JP2007229260A - 脱臭装置用脱臭フィルタおよびそれを組み込んだ脱臭装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】臭気の除去効率が高く、メインテナンスが容易な脱臭装置用脱臭フィルタおよびそれを組み込んだ脱臭装置を提供する。
【解決手段】開口部をもつ担体に酸化マンガン、酸化銅等の金属酸化物触媒と臭気物質を物理的に吸着する吸着剤と臭気物質を化学的に吸着する化学吸着剤を担持した脱臭フィルタと、その風下側および/または風上側に開口部をもつ担体に酸化マンガン、酸化銅等の金属酸化物触媒と臭気物質を物理的に吸着する吸着剤を担持した脱臭フィルタとで構成され、前記風下側および/または風上側に開口部をもつ脱臭フィルタは水道水で洗浄可能とした脱臭装置用脱臭フィルタおよびそれを組み込んだ脱臭装置。
【選択図】図1
【解決手段】開口部をもつ担体に酸化マンガン、酸化銅等の金属酸化物触媒と臭気物質を物理的に吸着する吸着剤と臭気物質を化学的に吸着する化学吸着剤を担持した脱臭フィルタと、その風下側および/または風上側に開口部をもつ担体に酸化マンガン、酸化銅等の金属酸化物触媒と臭気物質を物理的に吸着する吸着剤を担持した脱臭フィルタとで構成され、前記風下側および/または風上側に開口部をもつ脱臭フィルタは水道水で洗浄可能とした脱臭装置用脱臭フィルタおよびそれを組み込んだ脱臭装置。
【選択図】図1
Description
この発明は、室内で発生する調理臭や生活臭を除去する脱臭装置用脱臭フィルタおよびそれを組み込んだ脱臭装置に関するものである。
従来の脱臭装置と脱臭フィルタは、金属酸化物からなる触媒を担持した触媒体とその後段に吸着剤を担持した吸着体を設け通風するか、触媒一体型吸着体を設け通風している(例えば、特許文献1参照。)。
従来の脱臭装置と脱臭フィルタは、触媒により吸着分解除去可能な臭気の除去、吸着剤により吸着可能な臭気の除去のみに効果を示し、触媒による吸着分解や吸着剤による吸着が困難な物質、例えばアセトアルデヒド等や、低濃度の臭気物質の除去が困難であり、また、吸着剤が後段に設置されているため、吸着した臭気物質が脱離して室内に臭気が放出されるという問題があった。さらに、使用者が吸着剤の交換やメインテナンスを実施するにあたり、吸着剤の後段に送風機が設置されており、交換やメインテナンスが困難であった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、風上側と風下側に設置される脱臭フィルタで有効に除去される臭気の成分を変化させることで臭気の除去効率を向上させると同時に、使用者のメインテナンスを容易にし、吸着した臭気物質が脱離して室内に臭気が放出されることがない脱臭フィルタとそれを組み込んだ脱臭装置とを提供するものである。
この発明に係る脱臭装置用脱臭フィルタは、開口部をもつ担体に酸化マンガン、酸化銅等の金属酸化物触媒と臭気物質を物理的に吸着する吸着剤と臭気物質を化学的に吸着する化学吸着剤を担持したメインの脱臭フィルタと、その風下側の開口部をもつ担体に酸化マンガン、酸化銅等の金属酸化物触媒と臭気物質を物理的に吸着する吸着剤を担持したサブの脱臭フィルタで構成され、サブの脱臭フィルタは送風機の後段に設置され、且つ水道水で洗浄可能としたものである。
この発明に係るの脱臭装置用脱臭フィルタとそれを組み込んだ脱臭装置は、臭気の除去効率が高く、使用者のメインテナンスが容易であり、吸着した臭気物質が脱離して室内に臭気が放出されることがないという効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における横断面模式図を示すものである。
図において、脱臭装置6の内部には、室内の臭気成分を除去・分解する吸入口脱臭フィルタ(以下、第3の脱臭フィルタという)1の風下側に空気中の粒子状物質を捕捉する集塵装置2が設置され、その風下側に室内の臭気成分を除去・分解するメインの脱臭フィルタ(以下、第1の脱臭フィルタという)3が設置され、その風下側に風を流すためのシロッコファン4が設けられ、このシロッコファン4の風下側に室内の臭気成分を除去・分解するサブの脱臭フィルタ(以下、第2の脱臭フィルタという)5が取り付けられている。集塵装置2は第1の脱臭フィルタ3に塵埃等が付着することを防止するために第1の脱臭フィルタ3の風上側に設置される。
図1はこの発明の実施の形態1における横断面模式図を示すものである。
図において、脱臭装置6の内部には、室内の臭気成分を除去・分解する吸入口脱臭フィルタ(以下、第3の脱臭フィルタという)1の風下側に空気中の粒子状物質を捕捉する集塵装置2が設置され、その風下側に室内の臭気成分を除去・分解するメインの脱臭フィルタ(以下、第1の脱臭フィルタという)3が設置され、その風下側に風を流すためのシロッコファン4が設けられ、このシロッコファン4の風下側に室内の臭気成分を除去・分解するサブの脱臭フィルタ(以下、第2の脱臭フィルタという)5が取り付けられている。集塵装置2は第1の脱臭フィルタ3に塵埃等が付着することを防止するために第1の脱臭フィルタ3の風上側に設置される。
第1の脱臭フィルタ3は、ハニカム状もしくはコルゲート状、四角状等の開口を有するペーパーセラミック担体やコージェライト担体、金属担体等に、酸化マンガン、酸化銅、酸化チタン、酸化クロム、酸化鉄、酸化ニッケル、酸化亜鉛、酸化コバルト等の金属酸化物触媒のうちの1種類以上と臭気物質を物理的に吸着するゼオライト、活性炭、シリカゲル、酸化ケイ素等の吸着剤のうちの1種類以上と、臭気物質を化学的に吸着する化学吸着剤を1種類以上担持してなる。化学吸着剤にはアミン系の吸着剤やリン酸等が使用される。第3の脱臭フィルタ1と第2の脱臭フィルタ5は、ハニカム状もしくはコルゲート状、四角状等の開口を有するペーパーセラミック担体やコージェライト担体、金属担体に、酸化マンガン、酸化銅、酸化チタン、酸化クロム、酸化鉄、酸化ニッケル、酸化亜鉛、酸化コバルト等の金属酸化物触媒のうちの1種類以上と臭気物質を物理的に吸着するゼオライト、活性炭、シリカゲル、酸化ケイ素等の吸着剤のうちの1種類以上とを担持してなる。
図2は第3の脱臭フィルタ1、第1の脱臭フィルタ3および第2の脱臭フィルタ5の形状例を示す図である。
図2(a)はコルゲート状の開口を有するペーパーセラミック担体やコージェライト担体、金属担体等を示す。図2(b)は四角状の開口を有するペーパーセラミック担体やコージェライト担体、金属担体等を示す。図2(c)はハニカム状の開口を有するペーパーセラミック担体やコージェライト担体、金属担体等を示す。 第3の脱臭フィルタ1と第1の脱臭フィルタ3と第2の脱臭フィルタ5の構造や材質は同じものでも良いし、違うものでも良い。なお、本実施形態1では、風を流すためのシロッコファン4を使用しているが、送風機であればクロスフローファン、ラインフローファン、ターボファン、軸流ファン等も使用可能である。
また、第3の脱臭フィルタ1の風上側には、室内の大きな塵埃、糸くず等を捕集するプレフィルタを設置しても良い。
図2(a)はコルゲート状の開口を有するペーパーセラミック担体やコージェライト担体、金属担体等を示す。図2(b)は四角状の開口を有するペーパーセラミック担体やコージェライト担体、金属担体等を示す。図2(c)はハニカム状の開口を有するペーパーセラミック担体やコージェライト担体、金属担体等を示す。 第3の脱臭フィルタ1と第1の脱臭フィルタ3と第2の脱臭フィルタ5の構造や材質は同じものでも良いし、違うものでも良い。なお、本実施形態1では、風を流すためのシロッコファン4を使用しているが、送風機であればクロスフローファン、ラインフローファン、ターボファン、軸流ファン等も使用可能である。
また、第3の脱臭フィルタ1の風上側には、室内の大きな塵埃、糸くず等を捕集するプレフィルタを設置しても良い。
第3の脱臭フィルタ1と第2の脱臭フィルタ5は、水道水で洗浄しても担持したものが剥離しないようにバインダーで付着しており、洗浄後乾燥させれば初期と同じ状態に回復するようになっている。また、第3の脱臭フィルタ1と第2の脱臭フィルタ5は、各脱臭装置6のもっとも外側に設置されており、使用者が交換やメインテナンスを容易に行うことが可能となっている。
次に動作について説明する。
このように構成された脱臭装置6において、室内で発生する調理臭や生活臭などの臭気成分を含む空気は、シロッコファン4により脱臭装置6に吸引される。始めに最も風上側に設置される第3の脱臭フィルタ1によって、その臭気成分が除去され、後段の集塵装置2に入る。第3の脱臭フィルタ1では、酸化マンガン、酸化銅、酸化チタン、酸化クロム、酸化鉄、酸化ニッケル、酸化亜鉛、酸化コバルト等の金属酸化物触媒により、メチルメルカプタンや硫化水素、硫化メチル、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ノルマルブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、ノルマルバレルアルデヒド、イソバレルアルデヒド、イソブタノール等は物理吸着され、その後触媒反応により分解される。また、ゼオライト、活性炭、シリカゲル、酸化ケイ素等の吸着剤により、アンモニア、酢酸エチル、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレン、メチルイソブチルケトン、酢酸、プロピオン酸、ノルマル酪酸、ノルマル吉草酸、イソ吉草酸、エタノール、ノナナール等は物理吸着され、吸着剤上に捕捉される。
このように構成された脱臭装置6において、室内で発生する調理臭や生活臭などの臭気成分を含む空気は、シロッコファン4により脱臭装置6に吸引される。始めに最も風上側に設置される第3の脱臭フィルタ1によって、その臭気成分が除去され、後段の集塵装置2に入る。第3の脱臭フィルタ1では、酸化マンガン、酸化銅、酸化チタン、酸化クロム、酸化鉄、酸化ニッケル、酸化亜鉛、酸化コバルト等の金属酸化物触媒により、メチルメルカプタンや硫化水素、硫化メチル、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ノルマルブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、ノルマルバレルアルデヒド、イソバレルアルデヒド、イソブタノール等は物理吸着され、その後触媒反応により分解される。また、ゼオライト、活性炭、シリカゲル、酸化ケイ素等の吸着剤により、アンモニア、酢酸エチル、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレン、メチルイソブチルケトン、酢酸、プロピオン酸、ノルマル酪酸、ノルマル吉草酸、イソ吉草酸、エタノール、ノナナール等は物理吸着され、吸着剤上に捕捉される。
第3の脱臭フィルタ1を通過した空気は、その後集塵装置2でその空気中に含まれる塵埃が除去される。集塵装置2には、電荷を保持した不織布をコルゲート状やプリーツ状、平板状に成形した集塵フィルタや、電荷を保持しない不織布をコルゲート状やプリーツ状、平板状に成形した集塵フィルタ、金属メッシュやパンチングメタル、電気集塵装置等が使用される。
集塵装置2を通過した空気は、その後第1の脱臭フィルタ3によって、第3の脱臭フィルタ1で除去されなかった臭気成分が除去される。第1の脱臭フィルタ3では、酸化マンガン、酸化銅、酸化チタン、酸化クロム、酸化鉄、酸化ニッケル、酸化亜鉛、酸化コバルト等の金属酸化物触媒とゼオライト、活性炭、シリカゲル、酸化ケイ素等の吸着剤により、第3の脱臭フィルタ1と同じ機構により臭気が除去される。
アセトアルデヒド等のアルデヒド類は、酸化マンガン、酸化銅、酸化チタン、酸化クロム、酸化鉄、酸化ニッケル、酸化亜鉛、酸化コバルト等の金属酸化物触媒による物理吸着でも除去されるが、室内に存在する数ppt〜数ppm程度の低濃度域での物理吸着能力は低いため、金属酸化物触媒による物理吸着に加えて、アミン系の吸着剤により化学結合して除去される。リン酸等の酸性吸着剤は、アンモニア等を化学結合により除去する。
上記金属酸化物触媒、吸着剤、化学吸着剤は、ペーパーセラミック担体やコージェライト担体、金属担体などの担体容積に対し、総量として0.1〜1.0g/ccが添着されており、室内で発生する調理臭や生活臭などの臭気成分の除去が約10年可能な量となっている。
アセトアルデヒド等のアルデヒド類は、酸化マンガン、酸化銅、酸化チタン、酸化クロム、酸化鉄、酸化ニッケル、酸化亜鉛、酸化コバルト等の金属酸化物触媒による物理吸着でも除去されるが、室内に存在する数ppt〜数ppm程度の低濃度域での物理吸着能力は低いため、金属酸化物触媒による物理吸着に加えて、アミン系の吸着剤により化学結合して除去される。リン酸等の酸性吸着剤は、アンモニア等を化学結合により除去する。
上記金属酸化物触媒、吸着剤、化学吸着剤は、ペーパーセラミック担体やコージェライト担体、金属担体などの担体容積に対し、総量として0.1〜1.0g/ccが添着されており、室内で発生する調理臭や生活臭などの臭気成分の除去が約10年可能な量となっている。
第1の脱臭フィルタ3によって除去しきれなかった臭気成分は、第2の脱臭フィルタ5によって除去されて室内に清浄化された空気が放出される。第2の脱臭フィルタ5では、酸化マンガン、酸化銅、酸化チタン、酸化クロム、酸化鉄、酸化ニッケル、酸化亜鉛、酸化コバルト等の金属酸化物触媒とゼオライト、活性炭、シリカゲル、酸化ケイ素等の吸着剤により、第3の脱臭フィルタ1と同じ機構により臭気が除去される。
第1の脱臭フィルタ3は第3の脱臭フィルタ1、第2の脱臭フィルタ5よりも厚さが厚くなっており、室内で発生する調理臭や生活臭などの臭気成分を高効率で除去可能となっている。
第1の脱臭フィルタ3は第3の脱臭フィルタ1、第2の脱臭フィルタ5よりも厚さが厚くなっており、室内で発生する調理臭や生活臭などの臭気成分を高効率で除去可能となっている。
図3は本実施の形態1の第1の脱臭フィルタ3を使用したときの臭気除去率を示す図である。
厚さを増すことにより、臭気除去率は向上するが、本実施の形態1のように、酸化マンガン、酸化銅、酸化チタン、酸化クロム、酸化鉄、酸化ニッケル、酸化亜鉛、酸化コバルト等の金属酸化物触媒のうち1種類以上と臭気物質を物理的に吸着するゼオライト、活性炭、シリカゲル、酸化ケイ素等の吸着剤のうち1種類以上と臭気物質を化学的に吸着する化学吸着剤を1種類以上担持してなる脱臭フィルタを使用することにより、他の脱臭フィルタよりも厚さが薄くても高い臭気除去率達成が可能である。
吹き出し口から排気される空気が、吸い込まれる空気よりも臭気が低減したと官能的に感じられるレベルとするためには、臭気除去率は80%以上あることが望ましい。
そのためには、第1の脱臭フィルタ3の厚さは20mm以上の厚みが必要である。
厚さを増すことにより、臭気除去率は向上するが、本実施の形態1のように、酸化マンガン、酸化銅、酸化チタン、酸化クロム、酸化鉄、酸化ニッケル、酸化亜鉛、酸化コバルト等の金属酸化物触媒のうち1種類以上と臭気物質を物理的に吸着するゼオライト、活性炭、シリカゲル、酸化ケイ素等の吸着剤のうち1種類以上と臭気物質を化学的に吸着する化学吸着剤を1種類以上担持してなる脱臭フィルタを使用することにより、他の脱臭フィルタよりも厚さが薄くても高い臭気除去率達成が可能である。
吹き出し口から排気される空気が、吸い込まれる空気よりも臭気が低減したと官能的に感じられるレベルとするためには、臭気除去率は80%以上あることが望ましい。
そのためには、第1の脱臭フィルタ3の厚さは20mm以上の厚みが必要である。
図4は本実施形態1の脱臭装置6の臭気除去率を示す図である。
図4では、第3の脱臭フィルタ1、第2の脱臭フィルタ5を洗浄した場合と、洗浄しない場合、および第3の脱臭フィルタ1、第2の脱臭フィルタ5が無い場合を示す。
図より明らかなように、第3の脱臭フィルタ1および第2の脱臭フィルタ5が無い場合、つまり第1の脱臭フィルタ3のみの場合は、初期は臭気除去率が高いが年数を経ることにより、脱臭フィルタ上に臭気成分が蓄積し、徐々に臭気除去率が低下する。
臭気除去率が低下した場合は、第1の脱臭フィルタ3を交換する必要があり、装置の内部から第1の脱臭フィルタ3を取り出し交換することとなる。第1の脱臭フィルタ3は装置の内部に組み込まれており、ユーザが簡単に取り外せないため、交換は容易ではない。
図4では、第3の脱臭フィルタ1、第2の脱臭フィルタ5を洗浄した場合と、洗浄しない場合、および第3の脱臭フィルタ1、第2の脱臭フィルタ5が無い場合を示す。
図より明らかなように、第3の脱臭フィルタ1および第2の脱臭フィルタ5が無い場合、つまり第1の脱臭フィルタ3のみの場合は、初期は臭気除去率が高いが年数を経ることにより、脱臭フィルタ上に臭気成分が蓄積し、徐々に臭気除去率が低下する。
臭気除去率が低下した場合は、第1の脱臭フィルタ3を交換する必要があり、装置の内部から第1の脱臭フィルタ3を取り出し交換することとなる。第1の脱臭フィルタ3は装置の内部に組み込まれており、ユーザが簡単に取り外せないため、交換は容易ではない。
第1の脱臭フィルタ3に加えて第3の脱臭フィルタ1および第2の脱臭フィルタ5を設置することにより、臭気除去率は向上する。総量が増加するため、第1の脱臭フィルタ3のみに比べて耐久年数が増加する。また、第3の脱臭フィルタ1で高濃度の臭気と主に物理吸着で除去可能な臭気を除去し、第1の脱臭フィルタ3で第3の脱臭フィルタ1で除去されなかった低濃度の臭気と主に化学吸着で除去可能な臭気を除去する。更に、第3の脱臭フィルタ1および第1の脱臭フィルタ3で除去されなかった残臭気を第2の脱臭フィルタ5で除去するという3段階の構成となっているため、高い臭気除去率を達成できる。
しかし、この場合でも、脱臭フィルタ上に臭気成分が蓄積し、徐々に臭気除去率が低下する。第3の脱臭フィルタ1、第2の脱臭フィルタ5を水道水で洗浄した場合は、臭気除去率が洗浄により回復する。そのため、耐久年数が格段に向上する。
図4では2年に1回の洗浄周期で洗浄した場合を示している。この場合、年数を経ることによりわずかに臭気除去率が低下するが、高い臭気除去率を長期間に亘り維持可能である。洗浄の周期は、図4では2年に1回としたが、さらに短い期間で洗浄した場合には、より高い臭気除去率が維持でき、さらに長い期間で洗浄した場合でも図4の例には劣るが、高い臭気除去率維持が可能である。
また、洗浄方法として、水道水での洗浄としたが、中性洗剤の使用、弱アルカリ洗剤の使用も可能であり、洗浄方法として、流水洗浄、浸けおきの両者が可能である。さらに、水温としては、数度の常温から数十度の温水まで使用可能である。
図4では2年に1回の洗浄周期で洗浄した場合を示している。この場合、年数を経ることによりわずかに臭気除去率が低下するが、高い臭気除去率を長期間に亘り維持可能である。洗浄の周期は、図4では2年に1回としたが、さらに短い期間で洗浄した場合には、より高い臭気除去率が維持でき、さらに長い期間で洗浄した場合でも図4の例には劣るが、高い臭気除去率維持が可能である。
また、洗浄方法として、水道水での洗浄としたが、中性洗剤の使用、弱アルカリ洗剤の使用も可能であり、洗浄方法として、流水洗浄、浸けおきの両者が可能である。さらに、水温としては、数度の常温から数十度の温水まで使用可能である。
本実施の形態1では、3層の脱臭フィルタを使用したが、室内の臭気が少ない場合は、積層数を減少させても良い。例えば、第3の脱臭フィルタ1を外し、第1の脱臭フィルタ3と第2の脱臭フィルタ5の2層で使用する場合や、第2の脱臭フィルタ5を外し、第3の脱臭フィルタ1と第1の脱臭フィルタ3の2層で使用する場合がある。また、室内粉塵量が比較的少ない場合は、集塵装置2を外しても良い。その場合でも、室内の臭気が少ない場合は、上記と同様に積層数を減少させても良い。
以上のように、開口部をもつ担体に酸化マンガン、酸化銅等の金属酸化物触媒と臭気物質を物理的に吸着する吸着剤と臭気物質を化学的に吸着する化学吸着剤を担持した第1の脱臭フィルタと、その風下側の開口部をもつ担体に酸化マンガン、酸化銅等の金属酸化物触媒と臭気物質を物理的に吸着する吸着剤を担持した第2の脱臭フィルタ5と、第1の脱臭フィルタ3の風上側の開口部をもつ担体に酸化マンガン、酸化銅等の金属酸化物触媒と臭気物質を物理的に吸着する吸着剤を担持した第3の脱臭フィルタ1の3層で構成され、第2の脱臭フィルタ5と第3の脱臭フィルタ1は水道水で洗浄可能とし、第3の脱臭フィルタ1と第1の脱臭フィルタ3との間に空気中の粒子状物質を捕捉する集塵装置2もしくは集塵フィルタを備えたことにより、風上側と風下側に設置される脱臭フィルタで有効に除去される臭気の成分を変化させることが可能となり、臭気除去効率を向上させると同時に、使用者のメインテナンスを容易にし、吸着した臭気物質が脱離して室内に臭気が放出されることがない脱臭装置用脱臭フィルタとそれを組み込んだ脱臭装置を得ることができる。
実施の形態2.
本実施の形態2は、上述の実施の形態1では、第3の脱臭フィルタ1と第1の脱臭フィルタ3と第2の脱臭フィルタ5の形状として、コルゲート状の開口を有するペーパーセラミック担体やコージェライト担体、金属担体等や、四角状の開口を有するペーパーセラミック担体やコージェライト担体、金属担体等や、ハニカム形状の開口を有するペーパーセラミック担体やコージェライト担体、金属担体等を使用するようにしたものであるのに対して、図5に示すような他の形状のものを使用するものである。
本実施の形態2は、上述の実施の形態1では、第3の脱臭フィルタ1と第1の脱臭フィルタ3と第2の脱臭フィルタ5の形状として、コルゲート状の開口を有するペーパーセラミック担体やコージェライト担体、金属担体等や、四角状の開口を有するペーパーセラミック担体やコージェライト担体、金属担体等や、ハニカム形状の開口を有するペーパーセラミック担体やコージェライト担体、金属担体等を使用するようにしたものであるのに対して、図5に示すような他の形状のものを使用するものである。
図5(a)は金属網形状の担体、図5(b)はパンチングメタルの担体を示す図である。本実施形態2では、図5(a)、(b)に示す形状のものを使用することにより、圧力損失を低減し、臭気除去率を高めることが可能となる。
図6は、コルゲート状の第3の脱臭フィルタ1と金属網状の第3の脱臭フィルタ1による性能比較試験の結果を示す図であり、図4(a)は風速に対するトリメチルアミン除去率を示す図であり、図4(b)は風速に対する圧力損失の関係を示す図である。
風速を増加させることでトリメチルアミン除去率は低下し、圧力損失は増加する。しかし、金属網を使用することでコルゲート形状と比較して同除去率で圧力損失を低下させることが可能となる。
そのため、第3の脱臭フィルタ1、第1の脱臭フィルタ3、第2の脱臭フィルタ5に金属網やパンチングメタルを使用しても良い。また、金属網やパンチングメタル以外でも金属発泡体、ハニカム状もしくはコルゲート状、四角状の開口を有する金属でも良い。
風速を増加させることでトリメチルアミン除去率は低下し、圧力損失は増加する。しかし、金属網を使用することでコルゲート形状と比較して同除去率で圧力損失を低下させることが可能となる。
そのため、第3の脱臭フィルタ1、第1の脱臭フィルタ3、第2の脱臭フィルタ5に金属網やパンチングメタルを使用しても良い。また、金属網やパンチングメタル以外でも金属発泡体、ハニカム状もしくはコルゲート状、四角状の開口を有する金属でも良い。
以上のように、水道水で洗浄可能な開口部をもつ担体に酸化マンガン、酸化銅等の金属酸化物触媒と臭気物質を物理的に吸着する吸着剤を担持した第3の脱臭フィルタ1、第1の脱臭フィルタ3、第2の脱臭フィルタ5のいづれか一つもしくは二つ、全部は、金属網もしくはパンチングメタル、金属発泡体、ハニカム状もしくはコルゲート状、四角状の開口を有する金属を担体としたことにより、圧力損失を低下させ、高い臭気除去率を達成することができる。
実施の形態3.
上述の実施の形態1,2では、通常生活空間に脱臭装置を設置したものであるが、本実施の形態3はレンジフードに組み込む形状としたものである。
図7は本実施の形態3の脱臭装置を示す横断面模式図である。
実施の形態1と同一又は相当部分には同一の符号を付し、その説明は省略する。
本実施の形態3では、調理台7に組み込まれたガスコンロやクッキングヒータ等の調理器を使用し、なべ8で調理を実施したとき、レンジフードに組み込まれた脱臭装置により調理時に生成する蒸気、油煙や臭気を除去することが可能となる。
なべ8から生成する各種の臭気や蒸気、油煙はシロッコファン4により脱臭装置6に吸引される。始めに最も風上側に設置される第3の脱臭フィルタ1によって、その臭気成分が除去され、後段の集塵装置2に入る。
上述の実施の形態1,2では、通常生活空間に脱臭装置を設置したものであるが、本実施の形態3はレンジフードに組み込む形状としたものである。
図7は本実施の形態3の脱臭装置を示す横断面模式図である。
実施の形態1と同一又は相当部分には同一の符号を付し、その説明は省略する。
本実施の形態3では、調理台7に組み込まれたガスコンロやクッキングヒータ等の調理器を使用し、なべ8で調理を実施したとき、レンジフードに組み込まれた脱臭装置により調理時に生成する蒸気、油煙や臭気を除去することが可能となる。
なべ8から生成する各種の臭気や蒸気、油煙はシロッコファン4により脱臭装置6に吸引される。始めに最も風上側に設置される第3の脱臭フィルタ1によって、その臭気成分が除去され、後段の集塵装置2に入る。
第3の脱臭フィルタ1では、酸化マンガン、酸化銅、酸化チタン、酸化クロム、酸化鉄、酸化ニッケル、酸化亜鉛、酸化コバルト等の金属酸化物触媒により、メチルメルカプタンや硫化水素、硫化メチル、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ノルマルブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、ノルマルバレルアルデヒド、イソバレルアルデヒド、イソブタノール等は物理吸着し、その後触媒反応により分解される。また、ゼオライト、活性炭、シリカゲル、酸化ケイ素等の吸着剤により、アンモニア、酢酸エチル、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレン、メチルイソブチルケトン、酢酸、プロピオン酸、ノルマル酪酸、ノルマル吉草酸、イソ吉草酸、エタノール、ノナナール等は物理吸着し、吸着剤上に捕捉される。
その後、第3の脱臭フィルタ1を通過した空気は、第1の脱臭フィルタ3によって、第3の脱臭フィルタ1で除去されなかった臭気成分が除去される。
第1の脱臭フィルタ3では、酸化マンガン、酸化銅、酸化チタン、酸化クロム、酸化鉄、酸化ニッケル、酸化亜鉛、酸化コバルト等の金属酸化物触媒とゼオライト、活性炭、シリカゲル、酸化ケイ素等の吸着剤により、第3の脱臭フィルタ1と同じ機構により臭気が除去される。アセトアルデヒド等のアルデヒド類は、酸化マンガン、酸化銅、酸化チタン、酸化クロム、酸化鉄、酸化ニッケル、酸化亜鉛、酸化コバルト等の金属酸化物触媒による物理吸着でも除去されるが、室内に存在する数ppt〜数ppm程度の低濃度域での物理吸着能力は低いため、金属酸化物触媒による物理吸着に加えて、アミン系の吸着剤により化学結合して除去される。リン酸等の酸性吸着剤は、アンモニア等を化学結合により除去する。上記金属酸化物触媒、吸着剤、化学吸着剤は、ペーパーセラミック担体やコージェライト担体、金属担体などの担体容積に対し、総量として0.1〜1.0g/ccが添着されており、調理時に発生する調理臭や生活臭などの臭気成分の除去が約10年可能な量となっている。
第1の脱臭フィルタ3では、酸化マンガン、酸化銅、酸化チタン、酸化クロム、酸化鉄、酸化ニッケル、酸化亜鉛、酸化コバルト等の金属酸化物触媒とゼオライト、活性炭、シリカゲル、酸化ケイ素等の吸着剤により、第3の脱臭フィルタ1と同じ機構により臭気が除去される。アセトアルデヒド等のアルデヒド類は、酸化マンガン、酸化銅、酸化チタン、酸化クロム、酸化鉄、酸化ニッケル、酸化亜鉛、酸化コバルト等の金属酸化物触媒による物理吸着でも除去されるが、室内に存在する数ppt〜数ppm程度の低濃度域での物理吸着能力は低いため、金属酸化物触媒による物理吸着に加えて、アミン系の吸着剤により化学結合して除去される。リン酸等の酸性吸着剤は、アンモニア等を化学結合により除去する。上記金属酸化物触媒、吸着剤、化学吸着剤は、ペーパーセラミック担体やコージェライト担体、金属担体などの担体容積に対し、総量として0.1〜1.0g/ccが添着されており、調理時に発生する調理臭や生活臭などの臭気成分の除去が約10年可能な量となっている。
第1の脱臭フィルタ3によって除去しきれなかった臭気成分は、第2の脱臭フィルタ5によって除去されて室内に清浄化された空気が放出される。第2の脱臭フィルタ5では、酸化マンガン、酸化銅、酸化チタン、酸化クロム、酸化鉄、酸化ニッケル、酸化亜鉛、酸化コバルト等の金属酸化物触媒とゼオライト、活性炭、シリカゲル、酸化ケイ素等の吸着剤により、第3の脱臭フィルタ1と同じ機構により臭気が除去される。本実施の形態3では、風を流すためのシロッコファン4を使用したが、送風機であればクロスフローファン、ラインフローファン、ターボファン、軸流ファン等が使用可能である。
また、第3の脱臭フィルタ1と第1の脱臭フィルタ3と第2の脱臭フィルタ5の形状は、実施の形態1や実施の形態2と同様の形状となっている。本実施の形態3では、集塵装置を使用していないが、第3の脱臭フィルタ1と第1の脱臭フィルタ3の間に、実施の形態1と同様の集塵装置を使用しても良い。第3の脱臭フィルタ1と第2の脱臭フィルタ5は、水道水で洗浄しても担持したものが剥離しないようにバインダーで付着しており、洗浄後乾燥させれば初期と同じ状態に回復するようになっている。また、第3の脱臭フィルタ1と第2の脱臭フィルタ5は、各脱臭装置6のもっとも外側に設置されており、使用者が交換やメンテナンスを容易に行うことが可能となっている。
本実施の形態3のようにレンジフードに脱臭装置を組み込んだ場合は、リビングや寝室、子供部屋のような空間と異なり、かなり多くの蒸気や油煙が吸引される。そのため、第3の脱臭フィルタ1の表面に蒸気や油が付着し、使用者のメインテナンス回数が増加する懸念がある。
そのため、第3の脱臭フィルタ1の風上側に、金属網もしくはパンチングメタル、金属発泡体、ハニカム形状もしくはコルゲート状、四角状の開口を有する金属を設置しても良い。この場合、過度の蒸気や油は最も風上に設置される金属網もしくはパンチングメタル、金属発泡体、ハニカム状もしくはコルゲート状、四角状の開口を有する金属担体により除去されるため、使用者が第3の脱臭フィルタ1を交換やメインテナンスする頻度を低減できる。
そのため、第3の脱臭フィルタ1の風上側に、金属網もしくはパンチングメタル、金属発泡体、ハニカム形状もしくはコルゲート状、四角状の開口を有する金属を設置しても良い。この場合、過度の蒸気や油は最も風上に設置される金属網もしくはパンチングメタル、金属発泡体、ハニカム状もしくはコルゲート状、四角状の開口を有する金属担体により除去されるため、使用者が第3の脱臭フィルタ1を交換やメインテナンスする頻度を低減できる。
以上のように、レンジフードに脱臭装置を組み込むことにより、臭気除去効率を向上させると同時に、使用者のメインテナンスを容易にし、吸着した臭気物質が脱離して室内に臭気が放出されることがない脱臭フィルタと脱臭装置を得ることができる。また、第3の脱臭フィルタ1の風上側に、金属網もしくはパンチングメタル、金属発泡体、ハニカム状もしくはコルゲート状、四角状の開口を有する金属を設置することにより、過度の蒸気や油は最も風上に設置される金属網もしくはパンチングメタル、金属発泡体、ハニカム状もしくはコルゲート状、四角状の開口を有する金属により除去されるため、使用者が第3の脱臭フィルタ1を交換やメインテナンスする頻度を低減できる。
1 第3の脱臭フィルタ、2 集塵装置、3 第1の脱臭フィルタ、4 シロッコファン、5 第2の脱臭フィルタ、6 脱臭装置、7 調理台、8 なべ。
Claims (8)
- 室内で発生する調理臭や生活臭などの臭気成分を除去する脱臭装置用脱臭フィルタにおいて、開口部をもつ担体に酸化マンガン、酸化銅等の金属酸化物触媒と臭気物質を物理的に吸着する吸着剤と臭気物質を化学的に吸着する化学吸着剤を担持した第1の脱臭フィルタと、その風下側の開口部をもつ担体に酸化マンガン、酸化銅等の金属酸化物触媒と臭気物質を物理的に吸着する吸着剤を担持した第2の脱臭フィルタで構成され、第2の脱臭フィルタは送風機の後段に設置され水道水で洗浄可能としたことを特徴とする脱臭装置用脱臭フィルタ。
- 前記第1の脱臭フィルタの風上側に空気中の粒子状物質を捕捉する集塵装置もしくは集塵フィルタを更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の脱臭装置用脱臭フィルタ。
- 前記第2の脱臭フィルタは、金属網もしくはパンチングメタル、金属発泡体、ハニカム状もしくはコルゲート状、四角状の開口を有する金属を担体としたことを特徴とする請求項1または2に記載の脱臭装置用脱臭フィルタ。
- 前記第1の脱臭フィルタの風上側の開口部をもつ担体に酸化マンガン、酸化銅等の金属酸化物触媒と臭気物質を物理的に吸着する吸着剤を担持した第3の脱臭フィルタを更に備え、且つ前記第2の脱臭フィルタおよび第3の脱臭フィルタは水道水で洗浄可能としたことを特徴とする請求項1記載の脱臭装置用脱臭フィルタ。
- 前記第3の脱臭フィルタと第1の脱臭フィルタとの間に空気中の粒子状物質を捕捉する集塵装置もしくは集塵フィルタを備えたことを特徴とする請求項4に記載の脱臭装置用脱臭フィルタ。
- 前記第2もしくは第3の脱臭フィルタのいづれか一方もしくは両方は、金属網もしくはパンチングメタル、金属発泡体、ハニカム状もしくはコルゲート状、四角状の開口を有する金属を担体としたことを特徴とする請求項4または5に記載の脱臭装置用脱臭フィルタ。
- 前記第3の脱臭フィルタの風上側に、金属網もしくはパンチングメタル、金属発泡体、ハニカム状もしくはコルゲート状、四角状の開口を有する金属を更に設置したことを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の脱臭装置用脱臭フィルタ。
- 上述の請求項1〜7のいずれか1項に記載の脱臭装置用脱臭フィルタを組み込んだことを特徴とする脱臭装置。
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-
2006
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