JP2007239574A - 膨張機一体型圧縮機および冷凍サイクル装置 - Google Patents

膨張機一体型圧縮機および冷凍サイクル装置 Download PDF

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大 松井
Hiroshi Hasegawa
寛 長谷川
Atsuo Okaichi
敦雄 岡市
Yuji Ogata
雄司 尾形
Masanobu Wada
賢宣 和田
Yuichi Kusumaru
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Abstract

【課題】高温高圧雰囲気の密閉容器内に設置された従来の圧縮機に膨張機を連結する場合、膨張機を圧縮機の下側、すなわち密閉容器下部に溜まる潤滑油プール内あるいは近接する位置に配置することで、圧縮機に供給する潤滑油の一部を膨張機に供給することが可能となるが、潤滑油の循環により、圧縮機102と膨張機103との間で、お互いの温度が均一化するように熱が移動し、サイクル効率が低下する。
【解決手段】圧縮機102側の空間202と膨張機103側の空間とを隔てる中板211の潤滑油連通路212近傍に、冷却水路220を設け、潤滑油を冷却する。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷凍冷蔵庫や空調機等の冷凍サイクルに用いられる冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮された冷媒の膨張エネルギーを回収する膨張機とを軸で連結した膨張機一体型圧縮機、およびこの膨張機一体型圧縮機を有する冷凍サイクル装置に関する。
近年、冷凍サイクル装置の冷媒が膨張する際の膨張エネルギーを回収し、サイクル効率を向上させるべく、膨張機の開発が進められている。容積型膨張機を冷凍サイクル装置に利用する場合、膨張機の回転軸を容積型圧縮機の回転軸と同一軸を形成するように連結させて、膨張機が圧縮機の駆動動力を補助する構成、すなわち、膨張機一体型圧縮機とすると、膨張機が回収した膨張エネルギーを、発電機などを介さずに、直接、圧縮機に伝えるので、回収エネルギーのロスを抑制することができる(例えば、特許文献1参照)。
膨張機一体型圧縮機においては、膨張機側にも安定した潤滑油供給が必要となるが、圧縮機の潤滑油供給機構をそのまま使うことで対処可能である。例えば、高温高圧雰囲気の密閉容器内に設置された、スクロール圧縮機等の従来の圧縮機に膨張機を連結する場合、膨張機を圧縮機の下側、すなわち密閉容器下部に溜まる潤滑油プール内あるいは近接する位置に配置することで、圧縮機に供給する潤滑油の一部を膨張機に供給することができる。上記の構成では、従来の圧縮機側の構成をあまり変更せずに、膨張機の潤滑性、隙間シール性を確保しつつ膨張機を連結させることができる。
以下、図を用いて従来の膨張機一体型圧縮機の構成、および動作を詳細に説明する。図8には、上記膨張機一体型圧縮機を組み込んだ冷凍サイクル装置のシステム構成を示している。図8において、膨張機一体型圧縮機100と凝縮器110と蒸発器120とは、配管によって接続されている。膨張機一体型圧縮機100は、冷媒を圧縮する圧縮機102と、高圧の冷媒から回転動力を発生させる膨張機103と、圧縮機102を駆動するモータ105と、モータ105を挟んで圧縮機102と膨張機103とを連結する回転軸104とを、備えている。
膨張機103では、高圧冷媒の等エントロピー膨張により回転動力が発生し、発電機などを介することなく、直接、圧縮機102の駆動動力を補助する。潤滑油プール108は、圧縮機102の吐出冷媒に含まれる潤滑油が、モータ105の回転に伴って密閉容器101内部を旋回しながら遠心力で分離され、さらにその重みで密閉容器101の底に落下し、溜まることにより形成される。回転軸104の下部には潤滑油ポンプ106が設けられ、また、回転軸104の内部には、潤滑油が流れる潤滑油供給穴107が軸方向に形成されている。潤滑油ポンプ106によって潤滑油プール108から汲み揚げられた潤滑油は、潤滑油供給穴107を経由して、膨張機103、圧縮機102の順に供給される。
このようなシステム構成の冷凍サイクル装置において、冷媒を二酸化炭素とした場合の、理想的なサイクル状態変化の様子を図9のモリエル線図(p−h線図)示す。図9において、1→2は圧縮機102において二酸化炭素を低圧圧力Plから高圧圧力Phに圧縮・昇圧する圧縮過程で、圧縮機から吐出された二酸化炭素は超臨界となっている。2→3は凝縮器110における等圧放熱過程で、二酸化炭素は超臨界のまま温度が下がる。ここで、点2と点3との間のエンタルピ差が二酸化炭素の単位循環量あたりの放熱量である。3→4は膨張機103において冷媒を高圧圧力Phから低圧圧力Plに膨張させ動力回収を行う膨張過程で、二酸化炭素の状態は超臨界から気液二相へと変化する。4→1は蒸発器120における等圧吸熱過程で、二酸化炭素は気液二相のまま、圧力、温度とも一定で気相の割合(渇き度)のみが増大する。ここで、点1と点4との間のエンタルピ差が二酸化炭素の単位循環量あたりの吸熱量である。冷媒二酸化炭素の温度は、圧縮機102出口では高温(80℃〜100℃)、膨張機103出口では低温(0℃〜10℃)となる。
特開2005−106046号公報
しかしながら、上記の構成の膨張機一体型圧縮機100では、高温の冷媒を吐出する圧縮機102と低温の冷媒が作動する膨張機103との間で、熱交換が行われてしまう。
その理由を以下に説明する。まず、潤滑油を含んだ高温の冷媒が、圧縮機102から吐出されて密閉容器101内を循環する過程で潤滑油が分離される。分離された潤滑油は、重力下方向に移動し、密閉容器101の下部に高温の潤滑油プール108を形成する。
潤滑油ポンプ106および潤滑油供給穴107を経由して膨張機103に供給される高温の潤滑油は、膨張機103内の低温の冷媒を加熱する。そのため、膨張機103の吐出冷媒の渇き度が増大する。また、膨張機103を通過する潤滑油は、膨張機103によって熱を奪われ、温度が低下する。冷却された潤滑油の一部は、さらに潤滑油供給穴107内を上昇して圧縮機に到達するが、膨張機によって冷却された潤滑油は圧縮機102内の冷媒よりも低温であるため、圧縮機102の吐出冷媒の温度が低下する。
以上のような、密閉容器101内部における潤滑油の循環により、圧縮機102と膨張機103との間で、お互いの温度を均一化するように熱が移動する。
この結果、冷媒を二酸化炭素とした場合のサイクルにおける状態変化の実際の様子は図10のモリエル線図(p−h線図)のようになる。まず、圧縮機出口の状態2‘は、理想の状態2よりも左側に移動し、凝縮器110における二酸化炭素の単位循環量あたりの放熱量は、点2’と点3との間のエンタルピ差となり低下する。同様に、膨張機出口の状態4‘は、理想の状態4よりも右側に移動し、蒸発器120における二酸化炭素の単位循環量あたりの吸熱量は点4’と点1との間のエンタルピ差となり低下する。
以上のように、従来の高圧密閉容器型圧縮機の下側に膨張機を設置すると、圧縮機と膨張機との相互の熱交換により、冷凍サイクルとしてのシステム効率が低下するという問題がある。
上述した課題を解決するために、本発明にかかる膨張機一体型圧縮機は、回転軸と、回転軸の上部に設置されて作動流体を圧縮する圧縮機構と、回転軸の下部に設置されて作動流体を膨張させる膨張機構と、回転軸と圧縮機構部と膨張機構部とを収容した密閉容器と、膨張機構の内部または近傍に設置されて膨張機構を冷却する膨張機構冷却部とを備えている。
また、本発明にかかる冷凍サイクル装置は、上記の膨張機一体型圧縮機と、放熱器と、蒸発器とから構成され、膨張機一体型圧縮機に設置された冷却流路には、放熱器と熱交換する水の一部または全てを流すことを特徴とする。
本発明によれば、膨張機一体型圧縮機の膨張機の周りに高温の潤滑油プールが存在する場合であっても、膨張機が存在する部位を冷却することにより、潤滑油プールからの受熱による膨張機出口の冷媒の渇き度増大を抑制することができる。そのため、蒸発器における冷媒の単位循環量あたりの吸熱量低下を抑制することができる。
併せて、膨張機が存在する部位の冷却のための低温源として凝縮器に入力する水を利用することにより、潤滑油プールから受熱した熱を有効利用することで、システムの放熱効率の低下を軽減することができる。
以上により、高効率な冷凍サイクル装置を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施の形態に係る膨張機一体型圧縮機を給湯用途に利用した場合の構成図である。図1の膨張機一体型圧縮機100において、中板211、潤滑油連通路212、冷却水路220以外の構成は図8と同じであるため、それらの説明は省略する。
中板211は、密閉容器101内において、圧縮機102と膨張機103との共通の回転軸104の軸半径方向のふらつきを防止する軸受の役割を果すとともに、圧縮機102側の空間202と、膨張機103側の空間203とを隔てる役割も持つ。潤滑油連通路212は、中板211に設けられ、圧縮機102側の空間202と、膨張機103側とを空間203とを連通させる。冷却水路220は、水等の冷却用流体が流れる流路であり、中板211内に潤滑油連通路212を取り巻くように設けられている。
さらに、給湯用途に用いられる図1のサイクルにおいて、250は冷水入力管であり、凝縮器110において冷媒と熱交換する水を供給する配管である。260は温水出力管であり、凝縮器110で冷媒と熱交換し温められた温水が流れる配管である。また270、280は、それぞれ、冷水入力管250から膨張機一体型圧縮機100の冷却水路220に冷水を供給する、冷却水入力管、冷却水出力管である。
例えば二酸化炭素を冷媒とする場合、図1で示す構成のサイクルにおいて、圧縮機102の吐出温度は80℃〜100℃である。また膨張機103では、二酸化炭素の吸入温度は20℃〜40℃、吐出温度は0℃〜10℃である。従って、潤滑油が潤滑油供給穴107を通る際に、少なくとも60℃程度温度を低下させることが望ましい。従って、潤滑油供給穴107と冷却水路220との間には十分な伝熱面積を設け、さらに冷却水路220を通る水量も適切に設定する必要がある。以下、冷却水路220等、具体的な潤滑油冷却方法について説明する。
図2は中板211の一例であり、冷却水路220を設けた水路形成材220aが、潤滑油連通路202近傍に中板211の側面から取り付けてある。水路形成材220aは、例えば、図3に示すような形状をしており、外部にはテーパねじを切っており、中板211にテーパねじで締め付けることにより冷却水の漏れを防止できる。なお、冷却水路220は、他にも、中板211を多層構成に、各層の表面に、潤滑油連通路202近傍を取り巻くように形成する構成としてもよい。
潤滑油を十分に冷却するためには、例えば図4の構成を利用する。すなわち、冷水入力管250に流量を調節できる冷水量調節バルブ230を、潤滑油ポンプ106近傍に温度計測器240を設ける。温度計測器240の出力が設定温度よりも低い場合は、冷水流量を絞る方向に、また、温度計測器240の出力が設定温度よりも低い場合は、冷水流量を絞る方向に冷水量調節バルブ230を制御する。
次に、冷媒を二酸化炭素とし、本実施の形態の膨張機一体型圧縮機を給湯用途に利用した場合の動作について述べる。
膨張機一体型圧縮機100が稼動している状態において、圧縮機102は潤滑油を含んだ冷媒を吐出する。この吐出冷媒中の潤滑油は、モータ105の回転に伴って密閉容器101内部を旋回して遠心力により分離され、自らの重みで落下し、潤滑油連通路212を通過して密閉容器101の底に落ち、潤滑油プール108を形成する。このとき、潤滑油連通路212周囲の冷却水路220を流れる冷水により、潤滑油は冷却される。そのため、潤滑油プール108は、潤滑油を冷却しない場合と比較して、温度が低下する。潤滑油プール108は潤滑油の供給源であり、潤滑油は、回転軸104の下部に取り付けられた潤滑油ポンプ106により汲み上げられ、回転軸104内部に設けられた潤滑油供給穴107を通って、膨張機103、圧縮機102の順に供給される。
本実施の形態の膨張機一体型圧縮機100を適用した場合、サイクル中の二酸化炭素の状態変化は図5に示すようになる。まず、潤滑油プール108から最初に潤滑油が供給される膨張機103では、潤滑油が十分に冷却されていれば、内部の冷媒を加熱することはほとんどない。従って、膨張機103の吐出二酸化炭素の状態は、潤滑油からの受熱がない理想状態(図5の点4)となる。
次に、膨張機103を潤滑せずに潤滑油供給穴107に残った潤滑油は、そのまま潤滑油供給穴107内を昇り圧縮機102を潤滑する。この時潤滑油は、圧縮機102の吐出二酸化炭素の温度を下げる。圧縮機102の吐出二酸化炭素の状態は、図5の点2‘に示すように、温度低下のない理想状態よりもエンタルピが下がる。従って、凝縮器における二酸化炭素の単位循環量あたりの放熱量は低下してしまうことになる。二酸化炭素の循環量を同じとすると、冷水入力管250の凝縮器出口温度は理想状態よりも下がり、水が受熱できる熱量は減少することになる。
しかしながら、本実施の形態のサイクル構成では、潤滑油から奪った熱を有効利用する構成としている。すなわち、冷水入力管250の凝縮器入口側で分岐した冷水が冷却水入力管270、冷却水路220を通って潤滑油の熱を奪い、冷却水出力管280を経由して冷水出力管260と合流する。冷却水路220で潤滑油から奪う熱量は、二酸化炭素の単位循環量あたり、潤滑油からの受熱がある場合(図5の4‘)と潤滑油からの受熱がない状態(図5の点4)とのエンタルピ差に相当する。従って、冷水出力管260出口側で、サイクルから取り出せる熱量の減少を抑制することができる。
なお、本実施の形態では、膨張機一体型圧縮機を適用したヒートポンプシステムについて、主に給湯に利用した場合を説明したが、冷凍空調に利用しても高効率な吸熱サイクルを実現することができる。すなわち、潤滑油プール108は十分に冷却されているため、ここから供給される潤滑油が膨張機103内の冷媒を加熱することはほとんどない。例えば冷媒が二酸化炭素の場合、潤滑油からの受熱がない理想状態(図5の点4)となり、二酸化炭素の単位循環量あたりの吸熱量(点1と点4との間のエンタルピ差)が低下することなく、高効率な吸熱サイクルを実現することができる。
なお、本実施の形態では、潤滑油を冷却するために、中板211に冷却水路220を設ける構成としたが、これに限るものではない。
(第2の実施形態)
図6は、本実施形態に係る膨張機一体型圧縮機を含む冷凍サイクル装置である。図6では、膨張機一体型圧縮機100の側面で膨張機103が存在する部位、もしくは膨張機一体型圧縮機100の底面に、冷水入力管250の一部を巻きつけて冷却水路220を形成した構成である。
本構成により、潤滑油プール108の温度を下げる作用を得られる。
(第3の実施形態)
図7は、本実施形態に係る膨張機一体型圧縮機を含む冷凍サイクル装置である。図7では、膨張機一体型圧縮機100の側面から潤滑油プール108内を貫通するように冷却水路220を設けた構成である。
本構成により、潤滑油プール108の温度を下げる作用を得られる。
本発明の膨張機一体型圧縮機は、冷凍サイクルにおける冷媒の膨張エネルギーを回収するため、冷凍サイクルの高効率化手段として有用である。
第1の実施形態に係る膨張機一体型圧縮機が組み込まれた冷凍サイクル装置の構成図 第1の実施形態に係る膨張機一体型圧縮機の中板の平面図 第1の実施形態に係る膨張機一体型圧縮機の水路形成材の立体図 第1の実施形態に係る膨張機一体型圧縮機が組み込まれた冷凍サイクル装置の構成図 第1の実施形態に係る膨張機一体型圧縮機が組み込まれた冷凍サイクル装置のモリエル線図 第2の実施形態に係る膨張機一体型圧縮機が組み込まれた冷凍サイクル装置の構成図 第3の実施形態に係る膨張機一体型圧縮機が組み込まれた冷凍サイクル装置の構成図 従来の膨張機一体型圧縮機を適用した冷凍サイクル装置の構成図 潤滑油による受熱のない理想的な状態におけるモリエル線図 従来の膨張機一体型圧縮機を適用した場合のモリエル線図
符号の説明
100 膨張機一体型圧縮機
101 密閉容器
102 圧縮機
103 膨張機
104 回転軸
105 ロータ
106 潤滑油ポンプ
107 潤滑油給油穴
108 潤滑油プール
110 凝縮器
120 蒸発器
202 圧縮機側の空間
203 膨張機側の空間
211 中板
212 潤滑油連通路
220 冷却水路
230 温度計測器
250 冷水入力管
260 温水出力管
270 冷却水入力管
280 冷却水出力管

Claims (9)

  1. 回転軸と、
    前記回転軸の上部に設置されて作動流体を圧縮する圧縮機構と、
    前記回転軸の下部に設置されて作動流体を膨張させる膨張機構と、
    前記回転軸、前記圧縮機構、前記膨張機構を収容する密閉容器と、
    前記膨張機構の内部または近傍に設置されて前記膨張機構を冷却する膨張機構冷却部と、
    を備えた膨張機一体型圧縮機。
  2. 前記膨張機構冷却部が、
    潤滑油を通過させるための連通孔が形成されるとともに、前記密閉容器内に設置されて前記圧縮機構と前記膨張機構とを空間的に分離する分離板と、
    前記連通孔の周辺に設置された冷却流路と、
    を有する請求項1に記載の膨張機一体型圧縮機。
  3. 前記膨張機構冷却部が、前記密閉容器の外周面かつ側面に設置された冷却流路を有する、請求項1に記載の膨張機一体型圧縮機。
  4. 前記膨張機構冷却部が、前記密閉容器の外周面かつ底面に設置された冷却流路を有する、請求項1に記載の膨張機一体型圧縮機。
  5. 前記膨張機構冷却部が、前記密閉容器を貫通する冷却流路を有する、請求項1に記載の膨張機一体型圧縮機。
  6. 前記冷却流路に水が満たされている、請求項1から5のいずれかに記載の膨張機一体型圧縮機。
  7. 請求項2から5のいずれかに記載の膨張機一体型圧縮機、放熱器、蒸発器を含む冷凍サイクル装置において、
    前記冷却流路には、前記放熱器と熱交換する水の一部または全てを流すことを特徴とする冷凍サイクル装置。
  8. 前記冷却流路を流れる水は、前記放熱器の出口で、前記放熱器にて熱交換した水と合流することを特徴とする、請求項7に記載の冷凍サイクル装置。
  9. 前記作動流体に二酸化炭素を用いることを特徴とする、請求項1から6のいずれかに記載の膨張機一体型圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020006986A1 (zh) * 2017-12-22 2020-01-09 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 一种压缩机及制冷循环装置

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