JP2007234262A - 入力装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】 本発明の目的は、デジタル操作入力モードとアナログ操作入力モードとが不意に切り替わるのを防止することができ且つ基板を小型化することにより装置の小型化を図ることができる入力装置を提供する。
【構成】 4方向に押下入力可能な多方向入力装置であって、ケース100内部に中空支持された基板200と、上端部がケースから操作可能に露出しており且つ基板200を上下動可能に貫通した操作体300と、基板200の上面に設けられており且つ操作体300のX、−X、Y、−Y方向の操作移動を検出する4つのデジタル検出手段400( 図示2つ) と、基板200の下面に設けられており且つ操作体300のX、−X、Y、−Y方向の操作移動及びその移動量を検出する4つのアナログ検出手段500( 図示2つ) と、デジタル検出位置からアナログ検出位置にかけて操作体300の高さ位置を可変させる高さ位置変更手段600とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、業務用又は家庭用のゲーム機等に使用される多方向入力装置に関する。
この種の多方向入力装置としては、断面視凸字状の基板の上段の周縁部に90°間隔で設けられた4つのデジタル検出手段と、基板の下段の周縁部にデジタル検出手段と同じ間隔で設けられた4つのアナログ検出手段と、デジタル検出手段を押下する4つの第1の押下部を有した十字状の第1の操作体と、この第1の操作体が中央部に嵌合する部材であり且つ第1の操作体の4つの第1の押下部と90°位置ずれした位置にアナログ検出手段を押下する4つの第2の押下部を有した第2の操作体とを備えており、第1、第2の操作体を回転させることにより、第1の操作体の第1の押下部がデジタル検出手段を押下可能なデジタル操作入力モードと、当該第2の操作体の第2の押下部がアナログ検出手段を押下可能なアナログ操作モードとを切り替え可能としたものがある( 特許文献1参照) 。
また、別の多方向入力装置としては、操作体が貫通する台座部上に、当該操作体回りに4つのデジタル検出手段を位置変位可能に設ける一方、前記台座部の下側に、アナログ検出手段を設け、前記台座部に設けられた位置変位機構を回転させることにより、デジタル検出手段を操作体の傾動領域内から傾動領域外にかけて位置変位させ、デジタル操作入力モードと、アナログ操作モードとを切り替え可能としたものがある( 特許文献2参照) 。
特開2003−167672号公報 特許第3430018号公報
ところが、特許文献1の多方向入力装置は、第2の操作体が不意の操作により回転し、デジタル操作入力モードとアナログ操作入力モードとが切り替わってしまう可能性を有している。
また、基板の同一面上に、デジタル入力機構( 第1の操作体及びデジタル検出手段) と、アナログ入力機構( 第2の操作体及びアナログ検出手段) とが設けられているため、基板の小型化が困難であり、その結果、入力装置自体の小型化も困難である。また、入力装置が備えられる電子機器の基板の一部を利用する場合、当該基板の上面に前記デジタル入力機構及びアナログ入力機構を配設しなければならないことから、当該電子機器の小型化を妨げる一因となっている。
一方、特許文献2の多方向入力装置は、前記台座部が必要不可欠であるため、装置の小型化を図ることが困難である。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、デジタル操作入力モードとアナログ操作入力モードとが不意に切り替わるのを防止することができ且つ基板を小型化することにより装置の小型化を図ることができる入力装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の入力装置は、ケース内部に中空支持された基板と、上端部がケースから操作可能に露出しており且つ基板を上下動可能に貫通した操作体と、基板の上面又は下面に設けられており且つ操作体の操作移動を検出するデジタル検出手段と、基板の下面又は上面に設けられており且つ操作体の操作移動及びその移動量を検出するアナログ検出手段と、デジタル検出手段が当該操作体の操作移動を検出可能なデジタル検出位置からアナログ検出手段が当該操作体の操作移動及びその移動量を検出可能なアナログ検出位置にかけて操作体の高さ位置を可変させる高さ位置変更手段とを具備したことを特徴としている。
このような入力装置による場合、基板の一面( 上面又は下面) にデジタル検出手段を、他面( 下面又は上面) にアナログ検出手段を設け、高さ位置変更手段を操作することにより、操作体の高さ位置が、デジタル検出手段が当該操作体の操作移動を検出可能なデジタル検出位置からアナログ検出手段が当該操作体の操作移動及びその移動量を検出可能なアナログ検出位置にかけて可変する。即ち、操作体がデジタル検出位置に位置すると、デジタル操作入力モードとなり、操作体がアナログ検出位置に位置すると、アナログ操作入力モードとなる。
高さ位置変更手段としては、操作体の下方位置に配置された押下釦を用いることができる。即ち、押下操作されることにより、前記押下釦が上げ下げし、操作体が当該押下釦に押し上げられ又は自重により下がることにより、当該操作体の高さ位置が可変する。このため、前記操作釦を操作しない限り、操作体の高さ位置が可変することがないので、操作体を不用意に操作しても、デジタル操作入力モードとアナログ操作入力モードとが操作時に不用意に切り替わることがない。
また、別の高さ位置変更手段としては、ケースの底面部にスライド自在に設けられたスライダであって、そのスライド移動に応じて操作体を上げ下げする傾斜部を有したものを用いることができる。このように高さ位置変更手段の傾斜部により操作体の高さ位置を可変するようになっているので、操作体を不用意に操作しても、デジタル操作入力モードとアナログ操作入力モードとが操作時に不用意に切り替わることがない。
多方向の押下操作入力が可能な入力装置である場合、基板の上面の操作体が貫通する貫通孔の回りには複数のデジタル検出手段が、当該基板の下面の前記貫通孔の回りには複数のアナログ検出手段が所定間隔を空けて配設されており、操作体は、基板の上面上の複数のデジタル検出手段の上方に位置する上側キートップと、基板の下面上の複数のアナログ検出手段の下方に位置し且つ高さ位置変更手段上に載置される下側キートップとを有しており、操作体がデジタル検出位置に位置しているときには、操作体の上側キートップの一部の上面が押下操作されることにより、当該操作体が傾斜し、当該操作体の上側キートップの一部の下面がデジタル検出手段を押下するようになっており、操作体がアナログ検出位置に位置しているときには、操作体の上側キートップの一部の上面が押下操作されることにより、当該操作体が傾斜し、当該操作体の下側キートップの前記上側キートップの一部の下方の部分の反対側に位置する部分の上面が前記アナログ検出手段を押し上げるようになっている。
別の多方向の押下操作入力が可能な入力装置である場合、基板の上面の操作体が貫通する貫通孔の回りには複数のアナログ検出手段が、当該基板の下面の前記貫通孔の回りには複数のデジタル検出手段が所定間隔を空けて配設されており、操作体は、基板の上面上の複数のアナログ検出手段の上方に位置する上側キートップと、基板の下面上の複数のデジタル検出手段の下方に位置し且つ高さ位置変更手段上に載置される下側キートップとを有しており、操作体がアナログ検出位置に位置しているときには、操作体の上側キートップの一部の上面が押下操作されることにより、当該操作体が傾斜し、当該操作体の上側キートップの一部の下面がアナログ検出手段を押下するようになっており、操作体がデジタル検出位置に位置しているときには、操作体の上側キートップの一部の上面が押下操作されることにより、当該操作体が傾斜し、当該操作体の下側キートップの前記上側キートップの一部の下方の部分の反対側に位置する部分の上面がデジタル検出手段を押し上げるようになっている。
デジタル検出手段は操作体に押下又は押上げされることによりオン/オフされるスイッチ素子であり、アナログ検出手段は操作体に押上げ又は押下されることにより、抵抗値が可変する可変抵抗器であることが好ましい。
キートップとデジタル検出手段との間には、第1の弾性体が介在していることが好ましい。この第1の弾性体は、キートップの押下により弾性変形しつつデジタル検出手段を押下する。その後、第1の弾性体の復元力により、キートップが操作前の原点位置に復帰する。
アナログ検出手段は、導電性を有した第2の弾性体を有した構成とすることができる。この第2の弾性体は、キートップの押下された後、その復元力により、キートップを操作前の原点位置に復帰させることができる。
本発明に係る入力装置による場合、基板の両面の一方側にデジタル入力機構( 操作体及びデジタル検出手段) を、他方側にアナログ入力機構( 操作体及びアナログ検出手段) を配設することができるので、基板の小型化を図ることができ、その結果、装置の小型化を図ることができる。しかも、高さ位置変更手段により、操作体の高さ位置を変えることにより、デジタル操作入力モードとアナログ操作入力モードとを切り替えるようになっていることから、デジタル操作入力モードとアナログ操作入力モードとが操作時に不用意に切り替わるのを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る入力装置について説明する。
まず、本発明の第1の実施の形態に係る入力装置について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る入力装置の概略的断面図であって、操作体がデジタル検出位置に位置した状態を示す図、図2は同入力装置の概略的断面図であって、操作体がアナログ検出位置に位置した状態を示す図である。
図1及び図2に示す入力装置は、X、−X、Y、−Y方向の4方向に押下入力可能な多方向入力装置であって、ケース100内部に中空支持された基板200と、上端部がケース100から操作可能に露出しており且つ基板200を上下動可能に貫通した操作体300と、基板200の上面に設けられており且つ操作体300のX、−X、Y、−Y方向の操作移動を検出する4つのデジタル検出手段400( 図示2つ) と、基板200の下面に設けられており且つ操作体300のX、−X、Y、−Y方向の操作移動及びその移動量を検出する4つのアナログ検出手段500( 図示2つ) と、デジタル検出位置からアナログ検出位置にかけて操作体300の高さ位置を可変させる高さ位置変更手段600とを具備している。以下、各部を詳しく説明する。
ケース100は、底面が開放された箱体である上ケース110と、上ケース110の開放部を塞ぐ板状の下ケース120とを有する。
上ケース110の天井面の中央部には、操作体300の上側キートップ310の4つのキー部312を外部に露出させるための十字状の開口111が開設されている。また、上ケース110の天井面の周縁部には、操作体300の上側キートップ310とデジタル検出手段400との間に介在する第1の弾性体700の立壁部720を収容するための断面略Ω状の収容部112が下方に向けて設けられている。
上ケース110の内壁面の中央部には、凹状の第1、第2の支持部113、114が上下に並べて設けられている。第1の支持部113は、基板200を中空支持する。第2の支持部114はアナログ検出手段500の第2の弾性体510を上下動可能に支持する。
下ケース120の中央部には、高さ位置変更手段600を収容するための収容孔121が設けられている。
基板200は周知のプリント基板等である。この基板200の中央部には、貫通孔210に操作体300が通される貫通孔210が開設されている。
操作体300は、上側キートップ310と、下側キートップ320と、上側キートップ310と下側キートップ320とを連結するための取付ネジ330とを有する。
上側キートップ310は、円盤状の上側押下部311と、この上側押下部311の上面に設けられた4つのキー部312( 図示3つ) とを有している。
上側押下部311は、円盤状の部材であって、当該開口111からの操作体300の抜けを防止している。また、上側押下部311の中央部には、取付ネジ330が挿入される挿入孔311aが開設されている。この上側押下部311の下面が第1の弾性体700を介してデジタル検出手段400を押下する押下部位となる。
キー部312は、X、−X、Y、−Y方向の押下操作入力を行うための操作キーであって、上側押下部311の上面の挿入孔311aの回りに90°間隔で配設されている。即ち、4つのキー部312は、いわゆる十字キーとなっている。
下側キートップ320は、円筒状の軸部321と、この軸部321の下端部に設けられた円盤状の下側押下部322とを有する。
軸部321は、上側キートップ310の上側押下部311の挿入孔311aと連通するネジ孔321aが設けられている。即ち、挿入孔311aに挿入された取付ネジ330がネジ孔321aに螺合することにより、上側キートップ310と下側キートップ320とが組み合わされる。
下側押下部322は、上面が平坦面にされている一方、下面が球面状にされている。この下側押下部322の下面の中心部が高さ位置変更手段600上に設置される。即ち、操作体300の下側キートップ320の下側押下部322の下面の中心部を支点として、操作体300が後述する直立状態から上側キートップ310のキー部312の押下操作に応じて傾動可能となる。また、下側押下部322の上面は、操作体300の傾動により、アナログ検出手段500を押し上げる押上部位となる。
第1の弾性体700は、円盤状のベース部710と、このベース部710の周縁部に当該ベース部710と直交するように設けられた立壁部720と、ベース部710に設けられた4つの突起部730とを有する。
ベース部710の中央部には、基板200の貫通孔210と同心円状に形成された貫通孔711が設けられている。この貫通孔711には、操作体300の軸部321が通される。
立壁部720は、上側部が上ケース110の収容部112に収容され、下側部が基板200の上面に載置される。
突起部730は、ベース部710の上面の貫通孔711の回りに設けられた上側凸部731と、このベース部710の下面に上側凸部731と連続するように設けられた下側凸部732とを有する。
上側凸部731は、略円柱体であって、その上面は平坦面にされている。この上側凸部731の上面に、操作体300がデジタル検出位置に位置したときに、当該操作体300の上側キートップ310の上側押下部311が載置される。これにより、操作体300が直立状態で保持される。下側凸部732は、上側凸部731よりも径が小さい略円柱体であって、その下面がデジタル検出手段400の可動接点410の頂部に接触するようになっている。即ち、突起部730が上側キートップ310とデジタル検出手段400との間に介在する部位となっている。
4つのデジタル検出手段400は、基板200の上面の貫通孔210の回りに90°間隔で形成された図示しない4つの一対の固定接点と、一方の固定接点と接触するように基板200の上面に設置される薄いドーム状の導電板( いわゆるスナッププレート) である4つの可動接点410とを有した周知のスイッチ素子である。
即ち、デジタル検出手段400は、可動接点410が第1の弾性体700を介して上側押下部311の下面に押下され、クリック感をなして反転して他方の固定接点に接触することにより、出力信号が出力されるようになっている。
4つのアナログ検出手段500は、基板200の下面の貫通孔210の回りに90°間隔で形成された図示しない4つの一対の電極パターンと、この4つの一対の電極パターン間に形成された4つの抵抗パターンと、基板200の下面に対向配置された第2の弾性体510とを有している。
前記一対の電極パターンは、基板200の貫通孔210から外側に向けて平行に延びている。前記抵抗パターンは前記一対の電極パターンと平行に延びている。
第2の弾性体510は、非導電性のシリコンゴム製の板状の本体部511と、この本体部511の上面に設けられた4つの導電性のゴム製の接点部512( 図示2つ) とを有している。
本体部511は、基板200の貫通孔210と同心円状に形成された孔部511aが設けられている。この孔部511aに操作体300の軸部321が通される。また、本体部511の下面には、操作体300がアナログ検出位置に位置したときに、当該操作体300の下側キートップ320の下側押下部322の上面が面接触する。これにより、操作体300が直立状態で保持される。
接点部512は、本体部511の上面の孔部511aの回りに90°間隔で形成されている。この接点部512の上面は、前記一対の電極パターン及び抵抗パターンの内側部分に接触し短絡させる平坦面512aと、この平坦面512aと連続し且つ孔部511aから外側に向けて漸次減少するテーパ面512bとを有する。
即ち、本体部511及び接点部512が下側キートップ320の下側押下部322の上面に押上げられることにより、接点部512のテーパ面512bが前記一対の電極パターン及び抵抗パターンに押しつけられる。これにより、前記一対の電極パターンと抵抗パターンとの短絡位置が外側に移動し、その抵抗値が変化する。
高さ位置変更手段600は周知のオルタネート型の押下釦である。即ち、高さ位置変更手段600は、その下面が、図1に示す初期位置( 下ケース120の下面から突出した位置) から内部のスプリングの付勢力に抗して所定量押下操作されると、内部の係止手段により係止され、図2に示す押下位置で保持される。その後、再度、所定量押下操作されると、前記係止手段の係止が解除され、前記スプリングの付勢力により押下位置から初期位置に復帰する。この高さ位置変更手段600が初期位置から押下位置にかけて上下動することにより、当該高さ位置変更手段600上に載置された操作体300の高さ位置がデジタル検出位置からアナログ検出位置にかけて可変する。
なお、デジタル検出位置とは、図1に示すように、操作体300の上側キートップ310の上側押下部311が、第1の弾性体700の突起部730に接触し、押下可能である一方、操作体300の下側キートップ320の下側押下部322と、アナログ検出手段500の第2の弾性体510との間に空隙が生じ、当該下側押下部322が第2の弾性体510を押上げできない位置である。
一方、アナログ検出位置とは、図2に示すように、操作体300の下側キートップ320の下側押下部322が、アナログ検出手段500の第2の弾性体510の下面に接触し、押上げ可能である一方、操作体300の上側キートップ310の上側押下部311と第1の弾性体700の突起部730との間に空隙が生じ、当該上側押下部311が当該突起部730を押下できない位置である。
以下、この入力装置の組み立て方法について説明する。まず、基板200の上面のデジタル検出手段400の4つの一方の固定接点上に、4つの可動接点410を設置する。その後、基板200の上面上に第1の弾性体700を載置する。すると、第1の弾性体700の4つの突起部730の下側凸部732が4つの可動接点410に接触する。そして、第1の弾性体700の4つの突起部730の上側凸部731の上面に操作体300の上側キートップ310を載置する。
この状態で、上側キートップ310のキー部312を上ケース110の開口111に位置合わせをしつつ挿入し、基板200を上ケース110の第1の支持部113に嵌合させ、当該上ケース110に中空支持させる。このとき、第1の弾性体700の立壁部720が上ケース110の収容孔121に収容される。
その後、アナログ検出手段500の第2の弾性体510の4つの接点部512を、基板200の下面のアナログ検出手段500の4つの一対の電極パターン及び抵抗パターンに位置合わせをしつつ接触させる。この状態で、第2の弾性体510を上ケース110の第2の支持部114に挿入し、当該上ケース110に支持させる。
その後、下側キートップ320の軸部321を、下方から、第2の弾性体510の本体部511の孔部511a、基板200の貫通孔210及び第1の弾性体700のベース部710の貫通孔711に順次通す。そして、下側キートップ320の軸部321のネジ孔321aと上側キートップ310の上側押下部311の挿入孔311aとを連通させた状態で、取付ネジ330を挿入し、軸部321のネジ孔321aに螺合させる。
その後、高さ位置変更手段600を収容孔121に収容した下ケース120を上ケース110に取り付ける。
以下、このようにして組み立てられる入力装置の使用方法及び各部の動作について詳しく説明する。まず、高さ位置変更手段600が所定量押下操作されると、当該高さ位置変更手段600は、内部の係止手段の係止が解除され、内部のスプリングの付勢力により、図1に示すように、初期位置に位置する。
このとき、操作体300が高さ位置変更手段600と共に自重により下がり、デジタル検出位置に位置する。すると、操作体300の上側キートップ310の上側押下部311が第1の弾性体700の突起部730に接触する一方、操作体300の下側キートップ320の下側押下部322とアナログ検出手段500の第2の弾性体510との間に空隙が生じる。これによりデジタル操作入力モードとなる。
一方、高さ位置変更手段600が内部のスプリングの付勢力に抗して前記所定量押下操作されると、高さ位置変更手段600が、内部の係止手段に係止され、図2に示すように、押下位置に位置した状態でロックされる。
このとき、操作体300は高さ位置変更手段600に押し上げられ、アナログ検出位置に位置する。すると、操作体300の下側キートップ320の下側押下部322が、アナログ検出手段500の第2の弾性体510の下面に接触する一方、操作体300の上側キートップ310の上側押下部311と第1の弾性体700の突起部730との間に空隙が生じる。これにより、アナログ操作入力モードとなる。
デジタル操作入力モード時には、操作体300の上側キートップ310のX、−X、Y又は−Y方向のキー部312が押下操作されると、操作体300の下側キートップ320の下側押下部322の下面の中心部を支点に、当該操作体300が直立状態から傾動してシーソ運動を行い、当該操作体300の上側キートップ310の上側押下部311の押下操作されたキー部312の下側部位の下面が、第1の弾性体700の突起部730を介してデジタル検出手段400の可動接点410を押下する。これにより、可動接点410が反転し、他方の固定接点に接触し、出力信号が出力される。この出力信号は、入力装置が備えられる電子機器のコンピュータに入力され、X、−X、Y又は−Y方向の操作入力として認識される。この過程で、第1の弾性体700のベース部710及び突起部730が操作体300の上側キートップ310の上側押下部311の押下操作されたキー部312の下側部位の下面と基板200との間で圧縮され、弾性変形する。
このとき、操作体300の下側押下部322の押下操作されたキー部312の下方の部位の反対側の部位が、操作体300の前記シーソ運動により、上方向に移動するが、下側押下部322とアナログ検出手段500の第2の弾性体510との間に空隙にあるため、当該第2の弾性体510を押し上げることができない。
その後、操作体300の上側キートップ310のキー部312が押下操作から開放されると、第1の弾性体700のベース部710及び突起部730の復元力により、操作体300の上側キートップ310を押し上げ、操作体300を直立状態に復帰させる。
アナログ操作入力モード時には、操作体300の上側キートップ310のX、−X、Y又は−Y方向のキー部312が押下操作されると、操作体300の下側キートップ320の下側押下部322の下面の中央部を支点に、当該操作体300が傾動してシーソ運動を行い、当該操作体300の下側キートップ320の下側押下部322の押下操作されたキー部312の下方部位の反対側の部位の上面が、アナログ検出手段500の第2の弾性体510の本体部511を介して接点部512を押上げる。これにより、接点部512のテーパ面512bが基板200の下面上の一対の電極パターン及び抵抗パターンに押しつけられ、当該一対の電極パターンと抵抗パターンとの短絡位置が外側に移動し、その抵抗値が変化する。この抵抗値の変化が、入力装置が備えられる電子機器のコンピュータに入力され、X、−X、Y又は−Y方向の操作入力及びその操作量として認識される。この過程で、第2の弾性体510の接点部512が操作体300の下側キートップ320の下側押下部322の押下操作されたキー部312の下方部位の反対側の部位の上面と基板200との間で圧縮され、弾性変形する。
このとき、操作体300の上側押下部311の押下操作されたキー部312の下側部位が、操作体300の前記シーソ運動により、下方向に移動するが、上側押下部311と第1の弾性体700の突起部730との間に空隙があるため、当該第1の弾性体700の突起部730を押し下げることができない。
その後、操作体300の上側キートップ310のキー部312が押下操作から開放されると、第2の弾性体510の接点部512の復元力により、操作体300の下側キートップ320の下側押下部322を押し下げ、操作体300を直立状態に復帰させる。
このような入力装置による場合、高さ位置変更手段600が所定量押下操作されることにより、当該高さ位置変更手段600の高さ位置が初期位置から押下位置にかけて可変し、これと共に、操作体300の高さ位置が基板200の上面に設けたデジタル検出手段400を押下可能なデジタル検出位置から基板200の下面に設けたアナログ検出手段500を押下可能なアナログ検出位置にかけて可変するようになっている。即ち、高さ位置変更手段600を操作しなければ、アナログ操作入力モードとデジタル操作入力モードとを切り替えることができないようになっている。よって、不用意な操作により、アナログ操作入力モードとデジタル操作入力モードとが切り替るのを防止することができる。しかも、高さ位置変更手段600を所定量押下するだけであることから、操作中にデジタル操作入力モードとアナログ操作入力モードとを簡単に切り替えることができる。
更に、基板200の上面にデジタル検出手段400を、基板200の下面にアナログ検出手段500を配設するようにしたので、基板200の小型化を図ることができ、結果として入力装置自体の小型化を図ることができる。
まず、本発明の第2の実施の形態に係る入力装置について図面を参照しながら説明する。図3は本発明の第2の実施の形態に係る入力装置の概略的断面図であって、操作体がデジタル検出位置に位置した状態を示す図、図4は同入力装置の概略的断面図であって、操作体がアナログ検出位置に位置した状態を示す図である。
図3及び図4に示す入力装置は、操作体300の構成、アナログ検出手段500の構成、高さ位置変更手段600’の構成及び操作体300を直立状態に復帰させる復帰機構800を別途備える点で、実施例1の入力装置と異なっている。以下、その相違点を詳しく説明し、重複する部分については説明を省略する。なお、高さ位置変更手段の符号については、600’を付す。
操作体300の上側キートップ310は、4つのキー部312( 図示2つ) と、この4つのキー部312を連結する連結部313とを有した形状となっている。連結部313の中心部には、取付ネジ330を通すための挿入孔313aが設けられている。キー部312の下面がデジタル検出手段400を押下する押圧部位となる。
操作体300の下側キートップ320の下側押下部322には、高さ位置変更手段600’の昇降部620’の上段部622’及び傾斜部623’との緩衝を避けるために、切欠き部322aが設けられている。また、下側押下部322の上面は平坦面となっており、アナログ検出手段500の第2の弾性体510が載置される。
ケース100の上ケース110は、上側キートップ310の4つのキー部312を操作可能に露出させるための十字状の開口115が設けられている。また、ケース100の下ケース120には、高さ位置変更手段600’のスライダ本体610’を案内するための案内溝122が設けられている。また、下ケース120の上面には、基板200を載置するための突脈123が設けられている。基板200は突脈123と上ケース110の収容部112の縁部との間で保持される。
アナログ検出手段500は、基板200の下面の貫通孔210の回りに90°間隔で形成された図示しない4つの一対の電極パターンと、この4つの一対の電極パターン間に形成された4つの抵抗パターンと、4つの一対の電極パターン及び抵抗パターンに対向配置される第2の弾性体510とを有している。
第2の弾性体510は、非導電性のシリコンゴム製の本体部511と、4つの接点部512とを有する。本体部511は、平面視十字状の部材であって、中央部から4つの腕部が4方に向けて延びている。この本体部511は、下側キートップ320の下側押下部322の上面に載置され且つ前記腕部が復帰機構800の台座810の収容部813に収容される。即ち、第2の弾性体510は操作体300と共に上下動するようになっている。本体部511の中央部には、孔部511aが設けられている。また、本体部511の腕部の先端部に4つの接点部512が設けられる。接点部512は実施例1と同じものである。
復帰機構800は、下ケース120上に載置される台座810と、この台座810の鍔部812と基板200との間に介在するコイルスプリング820とを有している。
台座810は、円筒状の台部811と、この台部811の外周面の下端部から外側に向けて凸設された鍔部812とを有している。
台部811の内周面の上端部には、第2の弾性体510の腕部を収容する4つの収容部813が90°間隔で設けられている。収容部813は、内側に向けて凸設された一対の凸部( 図示一つ) からなり、この間に第2の弾性体510の腕部が収容される。また、この収容部813は、操作体300の下側キートップ320の下側押下部322の上面の周縁部と対向する。即ち、操作体300の傾動により、操作体300の下側押下部322に収容部813を押し上げ、台座810が傾くことにより、当該台座810の鍔部812と基板200との間でコイルスプリング820が圧縮される。このコイルスプリング820の付勢力により、傾動した操作体300が直立状態に復帰する。
高さ位置変更手段600’は、下ケース120にスライド自在に設けられたスライダである。この高さ位置変更手段600’は、下ケース120の案内溝122に案内されるスライダ本体610’と、このスライダ本体610’の上面に設けられた昇降部620’と、スライダ本体610’の下面に設けられた操作レバー630’とを有している。
昇降部620’は、操作体300を図3に示すデジタル検出位置に位置させる下段部621’と、操作体300を図4に示すアナログ検出位置に位置させる上段部622’と、下段部621’と上段部622’とを繋ぐ傾斜部’623’とを有する。
なお、デジタル検出位置とは、図3に示すように、操作体300の上側キートップ310のキー部312が、第1の弾性体700の突起部730に接触し、押下可能である一方、アナログ検出手段500の第2の弾性体510と、当該アナログ検出手段500の一対の電極パターン及び抵抗パターンとの間に空隙が生じ、当該第2の弾性体510が当該一対の電極パターン及び抵抗パターンに接触しない位置である。
一方、アナログ検出位置とは、図4に示すように、アナログ検出手段500の第2の弾性体510の接点部512の平坦面512aと当該アナログ検出手段500の一対の電極パターン及び抵抗パターンとが接触しており、当該接点部512のテーパ面512bを当該一対の電極パターン及び抵抗パターンに押しつけ可能である一方、操作体300の上側キートップ310のキー部312と第1の弾性体700の突起部730との間に空隙が生じ、当該キー部312が当該突起部730を押下できない位置である。
以下、高さ位置変更手段600’を用いた操作体300の高さ位置の変更手順について説明する。
まず、操作レバー630’を操作して、スライダ本体610’を移動させ、図3に示すように、操作体300を昇降部620’の下段部621’上に載置させると、操作体300が高さ位置が下がり、デジタル検出位置に位置する。すると、操作体300の上側キートップ310の4つのキー部312が、第1の弾性体700の突起部730に接触する。これと共に、操作体300の下側キートップ320の下側押下部322上に載置されたアナログ検出手段500の第2の弾性体510と、当該アナログ検出手段500の一対の電極パターン及び抵抗パターンとの間に空隙が生じる。これによりデジタル操作入力モードとなる。
一方、操作レバー630’を操作して、スライダ本体610’を移動させ、図4に示すように、操作体300を昇降部620’の傾斜部623’により下段部621’上から上段部622’上に移動させると、操作体300が高さ位置が上がり、アナログ検出位置に位置する。すると、当該操作体300と共に、操作体300の下側キートップ320の下側押下部322上に載置されたアナログ検出手段500の第2の弾性体510の高さ位置が上がり、当該第2の弾性体510の接点部512の平坦面512aが当該アナログ検出手段500の一対の電極パターン及び抵抗パターンに接触する。これと共に、操作体300の上側キートップ310の4つのキー部312と第1の弾性体700の突起部730との間に空隙が生じる。これによりアナログ操作入力モードとなる。
このような入力装置による場合、高さ位置変更手段600’の昇降部620’の下段部621’上に位置しているときには、操作体300がデジタル検出位置に位置し、昇降部620’の上段部622’上に位置しているときには、操作体300がアナログ検出位置に位置するようになっているので、操作体300を不用意に操作しても、高さ位置変更手段600’の状態が切り替わることがない。しかも、実施例1同様、基板200の上面にデジタル検出手段400を、基板200の下面にアナログ検出手段500を配設するようにしたので、基板200の小型化を図ることができ、結果として入力装置自体の小型化を図ることができる。
なお、ケース100については、操作体を操作可能に露出しており且つ基板200を中空支持し得るものであれば、どのようなものを用いてもかまわない。即ち、ケース100は、上ケース110及び下ケース120を有するとしたが、これに限定されるものではない。
基板200については、入力装置専用のものだけでなく、当該入力装置が備えられる電子機器の基板の一部を利用することも可能である。
デジタル検出手段400については、可動接点410及び一対の固定接点を有するとしたが、操作体300のキー部312の押下により、オン/オフされるスイッチ素子であれば、どのようなものを用いてもかまわない。例えば、第1の弾性体700の突起部730の下側凸部732の下面に導電接点を形成し、当該導電接点を基板200の面上の一対の固定接点に接触させるような構成とすることもできる。
アナログ検出手段500については、上述の可変抵抗器に限定されるものではない。例えば、接点部512を基板200の下面上の抵抗パターンに押しつけ、その接触面積の変化により抵抗値を可変させるようしたものや、感圧導電ゴムを用い、当該感圧導電ゴムを基板200に押しつけ、その抵抗値を可変させるようにしたものを用いることができる。その他、操作体300のキー部312の押下により、抵抗値、電流又は電圧が可変する感圧センサ等を用いることもできる。
また、アナログ検出手段500は、基板200の下面側に設けられているとしたが、基板200の上面に設けるようにしても良い。この場合、基板200の下面側にデジタル検出手段400を設ける。また、デジタル検出手段400及びアナログ検出手段500は、同ピッチ間隔で配置されているとしたが、互いに位置ずれしていてもかまわない。
第1の弾性体700については、設けるか否かは任意である。設ける場合には、第1の弾性体700は、少なくとも操作体300の上側キートップ310とデジタル検出手段400との間に介在する突起部730を有していれば良い。突起部730の形状については、上側キートップ310とデジタル検出手段400との間に介在し得るものであれば、どのような形状であっても良い。
高さ位置変更手段については、高さ位置変更手段600、600’に限定されるものではなく、デジタル検出位置からアナログ検出位置にかけて操作体の高さ位置を可変させることができるものであれば、どのような構成のものを用いてもかまわない。例えば、円柱体の外周面に突起を設ける一方、ケースの下面に設けた孔部のない周面に前記突起を案内する溝を設け、当該溝の係止位置を可変することにより前記円柱体の高さ位置が変わるような構成とすることもできる。
また、高さ位置変更手段600については、オルタネート型押下釦であるとしたが、同様の機能を実現可能な押下釦を採用することができる。また、高さ位置変更手段600は下面が押下操作されるとしたが、押下操作された操作体200により当該高さ位置変更手段600が押下されるようにすることもできる。高さ位置変更手段600’については、昇降部620’を有する限り、どのように設計変更してもかまわない。
デジタル検出位置については、デジタル検出手段が操作体の操作移動を検出可能となる位置であれば良い。アナログ検出位置についても、アナログ検出手段が当該操作体の操作移動及びその移動量を検出可能となる位置であれば良い。なお、上述の如く、デジタル検出手段400が基板200の下面に設けられ、アナログ検出手段500が基板200の上面に設けられる場合には、デジタル検出位置とアナログ検出位置とが上下逆になることはいう迄もない。
操作体300については、X、−X、Y、−Y方向の4方向の押下操作入力を行うために4つのキー部312を有するとしたが、少なくとも1つのキー部312と、下側押下部322を有していれば良い。即ち、高さ位置変更手段600又は600’の高さ位置の可変に応じて、キー部312が基板200の上面のデジタル検出手段400又はアナログ検出手段500を押下可能なる一方、下側押下部322が基板200の下面のアナログ検出手段500又はデジタル検出手段400を押上げ可能となっていれば良い。勿論、上側キートップ310及び下側キートップ320が一体化したものを用いることができる。
上記実施例では、操作体の押下操作入力をデジタル又はアナログ的に検出する入力装置として説明したが、操作体のスライド操作をデジタル又はアナログ的に検出する入力装置とすることも一応可能である。具体的には、基板の上面又は下面に、操作体のスライド操作により、オン/オフされるスイッチ素子を設ける一方、基板の下面又は上面に、操作体のスライド操作により、抵抗値が可変する可変抵抗器を設ける。この可変抵抗器としては、基板上の抵抗パターンと、操作体に取り付けられ、前記抵抗パターン上を摺動する接触子とを有したもの等を使用することができる。この入力装置のデジタル操作入力モード、アナログ操作入力モードの切替についても、高さ位置変更手段600又は600’を用いることができる。即ち、デジタル操作入力モード時には、高さ位置変更手段600又は600’により、操作体の高さ位置が可変し、操作体の一部がスイッチ素子に当接可能である一方、前記接触子が前記抵抗パターンに接触しないようになっており、アナログ操作入力モード時には、高さ位置変更手段600又は600’により、操作体の高さ位置が可変し、前記接触子が前記抵抗パターンに接触する一方、操作体の一部がスイッチ素子に当接しないようにすれば良い。
本発明の第1の実施の形態に係る入力装置の概略的断面図であって、操作体がデジタル検出位置に位置した状態を示す図である。 同入力装置の概略的断面図であって、操作体がアナログ検出位置に位置した状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る入力装置の概略的断面図であって、操作体がデジタル検出位置に位置した状態を示す図である。 同入力装置の概略的断面図であって、操作体がアナログ検出位置に位置した状態を示す図である。
符号の説明
100 ケース
200 基板
300 操作体
310 上側キートップ
320 下側キートップ
400 デジタル検出手段
500 アナログ検出手段
510 第2の弾性体
600 高さ位置変更手段
600’ 高さ位置変更手段
623’ 傾斜部
700 第1の弾性体

Claims (8)

  1. ケース内部に中空支持された基板と、上端部がケースから操作可能に露出しており且つ基板を上下動可能に貫通した操作体と、基板の上面又は下面に設けられており且つ操作体の操作移動を検出するデジタル検出手段と、基板の下面又は上面に設けられており且つ操作体の操作移動及びその移動量を検出するアナログ検出手段と、デジタル検出手段が当該操作体の操作移動を検出可能なデジタル検出位置からアナログ検出手段が当該操作体の操作移動及びその移動量を検出可能なアナログ検出位置にかけて操作体の高さ位置を可変させる高さ位置変更手段とを具備したことを特徴とする入力装置。
  2. 請求項1記載の入力装置において、高さ位置変更手段は、操作体の下方位置に配置された押下釦であることを特徴とする入力装置。
  3. 請求項1記載の入力装置において、高さ位置変更手段は、ケースの底面部にスライド自在に設けられたスライダであって、そのスライド移動に応じて操作体を上げ下げする傾斜部を有することを特徴とする入力装置。
  4. 多方向の押下操作入力が可能な請求項2又は3記載の入力装置において、基板の上面の操作体が貫通する貫通孔の回りには複数のデジタル検出手段が、当該基板の下面の前記貫通孔の回りには複数のアナログ検出手段が所定間隔を空けて配設されており、
    操作体は、基板の上面上の複数のデジタル検出手段の上方に位置する上側キートップと、基板の下面上の複数のアナログ検出手段の下方に位置し且つ高さ位置変更手段上に載置される下側キートップとを有しており、
    操作体がデジタル検出位置に位置しているときには、操作体の上側キートップの一部の上面が押下操作されることにより、当該操作体が傾斜し、当該操作体の上側キートップの一部の下面がデジタル検出手段を押下するようになっており、
    操作体がアナログ検出位置に位置しているときには、操作体の上側キートップの一部の上面が押下操作されることにより、当該操作体が傾斜し、当該操作体の下側キートップの前記上側キートップの一部の下方の部分の反対側に位置する部分の上面が前記アナログ検出手段を押し上げるようになっていることを特徴とする入力装置。
  5. 多方向の押下操作入力が可能な請求項2又は3記載の入力装置において、基板の上面の操作体が貫通する貫通孔の回りには複数のアナログ検出手段が、当該基板の下面の前記貫通孔の回りには複数のデジタル検出手段が所定間隔を空けて配設されており、
    操作体は、基板の上面上の複数のアナログ検出手段の上方に位置する上側キートップと、基板の下面上の複数のデジタル検出手段の下方に位置し且つ高さ位置変更手段上に載置される下側キートップとを有しており、
    操作体がアナログ検出位置に位置しているときには、操作体の上側キートップの一部の上面が押下操作されることにより、当該操作体が傾斜し、当該操作体の上側キートップの一部の下面がアナログ検出手段を押下するようになっており、
    操作体がデジタル検出位置に位置しているときには、操作体の上側キートップの一部の上面が押下操作されることにより、当該操作体が傾斜し、当該操作体の下側キートップの前記上側キートップの一部の下方の部分の反対側に位置する部分の上面がデジタル検出手段を押し上げるようになっていることを特徴とする入力装置。
  6. 請求項4又は5記載の入力装置において、デジタル検出手段は操作体に押下又は押上げられることによりオン/オフされるスイッチ素子であり、アナログ検出手段は操作体に押上げ又は押下されることにより、抵抗値が可変する可変抵抗器であることを特徴とする入力装置。
  7. 請求項4又は5記載の入力装置において、キートップとデジタル検出手段との間には、第1の弾性体が介在していることを特徴とする入力装置。
  8. 請求項4又は5記載の入力装置において、アナログ検出手段は、キートップに押下されることにより弾性変形する導電性を有した第2の弾性体を有することを特徴とする入力装置。
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