JP2007239194A - 二重床の通路構造体 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の二重床では、二重床の床パネルで形成された通路を人が歩行すると、床スラブが上下振動しやすい。
【解決手段】本発明の二重床の通路構造体2は、床スラブ4と、床スラブ4を挟んで位置する二つの梁上スラブ7又は二つの梁と、二つの梁上スラブ又は二つの梁の上に個別に設けられた支持体(支持部材8)と、一方の支持体と他方の支持体とに掛け渡されて一方の支持体と他方の支持体との間の床スラブに接触しないように設けられた橋絡体(橋絡部材9)と、橋絡体の上に通路を形成するために設けられた床パネル10とを備えた。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の二重床の通路構造体2は、床スラブ4と、床スラブ4を挟んで位置する二つの梁上スラブ7又は二つの梁と、二つの梁上スラブ又は二つの梁の上に個別に設けられた支持体(支持部材8)と、一方の支持体と他方の支持体とに掛け渡されて一方の支持体と他方の支持体との間の床スラブに接触しないように設けられた橋絡体(橋絡部材9)と、橋絡体の上に通路を形成するために設けられた床パネル10とを備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は、二重床の床スラブの上下振動を低減できる二重床の通路構造体に関する。
コンピュータや事務機器などが設置されるオフィスの床として、フリーアクセスフロア、OAフロアなどと呼ばれる二重床が知られている。二重床は、床スラブ上に複数の支持脚を設置し、複数の支持脚で複数の床パネルを支えた構造である。しかしながら、人が二重床の床パネルで形成された通路を歩行すると、歩行に伴う上下振動が床パネルから支持脚を経由して床スラブに伝達されて床スラブが上下振動し、この床スラブの上下振動が支持脚を経由して通路傍の床パネルに伝達されて通路傍の床パネルの上で仕事などをしている人が不快を感じる場合がある。
特開2005−336875号公報
特開平5−321445号公報
発明が解決しようとする課題は、従来の二重床では、二重床の床パネルで形成された通路を人が歩行すると、床スラブが上下振動しやすいという点である。
本発明の二重床の通路構造体は、床スラブと、床スラブを挟んで位置する二つの梁上スラブ又は二つの梁と、二つの梁上スラブ又は二つの梁の上に個別に設けられた支持体と、一方の支持体と他方の支持体とに掛け渡されて一方の支持体と他方の支持体との間の床スラブに接触しないように設けられた橋絡体と、橋絡体の上に通路を形成するために設けられた床パネルとを備えたことを特徴とする。
一方の支持体が一方の梁上スラブ又は一方の梁の上において通路の幅に対応した間隔を隔てて互いに設置された二つの支持部材により形成され、他方の支持体が他方の梁上スラブ又は他方の梁の上において通路の幅に対応した間隔を隔てて互いに設置された二つの支持部材により形成され、橋絡体が、通路の縁部に沿って対応するよう二つの梁上スラブ又は二つの梁の上に個別に設けられた一対の支持部材にそれぞれ掛け渡された二つの橋絡部材により形成されたことも特徴とする。
橋絡体に制振装置を設けたことも特徴とする。
一方の支持体が一方の梁上スラブ又は一方の梁の上において通路の幅に対応した間隔を隔てて互いに設置された二つの支持部材により形成され、他方の支持体が他方の梁上スラブ又は他方の梁の上において通路の幅に対応した間隔を隔てて互いに設置された二つの支持部材により形成され、橋絡体が、通路の縁部に沿って対応するよう二つの梁上スラブ又は二つの梁の上に個別に設けられた一対の支持部材にそれぞれ掛け渡された二つの橋絡部材により形成されたことも特徴とする。
橋絡体に制振装置を設けたことも特徴とする。
本発明の二重床の通路構造体によれば、支持体、橋絡体、床パネルが上下振動しにくい二つの梁上スラブ又は二つの梁により支持されて、橋絡体が一方の支持体と他方の支持体との間の床スラブに接触しない構造としたので、通路構造体の上下振動が床スラブに直接に伝達されず、床スラブの上下振動を小さくできる。
一方の支持体が一方の梁上スラブ又は一方の梁の上において通路の幅に対応した間隔を隔てて互いに設置された二つの支持部材により形成され、他方の支持体が他方の梁上スラブ又は他方の梁の上において通路の幅に対応した間隔を隔てて互いに設置された二つの支持部材により形成され、橋絡体が、通路の縁部に沿って対応するよう二つの梁上スラブ又は二つの梁の上に個別に設けられた一対の支持部材にそれぞれ掛け渡された二つの橋絡部材により形成されたことで、橋絡部材が通路構造体の通路を形成する床パネルの両縁部を支持した安定な構造の通路を形成できる。
橋絡体に制振装置を設けたことで、制振装置が通路構造体の上下振動を抑制し、床スラブの上下振動を小さくできる。
一方の支持体が一方の梁上スラブ又は一方の梁の上において通路の幅に対応した間隔を隔てて互いに設置された二つの支持部材により形成され、他方の支持体が他方の梁上スラブ又は他方の梁の上において通路の幅に対応した間隔を隔てて互いに設置された二つの支持部材により形成され、橋絡体が、通路の縁部に沿って対応するよう二つの梁上スラブ又は二つの梁の上に個別に設けられた一対の支持部材にそれぞれ掛け渡された二つの橋絡部材により形成されたことで、橋絡部材が通路構造体の通路を形成する床パネルの両縁部を支持した安定な構造の通路を形成できる。
橋絡体に制振装置を設けたことで、制振装置が通路構造体の上下振動を抑制し、床スラブの上下振動を小さくできる。
最良の形態1
図1乃至図4は最良の形態1を示す。図1は二重床の通路構造体の構造を示す。図2は二重床を上から見て示す。図3は図2のA−A断面を示す。図4は図2のB−B断面を示す。
図1乃至図4は最良の形態1を示す。図1は二重床の通路構造体の構造を示す。図2は二重床を上から見て示す。図3は図2のA−A断面を示す。図4は図2のB−B断面を示す。
図3に示すように、二重床1は、通路構造体2と通路外構造体3とを備える。
通路外構造体3は、床スラブ4、支持脚5、床パネル6とで形成される。通路外構造体3は、複数の支持脚5が床スラブ4上に設置され、複数の床パネル6が複数の支持脚5で支えられた構造である。
通路外構造体3は、床スラブ4、支持脚5、床パネル6とで形成される。通路外構造体3は、複数の支持脚5が床スラブ4上に設置され、複数の床パネル6が複数の支持脚5で支えられた構造である。
図1に示すように、通路構造体2は、床スラブ4、梁上スラブ7、支持部材8、橋絡部材9、床パネル10とで形成される。支持部材8は鋼材のような剛性材により形成される。橋絡部材9はH形鋼のような剛性材により形成される。床パネル10は木板や合成樹脂板などで形成される。通路構造体2の床パネル10の上面が通路13Aを形成し、通路外構造体3の床パネル6の上面が通路外13Bを形成する。
鉄骨造建物における二重床1を上から見た場合に、四角形の角に位置された鉄骨による柱11と柱11との間に位置する床スラブ4の下面には柱11と柱11とを繋ぐ大梁12と呼ばれる鉄骨による梁が形成される(図2参照)。床スラブ4は、大梁12と大梁12との間にデッキプレート50と呼ばれる鋼板を敷説してデッキプレート50の上に鉄筋を配置した後に生コンクリートを打設して形成される。以下、大梁12の上に位置されるスラブ部分を梁上スラブ7と言い、梁上スラブ7と柱11とで囲まれたスラブ部分を床スラブ4と言う(図2参照)。
支持部材8は、床スラブ4を挟んで相対峙して位置する二つの梁上スラブ7上において、通路13Aの幅Xに対応した間隔を隔ててそれぞれ2つずつ設置される。一方の橋絡部材9が、通路13Aの一方の縁部14に沿って対応するよう二つの梁上スラブ7上にそれぞれ1つずつ配置された一対の支持部材8に掛け渡されて設置されるとともに、他方の橋絡部材9が、通路13Aの他方の縁部14に沿って対応するよう二つの梁上スラブ7上にそれぞれ1つずつ配置された一対の支持部材8に掛け渡されて設置される。即ち、橋絡部材9は、両端15が一対の支持部材8の上に載置されて中間部16が一対の支持部材8の間の床スラブ4に接触しないように設けられる。つまり、一方の梁上スラブ7の上において通路13Aの幅に対応した間隔を隔てて互いに設置された二つの支持部材8により一方の支持体が形成され、他方の梁上スラブ7の上において通路13Aの幅に対応した間隔を隔てて互いに設置された二つの支持部材8により他方の支持体が形成される。橋絡体が、通路13Aの縁部14に沿って対応するよう二つの梁上スラブ7の上に個別に設けられた一対の支持部材8にそれぞれ掛け渡された二つの橋絡部材9により形成される。床パネル10が、橋絡部材9と橋絡部材9との間及び2つの橋絡部材9の上面を覆うように橋絡部材9の上に並べられることによって、床パネル10の上面が通路13Aを形成する。通路構造体2の床パネル10と通路外構造体3の床パネル6とは互いに上下動可能なように並べられる。床パネル10と床パネル6とを隙間を隔てて並べれば、この隙間により、床パネル10と床パネル6との干渉を防止でき、干渉音の発生を防止できる。
通路13Aは、オフィスや学校のような建物内の廊下、あるいは、建物内の室内において歩行用として区切られた部分である。
通路外13Bは、オフィスや学校のような建物内において、仕事や勉強のための机や事務機器などが置かれる部屋や教室のような室内全体、あるいは、室内に設けられた通路13B以外の部分である。
通路外13Bは、オフィスや学校のような建物内において、仕事や勉強のための机や事務機器などが置かれる部屋や教室のような室内全体、あるいは、室内に設けられた通路13B以外の部分である。
最良の形態1の通路構造体2によれば、支持部材8、橋絡部材9、床パネル10が上下振動しにくい梁上スラブ7の上に支持されて、橋絡部材9が通路13Aに沿って配置された一対の支持部材8の間の床スラブ4に接触しない構造、即ち、大梁12や柱11より遠い位置にあって上下振動しやすい床スラブ4に接触しない構成としたので、通路構造体2の床パネル10が上下振動してもその上下振動が床スラブ4に直接に伝達されず、床スラブ4の上下振動を小さくできる。
また、橋絡部材9が、通路構造体2の通路13Aの縁部14に沿って対応するよう各梁上スラブ7の上に設置された一対の支持部材8間に掛け渡された簡単な構成により、通路構造体2の通路13Aを形成する床パネル10の両方の縁部14がそれぞれ橋絡部材9により支持された安定な構造の通路13Aを形成できる。
また、橋絡部材9が、通路構造体2の通路13Aの縁部14に沿って対応するよう各梁上スラブ7の上に設置された一対の支持部材8間に掛け渡された簡単な構成により、通路構造体2の通路13Aを形成する床パネル10の両方の縁部14がそれぞれ橋絡部材9により支持された安定な構造の通路13Aを形成できる。
最良の形態2
図5に示すように、橋絡部材9と橋絡部材9とを繋ぐ装置支持部材20を設け、この装置支持部材20に制振装置(TMD)21を設けた。制振装置21は、重り22と重りを支持するばね23及びダンパー24とを備えた構成である。
図5に示すように、橋絡部材9と橋絡部材9とを繋ぐ装置支持部材20を設け、この装置支持部材20に制振装置(TMD)21を設けた。制振装置21は、重り22と重りを支持するばね23及びダンパー24とを備えた構成である。
最良の形態2によれば、制振装置21が支持部材20を介して橋絡部材9に設けられた構造としたので、制振装置21によって通路構造体2の上下振動を抑制できることから、床スラブ4の上下振動をさらに小さくできる。
FEM(有限要素法)による歩行上下振動解析にて最良の形態1;2の二重床1の性能を確認するため図6に示す解析モデルに基づいて評価点での揺れの加速度(acceleration(gal))を求めた。解析モデルは、縦長H=7200mm、横長D=14400mm、スラブ厚125mmの床スラブ4の周辺に梁上スラブ7を備え、しかも、中央側の下面には大梁12と大梁12とを繋ぐ小梁31と呼ばれる梁を備えたモデルとした。小梁31は、通路構造体2の真下と、通路構造体2の左右両側とモデルの左右端との間の真下とに設けた。このモデルにおける梁上スラブ7の上に、最良の形態1、最良の形態2で示した通路構造体2を設定し、通路構造体2の傍の通路外構造体3の床パネル6上において通路13Aの縁部14から1m離れた地点に評価点35を設定し、通路13Aに始端33から終端34にかけて順々に歩行荷重を加えていった場合に、評価点35での揺れの加速度を算出した。通路13Aに加える歩行荷重の時刻歴波形F(t)は以下の式で算出した。
ここで、F(t):荷重の時刻歴波形
W:加振者の体重(65kg)
t:時間(0〜0.56sec)
αn:n次倍調波成分の加振者の体重に対する振幅比
(α1=0.4、α2=0.2、α3=0.1)
f:加振上下振動数(1.78Hz)
Φn:n次倍調波成分の1次倍調波成分に対する位相差
(π/2(2次、3次のみ))
n:倍波長の次数(1〜3)
k:対象とする倍波長の次数の上限(3)
具体的には、上記式における各パラメータの値として()内の値を代入して求めた図7に示す時刻歴波形F(t)の荷重(force(kgf))を通路13Aの始端33から終端34に向けて順々に500mm間隔で加えていった場合の評価点35での揺れの加速度を算出した。従来の二重床の通路構造体の場合も同様の評価点35を設定し、同様の条件で評価点35での揺れの加速度を算出した。その結果を図8に示す。図8(a)は従来の二重床の通路構造体の場合の結果を示し、図8(b)は最良の形態1による通路構造体2での結果を示し、図8(c)は最良の形態2による通路構造体2での結果を示す。評価点35での揺れの加速度は、従来の通路構造体を採用した二重床よりも、最良の形態1の通路構造体2を採用した二重床1が小さく、さらに、最良の形態2の通路構造体2を採用した二重床1が小さい。即ち、最良の形態1;2における二重床1の通路構造体2は、床スラブ4の上下振動抑制効果が高いという結果が得られた。
ここで、F(t):荷重の時刻歴波形
W:加振者の体重(65kg)
t:時間(0〜0.56sec)
αn:n次倍調波成分の加振者の体重に対する振幅比
(α1=0.4、α2=0.2、α3=0.1)
f:加振上下振動数(1.78Hz)
Φn:n次倍調波成分の1次倍調波成分に対する位相差
(π/2(2次、3次のみ))
n:倍波長の次数(1〜3)
k:対象とする倍波長の次数の上限(3)
具体的には、上記式における各パラメータの値として()内の値を代入して求めた図7に示す時刻歴波形F(t)の荷重(force(kgf))を通路13Aの始端33から終端34に向けて順々に500mm間隔で加えていった場合の評価点35での揺れの加速度を算出した。従来の二重床の通路構造体の場合も同様の評価点35を設定し、同様の条件で評価点35での揺れの加速度を算出した。その結果を図8に示す。図8(a)は従来の二重床の通路構造体の場合の結果を示し、図8(b)は最良の形態1による通路構造体2での結果を示し、図8(c)は最良の形態2による通路構造体2での結果を示す。評価点35での揺れの加速度は、従来の通路構造体を採用した二重床よりも、最良の形態1の通路構造体2を採用した二重床1が小さく、さらに、最良の形態2の通路構造体2を採用した二重床1が小さい。即ち、最良の形態1;2における二重床1の通路構造体2は、床スラブ4の上下振動抑制効果が高いという結果が得られた。
図2に示すように、梁上スラブ7及び梁上スラブ7の側端41よりも外側に梁上スラブ7の幅Wの長さa分だけ離れた位置までの床スラブ4の部分も含めた区間Zの範囲内にある部分を梁上スラブ71とし、この梁上スラブ71の上に支持部材8を設置してもよい。この梁上スラブ71は、床スラブ4の周辺部を含むが、この床スラブ4の周辺部は上下振動しにくいので、通路構造体2の床パネル10が上下振動してもその上下振動が床スラブ4に伝達されにくくなり、床スラブ4の上下振動を小さくできる。即ち、大梁12の上に位置する互いに別々の二つの梁上スラブ7や梁上スラブ71の上に個別に支持部材8を設けることによって、床スラブ4の上下振動を小さくできる通路構造体2を形成できる。
上記では、鉄骨造の建物を例にして説明したが、鉄筋コンクリート造(RC造)の建物において通路構造体2を形成することで、床スラブ4の上下振動を小さくできる。即ち、図2の大梁12をコンクリート梁とした場合において、このコンクリート梁の上面に支持部材8を設置すればよい。また、コンクリート梁及びこのコンクリート梁の上面の側端よりも外側にコンクリート梁の上面の幅Wの長さa分だけ離れた位置までの部分も含めた区間Zの範囲内にある部分を梁とし、当該梁の上に支持部材8を設置してもよい。当該梁は、床スラブ4の周辺部を含むが、この床スラブ4の周辺部は上下振動しにくいので、通路構造体2の床パネル10が上下振動してもその上下振動が床スラブ4に伝達されにくくなり、床スラブ4の上下振動を小さくできる。
建物内に通路構造体2を連続的に形成してもよく、複数の通路構造体2を別々に設けても良い。また、通路13Aが交差するように複数の通路構造体2を形成してもよい。また、互いに交差する方向に延長する二つの梁上スラブ又は二つの梁の上面に個別に支持体を設けて通路構造体2を形成してもよい。
二つの梁上スラブ又は二つの梁の上に個別に1つ1つ設けられた一対の支持部材8により支持体を形成してもよい。1つの橋絡部材9により橋絡体を形成してもよい。例えば、二つの梁上スラブ又は二つの梁の上に個別に1つ1つ設けられた一対の支持部材8の上に、通路構造体2の通路13Aの縁部14に沿って個別に2本の橋絡部材9を設けても良いし、二つの梁上スラブ又は二つの梁の上に個別に1つ1つ設けられた一対の支持部材8の上に、平板状の1つの橋絡部材9を設けても良い。また、二つの梁上スラブ又は二つの梁の上において通路13Aの幅Xに対応した間隔を隔ててそれぞれ2つずつ設置された支持部材8の上に、平板状の1つの橋絡部材9を設けても良い。
支持部材8や橋絡部材9は、コンクリートや硬質ゴムなどにより形成された剛性材を用いてもよい。
1 二重床、2 通路構造体、4 床スラブ、7 梁上スラブ、8 支持部材、
9 橋絡部材、10 床パネル、13A 通路、14 通路の縁部、
21 制振装置、71 梁上スラブ。
9 橋絡部材、10 床パネル、13A 通路、14 通路の縁部、
21 制振装置、71 梁上スラブ。
Claims (3)
- 床スラブと、床スラブを挟んで位置する二つの梁上スラブ又は二つの梁と、二つの梁上スラブ又は二つの梁の上に個別に設けられた支持体と、一方の支持体と他方の支持体とに掛け渡されて一方の支持体と他方の支持体との間の床スラブに接触しないように設けられた橋絡体と、橋絡体の上に通路を形成するために設けられた床パネルとを備えたことを特徴とする二重床の通路構造体。
- 一方の支持体が一方の梁上スラブ又は一方の梁の上において通路の幅に対応した間隔を隔てて互いに設置された二つの支持部材により形成され、他方の支持体が他方の梁上スラブ又は他方の梁の上において通路の幅に対応した間隔を隔てて互いに設置された二つの支持部材により形成され、橋絡体が、通路の縁部に沿って対応するよう二つの梁上スラブ又は二つの梁の上に個別に設けられた一対の支持部材にそれぞれ掛け渡された二つの橋絡部材により形成されたことを特徴とする請求項1に記載の二重床の通路構造体。
- 橋絡体に制振装置を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の二重床の通路構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006059283A JP2007239194A (ja) | 2006-03-06 | 2006-03-06 | 二重床の通路構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
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Country Status (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013004500A (ja) * | 2011-06-22 | 2013-01-07 | Richell Corp | ソーラータイル |
JP2020123385A (ja) * | 2020-04-21 | 2020-08-13 | 株式会社フジタ | 床振動解析方法、床振動解析プログラムおよび床振動解析装置 |
-
2006
- 2006-03-06 JP JP2006059283A patent/JP2007239194A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
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