JP2007243754A - 印刷装置および印刷方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】証明写真として適切なものを印刷すること。
【解決手段】印刷装置1は、証明写真の元画像の不適画像条件のデータ21を記憶する記憶手段14を有する。判断手段31は、証明写真の元画像として指定される原画像データ3の画像が不適画像条件に該当するか否かを判断する。通知手段13は、原画像データ3の画像が不適画像条件に該当すると判断された場合、それを通知する。印刷手段16は、原画像データ3の画像が不適画像条件に該当すると判断されなかった場合、原画像データ3に基づく証明写真を印刷する。
【選択図】図1
【解決手段】印刷装置1は、証明写真の元画像の不適画像条件のデータ21を記憶する記憶手段14を有する。判断手段31は、証明写真の元画像として指定される原画像データ3の画像が不適画像条件に該当するか否かを判断する。通知手段13は、原画像データ3の画像が不適画像条件に該当すると判断された場合、それを通知する。印刷手段16は、原画像データ3の画像が不適画像条件に該当すると判断されなかった場合、原画像データ3に基づく証明写真を印刷する。
【選択図】図1
Description
本発明は、印刷装置および印刷方法に関する。
特許文献1は、原画像をトリミングし、印刷する画像作成システムを開示する。
特許文献2は、人物の肌色を、予め備えられている肌色補正目標値を基準として補正し、証明写真を得る証明写真システムを開示する。
特許文献1や特許文献2に開示されるように、人物を写した写真データから、証明写真を生成することができる。証明写真を必要とする人は、特許文献1や特許文献2に開示されるシステムを利用して、自らの手で証明写真を作成することが可能である。
しかしながら、このようにして自らの手で作成した証明写真は、各種申請時において不適切であると判断され、返されてしまうことがある。特に、パスポートやビザの申請に必要とされる証明写真などを自ら作成した場合にあっては、不適切であると判断されてしまうことが比較的多く見受けられる。
証明写真が返されてしまう理由は、必ずしも明確ではなく、サイズなどが規格で定められている事項以外は、申請を受理する職員の主観に依るところが大きい。
本発明は、証明写真として適切なものを印刷することができる印刷装置および印刷方法を得ることを目的とする。
本発明に係る印刷装置は、証明写真用の不適画像条件の条件データを記憶する記憶手段と、条件データに基づき、証明写真の元画像として指定される原画像データの画像が不適画像条件に該当するか否かを判断する判断手段と、原画像データの画像が不適画像条件に該当すると判断された場合、それを通知する通知手段と、原画像データの画像が不適画像条件に該当すると判断されなかった場合、原画像データに基づく証明写真を印刷する印刷手段と、を有するものである。
この構成を採用すれば、印刷装置は、記憶手段が記憶する不適画像条件に該当する画像の原画像データが、証明写真の元画像として指定されたとしても、証明写真を印刷しない。したがって、印刷装置は、証明写真の元画像としての原画像データが指定されたらそのまま証明写真を印刷してしまうものに比べて、証明写真としてより適当なものを印刷することができる。
本発明に係る印刷装置は、上述した発明の構成に加えて、記憶手段が、条件データとして、写真中に証明写真で必要とする人物の所定の撮影部位が含まれないこと、写真中の人物の肌色部分の明暗差が所定値以上であること、人物の顔における所定の部位が特定できないこと、および、人物の目の周囲に色とびがあることの中の少なくとも1つをデータ化したものを記憶するものである。
この構成を採用すれば、判断手段は、原画像データの画像が、たとえば、写真中に証明写真で必要とする人物の肩口などの所定の撮影部位を含んでいないとき、写真中の人物の肌色部分が影などにより極端な明暗となっているとき、人物の目、口などの所定の部位がめがねやマスクなどで覆われているとき、あるいは、めがねの逆光反射などにより人物の目の周囲に色とびがあるときなどにおいては、不適画像条件に該当すると判断する。印刷装置は、印刷をせずに、原画像データの画像が不適画像条件に該当すると判断したことを通知する。印刷装置は、申請時に証明写真として不適切であると判断され易いこれらの不適画像条件の写真の画像が原画像データとして指定された場合、印刷をせずに不適画像条件に該当するものであることを通知する。
本発明に係る印刷装置は、上述した発明の各構成に加えて、原画像データの画像に対して画像補正を含む画像処理をして証明写真用の写真データを生成する画像処理手段を有する。そして、印刷手段は、画像処理手段により生成される証明写真用の画像データを、原写真データに基づく証明写真の印刷に用いる。
この構成を採用すれば、印刷装置は、原画像データの画像を補正した画像を、証明写真として印刷する。印刷装置は、好適な画質の証明写真を印刷することができる。しかも、不適画像条件に該当しない画像を補正するようにすることで、補正し過ぎてしまうことがない。印刷装置は、印刷した証明写真の人物と、実際の人物との同一視認性を損なうことが無いように、良好な画質の証明写真を印刷することができる。
本発明に係る印刷装置は、上述した発明の各構成に加えて、画像処理手段が、原画像データの画像に対して、肌色補正、赤目補正、逆光補正、影補正、輪郭強調補正、および背景の所定の単色での塗りつぶし加工の中の少なくとも1つの画像処理をするとともに、画像中の人物の位置および大きさが証明写真の規格に適合するように、証明写真の規格に合わせた画像サイズにトリミングして、証明写真用の画像データを生成するものである。
この構成を採用すれば、印刷装置は、画像サイズや画像中の人物の位置および大きさが、証明写真として適当となるように印刷する。しかも、その証明写真に適した画像では、肌色補正、赤目補正、逆光補正、影補正、輪郭強調補正、あるいは背景の所定の単色での塗りつぶし加工などが施されている。印刷装置が印刷する証明写真は、証明写真として良好なものとなる。
本発明に係る印刷装置は、上述した発明の各構成に加えて、画像処理手段が、原画像データの画像に対して、少なくとも肌色補正、輪郭強調補正、赤目補正、および背景の所定の単色での塗りつぶし加工をするとともに、画像中の人物の位置および大きさが証明写真の規格に適合するように、証明写真の規格に合わせた画像サイズにトリミングして、証明写真用の画像データを生成するものである。
この構成を採用すれば、印刷装置は、画像サイズや画像中の人物の位置および大きさが、証明写真として適当となるように印刷する。しかも、その証明写真に適した画像では、少なくとも肌色補正、輪郭強調補正、赤目補正、および背景の所定の単色での塗りつぶし加工が施されている。印刷装置が印刷する証明写真は、証明写真として良好なものとなる。
本発明に係る印刷装置は、上述した発明の各構成に加えて、記憶手段が、顔の肌色の明暗差が所定値以上であるという条件データを記憶し、画像処理手段が、その条件データに基づき、原画像データの画像に対して肌色補正あるいは影補正を実行するものである。
この構成を採用すれば、画像処理手段は、顔の肌色の明暗差が所定値以上でないと判断された原画像データの画像に対して肌色補正あるいは影補正を実行する。この肌色補正あるいは影補正により、画像中の人物と実際の人物との同一視認性を損なわないようにすることができる。
本発明に係る印刷装置は、上述した発明の各構成に加えて、記憶手段が、目の周囲に所定値以上に白い色とびがあるという条件データを記憶し、画像処理手段が、その条件データに基づき、原画像データの画像に対して逆光補正を実行するものである。
この構成を採用すれば、画像処理手段は、目の周囲に所定値以上に白い色とびがないと判断された原画像データの画像に対して逆光補正を実行する。この逆光補正により、画像中の人物と実際の人物との同一視認性を損なわないようにすることができる。
本発明に係る印刷方法は、証明写真の元画像として指定される原画像データの画像が、記憶手段に記憶される不適画像条件に該当するか否かを判断するステップと、原画像データの画像が不適画像条件に該当すると判断された場合、それを通知するステップと、原画像データの画像が不適画像条件に該当すると判断されなかった場合、原画像データに基づく証明写真を印刷するステップと、を有するものである。
この方法を採用すれば、印刷装置は、記憶手段に記憶する不適画像条件に該当する画像の原画像データが証明写真の元画像として指定されたとしても、証明写真を印刷しない。したがって、印刷装置は、証明写真の元画像としての原写真データが指定されたらそのまま証明写真を印刷してしまうものに比べて、証明写真としてより適当なものを印刷することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る印刷装置および印刷方法を、図面に基づいて説明する。印刷装置は、プリンタを例として説明する。印刷方法は、プリンタの動作として説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るプリンタ1の構成を示すブロック図である。プリンタ1は、カードリーダデバイス10を有する。カードリーダデバイス10には、データ書込み可能な記録媒体としてのメモリカード2を抜したり、抜いたりすることができる。カードリーダデバイス10は、装着されたメモリカード2からデータを読み込んだり、装着されたメモリカード2へデータを書き込んだりする。
メモリカード2は、不揮発性の半導体メモリを有するものであり、その外形がカード形状に形成されるものである。メモリカード2には、コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートカード、マルチメディアカード、SDカード、メモリースティックなどがある。メモリカード2は、証明写真の原画像として利用することができる画像の画像データ3を記憶する。
図2は、図1中のメモリカード2に記憶される画像データ3による画像の一例である。図2の画像は、デジタルスチルカメラにより撮像されたものであり、その中心に一人の人物の顔が撮影されている。また、人物の周りには、撮影した場所にある物が背景として撮像されている。なお、この画像の縦横比は3:4である。
なお、プリンタ1は、カードリーダデバイス10以外のデバイスを読み書きするデバイスを有するものであってもよい。メモリカード2以外の記録媒体には、たとえばCD−RW、DVD−RAMなどのディスク型記録媒体、ハードディスクドライブを有するカード型メモリデバイスなどがある。さらには、それらのデバイス、たとえば外付けのハードディスクドライブデバイス、デジタルスチルカメラなどが装抜可能なものであってもよい。
カードリーダデバイス10は、プリンタ1に内蔵されるマイクロコンピュータ11に接続される。マイクロコンピュータ11には、この他にも、操作デバイス12、通知手段としての表示デバイス13、記憶手段としての本体メモリ14、タイマ15、印刷手段としての印刷エンジン16などが接続される。
操作デバイス12は、図示外の複数の操作キーを有する。操作キーには、たとえばテンキー、十字キー、印刷ボタンなどがある。操作デバイス12は、操作キーが操作されると、その操作された操作キーに対応する入力データをマイクロコンピュータ11へ出力する。
表示デバイス13は、図示外のディスプレイを有する。ディスプレイには、たとえば液晶ディスプレイがある。プリンタ1では、たとえは1.5型、2.4型、3.5型などのフルカラーの液晶ディスプレイが用いられる。表示デバイス13は、マイクロコンピュータ11から表示データが供給されると、その表示データに基づく画像をディスプレイに表示する。
本体メモリ14は、プリンタ1が印刷に使用する各種の設定データや、プリンタ1が印刷処理中に一時的に生成するデータなどを記憶する。本体メモリ14は、たとえば半導体メモリ、ハードディスクドライブなどにより構成される。なお、本体メモリ14は、マイクロコンピュータ11の一部として実現されていてもよい。
プリンタ1が使用する各種の設定データには、たとえば不適画像条件データ21、サイズデータ22、テンプレートデータ23、証明写真印刷不可通知用の表示データ24などがある。
図3は、不適画像条件の一例を示す図である。不適画像条件は、証明写真として不適と判断される条件であり、複数の評価項目により構成される。図3では、各行が各評価項目に対応している。不適画像条件の評価項目には、たとえば、画像中に人物の肩口および頭頂が撮像されていないこと、顔の肌色の明暗差が所定値以上であること、2つの目および口を特定できないこと、目の周囲に所定値以上に白い色とびがあることなどである。図1中の不適画像条件データ21は、この不適画像条件をデータ化したものである。たとえば顔の肌色の明暗差が所定値以上であるという評価項目は、その所定値と、その所定値を用いた真偽判定式とでデータ化することができる。
図4は、証明写真でのテンプレートの一例を示す図である。図4のテンプレートは、パスポート写真用のテンプレートの一例である。図中の点線は、テンプレートと重ねて評価される人物の位置の一例を示すものである。パスポート写真では、顔の長さを15から19ミリメートルにすること、頭頂と写真の上縁との間隔を5から9ミリメートルにすること、顔の中心を写真の左端から15から19ミリメートルとすること、などが規定される。図1中のテンプレートデータ23は、これらテンプレートの規定をデータ化したものである。テンプレートデータ23は、証明写真における輪郭に対する顔の撮影位置などの条件を規定する。
サイズデータ22は、プリンタ1で印刷する画像の縦横の長さを示すデータである。サイズデータ22は、たとえば証明写真の縦横の長さであればよい。また、サイズデータ22は、ミリメートルなどの長さを単位とするデータであっても、ドット数などのデータであってもよい。たとえばパスポート写真の場合、図4に示すように、縦45ミリメートル、横35ミリメートルのサイズの写真とすることが規定される。パスポート写真の縦横比は、4.5:3.5である。
証明写真印刷不可通知用の表示データ24は、たとえば表示デバイス13に「元画像が不適切です。」などの通知を表示させるためのデータである。なお、本体メモリ14には、証明写真の印刷不可を通知する表示データの替わりに、証明写真印刷不可通知用の音声データなどが記憶されていてもよい。この音声データが供給されると、図示外のスピーカは、証明写真の印刷不可を音声で通知する。
プリンタ1が印刷処理中に一時的に生成するデータとしては、たとえば証明写真用の画像データ25などがある。証明写真用の画像データ25は、証明写真のサイズに相当する画像サイズの画像データである。
タイマ15は、時刻情報を生成する回路である。タイマ15は、生成した時刻情報をマイクロコンピュータ11へ出力する。
印刷エンジン16は、図示外の用紙への印刷を実行する。印刷エンジン16は、たとえばプリンタ1の図示外の給紙トレイにセットされた用紙を排紙トレイへ搬送する。印刷エンジン16は、その搬送途中において用紙へ向けてインクを吐出する。これにより、用紙にはインクで描画された画像が印刷される。
マイクロコンピュータ11は、図示外の印刷プログラムを実行する。これにより、マイクロコンピュータ11には、画像処理手段および判断手段としての印刷指示部31、印刷実行部32などが実現される。
なお、印刷プログラムは、たとえばマイクロコンピュータ11内の図示外のメモリや、本体メモリ14に記憶されていればよい。印刷プログラムは、プリンタ1の出荷前にこれらのメモリに記憶されたものであっても、プリンタ1の出荷後にこれらのメモリに記憶されたものであってもよい。プリンタ1の出荷後にこれらのメモリに記憶される印刷プログラムは、たとえばCD−ROMなどのコンピュータ読取可能な記録媒体や、インターネットなどの伝送媒体により、プリンタ1のユーザへ提供されればよい。
印刷指示部31は、選択した画像データを選択した印刷条件で印刷する印刷指示を生成する。印刷指示部31は、たとえばメモリカード2に記憶される画像データ3を選択する。印刷指示部31は、選択した画像データ3を証明写真の印刷条件で印刷する印刷指示を生成する。印刷指示部31は、選択した画像データ3の画像を証明写真の元画像として、証明写真用の画像データ25を生成する。印刷指示部31は、証明写真用の画像データ25による画像を印刷する印刷指示を生成する。
印刷実行部32は、印刷指示部31が生成した印刷指示に基づいて、印刷エンジン16を制御する。印刷実行部32は、印刷エンジン16に、印刷指示により指定された印刷を実行させる。印刷実行部32は、たとえば印刷エンジン16にプリンタ1の図示外の給紙トレイにセットされた用紙を搬送させる。印刷実行部32は、印刷エンジン16にインクを吐出させる。印刷実行部32は、印刷エンジン16に用紙を排出トレイへ搬送させる。
次に、以上の構成を有するプリンタ1による印刷動作を説明する。以下の説明では、パスポート用の証明写真を印刷する場合を例として説明する。
図5は、証明写真を印刷する場合に印刷指示部31が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
証明写真を印刷する場合、印刷指示部31は、証明写真の原画像の画像データを取得する(ステップST1)。
具体的にはたとえば、印刷指示部31は、カードリーダデバイス10に装着されているメモリカード2から画像データ3を読み込む。印刷指示部31は、読み込んだ画像データ3の画像を表示するための表示データを生成する。印刷指示部31は、生成した表示データを表示デバイス13へ供給する。表示デバイス13は、供給された表示データに基づく画像を図示外のディスプレイに表示する。ディスプレイには、プリンタ1に装着されているメモリカード2に記憶される画像データ3の画像が表示される。ディスプレイには、たとえば図2に示す画像が表示される。
証明写真を印刷しようとするユーザは、操作デバイス12を操作する。操作デバイス12は、操作キーに対応する入力データをマイクロコンピュータ11へ出力する。印刷指示部31は、入力データに基づいて、ディスプレイに表示している画像を、証明写真の原画像として選択する。
なお、ユーザの操作に基づいて操作デバイス12が次の画像の表示を要求する入力データを生成すると、印刷指示部31は、メモリカード2から次の画像データを読み込み、その画像を表示デバイス13に表示させる。これにより、ユーザは、メモリカード2に記憶される画像データの画像を表示デバイス13で確認した上で、証明写真に使用する画像を選択することができる。
ユーザの操作に基づいて操作デバイス12が表示されている画像を指定すると、印刷指示部31は、表示している画像を解析する(ステップST2)。
印刷指示部31は、取得している画像データ3を解析し、その画像が証明写真の不適画像条件に該当するものであるか否かを判断する。解析では、印刷指示部31は、画像内の人物の顔の位置などを特定する。具体的にはたとえば、印刷指示部31は、本体メモリ14から不適画像条件データ21を読み込む。図3に示すように、不適画像条件は複数の評価項目を有する。印刷指示部31は、評価項目を1つずつ順番に読み込み、取得した画像データ3の画像が、読み込んだ評価項目に該当する画像であるか否かを判断する。
印刷指示部31は、まず、本体メモリ14から、図3の不適画像条件の一番上の行の評価項目に相当するデータを読み込む。この評価項目は、「画像中に人物の肩口および頭頂が撮像されていないこと」を評価する項目である。図2の画像では、人物の顔全体および肩口が撮像されている。印刷指示部31は、取得した画像データ3の画像が、この評価項目に該当しない画像であると判断する。
なお、画像に撮像されている人物は、たとえば以下のような処理により特定することができる。印刷指示部31は、たとえば画像を微分して画像の輪郭情報を得て、まず人物の2つの目および口を特定する。印刷指示部31は、次に、その特定した2つの目および口を含む肌色部分を人物の顔として特定する。印刷指示部31は、特定した顔に基づいて、画像に撮像されている人物の外形を特定する。印刷指示部31は、たとえば特定した人物の外形が、画像の輪郭に触れることなく、一方の肩口から顔の輪郭を通って残りの肩口までとなる一筆書きの外形である場合、画像中に人物の肩口および頭頂が撮像されていると判断する。印刷指示部31は、その判断がなされない場合に、画像中に人物の肩口および頭頂が撮像されていないと判断する。
図3の不適画像条件の一番上の行の評価項目についての判断が完了すると、印刷指示部31は、図3の二行目以下の評価項目のデータを本体メモリ14から1つずつ順番に読み込み、取得した画像データ3の画像が、各評価項目に該当しない画像であるか否かを判断する。すなわち、印刷指示部31は、図3の順番にしたがって、顔の肌色の明暗差が所定値以上であるか否かを判断し、2つの目および口を特定できないか否かを判断し、目の周囲に所定値以上に白い色とびがあるか否かを判断する。
印刷指示部31は、たとえば先の評価項目の判断のときに特定した人物の顔の範囲内の画像の最大の明暗差と、所定値とを比較し、最大の明暗差が所定値以上である場合に、顔の肌色の明暗差が所定値以上であると判断し、この評価項目に該当する画像であると判断する。最大の明暗差が所定値より小さい場合、印刷指示部31は、顔の肌色の明暗差が所定値以上ではないと判断する。
また、印刷指示部31は、たとえば先の評価項目の判断のときに2つの目および口が特定されていない場合、2つの目および口を特定できないと判断し、この評価項目に該当する画像であると判断する。2つの目および口が特定されている場合、印刷指示部31は、2つの目および口を特定できると判断する。
また、印刷指示部31は、たとえば先の評価項目の判断のときに特定した人物の顔の範囲内の画像に、所定の白さ以上に白い色成分がある場合、目の周囲に所定値以上に白い色とびがあると判断し、この評価項目に該当する画像であると判断する。所定の白さ以上の白い色成分が無い場合、印刷指示部31は、目の周囲に所定値以上に白い色とびがないと判断する。
以上のように、印刷指示部31は、図3の不適画像条件の複数の評価項目について、1つずつ個別にその評価項目に該当するものであるか否かを判断する。印刷指示部31は、また、取得した画像データ3の画像の補正値を演算する。画像の補正値には、たとえば肌色補正値、輪郭強調補正値、赤目補正値、逆光補正値、影補正値などがある。印刷指示部31は、たとえば先に特定した人物の顔部分の色成分の平均が、所定の肌色目標値となるように肌色補正値を演算する。
不適画像条件データ21に基づく評価項目毎の判断と、各種の画像の補正値の演算とを終えると、印刷指示部31は、選択した原画像に基づく証明写真の印刷が可能であるか否かを判断する(ステップST3)。
印刷指示部31は、たとえば不適画像条件の複数の評価項目の中のいずれか1つにおいて該当すると判断した場合、選択した原画像に基づいて証明写真を印刷することができないと判断する。逆に、不適画像条件のすべての評価項目に該当しないと判断した場合、印刷指示部31は、選択した原画像に基づいて証明写真を印刷することができると判断する。
選択した原画像に基づいて証明写真を印刷することができないと判断すると、印刷指示部31は、本体メモリ14から証明写真印刷不可通知用の表示データ24を読み込み、その読み込んだ表示データを表示デバイス13へ供給する(ステップST4)。表示デバイス13は、図示外のディスプレイに証明写真の印刷が不可である旨のメッセージ、たとえば「元画像が不適切です。」などのメッセージを表示する。その後、印刷指示部31は、証明写真の印刷処理を終了する。
選択した原画像に基づいて証明写真を印刷することができると判断すると、印刷指示部31は、選択した原画像の画像処理を開始する。印刷指示部31は、まず、先に演算した各種の補正値を用いて、選択した原画像に対して、肌色補正、輪郭強調補正、赤目補正、逆光補正および影補正を行う(ステップST5)。
肌色補正値を用いた肌色補正処理により、画像中の人物の肌色は、所定の肌色目標値に近くなる。たとえば黒ずんだ肌色や色白の肌色は、澄んだ肌色に近づくように補正される。輪郭強調補正値を用いた輪郭強調処理により、画像中の人物の顔などの輪郭がはっきりするようになる。赤目補正値を用いた赤目補正処理により、画像中の人物の目の色は、黒などの目の色になる。逆光補正値を用いた逆光補正処理により、めがねの逆光反射による、目の周りの色とびが抑制される。影補正値を用いた影補正処理により、たとえば顔の右半分が影になっている場合に、その影の影響を抑制することができる。
補正値による画像処理が完了すると、印刷指示部31は、補正処理後の画像データから、証明写真サイズとなる画像データを生成する(ステップST6)。証明写真の元となる画像は、図2に例示されるように縦横比が3:4である。これに対して、パスポート写真の縦横比は、4.5:3.5である。
印刷指示部31は、まず、本体メモリ14から、テンプレートデータ23を読み込む。図4にあるように、テンプレートデータ23は、証明写真における顔の位置や大きさに関する規定のデータを有する。印刷指示部31は、先に特定した画像中の顔のサイズが、テンプレートデータ23に規定される顔のサイズと略同じサイズとなるように画像の拡大率あるいは縮小率を決定する。画像中の顔のサイズがテンプレートのものより大きい場合には、縮小率が決定される。画像中の顔のサイズがテンプレートのものより小さい場合には、拡大率が決定される。
画像の拡大率あるいは縮小率を決定した後、印刷指示部31は、画像の切り出し範囲を決定する。図2中の点線は、画像の拡大率あるいは縮小率の逆数で拡縮したテンプレートである。内側の楕円点線は、顔の位置であり、外側の四角形の点線は、切り出し位置である。印刷指示部31は、この外側の四角形の点線の内側を、画像の切り出し範囲に決定する。印刷指示部31は、決定した範囲内の画像データ3からなる切り出し画像データを生成する。印刷指示部31は、画像のトリミングにより、切り出し画像データを生成する。
なお、画像中の顔の位置や大きさによっては、この外側の四角形の点線が画像からはみ出してしまうことがある。たとえば四角形の点線が画像の上側へはみ出してしまう場合、印刷指示部31は、そのはみ出し部分にデータを追加し、所定の画像サイズの切り出し画像データを生成する。
切り出し画像データを生成した後、印刷指示部31は、背景を、所定の単色で塗りつぶす(ステップST7)。所定の単色は、たとえば白、グレー、青などの色であればよい。具体的にはたとえば、印刷指示部31は、先に特定した人物の外形の情報を用いて、その外側の部分の色を、所定の単色に置き換える。
以上の一連の画像処理により、印刷指示部31は、証明写真用の画像データ25を生成する。印刷指示部31は、証明写真用の画像データ25を本体メモリ14に一時記憶させる。
証明写真用の画像データ25の画像は、証明写真のサイズに対応する画像サイズであり、且つ、その中心部分に証明写真の規格に基づく大きさの顔が写っているものである。しかも、不適画像条件に該当しないと判断された画像に基づいて、その画像に対して画像処理をした画像による人物が写っている。
証明写真用の画像データ25を生成すると、印刷指示部31は、その画像データ3の印刷を、印刷実行部32に指示する(ステップST8)。印刷指示部31から印刷指示が供給されると、印刷実行部32は、印刷処理を開始する。印刷実行部32は、印刷指示に基づいて印刷エンジン16を制御し、印刷を実行する。
たとえば、印刷実行部32は、まず、プリンタ1にセットされた用紙を印刷位置まで給紙するように印刷エンジン16を制御する。印刷実行部32は、印刷位置に給紙された用紙を少しずつ搬送しながら、画像データ3に基づいてインクを吐出するように印刷エンジン16を制御する。印刷実行部32は、画像データ3に基づくインク吐出を終えた用紙を排紙トレイへ排出するように印刷エンジン16を制御する。
これにより、用紙には、印刷指示部31が印刷を指示した証明写真用の画像データ25の画像が印刷される。用紙には、証明写真が印刷される。
図6は、図1のプリンタ1により印刷される証明写真の一例を示す図である。図6の証明写真では、証明写真のサイズである。また、図6の証明写真には、その中央部に人物が写っている。人物の背景は、白色の単一色になっている。人物の顔は、証明写真の中央部に、証明写真の規格に適合するサイズに写っている。
以上のように、この実施の形態によれば、プリンタ1は、画像の原画像データが本体メモリ14に記憶する不適画像条件データ21に該当する場合、証明写真を印刷しない。したがって、プリンタ1は、証明写真の元画像としての原画像データが指定されたらそのまま証明写真を印刷してしまうものに比べて、証明写真としてより適当なものを印刷することができる。
また、この実施の形態では、本体メモリ14は、不適画像条件として、画像中に人物の肩口および頭頂が撮像されていないこと、顔の肌色の明暗差が所定値以上であること、2つの目および口を特定できないこと、目の周囲に所定値以上に白い色とびがあることなどを記憶する。
したがって、プリンタ1の印刷指示部31は、たとえば写真中に証明写真で必要とする人物の肩口などの所定の撮影部位を含んでいないとき、写真中の人物の肌色部分が影などにより極端な明暗となっているとき、人物の目、口などの所定の部位がめがねやマスクなどで覆われているとき、人物の顔が横に向いているとき、めがねの逆光反射などにより人物の目の周囲に色とびがあるときなどにおいては、不適画像条件に該当すると判断し、印刷をすることなく不適画像条件に該当することを通知する。
また、この実施の形態では、そのような不適画像条件に該当しない場合には、プリンタ1の印刷指示部31は、原画像データに対して、肌色補正と、輪郭強調補正と、赤目補正と、逆光補正と、影補正と、背景の所定の単色での塗りつぶし加工とを行う。したがって、プリンタ1は、好適な画質の証明写真を印刷することができる。しかも、不適画像条件に該当しない画像を補正するようにしているので、印刷指示部31は、補正し過ぎてしまうことがない。プリンタ1は、印刷した証明写真の人物と、実際の人物との同一視認性を損なうことが無い程度の補正により、良好な画質の証明写真を印刷することができる。
また、この実施の形態では、印刷指示部31は、指定された原画像データの画像に対してトリミングなどを実行し、証明写真の規格に合わせた画像サイズであって、その写真中に証明写真の規格に合わせた状態で人物が写る証明写真用の画像データ25を生成する。したがって、印刷された証明写真は、その規格に適合したサイズとレイアウトを有するものとなる。
以上のように、この実施形態は本発明の好適な実施の形態の例であるが、本発明は、これに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形、変更が可能である。
上記実施の形態では、本体メモリ14は、不適画像条件データ21として、画像中に人物の肩口および頭頂が撮像されていないこと、顔の肌色の明暗差が所定値以上であること、2つの目および口を特定できないこと、目の周囲に所定値以上に白い色とびがあることなどの評価項目をデータ化したものを記憶する。この他にもたとえば、本体メモリ14は、不適画像条件としてこの中の一部の評価項目をデータ化したものを記憶するものであっても、これ以外の評価項目をデータ化したものを記憶するものであってもよい。
上記実施の形態では、印刷指示部31は、不適画像条件に該当しない画像に対して、肌色補正、輪郭強調補正、赤目補正、逆光補正、影補正、背景の所定の単色での塗りつぶし補正を行う。この他にもたとえば、印刷指示部31は、この中の一部の補正処理を実行するものであっても、これ以外の補正処理を実行するものであってもよい。
ただし、印刷指示部31は、少なくとも肌色補正、輪郭強調補正、赤目補正、および背景の所定の単色での塗りつぶし加工をするとよい。これにより、人物の外形や特徴をはっきりさせることができ、証明写真として好適なものとすることができる。
また、これらの不適画像条件と補正処理との組合せは、どのような組合せであってもよいが、好ましくは、以下の組合せを含む組合せにするとよい。すなわち、肌色補正あるいは影補正をする場合には、顔の肌色の明暗差が所定値以上であることを不適画像条件として評価する組合せを含む組合せにするとよい。また、逆光補正をする場合には、目の周囲に所定値以上に白い色とびがあることを不適画像条件として評価する組合せ含む組合せにするとよい。
このような評価と補正との組合せにすることで、肌色補正、影補正あるいは逆光補正の補正処理において、強い補正をしないようにすることができる。印刷した証明写真の人物と、実際の人物との同一視認性が損なわれてしまわないように、人物の画質を好適に補正することができる。
上記実施の形態では、印刷指示部31は、背景の所定の単色での塗りつぶし処理を画像の切り出しの後に処理している。この他にもたとえば、印刷指示部31は、背景の所定の単色での塗りつぶし処理を、その他の補正処理と同様に、画像の切り出しの前に処理するようにしてもよい。また逆に、印刷指示部31は、画像の切り出しの後に、すべての補正処理を実行するようにしてもよい。
ただし、塗りつぶし処理を切り出しの後に処理することで、原画像で不足する部分のデータを追加したとしても、その追加部分および背景を一度の塗りつぶし処理で、同じ色に補正することができる。切り出しの際にデータの追加があったとしても、そのような追加が無い場合と同様の1回の塗りつぶし処理で、単一色の背景を形成することができる。
上記実施の形態では、印刷指示部31は、補正処理と、画像サイズの変更処理とにより、証明写真の印刷に使用する証明写真用の画像データ25を生成している。この他にもたとえば、印刷指示部31は、フルカラーの画像を白黒の画像へ変換する処理などを追加して、証明写真用の画像データ25を生成するようにしてもよい。
フルカラーの画像を白黒の画像とすることで、たとえば撮影時の光源に色がついている場合であっても、その色の影響を無くすことができる。フルカラーのままであれば色がおかしいとして証明写真として不適と判断されてしまうことがあったとしても、それを白黒へ変換することで証明写真として不適と判断されないようにすることができる。
上記実施の形態では、印刷指示部31は、肌色補正などの複数の補正処理で使用する補正値を画像解析時にまとめて演算し、その後に複数の補正処理を1つずつ順番に実行している。この他にもたとえば、印刷指示部31は、各補正処理において、その補正で使用する補正値を演算するようにしてもよい。さらにたとえば、印刷指示部31は、順番に実行する補正処理毎に、各補正に対応する不適画像条件の評価をするようにしてもよい。
なお、このように順番に実行する補正処理毎に不適画像条件を評価する場合、印刷指示部31は、画像サイズの変更処理を、これらすべての補正処理が完了した後に実行するようにするとよい。これにより、画像サイズの変更処理後に不適画像条件に該当すると判断してしまうことを防止することができる。印刷指示部31は、画像サイズの変更処理を無駄に実行しないようになる。
上記実施の形態では、印刷指示部31は、画像解析時に演算した補正値を使用して各補正処理を実行している。この他にもたとえば、印刷指示部31は、予め定められた補正値を用いて各補正処理を実行するようにしてもよい。
本発明は、証明写真を印刷するプリンタなどに利用することができる。
1 プリンタ(印刷装置)、2 メモリカード(データ書込み可能な記録媒体)、13 表示デバイス(通知手段)、14 本体メモリ(記憶手段)、16 印刷エンジン(印刷手段)、31 印刷指示部(画像処理手段、判断手段)。
Claims (8)
- 証明写真用の不適画像条件の条件データを記憶する記憶手段と、
上記条件データに基づき、証明写真の元画像として指定される原画像データの画像が上記不適画像条件に該当するか否かを判断する判断手段と、
上記原画像データの画像が上記不適画像条件に該当すると判断された場合、それを通知する通知手段と、
上記原画像データの画像が上記不適画像条件に該当すると判断されなかった場合、上記原画像データに基づく証明写真を印刷する印刷手段と、
を有することを特徴とする印刷装置。 - 前記記憶手段は、前記条件データとして、写真中に証明写真で必要とする人物の所定の撮影部位が含まれないこと、写真中の人物の肌色部分の明暗差が所定値以上であること、人物の顔における所定の部位が特定できないこと、および、人物の目の周囲に色とびがあることの中の少なくとも1つをデータ化したものを記憶することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
- 前記原画像データの画像に対して画像補正を含む画像処理をして証明写真用の写真データを生成する画像処理手段を有し、
前記印刷手段は、上記画像処理手段により生成される上記証明写真用の画像データを、前記原写真データに基づく証明写真の印刷に用いること、
を特徴とする請求項1または2記載の印刷装置。 - 前記画像処理手段は、前記原画像データの画像に対して、肌色補正、赤目補正、逆光補正、影補正、輪郭強調補正、および背景の所定の単色での塗りつぶし加工の中の少なくとも1つの画像処理をするとともに、画像中の人物の位置および大きさが証明写真の規格に適合するように、証明写真の規格に合わせた画像サイズにトリミングして、証明写真用の画像データを生成することを特徴とする請求項3記載の印刷装置。
- 前記画像処理手段は、前記原画像データの画像に対して、少なくとも肌色補正、輪郭強調補正、赤目補正、および背景の所定の単色での塗りつぶし加工をするとともに、画像中の人物の位置および大きさが証明写真の規格に適合するように、証明写真の規格に合わせた画像サイズにトリミングして、証明写真用の画像データを生成することを特徴とする請求項3記載の印刷装置。
- 前記記憶手段は、顔の肌色の明暗差が所定値以上であるという条件データを記憶し、
前記画像処理手段は、その条件データに基づき、前記原画像データの画像に対して肌色補正あるいは影補正を実行すること、
を特徴とする請求項3記載の印刷装置。 - 前記記憶手段は、目の周囲に所定値以上に白い色とびがあるという条件データを記憶し、
前記画像処理手段は、その条件データに基づき、前記原画像データの画像に対して逆光補正を実行すること、
を特徴とする請求項3記載の印刷装置。 - 証明写真の元画像として指定される原画像データの画像が、記憶手段に記憶される不適画像条件に該当するか否かを判断するステップと、
上記原画像データの画像が上記不適画像条件に該当すると判断された場合、それを通知するステップと、
上記原画像データの画像が上記不適画像条件に該当すると判断されなかった場合、上記原画像データに基づく証明写真を印刷するステップと、
を有することを特徴とする印刷方法。
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2006
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