JP2007243638A - 増幅回路及びそれを用いた高利得モジュール - Google Patents

増幅回路及びそれを用いた高利得モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】 サンプリング速度を向上させたオフセットキャンセル機能付きの増幅回路及びそれを用いた高利得モジュールを提供する。
【解決手段】 極性の異なる2つの入出力端子2〜5と中点電位入力端子6とを有する増幅器1と、2つの外部入出力端子8〜11と、2つの入力容量14,15と、2つの帰還容量12,13と、第1〜第6のサンプリング用スイッチ16〜21と、第1〜第3の演算用スイッチ22,23,24とを備えた増幅回路において、増幅器の2つの入力端子間をリセット用スイッチ26を介して接続し、該リセット用スイッチを各サンプリング用スイッチがオンとなる期間の初期の所定期間のみオンとなるように制御し、増幅器の入出力端子間に接続されたサンプリング用スイッチに流れる電流を小さくして増幅器の入力端子と出力端子の電位のずれを小さくし、且つ入力端子間を強制的に押さえ込みユニティゲイン動作を速く安定させ、サンプリング速度を上げるように構成する。
【選択図】 図 1

Description

この発明は増幅回路、特にオフセットキャンセル機能を備えた増幅回路及びそれを用いた高利得モジュールに関するものである。
従来より、増幅回路のオフセット電圧を除去する技術として、チョッパ型の回路構成を用いる手法が知られている。例えば、IEEE TRANSACTIONS ON CIRCUITS AND SYSTEMS − II : ANALOG AND DIGITAL SIGNAL PROCESSING,VOL.44,NO.2,FEBRUARY 1997の103 ページには、図8に示すような構成の増幅回路が開示されている。
図8に示すように、この増幅回路は、第1,第2の入力端子72,73と第1,第2の出力端子74,75と中点電位入力端子76とを備えた増幅器71と、中点電位(VCM)77と、第1,第2の外部入力端子78,79と、第1,第2の外部出力端子80,81と、第1,第2の入力容量(CS1,CS2)84,85と、第1,第2の帰還容量(CF1,CF2)82,83と、第1,第2,第3,第4,第5,第6のサンプリング用スイッチ(S1,S2,S3,S4,S5,S6)86,87,88,89,90,91と、第1,第2,第3の演算用スイッチ(S7,S8,S9)92,93,94と、スイッチ制御用デジタル回路95とを備えている。
そして、前記増幅器71の中点電位入力端子76を前記中点電位77に接続し、前記増幅器71の第1の入力端子72と第1の入力容量84の一端と第1の帰還容量82の一端とをそれぞれ接続し、前記増幅器71の第2の入力端子73と第2の入力容量85の一端と第2の帰還容量83の一端とをそれぞれ接続し、前記増幅器71の第1の入力端子72と増幅器71の第1の出力端子74とを第1のサンプリング用スイッチ86を介して接続し、前記増幅器71の第2の入力端子73と増幅器71の第2の出力端子75とを第2のサンプリング用スイッチ87を介して接続し、前記増幅器71の第1の出力端子74と前記第1の帰還容量82の他端とを第1の演算用スイッチ92を介して接続し、前記増幅器71の第2の出力端子75と前記第2の帰還容量83の他端とを第2の演算用スイッチ93を介して接続している。
また、第1の外部入力端子78と前記第1の帰還容量82の他端とを第3のサンプリング用スイッチ88を介して接続し、第2の外部入力端子79と前記第2の帰還容量83の他端とを第4のサンプリング用スイッチ89を介して接続し、前記第1の外部入力端子78と前記第1の入力容量84の他端とを第5のサンプリング用スイッチ90を介して接続し、前記第2の外部入力端子79と前記第2の入力容量85の他端とを第6のサンプリング用スイッチ91を介して接続し、前記第1の入力容量84の他端と前記第2の入力容量85の他端とを第3の演算用スイッチ94を介して接続し、前記増幅器71の第1の出力端子74と第1の外部出力端子80とを、前記増幅器71の第2の出力端子75と第2の外部出力端子81とをそれぞれ接続して構成されており、更に、前記第1乃至6のサンプリング用スイッチ86,87,88,89,90,91を入力信号をサンプリングするときにオンになるように、前記第1乃至3の演算用スイッチ92,93,94をサンプリングした信号を演算するときにオンになるように、スイッチ制御用デジタル回路95でそれぞれ制御するように構成されている。
次に、このように構成されている増幅回路の動作について説明する。入力信号をサンプリングするときの等価回路を図9に示す。サンプリングの際には、第1から第6のサンプリング用スイッチ86,87,88,89,90,91のスイッチがオンになる。このとき、第1,第2のサンプリング用スイッチ86,87により、増幅器71の第1の入力端子72と増幅器71の第1の出力端子74と、増幅器71の第2の入力端子73と増幅器71の第2の出力端子75とがそれぞれ接続されているので、増幅器71はユニティゲイン動作となり、理想的には中点電位入力端子76に入力されている中点電位(VCM)77が第1,第2の出力端子80,81に出力されることになる。
しかしながら、増幅器71には一般的に入力オフセット電圧があり、入力端子間の電圧にはずれが存在する。このずれをΔVと置くと、第1,第2の出力端子80,81に出力される電圧VO1,VO2はそれぞれ、
O1=VCM+ΔV
O2=VCM ・・・・・・・・・・(1)
となる。
また、このとき、増幅回路の第1の外部入力端子78に入力されている電圧をVIN1 ,第2の外部入力端子79に入力されている電圧をVIN2 とすると、第1の入力容量(CS1)84と第1の帰還容量(CF1)82には、VIN1 −VO1,第2の入力容量(CS2)85と第2の帰還容量(CF2)83には、VIN2 −VO2なる電圧がそれぞれ印加されている。よって、第1,第2の入力容量84,85と第1,第2の帰還容量82,83に蓄積される電荷QS1,QS2,QF1,QF2は、それぞれ式(1)より、
S1=CS1・{VIN1 −(VCM+ΔV)}
S2=CS2・(VIN2 −VCM)
F1=CF1・{VIN1 −(VCM+ΔV)}
F2=CF2・(VIN2 −VCM) ・・・・・・・・・・(2)
となる。
次に、演算時の動作を、演算時の等価回路を示す図10を用いて説明する。第1,第2の入力容量84,85と第1,第2の帰還容量82,83には、初期電荷として式(2)に示す電荷が蓄積されている。オフセット電圧が存在しなければ、第1の入力容量84に蓄積された電荷は第1の帰還容量82へ、第2の入力容量85に蓄積された電荷は第2の帰還容量83へそれぞれ転送されるのだが、増幅器71の第1,第2の入力端子72,73の間には、ΔVのオフセットが存在する。
よって、CS1=CS2=CS と置くと、第1,第2の入力容量84,85には、それぞれ図10で矢印で示す向きで、CS ・ΔV/2なる電荷が残留することになる。よって、第1の入力容量84から第1の帰還容量82に流れ込む電荷QS1′は、
S1′=QS1+CS ・ΔV/2
=CS ・{VIN1 −(VCM+ΔV)}+CS ・ΔV/2
=CS ・{VIN1 −(VCM+ΔV/2)} ・・・・・(3)
となり、第2の入力容量85から第2の帰還容量83に流れ込む電荷QS2′は、
S2′=QS2−CS ・ΔV/2
=CS ・(VIN2 −VCM)−CS ・ΔV/2
=CS ・{VIN2 −(VCM+ΔV/2)} ・・・・・・・・・・(4)
となる。
以上のことから、CF1=CF2=CF として、第1の外部出力端子80側について考えると、
F ・{VO1−(VCM+ΔV)}=QS1′+QF1
O1−(VCM+ΔV)=CS /CF ・{VIN1 −(VCM+ΔV/2)}
+{VIN1 −(VCM+ΔV)}
O1=(1+CS /CF )VIN1 −CS /CF ・(VCM+ΔV/2)
・・・・・・・・・・(5)
となり、同様に第2の外部出力端子81側について考えると、
F ・(VO2−VCM)=QS2′+QF2
O2−VCM=CS /CF ・{VIN2 −(VCM+ΔV/2)}+(VIN2 −VCM) VO2=(1+CS /CF )VIN2 −CS /CF ・(VCM+ΔV/2)
・・・・・・・・・・(6)
となる。よって、差動出力VOD=VO1−VO2は、
OD=VO1−VO2=(1+CS /CF )・(VIN1 −VIN2 ) ・・・・・・(7)
となり、入力オフセット電圧をキャンセルしつつ、入力信号を増幅して出力していることがわかる。
IEEE TRANSACTIONS ON CIRCUITS AND SYSTEMS − II : ANALOG AND DIGITAL SIGNAL PROCESSING,VOL.44,NO.2,FEBRUARY 1997
ところで、前述した従来例においては、容量に電荷をサンプリングする際に過渡電流が流れる。この過渡電流は、増幅器71の入力インピーダンスが高いため、第1の外部入力端子78側では第1の入力容量84と第1の帰還容量82から第1のサンプリング用スイッチ86を通って増幅器71の第1の出力端子74へ、第2の外部入力端子79側では第2の入力容量85と第2の帰還容量83から第2のサンプリング用スイッチ87を通って増幅器71の第2の出力端子75へ、それぞれ流れることになる。
一般的にスイッチにはオン抵抗があり、オン時には抵抗として振る舞う。第1,第2のサンプリング用スイッチ86,87に前述した過渡電流が流れることで、増幅器71の第1の入力端子72と増幅器71の第1の出力端子74との間に、また増幅器71の第2の入力端子73と増幅器の第2の出力端子75との間に、それぞれ電位差が生じてしまう。このため、正確に入力信号をサンプリングするためには、入力と出力との電位差がなくなる、つまりユニティゲイン動作が安定するまで待つ必要があり、時間が掛かってしまう。更に、サンプリングする容量とスイッチのオン抵抗が直列になっているので、過渡電流が流れる際に微分効果が起こり、図11に示すように、ユニティゲイン動作の出力(差動出力VOD)が安定するまでに時間が掛かってしまうという問題がある。なお、図11において、SMPは各サンプリング用スイッチの駆動パルス、HOLDは各演算用スイッチの駆動パルス、VIDは差動入力をそれぞれ示している。
また、過渡電流による電位の変動を抑えるために、第1,第2のサンプリング用スイッチ86,87のサイズを大きくすると、スイッチの寄生容量により増幅器71の動作が遅くなる、チャージインジェクションの影響で出力にオフセット電圧が発生するといった問題があり、増幅回路の速度を上げるための弊害となっていた。
本発明は、従来用いられている増幅回路における上記問題点を解消するためになされたもので、ユニティゲイン動作のためのスイッチのサイズを大きくせずに、サンプリングのスピードを向上させたオフセットキャンセル機能付きの増幅回路、及びそれを用いた高利得モジュールを提供することを目的とする。
上記問題点を解決するため、請求項1に係る本発明の増幅回路は、極性の異なる2つの入力端子、極性の異なる2つの出力端子、及び中点電位入力端子を有する増幅器と,第1の容量の一端子と第2の容量の一端子とが各々、サンプリングパルスに同期して動作する第1及び第2のサンプリングスイッチを介して外部入力端子に接続され、前記第1の容量と第2の容量との他端子同士を接続し、前記第2の容量の一端子を演算パルスに同期して動作する第1の演算スイッチを介して且つ、その他端子を第3のサンプリングスイッチを介して共に外部出力端子に接続してなる2つのサブユニットからなり、各サブユニットの、前記第1の容量の他端子と前記第2の容量の他端子との接続点を、各々、前記増幅器の異なる入力端子に、前記外部出力端子との接続点を、各々、前記増幅器の異なる出力端子に接続すると共に、各サブユニットの前記第1の容量の一端子同士を第2の演算スイッチを介して接続して且つ、各サブユニットの、前記第1の容量の他端子と前記第2の容量の他端子との接続点同士を、リセットパルスに同期して動作するリセットスイッチを介して接続してなるメインユニットとを有し、ここで、前記リセットスイッチは、前記各サンプリングスイッチがオンとなる期間の初期の所定期間のみオンとなることを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る増幅回路において、各サブユニットの前記外部出力端子との接続点同士は、第2のリセットスイッチを介して接続されていることを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る増幅回路において、各サブユニットの、前記第1の容量の他端子と前記第2の容量の他端子との接続点は、第3のリセットスイッチを介して前記中点電位入力端子に供給される中点電位に接続されていることを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項1又は2に係る増幅回路において、各サブユニットの、前記外部出力端子との接続点は、第4のリセットスイッチを介して前記中点電位入力端子に供給される中点電位に接続されていることを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項3に係る増幅回路において、各サブユニットの、前記外部出力端子との接続点は、第4のリセットスイッチを介して前記中点電位に接続されていることを特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、複数個の増幅回路を多段に直列接続してなる高利得モジュールであって、少なくとも1つの増幅回路が請求項1から5までのいずれか1項に係る増幅回路であることを特徴とするものである。
請求項1に係る増幅回路によれば、リセットスイッチが電流パスとなり、サブユニット間で電流が相殺され、各サブユニットにおける、第2の容量の他端子と外部出力端子との間に配置された第3のサンプリングスイッチに流れる電流を小さくすることができ、増幅器の入力端子と出力端子の電位のずれを小さくすることができる。更に、増幅器の2つの入力端子間を強制的に押さえ込めるので、ユニティゲイン動作を速く安定させることができ、サンプリング速度を上げることができる。
また請求項2に係る増幅回路によれば、サンプリングの最初の期間に増幅回路の外部入力端子間だけでなく、出力端子間も強制的に押さえ込むことができるので、請求項1に係る増幅回路よりもユニティゲイン動作を速く安定させることができ、サンプリング速度を上げることができる。
また請求項3に係る増幅回路によれば、サンプリングの最初の期間に、過渡電流の逃げ道を追加できるので、第2の容量の他端子と外部出力端子との間に配置された第3のサンプリングスイッチに流れる電流を更に小さくすることができ、また、増幅器の2つの入力端子をユニティゲイン動作時の出力である中点電位に強制的に押さえ込めるので、請求項1及び2に係る増幅回路よりもユニティゲイン動作を更に速く安定させることができ、サンプリング速度を上げることができる。
また請求項4に係る増幅回路によれば、サンプリング期間の最初に、増幅器の出力端子も中点電位に強制的に押さえ込めるので、請求項1及び2に係る増幅回路よりもユニティゲイン動作を更に速く安定させることができ、サンプリング速度を上げることができる。 また請求項5に係る増幅回路によれば、サンプリング期間の最初に、増幅器の出力端子も中点電位に強制的に押さえ込めるので、請求項3に係る増幅回路よりもユニティゲイン動作を更に速く安定させることができ、サンプリング速度を上げることができる。
また請求項6に係る高利得モジュールによれば、少なくとも1つの増幅回路に請求項1から5までのいずれか1項に係る増幅回路を用いることで、動作速度が速く、オフセット電圧の影響をキャンセルできる高利得モジュールを実現できる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
まず、本発明に係る増幅回路の実施例1について説明する。図1は実施例1に係る増幅回路を示す回路構成図であり、この実施例は請求項1に係る発明の実施例に対応している。この実施例に係る増幅回路は、第1,第2の入力端子2,3と第1,第2の出力端子4,5と中点電位入力端子6とを備えた増幅器1と、中点電位(VCM)7と、第1,第2の外部入力端子8,9と、第1,第2の外部出力端子10,11と、第1,第2の入力容量(CS1,CS2)14,15と、第1,第2の帰還容量(CF1,CF2)12,13と、第1,第2,第3,第4,第5,第6のサンプリング用スイッチ(S1,S2,S3,S4,S5,S6)16,17,18,19,20,21と、第1,第2,第3の演算用スイッチ(S7,S8,S9)22,23,24と、第1のリセット用スイッチ(S10)26と、スイッチ制御用デジタル回路25とで構成されている。
そして、増幅器1の中点電位入力端子6を中点電位7に接続し、増幅器1の第1の入力端子2と増幅器1の第2の入力端子3とを第1のリセット用スイッチ26を介して接続し、前記増幅器1の第1の入力端子2と第1の入力容量14の一端と第1の帰還容量12の一端とをそれぞれ接続し、前記増幅器1の第2の入力端子3と第2の入力容量15の一端と第2の帰還容量13の一端とをそれぞれ接続し、前記増幅器1の第1の入力端子2と増幅器1の第1の出力端子4とを第1のサンプリング用スイッチ16を介して接続し、前記増幅器1の第2の入力端子3と増幅器1の第2の出力端子5とを第2のサンプリング用スイッチ17を介して接続し、前記増幅器1の第1の出力端子4と前記第1の帰還容量12の他端とを第1の演算用スイッチ22を介して接続し、前記増幅器1の第2の出力端子5と前記第2の帰還容量13の他端とを第2の演算用スイッチ23を介して接続している。
また、第1の外部入力端子8と前記第1の帰還容量12の他端とを第3のサンプリング用スイッチ18を介して接続し、第2の外部入力端子9と前記第2の帰還容量13の他端とを第4のサンプリング用スイッチ19を介して接続し、前記第1の外部入力端子8と前記第1の入力容量14の他端とを第5のサンプリング用スイッチ20を介して接続し、前記第2の外部入力端子9と前記第2の入力容量15の他端とを第6のサンプリング用スイッチ21を介して接続し、前記第1の入力容量14の他端と前記第2の入力容量15の他端とを第3の演算用スイッチ24を介して接続し、前記増幅器1の第1の出力端子4と第1の外部出力端子10とを接続し、前記増幅器1の第2の出力端子5と第2の外部出力端子11とを接続して構成されており、更に、前記第1乃至6のサンプリング用スイッチ16,17,18,19,20,21を入力信号をサンプリングするときにオンになるように、前記第1乃至3の演算用スイッチ22,23,24をサンプリングした信号を演算するときにオンになるように、前記第1のリセット用スイッチ26をサンプリングの最初の期間だけオンになるように、スイッチ制御用デジタル回路25でそれぞれ制御するように構成されている。
なお、図1に示した実施例1において、第1の入力容量14と第1の帰還容量12と第1,第3,第5のサンプリング用スイッチ16,18,20と第1の演算用スイッチ22とで、並びに第2の入力容量15と第2の帰還容量13と第2,第4,第6のサンプリング用スイッチ17,19,21と第2の演算用スイッチ23とで、それぞれサブユニットを構成しており、これらの2つのサブユニットと第3の演算用スイッチ24とリセットスイッチ26とでメインユニットを構成している。また、第3及び第4のサンプリング用スイッチ18,19は請求項1における第1のサンプリングスイッチに、第5及び第6のサンプリング用スイッチ20,21は請求項1における第2のサンプリングスイッチに、第1及び第2のサンプリング用スイッチ16,17は請求項1における第3のサンプリングスイッチに、第1及び第2の演算用スイッチ22,23は請求項1における第1の演算スイッチに、第3の演算用スイッチ24は請求項1における第2の演算スイッチに、第1のリセット用スイッチ26は請求項1におけるリセットスイッチに、それぞれ対応している。
次に、図1に示した実施例1に係る増幅回路の動作について説明する。入力信号をサンプリングするときの等価回路を図2に示す。サンプリングの際には、第1から第6のサンプリング用スイッチ16,17,18,19,20,21のスイッチがオンになる。このとき、第1,第2のサンプリング用スイッチ16,17により、増幅器1の第1の入力端子2と増幅器1の第1の出力端子4と、増幅器1の第2の入力端子3と増幅器1の第2の出力端子5とがそれぞれ接続されているので、増幅器1はユニティゲイン動作となり、理想的には中点電位入力端子6に入力されている中点電位(VCM)7が第1,第2の外部出力端子10,11に出力されることになる。
しかしながら、増幅器1には一般的に入力オフセット電圧があり、入力端子間の電圧にはずれが存在する。このずれをΔVと置くと、第1,第2の出力端子10,11に出力される電圧VO1,VO2はそれぞれ、
O1=VCM+ΔV
O2=VCM ・・・・・・・・・・(8)
となる。
また、このとき、増幅回路の第1の外部入力端子8に入力されている電圧をVIN1 ,第2の外部入力端子9に入力されている電圧をVIN2 とすると、第1の入力容量(CS1)14と第1の帰還容量(CF1)12には、VIN1 −VO1,第2の入力容量(CS2)15と第2の帰還容量(CF2)13には、VIN2 −VO2なる電圧がそれぞれ印加されている。よって、第1,第2の入力容量14,15と第1,第2の帰還容量12,13に蓄積される電荷QS1,QS2,QF1,QF2は、それぞれ式(8)より、
S1=CS1・{VIN1 −(VCM+ΔV)}
S2=CS2・(VIN2 −VCM)
F1=CF1・{VIN1 −(VCM+ΔV)}
F2=CF2・(VIN2 −VCM) ・・・・・・・・・・(9)
となる。
そして、サンプリングの最初の期間に第1のリセット用スイッチ26がオンすることで、第1の外部入力端子8側の過渡電流は第1のサンプリング用スイッチ16のオン抵抗と第1のリセット用スイッチ26のオン抵抗との比率によって分散され、同様に第2の外部入力端子9側の過渡電流は第2のサンプリング用スイッチ17のオン抵抗と第1のリセット用スイッチ26のオン抵抗との比率によって分散されることになり、更に過渡電流によって起きる微分効果も第1のリセット用スイッチ26により押さえ込まれるので、図3に示すように、サンプリング時に増幅器1の出力(差動出力VOD)における電位変動が落ち着くまでの時間が、図11に示した従来例における出力の電位変動が落ち着くまでの時間よりも速くなる。なお、図3において、SMPは各サンプリング用スイッチの駆動パルス、HOLDは各演算用スイッチの駆動パルス、RSTはリセット用スイッチの駆動パルス、VIDは差動入力をそれぞれ示している。
次に、演算時の動作を演算時の等価回路を示す図4を用いて説明する。第1,第2の入力容量14,15と第1,第2の帰還容量12,13には、初期電荷として式(9)に示す電荷が蓄積されている。オフセット電圧が存在しなければ、第1の入力容量14に蓄積された電荷QS1は第1の帰還容量12へ、第2の入力容量15に蓄積された電荷QS2は第2の帰還容量13へそれぞれ転送されるのだが、増幅器1の第1,第2の入力端子2,3の間には、ΔVのオフセットが存在する。
よって、CS1=CS2=CS と置くと、第1,第2の入力容量14,15には、それぞれ図4で矢印で示す向きで、CS ・ΔV/2なる電荷が残留することになる。よって、第1の入力容量14から第1の帰還容量12に流れ込む電荷QS1′は、
S1′=QS1+CS ・ΔV/2
=CS ・{VIN1 −(VCM+ΔV)}+CS ・ΔV/2
=CS ・{VIN1 −(VCM+ΔV/2)} ・・・・・(10)
となり、第2の入力容量15から第2の帰還容量13に流れ込む電荷QS2′は、
S2′=QS2−CS ・ΔV/2
=CS ・(VIN2 −VCM)−CS ・ΔV/2
=CS ・{VIN2 −(VCM+ΔV/2)} ・・・・・・・・・・(11)
となる。
以上のことから、CF1=CF2=CF として、第1の外部出力端子10側について考えると、
F ・{VO1−(VCM+ΔV)}=QS1′+QF1
O1−(VCM+ΔV)=CS /CF ・{VIN1 −(VCM+ΔV/2)}
+{VIN1 −(VCM+ΔV)}
O1=(1+CS /CF )VIN1 −CS /CF ・(VCM+ΔV/2)
・・・・・・・・・・(12)
となり、同様に第2の外部出力端子11側について考えると、
F ・(VO2−VCM)=QS2′+QF2
O2−VCM=CS /CF ・{VIN2 −(VCM+ΔV/2)}+(VIN2 −VCM) VO2=(1+CS /CF )VIN2 −CS /CF ・(VCM+ΔV/2)
・・・・・・・・・・(13)
となる。よって、差動出力VOD=VO1−VO2は、
OD=VO1−VO2=(1+CS /CF )・(VIN1 −VIN2 ) ・・・・・・(14)
となり、入力オフセット電圧をキャンセル、入力信号を増幅して出力という機能を変えることなく、サンプリング速度を上げることが可能となり、増幅回路の高速化を図ることができる。
次に、本発明に係る増幅回路の実施例2を、図5の回路構成図に基づいて説明する。この実施例2は、請求項2に係る発明の実施例に対応している。この実施例に係る増幅回路は、図1に示した実施例1に係る増幅回路に対して、更に第2のリセット用スイッチ(S11)27を前記増幅器1の第1の出力端子4と前記増幅器1の第2の出力端子5とを接続するように追加し、前記第2のリセット用スイッチ27を前記第1のリセット用スイッチ26と同じタイミングでオンになるように、前記スイッチ制御用デジタル回路25でそれぞれ制御するように構成している。なお、実施例2における第2のリセット用スイッチ27は、請求項2における第2のリセットスイッチに対応している。
この実施例2においても図1に示した実施例1の場合と同様に、サンプリング時の動作は図2の等価回路で、演算時の動作は図4の等価回路で示すことができ、増幅回路の出力電圧(差動出力)VODも実施例1の場合と同様に式(14)で表すことができるので、動作の説明に関しては省略する。
この実施例2の場合、サンプリングの最初の期間に第1のリセット用スイッチ26がオンすることで、実施例1と同様の効果が得られる。また、サンプリングの直前には演算動作を行っており、サンプリング開始時には増幅器1の2つの出力は中点電位を中心に上下に開いている。このため、サンプリング時に出力を中点に戻す必要があり、この動作にも時間が掛かっている。しかし、この実施例2においては、第2のリセット用スイッチ27がサンプリングの最初の期間にオンすることで、2つの出力を中点電位に戻すために第2のリセット用スイッチ27を通って増幅器1の2つの出力間に電流が流れるようになり、実施例1に係る増幅回路よりも速く、増幅器1の2つの出力が中点に安定するようになる。
以上のことから、実施例2では図1に示した実施例1よりも速くサンプリング時のユニティゲイン動作を安定させることができ、増幅回路の高速化を図ることができる。
次に、本発明に係る増幅回路の実施例3を、図6の回路構成図に基づいて説明する。この実施例3は、請求項3,4及び5に係る発明の実施例に対応している。この実施例3に係る増幅器は、図5に示した実施例2に係る増幅回路に対して、更に第3のリセット用スイッチ(S12)28を前記増幅器1の第1の入力端子2と前記中点電位7を接続するように、更に第4のリセット用スイッチ(S13)29を前記増幅器1の第2の入力端子3と前記中点電位7を接続するように、更に第5のリセット用スイッチ(S14)30を前記増幅器の第1の出力端子4と前記中点電位7を接続するように、更に第6のリセット用スイッチ(S15)31を前記増幅器1の第2の出力端子5と前記中点電位7を接続するように、それぞれ追加し、前記第3,第4,第5,第6のリセット用スイッチ28,29,30,31を前記第1のリセット用スイッチ26と同じタイミングでオンになるように、前記スイッチ制御用デジタル回路25でそれぞれ制御するように構成している。なお、図6に示した実施例3において、第3及び第4のリセット用スイッチ28,29は請求項3における第3のリセットスイッチに対応し、第5及び第6のリセット用スイッチ30,31は請求項4及び5における第4のリセットスイッチに対応している。
この実施例3においても図1に示した実施例1の場合と同様に、サンプリング時の動作は図2の等価回路で、演算時の動作は図4の等価回路で示すことができ、増幅回路の差動出力電圧VODも実施例1の場合と同様に式(14)で表すことができるので、動作の説明に関しては省略する。
この実施例3の場合、サンプリングの最初の期間に第1のリセット用スイッチ26がオンすることで実施例1と同様の効果が得られ、第2のリセット用スイッチ27がオンすることで実施例2と同様の効果が得られる。
更に、この実施例3においては、サンプリングの最初の期間に第3,第4のリセット用スイッチ28,29により、中位電位(基準電位)7と増幅器1の第1,第2の入力端子2,3がそれぞれ接続されるので、第1の外部入力端子8側の過渡電流は第1のサンプリング用スイッチ16のオン抵抗と第1のリセット用スイッチ26のオン抵抗と第3のリセット用スイッチ28のオン抵抗との比率によって分散され、同様に第2の外部入力端子9側の過渡電流は第2のサンプリング用スイッチ17のオン抵抗と第1のリセット用スイッチ26のオン抵抗と第4のリセット用スイッチ29のオン抵抗との比率によって分散されることになり、更に過渡電流によって起きる微分効果も第3,第4のリセット用スイッチ28,29により強く押さえ込まれる。
また、サンプリング直前に行っている演算動作により、増幅器1の2つの出力はサンプリング開始時には中点電位を中心に上下に開いている。この上下に開いた出力を中点に戻す動作に関しては、追加された第5,第6のリセット用スイッチ30,31により、増幅器1の2つの出力から中点電位への電流パスが追加され、更に出力が中点電位に押さえ込まれるので、実施例2に係る増幅回路よりも差動出力VODが中点電位に落ち着くまでの時間は速くなる。
以上のことから、実施例3では前述した実施例1,2よりも速くサンプリング時のユニティゲイン動作を安定させることができ、増幅回路の高速化を図ることができる。なお、図6に示した実施例3においては、第3〜第6のリセット用スイッチ28〜31を、図5に示した実施例2の増幅回路に追加適用したものを示したが、その変形例として、第3〜第6のリセット用スイッチ28〜31は、図1に示した実施例1の増幅回路に追加適用することもできる。更には、第3及び第4のリセット用スイッチ28,29のみを、あるいは第5及び第6のリセット用スイッチ30,31のみを、実施例1あるいは実施例2に示した増幅回路に追加適用することもできる。
次に、本発明に係る高利得モジュールの実施例を、図7に示すブロック構成図に基づいて説明する。この実施例は、請求項6に係る発明の実施例に対応している。この実施例に係る高利得モジュール32は、第1,第2,第3の増幅回路35,36,37を直列に接続して、高利得を得ることができるように構成されている。ここで、第1,第2,第3の増幅回路35,36,37は、上記実施例1〜3のいずれか、あるいは実施例3の変形例に示した構成の増幅回路である。なお、図7において、33は高利得モジュールの入力端子、34はその出力端子である。
次に、図7に示す高利得モジュールの動作について説明する。高利得を増幅回路一つで実現しようとすると、歪などの点で不利になるため、一般的に複数の増幅回路を直列に接続し、所望の利得を得る方式が用いられている。しかしながら、増幅回路を直列に接続することで、信号成分だけでなく、オフセット成分も後段の増幅回路で増幅されてしまう。わかりやすいように、図7に示した構成で、各増幅回路にオフセットキャンセル機能がない場合を考えると、第1,第2,第3の増幅回路35,36,37の増幅率をそれぞれ、β1,β2,β3とし、入力オフセット電圧をVO1 ,VO2 ,VO3 とし、入力信号をVin,出力信号をVout とすると、入力と出力の関係は次のようになる。
Vout =β3・〔β2・{β1・(Vin+VO1 )+VO2 }+VO3 〕
・・・・・・・・・・(15)
式(15)からわかるように、入力端子に近い増幅回路ほど、入力オフセット電圧が大きく増幅されてしまうのがわかる。そこで、増幅回路を直列に接続するような高利得モジュールでは、オフセットキャンセル機能を各増幅回路に持たせるのが一般的である。
そこで、図7に示す高利得モジュールにおける各増幅回路35,36,37に、実施例1〜3のいずれか、あるいは実施例3の変形例に示した増幅回路を用いることで、例えばイメージセンサのように微弱で高速な信号の増幅に適した、高速でオフセットをキャンセルできる高利得モジュールを得ることができる。なお、上記高利得モジュールを構成する各増幅回路の全てではなく、それらの少なくとも1つを実施例1〜3のいずれか、あるいは実施例3の変形例で示した増幅回路で構成することもできる。
本発明に係る増幅回路の実施例1の構成を示す回路構成図である。 図1に示した実施例1において入力信号をサンプリングするときの等価回路を示す図である。 図1に示した実施例1の動作を説明するための各部の信号波形図である。 図1に示した実施例1における演算動作時の等価回路を示す図である。 本発明に係る増幅回路の実施例2の構成を示す回路構成図である。 本発明に係る増幅回路の実施例3の構成を示す回路構成図である。 本発明に係る高利得モジュールの実施例の構成を示すブロック構成図である。 従来の増幅回路の構成例を示す回路構成図である。 図8に示した従来例のサンプリング動作時の等価回路を示す図である。 図8に示した従来例の演算動作時の等価回路を示す図である。 図8に示した従来例の動作を説明するための各部の信号波形図である。
符号の説明
1 増幅器
2 増幅器の第1の入力端子
3 増幅器の第2の入力端子
4 増幅器の第1の出力端子
5 増幅器の第2の出力端子
6 増幅器の中点電位入力端子
7 中点電位
8 第1の外部入力端子
9 第2の外部入力端子
10 第1の外部出力端子
11 第2の外部出力端子
12 第1の帰還容量
13 第2の帰還容量
14 第1の入力容量
15 第2の入力容量
16 第1のサンプリング用スイッチ
17 第2のサンプリング用スイッチ
18 第3のサンプリング用スイッチ
19 第4のサンプリング用スイッチ
20 第5のサンプリング用スイッチ
21 第6のサンプリング用スイッチ
22 第1の演算用スイッチ
23 第2の演算用スイッチ
24 第3の演算用スイッチ
25 スイッチ制御用デジタル回路
26 第1のリセット用スイッチ
27 第2のリセット用スイッチ
28 第3のリセット用スイッチ
29 第4のリセット用スイッチ
30 第5のリセット用スイッチ
31 第6のリセット用スイッチ
32 高利得モジュール
33 高利得モジュールの入力端子
34 高利得モジュールの出力端子
35 高利得モジュールを構成する第1の増幅回路
36 高利得モジュールを構成する第2の増幅回路
37 高利得モジュールを構成する第3の増幅回路

Claims (6)

  1. 極性の異なる2つの入力端子、極性の異なる2つの出力端子、及び中点電位入力端子を有する増幅器と、
    第1の容量の一端子と第2の容量の一端子とが各々、サンプリングパルスに同期して動作する第1及び第2のサンプリングスイッチを介して外部入力端子に接続され、前記第1の容量と第2の容量との他端子同士を接続し、前記第2の容量の一端子を演算パルスに同期して動作する第1の演算スイッチを介して且つ、その他端子を第3のサンプリングスイッチを介して共に外部出力端子に接続してなる2つのサブユニットからなり、各サブユニットの、前記第1の容量の他端子と前記第2の容量の他端子との接続点を、各々、前記増幅器の異なる入力端子に、前記外部出力端子との接続点を、各々、前記増幅器の異なる出力端子に接続すると共に、各サブユニットの前記第1の容量の一端子同士を第2の演算スイッチを介して接続して且つ、各サブユニットの、前記第1の容量の他端子と前記第2の容量の他端子との接続点同士を、リセットパルスに同期して動作するリセットスイッチを介して接続してなるメインユニットとを有し、
    ここで、前記リセットスイッチは、前記各サンプリングスイッチがオンとなる期間の初期の所定期間のみオンとなることを特徴とする増幅回路。
  2. 各サブユニットの前記外部出力端子との接続点同士は、第2のリセットスイッチを介して接続されていることを特徴とする請求項1に係る増幅回路。
  3. 各サブユニットの、前記第1の容量の他端子と前記第2の容量の他端子との接続点は、第3のリセットスイッチを介して前記中点電位入力端子に供給される中点電位に接続されていることを特徴とする請求項1又は2に係る増幅回路。
  4. 各サブユニットの、前記外部出力端子との接続点は、第4のリセットスイッチを介して前記中点電位入力端子に供給される中点電位に接続されていることを特徴とする請求項1又は2に係る増幅回路。
  5. 各サブユニットの、前記外部出力端子との接続点は、第4のリセットスイッチを介して前記中点電位に接続されていることを特徴とする請求項3に係る増幅回路。
  6. 複数個の増幅回路を多段に直列接続してなる高利得モジュールであって、少なくとも1つの増幅回路が請求項1から5までのいずれか1項に係る増幅回路であることを特徴とする高利得モジュール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010093795A (ja) * 2008-09-12 2010-04-22 Asahi Kasei Electronics Co Ltd スイッチトキャパシタ回路
JP2014036420A (ja) * 2012-08-10 2014-02-24 Toshiba Corp 信号サンプル回路および無線受信機

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