JP2007241645A - 診断システム - Google Patents

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Abstract

【課題】小規模施設においても電子化されているレセプト関連情報と患者情報との対応付けを利用して、患者情報及び撮影画像情報に、レセプト関連情報を対応付けて、以後再診時等にこの情報を利用可能とし、既存のワークフローを変更することなく、データを有効活用できる診断システムを提供する。
【解決手段】患者の撮影画像情報を生成する画像生成装置2と、患者情報及び撮影部位情報を含むレセプト関連情報を入力するレセコン5と、撮影画像情報と患者情報とを対応付ける制御装置3と、レセプト関連情報を患者情報とともに記憶するレセプトDB6と、記憶されているレセプト関連情報の中から、患者情報に基づいて所望のレセプト関連情報を抽出するレセコン5のCPU51と、抽出されたレセプト関連情報と撮影画像情報とを対応付ける制御装置3のCPU31と、レセプト関連情報及び撮影画像情報を患者情報とともに記憶する画像DB41と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、診断システムに係り、特に、主として小規模施設で用いられる診断システムに関するものである。
従来、CR(Computed Radiography)装置やCT(Computed Tomography)装置、FPD(Flat Panel Detector)装置等の複数の画像生成装置を用いて患者の撮影画像を生成し、生成された撮影画像を各種の付帯情報とともにデータベースに格納し検索可能に構成するPACS(Picture Archiving and Communication System)システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。PACSシステムは、読影レポートシステムと連携されており、患者の撮影画像及び当該撮影画像に対する読影レポート情報を検索、表示可能となっている。
また、電子カルテを用いた電子カルテシステムが普及し始めており、電子カルテシステムを活用することによってカルテ内容の検索が可能となりつつある。しかし、電子カルテの入力操作は、紙カルテに比べて医師に負担を強いるものであるため、入力操作作業を軽減するため、例えば、できるだけマウスのみを使用して入力等の操作を行うことができるようにテンプレートを用い、入力対象項目を自動的に選出して入力操作者の労力を軽減する入力操作方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
PACSシステムや電子カルテシステムにおいては、まず最初に処方、処置、検査等の治療に関わるオーダ情報を入力し、このオーダ情報をキーとして、その後に生成される画像情報、レポート情報、治療情報等が関連付けられる(例えば、特許文献3参照)。このような関連付けにより、以後の診断において各情報を有効活用することができる。
特開平5−12352号公報 特開2002−7021号公報 特開2003−132144号公報
しかしながら、このようなPACSシステムや電子カルテシステムを導入するためには、病院内の各部門をネットワーク接続する必要があり、設備投資等にかかるコスト負担が大きい。また、読影レポート等のキーボードによる入力操作が必要であるため、専門のスタッフを置かず、医師一人が何役もこなすような開業医やクリニック等の小規模医療施設においてこれらのシステムを導入することは困難である。
また、従来の開業医やクリニック等の小規模医療施設では、紙カルテでの運用がほとんどであり、画像生成装置に対する検査オーダ情報が生成されないため、情報の関連付け等を行うためのネットワークの設備や各種情報の電子化のための入力作業工数の確保が困難であるとの問題がある。
さらに、大規模医療施設のように多くの人的資源がある場合には患者の取り違え等を防止するためにオーダ情報に基づいて情報の関連付けを行うことが有効であるが、開業医等の小規模医療施設では医師自らが検査を行うことが多く、オーダ情報に基づく情報の関連付けを行う必要性も低いため、オーダ情報を生成するオーダリング装置を導入するケースはほとんどない。また、現在は患者を撮影した画像はフィルムを用いて診断されることが圧倒的に多いが、今後はフィルムを用いないフィルムレス運用(モニタに画像を表示させて行う診断)が普及することが予想される。このようなフィルムレス運用においては、撮影画像がデータとして蓄積されていくため、患者と画像との対応付けを確実に行う必要性が一層高くなる。
この点、本発明者等が開業医等の小規模医療施設における院内フローを分析した結果、電子化されていない紙カルテ運用の施設であっても、受付け会計処理には医師とは異なる専任者が存在するケースが多く、パーソナルコンピュータ(ワークステーション)を使用して、撮影部位情報、撮影枚数、撮影サイズ、患者情報(ID、氏名、性別、生年月日、保険情報)、及びレセプトデータ(傷病名、処方、検査、処置行為等)の等のレセプト関連情報の入力操作や患者に対する会計処理の算出を行っていることが分かった。このため、受付け会計処理において入力された入力情報を活用することができれば、新たな入力操作を行うことなく、電子化された情報を蓄積できることを見出した。
そこで、本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、小規模施設においても電子化されている、撮影部位情報等を含むレセプト関連情報と患者情報との対応付けを利用し、既に対応付けられ、記憶されている患者情報と当該患者の撮影画像情報とに、更に前記撮影部位情報等を含むレセプト関連情報を対応付け、以後再診時等に利用可能とし、医師の既存のワークフロー(紙カルテ運用等)を変更することなく、既存のデータを有効活用可能とする診断システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の診断システムは、患者を撮影して得られる画像データに基づいて、前記患者の撮影画像情報を生成する画像生成手段と、
前記患者に関する患者情報を入力する患者情報入力手段と、
前記画像生成手段によって生成された前記撮影画像情報と当該撮影画像情報に対応する前記患者情報とを対応付ける制御装置と、
少なくとも撮影部位情報を含み前記画像生成手段によって撮影された患者に対応する会計又はレセプトに関するレセプト関連情報を入力するレセプト情報入力手段と、
前記レセプト情報入力手段により生成されたレセプト関連情報を、当該レセプト関連情報に対応する患者の患者情報とともに記憶するレセプト情報記憶手段と、
前記レセプト情報記憶手段に記憶された前記レセプト関連情報の中から、前記患者情報に基づいて、所望の前記レセプト関連情報を抽出するレセプト情報抽出手段と、
前記レセプト情報抽出手段によって抽出されたレセプト関連情報と、当該レセプト関連情報と同じ患者情報が対応付けられた撮影画像情報とを対応付ける情報対応付け手段と、
情報対応付け手段で対応付けられた前記レセプト関連情報及び前記撮影画像情報を前記患者情報とともに記憶する対応情報記憶手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の診断システムにおいて、前記レセプト関連情報には、日付情報が含まれることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の診断システムにおいて、前記撮影画像情報に基づく出力画像に、前記情報対応付け手段によって当該撮影画像情報に対応付けられた前記レセプト関連情報の少なくとも一部を重畳して表示する表示手段を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、通常、医師が作成する紙カルテ、或いは、電子カルテであっても他とのリンク(通信連携)が行えないようなものに記載された患者氏名・撮影部位・撮影方向・造影剤使用の有無等の情報の中から、少なくとも撮影部位情報を含むレセプト関連情報を抽出して、キーボード等で入力作業を行い電子化する際に、当該レセプト関連情報を患者情報と対応付けて記憶する。これにより、既存のワークフローに対して新たなキーボード入力作業等を行うことなく、患者情報と電子化されたレセプト関連情報とを相互にリンクさせ、これらの情報を有効に活用することができるとの効果を奏する。
請求項2に記載の発明によれば、レセプト関連情報には、日付情報が含まれているので、複数回来院している患者がいる場合にも、後日、撮影画像や各種のデータを日付ごとに区別して参照することができる。これにより、患者に関する情報を時系列的に整理して後日の診断に有効活用することが可能となるとの効果を奏する。
請求項3に記載の発明によれば、レセプト関連情報を対応する撮影画像情報に重畳して表示させることができるので、医師が読影の際に当該画像が何処の部位をどの向きで撮影したものか等を画像を見ながら適切に判断することができる。このため精確な診断を効率的に行うことができるとの効果を奏する。
以下、図1から図8を参照しながら本発明に係る診断システムの一実施形態について説明する。ただし、本発明は図示例のものに限定されるものではない。
図1は、本実施形態における診断システム1のシステム構成を示すものであり、図2は、診断システム1を適用した場合の各装置の医療施設における配置例を示すものである。
診断システム1は、開業医やクリニック等の比較的小規模の医療施設に適用されるシステムであり、図1に示すように、画像生成装置2である超音波診断装置2a、内視鏡装置2b、CR(Computed Radiography)装置2cと、制御装置3と、サーバ4と、レセコン5とから構成されており、各装置は、例えば図示しないスイッチングハブ等を介してLAN(Local Area Network)等の通信ネットワーク(以下単に「ネットワーク」という)7に接続されている。なお、診断システム1における各装置の台数は特に限定されないが、システム全体の制御を一箇所に集約して操作者の移動の手間を省くとの観点から、制御装置3は診断システム1内に1つのみ設けられることが好ましい。
病院内の通信方式としては、一般的に、DICOM(Digital Image and Communications in Medicine)規格が用いられており、LAN接続された各装置間の通信では、DICOM MWM(Modality Worklist Management)やDICOM MPPS(Modality Performed Procedure Step)が用いられる。なお、本実施形態に適用可能な通信方式はこれに限定されない。
例えば、開業医やクリニック等のような小規模の医療施設においては、各装置は図2に示すように配置される。
すなわち、まず入口10を入ると患者の受付けを行う受付11と待合室12がある。受付11には、窓口担当が配置され、来院した患者が受付11で受付けを行うことにより、当該窓口担当から受付順の受付番号が患者に付与される。このとき、例えば図示しない発券装置等により受付番号が印刷された受付番号札(受付票、又は診察券)等が発行されるようにしてもよい。受付11には、保険点数計算、会計計算を行うレセプト用コンピュータ(以下「レセコン」と称する。)5が設置されている。前記窓口担当は、例えば、患者が受付けを行う際に患者の氏名を聞き取り、レセコン5を介して受付番号と患者氏名との対応付けを入力する。さらに、窓口担当は、患者の診察終了後にカルテ情報に基づいてレセコン5に保険点数計算に関する情報(以下「レセプト関連情報」と称する。)の必要事項を入力する作業も行う。
待合室12の隣には、ドア等を隔てて医師が患者の診察、診断等を行う診察室13が設けられている。例えば診察室13内の診察用のデスク(図示せず)の上には、医師が患者に関する情報(患者情報)等の入力を行ったり、撮影した画像をビューワ表示させて確認することのできる制御装置3と、撮影画像の画像データ等、各種の情報を蓄積する記憶手段としてのサーバ4が配置されている。診察室13内にはまた、プライバシー等の観点から隔離された空間で行う必要性の低い超音波診断装置2aが設置されている。
また、廊下14を隔てて診察室13の向かい側にはX線撮影を行うX線撮影室15が設けられている。X線撮影室15内には、撮影装置22と読取装置23とから構成されるCR装置2cが配設されている。さらに、X線撮影室15の隣には検査室16が設けられており、検査室16内には内視鏡装置2bが配設されている。
このように、本実施形態において、受付11のある待合室12、診察室13、X線撮影室15、検査室16は、同じフロアに位置しており、診察や撮影、検査を受ける患者は、受付けをして、診察室13に移動し、医師による問診を受け、撮影室15や検査室16に移動し、医師により指示された撮影・検査を行って、再度、診察室13に戻り、生成された撮影画像に基づき、医師の診察、診断を受けるまでの一連の動作を各室内及び廊下14という比較的短い距離を移動するだけで行うことができるようになっている。なお、各部屋及び各装置の配置は、図2に示したものに限定されない。
以下、診断システム1の各装置の構成について説明する。
画像生成装置2は、例えば、超音波診断装置2a、内視鏡装置2b、CR装置2c等の、患者の診断対象部位を被写体として撮影を行い、撮影した画像をデジタル変換して撮影画像の画像データ(撮影画像情報)を生成する画像生成手段(モダリティ)である。
超音波診断装置2aは、超音波を出力する超音波プローブと、超音波プローブに接続され、超音波プローブで受信された音波(エコー信号)を内部組織の撮影画像の画像データに変換する電子装置とから構成されている(いずれも図示せず)。超音波診断装置2aは、超音波プローブから体内に超音波を送り、体内組織に反射した音波(エコー信号)を再び超音波プローブで受信して、このエコー信号に応じた撮影画像を電子装置によって生成するようになっている。
超音波診断装置2aには、アナログ信号からデジタル信号への変換等を行う変換手段(コンバータ)である変換装置21が接続されており、超音波診断装置2aは、変換装置21を介してネットワーク7に接続されている。このように変換装置21を介することにより、ネットワーク7に接続された他の外部機器の規格(例えば通信プロトコル)等に合わない形式のデータが超音波診断装置2aから出力される場合でも適宜変換してネットワーク7に接続された外部機器との間でデータの送受信を行うことができる。
本実施形態において、変換装置21は、DICOM規格に準じた形式で診断システム1内の画像データを特定するための個別ID(以下「UID」(Unique ID)と称する。)を画像データに自動的に付与する機能を備えている。UIDは、画像生成装置2の識別情報(以下「モダリティID」と称する。)、撮影日付及び時刻を示す数字等から構成される。変換装置21により付与されたUIDは画像データに付帯され、画像データが外部機器に送信されるときにはこれらの情報も画像データと対応付けられて送信される。
変換装置21には、例えば、テンキー、キーボード、タッチパネル等で構成される入力操作部21aが設けられている。入力操作部21aの構成はここに示したものに限定されず、例えば、カードを差し込むことでカードに書き込まれた情報を読み取るカードリーダや、バーコードを読み取るバーコードリーダのようなものでもよい。入力操作部21aは、撮影対象である患者と対応付けられて設定された検索用IDを入力し撮影された撮影画像の画像データに付帯させる情報付帯手段である。
ここで検索用IDとは、撮影後に撮影画像を検索する際、検査対象を識別する識別標識となるものであり、例えば、受付けを行ったときに付与される受付番号である。本実施形態における診断システム1では、予め患者に対するオーダ情報(検査オーダ情報、撮影オーダ情報)を生成、発行せずに、患者の撮影を先行して行い、撮影画像の生成後、医師が患者情報と撮影画像とを対応付けるシステムであり、検索用IDはこの対応付け時に使用されるものである。
例えば、入力操作部21aが検索用IDとして受付番号を入力する場合、例えば、レセコン5で付与された受付番号が「1」である患者を撮影する場合には、入力操作部21aから、患者に対応する検索用IDとして「1」を入力する。
開業医等においては、通常、1日あたりの来院数は10〜40人程度であり、診察券の通し番号は2桁あれば充分で、入力操作部21aはこの2桁の数値が入力できればよく、安価なテンキーが好ましい。
なお、以下においては、検索用IDとして受付番号を用いる場合を例として説明するが、後述するように、検索用IDは、受付番号に限定されない。
なお、入力操作部21aから入力され撮影画像に付帯される情報は、検索用IDに限定されない。患者の氏名等、患者を識別する各種情報を入力操作部21aから入力するようにしてもよい。当該撮影を行った画像生成装置2に付与されている識別番号や当該撮影が造影剤等を用いない単純撮影か、造影剤を用いた撮影か等の撮影の種類を特定する情報等を入力するようにしてもよい。入力された検索用IDその他の情報はヘッダ情報等の付帯情報として撮影画像の画像データに付帯され、画像データが外部機器に送信されるときにはこれらの情報も画像データと対応付けられて送信される。
本実施形態において、画像生成装置2は、入力操作部21aから検索用IDが入力されるまでは撮影動作を開始しないようになっている。なお、複数の患者を連続的に撮影する可能性がない場合(患者間の区切りに十分な間隔がある場合)には、医師は、各画像に自動的に付与されたモダリティID及び撮影日時で構成されたUIDに基づき、容易に画像データと患者とを対応付けることができるため、検索用IDの入力は必ずしも必要ではない。このため、このようなケースにおいては、各画像生成装置2は、検索用IDの入力なしに撮影動作を開始するよう設定可能としてもよい。
内視鏡装置2bは、可撓性を有する管の先端部に小型の撮影装置が設けられたものであり(いずれも図示せず)、撮影装置は例えば光学レンズ等で構成される対物光学系と、対物光学系の結像位置に配置された撮像部と、LED(Light Emitting Diode)等で構成され撮像を行うために必要な照明を行う照明部とを備えている(いずれも図示せず)。撮像部は、例えばCCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等の固体撮像素子を備え、光が入射すると光の入射光量に応じた量の電気的な信号へと光電変換する。対物光学系は、照明部により照明された領域を光学レンズで集光し、撮像部が有する固体撮像素子に結像するように構成されており、固体撮像素子に入射した光が光電変換されることにより、電気信号として撮影画像の画像データが出力されるようになっている。
CR装置2cを構成する撮影装置22は、図示しない放射線源を有し、検査対象(図示せず)に放射線を照射して静止画像を撮影する。撮影時には前記放射線源から照射される放射線の照射領域内に、例えば放射線エネルギーを蓄積する輝尽性蛍光体シートを備える放射線画像変換プレートが内蔵された放射線画像変換媒体(いずれも図示せず)が配置されるようになっており、放射線源からの照射放射線量に対する検査対象の放射線透過率分布に従った放射線量が放射線画像変換媒体に内設された輝尽性蛍光体シートの輝尽性蛍光体層に蓄積し、この輝尽性蛍光体層に検査対象の放射線画像情報を記録する。
読取装置23は、検査対象の放射線画像情報が記録された放射線画像変換媒体を装填し、放射線画像変換媒体から検査対象の放射線画像情報を読み取って撮影画像を生成する装置であり、前記制御装置3からの制御信号に基づいて、装置内に装填された放射線画像変換媒体の輝尽性蛍光体シートに励起光を照射し、これによりシートから発光される輝尽光を光電変換し、得られた画像信号をA/D変換して、撮影画像を生成するようになっている。
なお、CR装置2cは撮影装置22と読取装置23とが一体化した一体型の装置であってもよい。
なお、図示はしないが、内視鏡装置2b、CR装置2cの読取装置23にも超音波診断装置2aにおける変換装置21の入力操作部21aと同様に撮影の際に画像データに検索用IDを付帯させる内蔵又は外部接続された情報付帯手段が設けられており、生成した撮影画像の画像データに当該患者の検索用IDを付帯させるようになっている。この場合にも、内視鏡装置2bの場合には検索用IDが入力されるまでは撮影動作が開始しないようになっており、また、CR装置2cの読取装置23の場合には検索用IDが入力されるまでは読取動作が開始しないようになっている。
なお、情報付帯手段から入力される検索用IDとしては、前述の入力操作部21aと同様に、例えば、前記受付番号等が使用される。前述のように、開業医等においては、通常、1日あたりの来院数は10〜40人程度であり、診察券の通し番号は2桁あれば充分で、情報付帯手段はこの2桁の数値が入力できればよく、安価なテンキーが好ましい。
また、内視鏡装置2b及びCR装置2cの読取装置23は、生成された画像データに前述のUIDを画像データに自動的に付与する機能を備えており、付与されたUIDは画像データに付帯され、画像データが外部機器に送信されるときにはこれらの情報も画像データと対応付けられて送信される。
制御装置3は、例えば診察室13に設置され、医師が画像等を表示させて読影診断等を行うためのワークステーション(PC:Personal Computer)であり、一般的なPCよりも高精細のモニタ(表示部)を備えるものであってもよい。制御装置3は、図3に示すように、CPU31、RAM32、記憶部33、入力部34、表示部35、通信部36等を備えて構成されており、各部はバス37により接続されている。
CPU31は、記憶部33に記憶されているシステムプログラムや処理プログラム等の各種プログラムを読み出してRAM32に展開し、展開されたプログラムに従って後述する画像処理や画像処理の完了した撮影画像情報と患者情報との対応付け処理をはじめとする各種処理を実行するようになっている。
記憶部33は、HDD(Hard Disc)や半導体の不揮発性メモリ等により構成される。記憶部33には、前述のように各種プログラムが記憶されているほか、特開H11−85950や特開2001−76141の明細書中に開示されているような撮影部位を識別するための部位識別パラメータ(撮影画像に現われた撮影対象の輪郭、形状等と撮影部位とを対応付けるルックアップテーブル等)及び識別された撮影部位に応じた画像処理を行う画像処理パラメータ(階調処理に用いる階調曲線を定義したルックアップテーブル、周波数処理の強調度等)等が記憶されている。
また、記憶部33には、前記各種の画像生成装置2によって生成された撮影画像の画像データが一時的に記憶されるようになっている。なお、画像データに検索用IDや患者情報、撮影の種類に関する情報、撮影を行った画像生成装置2を識別する情報等が付帯しているときは、撮影画像の画像データとこれらの情報とを対応付けて記憶する。その他、記憶部33には、患者の受付順に作成された患者リスト等、制御装置3に送られた各種情報が記憶される。
入力部34は、例えば図示しないカーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成されており、撮影対象である患者を特定する患者情報である患者氏名等を入力可能となっている。入力部34は、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された指示信号をCPU31に出力するようになっている。
ここで、入力部34から入力される患者情報としては、例えば患者の氏名、診察券番号等が挙げられるが、患者情報はここに例示したものに限定されない。また、検索用IDとは、前述のように撮影後に撮影画像を検索する際、検査対象を識別する識別標識となるものであり、例えば受付けを行ったときに付与される受付番号である。なお、本実施形態においては、患者情報として患者氏名を入力する例について説明する。
表示部35は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等のモニタを備えて構成されており、後述するように、撮影画像、撮影画像から生成される確定撮影画像、各種の患者情報等を表示する表示手段である。表示部35は、CPU31から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
本実施形態においては、例えば、医師等が画像生成装置である超音波診断装置2a、内視鏡装置2b、CR装置2cから取得した撮影画像を表示するように指示する指示信号を入力部34から入力すると、図4に示すような画像確認画面35bが表示される。
図4に示すように、画像確認画面35bには、前記各種の画像生成装置2によって生成された撮影画像を表示するための画像表示欄351と、画像処理条件の調整指示を入力するための画像処理条件調整欄352とが設けられている。また、画像表示欄351には、画像表示欄351の各表示欄に対応して設けられ、各表示欄に表示された撮影画像を確定し、当該撮影画像の画像データを確定後の画像データとして記憶するためのOKボタン353と、各表示欄に表示された撮影画像の画像データの破棄及び再出力を指示するためのNGボタン354と、各撮影画像について患者のどの部位を撮影したものであるかを自動部位認識した結果、判断された撮影部位を表示する撮影部位表示欄355とが配置されている。なお、確定後の撮影画像の画像データを保存した場合には、画像表示欄351の各表示欄に保存済みのマーク等が表示されるようにしてもよい。
また、画像確認画面35bには、患者情報として患者氏名を入力、表示する患者氏名欄356が設けられている。なお、本実施形態においては、患者情報の入力、表示欄として患者氏名欄356を設けた場合を例として以下説明するが、患者情報の入力、表示欄はここに例示したものに限定されない。
その他、画像確認画面35bには、診断を終了するための診断終了ボタン357や前の表示画面に戻るための戻るボタン358等が設けられている。なお、画像確認画面35bの構成は図4に例示したものに限定されない。例えば、これら以外の表示欄やボタンが設けられていてもよく、前記患者リストに対応した受付番号を表示する欄等が設けられていてもよい。
さらに、本実施形態においては、CPU31から撮影画像とともに当該撮影画像に対応する付帯情報を表示させるよう指示信号が入力された場合に、表示部35は、撮影画像の画像情報の所定位置に付帯情報を重畳し、付帯情報が重畳された状態で撮影画像を表示させる。付帯情報を撮影画像のどの位置に重畳させるかは、入力部34等から自由に設定可能としてもよいし、下側の余白部分等、所定の重畳位置がデフォルトとして設定されていてもよい。
通信部36は、ネットワークインターフェース等により構成され、スイッチングハブを介してネットワーク7に接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。即ち、通信部36は、画像生成装置2によって生成された撮影画像の画像データを受信し、また、必要に応じてサーバ4等の外部装置に画像処理の完了した確定後の撮影画像の画像データを送信し出力する出力手段として機能するものである。
次に、CPU31によって行われる各種処理について説明する。
本実施形態において、CPU31は、検索用IDに基づいて、記憶部33に記憶された撮影画像の中から特定の患者について撮影された撮影画像だけを抽出する画像抽出手段として機能する。すなわち、前述のように、撮影の際には当該撮影の検査対象である患者の患者情報と対応付けられて設定された検索用IDが、入力操作部21a等から入力され、この検索用IDは、例えば撮影画像の画像データにヘッダ情報として付帯している。医師等の操作者がある検索用IDに対応する撮影画像を抽出するように指示する指示信号を入力部34等から入力すると、CPU31は、記憶部33に記憶された撮影画像のうち、当該検索用IDが付帯している撮影画像を検索し抽出して表示部35の画像確認画面35b等に表示する。
また、CPU31は、画像生成装置2によって生成され、通信部36によって受信した撮影画像の画像データについて撮影部位に応じた画像処理を行い、診断に適した診断用の撮影画像を生成する画像処理手段として機能する。
具体的には、CPU31は、まず、記憶部33から部位識別パラメータを読み出して画像生成装置2によって生成された撮影画像に現われた撮影対象の輪郭、形状等から撮影部位を識別する部位自動識別処理を行う。撮影画像の部位が識別されると、CPU31は、撮影部位に対応する画像処理パラメータを記憶部33から読み出して、読み出したパラメータに基づいて画像処理条件を決定し、決定した画像処理条件で画像データに画像のコントラストを調整する階調処理、濃度を調整する処理、鮮鋭度を調整する周波数処理等の画像処理を施す。さらに、医師等の操作者が画像処理条件調整欄352から撮影画像の濃度やコントラスト等を調整する入力を行うと、CPU31は、これに応じて撮影画像の画像処理を行う。そして、画像処理が完了してOKボタン353が押下されると、CPU31は、画像処理後の撮影画像の画像データを診断用の撮影画像の画像データとして決定する。
さらに、CPU31は、撮影された検査対象を特定する患者情報が入力されたときは、この患者氏名等の患者情報を検索用IDと置き換え、当該患者情報を所定の画像処理後の撮影画像情報とを対応付ける対応付け処理を行い、当該撮影画像情報と患者情報とを対応付けて記憶する対応付け手段として機能する。CPU31は、患者情報と対応付けられた撮影画像情報を記憶部33又はサーバ4の画像DB41に書込み、記憶させる。
また、CPU31は、レセコン5に対して後述するレセコンDB6に記憶されているレセプト関連情報の中から、所定の患者に関する情報を送るよう、指示信号を送るようになっている。そして、レセコン5から抽出されたレセプト関連情報が送られたときは、当該レセプト関連情報と同じ患者情報が対応付けられた撮影画像情報とを対応付ける情報対応付け手段として機能する。さらにCPU31は、相互に対応付けられた患者情報、レセプト関連情報及び撮影画像情報を、対応情報記憶手段である画像DB41に書込み、記憶させるようになっている。
次に、サーバ4は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、HDD等により構成され各種プログラム等を格納する記憶部、入力部、表示部、ネットワーク7に接続された各装置との間で情報の送受信を行う通信部(いずれも図示せず)等を備えて構成されたコンピュータである。
サーバ4は、通信部を介して制御装置3から送信された撮影画像の画像データ等を記憶するデータベースとして画像DB41を備えている。サーバ4は、前記CPUと記憶部に格納されているプログラムと協働して処理を行うことにより、通信部を介して制御装置3から書込み指示された撮影画像の画像データ及びその付帯情報(患者情報及びUIDを含む情報)を対応付けて画像DB41に格納するようになっており、画像DB41は、後述するレセプト関連情報、患者情報等の付帯情報と、撮影画像情報とを対応付けて記憶する対応画像情報記憶手段を構成している。
また、サーバ4は、制御装置3からの要求に応じて画像DB41を検索し、要求に応じた画像データを読み出して当該撮影画像情報とこれに付随する付帯情報とを制御装置3に送信する。
また、レセコン5は、図5に示すように、CPU(Central Processing Unit)51、RAM(Random Access Memory52)、HDD等により構成され各種プログラム等を格納する記憶部53、キーボードやマウス等により構成される入力部54、CRTやLCD等により構成される表示部55、ネットワーク7に接続された各装置との間で情報の送受信を行う通信部56等を備えて構成されたコンピュータであり、各部はバス57により接続されている。
レセコン5は、診断後医師からの紙カルテ等に基づいて前記窓口担当等の操作者により入力された患者に関するレセプト関連情報を記憶するレセプトDB(database)6を備えている。
レセプトDB6は、来院した患者に関するレセプト関連情報を患者情報と対応付けて格納するレセプト情報記憶手段として機能するデータベースである。レセプトDB6には、各患者の受付日付、当該受付日において患者に付与された検索用IDである受付番号、患者情報としての患者氏名、同じ受付日付において当該患者について撮影された画像の撮影数、造影剤を用いた撮影の枚数である造影数、撮影を行った画像生成装置2の種類であるモダリティ種別、撮影がどの部位について行われたものかを示す撮影部位、同じ受付日付において当該患者に処方された薬剤の投薬情報等が関連付けられて記憶されている。
レセコン5のCPU51は、制御装置3等から所定の患者についてのレセプト関連情報を送信するよう指示信号が入力された際に、レセプトDB6に記憶されているレセプト関連情報の中から、患者情報に基づいて、所望のレセプト関連情報を抽出するレセプト情報抽出手段として機能する。CPU51により抽出されたレセプト関連情報は通信部56を介して制御装置3に送られる。なお、制御装置3等から入力された指示信号が、患者氏名のみならず、受付日付や撮影部位情報等が抽出条件とするものである場合には、これらの抽出条件に合致するレセプト関連情報を抽出するようにしてもよい。
レセコン5の入力部54は、受付けを行うための画面を表示するよう指示を入力可能であり、受付けを行うための画面を表示が指示されると、CPU51が記憶部53に格納されたプログラムと協働して処理を行うことにより、図6に示すような受付入力画面55aを表示部55に表示させる。なお、受付入力画面55aはここに例示したものに限定されず、例えば受付日付欄、受付番号欄、患者氏名欄のみから構成される画面であってもよい。また、このうち受付日付欄は、受付番号欄、患者氏名欄等を入力すると当該入力操作を行った日付が自動的に入力されるようになっていてもよい。
入力部54は、この表示部55に表示された受付入力画面55aを介して、新たな来院患者についての各患者に対応し患者を特定可能な識別情報としての受付番号(検索用ID)と患者情報としての患者氏名とを入力可能となっている。レセコン5の受付入力画面55a及び入力部54により患者情報入力手段が構成される。入力部54により受付番号及び患者氏名が入力されると、入力が行われた日付(受付日付)とともに、受付番号及び患者氏名がレセプトDB6に記憶される。
また、レセコン5は、入力部54よりレセプト関連情報を入力する画面を表示するよう指示が入力されると、図7に示すようなレセプト関連情報入力画面55bを表示部に表示させる。レセプト関連情報入力画面55bは、例えば図7に示すように、受付日付ごとに受付番号とこれに対応する患者氏名が受付番号の早い順にリスト状に列記されたものである。前記受付入力画面55aを介して入力部54から受付番号及び患者氏名が入力されるとレセプト関連情報入力画面55bの表示が更新され、新たに入力された受付番号及び患者氏名が受付日付ごとの受付番号順にリストに追加されるようになっている。なお自動的に画面が更新される場合に限定されず、レセプト関連情報入力画面55bを介して入力部54から入力することによりリストが更新されるようになっていてもよい。なお、本実施形態においては、患者のレセプト処理(会計処理)が終了すると、当該患者についての表示がリストから削除され、順次次の受付番号の患者が繰り上がり、リストが更新されるようになっている。
入力部54はレセプト関連情報入力画面55bの各項目に対応して当該患者に関するレセプト関連情報を入力可能となっており、レセコン5のレセプト関連情報入力画面55b及び入力部54によりレセプト情報入力手段が構成される。レセコン5のCPU51は、入力部54から入力された情報に基づいて保険点数を演算するとともに、受付番号及び患者氏名と当該患者に関するレセプト関連情報とを対応付けてレセプトDB6に記憶させる。
なお、本実施形態においては、受付時に受付入力画面55aから受付番号及び患者氏名を入力することとしたが、受付時には当該患者に対して発行した受付番号のみを入力し、患者氏名はレセプト関連情報入力画面55bを介して入力するようにしてもよい。すなわち、レセプト情報入力手段が患者情報入力手段を含む構成としてもよい。また、患者情報として患者氏名の他患者の性別、年齢、保険番号等の詳細な情報を入力する場合には、患者情報のうち、患者氏名のみを受付時に受付入力画面55aから入力し、その他の詳細な情報はレセプト関連情報入力画面55bから入力ようにしてもよい。
次に、本実施形態における診断システム1の動作について説明する。
まず、受付11において来院した患者に対して受付番号が付与され、受付番号札が発行される。窓口担当が患者氏名の聞き取りを行い、レセコン5の図示しない受付入力画面を介して入力部から検索用IDである受付番号及び患者情報である患者氏名の入力を行う。受付番号及び患者氏名の入力が行われると、レセプトDB6に新規レコードが追加され、受付番号及び患者情報が書込まれる。
受付番号が付与された患者が診察室13に移動すると、医師は、患者に対し問診を行い、実施する撮影、検査を決定する。問診により患部の撮影が必要であると決定された場合には、医師や撮影技師等、撮影を行う撮影実施者は、患者を撮影に用いる画像生成装置2のもとに連れて行き、画像生成装置2の入力操作部から当該患者に付与された受付番号(検索用ID)の入力を行う。例えば、画像生成装置2として超音波診断装置2aを用いる場合には、撮影実施者は入力操作部から検索用IDとして患者の受付番号を入力し、画像生成装置2の画像生成動作が可能となるように準備を行う。その後、当該患者の診断対象部位を被写体として撮影を行い、画像生成装置2により撮影画像の画像データが生成される。また、例えば、画像生成装置2としてCR装置2cを用いる場合には、撮影後に撮影実施者は読取装置に設けられた入力部のテンキーから検索用IDとして患者の受付番号を入力する。これにより読取装置による読取処理が可能となり、読取操作を行うことにより画像データが生成される。なお、前述のように予めその日に検査予約をしていた場合には、医師による問診を受けずに受付から直接撮影室15又は検査室16に移動してもよい。
なお、ある患者を選択した後、別の患者をさらに選択してもよい。この場合には、選択された患者を順次又は各画像生成装置2を用いて同時並行的に撮影する。この場合でも、画像生成装置での撮影時に、検索用IDが入力されるので、画像データに付帯された検索用IDと照合することにより、撮影後に患者と画像データとの対応付けを行うことが可能である。
撮影が終了すると、生成された撮影画像データが、入力された検索用ID及びUIDが付帯された状態でネットワーク7を介して制御装置3に送られる。なお、緊急時等、受付を経由していない患者を撮影する場合には、予め緊急割込みを示す所定のコード、例えば、「99」のように、普段の撮影時には現われないような番号を設定しておくことにより、通常のフローと同様に撮影後の画像データを他の画像データと区別して抽出することが可能となる。
画像生成装置2から撮影画像の画像データが制御装置3に送られると、CPU31は撮影を行った部位を自動的に識別する。そして、撮影部位を識別すると、CPU31は当該撮影部位に応じた画像処理条件を決定し、撮影画像の画像データについて当該条件に応じた画像処理を行う。画像処理が行われると、撮影画像は画像データに付帯する各種の情報とともに一旦、記憶部33に記憶される。
撮影又は検査後に医師が患者を診察する際には、医師は制御装置3の入力部34を操作することにより表示部35に図示しない画像検索画面を表示させ、患者の受付番号(検索用ID)を確認して患者の受付番号を入力部34から入力する。検索用IDである受付番号を入力すると、CPU31は当該受付番号を検索キーとして、当該患者に対応する画像を記憶部33から抽出し、抽出された撮影画像は表示部35の画像確認画面35b(図4参照)に一覧表示される。医師は患者の氏名を聴取して患者情報である患者氏名を患者情報入力欄356から入力する。患者情報入力欄356を介して入力部34から当該患者に関する患者情報の入力が行われると、表示されている撮影画像の画像データの付帯情報として当該入力された患者情報が書込まれる。
医師は、画像確認画面35bで撮影画像の画像データを確認し、問題がなければOKボタン353により当該撮影画像を診断用の撮影画像として確定させる。他方、撮影画像の画像処理に問題がある場合には、医師等の操作者は、画像処理条件調整欄352で撮影画像の濃度やコントラスト等の調整を行う。なお、撮影部位に応じた画像処理が適切に行われなかった場合には、画像処理条件調整欄352で行った撮影画像の濃度やコントラスト等の調整を画像処理パラメータに反映させてパラメータの補正を行うようにしてもよい。また、各表示欄に表示された撮影画像が不鮮明である等、濃度やコントラスト等の調整のみでは調整できない場合には、撮影画像の画像データの破棄及び再出力を指示するためのNGボタン354を操作して当該撮影画像の画像データを破棄し画像生成装置2から画像データを再出力させる。
また、医師は診断を行うに当たり必要に応じて過去に来院した際に撮影した画像がないかの検索指示を入力部34から入力する。検索指示が入力されると、CPU31は画像DB41内に同一の患者氏名(患者情報)が付帯された画像データがないかどうかを検索し、画像データの有無、及び画像データがある場合には当該画像データを表示部35に表示させる。なお、患者が複数回来院しており、そのうち参照したい画像がいつのものかが分かっている場合には、入力部34から患者氏名と特定の日付とを入力してもよい。このように入力して検索することにより、所望の画像を絞り込んで検索をすることができる。また、例えば、撮影に使用した画像生成装置2の種類、撮影部位、撮影方向等によって抽出する撮影画像を絞り込みたい場合には、これらの条件を患者氏名とともに入力することにより、より詳細な絞り込み検索を行うことができるようにしてもよい。
このとき、画像DB41から読み出された画像データには、患者情報及びレセコン5により入力されたレセプト関連情報が付帯されており、表示部35に撮影画像を表示させる際には、当該撮影画像の所定位置に撮影された日付や使用した画像生成装置2の種類、撮影部位、撮影方向等が重畳されて表示されるようになっている。
医師は撮影画像の確定後、当日に撮影された撮影画像及び画像DB41から読み出された過去の撮影画像を見ながら診断を行い、患者に関する所見(診断された傷病命名等)、当該患者に処方する薬剤を示す投薬情報、当該患者に行った撮影や検査等に関する情報(撮影を行った装置の種類、撮影枚数、造影剤使用の有無、撮影部位、撮影方向、検査種別、検査ID等)を紙カルテに記録する。医師は紙カルテ等に診断所見を記入するとともに、入力された当該患者情報と対応付けて(当該患者情報を付帯情報として)当日撮影された撮影画像の画像データをサーバ4の画像DB41等の記憶手段に記憶する。
医師は紙カルテへの所見記載後、当該紙カルテを受付11の窓口担当に渡し、この窓口担当は、レセコン5の表示部55に検査情報入力画面を表示させ、当該検査情報入力画面を介して入力部から当該紙カルテに基づいて保険点数請求処理用のレセプト関連情報を入力する。レセコン5のCPU31は、当該患者について行われた撮影の撮影枚数、単純X線撮影か造影剤撮影かというような撮影の種類、撮影を行った画像生成装置2の種類等、撮影画像の画像データに付帯されている情報に基づいて保険点数等の計算に関わる会計関連情報の算出を行う。入力されたレセプト関連情報及び算出された保険点数等は患者情報である患者氏名と対応付けられてレセプトDB6に書込まれ、記憶される。
また、レセコン5に入力された前記撮影画像のうちレセプト関連情報が付帯されていない画像データがある場合には、医師等がレセプト関連情報との対応付けを指示する指示信号を制御装置3の入力部34から入力する。これにより、制御装置3のCPU31は、当該撮影画像に対応付けられた患者情報と同じ患者情報と対応付けられたレセプト関連情報を抽出するようレセコン5に対して指示信号を送信する。レセコン5のCPU51はレセプトDB6を検索し、指示されたレセプト関連情報を抽出する。抽出されたレセプト関連情報はネットワーク7を介して制御装置3にも送信され、制御装置3はレセプト関連情報を記憶部33に一時記憶する。なお、抽出の結果、同じ患者情報と対応付けられたレセプト関連情報が複数存在している場合には、該当する全てのレセプト関連情報が制御装置3に送信され、例えば図8に示すように表示部35に表示される。医師は表示部35に表示された受付日付をみて当該撮影画像に対応するレセプト関連情報を選択する。その後CPU31は、抽出、選択されたレセプト関連情報と撮影画像情報とを対応付ける。レセプト関連情報及び患者情報が撮影画像の画像データと対応付けられると、CPU31は、当該関連付けられた情報を画像DB41に書込み、記憶する。
このように、レセプト関連情報及び患者情報が撮影画像の画像データと対応付けられた状態で記憶された後は、医師が患者の来院履歴を参照したいときには制御装置3の入力部34から患者氏名を入力すれば、同じ患者の来院履歴を図8に示すような一覧表示として表示部35に表示させることができる。また、レセプト関連情報及び患者情報が撮影画像の画像データと対応付けられた状態で記憶された後は、撮影画像を表示部35に表示させた際にレセプト関連情報等の付帯情報が撮影画像の所定位置に重畳された状態で表示することが可能となる。
以上のように、本実施形態に係る診断システム1によれば、レセコン5から入力されたレセプト関連情報を利用することにより、医師等に入力操作の手間を強いることなく患者を特定する患者情報に基づき撮影画像の画像データ、レセプト関連情報を相互に対応付けることができ、対応付けられた状態で記憶しておくことができる。このため、撮影又は検査の前に予めオーダ情報を入力、生成しなくても過去に来院している患者の現在と過去の撮影画像を比較した上で診断を行ったり、過去の来院履歴を検索したりすることが容易となる。
また、撮影画像を表示部に表示させる際に、レセプト関連情報のうち撮影部位、撮影方向等を画像に重畳して表示させることができるので、撮影された画像がどの部位をどの方向から撮影したものか等を容易に知ることができ、診療効率が上がる。
さらに、撮影画像を制御装置3の表示部35に表示させて診断を行うため、診断及び撮影画像の保存等においてフィルムを使用せずに済み、省コスト化を実現することができる。
また、超音波診断装置2a、内視鏡装置2b、CR装置2cといった複数種類の画像生成装置2を備えているので、最低限必要な撮影、検査を行うことができる。また、複数の患者に対して同時並行的に撮影を行うことが可能であり、診察の効率を上げることができる。
さらに、画像生成装置2である超音波診断装置2aには変換手段21が接続されているので、超音波診断装置2aが、診断システム1を適用する各施設に備えられた既存の装置等の規格に合わない画像データを出力する場合でも画像データを適宜変換して適用させることができる。このため、既存の装置をそのまま用いることができ、設備投資等の負担を要しない。
また、変換装置21の入力操作部21aによって患者情報が入力されるまでは画像の撮影、読取等の画像データの生成を行うことができないので、画像と撮影対象となった患者との関連付けや撮影の種類等の情報を撮影した時点で確実に画像データと対応付けることができ、後の診断の際に取り違え等が起こる危険を回避できる。
また、患者情報、撮影画像情報と対応付けられるレセプト関連情報には日付情報が含まれているため、複数回来院している患者がいる場合にも、当該レセプト関連情報及びこれに対応付けられた撮影画像の画像データを区別することができ、患者の経過観察等に有効利用することができる。
また、患者を識別する患者情報と対応付けられた検索用IDで撮影画像を検索、抽出して、撮影画像と患者との対応付けがなされるので、受付けを行わずに撮影等を行った場合でも、当該患者に対して何枚の画像撮影を行ったか等、適切に会計関連情報を発生させることが可能となる。
なお、本実施形態においては、患者の患者情報とこれに対応する検索用IDとを入力部34から入力し、撮影時に検索用IDを撮影画像の画像データに付帯させることにより患者と撮影画像とを対応付けるように構成したが、患者と撮影画像とを対応付ける構成はこれに限定されない。
例えば、撮影前には、患者リストの中から患者を選択することにより受付番号等、各患者に割り当てられた検索用IDを設定するに止め、患者氏名等の患者情報は、撮影後、制御装置3の表示部35で当該患者に対応する撮影画像を見ながら患者の診断を行う際に入力するようにしてもよい。
さらに、撮影前には患者の選択等を一切行わずにまず撮影を行い、その際、医師等の操作者が当該撮影対象となった患者を識別するものとして任意に定めた検索用IDを画像生成装置2で入力するようにしてもよい。この場合には、撮影後に制御装置3で未確定フォルダから撮影によって得られた画像データを開き、撮影画像を抽出したい患者の検索用IDを入力部34から入力する。そして、この検索用IDに基づいて当該患者について撮影された撮影画像を抽出し、制御装置3の表示部35に表示させた上で、当該撮影画像を見ながら患者の診断を行うとともに、当該患者の患者情報を入力してもよい。
また、複数の患者を同時並行的に撮影することがないような場合には、制御装置3の表示部35上で患者リストの中から患者を選択すると自動的に表示部35の表示画面が画像確認画面35bに切り替わり、撮影が行われると、当該画像確認画面35b上に当該患者を撮影した撮影画像が表示されるようにしてもよい。この場合には、患者リストの中から選択された患者と撮影を行った患者とが1対1で対応付けられるので、撮影前に検索用ID等を入力しなくても患者と撮影画像の取り違えを生じるおそれがない。このため、入力操作を最小限に抑えて医師等の負担を軽減することができる。
なお、本実施形態においては、画像生成装置2として超音波診断装置2a、内視鏡装置2b、CR装置2cを備える場合を例として説明したが、画像生成装置2は、検査対象である患者を撮影し、撮影により得られた画像データに基づいて撮影画像を生成する画像生成手段を備える装置であればよく、ここに例示したものに限定されない。他の放射線画像変換媒体を使用するもの、放射線画像変換媒体を使用せずに画像データを取得しこれに基づいた撮影画像を生成するもの、放射線ディテクタを用いて放射線画像をデジタル信号として直接取り出すもの等、撮影画像を生成する任意の装置を適用することができる。具体的には、本実施形態に示した超音波診断装置2a、内視鏡装置2b、CR装置2cの他、例えば、CT(Computed Tomografhy)、MRT(Magnetic Resonance Imaging)、FPD(Flat Panel Detector)、乳房撮影装置(マンモグラフィ)等が挙げられるが、これに限定されない。
また、本実施形態においては、制御装置3の入力部34が患者情報を入力する入力手段として機能するものとしたが、入力手段はこれに限定されず、例えば、各画像生成装置2や変換装置21が患者情報を入力する入力手段を備える構成としてもよい。
また、本実施形態においては、撮影、検査を行った患者に関する患者情報をレセプト用コンピュータ機能を有するレセコン5に送信するものとしたが、電子カルテシステムが導入されている場合には、患者情報を電子カルテに送り、電子カルテ上で足りない情報等を入力し、電子カルテからレセコン機能を有するレセコン5に送信するように構成してもよい。さらに、電子カルテシステムとレセコン5とが連携していないような施設においては、電子カルテの所定の欄に記載された事項をレセコン5側のレセプト関連情報の所定の項目に自動的に取り込むことができるソフトウエアを電子カルテシステム及びレセコン5に組み込むことにより、改めて入力操作を行うことなく、電子カルテに記載された事項をレセプト関連情報に反映させるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、患者情報、レセプト関連情報及びこれらと対応付けられた撮影画像情報をサーバ4の画像DB41に記憶するものとしたが、患者情報、レセプト関連情報及びこれらと対応付けられた撮影画像情報を記憶する対応画像情報記憶手段はこれに限定されず、例えば、制御装置3の記憶部33を対応画像情報記憶手段とする構成としてもよい。
その他、本発明が本実施の形態に限定されず、適宜変更可能であることはいうまでもない。
本発明に係る診断システムの一実施形態のシステム構成を示す図である。 図1に示す診断システムを適用した場合の各装置の医療施設における配置例を示す図である。 図1に示す診断システムに適用される制御装置の概略構成を示す要部ブロック図である。 図1に示す診断システムにおける画像確認画面の一例を示す図である。 図1に示す診断システムに適用されるレセコンの概略構成を示す要部ブロック図である。 図1に示す診断システムにおけるレセコンの受付入力画面の一例を示す図である。 図1に示す診断システムにおけるレセコンのレセプト関連情報入力画面の一例を示す図である。 患者氏名によって抽出された来院履歴を表示させた場合の表示例を示す図である。
符号の説明
1 診断システム
2 画像生成装置
2a 超音波診断装置
2b 内視鏡装置
2c CR装置
3 制御装置
4 サーバ
5 レセコン
6 レセプトDB
7 ネットワーク
21 変換装置
31 CPU
32 RAM
33 記憶部
34 入力部
35 表示部
35 画像確認画面
36 通信部
41 画像DB

Claims (3)

  1. 患者を撮影して得られる画像データに基づいて、前記患者の撮影画像情報を生成する画像生成手段と、
    前記患者に関する患者情報を入力する患者情報入力手段と、
    前記画像生成手段によって生成された前記撮影画像情報と当該撮影画像情報に対応する前記患者情報とを対応付ける制御装置と、
    少なくとも撮影部位情報を含み前記画像生成手段によって撮影された患者に対応する会計又はレセプトに関するレセプト関連情報を入力するレセプト情報入力手段と、
    前記レセプト情報入力手段により生成されたレセプト関連情報を、当該レセプト関連情報に対応する患者の患者情報とともに記憶するレセプト情報記憶手段と、
    前記レセプト情報記憶手段に記憶された前記レセプト関連情報の中から、前記患者情報に基づいて、所望の前記レセプト関連情報を抽出するレセプト情報抽出手段と、
    前記レセプト情報抽出手段によって抽出されたレセプト関連情報と、当該レセプト関連情報と同じ患者情報が対応付けられた撮影画像情報とを対応付ける情報対応付け手段と、
    情報対応付け手段で対応付けられた前記レセプト関連情報及び前記撮影画像情報を前記患者情報とともに記憶する対応情報記憶手段と、
    を備えることを特徴とする診断システム。
  2. 前記レセプト関連情報には、日付情報が含まれることを特徴とする請求項1に記載の診断システム。
  3. 前記撮影画像情報に基づく出力画像に、前記情報対応付け手段によって当該撮影画像情報に対応付けられた前記レセプト関連情報の少なくとも一部を重畳して表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の診断システム。
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