JP2007228869A - 除草機 - Google Patents

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JP2007228869A JP2006054194A JP2006054194A JP2007228869A JP 2007228869 A JP2007228869 A JP 2007228869A JP 2006054194 A JP2006054194 A JP 2006054194A JP 2006054194 A JP2006054194 A JP 2006054194A JP 2007228869 A JP2007228869 A JP 2007228869A
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Norihiro Yano
典弘 矢野
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】複数個設けたカッターで畝間の雑草を刈り取る除草機で、カッターを左右異動する刈り幅調整を軽く迅速に行えるようにすることを課題とする。
【解決手段】水平回転する回転刃4を有する複数のカッター5,6を左右揺動可能にしたアーム2,3の先端部に設け、該カッター5,6の回転刃4の回転域が一部ラップする状態で前記アーム2,3を強制的に揺動して刈り幅を調整可能にして除草機を構成した。また、作物の茎部或いは葉部を検出する作物センサ(7),(8)の作物検出によって、アーム(2),(3)を揺動させる構成とした。
【選択図】図2

Description

この発明は、作物の育成される畝の間に生える土壌面の除草を行う除草機に関するもので、除草形態としては、刈取刃による草茎の刈取、又はカルチによる根元部の削取等で行われる形態である。
例えば、特許文献1では、機幅中央部に位置するセンタカルチ爪と、このセンタカルチ爪の左右両側に配置するサイドロータリ爪とを、横方向へ設けたツールバーに対して各々左右方向へ摺動させて畝間の耕耘位置を調節する技術が知られている。
特開平9−37604号公報(第2頁、図4)
作物を植えた畝は耕耘機等で作成する為に所定の間隔となっているが、作物は生育の違いによって横幅間隔が異なってくる。このような畝栽培において管理機の走行で畝間の除草を自動で行うためには、カルチ爪やロータリ爪が作物を傷つけないように迅速に横移動しなければならないが、前記の如く横方向へ設けたツールバーに対してカルチ爪やロータリ爪を左右に摺動する構成では移動が円滑でなく、迅速な調節を行い難いことが多い。
この発明は上記の欠点を解消しようとして、次の技術的手段を講じた。
即ち、請求項1に記載の発明は、水平回転する回転刃4を有する複数のカッター5,6を左右揺動可能にしたアーム2,3の先端部に設け、該カッター5,6の回転刃4の回転域が一部ラップする状態で前記アーム2,3を強制的に揺動して刈り幅を調整可能にした除草機の構成とする。
上記のように構成すると、全面の刈り幅調整がアームを左右に揺動することによって行える。
請求項2に記載の発明は、左右に設けるカッター5,6を前後にラップした状態で設けたことを特徴とする。この構成で、カッター5,6の左右移動可能幅が広くなる。
請求項3に記載の発明は、作物の茎部或いは葉部を検出する作物センサ7,8の作物検出によって、アーム2,3を揺動させてカッター5,6の回転刃4が作物を切断しないようにしたことである。このことによって、自動で除草が出来、作物とカッターとの距離を常時観察しながらの作業から開放される。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明で、カッター5,6の左右移動を自動と手動に切換可能にすると共に、運転席9の左右にそれぞれの側のカッター5,6位置を調整する調整操作具10,11を設けた。これによって、操縦作業者が左右の調整操作具10,11を誤り無く操作出来る。
請求項1に記載の発明は、刈り幅の調整がアーム2,3を左右に揺動することによって行えるので、カッター5,6の移動が軽く迅速であるため、高速作業も可能になる。
請求項2に記載の発明は、畝間隔が作物の種類によって異なっていても、カッターが前後にラップした状態で設けられているために、刈り幅の調整が広く、特に雑草の多い畝間中央を二度刈り出来て除草が効果的である。
請求項3に記載の発明は、カッター5,6が自動で左右移動するため、作物の生育状況によるカッターの刈り幅調整が不要となって作業効率が向上する。
請求項4に記載の発明は、畑地が傾斜して自動制御が困難な場合には、操縦者が左右のカッターをそれぞれの側の調整操作具10,11で行うため、誤操作の虞が少ない。
次に、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
本発明の除草機は、図1に示す如く、操向前輪15と駆動後輪16からなる四輪駆動乗用トラクタの後部左右中央にヒッチ19で装着している。
除草機のヒッチ19に取り付けた機枠20は、トラクタのPTO出力軸(図示省略)に連結する前後方向の駆動軸21を設け、中央に縦方向の出力軸17を立設し、左右横方向へ横フレーム22を設け、この横フレーム22に対して後方へ向けて中央から外側に向かってアーム取付フレーム23,24、ガイド取付フレーム25,26、シリンダ取付ブラケット27,28をそれぞれ突設し、中央にセンター出力軸29を立設している。
アーム取付フレーム23,24には、後端部にカッタ軸30,31を縦に設けたアーム2,3を枢支軸56,57で枢支し、該アーム2,3の左右揺動角を検出するポテンショメータ型のセンサ50,51を設けてアーム2,3の揺動角すなわちカッター5,6の左右位置制御に利用している。
ガイド取付フレーム25,26には前記アーム2,3を上下から挟み込んで支持するガイドフレーム32,33を先端に取り付けている。
シリンダ取付ブラケット27,28には、前記アーム2,3との間に電動シリンダ34,35を取り付けて、アーム2,3を左右に揺動するようにしている。即ち電動モータ34a,35aの正逆転に連動して伝動シリンダ34,35は伸縮する構成である。
この電動シリンダ34,35のアーム2,3側取付部はそれぞれ二箇所52,53及び54,55ずつ設けて、アーム2,3の枢支軸56,57からの距離が近い側52,54に電動シリンダ34,35を取り付けるとアーム2,3の揺動が迅速になり、逆にアーム2,3の枢支部56,57からの距離が遠い側53,55に電動シリンダ34,35を取り付けるとアーム2,3の揺動が緩慢になる構成としている。したがって、作業速度によって取付位置を変更するとよい。
アーム2,3のカッタ軸30,31下部に取り付けたブレードプレート36,37に鉈状のブレード刃からなる回転刃4を複数取り付けてカッター5,6を構成している。なお、回転刃4は円盤状の円盤刃でもよい。アーム2,3の後端には尾輪39を取り付けた支脚40を縦ピン41で左右に動くように取り付けている。
左右のアーム2,3は長さを異ならせて、それぞれのカッタ軸30,31に取り付けたブレード刃38の回転域が前後で上下にラップするようにしている。このように構成すると、畝間の除草を行うに際して刈残しを少なくできる。
左右のカッター5,6の外側上部において、その上面カバー5a,6aの上部に、作物の茎や葉を検出する作物センサ7,8を設ける。この作物センサ7,8に作物が当たるとスイッチ42,43が反応し、制御部Cは電動シリンダ34,35を作動させてカッター5,6を作物から遠ざけて切断しないように電動モータ34a,35aに正転出力又は逆転出力する。なお、制御部Cには前記センサ50,51の検出信号を常時入力し、作物センサ7,9が検出すると、直ちに作物から遠ざかる方向に移動すべく電動モータ34a,35aに指令出力し、所定時間経過後再度元の位置に復帰すべく逆転指令出力する構成である。
また、作物間隔を制御部Cに予め入力しておくことにより、前後作物間にはカッター5,6を畝上面中央側に進入させ蛇行運転させながら畝上面の除草を効果的に行わせることもできる。
なお、自動制御が難しい傾斜地での除草作業の場合には、運転席9の左右に設けた調整操作具10,11を手で操作してカッター5,6の位置を左右に移動するのであるが、調整操作具10,11はそれぞれ同じ側のカッター5,6を移動させるよう設けている。しかもジョイスチックタイプのレバー10a,11aで倒した側へカッター5,6が移動するようにしているので、操作を誤ることが無い。
動力伝動は次のように行っている。トラクタのPTO出力軸から動力を受けた駆動軸21は機枠20構成一部の伝動ケース20a内のギア伝動によって出力軸17を駆動し、さらに出力軸17からセンター出力軸29へベルト43で動力を伝動し、このセンター出力軸29から各カッタ軸30,31へベルト44,45で動力を伝動している。
除草作業は、作物の生えた畝間にカッター5,6を位置させて回転刃4を回転駆動しながらトラクタを走行させる。カッター5,6の位置は最初に調整しておくが、作物センサ7,8が作物を検出すると電動シリンダ30,31を作動させてカッター5,6を作物から遠ざけ、作物センサ7,8が復帰するとカッター5,6を最初の位置へ戻すように自動制御する。
除草機の全体側面図 除草機の全体平面図 除草機の一部平面図 除草機の一部拡大平面図 一部の拡大側断面図
符号の説明
2,3 アーム
4 回転刃
5,6 カッター
7,8 作物センサ
9 運転席
10,11 調整操作具

Claims (4)

  1. 水平回転する回転刃(4)を有する複数のカッター(5),(6)を左右揺動可能にしたアーム(2),(3)の先端部に設け、該カッター(5),(6)の回転刃(4)の回転域が一部ラップする状態で前記アーム(2),(3)を強制的に揺動して刈り幅を調整可能にした除草機。
  2. 左右に設けるカッター(5),(6)を前後にラップした状態で設けたことを特徴とする請求項1に記載の除草機。
  3. 作物の茎部或いは葉部を検出する作物センサ(7),(8)の作物検出によって、アーム(2),(3)を揺動させたことを特徴とする請求項1に記載の除草機。
  4. カッター(5),(6)の左右移動を自動と手動に切換可能にすると共に、運転席(9)の左右にそれぞれの側のカッター(5),(6)位置を調整する調整操作具(10),(11)を設けたことを特徴とする請求項3に記載の除草機。
JP2006054194A 2006-02-28 2006-02-28 除草機 Pending JP2007228869A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100900651B1 (ko) * 2007-12-07 2009-06-02 함정식 트랙터용 로터리기계에 탈부착 사용하는 제초기
CN105122987A (zh) * 2015-08-25 2015-12-09 山西省农业科学院旱地农业研究中心 一种适用于高杆密植作物的全自动微型中耕除草机
JP7449516B2 (ja) 2021-03-09 2024-03-14 国立大学法人 東京大学 草取り装置

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