JP2007250123A - 光ピックアップ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】異なる3つの光源を用いた光ピックアップ装置において、それぞれの波長に対する光利用効率を最適化しつつ、同時に光ピックアップ装置の小型化を図る。
【解決手段】異なる3つの波長(λ1<λ2<λ3)を出射する複数の光源11,21a,21b、1個のコリメータレンズ51、第2の波長λ2の光、第3の波長λ3の光に対する結像倍率がそれぞれ異なる対物レンズ35を用いた光ピックアップ装置において、負のパワーを有するレンズ1を第1の光源11とコリメータレンズ51との間に配置する。
【選択図】図1
【解決手段】異なる3つの波長(λ1<λ2<λ3)を出射する複数の光源11,21a,21b、1個のコリメータレンズ51、第2の波長λ2の光、第3の波長λ3の光に対する結像倍率がそれぞれ異なる対物レンズ35を用いた光ピックアップ装置において、負のパワーを有するレンズ1を第1の光源11とコリメータレンズ51との間に配置する。
【選択図】図1
Description
この発明は、光ディスク等の情報記録媒体に光学的に情報を記録または再生する光ディスク装置に用いられる光ピックアップ装置に関する。
従来から、DVD(Digital Versatile Disk)、CD(Compact Disk)といった2つの異なる光ディスクへの記録および再生を目的とした光ピックアップ装置がある。このような光ピックアップ装置においては、2つの異なる波長の光源に対し、コリメータレンズおよび対物レンズをDVDとCDで共通化し、光学部品点数を削減している。
ここで、光源である半導体レーザからの出射光量に対する対物レンズからの出射光量の割合を光利用効率と定義する。特許文献1(特開2001−184707号公報)に開示された光ピックアップ装置においては、凹レンズ機能または凸レンズ機能を有するレンズ手段を光源とコリメータレンズの間に配置している。これにより、DVD記録再生時の光利用効率と、CD記録再生時の光利用効率とを共に最適値になるようにしている。
近年、DVDよりも更に記録容量を高めたBD(Blu-Ray Disk)といった光ディスクが提案されている。そこで、上記のDVDおよびCDに、更にBDを加えて、これら異なる3つの光ディスクへの記録再生を目的とした光ピックアップ装置が検討されている。また、その要となる3波長互換を目的とした対物レンズに関する提案が多くなされている。
たとえば、特許文献2(特開2004−79146号公報)に開示されている対物レンズは3波長互換を目的とした対物レンズであり、BDへの記録再生を目的とした波長405nmの光を使用する時の対物レンズの結像倍率を0とするのに対し、DVDへの記録再生を目的とした波長650nmの光を使用する時の対物レンズの結像倍率、およびCDへの記録再生を目的とした波長780nmの光を使用する時の対物レンズの結像倍率は負の値としている。これにより、対物レンズへの入射光を発散光とすることで、光透過層厚みが異なることによる球面収差をキャンセルしている。
その際、波長650nmの光を使用する時の対物レンズの結像倍率と、CDへの記録再生を目的とした波長780nmの光を使用する時の対物レンズの結像倍率の値とが同一の場合や、それぞれ異なる場合がある。
特許文献3(特開平11−259893号公報)では、光透過層厚み誤差による球面収差を補正する為に、コリメータレンズを光軸方向に駆動させることで、対物レンズへの入射光の発散度合いを変化させている。これにより、光透過層厚み誤差で生じる球面収差を補正している。BDを記録再生するための光ピックアップでは、光透過層厚み誤差で生じる球面収差を補正するこのような素子が必須となる。
このような、コリメータレンズを駆動させて光透過層厚み誤差で生じる球面収差を補正する方法は、DVDとCDといった異なる光ディスクでの光透過層厚みの差で生じる球面収差を補正するのにも用いることもできる。
特開2001−184707号公報
特開2004−79146号公報
特開平11−259893号公報
上述のように、BD、DVD、CDといった3つの異なる光ディスクへの記録再生を目的とした光ピックアップ装置として、3つの異なる光ディスクへの記録再生を1種類の対物レンズで行なうものが提案されている。ここで、BD、DVD、CDへの記録再生に用いられる波長405nm、波長650nm、波長780nmの光に対する対物レンズの結像倍率がすべて0、すなわち対物レンズへの入射角光が平行光である場合には、コリメータレンズを必ずしも共通化する必要はない。
図7に示すように、コリメータレンズを、波長405nmの光に対する駆動部52を伴うコリメータレンズ51と、波長650nmおよび波長780nmの光に対する固定したコリメータレンズ404で構成することも可能である。
その結果、光源である半導体レーザからの出射光量に対する対物レンズからの出射光量の割合で表わされる光利用効率は、2種類のコリメータレンズ51,404を使用することができる為、BD,DVD,CDでほぼ最適化できることになる。
一方、波長650nmの光を使用する時の対物レンズの結像倍率と、波長780nmの光を使用する時の対物レンズの結像倍率とが、異なる場合がある。この場合には波長650nmの光および波長780nmの光の光路中に光軸方向への駆動部を伴うコリメータレンズ、いわゆる駆動部を伴う面収差補正素子を配置する必要がある。
また、BDを記録再生するための光ピックアップでは、光透過層厚み誤差で生じる球面収差を補正する為に駆動部を伴うコリメータレンズを配置することが必須となることから、波長405nmの光の光路中にも光軸方向への駆動部を伴うコリメータレンズを配置する必要がある。
このような駆動部を伴うコリメータレンズを2個配置することは、コストアップにつながる為、図8に示すように波長405nmの光、波長650nmの光、波長780nmの光の共通の光路中に、駆動部を伴う1個のコリメータレンズを配置する必要がある。この場合、コリメータレンズの焦点距離は一意的に決まることから、BD,DVD,CDについて記録再生時に光利用効率に大きく差が生じることになる。
図9は、波長405nm、波長650nm、波長780nmに対する対物レンズ部の焦点距離を2.059mm、入射光束径を直径3.5mm、直径2.68mm、直径2.06mmとした場合の、共通のコリメータレンズ51の焦点距離とBD、DVD、CDへの記録再生時における光利用効率との関係を表わしたものである。この際、第1の半導体レーザ11、第2の半導体レーザ21a、第3の半導体レーザ21bにおける放射角度特性は、光ディスク40のトラックと垂直方向(R方向)に対しては半値全角10度、光ディスク40のトラック方向(T方向)に対しては半値全角16度として計算した。
光利用効率と同時に考慮する必要があるのが、リム(Rim)強度と呼ばれる指標であり、(対物レンズの入射光束径端部での光強度)/(対物レンズの中心での光強度)で表わされる。リム強度が低い場合には光ディスク上での集光ビームを十分に小さく絞ることができないといった問題がある。
図10および図11は、共通のコリメータレンズ51の焦点距離と、BD、DVD、CDへの記録再生時におけるトラックと垂直方向およびトラック方向におけるリム強度との関係を表わす図である。
一般に、トラック方向のトラック半値全角は、トラックと垂直方向に対して大きくなることから、ここで特に考慮すべき方向はトラックと垂直方向のリム強度となる。その為、光利用効率およびトラックと垂直方向のリム強度から共通のコリメータレンズ51の焦点距離が決定される。
以降、特に明言しない場合には、リム強度は、トラックと垂直方向(R方向)のリム強度を示すものとする。
しかしながら、3波長で共通のコリメータレンズ51の焦点距離を決めると、光利用効率およびリム強度のばらつき幅が大きくなることから、1波長や2波長の場合に比べ、特に困難になる。
たとえば、図9および図10において、BD、DVD、CDのすべての記録再生時において、光利用効率が20%以上となり、リム強度が0.5以上となる共通コリメータレンズ51の焦点距離は存在しない。
そこで、共通のコリメータレンズの焦点距離は一定であるが、光利用効率を変更することができるレンズ手段用いることが考えられる。コリメータレンズとレンズ手段との組み合わせによって、BDの記録再生時におけるコリメータレンズの焦点距離を24mmとし、DVD/CDの記録再生時におけるコリメータレンズの焦点距離を16mmとすれば、BD、DVD、CDの記録再生時の光利用効率はそれぞれ0.26、0.326、0.210であり、トラックと垂直方向(R方向)のリム強度は0.62、0.53、0.69とすることができる。光利用効率とリム強度のばらつき幅を小さくすることができる為、BD、DVD、CDのすべての記録再生時において、最適な光利用効率とリム強度を得ることができる。
この発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、発する光の波長が異なる3つの光源を用いた光ピックアップ装置において、それぞれの波長に対する光利用効率を最適化しつつ、同時に光ピックアップ装置の小型化を図ることができる光ピックアップ装置を提供することを目的とする。
この発明に基づいた光ピックアップ装置に従えば、第1の波長λ1、第2の波長λ2、第3の波長λ3(λ1<λ2<λ3)の光を発する複数の光源と、上記第1の波長λ1の光に対し、上記第2の波長λ2および上記第3の波長λ3の光を分離する光分岐素子と、上記第1の波長λ1、上記第2の波長λ2、上記第3の波長λ3の光が通過する共通の光路中に配置され、上記複数の光源から出射した上記第1の波長λ1、上記第2の波長λ2、上記第3の波長λ3の光の内、少なくともその1つを略平行光とするコリメータレンズと、該コリメータレンズを光軸方向へ駆動する駆動部とからなる球面収差補正素子と、上記第1の波長λ1、上記第2の波長λ2、上記第3の波長λ3の光を、それぞれ異なる光ディスク上に形成されたトラックに集光させるための対物レンズと、上記第1の波長λ1の光が第1の光ディスク情報記録面で反射して戻った光を受光する第1の光検出器と、上記第2の波長λ2および第3の波長λ3の光が、それぞれ第2の光ディスク情報記録面および第3の光ディスク情報記録面で反射して戻ってきた光を受光する第2の光検出器と、を備えている。上記対物レンズは、上記複数の光源から発せられた、上記第1の波長λ1の光、上記第2の波長λ2の光、上記第3の波長λ3の光に対してそれぞれ異なる開口数を有し、上記第2の波長λ2の光、上記第3の波長λ3に光に対する結像倍率がそれぞれ異なると共に、当該光ピックアップ装置における光利用効率を変化させるレンズ手段が、上記第1の波長λ1の光を発する第1の光源と上記光分岐素子との間に配置され、上記光利用効率を変化させるレンズ手段は、負のパワーを持つレンズ群からなる。
この構成によると、3種類の光ディスクに対する3波長光ピックアップにおいて、光利用効率を変化させることができる。また、コリメータレンズに必要とされる可動範囲を少なくできる為、小型化を図ることが可能となる。
上記光ピックアップ装置において好ましくは、上記対物レンズは、第1の波長λ1の光および第2の波長λ2の光に対しては、結像倍率が略0である。この構成によると、対物レンズが光ディスクのトラック方向にシフトした際に生じる収差の発生を抑制することができる。
上記光ピックアップ装置において好ましくは、上記対物レンズは、第3の波長λ3の光に対しては、結像倍率が−0.012以上、0未満である。この構成によると、コリメータレンズの移動量を小さくすることができ、同時に対物レンズが光ディスクのトラック方向にシフトした際に生じる収差の発生を抑制することができる。
上記光ピックアップ装置において好ましくは、上記対物レンズは、第3の波長λ3の光に対しては、結像倍率が−0.03以上、0未満であり、上記コリメータレンズの焦点距離は、14mm以上、18mm以下であり、上記レンズ手段は、第1の波長の光を発する光源からの光軸方向の距離が6〜10mmの位置に配置されている。
この構成によると、コリメータレンズが駆動される場合にも、十分なスペースを確保することができる。
上記光ピックアップ装置において好ましくは、上記コリメータレンズは凹レンズと凸レンズからの組み合わせによるダブレットレンズまたはトリプレットレンズであり、凹レンズと凸レンズを組み合わせることで正のパワーを有するレンズ群である。この構成によると、少なくとも1つの波長に対して色収差の発生を抑制することでできる。
上記光ピックアップ装置において好ましくは、上記第1の波長λ1、上記第2の波長λ2、上記第3の波長λ3の光により情報の記録再生を行なう光ディスクの基板厚さはそれぞれ0.1mm、0.6mm、1.2mmである。この構成によると、BD−ROM、DVD−ROM、CD−ROMといった再生専用ディスク、および、BD−RW、DVD−RW、CD−RWといった繰り返し記録再生を行なう光ディスクへの適用が可能となる。
上記光ピックアップ装置において好ましくは、上記第1の波長λ1は405nm帯、上記第2の波長λ2は650nm帯、上記第3の波長λ3は780nm帯である。この構成によると、1回のみ記録を行なうBD−R、DVD−R、CD−Rといった光源の波長依存性を有する光ディスクに対して、記録再生を行なうことができる。
上記光ピックアップ装置において好ましくは、上記対物レンズは、上記第1の波長λ1の光に対する開口数が0.80以上、0.85以下であり、上記第2の波長λ2の光に対する開口数が0.60以上、0.65以下であり、上記第3に波長λ3の光に対する開口数が0.45以上、0.53以下である。この構成によると、光透過層の厚みが異なる光ディスクに対してビームを十分に小さく集光することができる。
上記光ピックアップ装置において好ましくは、上記第2の波長λ2の光を発する第2の光源と、第3の波長λ3の光を発する第3の光源とは近接して配置されており、それらの光軸と垂直な方向における発光点間隔は110μm以下である。この構成によると、第2の光源および第3の光源を集積化できることから、光ピックアップ装置の小型化および集積化が可能となる。
本発明によると、発する光の波長が異なる3つの光源を用いた光ピックアップ装置において、それぞれの波長に対する光利用効率を最適化しつつ、同時に光ピックアップ装置の小型化を図ることができる。
以下、この発明に基づいた各実施の形態における光ピックアップ装置の構造について、説明する。なお、各実施の形態において、同一または相当箇所については同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さないこととする。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1について図面を参照しながら説明する。図1は実施の形態1の光ピックアップ装置の概略構成図である。図1に示すように、集積ユニット10は第1の半導体レーザ11、受光部12、およびガラス基板16を備えている。ガラス基板16の上面には偏光ホログラム14、下面にはサブビーム発生用回折格子18が形成されている。
以下、実施の形態1について図面を参照しながら説明する。図1は実施の形態1の光ピックアップ装置の概略構成図である。図1に示すように、集積ユニット10は第1の半導体レーザ11、受光部12、およびガラス基板16を備えている。ガラス基板16の上面には偏光ホログラム14、下面にはサブビーム発生用回折格子18が形成されている。
偏光ホログラム14は偏光方向により光を透過させたり回折させたりする作用を選択的に行なう素子であり、第1の半導体レーザ11からの出射光を透過させ、光ディスク40からの戻り光を反射させる。
集積ユニット20は、第2の半導体レーザ21a、第3の半導体レーザ21b、受光部22、ガラス基板26、および、ガラス基板27を備えている。ガラス基板26の上面には、波長選択性偏光ホログラム24、下面にはサブビーム発生用回折格子28が形成されている。ガラス基板27の上面には波長選択性偏光ホログラム25が形成されている。
ここで、波長選択性偏光ホログラムは、溝深さを選択することで、ある波長に対しては±1次回折光が0次回折光に対して大きく、別の波長に対しては0次回折光が±1次回折光に対して大きくしたホログラムである。
本実施の形態では、波長選択性偏光ホログラム24は、光ディスクから戻ってきた第3の波長の光に対して回折作用を有し、波長選択性偏光ホログラム25は、光ディスクから戻ってきた第2の波長の光に対して回折作用を有するものである。
発光部21は、第2の波長の光を発する第2の半導体レーザ21aと、第3の波長の光を発する第3の半導体レーザ21bとを有している。この第2の半導体レーザ21aと第3の半導体レーザ21bとは、一体化または近接配置されている。
第2の半導体レーザ21aと第3の半導体レーザ21bと貼り合わされているものをハイブリッド型と呼び、第2の半導体レーザ21aと第3の半導体レーザ21bが一体化されたものをモノリシック型と呼ぶ。本実施の形態では、第2の波長と第3の波長の発光点間隔が110μmとしたモノリシック型として説明する。
この際、第1の半導体レーザ11、第2の半導体レーザ21a、第3の半導体レーザ21bにおける放射角度特性は、光ディスク40のトラックと垂直方向(紙面X軸方向)に対しては半値全角10度、光ディスク40のトラック方向(紙面Y軸方向)に対しては半値全角16度とした。
光ピックアップ装置におけるBD用対物レンズ31、回折素子による球面収差補正素子32、広帯域波長板3はホルダー34に固定されて、対物レンズ部30を構成している。対物レンズ部30は、光ディスク40の情報記録層41,42,43の目標トラックに対する、対物レンズ35のフォーカス、トラッキング動作の際に、駆動装置33により一体駆動される。
また、広帯域波長板3は、第1の波長、第2の波長、第3の波長に対して共に1/4波長板あるいは、1/4+T(Tは整数)波長板としての位相差を発するように設計されている。
第1の光ディスク、第2の光ディスク、第3の光ディスクは、それぞれBD,DVD,CDとして説明する。光ディスク40は、第1の光ディスクの場合には情報記録面を41とし、第2の光ディスクの場合には、情報記録面を42とし、第3の光ディスクの場合には情報記録面を43とした光ディスクである。3種類の光ディスクのうちいずれか1種類が選択されるが、それぞれにおける光透過層厚みは0.1mm、0.6mm、1.2mmである。
第1の光ディスク、第2の光ディスク、第3の光ディスクそれぞれに対して記録再生を行なう際に使用する光の、第1の波長、第2の波長、第3の波長は、それぞれ405nm、650nm、780nmとする。
BD用対物レンズ31は、回折素子による球面収差補正素子32との組み合わせにより、異なる3つの波長において光ディスクの情報記録面上での収差が小さくなるように設計されている。第1の波長、第2の波長に対しては結像倍率を0とし、第3の波長に対しては結像倍率が負の値を有するものとする。
また、回折素子による球面収差補正素子32は、DVD,CDを記録再生する際には開口数より外側に光をフレア光とすることで、第2の波長に対する開口数を0.65とし、第3の波長に対する開口数を0.5となるように開口数を制限する機能を兼ねている。
BD用対物レンズ31と回折素子による球面収差補正素子32とは一体化されており、第1の波長、第2の波長、第3の波長の異なる3つの波長に対する対物レンズとして機能することから、これを対物レンズ35と呼ぶものとする。
第1の波長の光に対する対物レンズ部での光束径は3.5mm前後とすることが主流である。光束径が3mm前半になると、CDを記録再生する際の対物レンズのワーキングディスタンスが取れないこと、光束径が3mm後半になるとレンズ重量が重くなりすぎるといった問題があり、光束径は、3.3mmから3.8mm程度が限度となる。
そこで、本実施の形態では第1の波長の光に対する対物レンズ35の焦点距離は2.059mm、対物レンズ35への入射光束径は3.5mm、開口数は0.85として説明する。また、第2の波長、第3の波長に対する対物レンズ35の開口数は、それぞれ0.65、0.5とした。
図1における、ダイクロイックプリズム2は、第1の波長の光を透過し、第2、第3の波長の光を反射する。
まず、第1の波長について説明する。集積ユニット10の第1の波長の光を発する第1の半導体レーザ11から出射された、図1中X方向の直線偏光は、X軸方向に回折格子の格子方向を持つ回折格子14にて±1次回折光(サブビーム)および0次回折光(メインビーム)となった後、それぞれが広帯域波長板3によりその偏光方向が円偏光に変換された後、光ディスク40の情報記録層41に集光される。
光ディスク40の第1の光ディスクの情報記録層41上では、メインビームに対し、サブビームが±1/2×n(nは整数)トラックピッチずれた状態となっている。第1の光ディスクの情報記録層41からの反射光は、第1の半導体レーザ11から出射された図中X方向の直線偏光ではなく、Y方向の直線偏光となっている為、その偏光方向の違いから偏光ホログラム14で回折される。
図2は、偏光ホログラム14上での光ディスク40からの反射光の状態を示す概略図である。偏光ホログラム14においては、光ディスク40のトラック方向に対し垂直なホログラム分割線Lにより2つの半円領域に分割され、更に一方の半円は、トラック方向に対し垂直なホログラム分割線Mにより2分割される。
光ディスクからの反射光は、それぞれ、光検出器上の受光部23a,23b,23c,23d,23e,23f,23g,23hで受光される。
受光部23a,23b,23c,23d,23e,23f,23g,23hでの受光量に基づいた出力信号を、それぞれS1,S2,S3,S4,S5,S6,S7,S8とすると、フォーカスエラー信号FESは、(S1−S2)の演算を行なうことで得られる。
トラックエラー信号DPPは、(S3−S4)−K{(S5+S6)―(S7+S8)}(Kは定数)の演算を行なうことで得られる。
RF信号(再生信号)は、ビーム全体において(S1+S2+S3+S4)の演算を行なうことで得られる。
第2の波長、第3の波長に対しては、波長選択性偏光ホログラム24の位置調整が行なわれた後、波長選択性偏光ホログラム25の位置調整が行なわれる。その他、演算方法および光検出器形状に関しては、第1の波長の場合と同様である。
また、コリメータレンズ51の焦点距離は16mmである。図1に示すように、負のパワーを有するレンズ1を第1の半導体レーザとダイクロイックプリズム2の間に配置している。
負のパワーを有するレンズ1は、その焦点距離を−16.1mmとし、第1の半導体レーザ11からの光軸上の距離が8mm、コリメータレンズ51と負のパワーを有するレンズ1の距離を10.65mmとすると、第1の波長の光に対する2枚のレンズを合わせた場合の焦点距離は24mm相当となる。
一方、第2の波長の光と第3の波長の光に対する焦点距離は16mmとなる。その結果、第1の光ディスク、第2の光ディスク、第3の光ディスクの記録再生時の光利用効率はそれぞれ0.26、0.326、0.210となり、トラックと垂直方向(紙面X軸方向)のリム強度は0.62、0.53、0.69とすることができる。
なお、この場合のコリメータレンズ51と対物レンズ部との距離は10mmとした。
図3は、比較例の光ピックアップ装置の概略図である。図3に示す光ピックアップ装置においては、コリメータレンズ55の焦点距離を24mmとし、図1におけるレンズ1に代えて、正のパワーを有するレンズ101を、第2の半導体レーザ21aおよび第3の半導体レーザ21bと、ダイクロイックプリズム2との間に配置している。
図3は、比較例の光ピックアップ装置の概略図である。図3に示す光ピックアップ装置においては、コリメータレンズ55の焦点距離を24mmとし、図1におけるレンズ1に代えて、正のパワーを有するレンズ101を、第2の半導体レーザ21aおよび第3の半導体レーザ21bと、ダイクロイックプリズム2との間に配置している。
正のパワーを有するレンズ101の焦点距離を23.84mmとし、レンズ101の第1の半導体レーザからの光軸上の距離を8mm、コリメータレンズ55と正のパワーを有するレンズ101の距離を11.96mmとすると、第1の波長の光に対する焦点距離は24mmであるが、第2の波長の光と第3の波長の光に対する焦点距離は2枚のレンズを合わせて16mm相当となる。
その結果、図3に示した光ピックアップ装置においては、第1の光ディスク、第2の光ディスク、第3の光ディスクの記録再生時の光利用効率は、それぞれ0.26、0.326、0.210となり、トラックと垂直方向(紙面X軸方向)のリム強度は、それぞれ0.62、0.53、0.69とすることができる。これにより、光利用効率とリム強度のばらつきを、第1の光ディスク、第2の光ディスクおよび第3の光ディスクの記録再生時に少なくすることができる。
なお、この際のコリメータレンズ55と対物レンズ部との距離は10mmとした。
(光ピックアップ装置のサイズについて)
図1に示した光ピックアップ装置における、第1の半導体レーザ11からコリメータレンズ52までの距離は18.6mm、第2の半導体レーザ21a、第3の半導体レーザ21bからコリメータレンズ52までの距離は16mmである。これに対し、図3に示した光ピックアップ装置における、第1の半導体レーザ11からコリメータレンズ55までの距離は24mm、第2の半導体レーザ21a、第3の半導体レーザ21bからコリメータレンズ52までの距離は20mmとなる。したがって、図1に示した光ピックアップ装置の方がピックアップ全体を小型集積化することができる。
(光ピックアップ装置のサイズについて)
図1に示した光ピックアップ装置における、第1の半導体レーザ11からコリメータレンズ52までの距離は18.6mm、第2の半導体レーザ21a、第3の半導体レーザ21bからコリメータレンズ52までの距離は16mmである。これに対し、図3に示した光ピックアップ装置における、第1の半導体レーザ11からコリメータレンズ55までの距離は24mm、第2の半導体レーザ21a、第3の半導体レーザ21bからコリメータレンズ52までの距離は20mmとなる。したがって、図1に示した光ピックアップ装置の方がピックアップ全体を小型集積化することができる。
(コリメータレンズ移動量について)
図4は、図1および図3に示した光ピックアップ装置において、DVDとCDの記録再生時において必要となるコリメータレンズの移動量を示す図である。横軸はCDの記録再生時における対物レンズ35の結像倍率であり、縦軸はその際に必要となるコリメータレンズの移動量である。図1に示した構成とすることで、図3の構成に対し、コリメータレンズの移動量を約半分にすることができる。
図4は、図1および図3に示した光ピックアップ装置において、DVDとCDの記録再生時において必要となるコリメータレンズの移動量を示す図である。横軸はCDの記録再生時における対物レンズ35の結像倍率であり、縦軸はその際に必要となるコリメータレンズの移動量である。図1に示した構成とすることで、図3の構成に対し、コリメータレンズの移動量を約半分にすることができる。
表1は、図1に示した光ピックアップ装置において、BD多層ディスク記録再生時に必要となるコリメータレンズの移動量を示している。
4層の記録層を有するBD光ディスクが既に公開されている。記録層の層間距離を15μmとすると、4層BD光ディスクの記録再生に必要なコリメータレンズの移動量は次のとおりとなる。コリメータレンズ51の焦点距離が14mm、16mm、18mmの場合には、それぞれ1.17mm、1.54mm、1.95mmとなる。
表2は、図1に示した光ピックアップ装置において、CD記録再生時とDVD記録再生時との間のコリメータレンズ51の移動量を示している。
CD記録再生時における対物レンズ部30の結像倍率が小さくなるにつれ、より多くの移動量が必要となる。表2から明らかなように、対物レンズ部30の結像倍率を−0.012以上、0未満にした場合には、4層BDディスクで必要とされる移動量よりも小さくすることが可能である。これにより、光ピックアップ装置をより小型化することができる。
図1に示した光ピックアップ装置において、コリメータレンズ51と負のパワーを有するレンズ1の距離Tを考える。まず、コリメータレンズ51の焦点距離は、DVD、CDの光利用効率とRim強度の観点から14mm〜18mm程度が適当となる。また、第1の波長の光を発する光源からレンズ1までの光軸方向の距離は6〜10mm程度となる。
また、コリメータレンズ51と負のパワーを有するレンズ1との間には、第1の波長の光を透過し、第2の波長、第3の波長の光を反射するダイクロイックプリズム2が必要となる。ダイクロイックプリズム2は、第1の波長の光に対する対物レンズ部での光束径が3.5mm前後であることから、対物レンズシフトを考慮すると少なくとも5mm角程度の大きさとなり、屈折率1.51とした場合の空気換算長は約3.3mmとなる。またコリメータレンズ51とダイクロイックプリズム2の最低間隔を1mm、負のパワーを有するレンズ1とダイクロイックプリズム2の最低間隔を1mmとすると、コリメータレンズの最大可動範囲は(T−5.3)mmとなる。
よって、コリメータレンズ51移動範囲を(T―5.3)mm以下しなければ、コリメータレンズ51とダイクロイックプリズム2とが干渉することから、CDを記録再生する際の、対物レンズ部30の結像倍率の範囲を求めると−0.03以上、0未満となる。
(実施の形態2)
図5は、本実施の形態の光ピックアップ装置を示す概略構成図であり、図6は、光ピックアップ装置の光検出器上でのビーム形状を示す図である。実施の形態1においては、第2の波長の光を発する第2の半導体レーザ21aと、第3の波長の光を発する第3の半導体レーザ21bとが、一体化もしくは近接配置されている場合について説明した。図5に示すように、第2の波長の光を発する第2の半導体レーザ221と、第3の波長の光を発する第3の半導体レーザ223とを別々にしてもよい。
図5は、本実施の形態の光ピックアップ装置を示す概略構成図であり、図6は、光ピックアップ装置の光検出器上でのビーム形状を示す図である。実施の形態1においては、第2の波長の光を発する第2の半導体レーザ21aと、第3の波長の光を発する第3の半導体レーザ21bとが、一体化もしくは近接配置されている場合について説明した。図5に示すように、第2の波長の光を発する第2の半導体レーザ221と、第3の波長の光を発する第3の半導体レーザ223とを別々にしてもよい。
図5に示すように、偏向ビームスプリッタ215と光検出器212との間には、シリンドリカルレンズ214がY軸周りに45度傾けて配置されている。光ディスク40からの反射光は、それぞれ光検出器上212の受光部213a,213b,213c,213d,213e,213f,213g,213hで受光される。
受光部213a,213b,213c,213d,213e,213f,213g,213hでの受光量に基づいた出力信号をS1,S2,S3,S4,S5,S6,S7,S8とすると、フォーカスエラー信号FESは(S1+S3−S2−S4)の演算により得られる。
トラックエラー信号DPPは、(S1+S4)―(S2+S3)−K{(S5+S7)―(S6+S8)}(Kは定数)の演算を行なうことで得られる。
RF信号(再生信号)はビーム全体において、(S1+S2+S3+S4)の演算を行なうことで得られる。
上記二つの実施の形態において、コリメータレンズ51は、凹レンズと凸レンズを組み合わせることで正のパワーを有するレンズ群で構成してもよい。より具体的には、凹レンズと凸レンズの組み合わせによるダブレットレンズまたはトリプレットレンズで構成してもよい。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるのではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 レンズ、2 ダイクロイックプリズム、3 広帯域波長板、10,20 集積ユニット、11 第1の半導体レーザ、12,22 受光部、14 偏光ホログラム、16,26,27 ガラス基板、18,28 サブビーム発生用回折格子、21a 第2の半導体レーザ、21b 第3の半導体レーザ、24,25 波長選択性偏光ホログラム、30 対物レンズ部、31 BD用対物レンズ、32 球面収差補正素子、33 駆動装置、34 ホルダー、35 対物レンズ、40 光ディスク、41,42,43 情報記録層、51 コリメータレンズ、52 駆動部。
Claims (9)
- 第1の波長λ1、第2の波長λ2、第3の波長λ3(λ1<λ2<λ3)の光を発する複数の光源と、
前記第1の波長λ1の光に対し、前記第2の波長λ2および前記第3の波長λ3の光を分離する光分岐素子と、
前記第1の波長λ1、前記第2の波長λ2、前記第3の波長λ3の光が通過する共通の光路中に配置され、前記複数の光源から出射した前記第1の波長λ1、前記第2の波長λ2、前記第3の波長λ3の光の内、少なくともその1つを略平行光とするコリメータレンズと、該コリメータレンズを光軸方向へ駆動する駆動部とからなる球面収差補正素子と、
前記第1の波長λ1、前記第2の波長λ2、前記第3の波長λ3の光を、それぞれ異なる光ディスク上に形成されたトラックに集光させるための対物レンズと、
前記第1の波長λ1の光が第1の光ディスク情報記録面で反射して戻った光を受光する第1の光検出器と、
前記第2の波長λ2および第3の波長λ3の光が、それぞれ第2の光ディスク情報記録面および第3の光ディスク情報記録面で反射して戻ってきた光を受光する第2の光検出器と、を備えた光ピックアップ装置において、
前記対物レンズは、前記複数の光源から発せられた、前記第1の波長λ1の光、前記第2の波長λ2の光、前記第3の波長λ3の光に対してそれぞれ異なる開口数を有し、前記第2の波長λ2の光、前記第3の波長λ3に光に対する結像倍率がそれぞれ異なると共に、
当該光ピックアップ装置における光利用効率を変化させるレンズ手段が、前記第1の波長λ1の光を発する第1の光源と前記光分岐素子との間に配置され、
前記光利用効率を変化させるレンズ手段は、負のパワーを持つレンズ群からなる、光ピックアップ装置。 - 前記対物レンズは、第1の波長λ1の光および第2の波長λ2の光に対しては、結像倍率が略0である、請求項1に記載の光ピックアップ装置。
- 前記対物レンズは、第3の波長λ3の光に対しては、結像倍率が−0.012以上、0未満である、請求項2に記載の光ピックアップ装置。
- 前記対物レンズは、第3の波長λ3の光に対しては、結像倍率が−0.03以上、0未満であり、
前記コリメータレンズの焦点距離は、14mm以上、18mm以下であり、
前記レンズ手段は、第1の波長の光を発する光源からの光軸方向の距離が6〜10mmの位置に配置されている、請求項1または2に記載の光ピックアップ装置。 - 前記コリメータレンズは凹レンズと凸レンズからの組み合わせによるダブレットレンズまたはトリプレットレンズであり、凹レンズと凸レンズを組み合わせることで正のパワーを有するレンズ群である、請求項1から4のいずれかに記載の光ピックアップ装置。
- 前記第1の波長λ1、前記第2の波長λ2、前記第3の波長λ3の光により情報の記録再生を行なう光ディスクの基板厚さはそれぞれ0.1mm、0.6mm、1.2mmである、請求項1から5のいずれかに記載の光ピックアップ装置。
- 前記第1の波長λ1は405nm帯、前記第2の波長λ2は650nm帯、前記第3の波長λ3は780nm帯である、請求項1から6のいずれかに記載の光ピックアップ装置。
- 前記対物レンズは、前記第1の波長λ1の光に対する開口数が0.80以上、0.85以下であり、前記第2の波長λ2の光に対する開口数が0.60以上、0.65以下であり、前記第3に波長λ3の光に対する開口数が0.45以上、0.53以下である、請求項1から7のいずれかに記載の光ピックアップ装置。
- 前記第2の波長λ2の光を発する第2の光源と、第3の波長λ3の光を発する第3の光源とは近接して配置されており、それらの光軸と垂直な方向における発光点間隔は110μm以下である、請求項1から8のいずれかに記載の光ピックアップ装置。
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EP2144239A1 (en) * | 2008-07-11 | 2010-01-13 | Victor Company Of Japan, Limited | Optical pickup and optical device |
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2006
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