JP2007231082A - 紫外線硬化型インクジェット記録用インク組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】低濃度の薄膜部分と高濃度の厚膜部分の硬化性、被印刷基材への接着性、フルカラー印刷物の色再現性に優れた紫外線硬化型プロセスカラーインクジェット記録用インク組成物を提供する。
【解決手段】顔料、エチレン性二重結合を有する化合物、光重合開始剤、光開始助剤を含有し、光重合開始剤が2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]―2−モルフォリノプロパン−1―オンであり、光開始助剤がアミンである紫外線硬化型インクジェット記録用インク組成物を提供する。
さらに、光重合開始剤としてアシルフォスフィンオキサイド類の併用が好ましい。
【選択図】 なし

Description

本発明は、紫外線硬化型インクジェット記録用インク組成物に関するものであり,更に詳しくは,金属,プラスチック等のインク非吸収材料へのフルカラー印刷に適した紫外線硬化型インクジェット記録用プロセスカラーインク組成物に関する。
インクジェットプリンター記録装置による印刷は、ノズルよりインクを噴射し被記録材に付着せしめる方式であり、該ノズルと被記録材が非接触状態にあるため、曲面や凹凸した不規則な形状を有する表面に対して、良好な印刷を行うことができる。このため,産業用途で広範囲にわたる利用分野が期待されている印刷方式である。
このようなインクジェット記録用インクとしては、一般的には、主溶剤として水を用いた水性染料インクと、主溶剤として有機溶剤を用いた油性染料インクとがある。しかしながら、従来の水性染料インクを産業用途で使用する場合の問題点として、非吸収材料上での乾燥速度や、印刷画像の付着性、また耐摩耗性、耐水性、耐光性等の耐久性不良があり、一方、油性染料インクには、クロム等の重金属を含有するクロム錯塩染料を用いていることから、安全性の面で問題があった。そこで、これらの点を改良したインクとして、一つは着色剤に顔料を用いた耐光性の良好な水性顔料及び油性顔料インクが提案されている。また、もう一つとして、近年、産業用途においては、光硬化性材料を含有するインクを紫外線等の活性エネルギー線で硬化、乾燥させることにより、乾燥速度や耐水性の問題を解決し、さらに被膜強度自体を高めた水性顔料及び油性顔料インクが数多く提案されている。そしてこれら2つの利点を併せ持った、顔料を使用の活性エネルギー線硬化型インクジェット記録用インク組成物も提案されている。
このような活性エネルギー線で硬化、乾燥する顔料インクには基本的に水性顔料インクと油性顔料インクがあるが、それらのうち、水性顔料インクについては、非吸収材料等のインク吸収性の小さい被記録媒体に対して、充分な接着性を付与できないという問題を抱えている。接着性を付与させるべくインク受理層を設ける方法も検討されているが、工程がかさむといった実使用上の問題点を有している。このことから、被記録媒体面に直接印字可能で、硬化被膜の耐久性、接着性に優れた油性顔料インクを用いる方が有利であるとされている。更に印刷物の接着性、耐摩耗性、耐水性等を得るためには、有機溶剤等の非重合性溶剤をほとんど含有しない油性の紫外線硬化型インクを用いる方が有利であり、吐出安定性、硬化性、耐久性、保存安定性に優れ、かつ非重合性有機溶剤を含有しない油性の紫外線硬化型顔料系インクジェット記録用インク組成物が要望されている。
そして紫外線硬化型インクを用いるインクジェット記録装置の印刷プロセスとしては、従来の水性インク用ジェットプリンターと同様、プリントヘッドが被印刷媒体上をスキャンし印刷画像が形成され、全色インク付与に追尾して紫外線照射が行われる印刷プロセス、と従来の平版印刷、フレキソ印刷装置と同様、プリントヘッドは固定され、被印刷媒体が動き印刷画像が形成され、単一色付与と硬化が色順次に行われる印刷プロセスが提案されている。
平版印刷、フレキソ印刷等の従来の印刷プロセスの場合、非吸収材料へのフルカラー印刷物の低濃度部分と高濃度部分とでは印刷画素の大きさに違いはあるものの印刷膜厚に大きな差がないのに対して、前述したインクジェット印刷プロセスの場合、濃度変化を印刷膜厚の差で表現するため低濃度部分と高濃度部分との膜厚の差が大きい。特に、非重合性有機溶剤を含有しないインクの場合、膜厚差はより大きくなる。
このような膜厚差を有する印刷画像の薄膜部分において、ラジルカル重合型インクは、空気とインクの界面よりインク中に溶解してくる酸素により重合が阻害されることはよく知られている。酸素重合禁止作用は、印刷被膜表面、特に薄膜で大きく、酸素重合禁止作用の緩和策として、特定の開始剤の添加、多官能モノマーの増量、光重合開始剤の増量、光開始助剤の併用等が行われている。
また印刷画像の厚膜部分において、使用されるインク中の光硬化性材料、光重合開始剤によっては、紫外線に対する吸収係数が大きいため塗膜表面でそのほとんどが吸収されてしまい、膜厚方向に均一な硬化が行われず、特に、塗膜表面から遠く基材に近く部分の塗膜強度が不足することがあった。
このように、紫外線硬化型インクの硬化性は、使用する光硬化性材料、光重合開始剤により決定されるが、低粘度のインクジェット記録用インクの場合、反応性が高く、良好な硬化性を有し、塗膜強度の高い多官能モノマーは粘度が高いため、インクジェット記録法における吐出性を確保を優先し、モノマーの70%以上は1官能、2官能モノマーが使用されて形成されるのが一般的である。このため、硬化性に対しては、光重合開始剤の組成が与える影響が大きく、光重合開始剤組成の選定がとりわけ重要である。
紫外線硬化型インクの硬化性を高めるため、例えば特開2001−207098号公報、特開2002−187343号公報、特開2004−18656号公報では光重合開始剤として2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]―2−モルフォリノプロパン−1―オン(イルガキュア907:チバ・スペシャリティ・ケミカルズ製α−アミノケトン系光重合開始剤)とイソプロピルチオキサントンを併用したインクが提案されている。また特開2001−288387号公報では光重合開始剤にα−アミノケトン系光重合開始剤とジエチルチオキサントンを併用し、光開始助剤としてアミンを添加したインクが提案されている。特開2003−25707号公報ではイソプロピルチオキサントンとアミン(光開始助剤)を併用したインクが提案されている。また、表面硬化性の良好な光重合開始剤と内部硬化性の良好な光重合開始剤が併用された特許文献として、特表2001−525479号公報にはα−ヒドロキシケトン系開始剤とアシルフォスフィンオキサイド系開始剤を併用したインクが提案されており、特開2002−241647号公報にはα−アミノケトン系光重合開始剤とアシルフォスフィンオキサイド系開始剤を併用したインクが提案されている。
しかしながら、光重合開始剤にチオキサントンを用いたインクは、硬化物が黄色に着色するため、プロセスカラー用のシアン色、マゼンタ色のインクに使用した場合、色相が黄味になり、フルカラー印刷物の色再現性領域が狭くなるという問題がある。また、従来の光重合性開始剤の組み合わせによる紫外線硬化型ジェットインク組成物の薄膜と厚膜での硬化性は、インクジェット記録方式用のインクとして必ずしも満足できるものではなかった。
特開2001−207098号公報 特開2002−187343号公報 特開2004−18656号公報 特開2001−288387号公報 特表2001−525479号公報 特開2002−241647号公報
本発明は、低濃度の薄膜部分と高濃度の厚膜部分の硬化性と被印刷基材への接着性に優れ、かつフルカラー印刷物の色再現性に優れた紫外線硬化型プロセスカラージェットインクを提供することを目的とする。
本発明者らは、薄膜部分と厚膜部分の硬化性の両方を向上させるため、光重合開始剤組成の検討を重ねた結果、特定の光重合開始剤と特定の光開始助剤を組み合わせることが有効であることを見いだし本発明に至った。
即ち本発明は、顔料、エチレン性二重結合を有する光重合性化合物、光重合開始剤として(a)2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]―2−モルフォリノプロパン−1―オン、及び光開始助剤としてアミンを含有することを特徴とする紫外線硬化型インクジェット記録用インク組成物を提供する。
本発明の紫外線硬化型ジェットインク組成物は、低濃度の薄膜部分と高濃度の厚膜部分の硬化性、被印刷基材への接着性、フルカラー印刷物の色再現性に優れており、インクジェット記録方法に用いる紫外線硬化型プロセスカラーインク組成物として好適である。
本発明の紫外線硬化型インクジェット記録用インク組成物としては、光重合開始剤としてさらに(b)アシルフォスフィンオキサイド類の化合物を含有することが好ましい。
次に、本発明の実施形態を示すとともに、本発明をさらに詳細に説明する。
本発明の光重合開始剤として使用する(a)2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]―2−プロパン−1―オン(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ製 商品名:イルガキュア907)は、吸光係数が大きく、着色剤を含む有色のインクに対し好適であり、開裂型および水素引き抜き型の両方でラジカル生成するので酸素阻害を受け難く、薄膜硬化性、表面硬化性が良好な開始剤である。しかし、単独で使用した場合、厚膜での硬化性は不十分であり、また、多量に配合すると表面吸収が大きくなりすぎて、特に厚膜形成時における被印刷基材との接着性が低くなる傾向がある。さらに分解生成物により硬化物の臭気が強くなる傾向がある。
本発明の光開始助剤とはそれ自身は紫外線照射により活性化しないが、光重合開始剤と併用すると光重合開始剤単独より開始反応が促進され、硬化反応を効率的に進行させるものである。本発明に光開始助剤として使用するアミンは、従来の紫外線硬化型インキ、塗料等に一般的に用いられる光開始助剤である。
光開始助剤としてのアミン系化合物としては、第3級アミンが好ましく、例えばトリエタノールアミン、メチルジエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン等の脂肪族アミンや、4、4’−ジエチルアミノベンゾフェノン、2−ジメチルアミノ安息香酸エチル、4−ジメチルアミノ安息香酸エチル、4−ジメチルアミノ安息香酸イソアミル等の芳香族アミンがあげられるが、本発明に使用するアミンとしては、芳香族3級アミンがさらに好ましい。
本発明の紫外線硬化型インクジェット記録用インク組成物にさらに添加の好ましい光重合開始剤として使用する(b)アシルフォスフィンオキサイド類としては、ビス(2,4,6トリメチルベンゾイル)−フェニルフォスフィンオキサイド(チバ・スペチャリティー・ケミカルズ製 商品名:イルガキュア819)や、2,4,6トリメチルベンゾイル−ジフェニルフォスフィンオキサイド(BASF製 諸品名:ルシリンTPO)が挙げられる。(b)アシルフォスフィンオキサイド系光重合開始剤は長波長側にも吸収領域を持つ広域な吸収特性を有する開始剤であることから、着色剤を高濃度に含む有色のインクに対し好適であり、特に厚膜硬化性(内部硬化性)に優れた開始剤である。しかし、表面硬化性(および薄膜硬化性)は不十分であり、またエチレン性二重結合を含有する化合物への溶解性も大きくはないため、単独で充分な硬化性を実現する目的でインク中に多量に配合した場合などは、低温保存によりインク中に析出し吐出不良を引き起こす場合がある。
通常は、薄膜硬化性の良好な(a)2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]―2−プロパン−1―オンを用いた時の、厚膜硬化性及び被印刷剤への接着性を改良するためには、厚膜硬化性の良好な(b)アシルフォスフィンオキサイド系光重合開始剤との組み合わせがまず考えられる。しかし本願発明においては、厚膜硬化性向上の目的にはほとんど適用されることのなかったアミンをまず採用し、(a)2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]―2−モルフォリノプロパン−1―オンと、光開始助剤としての芳香族アミンを併用することにより、低濃度の薄膜部分と高濃度の厚膜部分の硬化性と被印刷基材への接着性に優れ、かつフルカラー印刷物の色再現性に優れたインクが得られることを見出した。
そしてその上で厚膜硬化性の良好な(b)アシルフォスフィンオキサイド系光重合開始剤を用いることにより、薄膜部分と厚膜部分の硬化性がさらに向上することを見いだした。
なお、(a)2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]―2−モルフォリノプロパン−1―オンと、(b)アシルフォスフィンオキサイド類との含有比率は(b)/(a)=1/1〜4/1であることが好ましく、(b)の開始剤の含有比率が多いと薄膜硬化性が不十分となり、(a)の開始剤の含有比率が多いと紫外線の表面吸収が増加して厚膜の接着性が不十分となる。また、芳香族3級アミンの配合量は1〜5質量%が好ましく、1質量%より少ないと硬化性が不十分となる傾向があり、5質量%を越えるとインクの保存安定性の低下、印刷被膜の黄変が発生しやすく、また印刷物の臭気が強くなる傾向がある。
前述した通り、(a)2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]―2−プロパン−1―オンは薄膜硬化性(および表面硬化性)が良好であり、長波長側に吸収領域を持つ厚膜硬化性(内部硬化性)に優れた(b)アシルフォスフィンオキサイド類との併用により、(a)2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]―2−プロパン−1―オンのみの使用よりは、薄膜部分、厚膜部分の硬化性の有る程度改良されたインクを得ることができる。しかし、低粘度で酸素による重合禁止作用を受け易い紫外線硬化型インクでは、このままでは薄膜での硬化性が実用上十分であるとは言えない。(a)−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]―2−モルフォリノプロパン−1―オンの配合比率を高くすることにより薄膜硬化性を向上させることはできるが、同開始剤量が(b)アシルフォスフィンオキサイド類の配合量より多くなると、厚膜での内部硬化性が不十分となり、被印刷基材への接着性が低下する。また、印刷物の臭気が強くなるという問題もあった。
一般に光重合開始剤の含有量が多いほどインクの硬化性は良好となるが、インク粘度の上昇、析出による低温保存安定性の不良などを引き起こす。また、溶解性が良好で、粘度上昇、低温安定性不良を引き起こし難い光重合開始剤であれは、多量に配合できるかもしれないが、未反応光重合開始剤、光重合開始剤分解物による、硬化被膜の臭気の増加、硬化被膜強度の低下などの問題が発生する可能性がある。したがって、インク中の光重合開始剤の含有量は5〜15重量%の範囲で用いることが好ましく、塗膜硬化性を重要視する場合でも、前記含有量範囲、さらに好ましくは7〜13質量%の範囲で光重合開始剤の種類とその組み合わせを変えながら、最適の配合を検討することになる。なお、本発明の光重合開始剤組成には、硬化性のさらなる向上等を目的に、さらに他の開始剤を併用することもできる。例えば薄膜硬化性の向上等を目的にα−ヒドロキシケトン系開始剤等の他の光重合開始剤を配合しても良い。
本発明の紫外線硬化型インクジェット記録用インク組成物に使用する顔料としては、カーボンブラック、酸化チタン、酸化鉄等の無機顔料、不溶性アゾ顔料、溶性アゾ顔料、フタロシアニン顔料、キナクリドン顔料、ペリレン顔料、イソインドリン顔料、ベンズイミダゾロン顔料、ピランスロン顔料、チオインジゴ顔料、キノフタロン顔料等の有機顔料が挙げられる。顔料のインク中の含有量は、十分な画像濃度、印刷画像の耐光性を得るため、2〜20質量%の範囲で含有させることが好ましい。
本発明で用いるエチレン性二重結合有する化合物としては、各種の(メタ)アクリレートを用いることができる。具体的には、エチレン性二重結合を1個有する1官能(メタ)アクリレート、エチレン性二重結合を2個以上有する多官能(メタ)アクリレート、(メタ)アクリレ−トオリゴマーが挙げられ、2種類以上併用して用いる事ができる。なお、良好な硬化性を得るためには、エチレン性二重結合を1個有する化合物の含有量は光重合性化合物の総量に対して20質量%以下とすることが好ましい。さらに(メタ)アクリレートオリゴマーや三官能以上の多感応アクリレートを含有させることが好ましいが、これらは粘度が高く、特に(メタ)アクリレートオリゴマーはモノマーに比較して高粘度であるため、エチレン性二重結合有する化合物の総量に対して、2〜20質量%の範囲で用いることが好ましい。
本発明に使用できる1官能(メタ)アクリレートとしては、例えば、メチル、エチル、プロピル、ブチル、アミル、2−エチルヘキシル、イソオクチル、ノニル、ドデシル、ヘキサデシル、オクタデシル、シクロヘキシル、ベンジル、メトキシエチル、ブトキシエチル、フェノキシエチル、ノニルフェノキシエチル、グリシジル、ジメチルアミノエチル、ジエチルアミノエチル、イソボルニル、ジシクロペンタニル、ジシクロペンテニル、ジシクロペンテニロキシエチル等の置換基を有する(メタ)アクリレート等が挙げられる。これらは2種類以上併用して用いることができる。
また、多官能(メタ)アクリレートとしては例えば、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオール、トリシクロデカンジメタノール、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール等のジ(メタ)アクリレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートのジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコール1モルに4モル以上のエチレンオキサイドもしくはプロピレンオキサイドを付加して得たジオールのジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールA1モルに2モルのエチレンオキサイドもしくはプロピレンオキサイドを付加して得たジオールのジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパン1モルに3モル以上のエチレンオキサイドもしくはプロピレンオキサイドを付加して得たトリオールのジまたはトリ(メタ)アクリレート、ビスフェノールA1モルに4モル以上のエチレンオキサイドもしくはプロピレンオキサイドを付加して得たジオールのジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート,ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート,ジペンタエリスリトールのポリ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性リン酸(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性アルキルリン酸(メタ)アクリレート等が挙げられる。これらは2種類以上併用して用いることができる。
本発明に使用できる(メタ)アクリレートオリゴマーとしては、ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー、エポキシ(メタ)アクリレートオリゴマー、ポリエステル(メタ)アクリレートオリゴマー等が挙げられ、2種類以上併用して用いることができる。
本発明のインクジェット記録用インク組成物には、インクの保存安定性を高めるため、ハイドロキノン、メトキノン、P−メトキシフェノール、ニトロソアミン塩等の重合禁止剤をインク中に0.01〜0.5質量%の範囲で添加しても良い。
顔料の分散安定性を高める目的で、本発明のインクジェット記録用インク組成物に用いるに分散剤として高分子分散剤を用いること好ましい。具体的には、味の素ファインテクノ製のアジスパーPB821、PB822、PB817、アビシア製のソルスパーズ24000GR、32000、楠本化成製のディスパロンDA―703―50、DA−705、DA−725等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。また、高分子分散剤の使用量は、顔料に対して10〜80質量%の範囲が好ましく、特に20〜60質量%の範囲が好ましい。使用量が少なすぎる場合には分散安定性が不十分となり、多すぎる場合にはインクの粘度が高くなり吐出安定性の点から好ましくない。
また、本発明のインク組成物には、インク吐出を良好に行わせるための表面張力の調整、被印刷基材に対する接着性の付与等を目的に、変性シリコーンオイル等の添加剤や非反応性樹脂等を配合することができる。
本発明の紫外線硬化型ジェットインク組成物の製造は、顔料、(メタ)アクリレート等のエチレン性二重結合を有する化合物を含有し、必要に応じ高分子分散剤、樹脂を加えた混合物をビーズミル等の通常の分散機を用いて顔料を分散した後、光重合開始剤を加え、さらに必要に応じ表面張力調整剤等の添加剤を加えて攪拌、溶解することで調製できる。予め、ビーズミル等の通常の分散機を用いて高濃度の顔料分散液(ミルベース)を作製後、光重合開始剤を溶解した(メタ)アクリレート等のエチレン性二重結合を有する化合物、添加剤等を攪拌、混合して調製することもできる。
以下、実施例により、本発明をさらに詳しく説明する。本発明は、下記実施例に何ら制限されるものではない。なお、以下実施例中にある部とは、質量部を表す。
(高濃度分散液の調整)
(高濃度マゼンタ分散液の調整)
ファストゲンスーパーマゼンタRG 10部
(大日本インキ化学工業製キナクリドン顔料C.I.ピグメントレッド122)
高分子分散剤「アジスパーPB821」 4.5部
ジプロピレングリコールジアクリレート 85.5部
を攪拌機で1時間撹拌混合した後、ビーズミルで4時間処理して高濃度マゼンタ分散液を作製した。
(高濃度シアン分散液の調整)
ファストゲンブルー5412SD 10部
(大日本インキ化学製フタロシアニン顔料C.I.ピグメントブルー15:3)
高分子分散剤「アジスパーPB821」 3部
ジプロピレングリコールジアクリレート 87部
を攪拌機で1時間撹拌混合した後、ビーズミルで4時間処理して高濃度シアン分散液を作製した。
(マゼンタインクの調整)
エポキシアクリレートオリゴマー 4部
エチレンオキサイド付加(3モル)トリメチロールプロパントリアクリレート 8部
ジプロピレングリコールジアクリレート 31部
イソオクチルアクリレート 12部
KF−351A 0.2部
(信越化学製 ポリエーテルシリコーンオイル)
以上の混合物に、表.1に記載の光重合開始剤(実施例と比較例)を加えて60℃で光重合開始剤を加温溶解した溶液に、高濃度マゼンタ分散液を45部加えて十分に混合後、1.2μmのメンブランフィルターでろ過することによってジェットプリンター用インクを作製した。
(シアンインクの調整)
エポキシアクリレートオリゴマー 5部
エチレンオキサイド付加(3モル)トリメチロールプロパントリアクリレート 22部
ジプロピレングリコールジアクリレート 37部
イソオクチルアクリレート 16部
KF−351A 0.2部
(信越化学製 ポリエーテルシリコーンオイル)
以上の混合物に、表.2に記載の光重合開始剤(実施例と比較例)を加えて60℃で光重合開始剤を加温溶解した溶液に、高濃度シアン分散液を20部加えて十分に混合後、1.2μmのメンブランフィルターでろ過することによってジェットプリンター用インクを作製した。
表.1にマゼンタインクに用いた光重合開始剤組成と薄膜、厚膜での硬化性、接着性評価結果を、表.2にシアンインクに用いた光重合開始剤組成と薄膜、厚膜での硬化性、接着性評価結果、硬化被膜の色度測定結果を示す。なお、インクの硬化性、接着性、色度は下記の方法により評価した。
[薄膜硬化性評価方法]
ポリカーボネート板(旭硝子製 商品名:レキサン)にインクを約2μmの厚みとなるようにスピンコータで塗布し、コンベア式紫外線照射装置(日本電池製メタルハライドランプ1灯:出力120W/cm)により、照射エネルギー0.2j/cm2で紫外線を照射し、不織布(旭化成製 商品名:ベンコット)による擦り試験で表面に傷がつかなくなるパス回数を評価した。
[厚膜硬化性評価方法]
ポリカーボネート板(旭硝子製 商品名:レキサン)にインクを約6μmの厚みとなるようにスピンコータで塗布し、コンベア式紫外線照射装置(日本電池製メタルハライドランプ1灯:出力120W/cm)により、照射エネルギー0.2j/cm2で紫外線を照射し、不織布(旭化成製 商品名:ベンコット)による擦り試験で表面に傷がつかなくなるパス回数を評価した。
[接着性評価方法]
カッターを用いて、塗膜面をクロス状にカットし、カットした部分に粘着テープ(ニチバン製)を貼り、これを引き剥がすことによる塗膜の剥離状態を目視で評価した。
○:剥離しない。
△:一部剥離する。
×;完全に剥離する。
[色度測定方法]
白色PETシート(パナック製 商品名:ルミラー 250−E22)にインクを約6μmの厚みとなるようにスピンコータで塗布し、コンベア式紫外線照射装置(日本電池製メタルハライドランプ1灯:出力120W/cm)により、照射エネルギー0.2j/cm2で2回パスして硬化インク被膜を作製した。同硬化被膜を「X−Rite 500型」(エックスライト製分光濃度計)を用いて色度(L*、a*、b*)を測定した。
Figure 2007231082
Irg.819(イルガキュア819):チバ・スペシャリティ・ケミカルズ製
ビス(2,4,6トリメチルベンゾイル)−フェニルフォスフィンオキサイド
Irg.907(イルガキュア907):チバ・スペシャリティ・ケミカルズ製
2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]―2−モルフォリノプロパン−1―オン
EPA :日本化薬製 ジメチルアミノ安息香酸エチル
DETX−S:日本化薬製 ジエチルチオキサントン
Irg.369(イルガキュア368):チバ・スペシャリティ・ケミカルズ製
2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン−1
Irg.184(イルガキュア184):チバ・スペシャリティ・ケミカルズ製
1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン
Figure 2007231082
上記の通り、実施例2、3、4と実施例7、8のインクが薄膜硬化性、厚膜硬化被膜の接着性が共に良好であるのに対し、実施例1と実施例6、9のインクは厚膜硬化被膜の接着性がやや低いが実用上は充分なレベルであった。これに対し、比較例4のインクは薄膜硬化性、厚膜硬化被膜の接着性が共に不良であり、比較例1、2と比較例5のインクは、薄膜硬化性は良好であるが、厚膜硬化被膜の接着性が不良である。
また、比較例6、7のシアンインクは薄膜硬化性、厚膜硬化被膜の接着性は良好であるが、硬化被膜の黄変により色度のb*値が大きく、プロセスカラー印刷用インクとして色再現性に問題がある。比較例3、比較例7においては開始助剤のアミンに換えて、ヒドロキシケトン系の光重合開始剤であるイルガキュア184を用いることを試みたが、厚膜硬化被膜の接着性が不十分であった。



Claims (5)

  1. 顔料、エチレン性二重結合を有する光重合性化合物、光重合開始剤として(a)2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]―2−モルフォリノプロパン−1―オン、及び光開始助剤としてアミンを含有することを特徴とする紫外線硬化型インクジェット記録用インク組成物。
  2. 光重合開始剤としてさらに(b)アシルフォスフィンオキサイド類の化合物を含有する請求項1に記載の紫外線硬化型インクジェット記録用インク組成物
  3. (a)2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]―2−モルフォリノプロパン−1―オンと、(b)アシルフォスフィンオキサイド類の化合物との含有比率が(b)/(a)=1/1〜4/1である請求項2に記載の紫外線硬化型インクジェット記録用インク組成物。
  4. 前記アミンが芳香族3級アミンであり、前記インク組成物中の含有量が1〜5質量%である請求項1〜3のいずれか1項に記載の紫外線硬化型インクジェット記録用インク組成物。
  5. エチレン性二重結合を1個含有する化合物の含有率が全光重合性化合物中で20重量%以下である請求項1〜4のいずれか1項に記載の紫外線硬化型インクジェット記録用インク組成物



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