JP2023141783A - 保険契約に関する処理を実行する方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コンピュータが保険契約に関する処理を実行する方法であって、保険契約の関係者のいずれかである第1の関係者によって所定の電話番号に発信された呼の発信元電話番号を取得S104、発信元電話番号を用いて、保険契約を特定する情報と第1の関係者を特定する情報とを検索しS106、第1の関係者に対して、保険契約に関する所定の意思表示を、前記呼を介して行うよう促しS116、第1の関係者から意思表示を受信した場合、意思表示及び/又は第1の関係者からの音声を記録するS122。
【選択図】図1
Description
また、実施形態の方法又はプログラムを実行するコンピュータは、1つであっても複数であってもよく、異なるステップが異なるコンピュータにより実行されてもよい。複数のコンピュータは、異なる管理主体により管理されているコンピュータであってもよい。
本明細書及び図面に開示された動作フローの各ステップは、矛盾のない限り順番を入れ換えて実行されてもよく、複数のステップが同時に実行されてもよい。
各ステップは、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより実現されてもよい。各ステップの全部又は一部は、オペレーティングシステムあるいはハードウェアにより実現されてもよい。
また、「所定の」の語は、修飾される語が単一のものであることを意味せず、複数のものであることを排除しない。例えば、「所定の意思表示」というときの「意思表示」は、単一のものであるとは限らず、複数のものであってもよい。したがって、「保険契約に関する所定の意思表示を、前記呼を介して行うよう促す」ことには、例えば、所定の複数の意思表示を選択肢として提示し、選択を促すことも、含まれる。
保険会社等の保険者には、保険契約の関係者から、当該保険契約に関する所定の意思表示を取得する場合、あるいは、当該保険契約に関する所定の意思表示を伝達される場合があり得る。
別な類型として、保険者が、保険契約の被保険者から、所定の意思表示を取得する場合があり得る。例えば、旅行保険に関し、保険契約者が指定した被保険者に保険契約者自身と異なる者が含まれる場合において、保険者が、当該被保険者として指定された者から、その旅行保険の被保険者となることについて同意する旨の意思表示を取得するときが考えられる。
さらに別な類型として、保険者が、保険契約の保険契約者から、所定の意思表示を取得する場合があり得る。例えば、種々の保険契約に関し、保険契約者から、契約約款の変更について同意する旨の意思表示を取得する場合が考えられる。
別な例としては、保険者が保険契約者から、届出事項の変更を行う旨の意思表示を伝達される場合が考えられる。
しかしながら、書面による手続は、記入を行う保険契約の関係者にとって煩瑣であり得るうえ、保険者にとってもデータ入力を含む事務負担が大きくなり得る。特に、書面に記入誤りを含む不備がある場合には、修正のために、保険者及び保険契約の関係者の双方に、少なからぬ対応負担が発生する。これに対し、インターネットを通じた電子的な手続に関しては、書面による手続における負担は取り除かれ得る利点があるが、情報セキュリティの確保を要するほか、手続を行う保険契約の関係者が、電子的な手続に応ずるとは限らず、また、常にインターネットを利用可能な環境にいるとは限らないという問題がある。
当該実施形態においては、まず、保険契約を特定する情報とその保険契約の関係者の電話番号とを対応づけた情報を含む対応情報が、コンピュータの記憶部に準備されている。そのうえで、処理を実行するコンピュータは、電話を受ける、すなわち受呼すると(S102)、一連のステップを実行する。
保険契約の関係者は、電話を介して意思表示を行うことにより、書面の記入や電子的な手続の遂行なしに、保険契約に関する手続を進行させることが可能になり得る。保険者にとっても、コンピュータが意思表示を自動的に取得しその記録を取ったうえで、保険契約に関する処理を進行させることが可能となり、事務負担の除去又は軽減が実現され得る。
その所定の処理は、限定されないが、前記保険契約の保険金額の減額又は保険金額を零に変更することを含み得る。
当該実施形態は、実行された前記所定の処理の内容を前記保険契約の保険契約者に伝えるステップを更に有していてもよい。
その所定の処理は、限定されないが、前記保険契約の保険金額の減額又は保険金額を零に変更することを含み得る。
当該実施形態は、実行された前記所定の処理の内容を前記保険契約の保険契約者に伝えるステップを更に有していてもよい。
以下の実施形態は、方法の発明、プログラムの発明、プログラムが処理を実行させるコンピュータからなる装置の発明、及びプログラムを記録した記憶媒体の発明などのカテゴリとして把握され得る。
なお、「実施形態の方法又はプログラム」を、適宜、「実施形態の方法」と省略して記す。
再び図1を参照し、開示の技術の一実施形態におけるメインルーチンの処理S100を説明する。
前述のとおり、当該実施形態においては、まず、保険契約を特定する情報とその保険契約の関係者の電話番号とを対応づけた情報を含む対応情報が、コンピュータの記憶部に準備されている。そのうえで、実施形態の方法又はプログラムを実行するコンピュータは、電話を受ける、すなわち受呼すると(S102)、一連のステップを実行する。それらステップの実行においては、当該コンピュータにより制御されるIVR装置が用いられ得る。
ここで、記憶部は、実施形態の方法又はプログラムを実行するコンピュータの一部に存在する必要はなく、アクセス可能であれば、当該コンピュータの外部に存在していてもよい。
続くステップS106では、ステップS104で取得された発信元電話番号を用いて、前記記憶部に準備されている前記対応情報が検索されることで、前記保険契約を特定する情報と前記第1の関係者を特定する情報とが検索される。
そのステップS108での判断の結果がYESである場合、すなわち、前記保険契約に関し、前記第1の関係者の意思表示が既に登録されているとの判断がなされた場合には、ステップS110において、登録されている意思表示の内容が、前記呼を介して第1の関係者に伝達される。例えば、第1の関係者である、旅行保険の被保険者として指定された者が、いったん、その旅行保険の被保険者となることについて同意しない旨の意思表示を行い、当該意思表示が登録されている場合において、第1の関係者が、関連した説明を聞くなどして翻意し、同意する旨の意思表示を行うべく、所定の電話番号に呼を発信したときには、その第1の関係者は、以前自身が行った意思表示の内容を確認したうえで、同意する旨の意思表示の登録に向けて進むことができる。ステップS110の後にはステップS112に進む。
ステップS108での判断の結果がNOである場合、すなわち、前記保険契約に関し、前記第1の関係者の意思表示が登録されてはいない場合には、ステップS110は実行されず、ステップS112に進む。
そのステップS112での判断の結果がNOである場合、すなわち、前記保険契約に関し、所定の意思表示を受け付ける期限内ではないとの判断がなされた場合には、ステップS114において、所定意思表示の受付期限外に受呼した旨が、前記呼を介して第1の関係者に伝達され、終呼される。
ステップS112での判断の結果がYESである場合には、ステップS114は実行されず、ステップS116に進む。
所定の意思表示は、更に別な例では、第1の関係者が、保険者から契約約款の変更の内容を通知されている保険契約者である場合における、その契約約款の変更について同意するか否かについての意思表示である。
そのステップS118での判断の結果がNOである場合、すなわち、前記第1の関係者から所定の意思表示が受信されなかったとの判断がなされた場合には、ステップS120において、所定意思表示不受信時の処理が行われる。
ステップS118での判断の結果がYESである場合、すなわち前記第1の関係者から所定の意思表示が受信されたとの判断がなされた場合には、ステップS120は実行されず、ステップS122に進む。
なお、前記第1の関係者から所定の意思表示を受信するタイミングと、当該第1の関係者から音声を受信する場合においてその音声を受信するタイミングとの、前後は問わない。例えば、実施形態の方法を実行するコンピュータは、前記第1の関係者に対して、保険契約に係る事項について同意する場合には、所定の情報を発声し、続いて前記呼の発信元の電話機ないし端末において特定の番号キー等を押すよう、促すとともに、録音機能をオンにし、前記第1の関係者により発声がなされ、続いて当該特定の番号キーが押された場合、その番号キーの押下による同意の意思表示、及び、録音された前記第1の関係者が発した音声を、記録するようにしてもよい。
以上で、メインルーチンの処理S100は終了する。
図2は、実施形態において、割り込み処理によって実行され得る、所定意思表示の受付期限に関する処理S200の例を示すフローチャートである。当該割り込み処理は、所定の時間間隔で、又は任意のタイミングで実行され得る。
図2に示される処理は、割り込み処理によって実行される代わりに、図1に示される処理を実行するコンピュータとは別のコンピュータにより実行されることもできる。当該別のコンピュータは、図1に示される処理を実行するコンピュータから独立しているコンピュータであってもよい。
図2に示される処理は、管理対象の保険契約のすべてを対象に、それら契約の各々について実行され得る。
第2の時は、前記ステップS112における「所定の意思表示を受け付ける期限」と異なっていてよいが、同じでもよい。
ステップS208についての更に別な例は、所定の意思表示が、保険契約の関係者から、当該保険契約に係る希望ないし要望事項の保険者への伝達のために行われる場合に関する。例えば、第1の関係者より、保険契約に基づく保険金の給付あるいはサービスの提供を受ける旨の希望が、意思表示として保険者に伝達され、記録されているが、必要とされた音声の記録は行われないまま、意思表示から起算して所定の第2の時が経過したような場合に、ステップS208が実行されることにより、その状況に応じた所定の処理(例えば、当該希望に応じないこととし、そのことを記録する処理)を、コンピュータにより自動的に実行することが可能となる。
ステップS208の後には、ステップS210に進み、ステップS208において実行された所定の処理の内容を保険契約者に伝えるメッセージが発信される。当該メッセージは、形態を問わない。例えば、当該メッセージは、SMS、電子メール、電話、郵便等、種々の形態をとり得る。
他方、所定意思表示の受付期限に関する処理として、前記ステップS204、S208、及びS210における処理を必要としない場合には、上述の処理S200は、実行されなくてもよい。あるいは、前記ステップS204、S208、及びS210のいずれかにおける処理を必要としない場合には、上述の処理S200は、その一部が実行されなくてもよい。
以上で、処理S200は終了する。
具体的には、ステップS202からステップS210を、例えば、メインルーチンのステップS112の直前に置く。そのうえで、それらステップS202からステップS210において、「保険契約」をステップS106にて特定された前記保険契約と、また「保険契約の関係者のいずれか」をステップS106にて特定された前記第1の関係者とする。
このようにすることによって、変形例の処理S200は、メインルーチンの一部として組み込まれる。当該処理の後に、ステップS112に進む。
変形例の処理S200を組み込むメインルーチンの場所は、ステップS120の直前であってもよい。
なお、こうした変形例の場合も、ステップS204、S208、及びS210のいずれかにおける処理を必要としない場合には、一部が実行されなくてもよい。また、メインルーチンの一部として組み込まれた変形例の処理S200は、図2を参照して説明した、割り込み処理によって実行され得る処理S200と、併存させてもよい。
図3及び図4は、前記ステップS106における、保険契約を特定する情報と第1の関係者を特定する情報とを検索する処理について、更なる実施形態の例(サブルーチンであるS300)を示すフローチャートである。
実施形態の方法又はプログラムを実行するコンピュータは、ステップS302において、ステップS104で取得された発信元電話番号を用いて、前記記憶部の対応情報を検索することで、保険契約を特定する情報と第1の関係者を特定する情報とを検索する。
そのステップS304での判断の結果がNOである場合、すなわち、第1の関係者が一意に特定されなかった場合(取得された発信元電話番号に対応する関係者が存在しない場合も含む。)には、ステップS306に進む。当該ステップS306において、実施形態の方法又はプログラムを実行するコンピュータは、第1の関係者を一意に特定するための第1の付加情報を、前記呼を介して提供するよう第1の関係者に促す。かかる第1の付加情報としては、例えば、保険契約の契約時に登録した電話番号、当該関係者の生年月日、氏名、住所、若しくは顧客ID、又は保険者に届け出済みの、当該関係者を特定するその他の情報を用いることができる。前記呼を介した第1の付加情報の提供は、第1の関係者が使用する電話機ないし端末のキー操作により行われるようにしてもよく、第1の関係者の音声による応答を公知の音声認識技術で認識することにより行われるようにしてもよい。ステップS306の後は、ステップS308に進む。
ステップS304での判断の結果がYESである場合、すなわち、第1の関係者が一意に特定された場合には、ステップS306からステップS316は実行されず、ステップS402に進む。
そのステップS308での判断の結果がNOである場合、すなわち、所定の時間内に第1の付加情報が受信されなかった場合には、ステップS312に進み、再呼の依頼を第1の関係者に伝達して終呼する。
ステップS308での判断の結果がYESである場合、すなわち、所定の時間内に第1の付加情報が受信された場合には、前記呼を介して前記第1の付加情報が取得されたことになる。この場合、ステップS310に進み、取得された第1の付加情報を更に用いて、第1の関係者を特定する情報の検索が行われる。実施形態においては、第1の関係者を特定する情報と第1の付加情報とを対応づけた対応情報が、前記記憶部又はコンピュータの記憶媒体における他の場所に準備されており、その記憶部又は当該他の場所を対象に、検索がなされる。ステップS310の後は、ステップS314に進む。
そのステップS314での判断の結果がNOである場合、すなわち、第1の関係者が一意に特定されなかった場合(取得された第1の付加情報に対応する関係者が存在しない場合も含む。)には、ステップS316に進み、再呼の依頼を第1の関係者に伝達して終呼する。
ステップS314での判断の結果がYESである場合、すなわち、第1の関係者が一意に特定された場合には、ステップS402に進む。
そのステップS402での判断の結果がNOである場合、すなわち、対象の保険契約が1契約に特定されなかった場合には、ステップS404に進む。当該ステップS404において、実施形態の方法又はプログラムを実行するコンピュータは、複数個の保険契約のうちのいずれかを特定する第2の付加情報を、前記呼を介して提供するよう第1の関係者に促す。かかる第2の付加情報としては、例えば、保険契約の対象を特定する情報(例えば、旅行保険の場合における行先若しくは期間の情報、自動車保険の場合における車両の情報)、保険契約の加入申込日、若しくは保険証券の番号、又は保険契約を特定するその他の情報を用いることができる。前記呼を介した第2の付加情報の提供は、第1の関係者が使用する電話機ないし端末のキー操作により行われるようにしてもよく、第1の関係者の音声による応答を公知の音声認識技術で認識することにより行われるようにしてもよい。ステップS404の後は、ステップS406に進む。
ステップS402での判断の結果がYESである場合、すなわち、対象の保険契約が1契約に特定された場合には、ステップS404からステップS414は実行されず、サブルーチンであるS300の処理を終了する。
そのステップS406での判断の結果がNOである場合、すなわち、所定の時間内に第2の付加情報が受信されなかった場合には、ステップS410に進み、再呼の依頼を第1の関係者に伝達して終呼する。
ステップS406での判断の結果がYESである場合、すなわち、所定の時間内に第2の付加情報が受信された場合には、前記呼を介して前記第2の付加情報が取得されたことになる。この場合、ステップS408に進み、取得された第2の付加情報を更に用いて、保険契約を特定する情報の検索が行われる。実施形態においては、保険契約を特定する情報と第2の付加情報とを対応づけた対応情報が、前記記憶部又はコンピュータの記憶媒体における他の場所に準備されており、その記憶部又は当該他の場所を対象に、検索がなされる。ステップS408の後は、ステップS412に進む。
そのステップS412での判断の結果がNOである場合、すなわち、保険契約のいずれか1契約が特定されなかった場合(取得された第2の付加情報に対応する保険契約が存在しない場合も含む。)には、ステップS414に進み、再呼の依頼を第1の関係者に伝達して終呼する。
ステップS412での判断の結果がYESである場合、すなわち、保険契約のいずれか1契約が特定された場合には、サブルーチンであるS300の処理を終了する。第2の付加情報を用いたステップS408での検索により、保険契約のいずれか1契約が特定されたことによって、前記ステップS122では、前記意思表示及び/又は前記第1の関係者からの音声が、第2の付加情報により特定された保険契約及び/又は前記第1の関係者に対応づけて記録されることとなる。
図5は、前記ステップS120における、所定意思表示不受信時の処理について、更なる実施形態の例(サブルーチンであるS500)を示すフローチャートである。
ステップS502では、所定の意思表示を否定する意思表示が受信されたか否かの判断がなされる。ここで、所定の意思表示を否定する意思表示は、例えば、保険契約の意思を有しない旨の意思表示、被保険者となることについて同意しない旨の意思表示、あるいは、契約約款の変更について同意しない旨の意思表示である。
図6は、前記ステップS122における、意思表示及び/又は第1の関係者からの音声を保険契約及び/又は第1の関係者に対応づけて記録する処理について、更なる実施形態の例(サブルーチンであるS600)を示すフローチャートである。
そのステップS122は、「メインルーチンの処理」にて前述のとおり、ステップS118での判断の結果がYESである場合、すなわち前記第1の関係者から所定の意思表示が受信されたとの判断がなされた場合に進むステップであり、サブルーチンS600では、そのように前記第1の関係者から所定の意思表示が受信されたことを受けて、一連の処理が行われる。
ステップS604では、前記保険契約の保険金額が所定の金額を超えるか否かの判断がなされる。
そのステップS604での判断の結果がNOである場合、すなわち、保険金額が所定の金額を超えない場合には、ステップS606からステップS612は実行されず、ステップS614に進む。
ステップS604での判断の結果がYESである場合、すなわち、保険金額が所定の金額を超える場合には、第1の関係者からの音声を記録するため、ステップS606に進む。
当該ステップS606において、実施形態の方法又はプログラムを実行するコンピュータは、個人を特定する所定の情報を発声するよう第1の関係者に促す。
そのステップS608での判断の結果がYESである場合、すなわち、所定の情報の発声がなされた場合には、ステップS610に進む。当該ステップS610においては、第1の関係者からの音声が、前記保険契約及び/又は第1の関係者に対応づけて記録される。次いで、ステップS614に進む。
ステップS608での判断の結果がNOである場合、すなわち、所定の情報の発声がなされない場合には、ステップS612に進み、コンピュータは、再呼の依頼を第1の関係者に伝達して終呼する。
以上で、サブルーチンであるS600の処理を終了する。
図7は、実施形態の方法又はプログラムを実行するコンピュータ700のハードウェア構成例を示す図である。
当該コンピュータ700は、CPU702、ROM704、RAM706、キー操作部708、通信部710、表示部712、及び外部記憶制御部714を有する。当該コンピュータ700は、外部記憶制御部714により、メモリ716に記憶された実施形態のプログラムを読み込んで動作することが可能である。実施形態のプログラムは、ROM704及びRAM706にも保存され得る。すなわち、実施形態のプログラムは、一時的でない(non-transitory)、実体のある(tangible)、そして機械可読の(machine-readable)記憶媒体であるメモリ716、ROM704、及び/又はRAM706に記憶される。
前記記憶部は、記憶媒体であるメモリ716、ROM704、及び/又はRAM706に形成され得る。また、前記記憶部は、通信部710を介してアクセス可能な、コンピュータ700とは別のコンピュータに制御される記憶媒体に形成されていてもよい。
当該コンピュータ700は、さらに、IVR装置制御部718を有する。コンピュータ700は、IVR装置制御部718を介してIVR装置720を制御し、動作させることが可能である。
当該コンピュータ700が他の構成要素も有し得ることは、いうまでもない。
当該コンピュータ700は、実施形態の方法又はプログラムを実行するCPU702の管理のもとに動作する。
Claims (17)
- コンピュータが保険契約に関する処理を実行する方法であって、
保険契約を特定する情報と前記保険契約の関係者の電話番号とを対応づけた情報を含む対応情報が記憶部に準備されており、
前記関係者のいずれかである第1の関係者によって所定の電話番号に発信された呼の発信元電話番号を取得するステップと、
前記発信元電話番号を用いて、前記対応情報を検索することで、前記保険契約を特定する情報と前記第1の関係者を特定する情報とを検索するステップと、
前記第1の関係者に対して、前記保険契約に関する所定の意思表示を、前記呼を介して行うよう促すステップと、
前記第1の関係者から前記意思表示が受信された場合、前記意思表示及び/又は前記第1の関係者からの音声を、前記保険契約及び/又は前記第1の関係者に対応づけて記録するステップと、
を有する
保険契約に関する処理を実行する方法。 - 前記関係者は、前記保険契約の保険契約者、被保険者、又は加入依頼者の少なくともいずれかを含む、
請求項1に記載の保険契約に関する処理を実行する方法。 - 前記意思表示は、前記保険契約に係る事項について同意する旨の意思表示である、
請求項1又は2に記載の保険契約に関する処理を実行する方法。 - 前記意思表示は、前記保険契約に係る事項であって前記関係者のいずれかから通知されている事項について確認する旨の意思表示である、
請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の保険契約に関する処理を実行する方法。 - 前記検索するステップは、前記第1の関係者を一意に特定できない場合、前記第1の関係者を一意に特定するための第1の付加情報を、前記呼を介して提供するよう前記第1の関係者に促すステップと、
前記呼を介して、前記第1の付加情報を取得するステップと、
を更に有し、
前記検索するステップは、前記第1の付加情報を更に用いて、前記第1の関係者を一意に特定する、
請求項1ないし4のうちいずれか1項に記載の保険契約に関する処理を実行する方法。 - 所定の第1の時までに前記意思表示及び/又は前記第1の関係者からの音声が記録できない場合、前記保険契約の保険契約者に前記意思表示及び/又は前記第1の関係者からの音声が記録できないことを報知するステップと、
を更に有する請求項1ないし5のうちいずれか1項に記載の保険契約に関する処理を実行する方法。 - 所定の第2の時までに前記意思表示及び/又は前記第1の関係者からの音声が記録できない場合、前記保険契約に係る事項について所定の処理を実行するステップ、
を更に有する請求項1ないし6のうちいずれか1項に記載の保険契約に関する処理を実行する方法。 - 前記意思表示に応じて、前記保険契約に係る事項について所定の処理を実行するステップ、
を更に有する請求項1ないし7のうちいずれか1項に記載の保険契約に関する処理を実行する方法。 - 前記検索するステップで特定された前記保険契約が複数個存在する場合、複数個の前記保険契約のうちのいずれかを特定する第2の付加情報を取得するステップ、
を更に有し、
前記記録するステップは、前記意思表示及び/又は前記第1の関係者からの音声を、前記第2の付加情報により特定された前記保険契約及び/又は前記第1の関係者に対応づけて記録する、
請求項1ないし8のうちいずれか1項に記載の保険契約に関する処理を実行する方法。 - 前記第1の付加情報は、前記第1の関係者の生年月日の情報を含む、
請求項5に記載の保険契約に関する処理を実行する方法。 - 実行された前記所定の処理の内容を前記保険契約の保険契約者に伝えるステップ、
を更に有する請求項7又は8に記載の保険契約に関する処理を実行する方法。 - 前記所定の処理は、前記保険契約の保険金額の減額又は保険金額を零に変更することを含む、
請求項7又は8に記載の保険契約に関する処理を実行する方法。 - 前記記録するステップは、前記保険契約の保険金額が所定の金額を超える場合に、前記第1の関係者からの音声を記録する、
請求項1ないし12のうちいずれか1項に記載の保険契約に関する処理を実行する方法。 - 前記保険契約は、前記保険契約の当事者の間で口頭によりなされたものである、
請求項1ないし13のうちいずれか1項に記載の保険契約に関する処理を実行する方法。 - 前記保険契約は、損害保険契約である、
請求項1ないし14のうちいずれか1項に記載の保険契約に関する処理を実行する方法。 - 前記保険契約は、旅行保険、家財保険、又は地震保険の契約である、
請求項15に記載の保険契約に関する処理を実行する方法。 - 請求項1ないし16のうちいずれか1項に記載の保険契約に関する処理を実行する方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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