JP2007233295A - 光学ファインダ装置および電子カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 装置全体の大型化を回避しつつ、被写体像の観察範囲を切り換える際のバリエーションを増やすことができる光学ファインダ装置および電子カメラを提供すること。
【解決手段】 焦点板18と接眼レンズ23とを備えた光学ファインダ装置において、焦点板と接眼レンズとの間に配置され、焦点板に結像した被写体像の二次像10Bを形成する結像レンズ19と、結像レンズと接眼レンズとの間に配置され、二次像の形成面に配置された可変開口を有し、該可変開口により二次像を規制する視野枠21とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、焦点板に投影された被写体像の観察に用いられる光学ファインダ装置および電子カメラに関する。
焦点板の近傍に視野枠を配置して、この視野枠を構成する複数のマスクの移動に応じて被写体像の観察範囲を切り換えるようにした光学ファインダ装置が知られている(例えば特許文献1を参照)。
特開平9−281557号公報
しかし、従来の光学ファインダ装置では、視野枠を焦点板の近傍に配置するため、次のような問題があった。つまり、視野枠のマスクと周囲の機構(シャッターなど)との干渉を回避しつつ、装置全体の大型化も回避しようとすると、視野枠のマスクの移動スペースを十分に確保することができず、被写体像の観察範囲を切り換える際のバリエーションが少ない、という問題があった。
本発明の目的は、装置全体の大型化を回避しつつ、被写体像の観察範囲を切り換える際のバリエーションを増やすことができる光学ファインダ装置および電子カメラを提供することにある。
本発明の光学ファインダ装置は、焦点板と接眼レンズとを備えた光学ファインダ装置において、前記焦点板と前記接眼レンズとの間に配置され、前記焦点板に結像した被写体像の二次像を形成する結像レンズと、前記結像レンズと前記接眼レンズとの間に配置され、前記二次像の形成面に配置された可変開口を有し、該可変開口により前記二次像を規制する視野枠とを備えたものである。
また、前記結像レンズは、縮小倍率を有することが好ましい。
また、前記結像レンズは、変倍可能であることが好ましい。
また、前記視野枠の可変開口は、互いに直交する2方向のサイズを独立に変更可能であることが好ましい。
また、前記2方向は、前記焦点板上における前記被写体像の縦横方向に対応することが好ましい。
また、前記視野枠の可変開口は、前記被写体像が前記焦点板上で実質的に最大となる場合のアスペクト比と同じアスペクト比の標準状態を有し、該標準状態と同じ対角線長を有する他のアスペクト比の状態に変更可能であることが好ましい。
また、前記視野枠は、前記二次像の全体を遮蔽可能であることが好ましい。
また、前記接眼レンズは、着脱可能であり、前記視野枠は、前記接眼レンズの直前に配置され、前記接眼レンズが取り外されたときに、前記二次像の全体を遮蔽することが好ましい。
また、所定の情報を表示する表示手段と、前記視野枠と前記接眼レンズとの間に配置され、前記視野枠によって規制された二次像に前記情報を重ねる合成手段とを備えることが好ましい。
また、前記視野枠は、前記表示手段によって表示する情報に応じて、前記二次像の全体を遮蔽することが好ましい。
本発明の電子カメラは、上記の光学ファインダ装置と、前記被写体の像を撮像する撮像素子とを備えたものである。
また、上記の電子カメラにおいて、前記撮像素子の撮像エリアのうち前記二次像の観察範囲に対応する部分のデータを抽出する抽出手段を備えることが好ましい。
また、上記の電子カメラにおいて、前記被写体をセルフタイマー撮影する際に、前記視野枠を制御して前記二次像の全体を遮蔽させる制御手段を備えることが好ましい。
本発明によれば、光学ファインダ装置全体の大型化を回避しつつ、被写体像の観察範囲を切り換える際のバリエーションを増やすことができる。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を詳細に説明する。
ここでは、本実施形態の光学ファインダ装置について、図1の一眼レフレックスタイプの電子カメラ10を例に説明する。電子カメラ10には、撮影レンズ11、メインミラー12、シャッター13、撮像素子14、画像処理回路15、カメラ制御回路16、操作部17、および、本実施形態の光学ファインダ装置(18〜28)が設けられる。電子カメラ10の全体的な制御は、カメラ制御回路16が行う。
被写体からの光は、撮影レンズ11を通過した後、カメラ本体10Aの内部に導かれる。カメラ本体10Aの内部では、撮影の際に、メインミラー12が点線の状態に跳ね上げられ、所定の露光タイミングでシャッター13が開放される。このため、カメラ本体10Aの内部に導かれた光は、そのまま直進して撮像素子14の撮像面に入射する。この撮像面には、撮影レンズ11によって被写体の光学像が形成される。
撮像素子14は、XYアドレス型の撮像素子(例えばCMOS撮像素子など)であり、撮像面に形成された被写体の光学像を撮像する。撮像素子14の出力は画像処理回路15にて処理され、撮影画像として不図示の画像メモリや表示装置などに出力される。
通常の撮影動作では、撮像素子14の撮像エリア4A(図2)の全域から各画素の信号が読み出され、撮影画像が生成される。ただし、撮像素子14の各画素の信号はランダムアクセスで読み出し可能なため、撮像エリア4Aの任意の一部分(例えば図2に示す部分エリア31〜33など)から各画素の信号を選択的に読み出し、サイズやアスペクト比の異なる撮影画像を生成することも可能である。
撮影動作の際には、撮影者による外部操作の情報が操作部17からカメラ制御回路16に入力される。そして、カメラ制御回路16では、操作部17からの情報を参照して撮影動作を行い、撮影画像のサイズやアスペクト比を変更する際には、撮像素子14の信号の読み出しエリア(例えば図2の部分エリア31〜33の何れか)を指定する。指定の方法は、読み出しエリア内の各画素のアドレスを指定することにより行われる。
さらに、このような撮影動作に先立って、電子カメラ10では、次のようにして被写体像のピント調節や測光などが行われる。撮影の前には、メインミラー12が実線の状態に保持される。このため、カメラ本体10Aの内部に導かれた光は、メインミラー12で反射した後、本実施形態の光学ファインダ装置(18〜28)に入射する。
光学ファインダ装置(18〜28)は、リレー系の構成であり、焦点板18、結像レンズ19、正立ミラー20、視野枠21、光路合成素子22、接眼レンズ23、表示素子24、投影レンズ25、モータ26,27、および、表示回路28により構成される。
光学ファインダ装置(18〜28)の各構成要素のうち光学系の部分を、図3の斜視図に示す。図3には、撮影レンズ11とメインミラー12も併せて示した。また、図3では、正立ミラー20が3枚のミラー20(1)〜20(3)からなり、2番目のミラー20(2)と3番目のミラー20(3)の間に結像レンズ19が配置される場合を示した。
メインミラー12からの光は、光学ファインダ装置(18〜28)の焦点板18に入射し、この焦点板18を透過した後、結像レンズ19と正立ミラー20とを介して視野枠21に入射する。視野枠21には可変開口2A(図3)が設けられ、この可変開口2Aを通過した光のみが光路合成素子22と接眼レンズ23とを介して電子カメラ10の外部(撮影者の瞳)に導かれる。
上記の光路において、焦点板18の位置は撮像素子14と略共役であり、焦点板18には撮影レンズ11によって被写体像が投影される。本実施形態の光学ファインダ装置(18〜28)は、焦点板18に投影された被写体像の観察に用いられ、この被写体像に基づいてピント調節や測光などの処理が行われる。
結像レンズ19は、焦点板18からの透過光を集光し、焦点板18に結像した被写体像の二次像10Bを視野枠21の可変開口2A(図3)の配置面に形成する。さらに、結像レンズ19は、縮小倍率を有し、焦点板18に結像した被写体像を縮小して二次像10Bを形成する。
また、結像レンズ19は、変倍可能であり、図4(a),(b)に示すレンズ9A,9Bの光軸方向の移動に応じて変倍動作を行い、二次像10Bのサイズを変化させる。このような変倍動作は、カメラ制御回路16からの指示に基づき、モータ26が結像レンズ19を駆動して行われる。
本実施形態では、図4(a)を標準状態とし、このときの二次像10Bの対角線長をS1とする。また、標準状態より二次像10Bを拡大した状態(図4(b))において、二次像10Bの対角線長をS2とする。二次像10Bの対角線長S1,S2は、焦点板18に結像した被写体像の対角線長S0より小さい。
次に、視野枠21の説明を行う。視野枠21の可変開口2A(図3)は、二次像10Bの形成面に配置され、例えば図5に示す機構によって、互いに直交する2方向(図3,図5に示す2つの矢印x1,y1の方向)のサイズを独立に変更可能となっている。この2方向は、焦点板18上における被写体像の縦横方向(図3,図4に示す2つの矢印x2,y2の方向)に対応し、二次像10Bの縦横方向(図4に示す2つの矢印x3,y3の方向)に対応する。
図5に示す通り、視野枠21には、可変開口2Aの縦方向(x1方向)のサイズを変更するために、2枚のマスク41,42と、これらを連結するギア43と、アクチュエータ44とが設けられる。アクチュエータ44は、一方のマスク42に取り付けられ、このマスク42をx1方向に移動させる。そして、マスク42が移動すると、ギア43を介して他方のマスク41も移動する。マスク41,42の移動方向は互いに逆方向であり、マスク41,42の移動に応じて可変開口2Aの縦方向(x1方向)のサイズを変更することができる。
また、視野枠21には、可変開口2Aの横方向(x2方向)のサイズを変更するために、2枚のマスク45,46と、これらを連結するギア47と、アクチュエータ48とが設けられる。アクチュエータ48は、一方のマスク46に取り付けられ、マスク46をx2方向に移動させる。そして、マスク46が移動すると、ギア47を介して他方のマスク46も移動する。マスク45,46の移動方向は互いに逆方向であり、マスク45,46の移動に応じて可変開口2Aの横方向(x2方向)のサイズを変更することができる。
上記構成の視野枠21では、アクチュエータ44,48がカメラ制御回路16に接続され、カメラ制御回路16からの指示に基づいて、アクチュエータ44,48が視野枠21の可変開口2Aのサイズを互いに直交する2方向(x1方向,y1方向)において独立に変更する。なお、アクチュエータ44,48は、図1のモータ27に対応する。
このように、視野枠21の可変開口2Aは、互いに直交する2方向(x1方向,y1方向)のサイズを独立に変更できるため、全体的なサイズ(対角線長)の変更だけでなく、そのアスペクト比の変更も自由に行うことができる。
視野枠21の可変開口2Aのサイズやアスペクト比を変更する際(つまり撮影の前)、カメラ制御回路16には、操作部17からの情報(撮影者による外部操作の情報)が入力される。そして、カメラ制御回路16は、操作部17からの情報を参照して、視野枠21の可変開口2Aのサイズやアスペクト比を変更する。
図5には、操作部17の一例として、撮影画像のサイズやアスペクト比の変更に用いられる選択ダイヤル51を示した。選択ダイヤル51は、エンコーダ52と検出接点53とを介して、カメラ制御回路16に接続されている。カメラ制御回路16は、検出接点53からの信号に基づいて、撮影画像のサイズやアスペクト比の設定に関する情報を得ることができる。そして、この情報に基づいて、視野枠21の可変開口2Aのサイズやアスペクト比を変更する。
なお、図5では、視野枠21の構成説明を分かりやすくするために、縦方向用のマスク41,42と横方向用のマスク45,46とを光軸方向に離して図示したが、実際には互いに接近した状態で配置される。その配置面は、可変開口2Aの配置面に対応し、二次像10Bの形成面と略同一である。4枚のマスク41,42,45,46は遮光部材である。
本実施形態では、視野枠21の可変開口2Aの配置面に形成される二次像10Bのうち、マスク41,42,45,46と重なった部分を遮蔽し、可変開口2Aと重なった部分のみを通過させることができる。つまり、可変開口2Aによって二次像10Bを規制し、被写体像の観察範囲を切り換えることができる(トリミング)。そして、規制された後の二次像10Bが接眼レンズ23によって撮影者の瞳に投影される。
また、視野枠21と接眼レンズ23との間には光路合成素子22が配置され、そこから分岐した光路上には投影レンズ25と表示素子24とが配置され、表示素子24には表示回路28が接続される。表示回路28は、カメラ制御回路16と連動して所定の情報(各種の制御情報など)を表示素子24に表示する。
このような情報に応じて表示素子24から射出される光は、投影レンズ25と光路合成素子22とを介して接眼レンズ23の光路上に導かれ、電子カメラ10の外部(撮影者の瞳)に導かれる。このとき、表示素子24に表示された情報を、視野枠21によって規制された二次像10Bに重ねて観察することができる。
次に、本実施形態の光学ファインダ装置(18〜28)における結像レンズ19の変倍と視野枠21の変更との関係を説明する。
本実施形態では、結像レンズ19の標準状態を、二次像10Bの対角線長がS1になる状態(図4(a))とした。
また、視野枠21の可変開口2Aの標準状態を次のように設定する。つまり、結像レンズ19が標準状態(図4(a))のときに形成される二次像10Bと同じサイズ(対角線長S1)およびアスペクト比の状態を、可変開口2Aの標準状態とする。標準状態の可変開口2Aを図6(a)に示す。なお、標準状態とは、焦点板18上で被写体像が実質的に最大となる場合のアスペクト比と同じアスペクト比の状態である。
図6(a)のように、結像レンズ19および視野枠21の可変開口2Aが共に標準状態の場合には、二次像10Bと可変開口2Aのサイズおよびアスペクト比が略同じであるため、ファインダ視野内の状態は、図7(a)のようになる。つまり、標準状態の視野枠21に対応する視野枠像21Aの内側で、焦点板18上の被写体像の全画面60を観察することができ、これに重ねてスーパーインポーズ表示61などを観察することができる。さらに、視野枠像21Aの外側では、左情報表示62,右情報表示63,下情報表示64などを観察することができる。
一方、焦点板18上の被写体像の中央部分(横位置拡大画面65)を観察する場合には、結像レンズ19および視野枠21の可変開口2Aが図6(b)の状態に設定され、ファインダ視野内の状態は図7(b)のようになる。この場合、結像レンズ19は標準状態より二次像10Bを拡大する状態(図4(b))、視野枠21の可変開口2Aは標準状態のままである。二次像10Bの対角線長S2より可変開口2Aの対角線長S1が小さいため、二次像10Bの周辺部分は遮蔽され、対角線長S1の中央部分のみを図7(b)の視野枠像21A(図7(a)と同じ画面サイズ)の内側で拡大して観察することができる。このような横位置拡大画面65は、長辺が図6(a),図7(a)の全画面60の短辺と同じ長さであり、アスペクト比が全画面60と同じである。
また、焦点板18上の被写体像の中央部分(縦位置拡大画面66)を観察する場合には、結像レンズ19および視野枠21の可変開口2Aが図6(c)の状態に設定され、ファインダ視野内の状態は図7(c)のようになる。この場合、結像レンズ19の状態は図6(b)と同じ、視野枠21の可変開口2Aは図6(b)の可変開口2Aを90度回転した縦位置状態である。可変開口2Aの対角線長S1は標準状態と同じであり、二次像10Bの対角線長S2より小さい。このため、二次像10Bの周辺部分は遮蔽され、対角線長S1の中央部分のみを、縦位置状態の視野枠21に対応する視野枠像21Bの内側で拡大して観察することができる。このような横位置拡大画面66の観察時には、左情報表示62,右情報表示63を移動させて視野枠像21Bの近傍に配置することが好ましい。
また、焦点板18上の被写体像の全画面60(図6(a))を拡大して観察する場合には、結像レンズ19および視野枠21の可変開口2Aが図6(d)の状態に設定され、ファインダ視野内の状態は図7(d)のようになる。この場合、結像レンズ19の状態は図6(b),(c)と同じ、視野枠21の可変開口2Aは図6(b)の可変開口2Aを拡大した横位置状態である。可変開口2Aと二次像10Bは略同じ対角線長S2となる。このため、拡大した横位置状態に対応する視野枠像21Cの内側で、焦点板18上の被写体像の全画面60を拡大して観察することができる。つまり、結像レンズ19と視野枠21の状態を図6(b)の状態に保持して接眼レンズ23の倍率を上げた場合に等しい観察状態を得ることができる。ただし、図6(d),図7(d)の場合には、ファインダ視野のサイズ(接眼レンズ23の視野に相当)を拡大せずに全画面60を拡大するため、視野枠像21Cの外側の情報表示62,63を配置できない可能性もある。
また、本実施形態の光学ファインダ装置(18〜28)では、視野枠21の可変開口2Aを正方形状に設定し、この状態に対応する視野枠像21D(図7(e))の内側で、焦点板18上の被写体像の中央部分(正方形拡大画面67)を観察することもできる。このとき、可変開口2Aのサイズは、例えば図6(c)の縦位置状態から、縦方向のサイズを狭めつつ、横方向のサイズを広げ、その対角線長が標準状態の対角線長S1と同一になるように調整することが好ましい。また、結像レンズ19は、図6(a),(c)の各状態の中間に設定することが好ましい。
このように、可変開口2Aのアスペクト比を標準状態とは異なるアスペクト比に変更する際には、可変開口2Aの対角線長を標準状態と同じ対角線長S1に保つことで、ファインダ視野内に光学像と情報表示とを無理なく配置することができる。標準状態と同じ対角線長S1を有する他のアスペクト比の状態としては、図7(e)の例に限らず、図7(f)の状態も可能である。
図7(f)は、視野枠21の可変開口2Aをシネマスコープ・パノラマサイズなどの横長形状に設定し、この状態に対応する視野枠像21Eの内側で、焦点板18上の被写体像の中央部分(横長拡大画面68)を観察する例である。この場合にも、可変開口2Aの対角線長を標準状態と同じ対角線長S1にすることが好ましい。この状態を得るには、例えば図6(a)の状態から、可変開口2Aの縦方向のサイズを狭めつつ、横方向のサイズを広げればよい。また、可変開口2Aの長辺に全画面60の長辺が重なるように結像レンズ19の倍率を拡大することが好ましい。さらに、左右の情報表示62,63を縮小することが好ましい。このような横長拡大画面68を観察する場合でも、ファインダ視野内に光学像と情報表示とを無理なく配置することができる。全体をさらに拡大したい場合は、図6(d)の拡大観察状態から、可変開口2Aの縦方向のサイズのみを狭めればよい。このときは、画面左右の情報表示はできない可能性がある。
上記のように、本実施形態の光学ファインダ装置(18〜28)では、焦点板18と接眼レンズ23との間に結像レンズ19を配置し、この結像レンズ19と接眼レンズ23との間に視野枠21を配置するため、視野枠21の配置の自由度が向上し、視野枠21のマスク41,42,45,46の移動スペースを十分に確保しつつ、装置全体の大型化も回避することができる。もちろん、視野枠21のマスク41,42,45,46とシャッター13との干渉も回避することができる。したがって、装置全体の大型化を回避しつつ、焦点板18上の被写体像の観察範囲を切り換える際のバリエーションを増やすことができる。
さらに、本実施形態の光学ファインダ装置(18〜28)による被写体像の観察の後で、撮像素子14を用いて撮影動作を行う際には、結像レンズ19の設定倍率と視野枠21の可変開口2Aの状態に応じて、撮像素子14の読み出し制御を行うことが好ましい。撮像素子14の撮像エリア4A(図2)のうち、被写体像の観察範囲に対応する部分(撮像エリア4Aの全域または部分エリア31〜33の何れか)のデータを抽出することが考えられる。
例えば、被写体像の全画面60を観察範囲とする場合(図7(a),(d))には、撮像素子14の信号の読み出しエリアを撮像エリア4Aの全域とする。また、被写体像の中央部分(横位置拡大画面65)を観察範囲をする場合(図7(b))には、撮像素子14の信号の読み出しエリアを部分エリア31とする。さらに、被写体像の中央部分(縦位置拡大画面66)を観察範囲とする場合(図7(c))、撮像素子14の読み出しエリアは部分エリア32となる。また、被写体像の横長拡大画面68(図7(f))の場合は、撮像素子14の読み出しエリアは部分エリア33となる。
また、本実施形態の光学ファインダ装置(18〜28)では、視野枠21の可変開口2Aを完全に遮断し、二次像10Bの全体を遮蔽することもできる。例えば、図5の機構では、縦方向用のマスク41,42をアクチュエータ44によって図8の矢印の方向に移動させることで、二次像10Bの全体を遮蔽できる。横方向用のマスク45,46などを用いて同様の遮蔽を行ってもよい。二次像10Bの全体遮蔽を確実に行うためには、マスク41,42(またはマスク45,46)による遮蔽面積を二次像10Bの全体よりも大きくすることが好ましい。
このように、二次像10Bの全体を遮蔽することで、結像レンズ19と接眼レンズ23との間の光路を遮断することができ、ファインダ視野内では表示素子24による情報表示のみを観察することができる。したがって、表示素子24によって表示する情報に応じて視野枠21による遮蔽動作を行い、二次像10Bの全体を遮蔽することで背景をカットし、表示素子24による情報表示の観察を良好に行うことができる。
その他、視野枠21による遮蔽動作は、撮影者が接眼レンズ23から眼を離すとき(例えば被写体をセルフタイマー撮影する際など)に行うことが好ましい。視野枠21で光路を遮断すれば、接眼レンズ23の側から入る不要な光(逆入光)が、視野枠21から焦点板18側へ入射する事態を回避できる。このため、光学ファインダ装置(18〜28)内に設置された不図示の測光系への迷光入射などの悪影響を防止できる。被写体のセルフタイマー撮影は電子カメラ10の操作部17からの情報に応じてカメラ制御回路16が判断し、視野枠21を制御して二次像10Bの全体を遮蔽させればよい。
また、本実施形態の光学ファインダ装置(18〜28)では、結像レンズ19が縮小倍率を有するため、二次像10Bの全体を遮蔽するために必要なマスク41,42(またはマスク45,46)のサイズを小さくすることができ、装置全体の小型化が可能である。例えば、結像レンズ19の倍率を1/2倍とし、焦点板18上の被写体像の全画面60のサイズをLとすれば、二次像10Bのサイズは(1/2)×Lとなり、全画面を遮蔽可能な視野枠21を配置しても、視野枠21の全体の大きさはLで済む。なお、全画面を遮蔽する必要がなければ、さらなる小型化が可能である。
さらに、本実施形態の光学ファインダ装置(18〜28)では、結像レンズ19が変倍可能なため、視野枠21の可変開口2Aのサイズやアスペクト比を変更すると同時に、結像レンズ19の変倍動作を行うことで、焦点板18上の必要な領域のみを拡大観察することが可能となる。
(変形例)
なお、上記した実施形態では、視野枠21を結像レンズ19と光路合成素子22との間に配置した(図1,図3)が、本発明はこれに限定されない。視野枠21の配置としては、その他、図9に示す通り、光路合成素子22と接眼レンズ23との間でも構わない。
また、図9のように視野枠21を接眼レンズ23の直前に配置する場合には、接眼レンズ23を着脱可能とし、接眼レンズ23が取り外されたときに視野枠21による遮蔽動作を行って、二次像10Bの全体を遮蔽することが好ましい。接眼レンズ23の着脱状態は電子カメラ10の操作部17からの情報に応じてカメラ制御回路16が判断し、視野枠21を制御して二次像10Bの全体を遮蔽させればよい。
さらに、視野枠21による遮蔽動作は、その他、電子カメラ10に対してリモコン入力が成されたときなど、接眼レンズ23から撮影者の眼が離れたと考えられるときに行ってもよいし、手動操作に応じて行ってもよい。
また、上記した実施形態では、撮像素子14がXYアドレス型の撮像素子(例えばCMOS撮像素子など)である例を説明したが、本発明はこれに限定されない。撮像素子14がCCD撮像素子の場合にも本発明を適用できる。CCD撮像素子の場合には、全画素の信号を常に読み出し、画像処理回路15における処理の際に、被写体像の観察範囲に対応する部分のデータを抽出し、サイズやアスペクト比の異なる撮影画像を生成すればよい。
さらに、本発明は、結像レンズ19が拡大倍率を有する場合や、結像レンズ19の倍率が1倍の場合にも適用できる。また、結像レンズ19の倍率が固定の場合にも、本発明を適用できる。さらに、撮像素子14の代わりに銀塩フィルムを配置する一眼レフカメラにも本発明を適用できる。
電子カメラ10の構成を示す図である。 撮像素子14の読み出しエリアを説明する図である。 本実施形態の光学ファインダ装置(18〜28)の構成を示す斜視図である。 結像レンズ19による変倍動作を説明する図である。 視野枠21の構成例を示す斜視図である。 結像レンズ19の変倍と視野枠21の変更との関係を説明する図である。 ファインダ視野内の光学像と情報表示のバリエーションを示す図である。 視野枠21による遮蔽動作を説明する図である。 視野枠21の配置の変形例を示す斜視図である。
符号の説明
10電子カメラ ; 18焦点板 ; 19結像レンズ ; 21視野枠 ; 2A可変開口 ;
23接眼レンズ ; 24表示素子 ; 18〜28光学ファインダ装置 ; 10B二次像 ;
14撮像素子 ; 15画像処理回路 ; 16カメラ制御回路

Claims (13)

  1. 焦点板と接眼レンズとを備えた光学ファインダ装置において、
    前記焦点板と前記接眼レンズとの間に配置され、前記焦点板に結像した被写体像の二次像を形成する結像レンズと、
    前記結像レンズと前記接眼レンズとの間に配置され、前記二次像の形成面に配置された可変開口を有し、該可変開口により前記二次像を規制する視野枠とを備えた
    ことを特徴とする光学ファインダ装置。
  2. 請求項1に記載の光学ファインダ装置において、
    前記結像レンズは、縮小倍率を有する
    ことを特徴とする光学ファインダ装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の光学ファインダ装置において、
    前記結像レンズは、変倍可能である
    ことを特徴とする光学ファインダ装置。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1項に記載の光学ファインダ装置において、
    前記視野枠の可変開口は、互いに直交する2方向のサイズを独立に変更可能である
    ことを特徴とする光学ファインダ装置。
  5. 請求項4に記載の光学ファインダ装置において、
    前記2方向は、前記焦点板上における前記被写体像の縦横方向に対応する
    ことを特徴とする光学ファインダ装置。
  6. 請求項5に記載の光学ファインダ装置において、
    前記視野枠の可変開口は、前記被写体像が前記焦点板上で実質的に最大となる場合のアスペクト比と同じアスペクト比の標準状態を有し、該標準状態と同じ対角線長を有する他のアスペクト比の状態に変更可能である
    ことを特徴とする光学ファインダ装置。
  7. 請求項1から請求項6の何れか1項に記載の光学ファインダ装置において、
    前記視野枠は、前記二次像の全体を遮蔽可能である
    ことを特徴とする光学ファインダ装置。
  8. 請求項7に記載の光学ファインダ装置において、
    前記接眼レンズは、着脱可能であり、
    前記視野枠は、前記接眼レンズの直前に配置され、前記接眼レンズが取り外されたときに、前記二次像の全体を遮蔽する
    ことを特徴とする光学ファインダ装置。
  9. 請求項7に記載の光学ファインダ装置において、
    所定の情報を表示する表示手段と、
    前記視野枠と前記接眼レンズとの間に配置され、前記視野枠によって規制された二次像に前記情報を重ねる合成手段とを備えた
    ことを特徴とする光学ファインダ装置。
  10. 請求項9に記載の光学ファインダ装置において、
    前記視野枠は、前記表示手段によって表示する情報に応じて、前記二次像の全体を遮蔽する
    ことを特徴とする光学ファインダ装置。
  11. 請求項1から請求項10の何れか1項に記載の光学ファインダ装置と、
    前記被写体の像を撮像する撮像素子とを備えた
    ことを特徴とする電子カメラ。
  12. 請求項11に記載の電子カメラにおいて、
    前記撮像素子の撮像エリアのうち前記二次像の観察範囲に対応する部分のデータを抽出する抽出手段を備えた
    ことを特徴とする電子カメラ。
  13. 請求項11または請求項12に記載の電子カメラにおいて、
    前記被写体をセルフタイマー撮影する際に、前記視野枠を制御して前記二次像の全体を遮蔽させる制御手段を備えた
    ことを特徴とする電子カメラ。
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