JP2007232386A - スミヤ拭き取り検査装置 - Google Patents

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勝政 荒岡
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Abstract

【課題】簡素な構造で、操作性に優れ、多種多様な廃棄体の拭き取り効率が高い自動スミヤ拭き取り検査装置を提供すること。
【解決手段】拭き取り対象物11をテーブル上に把持可能な回転テーブル12と、アーム機構20と、アーム機構20の先端部に固定された弾性筒状体からなるアクチュエータ19と、アクチュエータ19の先端部に固定され、拭き取り体17を保持可能な拭き取り体保持具18と、拭き取り体保持具18に把持される拭き取り体17とを有し、アクチュエータ19は、軸方向に延設された内部隔壁で区画されてなる複数個の圧力室と、軸方向に配置されて軸方向の長さを保持する線材58とを備え、圧力室の各々の圧力を調整することにより可動になっているスミヤ拭き取り検査装置10。
【選択図】 図1

Description

本発明は、低レベル放射性廃棄物等の表面の検査、拭き取りを行うスミヤ拭き取り検査装置に関する。
原子炉の炉内構造物、廃棄材、フィルター等の低レベル放射性廃棄物(以下、「廃棄体」ともいう。)は、処理施設への搬出前に、搬出検査としてスミヤ検査を行っている。スミヤ検査は、回転テーブル上に載置した廃棄体表面に拭き取りろ紙等を押し付けることにより、廃棄体表面のスミヤの付着を検査したり、検査の結果スミヤが存在していればこのスミヤを拭き取ったりする作業である。このスミヤ検査には、これら検査、拭き取り作業を自動的に行う自動スミヤ拭き取り検査装置が用いられる。
廃棄体は上記のように多種類あるため、その形状も、たとえば外面に突起物を有したり、不定形曲面を有したりする等様々である。このため、自動スミヤ拭き取り検査装置には、廃棄体表面の様々な形状に追従してできるだけ安定したスミヤ性能を発揮すること、すなわち廃棄体表面のスミヤの拭き取り効率をできるだけ安定させることが求められている。
しかし、従来、上記広範な廃棄体の形状に対して安定したスミヤ性能を発揮する自動スミヤ拭き取り検査装置はなく、廃棄体の形状毎の自動スミヤ拭き取り検査装置が専用機として用いられていた。この専用機は、たとえば、回転テーブル上に載置した廃棄体を位置決めすると共に把持する位置決め装置を廃棄体毎の専用のものとしたり、廃棄体の表面を拭き取る拭き取り装置を廃棄体毎の専用のものとしたりし、廃棄体毎の位置決め装置と廃棄体毎の拭き取り装置とを組み合わせることにより形成されるものである。ここで拭き取り装置としては、バネで拭き取りろ紙を廃棄体表面に押し付ける方式のものが用いられてきた。
なお、アクチュエータとしては、特許文献1および特許文献2に記載のものが知られているが、これらのアクチュエータに拭き取り体を取り付けてスミア拭き取り装置としたものは従来知られていない。また、ワブルモータとしては、特許文献3に記載のものが知られているが、このワブルモータを回転テーブルを揺動させるものとして用いたものも知られていない。
特許第2889279号公報 特許第2993506号公報 特開平11−311206号公報
このように、従来の自動スミヤ拭き取り検査装置は、個々の機構が複雑である上、多様な専用機が必要であるため、スミヤ検査は、高コストで、作業時間が長く、装置の保守性が悪かった。また、拭き取り装置がバネで押し付ける方式のものであるため、拭き取り効率が低い上、拭き取りろ紙のハンドリングの際に拭き取りろ紙が脱落や引っ掛かりを起こしてスミヤ検査を中断することがあった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、簡素な構造で、操作性に優れ、多種多様な廃棄体の拭き取り効率を向上させる自動スミヤ拭き取り検査装置を提供することを目的とする。
本発明は、拭き取り対象物をテーブル上に把持可能な回転テーブルと、先端部を3次元方向に移動可能なアーム機構と、このアーム機構の先端部に固定された弾性筒状体からなるアクチュエータと、このアクチュエータの先端部に固定され、拭き取り体を保持可能な拭き取り体保持具と、この拭き取り体保持具に把持される拭き取り体とを有し、前記アクチュエータは、軸方向に延設された内部隔壁で区画されてなる複数個の圧力室と、軸方向に配置されて軸方向の長さを保持する線材とを備え、前記圧力室の各々の圧力を調整することにより可動になっていることを特徴とするスミヤ拭き取り検査装置である。
本発明に係る自動スミヤ拭き取り検査装置は、簡素な構造で、操作性に優れ、多種多様な廃棄体の拭き取り効率が高い。
[第1の実施形態]
本発明に係るスミヤ拭き取り検査装置の実施形態について添付図面を参照して説明する。図1は、本発明に係るスミヤ拭き取り検査装置の第1の実施形態を模式的に示す斜視図である。このスミヤ拭き取り検査装置10は、拭き取り対象物11をテーブル上に把持可能な回転テーブル12が備えられている。拭き取り対象物11は、特に限定されるものでないが、たとえば、原子炉の炉内構造物、廃棄材、フィルター等の低レベル放射性廃棄物が挙げられる。
回転テーブル12は、テーブル上に形成された複数個の位置決め把持具3が協働することにより拭き取り対象物11をテーブル上に把持可能な構造になっている。回転テーブル12は、底部がモータ22の出力軸に接続されており、このモータ22により駆動される。位置決め把持具3は、たとえば、回転テーブル12に開けた穴への締め付け具合によって拭き取り対象物11を協働して把持可能な治具等が用いられる。
第1の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10は、アーム機構20のアーム16の先端部に弾性筒状体からなるアクチュエータ19が設けられている。アクチュエータ19は、図3および図7に示すように、軸方向に延設されたゴム等の弾性材料からなる内部隔壁で区画されてなる複数個の圧力室と、軸方向に配置されて軸方向の長さを保持する線材とを備えている。また、アクチュエータ19は、外周部の縦弾性係数が軸方向の斜め方向に対して大きくなっており、圧力室の各々の圧力を圧力制御手段等で調整することにより可動な構造になっている。
アクチュエータ19について、図2〜図7を参照して詳細に説明する。図2はアクチュエータ19の外観を示す斜視図であり、アクチュエータ19は弾性筒状体33、上蓋35、下蓋37およびチューブ39、41、43から構成されている。図3はアクチュエータ19の分解傾斜図であり、弾性筒状体33は同一形状の3つの弾性筒状体33a、33b、33cを軸方向に並列に接着することにより一体成形されたものになっている。この接着により弾性筒状体33の軸方向29に弾性隔壁45、47、49が延設されるようになっており、この弾性隔壁45、47、49により3つの圧力室51、5355が区画形成されている。
図4に示すように、弾性筒状体33は、各弾性筒状体33a、33b、33cの外周部がそれぞれ巻装角度α(≠90゜)となるようにアラミド繊維(登録商標)等の補強材料57を螺旋状に巻装し、補強材料57をシリコンゴム等の弾性材料で被覆することにより形成されている。このように弾性筒状体33の外周部が補強材料57とゴムの複合による異方性弾性材料によって形成されることにより、外周部の縦弾性係数の大きい方向が弾性筒状体33の軸方向29に対してα傾いた方向になるため、α傾いた方向には補強材料57により縦弾性係数大のため伸び難く、(90゜−α)傾いた方向には伸び易いという性質を有する。なお、α≠90゜であるから、弾性筒状体33の外周部の周方向が縦弾性係数の大きい方向となることはない。
上蓋35は、金属からなり弾性筒状体33a、33b、33cに形成された圧力室51、5355を封止する扇形状の上蓋35a、35b、35cと、上蓋35a、35b、35cの一端を弾性筒状体33a、33b、33cに挿入して接着した後に上蓋35a、35b、35cをカバーするカバー部材63とにより構成されている。図5に上蓋35の装着状態の例を示す。カバー部材63は円筒形状を成し内側には上蓋35a、35b、35cを嵌合させる嵌合部63a、63b、63cが区画形成されている。カバー部材63は、外形が弾性筒状体3と同様になっており、弾性筒状体3に上蓋35a、35b、35cを接着し、上蓋35a、35b、35cをカバー部材63でカバーすると、カバー部材63と弾性筒状体33の外周部とが一体になるようになっている。
下蓋37は外形が上蓋35と同様な扇形状の下蓋37a、37b、37cと、下蓋37a、37b、37cの一端を弾性筒状体33a、33b、33cに挿入して接着封止した後、下蓋37a、37b、37cをカバーするカバー部材65とにより構成されている。下蓋37a、37b、37cのそれぞれの軸方向中央部には、図6に示す断面形状の挿入穴67、69、71が設けられており、挿入穴67、69、71にはチューブ39、41、43が挿入固着されるようになっている。挿入穴67、69、71の先端にはチューブ39、41、43と圧力室51、53、55とを連通させる連通孔73、75、77が設けられている。チューブ39、41、43が接着材により挿入穴67、69、71内に固着されると、圧力室51、53、55は密封される。
カバー部材65は上蓋35a、35b、35cをカバーするカバー部材63と同様な外側形状を成し、内面には下蓋37a、37b、37cを嵌合させる嵌合部65a、65b、65cが区画形成されている。嵌合部65a、65b、65cのそれぞれの軸方向中央部には、チューブ39、41、43が挿入される挿入穴85、87、89が形成されている。チューブ39、41、43は、下蓋37a、37b、37cに挿入されない側、すなわち外部側の端部が圧力制御装置(図示せず)に接続されており、圧力制御装置により作動流体の圧力を調整して圧力室51、53、55に送り込むことにより圧力室51、53、55内部の圧力を各々制御できるようになっている。
図7は、アクチュエータ19の模式的な断面図である。図7に示されるように、軸方向29に沿って形成される各弾性筒状体33a、33b、33cの接合部、すなわちアクチュエータ19の中心線に沿って、アラミド繊維(登録商標)等の補強材料からなる線材58が延設されている。線材58は長さ方向の引張り力に対して伸び変化が少ない材質のものが用いられる。
アクチュエータ19の先端部のうち、廃棄体に押し付ける側には、拭き取り体17を保持可能な拭き取り体保持具18が固定される。ここで拭き取り体17としては、たとえば、廃棄体表面のスミヤを除去するために用いられるスプーン型、コイン型、三ツ矢型等のスミヤろ紙が用いられる。拭き取り体保持具18の形態は、拭き取り体17を保持可能なものであればどのようなものでもよく特に限定されない。
アクチュエータ19の先端部への拭き取り体保持具18の固定は、拭き取り体保持具18をアクチュエータ19の先端部に接着したり、嵌合したりすることにより行われる。
スミヤ拭き取り検査装置10の作用について説明する。
まず、回転テーブル12のテーブル上に、廃棄体等の拭き取り対象物11を載置する。このとき、拭き取り対象物11は、テーブル上の複数個の位置決め把持具3により区画される範囲内に載置しておく。
次に、モータ22を駆動して回転テーブル12を図1のLまたはMの向きに回転させる。その後、拭き取り体保持具18に拭き取り体17が保持されたアクチュエータ19を、拭き取り体17が回転する拭き取り対象物11の表面に接触するようにアーム機構20のアーム16ごと移動させる。
拭き取り体17が拭き取り対象物11の表面に軽く接触したら、圧力制御手段を用いてアクチュエータ19の各圧力室内の流体圧力を制御し、アクチュエータ19の先端部に固定された拭き取り体17を拭き取り対象物11の表面に押し付けたり、拭き取り対象物11の表面でねじったりする動作を起こさせる。
ここで、アクチュエータ19の動作について、図2および図4を参照して説明する。アクチュエータ19は、3つのチューブ39、41、43を通じて各圧力室51、53、55の圧力を調整することにより3自由度の動作を行う。例えば、図4において圧力室51のみを加圧すると圧力室51のみが軸方向へ伸びようとするためアクチュエータ19は図2の54の方向に湾曲する。また、図4において圧力室51と53を加圧するとアクチュエータ19は図2の58の方向へ湾曲する。このように各圧力室間に差圧を与えることでアクチュエータ19は任意方向へ湾曲するため、スミヤ拭き取り検査装置10においてアクチュエータ19を図1の符号Jの方向に湾曲させることが可能である。したがって、アクチュエータ19の先端部に固定された拭き取り体17を、拭き取り対象物11の表面形状に対して追従性よく押し付けることができる。
さらに、図4において各圧力室51、53、55の圧力を同じにすると、巻装された補強材料57の影響によりアクチュエータ19は軸回りの回転動作(ねじれ動作)30を行う。なお、線材58によりアクチュエータ19の軸方向長さは変化しないように規制されるので、アクチュエータ19は伸び動作を伴うことはない。また、補強材料57は密に巻装してあり、29方向への伸び動作は発生しないようになっている。このように各圧力室51、53、55の圧力を同じにすると、アクチュエータ19は拭き取り対象物11の表面でねじり動作をするため、スミヤ拭き取り検査装置10においてアクチュエータ19を図1の符号Kの方向にねじり動作をさせることが可能である。したがって、拭き取り体17を、拭き取り対象物11の表面形状に対して追従性よく押し付けることができる。
また、アクチュエータ19は、各圧力室の圧力の制御により、湾曲しつつねじり動作をするような複合動作を行わせることも可能である。
なお、スミヤ拭き取り検査装置10では、圧力室が3つのものについて述べたが、もちろんこれに限定されるものではなく、2つ、3つ、4つなど目的に応じて任意に選択すればよく、各圧力室の容積も同一でなくてよい。また、補強材料57の巻装角度αを変化させることにより、圧力室に与えた流体圧力に対するアクチュエータの回転量を調節することもできる。また、本実施例では弾性隔壁も異方性材料により形成したが弾性筒状体だけ異方性材料として弾性隔壁は異方性材料でなくとも実施できる。また弾性筒状体は複数の弾性筒状体を接着させて一体としたが、まず補強材料57により骨組みを形成し、ゴムにより被覆し、その後に弾性隔壁を設けることによって、複数の弾性筒状体を接着させずに成形することも可能である。
また、スミヤ拭き取り検査装置10では、必要な回転動作を確保できる範囲内にて線材58の埋設位置は自由に変えることができる。例えば線材58は圧力室の内部に延設してもよい。また、スミヤ拭き取り検査装置10では、複数の線材58を用いてもよい。さらに、線材58は、例えば金属製のワイヤなどを用いてもよい。この場合、アクチュエータ19の軸方向に縦弾性係数が大となるような配置によりアクチュエータ19に回転動作のみを行わせることが可能となる。
スミヤ拭き取り検査装置10では、位置決め把持具3は、上記のようにゴム等の弾性材料のみからなるものであってもよいが、たとえば、アラミド繊維(登録商標)等の補強材料で補強した弾性材料を用いたものであってもよい。補強材料で補強する態様としては、たとえば、補強繊維を巻装した弾性材料を筒状に成形したもの等が挙げられる。
[第2の実施形態]
次に、本発明に係るスミヤ拭き取り検査装置の第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10Aは、第1の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10において、位置決め把持具3を、弾性筒状体内部の圧力室の圧力の調整により弾性筒状体の体積を増減可能にした構成としたものである。第2の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10Aと第1の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10とは、位置決め把持具以外は同様であるため、同様の点については説明を省略する。
第2の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10Aにおいて位置決め把持具は、たとえばゴム等の伸び縮み自在な弾性材料からなる弾性有底筒状体であり、弾性有底筒状体内部に圧力室が形成されている(図示せず)。この圧力室には、弾性有底筒状体の外部の圧力制御手段と連通するチューブが備えられており(図示せず)、圧力制御手段を用いて圧力室内の圧力を調整することにより、位置決め把持具の体積を増減可能になっている。ここで用いられる圧力制御手段としては、たとえば流体ポンプ等が挙げられる。
第2の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10Aの作用について説明する。このスミヤ拭き取り検査装置10Aの作用は、第1の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10の作用に対して、位置決め把持具を変更した点以外は同一であるため、位置決め把持具を変更した点以外の作用については適宜簡略化または省略する。
まず、回転テーブル12のテーブル上に、廃棄体等の拭き取り対象物11を載置する。このとき、拭き取り対象物11は、テーブル上の複数個の位置決め把持具により区画される範囲内に載置し、位置決め把持具は流体を供給しないしぼんだ状態または増大していない状態としておく。
次に、圧力制御装置から位置決め把持具に流体を供給して位置決め把持具を膨らませると、複数個の位置決め把持具が協働して拭き取り対象物11を把持する。このとき、拭き取り対象物11は、膨張する位置決め把持具が互いに拭き取り対象物11を押しやることにより適正位置に把持される。その他の作用は第1の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10の作用と同様であるため、説明を省略する。
第2の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10Aは、上記構成の位置決め把持具を用いるため、流体の供給により拭き取り対象物11が自動的に適正位置に移動し、把持される。
[第3の実施形態]
次に、本発明に係るスミヤ拭き取り検査装置の第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10Bは、第1の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10において、位置決め把持具3を、軸方向に延設された内部隔壁で区画されてなる複数個の圧力室と、軸方向に配置されて軸方向の長さを保持する線材とを備えると共に、外周部の縦弾性係数が軸方向の斜め方向に対して大きくなっており、圧力室の各々の圧力を調整することにより拭き取り対象物の把持方向に可動としたものである。第3の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10Bと第1の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10とは、位置決め把持具以外は同様であるため、同様の点については説明を省略する。
第3の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10Bにおいて位置決め把持具は、たとえばゴム等の伸び縮み自在な弾性材料からなる弾性有底筒状体であり、弾性有底筒状体内部に軸方向に延設された内部隔壁で区画されてなる複数個の圧力室と、軸方向に配置されて軸方向の長さを保持する線材とを備えると共に、外周部の縦弾性係数が軸方向の斜め方向に対して大きくなっている。第3の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10Bの位置決め把持具は、第1の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10のアクチュエータ19と同様の構造および作用を有するものであり、位置決め把持具の折り曲げ方向を拭き取り対象物の把持方向としたものである。
第3の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10Bの作用について説明する。
第3の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10Bの作用は、第1の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10の作用に対して、位置決め把持具を変更した点以外は同一であるため、位置決め把持具を変更した点以外の作用については適宜簡略化または省略する。
初めに、回転テーブル12のテーブル上に、廃棄体等の拭き取り対象物11を載置する。このとき、拭き取り対象物11は、テーブル上の複数個の位置決め把持具により区画される範囲内に載置し、位置決め把持具は拭き取り対象物11を把持する方向に湾曲していない状態としておく。
次に、圧力制御装置から位置決め把持具に流体を制御して供給し、位置決め把持具を拭き取り対象物11を把持する方向に湾曲させることにより、複数個の位置決め把持具が協働して拭き取り対象物11を把持させる。このとき、拭き取り対象物11は、湾曲する位置決め把持具が互いに拭き取り対象物11を押しやることにより適正位置に把持される。その他の作用は第1の実施形態の作用と同様であるため、説明を省略する。
第3の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10Bは、上記構成の位置決め把持具を用いるため、流体の供給により拭き取り対象物11が自動的に適正位置に移動し、把持される。
[第4の実施形態]
次に、本発明に係るスミヤ拭き取り検査装置の第4の実施形態について説明する。
第4の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10Cは、上記第1の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10において、モータ22を特定の構成のワブルモータ22とし、回転テーブル12の底部がワブルモータ22の出力軸に接続されているようにしたものである。
ワブルモータ22は、回転軸方向に前記出力軸が結合している外歯車と、内周に外歯車より歯数の多い内歯車が設けられて外歯車と噛合うワブルリングと、外歯車およびワブルリングを相対的に駆動する圧力室とを備え、この圧力室の加圧パターンの1回の切替えによって生ずる前記ワブルリングの公転角度をθ、外歯車および内歯車のなす圧力角をαとしたときに、外歯車および内歯車が、下記式(1)の条件tanθ・tanα<1を満たす歯形形状を有するものとなっている。第4の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10Cと第1の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10とは、モータとワブルモータ22という差異以外は同様であるため、同様の点については説明を省略する。
ワブルモータ22について、図8〜図10を参照して詳細に説明する。図10はワブルモータ22の一構成例を示す構成図であり、図10(a)はワブルモータ22の径方向の断面図、図10(b)はワブルモータ22の軸方向の断面図である。
ワブルモータ22は、ゴム性のワブルジェネレータ91、内歯車を有する金属製のワブルリング98、ワブルリング98の内歯車と噛合う外歯車97、外歯車97と一体となって回転する出力軸96、モータのケーシングを構成する部材93、82、94、出力軸96を回転支持するベアリング83a、83bなどから構成される。ワブルジェネレータ91の内周面とワブルリング98の外周面とは接着または嵌合等により固定されている。また、ワブルリング98の内歯車の歯数は外歯車97の歯数よりも多くなっており、ワブルリング98の内歯車と外歯車97の間には隙間が存在する。
ワブルジェネレータ91の内部には6つの圧力室92a、92b、92c、・・・、92fが形成され、それぞれの内圧は、それぞれの圧力室に接続されたチューブ95a、95b、・・・、95f(ただし、95fのみ図示する)を通じて、外部の電磁弁で制御されるようになっている。ワブルリング98は、各圧力室92a、92b、・・・、92fの内圧を順に加圧してゆくことで公転し、ワブルリングと外歯車とが相対的に駆動される。外歯車が相対的に駆動されて回転すると、外歯車の回転軸方向に結合している出力軸96が自転するようになっている。
ワブルモータ22は、加圧パターンの1回の切替えによって生ずるワブルリング98の公転角度(「ステップ角」ともいう。)をθ、外歯車97とワブルリング98の内歯車とのなす圧力角をαとしたときに、各歯車の歯形形状は下記式(1)に示す条件
[数1]
tanθ・tanα<1 ・・・(1)
を満たす構成となっている。ここで、圧力角αとは、外歯車97およびワブルリング98に形成された内歯車の共通法線方向と、外歯車97の運動方向、すなわち外歯車97の回転方向とがなす角をいう。
ステップ角θについて説明する。ワブルジェネレータ91の内周面が加圧によって径方向に変形すると、それに伴ってワブルリング98も径方向に移動する。図10(a)に示すように、圧力室92cを加圧すると、圧力室92cが膨張してワブルリング98が図中上の方へ押出され、出力軸96に固定された外歯車97と接触し噛合する。次に例えば圧力室92cの加圧を止め、代わりに圧力室92dを加圧すると、ワブルリング98は図10(a)において右上に押出され、これにより出力軸96に固定された外歯車97とワブルリング98の内歯車の噛合い位置が変わる。このように各圧力室を順に加圧してゆくと、ワブルリング98が公転運動を行う。ここで、外歯車97とワブルリング98に形成された内歯車は歯数が異なるので、ワブルリング98の公転に伴い、上記2つの歯車の噛合いがずれてゆき、出力軸96が自転する。
このとき、加圧パターンの1回の切替えによって生ずるワブルリング98の公転角度をステップ角θと呼ぶ。図10(a)にステップ角をθで示す。ステップ角は通常は、360度/圧力室数である。しかし、ハーフピッチドライブの場合は、ステップ角は360度/圧力室数/2となる。ここでハーフピッチドライブとは、圧力室92cのみを加圧した後、圧力室92cと92dを加圧し、次に圧力室92dのみを加圧するというように、加圧する圧力室の数を変えながら加圧するパターンである。
第4の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10Cの作用について説明する。
第4の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10Cの作用は、第1の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10の作用に対して、モータ22を特定の構成のワブルモータ22に変更した点以外は同一であるため、変更点以外の作用については省略する。
ワブルモータ22は、外歯車97およびワブルリング98に形成された内歯車が上記式(1)の条件を満たすように作成されているため、外歯車97に結合された出力軸96に所定以上の負荷が加わったときに、ワブルモータがバックドライブするようになっている。この理由を図8および図9を参照して説明する。図8(a)は、ワブルリング98の内歯車と出力軸96の結合された外歯車97とが接触点Cにおいて歯車で噛合った状態を模式的に示した図である。なお、図を見易くするため図中では歯を表示していない。この状態は、例えば図10(a)に示す圧力室92cのみを加圧している状態を示している。この状態から、図10(a)に示す圧力室92dのみを加圧する状態に圧力パターンを切り換えると、ワブルリング98の中心Owと接触点Cとを結ぶ直線に対してステップ角θをなす直線がワブルリング98と交わる点は、ワブルジェネレータ91から力Pを受ける(図8(a)参照)。
一方、出力軸96には負荷によるトルクTが加わっている。このトルクTによって出力軸96の外歯車97のピッチ円方向に力Fが作用する。力Fは、外歯車97のピッチ円の半径をrとするとF=T/rとなる。また、ワブルリング98の内歯車と出力軸96の外歯車97とが噛合っていることにより、ワブルリング98は半径方向に力Rを受けている。このため、ワブルリング98は外歯車97から力FおよびRを受けている(図8(b)参照)。
また同様に出力軸96の外歯車97はワブルリング98から力F、Rを受けている(図8(c)参照)。
出力軸96が回転するには、力Pが力Fに打勝ってワブルリング98を公転させなければならないので、所定の負荷時には次式が成り立つ。
[数2]
F=Psinθ ・・・(2)
また力Fと力Rとの間には、図9に示すように歯形形状から次式が成立する。
[数3]
R=Ftanα ・・・(3)
(2)式を(3)に代入することにより
[数4]
R=Pcosθ・(tanθ・tanα) ・・・(4)
となる。
ワブルモータ22は(1)式の条件を満たしているから(4)式から
[数5]
R<Pcosθ ・・・(5)
となる。
この条件はワブルリング98に働く力の方向(図8(b)では垂直方向)の釣り合いを考えると、ワブルジェネレータ91が軸方向に逃げて、バックドライブを起こすことを示すものである。したがって、ワブルモータ22を用いると、所定以上の負荷が作用することでバックドライブが生じ、必要以上のトルクが発生するのを防止することが可能となる。このため、第4の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10Cは、拭き取り体17が、回転テーブル12上に把持した拭き取り対象物11に引っ掛かる等の異常動作を起こした場合でも、回転テーブル12がバックドライブを起こすことにより、拭き取り体17が脱落することを防止することができる。その他の作用は第1の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10の作用と同様であるため、説明を省略する。
なお、第4の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10Cは、第2の実施形態または第3の実施形態において、モータ22を特定の構成のワブルモータ22とし、回転テーブル12の底部がワブルモータ22の出力軸に接続されているようにしてもよい。このように第4の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10Cと、第2の実施形態または第3の実施形態とを組み合わせた実施形態は、組み合わされるそれぞれの実施形態の作用を有するものになる。
[第5の実施形態]
次に、本発明に係るスミヤ拭き取り検査装置の第5の実施形態について説明する。
第5の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10Dは、第1の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10において、アーム機構20を、XYZ軸方向のそれぞれに直動する3本の直動アームの組み合わせにより先端部が三次元方向に可動になっている3軸直動アーム機構20Aとしたものである。第5の実施形態と第1の実施形態とは、アーム機構の構成以外は同様であるため、同様の点については説明を省略する。
第5の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10Dにおいてアーム機構は、基部アーム14、中間アーム15および先端アーム16からなる3軸直動アーム機構20Aになっている。3軸直動アーム機構20Aは、基部アーム14に対して中間アーム15が直動可能で、かつ、中間アーム15に対して先端アーム16が直動可能に接続されている。これら直動の機構は、特に限定されず、たとえば、直動アーム内にアリ溝等の移動ガイドを設けると共に、この移動ガイドに沿って、ラックピニオン、送りねじ等の送り方式で直動可能な移動体を設け、この移動体に他の直動アームを取り付ける等の公知の技術を採用することができる。この機構により、3軸直動アーム機構20Aは、先端アーム16の先端部が三次元方向に可動になっている。
第5の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10Dの作用について説明する。第5の実施形態の作用は、第1の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10の作用に対して、アーム機構を変更した点以外は同一であるため、アーム機構を変更した点以外の作用については適宜省略する。
初めに、回転テーブル12のテーブル上に、廃棄体等の拭き取り対象物11を載置する。このとき、拭き取り対象物11は、テーブル上の複数個の位置決め把持具3により区画される範囲内に載置しておく。
次に、モータ22を駆動して回転テーブル12を回転させる。その後、拭き取り体保持具18に拭き取り体17が保持されたアクチュエータ19を、3軸直動アーム機構20Aの基部アーム14、中間アーム15および先端アーム16のいずれかまたは全てを移動させて、拭き取り体17が回転する拭き取り対象物11の表面に接触するようにする。その他の作用は第1の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10の作用と同様であるため、説明を簡略化または省略する。
第5の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10Dは、3軸直動アーム機構20Aを用いるため、拭き取り体17を回転する拭き取り対象物11の表面に容易かつ迅速に接触させることができる。
なお、このスミヤ拭き取り検査装置10Dは、第2の実施形態〜第4の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置において、アーム機構20を、3軸直動アーム機構20Aとしたものとしてもよい。このように第5の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置10Dと、第2の実施形態〜第4の実施形態に示されたスミヤ拭き取り検査装置とを組み合わせた実施形態は、組み合わされるそれぞれの実施形態の作用を有するものになる。
本発明に係るスミヤ拭き取り検査装置の第1の実施形態を示す斜視図。 アクチュエータの斜視図。 図2の分解斜視図。 補強材料巻装方向を示す斜視図。 図2のB−B矢視断面図。 図2のC−C矢視断面図。 図2のA−A矢視断面図。 ワブルモータの動作を説明する説明図。 ワブルモータにかかる外歯車と内歯車の噛合い状態を示す図。 ワブルモータの一構成例を示す構成図。
符号の説明
10、10A、10B、10C、10D スミヤ拭き取り検査装置
11 廃棄体
12 回転テーブル
13 位置決め体
14 基部アーム
15 中間アーム
16 先端アーム
17 拭き取りろ紙
18 拭き取り体保持具
19 アクチュエータ
20 アーム機構
20A 3軸直動アーム機構
22 ワブルモータ
33、33a、33b、33c 弾性筒状体
35、35a、35b、35c 上蓋
37、37a、37b、37c 下蓋
39、41、43 チューブ
45、47、49 弾性隔壁
51、53、55 圧力室
57 繊維
58 線材
63、65 カバー部材
63a、63b、63c、65a、65b、65c 嵌合部
67、69、71、85、87、89 挿入穴
73、75、77 連通孔
91 ワブルジェネレータ
92a、92b、92c、92d、92e、92f 圧力室
82、93、94 ケーシング
95a、95b、95c、95d、95e、95f チューブ
96 出力軸
83a、83b ベアリング
97 外歯車
98 ワブルリング

Claims (4)

  1. 拭き取り対象物をテーブル上に把持可能な回転テーブルと、
    先端部を3次元方向に移動可能なアーム機構と、
    このアーム機構の先端部に固定された弾性筒状体からなるアクチュエータと、
    このアクチュエータの先端部に固定され、拭き取り体を保持可能な拭き取り体保持具と、
    この拭き取り体保持具に把持される拭き取り体とを有し、
    前記アクチュエータは、軸方向に延設された内部隔壁で区画されてなる複数個の圧力室と、軸方向に配置されて軸方向の長さを保持する線材とを備え、前記圧力室の各々の圧力を調整することにより可動になっていることを特徴とするスミヤ拭き取り検査装置。
  2. 前記回転テーブルは、テーブル上に載置された拭き取り対象物を複数個で協働して把持可能な弾性筒状体からなる位置決め把持具がテーブル上に複数個設置されており、
    この位置決め把持具は、前記弾性筒状体内部の圧力室の圧力の調整により弾性筒状体の体積を増減可能になっていることを特徴とする請求項1のスミヤ拭き取り検査装置。
  3. 前記回転テーブルは、底部がワブルモータの出力軸に接続されており、
    このワブルモータは、回転軸方向に前記出力軸が結合している外歯車と、内周にこの外歯車より歯数の多い内歯車が設けられて前記外歯車と噛合うワブルリングと、前記外歯車および前記ワブルリングを相対的に駆動する圧力室とを備え、この圧力室の加圧パターンの1回の切替えによって生ずる前記ワブルリングの公転角度をθ、前記外歯車および前記内歯車のなす圧力角をαとしたときに、前記外歯車および前記内歯車が、tanθ・tanα<1を満たす歯形形状を有することを特徴とする請求項1記載のスミヤ拭き取り検査装置。
  4. 前記アーム機構は、XYZ軸方向のそれぞれに直動する3本の直動アームの組み合わせにより先端部が三次元方向に可動になっている3軸直動アーム機構であることを特徴とする請求項1記載のスミヤ拭き取り検査装置。
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