JP2007229295A - 温泉システム、温泉提供方法及び温泉提供プログラム - Google Patents

温泉システム、温泉提供方法及び温泉提供プログラム Download PDF

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JP2007229295A JP2006056275A JP2006056275A JP2007229295A JP 2007229295 A JP2007229295 A JP 2007229295A JP 2006056275 A JP2006056275 A JP 2006056275A JP 2006056275 A JP2006056275 A JP 2006056275A JP 2007229295 A JP2007229295 A JP 2007229295A
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政弥 西村
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良造 稲田
Shuhei Kawamura
周平 川村
Mitsuaki Uchida
光陽 内田
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Abstract

【課題】温泉をリアルに体験することができる温泉システム及び温泉提供方法を提供する。
【解決手段】 温泉システム1は、温泉成分を含む湯を浴槽11に提供する温泉システムであって、第1記憶部26と制御部25とを備える。第1記憶部26は、第1温泉情報26aを記憶する。第1温泉情報26aは、配合割合の情報と湯温の情報とを対応付けた情報を含む。配合割合は、温泉成分を配合する割合である。湯温は、湯の温度である。制御部25は、第1温泉情報26aに基づいて、配合割合と湯温とを決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、温泉システム、温泉提供方法及び温泉提供プログラムに関する。
従来から、温泉成分を湯に配合して浴槽に提供するシステムが提案されている(特許文献1参照)。
特開2003−102802(第1−6頁、第1−5図)
しかしながら、従来のシステムでは、利用者は、温泉をリアルに体験することが困難である。なぜならば、従来のシステムは、利用者による温泉成分の配合割合の変更を受け付けているものの、利用者が特定の温泉をリアルに体験することを望む場合には、自らその特定の温泉における温泉成分の配合割合を調べる必要がある。また、利用者が自ら配合割合を調べることにより、利用者に特定の温泉に類似する湯が提供されたとしても、その特定の温泉と湯温が異なる場合には、利用者は、温泉をリアルに体験することができない。
本発明の課題は、温泉をリアルに体験することができる温泉システム、温泉提供方法及び温泉提供プログラムを提供することにある。
第1発明にかかる温泉システムは、第1記憶部と、制御部とを備え、温泉成分を含む湯を浴槽に提供する。第1記憶部は、第1温泉情報を記憶する。第1温泉情報は、配合割合の情報と湯温の情報とを対応付けた情報を含む。配合割合は、温泉成分を配合する割合である。湯温は、湯の温度である。制御部は、第1温泉情報に基づいて、配合割合と湯温とを決定する。
この温泉システムでは、配合割合の情報と湯温の情報とを対応付けた情報を含む第1温泉情報が記憶されており、第1温泉情報に基づいて、配合割合と湯温とが決定される。これにより、この温泉システムの利用者は、温泉をリアルに体験することができる。
第2発明にかかる温泉システムは、第1発明にかかる温泉システムであって、配合部と、加熱部とをさらに備える。配合部は、配合割合の情報に基づいて、温泉成分を湯に配合する。加熱部は、湯温の情報に基づいて、湯を加熱する。
この温泉システムでは、配合部により、配合割合の情報に基づいて温泉成分が湯に配合され、加熱部により、湯温の情報に基づいて湯が加熱される。これにより、この温泉システムでは、所定の温泉成分が配合され、所定の湯温まで加熱された湯を浴槽に提供することができる。
第3発明にかかる温泉システムは、第2発明にかかる温泉システムであって、配合部は、温泉成分を含む貯蔵ユニットを有する。
この温泉システムでは、配合部が温泉成分の貯蔵された貯蔵ユニットを有しているため、配合部により温泉成分を湯に配合することができる。
第4発明にかかる温泉システムは、第2発明にかかる温泉システムであって、第1入力部をさらに備える。第1入力部は、温泉識別情報が入力される。温泉識別情報は、温泉を識別するための情報である。第1温泉情報は、配合割合の情報と湯温の情報と温泉識別情報とを対応付けた情報を含む。制御部は、第1温泉情報と第1入力部に入力された温泉識別情報とに基づいて、配合割合と湯温とを決定する。
この温泉システムでは、配合割合の情報と湯温の情報と温泉識別情報とを対応付けた情報を含む第1温泉情報が記憶されており、温泉システムの利用者により温泉識別情報が入力される。そして、第1温泉情報と温泉システムの利用者により入力された温泉識別情報とに基づいて、配合割合と湯温とが決定される。これにより、この温泉システムでは、配合割合と湯温とを制御することができる。
第5発明にかかる温泉システムは、第2発明にかかる温泉システムであって、第2入力部をさらに備える。第2入力部は、温泉の効能の情報が入力される。第1温泉情報は、配合割合の情報と湯温の情報と温泉の効能の情報とを対応付けた情報を含む。制御部は、第1温泉情報と第2入力部に入力された温泉の効能の情報とに基づいて、配合割合と湯温とを決定する。
この温泉システムでは、配合割合の情報と湯温の情報と温泉の効能の情報とを対応付けた情報を含む第1温泉情報が記憶されており、温泉システムの利用者により温泉の効能の情報が入力される。そして、第1温泉情報と温泉システムの利用者により入力された温泉の効能の情報とに基づいて、配合割合と湯温とが決定される。これにより、この温泉システムでは、配合割合と湯温とを制御することができる。
第6発明にかかる温泉システムは、第2発明にかかる温泉システムであって、第1入力部と、第2記憶部と、表示部とをさらに備える。第1入力部は、温泉識別情報が入力される。温泉識別情報は、温泉を識別するための情報である。第2記憶部は、第2温泉情報を記憶する。第2温泉情報は、温泉の景色に関する情報と温泉識別情報とを対応付けた情報を含む。表示部は、第2温泉情報と第1入力部に入力された温泉識別情報とに基づいて、温泉の景色を表示する。
この温泉システムでは、温泉の景色に関する情報と温泉識別情報とを対応付けた情報を含む第2温泉情報が記憶されている。そして、第2温泉情報と温泉システムの利用者により入力された温泉識別情報とに基づいて、表示部に温泉の景色が表示される。これにより、温泉システムの利用者は、浴槽につかりながら温泉の景色を閲覧することが可能になり、温泉をよりリアルに体験することができる。
第7発明にかかる温泉システムは、第2発明にかかる温泉システムであって、第1入力部と、表示部とをさらに備える。第1入力部は、温泉識別情報が入力される。温泉識別情報は、温泉を識別するための情報である。表示部は、第1入力部に入力された温泉識別情報に対応する第1温泉情報を表示する。第1温泉情報は、配合割合の情報と湯温の情報と温泉識別情報とを対応付けた情報を含む。
この温泉システムでは、配合割合の情報と湯温の情報と温泉識別情報とを対応付けた情報を含む第1温泉情報が記憶されており、温泉システムの利用者により温泉識別情報が入力される。そして、表示部に、温泉システムの利用者により入力された温泉識別情報に対応する第1温泉情報が表示される。これにより、この温泉システムの利用者は、温泉についてのより詳細な情報を閲覧することができるようになり、温泉をより楽しむことができる。
第8発明にかかる温泉システムは、第7発明にかかる温泉システムであって、第1入力部は、表示部に第1温泉情報が表示された後に、温泉識別情報がさらに入力される。
この温泉システムでは、第1温泉情報が表示された後に、温泉識別情報がさらに入力される。これにより、この温泉システムの利用者は、温泉についての詳細な情報を確認した上で、好みの温泉を選択することができる。
第9発明にかかる温泉システムは、第7発明又は第8発明にかかる温泉システムであって、第1温泉情報は、配合割合の情報と湯温の情報とを対応付けた情報に、温泉の効能の情報、温泉にまつわる話の情報、温泉のお土産又は特産品の情報、温泉の付近の観光情報並びに温泉の付近の施設の割引情報又は優待情報の少なくとも1つをさらに対応付けた情報を含む。
この温泉システムでは、表示部に、温泉の効能の情報、温泉にまつわる話の情報、温泉のお土産又は特産品の情報、温泉の付近の観光情報並びに温泉の付近の施設の割引情報又は優待情報の少なくとも1つが表示される。これにより、この温泉システムの利用者は、温泉についての詳細な情報を閲覧することができる。
第10発明にかかる温泉システムは、第6発明にかかる温泉システムであって、第2記憶部は、第1対応付け情報を記憶する。第1対応付け情報は、景色情報と景色識別情報とを対応付けた情報を含む。景色情報は、第2温泉情報に含まれる温泉識別情報により識別される温泉以外の景色に関する情報である。景色識別情報は、景色情報により表される景色を識別するための情報である。第1入力部は、景色識別情報が入力される。表示部は、第1対応付け情報と第1入力部に入力された景色識別情報とに基づいて、第1入力部に入力された景色識別情報により識別される景色を表示する。
この温泉システムでは、景色情報と景色識別情報とを対応付けた情報を含む第1対応付け情報が記憶されており、温泉システムの利用者により景色識別情報が入力される。そして、第1対応付け情報と温泉システムの利用者により入力された景色識別情報とに基づいて、表示部に利用者により入力された景色識別情報により識別される景色が表示される。これにより、この温泉システムの利用者は、浴槽につかりながら選択した温泉以外の景色を閲覧することが可能になり、温泉をより楽しむことができる。
第11発明にかかる温泉システムは、第2発明にかかる温泉システムであって、第1入力部と、第3記憶部と、音声出力部とをさらに備える。第1入力部は、温泉識別情報が入力される。温泉識別情報は、温泉を識別するための情報である。第3記憶部は、第3温泉情報を記憶する。第3温泉情報は、温泉の音声に関する情報と温泉識別情報とを対応付けた情報を含む。音声出力部は、第3温泉情報と第1入力部に入力された温泉識別情報とに基づいて、温泉の音声を出力する。
この温泉システムでは、温泉の音声に関する情報と温泉識別情報とを対応付けた情報を含む第3温泉情報が記憶されている。そして、第3温泉情報と温泉システムの利用者により入力された温泉識別情報とに基づいて、音声出力部から温泉の音声が出力される。これにより、温泉システムの利用者は、浴槽につかりながら温泉の音声を聞くことが可能になり、温泉をよりリアルに体験することができる。
第12発明にかかる温泉システムは、第2発明にかかる温泉システムであって、配合部は、加熱部と浴槽との間に設けられている。
この温泉システムでは、加熱された湯に温泉成分が配合された湯を浴槽に提供することができる。
第13発明にかかる温泉システムは、第2発明にかかる温泉システムであって、除湿器と、第1入力部とをさらに備える。除湿器は、浴槽が置かれた浴室を除湿する。第1入力部は、露天風呂モードを選択するための情報が入力される。露天風呂モードは、浴室を露天風呂のように演出する運転モードである。除湿器は、露天風呂モードを選択するための情報が第1入力部に入力されたことに基づいて、浴室を除湿する。
この温泉システムでは、温泉システムの利用者により露天風呂モードを選択するための情報が入力されると、除湿器により浴槽が置かれた浴室が除湿される。これにより、この温泉システムでは、浴室を露天風呂のように演出することが可能になり、この温泉システムの利用者は、温泉をよりリアルに体験することができる。
第14発明にかかる温泉システムは、第2発明にかかる温泉システムであって、加湿器と、第1入力部とをさらに備える。加湿器は、浴槽が置かれた浴室を加湿する。第1入力部は、屋内風呂モード、釜風呂モード及びスチームサウナ風呂モードのいずれかを選択するための情報が入力される。屋内風呂モードは、浴室を屋内風呂のように演出する運転モードである。釜風呂モードは、浴室を釜風呂のように演出する運転モードである。スチームサウナ風呂モードは、浴室をスチームサウナ風呂のように演出する運転モードである。加湿器は、屋内風呂モード、釜風呂モード及びスチームサウナ風呂モードのいずれかを選択するための情報が第1入力部に入力されたことに基づいて、浴室を加湿する。
この温泉システムでは、温泉システムの利用者により屋内風呂モード、釜風呂モード及びスチームサウナ風呂モードのいずれかを選択するための情報が入力されると、加湿器により浴槽が置かれた浴室が加湿される。これにより、この温泉システムでは、浴室を屋内風呂、釜風呂又はスチームサウナ風呂のように演出することが可能になり、この温泉システムの利用者は、温泉をよりリアルに体験することができる。
第15発明にかかる温泉システムは、第2発明にかかる温泉システムであって、換気装置と、第1入力部とをさらに備える。換気装置は、浴槽が置かれた浴室を換気する。第1入力部は、露天風呂モード、屋内風呂モード、釜風呂モード及びスチームサウナ風呂モードのいずれかを選択するための情報が入力される。露天風呂モードは、浴室を露天風呂のように演出する運転モードである。屋内風呂モードは、浴室を屋内風呂のように演出する運転モードである。釜風呂モードは、浴室を釜風呂のように演出する運転モードである。スチームサウナ風呂モードは、浴室をスチームサウナ風呂のように演出する運転モードである。換気装置は、露天風呂モードを選択するための情報が第1入力部に入力されたことに基づいて、浴室を換気する。換気装置は、屋内風呂モード、釜風呂モード及びスチームサウナ風呂モードのいずれかを選択するための情報が第1入力部に入力されたことに基づいて、浴室の換気を停止する、あるいは浴室の換気量を低減する。
この温泉システムでは、温泉システムの利用者により露天風呂モードを選択するための情報が入力されると、換気装置により浴槽が置かれた浴室が換気される。屋内風呂モード、釜風呂モード及びスチームサウナ風呂モードのいずれかを選択するための情報が入力されると、浴槽が置かれた浴室の換気装置による換気が停止する、あるいは浴室の換気装置による換気量が低減される。これにより、この温泉システムでは、浴室を露天風呂、屋内風呂、釜風呂又はスチームサウナ風呂のように演出することが可能になり、この温泉システムの利用者は、温泉をよりリアルに体験することができる。
第16発明にかかる温泉システムは、第2発明にかかる温泉システムであって、照明装置と、第1入力部とをさらに備える。照明装置は、浴槽が置かれた浴室を照らす。第1入力部は、露天風呂モードを選択するための情報が入力される。露天風呂モードは、浴室を露天風呂のように演出する運転モードである。照明装置は、露天風呂モードを選択するための情報が第1入力部に入力されたことに基づいて、浴槽の湯の表面をスポット的に照らす。
この温泉システムでは、温泉システムの利用者により露天風呂モードを選択するための情報が入力されると、照明装置により浴槽の湯の表面がスポット的に照らされる。これにより、この温泉システムでは、月明かりを演出して浴室を露天風呂のように演出することが可能になり、この温泉システムの利用者は、温泉をよりリアルに体験することができる。
第17発明にかかる温泉システムは、第1発明から第16発明のいずれかにかかる温泉システムであって、第1記憶部及び制御部は、浴槽の遠隔に存在する。
この温泉システムでは、第1温泉情報が浴室の遠隔側で管理されており、配合割合と湯温とが浴室の遠隔側で決定される。これにより、この温泉システムでは、浴室の環境を浴室の遠隔側から制御することができる。
第18発明にかかる温泉システムは、第4発明にかかる温泉システムであって、第1送受信部と、第2送受信部とをさらに備える。第1送受信部は、浴槽の近傍に存在する。第2送受信部は、浴槽の遠隔であって第1記憶部及び制御部の近傍に存在し、第1ネットワーク経由で第1送受信部と通信する。第1入力部は、浴槽の近傍に存在する。第1送受信部は、第1入力部に入力された温泉識別情報を第1ネットワーク経由で第2送受信部へ送信する。第2送受信部は、制御部により決定された配合割合の情報と湯温の情報とを第1ネットワーク経由で第1送受信部へ送信する。
この温泉システムでは、第1温泉情報が浴室の遠隔側で管理されており、配合割合と湯温とが浴室の遠隔側で決定されて浴室側まで送信される。これにより、この温泉システムでは、配合割合と湯温とを浴室の遠隔側から制御することができる。
第19発明にかかる温泉システムは、第6発明にかかる温泉システムであって、第1送受信部と、第2送受信部とをさらに備える。第1送受信部は、浴槽の近傍に存在する。第2送受信部は、浴槽の遠隔であって第1記憶部、第2記憶部及び制御部の近傍に存在し、第1ネットワーク経由で第1送受信部と通信する。第1入力部及び表示部は、浴槽の近傍に存在する。第1送受信部は、第1入力部に入力された温泉識別情報を第1ネットワーク経由で第2送受信部へ送信する。制御部は、第2温泉情報と第1入力部に入力された温泉識別情報とに基づいて、温泉の景色に関する情報を決定する。第2送受信部は、制御部により決定された温泉の景色に関する情報を第1ネットワーク経由で第1送受信部へ送信する。表示部は、温泉の景色に関する情報に基づいて、温泉の景色を表示する。
この温泉システムでは、第2温泉情報が浴室の遠隔側で管理されており、温泉の景色に関する情報が浴室の遠隔側で決定されて浴室側まで送信される。これにより、この温泉システムでは、表示部に表示される温泉の景色を浴室の遠隔側から制御することができる。
第20発明にかかる温泉システムは、第11発明にかかる温泉システムであって、第1送受信部と、第2送受信部とをさらに備える。第1送受信部は、浴槽の近傍に存在する。第2送受信部は、浴槽の遠隔であって第1記憶部、第3記憶部及び制御部の近傍に存在し、第1ネットワーク経由で第1送受信部と通信する。第1入力部及び音声出力部は、浴槽の近傍に存在する。第1送受信部は、第1入力部に入力された温泉識別情報を第1ネットワーク経由で第2送受信部へ送信する。制御部は、第3温泉情報と第1入力部に入力された温泉識別情報とに基づいて、温泉の音声に関する情報を決定する。第2送受信部は、制御部により決定された温泉の音声に関する情報を第1ネットワーク経由で第1送受信部へ送信する。音声出力部は、温泉の音声に関する情報に基づいて、温泉の音声を出力する。
この温泉システムでは、第3温泉情報が浴室の遠隔側で管理されており、温泉の音声に関する情報が浴室の遠隔側で決定されて浴室側まで送信される。これにより、この温泉システムでは、音声出力部から出力される温泉の音声を浴室の遠隔側から制御することができる。
第21発明にかかる温泉システムは、第18発明又は第20発明にかかる温泉システムであって、第5記憶部をさらに備える。第5記憶部は、浴室構成情報を記憶する。浴室構成情報は、浴室の構成に関する情報である。第5記憶部は、浴槽の近傍に存在する。第1送受信部は、浴室構成情報を第1ネットワーク経由で第2送受信部へ送信する。制御部は、浴室構成情報に基づいて、可能温泉識別情報を生成する。可能温泉識別情報は、浴室に提供することが可能な温泉の環境を識別するための情報である。第2送受信部は、制御部により生成された可能温泉識別情報を第1ネットワーク経由で第1送受信部へ送信する。
この温泉システムでは、浴室の構成に関する情報である浴室構成情報が浴室側で記憶されており、浴室の遠隔側に送信される。そして、浴室の遠隔側で、浴室に提供することが可能な温泉の環境を識別するための情報である可能温泉識別情報が生成され、浴室側まで送信される。これにより、この温泉システムでは、利用者が浴室に提供され得る温泉の種類を管理する必要性がなくなり、利用者の利便性が向上する。
第22発明にかかる温泉システムは、第21発明にかかる温泉システムであって、表示部をさらに備える。表示部は、浴槽の近傍に存在し、可能温泉識別情報を表示する。第1入力部は、表示部に可能温泉識別情報が表示された後に、温泉識別情報が入力される。
この温泉システムでは、浴室側に存在する表示部に可能温泉識別情報が表示され、可能温泉識別情報が表示された後に、温泉システムの利用者により温泉識別情報が入力される。これにより、この温泉システムの利用者は、可能温泉識別情報に基づいて温泉識別情報を選択することが可能になる。
第23発明にかかる温泉システムは、第19発明にかかる温泉システムであって、第5記憶部をさらに備える。第5記憶部は、浴室構成情報を記憶する。浴室構成情報は、浴室の構成に関する情報である。第5記憶部は、浴槽の近傍に存在する。第1送受信部は、浴室構成情報を第1ネットワーク経由で第2送受信部へ送信する。制御部は、浴室構成情報に基づいて、可能温泉識別情報を生成する。可能温泉識別情報は、浴室に提供することが可能な温泉の環境を識別するための情報である。第2送受信部は、制御部により生成された可能温泉識別情報を第1ネットワーク経由で第1送受信部へ送信する。
この温泉システムでは、浴室の構成に関する情報である浴室構成情報が浴室側で記憶されており、浴室の遠隔側に送信される。そして、浴室の遠隔側で、浴室に提供することが可能な温泉の環境を識別するための情報である可能温泉識別情報が生成され、浴室側まで送信される。これにより、この温泉システムでは、利用者が浴室に提供され得る温泉の種類を管理する必要性がなくなり、利用者の利便性が向上する。
第24発明にかかる温泉システムは、第23発明にかかる温泉システムであって、表示部は、可能温泉識別情報を表示する。第1入力部は、表示部に可能温泉識別情報が表示された後に、温泉識別情報が入力される。
この温泉システムでは、浴室側に存在する表示部に可能温泉識別情報が表示され、可能温泉識別情報が表示された後に、温泉識別情報が入力される。これにより、この温泉システムの利用者は、可能温泉識別情報に基づいて、温泉識別情報を選択することが可能になる。
第25発明にかかる温泉システムは、第22発明又は第24発明にかかる温泉システムであって、配合部は、貯蔵ユニットと、第4記憶部とを有する。貯蔵ユニットは、温泉成分を含む。第4記憶部は、残量情報を記憶する。残量情報は、貯蔵ユニットに含まれる温泉成分の残量に関する情報である。配合部は、浴槽の近傍に存在する。第1送受信部は、残量情報を第1ネットワーク経由で第2送受信部へ送信する。制御部は、残量情報に基づいて、貯蔵ユニットが交換時期に達したか否かを判断する。
この温泉システムでは、貯蔵ユニットに含まれる温泉成分の残量に関する情報が記憶されており、残量情報に基づいて、貯蔵ユニットが交換時期に達したか否かが判断される。これにより、この温泉システムでは、利用者が貯蔵ユニットの交換時期を管理する必要性がなくなり、利用者の利便性が向上する。
第26発明にかかる温泉システムは、第25発明にかかる温泉システムであって、制御部は、貯蔵ユニット購入案内情報を生成する。貯蔵ユニット購入案内情報は、交換時期に達していると判断された貯蔵ユニットについての購入案内に関する情報である。第2送受信部は、貯蔵ユニット購入案内情報を第1ネットワーク経由で第1送受信部へ送信する。
この温泉システムでは、交換時期に達していると判断された貯蔵ユニットについての購入案内に関する情報である貯蔵ユニット購入案内情報が浴室の遠隔側で生成され、浴室側に送信される。これにより、この温泉システムの利用者は、貯蔵ユニットが交換時期に達したことを知ることができる。
第27発明にかかる温泉システムは、第26発明にかかる温泉システムであって、表示部は、貯蔵ユニット購入案内情報を表示する。第1入力部は、表示部に貯蔵ユニット購入案内情報が表示された後に、貯蔵ユニット購入要望情報が入力される。貯蔵ユニット購入要望情報は、貯蔵ユニットの少なくとも1つの購入の要望を示す情報である。
この温泉システムでは、浴室側に存在する表示部に貯蔵ユニット購入案内情報が表示され、貯蔵ユニット購入案内情報が表示された後に、利用者により貯蔵ユニット購入要望情報が入力される。これにより、この温泉システムの利用者は、貯蔵ユニット購入案内情報に基づいて、貯蔵ユニットの購入を要望することが可能になる。
第28発明にかかる温泉システムは、第27発明にかかる温泉システムであって、第1通知装置と、第6送受信部とをさらに備える。第1通知装置は、浴槽の遠隔に存在し、第1提供者に通知する。第1提供者は、貯蔵ユニットを提供する。第6送受信部は、第1記憶部、制御部及び第2送受信部の近傍に存在し、第3ネットワーク経由で第1通知装置と通信する。浴室構成情報は、浴室識別情報を含む。浴室識別情報は、浴室を識別するための情報である。制御部は、貯蔵ユニット購入要望情報と浴室識別情報とに基づいて第1購入ポイントを浴室毎に加算し、第2対応付け情報を生成する。第2対応付け情報は、第1購入ポイントと浴室識別情報とを対応付けた情報である。第6送受信部は、第2対応付け情報を第3ネットワーク経由で第1通知装置へ送信する。
この温泉システムでは、貯蔵ユニット購入要望情報と浴室識別情報とに基づいて第1購入ポイントが浴室毎に加算され、第1購入ポイントと浴室識別情報とを対応付けた情報が生成されて浴室の遠隔に存在する貯蔵ユニットを提供する第1提供者へ通知される。これにより、第1提供者は、浴室毎にポイントを加算することができる。
第29発明にかかる温泉システムは、第27発明にかかる温泉システムであって、第1通知装置と、第6送受信部とをさらに備える。第1通知装置は、浴槽の遠隔に存在し、第1提供者に通知する。第1提供者は、貯蔵ユニットを提供する。第6送受信部は、第1記憶部、制御部及び第2送受信部の近傍に存在し、第3ネットワーク経由で第1通知装置と通信する。浴室構成情報は、浴室を識別するための情報である浴室識別情報を含む。制御部は、貯蔵ユニット購入要望情報と浴室識別情報とに基づいて第1購入ポイントを浴室毎に加算し、第1購入ポイントに基づいて割引率又は割引金額を算出し、第5対応付け情報を生成する。第5対応付け情報は、割引率又は割引金額と浴室識別情報とを対応付けた情報である。第6送受信部は、第5対応付け情報を第3ネットワーク経由で第1通知装置へ送信する。
この温泉システムでは、貯蔵ユニット購入要望情報と浴室識別情報とに基づいて第1購入ポイントが浴室毎に加算され、第1購入ポイントに基づいて割引率又は割引金額が算出され、割引率又は割引金額と浴室識別情報とを対応付けた情報が生成されて浴室の遠隔に存在する貯蔵ユニットを提供する第1提供者へ通知される。これにより、第1提供者は、浴室毎に割引率又は割引金額を設定することができる。
第30発明にかかる温泉システムは、第22発明又は第24発明にかかる温泉システムであって、制御部は、お土産等購入案内情報を生成する。お土産等購入案内情報は、第1入力部に入力された温泉識別情報により識別される温泉のお土産又は特産品の購入案内に関する情報である。第2送受信部は、お土産等購入案内情報を第1ネットワーク経由で第1送受信部へ送信する。
この温泉システムでは、利用者により入力された温泉識別情報により識別される温泉のお土産又は特産品の購入案内に関する情報であるお土産等購入案内情報が浴室の遠隔側で生成され、浴室側に送信される。これにより、この温泉システムの利用者は、選択した温泉のお土産又は特産品の購入を検討することができる。
第31発明にかかる温泉システムは、第30発明にかかる温泉システムであって、表示部は、お土産等購入案内情報を表示する。第1入力部は、表示部にお土産等購入案内情報が表示された後に、お土産等購入要望情報が入力される。お土産等購入要望情報は、温泉のお土産又は特産品の購入の要望を示す情報である。
この温泉システムでは、浴室側に存在する表示部にお土産等購入案内情報が表示され、お土産等購入案内情報が表示された後に、利用者によりお土産等購入要望情報が入力される。これにより、この温泉システムの利用者は、お土産等購入案内情報に基づいて、温泉のお土産又は特産品の購入を要望することが可能になる。
第32発明にかかる温泉システムは、第31発明にかかる温泉システムであって、第2通知装置と、第7送受信部とをさらに備える。第2通知装置は、浴槽の遠隔に存在し、第2提供者に通知する。第2提供者は、温泉のお土産又は特産品を提供する。第7送受信部は、第1記憶部、制御部及び第2送受信部の近傍に存在し、第5ネットワーク経由で第2通知装置と通信する。浴室構成情報は、浴室を識別するための情報である浴室識別情報を含む。制御部は、お土産等購入要望情報と浴室識別情報とに基づいて第2購入ポイントを浴室毎に加算し、第3対応付け情報を生成する。第3対応付け情報は、第2購入ポイントと浴室識別情報とを対応付けた情報である。第7送受信部は、第6対応付け情報を第5ネットワーク経由で第2通知装置へ送信する。
この温泉システムでは、お土産等購入要望情報と浴室識別情報とに基づいて第2購入ポイントが浴室毎に加算され、第2購入ポイントと浴室識別情報とを対応付けた情報が生成されて浴室の遠隔に存在する温泉のお土産又は特産品を提供する第2提供者へ通知される。これにより、第2提供者は、浴室毎にポイントを加算することができる。
第33発明にかかる温泉システムは、第31発明にかかる温泉システムであって、第2通知装置と、第7送受信部とをさらに備える。第2通知装置は、浴槽の遠隔に存在し、第2提供者に通知する。第2提供者は、温泉のお土産又は特産品を提供する。第7送受信部は、第1記憶部、制御部及び第2送受信部の近傍に存在し、第5ネットワーク経由で第2通知装置と通信する。浴室構成情報は、浴室を識別するための情報である浴室識別情報を含む。制御部は、お土産等購入要望情報と浴室識別情報とに基づいて第2購入ポイントを浴室毎に加算し、第2購入ポイントに基づいて割引率又は割引金額を算出し、第6対応付け情報を生成する。第6対応付け情報は、割引率又は割引金額と浴室識別情報とを対応付けた情報である。第7送受信部は、第6対応付け情報を第5ネットワーク経由で第2通知装置へ送信する。
この温泉システムでは、お土産等購入要望情報と浴室識別情報とに基づいて第2購入ポイントが浴室毎に加算され、第2購入ポイントに基づいて割引率又は割引金額が算出され、割引率又は割引金額と浴室識別情報とを対応付けた情報が生成されて浴室の遠隔に存在する温泉のお土産又は特産品を提供する第2提供者へ通知される。これにより、第2提供者は、浴室毎に割引率又は割引金額を設定することができる。
第34発明にかかる温泉システムは、第22発明又は第24発明にかかる温泉システムであって、制御部は、旅行案内情報を生成する。旅行案内情報は、第1入力部に入力された温泉識別情報により識別される温泉の付近への旅行計画の案内に関する情報である。第2送受信部は、旅行案内情報を第1ネットワーク経由で第1送受信部へ送信する。
この温泉システムでは、利用者により入力された温泉識別情報により識別される温泉の付近への旅行計画の案内に関する情報である旅行案内情報が浴室の遠隔側で生成され、浴室側に送信される。これにより、この温泉システムの利用者は、選択した温泉の付近への旅行計画についての契約を検討することができる。
第35発明にかかる温泉システムは、第34発明にかかる温泉システムであって、表示部は、旅行案内情報を表示する。第1入力部は、表示部に旅行案内情報が表示された後に、契約要望情報が入力される。契約要望情報は、旅行計画について契約する旨の要望を示す情報である。
この温泉システムでは、浴室側に存在する表示部に旅行案内情報が表示され、旅行案内情報が表示された後に、利用者により契約要望情報が入力される。これにより、この温泉システムの利用者は、旅行案内情報に基づいて、旅行計画についての契約を要望することが可能になる。
第36発明にかかる温泉システムは、第35発明にかかる温泉システムであって、第3通知装置と、第8送受信部とをさらに備える。第3通知装置は、浴槽の遠隔に存在し、第3提供者に通知する。第3提供者は、旅行計画を提供する。第8送受信部は、第1記憶部、制御部及び第2送受信部の近傍に存在し、第7ネットワーク経由で第3通知装置と通信する。浴室構成情報は、浴室を識別するための情報である浴室識別情報を含む。制御部は、契約要望情報と浴室識別情報とに基づいて契約ポイントを浴室毎に加算し、第4対応付け情報を生成する。第4対応付け情報は、契約ポイントと浴室識別情報とを対応付けた情報である。第8送受信部は、第4対応付け情報を第7ネットワーク経由で第3通知装置へ送信する。
この温泉システムでは、契約要望情報と浴室識別情報とに基づいて契約ポイントが浴室毎に加算され、契約ポイントと浴室識別情報とを対応付けた情報が生成されて浴室の遠隔に存在する旅行計画を提供する第3提供者へ通知される。これにより、第3提供者は、浴室毎にポイントを加算することができる。
第37発明にかかる温泉システムは、第35発明にかかる温泉システムであって、第3通知装置と、第8送受信部とをさらに備える。第3通知装置は、浴槽の遠隔に存在し、第3提供者に通知する。第3提供者は、旅行計画を提供する。第8送受信部は、第1記憶部、制御部及び第2送受信部の近傍に存在し、第7ネットワーク経由で第3通知装置と通信する。浴室構成情報は、浴室を識別するための情報である浴室識別情報を含む。制御部は、契約要望情報と浴室識別情報とに基づいて契約ポイントを浴室毎に加算し、契約ポイントに基づいて割引率又は割引金額を算出し、第7対応付け情報を生成する。第7対応付け情報は、割引率又は割引金額と浴室識別情報とを対応付けた情報である。第8送受信部は、第7対応付け情報を第7ネットワーク経由で第3通知装置へ送信する。
この温泉システムでは、契約要望情報と浴室識別情報とに基づいて契約ポイントが浴室毎に加算され、契約ポイントに基づいて割引率又は割引金額が算出され、割引率又は割引金額と浴室識別情報とを対応付けた情報が生成されて浴室の遠隔に存在する旅行計画を提供する第3提供者へ通知される。これにより、第3提供者は、浴室毎に割引率又は割引金額を設定することができる。
第38発明にかかる温泉システムは、第28発明、第29発明、第32発明、第33発明、第36発明又は第37発明にかかる温泉システムであって、割引券等出力装置をさらに備える。割引券等出力装置は、貯蔵ユニット、お土産若しくは特産品、又は旅行計画の割引券又は優待券を出力する。第1入力部は、割引等要望情報が入力される。割引等要望情報は、割引券又は優待券の提供を求めるための情報である。第1通知装置、第2通知装置、又は第3通知装置は、第1入力部に入力された割引等要望情報に基づいて、割引券等出力情報を生成する。割引券等出力情報は、割引券又は優待券を出力するための情報である。割引券等出力装置は、割引券等出力情報に基づいて、割引券又は優待券を出力する。
この温泉システムでは、利用者により割引券又は優待券の提供を求めるための情報である割引等要望情報が入力され、割引等要望情報に基づいて旅行計画の割引券又は優待券が出力される。これにより、第3提供者は、割引券又は優待券を発行して、利用者の購買意欲を増進させることができる。
第39発明にかかる温泉提供方法は、温泉成分を含む湯を浴槽に提供する温泉提供方法であって、記憶ステップと、制御ステップとを備える。記憶ステップは、第1温泉情報を記憶装置に記憶させる。第1温泉情報は、配合割合の情報と湯温の情報とを対応付けた情報を含む。配合割合は、温泉成分を配合する割合である。湯温は、湯の温度である。制御ステップは、第1温泉情報に基づいて、配合割合と湯温とを決定する。
この温泉提供方法によれば、配合割合の情報と湯温の情報とを対応付けた情報を含む第1温泉情報が記憶装置に記憶され、第1温泉情報に基づいて、配合割合と湯温とが決定される。これにより、この温泉提供方法により温泉が提供される利用者は、温泉をリアルに体験することができる。
第40発明にかかる温泉提供プログラムは、温泉成分を含む湯を浴槽に提供するための温泉提供プログラムであって、コンピュータに、読み出しステップと、制御ステップとを実行させる。コンピュータは、記憶装置を備える。記憶装置は、第1温泉情報を記憶する。第1温泉情報は、配合割合の情報と湯温の情報とを対応付けた情報を含む。配合割合は、温泉成分を配合する割合である。湯温は、湯の温度である。読み出しステップは、記憶装置から第1温泉情報を読み出す。制御ステップは、読み出しステップにおいて読み出された第1温泉情報に基づいて、配合割合と湯温とを決定する。
この温泉提供プログラムが実行されると、記憶装置から配合割合の情報と湯温の情報とを対応付けた情報を含む第1温泉情報が読み出され、読み出された第1温泉情報に基づいて配合割合と湯温とが決定される。これにより、この温泉提供プログラムにより温泉が提供される利用者は、温泉をリアルに体験することができる。
第1発明にかかる温泉システムでは、配合割合の情報と湯温の情報とを対応付けた情報を含む第1温泉情報が記憶されており、第1温泉情報に基づいて、配合割合と湯温とが決定される。これにより、この温泉システムの利用者は、温泉をリアルに体験することができる。
第2発明にかかる温泉システムでは、配合部により、配合割合の情報に基づいて温泉成分が湯に配合され、加熱部により、湯温の情報に基づいて湯が加熱される。これにより、この温泉システムでは、所定の温泉成分が配合され、所定の湯温まで加熱された湯を浴槽に提供することができる。
第3発明にかかる温泉システムでは、配合部が温泉成分の貯蔵された貯蔵ユニットを有しているため、配合部により温泉成分を湯に配合することができる。
第4発明にかかる温泉システムでは、配合割合の情報と湯温の情報と温泉識別情報とを対応付けた情報を含む第1温泉情報が記憶されており、温泉システムの利用者により温泉識別情報が入力される。そして、第1温泉情報と温泉システムの利用者により入力された温泉識別情報とに基づいて、配合割合と湯温とが決定される。これにより、この温泉システムでは、配合割合と湯温とを制御することができる。
第5発明にかかる温泉システムでは、配合割合の情報と湯温の情報と温泉の効能の情報とを対応付けた情報を含む第1温泉情報が記憶されており、温泉システムの利用者により温泉の効能の情報が入力される。そして、第1温泉情報と温泉システムの利用者により入力された温泉の効能の情報とに基づいて、配合割合と湯温とが決定される。これにより、この温泉システムでは、配合割合と湯温とを制御することができる。
第6発明にかかる温泉システムでは、温泉の景色に関する情報と温泉識別情報とを対応付けた情報を含む第2温泉情報が記憶されている。そして、第2温泉情報と温泉システムの利用者により入力された温泉識別情報とに基づいて、表示部に温泉の景色が表示される。これにより、温泉システムの利用者は、浴槽につかりながら温泉の景色を閲覧することが可能になり、温泉をよりリアルに体験することができる。
第7発明にかかる温泉システムでは、配合割合の情報と湯温の情報と温泉識別情報とを対応付けた情報を含む第1温泉情報が記憶されており、温泉システムの利用者により温泉識別情報が入力される。そして、表示部に、温泉システムの利用者により入力された温泉識別情報に対応する第1温泉情報が表示される。これにより、この温泉システムの利用者は、温泉についてのより詳細な情報を閲覧することができるようになり、温泉をより楽しむことができる。
第8発明にかかる温泉システムでは、第1温泉情報が表示された後に、温泉識別情報がさらに入力される。これにより、この温泉システムの利用者は、温泉についての詳細な情報を確認した上で、好みの温泉を選択することができる。
第9発明にかかる温泉システムでは、表示部に、温泉の効能の情報、温泉にまつわる話の情報、温泉のお土産又は特産品の情報、温泉の付近の観光情報並びに温泉の付近の施設の割引情報又は優待情報の少なくとも1つが表示される。これにより、この温泉システムの利用者は、温泉についての詳細な情報を閲覧することができる。
第10発明にかかる温泉システムでは、景色情報と景色識別情報とを対応付けた情報を含む第1対応付け情報が記憶されており、温泉システムの利用者により景色識別情報が入力される。そして、第1対応付け情報と温泉システムの利用者により入力された景色識別情報とに基づいて、表示部に利用者により入力された景色識別情報により識別される景色が表示される。これにより、この温泉システムの利用者は、浴槽につかりながら選択した温泉以外の景色を閲覧することが可能になり、温泉をより楽しむことができる。
第11発明にかかる温泉システムでは、温泉の音声に関する情報と温泉識別情報とを対応付けた情報を含む第3温泉情報が記憶されている。そして、第3温泉情報と温泉システムの利用者により入力された温泉識別情報とに基づいて、音声出力部から温泉の音声が出力される。これにより、温泉システムの利用者は、浴槽につかりながら温泉の音声を聞くことが可能になり、温泉をよりリアルに体験することができる。
第12発明にかかる温泉システムでは、加熱された湯に温泉成分が配合された湯を浴槽に提供することができる。
第13発明にかかる温泉システムでは、温泉システムの利用者により露天風呂モードを選択するための情報が入力されると、除湿器により浴槽が置かれた浴室が除湿される。これにより、この温泉システムでは、浴室を露天風呂のように演出することが可能になり、この温泉システムの利用者は、温泉をよりリアルに体験することができる。
第14発明にかかる温泉システムでは、温泉システムの利用者により屋内風呂モード、釜風呂モード及びスチームサウナ風呂モードのいずれかを選択するための情報が入力されると、加湿器により浴槽が置かれた浴室が加湿される。これにより、この温泉システムでは、浴室を屋内風呂、釜風呂又はスチームサウナ風呂のように演出することが可能になり、この温泉システムの利用者は、温泉をよりリアルに体験することができる。
第15発明にかかる温泉システムでは、温泉システムの利用者により露天風呂モードを選択するための情報が入力されると、換気装置により浴槽が置かれた浴室が換気される。屋内風呂モード、釜風呂モード及びスチームサウナ風呂モードのいずれかを選択するための情報が入力されると、浴槽が置かれた浴室の換気装置による換気が停止する、あるいは浴室の換気装置による換気量が低減される。これにより、この温泉システムでは、浴室を露天風呂、屋内風呂、釜風呂又はスチームサウナ風呂のように演出することが可能になり、この温泉システムの利用者は、温泉をよりリアルに体験することができる。
第16発明にかかる温泉システムでは、温泉システムの利用者により露天風呂モードを選択するための情報が入力されると、照明装置により浴槽の湯の表面がスポット的に照らされる。これにより、この温泉システムでは、月明かりを演出して浴室を露天風呂のように演出することが可能になり、この温泉システムの利用者は、温泉をよりリアルに体験することができる。
第17発明にかかる温泉システムでは、第1温泉情報が浴室の遠隔側で管理されており、配合割合と湯温とが浴室の遠隔側で決定される。これにより、この温泉システムでは、浴室の環境を浴室の遠隔側から制御することができる。
第18発明にかかる温泉システムでは、第1温泉情報が浴室の遠隔側で管理されており、配合割合と湯温とが浴室の遠隔側で決定されて浴室側まで送信される。これにより、この温泉システムでは、配合割合と湯温とを浴室の遠隔側から制御することができる。
第19発明にかかる温泉システムでは、第2温泉情報が浴室の遠隔側で管理されており、温泉の景色に関する情報が浴室の遠隔側で決定されて浴室側まで送信される。これにより、この温泉システムでは、表示部に表示される温泉の景色を浴室の遠隔側から制御することができる。
第20発明にかかる温泉システムでは、第3温泉情報が浴室の遠隔側で管理されており、温泉の音声に関する情報が浴室の遠隔側で決定されて浴室側まで送信される。これにより、この温泉システムでは、音声出力部から出力される温泉の音声を浴室の遠隔側から制御することができる。
第21発明にかかる温泉システムでは、浴室の構成に関する情報である浴室構成情報が浴室側で記憶されており、浴室の遠隔側に送信される。そして、浴室の遠隔側で、浴室に提供することが可能な温泉の環境を識別するための情報である可能温泉識別情報が生成され、浴室側まで送信される。これにより、この温泉システムでは、利用者が浴室に提供され得る温泉の種類を管理する必要性がなくなり、利用者の利便性が向上する。
第22発明にかかる温泉システムでは、浴室側に存在する表示部に可能温泉識別情報が表示され、可能温泉識別情報が表示された後に、温泉システムの利用者により温泉識別情報が入力される。これにより、この温泉システムの利用者は、可能温泉識別情報に基づいて温泉識別情報を選択することが可能になる。
第23発明にかかる温泉システムでは、浴室の構成に関する情報である浴室構成情報が浴室側で記憶されており、浴室の遠隔側に送信される。そして、浴室の遠隔側で、浴室に提供することが可能な温泉の環境を識別するための情報である可能温泉識別情報が生成され、浴室側まで送信される。これにより、この温泉システムでは、利用者が浴室に提供され得る温泉の種類を管理する必要性がなくなり、利用者の利便性が向上する。
第24発明にかかる温泉システムでは、浴室側に存在する表示部に可能温泉識別情報が表示され、可能温泉識別情報が表示された後に、温泉識別情報が入力される。これにより、この温泉システムの利用者は、可能温泉識別情報に基づいて、温泉識別情報を選択することが可能になる。
第25発明にかかる温泉システムでは、貯蔵ユニットに含まれる温泉成分の残量に関する情報が記憶されており、残量情報に基づいて、貯蔵ユニットが交換時期に達したか否かが判断される。これにより、この温泉システムでは、利用者が貯蔵ユニットの交換時期を管理する必要性がなくなり、利用者の利便性が向上する。
第26発明にかかる温泉システムでは、交換時期に達していると判断された貯蔵ユニットについての購入案内に関する情報である貯蔵ユニット購入案内情報が浴室の遠隔側で生成され、浴室側に送信される。これにより、この温泉システムの利用者は、貯蔵ユニットが交換時期に達したことを知ることができる。
第27発明にかかる温泉システムでは、浴室側に存在する表示部に貯蔵ユニット購入案内情報が表示され、貯蔵ユニット購入案内情報が表示された後に、利用者により貯蔵ユニット購入要望情報が入力される。これにより、この温泉システムの利用者は、貯蔵ユニット購入案内情報に基づいて、貯蔵ユニットの購入を要望することが可能になる。
第28発明にかかる温泉システムでは、貯蔵ユニット購入要望情報と浴室識別情報とに基づいて第1購入ポイントが浴室毎に加算され、第1購入ポイントと浴室識別情報とを対応付けた情報が生成されて浴室の遠隔に存在する貯蔵ユニットを提供する第1提供者へ通知される。これにより、第1提供者は、浴室毎にポイントを加算することができる。
第29発明にかかる温泉システムでは、貯蔵ユニット購入要望情報と浴室識別情報とに基づいて第1購入ポイントが浴室毎に加算され、第1購入ポイントに基づいて割引率又は割引金額が算出され、割引率又は割引金額と浴室識別情報とを対応付けた情報が生成されて浴室の遠隔に存在する貯蔵ユニットを提供する第1提供者へ通知される。これにより、第1提供者は、浴室毎に割引率又は割引金額を設定することができる。
第30発明にかかる温泉システムでは、利用者により入力された温泉識別情報により識別される温泉のお土産又は特産品の購入案内に関する情報であるお土産等購入案内情報が浴室の遠隔側で生成され、浴室側に送信される。これにより、この温泉システムの利用者は、選択した温泉のお土産又は特産品の購入を検討することができる。
第31発明にかかる温泉システムでは、浴室側に存在する表示部にお土産等購入案内情報が表示され、お土産等購入案内情報が表示された後に、利用者によりお土産等購入要望情報が入力される。これにより、この温泉システムの利用者は、お土産等購入案内情報に基づいて、温泉のお土産又は特産品の購入を要望することが可能になる。
第32発明にかかる温泉システムでは、お土産等購入要望情報と浴室識別情報とに基づいて第2購入ポイントが浴室毎に加算され、第2購入ポイントと浴室識別情報とを対応付けた情報が生成されて浴室の遠隔に存在する温泉のお土産又は特産品を提供する第2提供者へ通知される。これにより、第2提供者は、浴室毎にポイントを加算することができる。
第33発明にかかる温泉システムでは、お土産等購入要望情報と浴室識別情報とに基づいて第2購入ポイントが浴室毎に加算され、第2購入ポイントに基づいて割引率又は割引金額が算出され、割引率又は割引金額と浴室識別情報とを対応付けた情報が生成されて浴室の遠隔に存在する温泉のお土産又は特産品を提供する第2提供者へ通知される。これにより、第2提供者は、浴室毎に割引率又は割引金額を設定することができる。
第34発明にかかる温泉システムでは、利用者により入力された温泉識別情報により識別される温泉の付近への旅行計画の案内に関する情報である旅行案内情報が浴室の遠隔側で生成され、浴室側に送信される。これにより、この温泉システムの利用者は、選択した温泉の付近への旅行計画についての契約を検討することができる。
第35発明にかかる温泉システムでは、浴室側に存在する表示部に旅行案内情報が表示され、旅行案内情報が表示された後に、利用者により契約要望情報が入力される。これにより、この温泉システムの利用者は、旅行案内情報に基づいて、旅行計画についての契約を要望することが可能になる。
第36発明にかかる温泉システムでは、契約要望情報と浴室識別情報とに基づいて契約ポイントが浴室毎に加算され、契約ポイントと浴室識別情報とを対応付けた情報が生成されて浴室の遠隔に存在する旅行計画を提供する第3提供者へ通知される。これにより、第3提供者は、浴室毎にポイントを加算することができる。
第37発明にかかる温泉システムでは、契約要望情報と浴室識別情報とに基づいて契約ポイントが浴室毎に加算され、契約ポイントに基づいて割引率又は割引金額が算出され、割引率又は割引金額と浴室識別情報とを対応付けた情報が生成されて浴室の遠隔に存在する旅行計画を提供する第3提供者へ通知される。これにより、第3提供者は、浴室毎に割引率又は割引金額を設定することができる。
第38発明にかかる温泉システムでは、利用者により割引券又は優待券の提供を求めるための情報である割引等要望情報が入力され、割引等要望情報に基づいて旅行計画の割引券又は優待券が出力される。これにより、第3提供者は、割引券又は優待券を発行して、利用者の購買意欲を増進させることができる。
第39発明にかかる温泉提供方法によれば、配合割合の情報と湯温の情報とを対応付けた情報を含む第1温泉情報が記憶装置に記憶され、第1温泉情報に基づいて、配合割合と湯温とが決定される。これにより、この温泉提供方法により温泉が提供される利用者は、温泉をリアルに体験することができる。
第40発明にかかる温泉提供プログラムが実行されると、記憶装置から配合割合の情報と湯温の情報とを対応付けた情報を含む第1温泉情報が読み出され、読み出された第1温泉情報に基づいて配合割合と湯温とが決定される。これにより、この温泉提供プログラムにより温泉が提供される利用者は、温泉をリアルに体験することができる。
[第1実施形態]
図1に、本発明の第1実施形態にかかる温泉システム1の構成図を示す。また、図2〜図4に、温泉システム1の構成要素の構成図を示す。温泉システム1は、温泉成分を含む湯を後述の浴槽11に提供するためのシステムである。
<温泉システム1の全体構成>
図1に示す温泉システム1は、主として、浴槽11,リモコン12,表示装置13,音声出力装置14,制御装置20,配合装置30,給湯機40及び配管群90(配管92〜94,97,98,連動開閉三方弁95,96)を備える。浴槽11,リモコン12,表示装置13及び音声出力装置14は、浴室10に設置されている。
<制御装置20の構成>
図1に示す制御装置20は、図2に示すように、主として、制御部25,第1記憶部26,第2記憶部27及び第3記憶部28を備える。第1記憶部26には、主として、第1温泉情報26aが記憶されている。ここで、第1温泉情報は、温泉識別情報と配合割合の情報と湯温の情報とを対応付けた情報である。温泉識別情報は、温泉を識別するための情報であって、本実施形態では、例えば、温泉の名前を示す情報である。配合割合は、浴槽11(図1参照)に給湯する湯に配合する温泉成分の割合である。湯温は、浴槽11(図1参照)に給湯する湯の温度である。第2記憶部27には、主として、第2温泉情報27aが記憶されている。ここで、第2温泉情報27aは、温泉の景色に関する情報と温泉識別情報とを対応付けた情報である。第3記憶部28には、主として、第3温泉情報28aが記憶されている。ここで、第3温泉情報28aは、温泉の音声に関する情報と温泉識別情報とを対応付けた情報である。
図2に示す制御部25は、温泉識別情報をリモコン12から受け取る。制御部25は、第1温泉情報26aを第1記憶部26から受け取る。制御部25は、第1記憶部26から受け取った第1温泉情報26aとリモコン12から受け取った温泉識別情報とに基づいて、配合割合と湯温とを決定する。制御部25は、決定された配合割合の情報と湯温の情報とに基づいて、配合割合と湯温とを制御する。すなわち、制御部25は、配合割合の情報に基づいて、配合装置30、連動開閉三方弁95及び連動開閉三方弁96を制御するための制御信号を生成しそれぞれを配合装置30、連動開閉三方弁95及び連動開閉三方弁96へ渡す。制御部25は、湯温の情報に基づいて、給湯機40を制御するための制御信号を生成して給湯機40へ渡す。
制御部25は、温泉識別情報をリモコン12から受け取る。制御部25は、第2温泉情報27aを第2記憶部27から受け取る。制御部25は、第2記憶部27から受け取った第2温泉情報27aとリモコン12から受け取った温泉識別情報とに基づいて、温泉の景色に関する情報を決定する。制御部25は、決定された温泉の景色に関する情報に基づいて、表示装置13を制御するための制御信号を生成して表示装置13へ渡す。
制御部25は、温泉識別情報をリモコン12から受け取る。制御部25は、第3温泉情報28aを第3記憶部28から受け取る。制御部25は、第3記憶部28から受け取った第3温泉情報28aとリモコン12から受け取った温泉識別情報とに基づいて、温泉の音声に関する情報を決定する。制御部25は、決定された温泉の音声に関する情報に基づいて、音声出力装置14を制御するための制御信号を生成して音声出力装置14へ渡す。
<配合装置30の構成>
図1に示す配合装置30は、図3に示すように、主として、配管36a〜36c,37a〜37c,38a〜38c,92,93、電動弁36d〜38dおよびカートリッジ33〜35を備える。カートリッジ33は、主として、温泉成分源33aを有する。カートリッジ34は、主として、温泉成分源34aを有する。カートリッジ35は、主として、温泉成分源35aを有する。温泉成分源33a〜35aは、それぞれ温泉成分の源である。
配管93から流れ込んだ湯は、配管36c〜38cを経由して、それぞれ、電動弁36d〜38dへ導かれる。電動弁36d〜38dへ導かれた湯は、それぞれ、温泉成分源33a〜35aを通過する際に温泉成分が配合される。温泉成分源33a〜35aにより温泉成分が配合された湯は、それぞれ、配管36b〜38bを経由して配管92へ合流する。
電動弁36d〜38dは、配合割合の情報に基づいた制御信号を制御装置20から受け取り、制御信号に応じた開度で湯を通過させる。電動弁36d〜38dの開度に応じて、温泉成分源33a〜35aを通過する湯の流量が決まり、所定の配合割合で温泉成分が湯に配合される。
<給湯機40の構成>
図1に示す給湯機40は、図4に示すように、主として、熱源ユニット40a、タンク40b、加熱用配管40c、給水用パイプ40d、給湯用パイプ40e及び連動開閉三方弁40fとを備える。熱源ユニット40aは、熱源ユニット40aのケーシングの内部に、加熱部41とマイコン45とを有する。加熱部41は、主として、水熱交換器41c,空気熱交換器41a,膨張弁41d及び圧縮機41bを有する。
膨張弁41dで減圧された低温低圧冷媒は、空気熱交換器41aで蒸発して周辺の空気から熱を奪い、圧縮機41bで圧縮されて高温高圧冷媒へと変化する。そして、その高温高圧冷媒が、水熱交換器41cで凝縮して加熱用配管40c内の水に熱を与える。この結果、タンク40b内の水が加熱される。
マイコン45は、制御信号を制御装置20から受け取り、制御信号に基づいて、膨張弁41d及び圧縮機41bを制御する。これにより、給水用パイプ40dを介して水道源からタンク40b内へ給水された水が所定の湯温まで加熱される。
タンク40b内の湯は、給湯用パイプ40eを介して連動開閉三方弁40fへと導かれ、連動開閉三方弁40fにおいて水道源からの水と混合される。連動開閉三方弁40fの開閉状態は、制御装置20の制御部25からの制御信号に基づいて制御され、配管98に所定の湯温の湯が導かれる。
<配管群90の構成>
図1に示す配管群90は、主として、配管92〜94,97,98,連動開閉三方弁95,96を備える。
配管98から流れ込んだ湯は、連動開閉三方弁96の開閉状態に応じて、配管93や配管97へ導かれる。配管93へ導かれた湯は、配合装置30で温泉成分が配合されて配管92へ導かれる。配管97へ導かれた湯と配管92へ導かれた湯とは、連動開閉三方弁95の開閉状態に応じて、配管94へ導かれて浴槽11へ給湯される。
連動開閉三方弁95,96は、配合割合の情報に基づいた制御信号を制御装置20から受け取り、制御信号に応じた開閉状態で湯を通過させる。連動開閉三方弁95,96の開閉状態に応じて、浴槽11へ給湯される湯量に対する温泉成分源33a〜35aを通過した湯量の割合が決まり、温泉成分が所定の濃度となるように配合される。
<リモコン12の構成>
図1に示すリモコン12は、図2に示すように、主として、第1入力部12aを備える。リモコン12は、図13に示すように、浴槽11付近の壁などに設置される。
利用者により、図2に示す第1入力部12aに温泉識別情報が入力されると、第1入力部12aは、温泉識別情報を制御装置20へ渡す。
<表示装置13の構成>
図1に示す表示装置13は、図2に示すように、主として、表示画面13aを備える。表示画面13aは、図13に示すように、利用者が浴槽11につかりながら表示画面13aに表示される映像ないし画像を閲覧可能な場所に設置される。
図2に示す表示装置13は、第2温泉情報27aと温泉識別情報とに基づく情報、すなわち温泉の景色に関する情報を制御装置20から受け取ると、第2温泉情報27aと温泉識別情報とに基づいて、表示画面13aに温泉の景色を表示する。
<音声出力装置14の構成>
図1に示す音声出力装置14は、図2に示すように、主として、スピーカー14aを備える。スピーカー14aは、図13に示すように、利用者が浴槽11につかりながらスピーカー14aから出力される音声を聞くことが可能な場所に設置される。
図2に示す音声出力装置14は、第3温泉情報28aと温泉識別情報とに基づく情報、すなわち温泉の音声に関する情報を制御装置20から受け取ると、第3温泉情報28aと温泉識別情報とに基づいて、スピーカー14aから温泉の音声を出力する。
<第1温泉情報26aの構成>
図2に示す第1温泉情報26aは、図10に示すように、主として、温泉識別情報欄261a,カートリッジ欄262a,割合欄263a及び湯温欄264aを有する。
温泉識別情報欄261aには、温泉識別情報が記憶される。カートリッジ欄262aには、カートリッジ33〜35(図3参照)を識別するための情報が記憶される。割合欄263aには、温泉成分源33a〜35aから供給される温泉成分の配合割合の情報が記憶される。湯温欄264aには、湯温の情報が記憶される。
第1温泉情報26aを参照することにより、温泉識別情報により識別される温泉に対応する配合割合であって各温泉成分源33a〜35aから供給される温泉成分ごとの配合割合と、温泉識別情報により識別される温泉に対応する湯温とを決定することができる。例えば、「A温泉」に対応する配合割合は、カートリッジ33(図3参照)についてa%、カートリッジ34(図3参照)についてb%、カートリッジ35(図3参照)についてc%と決定される。「A温泉」に対応する湯温は、42℃と決定される。
<第2温泉情報27aの構成>
図2に示す第2温泉情報27aは、図11に示すように、主として、温泉識別情報欄271a及び温泉の景色に関する情報欄272aを有する。
温泉識別情報欄271aには、温泉識別情報が記憶される。温泉の景色に関する情報欄272aには、温泉の景色に関する情報が記憶される。ここで、温泉の景色に関する情報とは、温泉の景色の画像情報である。
第2温泉情報27aを参照することにより、温泉識別情報により識別される温泉の景色に関する情報が決定される。例えば、「A温泉」の景色に関する情報は、画像情報Gaと決定される。画像情報Gaに基づいて表示画面13aに表示される画像は、例えば、図13に示すように、露天風呂の景色などである。
<第3温泉情報28aの構成>
図2に示す第3温泉情報28aは、図12に示すように、主として、温泉識別情報欄281a及び温泉の音声に関する情報欄282aを有する。
温泉識別情報欄281aには、温泉識別情報が記憶される。温泉の音声に関する情報欄282aには、温泉の音声に関する情報が記憶される。ここで、温泉の音声に関する情報とは、温泉の音声の音声情報である。
第3温泉情報28aを参照することにより、温泉識別情報により識別される温泉の音声に関する情報が決定される。例えば、「A温泉」の音声に関する情報は、音声情報Vaと決定される。音声情報Vaに基づいてスピーカー14aから出力される音声は、例えば、添水(そうず)の音などである。
<温泉システム1が温泉成分を含む湯を浴槽11に提供する処理の流れ>
図1に示す温泉システム1が温泉成分を含む湯を浴槽11に提供する処理の流れを、図5に示すフローチャートを用いて説明する。
図5に示すステップS1では、温泉識別情報が入力される。すなわち、利用者により、図2に示すリモコン12の第1入力部12aに温泉識別情報が入力される。第1入力部12aは、温泉識別情報を制御装置20へ渡す。
図5に示すステップS2では、配合割合と湯温とが決定される。すなわち、図2に示す制御装置20の制御部25は、ステップS1で利用者により入力された温泉識別情報をリモコン12から受け取ると、これに応じて、第1温泉情報26aを第1記憶部26から受け取る。制御部25は、第1記憶部26から受け取った第1温泉情報26aとリモコン12から受け取った温泉識別情報とに基づいて、配合割合と湯温とを決定する。
図5に示すステップS3では、湯温調節が行われる。すなわち、図2に示す制御装置20の制御部25は、ステップS2で決定された湯温の情報に基づいて、給湯機40を制御するための制御信号を生成し、給湯機40へ渡す。給湯機40のマイコン45は、制御信号を制御装置20から受け取ると、制御信号に基づいて、膨張弁41d及び圧縮機41bを制御する。また、このとき、連動開閉三方弁40fの開閉状態が、制御信号に基づいて制御される。これにより、配管98に導かれる湯の湯温がステップS2で決定された湯温となるように調節される。
図5に示すステップS4では、温泉成分が配合される。すなわち、図2に示す制御装置20の制御部25は、ステップS2で決定された配合割合の情報に基づいて、配合装置30を制御するための制御信号を生成し、配合装置30へ渡す。図3に示す配合装置30の電動弁36d〜38dは、配合割合の情報に基づいた制御信号を制御装置20から受け取ると、制御信号に応じた開度で湯を通過させる。また、制御部25は、ステップS2で決定された配合割合の情報に基づいて、連動開閉三方弁95,96を制御するための制御信号を生成し、連動開閉三方弁95,96へ渡す。図1に示す連動開閉三方弁95,96は、配合割合の情報に基づいた制御信号を制御装置20から受け取ると、制御信号に応じた開閉状態で湯を通過させる。各温泉成分源33a,34a,35aを通過する湯の流量は、電動弁36d〜38dの開度及び連動開閉三方弁95,96の開閉状態に応じて決定されるため、各温泉成分源33a〜35aから供給される温泉成分は、電動弁36d〜38dの開度及び連動開閉三方弁95,96の開閉状態を決定する制御信号に応じて所定の配合割合で配合されることになる。
このとき、図1に示す配管98から流れ込んだ湯は、連動開閉三方弁96の開閉状態に応じて、配管93や配管97へ導かれる。図3に示す配管93から流れ込んだ湯は、配管36c〜38cを経由して、それぞれ、電動弁36d〜38dへ導かれる。電動弁36d〜38dへ導かれた湯は、それぞれ、温泉成分源33a,34a,35aを通過する際に温泉成分が配合される。温泉成分源33a,34a,35aにより温泉成分が配合された湯は、それぞれ、配管36b〜38bを経由して配管92へ合流する。
図5に示すステップS5では、給湯が行われる。すなわち、図1に示す配管97へ導かれた湯と配管92へ導かれた湯とが、連動開閉三方弁95の開閉状態に応じて、配管94へ導かれて浴槽11へ給湯される。
<温泉システム1が温泉の景色を表示する処理の流れ>
図1に示す温泉システム1が温泉の景色を表示する処理の流れを、図7に示すフローチャートを用いて説明する。なお、図7において、図5に示す処理と同様の処理は、同じ記号で示し説明を省略する。
図7に示すステップS21では、温泉の景色に関する情報が決定される。すなわち、図2に示す制御装置20の制御部25は、ステップS1で利用者により入力された温泉識別情報をリモコン12から受け取ると、これに応じて、第2温泉情報27aを第2記憶部27から受け取る。制御部25は、第2記憶部27から受け取った第2温泉情報27aとリモコン12から受け取った温泉識別情報とに基づいて、温泉の景色に関する情報を決定する。
図7に示すステップS22では、温泉の景色が表示される。すなわち、図2に示す制御装置20の制御部25は、ステップS21で決定された温泉の景色に関する情報に基づいて、表示装置13を制御するための制御信号を生成し、表示装置13へ渡す。表示装置13は、温泉の景色に関する情報に基づいた制御信号を制御装置20から受け取ると、制御信号に基づいて、表示画面13aに温泉の景色を表示する。
<温泉システム1が温泉の音声を出力する処理の流れ>
図1に示す温泉システム1が温泉の音声を出力する処理の流れを、図8に示すフローチャートを用いて説明する。なお、図8において、図5に示す処理と同様の処理は、同じ記号で示し説明を省略する。
図8に示すステップS31では、温泉の音声に関する情報が決定される。すなわち、図2に示す制御装置20の制御部25は、ステップS1で利用者により入力された温泉識別情報をリモコン12から受け取ると、これに応じて、第3温泉情報28aを第3記憶部28から受け取る。制御部25は、第3記憶部28から受け取った第3温泉情報28aとリモコン12から受け取った温泉識別情報とに基づいて、温泉の音声に関する情報を決定する。
図8に示すステップS32では、温泉の音声が出力される。すなわち、図2に示す制御装置20の制御部25は、ステップS21で決定された温泉の音声に関する情報に基づいて、音声出力装置14を制御するための制御信号を生成し、音声出力装置14へ渡す。音声出力装置14は、温泉の音声に関する情報に基づいた制御信号を制御装置20から受け取ると、制御信号に基づいて、温泉の音声を出力する。
<温泉システム1に関する特徴>
(1)
ここでは、制御部25が、浴槽11に給湯される湯に供給される温泉成分の配合割合と湯温とを制御する。すなわち、制御部25は、第1記憶部26に記憶された第1温泉情報26aに基づいて、温泉成分の配合割合と湯温とを決定する。そして、制御部25は、決定された配合割合の情報と湯温の情報とに基づいて、配合装置30、連動開閉三方弁95,96および給湯機40を制御するための制御信号を生成して、連動開閉三方弁95,96、電動弁36d〜38d、膨張弁41d(図4参照)及び連動開閉三方弁40f(図4参照)を制御する。
これにより、所定の配合割合で温泉成分を含む所定の湯温の湯を浴槽11(図1参照)に提供することが可能となる。したがって、利用者は、温泉をリアルに体験することが可能になる。
(2)
ここでは、第1入力部12aが、利用者から温泉識別情報の入力を受け付ける。制御部25は、第1記憶部26に記憶される第1温泉情報26aと利用者により入力された温泉識別情報とに基づいて、利用者により入力された温泉識別情報により識別される温泉の温泉成分の配合割合と湯温とを決定する。制御部25は、決定された配合割合の情報と湯温の情報とに基づいて、浴槽11に給湯される湯に供給される温泉成分の配合割合と湯温とを制御する。
このように、利用者により入力された温泉識別情報に基づいて温泉成分の配合割合と湯温とが決定されるため、利用者に利用者の好みの温泉を提供することが可能になる。
(3)
ここでは、第2記憶部27が、温泉の景色に関する情報と温泉識別情報とを対応付けた情報である第2温泉情報27aを記憶している。制御部25は、第2記憶部27に記憶された第2温泉情報27aと利用者により入力された温泉識別情報とに基づいて、温泉の景色に関する情報を決定する。表示装置13は、制御部25により決定された温泉の景色に関する情報に基づいて、表示画面13aに温泉の景色を表示する。
このように、表示画面13aに温泉の景色が表示されるため、利用者は、浴槽11につかりながら温泉の景色を閲覧することにより、温泉をさらにリアルに体験することができる。
(4)
ここでは、第3記憶部28が、温泉の音声に関する情報と温泉識別情報とを対応付けた情報である第3温泉情報28aを記憶している。制御部25は、第3記憶部28に記憶された第3温泉情報28aと利用者により入力された温泉識別情報とに基づいて、温泉の音声に関する情報を決定する。音声出力装置14は、制御部25により決定された温泉の音声に関する情報に基づいて、スピーカー14aから温泉の音声を出力する。
このように、スピーカー14aから温泉の音声が出力されるため、利用者は、浴槽11につかりながら温泉の音声を聞くことにより、温泉をさらにリアルに体験することができる。
(5)
ここでは、連動開閉三方弁95,96と配合装置30と水熱交換器41cとが、給湯機40と浴槽11との間に設けられている。
したがって、所定の配合割合で温泉成分を含む所定の湯温の湯を浴槽11に提供することが可能となる。
<第1実施形態の変形例>
(A)図2に示すように、リモコン12は、第2入力部12bをさらに備えていてもよい。この場合、利用者により、第2入力部12bに温泉の効能の情報が入力される。制御部25は、利用者により入力された温泉の効能の情報をリモコン12から受け取ると、これに応じて、第1温泉情報26aを第1記憶部26から受け取る。ここで、第1温泉情報26aは、図10に示すように、効能欄265aをさらに有することになる。制御部25は、第1記憶部26から受け取った第1温泉情報26aとリモコンから受け取った温泉の効能の情報とに基づいて、配合割合と湯温とを決定する。制御部25は、決定された配合割合の情報と湯温の情報とに基づいて、配合割合と湯温とを制御する。これにより、利用者により入力された温泉の効能に対応する配合割合の情報と湯温の情報とに基づいて、温泉成分を含む湯を浴槽11(図1参照)に提供することができる。
この場合、図1に示す温泉システム1が温泉成分を含む湯を浴槽11に提供する処理の流れが、図6に示すように、次の点で第1実施形態と異なる。なお、図6において、第1実施形態と同様の処理は、同じ記号で示し説明を省略する。
図6に示すステップS11では、温泉の効能の情報が入力される。すなわち、利用者により、図2に示すリモコン12の第2入力部12bに温泉の効能の情報が入力される。第2入力部12bは、温泉の効能の情報を制御装置20へ渡す。
図6に示すステップS12では、配合割合と湯温とが決定される。すなわち、図2に示す制御装置20の制御部25は、ステップS11で利用者により入力された温泉の効能の情報をリモコン12から受け取ると、これに応じて、第1温泉情報26aを第1記憶部26から受け取る。制御部25は、第1記憶部26から受け取った第1温泉情報26aとリモコン12から受け取った温泉の効能の情報とに基づいて、配合割合と湯温とを決定する。
したがって、利用者は、利用者の好む効能を有する温泉をリアルに体験することが可能である。
(B)図2に示す表示装置13は、第1温泉情報26aをさらに表示してもよい。この場合、制御部25は、利用者により入力された温泉識別情報をリモコン12から受け取ると、これに応じて、その温泉識別情報に対応する第1温泉情報26aを表示装置13に渡す。表示装置13は、第1温泉情報26aをさらに表示する。したがって、利用者は、温泉についてのより詳細な情報を表示画面13aを介して閲覧することができるようになり、温泉をより楽しむことができる。利用者により入力される情報が、温泉識別情報ではなく温泉の効能の情報である場合や温泉識別情報および温泉の効能の情報の両方が入力される場合も同様である。
図2に示す第1入力部12aには、表示画面13aに表示された第1温泉情報26aに基づいて、利用者により温泉識別情報がさらに入力されるようになっていてもよい。この場合、図1に示す温泉システム1が温泉の景色を表示する処理の流れは、図14に示すようになる。なお、図14において、図5に示す処理と同様の処理は、同じ記号で示し説明を省略する。
図14に示すステップS61では、第1記憶部26に記憶される第1温泉情報26aが表示画面13aに表示される。すなわち、図2に示す制御部25は、リモコン12から温泉識別情報を受け取ると、これに応じて、第1記憶部26に記憶される第1温泉情報26aを表示装置13に渡す。表示装置13は、第1温泉情報26aを表示画面13aに表示する。
図14に示すステップS62では、利用者により、温泉識別情報を変更すべきか否かが判断され、その判断結果が第1入力部12aに入力される。すなわち、利用者は、表示画面13aに表示された第1温泉情報26aに基づいて、温泉識別情報を変更すべきか否かを判断する。利用者は、温泉識別情報を変更すべきであると判断した場合、第1入力部12aにその旨を示す情報を入力する。この場合、フローは、ステップS1へ進められる。一方、利用者は、温泉識別情報を変更すべきでないと判断した場合、第1入力部12aにその旨を示す情報を入力する。この場合、フローは、ステップS2へ進められる。
このように、利用者は、第1温泉情報26aに基づいて温泉を選択することができるため、利用者に利用者の好みをより反映した温泉を提供することができる。
また、図2に示す第1温泉情報26aは、配合割合の情報と湯温の情報と温泉識別情報とを対応付けた情報に、温泉の効能の情報、温泉にまつわる話の情報、温泉のお土産又は特産品の情報、温泉の付近の観光情報並びに温泉の付近の施設の割引情報又は優待情報の少なくとも1つをさらに対応付けた情報であってもよい。例えば、図10に示すように、第1温泉情報26aが、効能欄265a、お土産欄266a及び観光情報欄267aをさらに有していてもよい。効能欄265aには、温泉の効能の情報が記憶される。お土産欄266aには、温泉のお土産又は特産品の情報が記憶される。観光情報欄267aには、温泉の付近の観光情報が記憶される。
この場合、利用者は、利用者により指定された温泉についてのより詳細な情報を表示画面13aを介して閲覧することができるようになり、温泉をリアルに体験しつつ、温泉をより楽しむことができる。
(C)図2に示す第2記憶部27が、第1対応付け情報27bをさらに記憶していてもよい。ここで、第1対応付け情報27bとは、景色情報と景色識別情報とを対応付けた情報である。景色情報は、利用者が選択可能な温泉以外の景色に関する情報である。景色識別情報は、景色を識別するための情報である。第1対応付け情報27bは、図15に示すように、主として、景色識別情報欄271b及び景色情報欄272bを有する。景色識別情報欄271bには、景色識別情報が記憶される。ここで、景色識別情報とは、景色の名前を示す情報である。景色情報欄272bには、景色情報が記憶される。ここで、景色情報とは、利用者が選択可能な温泉以外の景色の画像情報である。
第1対応付け情報27bを参照することにより、景色識別情報により識別される景色に関する情報が決定される。例えば、「富士山」により識別される景色に関する情報は、画像情報Gfと決定される。画像情報Gfに基づいて表示画面13aに表示される画像は、例えば、銭湯などに描かれているものと同様の富士山の景色などである。
この場合、利用者により、第1入力部12aに景色識別情報が入力される。制御部25は、利用者により入力された景色識別情報を第1入力部12aから受け取ると、第1対応付け情報27bを第2記憶部27から受け取る。制御部25は、第2記憶部27から受け取った第1対応付け情報27bと第1入力部12aから受け取った景色識別情報とに基づいて、景色情報を決定する。表示装置13は、決定された景色情報を制御部25から受け取ると、その景色情報に基づいて、その景色情報により表される景色を表示する。
図1に示す温泉システム1が利用者が選択可能な温泉以外の景色を表示する処理の流れを、図16に示すフローチャートを用いて説明する。
図16に示すステップS71では、景色識別情報が入力される。すなわち、利用者により、図2に示すリモコン12の第1入力部12aに景色識別情報が入力される。第1入力部12aは、景色識別情報を制御装置20へ渡す。
図16に示すステップS72では、景色情報が決定される。すなわち、制御部25は、ステップS71で利用者により入力された景色識別情報をリモコン12から受け取ると、これに応じて、第1対応付け情報27bを第2記憶部27から受け取る。制御部25は、第2記憶部27から受け取った第1対応付け情報27bとリモコン12から受け取った景色識別情報とに基づいて、景色情報を決定する。
図16に示すステップS73では、利用者が選択可能な温泉以外の景色が表示される。すなわち、図2に示す表示装置13は、ステップS72で決定された景色情報を受け取る。表示装置13は、その景色情報に基づいて、表示画面13aにその景色情報により表される景色を表示する。
図16に示すステップS74では、利用者により、景色識別情報を変更すべきか否かが判断され、その判断結果が第1入力部12aに入力される。すなわち、利用者は、表示画面13aに表示された景色に基づいて、景色識別情報を変更すべきか否かを判断する。利用者は、景色識別情報を変更すべきであると判断した場合、第1入力部12aにその旨を示す情報を入力する。この場合、フローは、ステップS71へ進められる。一方、利用者は、景色識別情報を変更すべきでないと判断した場合、第1入力部12aにその旨を示す情報を入力する。この場合、処理が終了する。
このように、表示画面13aに利用者が選択可能な温泉以外の景色が表示されるため、利用者は、利用者の好みの景色を楽しみながら温泉を体験することが可能である。
(D)図1に示す温泉システム1は、浴槽11が置かれた浴室10を除湿する除湿器15をさらに備えていてもよい。この場合、除湿器15は、利用者により第1入力部12a(図2参照)に露天風呂モードを選択するための情報が入力されると、入力された情報に基づいて浴室10を除湿する。ここで、露天風呂モードとは、浴室10を露天風呂のように演出する運転モードである。
このように、利用者により露天風呂モードが選択されたことに基づいて浴室10が除湿されるため、利用者は、露天風呂の温泉をリアルに体験することができる。なお、除湿器15は、図13に示すように、浴室10を除湿することが可能な天井などに設置される。
また、図1に示す温泉システム1は、浴槽11が置かれた浴室10を加湿する加湿器16を備えていてもよい。この場合、加湿器16は、利用者により第1入力部12a(図2参照)に屋内風呂モード、釜風呂モード及びスチームサウナ風呂モードのいずれかを選択するための情報が入力されると、入力された情報に基づいて浴室10を加湿する。ここで、屋内風呂モードとは、浴室10を屋内風呂のように演出する運転モードであり、釜風呂モードとは、浴室10を釜風呂のように演出する運転モードであり、スチームサウナ風呂モードとは、浴室10をスチームサウナ風呂のように演出する運転モードである。
このように、利用者により屋内風呂モード、釜風呂モード及びスチームサウナ風呂モードのいずれかが選択されたことに基づいて浴室10が加湿されるため、利用者は、屋内風呂、釜風呂及びスチームサウナ風呂の温泉をリアルに体験することができる。なお、加湿器16は、図13に示すように、浴室10を加湿することが可能な側壁などに設置される。
また、図1に示す温泉システム1は、浴槽11が置かれた浴室10を換気する換気装置17をさらに備えていてもよい。この場合、換気装置17は、利用者により第1入力部12a(図2参照)に露天風呂モードを選択するための情報が入力されると、入力された情報に基づいて浴室10を換気する。一方、換気装置17は、利用者により第1入力部12a(図2参照)に屋内風呂モード、釜風呂モード及びスチームサウナ風呂モードのいずれかを選択するための情報が入力されると、入力された情報に基づいて浴室10の換気を停止する、あるいは浴室10の換気量を低減する。
このように、利用者により露天風呂モードが選択されたことに基づいて浴室10が換気され、利用者により屋内風呂モード、釜風呂モード及びスチームサウナ風呂モードのいずれかが選択されたことに基づいて浴室10の換気が停止される、あるいは浴室10の換気量が低減されるため、利用者は、露天風呂、屋内風呂、釜風呂及びスチームサウナ風呂の温泉をリアルに体験することができる。なお、換気装置17は、図13に示すように、浴室10を換気することが可能な天井などに設置される。
また、図1に示す温泉システム1は、浴槽11が置かれた浴室10を照らす照明装置18をさらに備えていてもよい。この場合、利用者により、第1入力部12a(図2参照)に露天風呂モードを選択するための情報が入力されると、照明装置18は、浴槽11の湯の表面をスポット的に照らす。
このように、利用者により露天風呂モードが選択されたことに基づいて浴槽11の湯の表面がスポット的に照らされるため、利用者は、月明かりをリアルに体験しながら、露天風呂の温泉をリアルに体験することができる。なお、照明装置18は、図13に示すように、浴槽11の湯の表面をスポット的に照らすことが可能な天井などに設置される。
図1に示す温泉システム1が浴室10の環境を制御する処理の流れを、図9に示すフローチャートを用いて説明する。
図9に示すステップS41では、運転モードを選択するための情報が入力される。すなわち、利用者により、図2に示すリモコン12の第1入力部12a(図2参照)に運転モードを選択するための情報が入力されると、第1入力部12aは、運転モードを選択するための情報を制御装置20へ渡す。ここで、運転モードは、露天風呂モード、屋内風呂モード、釜風呂モード及びスチームサウナ風呂モードのいずれかである。
図9に示すステップS42では、運転モードが何であるかが判断される。すなわち、図2に示す制御装置20の制御部25は、ステップS41で入力された運転モードを選択するための情報をリモコン12から受け取り、利用者により選択された運転モードが何であるかを判断する。運転モードが露天風呂モードであると判断された場合、ステップS43へ進められ、運転モードが屋内風呂モードであると判断された場合、ステップS46へ進められ、運転モードが釜風呂モードであると判断された場合、ステップS48へ進められ、運転モードがスチームサウナ風呂モードであると判断された場合、ステップS51へ進められる。
図9に示すステップS43では、換気が行われる。すなわち、図2に示す制御装置20の制御部25は、換気動作を命令する制御信号を生成して換気装置17へ渡す。換気装置17は、制御信号を受け取ると、制御信号に基づいて浴室10(図1参照)を換気する。
図9に示すステップS44では、除湿が行われる。すなわち、図2に示す制御装置20の制御部25は、除湿動作を命令する制御信号を生成して除湿器15へ渡す。除湿器15は、制御信号を受け取ると、制御信号に基づいて浴室10(図1参照)を除湿する。
図9に示すステップS45では、スポット照明が行われる。すなわち、図2に示す制御装置20の制御部25は、スポット照明動作を命令する制御信号を生成して照明装置18へ渡す。照明装置18は、制御信号を受け取ると、制御信号に基づいて浴槽11の湯の表面をスポット的に照らす。
図9に示すステップS46では、換気が停止する。すなわち、図2に示す制御装置20の制御部25は、換気動作の停止を命令する制御信号を生成して換気装置17へ渡す。換気装置17は、制御信号を受け取ると、制御信号に基づいて浴室10(図1参照)の換気を停止させる。
図9に示すステップS47では、加湿が行われる。すなわち、図2に示す制御装置20の制御部25は、加湿動作を命令する制御信号を生成して加湿器16へ渡す。加湿器16は、制御信号を受け取ると、制御信号に基づいて浴室10(図1参照)を加湿する。
図9に示すステップS48では、換気が停止する。すなわち、図2に示す制御装置20の制御部25は、換気動作の停止を命令する制御信号を生成して換気装置17へ渡す。換気装置17は、制御信号を受け取ると、制御信号に基づいて浴室10(図1参照)の換気を停止させる。
図9に示すステップS49では、加湿が行われる。すなわち、図2に示す制御装置20の制御部25は、加湿動作を命令する制御信号を生成して加湿器16へ渡す。加湿器16は、制御信号を受け取ると、制御信号に基づいて浴室10(図1参照)を加湿する。
図9に示すステップS51では、換気が停止する。すなわち、図2に示す制御装置20の制御部25は、換気動作の停止を命令する制御信号を生成して換気装置17へ渡す。換気装置17は、制御信号を受け取ると、制御信号に基づいて浴室10(図1参照)の換気を停止させる。
図9に示すステップS52では、加湿が行われる。すなわち、図2に示す制御装置20の制御部25は、加湿動作を命令する制御信号を生成して加湿器16へ渡す。加湿器16は、制御信号を受け取ると、制御信号に基づいて浴室10(図1参照)を加湿する。
(E)図2に示す第1入力部12aに入力される温泉識別情報は、温泉の名前を示す情報の代わりに、温泉のID番号のようなものであってもよい。図2に示す第1入力部12aに入力される景色識別情報は、景色の名前を示す情報の代わりに、景色のID番号のようなものであってもよい。図3に示す配合装置30のカートリッジ33〜35の数は3つでなくてもよい。1つ又は2つであってもよいし、4つ以上であってもよい。換気装置17は、図9に示すステップS41で運転モードを選択するための情報が入力される前は、通常のモードで換気を行っていてもよい。ステップS43では、通常のモードよりも浴室10(図1参照)の換気量が増加されてもよい。ステップS46では、通常のモードよりも浴室10(図1参照)の換気量が低減されてもよい。ステップS48では、通常のモードよりも浴室10(図1参照)の換気量が低減されてもよい。ステップS51では、通常のモードよりも浴室10(図1参照)の換気量が低減されてもよい。
(F)第1実施形態の変形例(D)では、図9に示すステップS41において運転モードが利用者により入力されているが、運転モードの選択は温泉システム1により自動的に行われてもよい。
この場合、第1温泉情報26aに運転モード欄が設けられ、例えば、A温泉は、露天風呂であり、B温泉は、釜風呂であるというように、温泉ごとに対応する運転モードが1つ特定されるようになっていてもよい。この場合、図9においてステップS41が省略され、ステップS42において利用者により入力された温泉識別情報に基づいて自動的に運転モードが決定される。その他のステップS43〜S49,S51,S52については、同様である。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態にかかる温泉システム100を図17に示す。また、温泉システム100の構成要素の構成図を図18〜図20に示す。図17〜図20において、図1〜図4の温泉システム1と同様の構成要素は同じ番号で示してある。
図17に示す温泉システム100は、基本的な構造は第1実施形態と同様であるが、主として、集中管理センター150、第1通知装置160、第2通知装置170及び第3通知装置180をさらに備えている点で第1実施形態と異なる。制御装置120は、第1ネットワーク101、第2ネットワーク102、第4ネットワーク104及び第6ネットワーク106を介して、それぞれ集中管理センター150、第1通知装置160、第2通知装置170及び第3通知装置180に接続されている。集中管理センター150は、第3ネットワーク103、第5ネットワーク105及び第7ネットワーク107を介して、それぞれ第1通知装置160、第2通知装置170及び第3通知装置180に接続されている。以下、第1実施形態との差異を中心に説明する。
<制御装置120の構成>
図17に示す制御装置120は、図18に示すように、第1送受信部121、第3送受信部122、第4送受信部123、第5送受信部124及び第5記憶部129をさらに備えている点で第1実施形態と異なる。
第1送受信部121は、第1ネットワーク101を介して集中管理センター150に、第3送受信部122は、第2ネットワーク102を介して第1通知装置160に、第4送受信部123は、第4ネットワーク104を介して第2通知装置170に、第5送受信部124は、第6ネットワーク106を介して第3通知装置180に接続されている。
第5記憶部129には、主として、浴室10の構成に関する情報である浴室構成情報129aが記憶されている。浴室構成情報129aには、浴室10を識別するための浴室識別情報、浴槽11に温泉成分を提供するカートリッジ133〜135の種類に関する情報、ならびに浴室10における表示装置13、音声出力装置14、除湿器15、加湿器16、換気装置17及び照明装置18の有無に関する情報及びその種類に関する情報などが含まれる。
<配合装置130の構成>
配合装置130のカートリッジ133〜135は、図20に示すように、それぞれ第4記憶部133b〜135bを有している。第4記憶部133b〜135bには、それぞれカートリッジ133〜135に含まれる温泉成分の残量に関する情報が記憶されている。
<集中管理センター150の構成>
図17に示す集中管理センター150は、図19に示すように、第2送受信部151、第6送受信部152、第7送受信部153、第8送受信部154、制御部155、第1記憶部156、第2記憶部157及び第3記憶部158を備える。
第1記憶部156には、主として、第1温泉情報156aが記憶されている。第1温泉情報156aは、第1温泉情報26a(図10参照)と同様の情報である。第2記憶部157には、主として、第2温泉情報157aと第1対応付け情報157bとが記憶されている。第2温泉情報157aは、第2温泉情報27a(図11参照)同様の情報である。第1対応付け情報157bは、第1対応付け情報27b(図15参照)と同様の情報である。第3記憶部158には、主として、第3温泉情報158aが記憶されている。第3温泉情報158aは、第3温泉情報28a(図12参照)と同様の情報である。
第2送受信部151は、第1ネットワーク101を介して制御装置120に、第6送受信部152は、第3ネットワーク103を介して第1通知装置160に、第7送受信部153は、第5ネットワーク105を介して第2通知装置170に、第8送受信部154は、第7ネットワーク107を介して第3通知装置180に接続されている。
<温泉システム100が温泉成分を含む湯を浴槽11に提供する処理の流れ>
図17に示す温泉システム100が温泉成分を含む湯を浴槽11に提供する処理の流れは、図21に示すようになる。なお、図21において、第1実施形態と同様の処理は、同じ記号で示し説明を簡略化ないし省略する。
図21に示すステップS131では、制御装置120から集中管理センター150へ浴室構成情報129aが送信される。すなわち、制御装置120の第1送受信部121は、浴室構成情報129aを第5記憶部129から受け取り、第1ネットワーク101経由で集中管理センター150へ送信する。
図21に示すステップS132では、可能温泉識別情報が生成される。すなわち、集中管理センター150の第2送受信部151は、浴室構成情報129aを第1ネットワーク101経由で制御装置120から受信する。制御部155は、浴室構成情報129aを第2送受信部151から受け取り、浴室構成情報129aに基づいて可能温泉識別情報を生成する。ここで、可能温泉識別情報とは、浴室10に提供することが可能な温泉の環境を識別するための情報である。
図21に示すステップS133では、集中管理センター150から制御装置120へ可能温泉識別情報が送信される。すなわち、集中管理センター150の第2送受信部151は、ステップS132で生成された可能温泉識別情報を制御部155から受け取り、第1ネットワーク101経由で制御装置120へ送信する。
図21に示すステップS134では、表示画面13aに可能温泉識別情報が表示される。すなわち、制御装置120の第1送受信部121は、可能温泉識別情報を第1ネットワーク101経由で集中管理センター150から受信する。制御部125は、可能温泉識別情報を第1送受信部121から受け取り表示装置13に渡し、表示装置13は、可能温泉識別情報を制御部125から受け取り表示画面13aに表示する。
このように、集中管理センター150において利用者が選択可能な温泉に関する情報を含む可能温泉識別情報が生成され、その可能温泉識別情報が集中管理センター150から制御装置120へ送信されて表示画面13aに表示される。したがって、選択可能な温泉の種類等を利用者側の機器で管理する必要がないため、利用者の利便性が向上する。
図21に示すステップS1では、温泉識別情報が入力される。すなわち、利用者により、リモコン12の第1入力部12aに温泉識別情報が入力される。このとき、利用者は、ステップS134において表示画面13aに表示された可能温泉識別情報に基づいて1つの温泉を選択し、その温泉を識別するための温泉識別情報を入力することになる。第1入力部12aは、温泉識別情報を制御部125へ渡す。
図21に示すステップS41では、運転モードを選択するための情報が入力される。すなわち、利用者により、リモコン12の第1入力部12aに運転モードを選択するための情報が入力される。このとき、利用者は、ステップS134において表示画面13aに表示された可能温泉識別情報に基づいて1つの運転モードを選択し、その運転モードを選択するための情報を入力することになる。第1入力部12aは、運転モードを選択するための情報を制御部125へ渡す。
図21に示すステップS135では、制御装置120から集中管理センター150へ、ステップS1で入力された温泉識別情報とステップS41で入力された運転モードを選択するための情報とが送信される。すなわち、制御装置120の第1送受信部121は、温泉識別情報と運転モードを選択するための情報とを制御部125から受け取り、第1ネットワーク101経由で集中管理センター150へ送信する。
図21に示すステップS136では、温泉成分の配合割合、湯温、温泉の景色に関する情報、温泉の音声に関する情報、ならびに浴室の加湿、除湿、換気及びスポット照明に関する情報(以下、配合割合等の情報)が決定される。すなわち、集中管理センター150の第2送受信部151は、ステップS1で入力された温泉識別情報とステップS41で入力された運転モードを選択するための情報とを第1ネットワーク101経由で制御装置120から受信する。制御部155は、第1記憶部156、第2記憶部157及び第3記憶部158から第1温泉情報156a、第2温泉情報157a及び第3温泉情報158aを受け取り、これらの情報に基づいて配合割合等の情報を決定する。
図21に示すステップS137では、集中管理センター150から制御装置120へ配合割合等の情報が送信される。すなわち、集中管理センター150の第2送受信部151は、ステップS136で決定された配合割合等の情報を第1ネットワーク101経由で制御装置120へ送信する。制御装置120の第1送受信部121は、配合割合等の情報を第1ネットワーク101経由で集中管理センター150から受信し、制御部125は、配合割合等の情報を第1送受信部121から受け取る。
図21に示すステップS3,S4,S22,S32,S43〜S45,S47では、ステップS137で制御装置120により受信された配合割合等の情報に基づいて、配合装置30、給湯機40、表示装置13、音声出力装置14、除湿器15、加湿器16、換気装置17及び照明装置18を制御するための制御信号が生成される。
このように、第1温泉情報156a、第2温泉情報157a及び第3温泉情報158aが集中管理センター150側で管理され、これらの情報156a〜158aに基づいて配合割合等の情報が決定されるため、配合割合等の情報の更新が容易である。
<利用者がカートリッジ133〜135を購入する際の処理の流れ>
図17に示す温泉システム100において、利用者がカートリッジ133〜135を購入する際の処理の流れは、図22に示すようになり、図21に示すステップS135の後(図21の(1))から開始する。
図22に示すステップS141では、制御装置120から集中管理センター150へ、カートリッジ133〜135に含まれる温泉成分の残量に関する情報(以下、残量情報)が送信される。すなわち、第1送受信部121は、残量情報を第4記憶部133b〜135bから受け取り、第1ネットワーク101経由で集中管理センター150へ送信する。集中管理センター150の第2送受信部151は、残量情報を第1ネットワーク101経由で制御装置120から受信する。制御部155は、残量情報を第2送受信部151から受け取る。
図22に示すステップS142では、カートリッジ133〜135が交換時期に達したか否かが判断される。すなわち、集中管理センター150の制御部155は、ステップS141で受け取った残量情報に基づいてカートリッジ133〜135の交換時期を特定するとともに、タイマー(図示せず)を参照して現在時刻の情報を取得する。そして、制御部155は、カートリッジ133〜135の交換時期の情報と現在時刻の情報とを比較して、カートリッジ133〜135が交換時期に達しているか否かを判断する。交換時期に達していると判断された場合、フローはステップS143へ進められ、交換時期に達していないと判断された場合、フローは終了する。
図22に示すステップS143では、集中管理センター150から制御装置120へカートリッジ購入案内情報が送信される。すなわち、集中管理センター150の制御部155は、カートリッジ購入案内情報を生成する。ここで、カートリッジ購入案内情報とは、ステップS142で交換時期に達していると判断されたカートリッジについての購入案内に関する情報である。第2送受信部151は、カートリッジ購入案内情報を制御部155から受け取り、第1ネットワーク101経由で制御装置120へ送信する。
図22に示すステップS144では、表示画面13aにカートリッジ購入案内情報が表示される。すなわち、制御装置120の第1送受信部121は、カートリッジ購入案内情報を第1ネットワーク101経由で集中管理センター150から受信する。制御部125は、カートリッジ購入案内情報を第1送受信部121から受け取り表示装置13に渡し、表示装置13は、カートリッジ購入案内情報を制御部125から受け取り表示画面13aに表示する。
このように、集中管理センター150から制御装置120へカートリッジ購入案内情報が送信されるため、利用者がカートリッジ133〜135の交換時期を管理する負担が低減されることになる。また、利用者が浴槽11につかりながら閲覧することができる表示画面13aにカートリッジ購入案内情報が表示されるため、利用者は、温泉をリアルに体験しながら、カートリッジ133〜135を購入するか否かを判断することができる。
図22に示すステップS145では、利用者により、カートリッジ133〜135を購入すべきか否かが判断され、その判断結果が第1入力部12aに入力される。すなわち、利用者は、表示画面13aに表示されたカートリッジ購入案内情報に基づいて、カートリッジ133〜135を購入すべきか否かを判断する。利用者は、カートリッジ133〜135の少なくとも1つを購入すべきであると判断した場合、第1入力部12aにカートリッジ購入要望情報を入力する。ここで、カートリッジ購入要望情報とは、カートリッジ133〜135の少なくとも1つの購入の要望を示す情報である。第1入力部12aは、制御部125にカートリッジ購入要望情報を渡す。この場合、フローはステップS146へ進められる。一方、利用者は、カートリッジを購入すべきでないと判断した場合、第1入力部12aにその旨を示す情報を入力する。この場合、フローはここで終了する。
図22に示すステップS146では、制御装置120から集中管理センター150へカートリッジ購入要望情報が送信される。すなわち、制御装置120の第1送受信部121は、カートリッジ購入要望情報を制御部125から受け取り、第1ネットワーク101経由で集中管理センター150へ送信する。集中管理センター150の第2送受信部151は、カートリッジ購入要望情報を第1ネットワーク101経由で制御装置120から受信する。
図22に示すステップS147では、第2対応付け情報が生成される。すなわち、集中管理センター150の制御部155は、カートリッジ購入要望情報と浴室構成情報129aに含まれる浴室識別情報とに基づいて、第1購入ポイントを浴室10毎に加算し、第2対応付け情報を生成する。ここで、第2対応付け情報とは、第1購入ポイントと浴室構成情報129aに含まれる浴室識別情報とを対応付けた情報である。第1購入ポイントとは、カートリッジ133〜135等の購入により浴室10毎に加算されるポイントであって、その累計によってその浴室10の利用者に各種サービスを提供するためのものである。
図22に示すステップS148では、集中管理センター150から第1通知装置160へカートリッジ購入要望情報と第2対応付け情報とが送信される。すなわち、集中管理センター150の第6送受信部152は、カートリッジ購入要望情報と第2対応付け情報とを制御部155から受け取り、第3ネットワーク103経由で第1通知装置160へ送信する。また、このとき、集中管理センター150は、カートリッジの購入を要望する利用者を識別するための利用者識別情報を第1通知装置160へ送信する。第1通知装置160は、カートリッジ購入要望情報と第2対応付け情報と利用者識別情報とを第3ネットワーク103経由で集中管理センター150から受信する。
図22に示すステップS149では、第1通知装置160から第1提供者へカートリッジ購入要望情報と第2対応付け情報と利用者識別情報とが通知される。
図22に示すステップS150では、第1提供者は、利用者識別情報によりカートリッジの購入を要望する利用者を特定し、その利用者にカートリッジ購入要望情報に応じたカートリッジを発送するとともに、その利用者に第2ネットワーク102経由でオンライン請求書を送信する。
図22に示すステップS151では、ステップS150で発送されたカートリッジを受け取った利用者は、ステップS150で送信されたオンライン請求書を確認し、クレジットカード決済などの所定の決済方法でカートリッジ代金の支払いをする。
このように、温泉システム100は、カートリッジが交換時期に達したことを利用者に知らせることから、実際に利用者がカートリッジを購入して支払いを済ませるまでの一連の処理をサポートする。これにより、温泉システム100のメンテナンスが容易になり、利用者による温泉システム100の継続的な利用を促すことができる。
<利用者がお土産等を購入する際の処理の流れ>
図17に示す温泉システム100において、利用者がお土産等を購入する際の処理の流れは、図23に示すようになり、図21に示すステップS135の後(図21の(1))から開始する。
図23に示すステップS161では、お土産等購入案内情報が生成される。すなわち、集中管理センター150の制御部155は、温泉識別情報に基づいて、お土産等購入案内情報を生成する。ここで、お土産等購入案内情報とは、温泉識別情報により識別される温泉のお土産又は特産品の購入案内に関する情報である。
図23に示すステップS162では、集中管理センター150から制御装置120へお土産等購入案内情報が送信される。すなわち、集中管理センター150の第2送受信部151は、ステップS161で生成されたお土産等購入案内情報を制御部155から受け取り、第1ネットワーク101経由で制御装置120へ送信する。
図23に示すステップS163では、表示画面13aにお土産等購入案内情報が表示される。すなわち、制御装置120の第1送受信部121は、お土産等購入案内情報を第1ネットワーク101経由で集中管理センター150から受信する。制御部125は、お土産等購入案内情報を第1送受信部121から受け取り表示装置13に渡し、表示装置13は、お土産等購入案内情報を制御部125から受け取り表示画面13aに表示する。
図23に示すステップS164では、利用者により、お土産又は特産品を購入するか否かが判断され、その判断結果が第1入力部12aに入力される。すなわち、利用者は、表示画面13aに表示されたお土産等購入案内情報に基づいて、お土産又は特産品を購入するか否かを判断する。利用者は、お土産又は特産品を購入すると判断した場合、第1入力部12aにお土産等購入要望情報を入力する。ここで、お土産等購入要望情報とは、お土産又は特産品の購入の要望を示す情報である。この場合、フローはステップS165へ進められる。一方、利用者は、お土産又は特産品を購入しないと判断した場合、第1入力部12aにその旨を示す情報を入力する。この場合、フローはここで終了する。
図23に示すステップS165では、制御装置120から集中管理センター150へお土産等購入要望情報が送信される。すなわち、制御装置120の第1送受信部121は、お土産等購入要望情報を制御部125から受け取り、第1ネットワーク101経由で集中管理センター150へ送信する。集中管理センター150の第2送受信部151は、お土産等購入要望情報を第1ネットワーク101経由で制御装置120から受信する。
図23に示すステップS166では、第3対応付け情報が生成される。すなわち、集中管理センター150の制御部155は、お土産等購入要望情報と浴室構成情報129aに含まれる浴室識別情報とに基づいて、第2購入ポイントを浴室10毎に加算し、第3対応付け情報を生成する。ここで、第3対応付け情報とは、第2購入ポイントと浴室構成情報129aに含まれる浴室識別情報とを対応付けた情報である。第2購入ポイントとは、温泉のお土産又は特産品等の購入により浴室10毎に加算されるポイントであって、その累計によってその浴室10の利用者に各種サービスを提供するためのものである。
図23に示すステップS167では、集中管理センター150から第2通知装置170へお土産等購入要望情報と第3対応付け情報とが送信される。すなわち、集中管理センター150の第7送受信部153は、お土産等購入要望情報と第3対応付け情報とを制御部155から受け取り、第5ネットワーク105経由で第2通知装置170へ送信する。また、このとき、集中管理センター150は、温泉のお土産又は特産品の購入を要望する利用者を識別するための利用者識別情報を第2通知装置170へ送信する。第2通知装置170は、お土産等購入要望情報と第3対応付け情報と利用者識別情報とを第5ネットワーク105経由で集中管理センター150から受信する。
図23に示すステップS168では、第2通知装置170から第2提供者へお土産等購入要望情報と第3対応付け情報と利用者識別情報とが通知される。
図23に示すステップS169では、第2提供者は、利用者識別情報により温泉のお土産又は特産品の購入を要望する利用者を特定し、その利用者にお土産等購入要望情報に応じた温泉のお土産又は特産品を発送するとともに、その利用者に第4ネットワーク104経由でオンライン請求書を送信する。
図23に示すステップS170では、ステップS169で発送された温泉のお土産又は特産品を受け取った利用者は、ステップS169で送信されたオンライン請求書を確認し、クレジットカード決済などの所定の決済方法で温泉のお土産又は特産品の代金の支払いをする。
このように、温泉システム100は、温泉のお土産又は特産品の案内から、実際に利用者が温泉のお土産又は特産品を購入して支払いを済ませるまでの一連の処理をサポートする。これにより、利用者は、温泉システム100により提供される温泉の環境を楽しみながら、さらに温泉のお土産又は特産品を容易に購入することができる。
また、このとき、集中管理センター150は、第2通知装置170へ送信したお土産等購入要望情報を蓄積しておく。そして、定期的に、蓄積されたお土産等購入要望情報に基づいて、利用者からのお土産等購入要望情報を提供したことにより第2提供者が売り上げた総売上金額を計算する。集中管理センター150は、集中管理センター150の所有者等と第2提供者との間に契約により予め定められた係数を総売上金額に乗じた金額を第2提供者へ請求する。このように、集中管理センター150は、利用者に好みの温泉の環境を提供するだけでなく、温泉を提供するための施設を有効利用して温泉のお土産や特産品などの販売や広告を行うことにより、温泉のお土産や特産品等を販売する企業等からバックマージンを受け取ることができる。
<利用者が温泉の付近への旅行計画について契約する際の処理の流れ>
図17に示す温泉システム100において、利用者が温泉の付近への旅行計画について契約する際の処理の流れは、図24に示すようになり、図21に示すステップS135の後(図21の(1))から開始する。
図24に示すステップS171では、旅行案内情報が生成される。すなわち、集中管理センター150の制御部155は、温泉識別情報に基づいて、旅行案内情報を生成する。ここで、旅行案内情報とは、温泉識別情報により識別される温泉の付近への旅行計画の案内に関する情報である。
図24に示すステップS172では、集中管理センター150から制御装置120へ旅行案内情報が送信される。すなわち、集中管理センター150の第2送受信部151は、ステップS171で生成された旅行案内情報を制御部155から受け取り、第1ネットワーク101経由で制御装置120へ送信する。
図24に示すステップS173では、表示画面13aに旅行案内情報が表示される。すなわち、制御装置120の第1送受信部121は、旅行案内情報を第1ネットワーク101経由で集中管理センター150から受信する。制御部125は、旅行案内情報を第1送受信部121から受け取り表示装置13に渡し、表示装置13は、旅行案内情報を制御部125から受け取り表示画面13aに表示する。
図24に示すステップS174では、利用者により、旅行計画について契約するか否かが判断され、その判断結果が第1入力部12aに入力される。すなわち、利用者は、表示画面13aに表示された旅行案内情報に基づいて、旅行計画について契約するか否かを判断する。利用者は、旅行計画について契約すると判断した場合、第1入力部12aに契約要望情報を入力する。ここで、契約要望情報とは、旅行計画について契約する旨の要望を示す情報である。この場合、フローはステップS175へ進められる。一方、利用者は、旅行計画について契約すべきでないと判断した場合、第1入力部12aにその旨を示す情報を入力する。この場合、フローはここで終了する。
図24に示すステップS175では、制御装置120から集中管理センター150へ契約要望情報が送信される。すなわち、制御装置120の第1送受信部121は、契約要望情報を制御部125から受け取り、第1ネットワーク101経由で集中管理センター150へ送信する。集中管理センター150の第2送受信部151は、契約要望情報を第1ネットワーク101経由で制御装置120から受信する。
図24に示すステップS176では、第4対応付け情報が生成される。すなわち、集中管理センター150の制御部155は、契約要望情報と浴室構成情報129aに含まれる浴室識別情報とに基づいて、契約ポイントを浴室10毎に加算し、第4対応付け情報を生成する。ここで、第4対応付け情報とは、契約ポイントと浴室構成情報129aに含まれる浴室識別情報とを対応付けた情報である。契約ポイントとは、旅行計画についての契約により浴室10毎に加算されるポイントであって、その累計によってその浴室10の利用者に各種サービスを提供するためのものである。
図24に示すステップS177では、集中管理センター150から第3通知装置180へ契約要望情報と第4対応付け情報とが送信される。すなわち、集中管理センター150の第8送受信部154は、契約要望情報と第4対応付け情報とを制御部155から受け取り、第7ネットワーク107経由で第3通知装置180へ送信する。また、このとき、集中管理センター150は、旅行計画についての契約を要望する利用者を識別するための利用者識別情報を第3通知装置180へ送信する。第3通知装置180は、契約要望情報と第4対応付け情報と利用者識別情報とを第7ネットワーク107経由で集中管理センター150から受信する。
図24に示すステップS178では、第3通知装置180から第3提供者へ契約要望情報と第4対応付け情報と利用者識別情報とが通知される。
図24に示すステップS179では、第3提供者は、利用者識別情報により旅行計画についての契約を要望する利用者を特定し、その利用者に契約要望情報に応じた旅行計画に必要なチケット等を発送するとともに、その利用者に第6ネットワーク106経由でオンライン請求書を送信する。
図24に示すステップS180では、ステップS179で発送された旅行計画に必要なチケット等を受け取った利用者は、ステップS179で送信されたオンライン請求書を確認し、クレジットカード決済などの所定の決済方法で旅行計画の代金の支払いをする。
このように、温泉システム100は、温泉の付近への旅行計画の案内から、実際に利用者が旅行計画についての契約をして支払いを済ませるまでの一連の処理をサポートする。これにより、利用者は、温泉システム100により提供される温泉の環境を楽しみながら、さらに温泉の付近への旅行を容易に計画することができる。
また、このとき、集中管理センター150は、第3通知装置180へ送信した契約要望情報を蓄積しておく。そして、定期的に、蓄積された契約要望情報に基づいて、利用者からの契約要望情報を提供したことにより第3提供者が売り上げた総売上金額を計算する。集中管理センター150は、集中管理センター150の所有者等と第3提供者との間に契約により予め定められた係数を総売上金額に乗じた金額を第3提供者へ請求する。このように、集中管理センター150は、利用者に好みの温泉の環境を提供するだけでなく、温泉を提供するための施設を有効利用して温泉の付近への旅行計画などについての広告を行うことにより、旅行計画を提案する旅行代理店等からバックマージンを受け取ることができる。
<温泉システム100に関する特徴>
第1温泉情報26aに基づいて配合割合と湯温とを制御する点は、第1実施形態と同様である。したがって、このような温泉システム100によっても、温泉をリアルに体験することが可能である。
<第2実施形態の変形例>
(A)集中管理センター150の第2送受信部151が、可能温泉識別情報に基づいて、可能温泉識別情報に対応する第1温泉情報156aを第1ネットワーク101経由で制御装置120へ送信してもよい。
この場合、制御装置120の第1送受信部121は、可能温泉識別情報に対応する第1温泉情報156aを第1ネットワーク101経由で集中管理センター150から受信する。制御部125は、可能温泉識別情報に対応する第1温泉情報156aを第1送受信部121から受け取る。表示装置13は、可能温泉識別情報に対応する第1温泉情報156aを制御部125から受け取り、表示画面13aに表示する。
したがって、可能温泉識別情報に対応する第1温泉情報156aが表示画面13aにさらに表示されるので、選択可能な温泉についての第1温泉情報156aを利用者が把握することができる。
(B)カートリッジ133〜135の第4記憶部133b〜135bには、それぞれ残量情報に代えて又は加えて、成分源情報が記憶されていてもよい。第4記憶部133b〜135bに記憶される成分源情報は、それぞれ、温泉成分源33a,34a,35aの製造年月日などの製造時期を示す情報、温泉成分源33a,34a,35aの使用開始時期を示す情報及び温泉成分源33a,34a,35aの使用期限を示す情報の少なくとも1つを含んでもよい。
この場合、図22に示すステップS141では、制御装置120から集中管理センター150へ残量情報に代えて又は加えて成分源情報が送信され、図22に示すステップS142では、成分源情報に基づいてカートリッジ133〜135の交換時期が特定されてもよい。
(C)集中管理センター150の制御部155が、第1購入ポイントに基づいて割引率又は割引金額を算出してもよい。
この場合、図22に示すステップS148では、集中管理センター150から第1通知装置160へ第2対応付け情報に代えて又は加えて第5対応付け情報が送信されてもよい。ここで、第5対応付け情報とは、制御部155により生成される情報であって、第1購入ポイントに基づいて算出される割引率又は割引金額と浴室構成情報129aに含まれる浴室識別情報とを対応付けた情報である。
したがって、割引率又は割引金額が集中管理センター150から第1通知装置160へ送信されるので、第1提供者が割引率又は割引金額を算出する負担を低減することが可能である。
(D)集中管理センター150の制御部155が、第2購入ポイントに基づいて割引率又は割引金額を算出してもよい。
この場合、図23に示すステップS167では、集中管理センター150から第2通知装置170へ第3対応付け情報に代えて又は加えて第6対応付け情報が送信されてもよい。ここで、第6対応付け情報とは、制御部155により生成される情報であって、第2購入ポイントに基づいて算出される割引率又は割引金額と浴室構成情報129aに含まれる浴室識別情報とを対応付けた情報である。
したがって、割引率又は割引金額が集中管理センター150から第2通知装置170へ送信されるので、第2提供者が割引率又は割引金額を算出する負担を低減することが可能である。
(E)集中管理センター150の制御部155が、契約ポイントに基づいて割引率又は割引金額を算出してもよい。
この場合、図24に示すステップS177では、集中管理センター150から第3通知装置180へ第4対応付け情報に代えて又は加えて第7対応付け情報が送信されてもよい。ここで、第7対応付け情報とは、制御部155により生成される情報であって、契約ポイントに基づいて算出される割引率又は割引金額と浴室構成情報129aに含まれる浴室識別情報とを対応付けた情報である。
したがって、割引率又は割引金額が集中管理センター150から第3通知装置180へ送信されるので、第2提供者が割引率又は割引金額を算出する負担を低減することが可能である。
(F)温泉システム100は、図17に示すように、割引券等出力装置190をさらに備えていてもよい。この場合、利用者により、第1入力部12aに割引等要望情報が入力され、割引券等出力装置190から割引券又は優待券が出力される。ここで、割引等要望情報とは、利用者がカートリッジの購入時、お土産等の購入時、又は旅行計画の契約時に割引等を受けるための割引券や優待券の提供などを求めるための情報である。
温泉システム100が割引券又は優待券を出力する処理の流れを、図25に示すフローチャートを用いて説明する。なお、以下の説明においては、旅行計画の契約時に割引等を受ける場合を例に説明するが、カートリッジ購入時又はお土産等の購入時に割引等を受ける場合については、第3通知装置180を第1通知装置160又は第2通知装置170と、第7ネットワーク107を第3ネットワーク103又は第5ネットワーク105と、第8送受信部154を第6送受信部152又は第7送受信部153と、第6ネットワーク106を第2ネットワーク102又は第4ネットワーク104と、第5送受信部124を第3送受信部122又は第4送受信部123と読み替えることにより説明される。
図25に示すステップS181では、利用者により、第1入力部12aに割引等要望情報が入力される。制御部125は、割引等要望情報を第1入力部12aから受け取る。
図25に示すステップS182では、制御装置120から集中管理センター150へ割引等要望情報が送信される。すなわち、制御装置120の第1送受信部121は、割引等要望情報を制御部125から受け取り、第1ネットワーク101経由で集中管理センター150へ送信する。集中管理センター150の第2送受信部151は、割引等要望情報を第1ネットワーク101経由で制御装置120から受信する。
図25に示すステップS183では、集中管理センター150から第3通知装置180へ割引等要望情報が送信される。すなわち、集中管理センター150の第8送受信部154は、割引等要望情報を制御部155から受け取り、第7ネットワーク107経由で第3通知装置180へ送信する。第3通知装置180は、割引等要望情報を第7ネットワーク107経由で集中管理センター150から受信する。
図25に示すステップS184では、割引券等出力情報が生成される。すなわち、図17に示す第3通知装置180は、割引等要望情報に基づいて割引券等出力情報を生成する。ここで、割引券等出力情報とは、割引券又は優待券を出力するための情報である。
図25に示すステップS185では、割引券等出力情報が送信される。すなわち、図17に示す第3通知装置180は、ステップS184で生成された割引券等出力情報を第6ネットワーク106経由で制御装置120へ送信する。このとき、割引券等出力情報は、電子メールにより制御装置120へ送信されるが、その他の任意の形式により送信されてもよい。図18に示す制御装置120の第5送受信部124は、割引券等出力情報を第6ネットワーク106経由で第3通知装置180から受信する。
図25に示すステップS186では、割引券等出力装置190から割引券又は優待券が出力される。すなわち、図18に示す制御装置120の制御部125は、割引券等出力情報を第5送受信部124から受け取り、割引券等出力装置190へ渡す。割引券等出力装置190は、割引券等出力情報に基づいて、割引券又は優待券を出力する。
この場合、制御装置120は、図24に示すステップS175において、ステップS186で出力された割引券又は優待券の情報を契約要望情報とともに第1ネットワーク101経由で集中管理センター150へ送信する。この場合、割引券又は優待券の情報は、図24に示すステップS177,S178において第3提供者まで通知される。そして、図24に示すステップS179において利用者にオンライン請求書が送信される際に、割引券又は優待券の情報に基づいて割引等がなされる。
(G)第2実施形態の変形例(F)において、第3通知装置180は、割引券等出力情報を第7ネットワーク107経由で集中管理センター150へ送信してもよい。
この場合、集中管理センター150の第8送受信部154は、割引券等出力情報を第7ネットワーク107経由で第3通知装置180から受信する。制御部155は、割引券等出力情報を第8送受信部154から受け取り、第2送受信部151へ渡す。第2送受信部151は、割引券等出力情報を第1ネットワーク101経由で制御装置120へ送信する。制御装置120の第1送受信部121は、割引券等出力情報を第1ネットワーク101経由で集中管理センター150から受信する。制御部125は、割引券等出力情報を第1送受信部121から受け取り、割引券等出力装置190へ渡す。割引券等出力装置190は、割引券等出力情報に基づいて、割引券又は優待券を出力する。
したがって、割引券等出力情報が集中管理センター150を経由して利用者まで送信されるため、第3提供者が送信先を管理する負担が低減される。
(H)第1ネットワーク101,第2ネットワーク102,第3ネットワーク103,第4ネットワーク104,第5ネットワーク105,第6ネットワーク106及び第7ネットワーク107は、それぞれ、有線回線であってもよいし、無線回線であってもよい。
(I)第5記憶部129に記憶された浴室構成情報129aは、温泉成分源33a,34a,35aを識別するための情報、温泉成分源33a,34a,35aの種類を示す情報及び温泉成分源33a,34a,35aの組成を示す情報の少なくとも1つを含んでいてもよい。
この場合、図21に示すステップS132において、浴室構成情報129aに基づいて、可能温泉識別情報が容易に生成される。
本発明は、温泉をリアルに体験することができるという効果を有し、温泉システム、温泉提供方法及び温泉提供プログラム等として有用である。
本発明の第1実施形態による温泉システムの構成図。 本発明の第1実施形態による制御装置の構成図。 本発明の第1実施形態による配合装置の構成図。 本発明の第1実施形態による給湯機の構成図。 温泉システムが温泉成分を含む湯を浴槽に提供する処理の流れを示すフローチャート。 温泉システムが温泉成分を含む湯を浴槽に提供する処理の流れを示すフローチャート。 温泉システムが温泉の景色を表示する処理の流れを示すフローチャート。 温泉システムが温泉の音声を出力する処理の流れを示すフローチャート。 温泉システム1が浴室10の環境を制御する処理の流れを示すフローチャート。 第1温泉情報の構成を示す概念図。 第2温泉情報の構成を示す概念図。 第3温泉情報の構成を示す概念図。 浴室の様子を示す概念図。 温泉システムが温泉の景色を表示する処理の流れを示すフローチャート。 第1対応付け情報の構成を示す概念図。 温泉システムが温泉以外の景色を表示する処理の流れを示すフローチャート。 本発明の第2実施形態による温泉システムの構成図。 本発明の第2実施形態による制御装置の構成図。 本発明の第2実施形態による集中管理センターの構成図。 本発明の第2実施形態による配合装置の構成図。 温泉システムが温泉成分を含む湯を浴槽に提供する処理の流れを示すフローチャート。 利用者がカートリッジを購入する際の処理の流れを示すフローチャート。 利用者がお土産等を購入する際の処理の流れを示すフローチャート。 利用者が温泉の付近への旅行計画について契約する際の処理の流れを示すフローチャート。 温泉システムが割引券又は優待券を出力する処理の流れを示すフローチャート。
符号の説明
1,100 温泉システム
10 浴室
11 浴槽
12 リモコン
13 表示装置
14 音声出力装置
15 除湿器
16 加湿器
17 換気装置
18 照明装置
20,120 制御装置
30,130 配合装置
40 給湯機
90 配管群
101 第1ネットワーク
102 第2ネットワーク
103 第3ネットワーク
104 第4ネットワーク
105 第5ネットワーク
106 第6ネットワーク
107 第7ネットワーク
150 集中管理センター
160 第1通知装置
170 第2通知装置
180 第3通知装置
190 割引券等出力装置

Claims (40)

  1. 温泉成分を含む湯を浴槽(11)に提供する温泉システム(1,100)であって、
    前記温泉成分を配合する割合である配合割合の情報と前記湯の温度である湯温の情報とを対応付けた情報を含む第1温泉情報を記憶する第1記憶部(26,156)と、
    前記第1温泉情報に基づいて、前記配合割合と前記湯温とを決定する制御部(25,155)と、
    を備えた、
    温泉システム(1,100)。
  2. 前記配合割合の情報に基づいて、前記温泉成分を前記湯に配合する配合部(30,95,96,130)と、
    前記湯温の情報に基づいて、前記湯を加熱する加熱部(41)と、
    をさらに備えた、
    請求項1に記載の温泉システム(1,100)。
  3. 前記配合部(30,95,96,130)は、前記温泉成分を含む貯蔵ユニット(33,34,35,133,134,135)を有する、
    請求項2に記載の温泉システム(1,100)。
  4. 温泉を識別するための情報である温泉識別情報が入力される第1入力部(12a)、
    をさらに備え、
    前記第1温泉情報は、前記配合割合の情報と前記湯温の情報と前記温泉識別情報とを対応付けた情報を含み、
    前記制御部(25,155)は、前記第1温泉情報と前記第1入力部(12a)に入力された前記温泉識別情報とに基づいて、前記配合割合と前記湯温とを決定する、
    請求項2に記載の温泉システム(1,100)。
  5. 温泉の効能の情報が入力される第2入力部(12b)、
    をさらに備え、
    前記第1温泉情報は、前記配合割合の情報と前記湯温の情報と前記温泉の効能の情報とを対応付けた情報を含み、
    前記制御部(25,155)は、前記第1温泉情報と前記第2入力部(12b)に入力された前記温泉の効能の情報とに基づいて、前記配合割合と前記湯温とを決定する、
    請求項2に記載の温泉システム(1,100)。
  6. 温泉を識別するための情報である温泉識別情報が入力される第1入力部(12a)と、
    前記温泉の景色に関する情報と前記温泉識別情報とを対応付けた情報を含む第2温泉情報を記憶する第2記憶部(27,157)と、
    前記第2温泉情報と前記第1入力部(12a)に入力された前記温泉識別情報とに基づいて、前記温泉の景色を表示する表示部(13a)と、
    をさらに備えた、
    請求項2に記載の温泉システム(1,100)。
  7. 温泉を識別するための情報である温泉識別情報が入力される第1入力部(12a)と、
    前記第1入力部(12a)に入力された前記温泉識別情報に対応する前記第1温泉情報を表示する前記表示部(13a)と、
    をさらに備え、
    前記第1温泉情報は、前記配合割合の情報と前記湯温の情報と前記温泉識別情報とを対応付けた情報を含む、
    請求項2に記載の温泉システム(1,100)。
  8. 前記第1入力部(12a)は、前記表示部(13a)に前記第1温泉情報が表示された後に、前記温泉識別情報がさらに入力される、
    請求項7に記載の温泉システム(1,100)。
  9. 前記第1温泉情報は、前記配合割合の情報と前記湯温の情報とを対応付けた情報に、前記温泉の効能の情報、前記温泉にまつわる話の情報、前記温泉のお土産又は特産品の情報、前記温泉の付近の観光情報並びに前記温泉の付近の施設の割引情報又は優待情報の少なくとも1つをさらに対応付けた情報を含む、
    請求項7又は8に記載の温泉システム(1,100)。
  10. 前記第2記憶部(27,157)は、前記第2温泉情報に含まれる前記温泉識別情報により識別される温泉以外の景色に関する情報である景色情報と前記景色情報により表される景色を識別するための情報である景色識別情報とを対応付けた情報を含む第1対応付け情報を記憶し、
    前記第1入力部(12a)は、前記景色識別情報が入力され、
    前記表示部(13a)は、前記第1対応付け情報と前記第1入力部(12a)に入力された前記景色識別情報とに基づいて、前記第1入力部(12a)に入力された前記景色識別情報により識別される景色を表示する、
    請求項6に記載の温泉システム(1,100)。
  11. 温泉を識別するための情報である温泉識別情報が入力される第1入力部(12a)と、
    前記温泉の音声に関する情報と前記温泉識別情報とを対応付けた情報を含む第3温泉情報を記憶する第3記憶部(28,158)と、
    前記第3温泉情報と前記第1入力部(12a)に入力された前記温泉識別情報とに基づいて、前記温泉の音声を出力する音声出力部(14a)と、
    をさらに備えた、
    請求項2に記載の温泉システム(1,100)。
  12. 前記配合部(30,95,96,130)は、前記加熱部(41)と前記浴槽(11)との間に設けられている、
    請求項2に記載の温泉システム(1,100)。
  13. 前記浴槽(11)が置かれた浴室(10)を除湿する除湿器(15)と、
    前記浴室(10)を露天風呂のように演出する運転モードである露天風呂モードを選択するための情報が入力される第1入力部(12a)と、
    をさらに備え、
    前記除湿器(15)は、前記露天風呂モードを選択するための情報が前記第1入力部(12a)に入力されたことに基づいて、前記浴室(10)を除湿する、
    請求項2に記載の温泉システム(1,100)。
  14. 前記浴槽(11)が置かれた浴室(10)を加湿する加湿器(16)と、
    前記浴室(10)を屋内風呂のように演出する運転モードである屋内風呂モード、前記浴室(10)を釜風呂のように演出する運転モードである釜風呂モード及び前記浴室(10)をスチームサウナ風呂のように演出する運転モードであるスチームサウナ風呂モードのいずれかを選択するための情報が入力される第1入力部(12a)と、
    をさらに備え、
    前記加湿器(16)は、前記屋内風呂モード、前記釜風呂モード及び前記スチームサウナ風呂モードのいずれかを選択するための情報が前記第1入力部(12a)に入力されたことに基づいて、前記浴室(10)を加湿する、
    請求項2に記載の温泉システム(1,100)。
  15. 前記浴槽(11)が置かれた浴室(10)を換気する換気装置(17)と、
    前記浴室(10)を露天風呂のように演出する運転モードである露天風呂モード、前記浴室(10)を屋内風呂のように演出する運転モードである屋内風呂モード、前記浴室(10)を釜風呂のように演出する運転モードである釜風呂モード及び前記浴室(10)をスチームサウナ風呂のように演出する運転モードであるスチームサウナ風呂モードのいずれかを選択するための情報が入力される第1入力部(12a)と、
    をさらに備え、
    前記換気装置(17)は、前記露天風呂モードを選択するための情報が前記第1入力部(12a)に入力されたことに基づいて、前記浴室(10)を換気し、前記屋内風呂モード、前記釜風呂モード及び前記スチームサウナ風呂モードのいずれかを選択するための情報が前記第1入力部(12a)に入力されたことに基づいて、前記浴室(10)の換気を停止する、あるいは前記浴室(10)の換気量を低減する、
    請求項2に記載の温泉システム(1,100)。
  16. 前記浴槽(11)が置かれた浴室(10)を照らす照明装置(18)と、
    前記浴室(10)を露天風呂のように演出する運転モードである露天風呂モードを選択するための情報が入力される第1入力部(12a)と、
    をさらに備え、
    前記照明装置(18)は、前記露天風呂モードを選択するための情報が前記第1入力部(12a)に入力されたことに基づいて、前記浴槽(11)の前記湯の表面をスポット的に照らす、
    請求項2に記載の温泉システム(1,100)。
  17. 前記第1記憶部(156)及び前記制御部(155)は、前記浴槽(11)の遠隔に存在する、
    請求項1から16のいずれか1項に記載の温泉システム(100)。
  18. 前記浴槽(11)の近傍に存在する第1送受信部(121)と、
    前記浴槽(11)の遠隔であって前記第1記憶部(156)及び前記制御部(155)の近傍に存在し、第1ネットワーク(101)経由で前記第1送受信部(121)と通信する第2送受信部(151)と、
    をさらに備え、
    前記第1入力部(12a)は、前記浴槽(11)の近傍に存在し、
    前記第1送受信部(121)は、前記第1入力部(12a)に入力された前記温泉識別情報を前記第1ネットワーク(101)経由で前記第2送受信部(151)へ送信し、
    前記第2送受信部(151)は、前記制御部(155)により決定された前記配合割合の情報と前記湯温の情報とを前記第1ネットワーク(101)経由で前記第1送受信部(121)へ送信する、
    請求項4に記載の温泉システム(100)。
  19. 前記浴槽(11)の近傍に存在する第1送受信部(121)と、
    前記浴槽(11)の遠隔であって前記第1記憶部(156)、前記第2記憶部(157)及び前記制御部(155)の近傍に存在し、第1ネットワーク(101)経由で前記第1送受信部(121)と通信する第2送受信部(151)と、
    をさらに備え、
    前記第1入力部(12a)及び前記表示部(13a)は、前記浴槽(11)の近傍に存在し、
    前記第1送受信部(121)は、前記第1入力部(12a)に入力された前記温泉識別情報を前記第1ネットワーク(101)経由で前記第2送受信部(151)へ送信し、
    前記制御部(155)は、前記第2温泉情報と前記第1入力部(12a)に入力された前記温泉識別情報とに基づいて、前記温泉の景色に関する情報を決定し、
    前記第2送受信部(151)は、前記制御部(155)により決定された前記温泉の景色に関する情報を前記第1ネットワーク(101)経由で前記第1送受信部(121)へ送信し、
    前記表示部(13a)は、前記温泉の景色に関する情報に基づいて、前記温泉の景色を表示する、
    請求項6に記載の温泉システム(100)。
  20. 前記浴槽(11)の近傍に存在する第1送受信部(121)と、
    前記浴槽(11)の遠隔であって前記第1記憶部(156)、前記第3記憶部(158)及び前記制御部(155)の近傍に存在し、第1ネットワーク(101)経由で前記第1送受信部(121)と通信する第2送受信部(151)と、
    をさらに備え、
    前記第1入力部(12a)及び前記音声出力部(14a)は、前記浴槽(11)の近傍に存在し、
    前記第1送受信部(121)は、前記第1入力部(12a)に入力された前記温泉識別情報を前記第1ネットワーク(101)経由で前記第2送受信部(151)へ送信し、
    前記制御部(155)は、前記第3温泉情報と前記第1入力部(12a)に入力された前記温泉識別情報とに基づいて、前記温泉の音声に関する情報を決定し、
    前記第2送受信部(151)は、前記制御部(155)により決定された前記温泉の音声に関する情報を前記第1ネットワーク(101)経由で前記第1送受信部(121)へ送信し、
    前記音声出力部(14a)は、前記温泉の音声に関する情報に基づいて、前記温泉の音声を出力する、
    請求項11に記載の温泉システム(100)。
  21. 前記浴室(10)の構成に関する情報である浴室構成情報を記憶する第5記憶部(129)、
    をさらに備え、
    前記第5記憶部(129)は、前記浴槽(11)の近傍に存在し、
    前記第1送受信部(121)は、前記浴室構成情報を前記第1ネットワーク(101)経由で前記第2送受信部(151)へ送信し、
    前記制御部(155)は、前記浴室構成情報に基づいて、前記浴室(10)に提供することが可能な温泉の環境を識別するための情報である可能温泉識別情報を生成し、
    前記第2送受信部(151)は、前記制御部(155)により生成された前記可能温泉識別情報を前記第1ネットワーク(101)経由で前記第1送受信部(121)へ送信する、
    請求項18又は20に記載の温泉システム(100)。
  22. 前記浴槽(11)の近傍に存在し、前記可能温泉識別情報を表示する表示部(13a)、
    をさらに備え、
    前記第1入力部(12a)は、前記表示部(13a)に前記可能温泉識別情報が表示された後に、前記温泉識別情報が入力される、
    請求項21に記載の温泉システム(100)。
  23. 前記浴室(10)の構成に関する情報である浴室構成情報を記憶する第5記憶部(129)、
    をさらに備え、
    前記第5記憶部(129)は、前記浴槽(11)の近傍に存在し、
    前記第1送受信部(121)は、前記浴室構成情報を前記第1ネットワーク(101)経由で前記第2送受信部(151)へ送信し、
    前記制御部(155)は、前記浴室構成情報に基づいて、前記浴室(10)に提供することが可能な温泉の環境を識別するための情報である可能温泉識別情報を生成し、
    前記第2送受信部(151)は、前記制御部(155)により生成された前記可能温泉識別情報を前記第1ネットワーク(101)経由で前記第1送受信部(121)へ送信する、
    請求項19に記載の温泉システム(100)。
  24. 前記表示部(13a)は、前記可能温泉識別情報を表示し、
    前記第1入力部(12a)は、前記表示部(13a)に前記可能温泉識別情報が表示された後に、前記温泉識別情報が入力される、
    請求項23に記載の温泉システム(100)。
  25. 前記配合部(95,96,130)は、
    前記温泉成分を含む貯蔵ユニット(133,134,135)と、
    前記貯蔵ユニット(133,134,135)に含まれる前記温泉成分の残量に関する情報である残量情報を記憶する第4記憶部(133b,134b,135b)と、
    を有し、
    前記配合部(95,96,130)は、前記浴槽(11)の近傍に存在し、
    前記第1送受信部(121)は、前記残量情報を前記第1ネットワーク(101)経由で前記第2送受信部(151)へ送信し、
    前記制御部(155)は、前記残量情報に基づいて、前記貯蔵ユニット(133,134,135)が交換時期に達したか否かを判断する、
    請求項22又は24に記載の温泉システム(100)。
  26. 前記制御部(155)は、交換時期に達していると判断された前記貯蔵ユニット(133,134,135)についての購入案内に関する情報である貯蔵ユニット購入案内情報を生成し、
    前記第2送受信部(151)は、前記貯蔵ユニット購入案内情報を前記第1ネットワーク(101)経由で前記第1送受信部(121)へ送信する、
    請求項25に記載の温泉システム(100)。
  27. 前記表示部(13a)は、前記貯蔵ユニット購入案内情報を表示し、
    前記第1入力部(12a)は、前記表示部(13a)に前記貯蔵ユニット購入案内情報が表示された後に、貯蔵ユニット(133,134,135)の少なくとも1つの購入の要望を示す情報である貯蔵ユニット購入要望情報が入力される、
    請求項26に記載の温泉システム(100)。
  28. 前記浴槽(11)の遠隔に存在し、前記貯蔵ユニット(133,134,135)を提供する第1提供者に通知する第1通知装置(160)と、
    前記第1記憶部(156)、前記制御部(155)及び前記第2送受信部(151)の近傍に存在し、第3ネットワーク(103)経由で前記第1通知装置(160)と通信する第6送受信部(152)と、
    をさらに備え、
    前記浴室構成情報は、前記浴室(10)を識別するための情報である浴室識別情報を含み、
    前記制御部(155)は、前記貯蔵ユニット購入要望情報と前記浴室識別情報とに基づいて第1購入ポイントを前記浴室(10)毎に加算し、前記第1購入ポイントと前記浴室識別情報とを対応付けた情報である第2対応付け情報を生成し、
    前記第6送受信部(152)は、前記第2対応付け情報を前記第3ネットワーク(103)経由で前記第1通知装置(160)へ送信する、
    請求項27に記載の温泉システム(100)。
  29. 前記浴槽(11)の遠隔に存在し、前記貯蔵ユニット(133,134,135)を提供する第1提供者に通知する第1通知装置(160)と、
    前記第1記憶部(156)、前記制御部(155)及び前記第2送受信部(151)の近傍に存在し、第3ネットワーク(103)経由で前記第1通知装置(160)と通信する第6送受信部(152)と、
    をさらに備え、
    前記浴室構成情報は、前記浴室(10)を識別するための情報である浴室識別情報を含み、
    前記制御部(155)は、前記貯蔵ユニット購入要望情報と前記浴室識別情報とに基づいて第1購入ポイントを前記浴室(10)毎に加算し、前記第1購入ポイントに基づいて割引率又は割引金額を算出し、前記割引率又は前記割引金額と前記浴室識別情報とを対応付けた情報である第5対応付け情報を生成し、
    前記第6送受信部(152)は、前記第5対応付け情報を前記第3ネットワーク(103)経由で前記第1通知装置(160)へ送信する、
    請求項27に記載の温泉システム(100)。
  30. 前記制御部(155)は、前記第1入力部(12a)に入力された前記温泉識別情報により識別される前記温泉のお土産又は特産品の購入案内に関する情報であるお土産等購入案内情報を生成し、
    前記第2送受信部(151)は、前記お土産等購入案内情報を前記第1ネットワーク(101)経由で前記第1送受信部(121)へ送信する、
    請求項22又は24に記載の温泉システム(100)。
  31. 前記表示部(13a)は、前記お土産等購入案内情報を表示し、
    前記第1入力部(12a)は、前記表示部(13a)に前記お土産等購入案内情報が表示された後に、前記温泉のお土産又は特産品の購入の要望を示す情報であるお土産等購入要望情報が入力される、
    請求項30に記載の温泉システム(100)。
  32. 前記浴槽(11)の遠隔に存在し、前記温泉のお土産又は特産品を提供する第2提供者に通知する第2通知装置(170)と、
    前記第1記憶部(156)、前記制御部(155)及び前記第2送受信部(151)の近傍に存在し、第5ネットワーク(105)経由で前記第2通知装置(170)と通信する第7送受信部(153)と、
    をさらに備え、
    前記浴室構成情報は、前記浴室(10)を識別するための情報である浴室識別情報を含み、
    前記制御部(155)は、前記お土産等購入要望情報と前記浴室識別情報とに基づいて第2購入ポイントを前記浴室(10)毎に加算し、前記第2購入ポイントと前記浴室識別情報とを対応付けた情報である第3対応付け情報を生成し、
    前記第7送受信部(153)は、前記第6対応付け情報を前記第5ネットワーク(105)経由で前記第2通知装置(170)へ送信する、
    請求項31に記載の温泉システム(100)。
  33. 前記浴槽(11)の遠隔に存在し、前記温泉のお土産又は特産品を提供する第2提供者に通知する第2通知装置(170)と、
    前記第1記憶部(156)、前記制御部(155)及び前記第2送受信部(151)の近傍に存在し、第5ネットワーク(105)経由で前記第2通知装置(170)と通信する第7送受信部(153)と、
    をさらに備え、
    前記浴室構成情報は、前記浴室(10)を識別するための情報である浴室識別情報を含み、
    前記制御部(155)は、前記お土産等購入要望情報と前記浴室識別情報とに基づいて第2購入ポイントを前記浴室(10)毎に加算し、前記第2購入ポイントに基づいて割引率又は割引金額を算出し、前記割引率又は割引金額と前記浴室識別情報とを対応付けた情報である第6対応付け情報を生成し、
    前記第7送受信部(153)は、前記第6対応付け情報を前記第5ネットワーク(105)経由で前記第2通知装置(170)へ送信する、
    請求項31に記載の温泉システム(100)。
  34. 前記制御部(155)は、前記第1入力部(12a)に入力された前記温泉識別情報により識別される前記温泉の付近への旅行計画の案内に関する情報である旅行案内情報を生成し、
    前記第2送受信部(151)は、前記旅行案内情報を前記第1ネットワーク(101)経由で前記第1送受信部(121)へ送信する、
    請求項22又は24に記載の温泉システム(100)。
  35. 前記表示部(13a)は、前記旅行案内情報を表示し、
    前記第1入力部(12a)は、前記表示部(13a)に前記旅行案内情報が表示された後に、前記旅行計画について契約する旨の要望を示す情報である契約要望情報が入力される、
    請求項34に記載の温泉システム(100)。
  36. 前記浴槽(11)の遠隔に存在し、前記旅行計画を提供する第3提供者に通知する第3通知装置(180)と、
    前記第1記憶部(156)、前記制御部(155)及び前記第2送受信部(151)の近傍に存在し、第7ネットワーク(107)経由で前記第3通知装置(180)と通信する第8送受信部(154)と、
    をさらに備え、
    前記浴室構成情報は、前記浴室(10)を識別するための情報である浴室識別情報を含み、
    前記制御部(155)は、前記契約要望情報と前記浴室識別情報とに基づいて契約ポイントを前記浴室(10)毎に加算し、前記契約ポイントと前記浴室識別情報とを対応付けた情報である第4対応付け情報を生成し、
    前記第8送受信部(154)は、前記第4対応付け情報を前記第7ネットワーク(107)経由で前記第3通知装置(180)へ送信する、
    請求項35に記載の温泉システム(100)。
  37. 前記浴槽(11)の遠隔に存在し、前記旅行計画を提供する第3提供者に通知する第3通知装置(180)と、
    前記第1記憶部(156)、前記制御部(155)及び前記第2送受信部(151)の近傍に存在し、第7ネットワーク(107)経由で前記第3通知装置(180)と通信する第8送受信部(154)と、
    をさらに備え、
    前記浴室構成情報は、前記浴室(10)を識別するための情報である浴室識別情報を含み、
    前記制御部(155)は、前記契約要望情報と前記浴室識別情報とに基づいて契約ポイントを前記浴室(10)毎に加算し、前記契約ポイントに基づいて割引率又は割引金額を算出し、前記割引率又は割引金額と前記浴室識別情報とを対応付けた情報である第7対応付け情報を生成し、
    前記第8送受信部(154)は、前記第7対応付け情報を前記第7ネットワーク(107)経由で前記第3通知装置(180)へ送信する、
    請求項35に記載の温泉システム(100)。
  38. 前記貯蔵ユニット(133,134,135)、前記お土産若しくは前記特産品、又は前記旅行計画の割引券又は優待券を出力する割引券等出力装置(190)、
    をさらに備え、
    前記第1入力部(12a)は、前記割引券又は前記優待券の提供を求めるための情報である割引等要望情報が入力され、
    前記第1通知装置(160)、前記第2通知装置(170)、又は前記第3通知装置(180)は、前記第1入力部(12a)に入力された前記割引等要望情報に基づいて、前記割引券又は前記優待券を出力するための情報である割引券等出力情報を生成し、
    前記割引券等出力装置(190)は、前記割引券等出力情報に基づいて、前記割引券又は前記優待券を出力する、
    請求項28,29,32,33,36又は37に記載の温泉システム(100)。
  39. 温泉成分を含む湯を浴槽(11)に提供する温泉提供方法であって、
    前記温泉成分を配合する割合である配合割合の情報と前記湯の温度である湯温の情報とを対応付けた情報を含む第1温泉情報を記憶装置(26,156)に記憶させる記憶ステップと、
    前記第1温泉情報に基づいて、前記配合割合と前記湯温とを決定する制御ステップと、
    を備えた、
    温泉提供方法。
  40. 温泉成分を含む湯を浴槽(11)に提供するための温泉提供プログラムであって、前記温泉成分を配合する割合である配合割合の情報と前記湯の温度である湯温の情報とを対応付けた情報を含む第1温泉情報が記憶された記憶装置(26,156)を備えるコンピュータに、
    前記記憶装置(26,156)から前記第1温泉情報を読み出す読み出しステップと、
    前記読み出しステップにおいて読み出された前記第1温泉情報に基づいて、前記配合割合と前記湯温とを決定する制御ステップと、
    を実行させる、温泉提供プログラム。
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