JP2007251837A - データ放送の情報表示方法及びシステムと、プログラム - Google Patents

データ放送の情報表示方法及びシステムと、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2007251837A
JP2007251837A JP2006075562A JP2006075562A JP2007251837A JP 2007251837 A JP2007251837 A JP 2007251837A JP 2006075562 A JP2006075562 A JP 2006075562A JP 2006075562 A JP2006075562 A JP 2006075562A JP 2007251837 A JP2007251837 A JP 2007251837A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
content
event message
frame
receiver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006075562A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4753759B2 (ja
Inventor
Kenichiro Ishijima
健一郎 石島
Kiyoyuki Doi
清之 土居
Takayoshi Nakasone
貴良 中曽根
Hiroo Hara
浩生 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Television Network Corp
Original Assignee
Nippon Television Network Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Television Network Corp filed Critical Nippon Television Network Corp
Priority to JP2006075562A priority Critical patent/JP4753759B2/ja
Publication of JP2007251837A publication Critical patent/JP2007251837A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4753759B2 publication Critical patent/JP4753759B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

【課題】データ放送における通信コンテンツのコンテンツ情報を自動更新させ、最新情報をリアルタイムに提供することができる技術を提供すること。
【解決手段】受信機は、通信を介してコンテンツサーバにアクセスし、受信機のデータ放送領域に表示されるコンテンツのフレームを構成するデータと、イベントメッセージからコンテンツ情報を取得し、このコンテンツ情報をフレーム内の所定位置に表示させるプログラムとを含むフレーム初期情報を受信する。放送局は、イベントメッセージのプライベート領域にコンテンツ情報を格納し、イベントメッセージを送信する。受信機は、受信したフレーム初期情報のプログラムにより動作し、受信したイベントメッセージのプライベート領域からコンテンツ情報を取得し、このコンテンツ情報をフレーム内の所定位置に表示する。
【選択図】図3

Description

本発明はデータ放送の情報表示方法及びシステムと、プログラムに関し、特に、データ放送におけるコンテンツの表示の技術に関する。
近年、BSデジタル放送などの衛星放送に続き、地上デジタル放送が開始され、それに伴いデータ放送も開始されている。このデータ放送は、BML文書やJPEG、PNG、バイナリテーブルなどのリソースを、データカルーセル伝送方式によって伝送する。データカルーセル伝送方式は、複数のファイルをMPEG−2のセクションに分割して繰り返し送出する伝送方式であり、DSM−CC規格に準拠している。更に、データ放送では、受信機上で実行中のコンテンツに対して、局から任意のタイミングでメッセージングを行うイベントメッセージ伝送方式が規定されている。
更に、データ放送では、放送によるコンテンツの提示だけでなく、通信リンクによるコンテンツの提供も行うことができる。しかし、この通信コンテンツは通常PULL型であり、最新情報を取得するにはユーザの操作が必要となる。
従って、データ放送における通信コンテンツの更新は、ユーザが自ら操作して最新のコンテンツ情報を、コンテンツを提供しているコンテンツサーバから受信する必要があり、最新の情報に自動更新する技術はなかった。
また、通信コンテンツを利用する場合、最新情報を取得する毎に通信が必要になるので、通信コストが多く発生してしまう。
更に、放送のような同報性のあるメディアを契機に発生する通信は、通常の状態で想定されない程の多くの通信が同時に発生し、これに対応する通信インフラを整えることは多大な労力と投資が必要とされる。
そこで、本発明は上記課題に鑑みて発明されたものであって、その目的はデータ放送における通信コンテンツのコンテンツ情報を自動更新させ、最新情報をリアルタイムに提供することができるデータ放送の情報表示方法及びシステムと、プログラムを提供することにある。
また、本発明の目的は、通信コストを減らし、データ放送における通信コンテンツのコンテンツ情報を自動更新することができるデータ放送の情報表示方法及びシステムと、プログラムを提供することにある。
また、本発明の目的は、同時に多くの通信を発生させずに、データ放送における通信コンテンツの更新を自動的に行うデータ放送の情報表示方法及びシステムと、プログラムを提供することにある。
上記課題を解決する本発明は、データ放送のコンテンツ情報表示方法であって、受信機において、コンテンツサーバから、通信を介して、受信機のデータ放送領域に表示されるコンテンツのフレームを構成するデータと、イベントメッセージからコンテンツ情報を取得し、このコンテンツ情報をフレーム内の所定位置に表示させるプログラムとを含むフレーム初期情報を取得するステップと、放送局において、イベントメッセージのプライベート領域に前記コンテンツ情報を格納し、イベントメッセージを送信するステップと、受信機において、前記イベントメッセージを受信し、前記フレーム初期情報のプログラムにより、前記受信したイベントメッセージのプライベート領域から前記コンテンツ情報を取得し、このコンテンツ情報をフレーム内の所定位置に表示させるステップとを有することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、データ放送のコンテンツ情報表示方法であって、受信機において、受信機のデータ放送領域に表示されるコンテンツのフレームを構成するデータと、取得するイベントメッセージを識別するイベントメッセージ識別情報及び取得するコンテンツ情報を識別するコンテンツ識別情報と、取得したコンテンツ情報のバージョン情報を記憶するプログラムと、前記イベントメッセージ識別情報、コンテンツ識別情報及び記憶しているバージョン情報に基づいて、イベントメッセージから最新のバージョンのコンテンツ情報を取得し、このコンテンツ情報をフレーム内の所定位置に表示させるプログラムとから成るフレーム初期情報を、通信を介して、コンテンツサーバから取得するステップと、放送局において、イベントメッセージのプライベート領域を複数に分割し、各領域に、コンテンツ情報と、このコンテンツ情報を識別するコンテンツ識別情報と、前記コンテンツ情報のバージョン情報とを格納し、前記イベントメッセージにイベントメッセージ識別情報を付与してイベントメッセージを送信するステップと、受信機において、イベントメッセージを受信し、前記イベントメッセージ識別情報、コンテンツ識別情報及び記憶しているバージョン情報に基づいて、前記イベントメッセージのプライベート領域から最新のバージョンのコンテンツ情報を取得し、このコンテンツ情報をフレーム内の所定位置に表示させるステップとを有することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、データ放送のコンテンツ情報表示システムであって、コンテンツサーバと、受信機と、放送局とを有し、前記コンテンツサーバは、受信機のデータ放送領域に表示されるコンテンツのフレームを構成するデータと、イベントメッセージからコンテンツ情報を取得し、このコンテンツ情報をフレーム内の所定位置に表示させるプログラムとを含むフレーム初期情報が記憶された記憶手段と、前記受信機からの要求に応答して、通信を介して、前記フレーム初期情報を前記受信機に送信する手段とを有し、前記放送局は、イベントメッセージのプライベート領域に前記コンテンツ情報を格納し、イベントメッセージを送信する手段を有し、前記受信機は、前記コンテンツサーバに、フレーム初期情報を要求し、フレーム初期情報を受信する手段と、前記フレーム初期情報のプログラムによって動作し、イベントメッセージを受信し、前記受信したイベントメッセージのプライベート領域からコンテンツ情報を取得し、このコンテンツ情報をフレーム内の所定位置に表示させる手段とを有することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、データ放送のコンテンツ情報表示システムであって、コンテンツサーバと、受信機と、放送局とを有し、前記コンテンツサーバは、受信機のデータ放送領域に表示されるコンテンツのフレームを構成するデータと、取得するイベントメッセージを識別するイベントメッセージ識別情報及び取得するコンテンツ情報を識別するコンテンツ識別情報と、取得したコンテンツ情報のバージョン情報を前記受信機に記憶させるプログラムと、前記イベントメッセージ識別情報、コンテンツ識別情報及び前記受信機に記憶されているバージョン情報に基づいて、イベントメッセージから最新のバージョンのコンテンツ情報を取得し、このコンテンツ情報をフレーム内の所定位置に表示させるプログラムとから成るフレーム初期情報が記憶された記憶手段と、前記受信機からの要求に応答して、通信を介して、前記フレーム初期情報を前記受信機に送信する手段とを有し、前記放送局は、イベントメッセージのプライベート領域を複数に分割し、各領域に、コンテンツ情報と、このコンテンツ情報を識別するコンテンツ識別情報と、前記コンテンツ情報のバージョン情報とを格納し、前記イベントメッセージにイベントメッセージ識別情報を付与してイベントメッセージを送信する手段を有し、前記受信機は、前記コンテンツサーバに、フレーム初期情報を要求し、フレーム初期情報を受信する手段と、前記フレーム初期情報のプログラムによって動作し、イベントメッセージを受信し、前記イベントメッセージ識別情報、コンテンツ識別情報及び記憶しているバージョン情報に基づいて、前記イベントメッセージのプライベート領域から最新のバージョンのコンテンツ情報を取得し、このコンテンツ情報をフレーム内の所定位置に表示させる手段とを有することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、デジタル放送受信機のプログラムであって、前記プログラムは、デジタル放送受信機のデータ放送領域に表示されるコンテンツのフレームを構成するデータを含み、コンテンツ情報が格納されたイベントメッセージを受信する処理と、前記受信したイベントメッセージのプライベート領域から前記コンテンツ情報を抽出する処理と、前記抽出したコンテンツ情報を、受信機のデータ放送領域のフレームの所定位置に表示する処理とをデジタル放送受信機に実行させることを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、デジタル放送受信機のプログラムであって、前記プログラムは、デジタル放送受信機のデータ放送領域に表示されるコンテンツのフレームを構成するデータと、取得するイベントメッセージを識別するイベントメッセージ識別情報及び取得するコンテンツ情報を識別するコンテンツ識別情報とを含み、コンテンツ情報が格納されたイベントメッセージを受信する処理と、イベントメッセージのプライベート領域から抽出したコンテンツ情報のバージョン情報を記憶する処理と、前記イベントメッセージ識別情報、コンテンツ識別情報及び記憶しているバージョン情報に基づいて、前記受信したイベントメッセージのプライベート領域から最新のバージョンのコンテンツ情報を取得し、このコンテンツ情報をフレーム内の所定位置に表示する処理とをデジタル放送受信機に実行させることを特徴とする。
本発明は、コンテンツのフレームに関するデータや、表示プログラム等は通信を介してコンテンツサーバから取得し、一方、所定のタイミングで送出することができるイベントメッセージに最新のコンテンツ情報を含めて放送し、そのイベントメッセージからコンテンツ情報を抽出して表示するように構成しているので、受信機側では自動的にイベントメッセージを取得して最新のコンテンツ情報を表示することができ、通信リンクのように、ユーザがコンテンツ情報をサーバからわざわざ取得しなくても良いという優れた効果を有する。
また、本発明は、コンテンツのフレームに関するデータや、表示プログラム等を、初回に通信を介して取得し、それ以降、通信を行わずに放送波によるイベントメッセージからコンテンツ情報を取得するので、通信により発生する費用が大幅に低減でき、更には、通信の輻輳も発生しないという優れた効果を有する。
また、イベントメッセージのプライベート領域を分割して複数のコンテンツ情報を格納し、受信側で自己のコンテンツ情報を識別するように構成すれば、個数制限のあるイベントメッセージを有効に活用して、より多くのコンテンツ情報の更新を達成することができる。
本発明の実施の形態を説明する。
まず、本発明の概要を説明した後に詳細な構成を説明する。
本発明の特徴は、受信機のデータ放送領域に表示されるコンテンツのフレームに関するフレーム初期情報を、コンテンツサーバ等から通信を介して取得し、フレームに表示されるコンテンツのコンテンツ情報を、放送波を介してイベントメッセージから取得する。そして、イベントメッセージに含まれるコンテンツ情報をフレームに反映させて、コンテンツ情報の更新を行うことを特徴とする。なお、フレームとはテキストや画像などのデータの表示位置を規定する情報であり、コンテンツ情報とはフレームにより規定される位置に表示されるテキストや画像などのデータである。
図1、図2は本発明の概要を説明する為の図である。
図1中、1は受信機であり、データ放送を含むデジタル放送波の受信のみならず、通信コンテンツの取得を可能とする通信機能も有する。受信機1の表示部11には、映像表示領域12とデータ放送領域13との二つの領域を有する。
映像表示領域12は、デジタル放送波による映像が表示される領域である。データ放送領域13は、データ放送によるテキストや画像、通信リンクによる通信コンテンツが表示される領域である。
本発明では、このデータ放送領域13に表示するコンテンツのフレームに関するフレーム初期情報20を、コンテンツサーバ2から通信を介して取得する。ここで、フレーム初期情報とは、データ放送領域13に表示されるコンテンツのフレームを構成するデータのみならず、後述するイベントメッセージによるコンテンツ情報をフレーム内の所定位置に表示させるプログラムも含む概念である。このフレーム初期情報20を取得した受信機1では、図1に示されるように、データ放送領域13にフレームが表示される。図1に示すフレームの例では、上部の枠には「イベント最新情報」というテキストデータがあるが、下部の枠にはテキストデータなどはない。
次に、フレーム初期情報を取得した受信機1では、フレーム内に表示するコンテンツ情報を、イベントメッセージ30により取得する。具体的には、イベントメッセージ30のプライベート領域にコンテンツ情報のテキストデータを記載してイベントメッセージ30を放送局3から送信する。受信機1では、そのイベントメッセージ30を受信して、イベントメッセージ30のプライベート領域に記載されているコンテンツ情報を抽出して、このコンテンツ情報31をフレーム内の所定位置に表示する。図2では、「17:00〜無料ライブ開催! 早めにお集まり下さい」というコンテンツ情報31が、プライベート領域に記載されたイベントメッセージ30を放送局3から送信している。そして、受信機1では、そのイベントメッセージ30を受信し、プライベート領域に記載されているコンテンツ情報31を抽出して、フレーム内の所定位置に、「17:00〜無料ライブ開催! 早めにお集まり下さい」というコンテンツ情報31を表示している。
次に、本発明の第1の実施の形態におけるデータ放送の情報表示システムの具体的な構成について説明する。
図3は第1の実施の形態のデータ放送の情報表示システムのブロック図である。
データ放送の情報表示システムは、受信機1と、コンテンツサーバ2と、放送局3とを有する。
受信機1は、受信部100と、通信部101と、表示制御部102と、表示部103とを有している。受信部100は、放送波を受信して映像やデータ放送などのデータを取得する手段である。通信部101は、ネットワーク等を介して通信により、コンテンツサーバ2からフレーム初期情報20を受信する手段である。表示制御部102は、フレーム初期情報20に含まれているプログラムに基づいて、表示部103にコンテンツのフレームを表示すると共に、受信したイベントメッセージ30のプライベート領域に記載されているコンテンツ情報を抽出して、フレーム内の所定位置にコンテンツ情報を表示する手段である。表示部103は液晶ディスプレイ等の表示手段である。
コンテンツサーバ2は、所定のコンテンツのフレーム初期情報20を格納しており、受信機1からの送信要求に応答し、フレーム初期情報20を受信機1に送信する。
図4に、フレーム初期情報20の具体的な例を示す。図4に示されるフレーム初期情報20は、データ放送用のプログラム言語であるBML(Broadcast Markup Language)で記載されている。このプログラムにより受信機は、コンポーネントタグが89のES(Elementary Stream)に含まれるID(識別情報)が3のイベントメッセージを監視し、当該イベントメッセージが最新である場合にこのイベントメッセージのプライベート領域からコンテンツ情報を抽出し、このコンテンツ情報を、bodyタグで囲まれる部分で規定される位置に表示する。
放送局3は、コンテンツ情報をプライベート領域に記載してイベントメッセージを生成するイベントメッセージ生成部300と、イベントメッセージ生成部300で生成されたイベントメッセージや、映像、音声、その他のデータ放送に関するデータ、PSI/SI等を多重して変調し、放送波として放送する送出部301とを有する。
上記の構成における受信機1の動作について説明する。
図5は、受信機1の動作フローチャートである。
まず、受信機1により、放送波の受信が開始されると(Step 100)、例えば、データ放送領域13にデータ放送のトップページが表示され、所定の操作によるページ移動後、コンテンツサーバ2にリンクするリンクボタンが表示される(Step 101)。
ここで、リンクボタンを押下することにより、コンテンツサーバ2からフレーム初期情報20を取得する(Step 102)。すると、コンテンツ表示処理が開始される(Step 103)。
イベントメッセージの受信が開始されてイベントメッセージ30を受信すると(Step 104)、受信したイベントメッセージ30が最新のものであるかを判断する(Step 105)。受信したイベントメッセージが最新のものであるかの判断は、イベントメッセージのバージョン情報により行われる。
受信したイベントメッセージ30が最新のものである場合には、最新バージョンのイベントメッセージ30のプライベート領域からコンテンツ情報を抽出する(Step 106)。一方、受信したイベントメッセージ30が最新のものでない場合には、イベントメッセージ30の受信を続ける(Step 104)。
抽出されたコンテンツ情報は、フレームの所定の位置に表示される(Step 107)。
このように、本発明では、フレームのデータや、表示プログラム等は通信を介してコンテンツサーバから取得し、フレームに表示されるコンテンツ情報については、イベントメッセージから取得するようにしている。従って、希望のタイミングで送出することができるイベントメッセージに最新のコンテンツ情報を含めて放送すれば、受信機側では自動的にイベントメッセージを取得して最新のコンテンツ情報を表示することができ、通信リンクのように、コンテンツが更新される毎にユーザがコンテンツ情報をわざわざ取得しなくても良い。また、費用が発生する通信は、フレーム初期情報を取得する初回だけなので、通信により発生する費用が大幅に低減でき、さらに、通信の輻輳も抑えることができる。
尚、上述の例ではコンテンツサーバがひとつであり、コンテンツもひとつの場合について説明したが、イベントメッセージは同時に異なる複数個を送出することができるので、イベントメッセージの識別情報とコンテンツとを、予めフレーム初期情報20で対応付けておけば、複数のコンテンツに対して、それぞれに対応するコンテンツ情報を送ることも可能となる。すなわち、ひとつのフレーム初期情報が複数のコンテンツに対応付けられ、データ放送領域31に複数のコンテンツが表示される構成も可能である。
また、ひとつのコンテンツサーバに複数のフレーム初期情報を用意し、それぞれのフレーム初期情報に対して複数のイベントメッセージを用いて情報の更新を行うことも可能である。さらにコンテンツサーバは複数台あっても良い。
また、コンテンツサーバに用意するフレーム初期情報において、初回分のコンテンツ情報をフレーム初期情報に含めて受信機に送信し、次回以降のコンテンツ情報を放送波のイベントメッセージに格納して放送する構成をとっても良い。
以上はコンテンツ情報をイベントメッセージのプライベート領域に格納して放送し、受信機で取得した通信コンテンツを自動更新させる方法を説明した。詳細な説明は省略するが、同様の効果は、コンテンツ情報をデータ放送のモジュールに格納する方法でも得られる。
第2の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態ではひとつのコンテンツに対してひとつのイベントメッセージが用いられる場合について説明した。しかしながら、コンテンツは複数の場合が多い。一方で、同時に送出することが可能なイベントメッセージの数も限りがある。例えば、日本の地上デジタル放送では、ひとつのデータ放送用ESにおいて、イベントメッセージに関する情報を記載するDSM−CCセクションは同時にひとつが配置され、このDSM−CCセクションに同時に配置することができるイベントメッセージの数は8個である。そこで、このように限られた資源を有効に活用して、より多くのコンテンツ情報を送ることができる例について説明する。
図6は第2の実施の形態の構成図である。
図6に示される如く、第2の実施の形態の情報表示システムは、ひとつの放送局3と、複数の受信機1〜1と、複数のコンテンツサーバ2〜2と、管理データベース4とから構成されている。
ここで、各受信機1〜1は、各コンテンツサーバ2〜2とそれぞれ通信を行い、異なるコンテンツのフレーム初期情報20〜20を取得する。
尚、本実施の形態では、理解を容易とするために、各受信機1〜1と各コンテンツサーバ2〜2とが一対一に対応しているが、これに限ることなく、例えば、受信機はコンテンツサーバと一対多に対応し、複数のコンテンツサーバからフレーム初期情報20を取得するようにしても良く、また、コンテンツサーバと受信機とが一対多に対応し、コンテンツサーバは複数の受信機にフレーム初期情報20を配信するようにしても良い。さらにひとつのコンテンツサーバが複数のフレーム初期情報を保持して受信機に配信しても良いし、ひとつのフレーム初期情報に複数のコンテンツ情報を対応付けても良い。
ここで、放送局3について説明する。放送局3は、第1の実施の形態と同様にイベントメッセージ生成部300を有するが、このイベントメッセージ生成部300は日本の地上デジタル放送に準拠し、上述したように、ひとつのDSM−CCセクションで同時に配置可能なイベントメッセージの最大数は8個である。そこで、イベントメッセージのプライベート領域を複数分割することにより、ひとつのイベントメッセージで複数のコンテンツ情報を送信できるようにする。
管理データベース4は、詳細は後述するが、複数のコンテンツ情報を管理し、さらにはイベントメッセージのプライベート領域に格納する際の制御に必要な情報を格納するためのデータベースである。このデータベースに情報を登録する際は、インターネット等の通信を介しても良い。すなわち、通信を介し、放送局より送出されるイベントメッセージの内容を変更するような構成をとっても良い。
ここで、イベントメッセージのプライベート領域とフレーム初期情報20との関係を説明する。図7は第2の実施の形態におけるイベントメッセージのプライベート領域とフレーム初期情報20との関係の例を説明する為の図である。
図7に示す如く、イベントメッセージのプライベート領域は複数の領域に分割され、分割された領域の先頭にコンテンツ情報を識別するためのコンテンツID(コンテンツ識別情報)、続いてコンテンツ情報のバージョンを示すバージョン情報を付する。また、図7に示す例ではイベントメッセージを識別するためのイベントメッセージID(イベントメッセージ識別情報)を2としている。これらのイベントメッセージID、コンテンツID、バージョン情報で各コンテンンツの最新のコンテンツ情報を識別するようにする。なお、他のイベントメッセージIDを有するイベントメッセージのプライベート領域も同様の構成をとるものとする。
例えば、B社に関連するフレーム初期情報にはふたつのコンテンツ40,41があり、C自治体に関連するフレーム初期情報にはひとつのコンテンツ42がある場合を考えると、それぞれのコンテンツに、イベントメッセージID及びコンテンツIDとを対応付ける。例えば、B社に関連するコンテンツ40には、イベントメッセージID=2、コンテンツID=1を割り当てる。また、B社に関連するコンテンツ41には、イベントメッセージID=2、コンテンツID=2を割り当てる。また、C自治体に関連するコンテンツ42には、イベントメッセージID=2、コンテンツID=3を割り当てておく。そして、これらのIDを、フレーム初期情報20に記載しておき、受信したイベントメッセージ及びこのプライベート領域に記載されているコンテンツ情報を識別できるようにプログラムを作成しておく。また、プログラムは、受信したコンテンツ情報のバージョン情報を受信機の記憶領域に記憶させておき、コンテンツ情報が最新のバージョンであるかを識別する処理も含めておく。
このような設定において、イベントメッセージ生成部300は、「B社の春休み企画」のコンテンツ情報と、「B社の新製品情報」のコンテンツ情報と、「C自治体の最新情報」のコンテンツ情報とを格納できるようにプライベート領域を三つの領域にわけ、その領域の先頭にはコンテンツIDを割り当て、次に、バージョン情報、最後にコンテンツ情報を格納するようにする。そして、各データの区切りには、データの区切りが分かるように例えば特殊文字で埋める。また、各コンテンツ情報との間には、コンテンツ情報の区切りが分かるように例えば特殊文字で埋める。図7の例では、イベントメッセージID=2のイベントメッセージを表示したものであり、プライベート領域が三つの領域に分けられ、先頭の領域には、コンテンツID=1、バージョン情報=3、「B社の春休み企画」のコンテンツ情報が格納され、次の領域には、コンテンツID=2、バージョン情報=7、「B社の新製品情報」のコンテンツ情報とが格納され、最後の領域には、コンテンツID=3、バージョン情報=2、「C自治体の最新情報」のコンテンツ情報とが格納されている。尚、本例では、プライベート領域内のコンテンツIDが1から連続している場合を示しているが、必ずしもコンテンツIDは1から連続している必要はない。
このようなイベントメッセージを受信すると、受信機1では、フレーム初期情報に記載されるイベントメッセージID及びコンテンツIDから対象となるコンテンツ情報を識別する。このとき、バージョン情報が最新である場合にコンテンツ情報を抽出する。これは、ひとつのイベントメッセージに複数のコンテンツ情報を含めているため、ひとつのコンテンツ情報が新しくなり、他のコンテンツ情報が更新されなくても、新しいコンテンツ情報を送信するために、他の更新されていないコンテンツ情報も一緒に送信することになる。受信機側にしてみれば、更新されていないコンテンツ情報を抽出する必要がないので、現在のコンテンツ情報のバージョンを記憶しておけば、最新のバージョンのコンテンツ情報のみ抽出するようにでき、無駄な処理を発生させないようにできる。
図7では、B社に関連するフレーム初期情報を受信した受信機では、イベントメッセージID=2のイベントメッセージを受信し、このイベントメッセージのプライベート領域のコンテンツID=1から「B社の春休み企画」のコンテンツ情報を抽出して表示する。更に、そのイベントメッセージのプライベート領域のコンテンツID=2から「B社の新製品情報」のコンテンツ情報を抽出して表示する。
C自治体のフレーム情報を受信した受信機では、イベントメッセージID=2のイベントメッセージを受信し、このイベントメッセージのプライベート領域のコンテンツID=3から「C自治体の最新情報」のコンテンツ情報を抽出して表示する。
但し、これらのコンテンツ情報は、最新のバージョンであるものとする。
ここで、例えばB社がコンテンツサーバ2に自社のフレーム初期情報を保持させ、管理データベース4にそのフレーム初期情報に対応するコンテンツ情報をインターネット等の通信経由で登録または更新する場合を考える。管理データベース4に登録されたコンテンツ情報はイベントメッセージに格納されて放送され、B社のフレーム初期情報を取得した受信機1は再びコンテンツサーバ2にアクセスすることなく常に最新の情報を表示することができる。B社から見れば、放送局から遠隔地にあっても、自社の通信コンテンツを自社の希望するタイミングにおいて自動更新させることが可能となる。
以上、イベントメッセージのプライベート領域とフレーム初期情報20との関係を説明したが、以下では、具体的な各部について説明する。
まず、イベントメッセージ生成部300について説明する。図8はイベントメッセージ生成部300のブロック図である。
イベントメッセージ生成部300は、例えば、200個のイベントメッセージを扱えるように200個のプライベート領域生成部301〜301200と、同時に8個のイベントメッセージをDSM−CCセクションに配置することができるDSM−CCセクション生成部302とから構成される。尚、日本の地上デジタル放送では、イベントメッセージを識別する識別情報が8ビットと規定されているので、扱えるイベントメッセージの数は最大256個であるが、ここでは200個のイベントメッセージを扱う例を説明する。
各プライベート領域生成部301〜301200には対応するイベントメッセージのコンテンツ情報31(図8の例ではA、B、C、D、E、F、G、H・・・I、J、K、L・・・)が入力される。
これらのコンテンツ情報を管理する管理データベース4について、図9に示す例を用いて説明する。図9はリレーショナルデータベースを用いて管理データベース4を実装した場合のテーブルである。図9のコンテンツ情報の管理データベースでは、使用するイベントメッセージの数が200個の場合を示しており、一つのイベントメッセージに対して単数若しくは複数のコンテンツのコンテンツ情報を含める例を示したものである。この管理データベースには、「コンテンツ」と、そのコンテンツのコンテンツ情報をプライベート領域に格納する「イベントメッセージID」と、コンテンツ情報を識別する「コンテンツID」と、コンテンツ情報がプライベート領域内で使用することのできる「バイト数の最大」と、実際の「コンテンツ情報」と、そのコンテンツ情報が管理データベースにおいて最新かどうかを示す「更新フラグ」とが対応付けられて記憶されている。
ここで、例えば日本の地上デジタル放送においてはプライベート領域の最大が244バイトであるため、各コンテンツが使用することのできるバイト数に最大値を設け、ひとつのイベントメッセージにおいてプライベート領域が244バイトを超えないように割り当てを行っている。ただし、この244バイトは前述した特殊文字なども含めた値でなければならない。また、更新フラグについては、管理データベースにおいてコンテンツ情報が最新のものに更新された時点で「1」とし、更新された最新のコンテンツ情報がイベントメッセージに格納され放送された時点で「0」にするように設計する。
例えば、イベントメッセージID=3のイベントメッセージのプライベート領域に格納するコンテンツID=1のコンテンツは「D商店街の最新情報」であることを示しており、また、更新フラグが「1」であることから、「D商店街の最新情報」のコンテンツ情報が更新されていることを示している。尚、本例では、プライベート領域内のコンテンツIDが1から連続している場合を示しているが、必ずしもコンテンツIDは1から連続している必要はない。
この管理データベースを用いて、各プライベート領域生成部301〜301200は、入力されるコンテンツ情報を、コンテンツID、バージョン情報と共にプライベート領域に格納する。
次に、イベントメッセージ生成部300の動作を説明する。図10は、イベントメッセージ生成部300の動作例を説明するためのフローチャートである。
まず、イベントメッセージ生成部300は自己のタイマーTを初期化する(Step 200)。そして、管理データベースをチェックし(Step 201)、コンテンツ情報を上述したようにイベントメッセージのプライベート領域に格納する(Step 202)。
続いて、DSM−CCセクション生成部302において、前述した管理データベース4の更新フラグを参照し、DSM−CCセクションが前回更新以降に更新されたコンテンツ情報を格納すべきイベントメッセージの数が8個に到達したかを判断する(Step 203)。イベントメッセージの数が8個に到達した場合には、その8個のイベントメッセージを用いてDSM−CCセクション生成部302においてDSM−CCセクションを更新して各イベントメッセージを送信する(Step 206)。
一方、イベントメッセージの数が8個に満たない場合には、タイマーTがX秒経過しているかを判断する(Step 204)。X秒経過している場合には、DSM−CCセクション生成部302によりDSM−CCセクションを更新してイベントメッセージを送信する(Step 206)。これは、イベントメッセージの数が8個に到達するまで待つと、あまりにも時間がかかりすぎて、コンテンツ情報の更新を反映できない場合も考えられるからである。従って、Xは、更新されたコンテンツ情報がイベントメッセージに格納されて受信機に届くまでの時間があまり遅くならないような適切な秒数を設定する。この場合のDSM−CCセクションに配置されるイベントメッセージは、格納されたコンテンツ情報が更新されているものだけでも良いし、それらに加えて前回のDSM−CCセクションに配置されていた一部のイベントメッセージを新たに配置しても良い。すなわち、DSM−CCセクションに配置するイベントメッセージは8個であっても良いし、8個未満であっても良い。コンテンツ情報が全く更新されていない場合は前回のDSM−CCセクションをそのまま送出することも可能である。
また、X秒経過していない場合には、タイマーTを1増加して、Step 201に戻って処理を続行する。
続いて、受信機1の動作について説明する。図11は第2の実施の形態における受信機の動作例を説明するためのフローチャートである。尚、第1の実施の形態と同様な動作については同じステップ番号を付し、詳細な説明を省略する。
フレーム初期情報に記載されたイベントメッセージIDやコンテンツIDを基に、該当するイベントメッセージを受信すると(Step 104)、受信したイベントメッセージが最新のものであるかを判断する(Step 105)。受信したイベントメッセージが最新のものであるかの判断は、イベントメッセージのバージョンにより行われる。受信したイベントメッセージが最新のものでない場合は、イベントメッセージの受信を続ける(Step 104)。
受信したイベントメッセージが最新のものである場合には、プライベート領域の該当するコンテンツIDに対応するバージョン情報を確認する(Step 300)。バージョン情報が最新である場合には、イベントメッセージのプライベート領域から最新のコンテンツ情報を抽出し(Step 106)、抽出したコンテンツ情報を表示する(Step 107)。一方、該当するコンテンツIDに対応するバージョン情報が最新のものでない場合には、イベントメッセージの受信を続ける(Step 104)。
このような動作を行わせるフレーム初期情報20の例を、図12に示す。
図12に示されるフレーム初期情報20は、データ放送用のプログラム言語であるBML(Broadcast Markup Language)で記載されたプログラムである。このプログラムにより受信機は、コンポーネントタグが89のES(Elementary Stream)に含まれるID(識別情報)が3のイベントメッセージを監視し、当該イベントメッセージが最新である場合にこのイベントメッセージのプライベート領域の所定領域から該当するコンテンツ情報のバージョンを抽出して参照する。バージョン情報が最新である場合に、当該コンテンツ情報を抽出し、bodyで囲まれる部分で規定される位置に表示する。尚、本例では、プライベート領域内のコンテンツIDが1から連続している場合を示しているが、必ずしもコンテンツIDは1から連続している必要はない。
このように、第2の実施の形態では、イベントメッセージのプライベート領域を分割して複数のコンテンツ情報を格納するように構成したので、限られた資源を有効に活用し、より多くのコンテンツ情報の更新を行うことができる。
以上は複数のコンテンツ情報をイベントメッセージのプライベート領域に格納して放送し、受信機で取得した通信コンテンツを自動更新させる方法を説明した。詳細な説明は省略するが、同様の効果は、複数のコンテンツ情報をデータ放送のモジュールに格納する方法でも得られる。
図1は本発明の概要を説明する為の図である。 図2は本発明の概要を説明する為の図である。 図3は第1の実施の形態のデータ放送の情報表示システムのブロック図である。 図4はフレーム初期情報20の具体的な例を示した図である。 図5は受信機1の動作フローチャートである。 図6は第2の実施の形態の構成図である。 図7は第2の実施の形態におけるイベントメッセージのプライベート領域とフレーム初期情報20との関係を説明する為の図である。 図8はイベントメッセージ生成部300のブロック図である。 図9はコンテンツ情報を管理する管理データベースの例を示した図である。 図10は、イベントメッセージ生成部300の動作フローチャートである。 図11は第2の実施の形態の受信機の動作フローチャートである。 図12は第2の実施の形態のフレーム初期情報20の具体的な例を示した図である。
符号の説明
1 受信機
2 コンテンツサーバ
3 放送局

Claims (6)

  1. データ放送のコンテンツ情報表示方法であって、
    受信機において、コンテンツサーバから、通信を介して、受信機のデータ放送領域に表示されるコンテンツのフレームを構成するデータと、イベントメッセージからコンテンツ情報を取得し、このコンテンツ情報をフレーム内の所定位置に表示させるプログラムとを含むフレーム初期情報を取得するステップと、
    放送局において、イベントメッセージのプライベート領域に前記コンテンツ情報を格納し、イベントメッセージを送信するステップと、
    受信機において、前記イベントメッセージを受信し、前記フレーム初期情報のプログラムにより、前記受信したイベントメッセージのプライベート領域から前記コンテンツ情報を取得し、このコンテンツ情報をフレーム内の所定位置に表示させるステップと
    を有することを特徴とするデータ放送のコンテンツ情報表示方法。
  2. データ放送のコンテンツ情報表示方法であって、
    受信機において、
    受信機のデータ放送領域に表示されるコンテンツのフレームを構成するデータと、
    取得するイベントメッセージを識別するイベントメッセージ識別情報及び取得するコンテンツ情報を識別するコンテンツ識別情報と、
    取得したコンテンツ情報のバージョン情報を記憶するプログラムと、
    前記イベントメッセージ識別情報、コンテンツ識別情報及び記憶しているバージョン情報に基づいて、イベントメッセージから最新のバージョンのコンテンツ情報を取得し、このコンテンツ情報をフレーム内の所定位置に表示させるプログラムと
    から成るフレーム初期情報を、通信を介して、コンテンツサーバから取得するステップと、
    放送局において、イベントメッセージのプライベート領域を複数に分割し、各領域に、コンテンツ情報と、このコンテンツ情報を識別するコンテンツ識別情報と、前記コンテンツ情報のバージョン情報とを格納し、前記イベントメッセージにイベントメッセージ識別情報を付与してイベントメッセージを送信するステップと、
    受信機において、イベントメッセージを受信し、前記イベントメッセージ識別情報、コンテンツ識別情報及び記憶しているバージョン情報に基づいて、前記イベントメッセージのプライベート領域から最新のバージョンのコンテンツ情報を取得し、このコンテンツ情報をフレーム内の所定位置に表示させるステップと
    を有することを特徴とするデータ放送のコンテンツ情報表示方法。
  3. データ放送のコンテンツ情報表示システムであって、
    コンテンツサーバと、受信機と、放送局とを有し、
    前記コンテンツサーバは、
    受信機のデータ放送領域に表示されるコンテンツのフレームを構成するデータと、イベントメッセージからコンテンツ情報を取得し、このコンテンツ情報をフレーム内の所定位置に表示させるプログラムとを含むフレーム初期情報が記憶された記憶手段と、
    前記受信機からの要求に応答して、通信を介して、前記フレーム初期情報を前記受信機に送信する手段とを有し、
    前記放送局は、
    イベントメッセージのプライベート領域に前記コンテンツ情報を格納し、イベントメッセージを送信する手段を有し、
    前記受信機は、
    前記コンテンツサーバに、フレーム初期情報を要求し、フレーム初期情報を受信する手段と、
    前記フレーム初期情報のプログラムによって動作し、イベントメッセージを受信し、前記受信したイベントメッセージのプライベート領域からコンテンツ情報を取得し、このコンテンツ情報をフレーム内の所定位置に表示させる手段とを有する
    ことを特徴とするデータ放送のコンテンツ情報表示システム。
  4. データ放送のコンテンツ情報表示システムであって、
    コンテンツサーバと、受信機と、放送局とを有し、
    前記コンテンツサーバは、
    受信機のデータ放送領域に表示されるコンテンツのフレームを構成するデータと、
    取得するイベントメッセージを識別するイベントメッセージ識別情報及び取得するコンテンツ情報を識別するコンテンツ識別情報と、
    取得したコンテンツ情報のバージョン情報を前記受信機に記憶させるプログラムと、
    前記イベントメッセージ識別情報、コンテンツ識別情報及び前記受信機に記憶されているバージョン情報に基づいて、イベントメッセージから最新のバージョンのコンテンツ情報を取得し、このコンテンツ情報をフレーム内の所定位置に表示させるプログラムと
    から成るフレーム初期情報が記憶された記憶手段と、
    前記受信機からの要求に応答して、通信を介して、前記フレーム初期情報を前記受信機に送信する手段とを有し、
    前記放送局は、
    イベントメッセージのプライベート領域を複数に分割し、各領域に、コンテンツ情報と、このコンテンツ情報を識別するコンテンツ識別情報と、前記コンテンツ情報のバージョン情報とを格納し、前記イベントメッセージにイベントメッセージ識別情報を付与してイベントメッセージを送信する手段を有し、
    前記受信機は、
    前記コンテンツサーバに、フレーム初期情報を要求し、フレーム初期情報を受信する手段と、
    前記フレーム初期情報のプログラムによって動作し、イベントメッセージを受信し、前記イベントメッセージ識別情報、コンテンツ識別情報及び記憶しているバージョン情報に基づいて、前記イベントメッセージのプライベート領域から最新のバージョンのコンテンツ情報を取得し、このコンテンツ情報をフレーム内の所定位置に表示させる手段とを有する
    ことを特徴とするデータ放送のコンテンツ情報表示システム。
  5. デジタル放送受信機のプログラムであって、
    前記プログラムは、
    デジタル放送受信機のデータ放送領域に表示されるコンテンツのフレームを構成するデータを含み、
    コンテンツ情報が格納されたイベントメッセージを受信する処理と、
    前記受信したイベントメッセージのプライベート領域から前記コンテンツ情報を抽出する処理と、
    前記抽出したコンテンツ情報を、受信機のデータ放送領域のフレームの所定位置に表示する処理と
    をデジタル放送受信機に実行させることを特徴とするプログラム。
  6. デジタル放送受信機のプログラムであって、
    前記プログラムは、
    デジタル放送受信機のデータ放送領域に表示されるコンテンツのフレームを構成するデータと、取得するイベントメッセージを識別するイベントメッセージ識別情報及び取得するコンテンツ情報を識別するコンテンツ識別情報とを含み、
    コンテンツ情報が格納されたイベントメッセージを受信する処理と、
    イベントメッセージのプライベート領域から抽出したコンテンツ情報のバージョン情報を記憶する処理と、
    前記イベントメッセージ識別情報、コンテンツ識別情報及び記憶しているバージョン情報に基づいて、前記受信したイベントメッセージのプライベート領域から最新のバージョンのコンテンツ情報を取得し、このコンテンツ情報をフレーム内の所定位置に表示する処理と
    をデジタル放送受信機に実行させることを特徴とするプログラム。
JP2006075562A 2006-03-17 2006-03-17 データ放送の情報表示方法及びシステムと、プログラム Expired - Fee Related JP4753759B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006075562A JP4753759B2 (ja) 2006-03-17 2006-03-17 データ放送の情報表示方法及びシステムと、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006075562A JP4753759B2 (ja) 2006-03-17 2006-03-17 データ放送の情報表示方法及びシステムと、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007251837A true JP2007251837A (ja) 2007-09-27
JP4753759B2 JP4753759B2 (ja) 2011-08-24

Family

ID=38595620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006075562A Expired - Fee Related JP4753759B2 (ja) 2006-03-17 2006-03-17 データ放送の情報表示方法及びシステムと、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4753759B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009290303A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Onkyo Corp エアチェックシステム、エアチェック装置及びエアチェックプログラム

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0723356A (ja) * 1993-06-30 1995-01-24 Hitachi Ltd 対話型テレビ放送システム
JPH0823314A (ja) * 1994-07-06 1996-01-23 Sony Corp データ放送システム
JPH09214445A (ja) * 1996-02-07 1997-08-15 Sanyo Electric Co Ltd データ放送システム、データ放送システムにおける受信システム、多重放送システムおよび多重放送システムの番組放送方法
JPH10235015A (ja) * 1997-02-20 1998-09-08 Daiichi Kosho:Kk 衛星データ通信により多数の端末にクイズを出題してゲームを同時進行するシステムおよびゲーム端末
JPH1146356A (ja) * 1997-04-22 1999-02-16 Two Way Tv Ltd 対話型予想ゲーム制御システム
JP2001144700A (ja) * 1999-11-17 2001-05-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 受信装置、送信装置、及び記録媒体
JP2002143565A (ja) * 2000-11-07 2002-05-21 Namco Ltd ゲーム情報提供システムおよび情報記憶媒体
JP2003085075A (ja) * 2001-05-08 2003-03-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 双方向通信方法、双方向通信システム及び、情報処理装置
JP2003229826A (ja) * 2002-02-04 2003-08-15 Nippon Television Network Corp 回線接続システム、及びその方法
JP2005012545A (ja) * 2003-06-19 2005-01-13 Dainippon Printing Co Ltd データ放送番組視聴者からのデータ送信受付け方法

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0723356A (ja) * 1993-06-30 1995-01-24 Hitachi Ltd 対話型テレビ放送システム
JPH0823314A (ja) * 1994-07-06 1996-01-23 Sony Corp データ放送システム
JPH09214445A (ja) * 1996-02-07 1997-08-15 Sanyo Electric Co Ltd データ放送システム、データ放送システムにおける受信システム、多重放送システムおよび多重放送システムの番組放送方法
JPH10235015A (ja) * 1997-02-20 1998-09-08 Daiichi Kosho:Kk 衛星データ通信により多数の端末にクイズを出題してゲームを同時進行するシステムおよびゲーム端末
JPH1146356A (ja) * 1997-04-22 1999-02-16 Two Way Tv Ltd 対話型予想ゲーム制御システム
JP2001144700A (ja) * 1999-11-17 2001-05-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 受信装置、送信装置、及び記録媒体
JP2002143565A (ja) * 2000-11-07 2002-05-21 Namco Ltd ゲーム情報提供システムおよび情報記憶媒体
JP2003085075A (ja) * 2001-05-08 2003-03-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 双方向通信方法、双方向通信システム及び、情報処理装置
JP2003229826A (ja) * 2002-02-04 2003-08-15 Nippon Television Network Corp 回線接続システム、及びその方法
JP2005012545A (ja) * 2003-06-19 2005-01-13 Dainippon Printing Co Ltd データ放送番組視聴者からのデータ送信受付け方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009290303A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Onkyo Corp エアチェックシステム、エアチェック装置及びエアチェックプログラム
JP4724788B2 (ja) * 2008-05-27 2011-07-13 オンキヨー株式会社 エアチェックシステム、エアチェック装置及びエアチェックプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4753759B2 (ja) 2011-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102033809B1 (ko) 수신 장치, 수신 방법 및 프로그램
CN103348322B (zh) 信息处理设备、信息处理方法、以及程序
CN104185996B (zh) 用于基于iso基媒体文件格式的自适应流媒体的安全异步事件通知的系统和方法
CN103763626B (zh) 一种信息推送方法、设备和系统
US9654816B2 (en) Synchronizing a video feed with internet content displayed on a second device
CN101577817B (zh) 分布式视频监控系统及其保持数据一致性的方法
CN104541512A (zh) 用于处理包括交互式广播服务的广播信号的方法和装置
CN103379362A (zh) 视频点播方法和系统
CN104618741A (zh) 一种基于视频内容的信息推送系统及方法
CN104488263A (zh) 用于统一地标记及识别植入机会位置以促进经加速决策决断的方法及系统
JP2012231383A (ja) Iptvサービスを利用した情報表示制御装置、表示用情報提供サーバ、情報表示制御方法、情報配信方法、情報表示制御用プログラム、および情報配信用プログラム
CN104488274A (zh) 加速广告决策解决
CN105142030A (zh) 一种基于电视的实现社交功能的系统及方法
CN111202980B (zh) 信息传送方法、流媒体云平台和计算机可读存储介质
CN104509124A (zh) 用于摄取相同意义的多个信号的方法
JP2016005015A (ja) コンテンツ配信システム及びコンテンツ配信装置
JP2022526868A (ja) システムリソース要求機能を備えたコンテンツ修正システム
JP2001189895A (ja) テレビジョン受像機、テレビジョン受像機用リモートコントローラおよびサービス提供システム
WO2014196335A1 (ja) 送信装置、送信方法、受信装置および受信方法
CN102378046A (zh) 服务器及利用其实现机顶盒影音节目共享的方法
CN104469414A (zh) 基于多屏互动的信息系统及信息投放方法、iptv系统
JP4753759B2 (ja) データ放送の情報表示方法及びシステムと、プログラム
CN101529885A (zh) 富媒体流管理
JP2010278788A (ja) 映像コンテンツ録画再生仲介サーバ
CN101924911B (zh) 手机电视业务的呈现方法、系统及移动终端设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110223

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110518

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110524

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4753759

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees