JP2007249318A - インレットの位置決め装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インレットの位置決めステージにおいて、インレットの反りを矯正し外乱光の影響も受けることもなく、正確な位置決めが可能なインレットの位置決め装置を提供する。
【解決手段】インレットの位置決め装置であり、XYステージ11と、XYステージ11により位置決めされる位置決め用ステージ12と、位置決め用ステージ12の載置部に載置したインレットを所定載置位置に押し込み把持する把持機構13と、位置決め用ステージ12の所定載置位置に把持したインレット上部を覆って外乱光を遮断する外乱光防止シャッタ機構16と、位置決め用ステージ上に把持したインレットを撮影する光学手段17と、光学手段17により撮影されたインレットの画像から所定搬送位置との誤差量を検出し、誤差量に基づいて、XYステージ11を制御して位置決め用ステージ12に把持されたインレットを所定搬送位置に合わせる制御手段19とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ICカード等の製造装置におけるインレットの位置決め装置に関するものである。
従来、ICカードの製造装置では、アンテナパターンやICチップ等が形成されたインレットと、インレットに形成されたICチップ等の凹凸を解消するためにコアシートの穴部にインレットのIC部を位置決めし貼合する貼合工程が行われ、さらに外装の印刷シートが貼合されて製造されており、コアシートとインレットとの貼合工程が、貼合精度を高める必要があり、ICカードの品質に最も重要な工程である。
従来、ICカードの製造において、貼合精度を高めるため、コアシートとインレットとを別の場所で位置合わせした後、コアシートを溶着部に搬送し、その後、インレットを一枚ずつ溶着部に載置されたコアシート上に搬送して溶着する方法がある。この貼合方法では、図4に示すように、ICチップ1aが搭載されたインレット1をトレイ8に載せて交互に積層されたマガジン2に収納され、インレット1は吸着搬送装置3によりサイドをテーパー状とした位置決めステージ4の上部に搬送されて位置決めステージ4に落とし込まれて載置され、カメラ5でインレット1のマークを撮影し、その画像処理によりマークの位置と所定位置との誤差を検出し、その誤差量に応じてXYステージ6を操作して位置決めされている。また、トレイ8は吸着搬送装置3によりトレイ搬送部7から排出される。また、コアシートの供給ステージには、位置合わせピンが設けられ、コアシートに設けた位置合わせ孔に位置合わせピンを挿通した状態で積載され、コアシートを一枚ずつ溶着ステージに搬送する。溶着ステージに載置されたコアシートは、位置合わせピンにより既に位置決めされており、このコアシートにインレットが載置されて溶着されることにより貼合精度を保たれている。(例えば、特許文献1参照)
特開2003−346116号公報(明細書全頁,図面全図)
従来例の特許文献1では、吸着搬送されたインレットが位置決めステージに落とし込まれる際、インレットが位置決めステージの所定位置に正確に載置されるとは限らず、インレットの何れかの側が浮いた状態で載置されたり、或いはインレット自体に反りが生じている場合もあり、このような状態でインレットのマークをカメラで撮影し、その画像信号を画像処理して所定位置とのずれを検出し、XYステージを操作して位置合わせしたとしてもインレットを正確な位置に設定することはできない。また、インレットは、絶縁性の透明または半透明の樹脂シートであり、外部からの光がインレットを透過したり、外乱光が撮影に影響したり、或いは照明装置からの光が散乱し、インレットのマークの撮影が十分できない場合があった。このような状態でインレットのマークをカメラで撮影して位置決めを行ったとしてもコアシートとの正確な貼合が困難であり、不良品が製造されるおそれがあった。
本発明は、上述のような課題に鑑みなされたものであって、インレットの位置決めステージにおいて、インレットの反りを矯正し、外乱光の影響も受けることもなく、正確な位置決めが可能なインレットの位置決め装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記課題を達成したものであり、請求項1の発明は、インレットの位置決め装置において、
XYステージと、
該XYステージにより位置決めされる位置決め用ステージと、
該位置決め用ステージの載置部に載置したインレットを所定載置位置に押し込み把持する把持機構と、
該位置決め用ステージの所定載置位置に把持した前記インレット上部を覆って外乱光を遮断する外乱光防止シャッタ機構と、
該位置決め用ステージ上に把持した前記インレットを撮影する光学手段と、
該光学手段により撮影された前記インレットの画像から所定搬送位置との誤差量を検出し、該誤差量に基づいて、前記XYステージを制御して前記位置決め用ステージに把持された前記インレットを所定搬送位置に合わせる制御手段とを備えることを特徴とするインレットの位置決め装置である。
また、請求項2の発明は、前記把持機構が、前記位置決め用ステージに位置決め壁と該位置決め壁に対向する位置決め用プッシャとによる載置部が設けられ、該載置部の所定載置位置に載置されたインレットを抑えるインレット押さえガイドとを備え、前記位置決め用プッシャの動作に連動して該インレット押さえガイドを回動させてインレットを把持することを特徴とする請求項1に記載のインレットの位置決め装置である。
また、請求項3の発明は、前記インレットが載置される載置部に段差部が設けられ、該段差部より張り出す該インレットを前記位置決め用プッシャがプッシュして前記位置決め壁間の所定載置位置に載置することを特徴とする請求項2に記載のインレットの位置決め装置である。
請求項1の発明では、インレットの位置決め装置において、XYステージと、該XYステージにより位置決めされる位置決め用ステージと、該位置決め用ステージの載置部に載置したインレットを所定載置位置に押し込み把持する把持機構と、該位置決め用ステージの所定載置位置に把持した前記インレット上部を覆って外乱光を遮断する外乱光防止シャッタ機構と、該位置決め用ステージ上に把持した前記インレットを撮影する光学手段と、該光学手段により撮影された前記インレットの画像から所定搬送位置との誤差量を検出し、該誤差量に基づいて、前記XYステージを制御して前記位置決め用ステージに把持された前記インレットを所定搬送位置に合わせる制御手段とを備えることを特徴とするインレットの位置決め装置であるので、インレットが位置決め用ステージの載置部に載置されると把持機構によりインレットを所定載置位置に導いて把持し、インレットに反りが発生していたとしても反りを矯正することが可能であり、また、インレットの撮影に当たり、外乱光防止シャッタ機構を作動させて外乱光がインレットに入射するのを防止することができ、インレットのマークを撮影した画像からインレットの載置位置を正確に検出することができ、次の貼合工程におけるインレットの位置合わせのための所定搬送位置と、位置決め用ステージの載置位置との誤差量が求められ、その誤差量に基づいて、XYステージにより補正して正確な所定搬送位置に位置合わせることが可能であり、インレットを他のシートに正確に貼合することが可能になる利点があり、ICカードの不良品の発生を抑制するのに効果的である。
また、請求項2の発明では、前記把持機構が、前記位置決め用ステージに位置決め壁と該位置決め壁に対向する位置決め用プッシャとによる載置部が設けられ、該載置部の所定載置位置に載置されたインレットの四隅を抑えるインレット押さえガイドとを備え、前記位置決め用プッシャの動作に連動して該インレット押さえガイドを回動させてインレットを把持することを特徴とする請求項1に記載のインレットの位置決め装置のあるで、位置決め壁にテーパー状に傾斜を設ける必要がなく、インレットを載置位置に落下させ、その後、位置決め用プッシャでインレットの一片をプッシュして位置決め壁に当接させ、インレットを所定載置位置に載置することが可能であり、所定載置位置に載置した後、インレット押さえガイドを回動させてインレットの四隅を抑えることによって、所定載置位置にインレットを把持することが可能であり、インレットに反りがあったとしても矯正することができ、正確な位置検出が可能である。また、インレットを次工程に搬送する際もインレットを吸着して搬送しており、この吸着時にも把持した状態で行われるので、インレットの位置がずれることがなく、コアシートと正確に貼合することができ、ICカードの不良品の発生を抑制することができる。
また、請求項3の発明では、前記インレットが載置される載置部に段差部が設けられ、該段差部より張り出す該インレットを前記位置決め用プッシャがプッシュして前記位置決め壁間の所定載置位置に載置することを特徴とする請求項2に記載のインレットの位置決め装置であるので、インレットの載置部に段差部が設けられ、インレットは段差部から張り出しており、位置決め用プッシャが段差部に張り出すインレットの側壁面をプッシュしてに当接し、インレットを位置決め壁で規制された所定載置位置に載置することが可能であり、インレットを正確な位置に載置することが可能であり、インレットとコアシートとの貼合が正確に行われ、ICカードの不良品の発生を抑制することができる。
また、本発明では、外乱光防止シャッタ機構が設けられ、外乱光防止シャッタ機構を作動させて扉により位置決め用ステージの上部を覆うことによって、外乱光の入射を防止してインレットを撮影することが可能であり、撮影不良が発生するおそれを解消することができる。
以下、本発明に係るインレットの位置決め装置の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、図1は、本発明のインレットの位置決め装置の一実施形態を示す概略側面図とその制御を示す制御ブロック図である。図2(a)はその概略上面図であり、同図(b)は位置決めステージも要部を示す概略断面図である。図3は本実施形態の制御フローを示す図である。
図1,図2は、本実施形態のインレットの位置決め装置10を示しており、先ず、図1,図2を参照して説明すると、位置決め装置10は、XYステージ11と、XYステージ11により位置決めされる位置決め用ステージ12と、位置決め用ステージ12の載置部12aに載置したインレットAを所定載置位置に把持する把持機構13と、位置決め用ステージ12の所定載置位置に把持したインレットAの上部を覆って外乱光を遮断する外乱光防止シャッタ機構16と、位置決め用ステージ12上に把持したインレットAのマークを撮影するカメラ(光学手段)17と、光学手段17により撮影されたインレットAのマークの画像を画像処理部18にて画像処理し、画像から得られた位置情報と所定搬送位置との誤差量を検出し、誤差量に基づいて、XYステージ11を制御して位置決め用ステージ12に把持されたインレットAを所定搬送位置に合わせる制御部19とを備えている。
把持機構13は、位置決め用ステージ12に位置決め手段14とインレット押さえガイド機構15とが設けられている。位置決め手段14は、インレットAの一片を係止して所定載置位置に載置するための位置決め壁14aと、位置決め壁14aと対向する位置に位置決め用プッシャ14bとから構成されている。位置決め用ステージ12の載置部には、段差部12bが設けられ、位置決め用ステージ12にインレットAを落下して載置部に載置した状態では、インレットAは段差部12bから突出した状態で載置されている。位置決め手段14は位置決め用プッシャ14bが空気圧シリンダのピストンに連動して動作し、位置決め用プッシャ14bの先端のプッシャ当接部14cで、段差部12bから張り出すインレットAの他片をプッシュし、インレットAを位置決め壁14aに突き当てて、位置決め壁14aとの間の載置部12aの所定載置位置に載置し、かつ、インレット押さえガイド機構15によって、載置部12aの所定載置位置に載置されたインレットAの四隅を押さえて把持する。
さらに詳細に説明すると、把持機構13におけるインレット押さえガイド機構15は、位置決め用ステージ12に設けられ、所定載置位置に載置されたインレットAの四隅を押さえて把持するものであり、位置決め用ステージ12には、タイミングベルト20により回動する押さえガイド駆動プーリ15a,15b,15cが設けられており、押さえガイド駆動プーリ15a,15cに対して押さえガイド駆動プーリ15bは逆回転するようにタイミングベルトが掛け渡されている。押さえガイド駆動プーリ15aの回転軸15dには、その一端にインレット押さえガイド15が設けられ、回転軸15dの他端側に抑えガイド駆動プーリ15aよりにインレット押さえガイド15が設けられ、かつ押さえガイド駆動プーリ15bの回転軸15dの一端には、インレット押さえガイド15が設けられ、回転軸15dの他端側に押さえガイド駆動プーリ15bよりにインレット押さえガイド15が設けられている。押さえガイド駆動プーリ15cが、半時計回りに回動すると、インレット押さえガイド15,15及び15,15がインレットAの四隅を押さえるように回動し、時計回りに回動すると、インレット押さえガイド15,15及び15,15は開くように回動する。
また、押さえガイド駆動プーリ15a〜15cの回動は、位置決め用プッシャ14bを駆動する空気圧シリンダに連動して動作しており、回転軸15dにはピニオン15が設けられ、ピニオン15eと歯合するラック15fが位置決め用プッシャ14bに動作に応じて前後に摺動する部分に設けられ、位置決め用プッシャ14bの動作に応じてラック15fが摺動してピニオン15eが回動し、ガイド駆動プーリ15a〜15cが回転し、インレット押さえガイド15〜15が回動する。なお、位置決め用プッシャ14bの動作の後、インレット押さえガイド15〜15が回動するように、ピニオン15eと歯合するラック15fとの噛み合う位置を、位置決め用プッシャ14bが前方に移動した後にラック15fとピニオン15eとが噛み合うようにラック15fを設けることによって、インレット押さえガイド15,15及び15,15の動作タイミングを多少遅延させている。
把持機構13では、このように位置決め用プッシャ14bと、抑えガイド駆動プーリ15a〜15cとが連動するように構成され、インレット押さえガイド15,15とインレット押さえガイド15,15とが、押さえガイド駆動プーリ15a〜15cに掛け渡されたタイミングベルト20の回動に応じて、互いに逆方向に45度回動し、インレットAの四隅を抑えたり、解除したりする動作をする。
また、外乱光防止シャッタ機構16は、位置決め用ステージ12の直上を空気圧で摺動して覆う扉の開閉機構であり、把持機構13によりインレットAを把持した後、動作し、外乱光がインレットAに入射するのを防止している。例えば、空気圧シリンダのピストンに扉を設けてもよいし、位置決め用プッシャ14bと連動するように構成してもよい。
また、位置決め用ステージ12の上部には、真空吸引する吸着パッドが設けられた吸着搬送手段21が設けられている。吸着搬送手段21は、トレイに収納したインレットAを積載したマガジンからインレットAを吸引し、位置決め用ステージ12に搬送する。
また、位置決め用ステージ12の下部には照明装置22が設けられ、照明装置22には45度の角度で配置されたハーフミラー22aが設けられ、位置決め用ステージ12に把持されたインレットAを、光をハーフミラー22aに反射させて照明し、ハーフミラー22aの直下にカメラ17が設けられ、外乱光防止シャッタ機構16が作動して扉が位置決め用ステージ12の上部を覆ったタイミングで撮影が行われる。位置決め用ステージ12の読み取り穴23に露呈するマークをカメラ17が撮影する。なお、マークはICチップを保護する補強板を撮影し、載置位置を検出する。
画像処理部18では、カメラ17で撮影した画像信号が供給され、この画像信号から画像処理してインレットAの位置決めマークの画像を得て、マークの画像信号を制御部19に供給し、誤差検出手段により、位置決めマークの位置と所定搬送位置と誤差を検出し、その誤差量(誤差電圧)をXYステージ11に入力して位置決め用ステージ12のXY方向に移動させて、位置決めマークの位置を所定搬送位置に補正する。その後、位置合わせ後、インレットAは他のシートと貼合するため吸引搬送手段により搬送される。
続いて、本実施形態の動作について図3を参照して説明する。先ず、インレットの位置決め装置は、制御部19に装置の位置或いは状態を示す検出信号Pが入力されて制御されている。この検出信号Pは光や磁気などによる位置センサから得られている。先ず、ステップS1にて、初期状態に設定してステップS2に進む。初期状態では、XYステージ11が待機位置で停止し、外乱光防止シャッタ機構16は扉を開いた状態とし、把持機構13は位置決めプッシャ14bのプッシャ当接部14cを後退させ、インレット押さえガイド15を開いた状態に設定する。
ステップS2では、吸引搬送手段(搬送ハンド)21によりインレットAを吸引搬送し、位置決め用ステージ12の上部でインレットAを載置部に落下させてセットし、ステップS3にて、吸引搬送手段21を上昇させてステップS4に進む。ステップS4では、位置決めプッシャ14b及びインレット押さえガイド15を駆動用空気圧シリンダを作動させて、位置決めプッシャ14bのプッシャ当接部14cを前進(図1の右方向)させ、インレットAを所定載置位置に送り、かつインレット押さえガイド15を回動させて、位置決め用ステージ12の上部のインレットAを把持し、ステップS5に進む。
ステップS5では、空気圧シリンダ24を駆動して外乱防止シャッタ機構16の扉を前進(図1の右方向)させて位置決め用ステージ12の上部のインレットAを覆い、ステップS6に進む。ステップS6では、カメラ17にて、位置決め用ステージ12に設けた読み取り穴23のインレットAのマークを撮影し、インレットAの位置決めマークの画像を取り込み、制御部19にて位置決めマークと所定搬送位置とのずれを誤差量として検出し、誤差量に基づいて、XYステージ11を制御部19により制御してインレットAのアライメント制御を行った後、ステップS7に進む。
ステップS7では、空気圧シリンダ24を駆動して外乱光防止シャッタ機構16の扉を開き、ステップS8に進む。ステップS8では、位置決め用ステージ12の上部のインレットAを吸着搬送手段(図示なし)により吸着し、ステップS9に進み、把持機構13の位置決めプッシャ14bのプッシャ当接部14cを後退させ、インレット押さえガイド15を開いた状態にし、ステップS10に進む。
ステップS10は、インレットAを吸着した吸着搬送手段(図示なし)を上昇させて貼合工程に搬送し、ステップS11に進む。ステップS11では、XYステージ11を待機位置に移動させ、ステップS12に進み、インレットの位置決め工程が完了か否かを判定し、継続する場合は、ステップS1に進み、同様の動作を繰り返す。また、完了の場合は終了する。以上のような動作を繰り返して、インレットAを他のシートと貼合する。
このような工程を経ることによって、インレットAとコアシートとの正確な貼合が可能であり、ICカードの不良品の発生を抑制することができる。殊に、把持機構は、位置決め用ステージ12の上部の載置位置に載置されたインレットAに反りがあったとしても位置決めプッシャ14bによる所定載置位置に送り込まれてインレット押さえガイド15〜15でインレットAの四隅が押さえられて把持され、インレットAの片側が浮き上がった状態となることがなく、また反りが矯正されて所定搬送位置にセットされた後、貼合工程に搬送することが可能であり、反りによる位置決めマークの撮影に支障を与えることがなく、また、インレットAを押さえた状態で吸引し搬送されるので、この搬送工程で位置がずれることがない効果を奏する。
なお、本実施形態では、位置決め壁をテーパー状に傾斜を設けることなく、インレットの載置位置を多少広めに設定し、載置位置に載置されたインレットを、位置決め用プッシャでインレットの一片をプッシュして位置決め壁に当接させて、インレットを所定載置位置に押し込むようにしており、位置決め用プッシャのプッシャ当接部の最大突出位置と位置決め壁との距離は、インレットの幅の寸法の分布の中央値より多少広めに設定されており、この把持機構による位置決めでは、所定搬送位置に設定することができないので、最終的にXYステージでインレットを所定搬送位置に設定している。
本発明の活用例としては、シート部品などの精密な貼合技術を必要とするICカード等の製造装置のインレットの位置決め装置に利用することができる。
本発明に係るインレットの位置決め装置の一実施形態を示す概略側面図である。 (a)は本実施形態の概略上面図であり、(b)はインレットの位置決めステージの概略断面図である。 本実施形態の動作を説明する制御フローを示す図である。 従来のインレットの位置決め装置の一例を示す概略側面図である。
符号の説明
10 インレットの位置決め装置
11 XYステージ
12 位置決め用ステージ
12a 載置部
12b 段差部
13 把持機構
14 位置決め手段
14a 位置決め壁
14b 位置決め用プッシャ
14c プッシャ当接部
15 インレット押さえガイド機構
15a,15b,15c 押さえガイド駆動プーリ
15d 回転軸
15e ピニオン
15f ラック
15〜15インレット押さえガイド
16 外乱光防止シャッタ機構
17 カメラ(光学手段)
18 画像処理部
19 制御部(制御手段)
20 タイミングベルト
21 吸着搬送手段
22 照明装置
23 読み取り穴
24 空気圧シリンダ
A インレット

Claims (3)

  1. インレットの位置決め装置において、
    XYステージと、
    該XYステージにより位置決めされる位置決め用ステージと、
    該位置決め用ステージの載置部に載置したインレットを所定載置位置に押し込み把持する把持機構と、
    該位置決め用ステージの所定載置位置に把持した前記インレット上部を覆って外乱光を遮断する外乱光防止シャッタ機構と、
    該位置決め用ステージ上に把持した前記インレットを撮影する光学手段と、
    該光学手段により撮影された前記インレットの画像から所定搬送位置との誤差量を検出し、該誤差量に基づいて、前記XYステージを制御して前記位置決め用ステージに把持された前記インレットを所定搬送位置に合わせる制御手段とを備えることを特徴とするインレットの位置決め装置。
  2. 前記把持機構が、前記位置決め用ステージに位置決め壁と該位置決め壁に対向する位置決め用プッシャとによる載置部が設けられ、該載置部の所定載置位置に載置されたインレットを抑えるインレット押さえガイドとを備え、前記位置決め用プッシャの動作に連動して該インレット押さえガイドを回動させてインレットを把持することを特徴とする請求項1に記載のインレットの位置決め装置。
  3. 前記インレットが載置される載置部に段差部が設けられ、該段差部より張り出す該インレットを前記位置決め用プッシャがプッシュして前記位置決め壁間の所定載置位置に載置することを特徴とする請求項2に記載のインレットの位置決め装置。
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