JP2007249958A - 商品カタログ提供システム、プログラム、ネットワークシステムの商品カタログ提供方法 - Google Patents

商品カタログ提供システム、プログラム、ネットワークシステムの商品カタログ提供方法 Download PDF

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Abstract

【課題】顧客の商品に対するニーズを反映し、且つ顧客が容易に各メーカの競合商品を比較・検討することができる商品カタログを提供するとともに、各メーカが負担する商品カタログの作成や配送に係る費用を軽減することができる商品カタログ提供システム等を提供することをその課題とする。
【解決手段】複数のメーカが販売する複数の商品に関し、各商品の商品IDと、当該各商品の前記商品カタログに掲載すべきコンテンツと、前記各商品をその商品ニーズ別に分類するためのニーズ分類情報と、から成る商品情報を記憶する商品情報データベースDB1を備えたサーバ10が、ネットワークを介して顧客端末100から提供先情報と顧客ニーズ情報とを取得し、取得した顧客ニーズ情報に適合するニーズ分類情報を有する商品IDのコンテンツを抽出し、提供先情報と抽出したコンテンツとに基づいてカタログデータを生成し、印刷・配送する。
【選択図】図1

Description

本発明は、商品カタログ(コンテンツ)を提供する商品カタログ提供システム、プログラム、ネットワークシステムの商品カタログ提供方法に関するものである。
現在、商品を購入する際に、その検討資料または注文書として商品カタログなどのコンテンツを取り寄せることが広く普及している。この手順としては、顧客がインターネットやハガキ、FAX、電話等を用いてメーカにアクセスし、商品カタログを依頼すると、メーカから宅配便等により顧客の指定した提供先に商品カタログが提供される、といった流れが一般的である(例えば特許文献1参照)。
特開2004−029950号公報
ところで、顧客の商品に対するニーズはそれぞれ多様である。例えば車を購入する場合、顧客の年齢や家族構成により購入対象となる車種はそれぞれ異なることが当然であろうし、また、車を使用する目的も、通勤に使用する、週末のドライブに使用する、セカンドカーとして使用する、等様々である。しかし、従来の商品カタログは、こうした顧客のニーズを一切反映しておらず、画一的に作成したものを顧客の依頼に応じて提供していることが現状である。
また、顧客心理として、各メーカが販売する競合商品を比較・検討したうえで購入する商品を決定したいといった要望が当然あり、ゆえに顧客は各メーカにその都度商品カタログを依頼しなければならず煩雑である。また、商品を販売するメーカにとっても、商品カタログの作成や提供先への配送に係る費用が大きな負担となっている。
本発明は、上記の問題点に鑑み、顧客の商品に対するニーズを反映し、且つ顧客が容易に各メーカの競合商品を比較・検討することができる商品カタログを提供するとともに、各メーカが負担する商品カタログの作成や配送に係る費用を軽減することができる商品カタログ提供システム、プログラム、ネットワークシステムの商品カタログ提供方法を提供することをその課題とする。
また、オンデマンドで書類(商品カタログ、商品データ、商品情報、カタログデータ)を提供するにあたっては、オンデマンドでの資料請求イベントへの対応、可変長情報出力等の技術的課題がある。
一方で、インターネットの普及から、コンテンツデータのみを情報配信して、文書作成を利用者側(販売店)で行わせるサービスが実現されているが、この場合、次の課題がある。(1)一旦ダウンロードされたコンテンツデータの管理は、利用者の良心に委ねられることとなり、商品データを提供する側からすると、データ著作権管理や最新版管理の面で不安が残った。
(2)また、利用者側にとっては、画像データのダウンロード時に印刷解像度を考慮しなければならないわずらわしさがある。
(3)さらに、広告実施実態の把握によるコンサルティングビジネスを考慮した場合、データダウンロード件数は実際の広告物印刷とは一致せず、信頼性のあるデータ収集には至らなかった。
また、消費者に対して商品情報をより効率的に提供するサービスとして、以下のような先行特許が提案されている。
特開2005-051377号公報 特開2006-268759号公報 特許文献2(特開2005-051377号公報)は、広告情報配信サービスを用いて、業者から配信されるコンテンツデータと出力フォームを合成して広告情報を作成し、顧客に対して表示または印刷する提案である。このシステムにおける課題は、依然として、一般消費者に対して提供される画一的な商品情報を、顧客が選択的に受け付けるに留まっており、本発明の課題の解決に至っているとはいえない。特許文献3(特開2006-268759号公報)では、試し刷り等の機会に広告印刷を利用者側で実施させることで、広告依頼者より広告収入を得るとともに、広告収入のすくなくとも一部を印刷装置利用者に還元するシステムである。このシステムでは、印刷情報が固定された提案となっていることや、商品の販売促進の観点での工夫が不足している。
本発明では、提案の実現にあたり懸念される上記のような種々の付随課題をも考慮し、本発明のサービス提供者のみならず、クライアント企業、販売店、消費者のすべての関係者に利益が提供できる商品カタログ提供システム等を提供することを課題とする。
本発明の商品カタログ提供システムは、商品カタログの提供を依頼する顧客端末と、当該顧客端末からの依頼に基づいて前記商品カタログを提供するためのカタログデータを生成するサーバと、がネットワーク接続された商品カタログ提供システムであって、サーバは、複数のメーカが販売する複数の商品に関し、各商品の商品IDと、当該各商品の商品カタログに掲載すべきコンテンツと、各商品をその商品ニーズ別に分類するためのニーズ分類情報と、から成る商品情報を記憶する商品情報データベースと、顧客端末から、商品カタログの提供先に関する提供先情報と、少なくとも何れかの商品ニーズに適合するとともに、提供先の商品ニーズを示す顧客ニーズ情報と、から成る顧客情報を取得する顧客情報取得手段と、取得した顧客ニーズ情報と、商品情報データベース内のニーズ分類情報とを照合し、提供先の商品ニーズに適合する商品IDのコンテンツを抽出するコンテンツ抽出手段と、抽出したコンテンツと、提供先情報とに基づいて、カタログデータを生成するカタログデータ生成手段と、を備えることを特徴とする。
同様に、本発明のネットワークシステムの商品カタログ提供方法は、商品カタログの提供を依頼する顧客端末と、当該顧客端末からの依頼に基づいて商品カタログを提供するためのカタログデータを生成するとともに、複数のメーカが販売する複数の商品に関し、各商品の商品IDと、当該各商品の商品カタログに掲載すべきコンテンツと、各商品をその商品ニーズ別に分類するためのニーズ分類情報と、から成る商品情報を記憶する商品情報データベースを備えたサーバと、がネットワーク接続されたネットワークシステムの商品カタログ提供方法であって、サーバが、顧客端末から、商品カタログの提供先に関する提供先情報と、少なくとも何れかの商品ニーズに適合するとともに、提供先の商品ニーズを示す顧客ニーズ情報と、から成る顧客情報を取得する顧客情報取得ステップと、取得した顧客ニーズ情報と、商品情報データベース内のニーズ分類情報とを照合し、提供先ニーズに適合する前記商品IDの前記コンテンツを抽出するコンテンツ抽出ステップと、抽出したコンテンツと、提供先情報とに基づいて、カタログデータを生成するカタログデータ生成ステップと、を実行することを特徴とする。
これらの構成によれば、顧客情報に含まれる顧客ニーズ情報から、顧客の商品ニーズを把握することができ、その商品ニーズに適合するニーズ分類情報を有する商品のコンテンツに基づいて商品カタログを作成するので、顧客の商品ニーズに応じてカスタマイズされた商品カタログを提供することができる。また、データベースに保存される商品情報は、複数のメーカが販売する複数の商品であることから、顧客は、各メーカ個々に商品カタログを注文する必要はなく、一度の注文で競合商品の商品情報が掲載された商品カタログを取得することができ便利である。また、各メーカにとっても直接商品カタログを顧客へ配送する場合と比較して、商品カタログの配送費用を削減できるとともに、商品カタログの在庫を抱える必要がないといったメリットがある。
上記の商品カタログ提供システムは、前記顧客端末および前記サーバに、生成した前記カタログデータを印刷する印刷装置をさらに加えることが好ましい。
この構成によれば、カタログデータを印刷することにより、紙媒体としての商品カタログを提供することができる。すなわち、ユーザがデータではなく紙媒体での商品カタログを要望する場合、この要望に応じることが可能である。
上記の商品カタログ提供システムにおいて、商品情報には、当該商品に関連するクーポンを発行するための発行条件がさらに含まれており、取得した顧客情報が発行条件を満たす場合、カタログデータ生成手段は、クーポンを含めてカタログデータを生成することが好ましい。
この構成によれば、商品カタログと共に、当該商品に関連するクーポンを選択的に提供することができる。すなわち、特定の顧客に対して購買意欲をより高め得る販売促進活動を各メーカが実現することができる。
また、上記の商品カタログ提供システムにおいて、商品情報には、地域毎に異なり、且つ商品に関するサービスを提供するための情報である地域サービス情報がさらに含まれており、カタログデータ生成手段は、提供先情報に該当する地域の地域サービス情報を含めてカタログデータを生成することが好ましい。
この構成によれば、商品情報に加え、提供先に該当する地域の地域サービス情報を含めた商品カタログを提供することができる。すなわち、商品カタログの提供先となる地域と顧客の居住地域とは同一であることが多いので、顧客の居住地域における各種のサービス情報が提供されることとなり、ひいては顧客の購買意欲をより一層向上させ得る。
また、上記の商品カタログ提供システムにおいて、サーバは、取得した顧客情報を、メーカを含む指定対象者に提供するための提供データベースをさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、顧客から取得した顧客情報を各メーカに提供することができる。従って、各メーカによる顧客情報の収集・分析が可能となり、新規顧客の開拓や新商品の開発に役立てることができる。なおこの場合、提供データベースから顧客情報を読み出し、読み出した顧客情報をデータや紙媒体で各メーカに提供してもよい。また、顧客情報をメーカに提供する場合には、事前に顧客の了解を得ることを前提とする。
また、上記の商品カタログ提供システムにおいて、商品情報には、商品の販売元となるメーカに関する情報がさらに含まれており、サーバは、カタログデータの提供履歴に関する履歴情報を保存する履歴情報保存手段と、保存した履歴情報に基づいて、メーカ毎に、商品カタログの提供に要した費用に関する費用情報を生成する費用情報生成手段と、費用情報を提供データベースに格納する費用情報格納手段と、をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、商品カタログの提供に要した実際の金額に基づいて各メーカにその費用を依頼することができる。すなわち、商品カタログの提供に要した実際の金額に基づいて各メーカが費用を分担することが可能となる。
また、上記の商品カタログ提供システムにおいて、サーバは、顧客情報を取得するためのWebページを提供するWebサーバと、カタログデータを生成するドキュメントサーバと、から構成され、商品情報データベースはドキュメントサーバに格納されることが好ましい。
この構成によれば、ドキュメントサーバのメンテナンスを行うだけで、商品情報の変更(特にコンテンツのデザインの変更等)が可能となり、システムの保守性を向上させることができる。また、ドキュメントサーバを各メーカにアクセス許可することにより、各メーカがリアルタイムに商品情報を更新することも可能である。
また、上記の商品カタログ提供システムにおいて、サーバは、Webサーバおよびドキュメントサーバに加え、カタログデータをドキュメントサーバから受信し、受信した当該カタログデータを印刷装置に送信するプリントサーバから構成されることが好ましい。
この構成によれば、ドキュメントサーバにおいて生成されたカタログデータはプリントサーバに蓄えられることとなる。すなわち、ドキュメントサーバの負荷が軽減され、カタログデータの生成および印刷処理の高速化を図り得る。
また、上記の商品カタログ提供システムにおいて、サーバは、Webサーバおよびドキュメントサーバに加え、費用情報の生成を行うレポートサーバからさらに構成されることが好ましい。
この構成によれば、費用情報の生成処理をレポートサーバにおいて行うことにより、例えば月末にそれまでの費用情報を各メーカに一括送信するといったバッチ処理を、カタログデータの生成および印刷処理に影響を与えることなく容易に実現することができる。
また、上記の商品カタログ提供システムにおいて、カタログデータの印刷媒体が連続紙であることが好ましい。
この構成によれば、商品カタログの紙媒体として連続紙を用いることにより、カタログデータに含まれる商品カタログの提供先およびコンテンツが続けて印刷されるので、同封される提供先の印刷部分とコンテンツの印刷部分との不整合が発生する虞がない。また、例えば連続紙のミシン目に沿って折り込む等、折り込みが容易となるので封入処理が行い易い。
また、上記の商品カタログ提供システムにおいて、印刷するカタログデータには、提供先情報が印刷される固定長領域と、コンテンツが印刷される可変長領域と、が形成されることが好ましい。
この構成によればカタログデータが連続紙に印刷されたとき、商品カタログの送付先の印刷部分を固定長領域にすることにより、例えばこの印刷部分が封筒の透明窓から閲覧可能であるように封入する処理が容易となる。すなわち、この封入処理により商品カタログの配送処理において送付先の印刷部分を活用することができる。また、コンテンツの印刷部分は可変長領域であるので、コンテンツのデータ量に応じて印刷ページ数を増減させる等柔軟な対応が可能となる。
さらに、上記の商品カタログ提供システムは前記顧客端末、前記サーバ、および前記印刷装置に、当該印刷装置の印刷物を封緘する封緘機、をさらに加えたことが好ましい。
この構成によれば、カタログデータが印刷された印刷物を封筒に封入する処理、すなわち商品カタログを配送物として作成する作業までをシステム化することができる。
さらに、上記の商品カタログ提供システムにおいて、印刷装置および封緘機は、それぞれ印刷物の印刷および封緘作業の自己検査を行なう自己検査手段、をさらに備え、サーバは、自己検査手段による検査結果を品質情報として管理する品質情報管理手段、をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、印刷および封緘の不良品質を検知し、特定した不良品を排除したり不良情報を通報することができる。すなわち、品質情報を履歴として管理することによって、クライアント(メーカ)への信頼感を高めることもできる。
本発明のプログラムは、コンピュータに、上記のいずれか1に記載の商品カタログ提供システムにおける各手段を機能させることを特徴とする。
このプログラムをコンピュータが実行することにより、顧客の商品に対するニーズを反映し、且つ顧客が容易に各メーカの競合商品を比較・検討することができる商品カタログを提供するとともに、各メーカが負担する商品カタログの作成や配送に係る費用を軽減することができる商品カタログ提供システムを実現することができる。
本発明の他の商品カタログ提供システムは、商品カタログの提供を依頼する顧客端末と、当該顧客端末からの依頼に基づいて商品カタログを提供するためのカタログデータを生成するサーバと、カタログデータを出力する出力装置と、がネットワーク接続された商品カタログ提供システムであって、サーバは、複数のメーカが販売する複数の商品に関し、当該各商品の商品カタログに掲載すべきコンテンツを記憶する商品情報データベースと、顧客端末から商品カタログの提供依頼に関する依頼データを取得する依頼データ取得手段と、取得した依頼データと、商品情報データベースとの照合結果に基づいてコンテンツを選択し、カタログデータを生成するカタログデータ生成手段と、出力装置からカタログデータの出力結果を示すログ情報を取得するログ情報取得手段と、ログ情報取得手段が取得したログ情報を解析する解析手段と、解析手段による解析結果に基づいて、各コンテンツの使用頻度を含むコンテンツ管理情報を生成するコンテンツ管理情報生成手段と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、カタログデータを出力した出力装置からログ情報を取得することで、サーバにおいて出力装置における出力状況を確実に把握することができ、生成されたコンテンツ管理情報から各コンテンツの使用頻度を把握することができるため、信頼性が高くかつ顧客のニーズを反映したデータ収集を行うことができる。また、カタログデータを印刷物として出力して顧客に提供することにより、顧客によるコンテンツの2次的使用を抑制し、サーバにおいて適切な著作権管理や不正使用管理を行うことができる。また、カタログ集などの大容量のカタログデータを、データのまま顧客に提供する場合には、複製不可能かつ書き込み不可能な記憶媒体に出力することにより、顧客によるコンテンツの2次的使用を抑制し、サーバにおいて適切な著作権管理や不正使用管理を行うことができる。このように適切なコンテンツの管理を行うことにより、例えば、コンテンツが政治活動のチラシに使用されるなど、メーカにとって予期せぬ事態を回避することができる。
また、上記の商品カタログ提供システムにおける出力装置は、販売店を対象としたオンデマンド印刷のみを行なう印刷装置システムの他、一般消費者を対象として商品カタログの「郵送」を想定した、封入封緘機能付印刷装置を用いたシステムの2通りのサービスが想定できる。
また、上記の商品カタログ提供システムにおいて、サーバは、コンテンツ管理情報に基づいて、コンテンツに対応する商品の販売戦略を指南するためのコンサルティング情報を生成するコンサルティング情報生成手段と、生成したコンサルティング情報を、メーカを含む指定対象者に提供するための提供データベースと、コンサルティング情報を、提供データベースに格納するコンサルティング情報格納手段と、をさらに備えることが、好ましい。
また、本発明の他のネットワークシステムの商品カタログ提供方法は、商品カタログの提供を依頼する顧客端末と、複数のメーカが販売する複数の商品に関し、当該各商品の商品カタログに掲載すべきコンテンツを記憶する商品情報データベース、メーカを含む指定対象者に提供するための提供データベース、を備え、当該顧客端末からの依頼に基づいて商品カタログを提供するためのカタログデータを生成するサーバと、カタログデータを出力する出力装置と、がネットワーク接続されたネットワークシステムの商品カタログ提供方法であって、サーバが、顧客端末から商品カタログの提供依頼に関する依頼データを取得するステップと、取得した依頼データと、商品情報データベースとの照合結果に基づいて、コンテンツを選択し、カタログデータを生成するステップと、出力装置からカタログデータの出力結果を示すログ情報を取得するステップと、ログ情報取得手段が取得したログ情報を解析し、各コンテンツの使用頻度を含むコンテンツ管理情報を生成するステップと、コンテンツ管理情報に基づいて、コンテンツに対応する商品の販売戦略を指南するためのコンサルティング情報を生成するステップと、コンサルティング情報を、提供データベースに格納するステップと、を実行することを特徴とする。
この構成によれば、サーバは、コンテンツ管理情報(ログ情報)から、さまざまなコンサルティング情報を生成することができ、サーバ管理者は、このコンサルティング情報を利用して、メーカに対してコンサルティング活動を行うことができる。例えば、カタログデータに自社商品(コンテンツ)と同時掲載される頻度の高い競合他社の商品(コンテンツ)の情報を収集してメーカに提供することで、競合他社の商品との差別化を図るように促すことができる。また、販売店がこのシステムを利用する場合には、出力日時や出力部数(出力回数)から、販売店に来客する見込み顧客の来店数とその推移の情報をメーカに提供することができる。
また、上記の商品カタログ提供システムにおいて、サーバは、カタログデータを生成するドキュメントサーバと、ドキュメントサーバから当該カタログデータを受信して印刷装置に送信するプリントサーバと、から構成され、プリントサーバは、印刷装置が印刷可能なプリント解像度を含む装置仕様を管理しており、ドキュメントサーバは、プリントサーバから印刷装置の装置仕様を取得する装置仕様取得手段と、取得した装置仕様に基づいて、カタログデータ含まれるコンテンツの印刷解像度を調整する第1解像度調整手段と、コンテンツの印刷解像度が調整されたカタログデータをプリントサーバに送信するカタログデータ送信手段と、
を備えることが、好ましい。
この構成によれば、プリントサーバで管理している印刷装置の装置仕様に基づいて、ドキュメントサーバにおいて自動的にコンテンツの印刷解像度が調整されるため、最適な解像度でコンテンツを印刷することができる。また、プリントサーバで印刷装置の装置仕様を管理しているため、このシステムに設置される印刷装置の種類に関わらずカタログデータを印刷することもできる。
また、上記の商品カタログ提供システムにおいて、ドキュメントサーバは、カタログデータに用いられるコンテンツのレイアウトサイズに基づいて、カタログデータ含まれるコンテンツの印刷解像度を調整する第2解像度調整手段をさらに備えることが、好ましい。
この構成によれば、使用されるコンテンツのレイアウトサイズに合わせて印刷解像度を自動的に調整するため、最適な解像度でコンテンツを印刷することができる。
以下、本発明の一実施形態に係る商品カタログ提供システム、プログラム、ネットワークシステムの商品カタログ提供方法について、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。本発明の商品カタログ提供システム等は、例えば商品を販売する各メーカから商品カタログの作成・提供を委託された委託業者により実現されるものであり、本発明により提供される商品カタログは、複数メーカが販売する競合商品の商品情報が掲載されるとともに、提供先の商品ニーズに応じてカスタマイズされていることを特徴とする。そこで、以下各メーカが販売する自動車の商品カタログを提供する商品カタログ提供システムを例に挙げ説明する。
図1は、本実施形態に係る商品カタログ提供システム1(以下単にシステム1と記載)のシステム構成図である。同図に示すようにシステム1は、商品カタログの提供を依頼する顧客端末100と、商品カタログを提供するためのカタログデータ200を生成するサーバ10と、サーバ10において生成したカタログデータ200を印刷する印刷装置60と、印刷装置60の印刷物を封入・封緘する封緘機80と、から構成されている。
サーバ10は、顧客端末100から商品カタログの依頼を受け、顧客情報を取得するWebサーバ20、カタログデータ200の生成処理を行うドキュメントサーバ30、生成したカタログデータ200を印刷装置60へ転送するプリントサーバ40、商品カタログの提供履歴に基づいて各メーカへ請求する費用に関する費用情報250を生成するレポートサーバ50、から構成される。
Webサーバ20は、顧客端末100から商品カタログを依頼するためのWebページを提供するものであり、各Webページを構成するWebコンテンツが保存されている。
ドキュメントサーバ30は商品情報データベースDB1を有しており、各メーカが販売する各商品の商品情報がこの商品情報データベースDB1に登録されている。登録された商品情報には、商品ID、商品カタログに掲載するべきコンテンツ、および各商品をその商品ニーズ別に分類するためのニーズ分類情報等が含まれている。なお、商品情報の登録は、各メーカから商品情報を取得し、取得した商品情報を手動で商品情報データベースDB1に登録してもよいし、商品情報データベースDB1を各メーカにアクセス許可し、各メーカの端末からネットワークを介して自社が販売する商品の商品情報を登録する構成でもよい。
さらにドキュメントサーバ30は、Webサーバ20が取得した顧客情報が保存される提供情報データベースDB2を有しており、保存された顧客情報はカタログデータ200の生成や、各メーカに提供する情報として利用される。なお少なくとも顧客情報には、商品カタログの提供先に関する提供先情報と、提供先の商品ニーズを示す顧客ニーズ情報とが含まれている。
プリントサーバ40は、ドキュメントサーバ30において生成されたカタログデータ200を受信し、受信したカタログデータ200を印刷装置60へ送信する。また、カタログデータ200の印刷履歴に関する履歴情報260(図14参照)を保存する。履歴情報260には、少なくともカタログデータ200に含まれるコンテンツの商品IDと、コンテンツの印刷に要した印刷ページ数、商品カタログ(印刷物)製造時の品質情報、配送費が含まれており、後述する費用情報250(図14参照)を生成する際に参照される情報である(詳細については後述する)。
レポートサーバ50は、プリントサーバ40に保存された履歴情報260や顧客情報に含まれる提供先情報に基づいて、商品カタログの提供に要した費用情報250を生成する。生成した費用情報250は、各メーカに対して商品カタログの提供に係る費用を請求する際に用いられる。
印刷装置60は、プリントサーバ40から受信したカタログデータ200を紙媒体に印刷する。印刷装置60によって印刷された印刷物は、さらに封緘機80により封入・封緘処理が行われる。
また、サーバ10(Webサーバ20、ドキュメントサーバ30、レポートサーバ50、プリントサーバ40)の装置構成は、一般的なパーソナルコンピュータの構成と同様であり、ハードディスク、通信インターフェース、入出力インターフェース、内部バス、CPU、ROMおよびRAMから構成される。特にWebサーバ20には、Webサーバ20としての機能を実現するためのインターネットサーバソフトウェアが組み込まれている。印刷装置60および封緘機80の装置構成については後述する(図12参照)。
続いて図2を参照し、本実施形態に係るシステム1の機能構成について説明する。顧客端末100は、Webページを閲覧するためのWebブラウザと、各種情報の入力に用いる入力デバイスとを備えている。顧客端末100として、パーソナルコンピュータ、携帯電話、テレビ、PDA等様々な機器を用いることが想定される。
Webサーバ20は、顧客情報取得部21を備え、顧客端末100から顧客情報を取得する。ドキュメントサーバ30は、コンテンツ抽出部31およびカタログデータ生成部32を備えている。コンテンツ抽出部31は、取得した顧客情報に含まれる顧客ニーズ情報と商品情報のニーズ分類情報とに基づいて、顧客ニーズに適合する商品IDのコンテンツを抽出する。カタログデータ生成部32は、顧客情報に含まれる提供先情報と抽出したコンテンツとに基づいて、商品カタログを提供するためのカタログデータ200を生成する。
プリントサーバ40は、カタログデータ送信部41および履歴情報保存部42を備え、カタログデータ送信部41は、ドキュメントサーバ30において生成されたカタログデータ200を受信し、受信したカタログデータ200を印刷装置60へ送信する。履歴情報保存部42は、カタログデータ200の印刷履歴に関する履歴情報260を生成しプリントサーバ40の記憶部(ハードディスク)に保存する。この履歴情報260には、商品IDと、この商品IDのコンテンツを印刷するために要した印刷ページ数、さらに、印刷装置60と封緘機80との連動による当該印刷物の品質情報とが少なくとも含まれており、カタログデータ200の提供費用を各メーカに依頼するための費用情報250の生成に利用される。
レポートサーバ50は費用情報生成部51を備え、プリントサーバ40に保存された履歴情報260や、顧客情報に含まれる提供先情報に基づいて、商品カタログの提供に要した費用情報250を生成する。
印刷装置60は、カタログデータ印刷部61を備え、プリントサーバ40から受信したカタログデータ200の印刷を行う。封緘機80は、封入・封緘部81を備え、印刷装置60が印刷した印刷物の封入・封緘処理を行う。
なお、上記した各サーバ10(Webサーバ20、ドキュメントサーバ30、プリントサーバ40、レポートサーバ50)の各部の機能は、各サーバ10にこれら各部の機能を実行させるためのプログラムをそれぞれ組み込み、各サーバ10の各CPUが組み込まれたプログラムに基づいて各種処理を実行することにより実現される。
ここで、顧客端末100による商品カタログの依頼からサーバ10等による商品カタログの提供までのおおまかな流れについて、図3のフローチャートを参照しながら説明する。まず、顧客端末100がWebサーバ20にアクセスし(S01)、アンケート画面G01(図5参照)に顧客情報を入力して送信する(S02)。Webサーバ20は、新たに顧客情報を取得すると、取得した顧客情報をドキュメントサーバ30へ送信する(S03)。
ドキュメントサーバ30は、Webサーバ20から受信した顧客情報を提供情報データベースDB2に登録する(S04)。同時に、登録した顧客情報と、商品情報データベースDB1の商品情報とに基づいてカタログデータ200を生成する(S05)。カタログデータ200の生成を完了すると、生成したカタログデータ200をプリントサーバ40に送信する(S06)。プリントサーバ40は、カタログデータ200を受信すると印刷装置60へさらにカタログデータ200を送信する(S07)。印刷装置60は、受信したカタログデータ200の印刷処理を行い(S08)、さらに封緘機80は、印刷物の封入・封緘処理を行う(S09)。封入・封緘処理が行われた印刷物、すなわち商品カタログは、その後例えばオペレータにより配送手続きが行われ、宅配便等により所定の提供先へと配送される。
次に、顧客端末100から取得した提供先情報および商品情報データベースDB1のコンテンツに基づくカタログデータ生成に関する処理について図4ないし図11を参照し具体的に説明する。
まず、商品情報データベースDB1に登録された商品情報について説明する。図4(a)は、1の商品に関する商品情報を構成する各項目を表している。図示するように商品情報は、商品毎にユニークであり、各商品の識別情報として用いる商品IDの他、商品カタログに掲載するべきコンテンツと、各商品を商品ニーズ別に分類するためのニーズ分類情報と、商品の販売元となるメーカに関するメーカ情報と、商品カタログにクーポンを掲載するための発行条件となるクーポン発行条件と、商品に関する各種サービスを提供するための情報であり、且つ地域毎に異なる情報となる地域サービス情報と、の各項目から構成され、これら各項目の情報は商品IDと関連付けて保存されている。
コンテンツは、商品IDで識別される商品に関して、商品カタログに掲載する画像データやテキストデータを意味するものである。コンテンツを商品IDと関連付けて保存する一例として、例えばコンテンツとなる画像データやテキストデータにそれぞれコンテンツIDを付し、商品IDとコンテンツIDとを関連付けて保存しておくことが想定できる。また、商品に関するコンテンツに加え、後述するクーポンのコンテンツや、地域サービス情報を表すコンテンツも存在する。
ニーズ分類情報は、各商品をその商品ニーズ別に分類するための情報であり、同図(b)に示すように、商品の「利用目的」に関する商品ニーズと、商品を購入する際に重視する「重視ポイント」に関する商品ニーズとに分別して保存されている。例えば、図示する商品ID「P001」で識別される商品は、商品の「利用目的」が「セカンドカー」または「街乗り」である場合に適した商品であり、商品を購入する際に重視する「重視ポイント」が「経済性」または「コンパクト」である場合に適した商品となる。
同様に、商品ID「P002」で識別される商品は、商品の「利用目的」が「長距離ドライブ」である場合に適した商品であり、「重視ポイント」が「ゆったり」または「外見」である場合に適した商品となる。また、商品ID「P003」で識別される商品は、商品の「利用目的」が「通勤」または「街乗り」である場合に適した商品であり、商品を購入する際に重視する「重視ポイント」が「機能的」または「コンパクト」である場合に適した商品となる。
メーカ情報は、商品IDで識別される商品の販売元となるメーカを示す情報である。この情報は主に商品カタログの提供に要した費用情報250の生成時に参照される。
クーポン発行条件は、商品IDで識別される商品に関連するクーポンを発行するための所定の条件に関する情報である。詳細は後述するが、例えばこの発行条件の一例として「車検有効期限日が現在日より1年未満」等が挙げられる。なお、クーポン発行条件として何れの情報も有していない場合には、無条件でクーポンが発行されることとなる。
地域サービス情報は、上述したとおり商品IDで識別される商品に関するサービスを提供するための情報であり、且つ地域毎に異なる情報である。例えば各地域のショールームにて開催されるイベント情報や、ディーラー情報等がこれに該当する。なお、1つの商品に対してクーポンが複数用意し、且つ各クーポンに対してそれぞれ異なる発行条件を設定する場合には、各発行条件に対してクーポンのコンテンツIDを関連付ける必要がある。
次に、顧客端末100から取得する顧客情報について説明する。図5は顧客端末100において顧客情報を入力するWebページとなるアンケート画面G01の一例を示している。アンケート画面G01は、商品カタログの提供先に関する提供先情報を入力する提供先情報ブロック110と、購入する商品の商品ニーズを入力する顧客ニーズ情報ブロック120と、その他の情報を入力するその他情報入力ブロック150と、から構成されている。
提供先情報ブロック110には、提供先となる顧客の氏名を入力する氏名入力ボックス111、提供先の住所を入力する住所入力ボックス112、顧客の年齢を入力する年齢入力ボックス113、顧客の家族構成を入力するためのラジオボタン114、顧客に子供がいる場合にその人数を入力する人数入力ボックス115、がそれぞれ配置している。なお、年齢や家族構成に関する情報は必須入力でなくてもよい。
顧客ニーズ情報ブロック120は、さらに商品の「利用目的」に関する商品ニーズを複数の項目から選択する利用目的選択ブロック130と、商品を購入する際に重視する「重視ポイント」に関する商品ニーズを複数の項目から選択する重視ポイント選択ブロック140と、から構成されている。図示のように、利用目的選択ブロック130では、商品の「利用目的」に関する商品ニーズとして、「セカンドカーとして利用する」、「街乗り用として利用する」、「通勤用として利用する」、「週末ドライブのために利用する」、「長距離ドライブのために利用する」のなかから該当する項目を全て選択することができる。なお、項目を選択する場合には利用目的を表すテキストデータに隣接するラジオボタン131〜135を選択することは言うまでもない。同様に、重視ポイント選択ブロック140では、商品を購入する際の「重視ポイント」に関する商品ニーズとして、「経済性がよい」、「コンパクトである」、「ゆったりできる」、「機能的である」、「外見」のなかから該当する項目を全て選択することができる。
その他情報入力ブロック150は、提供先情報および顧客ニーズ情報以外の他の情報を入力する場所である。本実施形態ではその他情報として、今回購入する商品(自動車)が「買い替え」または「新規」であるか、既存の車種(現在所有する自動車の車種)、その年式、および車検有効期限日に関する情報を想定しており、その他情報入力ブロック150にはこれら各情報を入力するためのラジオボタン151,152および入力ボックス153〜156がそれぞれ配置している。
顧客が全ての情報の入力を終了し、送信ボタン160を選択することによって、アンケート画面G01に入力された顧客情報がWebサーバ20、さらにドキュメントサーバ30に送信され、提供情報データベースDB2に登録される。但しこの場合、顧客情報の管理方法や各メーカに顧客情報を提供する旨を予め顧客に知らせ了解を得ておくことが必要である。なお、本実施形態に係るアンケート画面G01では、画面下部に対象商品表示部170を有しており、対象商品表示部170には、Webサーバ20に送信された顧客情報の顧客ニーズ情報に適合する各商品のコンテンツの少なくとも一部(図示では商品外観を表す画像データ)が表示される。対象商品表示部170に表示するコンテンツは、ドキュメントサーバ30の商品情報データベースDB1から取得してもよいし、Webページに表示するための専用コンテンツを商品IDと関連付けWebサーバ20に保存しておいてもよい。また、顧客ニーズ情報に適合するコンテンツの抽出方法については後述する。
続いて、提供情報データベースDB2に登録された顧客情報について説明する。図6(a)は、1の顧客(提供先)に関する顧客情報を構成する各項目を表している。図示するように顧客情報は、顧客毎にユニークであり、各顧客の識別情報として用いる顧客IDの他、顧客の氏名、住所、年齢、家族構成を含む提供先情報と、顧客の商品ニーズを示す顧客ニーズ情報と、顧客に関するその他の情報と、商品カタログの作成状況を表すステイタス情報と、の各項目から構成され、これら各項目の情報は顧客IDと関連付けて保存されている。
提供先情報は、図5に示したアンケート画面G01の提供先情報ブロック110に入力された各項目の情報がその項目毎に登録されたものである。
顧客ニーズ情報は、顧客の商品ニーズを示す情報であり、図5に示したアンケート画面G01の顧客ニーズ情報ブロック120に入力された顧客ニーズ情報に基づいて登録されたものである。同図(b)に示すように顧客ニーズ情報は、アンケート画面G01に対応して商品の「利用目的」に関する商品ニーズと、商品を購入する際に重視する「重視ポイント」に関する商品ニーズとに分別して保存されている。例えば、図示する顧客ID「K101」で識別される顧客は、商品の「利用目的」が「通勤」または「街乗り」であることを表し、商品を購入する際に重視する「重視ポイント」が「経済性」または「機能的」であることを表している。
同様に、顧客ID「K102」で識別される顧客は、商品の「利用目的」が「セカンドカー」であることを表し、「重視ポイント」が「機能的」または「コンパクト」であることを表している。また、顧客ID「K103」で識別される顧客は、商品の「利用目的」が「長距離ドライブ」であることを表し、商品を購入する際に重視する「重視ポイント」が「ゆったり」であることを表している。
ドキュメントサーバ30が顧客ニーズ情報を登録する方法の一例を説明すると、例えばアンケート画面G01の利用目的選択ブロック130において、「セカンドカーとして」に隣接するラジオボタン131が選択状態であるか否かを判別し、選択状態である場合には、「セカンドカーとして」に対応するキーワード「セカンドカー」を商品の「利用目的」に関する顧客ニーズとして登録し、この処理をアンケート画面G01の重視ポイント選択ブロック140の「外見」項目まで繰り返すことにより顧客ニーズ情報が登録できる。
その他情報は、図5に示したアンケート画面G01のその他情報入力ブロック150に入力された各項目の情報がその項目毎に登録されたものである。
ステイタス情報は、上述したとおり商品カタログの作成状況を表す情報であり、例えば商品カタログ依頼の受付が完了したことを示す「受付完了」、商品カタログの印刷が完了したことを示す「印刷完了」、商品カタログの提供先への配送手続きが完了したことを示す「配送済み」等の情報が登録される。従って、新規の顧客情報が登録された場合、ステイタス情報は「受付完了」となる。このステイタス情報を用いることにより、例えば顧客がネットワークを介して(Webサーバ20にアクセスして)自身が依頼した商品カタログの作成状況等を確認することが可能となる。
ここで、カタログデータ200の生成フローについて図7のフローチャートを参照しながら説明する。まず、コンテンツ抽出部31(図2参照)は、提供情報データベースDB2に新規の顧客情報が登録されると、その顧客情報を取得する(S11)。そして、取得した顧客情報に含まれる顧客ニーズ情報と、商品情報データベースDB1のニーズ分類情報とを照合し、適合する商品IDのコンテンツを商品情報データベースDB1から抽出する(S12)。次にコンテンツ抽出部31は、適合する商品IDのクーポン発行条件を参照し、取得した顧客情報が参照しているクーポン発行条件を満たすか否かを判別する(S13)。
取得した顧客情報が参照しているクーポン発行条件を満たす場合(S13:Yes)、該当するクーポンのコンテンツをさらに抽出する(S14)。さらにコンテンツ抽出部31は、顧客情報の住所と、適合する商品IDの地域サービス情報とを参照し、該当する地域の地域サービス情報があるか否かを判別する(S15)。該当する地域の地域サービス情報がある場合(S15:Yes)、該当する地域サービス情報のコンテンツをさらに抽出する(S16)。コンテンツの抽出を完了すると、カタログデータ生成部32(図2参照)は、顧客情報の提供先情報(住所および氏名)と、抽出したコンテンツとに基づいてカタログデータ200を生成する(S17)。
さらに、コンテンツ抽出部31によるコンテンツ抽出処理の一例について図8ないし図10を参照して具体的に説明する。図8は、取得した顧客情報の顧客ニーズ情報に適合する商品IDのコンテンツを抽出する処理を示すものである。図示のように、顧客ID「K101」の顧客ニーズ情報において、商品の「利用目的」に関する商品ニーズが「通勤」または「街乗り」である場合、コンテンツ抽出部31は、ニーズ分類情報の「利用目的」において、「通勤」または「街乗り」を含む商品IDを商品情報データベースDB1のなかから全て検索し抽出する。同様に、顧客ID「K101」の顧客ニーズ情報において、商品の「重視ポイント」に関する商品ニーズが「経済性」または「機能的」である場合、コンテンツ抽出部31は、ニーズ分類情報の「重視ポイント」において、「経済性」または「機能的」を含む商品IDを商品情報データベースDB1のなかから全て検索し抽出する。
従って図示の例では、ニーズ分類情報の「利用目的」において「街乗り」を含むとともに「重視ポイント」において「経済性」を含む商品ID「P001」のコンテンツと、「利用目的」において「通勤」を含むとともに「重視ポイント」において「機能的」を含む商品ID「P003」のコンテンツと、を抽出する。なお、上記の説明では、顧客ニーズ情報(顧客情報)とニーズ分類情報(商品情報)とを論理和演算する方法を例に挙げたが、適合する商品IDの数が膨大な量となる場合には、ニーズ分類情報(商品情報)と顧客ニーズ情報(顧客情報)とを論理積演算する構成でもよい。また、本実施形態ではニーズ分類情報および顧客ニーズ情報についてキーワードを用いているが、これを数値化してもよい。例えば、アンケート画面G01(図5参照)の顧客ニーズ情報ブロック120において選択された項目番号(図示省略)を顧客ニーズ情報として登録するとともに、これに対応するように商品情報のニーズ分類情報を登録しておけばよい。
図9は、顧客ニーズ情報に適合する商品IDのクーポン発行条件を満たす場合に、該当するクーポンのコンテンツを抽出する処理を示すものである。図示のように、顧客ID「K101」の顧客ニーズ情報に適合する商品IDが「P001」である場合、クーポン発行条件は「車検有効期限日が現在日より1年未満」となっている。従って、コンテンツ抽出部31は、顧客ID「K101」のその他情報に含まれる車検有効期限日を参照し、顧客ID「K101」の車検有効期限日を取得する。顧客ID「K101」の車検有効期限日は「2006/12/31」であることから、これを現在日付と比較して1年未満である場合には、さらに商品ID「P001」に対応するクーポンIDを参照し、クーポンID「Q001」のコンテンツを抽出する。
図10は、取得した顧客情報の住所に該当する地域サービス情報のコンテンツを抽出する処理を示すものである。図示のように、顧客ID「K101」の顧客ニーズ情報に適合する商品IDが「P001」である場合、コンテンツ抽出部31は、顧客ID「K101」の住所「東京都」を取得し、さらに商品ID「P001」の地域サービス情報参照テーブル「T001」を参照する。そして、取得した顧客ID「K101」の住所が「東京都」であるので、地域サービス情報参照テーブル「T001」の地域「東京」に対応する地域サービス情報コンテンツIDを参照し、ID「DEL001」のコンテンツを抽出する。
続いて、生成したカタログデータ200について図11を参照して説明する。カタログデータ200は、取得した顧客情報に含まれる住所および氏名のデータから成る提供先データ210と、商品情報データベースDB1から抽出した各コンテンツからなるコンテンツデータ220とから構成されている。同図に示すコンテンツデータ220には、商品の名称や外観を表す外観コンテンツ221、商品の利用に最適なシーンを表す利用シーンコンテンツ222、商品の特徴(セールスポイント)が解説された特徴コンテンツ223、顧客の住所に該当する地域の地域サービス情報を表す地域サービスコンテンツ224、クーポンとなるクーポンコンテンツ225、の各コンテンツが含まれている。利用シーンコンテンツ222はニーズ分類情報の利用目的に関する商品ニーズに対応するコンテンツであり、特徴コンテンツ223は、ニーズ分類情報の重視ポイントに関する商品ニーズに対応するコンテンツである。
なお、利用シーンコンテンツ222や特徴コンテンツ223については、顧客ニーズ情報に応じて変更してもよい。例えば、図4(b)に示した商品ID「P001」のニーズ分類情報「利用目的」に関する商品ニーズにおいて、「セカンドカー」に対応する利用シーンコンテンツと、「街乗り」に対応する利用シーンコンテンツとを登録しておき、顧客ニーズ情報の利用目的に関する商品ニーズが「セカンドカー」であり商品ID「P001」が適合した場合には、「セカンドカー」に対応する利用シーンコンテンツを抽出し、顧客ニーズ情報の利用目的に関する商品ニーズが「街乗り」であり商品ID「P001」が適合した場合には、「街乗り」に対応する利用シーンコンテンツを抽出してもよい。
また、図11に示すカタログデータ200は、提供先データの顧客ニーズ情報に適合する商品(ID)が1つであった場合を示しているが、適合する商品(ID)が複数であった場合には、当然各商品に対応するコンテンツデータ220がカタログデータ200に含まれることとなる。さらに、図示する各コンテンツは全て画像データであるが、もちろんコンテンツにはテキストデータも含まれる。
これより以下、生成したカタログデータ200の印刷処理および封入・封緘処理について説明する。上述したように、ドキュメントサーバ30において生成されたカタログデータ200は、プリントサーバ40へ送信され印刷装置60により印刷が行われる。印刷装置60によりカタログデータ200の印刷が行われた印刷物は、さらに封緘機80により封入・封緘処理が行われる。
図12は、印刷装置60および封緘機80の装置構成を示す模式図である。同図に示すように、印刷装置60は、通信インターフェースを介してデータの送受信を行うデータ送受信部71と、供給部72よりロール状に巻回された連続紙を繰り出しながら送りを行う送り部(図示省略)と、連続紙の送りに同期して印刷を行う印刷部73と、これら各部と接続されるとともに印刷装置60全体を制御する印刷制御部74と、を備えている。なお、本実施形態に係るシステム1の機能構成におけるカタログデータ印刷部61(図2参照)は、これら印刷装置60各部により構成されるものである。
封緘機80は、印刷装置60により印刷が行われた印刷物(連続紙)の送りを行う送り部(図示省略)と、印刷物を所定の位置で切断する切断部91と、順次送られてくる切断された印刷物を適切に折り曲げる折り部92と、適切に折り曲げられた印刷物を各々封筒に挿入して封止する封入・封緘部93と、封入・封緘部93より送られてくる各封筒に対して、印刷物が適切に挿入されているか否かをチェックする検査部94(自己検査手段)と、とこれら各部と接続されるとともに封緘機80全体を制御する封緘機制御部95と、封筒に挿入された印刷物を収容・蓄積するスタッカ部96と、を備えている。なお、本実施形態に係るシステム1の機能構成における封入・封緘部81(図2参照)は、これら封緘機80各部により構成されるものである。
印刷装置60は、図11で説明したカタログデータ200に加え、封緘機80において連続紙の切断位置を特定するための指標となるカットマークMを連続紙の所定の位置に印刷する(図13参照)。図13に示すように本実施形態では、コンテンツデータ印刷領域240の末尾と提供先データ印刷領域230の先頭との境界位置が連続紙の切断位置でありこの近傍にカットマークMが印刷される。
印刷装置60により印刷された印刷物は、一巻毎に図示せぬ搬送装置により自動的に封緘機80へ供給される。封緘機80の切断部91は、印刷物に印刷されたカットマークMを読み取るためのスキャナ91aを備え、スキャナ91aによるカットマークMの読み取りに基づいて特定の位置で印刷物の切断処理を行う。
また、印刷装置60は、印刷部73を構成するヘッドや紙搬送機構等の異常を検出する不図示の検出装置(自己検査手段)を備え、印刷制御部74で検知し所定の制御を行う。例えば、ヘッドがインクジェット方式の場合、インクの吐出を光学センサで検出し、吐出しない場合はヘッドの異常があるものとして認識する。そして印刷装置60は、切断位置を特定する情報に加え、印刷物の印刷品質に関する情報をコード化し、これをカットマークMとして連続紙に印刷する。これにより、連続紙に不良印刷ページが含まれる場合には封緘機80のスキャナ91aにより検知でき、これを除去する処理を行うことができる。
そして切断部90により1の提供先へ提供する印刷物毎に分離された印刷物は、折り部92により折り位置(図示点線)で折り曲げられ、封入・封緘部93により封筒へ挿入され封止される。また、封緘機80においても、検査部94により適切に封筒へ挿入されているかが確認され、その後スタッカ部96に収容されると同時に、当該印刷物の印刷品質および封緘作業を検査した結果である品質情報が、封緘機制御部95およびデータ送受信部71を通じてプリントサーバ40へ報告される。この後、例えばオペレータにより配送手続きが行われ、印刷物を封入した封筒、すなわち商品カタログの配送物が各提供先へと配送される。
なお、本実施形態では、印刷物を挿入する封筒として透明ビニールにより形成された窓を有し、この窓を介して外部から送付先を目視可能な封筒を想定している。従って、提供先データ印刷領域230がこの窓から確認できるように、各印刷物は封筒に挿入される。
ところで、上述しているようにカタログデータ200が印刷される紙媒体は連続紙である。図13は、カタログデータ200が印刷された連続紙Pを表している。同図に示すように連続紙Pには、カタログデータ200が印刷されたことにより、提供先データ印刷領域230およびコンテンツデータ印刷領域240が形成している。そして、提供先データ印刷領域230は、提供先データに依らず固定長となっているのに対し(図示では連続紙1ページ分)、コンテンツデータ印刷領域240は、連続紙Pの長さ方向においてはその長さが定まることのない可変長となっている。この理由は、コンテンツデータ220(図11参照)の特徴として、顧客ニーズに適合する商品(ID)の数、クーポンの発行有無、地域サービス情報の有無により提供先によってデータ量が異なるといったことがある。従って、コンテンツデータ印刷領域240を可変長の領域とすることにより、コンテンツデータ220のデータ量に上限を設ける必要がない。また紙媒体が連続紙であるので、ページ境界部を見開きにて対応することができる。
一方、提供先データ印刷領域230を固定長とすることにより、本実施形態のように透明ビニールにより形成された窓を有する封筒を用いる場合に、提供先データ印刷領域230がこの窓から確認できるように印刷物を封筒に挿入する処理を封緘機80により容易に行うことができる。
次に、レポートサーバ50(図1、2参照)による各メーカに対して商品カタログの提供に係る費用を請求するための費用情報250の生成処理について説明する。図14(a)は、プリントサーバ40に保存されている、カタログデータ200の印刷履歴に関する履歴情報260を示している。生成されたカタログデータ200は提供先単位のジョブとして管理され、各ジョブにはこれを識別するためのジョブIDが付されている。また、カタログデータ200には、カタログデータ200の構成に関する構成データが含まれており、この構成データにはジョブID、提供先データ210の顧客ID、コンテンツデータ220の各コンテンツを抽出した各商品ID、1の商品IDに対して抽出したコンテンツの印刷に要した印刷ページ数および印刷・封緘の品質情報が含まれている。プリントサーバ40は、カタログデータ200に含まれる構成データを履歴情報260として保存する。
レポートサーバ50は、プリントサーバ40に保存された履歴情報260に基づいて費用情報250の生成を行う。なお、費用情報250の生成は例えば月末に当月分の処理を一括して行うバッチ処理として行われる。以下、費用情報250を生成する処理の一例について図14(b)を参照しながら説明する。費用情報250は、印刷に要した印刷ページ数に関する費用と配送費とから構成されており、まず印刷ページ数に関する費用の求め方について説明する。
レポートサーバ50が印刷ページ数に関する費用を求めるには、履歴情報260および商品情報データベースDB1を参照し、履歴情報260に含まれる商品IDと品質が良品(OK)である印刷ページ数との各データをメーカ毎に分別し、メーカ毎に印刷ページ数の累計を算出した後、印刷ページ数の累計に予め定めておいた単価を掛ける演算処理を行えばよい。例えば、商品ID「P001」、「P003」、「P004」でそれぞれ識別される各商品の販売元となるメーカAに対する情報を生成する場合、同図(a)に示す履歴情報260のなかから、商品ID「P001」、「P003」、「P004」の商品IDと印刷ページ数との各データを抽出する。履歴情報260において商品ID「P001」の印刷履歴は2件あり、印刷ページ数は計6ページである。また、商品ID「P003」の印刷履歴は1件のみであり、印刷ページ数は計2ページである。さらに、商品ID「P004」の印刷履歴は2件あり、印刷ページ数は計9ページである。従って、メーカAが販売する商品の累積印刷ページ数「17ページ」が算出でき、これに単価(図示では70円)を掛けることによって、印刷ページ数に関する費用1,190円が算出される。なお、商品IDが同様であってもクーポン発行の有無や地域サービス情報の有無によりその印刷ページ数は異なる場合がある。
一方、配送費に関する費用を求めるには、履歴情報260の顧客IDに基づいて、提供情報データベースDB2から該当する顧客の住所を特定し、さらに地域毎の配送料金が定義された料金テーブル(図示省略;レポートサーバ50の記憶部に保存されるものとする)等を参照してジョブ毎の配送費を取得する。そして、取得した配送費を同じジョブIDに登録された商品IDの数で割った商、すなわち1の商品(ID)に対する配送費を算出してから、各商品IDをメーカ毎に分別してメーカ毎に配送費の累計を算出する演算処理を行えばよい。
例えば、上記メーカAに対する情報を生成する場合、同図(a)に示す履歴情報260のなかから、商品ID「P001」、「P003」、「P004」の各商品IDに対する配送費を算出する。ジョブID「J01」における商品ID「P001」に対する配送費は270/3であり90円となる。また、ジョブID「J02」における商品ID「P001」に対する配送費は360/3となり120円である。すなわち、商品ID「P001」に対する配送費は計210円となる。同様に商品ID「P003」に対する配送費は90円、商品ID「P004」に対する配送費は220円となる。従って、メーカAが負担するべき配送費520円が算出される。
印刷ページ数に関する費用1,190円と、配送費に関する費用520円とが算出されたことから、メーカAに対して請求する当月分の費用は1,710円となり、算出したこれらの情報を用いて図に示すような所定のフォーマットのデータを作成することにより費用情報250の生成が完了する。なお、同図(b)に示す費用情報250のフォーマットはあくまでも一例であり図示するものに限定されるわけではない。また、上述した履歴情報260のデータ構成および費用情報250の算出処理についても上記のデータ構成や算出方法に限定されるものではない。例えば、上記の例では印刷ページ数に提供先データ210の印刷ページ数はカウントしていないが、これを含めて印刷ページ数に関する費用を算出してもよい。また、印刷ページ数に応じて配送費の負担率を変更したり、メーカによって重み付けを行ったりしてもよい。
なお、費用情報250は、レポートサーバ50がデータとして各メーカに送信してもよい。また、紙媒体に出力して提供する構成でもよい。さらに、顧客情報を各メーカに提供する場合には、生成した費用情報250と一括してメーカに提供する構成でもよい。顧客情報を提供する処理については具体的な記載は省略するが、提供情報データベースDB2に登録された顧客情報に基づいて各メーカに提供するためのデータやレポート等を作成する場合には、この処理は全てレポートサーバ50により行われることとなる。
以上説明したように、本実施形態に係るシステム1によれば、顧客情報の顧客ニーズ情報から、顧客の商品ニーズを把握することができ、その商品ニーズに適合するニーズ分類情報を有する商品のコンテンツに基づいて商品カタログを作成するので、顧客の商品ニーズに応じてカスタマイズされた商品カタログを提供することができる。また、商品情報データベースDB1に保存される商品情報は、複数のメーカが販売する複数の商品であることから、顧客は、各メーカ個々に商品カタログを依頼する必要はなく、一度の注文で競合商品の商品情報が掲載された商品カタログを取得することができ便利である。
また、同時に配送される競合商品(比較商品)が事前に知りえる為、メーカのコンテンツとして競合商品に対する比較データやアピールポイントをクローズアップした情報提供を戦略的に実施することが可能である。
さらに、CRM(Customer Relation Management)には新たにPermission listの用意が必要となるが、本発明に係る商品カタログ提供システム1により、広く顧客に情報提供の機会を開くとともに、ポテンシャルのある顧客情報を収集することができ、独自に新商品の紹介等を行うCRM活動に繋げることができる。
なお、本実施形態では、カタログデータ200の印刷媒体として連続紙を例に挙げたが、封筒に同封される提供先の印刷部分とコンテンツの印刷部分との不整合を防止することが可能であれば、連続紙に限らず何れの紙媒体を用いてもよい。
また、本実施形態では、生成したカタログデータ200を印刷装置60により連続紙に出力して商品カタログを作成しているが、印刷装置60による印刷処理を省略する構成でもよい。すなわち、生成したカタログデータ200を商品カタログとして電子メール等により顧客端末100へ送信してもよい。この場合には、提供先情報として例えば電子メールのアドレスのみを取得する構成でもよい。
さらに、先の実施形態では商品の一例として自動車を例に挙げ説明したが、商品の種別は特に問わない。また、種別の異なる商品(電子機器と家具等)を扱ってもよい。
続いて、本発明の変形例に係るシステム1について、図15ないし図28を参照しながら詳細に説明する。本発明の変形例に係るシステム1は、先の実施例と異なり、各メーカの商品を取り扱う販売店により、ネットワーク上でデザインされた印刷広告物の印刷結果の内容から販売戦略を指南するためのコンサルティング情報を生成し、このコンサルティング情報をメーカに対して提供するものである。つまり、システム1の利用者が一般消費者となる先の実施形態とは、利用者が一般消費者に対して印刷広告物を提供する販売店である点において異なっている。以下、変形例に係るシステム1について、先の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図15は、変形例に係るシステム1のシステム構成図である。同図に示すように変形例に係るシステム1は、Webサーバ20で入力した顧客情報に基づいて自動的に商品カタログを生成する先の実施例と異なり、販売店のカタログ制作者がWebサーバ20で自ら商品カタログ(広告)のデザイン(生成)を行う。また、変形例に係るシステム1は、封緘機80が無く、印刷装置60は各販売店にそれぞれ設置される。つまり、プリントサーバ40は、各販売店の印刷装置60のデバイスドライバを個々に保存し、販売店に対しネットワークを介したリモートプリント環境を提供している。
Webサーバ20は、顧客端末100により商品カタログ制作を支援するための商品カタログ制作環境(Webページ)が整えられている。カタログ制作者は、Webサーバ20上で、商品カタログのレイアウト設計を行うことにより、商品カタログのデザインを行う。この商品カタログ制作環境は、ドキュメントサーバ30から取得した、コンテンツや一覧表やチラシなどのモデルレイアウトとなる数種類のテンプレートが用意されている。
ドキュメントサーバ30は、商品情報データベースDB1、提供情報データベースDB2の他に、商品のレイアウト情報を管理するレイアウト情報データベースDB4を有している。レイアウト情報データベースDB4には、上記したテンプレートが保存されている。ドキュメントサーバ30は、Webサーバ20でデザインされたレイアウトに基づいて、カタログデータ200を生成する。また、ドキュメントサーバ30は、商品カタログが印刷される印刷装置60の種別や、商品画像等のコンテンツの大きさに応じて、コンテンツの印刷解像度を調整する機能を備えている(後述する)。さらに提供情報データベースDB2には、本システム1を利用するカタログ制作者を認証するためのユーザ認証情報が記憶されている。
プリントサーバ40は、各販売店における印刷装置60のデバイスドライバ、印刷装置60の装置仕様180(図20参照)が保存される印刷管理データベースDB3を有している。デバイスドライバは、当該印刷装置60の印刷制御に利用され、装置仕様180は、ドキュメントサーバ30において、印刷装置60の出力に適したコンテンツの品質調整に利用される。なお、少なくとも装置仕様180には、印刷装置60のプリント解像度が含まれている。
印刷装置60は、カタログデータ200を印刷すると共に、印刷結果を示すログ情報300(図22参照)を、プリントサーバ40に送信する。プリントサーバ40に送信されたログ情報300は、印刷の際に生成される印刷管理情報履歴340(後述する)を更新し、ドキュメントサーバ30に転送され、コンサルティング情報320を生成するための構成情報として利用される。
続いて図16を参照し変形例に係るシステム1の機能構成を説明する。なお、先の実施例と重複する部分については割愛して説明する。ドキュメントサーバ30は、依頼データ取得部39、カタログデータ生成部32、ログ情報取得部33、解析部34、コンテンツ管理情報生成部35、コンサルティング情報生成部36、装置仕様取得部37および解像度調整部38を備えている。依頼データ取得部39は、Webサーバ20でデザインされた商品カタログのレイアウトを取得する。カタログデータ生成部32は、取得したレイアウトと商品情報データベースDB1およびレイアウト情報データベースDB4との照合結果に基づいて、カタログデータ200を生成する。ログ情報取得部33は、プリントサーバ40を介して印刷装置60からカタログデータ200の出力結果を示すログ情報300を取得する。解析部34は、印刷装置60から収集したログ情報300を解析する。コンテンツ管理情報生成部35は、解析部34が解析した解析結果に基づいて、各コンテンツの使用頻度を含むコンテンツ管理情報310(図24参照)を生成する。コンサルティング情報生成部36は、コンテンツ管理情報310に基づいて、コンテンツに対応する商品の販売戦略を指南するためのコンサルティング情報320を生成する。装置仕様取得部37は、プリントサーバ40で管理している印刷装置60の装置仕様180を取得する。解像度調整部38は、取得した装置仕様180に基づいて商品画像等のコンテンツの印刷解像度を調整する他、コンテンツのレイアウトサイズに基づいて、商品画像等のコンテンツの印刷解像度を調整する。なお、このコンテンツのレイアウトサイズは、規定サイズでもよいし、カタログ制作者によってサイズ変更されるようにしてもよい。
続いて、本システム1への初期登録の流れについて、図17のフローチャートを参照しながら説明する。まず、カタログ制作者が顧客端末100によりWebサーバ20にアクセスし(S21)、印刷装置60のデバイスドライバ、装置仕様180およびその他顧客情報を入力する(S22)。そして、Webサーバ20は、デバイスドライバ、装置仕様180をプリントサーバ40に送信し(S23)、顧客情報をドキュメントサーバ30へ送信する(S24)。プリントサーバ40は、デバイスドライバおよび装置仕様180を受信すると印刷管理データベースDB3に保存する(S25)。ドキュメントサーバ30は、顧客情報を受信すると提供情報データベースDB2に保存する(S26)。このようにして、カタログ制作者の本システム1への初期登録が行われる。
次に、カタログ生成処理の大まかな流れについて図18のフローチャートを参照しながら説明する。初期登録後に、カタログ制作者が顧客端末100によりWebサーバ20にアクセスすると(S31)、ドキュメントサーバ30によりユーザ認証され、Webサーバ20への接続が許可される(S32)。カタログ制作者は、ドキュメントサーバ30から提供されるテンプレートおよびコンテンツを利用して、Webサーバ20上で商品カタログのレイアウト設計を行う(S33)。商品カタログのレイアウト設計が完了し、商品カタログの出力指示をすると(S34)、ドキュメントサーバ30上でカタログデータ200が生成される(S35)。そして、ドキュメントサーバ30が、プリントサーバ40から印刷装置60の装置仕様180を問い合わせると(S36)、プリントサーバ40は、印刷管理データベースDB3を参照して装置仕様180をドキュメントサーバ30に応答する(S37)。そして、ドキュメントサーバ30は、受信した装置仕様180に基づいて、カタログデータ200に掲載されるコンテンツの印刷解像度を調整する(S38)。ドキュメントサーバ30は、印刷解像度を調整すると、カタログデータ200をプリントサーバ40に送信する(S39)。プリントサーバ40は、受信したカタログデータ200を上記のデバイスドライバにより出力データに変換して、印刷装置60に送信する(S40)。
さらに、印刷装置60によるカタログデータ200の印刷からドキュメントサーバ30等によるコンサルティング情報320の生成までのおおまかな流れについて、図19のフローチャートを参照しながら説明する。印刷装置60は、プリントサーバ40からカタログデータ200を受信すると、カタログデータ200を印刷し、印刷結果を示すログ情報300をプリントサーバ40に送信する(S41)。プリントサーバ40は、ログ情報300を受信すると、ログ情報300をドキュメントサーバ30に送信する(S42)。ドキュメントサーバ30は、受信したログ情報300を解析し(S43)、解析結果に基づいてコンテンツ管理情報310を生成する(S44)。さらに、ドキュメントサーバ30は、コンテンツ管理情報310からコンサルティング情報320を生成し(S45)、提供情報データベースDB2に保存する(S46)。提供情報データベースDB2に保存されたコンサルティング情報320は、例えばメーカが販促会議前など任意にアクセスして参照することができるようになっている。
ここで、解像度調整部38によるコンテンツの解像度調整処理について説明する。まず、印刷管理データベースDB3に登録された装置仕様180について説明する。図20は、印刷装置60に関する装置仕様180を構成する各項目を表している。図示するように装置仕様180は、印刷装置60が印刷可能なプリント解像度、アドレス情報および印刷装置60を利用可能な認証情報、の各項目を含み、各印刷装置60の識別情報として用いる装置IDと関連付けて保存される。
アドレス情報は、プリントサーバ40が印刷装置60と通信するために用いられるものであり、装置仕様180として印刷装置60のIPアドレスが登録される。また、認証情報はセキュリティ強化のために用いられるものであり、印刷管理データベースDB3に本システム1の顧客ID・パスワードが登録される。つまり、顧客に発行された顧客ID・パスワードとの照合結果により印刷が許可される構成になっている。プリント解像度は、印刷装置60が印刷可能な解像度の範囲を示すものであり、画像のきめ細かさを表している。例えば、同図の装置ID「S001」では、1インチ内に縦方向に最大600ドット、横方向に最大1200ドットで印刷できる。
ドキュメントサーバ30の解像度調整部38は、プリントサーバ40からプリント解像度を取得し、カタログデータ200に含まれる商品画像のコンテンツを印刷装置60に対応した印刷解像度に調整する。この場合、ドキュメントサーバ30に任意の解像度のコンテンツを保存しておき、プリントサーバ40から取得したプリント解像度に基づいて解像度を変更することにより調整する。これにより、ドキュメントサーバ30において自動的にコンテンツの印刷解像度を調整するため、最適な解像度でコンテンツを印刷することができる。また、プリントサーバ40で印刷装置60の装置仕様180を管理しているため、このシステム1に設置される印刷装置60の種類に関わらずカタログデータ200を印刷することもできる。なお、印刷解像度の異なる同種のコンテンツを複数保存しておき、プリントサーバ40から取得した印刷装置60のプリント解像度に最も近い印刷解像度のコンテンツを選択するようにしてもよい。
さらに、解像度調整部38は、カタログデータ200に含まれるコンテンツのレイアウトサイズを取得し、このコンテンツのレイアウトサイズに基づいて、コンテンツを印刷装置60に対応した印刷解像度に調整する。例えば、レイアウトサイズが大きいコンテンツの場合には、保存しているコンテンツの印刷解像度を高く調整することにより精細に印刷することが可能となっている。また、レイアウトサイズが小さいコンテンツの場合には、視認できる程度に印刷解像度を低く調整することにより送信データ量を減らすことができる。このように、使用されるコンテンツのレイアウトサイズに合わせて印刷解像度を自動的に調整するため、最適な解像度でコンテンツを印刷することができる。
ここで、カタログデータ200の生成処理について説明する。最初に、カタログデータ200のレイアウト情報を管理するレイアウト情報データベースDB4について説明する。レイアウト情報データベースDB4は、カタログデータ200を生成するための数種類のテンプレートを保存している。そして、各テンプレートはコンテンツを掲載するための複数のレイアウト枠を有しており、各レイアウト枠にコンテンツを割り当てることにより、商品カタログ制作が行われる。また、レイアウト情報データベースDB4には、テンプレート毎に、レイアウト枠に対応したレイアウトID、当該レイアウト枠のレイアウトサイズが登録される。
そして、販売店のカタログ制作者は、Webサーバ20において、各レイアウト枠にコンテンツを割り当てることにより商品カタログのレイアウト設計を行う。Webサーバ20で設計されたレイアウトは、ドキュメントサーバ30で反映され、ドキュメントサーバ30内でカタログデータ200が生成される。この時、生成されたカタログデータ200のレイアウト構成は、カタログ構成情報330としてレイアウト情報データベースDB4に保存される。
ここで図21(a)を参照してカタログ構成情報330について説明する。カタログ構成情報330は、商品カタログ毎に分類されており、レイアウト枠(テンプレート)を識別するためのレイアウトID、当該レイアウト枠のレイアウトサイズ、当該レイアウトに割り当てられた商品ID、の各項目から構成されている。例えば、同図(b)はレイアウト枠「001」から「004」を含むテンプレート「R001」を使用して制作した商品カタログであり、レイアウト枠「001」に商品ID「P001」、レイアウト枠「002」に商品ID「P002」、レイアウト枠「003」に商品ID「P003」、レイアウト枠「004」に商品ID「P005」をそれぞれ割り当てたものである。
続いて、ドキュメントサーバ30における、印刷装置60から取得したログ情報300に基づくコンサルティング情報320の生成に関する処理について図22ないし図28を参照し具体的に説明する。
まず、図22を参照してログ情報300について説明する。ログ情報300は、ジョブID、商品カタログを出力した装置IDと、商品カタログを識別するカタログIDと、商品カタログの印刷日時と、商品カタログの印刷部数と、印刷結果を含んでいる。図22の例では、ジョブID「J01」は、装置ID「S001」の印刷装置60が2006年11月1日の14時30分にカタログID「D010」の商品カタログを1部印刷したときの印刷ジョブを示すものである。
プリントサーバ40は、ドキュメントサーバ30からカタログデータ200を受信すると、プリントサーバ40に予め保存しておいた送信先の印刷装置60のデバイスドライバにより出力データに変換し、変換後のカタログデータ200を印刷装置60に送信する。この時、プリントサーバ40は印刷装置60による印刷結果を管理する印刷管理情報履歴340を生成する。この印刷管理情報履歴340は、各印刷装置60の出力管理に用いられる。また、印刷装置60において、印刷不良が発生した場合には、印刷装置60から取得したログ情報300をドキュメントサーバ30に送信しない構成となっている。
ここで図23を参照して印刷管理情報履歴340について説明する。印刷管理情報履歴340は、装置ID毎に分類されており、商品カタログIDと、顧客IDと、印刷日時と、印刷部数と、出力結果と、の各項目から構成され、当該印刷管理情報履歴340はカタログIDと関連付けて保存されている。同図では、出力装置「S001」がカタログID「D010」を顧客(カタログ制作者)「K101」の操作によって、2006年11月1日の14時30分に、1部印刷したことを示している。なお、出力結果は「OK」、「NG」、「送信中」の3態様で表示される。「OK」はトラブルなく印刷完了できたことを示し、「NG」はトラブルにより印刷が中断したことを示し、「送信中」は印刷データが印刷装置60に送信中であることを示している。つまり、印刷データ送信時は、「送信中」が表示され、印刷装置60からログ情報300を受信することにより「OK」または「NG」に書き換えられる。そして、出力結果が「OK」に書き換えられた場合に、ドキュメントサーバ30へログ情報300を送信し、出力結果が「NG」に書き換えられた場合に、ドキュメントサーバ30へのログ情報の送信を停止する。
ドキュメントサーバ30は、カタログ構成情報330およびプリントサーバ40から受信したログ情報300からコンテンツ管理情報310を生成する。具体的には、ログ情報取得部33がログ情報300を取得する度に、取得したログ情報300をジョブID毎に記憶部(ハードディスク)に保存する。そして、解析部34は、ログ情報300を解析して、ログ情報300に含まれるカタログIDからカタログデータ200を特定し、カタログ構成情報330から商品カタログに掲載された全てのコンテンツの商品ID、各コンテンツIDのレイアウトサイズ、印刷数を特定する。そして、コンテンツ管理情報生成部35は、解析部34が解析した解析結果からコンテンツ管理情報310を生成する。
次に、生成されたコンテンツ管理情報310について説明する。図24は、コンテンツに関するコンテンツ管理情報310を構成する各項目を表している。図示するようにコンテンツ管理情報310は、商品ID毎に分類されており、印刷装置60によるコンテンツの印刷日時、印刷装置60によるコンテンツの印刷回数、コンテンツのレイアウトサイズ、コンテンツが掲載されたカタログID、商品カタログの印刷部数、当該コンテンツと同時掲載された商品ID、の各項目から構成され、コンテンツ管理情報310はジョブIDと関連付けて保存されている。また、印刷装置60によるコンテンツの印刷回数、コンテンツのレイアウトサイズおよび商品カタログの印刷部数については、合計印刷回数、合計レイアウトサイズ、合計印刷部数がそれぞれ保存される。また、コンテンツ管理情報310は、ログ情報取得部33がログ情報300を取得する度に更新され、即座にコンサルティング情報320に反映される。
コンテンツ管理情報310が生成されると、コンサルティング情報生成部36が、これを参照してコンサルティング情報320を生成する。生成されたコンサルティング情報320は、提供情報データベースDB2に保存され、各メーカに対して、コンテンツに対応する商品の販売戦略を指南するための情報として利用される。ここでは、4種類のコンサルティング情報320a、320b、320c、320d(図25ないし28参照)を生成する場合を例に挙げてコンサルティング情報320について説明する。なお、コンサルティング情報320は、これをメーカに提供することにより、新たなビジネス展開を可能とするものである。
最初に、図25を参照してコンサルティング情報320aについて説明する。コンサルティング情報320aは、コンテンツの印刷解像度管理に用いられ、商品ID毎の印刷回数およびレイアウトサイズの累計から、よりカタログ制作者のニーズに沿った印刷解像度のコンテンツを用意するようにメーカに提案するものである。このコンサルティング情報320aは、コンサルティング情報生成部36がコンテンツ管理情報310から平均レイアウトサイズを算出することにより生成される。具体的には、コンサルティング情報生成部36が、コンテンツ管理情報310から対象となる商品IDの印刷回数およびレイアウトサイズの合計数を抽出する。さらに、コンサルティング情報生成部36が、合計レイアウトサイズを合計印刷回数で割った商、すなわち平均レイアウトサイズを算出し、合計印刷回数、合計レイアウトサイズ数および平均レイアウトサイズ数を商品ID毎に関連付けてコンサルティング情報320aを生成する。
メーカは、このコンサルティング情報320aを参照して、コンテンツに対してカタログ制作者が頻繁に利用するレイアウトサイズを把握することができる。これにより、平均レイアウトサイズが高いものについては、高解像度のコンテンツを用意することにより、カタログ制作者のニーズに応えることができる。本実施形態の例では、商品ID「P004」は、商品ID「P001」、「P002」と比べて合計印刷回数は少なく利用頻度は多くないが、平均レイアウトサイズが3.0であり、大きな画像として利用されていることがわかる。よって、商品ID「P004」について、高解像度のコンテンツを用意することにより、利用者のニーズに応えることができる。さらに、商品ID「P004」に自社ロゴを追記したり、関連商品情報を含めることで、広告宣伝効果を高めることが可能である。
次に、図26を参照してコンサルティング情報320bについて説明する。コンサルティング情報320bは、カタログデータ200に複数の商品を掲載して利用される場合に、自社商品と他社競合商品との差別化および自社商品と自社関連商品とのリンク強化を図るために用いられるものである。このコンサルティング情報320bは、コンサルティング情報生成部36がコンテンツ管理情報310から対象となる商品IDと、当該コンテンツが掲載されたカタログIDと、当該カタログIDに同時掲載された商品IDを抽出し、これらを関連付けることにより生成する。
メーカは、このコンサルティング情報320bを参照して、商品カタログに自社商品の商品IDと他社商品の商品IDが同時掲載されている場合には、他社商品を競合商品として認識することができ、商品に差別化を図るような情報を付記することにより自社商品の選択理由を明快に売り込むことが可能である。また、商品カタログに自社商品の商品IDが複数掲載されている場合には、ドキュメントサーバ30にて当該コンテンツ同士の情報リンクを強化することが可能である。
次に、図27を参照してコンサルティング情報320cについて説明する。コンサルティング情報320cは、販売店の印刷実績に応じたサービスを実現するために用いられる情報であり、メーカにおける自社商品販売支援の目的で、販売店により印刷された商品カタログに含まれるコンテンツの占有面積に応じて、販売店に対して営業支援を行うことで、自社商品情報の利用促進をすすめるものである。このコンサルティング情報320cは、コンサルティング情報生成部36が、コンテンツ管理情報310から商品カタログに掲載された商品IDおよび当該コンテンツのレイアウトサイズを抽出し、単位サイズ当りの支援額とレイアウトサイズの積をとり、コンテンツ毎に営業支援額を算出したものである。例えば、図27に示す例であれば、商品ID「P001」について、レイアウトサイズが2pointで印刷されているため、単位あたりの営業支援額を5円とすると、計10円の営業支援額が発生する。この営業支援額は、例えば、販売店がメーカから商品を購入する際の割引として還元することができる。なお、将来的に本システム1において、より高品位の商品カタログを制作する目的で、有償コンテンツの提供機能を備えた場合には、有償コンテンツの利用料と相殺してもよい。
最後に、図28を参照してコンサルティング情報320dについて説明する。コンサルティング情報320dは、メーカが販売店の営業状況を把握するために用いられるものである。このコンサルティング情報320dは、コンサルティング情報生成部36がコンテンツ管理情報310から商品カタログの印刷日時および印刷部数を抽出し、グラフ化して生成する。図28の例では、横軸を印刷日時、縦軸を印刷部数としている。メーカは、提供情報データベースDB2にアクセスしてこのグラフを参照することにより販売店への見込み来店数を推測することができる。
以上説明したように、変形例に係るシステム1によれば、ドキュメントサーバ30において印刷装置60における印刷状況を確実に把握することができ、生成されたコンテンツ管理情報310から各コンテンツの使用頻度を把握することができるため、信頼性が高くかつ顧客のニーズを反映したデータ収集を行うことができる。また、ドキュメントサーバ30は、コンテンツ管理情報310から、さまざまなコンサルティング情報320を生成することができ、サーバ管理者は、このコンサルティング情報320を利用して、メーカに対してコンサルティング活動を行うことができる。また、カタログデータ200を印刷物として出力して顧客に提供することにより、顧客によるコンテンツの2次的使用を抑制し、サーバにおいて適切な著作権管理を行うことができる。
なお、ログ情報300からコンテンツ管理情報310を生成する構成に代えて、印刷管理情報履歴340とカタログ構成情報330とからコンテンツ管理情報310を生成する構成としてもよい。この場合、コンテンツ管理情報生成部35が印刷管理情報履歴340から商品カタログID、印刷日時、商品カタログの印刷部数を抽出し、抽出した商品カタログIDに対応するカタログ構成情報330を特定する。そして、カタログ構成情報330から商品カタログに含まれる全てのコンテンツID、各コンテンツIDのレイアウトサイズを抽出し、商品カタログID、印刷日時、商品カタログの印刷部数と組み合わせてコンテンツ管理情報310を生成する。
さらになお、本実施形態では、出力装置として印刷装置60を例にして説明したが、カタログ集などの大容量のカタログデータ200を、データのまま顧客に提供する場合には、複製不可能かつ書き込み不可能な記憶媒体に出力する構成としてもよい。これにより、顧客によるコンテンツの2次的使用を抑制し、ドキュメントサーバ30において適切な著作権管理を行うことができる。
なお、上記の例に示したシステム1の各機能をプログラムとして提供することも可能である。また、そのプログラムを記録媒体(図示省略)に格納して提供することも可能である。記録媒体としては、CD−ROM、フラッシュROM、メモリカード(コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、メモリスティック等)、コンパクトディスク、光磁気ディスク、デジタルバーサタイルディスクおよびフレキシブルディスク、ハードディスク等を利用可能である。
また、上記の実施形態におけるシステム1の例によらず、装置構成や処理工程等について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
商品カタログ提供システムのシステム構成図である。 上記システムの機能構成図である。 商品カタログ提供の流れを示すフローチャートである。 商品情報データベースに登録された商品情報を示す図である。 顧客情報を入力するアンケート画面を例示する図である。 提供情報データベースに登録された顧客情報を示す図である。 カタログデータ生成の一連を示すフローチャートである。 顧客ニーズ情報に適合する商品IDのコンテンツを抽出する処理を説明するための説明図である。 クーポンコンテンツを抽出する処理を説明するための説明図である。 地域サービス情報コンテンツを抽出する処理を説明するための説明図である。 カタログデータを例示する図である。 印刷装置および封緘機の装置構成図である。 カタログデータが印刷された連続紙を示す図である。 履歴情報および費用情報を例示する図である。 変形例に係る商品カタログ提供システムのシステム構成図である。 上記変形例に係るシステムの機能構成図である。 初期登録の流れを示すフローチャートである。 カタログデータ生成処理の流れを示すフローチャートである。 コンサルティング情報生成処理の流れを示すフローチャートである。 プリントサーバで管理している印刷装置の装置仕様を例示する図である。 カタログ構成情報を例示する図である。 ログ情報を例示する図である。 印刷管理情報履歴を例示する図である。 コンテンツ管理情報を例示する図である。 コンテンツの印刷解像度管理に用いられるコンサルティング情報を例示する図である。 他社競合商品との差別化および自社関連商品とのリンク強化を図るために用いるコンサルティング情報を例示する図である。 販売店の印刷実績に対しての支援に用いるコンサルティング情報を例示する図である。 販売店の営業状況を把握するために用いるコンサルティング情報を例示する図である。
符号の説明
1…商品カタログ提供システム 10…サーバ 20…Webサーバ 21…顧客情報取得部 30…ドキュメントサーバ 31…コンテンツ抽出部 32…カタログデータ生成部 33…ログ情報取得部 34…解析部 35…コンテンツ管理情報生成部 36…コンサルティング情報生成部 37…装置仕様取得部 38…解像度調整部 40…プリントサーバ 41…カタログデータ送信部 42…履歴情報保存部 60…印刷装置 61…カタログデータ印刷部 80…封緘機 81…封入・封緘部 100…顧客端末 180…装置仕様 200…カタログデータ 250…費用情報 260…履歴情報 300…ログ情報 310…コンテンツ管理情報 320…コンサルティング情報 DB1…商品情報データベース DB2…提供情報データベース P…連続紙

Claims (20)

  1. 商品カタログの提供を依頼する顧客端末と、当該顧客端末からの依頼に基づいて前記商品カタログを提供するためのカタログデータを生成するサーバと、がネットワーク接続された商品カタログ提供システムであって、
    前記サーバは、
    複数のメーカが販売する複数の商品に関し、各商品の商品IDと、当該各商品の前記商品カタログに掲載すべきコンテンツと、前記各商品をその商品ニーズ別に分類するためのニーズ分類情報と、から成る商品情報を記憶する商品情報データベースと、
    前記顧客端末から、前記商品カタログの提供先に関する提供先情報と、少なくとも何れかの前記商品ニーズに適合するとともに、前記提供先の商品ニーズを示す顧客ニーズ情報と、から成る顧客情報を取得する顧客情報取得手段と、
    取得した前記顧客ニーズ情報と、前記商品情報データベース内の前記ニーズ分類情報とを照合し、前記提供先の商品ニーズに適合する前記商品IDの前記コンテンツを抽出するコンテンツ抽出手段と、
    抽出したコンテンツと、前記提供先情報とに基づいて、前記カタログデータを生成するカタログデータ生成手段と、を備えることを特徴とする商品カタログ提供システム。
  2. 前記顧客端末および前記サーバに、生成した前記カタログデータを印刷する印刷装置をさらに加えることを特徴とする請求項1に記載の商品カタログ提供システム。
  3. 前記商品情報には、前記商品に関連するクーポンを発行するための発行条件がさらに含まれており、
    取得した前記顧客情報が前記発行条件を満たす場合、前記カタログデータ生成手段は、前記クーポンを含めて前記カタログデータを生成することを特徴とする請求項1または2に記載の商品カタログ提供システム。
  4. 前記商品情報には、地域毎に異なり、且つ前記商品に関するサービスを提供するための情報である地域サービス情報がさらに含まれており、
    前記カタログデータ生成手段は、前記提供先情報に該当する地域の前記地域サービス情報を含めて前記カタログデータを生成することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の商品カタログ提供システム。
  5. 前記サーバは、
    取得した前記顧客情報を、前記メーカを含む指定対象者に提供するための提供データベースをさらに備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の商品カタログ提供システム。
  6. 前記商品情報には、前記商品の販売元となるメーカに関する情報がさらに含まれており、
    前記サーバは、
    前記カタログデータの提供履歴に関する履歴情報を保存する履歴情報保存手段と、
    保存した前記履歴情報に基づいて、前記メーカ毎に、前記商品カタログの提供に要した費用に関する費用情報を生成する費用情報生成手段と、
    前記費用情報を前記提供データベースに格納する費用情報格納手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の商品カタログ提供システム。
  7. 前記サーバは、前記顧客情報を取得するためのWebページを提供するWebサーバと、前記カタログデータを生成するドキュメントサーバと、から構成され、
    前記商品情報データベースは前記ドキュメントサーバに格納されることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の商品カタログ提供システム。
  8. 前記サーバは、前記Webサーバおよび前記ドキュメントサーバに加え、前記カタログデータを前記ドキュメントサーバから受信し、受信した当該カタログデータを前記印刷装置に送信するプリントサーバから構成されることを特徴とする請求項7に記載の商品カタログ提供システム。
  9. 前記サーバは、前記Webサーバおよび前記ドキュメントサーバに加え、前記費用情報の生成を行うレポートサーバからさらに構成されることを特徴とする請求項7または8に記載の商品カタログ提供システム。
  10. 前記カタログデータの印刷媒体が連続紙であることを特徴とする請求項2ないし9のいずれか1項に記載の商品カタログ提供システム。
  11. 印刷する前記カタログデータには、前記提供先情報が印刷される固定長領域と、前記コンテンツが印刷される可変長領域と、が形成されることを特徴とする請求項10に記載の商品カタログ提供システム。
  12. 前記顧客端末、前記サーバ、および前記印刷装置に、当該印刷装置の印刷物を封緘する封緘機、をさらに加えることを特徴とする請求項11に記載の商品カタログ提供システム。
  13. 前記印刷装置および前記封緘機は、それぞれ前記印刷物の印刷および封緘作業の自己検査を行う自己検査手段、をさらに備え、
    前記サーバは、
    前記自己検査手段による検査結果を品質情報として管理する品質情報管理手段、をさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の商品カタログ提供システム。
  14. コンピュータに、請求項1ないし13のいずれか1項に記載の商品カタログ提供システムにおける各手段を機能させることを特徴とするプログラム。
  15. 商品カタログの提供を依頼する顧客端末と、
    当該顧客端末からの依頼に基づいて前記商品カタログを提供するためのカタログデータを生成するとともに、複数のメーカが販売する複数の商品に関し、各商品の商品IDと、当該各商品の前記商品カタログに掲載すべきコンテンツと、前記各商品をその商品ニーズ別に分類するためのニーズ分類情報と、から成る商品情報を記憶する商品情報データベースを備えたサーバと、がネットワーク接続されたネットワークシステムの商品カタログ提供方法であって、
    前記サーバが、
    前記顧客端末から、前記商品カタログの提供先に関する提供先情報と、少なくとも何れかの前記商品ニーズに適合するとともに、前記提供先の商品ニーズを示す顧客ニーズ情報と、から成る顧客情報を取得する顧客情報取得ステップと、
    取得した前記顧客ニーズ情報と、前記商品情報データベース内の前記ニーズ分類情報とを照合し、前記提供先ニーズに適合する前記商品IDの前記コンテンツを抽出するコンテンツ抽出ステップと、
    抽出したコンテンツと、前記提供先情報とに基づいて、前記カタログデータを生成するカタログデータ生成ステップと、を実行することを特徴とするネットワークシステムの商品カタログ提供方法。
  16. 商品カタログの提供を依頼する顧客端末と、当該顧客端末からの依頼に基づいて前記商品カタログを提供するためのカタログデータを生成するサーバと、前記カタログデータを出力する出力装置と、がネットワーク接続された商品カタログ提供システムであって、
    前記サーバは、
    複数のメーカが販売する複数の商品に関し、当該各商品の前記商品カタログに掲載すべきコンテンツを記憶する商品情報データベースと、
    前記顧客端末から前記商品カタログの提供依頼に関する依頼データを取得する依頼データ取得手段と、
    取得した前記依頼データと、前記商品情報データベースとの照合結果に基づいて前記コンテンツを選択し、前記カタログデータを生成するカタログデータ生成手段と、
    前記出力装置から前記カタログデータの出力結果を示すログ情報を取得するログ情報取得手段と、
    前記ログ情報取得手段が取得した前記ログ情報を解析する解析手段と、
    前記解析手段による解析結果に基づいて、各コンテンツの使用頻度を含むコンテンツ管理情報を生成するコンテンツ管理情報生成手段と、を備えることを特徴とする商品カタログ提供システム。
  17. 前記サーバは、
    前記コンテンツ管理情報に基づいて、前記コンテンツに対応する商品の販売戦略を指南するためのコンサルティング情報を生成するコンサルティング情報生成手段と、
    生成した前記コンサルティング情報を、前記メーカを含む指定対象者に提供するための提供データベースと、
    前記コンサルティング情報を、前記提供データベースに格納するコンサルティング情報格納手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項16に記載の商品カタログ提供システム。
  18. 前記サーバは、前記カタログデータを生成するドキュメントサーバと、前記ドキュメントサーバから当該カタログデータを受信して前記印刷装置に送信するプリントサーバと、から構成され、
    前記プリントサーバは、前記印刷装置が印刷可能なプリント解像度を含む装置仕様を管理しており、
    前記ドキュメントサーバは、前記プリントサーバから前記印刷装置の装置仕様を取得する装置仕様取得手段と、
    取得した前記装置仕様に基づいて、前記カタログデータ含まれる前記コンテンツの印刷解像度を調整する第1解像度調整手段と、
    前記コンテンツの印刷解像度が調整された前記カタログデータを前記プリントサーバに送信するカタログデータ送信手段と、
    を備えることを特徴とする請求項16または17に記載の商品カタログ提供システム。
  19. 前記ドキュメントサーバは、前記カタログデータに用いられる前記コンテンツのレイアウトサイズに基づいて、前記カタログデータ含まれる前記コンテンツの印刷解像度を調整する第2解像度調整手段をさらに備えることを特徴とする請求項18に記載の商品カタログ提供システム。
  20. 商品カタログの提供を依頼する顧客端末と、複数のメーカが販売する複数の商品に関し、当該各商品の前記商品カタログに掲載すべきコンテンツを記憶する商品情報データベース、前記メーカを含む指定対象者に提供するための提供データベース、を備え、当該顧客端末からの依頼に基づいて前記商品カタログを提供するためのカタログデータを生成するサーバと、前記カタログデータを出力する出力装置と、がネットワーク接続されたネットワークシステムの商品カタログ提供方法であって、
    前記サーバが、
    前記顧客端末から前記商品カタログの提供依頼に関する依頼データを取得するステップと、
    取得した前記依頼データと、前記商品情報データベースとの照合結果に基づいて前記コンテンツを選択し、前記カタログデータを生成するステップと、
    前記出力装置から前記カタログデータの出力結果を示すログ情報を取得するステップと、
    前記ログ情報取得手段が取得した前記ログ情報を解析し、各コンテンツの使用頻度を含むコンテンツ管理情報を生成するステップと、
    前記コンテンツ管理情報に基づいて、前記コンテンツに対応する商品の販売戦略を指南するためのコンサルティング情報を生成するステップと、
    前記コンサルティング情報を、前記提供データベースに格納するステップと、を実行することを特徴とするネットワークシステムの商品カタログ提供方法。
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