JP2016152046A - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】従来の情報処理装置においては、商品情報が印刷されたチラシ等の印刷物の配布の効果を知ることが困難であった。【解決手段】印刷物に印刷された商品に関する1以上の商品情報を特定する情報である印刷商品特定情報を格納し得る印刷商品特定情報格納部と、購入する商品を識別する商品識別子を有する商品購入情報を受け付ける商品購入情報受付部と、印刷商品特定情報に対応する1以上の商品情報のうちのいずれかの商品情報と、商品購入情報受付部が受け付けた商品購入情報とが、予め決められた関係を有するか否かの第一の判断を行う判断部と、第一の判断の結果が予め決められた関係を有するとの判断結果である場合、判断結果に関する情報である商品関係情報を出力する商品関係情報出力部とを具備する情報処理装置により、商品情報が印刷されたチラシ等の印刷物の配布の効果を知ることができる。【選択図】図2

Description

本発明は、チラシ等の印刷物の効果を知ることができる情報処理装置等に関するものである。
従来、紙のチラシが種々の業種で利用されていた。そして、チラシの印刷技術も相当進んでいる(例えば、非特許文献1参照)。
また、従来、電子的なインターネット広告に対する効果を測定する技術があった(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−13727号公報(第1頁、第1図等)
"ネットDEコム"、[online]、[平成26年10月27日検索]、インターネット[URL:http://www.i-netde.com/manga/?utm_source=Yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=chirashi]
しかしながら、従来技術においては、商品情報が印刷されたチラシ等の印刷物の配布の効果を知ることが困難であった。
また、従来技術においては、商品情報が印刷されたチラシ等の印刷物であり、ユーザ毎の印刷物の配布の効果を知ることが困難であった。
特に、各ユーザに配布した印刷物に印刷された商品情報が管理されておらず、ユーザが電子商取引または店舗または通販等にて商品を購入した場合、当該購入に対する印刷物の効果に関する情報を取得できなかった。
本第一の発明の情報処理装置は、印刷物に印刷された商品に関する1以上の商品情報を特定する情報である印刷商品特定情報を格納し得る印刷商品特定情報格納部と、購入する商品を識別する商品識別子を有する商品購入情報を受け付ける商品購入情報受付部と、印刷商品特定情報に対応する1以上の商品情報のうちのいずれかの商品情報と、商品購入情報受付部が受け付けた商品購入情報とが、予め決められた関係を有するか否かの第一の判断を行う判断部と、第一の判断の結果が予め決められた関係を有するとの判断結果である場合、判断結果に関する情報である商品関係情報を出力する商品関係情報出力部とを具備する情報処理装置である。
かかる構成により、商品情報が印刷されたチラシ等の印刷物の配布の効果を知ることができる。
また、本第二の発明の情報処理装置は、第一の発明に対して、印刷商品特定情報格納部は、ユーザ毎に、ユーザに配布した印刷物に印刷された商品に関する1以上の商品情報を特定する情報である印刷商品特定情報を格納しており、商品購入情報受付部は、ユーザを識別するユーザ識別子と、ユーザ識別子で識別されるユーザが購入する商品を識別する商品識別子を有する商品購入情報を受け付け、判断部は、商品購入情報が有するユーザ識別子で識別されるユーザに対応する印刷商品特定情報により特定される商品情報に対する商品と、商品購入情報が有する商品識別子により識別される商品とが、予め決められた関係を有するか否かの第一の判断を行う情報処理装置である。
かかる構成により、商品情報が印刷されたチラシ等の印刷物であり、ユーザ毎の印刷物の配布の効果を知ることができる。
また、本第三の発明の情報処理装置は、第一の発明に対して、印刷商品特定情報格納部は、ユーザに配布する印刷物毎に、各印刷物に印刷された商品に関する1以上の商品情報を特定する情報である印刷商品特定情報を格納しており、商品購入情報受付部は、印刷物を識別する情報に対応する情報であり、購入する商品を識別する商品識別子を有する商品購入情報を受け付け、判断部は、商品購入情報と、印刷物に印刷された商品に関する商品情報とがが、予め決められた関係を有するか否かの第一の判断を行う情報処理装置である。
かかる構成により、商品情報が印刷されたチラシ等の印刷物の配布の効果を知ることができる。
また、本第四の発明の情報処理装置は、第一から第三いずれか1つの発明に対して、印刷商品特定情報は、印刷物を配布した日、または印刷物を印刷した日に関する情報である日付情報を有し、判断部は、印刷商品特定情報が有する日付情報が示す日と、商品購入情報受付部が商品購入情報を受け付けた日とが、予め決められた条件を満たすほど近い場合のみ、予め決められた関係を有すると判断する情報処理装置である。
かかる構成により、商品情報が印刷されたチラシ等の印刷物であり、ユーザ毎の印刷物の配布の効果を適切に知ることができる。
また、本第五の発明の情報処理装置は、第一から第四いずれか1つの発明に対して、商品関係情報は、ユーザにより印刷物が利用されたことに関する情報である情報処理装置である。
かかる構成により、商品情報が印刷されたチラシ等の印刷物であり、ユーザ毎の印刷物の配布の効果を知ることができる。
また、本第六の発明の情報処理装置は、第四の発明に対して、判断部は、印刷商品特定情報が有する日付情報が示す日と、商品購入情報受付部が商品購入情報を受け付けた日とが、予め決められた条件を満たすほど近い場合であり、商品購入情報が有するユーザ識別子で識別されるユーザに対応する印刷商品特定情報により特定される商品情報に対する商品と、商品購入情報が有する商品識別子により識別される商品とが、予め決められた関係を有しないか否かの第二の判断をも行い、商品関係情報出力部は、第二の判断の結果が、印刷商品特定情報が有する日付情報が示す日と、商品購入情報受付部が商品購入情報を受け付けた日とが、予め決められた条件を満たすほど近い場合であり、商品購入情報が有するユーザ識別子で識別されるユーザに対応する印刷商品特定情報により特定される商品情報に対する商品と、商品購入情報が有する商品識別子により識別される商品とが、予め決められた関係を有しないとの判断結果である場合、商品購入情報に対応するユーザの購入行為は、印刷物を経由した購入行為であることを示す商品関係情報を出力する情報処理装置である。
かかる構成により、商品情報が印刷されたチラシ等の印刷物であり、ユーザ毎の印刷物の配布の効果を詳細に知ることができる。
また、本第七の発明の情報処理装置は、第一から第六いずれか1つの発明に対して、商品に関する情報であり、商品を識別する商品識別子を有する1以上の商品情報を格納し得る商品情報格納部と、ユーザ毎に、1以上の商品関係情報を格納し得る商品関係情報格納部をさらに具備し、商品関係情報出力部は、商品関係情報を、商品関係情報格納部に蓄積し、商品関係情報格納部に格納されている1以上の商品関係情報および商品情報格納部に格納されている1以上の商品情報を用いて、商品情報格納部に格納されている商品情報に対応する1以上の商品のうち、ユーザにレコメンドする1以上の商品を決定する商品決定部と、商品決定部が決定した1以上の商品の商品情報を商品情報格納部から取得し、1以上の商品情報の一部または全部が配置された印刷物を印刷する印刷部とをさらに具備する情報処理装置である。
かかる構成により、ユーザ毎の印刷物の配布の効果に関する情報を用いて、ユーザ毎に効果の高い印刷物を印刷できる。
本発明による情報処理装置によれば、商品情報が印刷されたチラシ等の印刷物であり、ユーザ毎の印刷物の配布の効果を知ることができる。
実施の形態1における情報システムの概念図 同情報システムのブロック図 同情報処理装置1が商品関係情報を出力する動作について説明するフローチャート 同情報処理装置1が印刷物を印刷する動作について説明するフローチャート 同商品情報管理表を示す図 同ユーザ情報管理表を示す図 同印刷商品特定情報管理表を示す図 同購入情報管理表を示す図 同商品関係情報管理表を示す図 同印刷物の例を示す図 同印刷物の例を示す図 同印刷商品特定情報管理表を示す図 同印刷物の例を示す図 同コンピュータシステムの概観図 同コンピュータシステムのブロック図
以下、情報処理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、チラシ等の印刷物に印刷した商品に関する1以上の商品情報を保持しており、ユーザの商品購入情報を受け付け、受け付けた商品購入情報と印刷した商品情報との関係に関する商品関係情報を出力する情報システムについて説明する。つまり、本実施の形態において、チラシ等の印刷物の効果があったことを示す情報を出力する情報システムについて説明する。
また、本実施の形態において、ユーザ毎に、チラシ等の印刷物に印刷した商品に関する1以上の商品情報を保持しており、ユーザの商品購入情報を受け付け、印刷物の効果に関する情報である商品関係情報を出力する情報システムについて説明する。
また、本実施の形態において、ユーザに対応付けて、印刷物を印刷または配布等した日に関する日付情報も格納しており、商品購入情報に対応する日付が、日付情報が示す日付と予め決められた条件を満たすほど近い場合のみ、商品関係情報を出力する情報システムについて説明する。つまり、本実施の形態において、印刷物を印刷または配布した日等からユーザの商品の購入日までの期間が、予め決められた条件を満たすほど短い場合のみ、印刷物の配布の効果があったと判断する情報システムについて説明する。
また、本実施の形態において、日付情報が示す日付と予め決められた条件を満たすほど近い場合であり、購入情報が印刷物に印刷されていない商品に関する情報を含む場合、商品関係情報は、印刷物を経由したことに関する情報として、出力される情報システムについて説明する。
さらに、本実施の形態において、商品関係情報を用いて、ユーザに対して配布する印刷物を印刷する情報システムについて説明する。
図1は、本実施の形態における情報システムの概念図である。情報システムは、情報処理装置1、1以上の端末装置2を備える。情報処理装置1は、情報を管理するサーバ装置である。情報処理装置1は、いわゆるクラウドサーバ等でも良く、その形態は問わない。また、情報処理装置1は、プリンタを用いて、印刷が可能であることは好適である。また、端末装置2は、ユーザの端末であり、例えば、いわゆるスマートフォン、携帯電話、携帯端末、パーソナルコンピュータ、ノートパソコン、タブレット端末、POS端末等である。つまり、端末装置2の種類、形態等は問わない。
図2は、本実施の形態における情報システムのブロック図である。
情報処理装置1は、格納部11、受付部12、処理部13、出力部14、および送信部15を備える。
格納部11は、商品情報格納部111、ユーザ情報格納部112、印刷商品特定情報格納部113、購入情報格納部114、および商品関係情報格納部115を備える。
受付部12は、商品購入情報受付部121を備える。
処理部13は、判断部131、および商品決定部132を備える。
出力部14は、商品関係情報出力部141、および印刷部142を備える。
端末装置2は、端末格納部21、端末受付部22、端末処理部23、端末送信部24、端末受信部25、および端末出力部26を備える。
情報処理装置1を構成する格納部11は、各種の情報を格納し得る。各種の情報とは、例えば、後述する商品情報、ユーザ情報、印刷商品特定情報、購入情報、商品関係情報等である。
商品情報格納部111は、1以上の商品情報を格納し得る。商品情報は、商品に関する情報であり、商品を識別する商品識別子を有する。商品情報は、通常、レコメンドする商品に関する情報である。なお、商品は、通常、物品であるが、サービスも含んでも良い。商品情報は、例えば、商品識別子、商品名、商品の広告、商品の画像、価格、商品説明文等を有する。
ユーザ情報格納部112は、1または2以上のユーザ情報を格納し得る。ユーザ情報は、ユーザに関する情報である。ユーザ情報は、例えば、ユーザ識別子、氏名、年齢、住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス、クレジットカード番号、趣味等を有する。ユーザ識別子は、ユーザを識別する情報であり、例えば、ユーザID、電話番号、メールアドレス、カード番号、ポイントカード番号等である。
印刷商品特定情報格納部113は、1または2以上の印刷商品特定情報を格納し得る。印刷商品特定情報は、1または2以上の印刷物に印刷された1または2以上の商品情報を特定する情報である。印刷商品特定情報は、例えば、1以上の商品識別子を有する。印刷商品特定情報は、例えば、印刷物を識別する印刷物識別子と1以上の商品識別子とを有していても良い。印刷商品特定情報のデータ構造は問わない。印刷商品特定情報は、例えば、ユーザ識別子と対応付いている。ただし、印刷商品特定情報は、ユーザのグループを識別するグループ識別子と対応付いていても良い。なお、印刷商品特定情報は、ユーザ識別子と1以上の商品識別子とを有していても良い。
印刷物は、商品の広告等、商品に関する情報が印刷された媒体である。印刷物は、通常、紙であるが、その材質や形式等は問わない。印刷物は、例えば、チラシ、納品書、領収書等である。商品情報を特定する情報は、例えば、商品を識別する商品識別子である。商品識別子は、例えば、商品ID、商品番号、JANコード、ASIN、ISBN、URL等である。
印刷商品特定情報格納部113は、ユーザ毎に、ユーザに配布した印刷物に印刷された1以上の商品情報を特定する情報である印刷商品特定情報を格納していても良い。印刷商品特定情報格納部113は、例えば、ユーザ識別子と1または2以上の印刷商品特定情報とを有する。なお、配布とは、通常、郵送である。また、配布は、店頭での手渡し等を含む。つまり、印刷物の配布方法は問わない。また、ユーザ毎とは、通常、ユーザ識別子に対応付いていることをいう。ただし、ユーザ毎とは、ユーザが属するグループを識別するグループ識別子等に対応付いていることでも良い。
印刷商品特定情報格納部113は、ユーザに配布する印刷物毎に、各印刷物に印刷された商品に関する1以上の商品情報を特定する情報である印刷商品特定情報を格納していても良い。
なお、印刷商品特定情報は、日付情報を有しても良い。日付情報は、印刷物を配布した日を特定する情報、または印刷物を印刷した日を特定する情報である。なお、日付情報は、日だけでは無く、時刻を特定する情報を含んでも良い。
購入情報格納部114は、1以上の購入情報を格納し得る。購入情報は、ユーザによる商品の購入に関する情報である。購入情報は、通常、ユーザ識別子、商品識別子を有する。購入情報は、購入した商品の数量、購入価格、クレジットカード番号、購入日、購入日時、購入場所に関する情報、購入場所を特定する位置情報、購入手段(デバイス)、支払方法(クレジットカードか電子マネーか現金か等)等を有しても良い。なお、購入情報は、購入という行為があったことを示す情報と言っても良い。
商品関係情報格納部115は、1以上の商品関係情報を格納し得る。また、商品関係情報格納部115は、ユーザ毎に、1以上の商品関係情報を格納していても良い。ここで、ユーザ毎とは、通常、ユーザ識別子に対応付いていることをいう。また、商品関係情報は、印刷物が利用されたことに関する情報である。商品関係情報は、あるユーザにより印刷物が利用されたことに関する情報であっても良い。商品関係情報は、印刷物の配布に効果があったことを示す情報である、と考えても良い。
受付部12は、指示や情報等を受け付ける。ここで、受け付けとは、通常、端末装置2からの受信であるが、人手による入力の受け付け等でも良い。また、指示や情報等は、例えば、商品購入情報である。人手による入力の手段は、キーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。
商品購入情報受付部121は、購入する商品を識別する商品識別子を有する商品購入情報を受け付ける。商品購入情報受付部121は、通常、商品購入情報を端末装置2から受信する。ただし、商品購入情報受付部121は、商品購入情報の入力を受け付けても良い。
商品購入情報受付部121は、ユーザを識別するユーザ識別子と、当該ユーザ識別子で識別されるユーザが購入する商品を識別する商品識別子とを有する商品購入情報を受け付けることは好適である。
また、商品購入情報受付部121は、印刷物を識別する情報に対応する情報であり、購入する商品を識別する商品識別子を有する商品購入情報を受け付けても良い。つまり、例えば、商品購入情報が有する商品識別子に、印刷物が対応付いても良い。これは、商品識別子が決定すれば、印刷物が決定することである。商品購入情報受付部121は、印刷物を特定できる商品識別子を有する商品購入情報を受け付けても良い。つまり、例えば、印刷商品特定情報格納部113は、印刷物を識別する印刷物識別子と、印刷物識別子に対してユニークな1以上の商品識別子とを対応付けて、格納していても良い。
処理部13は、各種の処理を行う。各種の処理は、例えば、後述する第一の判断処理、第二の判断処理、商品決定処理等である。各種の処理は、例えば、商品購入情報受付部121が受け付けた商品購入情報を、購入情報格納部114に蓄積する処理である。
判断部131は、第一の判断処理を行う。また、判断部131は、第二の判断処理を行っても良い。なお、第一の判断処理、第二の判断処理とは、以下のような判断の処理である。
判断部131は、印刷商品特定情報に対応する1以上の商品情報のうちのいずれかの商品情報と、商品購入情報受付部121が受け付けた商品購入情報とが、予め決められた関係を有するか否かの第一の判断を行う。予め決められた関係とは、例えば、印刷商品特定情報に対応する商品情報により特定される商品と、商品購入情報受付部121が受け付けた商品購入情報に対する購入商品とが同じ商品であることである。また、予め決められた関係とは、例えば、印刷商品特定情報に対応する商品情報により特定される商品と、商品購入情報受付部121が受け付けた商品購入情報に対する購入商品とが同じ種類の商品であることである。また、予め決められた関係とは、例えば、印刷商品特定情報に対応する商品情報により特定される商品と、商品購入情報受付部121が受け付けた商品購入情報に対する購入商品とが、シリーズものの商品であることである。また、予め決められた関係とは、例えば、印刷商品特定情報に対応する商品情報により特定される商品と、商品購入情報受付部121が受け付けた商品購入情報に対する購入商品とが、色違いの関係であること、またはサイズ違いの関係であることである。また、予め決められた関係とは、例えば、印刷商品特定情報に対応する商品情報により特定される商品と、商品購入情報受付部121が受け付けた商品購入情報に対する購入商品とが、同じメーカーの商品であることである。
判断部131は、商品購入情報が有するユーザ識別子で識別されるユーザに対応する印刷商品特定情報により特定される商品情報に対する商品と、商品購入情報が有する商品識別子により識別される商品とが、予め決められた関係を有するか否かの第一の判断を行う。予め決められた関係は、上述したような関係である。
判断部131は、商品購入情報と、印刷物に印刷された商品に関する商品情報とが、予め決められた関係を有するか否かの第一の判断を行う。予め決められた関係は、例えば、商品購入情報が有する商品識別子と、印刷物に印刷された商品の商品識別子とが同一であることである。予め決められた関係は、例えば、商品購入情報が有する商品識別子と、印刷物に印刷された商品の商品識別子とが対応付いている(同じ種類、またはシリーズものの商品、または同じメーカー等)ことである。
判断部131は、印刷商品特定情報が有する日付情報が示す日と、商品購入情報受付部121が商品購入情報を受け付けた日とが、予め決められた条件を満たすほど近い場合のみ、予め決められた関係を有すると判断し得ることは好適である。
判断部131は、印刷商品特定情報が有する日付情報が示す日と、商品購入情報受付部121が商品購入情報を受け付けた日とが、予め決められた条件を満たすほど近い場合であり、商品購入情報が有するユーザ識別子で識別されるユーザに対応する印刷商品特定情報により特定される商品情報に対する商品と、商品購入情報が有する商品識別子により識別される商品とが、予め決められた関係を有しないか否かの第二の判断をも行っても良い。なお、予め決められた関係を有しない場合、ユーザが印刷物を経由して、商品を購入したと判断しても良い。
商品決定部132は、商品関係情報格納部115に格納されている1以上の商品関係情報および商品情報格納部111に格納されている1以上の商品情報を用いて、商品情報格納部111に格納されている商品情報に対応する1以上の商品のうち、ユーザにレコメンドする1以上の商品を決定する。つまり、商品決定部132は、印刷物の商品の情報を見て、ユーザが購入した商品の商品情報の全部または一部を用いて、当該ユーザにレコメンドする1以上の商品を決定する。
商品決定部132は、例えば、商品関係情報格納部115に格納されている1以上の商品関係情報が有する商品識別子を用いて、商品情報格納部111に格納されている1以上の商品情報が示す1以上の商品のうち、レコメンドする商品を決定する。なお、商品を決定することは、例えば、商品識別子を取得することである。
商品決定部132は、例えば、商品関係情報格納部115に格納されている1以上の商品関係情報が有するユーザ識別子毎に、当該ユーザ識別子を有する1以上の商品関係情報に含まれる1以上の商品識別子を用いて、商品情報格納部111に格納されている1以上の商品情報が示す1以上の商品のうち、レコメンドする商品を決定しても良い。
なお、商品決定部132が商品識別子を用いて、商品を決定するアルゴリズムは、いわゆるレコメンドのアルゴリズムであり、例えば、協調フィルタリングのアルゴリズムである。但し、商品決定部132が商品を決定するアルゴリズムは問わない。なお、公知のレコメンドのアルゴリズムは、例えば、「レコメンドアルゴリズム超入門」(作者: Toby Segaran,當山仁健,鴨澤眞夫,出版社/メーカー: オライリージャパン)、特許第5140289号公報等を参照のこと。
ユーザに配布した印刷物に印刷された商品情報に対応する商品と予め決められた関係を有する商品をユーザが購入したことが商品関係情報格納部115に格納されている1以上の商品関係情報から判断できる場合、商品決定部132は、当該ユーザが購入した商品と予め決められた関係を有する商品を、ユーザにレコメンドする商品として決定する。なお、商品関係情報は、商品決定部132における商品決定の方法(元のレコメンド)が正しかったことの判定に使われる。さらに詳細には、ユーザに配布した印刷物に印刷された商品情報に対応する商品と予め決められた関係を有する商品をユーザが購入したことが商品関係情報格納部115に格納されている1以上の商品関係情報から判断できる場合、かかる商品関係情報は、商品決定部132における商品決定の方法(元のレコメンド)が正しかったことの判定に使われる。また、印刷された商品情報に対応する商品と予め決められた関係を有する商品をユーザが購入していなかった場合には、元のレコメンドが正しくなかったとして、商品決定部132は、商品を決定するアルゴリズム(レコメンドのロジックと言っても良い)を修正するのは好適である。商品決定部132は、例えば、機械学習を用いて、アルゴリズム自体の精度を高めることは好適である。
出力部14は、各種の情報を出力する。各種の情報とは、例えば、後述する商品関係情報、1以上の商品情報等である。ここで、出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡し等を含む概念である。
商品関係情報出力部141は、第一の判断の結果が真である場合、判断結果に関する情報である商品関係情報を出力する。商品関係情報は、通常、印刷物に印刷して効果のあった商品に関する情報である。商品関係情報は、一のユーザに配布した印刷物に印刷して効果のあった商品に関する情報でも良い。商品関係情報は、例えば、商品識別子である。また、商品関係情報は、例えば、ユーザ識別子と商品識別子である。また、商品関係情報は、例えば、印刷物識別子と商品識別子である。なお、第一の判断の結果が真であるとは、第一の判断の結果が予め決められた関係を有するとの判断結果であることである。
印刷商品特定情報が有する日付情報が示す日と、商品購入情報受付部121が商品購入情報を受け付けた日とが、予め決められた条件を満たすほど近い場合であり、第二の判断の結果が偽である場合、商品関係情報出力部141は、商品購入情報に対応するユーザの購入行為は、印刷物を経由した購入行為であることを示す商品関係情報を出力する。なお、第二の判断の結果が偽であるとは、商品購入情報が有するユーザ識別子で識別されるユーザに対応する印刷商品特定情報により特定される商品情報に対する商品と、商品購入情報が有する商品識別子により識別される商品とが、予め決められた関係を有しないとの判断結果であることである。
商品関係情報出力部141は、商品関係情報を、商品関係情報格納部115に蓄積することは好適である。
印刷部142は、商品決定部132が決定した1以上の商品の商品情報の一部または全部を商品情報格納部111から取得し、当該1以上の商品情報の一部または全部が配置された印刷物を印刷する。
印刷部142は、ユーザ毎に、商品決定部132が決定した1以上の商品の商品情報の一部または全部を商品情報格納部111から取得し、当該1以上の商品情報の一部または全部が配置された印刷物を印刷することは好適である。
送信部15は、各種の情報を端末装置2に送信する。各種の情報は、例えば、商品購入情報を受け付けた旨の情報である。
端末装置2を構成する端末格納部21は、情報等を格納し得る。情報等とは、例えば、ユーザ識別子である。
端末受付部22は、ユーザからの指示や情報を受け付ける。指示や情報とは、例えば、商品を購入するウェブページの取得指示である。また、指示や情報とは、例えば、商品購入情報(例えば、購入する商品の商品識別子、数量等)である。なお、端末受付部22が受け付ける情報や指示の内容は問わない。また、指示や情報等の入力手段は、キーボードやマウスやタッチパネルやメニュー画面によるもの等、何でも良い。端末受付部22は、キーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
端末処理部23は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、端末受付部22が受け付けた情報や指示等に、端末格納部21のユーザ識別子を付加し、送信する情報等を構成する処理である。
端末送信部24は、端末受付部22が受け付けた指示や情報等、または端末処理部23が構成した指示や情報等を、情報処理装置1に送信する。
端末受信部25は、情報を受信する。情報とは、例えば、商品を購入するためのウェブページである。また、このウェブページは、情報処理装置1から受信しても良いし、他の装置から受信しても良い。情報とは、例えば、商品購入情報が受け付けられた旨を示す情報である。
端末出力部26は、端末受信部25が受信した情報を出力する。ここで、情報は、例えば、商品を購入するためのウェブページである。また、ここでの出力とは、通常、ディスプレイへの表示であるが、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
格納部11、商品情報格納部111、ユーザ情報格納部112、印刷商品特定情報格納部113、購入情報格納部114、商品関係情報格納部115、端末格納部21は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
格納部11等に情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報がユーザ情報格納部112等で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された情報がユーザ情報格納部112等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報がユーザ情報格納部112等で記憶されるようになってもよい。
受付部12、商品購入情報受付部121、端末受信部25は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
処理部13、判断部131、商品決定部132、商品関係情報出力部141、端末処理部23は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。処理部13の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
出力部14、印刷部142、端末出力部26は、プリンタやディスプレイ等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。出力部14は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
送信部15、端末送信部24は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
次に、情報システムの動作について説明する。まず、情報処理装置1が商品関係情報を出力する動作について、図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS301)商品購入情報受付部121は、商品購入情報を受け付けたか否かを判断する。商品購入情報を受け付けた場合はステップS302に行き、商品購入情報を受け付けない場合はステップS301に戻る。
(ステップS302)処理部13は、ステップS301で受け付けられた商品購入情報が有するユーザ識別子、商品識別子を用いて購入情報を構成し、当該購入情報を購入情報格納部114に蓄積する。
(ステップS303)判断部131は、ステップS301で受け付けられた商品購入情報が有する商品識別子または/およびユーザ識別子を取得する。
(ステップS304)判断部131は、ステップS303で取得した商品識別子または/およびユーザ識別子に対応する1または2以上の印刷物識別子を取得する。判断部131は、例えば、ステップS303で取得したユーザ識別子と対になる印刷物識別子を、印刷商品特定情報格納部113から取得する。また、判断部131は、例えば、ステップS303で取得した商品識別子に対応する印刷物識別子を、印刷商品特定情報格納部113から取得しても良い。
(ステップS305)判断部131は、図示しない時計から、現在の日である(今日の)日付情報を取得する。
(ステップS306)判断部131は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS307)判断部131は、ステップS304で取得した1以上の印刷物識別子の中で、i番目の印刷物識別子が存在するか否かを判断する。i番目の印刷物識別子が存在する場合はステップS308に行き、i番目の印刷物識別子が存在しない場合はステップS312に行く。
(ステップS308)判断部131は、i番目の印刷物識別子と対になる日付情報を取得する。なお、図示していないが、i番目の印刷物識別子と対になる日付情報が存在しない場合は、ステップS310に行く。
(ステップS309)判断部131は、ステップS308で取得した日付情報が示す日と、ステップS305で取得した日付情報が示す日(今日)とが、予め決められた条件を満たすほど近いか否かを判断する。予め決められた条件を満たすほど近い場合はステップS310に行き、予め決められた条件を満たすほど近くない場合はステップS311に行く。なお、予め決められた条件を満たすほど近い場合は、例えば、ステップS308で取得した日付情報が示す日と、ステップS305で取得した日付情報が示す日(今日)とが1ヶ月以内である場合である。
(ステップS310)判断部131は、i番目の印刷物識別子を、図示しないバッファに一時蓄積する。
(ステップS311)判断部131は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS307に戻る。
(ステップS312)判断部131は、カウンタjに1を代入する。
(ステップS313)判断部131は、ステップS310でバッファに一時蓄積した印刷物識別子の中で、j番目の印刷物識別子が存在するか否かを判断する。j番目の印刷物識別子が存在する場合はステップS314に行き、j番目の印刷物識別子が存在しない場合はステップS301に戻る。
(ステップS314)判断部131は、カウンタkに1を代入する。
(ステップS315)判断部131は、j番目の印刷物識別子と対になるk番目の商品識別子が、印刷商品特定情報格納部113の中に存在するか否かを判断する。k番目の商品識別子が存在する場合はステップS316に行き、存在しない場合はステップS319に行く。
(ステップS316)判断部131は、ステップS303で取得された商品識別子で識別される商品(商品購入情報に対する商品)と、k番目の商品識別子で識別される商品とが、予め決められた関係を有するか否か(条件を満たすか否か)の第一の判断を行う。予め決められた関係を有する場合はステップS317に行き「、予め決められた関係を有しない場合はステップS320に行く。なお、判断部131は、例えば、ステップS303で取得された商品識別子とk番目の商品識別子とが同じであるか否かを判断する。同じである場合は、予め決められた関係を有する場合である。
(ステップS317)商品関係情報出力部141は、ステップS303で取得された商品識別子とユーザ識別子とを有する商品関係情報を構成する。
(ステップS318)商品関係情報出力部141は、ステップS317で構成した商品関係情報を出力する。なお、ここでの出力は、通常、商品関係情報格納部115への蓄積である。
(ステップS319)判断部131は、カウンタjを1、インクリメントする。ステップS313に戻る。
(ステップS320)判断部131は、カウンタkを1、インクリメントする。ステップS315に戻る。
なお、図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、情報処理装置1が印刷物を印刷する動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。なお、印刷物の印刷のトリガーは、ユーザの指示でも良いし、予め決められた時刻等になったこと等でも良い。印刷物の印刷のトリガーは、問わない。
(ステップS401)処理部13は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS402)処理部13は、商品関係情報格納部115に、i番目のユーザ識別子が存在するか否かを判断する。i番目のユーザ識別子が存在する場合はステップS403に行き、i番目のユーザ識別子が存在しない場合は処理を終了する。
(ステップS403)商品決定部132は、i番目のユーザ識別子と対になる1または2以上の商品識別子を、商品関係情報格納部115から取得する。
(ステップS404)商品決定部132は、ステップS403で取得した1または2以上の商品識別子を用いて、商品情報格納部111に格納されている1以上の商品情報に対応する商品の中で、1以上の商品を決定する。商品決定部132は、通常、決定した1以上の各商品の商品識別子を取得する。なお、かかる商品決定のアルゴリズムは、いわゆるレコメンドのアルゴリズムであれば何でも良い。
(ステップS405)印刷部142は、ステップS404で取得した1以上の商品識別子と対になる商品の情報を商品情報格納部111から取得する。また、印刷部142は、1以上の商品識別子と対になる商品の情報以外の商品の情報をも、商品情報格納部111から取得しても良い。
(ステップS406)そして、印刷部142は、ステップS405で取得した1以上の商品の情報を用いて印刷物を構成する。なお、印刷物を構成するアルゴリズムも問わない。
(ステップS407)印刷部142は、ステップS406で構成した印刷物を出力する。ここでの出力は、印刷でも良いし、図示しない記録媒体への蓄積等でも良い。
(ステップS408)処理部13は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS402に戻る。
次に、端末装置2の動作について説明する。端末装置2の端末受付部22は、商品を購入するウェブページの取得指示を受け付ける。そして、その取得指示に応じて、端末受信部25は、図示しないウェブサーバからウェブページを受信する。そして、端末出力部26は、ウェブページを表示する。
そして、端末受付部22は、ユーザから、表示されているウェブページを介して、商品購入情報を受け付ける。次に、端末処理部23は、端末格納部21のユーザ識別子を付加し、送信する商品購入情報を構成する。次に、端末送信部24は、構成された商品購入情報を情報処理装置1に送信する。以上の処理より、商品の購入処理が完了する。そして、端末受信部25は、商品の購入処理が完了した旨の情報を受信する。次に、端末出力部26は、当該商品の購入処理が完了した旨の情報を表示する。
以下、本実施の形態における情報システムの具体的な動作について説明する。情報システムの概念図は図1である。
以下、2つの具体例について、説明する。具体例1は、例えば、ユーザ毎に異なる印刷物が配布され、一のユーザに配布された印刷物に印刷された商品の情報が管理されている場合である。
具体例2は、印刷物毎に、印刷物に印刷された商品の情報が管理されている場合である。具体例2では、ユーザ識別子に対応付けて、印刷物が管理されてはいない。
(具体例1)
今、商品情報格納部111は、図5に示す構造を有する商品情報管理表を保持している。商品情報管理表は、「ID」「商品識別子」「商品名」「価格」「種類」「写真」等の属性値を有するレコードを管理している。「ID」はレコードを識別する情報であり、「商品識別子」はここでは商品番号である。「種類」は商品の種類であり、「写真」は商品の写真である。
また、ユーザ情報格納部112は、図6に示す構造を有するユーザ情報管理表を保持している。ユーザ情報管理表は、「ID」「ユーザ識別子」「氏名」「年齢」「住所」「メールアドレス」等の属性値を有するレコードを管理している。「ID」はレコードを識別する情報である。
また、印刷商品特定情報格納部113は、図7に示す構造を有する印刷商品特定情報管理表を保持している。印刷商品特定情報管理表は、「ID」「印刷商品特定情報」「ユーザ識別子」「日付情報」等の属性値を有するレコードを管理している。「印刷商品特定情報」は、「印刷物識別子」「商品識別子」を有する。「印刷物識別子」は、ユーザに配布された印刷物を識別する情報が格納される属性である。「商品識別子」は、印刷物に印刷された1以上の商品の情報の1以上の商品識別子が格納される属性である。「日付情報」は、ここでは、ユーザにチラシが郵送された日である、とする。
また、購入情報格納部114は、図8に示す構造を有する購入情報管理表を保持している。購入情報管理表は、「ID」「購入識別子」「ユーザ識別子」「商品識別子」「数量」「価格」「購入日」等の属性値を有するレコードを管理している。「ID」はレコードを識別する情報である。「数量」は購入した商品の数量、「価格」は支払価格である。なお、1レコードに対して、「商品識別子」「数量」「価格」は、複数存在する場合もある。
また、商品関係情報格納部115は、図9に示す構造を有する商品関係情報管理表を保持している。商品関係情報管理表は、「ID」「ユーザ識別子」「商品識別子」「印刷物識別子」等の属性値を有するレコードを管理している。
そして、ユーザ「太田花子」に、図10に示すチラシ(印刷物の一種)が郵送された、とする。なお、かかる郵送に対して、蓄積された印刷商品特定情報は、図7の「ID=1」のレコードである。なお、図10に示すチラシの印刷物識別子は「P01」であり、1001に示すように、ここでは、印刷物識別子が印刷されている、とする。
そして、ユーザ「太田花子」は、図10に示すチラシを受け取り、購入する商品を吟味し、商品識別子「51815515」で識別される商品の購入を決定した、とする。
そして、ユーザ「太田花子」は、自分の端末装置2のカメラで、商品識別子「51815515」に対応する二次元コード(1002)を読み取り、商品識別子「51815515」で識別される商品を購入するウェブページが、端末装置2に出力された、とする。
次に、ユーザ「太田花子」は、当該ウェブページ(図示しない)を介して、数量「1」等の購入商品の情報、および購入指示を入力した、とする。すると、端末受付部22は、購入指示等を受け付ける。また、端末処理部23は、送信する商品購入情報を構成し、端末送信部24は、当該商品購入情報を情報処理装置1に送信する。なお、商品購入情報は、ユーザ識別子「0001」、商品識別子「51815515」、数量「1」等を有する。
次に、情報処理装置1の商品購入情報受付部121は、端末装置2から商品購入情報を受信する。次に、処理部13は、本日の日付「2014/11/3」を取得する。また、処理部13は、購入識別子(受注番号)を生成する。また、処理部13は、商品識別子「51815515」と対になる価格「9,975」を商品情報管理表(図5)から取得する。そして、処理部13は、当該商品購入情報が有するユーザ識別子、商品識別子、および取得した情報を用いて購入情報を構成し、当該購入情報を購入情報管理表(図8)に蓄積する。かかる蓄積されたレコードは図8の「ID=721」のレコードである。
次に、判断部131は、受信された商品購入情報が有する商品識別子「51815515」およびユーザ識別子「0001」を取得する。
次に、判断部131は、ユーザ識別子「0001」に対応する印刷物識別子「P01」を印刷商品特定情報管理表(図7)から取得する。
次に、判断部131は、印刷物識別子「P01」と対になる日付情報「2014/11/1」を印刷商品特定情報管理表(図7)から取得する。
次に、判断部131は、本日の日付「2014/11/3」と、印刷物識別子「P01」と対になる日付情報「2014/11/1」とが、予め決められた条件(1ヶ月以内)を満たすほど近い、と判断する。なお、本日の日付は、例えば、商品の購入日付である。
次に、判断部131は、印刷物識別子「P01」を、図示しないバッファに一時蓄積する。なお、本具体例では、バッファに一時蓄積された印刷物識別子は「P01」だけであった、とする。
次に、判断部131は、受信された商品購入情報が有する商品識別子「51815515」が印刷物識別子「P01」と対に管理されているか否かを、図7の印刷商品特定情報管理表を検索することにより、判断する。ここで、商品識別子「51815515」が印刷物識別子「P01」と対に管理されているので(図7参照)、判断部131は、購入された商品と印刷物に印刷された商品とが予め決められた関係を有する、と判断する。
次に、商品関係情報出力部141は、取得された商品識別子「51815515」とユーザ識別子「0001」とを有する商品関係情報を構成する。そして、商品関係情報出力部141は、構成した商品関係情報を商品関係情報管理表に蓄積する。かかる蓄積されたレコードは、図9の「ID=1」のレコードである。
以上により、情報処理装置1の運営者は、チラシ等の印刷物に印刷された商品の情報が、その後の商品販売に影響があったことを示す情報を取得できた。
また、処理部13は、図9に示す商品関係情報管理表を統計処理しても良い。つまり、処理部13は、例えば、図9に示す商品関係情報管理表から、印刷物識別子毎に、売れた商品の数を取得できる。また、処理部13は、例えば、ユーザ識別子毎に、宣伝効果のあった印刷物識別子を取得できる。
次に、情報処理装置1は、商品関係情報管理表を用いて、以下のように、ユーザ毎に、印刷物を印刷する処理を行うとする。
つまり、例えば、情報処理装置1は、ユーザ「太田花子」向けに、以下のように、商品関係情報管理表を用いて、印刷物を印刷する。
まず、商品決定部132は、ユーザ「太田花子」のユーザ識別子「001」をユーザ情報管理表(図6)から取得する。
次に、商品決定部132は、ユーザ識別子「001」と対になる商品識別子「51815515」を、商品関係情報管理表から取得する。
次に、商品決定部132は、商品識別子「51815515」で識別される商品を購入しているユーザが、次に購入する可能性の高い商品の商品識別子であり、ユーザ「太田花子」が未購入の商品の1以上の商品識別子を、購入情報管理表を用いて、取得する。なお、かかえる商品識別子の取得は、例えば、公知の協調フィルタリング等のレコメンドのアルゴリズムを用いて行われる。
また、商品決定部132は、業者がユーザに紹介したい、予め決められた1以上の商品の商品識別子を取得する。
次に、印刷部142は、商品決定部132が取得した1以上の商品識別子と対になる商品の情報を商品情報管理表(図5)から取得する。そして、印刷部142は、取得した1以上の商品の情報を用いて印刷物を構成する。次に、印刷部142は、構成した印刷物を出力する。かかる印刷物の例は、図11である。
なお、図11において、購入識別子と1以上のレコメンド情報と納品情報とが、一の用紙で印刷されている。図11の1101は納品に関する情報である納品情報であり、1102は1以上のレコメンド情報である。また、1103は広告であり、全ユーザ(用紙)に対して共通の情報である。なお、納品情報は、商品購入情報を用いて構成される。納品情報は、例えば、商品購入情報が有する商品識別子と対になる商品名、商品購入情報が有する数量と価格等を有する。
なお、1101の納品情報とは、ユーザ「太田花子」に納品する商品に関する情報である。また、1102は、ユーザ「太田花子」向けに、レコメンドする商品の情報であり、商品識別子「51815515」で識別される商品を購入しているユーザが、次に購入する可能性の高い商品の情報である。さらに、1103は、業者がユーザに紹介したい、予め決められた1以上の商品の情報である。
以上によれば、商品関係情報を用いて、ユーザ毎に、次に配布する印刷物を出力できる。なお、本具体例において、判断部131は、日付情報を用いて、印刷商品特定情報が有する日付情報が示す日と、商品購入情報受付部が商品購入情報を受信した日とが、予め決められた条件を満たすほど近いか否かをも判断したが、かかる日付情報を用いた判断はしなくても良い。
(具体例2)
今、商品情報格納部111は、図5に示す構造を有する商品情報管理表を保持している。また、ユーザ情報格納部112は、図6に示す構造を有するユーザ情報管理表を保持している。
また、印刷商品特定情報格納部113は、図12に示す構造を有する印刷商品特定情報管理表を保持している。図12に示す印刷商品特定情報管理表は、「ID」「印刷商品特定情報」「日付情報」等の属性値を有するレコードを管理している。「印刷商品特定情報」は、「印刷物識別子」「コード」「商品識別子」を有する。「コード」は、印刷物を特定する情報である。「コード」は、ここでは、印刷物と商品を特定する情報である。「コード」は、商品識別子である、と考えても良い。「コード」は、印刷物を特定できる商品識別子である、と考えても良い。
また、購入情報格納部114は、図8に示す構造を有する購入情報管理表を保持している。さらに、商品関係情報格納部115は、図9に示す構造を有する商品関係情報管理表を保持している。
そして、ユーザ「太田花子」をはじめ、多数のユーザに、図13に示すチラシ(印刷物の一種)が郵送された、とする。なお、かかる郵送に対して、蓄積された印刷商品特定情報は、図12の「ID=1」のレコードである。
そして、ユーザ「太田花子」は、図13に示すチラシを受け取り、購入する商品を吟味し、コード「CP0101」で識別される商品の購入を決定した、とする。
そして、ユーザ「太田花子」は、自分の端末装置2のカメラで、コード「CP0101」に対応する二次元コードを読み取り、コード「CP0101」で識別される商品を購入するウェブページが、端末装置2に出力された、とする。
次に、ユーザ「太田花子」は、当該ウェブページ(図示しない)を介して、数量「1」等の購入商品の情報、および購入指示を入力した、とする。すると、端末受付部22は、購入指示等を受け付ける。また、端末処理部23は、送信する商品購入情報を構成し、端末送信部24は、当該商品購入情報を情報処理装置1に送信する。なお、商品購入情報は、ユーザ識別子「0001」、コード「CP0101」、数量「1」等を有する。
次に、情報処理装置1の商品購入情報受付部121は、端末装置2から商品購入情報を受信する。次に、処理部13は、本日の日付「2014/11/3」を取得する。また、処理部13は、購入識別子(受注番号)を生成する。また、処理部13は、コード「CP0101」と対になる商品識別子「51615127」を、図12の印刷商品特定情報管理表から取得する。次に、処理部13は、商品識別子「51615127」と対になる価格を商品情報管理表(図5)から取得する。そして、処理部13は、当該商品購入情報が有するユーザ識別子「0001」、商品識別子「51615127」、および取得した情報を用いて購入情報を構成し、当該購入情報を購入情報管理表(図8)に蓄積する。
次に、判断部131は、コード「CP0101」に対応する印刷物識別子「P01」、および日付情報「2014/11/1」を印刷商品特定情報管理表(図12)から取得する。
次に、判断部131は、本日の日付「2014/11/3」と、印刷物識別子「P01」と対になる日付情報「2014/11/1」とが、予め決められた条件(1ヶ月以内)を満たすほど近い、と判断する。
また、判断部131は、印刷商品特定情報に対応する1以上の商品情報のうちのコード「CP0101」に対応する商品と、商品購入情報受付部121が受信した商品購入情報が有するコード「CP0101」に対応する商品とが、予め決められた関係を有する(一致する)、との判断を行う。つまり、印刷物識別子「P01」で識別される印刷物の効果があった、と判断する。
次に、判断部131は、印刷物識別子「P01」を、図示しないバッファに一時蓄積する。
次に、商品関係情報出力部141は、受信された商品購入情報が有する商品識別子「51615127」およびユーザ識別子「0001」を取得する。そして、商品関係情報出力部141は、取得した商品識別子「51615127」とユーザ識別子「0001」とを有する商品関係情報を構成する。そして、商品関係情報出力部141は、構成した商品関係情報を商品関係情報管理表(図9参照)に蓄積する。
以上により、情報処理装置1の運営者は、チラシ等の印刷物に印刷された商品の情報が、その後の商品販売に影響があったことを示す情報を取得できた。
また、処理部13は、図9に示す商品関係情報管理表を統計処理しても良い。つまり、処理部13は、例えば、図9に示す商品関係情報管理表から、印刷物識別子毎に、売れた商品の数を取得できる。また、処理部13は、例えば、ユーザ識別子毎に、宣伝効果のあった印刷物識別子を取得できる。
次に、情報処理装置1は、商品関係情報管理表を用いて、具体例1で示したように、ユーザ毎に、印刷物を印刷する処理を行っても良い。
以上によれば、商品関係情報を用いて、ユーザ毎に、次に配布する印刷物を出力できる。なお、本具体例において、判断部131は、日付情報を用いて、印刷商品特定情報が有する日付情報が示す日と、商品購入情報受付部が商品購入情報を受信した日とが、予め決められた条件を満たすほど近いか否かをも判断したが、かかる日付情報を用いた判断はしなくても良い。
以上、本実施の形態によれば、商品情報が印刷されたチラシ等の印刷物の配布の効果を知ることができる。
また、本実施の形態によれば、商品情報が印刷されたチラシ等の印刷物であり、ユーザ毎の印刷物の配布の効果を知ることができる。
さらに、本実施の形態によれば、商品情報が印刷されたチラシ等の印刷物毎の配布の効果を知ることができる。
なお、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータがアクセス可能な記録媒体は、印刷物に印刷された商品に関する1以上の商品情報を特定する情報である印刷商品特定情報を格納し得る印刷商品特定情報格納部を具備し、コンピュータを、購入する商品を識別する商品識別子を有する商品購入情報を受け付ける商品購入情報受付部と、前記印刷商品特定情報に対応する1以上の商品情報のうちのいずれかの商品情報と、前記商品購入情報受付部が受け付けた商品購入情報とが、予め決められた関係を有するか否かの第一の判断を行う判断部と、前記第一の判断の結果が予め決められた関係を有するとの判断結果である場合、当該判断結果に関する情報である商品関係情報を出力する商品関係情報出力部として機能させるためのプログラムである。
また、前記印刷商品特定情報格納部は、ユーザ毎に、ユーザに配布した印刷物に印刷された商品に関する1以上の商品情報を特定する情報である印刷商品特定情報を格納しており、上記プログラムにおいて、前記商品購入情報受付部は、ユーザを識別するユーザ識別子と、当該ユーザ識別子で識別されるユーザが購入する商品を識別する商品識別子を有する商品購入情報を受け付け、前記判断部は、前記商品購入情報が有するユーザ識別子で識別されるユーザに対応する印刷商品特定情報により特定される商品情報に対する商品と、前記商品購入情報が有する商品識別子により識別される商品とが、予め決められた関係を有するか否かの第一の判断を行うものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、前記印刷商品特定情報格納部は、ユーザに配布する印刷物毎に、各印刷物に印刷された商品に関する1以上の商品情報を特定する情報である印刷商品特定情報を格納しており、上記プログラムにおいて、前記商品購入情報受付部は、印刷物を識別する情報に対応する情報であり、購入する商品を識別する商品識別子を有する商品購入情報を受け付け、前記判断部は、前記商品購入情報と、印刷物に印刷された商品に関する商品情報とがが、予め決められた関係を有するか否かの第一の判断を行うものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記印刷商品特定情報は、前記印刷物を配布した日、または前記印刷物を印刷した日に関する情報である日付情報を有し、前記判断部は、前記印刷商品特定情報が有する日付情報が示す日と、前記商品購入情報受付部が商品購入情報を受け付けた日とが、予め決められた条件を満たすほど近い場合のみ、予め決められた関係を有すると判断するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記商品関係情報は、ユーザにより前記印刷物が利用されたことに関する情報であるものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記判断部は、前記印刷商品特定情報が有する日付情報が示す日と、前記商品購入情報受付部が商品購入情報を受け付けた日とが、予め決められた条件を満たすほど近い場合であり、前記商品購入情報が有するユーザ識別子で識別されるユーザに対応する印刷商品特定情報により特定される商品情報に対する商品と、前記商品購入情報が有する商品識別子により識別される商品とが、予め決められた関係を有しないか否かの第二の判断をも行い、前記商品関係情報出力部は、前記第二の判断の結果が、前記印刷商品特定情報が有する日付情報が示す日と、前記商品購入情報受付部が商品購入情報を受け付けた日とが、予め決められた条件を満たすほど近い場合であり、前記商品購入情報が有するユーザ識別子で識別されるユーザに対応する印刷商品特定情報により特定される商品情報に対する商品と、前記商品購入情報が有する商品識別子により識別される商品とが、予め決められた関係を有しないとの判断結果である場合、前記商品購入情報に対応するユーザの購入行為は、前記印刷物を経由した購入行為であることを示す商品関係情報を出力するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、前記記録媒体は、商品に関する情報であり、商品を識別する商品識別子を有する1以上の商品情報を格納し得る商品情報格納部と、ユーザ毎に、1以上の商品関係情報を格納し得る商品関係情報格納部をさらに具備し、上記プログラムにおいて、前記商品関係情報出力部は、前記商品関係情報を、前記商品関係情報格納部に蓄積し、コンピュータを、前記商品関係情報格納部に格納されている1以上の商品関係情報および前記商品情報格納部に格納されている1以上の商品情報を用いて、前記商品情報格納部に格納されている商品情報に対応する1以上の商品のうち、ユーザにレコメンドする1以上の商品を決定する商品決定部と、前記商品決定部が決定した1以上の商品の商品情報を前記商品情報格納部から取得し、当該1以上の商品情報の一部または全部が配置された印刷物を印刷する印刷部としてさらに機能させるプログラムであることは好適である。
また、図14は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態の情報処理装置を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図14は、このコンピュータシステム300の概観図であり、図15は、システム300のブロック図である。
図14において、コンピュータシステム300は、CD−ROMドライブを含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304とを含む。
図15において、コンピュータ301は、CD−ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、MPU3013、CD−ROMドライブ3012に接続されたバス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
コンピュータシステム300に、上述した実施の形態の情報処理装置の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM3101に記憶されて、CD−ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD−ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。
プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態の情報処理装置の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報を受信するステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる情報処理装置は、商品情報が印刷されたチラシ等の印刷物の配布の効果を知ることができる、という効果を有し、情報処理装置等として有用である。
1 情報処理装置
2 端末装置
11 格納部
12 受付部
13 処理部
14 出力部
15 送信部
21 端末格納部
22 端末受付部
23 端末処理部
24 端末送信部
25 端末受信部
26 端末出力部
111 商品情報格納部
112 ユーザ情報格納部
113 印刷商品特定情報格納部
114 購入情報格納部
115 商品関係情報格納部
121 商品購入情報受付部
131 判断部
132 商品決定部
141 商品関係情報出力部
142 印刷部

Claims (7)

  1. 印刷物に印刷された商品に関する1以上の商品情報を特定する情報である印刷商品特定情報を格納し得る印刷商品特定情報格納部と、
    購入する商品を識別する商品識別子を有する商品購入情報を受け付ける商品購入情報受付部と、
    前記印刷商品特定情報に対応する1以上の商品情報のうちのいずれかの商品情報と、前記商品購入情報受付部が受け付けた商品購入情報とが、予め決められた関係を有するか否かの第一の判断を行う判断部と、
    前記第一の判断の結果が予め決められた関係を有するとの判断結果である場合、当該判断結果に関する情報である商品関係情報を出力する商品関係情報出力部とを具備する情報処理装置。
  2. 前記印刷商品特定情報格納部は、
    ユーザ毎に、ユーザに配布した印刷物に印刷された商品に関する1以上の商品情報を特定する情報である印刷商品特定情報を格納しており、
    前記商品購入情報受付部は、
    ユーザを識別するユーザ識別子と、当該ユーザ識別子で識別されるユーザが購入する商品を識別する商品識別子を有する商品購入情報を受け付け、
    前記判断部は、
    前記商品購入情報が有するユーザ識別子で識別されるユーザに対応する印刷商品特定情報により特定される商品情報に対する商品と、前記商品購入情報が有する商品識別子により識別される商品とが、予め決められた関係を有するか否かの第一の判断を行う請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記印刷商品特定情報格納部は、
    ユーザに配布する印刷物毎に、各印刷物に印刷された商品に関する1以上の商品情報を特定する情報である印刷商品特定情報を格納しており、
    前記商品購入情報受付部は、
    印刷物を識別する情報に対応する情報であり、購入する商品を識別する商品識別子を有する商品購入情報を受け付け、
    前記判断部は、
    前記商品購入情報と、印刷物に印刷された商品に関する商品情報とがが、予め決められた関係を有するか否かの第一の判断を行う請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記印刷商品特定情報は、
    前記印刷物を配布した日、または前記印刷物を印刷した日に関する情報である日付情報を有し、
    前記判断部は、
    前記印刷商品特定情報が有する日付情報が示す日と、前記商品購入情報受付部が商品購入情報を受け付けた日とが、予め決められた条件を満たすほど近い場合のみ、予め決められた関係を有すると判断する請求項1から請求項3いずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記商品関係情報は、
    ユーザにより前記印刷物が利用されたことに関する情報である請求項1から請求項4いずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記判断部は、
    前記印刷商品特定情報が有する日付情報が示す日と、前記商品購入情報受付部が商品購入情報を受け付けた日とが、予め決められた条件を満たすほど近い場合であり、前記商品購入情報が有するユーザ識別子で識別されるユーザに対応する印刷商品特定情報により特定される商品情報に対する商品と、前記商品購入情報が有する商品識別子により識別される商品とが、予め決められた関係を有しないか否かの第二の判断をも行い、
    前記商品関係情報出力部は、
    前記第二の判断の結果が、前記印刷商品特定情報が有する日付情報が示す日と、前記商品購入情報受付部が商品購入情報を受け付けた日とが、予め決められた条件を満たすほど近い場合であり、前記商品購入情報が有するユーザ識別子で識別されるユーザに対応する印刷商品特定情報により特定される商品情報に対する商品と、前記商品購入情報が有する商品識別子により識別される商品とが、予め決められた関係を有しないとの判断結果である場合、前記商品購入情報に対応するユーザの購入行為は、前記印刷物を経由した購入行為であることを示す商品関係情報を出力する請求項4記載の情報処理装置。
  7. 商品に関する情報であり、商品を識別する商品識別子を有する1以上の商品情報を格納し得る商品情報格納部と、
    ユーザ毎に、1以上の商品関係情報を格納し得る商品関係情報格納部をさらに具備し、
    前記商品関係情報出力部は、
    前記商品関係情報を、前記商品関係情報格納部に蓄積し、
    前記商品関係情報格納部に格納されている1以上の商品関係情報および前記商品情報格納部に格納されている1以上の商品情報を用いて、前記商品情報格納部に格納されている商品情報に対応する1以上の商品のうち、ユーザにレコメンドする1以上の商品を決定する商品決定部と、
    前記商品決定部が決定した1以上の商品の商品情報を前記商品情報格納部から取得し、当該1以上の商品情報の一部または全部が配置された印刷物を印刷する印刷部とをさらに具備する請求項1から請求項6いずれか一項に記載の情報処理装置。
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