JP2007231836A - 内燃機関の燃料装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 アルコール含有ガソリン燃料からアルコールを安定的に抽出することができる内燃機関の燃料装置を提供する。
【解決手段】 内燃機関Eの燃料装置1は、燃料タンク10と、混合部20とを備える。燃料タンク10には、アルコール含有ガソリン燃料を貯蔵する。アルコール含有ガソリン燃料は、アルコールとガソリン燃料とを含む。混合部20は、水とアルコール含有ガソリン燃料とを混合して、第1混合液を生成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関の燃料装置に関する。
従来から、アルコールとガソリン燃料とを含むアルコール含有ガソリン燃料が用いられる内燃機関が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭61−33960(第1−7頁、第1図)
特許文献1の技術では、アルコール含有ガソリン燃料からアルコールを抽出するために、アルコール分離膜が用いられている。これにより、アルコール分離膜が経年劣化して分離性能が低下する傾向にあり、アルコール含有ガソリン燃料からアルコールを安定的に抽出できないことがある。
本発明の課題は、アルコール含有ガソリン燃料からアルコールを安定的に抽出することができる内燃機関の燃料装置を提供することにある。
本発明に係る内燃機関の燃料装置は、第1燃料貯蔵部と、混合部とを備える。第1燃料貯蔵部には、第1燃料を貯蔵する。第1燃料は、アルコールと石油燃料とを含む。混合部は、第1液体と第1燃料とを混合して、第1混合液を生成する。第1液体は、水を含む液体である。
この内燃機関の燃料装置では、混合部は、第1液体と第1燃料とを混合して第1混合液を生成する。これにより、第1混合液を、アルコールと水とが混合したアルコール混合水と、石油燃料とに層分離することができる。
本発明に係る内燃機関の燃料装置では、アルコールをアルコール混合水の形で石油燃料から分離することができるので、分離性能の低下を抑制することができ、第1燃料からアルコールを安定的に抽出することができる。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係る内燃機関の燃料装置の構成を図1に示す。
(燃料装置の概略構成)
燃料装置1は、主として、燃料タンク(第1燃料貯蔵部)10,混合部20,抽出部30,改質部(気体燃料供給部)40,制御部50,燃料量センサ(検知部)60及び入力部70を備える。
燃料タンク10は、アルコール含有ガソリン燃料(第1燃料)を貯蔵することができるように構成されている。アルコール含有ガソリン燃料は、アルコールとガソリン燃料とを含む。燃料タンク10は、燃料第2配管82を介して内燃機関Eの燃焼室(図示せず)に接続されている。
混合部20は、その一部が燃料タンク10の上方に設けられ、水(第1液体)を貯蔵することができるように構成されている。また、混合部20は、燃料タンク10へ水を供給することができるように構成されている。
抽出部30は、燃料タンク10の底部付近に設けられている。これにより、燃料タンク10の底部付近に分布する液体を抽出することができるようになっている。
改質部40は、燃料第1配管81を介して内燃機関Eの燃焼室に接続され、燃料第3配管83を介して抽出部30に接続されている。
燃料量センサ60は、燃料タンク10を上方から下方へ貫通するように設けられている。燃料量センサ60の先端部分60aは、燃料タンク10の底部付近に位置している。
入力部70には、含有割合が入力される。含有割合は、アルコール含有ガソリン燃料に含まれるアルコールの割合である。
制御部50は、混合部20、抽出部30、改質部40、燃料量センサ60及び入力部70などに電気的に接続されている。
(燃料装置の概略動作)
燃料タンク10には、外部からアルコール含有ガソリン燃料が供給され、アルコール含有ガソリン燃料を貯蔵する。また、燃料タンク10には、混合部20から水が供給される。これにより、燃料タンク10では、アルコール含有ガソリン燃料と水とが混合されて第1混合液が生成される。これにより、第1混合液がアルコール混合水とガソリン燃料とに層分離される。アルコール混合水は、アルコールと水とが混合した液体である。ここで、比重の軽いガソリン燃料が上側に分布し、比重の重いアルコール混合水が下側に分布する傾向がある。
燃料タンク10は、燃料第2配管82を介して、内燃機関Eの燃焼室に主としてガソリン燃料を供給する。
一方、抽出部30は、アルコール混合水を抽出して、燃料第3配管83を介して、アルコール混合水を改質部40へ供給する。改質部40は、アルコール混合水を改質して改質ガスを生成する。そして、改質部40は、燃料第1配管81を介して、改質ガスを内燃機関Eの燃焼室に供給する。
燃料量センサ60は、燃料タンク10に貯蔵されたアルコール含有ガソリン燃料の液面FSに基づいて、含有関連量を検知する。含有関連量は、第1貯蔵量である。第1貯蔵量は、燃料タンク10に貯蔵されたアルコール含有ガソリン燃料の量である。また、入力部70には、含有割合が入力される。
制御部50は、燃料量センサ60や入力部70などから所定の情報を受け取る。また、制御部50は、混合部20、抽出部30及び改質部40などに対して、制御の信号を供給し各種の制御を行う。制御部50は、各種の制御を行うためのロジックを実行する。例えば、制御部50は、所定のロジックを、電気回路的に、ソフト的に又はその両方により実行する。
(燃料タンクの詳細構成及び詳細動作)
燃料タンク10は、主として、燃料ポンプ11,アルコール濃度センサ12,燃料貯蔵室13及び給油口14を有する。
燃料貯蔵室13は、貯蔵室壁15に囲まれて形成されている。燃料貯蔵室13は、主として、主室13bとくぼみ部13aとを有する。主室13bは、略直方体形状であり、液面FSから底部までの距離が第1貯蔵量に概ね比例するようになっている。くぼみ部13aは、主室13bの底部から部分的に膨出するようにくぼんだ部分である。これにより、燃料貯蔵室13において下側に分布するアルコール混合水を効率的にくぼみ部13aに集めることができるようになっている。
燃料ポンプ11は、吸い込み口(図4に示す吸い込み口11b参照)が主室13bの底部付近に位置するように設置される。これにより、燃料貯蔵室13において上側に分布するガソリン燃料を吸い上げることができるようになっている。
アルコール濃度センサ12は、くぼみ部13aの底部に設けられている。これにより、アルコール濃度センサ12は、くぼみ部13aに分布する液体のアルコール濃度を検知することができるようになっている。
給油口14は、主室13bの上方から貯蔵室壁15を貫通するように設けられている。これにより、給油口14を介して供給されたアルコール含有ガソリン燃料が容易に主室13bに貯蔵されるようになっている。
(混合部の詳細構成及び詳細動作)
混合部20は、主として、水タンク(第1液体貯蔵部)21,水添加ポンプ(第1液体供給部)22及び添加水配管(第1液体供給部)23を有する。
水タンク21は、水貯蔵室21aを有する。水貯蔵室21aは、貯蔵室壁21bに囲まれて形成されている。水貯蔵室21aには、外部から水が供給される。そして、水タンク21は、水貯蔵室21aに水を貯蔵する。
水添加ポンプ22は、水タンク21と添加水配管23との間に位置しており、水貯蔵室21aの底部に設けられている。これにより、水タンク21と添加水配管23との間を開閉することができるようになっており、水貯蔵室21aに貯蔵された水を添加水配管23へ送り出すことができるようになっている。
添加水配管23は、水添加ポンプ22から燃料タンク10へと延びている。添加水配管23は、貯蔵室壁15を上方から下方へ貫通するように設けられている。添加水配管23の先端部分23aは、燃料貯蔵室13に突出している。これにより、添加水配管23へ送り出された水を燃料貯蔵室13へ供給することができるようになっている。
(制御部の詳細構成及び詳細動作)
制御部50は、主として、添加水量制御装置51とECU52とを有する。
制御部50は、各種の制御を行うためのロジックを実行するだけでなく、混合量を制御するためのロジックを実行する。ここで、混合量は、アルコール含有ガソリン燃料に対して水を混合部20に混合させる量である。
添加水量制御装置51は、第1貯蔵量の情報を燃料量センサ60から受け取り、含有割合の情報を入力部70から受け取る。添加水量制御装置51は、第1貯蔵量と含有割合とに基づいて、混合量を決定する。添加水量制御装置51は、混合量の情報などに基づいて、混合量制御信号を生成する。これにより、水添加ポンプ22は、混合量制御信号に基づいて、所定時間に所定回転数で稼働して所定量の水を添加水配管23へ送り出す。
また、添加水量制御装置51は、アルコール濃度の情報をアルコール濃度センサ12から受け取る。添加水量制御装置51は、アルコール濃度の情報に基づいて、アルコール混合水がくぼみ部13aに集められたか否かを判断する。添加水量制御装置51は、アルコール混合水がくぼみ部13aに集められたと判断した場合、抽出制御信号を生成する。これにより、抽出部30は、抽出制御信号に基づいて、アルコール混合水の抽出を開始する。
一方、ECU52には、水温センサ91で検出された水温信号、クランク角センサ92で検出されたクランク各信号、ポンプ回転角センサ93で検出されたポンプ回転角信号、アクセル開度センサ94で検出されたアクセル開度信号、吸入空気量センサ95で検出された吸入空気量信号、着火時期センサ96で検出された着火時期信号などが入力される。ECU52は、これらの信号に基づいて、機関負荷や機関回転数を演算する。
添加水量制御装置51は、機関負荷や機関回転数の情報をECU52から受け取る。添加水量制御装置51は、機関負荷や機関回転数とマップ情報(図示せず)とに基づいて、内燃機関Eの燃焼室に対する改質ガスの供給量及びガソリン燃料の供給量を決定する。
ECU52は、改質ガスの供給量の情報を添加水量制御装置51から受け取り、改質ガスの供給量の情報などに基づいて、改質制御信号を生成する。これにより、改質部40は、改質制御信号に基づいて、所定量の改質ガスを内燃機関Eの燃焼室へ供給する。また、ECU52は、ガソリン燃料の供給量の情報を添加水量制御装置51から受け取り、ガソリン燃料の供給量の情報などに基づいて、ガソリン制御信号を生成する。これにより、燃料ポンプ11は、ガソリン制御信号に基づいて、所定量のガソリン燃料を内燃機関Eの燃焼室へ供給する。
(燃料装置の制御)
燃料装置の制御を図2に示すフローチャートを用いて説明する。
ステップS1では、含有関連量が検知される。すなわち、燃料タンク10の燃料貯蔵室13に、給油口14を介して外部からアルコール含有ガソリン燃料が供給される。燃料貯蔵室13には、アルコール含有ガソリン燃料が貯蔵される。そして、燃料量センサ60は、燃料タンク10に貯蔵されたアルコール含有ガソリン燃料の液面FSに基づいて、含有関連量を検知する。含有関連量は、第1貯蔵量である。第1貯蔵量は、燃料タンク10に貯蔵されたアルコール含有ガソリン燃料の量である。また、入力部70には、含有割合が入力される。なお、混合部20の水貯蔵室21aには、あらかじめ外部から水が供給される。
ステップS2では、混合量が決定される。すなわち、制御部50の添加水量制御装置51は、第1貯蔵量の情報を燃料量センサ60から受け取り、含有割合の情報を入力部70から受け取る。添加水量制御装置51は、第1貯蔵量と含有割合とに基づいて、混合量を決定する。
ステップS3では、混合が行われる。すなわち、制御部50の添加水量制御装置51は、混合量の情報などに基づいて、混合量制御信号を生成する。水添加ポンプ22は、添加水量制御装置51から混合量制御信号を受け取る。水添加ポンプ22は、混合量制御信号に基づいて、所定時間に所定回転数で稼働して所定量の水を添加水配管23へ送り出す。添加水配管23へ送り出された水は、燃料貯蔵室13へ供給される。燃料貯蔵室13では、アルコール含有ガソリン燃料と水とが混合されて第1混合液が生成される。これにより、第1混合液がアルコール混合水とガソリン燃料とに層分離される。アルコール混合水は、アルコールと水とが混合した液体である。ここで、比重の軽いガソリン燃料が上側に分布し、比重の重いアルコール混合水が下側に分布する傾向がある。
ステップS4では、アルコール濃度が検知される。すなわち、アルコール濃度センサ12は、くぼみ部13aに分布する液体のアルコール濃度を検知する。添加水量制御装置51は、アルコール濃度の情報をアルコール濃度センサ12から受け取る。
ステップS5では、アルコール混合水がくぼみ部に集められたか否かが判断される。すなわち、添加水量制御装置51は、アルコール濃度センサ12から受け取ったアルコール濃度の情報と、所定の閾値の情報とを比較して、アルコール濃度が所定の閾値以上であるか否かを判断する。添加水量制御装置51は、アルコール濃度が所定の閾値以上であると判断する場合、アルコール混合水がくぼみ部13aに集められたと判断し、アルコール濃度が所定の閾値未満であると判断する場合、アルコール混合水がくぼみ部13aに集められていないと判断する。アルコール混合水がくぼみ部13aに集められたと判断された場合、ステップS6へ進められる。アルコール混合水がくぼみ部13aに集められていないと判断された場合、ステップS5へ進められる。
ステップS6では、アルコール混合水が抽出される。すなわち、添加水量制御装置51は、抽出制御信号を生成する。抽出部30は、抽出制御信号を添加水量制御装置51から受け取る。抽出部30は、抽出制御信号に基づいて、アルコール混合水の抽出を開始する。
ステップS7では、改質ガスの供給量が決定される。すなわち、制御部50のECU52には、水温センサ91で検出された水温信号、クランク角センサ92で検出されたクランク各信号、ポンプ回転角センサ93で検出されたポンプ回転角信号、アクセル開度センサ94で検出されたアクセル開度信号、吸入空気量センサ95で検出された吸入空気量信号、着火時期センサ96で検出された着火時期信号などが入力される。ECU52は、これらの信号に基づいて、機関負荷や機関回転数を演算する。
添加水量制御装置51は、機関負荷や機関回転数の情報をECU52から受け取る。添加水量制御装置51は、機関負荷や機関回転数とマップ情報(図示せず)とに基づいて、内燃機関Eの燃焼室に対する改質ガスの供給量とガソリン燃料の供給量とを決定する。
ステップS8では、改質が行われる。すなわち、制御部50のECU52は、改質ガスの生成量の情報を添加水量制御装置51から受け取り、改質ガスの生成量の情報などに基づいて、改質制御信号を生成する。改質部40は、改質制御信号に基づいて、アルコール混合水を改質して所定量の改質ガスを生成する。
一方、ECU52は、ガソリン燃料の供給量の情報を添加水量制御装置51から受け取り、ガソリン燃料の供給量の情報などに基づいて、ガソリン制御信号を生成する。
ステップS9では、内燃機関の燃焼室へ燃料が供給される。すなわち、改質部40は、改質制御信号に基づいて、燃料第1配管81を介して、生成した改質ガスを内燃機関Eの燃焼室に供給する。
一方、燃料タンク10の燃料ポンプ11は、ガソリン制御信号を添加水量制御装置51から受け取る。燃料ポンプ11は、ガソリン制御信号に基づいて、所定時間に所定回転数で稼働され、所定量のガソリン燃料を燃料貯蔵室13から吸い上げるとともに、燃料第2配管82を介して、内燃機関Eの燃焼室に主としてガソリン燃料を供給する。
これらにより、内燃機関Eの燃焼室では、所定の運転状態(機関負荷、機関回転数)において、ガソリン燃料と改質ガスとが供給されて、燃焼が行われる。
(燃料装置の関する特徴)
(1)
ここでは、混合部20は、水とアルコール含有ガソリン燃料とを混合して第1混合液を生成する。これにより、第1混合液は、アルコールと水とが混合したアルコール混合水と、ガソリン燃料とに層分離するようになる。
このように、アルコールがアルコール混合水の形でガソリン燃料から分離されるので、分離性能の低下が抑制され、第1燃料からアルコールは安定的に抽出される。
(2)
ここでは、抽出部20は、アルコール混合水を第1混合液の下部(くぼみ部13a)から抽出する。これにより、簡易な構成で、アルコール含有ガソリン燃料からアルコールが安定的に抽出される。
(3)
ここでは、改質部40は、アルコール混合水を改質して改質ガスを生成する。改質部40は、燃料第1配管81を介して、改質ガスを内燃機関Eの燃焼室に供給する。これにより、燃焼室に改質ガスが供給されるので、燃焼室における燃焼期間は短縮される。
(4)
ここでは、抽出部30は、アルコール混合水を改質部40へ供給する。これにより、改質部40がアルコール混合水を改質して改質ガスを生成するようになる。
(5)
ここでは、制御部50は、混合量を制御する。これにより、アルコールと水とが混合したアルコール混合水を効率的に第1混合液から抽出することができるようになっている。
(6)
ここでは、制御部50は、第1貯蔵量と含有割合とに基づいて、混合量を決定する。これにより、アルコールと水とが適切な割合で混合されるように、混合量は決定される。
(7)
ここでは、水タンク21は、水を貯蔵する。また、水添加ポンプ22は、水を燃料貯蔵室13へ供給する。これらにより、水とアルコール含有ガソリン燃料とは混合される。
(第1実施形態の変形例)
燃料タンク10へ供給されるのは、アルコール含有ガソリン燃料である代わりにアルコール含有ディーゼル燃料であってもよい。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係る内燃機関の燃料装置の構成を図3に示す。
燃料装置100は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるが、燃料タンク10の代わりに燃料タンク(第1燃料貯蔵部)110が備えられている点と、混合部20の代わりに混合部120が備えられている点と、制御部50の代わりに制御部150が備えられている点と、燃料量センサ60の代わりに燃料キャップセンサ(検知部)160が備えられている点とで、第1実施形態と異なる。
燃料タンク110は、燃料ポンプ11の代わりに燃料ポンプ111を有する。混合部120は、水添加ポンプ22の代わりに添加水量流路弁(第1液体供給部)124を有し、添加水配管23の代わりに添加水第1配管(第1液体供給部)123及び添加水第2配管(第1液体供給部)125を有する。
燃料ポンプ111は、図4に示すように、リターン配管111cに添加水第1配管123が合流するように接続されている点で、第1実施形態と異なる。すなわち、燃料ポンプ111では、吸い込み口11bから吸い込まれたアルコール含有ガソリン燃料は、その大部分が、吸い込み配管11j、ポンプインペラ11a、アーマチュア11i及び燃料吐出口11eを介して、燃料第2配管82へ送り出される。
一方、吸い込み口11bから吸い込まれたアルコール含有ガソリン燃料は、その一部が、吸い込み配管11j、ポンプインペラ11a、リターン弁11f、リターン配管111c及び燃料リターン口11dを介して、燃料貯蔵室13へ送り出される。ここで、添加水第1配管123を流れてきた水が、リターン配管111cを流れるアルコール含有ガソリン燃料と合流して燃料リターン口11d経由で燃料貯蔵室13へ送り出されるので、水とアルコール含有ガソリン燃料との混合が促進されている。
添加水量流路弁124は、後述の添加水量制御装置151から混合量制御信号を受け取る。添加水量流路弁124は、混合量制御信号に基づいて、所定時間に添加水第2配管125と添加水第1配管123との間を開く。これにより、所定量の水が添加水配管23へ送り出される。
また、燃料キャップセンサ160は、給油口14を通過した燃料の量に基づいて、含有関連量を検知する。含有関連量は、被供給燃料量である。被供給燃料量は、燃料貯蔵室13に供給されたアルコール含有ガソリン燃料の量である。
制御部150は、添加水量制御装置51の代わりに添加水量制御装置151を有する。添加水量制御装置151は、第1貯蔵量の情報を燃料量センサ60から受け取る代わりに、被供給燃料量を燃料キャップセンサ160から受け取る。添加水量制御装置151は、被供給燃料量と含有割合とに基づいて、混合量を決定する。これにより、アルコール含有ガソリン燃料が燃料貯蔵室13に供給されたことに応じて、水とアルコール含有ガソリン燃料とが混合されるようになる。
これらの点で第1実施形態と異なる。
アルコールがアルコール混合水の形でガソリン燃料から分離されるので、分離性能の低下が抑制される点は、第1実施形態と同様である。したがって、このような燃料装置100によっても、第1燃料からアルコールは安定的に抽出される。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態に係る内燃機関の燃料装置の構成を図5に示す。
燃料装置200は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるが、混合部20の代わりに混合部220が備えられている点と、制御部50の代わりに制御部250が備えられている点とで、第1実施形態と異なる。
混合部220は、水タンク21の代わりに排気凝縮水回収貯蔵装置(第1液体収集部)221を有し、水添加ポンプ22の代わりに水添加ポンプ(第1液体供給部)222を有し、添加水配管23の代わりに添加水混合装置(第1液体供給部)223を有する。制御部250は、添加水量制御装置51の代わりに添加水量制御装置251を有する。
排気凝縮水回収貯蔵装置221は、内燃機関Eの燃焼室から排出された排気ガスを冷却して、排気ガス中の水分を凝縮する。そして、排気凝縮水回収貯蔵装置221は、凝縮された水分を回収して貯蔵する。
水添加ポンプ222は、混合量制御信号を添加水量制御装置251から受け取る。水添加ポンプ222は、混合量制御信号に基づいて、所定時間に所定回転数で稼働して所定量の水を排気凝縮水回収貯蔵装置221から添加水混合装置223へと送り出す。添加水混合装置223は、送り込まれた水を燃料貯蔵室13へ供給する。これにより、燃料貯蔵室13では、水とアルコール含有ガソリン燃料とが混合する。
これらの点で第1実施形態と異なる。
アルコールがアルコール混合水の形でガソリン燃料から分離されるので、分離性能の低下が抑制される点は、第1実施形態と同様である。したがって、このような燃料装置200によっても、第1燃料からアルコールは安定的に抽出される。
本発明に係る内燃機関の燃料装置は、アルコール含有ガソリン燃料からアルコールを安定的に抽出することができるという効果を有し、内燃機関の燃料装置等として有用である。
本発明の第1実施形態に係る燃料装置の構成図。 燃料装置の制御を示すフローチャート。 本発明の第2実施形態に係る燃料装置の構成図。 本発明の第2実施形態における燃料ポンプの概略断面図。 本発明の第3実施形態に係る燃料装置の構成図。
符号の説明
1,100,200 燃料装置
10,110 燃料タンク(第1燃料貯蔵部)
20,120,220 混合部
21 水タンク(第1液体貯蔵部)
22 水添加ポンプ(第1液体供給部)
23 添加水配管(第1液体供給部)
30 抽出部
40 改質部(気体燃料供給部)
50,150,250 制御部
60 燃料量センサ(検知部)
70 入力部
123 添加水第1配管(第1液体供給部)
124 添加水量流路弁(第1液体供給部)
125 添加水第2配管(第1液体供給部)
160 燃料キャップセンサ(検知部)
221 排気凝縮水回収貯蔵装置(第1液体収集部)
222 水添加ポンプ(第1液体供給部)
223 添加水量制御装置(第1液体供給部)

Claims (9)

  1. アルコールと石油燃料とを含む第1燃料を貯蔵する第1燃料貯蔵部と、
    水を含む液体である第1液体と、前記第1燃料とを混合して、第1混合液を生成する混合部と、
    を備えた、
    内燃機関の燃料装置。
  2. アルコールと水とが混合した液体であるアルコール混合水を前記第1混合液の下部から抽出する抽出部をさらに備えた、
    請求項1に記載の内燃機関の燃料装置。
  3. 前記アルコール混合水を改質して気体燃料を生成する改質部と、
    前記気体燃料を燃焼室に供給する気体燃料供給部と、
    をさらに備えた、
    請求項2に記載の内燃機関の燃料装置。
  4. 前記抽出部は、前記アルコール混合水を前記改質部へ供給する、
    請求項3に記載の内燃機関の燃料装置。
  5. 前記第1燃料に対して前記第1液体を前記混合部に混合させる量である混合量を制御する制御部をさらに備えた、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の内燃機関の燃料装置。
  6. 前記第1燃料における前記アルコールの含有量に関する量である含有関連量を検知する検知部をさらに備え、
    前記制御部は、少なくとも前記含有関連量に基づいて、前記混合量を決定する、
    請求項5に記載の内燃機関の燃料装置。
  7. 前記含有関連量は、前記第1燃料貯蔵部に供給された前記第1燃料の量である被供給燃料量を含み、
    前記第1燃料に含まれる前記アルコールの割合である含有割合が入力される入力部をさらに備え、
    前記制御部は、前記被供給燃料量と前記含有割合とに基づいて、前記混合量を決定する、
    請求項6に記載の内燃機関の燃料装置。
  8. 前記混合部は、
    前記第1液体を貯蔵する第1液体貯蔵部と、
    前記第1液体を前記第1燃料貯蔵部へ供給する第1液体供給部と、
    を有する、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の内燃機関の燃料装置。
  9. 前記混合部は、
    排気ガスが凝縮された前記第1液体を収集する第1液体収集部と、
    前記第1液体を前記第1燃料貯蔵部へ供給する第1液体供給部と、
    を有する、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の内燃機関の燃料装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009228488A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Honda Motor Co Ltd 燃料タンクシステム
JP2009264194A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Honda Motor Co Ltd 燃料供給システム
JP2010096058A (ja) * 2008-10-15 2010-04-30 Honda Motor Co Ltd 自動車用燃料タンク

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