JP2007242053A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の画像配信サービス等においては、配信元のサーバ装置で画像データの暗号化を行ってから送信し、クライアント装置で暗号化済みの画像データを復号化して利用するのが一般的である。しかしながら、クライアント装置側で自由に画像データを復号化して利用することができるので、例えば他のクライアント装置に再配布して利用する等、著作権上の問題等が発生していた。
【解決手段】暗号化されていない画像データを受信するとともに、ユーザからアクセス不可な状態に一時メモリに保持し、一時メモリに保持された画像データを暗号化して暗号化画像データとして不揮発メモリに記録し、ユーザからの再生命令があった場合には不揮発性メモリに記録された暗号化画像データをユーザからアクセス不可である復号化キーを用いて復号化しディスプレイに出力する表示装置を提案する。
【選択図】図1

Description

暗号化されていない画像データを受信して利用することが可能な表示装置であって、受信した画像データを他の装置に再配布等して再利用させることができないように受信した画像データを暗号化する表示装置に関する。
従来、サーバ装置からクライアント装置に対して画像データの配信サービス等が行われているが、通常の配信サービス等においては、配信元のサーバ装置で画像データの暗号化を行ってから送信し、クライアント装置で暗号化済みの画像データを受信して復号化し利用するのが一般的である(例えば、特許文献1)。
特開2005−109703号公報
しかしながら、このような従来の配信方法では、クライアント装置側で自由に画像データを復号化して利用することができるので、例えば復号化した画像データを他のクライアント装置に再配布することができてしまう。特にデジタル画像の場合、複製や編集などが極めて簡単に行うことができるため、著作権上の問題などが発生していた。
そこで本発明においては、暗号化されていない画像データを受信するとともに、ユーザインターフェイスからアクセス不可な状態に一時メモリに保持し、一時メモリに保持された画像データを暗号化して暗号化画像データとして不揮発メモリに記録し、ユーザインターフェイスからの再生命令があった場合には不揮発性メモリに記録された暗号化画像データをユーザインターフェイスからアクセス不可である復号化キーを用いて復号化し復号化画像データとしてディスプレイに出力することを特徴とする表示装置を提案する。
図1は、本発明に係る表示装置の概念図である。本発明に係る表示装置(0100)は、通信インターフェイス等(0103)を介して暗号化されていない画像データ(0101a)を受信するとともに、ユーザ(0109)からはアクセスすることができない一時メモリ(0104)に受信した画像データ(0101a)を一旦、格納する。さらに、一時メモリに格納された画像データ(0101a)は暗号化処理機構(0105)にて暗号化され暗号化画像データ(0102)として不揮発性メモリ(0106)に記録される。ここまでは、通信インターフェイス等(0103)にて画像データが受信されたことをトリガーとして、ユーザの意志に関わらず自動的に実行される。つまり、ユーザは暗号化されていない画像データ(0101a)に直接アクセスすることはできない。なお、暗号化画像データ(0102)が記録される不揮発性メモリ(0106)はユーザ(0109)からアクセスが可能であってもよい。なぜならば、不揮発性メモリ(0106)にアクセスして暗号化画像データ(0102)を読み出したとしても、後述するように暗号化画像データ(0102)を復号化するための復号化キー(0110)にはユーザがアクセスすることができないようになっているからである。また、ユーザ(0109)から画像データの再生命令があった場合には、不揮発性メモリ(0106)から暗号化画像データ(0102)を読み出し、復号化処理機構(0107)にて復号化キー(0110)を用いて復号化し復号化画像データ(0101b)としてディスプレイ(0108)に出力する。なお、復号化キー(0110)はユーザ(0109)からはアクセスができないように保持されており、これにより暗号化画像データ(0102)が読み出せたとしても復号化キー(0110)は他の装置に再配布することはできないため、著作権上の問題等が解消される。
また、さらに、この表示装置を利用した表示システムについても開示する。表示システムは、カメラと画像蓄積サーバと写真立からなり、カメラが撮像した画像データを画像蓄積サーバへ送信し、画像蓄積サーバはカメラから送信される画像データを受信して蓄積し、写真立からの要求に応じて蓄積された画像データを写真立に送信する。また、写真立は図1に示したような表示装置を含み、表示装置は画像蓄積サーバから送信される画像データを受信しディスプレイへ表示することを特徴とする表示システムである。
本発明の再生装置によれば、画像データを配信等する場合に配信側であるサーバ装置等では画像データを暗号化する必要がなく、またクライアント側である表示装置においては画像データを利用することが可能であるが、画像データを他のクライアント装置等へ再配布等して利用することはできない。よって、著作権上の問題を解消しつつ、簡単な方法で画像配信等を行うことができる。
本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。実施形態1は、主に請求項1、3などについて説明する。実施形態2は、主に請求項2などについて説明する。
(実施形態1)
(実施形態1:概要)
本実施形態は、暗号化されていない画像データを受信するとともに、ユーザインターフェイスからアクセス不可な状態に一時メモリに保持し、一時メモリに保持された画像データを暗号化して暗号化画像データとして不揮発メモリに記録し、ユーザインターフェイスからの再生命令があった場合には不揮発性メモリに記録された暗号化画像データをユーザインターフェイスからアクセス不可である復号化キーを用いて復号化し復号化画像データとしてディスプレイに出力することを特徴とする表示装置について説明する。
(実施形態1:構成)
本実施形態に係る表示装置の機能ブロック図を図2に例示する。表示装置(0200)は、「ユーザインターフェイス」(0201)と、「一時メモリ」(0202)と、「受信部」(0203)と、「不揮発性メモリ」(0204)と、「暗号化記録部」(0205)と、「復号化部」(0206)と、を有する。
なお、以下に詳述する本発明の構成要素である各部は、ハードウェア、ソフトウェア、ハードウェアとソフトウェアの両方のいずれかによって構成される。例えば、これらを実現する一例として、コンピュータを利用する場合には、CPU、バス、メモリ、インターフェイス、周辺装置などで構成されるハードウェアと、それらハードウェア上で実行可能なソフトウェアがある。ソフトウェアとしては、メモリ上に展開されたプログラムを順次実行することで、メモリ上のデータや、インターフェイスを介して入力されるデータの加工、保存、出力などにより各部の機能が実現される。(明細書の全体を通じて同様である。)
「ユーザインターフェイス」(0201)は、データ処理のためにユーザに利用され、具体的にはキーボードやマウス等の入力インターフェイス等がこれに該当する。ユーザは、ユーザインターフェイスを介してハードディスクや半導体メモリ等の記憶装置に格納されているデータにアクセスすることができる。
「受信部」(0203)は、暗号化されていない画像データを受信するとともに、ユーザインターフェイスからアクセス不可な状態に一時メモリ(0202)に保持する。この処理はユーザからの処理命令等によらず自動的に行なわれる。すなわち、画像データは受信部にて受信されると自動的に一時メモリに格納される。また、受信データを解析して受信データが所定の条件を満たしている場合にのみ、これらの処理が自動的に実行されるようになっていてもよい。また、一時メモリ(0202)はユーザがユーザインターフェイスを介してアクセスすることができないようになっている。つまり、ユーザは画像データには直接アクセスすることはできないということである。また、「画像データを受信する」とは、通信により受信する場合のみならず、CD−ROMや半導体メモリ等の記憶媒体から読み取る場合等も広く含む概念である。また、通信により受信する場合には、無線による通信であってもよいし有線による通信であってもよく、通信方式等も問わない。また、表示装置は画像データ送信元のサーバ装置等からネットワークを介する等して直接画像データを受信してもよいが、表示装置はパソコン等に接続端子によって接続してサーバ装置等からの画像データはパソコン等が受信して表示装置へ送出するようになっていてもよい。つまり、表示装置は画像データを直接サーバ装置等から受信するのみならず、他の装置を介して受信する場合もあり得る。また、「暗号化されていない画像データを受信する」について、ここでの「暗号化」とは、後述する復号化キーを用いて復号化することが可能である暗号化方法による暗号化を指す。すなわち、後に説明する他の実施例のように、画像データが圧縮されて送信される場合や、最適化されて送信される場合なども広く含む意味である。また、受信部(0203)は暗号化すべき画像データのみならず暗号化が不要であるデータをも受信する機能を有していてもよい。この場合には、受信したデータが、暗号化すべき画像データであるか暗号化が不要なデータであるかを送信元のアドレス等から識別することが必要である。例えば表示装置においてあらかじめ暗号化すべき画像データを送信するサーバ装置等のアドレスを保持しておき、受信部にてデータを受信した場合には、まず受信データに含まれている送信元アドレスを抽出し、抽出したアドレスが保持しているサーバ装置等のアドレスであった場合には自動的に一時メモリ(0202)に格納する、という具合である。また、「一時メモリ」(0202)は前述したようにユーザからはアクセスができない記憶領域である。例えば、耐タンパ性のある記憶領域などが好適であると思われる。また、一時的な使用を想定しているので、揮発性メモリであっても構わない。
「暗号化記録部」(0205)は、受信部によって一時メモリに保持されている画像データを暗号化し、暗号化画像データとして不揮発性メモリ(0204)に記録する。ここで従来、暗号化方式には様々な方式があるが、いずれの暗号化方式を採用してもよい。具体的には、例えば公開鍵暗号化方式であるRSAなどや、秘密鍵暗号化方式であるDES、IDEAなどが挙げられる。なお、秘密鍵暗号化方式では暗号化と復号化には同じ鍵を使うが、本実施形態に係る表示装置においてはこの鍵として後述する復号化キーを利用すればよい。なお、受信部(0203)の説明においても述べたように、ここでの「暗号化」とは、後述する復号化キーを用いて復号化することが可能である暗号化方法による暗号化を指す。また、「不揮発性メモリ」(0204)は、表示装置に内蔵されているメモリであってもよいし着脱可能なメモリであってもよい。具体的には例えば、ハードディスク、半導体メモリやDVDメディア等の記録媒体、などが該当する。また、不揮発性メモリはユーザからアクセス可能であってもよいしアクセス不可であってもよい。もしユーザが不揮発性メモリから暗号化画像データを読み出すことができ、他のユーザに提供したとしても、後述するように復号化キーを読み出すことはできないため、他のユーザは暗号化画像データを復号化することができず利用することができない。
「復号化部」(0206)は、ユーザインターフェイスからの再生命令に応じて不揮発性メモリに記録された暗号化画像データをユーザインターフェイスからアクセス不可である復号化キーを用いて復号化し復号化画像データとしてディスプレイに出力する。「ユーザインターフェイスからの再生命令」とは、すなわちユーザからの画像データを再生する旨の指示を示す再生命令である。より具体的には、例えばユーザが画像表示アプリケーションにおいて表示すべき画像データを選択して決定ボタンをクリックした場合、選択された画像データと決定ボタンがクリックされたことを示す情報(データ)が再生命令に該当する。また、「ユーザインターフェイスからの再生命令」には、表示装置の電源のON/OFFを示す情報が該当する場合もあり得る。また、本件明細書においては、画像データの再生が自動的に行われる場合であって再生の中止命令のみがユーザインターフェイスから出力される場合には、中止命令が出力されなければ、そのことをもってユーザインターフェイスからの再生命令があったものとみなす場合もあり得る。また、「ユーザインターフェイスからアクセス不可である復号化キー」とは、すなわちユーザは復号化キーに直接アクセスすることができないということである。これにより、ユーザは不揮発性メモリ(0204)に格納されている暗号化画像データは読み出すことができても、復号化キーを読み出すことができないので、画像データを他のユーザに再配布して利用させることはできない。
(実施形態1:他の実施例)
図3は、本実施形態に係る表示装置の他の実施例を示す。図3に示す実施例では、データ提供元(サーバ装置等)(0310)から表示装置に対して画像データを送信する際に、そのままの画像データではなく、独自の圧縮方法にて圧縮してから送信することを特徴とする。また、表示装置(0320)はこの独自の圧縮方式で圧縮されたデータの解凍方法を知っていることが前提であり、圧縮データ(0302)を受信するとこれを解凍して画像データ(0303)とし、さらに暗号化して暗号化画像データ(0304)として不揮発性メモリに記録する。このような画像データの提供方法における利点は、データ提供元(0310)から表示装置(0320)に対して、例えばネットワークを介して圧縮データ(0302)を送信した場合に、ネットワーク上で悪意の第三者(0330)によって圧縮データ(0302)が盗取されてしまったとしても圧縮データ(0302)は独自の圧縮方法によって圧縮されているため、第三者(0330)はこれを解凍することができない。つまり、この独自の圧縮方式により画像データを圧縮して送信することが暗号化と同様の効果をもたらすことになり、より第三者の不正使用から画像データを守ることにつながるという効果が期待できる。
また、さらに別の実施例として、データ提供元から表示装置へ画像データを送信する際に、表示装置側の環境に応じて画像データを最適化してから送信するようになっていてもよい。表示装置側の環境とは、例えば表示パネルの大きさ、縦横比、種類、特性等が該当し、画像データの最適化とは、画像データのサイズや画質を加工すること等が該当する。つまり、例えばデータ提供元にて画像データのサイズが表示パネルの大きさに合うようにリサイズする等してから表示装置に送信する。また、データ提供元は画像データを送信する前に表示装置の一時メモリや不揮発性メモリの空き容量や使用許可容量に関する情報を取得して、空き容量等に収まるサイズの画像データを選択して送信する等となっていてもよい。このように画像データを表示装置側の環境に応じて送信することで、表示装置では表示のために画像データをその都度加工する等の処理を省くことができるという利点がある。また、データ提供元が表示装置側の環境を取得する方法としては、例えば、あらかじめ表示装置の識別情報と表示装置の表示パネルの大きさ、縦横比、種類、特性等の情報を関連付けてデータ提供元へ登録しておき、表示装置がデータ提供元に画像データを要求する際には、まず自身の識別情報をデータ提供元に送信する方法などが挙げられる。
図4は、データ提供元で画像データを最適化して送信する場合の処理の一例を示すシーケンス図である。まず、表示装置がデータ提供元(サーバ装置等)と接続をする(S0401)。データ提供元との接続とは、具体的には例えばネットワークに接続することでデータ提供元と通信可能な状態になる場合等が該当する。次に、データ提供元から暗証番号が送信される(S0402)。この暗証番号は、表示装置においてアクセスを許可してよいデータ提供元であるか否かを判断するためのものであり、表示装置ではあらかじめアクセスを許可するデータ提供元の情報を保持していることを想定している。よって、表示装置では、送信された暗証番号によってデータ提供元の認証を行う(S0403)。また、逆に表示装置からデータ提供元に対してアクセスを求めるために暗証番号等を送り、データ提供元にて表示装置の認証を行うようになっていてもよい。表示装置では暗証番号の認証によりデータ提供元のアクセスを許可する場合には、データ提供元に対してアクセス許可の通知を行う(S0404)。次に、データ提供元は表示装置に対してID(識別情報)の送信を要求する(S0405)。表示装置はID送信命令を受信すると、データ提供元に対してIDを送信する(S0406)。データ提供元は、受信した表示装置のIDから表示装置の環境を判断し、画像データの最適化を行い(S0407)、最適化済み画像データを表示装置へ送信する(S0408)。表示装置では、受信した最適化済み画像データを受信するとともに、暗号化して不揮発性メモリに記録する(S0409)。
(実施形態1:ハードウェア上における処理)
図5は、本実施形態に係る表示装置のハードウェア上における処理の具体例を示す。まず、通信インターフェイス等の入力インターフェイスを介して画像データ(0501)が受信される。受信された画像データ(0501)はユーザインターフェイスからアクセス不可である一時メモリ(0502)に一旦保持された後、メインメモリに格納されて暗号化画像データ(0503)に暗号化される。さらに、暗号化画像データ(0503)は不揮発性メモリ(0504)に記録される。ここで、ユーザによりユーザインターフェイスから再生命令が出力されると、ユーザインターフェイスからはアクセス不可なメモリ領域に保持されている復号化キー(0505)がメインメモリに読み出され、再度メインメモリに展開された暗号化画像データを復号化して復号化画像データ(0506)とされる。この復号化画像データ(0506)に基づいて、VideoRAM(VRAM)にてディスプレイに画像データを表示するための描画データ(0507)が生成され、ディスプレイ(0508)にて表示される。
なお、図5を用いて説明したハードウェア上の処理はあくまで処理の概要を説明するものである。(明細書の全体を通じて同様である。)
(実施形態1:処理の流れ)
図6は、本実施形態に係る表示装置における処理の流れを示すフロー図を例示する。
まず、暗号化されていない画像データを受信する(S0601)。次に、受信した画像データをユーザインターフェイスからはアクセス不可な状態に一時メモリに保持する(S0602)。次に、一時メモリに保持した画像データを暗号化する(S0603)。次に、暗号化した暗号化画像データを不揮発性メモリに記録する(S0604)。次に、ユーザインターフェイスからの再生命令を取得する(S0605)。取得した再生命令に応じて不揮発性メモリに記録された暗号化画像データをユーザインターフェイスからアクセス不可である復号化キーを用いて復号化する(S0606)。次に、復号化画像データをディスプレイへ出力する(S0607)。
なお、図6のフロー図は、計算機に実行させるプログラムの処理フロー図とみなすことも可能である。さらに、このようなプログラムをフレキシブルディスク等の媒体に記録することも可能である。(明細書の全体を通じて同様である。)
(実施形態1:効果)
本実施形態に係る表示装置によれば、データ提供元であるサーバ装置等では画像データを暗号化する必要がなく、また表示装置においては画像データを復号化して利用することが可能であるが、画像データを他のクライアント装置等へ再配布等しても利用することができない仕組みを提供することができる。よって、著作権上の問題を解消しつつ、簡単な方法で画像配信等を行うことができる。
(実施形態2)
(実施形態2:概要)
本実施形態は、実施形態1に係る表示装置を利用した表示システムについて説明する。本実施形態に係る表示システムは、カメラと画像蓄積サーバと写真立からなり、カメラが撮像した画像データを画像蓄積サーバへ送信し、画像蓄積サーバはカメラから送信される画像データを受信して蓄積し、写真立からの要求に応じて蓄積された画像データを写真立に送信する。また、写真立は実施形態1に係る表示装置を含み、表示装置は画像蓄積サーバから送信される画像データを受信しディスプレイへ表示することを特徴とする表示システムである。
図8は、本実施形態に係る表示システムの概念図である。カメラ(0810)は人物等の画像データ(0801)を撮像し、撮像した画像データ(0801)を画像蓄積サーバ(0820)へ送信する。画像蓄積サーバ(0820)はカメラから受信した画像データ(0801)を写真立(0830)へ送信する。写真立(0830)は、あたかも写真立に写真を入れ替えるかのごとく写真の代わりに画像蓄積サーバ(0820)から受信した画像データを利用し、ディスプレイ全体に画像データを拡大表示する等して擬似的な写真立として利用される。なお、写真立(0830)は画像蓄積サーバ(0820)から複数の画像データを受信した場合には、複数の画像データを所定の順番にて所定の時間間隔で順次表示するようになっていてもよいし、画像選択ツール(0831)等にて写真立に使用する画像データを選択し、選択された画像データ(0802)を表示しつづけるようになっていてもよい。
(実施形態2:構成)
本実施形態に係る表示システムの機能ブロック図を図7に例示する。表示システムは、カメラ(0710)と、画像蓄積サーバ(0720)と、写真立(0730)とからなる。以下、それぞれの構成について説明する。
(実施形態2:構成:カメラ)
カメラ(0710)は、「撮像部」(0711)と、「第一画像データ送信部」(0712)と、を有する。
「撮像部」(0711)は、画像データを撮像する。より具体的には、例えば被写体からの光を撮像用レンズを介して取り込みCCD等の撮像素子で受光する。受光した光は電気信号に変換された後、デジタル信号に変換されて画像データとして半導体メモリ等の所定の記憶領域に記録される。これらの技術については、従来の一般的なデジタルカメラ等にて実現されており周知である。
「第一画像データ送信部」(0712)は、撮像部にて撮像された画像データを送信する。画像データを送信する際の通信は、無線による通信であってもよいし有線による通信であってもよく、通信方式等も問わない。また、画像データの送信先は画像蓄積サーバ(0720)であるが、直接に画像蓄積サーバ(0720)に送信されずとも、他の装置を介して送信されるようになっていてもよい。第一画像データ送信部は、より具体的には、例えば撮像部によって半導体メモリ等の所定の記憶領域に記録された画像データを読み出して通信インターフェイスを介して出力する。また、このような処理を実行するためのプログラムを含んでいてもよい。
(実施形態2:構成:画像蓄積サーバ)
画像蓄積サーバ(0720)は、「画像データ受信部」(0721)と、「蓄積部」(0722)と、「第二画像データ送信部」(0723)と、を有する。
「画像データ受信部」(0721)は、前記カメラから送信される画像データを受信する。前述したようにカメラから送信される画像データは、直接に画像蓄積サーバに送信されてもよいが、他の装置を介して送信されてもよい。つまり、画像データ受信部は他の装置を介して画像データを受信する場合もあり得る。画像データ受信部は、より具体的には、例えば通信インターフェイスを介して受信された画像データを半導体メモリ等の所定の記憶領域に格納する。また、このような処理を実行するためのプログラムを含んでいてもよい。
「蓄積部」(0722)は、受信した画像データを蓄積する。「受信した画像データ」とは、画像データ受信部(0721)にて受信した画像データを指す。蓄積部は、具体的には例えば、ハードディスク、半導体メモリ、DVDメディア等の記録媒体などが該当する。また、蓄積部は不揮発性であるほうが好適であるが、これに限定する趣旨ではない。
「第二画像データ送信部」(0723)は、要求に応じて蓄積部に蓄積された画像データを送信する。「要求に応じて」とは、写真立(0730)からの画像データの送信要求に応じて、の意味である。画像データを送信する際の通信は、無線による通信であってもよいし有線による通信であってもよく、通信方式等も問わない。また、画像データの送信先は表示装置(0200)を含む写真立(0730)であるが、実施形態1にて説明したように直接に写真立(0730)に送信されずとも、他の装置を介して送信されるようになっていてもよい。また、写真立(0730)に画像データを送信する際には、実施形態1にて説明したように、写真立(0730)のディスプレイ(0731)の大きさ、縦横比、種類、特性等に応じて画像データを最適化したり、独自の圧縮方法にて圧縮してから送信する等となっていてもよい。第二画像データ送信部は、より具体的には、例えば写真立から画像データの送信要求を受信したことをトリガーとして、蓄積部に蓄積されている画像データを読み出して通信インターフェイスを介して出力する。また、このような処理を実行するためのプログラムを含んでいてもよい。
(実施形態2:構成:写真立)
写真立(0730)は、表示装置(0200)を含み、「ディスプレイ」(0731)を有する。表示装置(0200)は、実施形態1に係る表示装置である。また、表示装置(0200)の前記受信部(0203)は、画像蓄積サーバから送信される画像データを受信する。また、復号化部(0206)が出力した復号化画像データを用いて「ディスプレイ」(0731)に画像を表示する。
(実施形態2:処理の流れ)
本実施形態に係る表示システムにおける処理の流れを、カメラにおける処理、画像蓄積サーバにおける処理、写真立における処理に分けて、以下、説明する。
(実施形態2:処理の流れ:カメラ)
図9は、本実施形態に係るカメラにおける処理の流れを示すフロー図を例示する。
まず、画像データを撮像する(S0901)。次に、撮像された画像データを画像蓄積サーバへ送信する(S0902)。
(実施形態2:処理の流れ:画像蓄積サーバ)
図10は、本実施形態に係る画像蓄積サーバにおける処理の流れを示すフロー図を例示する。
まず、カメラからの画像データを受信する(S1001)。次に、受信した画像データを蓄積する(S1002)。次に、写真立から画像データ送信要求を受信する(S1003)。次に、写真立へ画像データを送信する(S1004)。また、必要に応じてステップS1004にて画像データを送信する前に画像データの最適化を行ってもよい。
(実施形態2:処理の流れ:写真立)
図11は、本実施形態に係る写真立における処理の流れを示すフロー図を例示する。
まず、画像蓄積サーバから暗号化されていない画像データを受信する(S1101)。次に、受信した画像データをユーザインターフェイスからはアクセス不可な状態に一時メモリに保持する(S1102)。次に、一時メモリに保持した画像データを暗号化する(S1103)。次に、暗号化した暗号化画像データを不揮発性メモリに記録する(S1104)。次に、ユーザインターフェイスからの再生命令を取得する(S1105)。取得した再生命令に応じて不揮発性メモリに記録された暗号化画像データをユーザインターフェイスからアクセス不可である復号化キーを用いて復号化する(S1106)。次に、復号化画像データをディスプレイへ出力する(S1107)。
(実施形態2:効果)
本実施形態に係る表示システムによれば、実施形態1に係る表示装置を利用して、カメラにて撮像し画像蓄積サーバにて蓄積した画像データを写真立にて利用することができる。
本発明に係る表示装置の概念図 実施形態1に係る表示装置の機能ブロック図 実施形態1に係る表示装置の他の実施例 実施形態1に係る表示装置の他の実施例におけるシーケンス図 実施形態1に係る表示装置のハードウェア上における処理動作の一例図 実施形態1に係る表示装置の処理の流れを示すフロー図 実施形態2に係る表示システムの機能ブロック図 実施形態2に係る表示システムの概念図 実施形態2に係るカメラの処理の流れを示すフロー図 実施形態2に係る画像蓄積サーバの処理の流れを示すフロー図 実施形態2に係る写真立の処理の流れを示すフロー図
符号の説明
0100 表示装置
0101a 暗号化されていない画像データ
0101b 復号化画像データ
0102 暗号化画像データ
0103 通信インターフェイス
0104 一時メモリ
0105 暗号化処理機構
0106 不揮発性メモリ
0107 復号化処理機構
0108 ディスプレイ
0109 ユーザ
0110 復号化キー

Claims (3)

  1. データ処理のためのユーザインターフェイスと、
    一時メモリと、
    暗号化されていない画像データを受信するとともに、ユーザインターフェイスからアクセス不可な状態に一時メモリに保持する受信部と、
    不揮発性メモリと、
    受信部によって一時メモリに保持されている画像データを暗号化し、暗号化画像データとして不揮発性メモリに記録する暗号化記録部と、
    ユーザインターフェイスからの再生命令に応じて不揮発性メモリに記録された暗号化画像データをユーザインターフェイスからアクセス不可である復号化キーを用いて復号化し復号化画像データとしてディスプレイに出力する復号化部と、
    を有する表示装置。
  2. カメラと画像蓄積サーバと、写真立とからなる表示システムであって、
    カメラは、
    撮像部と、
    撮像部にて撮像された画像データを送信する第一画像データ送信部と、
    を有し、
    画像蓄積サーバは、
    前記カメラから送信される画像データを受信する画像データ受信部と、
    受信した画像データを蓄積する蓄積部と、
    要求に応じて蓄積部に蓄積された画像データを送信する第二画像データ送信部と、
    を有し、
    写真立は、
    請求項1に記載の表示装置を含み、
    表示装置の前記受信部は、画像蓄積サーバから送信される画像データを受信するとともに、
    復号化部が出力した復号化画像データを用いて画像を表示するためのディスプレイを有する、表示システム。
  3. データ処理のためのユーザインターフェイスと、一時メモリと、不揮発性メモリと、を有する表示装置の動作方法であって、
    暗号化されていない画像データを受信するとともに、ユーザインターフェイスからアクセス不可な状態に一時メモリに保持する受信ステップと、
    受信ステップによって一時メモリに保持されている画像データを暗号化し、暗号化画像データとして不揮発性メモリに記録する暗号化記録ステップと、
    ユーザインターフェイスからの再生命令に応じて不揮発性メモリに記録された暗号化画像データをユーザインターフェイスからアクセス不可である復号化キーを用いて復号化し復号化画像データとしてディスプレイに出力する復号化ステップと、
    を有する表示装置の動作方法。
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