JP2007246526A5 - - Google Patents

Description

さらに具体的には、適した脂肪アルコキシル化二量体化合物は、式（Ｉ）：

[式中、
ｎは、約５０〜約１５０、好ましくは約７０〜約１２０、さらに好ましくは約７５〜１００の整数であり、その間の全ての範囲と部分的範囲を含み；
ｍは、１〜５、好ましくは２及び／又は３（エトキシル化及び／又はプロポキシル化）、さらに好ましくは２（エトキシル化）の整数であり；及び
Ｒは、Ｃ_１２−Ｃ _２４ アルキル又はアルケニル脂肪部分、好ましくはＣ_１４−Ｃ_２２脂肪部分、さらに好ましくはＣ_１６−Ｃ_１８脂肪部分である]
の化合物を含む。
好ましい脂肪アルコキシル化二量体化合物は、約７５〜約１００のエトキシル化単位及びＣ_１６−Ｃ_１８脂肪部分を有する化合物である。それらの化合物の特に好ましい例は、ダーモティックス(Dermothix)７５又はダーモティックス１００の商品名で販売される、それぞれ、７５又は１００モル（又は単位）のエトキシル化を有する化合物である。

Claims (22)

1. （ａ）少なくとも一の式（Ｉ）：
   

   

   [式中、
   ｎは、５０〜１５０の整数であり、その間の全ての範囲と部分的範囲を含み；
   ｍは、１〜５の整数であり；及び
   Ｒは、Ｃ_１２−Ｃ _２４ アルキル又はアルケニル脂肪部分である]
   の化合物；及び
   （ｂ）ナイロン−６１１／ジメチコーンコポリマー、非シリコーン−ポリアミドコポリマー、炭化水素樹脂及びそれらの混合物からなる群から選択される少なくとも一の高分子化合物を含有するマスカラ。
2. マスカラが、少なくとも一のナイロン−６１１／ジメチコーンコポリマーと、非シリコーン−ポリアミドコポリマーを含有する請求項１に記載のマスカラ。
3. 少なくとも一のポリオルガノシロキサン含有ポリマーが、式（ＩＩＩ）及び（ＩＶ）：
   

   

   及び
   

   

   [式中、
   １）Ｒ^１、Ｒ^２、Ｒ^３及びＲ^４は、同一でも異なっていてもよく、
   −酸素、硫黄及び窒素から選択される少なくとも一の原子を有していてもよい、直鎖状、分岐状及び環状で、飽和及び不飽和の、Ｃ_１−Ｃ_４０炭化水素ベース基；
   −Ｃ_６−Ｃ_１０アリール基；
   −ポリオルガノシロキサン鎖から選択され；
   ２）Ｘは、同一でも異なっていてもよい、直鎖状及び分岐状のＣ_１−Ｃ_３０アルキレンジイル基であり；
   ３）Ｙは、飽和及び不飽和で、Ｃ_１−Ｃ_５０直鎖状及び分岐状の二価アルキレン、アリーレン、シクロアルキレン、アルキルアリーレン及びアリールアルキレン基であり；又は
   ４）Ｙは、式：
   

   

   [式中、
   −Ｔは、直鎖状及び分岐状で、飽和及び不飽和の、Ｃ_３−Ｃ_２４三価炭化水素ベース基から選択されるものであり、及び
   −Ｒ^５は、直鎖状及び分岐状Ｃ_１−Ｃ_５０アルキル基及びポリオルガノシロキサン鎖から選択されるものであり、；
   ５）ｎは、２〜５００の範囲の整数であり、ｍは１〜１０００の範囲の整数である]
   から選択される少なくとも一の部分を有する、請求項１０に記載のマスカラ。
4. 少なくとも一のポリオルガノシロキサン含有ポリマーが、式（ＩＩＩ）及び（ＩＶ）：
   

   

   及び
   

   

   [式中、
   １）Ｒ^１、Ｒ^２、Ｒ^３及びＲ^４は、同一でも異なっていてもよく、
   −酸素、硫黄及び窒素から選択される少なくとも一の原子を有していてもよく、また、一部又は全部が少なくとも一のフッ素原子で置換されていてもよい、直鎖状、分岐状及び環状で、飽和及び不飽和の、Ｃ_１−Ｃ_４０炭化水素ベース基；
   −少なくとも一のＣ_１−Ｃ_４アルキル基で置換されてもよい、Ｃ_６−Ｃ_１０アリール基；
   −酸素、硫黄及び窒素から選択される少なくとも一の原子を含有していてもよい、ポリオルガノシロキサン鎖から選択され；
   ２）Ｘは、同一でも異なっていてもよく、酸素及び窒素から選択される少なくとも一の原子を鎖中に有していてもよい、直鎖状及び分岐状のＣ_１−Ｃ_３０アルキレンジイル基であり；
   ３）Ｙは、飽和及び不飽和で、Ｃ_１−Ｃ_５０直鎖状及び分岐状の二価アルキレン、アリーレン、シクロアルキレン、アルキルアリーレン及びアリールアルキレン基であり、酸素、硫黄及び窒素から選択される少なくとも一の原子を有していてもよく、以下の原子及び原子基：フッ素、ヒドロキシル、Ｃ_３−Ｃ_８シクロアルキル、Ｃ_１−Ｃ_４０アルキル、Ｃ_５−Ｃ_１０アリール、１〜３のＣ_１−Ｃ_３アルキル基、Ｃ_１−Ｃ_３ヒドロキシアルキル基及びＣ_１−Ｃ_６アミノアルキル基で置換可能なフェニルで置換されていてもよいもの；又は
   ４）Ｙは、式：
   

   

   [式中、
   −Ｔは、ポリオルガノシロキサン鎖で置換されていてもよく、及びＯ、Ｎ及びＳ、又はＮ、Ｐ及びＡｌから選択される三価原子を表すＴから選択される少なくとも一の原子を含有していてもよい、直鎖状及び分岐状で、飽和及び不飽和の、Ｃ_３−Ｃ_２４三価炭化水素ベース基から選択されるものであり、及び
   −Ｒ^５は、直鎖状及び分岐状Ｃ_１−Ｃ_５０アルキル基及びポリオルガノシロキサン鎖から選択されるものであり、ポリマーの他の鎖と結合していてもよいエステル、アミド、ウレタン、チオカルバメート、ウレア、チオウレア及びスルホンアミド基から選択される少なくとも一の基を有していてもよいもの；
   ５）ｎは、２〜５００の範囲の整数であり、ｍは１〜１０００の範囲の整数である]
   から選択される少なくとも一の部分を有する、請求項３に記載のマスカラ。
5. 少なくとも一の非シリコーンポリアミドポリマーが、エステル、アミド、ポリアルキレンオキシ基又はそれらの混合物で末端処理されたものである、請求項３又は４に記載のマスカラ。
6. 少なくとも一の非シリコーンポリアミドポリマーが、エステルで末端処理されたものである、請求項５に記載のマスカラ。
7. 少なくとも一の非シリコーンポリアミドポリマーが、エステル、アミド、ポリアルキレンオキシ基、又はそれらの混合物で末端処理されたものである、請求項２に記載のマスカラ。
8. 少なくとも一の非シリコーンポリアミドポリマーが、エステルで末端処理されたものである、請求項７に記載のマスカラ。
9. 少なくとも一の前記式（Ｉ）の化合物が、５０−１２０のアルコキシル化単位とＣ_１６−Ｃ_１８脂肪部分を有する、請求項１に記載のマスカラ。
10. 少なくとも一の前記式（Ｉ）の化合物が、７５−１００のエトキシル化単位とＣ_１６−Ｃ_１８脂肪部分を有する、請求項１に記載のマスカラ。
11. 少なくとも一の前記式（Ｉ）の化合物が、７５−１００のエトキシル化単位とＣ_１６−Ｃ_１８脂肪部分を有する、請求項３又は４に記載のマスカラ。
12. 少なくとも一の前記式（Ｉ）の化合物が、７５−１００のエトキシル化単位とＣ_１６−Ｃ_１８脂肪部分を有する、請求項６に記載のマスカラ。
13. 少なくとも一の前記式（Ｉ）の化合物が、７５−１００のエトキシル化単位とＣ_１６−Ｃ_１８脂肪部分を有する、請求項８に記載のマスカラ。
14. 少なくとも一ポリオルガノシロキサン含有ポリマーが、式（ＩＩＩ）及び（ＩＶ）：
    

    

    及び
    

    

    [式中、
    １）Ｒ^１、Ｒ^２、Ｒ^３及びＲ^４は、同一でも異なっていてもよく、
    −酸素、硫黄及び窒素から選択される少なくとも一の原子を有していてもよい、直鎖状、分岐状及び環状で、飽和及び不飽和の、Ｃ_１−Ｃ_４０炭化水素ベース基；
    −Ｃ_６−Ｃ_１０アリール基；
    −ポリオルガノシロキサン鎖から選択され；
    ２）Ｘは、同一でも異なっていてもよい、直鎖状及び分岐状のＣ_１−Ｃ_３０アルキレンジイル基であり；
    ３）Ｙは、飽和及び不飽和で、Ｃ_１−Ｃ_５０直鎖状及び分岐状の二価アルキレン、アリーレン、シクロアルキレン、アルキルアリーレン及びアリールアルキレン基であり；又は
    ４）Ｙは、式：
    

    

    [式中、
    −Ｔは、直鎖状及び分岐状で、飽和及び不飽和の、Ｃ_３−Ｃ_２４三価炭化水素ベース基から選択されるものであり、及び
    −Ｒ^５は、直鎖状及び分岐状Ｃ_１−Ｃ_５０アルキル基及びポリオルガノシロキサン鎖から選択されるものであり、；
    ５）ｎは、２〜５００の範囲の整数であり、ｍは１〜１０００の範囲の整数である]
    から選択される少なくとも一の部分を有する、請求項１に記載のマスカラ。
15. 少なくとも一ポリオルガノシロキサン含有ポリマーが、式（ＩＩＩ）及び（ＩＶ）：
    

    

    及び
    

    

    [式中、
    １）Ｒ^１、Ｒ^２、Ｒ^３及びＲ^４は、同一でも異なっていてもよく、
    −酸素、硫黄及び窒素から選択される少なくとも一の原子を有していてもよく、また、一部又は全部が少なくとも一のフッ素原子で置換されていてもよい、直鎖状、分岐状及び環状で、飽和及び不飽和の、Ｃ_１−Ｃ_４０炭化水素ベース基；
    −少なくとも一のＣ_１−Ｃ_４アルキル基で置換されてもよい、Ｃ_６−Ｃ_１０アリール基；
    −酸素、硫黄及び窒素から選択される少なくとも一の原子を含有していてもよい、ポリオルガノシロキサン鎖から選択され；
    ２）Ｘは、同一でも異なっていてもよく、酸素及び窒素から選択される少なくとも一の原子を鎖中に有していてもよい、直鎖状及び分岐状のＣ_１−Ｃ_３０アルキレンジイル基であり；
    ３）Ｙは、飽和及び不飽和で、Ｃ_１−Ｃ_５０直鎖状及び分岐状の二価アルキレン、アリーレン、シクロアルキレン、アルキルアリーレン及びアリールアルキレン基であり、酸素、硫黄及び窒素から選択される少なくとも一の原子を有していてもよく、以下の原子及び原子基：フッ素、ヒドロキシル、Ｃ_３−Ｃ_８シクロアルキル、Ｃ_１−Ｃ_４０アルキル、Ｃ_５−Ｃ_１０アリール、１〜３のＣ_１−Ｃ_３アルキル基、Ｃ_１−Ｃ_３ヒドロキシアルキル基及びＣ_１−Ｃ_６アミノアルキル基で置換可能なフェニルで置換されていてもよいもの；又は
    ４）Ｙは、式：
    

    

    [式中、
    −Ｔは、ポリオルガノシロキサン鎖で置換されていてもよく、及びＯ、Ｎ及びＳ、又はＮ、Ｐ及びＡｌから選択される三価原子を表すＴから選択される少なくとも一の原子を含有していてもよい、直鎖状及び分岐状で、飽和及び不飽和の、Ｃ_３−Ｃ_２４三価炭化水素ベース基から選択されるものであり、及び
    −Ｒ^５は、直鎖状及び分岐状Ｃ_１−Ｃ_５０アルキル基及びポリオルガノシロキサン鎖から選択されるものであり、ポリマーの他の鎖と結合していてもよいエステル、アミド、ウレタン、チオカルバメート、ウレア、チオウレア及びスルホンアミド基から選択される少なくとも一の基を有していてもよいもの；
    ５）ｎは、２〜５００の範囲の整数であり、ｍは１〜１０００の範囲の整数である]
    から選択される少なくとも一の部分を有する、請求項１に記載のマスカラ。
16. 少なくとも一の非シリコーンポリアミドポリマーが、エステル、アミド、ポリアルキレンオキシ基又はそれらの混合物で末端処理されたものである、請求項１に記載のマスカラ。
17. マスカラがエマルションの形態である、請求項１に記載のマスカラ。
18. マスカラがエマルションの形態である、請求項３又は４に記載のマスカラ。
19. マスカラがエマルションの形態である、請求項６に記載のマスカラ。
20. マスカラがエマルションの形態である、請求項８に記載のマスカラ。
21. 請求項１に記載のマスカラを睫毛に適用することを含む睫毛のメイクアップ方法。
22. 請求項１に記載のマスカラを睫毛に適用することを含む睫毛のボリュームと長さを増大させる方法。