JP2007243782A - Ip通話端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】WebショッピングなどのIP端末を利用したサービスなどにおける本人認証を簡単かつ確実に行うことができる技術を提供する。
【解決手段】チケット確認時、まず、本人認証を開始し、バーコードリーダによってチケットのIDを読み取ると、このIDをチケット確認端末から顧客管理サーバに送信する。顧客管理サーバは有効なIDが存在するか否かを判断し、有効なIDが保存されていなければその旨の情報をチケット確認端末に返す。その場合、IDが無効であることをチケット確認端末のオペレータに通知して処理を終了する。有効なIDが保存されている場合は、チケット確認端末は顧客管理サーバから、共有情報、画像情報をダウンロードし、画面表示部に表示する。上記の処理により、オペレータは顧客の顔とチケットの内容を、画面表示部に表示されている情報と比較して、本人であることを確認することができる。
【選択図】図9

Description

本発明は、ネットワーク上にあるコンテンツを閲覧可能な通話端末に関し、特に、IPネットワークに接続されており、IPネットワーク上のコンテンツを閲覧可能なIP電話に関する。
最近、種々のコンテンツを閲覧可能な通話端末が広範に用いられている。例えば、Webショッピングおよび有償・無償サービスなどにおいて、注文および予約をインターネットで行い、実際の商品やサービスの受領は店舗や会場のような他の場所において、取引後に表示されるWebページや送付される電子メールの印字結果の提示により引き換えることができるというモデルがある。この場合は、インターネットの取引結果を示すWebページを印字したものを提示または引き換えることによって、商品またはサービスの提供を受ける。
特開2004−266325号公報 特開2004−318386号公報
このとき、盗聴やハッキングなどの不正な行為によって第三者がこのWebまたはメールを取得し、本人になりすまして商品またはサービスを受けようとする場合がある。
現状のサービスでは、本人認証をまったくおこなわないか、本人認証を行う場合であっても、注文、予約時に顧客によって入力された名前、住所、電話番号等の情報と免許証や保険証などの信頼できる機関が発行した証明書を比較して間違いがないことを確認する程度である。このような方法は、時間がかかるし、証明書を持っていないような人の認証はできないという問題がある。
本発明は、WebショッピングなどのIP端末を利用したサービスなどにおける本人認証を簡単かつ確実に行うことができる技術を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、音声または映像音声による通話を行う通話手段と、通話相手端末に情報を送信する送信手段と、を有する通話端末であって、前記通話相手端末との通話に基づいて、相手本人を認証するための本人認証情報を取得する手段と、送付する情報に、前記本人認証情報又は該本人認証情報に一対一で対応する識別子を付加する手段とを有することを特徴とするIP通話端末が提供される。
また、音声または映像音声による通話を行う通話手段と、通話相手端末に情報を送信する送信手段と、を有するIP通話端末であって、前記通話相手端末との通話中に取得した情報に基づいて、相手本人を認証する本人認証情報を取得する手段と、前記通話相手端末に送る情報に、前記本人認証情報又は該本人認証情報と一対一で対応する識別子を付加する手段とを有することを特徴とするIP通話端末が提供される。
上記構成によれば、IP通話端末での通話中に得られる情報に基づいて認証情報を生成し、送りたい情報に付加するので、認証における確実性を高めることができる。
前記通話端末がインターネットによる情報交換および表示機能を有するIP電話であり、前記本人認証情報を取得する手段は、前記通話相手端末からの画像を記録する手段であり、前記識別子を付加する手段は、録音データに一対一で対応する識別子を付加する手段としても良い。また、前記通話端末がインターネットによる情報交換および表示機能を有するIP電話であり、前記本人認証情報を取得する手段は、前記通話相手端末からの音声を録音する手段であり、前記識別子を付加する手段は、録音データに一対一に対応する識別子を付加する手段であるようにしても良い。
本発明の他の観点によれば、本人識別情報を保管するサーバまたは該サーバにアクセス可能な情報端末であって、通信相手端末との共有情報に付加された本人認証識別子を取得する手段と、すでに保管されている識別子が示す本人認証情報と、新たに取得した前記本人識別情報を比較し、合致するか否かを判断する手段と、を有することを特徴とするIP通話端末が提供される。前記相手端末との共有情報をアップロードするテンポラリコンテンツサーバを有し、前記共有情報に対して、連続通話中にのみアクセスできるようにするとともに、該共有情報を用いて、本人認証を行うことが好ましい。
本発明の別の観点によれば、音声または映像音声による通話を行う通話手段と、通話相手端末に情報を送信する手段と、を有するIP通話端末を利用した本人認証方法であって、相手端末との通話手段から相手本人を認証するための本人認証情報を取得するステップと、送付する情報に該本人認証情報又は該本人認証情報に一対一で対応する識別子を、セットで前記送付する情報が判別可能な状態に付加するステップと、を有することを特徴とする本人認証方法が提供される。
本明細書において、共有情報に付加された本人認証識別子を取得する手段とは、例えば共有情報に印刷、バーコード化、磁気化、IDタグ化等されている識別子(下記図1の写真3aやバーコード3bなど)を判読してこれを取得する手段を指す。また、本人識別情報を取得するための手段とは、例えば、本人識別情報を保存しているサーバなどに上記識別子取得手段で判読した識別子を通知し、対応する本人識別情報をダウンロードする手段である。
まず、本発明の第1の実施の形態によるIP電話端末を利用し本人認証技術を含むサービスシステムについて図面を参照しながら説明を行う。
以下、本実施の形態によるサービスシステムを用いて、例えば、スポーツ観戦、劇場・コンサート会場入場券、航空機チケットのようなチケットを取り扱うチケット販売センターのシーンを例に説明する。
図1は、本実施の形態によるサービスシステム構成例を示す図である。図1に示すように、本実施の形態によるサービスシステムは、チケット販売センターAと、顧客自宅と、サービス引き替え所と、から構成されている。チケット販売センターAは、例えば、サービス会社が取り扱うチケットの情報を提供するコンテンツWebサーバ1と、商品内容を説明したり注文を受けたりといったサービスを行うためのIP電話端末(オペレータ)2と、発注された情報を管理する発注管理サーバ3と、を有して構成される。
顧客自宅には、顧客のIP−TV端末5が設けられている。顧客は、IP−TV端末5からの出力に基づいてチケット5aが得られるようになっている。また、サービス引き替え所は、チケット確認端末4を有している。
本実施の形態では、コンテンツWebサーバ1は、オペレータがIP電話端末(オペレータ)2で生成したチケット情報を一時的に保管するためのテンポラリWebサーバとしても使用されるが、テンポラリWebサーバとは別に、専用のサーバを設けても良い。また、IP電話端末(オペレータ)2は、複数のIP電話端末(オペレータ)2が接続された図示しないコールセンタ支援装置を介してIPネットワークと接続されてもよい。
チケット確認端末4は、顧客がサービスを引き換えることができる場所(サービス引換所)に設けられ、顧客の本人認証を行うための端末である。
図2は、本実施の形態によるIP−TV電話端末(オペレータ)2の一構成例を示す機能ブロック図である。通信インターフェース8は、IPネットワークと直接に、または外部にあるターミナルアダプタまたはモデムを経由して接続されるIPパケットの入出力インターフェースである。
IPパケット処理部9は、通信インターフェース8から入力されたIPパケットを、必要があれば復号した後、適切な機能ブロックに出力する。機能ブロックからIPパケット処理部9に入力されたIPパケットを、必要があれば暗号化を行った後に適切なタイミングで通信インターフェース8を通じてIPネットワークに送出する。
キー入力インターフェース部10は、IP電話端末の制御およびWebコンテンツの制御を行うためのキー入力インターフェースであり、ボタン、スイッチといった物理的なキー、タッチパネルのような表示出力部と一体型のキー、有線・無線の遠隔制御によるキー操作のいずれでも良い。
画面表示部11は、IP電話端末および通信状態の表示やIPネットワーク上のWebコンテンツの表示、およびIP電話端末上で動作するソフトウェアなどの画面表示出力を行う。
画像入力部12は、動画カメラまたは静止画カメラなどの、画像を入力するためのインターフェースである。音声入出力部13は、ハンズフリーマイク、スピーカー、ハンドセット、ヘッドセットなどの音声を入出力するためのインターフェースである。
IP−TV電話画像処理部14は、画像入力部12から入力された画像データに適切な画像圧縮化を行い、必要があれば暗号化を行った上でIPパケット化し、IPパケット処理部9に送出する。またIPパケット処理部9から入力されたIPパケットを展開し、必要があれば暗号化データの復号を行い、画像圧縮データを展開し、Webページ生成部18、画面表示部11に出力する。必要に応じて展開した画像データのトリミング、スケーリングなどの画像処理も行う。
IP−TV電話音声処理部15は、音声入出力部13から入力された音声をIP電話方式に適合する符号化方式に変換した上でIPパケット化を行いIPパケット処理部9に送出する。またIPパケット処理部9から入力されたIPパケットから符号化データを展開し復号した上で音声入出力部13に出力する。
IP電話コマンド処理部16は、キー入力インターフェース10によって指定されたか、または、Webコンテンツから取得したIP電話番号に対して電話をかけ、認証を行い、セッションを確立し、なおかつセッション中に取り交わされるさまざまなコマンドの処理を行う。
Webブラウザ17は、IP電話端末自身が保持するかまたはIPネットワーク上にあるWebコンテンツを解析し表示するためのアプリケーションであり、その結果は画面表示部11に出力される。
Webページ生成部18は、キー入力インターフェース10からの入力をWebページ化する機能を有しており、その結果は、直接またはWebブラウザ17を通じて画面表示部11に出力される。また、作成されたWebページは、IP電話端末(オペレータ)内2の記憶部19に保持したり、コンテンツWebサーバ制御部20によって制御されるコンテンツWebサーバ1に送出することができる。
記憶部19は、受信したまたはWebページ生成部18によって生成されたWebコンテンツの保存を行う。
コンテンツWebサーバ制御部20は、IP−TV電話コマンド処理部16からの命令又はユーザによるキー入力に基づいて、自動的、半自動的または手動的にコンテンツWebサーバ1の制御を行うための制御部である。
図3は、IP−TV電話端末(オペレータ)2の外観構成例を示す図である。本実施の形態では、IP−TV電話端末(オペレータ)2の機器本体は大型モニターと一体になって大型モニター一体型端末201を構成し、その上部に、TV電話用のカメラモジュール203が内蔵されている。音声入出力部はヘッドセット205である。キー入力部はオペレーティングを容易にするため、キーボード207およびマウス211である。もちろん、上記以外の構成であっても良い。
図4は、本実施の形態によるIP−TV電話端末(顧客)5の一構成例を示す図である。
IP−TV電話端末(オペレータ)2と異なり、Webページ生成部18、コンテンツWebサーバ制御部20がなく、Webブラウザ付の一般的なIP−TV電話端末との同様の構成を有している。印字部21は、Webブラウザで表示しているコンテンツを印字する。この機能は、本実施の形態では、IP−TV電話端末に内蔵されているが、それ以外に、例えば、ネットワークや専用線によって接続された外部のプリンタでも良い。
図5は、IP−TV電話端末(顧客)5の外観構成例を示す図である。本実施の形態では、音声入出力部は通常の電話と同じハンドセット501であり、キー入力インターフェースはキーボタン503であり、画面表示部は液晶タッチパネル505であり、画像入力部はカメラモジュール507とした例を示しているが、これ以外の構成でも良い。
オペレータは、顧客からの要求に応じて、IP−TV電話端末(オペレータ)2のWebページ生成部18の機能を使って、Webページ化したチケット5aを作成する。
チケット5aには、固有のIDが添付される。この固有IDは、例えば、人間の視認が容易な数字列でもよいし、機械による読み出しが容易な1次元・2次元バーコードでもよいし、あるいは該Webページで登録された各情報を印字するチケットに埋め込まれたRFIDタグのIDでもかまわない。本実施の形態では、固有のIDとして1次元バーコードを用い、これをWebページに添付する例について非限定的に説明する。
さらに、IP−TV電話端末(顧客)5から送付された動画像または静止画像をIP−TV電話画像処理部14において顧客映像を画像データとして取り込む。この画像データは、チケットの固有IDに関連付けられた上で、顧客管理サーバ3に送付し保管される。尚、顧客映像は、相手本人を認証することができる識別子の例としてあげたものであり、その他、例えば、音声、などが挙げられる。
尚、顧客映像は、相手本人を認証することができる識別情報の例としてあげたものであり、通話中に得られる個人を特定可能な情報が含まれている。その他、例えば、ハンドセット501から入力される音声(声紋)や液晶タッチパネル505から入力される筆跡が挙げられる。さらに本実施の形態では詳細は説明していないが、専用の入力装置を付加することにより、指紋、静脈、虹彩等のバイオメトリクス情報を識別情報としてもよい。そして、取得された識別情報に対して、サーバから一意な識別子が発行される。
顧客は、Webブラウザ17によりコンテンツWebサーバ1上のWebページ化されたチケットをダウンロードし、印字部21で出力する。もちろん、後にチケット販売センターから別途印字されたチケットが郵送されるようにしても良い。
図6は、サービス引換所にあるチケット確認端末の一構成例を示す機能ブロック図である。チケット確認端末4は、通信インターフェイス31と、IPパケット処理部33と、Webブラウザ35と、顧客管理サーバ制御部37と、画面表示部41と、バーコードリーダ43と、を有する。バーコードリーダ43は、顧客が持参したチケットに印字されているバーコードを読み取る。顧客管理サーバ制御部37は、バーコードリーダ43から入力されたIDを顧客管理サーバ3に送出する。Webブラウザ35は、顧客管理サーバ3より送付された共有情報と顧客の画像情報Webページを解析し、画面表示部41に表示させる。
図7は、画面表示部41に表示される情報の例を示す図である。図7に示すように、符号22で示される表示領域にはバーコードリーダが読み出した識別子の番号が表示される。符号24で示される表示領域にはサーバからダウンロードした、識別子に対応するチケット情報が表示される。符号23で示される表示領域にはサーバからダウンロードされた識別子に対応する顧客映像が表示される。サービス引換所では、顧客が保持するチケットの情報および顧客の顔と画面表示部に表示されているチケット情報と顧客映像を比較することで本人であることを確認する。
図8は識別子が音声(声紋)の場合に画面表示部41に表示される情報の例を示す図である。図8に示す画面中の符号22、符号24は、図7の識別子が顧客映像の場合と同じである。符号25は、識別子を視覚的に表現する図と実際は合致したか否かの判定が表示される。識別子を視覚的に表現する図は、たとえば音声の場合は声紋図や音声信号の振幅が挙げられる。
図9は、チケット確認時の処理の流れを示すフローチャート図である。まず、ステップS0において本人認証を開始し、ステップS1においてバーコードリーダによってチケットのIDを読み取ると、ステップS2において、このIDをチケット確認端末4から顧客管理サーバ3に送信する。ステップS3において有効なIDが顧客管理サーバに存在するか否かを判断し、顧客管理サーバは有効なIDが保存されていなければ(N)その旨の情報をチケット確認端末4に返す。その場合、IDが無効であることをチケット確認端末4のオペレータに通知して処理を終了する(ステップS6)。有効なIDが保存されている場合は(Y)、ステップS4においてチケット確認端末4は顧客管理サーバ3から、共有情報、画像情報をダウンロードし、画面表示部11に表示する。上記の処理により、オペレータは、顧客の顔とチケットの内容を、画面表示部11に表示されている情報と比較して、本人であることを確認することができる。
以上の処理により、サービス引換所において、簡単かつ迅速な本人認証が可能になり、なりすましを防止することができる。従って、より安全かつ確実に顧客にサービスを提供できる。
次に、本発明の第2の実施の形態について素面を参照しながら説明を行う。上記第1の実施の形態では、IP−TV電話端末を使った画像の取得による本人認証の例について説明したが、画像入力部を具備しないIP電話端末でも、以下に説明するようにすることにより、本人認証が可能である。本実施の形態では、アトラクション会場の入場口のシーンを例としてこの実施の形態について説明を行う。
図10は、本実施の形態におけるIP電話端末2の一構成例を示す機能ブロック図であり、図2に対応する図である。録音部22は、IP−TV電話音声処理部15から出力される顧客の音声データを録音する。本実施の形態では、オペレータは録音部22からの機能を有効にしてから顧客に特定の単語またはフレーズを発声させ、その声を録音する。この単語またはフレーズは、機械認識が容易な単語でもよいし、現場のアトラクション等で使われる合言葉であってもよい。例えば、合言葉として「開けゴマ」というフレーズを録音させる。
録音された音声データは、上記の画像データの場合と同様に顧客の固有IDに対応づけられて顧客管理サーバ3に保管される。Webページ化されたチケットには、第1の実施の形態と同様に、この固有IDが添付される。チケットは、第1の実施の形態では、顧客が自宅で印字した紙出力であったが、本実施の形態では、顧客の固有IDに対応するRFIDタグが内蔵された物品等であり、例えば、RFIDタグが内蔵されたアトラクションで使われるグッズ(帽子やブレスレットなど)をチケットとして使うことができる。このようなグッズは、チケット販売センターから郵送されるようにしても良いし、アトラクション会場において印字したチケットと引き換えで渡されるようにしてもよい。
図11は、本実施の形態によるチケット確認端末の一構成例を示す機能ブロック図である。顧客管理サーバ制御部37、Webブラウザ35の機能は第1の実施の形態によるチケット確認端末4と同じである。音声入力部51より顧客の話声が入力され、録音部45が、有効な期間の声を適切な符号化と、必要であれば暗号化を行ったうえでIPパケット化する。
チケット確認端末4は、RFIDタグリーダ47によって、チケットに埋め込まれたRFIDタグからIDを取得する。取得のためにRFIDタグリーダ47にチケットをかざすように近接させてもよいし、ある程度距離がはなれていても読み出しが可能な周波数帯域のRFIDタグを使っている場合にはゲートにRFIDタグリーダ47を内蔵させておき、顧客が通過するときにIDを読み出すようにしても良い。
図12は、音声入力部51であるマイクとRFIDタグリーダの配置例Xを示す図である。扉73は通常は閉まっており、チケット確認端末4によって本人認証が成功したときのみに開く。扉73の手前にはゲート71があり、RFIDタグリーダ77が内蔵されている。このRFIDタグリーダ77の場所は、より読み出しやすい場所に配置する。ここでは、ゲート上部に配置している。扉73にはマイク75が埋め込まれている。
図13は、本実施の形態におけるチケット確認端末における処理の流れを示すフローチャートである。図11に示すように、ステップS10に示すように、本人認証確認処理が開始し、ステップS11において顧客がゲートを通過するとRFIDタグリーダによりRFIDが読み出される。ステップS12において、本IDを顧客管理サーバ3に送信する。ステップS13において、有効なIDが顧客管理サーバ3に存在するかどうかを判定し、存在しない場合は(N)、ステップS20において認証失敗を顧客に通知し、ステップS21において処理を終了する。
有効なIDが確認された場合は(Y)、顧客にあらかじめ決められた単語を発声するように促す(ステップS14)。ここで、顧客は事前に録音したフレーズと同じ「開けゴマ」を扉に埋め込まれたマイクに向かって発声する(ステップS15)。一定時間内に顧客からの反応がない場合(N)、例えばマイクに入力される音量レベルが一定の値を超えなかった場合は、再度発声を促す。あらかじめ定められた回数の発声要請があっても顧客からの発声がない場合は顧客に認証失敗を通知する(ステップS19)。顧客の発声に基づく録音ができた場合は(Y)、顧客管理サーバ3に録音データを送信する。顧客管理サーバ3では、あらかじめ保存されている録音データの声紋と、チケット確認端末から送信された録音データの声紋とを解析比較し(ステップS17)、合致したか否かをチケット確認端末に通知する(Y又はN)。
音声データが合致していれば(Y)、ステップS18において、チケット確認端末4は扉を開ける。合致しない場合は(N)、再度顧客に発声を要請するが(ステップS14)、その際、発声要請回数があらかじめ決められていた回数に達した場合には顧客に認証失敗を通知する(ステップS19)。
以上に説明したように、本実施の形態によれば、IP端末を利用したサービスにおいてIP電話端末で本人認証を行うことが可能になる。また、本実施の形態で示したように、本人認証をあたかもアトラクションの一部のよう楽しみながら行うことができ、本人認証が顧客に与える悪印象を軽減することができるという利点もある。
本発明は、IP端末を利用したイベントにおける本人認証に利用可能である。
本発明の第1の実施の形態によるIP端末を利用したサービスに用いられるシステムの一構成例を示す図である。 IP−TV電話端末(オペレータ)の一構成例を示す機能ブロック図である。 IP−TV電話端末(オペレータ)の外観例を示す図である。 IP−TV電話端末(顧客)の一構成例を示す機能ブロック図である。 IP−TV電話端末(顧客)の外観例を示す図である。 チケット確認端末の一構成例を示す機能ブロック図である。 画面表示部に表示される情報の例を示す図である。 識別子が音声(声紋)の場合に画面表示部に表示される情報の例を示す図である。 チケット確認端末の顧客管理サーバ制御部における処理の流れを示すフローチャート図である。 IP−TV電話端末(オペレータ)の一構成例を示す機能ブロック図である。 チケット確認端末の一構成例を示す機能ブロック図である。 チケット確認端末のRFIDタグリーダおよびマイクの配置例を示す図である。 チケット確認端末の顧客管理サーバ制御部の処理の流れを示すフローチャート図である。
符号の説明
1…コンテンツWebサーバ、2…IP−TV電話端末(オペレータ)、3…発注管理サーバ、4…チケット確認端末、5…顧客のIP−TV端末、5a…チケット、8…通信インターフェイス、9…IPパケット処理部、10…キー入力インターフェイス、11…画面表示部、12…画像入力部、13…音声入力部、14…IP−TV電話画像処理部、15…IP−TV電話音声処理部、16…IP−TV電話コマンド処理部、17…Webブラウザ、18…Web生成部、19…記憶部、20…コンピュータWebサーバ制御部。

Claims (10)

  1. 音声または映像音声による通話を行う通話手段と、通話相手端末に情報を送信する送信手段と、を有する通話端末であって、
    前記通話相手端末との通話に基づいて、相手本人を認証するための本人認証情報を取得する手段と、
    送付する情報に、前記本人認証情報又は該本人認証情報に一対一で対応する識別子を付加する手段と
    を有することを特徴とするIP通話端末。
  2. 音声または映像音声による通話を行う通話手段と、通話相手端末に情報を送信する送信手段と、を有するIP通話端末であって、
    前記通話相手端末との通話中に取得した情報に基づいて、相手本人を認証する本人認証情報を取得する手段と、
    前記通話相手端末に送る情報に、前記本人認証情報又は該本人認証情報と一対一で対応する識別子を付加する手段と
    を有することを特徴とするIP通話端末。
  3. 前記通話端末がインターネットによる情報交換および表示機能を有するIP電話であり、
    前記本人認証情報を取得する手段は、前記通話相手端末からの画像を記録する手段であり、
    前記識別子を付加する手段は、録音データに一対一で対応する識別子を付加する手段であることを特徴とする請求項1又は2に記載のIP通話端末。
  4. 前記通話端末がインターネットによる情報交換および表示機能を有するIP電話であり、
    前記本人認証情報を取得する手段は、前記通話相手端末からの音声を録音する手段であり、
    前記識別子を付加する手段は、録音データに一対一に対応する識別子を付加する手段であることを有することを特徴とする請求項1又は2に記載のIP通話端末。
  5. 前記通信端末がインターネットによる情報交換および表示機能を有するIPネットワーク上の情報を表示するIP−TV電話であり、
    該IP−TV電話の画像通信機能により受信した画像ファイルに基づく識別子を情報に付加することを特徴とする請求項1又は2に記載のIP通話端末。
  6. 本人識別情報を保管するサーバまたは該サーバにアクセス可能な情報端末であって、
    通信相手端末との共有情報に付加された本人認証識別子を取得する手段と、
    すでに保管されている識別子が示す本人認証情報と新たに取得した本人識別情報とを比較し、合致するか否かを判断する手段と
    を有することを特徴とするIP通話端末。
  7. 前記相手端末との共有情報をアップロードするテンポラリコンテンツサーバを有し、前記共有情報に対して、連続通話中にのみアクセスできるようにするとともに、該共有情報を用いて、本人認証を行うことを特徴とする請求項6に記載のIP通話端末。
  8. 音声または映像音声による通話を行う通話手段と、通話相手端末に情報を送信する送信手段と、を有するIP通話端末を利用した本人認証方法であって、
    前記通話手段から前記通話相手端末との通話相手本人を認証するための本人認証情報を取得するステップと、
    送付する情報に該本人認証情報又は該本人認証情報に一対一で対応する識別子を、前記送付する情報に対して該情報が判別可能な状態に付加するステップと
    を有することを特徴とする本人認証方法。
  9. 前記本人認証情報は、本人に関連する画像であることを特徴とする請求項8に記載の本人認証方法。
  10. 前記本人認証情報は、本人に関連する音声であることを特徴とする請求項8に記載の本人認証方法。
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