JP2007226924A - ハードディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハードディスクに記録された情報を視聴していくとき、視聴し終わった情報をチャプター単位で削除することが可能なハードディスク装置を提供する。
【解決手段】チャプター削除機能がオンされたと判定され、次に再生ボタンが押され、再生されているときに、再生時間が設定時間を経過したと判定されると、再生が行われている映像音声データがチャプター分割され、この分割されたチャプターのチャプター番号が削除チャプター番号としてメモリに記憶される。ここで、停止ボタンが押下されとき、または再生が終了したときに、ディスプレイ装置に削除選択画面が表示される。そして、削除選択画面を見て削除する方が選択されると、前記チャプター分割された最後のチャプターまでが、メモリの削除チャプター番号に基づいて削除される。
【選択図】図4

Description

本発明は、ハードディスクに対して情報の記録/再生を行うハードディスク装置に関し、特に、ハードディスクに記録された情報を削除する処理に関する。
近年、映像情報および音声情報のデジタル化および、そのデータの圧縮技術の目覚しい発達により、磁気テープに対して映像音声情報を記録/再生するVCR(ビデオカセットレコーダ)に代わり、光ディスクであるDVD(デジタルバーサタイルディスク)に対して映像音声情報を記録/再生する光ディスク装置(DVDレコーダ)や、ハードディスクに対して映像音声情報を記録/再生するハードディスク装置(ハードディスクレコーダ)が普及してきている。
ところで、DVDは、ディスク1枚当たり約4.7GB程度の容量になるが、ハードディスクは、80GBから数百GBの容量を持っているので、ハードディスクは、テレビ番組のような長時間の情報を記録するのに適している。したがって、テレビ番組を記録するのに、ハードディスク装置が用いられることが多い。そして、ハードディスク装置によりテレビ番組(タイトル)が記録されたハードディスクの中から保存しておきたいテレビ番組を選んでDVDにダビングしたい場合、光ディスク装置をハードディスク装置に接続し、ハードディスクに記録されたテレビ番組の映像音声情報をDVDにダビングすると言う使い方がある。また、光ディスク装置とハードディスク装置とが組み込まれた複合型記録再生装置においては、ハードディスクからDVDに記録するダビングモードに設定すれば、ハードディスクに記録されたテレビ番組の映像音声情報をDVDにダビングすることができる。
ハードディスク装置では、数百に及ぶタイトルをハードディスクに記録させることができるが、ハードディスクの残量不足や記録可能なタイトル数などの制限によりタイトルを複数削除する必要が生じる場合があり、この場合に多くのタイトルから不必要なタイトルだけを選別して削除するのに、従来のハードディスク装置では、次のようなタイトル削除方法によって行なわれていた。
従来のハードディスク装置におけるタイトル削除方法としては、ハードディスク内の削除したいタイトルをリモコン操作で個別に選択して一つずつ削除する個別削除方法と、ハードディスク内のタイトルをリモコンで全て削除する一括削除方法と、ハードディスク内の削除したい複数のタイトルをリモコン操作で選択して一括して削除する複数削除方法とがある。
特開2001−195807号公報 特開2003−23590号公報
しかしながら、従来のハードディスク装置では、ハードディスクの容量不足を未然に防ぐため、前記のような削除方法によりタイトル単位でしか削除することができず、チャプター単位では削除できないので、当該タイトルの再生途中で停止させ、この後、忘れて最後まで視聴していない状態で当該タイトルを削除してしまうようなこともあり、ユーザにとっては使い勝手が悪いと言う課題があった。
特許文献1の従来技術では、録画した番組の映像データを最後まで鑑賞すると自動的に停止し、消去して良いかを問い合わせる機能を有し、また、録画した番組の映像データを途中まで鑑賞して停止した場合は、鑑賞したデータを残すか、消去するか、鑑賞した所まで消去するかを問い合わせる機能を有し、消去する場合は、最後までの番組映像データの消去、途中までの番組映像データの消去が行われるが、途中までの番組映像データの消去が行われ、引き続き番組映像データを再生して番組を視聴する場合に、前回までの内容を思い出せないようなことが生じ、ユーザにとって不便を感じることがある。
特許文献2の従来技術では、ハードディスクに記録された放送番組が一定以上再生されたときに、その放送番組に対して番組消去の可否を問うメッセージを出力し、消去する場合は、一定以上再生された放送番組を消去するようにしているが、再生を途中で停止したときの消去処理については開示されていない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、ハードディスクに記録された情報をユーザが視聴していくとき、視聴し終わった情報をチャプター単位で削除することが可能なハードディスク装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、ハードディスクに記録した映像音声情報を再生してユーザが視聴した後、チャプター分割された最後のチャプターまでを削除させることが可能なチャプター削除機能を装置の設定項目に設け、前記チャプター削除機能がオンされたか否かを判定するチャプター削除機能オン判定手段と、前記チャプター削除機能がオンされたと判定され、この後、再生操作されて前記ハードディスクに記録された映像音声情報の再生が行われると、再生時間が所定時間経過したか否かを判定する再生時間判定手段と、前記再生時間が所定時間経過したと判定されたとき、前記再生が行われている映像音声情報をチャプター分割し、この分割したチャプターの番号を削除チャプター番号としてメモリに記憶させる削除チャプター番号記憶手段と、停止操作されたとき、または再生が終了したときに、チャプターを削除するか削除しないかの選択を行うための削除選択画面をディスプレイ装置に表示させる削除選択画面表示手段と、前記チャプターを削除する方が選択されたとき、前記チャプター分割された最後のチャプターまでを前記削除チャプター番号に基づいて削除させるチャプター削除手段とを有するシステムコントローラを備えたことを特徴とするハードディスク装置を提供する。
この構成において、チャプター削除機能をオンさせる方が選択されると、チャプター削除機能オン判定手段はチャプター削除機能がオンされたと判定し、この状態で次に再生ボタンが押され、記録情報が再生されているときに、再生時間判定手段は、再生時間が設定時間を経過したか否かを判定する。そして、再生時間が設定時間を経過したと判定されたときに、削除チャプター番号記憶手段は、再生が行われている映像音声データをチャプター分割し、この分割したチャプターの番号を削除チャプター番号としてメモリに記憶させる。ここで、停止ボタンが押下されとき、または再生が終了したときに、削除選択画面表示手段は、ディスプレイ装置に削除選択画面を表示させる。そして、削除選択画面を見て削除する方が選択されると、チャプター削除手段は、前記チャプター分割された最後のチャプターまでを、メモリの削除チャプター番号に基づいて削除する。
この構成によれば、ハードディスクに記録された情報をユーザが視聴していくとき、視聴し終わった情報をチャプター単位で削除することが可能になるので、ハードディスクの容量不足を未然に防ぐことができる。また、当該タイトルの再生途中で停止させ、この後、忘れて最後まで視聴していない状態で当該タイトルを全部削除してしまうようなことがなくなり、ユーザにとっては使い勝手が向上する。また、停止した後、引き続き番組の映像データを再生して番組を視聴する場合に、チャプターで未だ分割されていない情報を再生できるので、前回までの内容を思い出すことができ、ユーザにとって便利になる。
請求項2の発明は、ハードディスクに記録した映像音声情報を再生してユーザが視聴した後、チャプター分割された最後のチャプターまでを削除させることが可能なチャプター削除機能を装置の設定項目に設け、前記チャプター削除機能がオンされた後、再生操作されて前記ハードディスクに記録された映像音声情報の再生が行われ、再生時間が所定時間経過したと判定したとき、前記再生が行われている映像音声情報をチャプター分割し、この分割したチャプターの番号を削除チャプター番号とし、停止操作されたとき、または再生が終了したときに、前記チャプターを削除する方が選択されたと判定したときに、前記チャプター分割された最後のチャプターまでを削除チャプター番号に基づいて削除させる制御を行うシステムコントローラを備えたことを特徴とするハードディスク装置を提供する。
この構成において、チャプター削除機能がオンされた後、再生操作されてハードディスクに記録された映像音声情報の再生が行われ、再生時間が所定時間経過したと判定されたとき、前記再生が行われている映像音声情報がチャプター分割され、この分割したチャプターの番号が削除チャプター番号とされ、停止操作されたとき、または再生が終了したときに、前記チャプターを削除する方が選択されたと判定したときに、前記チャプター分割された最後のチャプターまでが削除される。
この構成によれば、ハードディスクに記録された情報をユーザが視聴していくとき、視聴し終わった情報をチャプター単位で削除することが可能になるので、ハードディスクの容量不足を未然に防ぐことができる。また、当該タイトルの再生途中で停止させ、この後、忘れて最後まで視聴していない状態で当該タイトルを全部削除してしまうようなことがなくなり、ユーザにとっては使い勝手が向上する。また、停止した後、引き続き番組の映像データを再生して番組を視聴する場合に、チャプターで未だ分割されていない情報を再生できるので、前回までの内容を思い出すことができ、ユーザにとって便利になる。
請求項3の発明では、請求項2の発明において、前記システムコントローラは、前記チャプター削除機能がオンされたか否かを判定するチャプター削除機能オン判定手段と、前記チャプター削除機能がオンされたと判定され、この後、再生操作されて前記ハードディスクに記録された映像音声情報の再生が行われると、再生時間が所定時間経過したか否かを判定する再生時間判定手段と、前記再生時間が所定時間経過したと判定されたとき、前記再生が行われている映像音声情報をチャプター分割し、この分割したチャプターの番号を削除チャプター番号としてメモリに記憶させる削除チャプター番号記憶手段と、停止操作されたとき、または再生が終了したときに、チャプターを削除するか削除しないかの選択を行うための削除選択画面をディスプレイ装置に表示させる削除選択画面表示手段と、前記チャプターを削除する方が選択されたとき、前記チャプター分割された最後のチャプターまでを前記削除チャプター番号に基づいて削除させるチャプター削除手段とを有する。
したがって、前記システムコントローラは、チャプター削除機能オン判定処理、再生時間判定処理、削除チャプター番号記憶処理、削除選択画面表示処理、およびチャプター削除処理を実現でき、これにより、ハードディスクに記録された情報をユーザが視聴していくとき、視聴し終わった情報をチャプター単位で削除することが可能になる。
以上のように本発明によれば、ハードディスクに記録した映像音声情報を再生してユーザが視聴した後、チャプター分割された最後のチャプターまでを削除させることが可能なチャプター削除機能を装置の設定項目に設け、前記チャプター削除機能がオンされたか否かを判定するチャプター削除機能オン判定手段と、前記チャプター削除機能がオンされたと判定され、この後、再生操作されて前記ハードディスクに記録された映像音声情報の再生が行われると、再生時間が所定時間経過したか否かを判定する再生時間判定手段と、前記再生時間が所定時間経過したと判定されたとき、前記再生が行われている映像音声情報をチャプター分割し、この分割したチャプターの番号を削除チャプター番号としてメモリに記憶させる削除チャプター番号記憶手段と、停止操作されたとき、または再生が終了したときに、チャプターを削除するか削除しないかの選択を行うための削除選択画面をディスプレイ装置に表示させる削除選択画面表示手段と、前記チャプターを削除する方が選択されたとき、前記チャプター分割された最後のチャプターまでを前記削除チャプター番号に基づいて削除させるチャプター削除手段とを有するシステムコントローラを備えたので、ハードディスクに記録された情報をユーザが視聴していくとき、視聴し終わった情報をチャプター単位で削除することが可能になり、これにより、ハードディスクの容量不足を未然に防ぐことができ、また、当該タイトルの再生途中で停止させ、この後、忘れて最後まで視聴していない状態で当該タイトルを全部削除してしまうようなことがなくなり、ユーザにとっては使い勝手が向上する。また、停止した後、引き続き番組の映像データを再生して番組を視聴する場合に、チャプターで未だ分割されていない情報を再生できるので、前回までの内容を思い出すことができ、ユーザにとって便利になる。
また、本発明によれば、ハードディスクに記録した映像音声情報を再生してユーザが視聴した後、チャプター分割された最後のチャプターまでを削除させることが可能なチャプター削除機能を装置の設定項目に設け、前記チャプター削除機能がオンされた後、再生操作されて前記ハードディスクに記録された映像音声情報の再生が行われ、再生時間が所定時間経過したと判定したとき、前記再生が行われている映像音声情報をチャプター分割し、この分割したチャプターの番号を削除チャプター番号とし、停止操作されたとき、または再生が終了したときに、前記チャプターを削除する方が選択されたと判定したときに、前記チャプター分割された最後のチャプターまでを削除させる制御を行うシステムコントローラを備えたので、ハードディスクに記録された情報をユーザが視聴していくとき、視聴し終わった情報をチャプター単位で削除することが可能になり、これにより、ハードディスクの容量不足を未然に防ぐことができ、また、当該タイトルの再生途中で停止させ、この後、忘れて最後まで視聴していない状態で当該タイトルを全部削除してしまうようなことがなくなり、ユーザにとっては使い勝手が向上する。また、停止した後、引き続き番組の映像データを再生して番組を視聴する場合に、チャプターで未だ分割されていない情報を再生できるので、前回までの内容を思い出すことができ、ユーザにとって便利になる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係るハードディスク装置の構成を示すブロック図である。
このハードディスク装置は、テレビ放送の映像音声信号を受信して選局するチューナを有する受信部1、この受信部1からのアナログ映像音声信号をデジタル映像音声信号に変換するA/D変換部2、外部から入力されてくるアナログ映像音声信号をデジタル映像音声信号に変換するA/D変換部3、A/D変換部2またはA/D変換部3で変換されたデジタル映像音声信号をMPEG方式で圧縮処理する圧縮処理部4、前記圧縮処理された映像音声データをハードディスク(HD)5aに記録するHDD(ハードディスクドライブ)5、およびHDD5から読み出した映像音声データを元の映像音声データに復元する伸張処理部6を備えている。
また、このハードディスク装置は、前記復元した映像音声データのうち映像データ(システムコントローラ10からのメッセージデータがある場合はメッセージデータを重畳した映像データ)を表示可能な映像信号に変換してテレビ受信機8のディスプレイ装置81に供給するOSD(オンスクリーンディスプレイ)部7、伸長処理部6で復元した映像音声データのうち音声データをデジタル信号からアナログ信号に変換してテレビ受信機8のスピーカ83に接続された音声出力装置82に音声信号を供給するD/A変換部9、圧縮処理部4による圧縮処理時や伸張処理部6による伸張処理時に映像音声データを一時的に格納するRAM15、装置全体の動作を制御するシステムコントローラ10、このシステムコントローラ10に各種キー操作信号を入力する本体のキー入力部11、リモコン13からの赤外線の各種キー操作信号を受信するキー受信部12、およびシステムコントローラ10の処理に必要なプログラムやデータなどが記録されたフラッシュROM14を備えている。
システムコントローラ10は、本実施形態の特徴とする構成要素として、チャプター削除機能がオンされたか否かを判定するチャプター削除機能オン判定手段101と、前記チャプター削除機能がオンされたと判定され、この後、再生操作されてHD5aに記録された映像音声データの再生が行われると、再生時間が所定時間経過したか否かを判定する再生時間判定手段102と、前記再生時間が所定時間経過したと判定されたとき、前記再生が行われている映像音声データをチャプター分割し、この分割したチャプターの番号を削除チャプター番号としてフラッシュROM14に記憶させる削除チャプター番号記憶手段103と、停止操作されたとき、または再生が終了したときに、チャプターを削除するか削除しないかの選択を行うための削除選択画面をディスプレイ装置81に表示させる削除選択画面表示手段104と、前記チャプターを削除する方が選択されたとき、前記チャプター分割された最後のチャプターまでを前記削除チャプター番号に基づいて削除させるチャプター削除手段105とを有する。
図2は本実施形態においてチャプター削除機能のオン/オフの設定を行うためのセットアップ画面の一例を示す画面図である。図2において、セットアップ画面Aには、HD5a(図1参照)に記録したテレビ番組などの映像音声データを再生してユーザがそのテレビ番組などを視聴した後、視聴し終わった最後のチャプターまでを削除させることが可能なチャプター削除機能を働かせるようにオンさせるか、働かせないようにオフさせるかの選択を行うためのメッセージ(チャプタ−削除機能「オン」「オフ」)が表示されている。
図3は本実施形態においてユーザが視聴した直前のチャプタ−まで削除するか、削除しないかの選択を行うための削除選択画面の一例を示す画面図である。図3において、削除選択画面Bには、直前のチャプタ−まで削除するか削除しないかを選択するためのメッセージ(直前のチャプタ−まで削除しますか 「はい」「いいえ」)が表示されている。
図4は本実施形態においてチャプタ−削除機能をオンさせた場合の処理とオフさせた場合の処理を説明するためのフローチャートである。このフローチャートおよび図1〜図3を参照してチャプタ−削除機能をオンさせた場合の処理とオフさせた場合の処理について説明する。ここでは、HD5aに複数のテレビ番組が記録(録画)されており、一つのテレビ番組が一つのタイトルとして記録されているとして説明する。
先ず、HD5aに記録されているテレビ番組を再生する前に、リモコン13によりセットアップ画面をディスプレイ装置81に表示させるための操作を行うと、システムコントローラ10は、セットアップ画面の表示操作が行われたことを検知し(ステップS1)、フラッシュROM14に予め記憶されているセットアップ画面データを読み出してOSD部7に送り、セットアップ画面表示信号に変換してディスプレイ装置81に例えば図2に示すようなセットアップ画面Aを表示させる(ステップS2)。
そして、ユーザはセットアップ画面Aを見てリモコン13を操作し、チャプター削除機能をオンさせる方を選択すると(「オン」を選択すると)、システムコントローラ10のチャプター削除機能オン判定手段101は、チャプター削除機能がオンされたと判定し(ステップS3)、この状態で次にリモコン13の再生ボタンが押されると(ステップS4)、システムコントローラ10は、HDD5を駆動させ、HD5aに記録されているテレビ番組の映像音声データを再生させる(ステップS5)。この再生した映像音声データのうち映像データは、伸張処理部6およびOSD部7で前述した所定の処理がされ、ディスプレイ装置81にテレビ番組の映像が表示される。また、この再生した映像音声データのうち音声データは、伸張処理部6およびD/A変換部9で前述した所定の処理がされ、音声出力装置82を介してスピーカ83で音声化される。
このようにして録画番組(HD5aに記録されたテレビ番組)が再生されているときに、システムコントローラ10の再生時間判定手段102は、図示しないタイマにより計時されている再生時間が設定時間(例えば10分)を経過したか否かを判定する(ステップS6)。そして、再生時間が設定時間を経過したと判定されたときに、システムコントローラ10の削除チャプター番号記憶手段103は、再生が行われているテレビ番組の映像音声データをチャプター分割し、この分割したチャプターの番号を削除チャプター番号としてフラッシュROM14に記憶させる(ステップS7)。即ち、映像音声データをチャプター分割したチャプターの部分は、削除の対象になるので、削除チャプター番号記憶手段103は、そのチャプターの番号を削除チャプター番号として、この削除チャプター番号をフラッシュROM14に記憶させておく。
ここで、ユーザがリモコン14の停止ボタンを押下すると、システムコントローラ10は、停止ボタンが押下されたことを検知し(ステップS8)、または停止ボタンの押下がなくても、当該テレビ番組の再生が最後まで行われ、再生が終了したことを検知すると(ステップS9)、システムコントローラ10の削除選択画面表示手段104は、フラッシュROM14に予め記憶されている削除選択画面データを読み出してOSD部7に送り、削除選択画面表示信号に変換してディスプレイ装置81に例えば図3に示すような削除選択画面Bを表示させる(ステップS10)。
そして、ユーザは削除選択画面Bを見てリモコン13を操作し、直前のチャプターまで削除する方を選択すると(「はい」を選択すると)、システムコントローラ10は、前記削除する方が選択されたことを検知し(ステップS11)、そのチャプター削除手段105は、前記チャプター分割された最後のチャプターまでを、フラッシュROM14から読み出して得た削除チャプター番号に基づいて削除する(ステップS12)。例えば、当該録画番組のタイトル番号をT2とし、このタイトル番号T2のタイトル(当該録画番組)が再生され、このタイトルをチャプター分割(例えば、チャプター番号N7に対応するチャプターに分割)しようとしている途中で再生が停止したとき、この停止した直前のチャプターまで削除するのに、この時点では、削除チャプター番号N6がフラッシュROM14に記憶されていることになるので、チャプター削除手段105は、削除チャプター番号N6をフラッシュROM14から読み出して、この削除チャプター番号N6に基づいてチャプターを削除すれば、再生が停止した直前までのチャプター(チャプター番号N1〜N6のチャプター)を削除することが可能になる。このようにしてチャプター分割された最後のチャプターまで削除されると、本処理は終了する。
なお、めったには起きないことであるが、当該タイトルに対する再生が停止した時点が、当該タイトルのチャプター分割終了時点と同じであれば、即ち、ステップS6における設定時間が経過して、ステップS7においてチャプター分割され、その直後、ステップS8で停止ボタンが押下された時は、前記分割された直後のチャプターは削除対象にはせずに、この削除対象にしないチャプターの前までのチャプターを削除の対象にするように設定しておけば、再生の続きを視聴するときに、前の内容を思い出したい場合、前記分割された直後のチャプターが再生されるので、問題がない。
前記設定は、再生が停止した時点とチャプターの分割終了時点とが一致するか否かを判定するのに、ステップS6における設定経過時間と分割された直後のチャプターの再生経過時間とが一致するか否かを検知すれば良い。即ち、設定経過時間(例えば10分)と、分割された直後のチャプターの再生経過時間(例えば10分)とが一致すれば、再生が停止した時点と当該チャプターの終了時点とが一致することになる。したがって、両者が一致すれば、再生が停止した時点が、当該チャプターの終了時点であるので、当該チャプターは削除対象にはせずに、当該チャプターの前までのチャプターを削除するように、システムコントローラ10のチャプター削除手段105の処理を設定しておけば良いことになる。再生が最後まで終了した場合は、全チャプターを削除すれば良いので問題がない。
ステップS1において、セットアップ画面の表示操作がされてない場合は、通常の再生処理になり、リモコン13の再生ボタンが押下されると、システムコントローラ10は、再生ボタンが押下されたことを検知し(ステップS13)、HDD5を駆動させ、HD5aに記録されているテレビ番組の映像音声データを通常再生させる(ステップS14)。この再生した映像音声データのうち映像データは、伸張処理部6およびOSD部7で前述した所定の処理がされ、ディスプレイ装置81にテレビ番組の映像が表示される。また、この再生した映像音声データのうち音声データは、伸張処理部6およびD/A変換部で前述した所定の処理がされ、音声出力装置82を介してスピーカ83で音声化される。ここで、ユーザがリモコン14の停止ボタンを押下すると、システムコントローラ10は、停止ボタンが押下されたことを検知したとき(ステップS15)、または当該テレビ番組の再生が最後まで行われ、再生が終了したことを検知したとき(ステップS16)、本処理を終了させる。
以上説明したように本実施形態によれば、設定項目に自動削除機能としてのチャプター削除機能「オン・オフ」を設け、ユーザが「オン」に設定し、記録(録画)したテレビ番組などのタイトルを視聴した場合、再生時間が、例えば、10分毎や1分毎などのように設定された設定時間を経過すると、削除対象のチャプターの番号を削除チャプター番号としてフラッシュROMに記憶しておき、ユーザが停止ボタンを押して再生を途中で停止させたとき、あるいはユーザが当該タイトルを全部視聴し終ったとき、視聴した所まで削除するかを確認するための削除選択画面をディスプレイ装置に表示させ、「はい」を選択したときは、直前のチャプターまでを削除し、「いいえ」を選択したときは、チャプターを削除しないようにし、また、チャプター削除機能を「オフ」に設定したときは、通常の再生動作を行うようにしている。
したがって、ハードディスクに記録された情報をユーザが視聴していくとき、視聴し終わった情報をチャプター単位で削除することが可能になるので、ハードディスクの容量不足を未然に防ぐことができる。また、当該タイトルの再生途中で停止させ、この後、忘れて最後まで視聴していない状態で当該タイトルを全部削除してしまうようなことがなくなり、ユーザにとっては使い勝手が向上する。また、停止した後、引き続き番組の映像データを再生して番組を視聴する場合に、チャプターで未だ分割されていない情報を再生できるので、前回までの内容を思い出すことができ、ユーザにとって便利になる。
本発明は、ハードディスクレコーダにチャプター削除機能を採用することにより、ハードディスクの容量不足を未然に防ぐことができ、また、当該タイトルの再生途中で停止させ、この後、忘れて最後まで視聴していない状態で当該タイトルを全部削除してしまうのを防ぐことに利用できる。
本発明の一実施形態に係るハードディスク装置の構成を示すブロック図である。 前記実施形態においてチャプター削除機能のオン/オフの設定を行うためのセットアップ画面の一例を示す画面図である。 前記実施形態においてユーザが視聴した直前のチャプタ−まで削除するか、削除しないかの選択を行うための削除選択画面の一例を示す画面図である。 前記実施形態においてチャプタ−削除機能をオンさせた場合の処理とオフさせた場合の処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
5a HD(ハードディスク)
10 システムコントローラ
14 フラッシュROM(メモリ)
81 ディスプレイ装置
101 チャプター削除機能オン判定手段
102 再生時間判定手段
103 削除チャプター番号記憶手段
104 削除選択画面表示手段
105 チャプター削除手段
B 削除選択画面

Claims (3)

  1. ハードディスクに対して情報の記録/再生を行うハードディスク装置において、
    前記ハードディスクに記録した映像音声情報を再生してユーザが視聴した後、チャプター分割された最後のチャプターまでを削除させることが可能なチャプター削除機能を装置の設定項目に設け、
    前記チャプター削除機能がオンされたか否かを判定するチャプター削除機能オン判定手段と、
    前記チャプター削除機能がオンされたと判定され、この後、再生操作されて前記ハードディスクに記録された映像音声情報の再生が行われると、再生時間が所定時間経過したか否かを判定する再生時間判定手段と、
    前記再生時間が所定時間経過したと判定されたとき、前記再生が行われている映像音声情報をチャプター分割し、この分割したチャプターの番号を削除チャプター番号としてメモリに記憶させる削除チャプター番号記憶手段と、
    停止操作されたとき、または再生が終了したときに、チャプターを削除するか削除しないかの選択を行うための削除選択画面をディスプレイ装置に表示させる削除選択画面表示手段と、
    前記チャプターを削除する方が選択されたとき、前記チャプター分割された最後のチャプターまでを前記削除チャプター番号に基づいて削除させるチャプター削除手段と、を有するシステムコントローラを備えたことを特徴とするハードディスク装置。
  2. ハードディスクに対して情報の記録/再生を行うハードディスク装置において、
    前記ハードディスクに記録した映像音声情報を再生してユーザが視聴した後、チャプター分割された最後のチャプターまでを削除させることが可能なチャプター削除機能を装置の設定項目に設け、
    前記チャプター削除機能がオンされた後、再生操作されて前記ハードディスクに記録された映像音声情報の再生が行われ、再生時間が所定時間経過したと判定したとき、前記再生が行われている映像音声情報をチャプター分割し、この分割したチャプターの番号を削除チャプター番号とし、
    停止操作されたとき、または再生が終了したときに、前記チャプターを削除する方が選択されたと判定したときに、前記チャプター分割された最後のチャプターまでを削除チャプター番号に基づいて削除させる制御を行うシステムコントローラを備えたことを特徴とするハードディスク装置。
  3. 前記システムコントローラは、前記チャプター削除機能がオンされたか否かを判定するチャプター削除機能オン判定手段と、前記チャプター削除機能がオンされたと判定され、この後、再生操作されて前記ハードディスクに記録された映像音声情報の再生が行われると、再生時間が所定時間経過したか否かを判定する再生時間判定手段と、前記再生時間が所定時間経過したと判定されたとき、前記再生が行われている映像音声情報をチャプター分割し、この分割したチャプターの番号を削除チャプター番号としてメモリに記憶させる削除チャプター番号記憶手段と、停止操作されたとき、または再生が終了したときに、チャプターを削除するか削除しないかの選択を行うための削除選択画面をディスプレイ装置に表示させる削除選択画面表示手段と、前記チャプターを削除する方が選択されたとき、前記チャプター分割された最後のチャプターまでを前記削除チャプター番号に基づいて削除させるチャプター削除手段とを有することを特徴とする請求項2に記載のハードディスク装置。
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