JP2007226663A - コンテンツ表示装置および方法 - Google Patents

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淳 大宮
Katsunao Takahashi
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Takahiro Higashimura
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Abstract

【課題】収集されているコンテンツの状態に応じてクラスタを再生成すること。
【解決手段】属性抽出手段101とデータベース登録手段102とクラスタ生成手段103とクラスタ更新条件チェック手段104とデータベース手段105を備え、クラスタ更新の必要性を自動的に検出し、条件を満たすようにクラスタ生成条件を設定して、コンテンツ表示装置を視聴に好適な状態に保つ。
【選択図】図1

Description

本発明は近年急速に普及しているデジタルカメラ、デジタルムービー、カメラ付携帯電話などの機器によって取得したコンテンツを表示、視聴するための装置と方法に関するものである。
近年のデジタルカメラ、デジタルムービー、カメラ付携帯電話などの急速な普及に伴い、写真撮影や動画撮影の機会とともに個人が保有するコンテンツが爆発的に増加してきている。現在、コンテンツの管理はPC(Personal Computer)を用いて行うことが一般的であり、OS(Operating System)が持つファイル管理構造を表示し、その構造におけるディレクトリごとに格納されているコンテンツを選択して視聴するという方法がとられている(図4参照)。このような管理方式の問題点は、コンテンツの管理をユーザ自身が行わなければならない点にある。通常、ユーザがPCにコンテンツを格納する際には、そのコンテンツの特徴を表した名称をディレクトリに付与することで管理を行っている。この管理方法はコンテンツ数が少なく、ディレクトリ名称とその中身のコンテンツの対応がユーザ自身で取れているときは有効に機能するが、前述のような大量のコンテンツを管理する場合には、管理にも大きな労力を要し、さらに、ディレクトリの名称のみではどのようなコンテンツがそのディレクトリに収められているのかがわかりにくい状況となり、コンテンツ管理に破綻をきたす恐れがある。さらには、一般にコンテンツは増加し続けるため、これにつれてディレクトリの数も増加していき、ある共通項で分類されたコンテンツの組にアクセスし、視聴するという本来の目的を果たすことが困難な状況となる。また、死蔵コンテンツ(古くなったためにほとんど視聴されることのないまま、放置されているコンテンツ)の増加もこの状況に拍車をかける要因になる。
このようにPCを用いてコンテンツを管理する場合には、OSやコンテンツ管理ソフトウェアが保有する検索機能を用いることで(労力は要するものの)目的のコンテンツへのアクセスは可能であるが、操作や検索方法が難解であり、かつ、一般に画像や映像などのコンテンツにはその特徴を表した名称が付与されていない(撮影機器がつけた通し番号のようなものが一般的)ため、使いやすいコンテンツ視聴装置を構成することは困難であった。
このような状況を改善するために、例えば特許文献1では、属性情報でクラスタリング大量の画像から目的の画像を含む一覧を速やかに抽出でき、複数クラスタを同時に表示するとともにクラスタ間の移動が容易であるような画像表示装置を提案している。またこの方式は、クラスタに階層構造を定義しておき、その階層構造を表示することでソーティングを行った一覧表示を可能にする。さらに特許文献2では、ユーザの心的状況を入力することで、コンテンツに関する思考の度合いを判断し、属性情報に含まれる嗜好度を更新する方式が示されている。この方式では、時間変化に伴う嗜好変化に追従して現時点でユーザが真に提示を希望するコンテンツを提供することができるように、自動的にコンテンツを再分類して管理するように装置を構成することが記載されている。
特開2005−202635号公報 特開2004−70510号公報
しかしながら、従来の方法では次のような課題がある。特許文献1では、クラスタを生成するための属性情報は階層化されてはいるものの固定であり、クラスタの粒度をどのように設定するかについては言及されていない。また、階層構造を定義することでクラスタ間の遷移は容易に行えるが、クラスタごとにコンテンツ数のばらつきがあり有意なクラスタとそうでないクラスタとの差が大きい場合が考えられ、コンテンツの数の増減によってはその差が拡大する可能性がある。
特許文献2は、嗜好情報(コンテンツの属性情報)をもとにコンテンツの再分類を行うが、その際にクラスタ内のコンテンツ数について言及されていない。すなわち、ユーザの嗜好に沿ったコンテンツばかりが情報表示装置に入力された場合(現実的に大いにありうる)には、ほとんどすべてが‘お薦め’という分類結果になるため、クラスタリングの意味を成さない。
本発明は前記従来の課題を解決するものであり、コンテンツに付与された属性情報などをもとにクラスタを生成し、このコンテンツクラスタを選択することによってコンテンツの表示を行うようなコンテンツ視聴装置において、コンテンツの数、コンテンツに付与されている属性情報の傾向、視聴日時、視聴場所、視聴履歴等を元に再クラスタリング(クラスタの再生成)を自動的に行うことによって、常にユーザがコンテンツを視聴するのに好適な状態を保つことができるコンテンツ表示装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明におけるコンテンツ表示装置は、コンテンツ、コンテンツの属性情報、コンテンツクラスタ等の情報を管理するデータベース手段と、コンテンツの属性情報を抽出する属性情報抽出手段と、前記抽出した属性情報とコンテンツとの関連付け情報や、コンテンツクラスタ情報をデータベースに登録するデータベース登録手段と、データベースを検索して所定の条件に適合するコンテンツを抽出し、これらのコンテンツの集合であるコンテンツクラスタを生成し、前記データベース登録手段に前記コンテンツクラスタ情報を通知するクラスタ生成手段と、所定の条件をチェックしコンテンツクラスタを更新すべきかどうかを判断し、更新が必な場合は前記クラスタ生成手段に対してコンテンツクラスタの再生成命令を通知するクラスタ更新条件チェック手段とを備えることでコンテンツおよびコンテンツクラスタを自動的に管理し、コンテンツ表示装置を常にコンテンツの視聴に好適な状態に維持できるようにしたものである。
また、本発明におけるコンテンツ表示装置は、コンテンツの特徴量(輝度情報、色情報、音声情報、データ量、記録時間など)を解析する特徴量抽出手段をさらに備え、前記データベース登録手段は前記特徴量抽出手段によって抽出された特徴量とコンテンツとを関連付けてデータベースに登録する機能をさらに有し、前記クラスタ生成手段は、前記データベースに登録されている属性情報とともに特徴量をもとにしてコンテンツクラスタを生成する機能を有することで、コンテンツに付与された属性情報のみでなく、コンテンツ自身から抽出された特徴量をコンテンツクラスタの生成条件とすることができる。
また、本発明におけるコンテンツ表示装置は、コンテンツに対して有効期間を設定する有効期間設定手段をさらに備え、前記クラスタ生成手段は前記有効期間設定手段によって設定されたコンテンツの有効期間に従って、有効期間内であるコンテンツのみをクラスタリングの対象としてコンテンツクラスタを生成する機能を有することで、死蔵コンテンツの増大や、いつも同じコンテンツクラスタがユーザに提示されることを避けることができる。
また、前記有効期間設定手段は、コンテンツの属性値や特徴量に応じて有効期間を設定することによって、コンテンツ表示装置内のコンテンツについて属性情報の著しい偏りが発生することを避けることができる。
また、前記クラスタ生成手段は、前記有効期間設定手段によって設定された有効期間外となったコンテンツが生じた場合にこのコンテンツを既存のコンテンツクラスタから除去したり、新たに取得したコンテンツが既存のコンテンツクラスタの生成条件に適合する場合はこのコンテンツをコンテンツクラスタに追加したりするようにコンテンツクラスタ情報を更新する機能を有することで、動的にコンテンツクラスタを管理することができる。
また、前記データベース手段は、前記属性情報について階層構造と、各階層の属性値を持つコンテンツについての管理情報や、前記属性情報およびコンテンツの更新情報についての管理情報や、コンテンツの属性情報と対応するように定義された名称空間に関する情報をさらに保持することで、コンテンツクラスタの生成条件の柔軟な設定や、ユーザやコンテンツ提供者の嗜好の推定を可能とし、また、生成されたコンテンツクラスタについて、その内容を表すような名称を付与することを可能とする。
また、前記クラスタ生成手段は、既存のコンテンツクラスタや新たに取り込まれたコンテンツの属性情報について、コンテンツクラスタの生成条件に直接用いられていない属性情報のうち、支配的にコンテンツに付与されている属性情報を抽出して、この属性情報をユーザの興味領域と判断して、この属性情報を中心としたあらたなコンテンツクラスタの生成条件を生成する機能を有することにより、ユーザやコンテンツ提供者の潜在的な嗜好を推定して、この嗜好条件に合うようなコンテンツクラスタの生成を行うことができる。
本発明のコンテンツ視聴装置は、コンテンツの収集状態、視聴状態からコンテンツクラスタの再生成の必要性を自動的に判断し実行するため、ユーザによるコンテンツ管理を必要とせず、また常にコンテンツ視聴に好適な状態を保つことができる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
個人が保有するデジタルコンテンツには撮影装置、録音装置または視聴装置によって自動的に属性情報が付与されているものとする。属性情報には例えば、撮影場所(GPS情報)、撮影日時、撮影条件などのEXIF情報のほかに、撮影者、視聴履歴(視聴者、視聴場所、視聴回数、視聴日時など)等が考えられるが、これらに限定するものではない。また視聴装置にはコンテンツごとに付与されている属性情報を管理するデータベース(以降DBと記載)が備わり、クラスタリングの実作業はDBに検索キューを発行することによって行われる。
図5はユーザに提示される画面の一例である。クラスタ表示画面501にはコンテンツ表示装置が管理しているコンテンツクラスタが表示されている。ここでは代表画面をコンテンツクラスタのアイコンとして表示しているが、コンテンツクラスタの生成条件を提示するなど別の方法で表示してもよい。ここでひとつのコンテンツクラスタ502を選択したとすると、画面はコンテンツ表示画面へと遷移する。コンテンツ表示画面ではコンテンツクラスタに含まれているコンテンツを表示する。表示の方法はサムネイル表示でもよいし、スライドショーなどでもよい。コンテンツ表示画面からクラスタ表示画面への遷移は、ユーザのアクションによってもよいし、あるコンテンツクラスタに含まれるすべてのコンテンツの視聴が完了した時点で自動的に行われてもよい。
本発明におけるコンテンツ表示装置の構成要素を図を用いて説明する。図1において、属性情報抽出手段101はコンテンツ表示装置106に取り込まれたコンテンツについて、コンテンツに付与されている属性情報を抽出する。抽出された属性情報はデータベース登録手段102によってコンテンツと関連付けられてDBに登録される。DB105はコンテンツ、コンテンツ属性、コンテンツクラスタに関する情報を管理するためのDBである。DB105は図1では単一のDBとして記載しているが、複数のDBとして実装してもよい。またDB105はコンテンツ表示装置106の内部に実装してもよいし、外部でもよい。また、ネットワークを経由した遠隔地であってもよい。
本コンテンツ視聴装置は複数のコンテンツを何らかの属性情報でまとめたコンテンツクラスタを生成してユーザに提示することを特徴のひとつとしている。すなわちクラスタ生成手段103が、DB105に登録されている種々のコンテンツ属性から共通の、あるいは所定の範囲内の属性値を持つコンテンツを探索し、ひとつのコンテンツクラスタを生成する。クラスタ生成の具体的な手法としては、撮影日時を抽出し月ごとのコンテンツクラスタを生成する、などが一般的である。クラスタ生成手段103によって生成されたコンテンツクス他の情報はデータベース登録手段102に送られ、DB105に登録される。
クラスタ更新条件チェック手段104は、生成したコンテンツクラスタの状態を監視し、あるコンテンツクラスタが満たすべき所定の条件を満たしているかどうかをチェックする。あるコンテンツクラスタについて更新の必要があると判断した場合、クラスタ更新条件チェック手段104はクラスタ生成手段103に対してコンテンツクラスタの生成条件を更新し、新たなコンテンツクラスタを生成するように指示を送る。クラスタ生成手段103はこの指示を受けてコンテンツクラスタの更新(再生成)を行い、結果をデータベース登録手段102に通知してDB105に登録されているコンテンツクラスタの情報を更新する。
本発明におけるコンテンツ表示装置において、ユーザがコンテンツを視聴する場合は、図示しない操作卓などを用いてクラスタを指定することによって、その情報がDB105に送られ、クラスタ情報が抽出されて図示しないモニタなどに表示されることになる。なお、ユーザがクラスタの削除を行う場合、図示しない操作卓などを用いて削除するクラスタを指定するとその情報はデータベース登録手段102に送られ、その後DB105に登録されているクラスタ管理情報のみが削除される(コンテンツおよびコンテンツ属性は削除されない)。以上が本発明におけるコンテンツ表示装置の基本構成である。
本発明におけるコンテンツ表示装置では、コンテンツに付与されている属性情報以外に、コンテンツ自身を解析してその特徴量を抽出し、これを新たな属性情報としてコンテンツクラスタの生成条件に利用することができる。図2にはコンテンツ特徴を取り出しこれを利用するための特徴量抽出手段201を用いる場合の構成図を示している。なお、図2にはコンテンツ表示装置外部からコンテンツを取り込むためのコンテンツ取得手段203、ユーザにコンテンツクラスタやコンテンツそのものを提示するためのモニタ204なども記載されている。また、コンテンツに対して有効期間(この場合の有効期間とは、コンテンツクラスタを生成する際に、その対象コンテンツとして扱ってよい期間のことを指す)を設定する有効期間設定手段202を記載している。有効期間設定手段によってコンテンツの有効期間を設定することで、コンテンツクラスタの数を適切に管理することが容易になり、また、繰り返し同じようなコンテンツクラスタやコンテンツそのものへのアクセスが発生しにくくなる。また、コンテンツの数が変動しやすくなるためにコンテンツクラスタに含まれるコンテンツ数も増減があり、コンテンツ数をクラスタ更新条件として設定しておけばクラスタ更新条件チェック手段104による更新命令により、コンテンツクラスタの更新が起こりやすくなる(マンネリ化が避けられる)というメリットもある。なお、有効期間外となったコンテンツは、コンテンツクラスタ生成対象とならないだけでコンテンツ表示装置には依然存在しており、従来のような検索方法を用いればアクセス可能であるとする。
以降、図2を用いて本発明におけるコンテンツ表示装置の具体的な動きについて説明する。本発明のコンテンツ視聴装置のようにクラスタリングを行ってその結果をユーザに提示するような場合、クラスタの粒度をどのように設定するかは非常に大きな問題である。一般にコンテンツは時間とともに増加していく。このようなコンテンツ数の変化がある状況において、ある属性についてクラスタリングを行った結果をコンテンツ数に応じて動的にクラスタ粒度を変更することによって、コンテンツ数と、クラスタ粒度によって決まるコンテンツクラスタ数とが、常に視聴に適した数量関係になるようにする。
例えば、「雪」という属性情報が付与されたコンテンツを収集するようなコンテンツクラスタを生成する場合を考える。季節が冬になったばかりのころは、日常的に雪に触れる機会も少なく、したがって「雪」という属性情報が付与されたコンテンツを取得することも少ない。「雪」のある地域および場所はその時期はまだ限定されており、したがって「雪」という属性情報が付与されているコンテンツの数は少ないまま推移すると考えられる。図9にはコンテンツ表示装置に取り込まれるある属性情報を持ったコンテンツ数の時間変化を示している。また、図3にはコンテンツクラスタの一例と、これに含まれるコンテンツ数およびクラスタ粒度の関係を示している。301はコンテンツクラスタに含まれるコンテンツ数が適切な数である場合を示している。この場合、「雪」という大きな粒度のコンテンツクラスタに分類しても視聴の際に問題にはならない。そもそもコンテンツの数が少ないため、大きな粒度で分類してもユーザがどのようなコンテンツであるかを類推することが容易であると考えられるからである。すなわち、「雪」という属性情報とイベントあるいはそのイベントを記録したコンテンツとの対応をユーザ自身が行うことができている状況であるといえる。
時間が経過し真冬と呼ばれる時期に近づいてくると、雪に関連するイベントの増加や市街地における降雪、積雪などにより「雪」という属性情報の付与されたコンテンツの数は増加していく。すると「雪」という粒度のコンテンツクラスタでは、どのような「雪」に関するコンテンツであるのかがユーザにはわかりにくくなるため、コンテンツクラスタとしては非常に使いにくいものとなる。また、クラスタの粒度自体が大きいためそのコンテンツクラスタに含まれるコンテンツの数も膨大なものとなり、ユーザが所望のコンテンツに容易にアクセスすることが困難となる(コンテンツクラスタを選択した後、再度検索や探索が必要となるため)。302はコンテンツクラスタに含まれるコンテンツ数が多くなりすぎた場合を示している。
そこで本発明におけるコンテンツ表示装置では「雪」という粒度のコンテンツクラスタに含まれるコンテンツの数が所定数を超えた場合、自動的にクラスタ粒度を更新して、コンテンツクラスタの更新を行うようにする。クラスタ更新条件チェック手段104がこのような更新を行うための条件をチェックし、その必要があると判断した場合はクラスタ生成手段103に対して、どのコンテンツクラスタについて更新が必要であるかを通知する。例えばコンテンツクラスタに含まれるコンテンツ数の上限値と下限値を設定しておき、この範囲を超えるコンテンツ数となったときにコンテンツクラスタ更新のためのトリガ信号を生成する方法などが考えられる。ここではコンテンツクラスタに含まれるコンテンツ数が多くなりすぎたために詳細化を行うことで適切なコンテンツ数となるようにコンテンツクラスタを更新する場合について具体的に説明する。
「雪」という属性情報が付与されているコンテンツは一般的にこれ以外の属性情報も付与されていると考えられる。例えば撮影日時、撮影場所、イベント名そのもの、コンテンツに写っている人物名などである。撮影場所を用いたクラスタの詳細化の例では、「雪:○○スキー場」(303)や「雪:札幌市街」(304)などが考えられる。この粒度でのクラスタリングにおいてもそのクラスタに含まれるコンテンツ数が所定数よりも多い場合はさらに詳細化を行えばよい。前述の「雪:○○スキー場」というクラスタをさらに詳細化する場合、さらに場所の詳細化を進めて「雪:○○スキー場:△△コース」や「雪:○○スキー場:駐車場」というクラスタリングを行えばよい。ここでは撮影場所についての詳細化を行う例を示したが、「雪:○○スキー場:家族」や「雪:○○スキー場:2006年2月4日」など異なる項目軸を持った属性情報を使用してもよい。また、あるコンテンツが同時に異なるコンテンツクラスタに含まれてもよい。
このように属性情報を用いてクラスタリングを行い、かつ、適切なタイミングで再クラスタリングを行うことで、本発明におけるコンテンツ表示装置はコンテンツの視聴に好適な状態を維持することができる。
再クラスタリング条件をチェックするタイミングは特に限定しないが、コンテンツ視聴装置が保持するコンテンツの数が増減したときやユーザによってクラスタの新規生成または削除が行われたとき、ある所定の時間間隔ごとなどが一般的に考えられる。また、ユーザの視聴履歴(どのコンテンツを視聴したか、いつどこで視聴したか)などを利用してもよい。さらに、コンテンツクラスタごとのコンテンツの内容を各々比較してその類似度が高い場合、コンテンツクラスタ間の冗長性を取り除くための再クラスタリングを行ってもよい。
なお、本発明のコンテンツ視聴装置で扱うコンテンツは静止画であっても、動画であっても、音声情報であってもよい。また、コンテンツに付与されている属性情報は自動的に付与されるものに限定されるものではなく、撮影者や視聴者によって手動で付与されるものであってもよく、その内容も任意である。また、同じコンテンツが複数のコンテンツクラスタに属していてもよい。
(実施の形態2)
ここではコンテンツの数が減少する場合の再クラスタリングについて説明する。コンテンツ視聴装置はユーザの指示によってコンテンツを削除することも可能であるため、特定の属性情報を持ったコンテンツが極端に少なくなることも考えられる。また、図9の破線で示すように有効期間設定手段202によってコンテンツの有効期間が設定される場合、コンテンツクラスタに含まれていたコンテンツが無効状態になる場合もある。コンテンツクラスタ内のコンテンツ数が所定の数を下回ってしまう場合が生じる。
クラスタ更新条件チェック手段104はクラスタ内のコンテンツ数が所定数よりも少なくなったことを検知すると、クラスタ生成手段103に対して再クラスタリングを指示する。クラスタリング手段は定められたコンテンツクラスタとしての所定の条件を満たすようにクラスタ生成条件を設定し、コンテンツクラスタを更新する。この場合、コンテンツクラスタをより粗い粒度で再生成する、もしくは適切なコンテンツクラスタとなるように生成条件を更新(あるいは再生成)することによって上記の目的を実現することができる。更新されたコンテンツクラスタは、再生成前のクラスタと類似した属性値に注目したものであってもよいし、異なった属性値に注目して生成したものであってもよい。
コンテンツに有効期間が設定されているような場合、自動的なクラスタの再生成機能は必須の機能である。コンテンツ視聴装置に取り込まれているコンテンツ数は常に増減することになるので、コンテンツクラスタが適切な状態になっているかどうかはコンテンツのアクセシビリティに大きな影響を与える。従来はコンテンツ視聴に好適な状態を維持するために、コンテンツクラスタやコンテンツの管理をユーザが手動で行っており、大きな労力を必要としていた。本発明におけるコンテンツ表示装置では、コンテンツクラスタ内に含まれるコンテンツ数をチェックし、所定の数のコンテンツが保持されていない場合に、クラスタ粒度を変更するなどしてコンテンツクラスタを更新(あるいは再生成)するので、ユーザがコンテンツクラスタやコンテンツの管理に労力を割く必要がない。
さらにコンテンツ自身に有効期間が設定されているので、コンテンツ数の抑制(一般的には新しいコンテンツを視聴することが容易になる)、同じコンテンツを繰り返し視聴することを避けることができる、などの利点も得られる。有効期間の設定は、コンテンツの属性情報の種類によってあらかじめ設定される。発生頻度が多いと考えられるような属性情報(例えば「通勤風景」、「夕食」など)は有効期間を短く設定しておき、逆に発生頻度が少ない属性情報(例えば「正月」、「七五三」など)は長めに設定しておく。このようにコンテンツの有効期間の設定をタイムスタンプのみでなく属性情報を考慮して設定することで、新しいコンテンツを視聴することを重要視する場合や、様々な属性情報(イベントと言い換えてもよい)が満遍なくコンテンツ視聴装置内に取り込まれていることを重視する場合など、ユーザの嗜好に合わせてコンテンツ視聴装置を調整することも可能となる。
(実施の形態3)
ここでは適応的なコンテンツクラスタの生成方法について説明する。実施の形態1および実施の形態2で説明したように、クラスタ更新条件チェック手段104によって更新の必要ありと判断された場合はコンテンツクラスタの再生成が行われる。コンテンツクラスタの再生成は、クラスタ更新条件に抵触したコンテンツクラスタのみを更新してもよいし、既存のすべてのコンテンツクラスタを一旦削除し、ユーザに提示するコンテンツクラスタのすべてを新たに生成してもよいが、ここではひとつのコンテンツクラスタを更新する場合について説明を行う。
図6は本発明の実施の形態3に関わる処理の流れを示している。コンテンツクラスタの更新が必要と判断された場合は、コンテンツ表示装置に取り込まれているコンテンツ群に付与されている属性情報(コンテンツ表示装置が管理しているすべての属性情報)を取得する。これらの属性情報はその属性ごとに階層化されており、また、その属性情報についての階層化情報はDBなどで管理されている(属性ごとの階層は所定の方法であらかじめ設定されているものとする)。図8は位置情報の属性値を階層化して利用するための例である。上下方向は属性の階層レベルを示しており、上に行くほど粒度が粗く、下に行くほど詳細になる。また水平方向の広がりは同じ階層レベルの属性値が複数あることを示している。ここでは位置情報を住所に当てはめて階層化した例を示したが、例えば特定のランドマーク(建物や公園の名称、空港、港湾、高速道路のサービスエリアなど)を当てはめてもよい。また、同じ位置情報から得た複数の属性値(ここでは住所属性とランドマーク属性)を同じ「位置属性」という属性ツリーに含めてもよいし、それぞれ「住所属性」「ランドマーク属性」というように独立に扱ってもよい。本発明におけるコンテンツ表示装置においてはコンテンツに付与されている属性値は何らかの属性ツリーに属するように管理される(これらの情報は属性管理DBで管理する)。
次に、すべての属性情報のすべての階層レベル(粒度)について、その属性値を持つコンテンツを抽出する。図6の破線部で囲まれた部分がこの処理にあたる。ある属性についての具体的な処理の流れは図7に示している。図7ではまず、調査対象の属性の最上位階層から順に、この属性値を持つコンテンツをDBに照会し、適合するコンテンツIDを取得する。次に現在調査を行った階層が最下位階層(もっとも詳細化されたレベル)であるかどうかを調べ(属性管理DBに照会)、最下位階層でない場合は調査を行った階層と同じレベルの階層があるかどうかを調べる(属性管理DBに照会)。同じレベルの階層がない場合は現在の階層よりもひとつ下(詳細化された)の階層について、また、同じレベルの階層が存在する場合はその階層の別の属性について、同様の探索処理を繰り返す。このようにすることである属性の持つ属性空間についてのコンテンツの分布状況を取得することができる。ここでは上位階層から下位階層に向かって順番に探索処理を行うフローを示したが、下位階層から上位階層に向かって探索を行ってもよい。
なお、この各属性についてのコンテンツ分布状況を取得する処理は、コンテンツクラスタ更新の際に行うのではなく、新しいコンテンツがコンテンツ表示装置に取り込まれたときや、コンテンツに設定された有効期間が切れたとき、コンテンツ自体がコンテンツ表示装置から削除されたときなどコンテンツに関わるイベントが発生したときに行ってもよい。また、属性空間を定義してコンテンツがその空間上にどのように分布しているかを示す情報を常に属性管理DBで管理し、都度これを更新するようにしてもよい。
すべての属性値についてコンテンツ分布状況を取得後、コンテンツクラスタ生成のための具体的な条件の設定を行う。このとき、更新対象となっているコンテンツクラスタの生成条件とまったく異なる条件を設定してもよいし、また、できるだけ近い条件で条件を設定してもよい。例えば、更新対象のコンテンツクラスタの生成条件を考慮しなくてもよい場合は、コンテンツ表示装置が管理するすべての属性値について、ANDやORといった論理演算(例えば、属性Aのいずれかと属性Bの上から3つ目の階層を属性値として持つもの、といった演算)を行い、コンテンツクラスタとしての条件を満たす論理式の組をすべて列挙し、何らかの方法で優先順序をつけてその結果最優先となったコンテンツクラスタを提示してもよい(優先順序の付け方の一例としては、既存のすべてのコンテンツクラスタとの生成条件や含まれるコンテンツなどについて類似度を求め、既存のコンテンツクラスタと似ていない順番に優先度を付与するなどが考えられる)。逆に更新対象のコンテンツクラスタに近い内容にしたいときには、更新対象のコンテンツクラスタの生成条件に用いられている属性情報の階層レベルを上げたり下げたりすることでコンテンツ数の調整が行え、また、近い内容のコンテンツクラスタを得ることができる。また、属性DBの更新履歴とその内容を保存しておくことで、どのような属性値がどのようなペースで増減しているかをコンテンツ表示装置が把握することができるため、ユーザやコンテンツの提供者の嗜好や興味を反映した新しいジャンルのコンテンツクラスタの生成を行うことも可能である。例えば、「公園」という属性情報が付与されたコンテンツの増え方が大きく、また、視聴履歴からもこの属性値が付与されているコンテンツの視聴頻度が高いことがわかると、コンテンツ提供者および視聴するユーザがともに「公園」という属性情報に関して興味を持っているものと判断することができる(この時点ではまだ「公園」という属性情報に特化したコンテンツクラスタは存在しておらず、例えば「散歩」や「ブランコ」、「森」など「公園」という属性情報に関連の深いコンテンツが提供されてきたり、視聴頻度が高かったりした場合を想定している)。このとき、コンテンツクラスタの生成条件に直接用いられていない属性情報を調査し、その結果これらのコンテンツ群について「公園」という属性情報が付与されている場合が多いと判断すると、クラスタ生成手段ではユーザやコンテンツ提供者が「公園」という属性情報のついたコンテンツに興味を持っていると推定、新たに「公園」という属性情報を中心とするようなコンテンツクラスタを生成するための条件の探索を開始する。上記手法は一例でありこのような方法に限定するものではないが、ユーザやコンテンツ提供者が内在的に持っている興味領域をコンテンツに付与されている属性情報から推定することで、ユーザが興味を持つようなコンテンツクラスタを自動生成することを可能とする。
生成条件の設定が完了すると、クラスタDBに新たに生成したコンテンツクラスタに関する情報を格納し、さらに更新対象となったコンテンツクラスタに関する情報を削除する。コンテンツクラスタの情報削除はあくまでも生成条件などのパラメータを削除するのみであり、コンテンツの実体の削除は行わない。
このとき、属性値と対応する名称空間を定義してDBに格納しておき、コンテンツクラスタの生成条件を名称空間に当てはめることでコンテンツクラスタの名称を設定するようにしてもよい。名称付与が可能となればユーザに提示されたコンテンツクラスタがどのような内容のクラスタであるのかが一目瞭然であり、本発明におけるコンテンツ表示装置において、コンテンツでなくクラスタをユーザに提示することの利点をさらに拡大できるとともに、アクセシビリティの向上に大きく貢献することができる。
このような方法でユーザには常に視聴に好適な状態のコンテンツクラスタを提示することが可能になる。ここではひとつのコンテンツクラスタを更新する手順について示したが、前述のように既存のすべてのコンテンツクラスタを一旦削除し、新たに所定数のコンテンツクラスタを生成するようにしてもよい。
また、コンテンツクラスタに含まれるコンテンツ群に付与された属性情報のうち、生成条件として用いられたもの以外の属性情報を解析して、その結果をユーザに提示してもよい。例えば、コンテンツをユーザに提示する順番を時間情報をもとに決定したり、コンテンツの代表色ごとにまとめて表示したり、前記名称空間を参照してコンテンツごとにアノテーションを付与したり(副題レベルの名称付与)、といったことが可能となる。
本発明にかかるコンテンツ表示装置は、コンテンツクラスタを自動的に更新し、コンテンツ視聴に適した状態を維持することができるため、撮影された大量のコンテンツを管理するコンテンツサーバや、この情報を利用した視聴装置等として有用である。
本発明におけるコンテンツ表示装置の基本構成を示した図 本発明の実施の形態におけるコンテンツ表示装置の構成を示した図 コンテンツクラスタのクラスタ粒度の詳細化を説明した図 従来のコンテンツ表示装置の一例を示した図 本発明におけるコンテンツ表示装置の画面の一例を示した図 コンテンツクラスタの更新の際の具体的なフローを示した図 属性情報の階層ごとにコンテンツ情報を収集する際の具体的なフローを示した図 属性情報の構造の一例を示した図 本発明におけるコンテンツ表示装置に取り込まれたコンテンツのうち、ある属性情報を持つコンテンツの数の変化と有効期間を設定した場合の有効期間内のコンテンツ数を説明した図
符号の説明
101 属性情報抽出手段
102 データベース登録手段
103 クラスタ生成手段
104 クラスタ更新チェック手段
105 データベース手段
106 コンテンツ表示装置
201 特徴量抽出手段
202 有効期間設定手段
203 コンテンツ取得手段
204 モニタ
205 操作卓
301,302,303,304 コンテンツクラスタ
501 クラスタ表示画面
502 選択クラスタ
503 コンテンツ表示画面
504 コンテンツ

Claims (22)

  1. コンテンツを所定の条件に基づいてクラスタリングしコンテンツクラスタをユーザに提示し、これを選択させることでコンテンツの表示を行うコンテンツ表示装置において、
    コンテンツ、コンテンツの属性情報、コンテンツクラスタ等の情報を管理するデータベース手段と、
    コンテンツの属性情報を抽出する属性情報抽出手段と、
    前記抽出した属性情報とコンテンツとの関連付け情報や、コンテンツクラスタ情報をデータベースに登録するデータベース登録手段と、
    データベースを検索して所定の条件に適合するコンテンツを抽出し、これらのコンテンツの集合であるコンテンツクラスタを生成し、前記データベース登録手段に前記コンテンツクラスタ情報を通知するクラスタ生成手段と、
    所定の条件をチェックしコンテンツクラスタを更新すべきかどうかを判断し、更新が必な場合は前記クラスタ生成手段に対してコンテンツクラスタの再生成命令を通知するクラスタ更新条件チェック手段と
    を備えたことを特徴とするコンテンツ表示装置。
  2. コンテンツの特徴量(輝度情報、色情報、音声情報、データ量、記録時間など)を解析する特徴量抽出手段をさらに備え、
    前記データベース登録手段は前記特徴量抽出手段によって抽出された特徴量とコンテンツとを関連付けてデータベースに登録する機能をさらに有し、
    前記クラスタ生成手段は、前記データベースに登録されている属性情報とともに特徴量をもとにしてコンテンツクラスタを生成する機能を有する
    ことを特徴とする、請求項1に記載のコンテンツ表示装置。
  3. コンテンツに対して有効期間を設定する有効期間設定手段をさらに備え、
    前記クラスタ生成手段は前記有効期間設定手段によって設定されたコンテンツの有効期間に従って、有効期間内であるコンテンツのみをクラスタリングの対象としてコンテンツクラスタを生成する機能を有する
    ことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のコンテンツ表示装置。
  4. 前記有効期間設定手段は、コンテンツの属性値や特徴量に応じて有効期間を設定する
    ことを特徴とする、請求項3に記載のコンテンツ表示装置。
  5. 前記クラスタ生成手段は、前記有効期間設定手段によって設定された有効期間外となったコンテンツが生じた場合にこのコンテンツを既存のコンテンツクラスタから除去するようにコンテンツクラスタ情報を更新する機能を有する
    ことを特徴とする、請求項4に記載のコンテンツ表示装置。
  6. コンテンツを前記コンテンツ表示装置に取り込むためのコンテンツ取得手段をさらに備え、
    前記クラスタ生成手段は前記コンテンツ取得手段によって得られたコンテンツについて、前記属性情報抽出手段や前記特徴量抽出手段によって解析して得られたコンテンツの属性値や特徴量が既存のコンテンツクラスタの生成条件に適合する場合は、このコンテンツをコンテンツクラスタに追加するようにコンテンツクラスタ情報を更新する機能を有する
    ことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のコンテンツ表示装置。
  7. 前記データベース手段は、前記属性情報について階層構造と、各階層の属性値を持つコンテンツについての管理情報をさらに保持し、
    前記クラスタ生成手段は前記属性情報の階層構造を利用してコンテンツクラスタの生成条件を決定する機能を有する
    ことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のコンテンツ表示装置。
  8. 前記データベース手段は、前記属性情報およびコンテンツの更新情報についての管理情報をさらに保持し、
    前記クラスタ生成手段は、前記更新履歴を利用して前記属性情報やコンテンツの増減の傾向からユーザやコンテンツ提供者の嗜好を推定し、この結果をコンテンツクラスタの生成条件に反映する機能を有する
    ことを特徴とする、請求項7に記載のコンテンツ表示装置。
  9. 前記クラスタ生成手段は、既存のコンテンツクラスタや新たに取り込まれたコンテンツの属性情報について、コンテンツクラスタの生成条件に直接用いられていない属性情報のうち、支配的にコンテンツに付与されている属性情報を抽出して、この属性情報をユーザの興味領域と判断して、この属性情報を中心としたあらたなコンテンツクラスタの生成条件を生成する機能を有する
    ことを特徴とする、請求項8に記載のコンテンツ表示装置。
  10. 前記データベース手段は、前記属性値と対応するように定義された名称空間に関する情報をさらに保持し、
    前記名称空間に関する情報を利用して、コンテンツクラスタの生成条件に用いられた前記属性情報に対応するコンテンツクラスタ名称を生成する名称生成手段をさらに有し、
    前記クラスタ生成手段は生成したコンテンツクラスタとコンテンツクラスタ名称とを関連付けて前記データベース登録手段に通知する機能を有する
    ことを特徴とする、請求項9に記載のコンテンツ表示装置。
  11. コンテンツを所定の条件に基づいてクラスタリングしコンテンツクラスタをユーザに提示し、これを選択させることでコンテンツの表示を行うコンテンツ表示装置において、
    コンテンツ、コンテンツの属性情報、コンテンツクラスタ等の情報を管理するデータベースと、
    コンテンツの属性情報を抽出する属性情報抽出ステップと、
    前記抽出した属性情報とコンテンツとの関連付け情報や、コンテンツクラスタ情報をデータベースに登録するデータベース登録ステップと、
    データベースを検索して所定の条件に適合するコンテンツを抽出し、これらのコンテンツの集合であるコンテンツクラスタを生成し、前記データベース登録ステップに前記コンテンツクラスタ情報を通知するクラスタ生成ステップと、
    所定の条件をチェックしコンテンツクラスタを更新すべきかどうかを判断し、更新が必な場合は前記クラスタ生成ステップに対してコンテンツクラスタの再生成命令を通知するクラスタ更新条件チェックステップと
    を備えたことを特徴とするコンテンツ表示方法。
  12. コンテンツの特徴量(輝度情報、色情報、音声情報、データ量、記録時間など)を解析する特徴量抽出ステップをさらに備え、
    前記データベース登録ステップは前記特徴量抽出ステップによって抽出された特徴量とコンテンツとを関連付けてデータベースに登録する機能をさらに有し、
    前記クラスタ生成ステップは、前記データベースに登録されている属性情報とともに特徴量をもとにしてコンテンツクラスタを生成する機能を有する
    ことを特徴とする、請求項11に記載のコンテンツ表示方法。
  13. コンテンツに対して有効期間を設定する有効期間設定ステップをさらに備え、
    前記クラスタ生成ステップは前記有効期間設定ステップによって設定されたコンテンツの有効期間に従って、有効期間内であるコンテンツのみをクラスタリングの対象としてコンテンツクラスタを生成する機能を有する
    ことを特徴とする、請求項11または請求項12に記載のコンテンツ表示方法。
  14. 前記有効期間設定ステップは、コンテンツの属性値や特徴量に応じて有効期間を設定する
    ことを特徴とする、請求項13に記載のコンテンツ表示方法。
  15. 前記クラスタ生成ステップは、前記有効期間設定ステップによって設定された有効期間外となったコンテンツが生じた場合にこのコンテンツを既存のコンテンツクラスタから除去するようにコンテンツクラスタ情報を更新する機能を有する
    ことを特徴とする、請求項14に記載のコンテンツ表示方法。
  16. コンテンツを前記コンテンツ表示装置に取り込むためのコンテンツ取得ステップをさらに備え、
    前記クラスタ生成ステップは前記コンテンツ取得ステップによって得られたコンテンツについて、前記属性情報抽出ステップや前記特徴量抽出ステップによって解析して得られたコンテンツの属性値や特徴量が既存のコンテンツクラスタの生成条件に適合する場合は、このコンテンツをコンテンツクラスタに追加するようにコンテンツクラスタ情報を更新する機能を有する
    ことを特徴とする、請求項11または請求項12に記載のコンテンツ表示方法。
  17. 前記データベースは、前記属性情報について階層構造と、各階層の属性値を持つコンテンツについての管理情報をさらに保持し、
    前記クラスタ生成ステップは前記属性情報の階層構造を利用してコンテンツクラスタの生成条件を決定する機能を有する
    ことを特徴とする、請求項11または請求項12に記載のコンテンツ表示方法。
  18. 前記データベースは、前記属性情報およびコンテンツの更新情報についての管理情報をさらに保持し、
    前記クラスタ生成ステップは、前記更新履歴を利用して前記属性情報やコンテンツの増減の傾向からユーザやコンテンツ提供者の嗜好を推定し、この結果をコンテンツクラスタの生成条件に反映する機能を有する
    ことを特徴とする、請求項17に記載のコンテンツ表示方法。
  19. 前記クラスタ生成ステップは、既存のコンテンツクラスタや新たに取り込まれたコンテンツの属性情報について、コンテンツクラスタの生成条件に直接用いられていない属性情報のうち、支配的にコンテンツに付与されている属性情報を抽出して、この属性情報をユーザの興味領域と判断して、この属性情報を中心としたあらたなコンテンツクラスタの生成条件を生成する機能を有する
    ことを特徴とする、請求項18に記載のコンテンツ表示方法。
  20. 前記データベースは、前記属性値と対応するように定義された名称空間に関する情報をさらに保持し、
    前記名称空間に関する情報を利用して、コンテンツクラスタの生成条件に用いられた前記属性情報に対応するコンテンツクラスタ名称を生成する名称生成ステップをさらに有し、
    前記クラスタ生成ステップは生成したコンテンツクラスタとコンテンツクラスタ名称とを関連付けて前記データベース登録ステップに通知する機能を有する
    ことを特徴とする、請求項19に記載のコンテンツ表示方法。
  21. 請求項11から請求項20に記載のコンテンツ表示方法を、コンピュータにより実行することが可能なプログラムコードとして実現していること
    を特徴とするコンテンツ表示プログラム。
  22. 請求項21に記載のコンテンツ表示プログラムを、コンピュータ読み取りが可能な記録媒体に記録させていること
    を特徴とするプログラム記録媒体。
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