JP2007251613A - 無線受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】受信電波のキャリアレベルに応じて受信信号の増幅度を変更することで増幅に無駄な電力を使わないようにする。
【解決手段】無線受信装置1が無線電波を受信すると、キャリアセンス回路34で受信電波の電界強度測定を行い、制御部10は、測定された電界強度に対応した抵抗値をメモリに格納されたテーブルから読み出して、その読み出した抵抗値に合わせて増幅器のバイアス抵抗を設定する。これによってキャリアレベルに合わせた増幅率で受信信号を増幅する。
【選択図】 図1
【解決手段】無線受信装置1が無線電波を受信すると、キャリアセンス回路34で受信電波の電界強度測定を行い、制御部10は、測定された電界強度に対応した抵抗値をメモリに格納されたテーブルから読み出して、その読み出した抵抗値に合わせて増幅器のバイアス抵抗を設定する。これによってキャリアレベルに合わせた増幅率で受信信号を増幅する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、無線受信装置、とくに蓄電手段を駆動電源とする無線受信装置に関する。
特許文献に記載されたものではないが、図7は、従来の無線受信装置の構成を示すブロック図である。
図示のように、アンテナから入力された受信信号は増幅器41、42により増幅されて復調機33で復調される。他方、増幅された出力はキャリアセンス回路34に入力され、ここで電波の電界強度が検出され、その結果は、前記受信信号と共に制御部10に入力され所定の処理がなされる。
この従来の無線受信機では、増幅器の増幅度は固定であるため、その入力電波の電界強度の強弱或いは大小に関係なく増幅を行っているため、電波の電界強度の強さによっては余分に増幅したり増幅し過ぎたり、つまり過増幅の問題がある。
図示のように、アンテナから入力された受信信号は増幅器41、42により増幅されて復調機33で復調される。他方、増幅された出力はキャリアセンス回路34に入力され、ここで電波の電界強度が検出され、その結果は、前記受信信号と共に制御部10に入力され所定の処理がなされる。
この従来の無線受信機では、増幅器の増幅度は固定であるため、その入力電波の電界強度の強弱或いは大小に関係なく増幅を行っているため、電波の電界強度の強さによっては余分に増幅したり増幅し過ぎたり、つまり過増幅の問題がある。
ところで、近年、例えば、ガスの使用量や水道の使用量などを無線検針する遠隔検針システムが広く用いられているが、このシステムでは、ガスメータや水道メータに接続される子機として、上記のような無線受信装置が用いられている。つまり、この遠隔検針システムで使用される子機は、電源に小型電池を使用し、親機となる送受信機との間で無線で通信を行っているが、その動作電源は小型の電池が用いられている。また、設置時には、1台の親機に対して多数の子機をその周囲に配置するが、設置場所は必ずしも接近し易い場所とは限らない。そのため、一旦子機を配置すると多数の子機の電池の取り替えは手間が掛かり容易ではない。そのため、出来る限りその電池寿命を延ばすよう、電池の浪費を抑制する必要がある。
そこで、子機は間欠的(例えば25sec毎に25msec)に受信動作を行い、この受信動作中に親機からの呼出信号の有無をチェックし、呼出信号を確認したときのみ、問欠駆動を解除し、メータの検針データを携帯電話無線モデムからセンター装置に送信する。
しかしながら、子機に前記のような無線受信装置を使用すると、余分な増幅や過増幅の問題が生じ、電池を無駄に消耗することが生じるため、なお改良の余地がある。
そこで、子機は間欠的(例えば25sec毎に25msec)に受信動作を行い、この受信動作中に親機からの呼出信号の有無をチェックし、呼出信号を確認したときのみ、問欠駆動を解除し、メータの検針データを携帯電話無線モデムからセンター装置に送信する。
しかしながら、子機に前記のような無線受信装置を使用すると、余分な増幅や過増幅の問題が生じ、電池を無駄に消耗することが生じるため、なお改良の余地がある。
また、電池を動力源とする無線受信装置の他の応用例として、例えば、エンジンキー等に付設される携帯機と車載機間で通信する図8に示す電波キーシステムの携帯機が知られている(特許文献1参照)。
図中、100は車両などに搭載された車載機、200は携帯機であり、例えば車のキーに取り付けられている。また、車載機100は、常時一定の間隔でリクエスト信号を送信するための送信回路103及び送信アンテナ101、送信したリクエスト信号に応じて返信されるID信号を受信するための受信アンテナ102及び受信回路104、外部とのインターフェースをとり、ドアなどの錠の施錠、解錠を行うI/F回路106、及び送信回路103、受信回路104及びI/F回路106を制御し、且つ、受信したID信号を予め登録されているIDと照合し、照合結果が正しければドアの錠の施錠、解錠信号を出力する制御回路105から構成されている。
図中、100は車両などに搭載された車載機、200は携帯機であり、例えば車のキーに取り付けられている。また、車載機100は、常時一定の間隔でリクエスト信号を送信するための送信回路103及び送信アンテナ101、送信したリクエスト信号に応じて返信されるID信号を受信するための受信アンテナ102及び受信回路104、外部とのインターフェースをとり、ドアなどの錠の施錠、解錠を行うI/F回路106、及び送信回路103、受信回路104及びI/F回路106を制御し、且つ、受信したID信号を予め登録されているIDと照合し、照合結果が正しければドアの錠の施錠、解錠信号を出力する制御回路105から構成されている。
また、携帯機200は、携帯機200に加わる振動を検出する振動検出回路206、リクエスト信号を受信するための受信アンテナ201及び受信回路203、リクエスト信号を受信した時にこれに応じて返信するID信号を高周波発振する送信回路204及び送信アンテナ202、及び振動検出回路206の出力に応じて受信回路203の電源を制御し、且つ、リクエスト信号を受信した時にこれに応じてID信号を送信回路204に出力する制御回路205から構成されている。
このシステムでは、携帯機200は、振動検出回路206でユーザの歩行等により携帯機200に加わる振動を検出し、車載機100からのリクエスト信号を受信したとき、これに応じて返信する自身のID信号を送信し、他方、車載機100は、所定の時間間隔でリクエスト信号を送信し、送信したリクエスト信号に応じて返信される携帯機のID信号を受信すると、受信したIDを予め登録されているIDと照合し、照合結果が正しい場合にドア錠の開閉信号を出力し、ドアの開錠を行うものである。
前記携帯機200は、ユーザがドア開閉の意図があるとみなされる行動を検知しない限り、受信回路に電力を供給しないように制御して電池の消耗を抑制しているが、このようなシステムでも、前記遠隔検針システムにおけると同様に、電池の浪費を抑制する上でなお改善の余地がある。
特開2002−21386号公報
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、無線受信装置において増幅時における電力の浪費を抑制して電池の消耗を抑制すると共に、過増幅を防止して常に正常な通信ができるようにすることである。
請求項1の発明は、蓄電手段を駆動電源とする無線受信装置であって、受信電波を増幅する増幅手段と、受信電波の電界強度を検出する手段と、前記検出された電界強度に応じて前記増幅手段の増幅能力を変更する手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の無線受信装置において、前記増幅手段の増幅能力を変更する手段は、検知した電界強度に応じて増幅器の増幅度を変更する手段であることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載された無線受信装置において、前記検知した電界強度に応じて増幅器の増幅度を変更する手段は、前記増幅手段を構成する増幅器のバイアス抵抗を変更する手段であることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1記載の無線受信装置において、前記増幅手段の増幅度を変更する手段は、検知した電界強度に応じて前記増幅手段を構成する複数の増幅段の段数を切り換える手段であることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の無線受信装置において、前記増幅手段の増幅能力を変更する手段は、検知した電界強度に応じて増幅器の増幅度を変更する手段であることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載された無線受信装置において、前記検知した電界強度に応じて増幅器の増幅度を変更する手段は、前記増幅手段を構成する増幅器のバイアス抵抗を変更する手段であることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1記載の無線受信装置において、前記増幅手段の増幅度を変更する手段は、検知した電界強度に応じて前記増幅手段を構成する複数の増幅段の段数を切り換える手段であることを特徴とする。
本発明によれば、受信電波の電界強度が変化しても、常に適正な増幅が行えるため、常に安定した受信が可能であるとともに、増幅時における無駄な電力の使用を抑制でき、電池等の交換のためのコストや労力を削減できる。
図1は、本発明の無線受信装置の第1の実施形態の受信部を説明するためのブロック図である。
無線受信装置1の受信部13は、アンテナ20で受けた受信信号を増幅するための増幅部30(増幅器31、増幅器32)、増幅部30で増幅された信号を復調する復調回路33、及び増幅されたキャリアの電界強度を検知するキャリアセンス回路34を備える。増幅器31及び32は、例えば、トランジスタで構成し、ゲート回路に設置された可変抵抗(バイアス抵抗)41,42の抵抗値を連続的に変化させることによりゲート電圧を制御して増幅度を変化させる増幅器として構成されている。
無線受信装置1の受信部13は、アンテナ20で受けた受信信号を増幅するための増幅部30(増幅器31、増幅器32)、増幅部30で増幅された信号を復調する復調回路33、及び増幅されたキャリアの電界強度を検知するキャリアセンス回路34を備える。増幅器31及び32は、例えば、トランジスタで構成し、ゲート回路に設置された可変抵抗(バイアス抵抗)41,42の抵抗値を連続的に変化させることによりゲート電圧を制御して増幅度を変化させる増幅器として構成されている。
制御部10は受信部13を制御するためのCPU12及び記憶部14を備え、記憶部14は制御プログラムを格納するほか、電界強度と各増幅器31、32毎にトランジスタのゲート電圧を調整するバイアス抵抗41,42の抵抗値との関係を定めた後述の制御テーブルを格納している。CPU12は、キャリアセンス回路34で検知した受信電波の電界強度情報を取得すると、制御テーブルを参照し、検出された電界強度に対応する抵抗値を読出し、この抵抗値になるようにバイアス抵抗41,42を制御する。
図2は、制御部10によるバイアス抵抗41,42の抵抗値制御のフローを示す図である。
無線受信装置1が無線電波を受信すると(S1)、無線電波は増幅器31及び増幅器32で増幅され、キャリアセンス回路34で電界強度の測定が行われる(S2)。その測定結果が制御部10に渡されると、CPUl2は記憶部14に格納された制御テーブルを参照し、増幅器31,32毎の対応する抵抗値を読み出し(S3)、バイアス抵抗41,42の抵抗値をこの読み出した抵抗値に設定して増幅器31,32の増幅度の制御を行う(S4)。
無線受信装置1が無線電波を受信すると(S1)、無線電波は増幅器31及び増幅器32で増幅され、キャリアセンス回路34で電界強度の測定が行われる(S2)。その測定結果が制御部10に渡されると、CPUl2は記憶部14に格納された制御テーブルを参照し、増幅器31,32毎の対応する抵抗値を読み出し(S3)、バイアス抵抗41,42の抵抗値をこの読み出した抵抗値に設定して増幅器31,32の増幅度の制御を行う(S4)。
図3は、電界強度と増幅部30の増幅度の関係を定めた制御テーブルの1例を示す図である。
図中、A欄に示される電界強度と増幅器31,32の増幅度の関係では、キャリアレベルはそれぞれ設定した閾値との比較で、例えば小の場合は、増幅器31及び増幅器32とも増幅度80%に制御し、キャリアレベルが中の場合は、増幅器31は80%、増幅器32は20%に、またキャリアレベルが大の場合は、増幅器31及び増幅器32とも20%に制御する。
なお、図示のテーブルではキャリアレベルを、大、中、小の3段階に分けているが、キャリアレベルの分け方はこれに限らず、大、小でも或いはより多段階とすることも可能である。
図中、A欄に示される電界強度と増幅器31,32の増幅度の関係では、キャリアレベルはそれぞれ設定した閾値との比較で、例えば小の場合は、増幅器31及び増幅器32とも増幅度80%に制御し、キャリアレベルが中の場合は、増幅器31は80%、増幅器32は20%に、またキャリアレベルが大の場合は、増幅器31及び増幅器32とも20%に制御する。
なお、図示のテーブルではキャリアレベルを、大、中、小の3段階に分けているが、キャリアレベルの分け方はこれに限らず、大、小でも或いはより多段階とすることも可能である。
次に第2の実施形態について説明する。
本実施形態に係る無線受信装置1の受信部13には、電界強度に対応して増幅度を切替える切替手段が設けられている。
図4は、切替え制御される増幅部30を有する受信部13のブロック構成図である。
図において、受信部13は、増幅器31、増幅器32、これら増幅器31及び増幅器32の通過、不通過を切替えるスイッチ回路51,52,53、復調回路33及びキャリアセンス回路34を備える。
ここで、スイッチ回路51,52,53以外の構成は第1の実施形態と同一である。
本実施形態に係る無線受信装置1の受信部13には、電界強度に対応して増幅度を切替える切替手段が設けられている。
図4は、切替え制御される増幅部30を有する受信部13のブロック構成図である。
図において、受信部13は、増幅器31、増幅器32、これら増幅器31及び増幅器32の通過、不通過を切替えるスイッチ回路51,52,53、復調回路33及びキャリアセンス回路34を備える。
ここで、スイッチ回路51,52,53以外の構成は第1の実施形態と同一である。
以上の構成において、受信部13が無線電波を受信すると、キャリアセンス回路34で受信した無線電波の電界強度を検出する。検出された電界強度は制御部10に渡され記憶部14に一時的に記憶される。記憶部14は、電界強度とスイッチ回路の接点位置との関係を定めた制御テーブルを格納している。
即ち、制御部10は、電界強度が渡されると、CPUl2にて制御テーブルを参照し、当該電界強度に対応するスイッチ回路51,52,53の接点毎のON・OFF情報を読出し、この接点位置になるようにスイッチ回路51,52,53のON・OFFを制御する。
ここでは、図3のBに示すように、接点のON・OFF位置は、キャリアレベル小、中、大に応じて、受信電波を増幅器31,32で増幅するよう全ての接点を(ON)にするか、増幅器31、32のいずれかを通過するよう接点52、53の一方をON、他方をOFFにする、或いはどの増幅器31、32も通らぬように全ての接点を(OFF)にする。
即ち、制御部10は、電界強度が渡されると、CPUl2にて制御テーブルを参照し、当該電界強度に対応するスイッチ回路51,52,53の接点毎のON・OFF情報を読出し、この接点位置になるようにスイッチ回路51,52,53のON・OFFを制御する。
ここでは、図3のBに示すように、接点のON・OFF位置は、キャリアレベル小、中、大に応じて、受信電波を増幅器31,32で増幅するよう全ての接点を(ON)にするか、増幅器31、32のいずれかを通過するよう接点52、53の一方をON、他方をOFFにする、或いはどの増幅器31、32も通らぬように全ての接点を(OFF)にする。
図5は、制御部10によるスイッチ回路の切替制御のフローを示す図である。
図において、受信部13が無線電波を受信すると(S11)、無線電波は、スイッチ回路51,52,53によりONされた増幅器31及び増幅器32で増幅され、キャリアセンス回路34に入力され電界強度の測定が行われる(S12)。その後測定結果が制御部10に渡されると、CPU12は図3のBに示す制御テーブルを参照し、スイッチ回路51,52,53の接点位置を読み出し(S13)読み出した接点位置に従ってスイッチ回路51,52,53をそれぞれ切替制御する(S14)。
図において、受信部13が無線電波を受信すると(S11)、無線電波は、スイッチ回路51,52,53によりONされた増幅器31及び増幅器32で増幅され、キャリアセンス回路34に入力され電界強度の測定が行われる(S12)。その後測定結果が制御部10に渡されると、CPU12は図3のBに示す制御テーブルを参照し、スイッチ回路51,52,53の接点位置を読み出し(S13)読み出した接点位置に従ってスイッチ回路51,52,53をそれぞれ切替制御する(S14)。
つまり、図3のBに示すように、キャリアレベルが小の場合、増幅器31及び増幅器32とも通過(ON)、キャリアレベルが中の場合、増幅器31は通過(ON)、増幅器32は不通過(OFF)、またキャリアレベルが大の場合、増幅器31及び増幅器32とも不通過(OFF)となるようにスイッチ回路51,52,53の接点位置が切替制御される。
このように、本実施形態によれば、受信したキャリアレベルの大、中、小に応じて増幅部30の各々の増幅器31、32をリアルタイムで切り替え制御できるため、例えば受信電波の電界強度が時々刻々変化するような場合でも、その変化に追従して増幅部30の増幅能力を変化させ常に適正な増幅能力に維持することができる。そのため、不必要な増幅を行うことがなく無駄な電力の消費を抑制することができる。
次に、本発明の実施形態に係る無線受信装置を子機として使用した遠隔検針システムについて図面を参照して説明する。
図6は遠隔検針システムの全体構成図である。図において、遠隔検針システムは、例えば、ガス等の使用量を検針するメータ2が接続された子機1a、モデム4が接続された親機3、モデム6及び交換機7を介して有線又は無線で基地局8に接続されるセンター装置5から構成される。
子機1aと親機3との間では、特定小電力電波を用いて通信を行う。また子機1aは電池を駆動源として動作する。
図6は遠隔検針システムの全体構成図である。図において、遠隔検針システムは、例えば、ガス等の使用量を検針するメータ2が接続された子機1a、モデム4が接続された親機3、モデム6及び交換機7を介して有線又は無線で基地局8に接続されるセンター装置5から構成される。
子機1aと親機3との間では、特定小電力電波を用いて通信を行う。また子機1aは電池を駆動源として動作する。
本発明の実施形態によれば、受信部13の各増幅器は、子機1aが検出する電界強度に合わせ所定の増幅能力で増幅を行うように制御されるので、子機1aが親機3と近距離の場所のような電波条件のよい場所に設置されるときは、増幅部の増幅能力を下げて無駄な増幅を行わず電力消費を抑制すると共に過増幅を行うことがないため、常に安定した受信が可能である。結果として電池の消耗を抑えることができ電池交換の手間やコストを軽減することができる。
図8は、既に述べたように特許文献1に記載された従来の電波式キーシステムのブロック図であるが、本発明の無線受信装置をこの従来の電波式キーシステムに用いることもできる。
即ち、図8において、例えば、携帯機200の受信回路の構成を本発明の前記無線受信装置の構成として、車載機100からの信号を受信したとき、その信号のキャリアレベルを検出し、検出されたキャリアレベルに応じてその増幅部の増幅能力を変更するようにする。
通常携帯機200が車載機100に近づくに従い、車載機100から送信される電波の電界強度は増大するが、この実施形態では、その電界強度に応じて増幅部の増幅能力を変更して余分な電力消費を抑制するため、その電池寿命を延長することができる。
なお、本発明の無線受信装置は、車載機200に適用しても同様の効果が得られる。
このように、本発明は受信信号の増幅に当たり、無駄な電力消費を抑制できるから、特に電池などの蓄電手段を駆動電源とする無線受信装置および、それを用いたシステムにおいて有効に活用できる。
即ち、図8において、例えば、携帯機200の受信回路の構成を本発明の前記無線受信装置の構成として、車載機100からの信号を受信したとき、その信号のキャリアレベルを検出し、検出されたキャリアレベルに応じてその増幅部の増幅能力を変更するようにする。
通常携帯機200が車載機100に近づくに従い、車載機100から送信される電波の電界強度は増大するが、この実施形態では、その電界強度に応じて増幅部の増幅能力を変更して余分な電力消費を抑制するため、その電池寿命を延長することができる。
なお、本発明の無線受信装置は、車載機200に適用しても同様の効果が得られる。
このように、本発明は受信信号の増幅に当たり、無駄な電力消費を抑制できるから、特に電池などの蓄電手段を駆動電源とする無線受信装置および、それを用いたシステムにおいて有効に活用できる。
1a・・小機、1・・無線受信装置、2・・メータ、3・・親機、5・・センタ装置、10・・制御部、12・・・CPU、14・・記憶部、33・・復調回路、34・・キャリアセンス回路、30・・・増幅部、31、32・・・増幅器、41、42・・・抵抗(バイアス抵抗)、51、52、53・・・スイッチ切換回路
Claims (4)
- 蓄電手段を駆動電源とする無線受信装置であって、
受信電波を増幅する増幅手段と
受信電波の電界強度を検出する手段と、
前記検出された電界強度に応じて前記増幅手段の増幅能力を変更する手段と、
を備えたことを特徴とする無線受信装置。 - 請求項1記載の無線受信装置において、
前記増幅手段の増幅能力を変更する手段は、検知した電界強度に応じて増幅器の増幅度を変更する手段であることを特徴とする無線受信装置。 - 請求項2に記載された無線受信装置において、
前記検知した電界強度に応じて増幅器の増幅度を変更する手段は、前記増幅手段を構成する増幅器のバイアス抵抗を変更する手段であることを特徴とする無線受信装置。 - 請求項1記載の無線受信装置において、
前記増幅手段の増幅度を変更する手段は、検知した電界強度に応じて前記増幅手段を構成する複数の増幅段の段数を切り換える手段であることを特徴とする無線受信装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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