JP2007249613A - 熱分析測定システムおよび測定データファイル名の自動設定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 測定データファイルに対し、ユーザの好みや必要性等に応じて任意のファイル名を自動的に付与できるようにする。
【解決手段】 あらかじめ記憶されている情報のうちから任意の情報をユーザの指定に応じて選択し、当該選択情報に基づいてファイル名フォーマットを設定する。そして、保存される測定データファイルに対し、あらかじめ設定しておいたファイル名フォーマットに基づきファイル名を自動的に生成して付与する。
【選択図】 図5
【解決手段】 あらかじめ記憶されている情報のうちから任意の情報をユーザの指定に応じて選択し、当該選択情報に基づいてファイル名フォーマットを設定する。そして、保存される測定データファイルに対し、あらかじめ設定しておいたファイル名フォーマットに基づきファイル名を自動的に生成して付与する。
【選択図】 図5
Description
この発明は、熱分析測定システムに関し、特に測定データの保存ファイルに対しファイル名を自動的に設定できるようにした熱分析測定システムに関する。
熱分析測定システムにおいては、測定開始に際して測定データの保存ファイルが作成され、当該保存ファイルに測定データを記録してハードディスク等の記憶メディアに保存する構成が一般に備わっている。
測定データの保存ファイルは、新規作成時点でファイル名が手動又は自動で設定される。保存ファイル名をユーザがいちいち付与するのは面倒であるため、ユーザとしてはファイル名は自動的に設定される方が好ましい。
測定データの保存ファイルは、新規作成時点でファイル名が手動又は自動で設定される。保存ファイル名をユーザがいちいち付与するのは面倒であるため、ユーザとしてはファイル名は自動的に設定される方が好ましい。
ファイル名を自動設定する従来技術としては、特許文献1に開示されたものが知られている。同文献1には、測定開示時に測定開始日時を読み込み、当該日時を符号化して保存ファイルのファイル名とする構成が開示されている。
特開平1−82187号公報
しかしながら、測定開始日時はファイル作成日時とほぼ同じであり、そしてファイル作成日時は、属性情報(プロパティ)としてファイルに付与され、ウインドウズ(商標名)OSなどにおいてはファイル名と共に表示して閲覧可能である。よって、測定開始日時を測定データのファイル名としても、ユーザにとって操作性が向上したという実感がない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、測定データファイルに対し、ユーザの好みや必要性等に応じて任意のファイル名を自動的に付与できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の熱分析測定システムは、試料に対し熱分析測定を実行する測定部と、測定部で得られた測定データに対し所定の処理プログラムに基づきデータ処理を実行するデータ処理部と、このデータ処理部で処理された測定データをファイルとして保存する記憶部とを備えた熱分析測定システムにおいて、
データ処理部が、
任意のファイル名フォーマットをあらかじめ設定するフォーマット設定手段と、
保存される測定データファイルに対し、あらかじめ設定しておいたファイル名フォーマットに基づきファイル名を自動的に生成して付与するファイル名生成手段と、を含むことを特徴とする。
データ処理部が、
任意のファイル名フォーマットをあらかじめ設定するフォーマット設定手段と、
保存される測定データファイルに対し、あらかじめ設定しておいたファイル名フォーマットに基づきファイル名を自動的に生成して付与するファイル名生成手段と、を含むことを特徴とする。
ここで、測定部は、オートサンプルチェンジャを用いて試料を自動交換し、多数の試料を連続して熱分析測定する構成とすることが好ましい。その場合、ファイル名生成手段には、記憶部に保存されている測定データファイルに、生成したファイル名と同一のファイル名が存在するとき、当該生成したファイル名を変更する機能を付加する。
フォーマット設定手段は、ユーザの指定に応じてファイル名に使用する項目を選択し、当該選択項目に基づいてファイル名フォーマットを設定する構成とすることができる。
また、本発明の熱分析測定システムは、フォーマット設定手段が選択可能なファイル名に使用する項目として、少なくとも、固定文字列、ユーザに関する項目、システムを構成する装置に関する項目、測定試料に関する項目、測定条件に関する項目をあらかじめ設定しておくこと好ましい。
さらに、ファイル名に使用する項目に対応した情報をあらかじめ記憶部に記憶しておき、
ファイル名生成手段が、フォーマット設定手段により設定されたファイル名フォーマットに基づき、あらかじめ記憶してある情報のうちから当該ファイル名フォーマットに用いられた項目に対応する情報を抽出して、ファイル名を自動的に生成する構成とすることが好ましい。
ファイル名生成手段が、フォーマット設定手段により設定されたファイル名フォーマットに基づき、あらかじめ記憶してある情報のうちから当該ファイル名フォーマットに用いられた項目に対応する情報を抽出して、ファイル名を自動的に生成する構成とすることが好ましい。
次に、本発明の方法は、試料に対し熱分析測定を実行する測定部と、測定部で得られた測定データに対し所定の処理プログラムに基づきデータ処理を実行するデータ処理部と、このデータ処理部で処理された測定データをファイルとして保存する記録部とを備えた熱分析測定システムにおいて、
任意のファイル名フォーマットをあらかじめ設定するフォーマット設定ステップと、
保存される測定データファイルに対し、あらかじめ設定しておいたファイル名フォーマットに基づきファイル名を自動的に生成して付与するファイル名生成ステップと、を含むことを特徴とする。
任意のファイル名フォーマットをあらかじめ設定するフォーマット設定ステップと、
保存される測定データファイルに対し、あらかじめ設定しておいたファイル名フォーマットに基づきファイル名を自動的に生成して付与するファイル名生成ステップと、を含むことを特徴とする。
ここで、上記フォーマット設定ステップでは、ユーザの指定に応じてファイル名に使用する項目を選択し、当該選択項目に基づいてファイル名フォーマットを設定することが好ましい。
また、ファイル名に使用する項目に対応した情報をあらかじめ記憶しておき、
ファイル名生成ステップでは、設定されたファイル名フォーマットに基づき、あらかじめ記憶してある情報のうちから当該ファイル名フォーマットに用いられた項目に対応する情報を抽出して、ファイル名を自動的に生成することが好ましい。
ファイル名生成ステップでは、設定されたファイル名フォーマットに基づき、あらかじめ記憶してある情報のうちから当該ファイル名フォーマットに用いられた項目に対応する情報を抽出して、ファイル名を自動的に生成することが好ましい。
さらに、ファイル名生ステップでは、記憶部に保存されている測定データファイルに、生成したファイル名と同一のファイル名が存在する場合に、当該生成したファイル名を変更することが好ましい。
以上説明した本発明によれば、ユーザの好みや必要性等に応じて任意のファイル名フォーマットをあらかじめ設定しておくことができ、このファイル名フォーマットに基づいて自動的に測定データファイルに対してファイル名が付与されるので、ユーザにとって有用なファイル名により測定データファイルを保存しておくことができる。
以下、本発明を熱分析測定システムに適用した実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る熱分析測定システムの概略構成を示すブロック図である。
熱分析測定システムは、熱分析測定ユニット10(測定部)と、コンピュータ20とを含んでいる。熱分析測定ユニット10には、示差熱分析装置(DTA)、示差走査熱量計(DSC)、熱重量測定装置(TG)など、各種の熱分析装置が適用される。本実施形態の熱分析測定ユニット10は、図には具体的に示されていないが、オートサンプルチェンジャを用いて試料を自動交換し、多数の試料を連続して熱分析測定する構成となっている。
図1は本発明の実施形態に係る熱分析測定システムの概略構成を示すブロック図である。
熱分析測定システムは、熱分析測定ユニット10(測定部)と、コンピュータ20とを含んでいる。熱分析測定ユニット10には、示差熱分析装置(DTA)、示差走査熱量計(DSC)、熱重量測定装置(TG)など、各種の熱分析装置が適用される。本実施形態の熱分析測定ユニット10は、図には具体的に示されていないが、オートサンプルチェンジャを用いて試料を自動交換し、多数の試料を連続して熱分析測定する構成となっている。
コンピュータ20は、熱分析測定ユニット10にて得られた測定データをデータ処理プログラムに基づいて処理するデータ処理部21と、データを一時保存する内部メモリ22と、処理された測定データをファイルとして保存するハードディスク装置23(記憶部)とを備えている。
さらに、データ処理部21は、任意のファイル名フォーマットをあらかじめ設定するフォーマット設定部24(フォーマット設定手段)と、保存される測定データファイルに対し、上記ファイル名フォーマットに基づいてファイル名を自動的に生成して付与するファイル名生成部25(ファイル名生成手段)とを含んでいる。
ハードディスク装置23は、入出力インターフェース26を介してシステムバス27に接続されている。なお、記憶部としては、ハードディスク装置23に限定されるものではなく、各種の記憶メディアを適用できることは勿論である。
さらに、コンピュータ20は、キーボードやマウスなどの入力装置28と、液晶ディスプレイなどの表示装置29とを備えており、これらの装置も入出力インターフェース26を介してシステムバス27に接続されている。
ハードディスク装置23は、入出力インターフェース26を介してシステムバス27に接続されている。なお、記憶部としては、ハードディスク装置23に限定されるものではなく、各種の記憶メディアを適用できることは勿論である。
さらに、コンピュータ20は、キーボードやマウスなどの入力装置28と、液晶ディスプレイなどの表示装置29とを備えており、これらの装置も入出力インターフェース26を介してシステムバス27に接続されている。
データ処理プログラムは、あらかじめハードディスク装置23に格納してあり、システムを起動した際に内部メモリ22に読み出される。このデータ処理プログラムには、測定データファイルに対するファイル名の自動付与プログラムも含まれている。
また、ハードディスク装置23には、ファイル名を自動生成するための事前情報として、例えば、任意の固定文字列、ユーザに関する情報、システムを構成する装置に関する情報、測定試料に関する情報、測定条件に関する情報などが記憶されている。このうち、固定文字列は、あらかじめ設定するか、または入力装置28からユーザが任意に入力することができる。ユーザに関する情報としては、例えば、システムへのログイン名や、入力装置28を介してユーザが入力したユーザ名などがある。システムを構成する装置に関する情報としては、あらかじめ設定されているコンピュータ20名や装置番号等がある。また、測定試料に関する情報としては、試料名や試料重量、試料寸法、試料形状、基準試料名などがある。測定条件に関する情報としては、熱分析測定ユニット10を制御する温度プログラムの設定温度、昇温速度、温度保持時間などがある。これら測定試料に関する情報や、測定条件に関する情報についても、入力装置28から入力することができる。
また、ハードディスク装置23には、ファイル名を自動生成するための事前情報として、例えば、任意の固定文字列、ユーザに関する情報、システムを構成する装置に関する情報、測定試料に関する情報、測定条件に関する情報などが記憶されている。このうち、固定文字列は、あらかじめ設定するか、または入力装置28からユーザが任意に入力することができる。ユーザに関する情報としては、例えば、システムへのログイン名や、入力装置28を介してユーザが入力したユーザ名などがある。システムを構成する装置に関する情報としては、あらかじめ設定されているコンピュータ20名や装置番号等がある。また、測定試料に関する情報としては、試料名や試料重量、試料寸法、試料形状、基準試料名などがある。測定条件に関する情報としては、熱分析測定ユニット10を制御する温度プログラムの設定温度、昇温速度、温度保持時間などがある。これら測定試料に関する情報や、測定条件に関する情報についても、入力装置28から入力することができる。
図2はファイル名フォーマットの設定手順を示すフローチャートである。
入力装置28を介してユーザからのファイル名フォーマット作成指定があると(ステップS1)、データ処理プログラムに含まれるファイル名の自動付与プログラムに基づいて、表示装置29にファイル名フォーマットの作成画面が表示される(ステップS2)。
入力装置28を介してユーザからのファイル名フォーマット作成指定があると(ステップS1)、データ処理プログラムに含まれるファイル名の自動付与プログラムに基づいて、表示装置29にファイル名フォーマットの作成画面が表示される(ステップS2)。
図3はファイル名フォーマットの作成画面の構成例を示す図である。
この作成画面を参照してユーザが、ファイル名に使用する項目を指定する。作成画面には、ファイル名に使用する項目として、あらかじめ固定文字、ログイン名、コンピュータ20名、装置番号、熱分析測定ユニット10の装置名、累積測定回数、測定終了時間、試料名、試料重量など、ファイル名に使用可能な各種の項目が一覧表示されている。ここで一覧表示される項目は、ファイル名を自動生成するためあらかじめハードディスク装置23に記憶してある上記事前情報に対応している。ユーザは、これらの項目からファイル名として使用したいものを選択することができる(ステップS3)。
この作成画面を参照してユーザが、ファイル名に使用する項目を指定する。作成画面には、ファイル名に使用する項目として、あらかじめ固定文字、ログイン名、コンピュータ20名、装置番号、熱分析測定ユニット10の装置名、累積測定回数、測定終了時間、試料名、試料重量など、ファイル名に使用可能な各種の項目が一覧表示されている。ここで一覧表示される項目は、ファイル名を自動生成するためあらかじめハードディスク装置23に記憶してある上記事前情報に対応している。ユーザは、これらの項目からファイル名として使用したいものを選択することができる(ステップS3)。
さらに、作成画面に一覧表示された各項目には、それぞれ表示桁数の指定画面が対応している。この表示桁数指定画面は、例えば、作成画面上の選択項目をダブルクリックすることで表示されるようにプログラムされている。ユーザは、この表示桁数指定画面において、表示項目の桁数を指定することができる(ステップS4)
図4は表示桁数の指定画面の一例を示す図である。図3に示した作成画面上の項目「装置番号」をダブルクリックすれば、図4に示すような表示桁数の指定画面が表れる。この指定画面により、装置番号の表示形式を任意に指定すれば、その指定した表示形式に対応して表示桁数が自動的に決定される。例えば、装置番号として「Ch1」という表示形式を指定すれば表示桁数は3桁となる。
なお、ファイル名として表示可能な項目には、ユーザが入力装置28を介して任意に文字列を指定可能なものもある。また、項目によっては、表示桁数が一律に決まっているものもあり、そのような項目に関しては、作成画面で選択すると同時に表示桁数の指定も完了する。
なお、ファイル名として表示可能な項目には、ユーザが入力装置28を介して任意に文字列を指定可能なものもある。また、項目によっては、表示桁数が一律に決まっているものもあり、そのような項目に関しては、作成画面で選択すると同時に表示桁数の指定も完了する。
また、作成画面では、ファイル名に使用する項目の表示順序も指定される(ステップS5)。例えば、「装置番号」「装置名」「累積測定回数」の各項目をこの順序でファイル名に表示したい場合は、まず「装置番号」の項目選択と表示桁数の指定を実行し、次いで「装置名」の項目選択と表示桁数の指定を実行し、最後に「累積測定回数」の項目選択と表示桁数の指定を実行する。このように項目選択と表示桁数の指定を実行する順番で、ファイル名における表示順序が指定される。
このようにして作成されたファイル名のイメージは、作成画面にある「ファイル名の表示イメージ」の欄に表示される。作成したファイル名でよければOKボタンをクリックして確定させる。この確定情報に基づき、フォーマット設定部24が、ファイル名フォーマットを作成するとともに(ステップS6)、当該ファイル名フォーマットをファイルにしてハードディスク装置23に保存する(ステップS7)。
図5は測定データファイルに対してファイル名を付与する手順を示すフローチャートである。
熱分析測定システムに測定開始の指令が出力されると、データ処理プログラムに含まれるファイル名の自動付与プログラムに基づいて、ファイル名生成部25が、あらかじめ保存されているファイル名フォーマットをハードディスク装置23から読み出す(ステップS10)。
熱分析測定システムに測定開始の指令が出力されると、データ処理プログラムに含まれるファイル名の自動付与プログラムに基づいて、ファイル名生成部25が、あらかじめ保存されているファイル名フォーマットをハードディスク装置23から読み出す(ステップS10)。
次いで、ファイル名生成部25は、ファイル名フォーマットの表示項目に対応する情報を、ハードディスク装置23から抽出して、表示項目部分に当てはめてファイル名を編集する(ステップS11)。このようにして作成したファイル名について、ハードディスク装置23に設定された測定データ保存フォルダ内に、同一ファイル名があるかどうか確認し(ステップS12)、同一ファイル名がなければ、当該ファイル名により測定データの保存ファイルを作成する(ステップS13)。熱分析測定システムから送られてくる測定データは、データ処理された後、上記保存ファイルに記録されて、ハードディスク装置23に保存される。
一方、作成したファイル名と同一のファイルが、測定データ保存フォルダ内に存在する場合は、記号、数字、文字等を付加してファイル名を変更する(ステップS14)。例えば、ファイル名の末尾に「−」に続く4桁の数字(−nnnn)を付加してファイル名を変更する。これにより、オートサンプルチェンジャを用いた自動測定において、測定作業の迅速化を図ることができる。
なお、ユーザにより手作業で試料を交換する場合は、図6に示すようなファイルの上書きを確認するダイアログ30を表示して、ユーザに注意を促す構成としてもよい。ユーザは、ファイルの上書きを了承する場合は「OK」ボタンをクリックすればよい。また、別のファイル名に変更してファイルの上書きを回避することもできる。その場合は、新しいファイル名をダイアログ30の入力欄31に記載して「OK」ボタンをクリックする。
このようにして、ユーザの好みや必要性等に応じて任意のファイル名フォーマットをあらかじめ設定しておくことができ、このファイル名フォーマットに基づいて自動的に測定データファイルに対してファイル名が付与されるので、ユーザにとって有用なファイル名により測定データファイルを保存しておくことができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものでないことは勿論である。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものでないことは勿論である。
10:熱分析測定ユニット、20:コンピュータ、21:データ処理部、22:内部メモリ、23:ハードディスク装置、24:フォーマット設定部、25:ファイル名生成部、26:入出力インターフェース、27:システムバス、28:入力装置、29:表示装置
Claims (9)
- 試料に対し熱分析測定を実行する測定部と、測定部で得られた測定データに対し所定の処理プログラムに基づきデータ処理を実行するデータ処理部と、このデータ処理部で処理された測定データをファイルとして保存する記憶部とを備えた熱分析測定システムにおいて、
前記データ処理部は、
任意のファイル名フォーマットをあらかじめ設定するフォーマット設定手段と、
前記保存される測定データファイルに対し、前記あらかじめ設定しておいたファイル名フォーマットに基づきファイル名を自動的に生成して付与するファイル名生成手段と、を含むことを特徴とする熱分析測定システム。 - 前記測定部は、オートサンプルチェンジャを用いて試料を自動交換し、多数の試料を連続して熱分析測定する構成となっており、
前記ファイル名生成手段は、前記記憶部に保存されている測定データファイルに、生成したファイル名と同一のファイル名が存在する場合は、当該生成したファイル名を変更する構成となっていることを特徴とする請求項1の熱分析測定システム。 - 前記フォーマット設定手段は、ユーザの指定に応じてファイル名に使用する項目を選択し、当該選択項目に基づいてファイル名フォーマットを設定することを特徴とする請求項1又は2の熱分析測定システム。
- 前記フォーマット設定手段が選択可能なファイル名に使用する項目として、少なくとも、固定文字列、ユーザに関する項目、システムを構成する装置に関する項目、測定試料に関する項目、測定条件に関する項目があらかじめ設定されていることを特徴とする請求項3の熱分析測定システム。
- 前記ファイル名に使用する項目に対応した情報をあらかじめ前記記憶部に記憶してあり、
前記ファイル名生成手段は、前記フォーマット設定手段により設定されたファイル名フォーマットに基づき、前記あらかじめ記憶してある情報のうちから当該ファイル名フォーマットに用いられた項目に対応する情報を抽出して、ファイル名を自動的に生成することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の熱分析測定システム。 - 試料に対し熱分析測定を実行する測定部と、測定部で得られた測定データに対し所定の処理プログラムに基づきデータ処理を実行するデータ処理部と、このデータ処理部で処理された測定データをファイルとして保存する記録部とを備えた熱分析測定システムにおいて、
任意のファイル名フォーマットをあらかじめ設定するフォーマット設定ステップと、
前記保存される測定データファイルに対し、前記あらかじめ設定しておいたファイル名フォーマットに基づきファイル名を自動的に生成して付与するファイル名生成ステップと、を含むことを特徴とする測定データファイル名の自動設定方法。 - 前記フォーマット設定ステップでは、ユーザの指定に応じてファイル名に使用する項目を選択し、当該選択項目に基づいてファイル名フォーマットを設定することを特徴とする請求項6に記載した測定データファイル名の自動設定方法。
- 前記ファイル名に使用する項目に対応した情報をあらかじめ記憶してあり、
前記ファイル名生成ステップでは、前記設定されたファイル名フォーマットに基づき、前記あらかじめ記憶してある情報のうちから当該ファイル名フォーマットに用いられた項目に対応する情報を抽出して、ファイル名を自動的に生成することを特徴とする請求項7に記載した測定データファイル名の自動設定方法。 - 前記ファイル名生ステップでは、前記記憶部に保存されている測定データファイルに、生成したファイル名と同一のファイル名が存在する場合は、当該生成したファイル名を変更する構成となっていることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一項に記載した測定データファイル名の自動設定方法。
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JP2006072107A JP2007249613A (ja) | 2006-03-16 | 2006-03-16 | 熱分析測定システムおよび測定データファイル名の自動設定方法 |
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