JP2007239467A - エンジンの排気浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンの再始動に際し、機関停止中に排気管内で冷却された排気が再始動に伴い流入することによる触媒の活性低下を抑制する。
【解決手段】エンジンの再始動を検知し、再始動検知時において、この検知に対応して触媒を強制的に加熱する制御を行う。触媒の強制加熱は、再始動検知時における触媒の活性状態を判定して行い、好ましくは、この判定に併せ、排気の流入により低下する再始動後の活性状態を推定により判定して行う。
【選択図】 図6

Description

本発明は、エンジンの排気浄化装置に関し、詳細には、エンジンの再始動時に低温の排気が流入することによる触媒の活性低下を抑制し、排気性能の悪化を回避する技術に関する。
エンジンの停止及び再始動の繰り返しによる排気性能の悪化を回避する、次のような技術が知られている。すなわち、モータジェネレータとともにハイブリッド車の複合駆動源を構成するエンジンにおいて、排気浄化触媒の劣化を検出し、エンジンの停止及び再始動を繰り返す間欠運転の可否を、検出した劣化に基づいて判定し、この判定結果に応じ、エンジンの停止(再始動の前提となる。)を禁止し、及び再始動後の運転を強制的に維持するものである(特許文献1)。この技術は、複合駆動源を構成するエンジンに限らず、車両の状態に応じてエンジンの間欠運転を行う、いわゆるアイドルストップ車の駆動源を構成するエンジンに適用することもできる。
特開2004−124827号公報(段落番号0085〜0088)
排気浄化触媒の劣化に応じてエンジンの間欠運転を禁止する上記の技術は、ハイブリッド車において、再始動後、通常の点火及び燃焼が行われるまでの空転期間にエンジンから掃出される酸素過剰なガスの流入による触媒劣化の進行を回避し、また、アイドルストップ車において、再始動後、燃焼が不安定となりがちなエンジンから排出される排気有害成分の浄化不良の発生を回避するものである。すなわち、この技術によれば、エンジンの間欠運転に起因した触媒劣化の進行、及びこれに伴う排気性能の悪化を回避することができる(前掲特許文献1の段落番号0007〜0010)。
近時、燃料電池車に並ぶほどの高い二酸化炭素削減効果を期待し得るものとして、機械駆動源にディーゼルエンジンを採用したハイブリッド車が着目されている。このハイブリッド車では、ディーゼルエンジンの排気が本来低温であり、機関運転中に触媒の温度がガソリンエンジンを採用したものにおけるほど上昇しないことに加え、機関停止中に受ける走行風等により排気管内の排気が冷却され、再始動後、この低温の排気が流入することにより触媒が冷却されることから、触媒の不活性化により排気性能が悪化するという問題がある。このような排気冷却による触媒の不活性化の問題は、ディーゼルエンジン型のものに限らず、ガソリンエンジンを採用したハイブリッド車でも問題となり得るところである。しかしながら、ガソリンエンジン型のものでは、機関運転中に触媒が高温に保たれ、また、再始動後直ちに高温の排気が触媒に流入することから、現実にはこれが問題となることはなかった。
本発明は、エンジン、特に、排気が比較的に低温であるディーゼルエンジンにおいて、機関停止中に排気管内で冷却された排気がエンジンの再始動に伴い流入することによる触媒の活性低下を抑制して、排気性能の悪化を回避することを目的とする。
本発明は、エンジンの排気浄化装置を提供する。本発明に係る装置は、排気通路に設置された排気浄化触媒を含んで構成され、エンジンの再始動を検知するとともに、この再始動を検知した再始動検知時において、再始動の検知に対応して前記触媒を強制的に加熱する制御を行うものである。
本発明によれば、エンジンの再始動を検知したときに、触媒を強制的に加熱する制御を行うことで、前回の機関停止時から触媒の上流に残り、冷却された排気が再始動に伴い流入することによる触媒の活性低下を抑制し、再始動後に触媒の活性状態、延いては排気性能を維持することができる。本発明は、ディーゼルエンジン、とりわけ電気駆動源とともに車両等の複合駆動源を構成するディーゼルエンジンに好適に適用される。
以下に図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るディーゼルエンジン(以下、単に「エンジン」という。)1を適用したハイブリッド車の動力伝達系の構成を示しており、二点鎖線は、要素間の機械的な結合を、点線は、要素間の電気的な結合を示している。この動力伝達系は、機械駆動源としてエンジン1を備えるとともに、電気駆動源として2つのモータジェネレータ2,3を備えており、モータジェネレータ2,3は、いずれも電動機としての機能と、発電機としての機能とを兼ね備えている。エンジン1及びモータジェネレータ2,3により、パラレル型の複合駆動源が構成される。
この動力伝達系において、エンジン1のクランクシャフトと、モータジェネレータ2のロータとが直結されるとともに、モータジェネレータ2,3のロータが無段変速機4を介して互いに連結されている。無段変速機4は、電磁クラッチ4aを含んで構成され、電磁クラッチ4aにより、エンジン1(及びモータジェネレータ2)の車輪6,6に対する接続及び遮断が切り換えられる。モータジェネレータ3の出力、及び電磁クラッチ4aの締結時において、エンジン1及びモータジェネレータ2,3の出力がディファレンシャルギヤ5を介して車輪6,6に伝達され、車両を推進させる。モータジェネレータ2は、エンジン1からの出力を受けて発電機として動作する一方、エンジン1の始動時(再始動時を含む。)には、バッテリ81からの電力を受けて電動機として動作し、エンジン1のクランキングを行うものである。他方、モータジェネレータ3は、主に低負荷域での走行に際して、バッテリ81からの電力を受けて電動機として動作し、車両の駆動力を発生させる一方、減速時には、発電機として動作し、制動エネルギを回生して発電を行うものである。モータジェネレータ2,3により生成された電力は、バッテリ81の充電に用いられる。モータジェネレータ2,3の動作、及び電磁クラッチ4aの締結及び開放の切換えは、電子制御ユニットとして構成されるハイブリッドコントロールモジュール(以下「HCM」という。)41からの指令信号に基づいて行われる。HCM41は、後述するエンジンコントロールモジュール51と接続されており、このエンジンコントロールモジュール51との間で制御情報を相互に授受する。
図2は、エンジン1の構成を示している。エンジン1は、副室型のディーゼルエンジンであり、高負荷域における車両の駆動源として採用される。なお、エンジン1は、直噴型のものであってもよい。
吸気通路11の導入部には、図示しないエアクリーナが取り付けられており、このエアクリーナにより吸入空気中の粉塵が除去される。吸気通路11には、ターボチャージャ12のコンプレッサ12aが設置されており、コンプレッサ12aにより吸入空気が圧縮されて送り出される。圧縮された吸入空気は、サージタンク13に流入し、マニホールド部で各気筒に分配される。
エンジン本体において、シリンダヘッドには、燃料噴射弁21が気筒毎に設置されている。燃料噴射弁21は、各気筒において、シリンダヘッドに形成された副室に臨ませて設置されており、電子制御ユニットとして構成されるエンジンコントロールモジュール(以下「ECM」という。)51からの指令信号に基づいて作動する。図示しない燃料ポンプにより送り出された燃料は、コモンレール22を介して燃料噴射弁21に供給され、燃料噴射弁21により副室内に噴射される。本実施形態では、主に冷態始動時における着火安定のため、グロープラグ(図示せず。)が副室に臨ませて設置されている。
排気通路31には、マニホールド部の下流にターボチャージャ12のタービン12bが設置されている。燃焼により生じた排気が排気通路31に排出され、この排気によりタービン12bが駆動されることで、コンプレッサ12aが回転する。タービン12bの下流には、上流側から順にNOxトラップ触媒32及びディーゼルパティキュレートフィルタ33が設置されている。NOxトラップ触媒32は、排気の空燃比が理論値よりも高いリーンな状態にあるときに、排気中の窒素酸化物(すなわち、NOx)をトラップする一方、この空燃比が理論値よりも低いリッチな状態にあるときに、トラップしたNOxを放出する性質を持つ。NOxトラップ触媒32からのNOxの放出に併せ、放出されたNOxが排気中の還元成分により浄化される。他方、ディーゼルパティキュレートフィルタ33は、排気中のパティキュレートを捕集し、これを排気から除去するものである。本実施形態では、NOxトラップ触媒32に酸化触媒成分(たとえば、Pt等の貴金属)を担持させ、これに酸化機能を持たせており、NOxトラップ触媒32上で排気中の炭化水素及び一酸化炭素を浄化することができる。NOxトラップ触媒32に加え、ディーゼルパティキュレートフィルタ33に酸化触媒成分を担持させてもよい。エンジン1の排気は、これらの排気浄化装置を通過した後、大気中に放出される。
また、排気通路31は、EGR管35により吸気通路11(ここでは、サージタンク13)と接続されており、タービン12bに対する流入前の排気がEGR管35を介して吸気通路11に還流される。EGR管35には、EGR弁36が介装されており、EGR弁36により還流される排気の流量が制御される。EGR弁36は、アクチュエータ37により開度が制御される。
HCM41には、車両の走行条件等に関する情報として、アクセルペダルの踏込み量を検出するアクセルセンサ61からの信号、スタートキー62からの電源のオン又はオフを示す信号、シフトレバーポジションを検出するシフトセンサ63からの信号、ブレーキスイッチ64からのブレーキのオン又はオフを示す信号、車両の速度を検出する車速センサ65からの信号、バッテリ81の残容量を検出するバッテリセンサ66からの信号等が入力される。HCM41は、入力した信号に基づいて所定の演算を実行し、モータジェネレータ2,3及び無段変速機4に対する指令信号を発生させるとともに、エンジン1に対する始動、停止指令及び出力制御指令を発生させる。
他方、ECM51には、クランク角センサ67により発せられる単位クランク角又は基準クランク角毎の信号(ECM51は、これに基づいてエンジン1の回転速度NEを算出する。)、エンジン冷却水の温度を検出する冷却水温度センサ68からの信号、NOxトラップ触媒32の温度を検出する触媒温度センサ69からの信号、NOxトラップ触媒32の上流(本実施形態では、タービン12bの下流)における排気管内の温度を検出する排気温度センサ70からの信号、ディーゼルパティキュレートフィルタ33の温度を検出するフィルタ温度センサ71からの信号、及びコモンレール22内の圧力を検出する燃料圧力センサ72からの信号等が入力される。ECM51は、入力した信号、及びHCM41からの指令に基づいて所定の演算を実行し、燃料噴射弁21等のエンジン制御デバイスに対する指令信号を発生させる。ECM51は、特に、エンジン1の再始動に際し、NOxトラップ触媒32(詳細には、この触媒32に担持させた酸化触媒成分)の活性低下による排気性能の悪化を抑制するため、以下の始動制御を実施し、この触媒32に流入する排気の燃料成分含有量を増大させて、これを強制的に加熱する。
なお、本実施形態において、エンジン1の始動指令は、HCM41により、低負荷域でのモータジェネレータ3による走行中にアクセルペダルが大きく踏み込まれた場合の加速時、及びモータジェネレータ3による長期に亘る走行によりバッテリ81の放電が進み、残容量が所定の量にまで減少した場合の強制充電時等に発せられる。始動指令が発せられた場合に、エンジン1は、次のように始動する。グロープラグの余熱を行うとともに、モータジェネレータ2によりエンジン1のクランキングを行う。このクランキングによりエンジン1の回転速度が安定域に達した後、燃料の供給を開始し、完爆に至らせる。この始動時における燃料の供給を、一部の気筒の燃料噴射弁21のみにより行ったり、又は燃料噴射量を少なく抑えて行うことで、エンジン1の始動に伴う振動の発生を抑制する。
以下、ECM51が行う制御について、フローチャートを参照して説明する。
図3は、始動制御ルーチンのフローチャートである。このルーチンは、スタートキー62の操作による電源のオンにより起動され、その後所定の時間毎に実行される。
S101では、後述する活性判定フラグFlagが0であるか否かを判定する。このFlagは、通常は0に設定されており、S102以降の処理によりエンジン1の再始動時にNOxトラップ触媒32が既に不活性化しており、又は再始動時には活性状態にあるものの、再始動に伴う排気の流入によりその活性が低下し、不活性化に至ると推測される場合に、1に設定される。Flagが0であるときは、S102へ進み、1であるときは、S107へ進む。
S102では、始動指令を入力したか否かを判定する。始動指令は、既述の通りHCM41により発せられる。始動指令を入力したときは、S103へ進み、入力していないときは、このルーチンを終了する。
S103では、冷却水温度TWを読み込み、読み込んだTWが、今回の始動が、いわゆる再始動に当たることを判断するための所定の値TW1以上であるか否かを判定する。冷却水温度に代えて前回の機関停止時からの経過時間を採用し、これに基づいて再始動に当たるか否かを判定してもよい。TW1以上であるときは、前回の機関停止時からそれほどの時間が経過しておらず、再始動に当たるものとしてS104へ進む。他方、TW1よりも小さいときは、長期に亘る停止によりエンジン1及び触媒32の冷却が充分に進んだ状態にあるとして、このルーチンを終了する。なお、この場合は、燃料噴射制御ルーチンにおいて、通常の始動増量制御(冷態始動に際し、燃料噴射量の増大によりエンジン1の暖機及び触媒32の活性促進を図る。)が実施される。
S104では、触媒32の内部温度(以下「触媒温度」という。)Tbedを読み込む。本実施形態では、触媒32に対し、その外殻の側面を外側から貫通させて触媒温度センサ69を設置している。
S105では、読み込んだTbedが触媒32の活性下限温度を示す所定の値Tbed1以下であるか否かを判定する。Tbed1以下であるときは、S106へ進み、Tbed1よりも大きいときは、図5に示すこのルーチンの活性低下推定部に移行する。なお、Tbed1は、本発明の「第1の温度」に相当するものであり、冷態始動時における通常の始動増量制御に際し、触媒32の活性が完了したことを判断するための活性判定温度として採用される。
S106では、再始動時に触媒32が不活性の状態にあるとして、活性判定フラグFlagを1に設定し、触媒32を強制的に加熱する制御を行わせる。
S101で活性判定フラグFlagが1であると判定した場合に、S107では、触媒温度Tbedを読み込む。
S108では、読み込んだTbedが先のTbed1よりも大きな所定の値Tbed2以上であるか否かを判定する。Tbed2以上であるときは、S109へ進み、Tbed2よりも小さいときは、このルーチンを終了して活性判定フラグFlagを1に保持し、触媒32の強制加熱を継続させる。
S109では、活性判定フラグFlagを0に設定する。
図5に示す活性低下推定部は、NOxトラップ触媒32(の酸化触媒成分)が再始動時には活性状態にあるものの、再始動に伴う排気の流入により冷却されて不活性化するか否かを、推定により判定するためのものである。
この活性低下推定部において、S301では、触媒32の上流における排気管内の温度(以下「排気温度」という。)Texhを読み込む。
S302では、読み込んだTexhに基づいて触媒32の上流(本実施形態では、排気ポートから触媒32の入口までの間)の排気が保持する熱量(以下「排気保持熱量」という。)Qexhを算出する。排気保持熱量Qexhは、再始動時における排気温度Texhと、排気の重量とに基づいて算出することができる。
S303では、触媒温度Tbedを読み込む。
S304では、読み込んだTbedに基づいて触媒32が保持する熱量(以下「触媒保持熱量」という。)Qcatを算出する。触媒保持熱量Qcatは、再始動時における触媒温度Tbedと、触媒32の重量とに基づいて算出することができる。
S305では、以上で算出し又は読み込んだQexh,Qcat,Tbedに基づいて、排気の流入により低下した後の触媒32の温度Testを、次式(1)により算出する。なお、触媒32の重量をWcと、比熱をCcとする。
Test=Tbed−((Qcat−Qexh)/(Wc×Cc)) ・・・(1)
S306では、算出したTestが所定の値Test1以下であるか否かを判定する。Test1以下であるときは、S307へ進み、Test1よりも大きいときは、再始動後も触媒32の活性状態が維持されるものとして、このルーチンを終了する。所定の値Test1は、先のTbed1とは関連を持たせずに設定することが可能であるが、本実施形態では、これを触媒32の活性下限温度とし、Tbed1と一致させる。
S307では、活性判定フラグFlagを1に設定し、触媒32を強制的に加熱する制御を行わせる。
なお、本実施形態では、NOxトラップ触媒32の強制加熱は、触媒32に流入する排気の燃料成分含有量を増大させて、この排気中の燃料を触媒32上で酸化させることにより行う。このため、本実施形態では、機関出力の形成を目的とした通常の燃料噴射とは別に追加の燃料噴射を実施することとし、たとえば、この追加の燃料噴射を通常の燃料噴射よりも遅らせて膨張行程中に行うことで、排気の燃料成分含有量を増大させる。
本実施形態に関し、NOxトラップ触媒32及びECM51が「エンジンの排気浄化装置」を構成する。すなわち、図3に示すフローチャートのS102が「始動検知手段」としての機能を、同フローチャートのS106及び図5に示すフローチャートのS307が「触媒加熱手段」としての機能を、図3に示すフローチャートのS104が「第1の温度検出手段」としての機能を、同フローチャートのS105が「第1の活性判定手段」としての機能を、図5に示すフローチャートのS305,306が「第2の活性判定手段」としての機能を実現する。
本実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
すなわち、本実施形態では、エンジン1の再始動を検知し、これを検知した再始動検知時において、酸化触媒成分を担持させたNOxトラップ触媒32を強制的に加熱する制御を行うこととしたので、機関停止中に走行風等を受けて冷却された排気が再始動に伴い流入することによる触媒32の活性低下を抑制し、再始動時における排気性能の悪化を抑制することができる。本実施形態では、再始動検知時に触媒32が不活性の状態にあるときに限らず、低温の排気の流入により低下する再始動後の活性状態を推定により判定することとしたので、触媒32の不活性化を確実に回避し、排気性能を良好に維持することができる。図6は、機関停止時(時刻t1)から再始動後に亘る触媒32の入口及び内部における温度Tint(≒Texh),Tbedの変化を示している。機関停止中に入口温度Tintが走行風等の影響により急速に低下するのに対し、内部温度Tbedは、走行風等の影響を受けるものの、触媒32の熱容量が大きいことから比較的に緩慢な低下を示す。このため、内部温度Tbedは、再始動検知時(時刻t2)に高温に保持されることとなるが、再始動後において、再始動に伴う低温の排気の流入により触媒32が冷却されることで、急速に低下する。本実施形態では、再始動検知時に触媒32が不活性の状態にあるときに強制加熱を実施することで、触媒32の活性低下を抑制し、速やかな活性回復を図るとともに、再始動検知時に触媒32が活性状態にあるものの、再始動に伴う低温の排気の流入により不活性の状態に至ると推測されるときに強制加熱を実施することで、触媒32の不活性化を回避することができる。図6において、曲線Aは、強制加熱により触媒32の不活性化が回避された最も好ましい状態を、曲線Bは、一時的に不活性な状態に至るものの、強制加熱により速やかな活性回復がなされた状態を示している。他方、曲線Cは、強制加熱を特に実施せず、暖機の進行に伴い触媒32の活性状態を回復させた場合の状態を示している。
本実施形態では、再始動検知時において、触媒温度Tbedと、触媒32の活性下限温度を示す第1の温度(=Tbed1)との比較により触媒32の活性状態を判定することとしたが、これに限らず、所定の温度として活性下限温度以外の温度を採用することもできる。たとえば、触媒32の活性下限温度よりも高く、かつエンジン1の暖機後における触媒32の通常温度よりも低い温度Tbed3を設定し、触媒温度Tbedと、この所定の温度Tbed3との比較により触媒32の活性状態を判定する。この場合は、Tbed3が本発明の「第2の温度」に相当する。なお、Tbed3は、冷態始動に際して触媒32の活性完了を判断するための活性判定温度と一致させる必要はなく、これよりも高い温度に設定することで、触媒32の不活性化をより確実に回避することができる。
図4は、始動制御ルーチンの他の例のフローチャートを示している。このルーチンは、ECM51により、所定の時間毎に実行される。なお、このフローチャートにおいて、図3に示すフローチャートと同様の処理を行うステップには、同一の符合を付している。
S201では、停止指令を入力したか否かを判定する。入力したときは、S202へ進み、入力していないときは、S101へ進む。停止指令は、HCM41により発せられる。
S202では、NOxトラップ触媒32の入口温度Tintとして、この触媒32の上流における排気管内の温度(すなわち、排気温度Texh)を読み込み、読み込んだTexhを停止後の経過時間と対応させて記憶する。
S203では、HCM41からの始動指令を入力したか否かを判定する。入力したときは、S101へ進み、入力していないときは、このルーチンを終了し、次回の演算周期において、このS202で更に入口温度Tintを読み込み、経過時間との関連のもとで記憶する。
S101の判定を経て、S103で今回の始動が再始動に当たると判定した場合において、S204では、機関停止中に停止後の経過時間との関連のもとで記憶した一連の入口温度Tintを読み出す。
S205では、読み出した一連のTintに基づいて触媒32の温度特性を決定する。この触媒温度特性は、入口温度Tintに対する触媒32の活性状態の変化を示すものであり、ECM51に記憶している特性を検出した実際の入口温度Tintの変化に対応させて補正することにより決定する。走行風が強いときなどの入口温度Tintの低下が急速なときと、この低下が緩慢なときとでは、一定のTintにおける触媒32の活性状態(すなわち、内部温度)に差が生じるからである。
S206では、決定した触媒温度特性により再始動検知時における触媒32の浄化性能値ηを推定する。このηは、触媒32の活性状態を数値により表したものであり、たとえば、炭化水素等の未燃成分の転化率が採用される。
S207では、推定したηが触媒32の性能下限値に当たる所定の値η1以下であるか否かを判定する。η1以下であるときは、S106へ進んで活性判定フラグFlagを1に設定し、η1よりも大きいときは、このルーチンの活性低下推定部に移行する。この活性低下推定部における処理の流れは、図5に示すフローチャートのものと同様であってよい。なお、本実施形態において、所定の値η1は、冷態始動に際して触媒32の活性完了を判断するのに採用される浄化性能値と一致し、このη1が得られる入口温度Tintは、触媒32が冷却される場合(T1:本発明の「第3の温度」に相当する。)と、加熱される場合とで相違する(T1<T2)。触媒32の熱容量の大きさによるものである。図7は、入口温度Tintと触媒32の浄化性能値ηとの関係を示しており、曲線Aが降温時のものを、曲線Bが昇温時のものを示している。
S208では、入口温度Tintを読み込む。
S209では、読み込んだTintが、常温からの昇温に際して性能下限値η1が得られる入口温度T2を示す所定の値Tint2以上であるか否かを判定する。Tint2以上であるときは、S109へ進んで活性判定フラグFlagを0に設定し、Tint2よりも小さいときは、このルーチンを終了してFlagを1に保持する。
この例では、図4に示すフローチャートのS203が「始動検知手段」としての機能を、同フローチャートのS202,204が「第2の温度検出手段」としての機能を、同フローチャートのS205〜207が「第1の活性判定手段」としての機能を実現する。
このような構成によれば、冷態始動時における触媒32の活性状態を入口温度Tintに基づいて判定するとともに、この判定に採用される温度センサを流用して再始動時における活性判定を行うことができ、部品点数を削減することができる。
なお、以上では、活性低下推定部(図5)において、NOxトラップ触媒32とその上流の排気とが再始動検知時に夫々保持する熱量Qcat,Qexhを算出し、これらの差に基づいて触媒32の再始動後における活性状態を推定することとした(S305,306)。しかしながら、本発明は、これに限らず、触媒温度Tbedと、排気温度Texh又は入口温度Tintとの差Δt(=Tbed−Texh)を算出し、算出したΔtに基づいて再始動後の活性状態を判定することもできる。たとえば、再始動検知時に活性状態にあるものの、Δtが所定の値以上であるときは、排気の流入により触媒32が冷却され、不活性の状態に至ると推測して、強制加熱を実施するのである。あるいは、単に、再始動検知時における活性状態によらず、検出した温度Tbed,Texhの差Δtが所定の値以上であることをもって、強制加熱を実施してもよい。
また、以上では、NOxトラップ触媒32の強制加熱を排気の燃料成分含有量の増大により実施することとしたが、本発明は、これに限らず、触媒32に流入する排気の温度を上昇させてこれを実施することもできる。この場合の強制加熱は、たとえば、燃料噴射弁21による燃料の噴射時期を通常時よりも遅らせることによる。
更に、強制加熱を実施する際の排気の空燃比は、理論値よりも高い値に調整されるのが好ましい。一定の活性状態が得られる触媒32の内部温度Tbedは、排気の空燃比が理論値よりも高いときの方が、これが理論値にあるときよりも低いからである。図8は、触媒温度Tbedと浄化性能値ηとの関係を、排気の空燃比毎に示しており、前者の場合を曲線Bにより、後者の場合を曲線Aにより示している。
更に、エンジンには、ディーゼルエンジン以外にガソリンエンジンを採用することができる。エンジンによりハイブリッド車の複合駆動源を構成するに限らず、アイドルストップ車の駆動源を構成してもよい。
更に、パラレル型の複合駆動源を構成するに限らず、エンジンをジェネレータの駆動にのみ採用し、このジェネレータから得られた電力によりモータを作動させて動力を伝達させるシリーズ型の複合駆動源を構成してもよい。このような複合駆動源でも、ジェネレータに対する発電要求に応じてエンジンを間欠的に運転させる必要があり、本発明の適用により、エンジンの再始動後における排気性能の悪化を回避することができる。
更に、強制加熱の対象とする触媒は、NOxトラップ触媒32又はディーゼルパティキュレートフィルタ33に担持させるに限らず、これらの排気浄化装置とは別体のものとして構成してもよい。強制加熱の対象とする触媒は、酸化触媒に限らず、本発明は、NOxトラップ触媒又は還元触媒、延いては三元触媒等、触媒全般について適用することができる。
本発明の一実施形態に係る動力伝達系の構成 同上実施形態に係るディーゼルエンジンの構成 始動制御ルーチンの活性判定部のフローチャート 同上活性判定部の他の例のフローチャート 始動制御ルーチンの活性低下推定部のフローチャート 機関停止から再始動後に亘る触媒の入口及び内部における温度の変化 触媒の入口温度と活性状態との関係 排気の空燃比に応じた触媒の活性温度の相違
符号の説明
1…ディーゼルエンジン、2,3…モータジェネレータ、4…無段変速機、4a…電磁クラッチ、5…ディファレンシャルギヤ、6…車輪、11…吸気通路、12…ターボチャージャ、13…サージタンク、21…燃料噴射弁、22…コモンレール、31…排気通路、32…NOxトラップ触媒、33…ディーゼルパティキュレートフィルタ、35…EGR管、36…EGR弁、41…ハイブリッドコントロールモジュール、51…エンジンコントロールモジュール、61…アクセルセンサ、62…スタートキー、63…シフトセンサ、64…ブレーキセンサ、65…車速センサ、66…バッテリセンサ、67…クランク角センサ、68…冷却水温度センサ、69…触媒温度センサ、70…排気温度センサ、71…フィルタ温度センサ、72…燃料圧力センサ。

Claims (12)

  1. 排気通路に設置された排気浄化触媒と、
    前記触媒の内部温度がその入口温度よりも高い状態でのエンジンの再始動を検知する始動検知手段と、
    前記始動検知手段により前記エンジンの再始動が検知された再始動検知時において、前記触媒を強制的に加熱する制御を行う触媒加熱手段と、
    を含んで構成されるエンジンの排気浄化装置。
  2. エンジンの再始動時における前記触媒の活性状態を判定する第1の活性判定手段を更に含んで構成され、
    前記触媒加熱手段は、前記再始動検知時において、前記第1の活性判定手段による前記触媒に関する低活性判定に対応して、前記触媒を加熱する請求項1に記載のエンジンの排気浄化装置。
  3. 前記触媒の内部温度を検出する第1の温度検出手段を更に含んで構成され、
    前記第1の活性判定手段は、前記第1の温度検出手段により検出された内部温度が、前記触媒の活性下限温度を示す第1の温度以下であるときに、前記低活性判定を下す請求項2に記載のエンジンの排気浄化装置。
  4. 前記触媒の内部温度を検出する第1の温度検出手段を更に含んで構成され、
    前記第1の活性判定手段は、前記第1の温度検出手段により検出された内部温度が、前記触媒の活性下限温度よりも高く、かつエンジンの暖機後における前記触媒の通常温度よりも低い第2の温度以下であるときに、前記低活性判定を下す請求項2に記載のエンジンの排気浄化装置。
  5. 前記触媒の入口温度を検出する第2の温度検出手段を更に含んで構成され、
    前記第1の活性判定手段は、前記第2の温度検出手段により検出された入口温度が、常温からの昇温に際して前記触媒の活性完了を判断するための活性判定温度よりも低い第3の温度以下であるときに、前記低活性判定を下す請求項2〜4のいずれかに記載のエンジンの排気浄化装置。
  6. 前記再始動検知時において、エンジンの再始動に伴う排気の流入により低下する、再始動後における前記触媒の活性状態を推定により判定する第2の活性判定手段を更に含んで構成され、
    前記触媒加熱手段は、前記再始動検知時において、前記第2の活性判定手段による前記触媒に関する低活性判定に対応して、前記触媒を加熱する請求項1〜5のいずれかに記載のエンジンの排気浄化装置。
  7. 前記第2の活性判定手段は、前記再始動検知時に前記触媒が保持する熱量と、前記再始動検知時に前記触媒の上流の排気が保持する熱量とを算出し、算出した各熱量に基づいて前記再始動後の活性状態を判定する請求項6に記載のエンジンの排気浄化装置。
  8. 前記触媒加熱手段は、前記触媒に流入する排気の燃料成分含有量を増大させて、前記触媒を加熱する請求項1〜7のいずれかに記載のエンジンの排気浄化装置。
  9. 前記触媒加熱手段は、前記触媒に流入する排気の温度を上昇させて、前記触媒を加熱する請求項1〜8のいずれかに記載のエンジンの排気浄化装置。
  10. 前記触媒加熱手段による前記触媒の強制加熱において、前記触媒に流入する排気の空燃比が理論値よりも高い値に調整される請求項1〜9のいずれかに記載のエンジンの排気浄化装置。
  11. 前記エンジンがディーゼルエンジンである請求項1〜10のいずれかに記載のエンジンの排気浄化装置。
  12. 前記エンジンが、電気駆動源との複合駆動源を構成するディーゼルエンジンである請求項11に記載のエンジンの排気浄化装置。
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