JP2007240498A - 差圧測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】差圧をより正確に測定可能にするとともに差圧測定の信頼性を向上する。
【解決手段】第1領域の圧力を検出する第1圧力センサ22及び該第1圧力センサ22の検出結果を所定のタイミングで取得する第1検出結果取得部26を備える第1センサユニット2と、上記第1領域と異なる第2領域の圧力を検出する第2圧力センサ32及び該第2圧力センサ32の検出結果を所定のタイミングで取得する第2検出結果取得部35を備える第2センサユニット3と、上記第1検出結果取得部26にて取得された検出結果及び上記第2検出結果取得部35にて取得された検出結果から上記第1領域と上記第2領域との差圧を算出する算出部26と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の領域の差圧を測定する差圧測定装置に関するものである。
差圧測定装置としては、例えば、内部にオリフィス板が設置された配管内のオリフィス板の一方側の圧力と他方側の圧力を測定してその差圧を測定するものがある。
このような差圧測定装置では、接続領域の液体を引き込むことによって接続領域の圧力状態を伝達する導圧管を用いるものや封入された封入液(例えば、シリコンオイル等)を介して接続領域の圧力状態を伝達するキャピラリチューブを用いたものが一般的である(非特許文献1参照)。
導圧管を用いる差圧測定装置では、オリフィス板の一方側と他方側との各々に導圧管を接続し、これらの導圧管をスリーバルブにて接続した構成を有している。そして、スリーバルブを介して伝達される圧力を検出することによって差圧を測定している。
一方、キャピラリチューブを用いる差圧測定装置では、オリフィス板の一方側と他方側との各々にキャピラリチューブを接続し、これらのキャピラリチューブを介して伝達される圧力を検出して差圧を測定している。
計測器メーカが書いたフィールド機器・虎の巻 出版:工業技術社
しかしながら、導圧管を用いる差圧測定装置は、配管内を流れる液体を導圧管に直接引き込むため、液体に固形物や含まれている場合や、粘度の高い液体である場合には、導圧管に詰まりが生じる恐れがある。また、導圧管の腐食等や導圧管の破損によって配管内の液体が外部に漏出する恐れがある。
一方、キャピラリチューブを用いる差圧測定装置は、冬場等の温度が低い環境において封入液の粘度が高くなって抵抗が高くなり、圧力に対する応答性が悪化する。また、キャピラリチューブの一部が局所的に他の部分と異なる温度に晒された場合には、その一部における封入液の体積が熱膨張によって変化してしまい正確に圧力を伝達することができなくなる。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、差圧をより正確に測定可能にするとともに差圧測定の信頼性を向上することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、第1領域の圧力を検出する第1圧力センサ及び該第1圧力センサの検出結果を所定のタイミングで取得する第1検出結果取得部を備える第1センサユニットと、上記第1領域と異なる第2領域の圧力を検出する第2圧力センサ及び該第2圧力センサの検出結果を所定のタイミングで取得する第2検出結果取得部を備える第2センサユニットと、上記第1検出結果取得部にて取得された検出結果及び上記第2検出結果取得部にて取得された検出結果から上記第1領域と上記第2領域との差圧を算出する算出部と、を備えることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、第1領域の圧力が第1センサユニットにて直接取得され、第2領域の圧力が第2センサユニットにて直接取得され、第1センサユニット及び第2センサユニットにて取得された検出結果から第1領域と第2領域との差圧が算出される。
また、本発明においては、上記第1検出結果取得部における上記検出結果の取得タイミングと上記第2検出結果取得部における上記検出結果の取得タイミングとの同期を図る同期手段を備えるという構成を採用することができる。
また、同期手段を備える場合に、上記同期手段が上記第1検出結果取得部あるいは上記第2検出結果取得部のいずれか一方の検出結果取得部であり、該一方の検出結果取得部から他方の検出結果取得部に同期信号が入力されることによって、上記同期を図るという構成を採用することができる。
また、同期手段を備える場合に、上記同期手段は、上記第1検出結果取得部及び上記第2検出結果取得部の各々に設置されるタイマーであるという構成を採用することもできる。
また、同期手段を備える場合に、上記第1領域あるいは/及び上記第2領域の温度を計測する温度センサ及び該温度センサの検出結果を所定のタイミングで取得する温度検出結果取得部を備える温度センサユニットを備え、上記同期手段は、さらに上記温度検出結果取得部における上記検出結果の取得タイミングの同期を図るという構成を採用することもできる。
本発明によれば、第1領域の圧力が第1センサユニットにて直接取得され、第2領域の圧力が第2センサユニットにて直接取得され、第1センサユニット及び第2センサユニットにて取得された検出結果から第1領域と第2領域との差圧が算出される。このため、圧力センサまで導圧管を用いて圧力を伝達する必要がなくなり、導圧管の詰まりや、導圧管の腐食等や導圧管の破損によって配管内の液体が外部に漏出する恐れを排除することができる。また、圧力センサまでキャピラリチューブを用いて圧力を伝達する必要がなくなり、封入液の粘度変化に起因する応答性の悪化や封入液の局所的な体積変化に起因する測定精度の低下が生じることを排除することができる。
したがって、本発明によれば、差圧をより正確に測定可能にするとともに差圧測定の信頼性を向上することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明に係る差圧測定装置の一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態である差圧測定装置1の斜視図である。また、図2は、差圧測定装置1の機能構成を示したブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の差圧測定装置1は、配管100に対して設置される2つのセンサユニット2,3を有している。なお、配管100は、内部に液体が矢印方向に流されるとともに途中部位にオリフィス板200が設置されている。
一方のセンサユニット2がオリフィス板200よりも上流側に設置され、他方のセンサユニット3がオリフィス板200よりも下流側に設置されている。なお、以下の説明において、オリフィス板200よりも上流側に設置されるセンサユニット2を上流側センサユニット2(第1センサユニット)と称し、オリフィス板200よりも下流側に設置されるセンサユニット3を下流側センサユニット3(第2センサユニット)と称する。
上流側センサユニット2は、図2に示すように、筐体21と、振動式圧力センサ22と、周波数カウンタ23と、メモリ24,25と、CPU26と、変換部27とを備えている。
筐体21は、図1に示すように略円筒形状をしている。そして、筐体21の内部に振動式圧力センサ22と、周波数カウンタ23と、メモリ24,25と、CPU26と、変換部27とが収納されている。
振動式圧力センサ22は、配管100と直接接続して配置されており、受ける圧力に応じた所定の周波数を有するパルス信号を出力するものである。この振動式圧力センサ22としては、例えば、ダイヤフラム上に形成されたシリコン振動子の固有振動数がダイヤフラムに加わる圧力に応じて変化することを利用したシリコン振動式圧力センサを用いることができる。
周波数カウンタ23は、振動式圧力センサ22と電気的に接続されており、振動式圧力センサ22の出力信号が入力される。この周波数カウンタ23は、入力されるパルス信号、すなわち振動式圧力センサ22の出力信号の周波数をカウントしてそのカウント値を出力する。
メモリ24は、CPU26と電気的に接続されており、振動式圧力センサ22の特性を記憶する不揮発性メモリ(例えば、EEP−ROMまたはフラッシュROMまたはEP−ROMまたはP−ROM)である。なお、メモリ24が記憶する振動式圧力センサ22の特性とは、外部温度やダイヤフラムの特性に起因する振動式圧力センサ22の出力周波数のぶれ等を含むものである。
メモリ25は、CPU26と電気的に接続されており、CPU26が用いるソフトウェアを記憶する不揮発性メモリ(例えば、EEP−ROM)である。このメモリ25には、差圧を算出するための演算プログラムや後述する同期信号を出力するタイミング等の設定値が記憶されている。また、メモリ25は、CPU26内部にあるROMであっても良い。そして、メモリ25には、レンジ情報の設定値、フィルタ時定数の設定値が格納されている。
CPU26は、周波数カウンタ23から入力されるカウント値(上流側センサユニット2の振動式圧力センサ32の検出結果)を所定のタイミングで取得する。また、CPU26には、後述する下流側センサユニット3のCPU35から入力されるカウント値(下流側センサユニット3の振動式圧力センサ32の検出結果)が入力される。そして、これらのカウント値に基づいて、オリフィス板200の上流側領域(第1領域)の圧力と、オリフィス板200の下流側領域(第2領域)の圧力との差圧を算出して出力する。
また、CPU26は、下流側センサユニット3のCPU35とローカルデータバス4を介して電気的に接続されている。そして、周波数カウンタ23から入力されるカウント値とCPU35から入力されるカウント値が同時刻に取得されたものとするための同期信号をCPU35に入力する。
この他、CPU26は、本実施形態の差圧測定装置1の動作全体を制御する。
変換部27は、CPU26と電気的に接続されているとともに、外部に延在して外部機器と接続される配線5の一端に接続されている。そして、CPU26から入力される差圧を示す信号を、配線5に接続されている外部機器に応じた信号に変換して出力する。
次に、下流側センサユニット3は、図2に示すように、筐体31と、振動式圧力センサ32と、周波数カウンタ33と、メモリ34と、CPU35とを備えている。
筐体31は、図1に示すように略円筒形状をしている。そして、筐体31の内部に振動式圧力センサ32と、周波数カウンタ33と、メモリ34と、CPU35とが収納されている。
振動式圧力センサ32は、配管100と直接接続して配置されており、受ける圧力に応じた所定の周波数を有するパルス信号を出力するものである。この振動式圧力センサ32としては、例えば、上述したシリコン振動式圧力センサを用いることができる。
周波数カウンタ33は、振動式圧力センサ32と電気的に接続されており、振動式圧力センサ32の出力信号が入力される。この周波数カウンタ33は、入力されるパルス信号、すなわち振動式圧力センサ32の出力信号の周波数をカウントしてそのカウント値を出力する。
メモリ34は、CPU35と電気的に接続されており、振動式圧力センサ32の特性を記憶する不揮発性メモリ(例えば、EEP−ROM)である。なお、メモリ34が記憶する振動式圧力センサ32の特性とは、外部温度やダイヤフラムの特性に起因する振動式圧力センサ32の出力周波数のぶれ等を含むものである。
CPU35は、上述のように、ローカルデータバス4を介して上流側センサユニット2のCPU26と電気的に接続されている。このCPU35は、ローカルデータバス4を介して入力される同期信号を受け取ると、周波数カウンタ33から入力されるカウント値を取得する。そして取得したカウント値をローカルデータバス4を介して出力する。
次に、このように構成された本実施形態の差圧測定装置1の動作について説明する。
配管100内のオリフィス板200の上流側領域の液体から振動式圧力センサ22に圧力が加わると、振動式圧力センサ22が受けた圧力に応じた所定の周波数のパルス信号が、振動式圧力センサ22から出力される。そして、周波数カウンタ23は、入力されるパルス信号の周波数をカウントしてカウント値として出力する。
また、配管100内のオリフィス板200の下流側領域の液体から振動式圧力センサ32に圧力が加わると、振動式圧力センサ32が受けた圧力に応じた所定の周波数のパルス信号が、振動式圧力センサ32から出力される。そして、周波数カウンタ33は、入力されるパルス信号の周波数をカウントしてカウント値として出力する。
一方、上流側センサユニット2のCPU26は、メモリ25に記憶された同期信号を出力するタイミングに応じて、ローカルデータバス4を介して同期信号を出力する。
そして、下流側センサユニット3のCPU35は、ローカルデータバス4を介して入力される同期信号を受けると同時に、周波数カウンタ33から入力されるカウント値を取得する。そして取得したカウント値をローカルデータバス4を介して出力する。
また、上流側センサユニット2のCPU26は、CPU26が同期信号を出力したタイミングから下流側センサユニット3のCPU35が同期信号を受け取ってカウント値の取得を開始するタイミングまでの時間を待機してから周波数カウンタ23より入力されるカウント値を取得する。
このように、本実施形態の差圧測定装置1においては、上流側センサユニット2のCPU26によってカウント値が取得されるタイミングと、下流側センサユニット3のCPU35によってカウント値が取得されるタイミングとの同期が図られている。
なお、CPU26が同期信号を出力したタイミングから下流側センサユニットのCPU35が同期信号を受け取ってカウント値の取得を開始するタイミングまでの時間は、メモリ25に予め固定値として記憶されている。
この結果、上流側センサユニット2のCPU26には、同一時刻に取得されたカウント値が入力される。すなわち、所定の同一時刻における振動式圧力センサ22の検出結果と振動式圧力センサ32の検出結果とが上流側センサユニット2に入力される。
また、上流側センサユニット2のCPU26は、メモリ24から振動式圧力センサ22の特性を取得するとともに、ローカルデータバス4及び下流側センサユニット3のCPU35を介してメモリ34から振動式圧力センサ32の特性を取得する。
そして、上流側センサユニット2のCPU26は、取得した2つのカウント値からオリフィス板200の上流側の圧力とオリフィス板200の下流側の圧力とを算出する演算を行う。また、CPU26は、取得した振動式圧力センサ22,23の特性に基づいて算出した圧力を補正する演算を行う。そして、CPU26は、このような演算によって得られた圧力の差を算出することによって、オリフィス板200の上流側の圧力とオリフィス板200の下流側の圧力との差圧を算出する。
続いて、上流側センサユニット2のCPU26は、算出した差圧を示す信号を変換部27に入力する。変換部27に入力した差圧を示す信号は、配線5を介して接続される外部機器に応じた信号に変換された後に、配線5を介して出力される。そして、この配線5を介して出力された信号が外部機器に入力される。
なお、外部機器は、予め配管100内を流れる液体の密度等の情報を記憶しており、本実施形態の差圧測定装置1から入力される差圧を示す信号を用いて演算を行うことによって配管100内を流れる液体の流量を算出することができる。
このような本実施形態の差圧測定装置1によれば、オリフィス板200の上流側(第1領域)の圧力が上流側センサユニット2の振動式圧力センサ22にて直接取得され、オリフィス板200の下流側(第2領域)の圧力が下流側センサユニット3の振動式圧力センサ32にて直接取得され、これらの振動式圧力センサ22,32にて取得された検出結果に基づいて差圧が算出される。このため、従来の差圧測定装置のように、圧力センサまで導圧管を用いて圧力を伝達する必要がなくなり、導圧管の詰まりや、導圧管の腐食等や導圧管の破損によって配管内の液体が外部に漏出する恐れを排除することができる。また、圧力センサまでキャピラリチューブを用いて圧力を伝達する必要がなくなり、封入液の粘度変化に起因する応答性の悪化や封入液の局所的な体積変化に起因する測定精度の低下が生じることを排除することができる。
したがって、本実施形態の差圧測定装置1によれば、差圧をより正確に測定可能にするとともに差圧測定の信頼性を向上することが可能となる。
また、本実施形態の差圧測定装置1によれば、上流側センサユニット2のCPU22によって、上流側センサユニット2のCPU26によってカウント値が取得されるタイミングと、下流側センサユニット3のCPU35によってカウント値が取得されるタイミングとの同期が図られている。このため、より正確に差圧を測定することが可能となる。
その理由について、図3及び図4を用いて説明する。
図3は、上流側センサユニット2のCPU26によってカウント値が取得されるタイミングと、下流側センサユニット3のCPU35によってカウント値が取得されるタイミングとの同期が図られていない場合の説明図である。また、図4は、上流側センサユニット2のCPU26によってカウント値が取得されるタイミングと、下流側センサユニット3のCPU35によってカウント値が取得されるタイミングとの同期が図られている場合の説明図である。
なお、図3及び図4において、符合Aにて示すグラフは配管100内にて働く実際の静圧を示し、符号Bにて示すグラフはオリフィス板200の上流側と下流側との実際の差圧を示し、符号Cにて示すグラフは上流側センサユニット2の振動式圧力センサ22の検出結果から算出したオリフィス板200の上流側の算出圧力を示し、符合Dにて示すグラフは下流側センサユニット3の振動式圧力センサ32の検出結果から算出したオリフィス板200の下流側の算出圧力を示し、符合Eにて示すグラフは算出した差圧を示している。
また、図中aは上流側センサユニット2のCPU26によって周波数カウンタ23からのカウント値が取得されるタイミングを示すグラフであり、bは下流側センサユニット3のCPU35によって周波数カウンタ33からのカウント値が取得されるタイミングを示すグラフである。
図3に示すように、差圧Bが一定な状態で静圧Aが変動する場合において、上流側センサユニット2のCPU26によってカウント値が取得されるタイミングと、下流側センサユニット3のCPU35によってカウント値が取得されるタイミングとがずれている場合には、オリフィス板200の上流側の算出圧力Cの更新タイミングと、オリフィス板200の下流側の算出圧力Dの更新タイミングとがずれる。この結果、実際の差圧Bが一定であるにも関わらず、算出差圧Eが変動する。
一方、図4に示すように、差圧Bが一定な状態で静圧Aが変動する場合において、上流側センサユニット2のCPU26によってカウント値が取得されるタイミングと、下流側センサユニット3のCPU35によってカウント値が取得されるタイミングとが同期している場合には、オリフィス板200の上流側の算出圧力Cの更新タイミングと、オリフィス板200の下流側の算出圧力Dの更新タイミングとが重なる。この結果、算出差圧Eも常に一定となる。
したがって、上流側センサユニット2のCPU26によってカウント値が取得されるタイミングと、下流側センサユニット3のCPU35によってカウント値が取得されるタイミングとの同期が図られることによって、より正確に差圧を測定することが可能となる。
また、本実施形態の差圧測定装置1においては、差圧を算出し、かつ、上流側センサユニット2のCPU26が同期信号を出力し、かつ、振動式圧力センサ22の検出結果を取得している。すなわち、本実施形態の差圧測定装置1においては、上流側センサユニット2のCPU26が、本発明の算出部、第1検出結果取得部及び同期手段の機能を有している。このような構成を採用することによって、算出部と第1検出結果取得部と同期手段とを別部材として設置する必要がなくなり、差圧測定装置1を小型化及び低コスト化することが可能となる。
なお、本実施形態の差圧測定装置1においては、上流側センサユニット2のCPU26が同期信号を出力することによって、上流側センサユニット2のCPU26によってカウント値が取得されるタイミングと、下流側センサユニット3のCPU35によってカウント値が取得されるタイミングとの同期が図られている。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、上流側センサユニット2のCPU26及び下流側センサユニット3のCPU35の各々に対してタイマーを設置し、このタイマーを用いて、上流側センサユニット2のCPU26によってカウント値が取得されるタイミングと、下流側センサユニット3のCPU35によってカウント値が取得されるタイミングとの同期を図っても良い。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本第2実施形態の説明において、上記第1実施形態と同様の部分については、同一符合を付し、その説明を省略あるいは簡略化する場合がある。
図5は、本実施形態の差圧測定装置10の斜視図である。また、図6は、差圧測定装置10の機能構成を示したブロック図である。
これらの図に示すように、本実施形態の差圧測定装置10は、上流側センサユニット2と下流側センサユニット3との他に、温度センサユニット20を備えている。
温度センサユニット20は、図5に示すようにオリフィス板200の下流側に設置されており、図6に示すように筐体30と、温度センサ40と、CPU50とを備えている。
筐体30は、図5に示すように、略円筒形状をしている。そして、筐体30の内部には、温度センサ40及びCPU50が収納されている。
温度センサ40は、配管100内の液体の温度を検出して出力するものである。また、CPU50は、温度センサ40に電気的に接続されている。また、上流側センサユニット2のCPU26にローカルデータバス60を介して電気的に接続されている。そして、CPU50は、上流側センサユニット2のCPU26から同期信号を入力されると温度センサ40の検出結果を取得してローカルデータバス60を介して出力する。
このような本実施形態の差圧測定装置1においては、上流側センサユニット2のCPU26から下流側センサユニット3のCPU35及び温度センサユニット20のCPU50に同期信号が送られ、上流側センサユニット2のCPU26によってカウント値が取得されるタイミングと、下流側センサユニット3のCPU35によってカウント値が取得されるタイミングと、温度センサユニット20のCPU50によって温度センサ40の検出結果を取得するタイミングとの同期が図られる。
このため、上流側センサユニット2のCPU26が同時刻のカウント値及び温度を取得することが可能となる。このため、例えば、液体の密度等の情報をメモリ25に記憶させておくことによって、配管100を流れる液体の流量を正確に算出することもできる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る差圧測定装置の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
本発明の第1実施形態の差圧測定装置の概略構成図である。 本発明の第1実施形態の差圧測定装置の機能構成を示したブロック図である。 上流側センサユニットのCPUによってカウント値が取得されるタイミングと、下流側センサユニットのCPUによってカウント値が取得されるタイミングとの同期が図られていない場合の説明図である。 上流側センサユニットのCPUによってカウント値が取得されるタイミングと、下流側センサユニットのCPUによってカウント値が取得されるタイミングとの同期が図られている場合の説明図である。 本発明の第2実施形態の差圧測定装置の概略構成図である。 本発明の第2実施形態の差圧測定装置の機能構成を示したブロック図である。
符号の説明
1,10……差圧測定装置、2……上流側センサユニット(第1センサユニット)、22……振動式圧力センサ(第1圧力センサ)、26……CPU(算出部、第1検出結果取得部、同期手段)、3……下流側センサユニット(第2センサユニット)、32……振動式圧力センサ(第2圧力センサ)、35……CPU(第2検出結果取得部)、20……温度センサユニット、40……温度センサ、50……CPU(温度検出結果取得部)


Claims (5)

  1. 第1領域の圧力を検出する第1圧力センサ及び該第1圧力センサの検出結果を所定のタイミングで取得する第1検出結果取得部を備える第1センサユニットと、
    前記第1領域と異なる第2領域の圧力を検出する第2圧力センサ及び該第2圧力センサの検出結果を所定のタイミングで取得する第2検出結果取得部を備える第2センサユニットと、
    前記第1検出結果取得部にて取得された検出結果及び前記第2検出結果取得部にて取得された検出結果から前記第1領域と前記第2領域との差圧を算出する算出部と、
    を備えることを特徴とする差圧測定装置。
  2. 前記第1検出結果取得部における前記検出結果の取得タイミングと前記第2検出結果取得部における前記検出結果の取得タイミングとの同期を図る同期手段を備えることを特徴とする請求項1記載の差圧測定装置。
  3. 前記同期手段が前記第1検出結果取得部あるいは前記第2検出結果取得部のいずれか一方の検出結果取得部であり、該一方の検出結果取得部から他方の検出結果取得部に同期信号が入力されることによって、前記同期を図ることを特徴とする請求項2記載の差圧測定装置。
  4. 前記同期手段は、前記第1検出結果取得部及び前記第2検出結果取得部の各々に設置されるタイマーであることを特徴とする請求項2記載の差圧測定装置。
  5. 前記第1領域あるいは/及び前記第2領域の温度を計測する温度センサ及び該温度センサの検出結果を所定のタイミングで取得する温度検出結果取得部を備える温度センサユニットを備え、前記同期手段は、さらに前記温度検出結果取得部における前記検出結果の取得タイミングの同期を図ることを特徴とする請求項2記載の差圧測定装置。



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