記長手方向の長さは凸部32のよりも短くされている。
ここで、前記凸部32の上面は、インサート本体31の幅方向内側に向かうにしたがい下方に向かうように互いに近づく一対の斜面によって凹V字状に形成されており、前記取付座11の押圧面19に当接される被押圧面37とされている。
インサート本体31の下面には、インサート本体31の幅方向内側に向かうにしたがい上方に向かうように互いに近づく一対の斜面38A,38Aが設けられており、この一対の斜面38A、38Aによって凹V字状に形成され、この一対の斜面38A、38Aの交差部分がさらに凹んだ凹溝38Bとされている。このように形成されたインサート本体31の下面が、前記取付座11の台座面21に当接される着座面38とされている。
そして、この着座面38には、図3、図4に示すように前記取付座11の台座面21に形成された突起部22が収容可能な収容凹部39が形成されている。つまり、収容凹部39は、収容凹部39の切削インサート30の長手方向長さが前記突起部22の取付座11が延びる方向の長さよりも長くなるように、かつ、収容凹部39の凹み深さが前記突出部22の突出高さよりも大きくなるように構成されているのである。
着座面38が有する一対の斜面38A、38Aのそれぞれに形成されて切削インサート30の長手方向において同一位置に配置された一組の収容凹部39が、切削インサート30の長手方向に2組並ぶように配置されている。つまり、この着座面38には4つの収容凹部39が形成されているのである。
なお、この収容凹部39は、図4に示すように、切削インサート30の長手方向中心線Cに対して線対称となるように配置されている。
ここで、一組の収容凹部39はそれぞれの斜面38Aからインサート本体31内部へと凹んで前記凹溝38Bに向かうにしたがい漸次凹み深さが小さくなっていき、凹溝38Bの両端部において凹み深さが0となるように形成されている。
また、収容凹部39は、切削インサート30の下側に向かうにしたがい漸次切削インサート30の長手方向長さが長くなるように形成されており、切削インサート30の長手方向に対して傾斜する傾斜面を備えている。
さらに、本実施形態においては、この収容凹部39は切刃部33の下側には形成されておらず、凸部32の下面、つまり被押圧面37が形成された部分に配置されている。
次に、切削インサート30を取付座11に装着する手順について説明する。図5から図7に切削インサート30を取付座11に挿入する状態を示す。まず、切削インサート30の凹V字状をなす着座面38と前記取付座11の凸V字状をなす台座面21とが嵌合するようにして、取付座11の先端側開口部から切削インサート30を挿入する。このとき台座面21の突起部22が形成された部分に切削インサート30の収容凹部39以外の部分が位置する場合には、図7に示すように、切削インサート30の凸部32の被押圧面37と押圧面19とが接することになる。一方、台座面21の突起部22が形成されていない部分では図6に示すように、切削インサート30は台座面21から浮き上がって被押圧面37と押圧面19とが接している。この状態においては、押圧部18が台座20側へと弾性変形されていないため、被押圧面37は押圧面19に押圧されておらず、切削インサート30をスライドさせて移動することが可能となる。
このようにして切削インサート30を挿入していくと突起部22が収容凹部39内に収容され、切削インサート30が所定位置に配置されることになる。切削インサート30を所定位置に配置した状態を図8から図10に示す。
この状態では、収容凹部39及び突起部22が形成されていない部分及び突起部22が収容凹部39に収容されている部分においては、図9、図10に示すように、台座面21と着座面38とが互いに接するとともに、被押圧面37と押圧面19との間に空隙が形成されている。ここで、突起部22と収容凹部39とは切削インサート30の長手方向及び切削インサート30の厚さ方向において非接触とされており、台座面21の突起部22以外の部分と着座面38の収容凹部39以外の部分とが接触している。
この空隙の大きさは、突起部22の前記突出高さ及び収容凹部39の前記凹み深さよりも大きくされており、切削インサート30を挿入した状態においては、前記突起部22が前記収容凹部39内に収容されているものの収容凹部39内に保持されておらず、切削インサート30をさらにスライドさせることで突起部22が収容凹部39から抜け出ることができる状態とされているのである。言い換えると、突起部22を収容凹部39から抜き出すことができる程度に被押圧面37と押圧面19との間に空隙が形成されているのである。
このように切削インサート30を所定位置に配置した状態で、上顎部15に挿通されたクランプネジ17を下顎部16側へとねじ込むことによって押圧部18を台座20に近づくように上顎部15を弾性変形させ、切削インサート30の被押圧面37を押圧部18の押圧面19によって押圧して、台座面21と押圧面19とによって切削インサート30をクランプする。切削インサート30をクランプした状態を図11から図13に示す。
切削インサート30をクランプした状態においては、収容凹部39及び突起部22が形成されていない部分及び突起部22が収容凹部39に収容されている部分においては、図12、図13に示すように、台座面21(突起部22以外の部分)と着座面38(収容凹部39以外の部分)とが接するとともに、被押圧面37と押圧面19とが強く密着している。したがって、切削インサート30をクランプした状態においては、前記突起部22が前記収容凹部39内に収容されて保持されており、切削インサート30をスライドさせることができなくなっているのである。
また、本実施形態においては、図11に示すように、切削インサート30のクランプ状態において収容凹部39と突起部22とが切削インサート30の長手方向(取付座11の延びる方向)及び切削インサート30の厚さ方向において非接触とされている。
このように構成されたインサート着脱式切削工具は、旋盤又はマシニングセンタ等の工作機械にホルダ10のシャンク部12が把持されて、高速に回転するワークに切削インサート30が押し付けられてワークに対して相対的に移動させられ、ホルダ10の先端側から突き出された切削インサート30の切刃34によってワークの外面や端面を切削するものである。
この構成の切削インサート30のクランプ機構によれば、取付座11の台座面21に突起部22が形成され、切削インサート30の着座面38に前記突起部22を収容可能な収容凹部39が形成されており、押圧面19によって切削インサート30の被押圧面37を押圧してクランプした状態において、突起部22が収容凹部内39に収容された状態で保持されているので、切削加工時や加工終了時において切削インサート30が取付座11から抜け落ちる方向に移動した場合でも突起部22と収容凹部39とが互いに係合することになり、切削インサート30の抜け落ちを防止できる。また、切削インサート30を取付座11に挿入する際には、突起部22が収容凹部39内に保持されていないので、切削インサート30の着座面38と取付座11の台座面21とを摺動させるようにスライドさせて、切削インサート30を取付座11に挿入することができる。
また、切削インサート30のクランプ状態において、収容凹部39と突起部22とが切削インサート30の長手方向(取付座11の延びる方向)及び切削インサート30の厚さ方向において非接触とされているので、切削インサート30のクランプ状態において、収容凹部39と突起部22とが不必要に強く押圧されることがなく、切削インサート30の破損等を防止することができ、切削インサート30の寿命延長を図ることができる。
また、突起部22が、上方に向かうにしたがい漸次取付座11の延びる方向の長さが短くなるように形成され、取付座11の延びる方向において軸線Lに対して傾斜する傾斜面を備えており、対向配置された収容凹部39側に向かって漸次小さくなるように形成されているので、切削インサート30をクランプしていない状態において、切削インサート30を取付座11内でスライドさせて移動する際に突起部22と収容凹部39とが係合することがなく、切削インサート30を取付座11に簡単に着脱することができる。
同様に、収容凹部39が、切削インサート30の下側に向かうにしたがい漸次切削インサート30の長手方向長さが長くなるように形成され、切削インサート30の長手方向に対して傾斜する傾斜面を備えており、対向配置された突起部22側に向けて広がるように形成されているので、切削インサート30をクランプしていない状態において、切削インサート30を取付座11内でスライドさせて移動する際に突起部22と収容凹部39とが係合することがなく、切削インサート30を取付座11に簡単に着脱することができる。
さらに、突起部22が取付座11の延びる方向において2組並ぶように配置されるとともに、収容凹部39が切削インサート30の長手方向において2組並ぶように配置されているので、切削インサート30を複数の突起部22と収容凹部39との係合によって固定することができ、切削抵抗による切削インサート30の抜け落ちをさらに確実に防止することができる。
また、切削インサート30が長手方向中央部に上方に突出した凸部32を備えて、凸部32の両端側にそれぞれ切刃部33を配置したいわゆるドッグボーン形インサートとされており、収容凹部39が切削インサート30の長手方向の中心線Cに対して線対称となるように配置されているので、切削インサート30の長手方向の一端に形成された切刃部33によって切削加工した際に収容凹部39が破損した場合であっても、他端に形成された切刃部33によって切削する際に、破損していない収容凹部39によって前述した抜け落ち防止効果を奏することができる。
さらに、本実施形態においては、切刃部33の下側に収容凹部39が形成されておらず、凸部32の下面にのみ収容凹部39が形成されているので、切削抵抗が作用する切刃部33の剛性を確保でき、切削インサート30の欠損を防止することができ、切削インサート30のさらなる寿命延長を図ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、取付座11の台座面21に突起部22を形成し、切削インサート30の着座面38に収容凹部39を形成したものとして説明したが、これに限定されることはなく、前記着座面38に突起部22を形成し、前記台座面21に収容凹部39を形成したものであってもよい。
また、切削インサート30をクランプしていない状態において、突起部22と収容凹部39とが切削インサート30の長手方向及び厚さ方向に非接触に配置されるものとして説明したが、これに限定されることはなく、突起部22と収容凹部38とが切削インサート30の長手方向あるいは厚さ方向に接触して互いに嵌合するように配置されたものであってもよい。
また、収容凹部39を切削インサート30の長手方向において2つ並ぶように形成したものとして説明したが、これに限定されることはない。例えば、図14、図15に示すように、切削インサート30の長手方向にひとつの収容凹部39を形成したものであってもよいし、図16、図17に示すように、切削インサート30の長手方向に3つ並ぶように収容凹部39を形成したものであってもよい。これらの場合においても、切削インサート30の長手方向中心線Cに対して線対称となるように収容凹部39を配置することが好ましい。
また、収容凹部39は前記突起部22を収容することができればよく、図18、図19に示すように、収容凹部39の切削インサート30の長手方向の長さを長くしたものであってもよい。
また、すくい面36にブレーカ溝を形成した切削インサート30として説明したが、これに限定されることはなく、ブレーカ溝が形成されていないものであってもよい。
さらに、本実施形態では、取付座11の延びる方向とホルダ10の軸線Lとが平行に配置されたものとして説明したが、これに限定されることはなく、軸線Lに対して直交したり斜交したりするように取付座11が形成されたものであってもよい。
また、台座20、押圧部18とシャンク部12と一体に形成したものとして説明したが、これに限定されることはなく、台座20、押圧部18を備えたヘッド部材をシャンク部12とそれぞれ独立して形成して、ヘッド部材をシャンク部12の先端に着脱可能に装着するような構成としたものであってもよい。
本発明の実施形態である切削インサートのクランプ機構を備えたインサート着脱式切削工具の斜視図である。 本発明の実施形態である切削インサートのクランプ機構を備えたインサート着脱式切削工具のホルダを示す斜視図である。 本発明の実施形態である切削インサートのクランプ機構によってクランプされる切削インサートの斜視図である。 図3に示す切削インサートの側面図である。 図3に示す切削インサートを取付座に挿入する状態を示す側面図である。 図5におけるA−A断面図である。 図5におけるB−B断面図である。 図3に示す切削インサートを取付座に挿入した状態を示す側面図である。 図8におけるA−A断面図である。 図8におけるB−B断面図である。 図3に示す切削インサートを取付座にクランプした状態を示す側面図である。 図11におけるA−A断面図である。 図11におけるB−B断面図である。 他の実施形態を示す切削インサートの斜視図である。 図14に示す切削インサートの側面図である。 他の実施形態を示す切削インサートの斜視図である。 図16に示す切削インサートの側面図である。 他の実施形態を示す切削インサートの斜視図である。 図18に示す切削インサートの側面図である。
符号の説明
10 ホルダ
11 取付座
19 押圧面
21 台座面
22 突起部
30 切削インサート
33 切刃部
37 被押圧面
38 着座面
39 収容凹部

Claims (10)

  1. ホルダの先端部に形成され、互いに対向して延びる押圧面と台座面とを備えた取付座に、棒状をなす切削インサートを挿入して挟み込むことによりクランプする切削インサートのクランプ機構であって、
    前記切削インサートには、前記押圧面と当接される被押圧面と前記台座面と当接される着座面とが設けられるとともに、前記切削インサートの長手方向の少なくとも一端には切刃部が形成されており、
    前記台座面及び前記着座面の一方に突起部が形成され、他方に前記突起部が収容可能な収容凹部が形成されており、
    前記切削インサートをクランプしていない状態では、前記突起部が前記収容凹部内に保持されずに、前記切削インサートをクランプした状態では、前記突起部が前記収容凹部内に保持されることを特徴とする切削インサートのクランプ機構。
  2. 前記切削インサートをクランプした状態において、前記収容凹部と前記突起部とが前記切削インサートの厚さ方向において非接触とされていることを特徴とする請求項1に記載の切削インサートのクランプ機構。
  3. 前記切削インサートをクランプした状態において、前記収容凹部と前記突起部とが前記切削インサートの長手方向において非接触とされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の切削インサートのクランプ機構。
  4. 前記収容凹部は、前記突起部側に向けて広がるように形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の切削インサートのクランプ機構。
  5. 前記突起部は、前記収容凹部側に向かって漸次小さくなるように形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の切削インサートのクランプ機構。
  6. 前記突起部及び前記収容凹部が、前記取付座の延びる方向及び前記切削インサートの長手方向に複数形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の切削インサートのクランプ機構。
  7. 請求項1から請求項6に記載の切削インサートのクランプ機構にクランプされて固定される切削インサートであって、
    外形が棒状をなして、その長手方向の少なくとも一端に切刃部が形成されるとともに、前記押圧面と当接される被押圧面と前記台座面と当接される着座面とが設けられ、
    前記着座面には、前記突起部あるいは前記収容凹部のどちらか一方が形成されていることを特徴とする切削インサート。
  8. 前記長手方向の両端に前記切刃部が形成されており、前記突起部又は前記収容凹部が、前記長手方向の中心線に対して線対称となるように配置されていることを特徴とする請求項7に記載の切削インサート。
  9. 前記着座面に形成された前記突起部又は前記収容凹部は、前記切刃部と厚さ方向で重なる部分に配置されていないことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の切削インサート。
  10. 請求項1から請求項6に記載の切削インサートのクランプ機構を備えたことを特徴とするインサート着脱式切削工具。
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