JP2007226764A - タッチパネル、電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

タッチパネル、電気光学装置及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】高い位置検出能力を有するタッチパネル、電気光学装置及び電子機器を提供すること。
【解決手段】柱状スペーサ36が表面弾性波の伝播方向に沿って配列されているので、表面弾性波が遮られるのは局所的な範囲だけで済む。これにより、柱状スペーサ36による表面弾性波の減衰を最小限に抑えることができ、タッチパネル基板31における不感領域を最小限に抑えることが可能となるため、高い位置検出能力を確保することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、タッチパネル、電気光学装置及び電子機器に関する。
表面弾性波(SAW)タッチパネルは、発信側トランスデューサから発信された表面弾性波がパネル上を伝播し、受信側トランスデューサでその弾性波を受信する構成になっている。このSAWタッチパネル上に弾性波を阻害する阻害物があると、その部分で表面弾性波が弱められ、受信側トランスデューサで受信される表面弾性波の波形は当該阻害物の部分が減衰した状態になる。
SAWタッチパネルにおいては、ユーザがタッチパネルに触れることによって表面弾性波が減衰する。受信側トランスデューサで受信された表面弾性波の波形から減衰波形が出現するまでの時間が測定され、当該測定値に基いてパネル上のXY座標が算出され、ユーザの触れた位置が検出される。このSAWタッチパネルは、ワードプロセッサやATMなど、さまざまな機器の表示部として搭載されており、近年では、PDA(Personal Digital Assistant)やパームトップコンピュータなどの携帯型電子機器の表示部として搭載することが検討されている。
携帯型電子機器は振動や衝撃を頻繁に受ける。SAWタッチパネルはパネルがむき出しの構成になっているため、振動や衝撃などによってパネルが欠けたり割れたりしやすく、これによりガラスが飛散してしまうという問題がある。これに対しては、パネルの保護及び破片の飛散防止のため、パネル表面に保護フィルムを被せた構成のSAWタッチパネルが知られている。
一方、パネル表面に保護フィルムを被せる場合、例えば接着剤を介して保護フィルムをパネルに貼り付けたのでは、表面弾性波の伝播が接着剤によって弱められてしまう。また、単にパネルに保護フィルムを載せただけでは、パネルと保護フィルムとがずれてしまい、誤動作が生じる虞がある。この問題を解決するため、例えばパネルと保護フィルムとの間にスペーサを介挿し、スペーサによってパネルと保護フィルムとを保持する構成のSAWタッチパネル(例えば、特許文献1参照)が開示されている。
特許第3010669号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成においては、スペーサによっても表面弾性波の振幅が弱められ、当該表面弾性波が減衰してしまう。このため、減衰箇所がユーザのタッチによる減衰なのか、スペーサによる減衰なのかを判別できず、誤認識・誤作動が生じてしまい、タッチパネルの位置検出能力が低下することになる。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、高い位置検出能力を有するタッチパネル、電気光学装置及び電子機器を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るタッチパネルは、第1のタッチパネル基板と、前記第1のタッチパネル基板と対向して設けられた第2のタッチパネル基板と、前記第1のタッチパネル基板と前記第2のタッチパネル基板との間に介在する複数のスペーサと、前記第2のタッチパネル基板における前記第1のタッチパネル基板と対向する面上を所定の方向に伝播する表面弾性波を発生させる表面弾性波発生手段と、前記表面弾性波発生手
段によって発生した前記表面弾性波を検知する表面弾性波検知手段と、前記表面弾性波検知手段によって検知された前記表面弾性波の波形に基いて、前記第1のタッチパネル基板が押圧された位置を検出する位置検出手段とを具備し、前記複数のスペーサが、前記表面弾性波発生手段から発生した前記表面弾性波が伝播して前記表面弾性波検知手段に検知されるまでの経路に沿って設けられることを特徴とする。
従来では、表面弾性波の伝播方向とは無関係にスペーサが配列されていたため、例えば表面弾性波のうち少なからぬ部分が当該スペーサによって遮られていた。これに対して、本発明では、スペーサが、表面弾性波発生手段から発生した表面弾性波が伝播して表面弾性波検知手段に検知されるまでの経路に沿って設けられるので、表面弾性波が遮られるのは局所的な範囲だけで済む。これにより、スペーサによる表面弾性波の減衰を最小限に抑えることができ、タッチパネルの不感領域を狭い範囲に抑えることが可能となるため、高い位置検出能力を確保することができる。
また、本発明に係る別のタッチパネルは、第1のタッチパネル基板と、前記第1のタッチパネル基板と対向して設けられた第2のタッチパネル基板と、前記第1のタッチパネル基板と前記第2のタッチパネル基板との間に介在する複数のスペーサと、前記第2のタッチパネル基板における前記第1タッチパネル基板と対向する面上を所定の方向に伝播する表面弾性波を発生させる表面弾性波発生手段と、前記表面弾性波発生手段によって発生した前記表面弾性波を検知する表面弾性波検知手段と、前記表面弾性波検知手段によって検知された前記表面弾性波の波形に基いて、前記第1のタッチパネル基板が押圧された位置を検出する位置検出手段とを具備し、前記複数のスペーサが、前記対向面のうち前記表面弾性波発生手段から発生した前記表面弾性波の伝播しない領域に設けられていることを特徴とする。
ここで、「表面弾性波が伝播しない領域」とは、例えば第1のタッチパネル基板又は第2のタッチパネル基板の中央部に表面弾性波を伝播させる伝播領域が設けられている場合であれば、当該伝播領域に含まれない領域(例えば、伝播領域の周縁領域)をいう。本発明では、スペーサが、この「表面弾性波が伝播しない領域」に設けられているので、スペーサによって表面弾性波が弱められることは無い。これにより、タッチパネルの不感領域を最小限に抑えることが可能となり、高い位置検出能力を確保することができる。
また、前記複数のスペーサが柱状スペーサであることが好ましい。
スペーサが柱状スペーサでれば、柱状スペーサの上面及び底面にそれぞれ第1のタッチパネル基板及び第2のタッチパネル基板に面で接することとなる。これにより、第1のタッチパネル基板と第2のタッチパネル基板とを安定して保持することができる。
また、前記複数のスペーサが球状スペーサであっても良い。
スペーサが球状スペーサであれば、面ではなく点で第1のタッチパネル基板及び第2のタッチパネル基板に接することになる。これにより、表面弾性波の減衰を少なくすることができる。
また、前記複数のスペーサには、前記第1のタッチパネル基板及び前記第2のタッチパネル基板のうち少なくとも一方に接する部分に接着部材が設けられていることが好ましい。
本発明によれば、第1のタッチパネル基板及び第2のタッチパネル基板のうち少なくとも一方に接する部分に接着部材が設けられているので、当該接着部材により、第1のタッチパネル基板及び第2のタッチパネル基板を安定して保持することができる。
また、前記複数のスペーサのうち前記第1のタッチパネル基板及び前記第2のタッチパ
ネル基板に接する部分の面積が、前記位置検出手段の最小検出分解能幅よりも小さいことが好ましい。
ここで、「最小検出分解能幅」とは、例えば第1のタッチパネル基板上に座標が設定されており位置検出手段がこの座標によって位置を検出する場合においては、当該座標の最小単位の長さが最小検出分解能幅に相当する。
本発明によれば、スペーサのうち第1のタッチパネル基板及び第2のタッチパネル基板に接する部分の面積が位置検出手段の最小検出分解能幅よりも小さいので、例えばユーザがタッチすることによって減衰する表面弾性波の範囲よりもスペーサによって減衰する表面弾性波の範囲が小さくなる。これにより、両者を容易に区別することができるので、ユーザのタッチによる減衰とスペーサによる減衰とを誤って認識することを防ぐことができる。
本発明に係る電気光学装置は、画像を表示する表示面を有する表示パネルと、上記のタッチパネルとを対向して配置したことを特徴とする。
本発明によれば、本発明によれば、高い位置検出能力を有するタッチパネルが設けられた電気光学装置を得ることができる。
また、前記第1のタッチパネル基板が、樹脂フィルムからなることが好ましい。
本発明によれば、第1のタッチパネル基板が、樹脂フィルムからなるので、第2のタッチパネル基板が破損した場合でも、破片が飛散するのを防ぐことができる。
また、表面弾性波を吸収しにくい硬質なもの(爪先、ペン先等)で筆記またはタッチした場合でも、表面弾性波は樹脂フィルムに吸収されることになるので、高い位置検出能力を確保することができる。
また、前記第1のタッチパネル基板が、偏光板からなることが好ましい。
本発明によれば、第1のタッチパネル基板が、偏光板からなるので、第2のタッチパネル基板が破損した場合でも、破片が飛散するのを防ぐことができる。また、第1のタッチパネル基板が液晶パネルの偏光板を兼ねているので、別途偏光板を設ける必要が無い。これにより、電気光学装置を薄型化することができる。
また、前記第1のタッチパネル基板が、前記第2のタッチパネル基板と対向する面上に樹脂フィルム層を有していることが好ましい。
本発明によれば、表面弾性波を吸収しにくい硬質なもの(爪先、ペン先等)で筆記またはタッチした場合でも、表面弾性波は樹脂フィルム層に吸収されることになるので、高い位置検出能力を確保することができる。
本発明に係る他の電気光学装置は、第1のタッチパネル基板と、前記第1のタッチパネル基板と対向して設けられた第2のタッチパネル基板と、前記第2のタッチパネル基板に対して前記第1のタッチパネル基板とは反対面側に一定間隔を空けて配置される表示パネルと、前記第2のタッチパネル基板と前記表示パネルとの間に介在する複数のスペーサと、前記第2のタッチパネル基板において前記第1のタッチパネル基板とは反対面上を所定の方向に伝播する表面弾性波を発生させる表面弾性波発生手段と、前記表面弾性波発生手段によって発生した前記表面弾性波を検知する表面弾性波検知手段と、前記表面弾性波検知手段によって検知された前記表面弾性波の波形に基いて、前記第1のタッチパネル基板が押圧された位置を検出する位置検出手段とを具備し、前記複数のスペーサが、前記表面弾性波発生手段から発生した前記表面弾性波が伝播して前記表面弾性波検知手段に検知されるまでの経路に沿って設けられることを特徴とする。
本発明によれば、複数のスペーサが、表面弾性波発生手段から発生した表面弾性波が伝播して表面弾性波検知手段に検知されるまでの経路に沿って設けられるので、スペーサによって表面弾性波が弱められることは無い。これにより、タッチパネルの不感領域を最小限に抑えることが可能となり、高い位置検出能力を確保することができる。また、第1のタッチパネル基板と、この第1のタッチパネル基板と対向して設けられた第2のタッチパネル基板と、この第2のタッチパネル基板に対して第1のタッチパネル基板とは反対面側に一定間隔を空けて配置される表示パネルと有する構成になっているので、第2のタッチパネル基板が破損した場合でも、第1のタッチパネル基板によってカバーすることができ、破片が飛散するのを防ぐことができる。
また、本発明に係る他の電気光学装置は、第1のタッチパネル基板と、前記第1のタッチパネル基板と対向して設けられた第2のタッチパネル基板と、前記第2のタッチパネル基板に対して前記第1のタッチパネル基板とは反対面側に一定間隔を空けて配置される表示パネルと、前記第2のタッチパネル基板と前記表示パネルとの間に介在する複数のスペーサと、前記第2のタッチパネル基板において前記第1のタッチパネル基板とは反対面上を所定の方向に伝播する表面弾性波を発生させる表面弾性波発生手段と、前記表面弾性波発生手段によって発生した前記表面弾性波を検知する表面弾性波検知手段と、前記表面弾性波検知手段によって検知された前記表面弾性波の波形に基いて、前記第1のタッチパネル基板が押圧された位置を検出する位置検出手段とを具備し、前記複数のスペーサが、前記反対面のうち前記表面弾性波発生手段から発生した前記表面弾性波の伝播しない領域に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、複数のスペーサが表面弾性波が伝播しない領域に設けられているので、スペーサによって表面弾性波が弱められることは無い。これにより、タッチパネルの不感領域を最小限に抑えることが可能となり、高い位置検出能力を確保することができる。また、第1のタッチパネル基板と、この第1のタッチパネル基板と対向して設けられた第2のタッチパネル基板と、この第2のタッチパネル基板に対して第1のタッチパネル基板とは反対面側に一定間隔を空けて配置される表示パネルと有する構成になっているので、第2のタッチパネル基板が破損した場合でも、第1のタッチパネル基板によってカバーすることができ、破片が飛散するのを防ぐことができる。
また、前記スペーサには、前記第2のタッチパネル基板及び前記表示パネルのうち少なくとも一方に接する部分に接着部材が設けられていることが好ましい。
本発明によれば、第1のタッチパネル基板及び表示パネルのうち少なくとも一方に接する部分に接着部材が設けられているので、当該接着部材により、第1のタッチパネル基板及び表示パネルを安定して保持することができる。
また、前記スペーサのうち前記第2のタッチパネル基板及び前記表示パネルに接する部分の面積が、前記位置検出手段の最小検出分解能幅よりも小さいことが好ましい。
本発明によれば、スペーサのうち第1のタッチパネル基板及び表示パネルに接する部分の面積が位置検出手段の最小検出分解能幅よりも小さいので、例えばユーザがタッチすることによって減衰する表面弾性波の範囲よりも、スペーサによって減衰する表面弾性波の範囲が小さくなる。これにより、両者を容易に区別することができるので、ユーザのタッチによる減衰とスペーサによる減衰とを誤って認識することを防ぐことができる。
また、前記第1のタッチパネル基板が、偏光板からなることが好ましい。
本発明によれば、第1のタッチパネル基板が、偏光板からなるので、第2のタッチパネル基板が破損した場合でも、破片が飛散するのを防ぐことができる。また、第1のタッチパネル基板が液晶パネルの偏光板を兼ねているので、別途偏光板を設ける必要が無い。これにより、電気光学装置を薄型化することができる。
また、前記表示パネルの前記第1のタッチパネルと対向する面上に、樹脂フィルムを有していることが好ましい。
本発明によれば、表面弾性波を吸収しにくい硬質なもの(爪先、ペン先等)で筆記またはタッチした場合でも、表面弾性波は樹脂フィルム層に吸収されることになるので、高い位置検出能力を確保することができる。
また、前記樹脂フィルムの複屈折位相差がほぼ0であることが好ましい。
本発明では、樹脂フィルムを有するタッチパネルにおいて、当該樹脂フィルムの複屈折位相差がほぼ0であるので、当該樹脂フィルムによる光の損失を抑えることができ、光を有効に活用することができる。これにより、明るくコントラストの高い電気光学装置を得ることができる。
また、前記偏光板の偏光軸の方向と前記樹脂フィルムの遅相軸又は進相軸の方向とがほぼ一致していることが好ましい。
本発明によれば、偏光板の偏光軸の方向と樹脂フィルムの遅相軸又は進相軸の方向とがほぼ一致しているので、偏光板及び樹脂フィルムによる光の損失を抑えることができ、光を有効に活用することができる。これにより、明るくコントラストの高い電気光学装置を得ることができる。
また、前記樹脂フィルムの複屈折位相差と前記樹脂フィルムの遅相軸及び進相軸の方向とが、前記表示パネルの複屈折位相差を補償するように設定されていることが好ましい。

本発明によれば、樹脂フィルムの複屈折位相差と樹脂フィルムの遅相軸及び進相軸の方向とが、液晶パネルの複屈折位相差を補償するように設定されているので、複屈折位相差による光の損失を抑えることができ、光を有効に活用することができる。これにより、明るくコントラストの高い電気光学装置を得ることができる。
本発明に係る電子機器は、上記の電気光学装置を搭載したことを特徴とする。
本発明によれば、位置検出能力の高いタッチパネルを有する電子機器を得ることができる。
本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。以下の図では、各部材を認識可能な大きさとするため、縮尺を適宜変更している。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態に係るタッチパネル付きの液晶装置を説明する。図1は、タッチパネル付き液晶装置1の構成を示す断面図である。
図1に示すように、液晶装置1は、液晶パネル2とタッチパネル3とを主体として構成されており、液晶パネル2とタッチパネル3とが対向して貼り合わされた構成になっている。本実施形態では、液晶装置1を駆動するスイッチング素子として薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor、以下TFTという)素子を用いたアクティブマトリクス方式の液晶装置を例に挙げて説明する。また、本実施形態では、タッチパネル3としてシェブロン型トランスデューサタイプのタッチパネル例に挙げて説明する。
まず、液晶パネル2の構成を説明する。液晶パネル2は、TFTアレイ基板4とカラーフィルタ基板5とがシール材7によって貼り合わされ、このシール材7によって区画された領域内に液晶層6が封入された構成になっている。シール材7の内部にはギャップ材8が設けられており、当該ギャップ材8によってTFTアレイ基板4とカラーフィルタ基板5との間にギャップが形成されている。シール材7で囲まれた領域は、画像や動画等を表示する表示領域9になっている。
TFTアレイ基板4は、例えばガラスや石英等の透光性の高い材料から形成された基材4aを主体として構成されており、この基材4aの液晶側には、画素電極18と、この画素電極18を駆動するTFT素子17と、当該TFT素子17に電気信号を伝達するデータ線(図示せず)及び走査線15と、これら画素電極18、TFT素子17、データ線及び走査線15を覆うように形成された配向膜16とが設けられている。画素電極18は、例えばITO(Indium Tin Oxide)等の透明な導電材料によって形成されている。また、TFTアレイ基板4の外側(液晶層6とは反対側)の面には、偏光板19が貼り付けられている。
カラーフィルタ基板5は、TFTアレイ基板4と同様にガラスや石英等の透光性の高い材料からなる基材5aを主体として構成されている。基材5aの液晶層6側には、例えば赤色層、緑色層、青色層の3色の色層からなるカラーフィルタ層20が形成され、当該カラーフィルタ層20の周囲にはブラックマトリクス21が形成されている。また、カラーフィルタ層20及びブラックマトリクス21を覆うように共通電極28が形成されており、当該共通電極28上を配向膜26が覆っている。共通電極28は、画素電極18と同様、例えばITO等の透明な導電材料によって形成されている。カラーフィルタ基板5の外側の面には、偏光板29が貼付されている。
液晶層6は、例えばフッ素系液晶化合物や非フッ素系液晶化合物等の液晶分子によって構成されており、TFTアレイ基板4側の配向膜16とカラーフィルタ基板5側の配向膜26との双方に接するように両基板に挟持されている。液晶分子の配向は、非選択電圧を印加したときに所定の方向に向くように、配向膜16及び配向膜26によって規制されている。
また、本実施形態では図示を省略するが、TFTアレイ基板4側にはバックライトが設けられており、当該バックライトの光がTFTアレイ基板4、液晶層6、カラーフィルタ基板5を透過することによって、カラーフィルタ基板5側に画像(文字や動画などを含む)が表示されるようになっている。すなわち、本実施形態では、カラーフィルタ基板5側が表示面側である。
次に、タッチパネル3の構成を説明する。タッチパネル3は、表面弾性波式のタッチパネル(SAWタッチパネル)であり、第1のタッチパネル基板31と第2のタッチパネル基板32とがシール材33によって貼り合わされた構成になっている。タッチパネル3は、液晶パネル2の表示面側(カラーフィルタ基板5側)に配置されており、当該液晶パネル2の表示面と対向するように貼り付けられている。
第1のタッチパネル基板31は、ユーザが直接あるいはペンなどによってタッチする基板であり、当該ユーザのタッチによって撓む程度の可撓性を有している。この第1のタッチパネル基板31は、例えば透光性の高い樹脂材料によってフィルム状に形成されている。第1のタッチパネル基板31の外面31aのほぼ中央部には、ユーザが実際にタッチして入力する入力領域40が設けられている。
第2のタッチパネル基板32は、例えばガラスや石英などの透光性の高い材料によって形成された基板であり、第1のタッチパネル基板31と対向して設けられている。また、当該第2のタッチパネル基板32の外面32aが液晶パネルの表示面側の偏光板29上に貼り付けられた状態になっている。
第2のタッチパネル基板32の内側(第1のタッチパネル基板31と対向する面)32bには、発信側トランスデューサ34と、受信側トランスデューサ35とが設けられている。発信側トランスデューサ34は第2のタッチパネル基板32の内側32bに表面弾性波を発生させる表面弾性波発生手段であり、受信側トランスデューサ35はこの表面弾性波を検知する表面弾性波検知手段である。各発信側トランスデューサ34及び各受信側トランスデューサ35は、図示しないコントロール回路に接続されている。コントロール回路には、例えば発信側トランスデューサ34から発生する表面弾性波の振幅及び波長を調節する表面弾性波調節部や、受信側トランスデューサ35が検知した波形に基いてユーザがタッチした位置を検出する位置検出部(位置検出手段)が設けられている。液晶装置1を駆動している間は、表面弾性波調節部から一定期間毎に矩形波ないしは正弦波のバースト波形が出力され、バースト波形に応じて発信側トランスデューサ34から表面弾性波Wが発信されるようになっている。
第1のタッチパネル基板31と第2のタッチパネル基板32との間には、柱状スペーサ36が設けられている。柱状スペーサ36は、例えば樹脂などによって形成された円柱状のスペーサであり、第1のタッチパネル基板31と第2のタッチパネル基板32との間隔を一定に保っている。柱状スペーサ36の上面36a及び下面36bには接着部材が塗布されている。この接着部材によって第1のタッチパネル基板31と第2のタッチパネル基板32とがずれないように保持されている。
図2は、タッチパネル3の平面構成を示す図であり、第1のタッチパネル基板31側から第2のタッチパネル基板32の内側32bを見たときの図である。なお、第1のタッチパネル基板31の図示を省略している。
図2に示すように、第2のタッチパネル基板32の図中上辺側及び下辺側に複数の発信側トランスデューサ34が所定の間隔で配列されており、図中左辺側及び図中右辺側には複数の受信側トランスデューサ35が所定の間隔で配列されている。発信側トランスデューサ34及び受信側トランスデューサ35は、第2のタッチパネル基板32のほぼ中央部、すなわち、入力領域40(図1参照)に平面的に重なる領域41を囲うように配列されており、当該領域41を表面弾性波が伝播するようになっている。以下、この領域41を「伝播領域41」と表記する。一つの発信側トランスデューサ34から発生した表面弾性波は、当該発信側トランスデューサ34の設けられた辺と隣り合う辺、すなわち、図中右辺及び左辺に設けられた受信側トランスデューサ35に向けてそれぞれ伝播し、伝播領域41内を、図中白抜き矢印の方向に伝播する。
柱状スペーサ36は、図2に示すように、例えば第1行目(図中最上行の柱状スペーサ36)では、伝播領域41の上辺に沿って配列されており、当該上辺の左右方向の中央部に柱状スペーサ36が配置されている。この中央部に配置された柱状スペーサ36を中心に、左右に複数の柱状スペーサ36が等間隔で配置されている。また、最下行目でも同様の配列になっている。
また、第1列目(図中最左行の柱状スペーサ36)では、伝播領域41の左辺に沿って配列されており、当該左辺の上下方向の中央部に柱状スペーサ36が配置されている。この中央部に配置された柱状スペーサ36を中心に、上下に複数の柱状スペーサ36が等間隔で配置されている。また、最右行でも同様の配列になっている。
また、第2行目から一行ごとに、左右方向に半ピッチずつずれるように配置されていると同時に、第2列目から一行ごとに、上下方向に半ピッチずつずれるように配置されている。このように、伝播領域41内で上下左右にそれぞれ対称になるように柱状スペーサ36が配置されている。
加えて、この柱状スペーサ36は、表面弾性波の伝播方向に沿った直線(図中破線で示す)上に等間隔で配列されるように、ピッチが設定されている。このように、柱状スペーサ36は、表面弾性波の伝播方向に沿うように伝播領域41内に配列されている。図中においては、柱状スペーサ36が設けられていない部分にも破線で示されているが、この破線上、或いは、これらの破線の交点上に適宜柱状スペーサ36を配置しても構わない。また、図2に示された状態から一部の柱状スペーサ36を除去した配置にしても構わない。
図3及び図4に基いて、ユーザがタッチパネル3にタッチしたときの様子を説明する。図3は、ユーザがタッチパネル3を指でタッチする様子を示す模式図である。図4は、受信側トランスデューサ35によって検知された表面弾性波の包絡線波形の一例を示すグラフである。グラフの横軸は時間を示しており、縦軸は表面弾性波の強さを示している。
図3に示すように、ユーザが指で入力領域40をタッチすると、そのタッチされた位置における第1のタッチパネル基板31は第2のタッチパネル基板32側に撓み、第2のタッチパネル基板32に触れる。第2のタッチパネル基板32の表面を伝播する表面弾性波Wは、第1のタッチパネル基板31に触れた部分を通過する際に当該第1のタッチパネル基板31によって吸収され、振幅が半分程度にまで減衰した状態で伝播する。
一方、ユーザが第1のタッチパネル基板31にタッチすることにより、図4に示すように、表面弾性波の包絡線波形には、ある時間t1に亘って大きさA1の欠落(減衰部分P)が発生する。上述したコントロール回路では、受信側トランスデューサ35が表面弾性波Wを検知してから減衰部分Pが発生するまでの時間Tgが測定され、当該時間Tgに基いて表面弾性波Wの減衰した第1のタッチパネル基板31上の位置が算出され、タッチされた場所の座標が特定されるようになっている。
また、図4の包絡線波形には、ある時間t2に亘って振幅がゼロになる減衰部分Qが周期的に形成されている。当該減衰部分Qは、表面弾性波Wが伝播する際に、図2の同一破線上に配置された複数の柱状スペーサ36によって形成された減衰である。柱状スペーサ36が表面弾性波Wの伝播方向に沿った直線状に等間隔で配置されているため、この減衰部分Qは一定の周期で現れることになる。
また、柱状スペーサ36による減衰部分Qは、ユーザのタッチによる減衰部分Pに比べて短時間であり振幅の減衰も大きく(A2)なっており、一定の周期で現れている。したがって、例えばこの減衰部分Qの特性をコントロール回路に予め記憶させておくことにより、ユーザのタッチによる減衰部分Pを容易に識別できるようになっている。
このように、本実施形態によれば、第1のタッチパネル基板31と第2のタッチパネル基板32とがシール材33によって貼り合わされた構成になっているので、第2のタッチパネル基板32が破損した場合でも、第1のタッチパネル基板31によってカバーすることができ、破片が飛散するのを防ぐことができる。
また、硬質なもの(爪先、ペン先等)で筆記またはタッチした場合でも、第2のタッチパネル基板32に触れるのは常に樹脂材料によってフィルム状に形成された第1のタッチパネル基板31であるため、第2のタッチパネル基板32の表面を伝播する表面弾性波Wは、第1のタッチパネル基板31に触れた部分を通過する際に第1のタッチパネル基板31によって十分に吸収され、高い位置検出能力を確保することができる。
さらに、柱状スペーサ36が表面弾性波Wの伝播方向に沿って配列されているので、表面弾性波Wが遮られるのは局所的な範囲だけで済む。これにより、柱状スペーサ36による表面弾性波Wの減衰を最小限に抑えることができ、第1のタッチパネル基板31における不感領域を最小限に抑えることが可能となるため、高い位置検出能力を確保することができる。
また、柱状スペーサ36による表面弾性波Wの減衰の範囲(t2)が、ユーザのタッチによる表面弾性波Wの減衰の範囲(t1)よりも短いため、両者を容易に区別することができる。これにより、ユーザのタッチによる減衰とスペーサによる減衰とを誤って認識することを防ぐことができ、更に高い位置検出能力を確保することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を説明する。第1実施形態と同様、以下の図では、各部材を認識可能な大きさとするため、縮尺を適宜変更している。また、第1実施形態と同一の構成要素については、その説明を省略する。
図5は、本実施形態に係るタッチパネル付き液晶装置101の構成を示す断面図である。
図5に示すように、液晶装置101は、液晶パネル102とタッチパネル103とを主体として構成されており、第1実施形態と同様、液晶パネル102とタッチパネル103とが対向して貼り合わされた構成になっている。
本実施形態では、タッチパネル103の第1のタッチパネル基板131が液晶パネル102の偏光板を兼ねた構成になっている。したがって、液晶パネル102のカラーフィルタ基板105とタッチパネル103の第2のタッチパネル基板132との間に偏光板は設けられず、両者が直接貼り合わされた構成になっている。その他の構成は第1実施形態と同様である。
本実施形態によれば、第1のタッチパネル基板131と第2のタッチパネル基板132とがシール材133によって貼り合わされた構成になっているので、第2のタッチパネル基板132が破損した場合でも、第1のタッチパネル基板131によってカバーすることができ、破片が飛散するのを防ぐことができる。
また、タッチパネル103の第1のタッチパネル基板131が液晶パネル102の偏光板を兼ねた構成になっているため、液晶パネル102とタッチパネル103との間の偏光板を省くことができる。これにより、液晶装置101を薄型化することが可能となる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態を説明する。第1実施形態と同様、以下の図では、各部材を認識可能な大きさとするため、縮尺を適宜変更している。また、第1実施形態と同一の構成要素については、その説明を省略する。
図6は、本実施形態に係るタッチパネル付き液晶装置201の構成を示す断面図である。
図6に示すように、液晶装置201は、液晶パネル202とタッチパネル203とを主体として構成されており、第1実施形態と同様、液晶パネル202とタッチパネル203とが対向して貼り合わされた構成になっている。
本実施形態では、タッチパネル203の第1のタッチパネル基板231に樹脂フィルム237を貼り付けた構成になっており、樹脂フィルム237は第1のタッチパネル基板231の内側(液晶パネル202側)に配置されている。
さらに、第1のタッチパネル基板231が液晶パネル202の偏光板を兼ねた構成になっている。したがって、第2実施形態と同様に、液晶パネル202のカラーフィルタ基板205とタッチパネル203の第2のタッチパネル基板232との間に偏光板は設けられず、両者が直接貼り合わされた構成になっている。このとき、偏光板219及び第1のタッチパネル基板231の偏光軸の方向と、樹脂フィルム237の遅相軸、進相軸の方向とをそれぞれ一致させてある。その他の構成は第1実施形態と同様である。
本実施形態によれば、第1のタッチパネル基板231と第2のタッチパネル基板232とがシール材233によって貼り合わされた構成になっているので、第2のタッチパネル基板232が破損した場合でも、第1のタッチパネル基板231によってカバーすることができ、破片が飛散するのを防ぐことができる。
また、図6では、第1のタッチパネル基板231と樹脂フィルム237を同じ厚さに図示しているが、樹脂フィルム237は筆記やタッチ動作による劣化の影響を受けないため、第1のタッチパネル基板231の厚みに対して十分に薄くすることが可能である。このため、液晶装置201を薄型化することが可能となる。
さらに、硬質なもの(爪先、ペン先等)で筆記またはタッチした場合でも、第2のタッチパネル基板232に触れるのは常に樹脂フィルム237であるため、第2のタッチパネル基板232の表面を伝播する表面弾性波Wは、第1のタッチパネル基板231にタッチした部分を通過する際に樹脂フィルム237によって十分に吸収されるので、高い位置検出能力を確保することができる。
さらに、偏光板219及び第1のタッチパネル基板231の偏光軸の方向と、樹脂フィルム237の遅相軸又は進相軸の方向とがほぼ一致しているので、偏光板219、第1のタッチパネル基板231及び樹脂フィルム237によって光が遮光されるのを防ぐことができる。これにより、コントラストの高い液晶装置を得ることができる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態を説明する。第1実施形態と同様、以下の図では、各部材を認識可能な大きさとするため、縮尺を適宜変更している。また、第1実施形態と同一の構成要素については、その説明を省略する。
図7は、本実施形態に係るタッチパネル付き液晶装置301の構成を示す断面図である。
図7に示すように、液晶装置301は、液晶パネル302とタッチパネル303とを主体として構成されており、第1実施形態と同様、液晶パネル302とタッチパネル303とが対向して貼り合わされた構成になっている。
本実施形態では、タッチパネル303と液晶パネル302が、シール材333及び柱状スペーサ336によって一定の間隔を保って対向して配置される構成となっている。
本実施形態では、タッチパネル303は第1のタッチパネル基板331を第2のタッチパネル基板332の外側(液晶パネル302とは反対側)に貼り付けた構成になっており、さらに第1のタッチパネル基板331が液晶パネル302の偏光板を兼ねた構成になっている。第2のタッチパネル基板332の内側(液晶パネル302側)には、発信側トランスデューサ334と受信側トランスデューサ335とが設けられており、第2のタッチパネル基板332の内側に表面弾性波が発生するようになっている。その他の構成は第1実施形態と同様である。
本実施形態によれば、第1のタッチパネル基板331を第2のタッチパネル基板332の外側に貼り付けた構成になっているので、第2のタッチパネル基板332が破損した場合でも、第1のタッチパネル基板331によってカバーすることができ、破片が飛散するのを防ぐことができる。
また、タッチパネル303の第1のタッチパネル基板331が液晶パネル302の偏光板を兼ねた構成になっているため、液晶パネル302とタッチパネル303との間の偏光板を省くことができる。これにより、液晶装置301を薄型化することが可能となる。
さらに、タッチパネル303は第1のタッチパネル基板331をガラスや石英などで形成された第2のタッチパネル基板332の外側に直接貼り付けた構成になっているため、偏光板からなる第一のタッチパネル基板331の筆記耐久性が飛躍的に向上する。
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態を説明する。第1実施形態と同様、以下の図では、各部材を認識可能な大きさとするため、縮尺を適宜変更している。また、第1実施形態と同一の構成要素については、その説明を省略する。
図8は、本実施形態に係るタッチパネル付き液晶装置401の構成を示す断面図である。
図8に示すように、液晶装置401は、液晶パネル402とタッチパネル403とを主体として構成されており、第1実施形態と同様、液晶パネル402とタッチパネル403とが対向して貼り合わされた構成になっている。
本実施形態では、タッチパネル403と液晶パネル402が、シール材433及び柱状スペーサ336によって一定の間隔を保って対向して配置される構成となっている。
本実施形態では、タッチパネル403は第1のタッチパネル基板431を第2のタッチパネル基板432の外側(液晶パネル402とは反対側)に貼り付けた構成になっており、さらに第1のタッチパネル基板431が液晶パネル402の偏光板を兼ねた構成になっている。第2のタッチパネル基板432の内側(液晶パネル402側)には、発信側トランスデューサ434と受信側トランスデューサ435とが設けられており、第2のタッチパネル基板432の内側に表面弾性波が発生するようになっている。
さらに、本実施形態では、液晶パネル402のカラーフィルタ基板405の外側(タッチパネル403側)に樹脂フィルム437を貼り付けた構成になっている。このとき、偏光板419及び第1のタッチパネル基板431の偏光軸の方向と、樹脂フィルム437の遅相軸、進相軸の方向とをそれぞれ一致させてある。その他の構成は第1実施形態と同様である。
本実施形態によれば、第1のタッチパネル基板431を第2のタッチパネル基板432の外側に貼り付けた構成になっているので、第2のタッチパネル基板432が破損した場合でも、第1のタッチパネル基板431によってカバーすることができ、破片が飛散するのを防ぐことができる。
また、図8では、第1のタッチパネル基板431と樹脂フィルム437を同じ厚さに図示しているが、樹脂フィルム437は筆記やタッチ動作による劣化の影響を受けないため、第1のタッチパネル基板431の厚みに対して十分に薄くすることが可能である。このため、液晶装置401を薄型化することが可能となる。
さらに、筆記またはタッチする場合、第2のタッチパネル基板432に触れるのは常に樹脂フィルム437であるため、第2のタッチパネル基板432の表面を伝播する表面弾性波Wは、第1のタッチパネル基板431にタッチした部分を通過する際に樹脂フィルム437によって十分に吸収されるので、高い位置検出能力を確保することができる。
また、偏光板419及び第1のタッチパネル基板431の偏光軸の方向と、樹脂フィルム437の遅相軸又は進相軸の方向とがほぼ一致しているので、偏光板419、第1のタッチパネル基板431及び樹脂フィルム437によって光が遮光されるのを防ぐことができる。これにより、コントラストの高い液晶装置を得ることができる。
さらに、タッチパネル403は第1のタッチパネル基板431をガラスや石英などで形成された第2のタッチパネル基板432の外側に直接貼り付けた構成になっているため、偏光板からなる第一のタッチパネル基板431の筆記耐久性が飛躍的に向上する。
[第6実施形態]
次に、本発明の第6実施形態を説明する。第1実施形態と同様、以下の図では、各部材を認識可能な大きさとするため、縮尺を適宜変更している。また、第1実施形態と同一の構成要素については、その説明を省略する。
図9は、タッチパネル503の柱状スペーサの平面配置を示す図であり、第1実施形態の図2に対応している。
図9に示すように、第2のタッチパネル基板532の図中上辺側及び下辺側に複数の発信側トランスデューサ534が所定の間隔で配列されており、図中左辺側及び図中右辺側には複数の受信側トランスデューサ535が所定の間隔で配列されている。発信側トランスデューサ534及び受信側トランスデューサ535は、第2のタッチパネル基板532のほぼ中央部に設けられた伝播領域541を囲うように配列されている。この伝播領域541を表面弾性波が伝播するようになっている。
また、伝播領域541の外側は周縁領域542になっている。周縁領域542は、表面弾性波が伝播しない領域である。本実施形態では、柱状スペーサ536が、第2のタッチパネル基板532の周縁領域542、ここでは伝播領域541とシール材533との間の領域の各角部に1つずつ設けられている。なお、伝播領域541には柱状スペーサ536は設けられていない。
本実施形態によれば、柱状スペーサ536が、表面弾性波が伝播しない周縁領域542にだけ設けられており、伝播領域541には設けられていないので、柱状スペーサ536によって表面弾性波が遮られることは無い。これにより、第1のタッチパネル基板531の不感領域を最小限に抑えることが可能となり、高い位置検出能力を確保することができる。
[第7実施形態]
以下、上述の電気光学装置を備えた電子機器の具体例について説明する。
図10は、本発明の電子機器の一例であるハンディターミナル1000を示す斜視図である。図10において、符号1001は本発明の入力装置であるタッチパネル、符号1002はファンクションキー、符号1003は電源入力スイッチをそれぞれ示している。本例のハンディターミナル1000は、ファンクションキー1002に印刷されたアイコンや、タッチパネル1001の下に配置された液晶パネル(図示略)の画面を見ながら、タッチパネル上の位置を直接指示することによって、データ入力を行なうものである。このハンディターミナル1000は、入力装置として前述した本発明のタッチパネルを備えているため、高い位置検出能力を有する電子機器となる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。
例えば、上記実施形態において、偏光板間に樹脂フィルムを備える場合には、樹脂フィルムの複屈折位相差がほぼ0であるとして説明したが、これに限られることはなく、樹脂フィルムの複屈折位相差及び当該遅相軸及び進相軸の方向について、液晶パネル2の複屈折位相差を補償するように設定されていても構わない。これにより、複屈折位相差による光の損失を防ぐことができるので、明るくコントラストの高い液晶装置を得ることができる。
また、上記実施形態において、表示パネルとして液晶パネルを例に挙げて説明したが、これに限られることは無く、例えば有機EL、PDP、CRTなどを用いても構わない。
さらに、上記実施形態では、タッチパネルの第1のタッチパネル基板と第2のタッチパネル基板との間に介在するスペーサとして柱状スペーサを例に挙げて説明したが、これに限られることは無く、例えば球状スペーサを用いても構わない。この場合、球状スペーサの表面に接着剤を塗布しておくことにより、第1のタッチパネル基板と第2のタッチパネル基板とを固定させることができる。
さらに、上記実施形態では、主としてシェブロン型トランスデューサタイプのタッチパネルを例に挙げて説明したが、これに限られることは無い。例えば、階段型トランスデューサタイプのタッチパネルや、反射電極タイプのタッチパネルに本発明を適用しても勿論構わない。この場合も、上記各実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の第1実施形態に係る液晶装置の構成を示す断面図。 本実施形態に係る液晶装置の構成を示す平面図。 ユーザがタッチパネルに触れたときの様子を示す図。 受信側トランスデューサにより受信された表面弾性波の波形を示す図。 本発明の第2実施形態に係る液晶装置の構成を示す断面図。 本発明の第3実施形態に係る液晶装置の構成を示す断面図。 本発明の第4実施形態に係る液晶装置の構成を示す断面図。 本発明の第5実施形態に係る液晶装置の構成を示す断面図。 本発明の第6実施形態に係る液晶装置の構成を示す平面図。 本発明の第7実施形態に係る電子機器の構成を示す図。
符号の説明
1〜501…液晶装置 2〜502…液晶パネル 3〜503…タッチパネル 31〜431…第1のタッチパネル基板 32〜532…第2のタッチパネル基板 34〜534…発信側トランスデューサ 35〜535…受信側トランスデューサ 36〜536…柱状スペーサ 41〜541…伝播領域 1000…ハンディターミナル

Claims (18)

  1. 第1のタッチパネル基板と、
    前記第1のタッチパネル基板と対向して設けられた第2のタッチパネル基板と、
    前記第1のタッチパネル基板と前記第2のタッチパネル基板との間に介在する複数のスペーサと、
    前記第2のタッチパネル基板における前記第1のタッチパネル基板と対向する面上を所定の方向に伝播する表面弾性波を発生させる表面弾性波発生手段と、
    前記表面弾性波発生手段によって発生した前記表面弾性波を検知する表面弾性波検知手段と、
    前記表面弾性波検知手段によって検知された前記表面弾性波の波形に基いて、前記第1のタッチパネル基板が押圧された位置を検出する位置検出手段と
    を具備し、
    前記複数のスペーサが、前記表面弾性波発生手段から発生した前記表面弾性波が伝播して前記表面弾性波検知手段に検知されるまでの経路に沿って設けられる
    ことを特徴とするタッチパネル。
  2. 第1のタッチパネル基板と、
    前記第1のタッチパネル基板と対向して設けられた第2のタッチパネル基板と、
    前記第1のタッチパネル基板と前記第2のタッチパネル基板との間に介在する複数のスペーサと、
    前記第2のタッチパネル基板における前記第1タッチパネル基板と対向する面上を所定の方向に伝播する表面弾性波を発生させる表面弾性波発生手段と、
    前記表面弾性波発生手段によって発生した前記表面弾性波を検知する表面弾性波検知手段と、
    前記表面弾性波検知手段によって検知された前記表面弾性波の波形に基いて、前記第1のタッチパネル基板が押圧された位置を検出する位置検出手段と
    を具備し、
    前記複数のスペーサが、前記対向面のうち前記表面弾性波発生手段から発生した前記表面弾性波の伝播しない領域に設けられている
    ことを特徴とするタッチパネル。
  3. 前記スペーサには、前記第1のタッチパネル基板及び前記第2のタッチパネル基板のうち少なくとも一方に接する部分に接着部材が設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のタッチパネル。
  4. 前記スペーサのうち前記第1のタッチパネル基板及び前記第2のタッチパネル基板に接する部分の面積が、前記位置検出手段の最小検出分解能幅よりも小さい
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか一項に記載のタッチパネル。
  5. 画像を表示する表示面を有する表示パネルと、請求項1乃至請求項4のうちいずれか一項に記載のタッチパネルとを対向して配置した
    ことを特徴とする電気光学装置。
  6. 前記第1のタッチパネル基板が、樹脂フィルムからなる
    ことを特徴とする請求項5に記載の電気光学装置。
  7. 前記第1のタッチパネル基板が、偏光板からなる
    ことを特徴とする請求項5に記載の電気光学装置。
  8. 前記第1のタッチパネル基板が、前記第2のタッチパネル基板と対向する面上に樹脂フィルム層を有している
    ことを特徴とする請求項7に記載の電気光学装置。
  9. 第1のタッチパネル基板と、
    前記第1のタッチパネル基板と対向して設けられた第2のタッチパネル基板と、
    前記第2のタッチパネル基板に対して前記第1のタッチパネル基板とは反対面側に一定間隔を空けて配置される表示パネルと、
    前記第2のタッチパネル基板と前記表示パネルとの間に介在する複数のスペーサと、
    前記第2のタッチパネル基板において前記第1のタッチパネル基板とは反対面上を所定の方向に伝播する表面弾性波を発生させる表面弾性波発生手段と、
    前記表面弾性波発生手段によって発生した前記表面弾性波を検知する表面弾性波検知手段と、
    前記表面弾性波検知手段によって検知された前記表面弾性波の波形に基いて、前記第1のタッチパネル基板が押圧された位置を検出する位置検出手段と
    を具備し、
    前記複数のスペーサが、前記表面弾性波発生手段から発生した前記表面弾性波が伝播して前記表面弾性波検知手段に検知されるまでの経路に沿って設けられる
    ことを特徴とする電気光学装置。
  10. 第1のタッチパネル基板と、
    前記第1のタッチパネル基板と対向して設けられた第2のタッチパネル基板と、
    前記第2のタッチパネル基板に対して前記第1のタッチパネル基板とは反対面側に一定間隔を空けて配置される表示パネルと、
    前記第2のタッチパネル基板と前記表示パネルとの間に介在する複数のスペーサと、
    前記第2のタッチパネル基板において前記第1のタッチパネル基板とは反対面上を所定の方向に伝播する表面弾性波を発生させる表面弾性波発生手段と、
    前記表面弾性波発生手段によって発生した前記表面弾性波を検知する表面弾性波検知手段と、
    前記表面弾性波検知手段によって検知された前記表面弾性波の波形に基いて、前記第1のタッチパネル基板が押圧された位置を検出する位置検出手段と
    を具備し、
    前記複数のスペーサが、前記反対面のうち前記表面弾性波発生手段から発生した前記表面弾性波の伝播しない領域に設けられている
    ことを特徴とする電気光学装置。
  11. 前記スペーサには、前記第2のタッチパネル基板及び前記表示パネルのうち少なくとも一方に接する部分に接着部材が設けられている
    ことを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の電気光学装置。
  12. 前記スペーサのうち前記第2のタッチパネル基板及び前記表示パネルに接する部分の面積が、前記位置検出手段の最小検出分解能幅よりも小さい
    ことを特徴とする請求項9乃至請求項11のうちいずれか一項に記載の電気光学装置。
  13. 前記第1のタッチパネル基板が、偏光板からなる
    ことを特徴とする請求項9乃至請求項12のうちいずれか一項に記載の電気光学装置。
  14. 前記表示パネルの前記第2のタッチパネルと対向する面上に、樹脂フィルム層を有している
    ことを特徴とする請求項9乃至請求項13のうちいずれか一項に記載の電気光学装置。
  15. 前記樹脂フィルムの複屈折位相差がほぼ0である
    ことを特徴とする請求項8又は請求項14に記載の電気光学装置。
  16. 前記偏光板の偏光軸の方向と前記樹脂フィルムの遅相軸又は進相軸の方向とがほぼ一致している
    ことを特徴とする請求項8又は請求項14に記載の電気光学装置。
  17. 前記樹脂フィルムの複屈折位相差と前記樹脂フィルムの遅相軸及び進相軸の方向とが、前記表示パネルの複屈折位相差を補償するように設定されている
    ことを特徴とする請求項8又は請求項14に記載の電気光学装置。
  18. 請求項5乃至請求項17のうちいずれか一項に記載の電気光学装置を搭載した
    ことを特徴とする電子機器。
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